JPH10175533A - 自動二輪車の前後輪連動ブレーキ装置 - Google Patents

自動二輪車の前後輪連動ブレーキ装置

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JPH10175533A
JPH10175533A JP33821696A JP33821696A JPH10175533A JP H10175533 A JPH10175533 A JP H10175533A JP 33821696 A JP33821696 A JP 33821696A JP 33821696 A JP33821696 A JP 33821696A JP H10175533 A JPH10175533 A JP H10175533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前輪のアンチロック機能と前輪、後輪の連動
ブレーキ機能との双方を発揮して最適なブレーキ制御が
できる自動二輪車の前後輪連動ブレーキ装置を提供す
る。 【解決手段】 左側ブレーキレバー22の操作でフロン
トディスクブレーキ12およびリアドラムブレーキ16
を同時に作動させる第1ブレーキ系24と、右側ブレー
キレバー20の操作でフロントディスクブレーキ12の
みを作動させる第2ブレーキ系26とが設けられ、前記
第1ブレーキ系24と第2ブレーキ系26にはそれぞれ
車輪のロックを防止するアンチロックブレーキ機能を有
するブレーキ油圧制御部28と30を介装し、ブレーキ
油圧制御部28と30は、第1ブレーキ系24と第2ブ
レーキ系26で独立した油圧回路を形成して、それぞれ
のブレーキ油圧を上昇させる油圧ポンプユニット32と
34を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクータ型の軽排
気量で油圧ブレーキシステムをもつ自動二輪車の前後輪
連動ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車の前後輪連動ブレーキ
装置について、特公平3−60701号が開示されてい
る。この連動ブレーキ装置においては、図5に示すよう
に、ブレーキペダルaへの作用力により圧力を発生する
単一のマスターシリンダーbに前輪、後輪のブレーキユ
ニットc、dを連結する。そして、前輪、後輪のブレー
キユニットc、dへの油圧の送給により前輪、後輪を制
動するが、この際には、図示しない制御弁で前輪、後輪
の回転速度に応じて制動力を変化させるアンチロック機
能を果たし、また、プロポーショニングバルブeで前
輪、後輪の制動力を所定比率で変化させるプロポーショ
ニング機能を果たす。
【0003】図5の連動ブレーキ装置においては、前輪
ブレーキユニットcが対向ピストン型であって、前輪左
右に配設されたダブルディスクブレーキになっており、
そのうちの一方のディスクブレーキユニットが、前記連
動ブレーキ装置のブレーキユニットc1になっている。
したがって、前記従来の連動ブレーキ装置においては、
単一の制御弁で、前輪、後輪のブレーキ圧力を制御し、
プロポーショニングバルブで所定の比率で前輪、後輪ブ
レーキにブレーキ圧力を分配している。
【0004】また、他方のディスクブレーキユニットc
2が、ハンドルfのブレーキレバーgの操作によりフロ
ントマスターシリンダーhから油圧を発生させてキャリ
パiのブレーキピストンjを進退動させる通常のブレー
キユニットc2になっている。したがって、アンチロッ
ク機能の制御弁は前記ブレーキユニットc1についての
一組しかなく、前記ブレーキユニットc2は前輪単独の
制御系であって、アンチロック機能は設けられていな
い。なお、図5で符号kはディスクパッド、mはディス
クである。また、前記一方のディスクブレーキユニット
c1と後輪(リア)ディスクブレーキユニットdも他方
のブレーキユニットc2と同様構成であって同一の符号
を付している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記連
動ブレーキ装置においては、前輪、後輪のブレーキ圧力
を制御弁で独立して制御していないので、制動減速度の
変化や路面状況の変化により、前輪と後輪のどちらかが
ロックしたときに、他側のブレーキ圧力も低下してしま
うので、制動距離が長くなってしまうという問題点が生
じる。
【0006】また、前輪ブレーキが図5のようにダブル
ディスクの場合はよいが、前輪ブレーキがシングルディ
スクの場合には、図6のように6ピストンタイプのディ
スクブレーキが必要になる。なお、図6のディスクブレ
ーキでは、フロントディスクブレーキnとリアディスク
ブレーキoは、それぞれ6ポッドのキャリパn1、o1
とピストンn2、o2とを有しており、フロントマスタ
ーシリンダーhからの油圧は2対のピストンに作用しか
つフロントプロポーシャナルバルブp介してリアディス
クブレーキoを作動させて、前後輪を同時に制動する。
また、リアブレーキペダルaでリアマスターシリンダー
bからの油圧はリアディスクブレーキoに供給されると
共にリアプロポーショナルバルブqを介してフロントデ
ィスクブレーキnに供給されて前後輪を同時に制動す
る。しかるに、上記のように6ピストンタイプのディス
クブレーキは、パッドの偏摩耗等を異形サイズ化で回避
するためコストが高くなる。
【0007】また、連動ブレーキの前・後輪の圧力配分
は油圧径の圧力比によって変動する機械的なバルブを使
用していたため、可変的に細かくコントロールできな
い。さらに、6ピストンのリヤキャリパは、大型車のよ
うなモデルにはサイズ的に使えるがスクーターのように
ホイールが小型化したものは径サイズの関係で使用する
のは困難である等の問題点もあった。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、前輪のアンチロック機能と前
輪、後輪の連動ブレーキ機能との双方を発揮して最適な
ブレーキ制御ができる自動二輪車の前後輪連動ブレーキ
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため次の構成を有する。請求項1の発明は、前輪
および後輪を同時に制動する第1ブレーキ系と前輪のみ
を制動する第2ブレーキ系とを備えた自動二輪車におい
て、前記第1ブレーキ系と第2ブレーキ系にはそれぞれ
車輪のロックを防止するアンチロックブレーキ装置を介
装し、アンチロックブレーキ装置は、第1ブレーキ系と
第2ブレーキ系で独立した油圧回路を形成して、それぞ
れのブレーキ油圧を上昇させる油圧ポンプユニットを備
え、第1ブレーキ系の前輪ブレーキおよび後輪ブレーキ
には、それぞれ油圧の給排をコントロールする制御弁を
設けたことを特徴とする自動二輪車の前後輪連動ブレー
キ装置である。
【0010】請求項1の発明においては、第1ブレーキ
系と第2ブレーキ系にはそれぞれ車輪のロックを防止す
るアンチロックブレーキ装置を介装し、かつ、アンチロ
ックブレーキ装置は、第1ブレーキ系と第2ブレーキ系
で独立した油圧回路を形成して、それぞれのブレーキ油
圧を上昇させる油圧ポンプユニットを備えるので、第1
ブレーキ系と第2ブレーキ系の双方でアンチロック作動
を独立に行うことができ、かつ、ブレーキ油圧を最適に
制御することができる。
【0011】また、第1ブレーキ系の前輪ブレーキおよ
び後輪ブレーキには、それぞれ油圧の給排をコントロー
ルする制御弁を設けたので、前後輪連動ブレーキを行う
場合に、前輪と後輪のどちらかがロックしたときに他側
のブレーキ圧力の低下が生じることがなく、制動距離も
延びることはなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1〜図4は、実施形態に
かかるスクータ型自動二輪車に搭載された前後輪連動ブ
レーキ装置の説明図である。
【0013】図1に示すように、自動二輪車には、前輪
10にはディスク12aとキャリパー12bからなるフ
ロントディスクブレーキ12が設けられ、後輪14には
レバー16a、ブレーキドラム16b等からなるリアド
ラムブレーキ16が設けられる。
【0014】また、図1ないし図3に示すように、前後
輪連動ブレーキ装置において、ハンドル18には、右側
と左側にそれぞれブレーキレバー20と22が設けられ
ており、左側ブレーキレバー22の操作でフロントディ
スクブレーキ12およびリアドラムブレーキ16を同時
に作動させて前輪10および後輪14を同時に制動する
第1ブレーキ系24と、右側ブレーキレバー20の操作
でフロントディスクブレーキ12のみを作動して前輪1
0を制動する第2ブレーキ系26とが設けられる。
【0015】そして、前記第1ブレーキ系24と第2ブ
レーキ系26には、それぞれ車輪のロックを防止するア
ンチロックブレーキ機能を有するブレーキ油圧制御部2
8と30を介装しており、ブレーキ油圧制御部28と3
0は、第1ブレーキ系24と第2ブレーキ系26で独立
した油圧回路を形成して、それぞれのブレーキ油圧を上
昇させる油圧ポンプユニット32と34を備えている。
【0016】また、第1ブレーキ系24のブレーキ油圧
制御部28は、フロントディスクブレーキ12およびリ
アドラムブレーキ16のそれぞれ油圧の給排をコントロ
ールして、フロントディスクブレーキ12とリアドラム
ブレーキ16圧力配分をタイムリーにコントロール可能
になっている。
【0017】(フロントディスクブレーキの機構)フロ
ントディスクブレーキ12は、図3および図4に示すよ
うに、4つのピストン12c…12cが2つずつ対向し
て対で作動する(図示しない油路で各ポッドが繋がって
いる)4ポッド(4ポット)タイプのものであって、1
対のピストン12c、12cは第1ブレーキ系24に属
し、他の一対のピストン12c、12cは第2ブレーキ
系26に属する。図3では平面断面視し、図4では正面
断面視している。そして、ピストン12cのそれぞれの
先端部にはブレーキディスク12aに摺接するパッド1
2dがそれぞれ設けられている。なお、レバー20の操
作によるフロントブレーキ12単独制動と、レバー22
の操作によるフロントリアそれぞれのブレーキ12、1
6の連動制動の時の制動力設定が異なるときには、それ
ぞれの対のブレーキピストン12c、12cと12c、
12cの径に差を設けることができる。
【0018】(右側ブレーキレバーによるブレーキ作動
機構)右側ブレーキレバー20は、その操作によりブレ
ーキ油圧を第2ブレーキ系26のブレーキ油圧制御部3
0に送り出すマスターシリンダ36が設けられており、
ブレーキ油圧制御部30においては、マスターシリンダ
36からフロントディスクブレーキ12の一対のピスト
ン12c、12cのポッドに繋がる送油管路40に、前
記油圧ポンプユニット34のポンプ34aの吐出側をワ
ンウェイバルブ(逆止弁)42を介して接続している。
【0019】前記送油管路40の途中には、該管路40
を開路(以下「ON」と記す)/閉路(以下「OFF」
と記す)する送油用ソレノイドバルブ44が設けられて
おり、該管路40のソレノイドバルブ44のディスクブ
レーキ12側には、枝分かれしてリザーブタンク46に
向かう戻り管路48が設けられる。この戻り管路48の
途中には該管路48をON/OFFする戻油用ソレノイ
ドバルブ50が設けられており、戻り管路48は、リザ
ーブタンク46と共に、ワンウェイバルブ52を介して
油圧ポンプユニット34のポンプ34a吸い込み側に繋
がっている。なお、前記送油用ソレノイドバルブ44に
は並列に戻り方向にバイパスするプレッシャーバルブ5
4が接続されていて、このプレッシャーバルブ54によ
り、右側レバー20を戻したときにすぐに圧力が抜けて
マスターシリンダ36に油が戻るようになっている。
【0020】(左側ブレーキレバー22によるブレーキ
作動機構)左側ブレーキレバー22は、その操作により
ブレーキ油圧を第1ブレーキ系24のブレーキ油圧制御
部28に送り出すマスターシリンダ38が設けられてお
り、ブレーキ油圧制御部28においては、マスターシリ
ンダ38からリアドラムブレーキ16作動用のリアピス
トンシリンダー56に繋がる送油管路58に、前記油圧
ポンプユニット32のポンプ32aの吐出側をワンウェ
イバルブ(逆止弁)60を介して接続している。
【0021】前記送油管路58の途中には、該管路58
をON/OFFする送油用ソレノイドバルブ62が設け
られており、該管路58のソレノイドバルブ62のリア
ピストンシリンダー56側には、枝分かれしてリザーブ
タンク64に向かう戻り管路66が設けられる。この戻
り管路66の途中には該管路66をON/OFFする戻
油用ソレノイドバルブ68が設けられており、戻り管路
66は、リザーブタンク64と共に、ワンウェイバルブ
70を介して油圧ポンプユニット32のポンプ32a吸
い込み側に繋がっている。
【0022】また、マスターシリンダ38からフロント
ディスクブレーキ12のもう一対のピストン12c、1
2cのポッドに繋がる送油管路72は、ポンプユニット
32のポンプ32a吐出側が前記リアピストンシリンダ
ー56に繋がる送油管路58と共通に繋がっており、前
記送油管路72の途中には、該管路72をON/OFF
する送油用ソレノイドバルブ74が設けられており、該
管路72のソレノイドバルブ74のフロントディスクブ
レーキ12側には、枝分かれしてリザーブタンク64に
向かう戻り管路76が設けられる。この戻り管路76の
途中にも該管路76をON/OFFする戻油用ソレノイ
ドバルブ78が設けられており、戻り管路76は、前記
リザーブタンク64と共に、前記ワンウェイバルブ70
入側に繋がっている。
【0023】なお、前記送油用ソレノイドバルブ62、
74にはそれぞれ並列に戻り方向にバイパスするプレッ
シャーバルブ80、82が接続されていて、このプレッ
シャーバルブ80、82により、左側レバー22を戻し
たときにすぐに圧力が抜けてマスターシリンダ38に油
が速やかに戻るようになっている。
【0024】(リアピストンシリンダー56によるリア
ドラムブレーキ16の作動機構)リアドラムブレーキ1
6はドラム16b内周面にシュー(図示省略)を押し当
てて後輪14を制動するが、シューを押し当てるように
駆動するリアブレーキカムレバー16aは、リアピスト
ンシリンダー56のロッド56aにワイヤーケーブル8
0で繋がっていて、このケーブル80で該シリンダー5
6の駆動をリアブレーキカムレバー16aに伝達する。
該ワイヤケーブル80には、例えばボーデワイヤーを使
用でき、両端が車体側ストッパー82とスイングアーム
側ストッパー84で支持される。また、ワイヤケーブル
80のリアブレーキカムレバーの取付け位置はアジャス
タスクリュー86で調整可能になっている。なお、ワイ
ヤーケーブルは一例であり、リアブレーキカムレバー1
6aを棒状体(ロッド)でリアピストンシリンダー56
に繋げるようにしてもよい。
【0025】上記の他、前輪10と後輪14とにはそれ
ぞれスピードセンサを配設して、それらの信号および予
め格納されているプログラムにしたがって図示しない電
子制御ユニット(およびリレー等のインターフェイス)
により各ソレノイドバルブ44、50、62、68、7
4、78およびポンプユニット32、34を制御してア
ンチロックブレーキ機能と前後輪連動ブレーキ機能を果
たす。
【0026】次に、実施形態の前後輪連動ブレーキ装置
の作用を説明する。自動二輪車の乗員が右ブレーキレバ
ー20を操作すると、マスターシリンダー36から油圧
が送油管路40を介して、フロントディスクブレーキ1
2の一対のピストン12a、12aを作動させて前輪の
制動を行う。この際に、前輪10と後輪14の車輪速度
の速度差等から前輪ロックを検出すると、第2ブレーキ
系26のブレーキ油圧制御部30がアンチロックブレー
キの作動を行う。
【0027】すなわち、前輪10のロックを検出する
と、ソレノイドバルブ44をOFF状態にしかつソレノ
イドバルブ50をON状態にして、フロントディスクブ
レーキ12のブレーキ圧を抜き、そして、前輪10の接
地力が回復したならば、ソレノイドバルブ44をON状
態にしかつソレノイドバルブ50をOFF状態にして、
油圧ポンプユニット34の油圧をディスクブレーキ12
に供給して制動力を回復するというアンチロックブレー
キ動作を繰り返す。各ソレノイドバルブ44、50のO
N/OFFの切替えのタイミングでアンチロックブレー
キ作動を設定できる。
【0028】したがって、右ブレーキレバー20の操作
で前輪のみの制動時にアンチロックブレーキの作動がで
きる。
【0029】また、自動二輪車の乗員が左ブレーキレバ
ー22を操作すると、マスターシリンダー38から油圧
が送油管路72を介して、フロントディスクブレーキ1
2の他の一対のピストン12a、12aを作動させて前
輪10の制動を行う。送油管路72と連通する送油管路
58を介してリアピストンシリンダー56に作動油圧を
供給する。前輪10と後輪14との制動力配分はフロン
トディスクブレーキ12のピストン12c、12cやリ
アドラムブレーキ16のドラム径の設定変更などで種々
に決定できる。
【0030】この際に、前輪10と後輪14の車輪速度
の速度差等から前輪ロックを検出すると、第1ブレーキ
系24のブレーキ油圧制御部28がアンチロックブレー
キの作動を行う。すなわち、前輪10のロックを検出す
ると、ソレノイドバルブ74をOFF状態にしかつソレ
ノイドバルブ78をON状態にして、フロントディスク
ブレーキ12のブレーキ圧を抜き、そして、前輪10の
接地力が回復したならば、ソレノイドバルブ74をON
状態にしかつソレノイドバルブ78をOFF状態にし
て、油圧ポンプユニット32の油圧をディスクブレーキ
12に供給して制動力を回復するというアンチロックブ
レーキ動作を繰り返す。
【0031】また、後輪ロックを検出すると、第1ブレ
ーキ系24ブレーキ油圧制御部28がアンチロックブレ
ーキの作動を行う。すなわち、後輪14のロックを検出
すると、ソレノイドバルブ62をOFF状態にしかつソ
レノイドバルブ68をON状態にして、リアドラムブレ
ーキ16のブレーキ圧を抜き、そして、後輪14の接地
力が回復したならば、ソレノイドバルブ62をON状態
にしかつソレノイドバルブ68をOFF状態にして、油
圧ポンプユニット32の油圧をリアドラムブレーキ16
に供給して制動力を回復するというアンチロックブレー
キ動作を繰り返す。
【0032】したがって、左ブレーキレバー22を操作
したときには、前輪10と後輪14を適切な割合で制動
力を発揮させることができると共に、いずれか一方また
は双方がロック状態になっても、そのロックした車輪に
対応して独立にアンチロックブレーキの作用を適切に行
うことができる。
【0033】実施形態によれば、第1ブレーキ系24と
第2ブレーキ系26にはそれぞれ車輪10、14のロッ
クを防止するアンチロックブレーキ機能を有するブレー
キ油圧制御部28と30とを介装し、かつ、各ブレーキ
油圧制御部28と30は、第1ブレーキ系24と第2ブ
レーキ系26で独立した油圧回路を形成して、それぞれ
のブレーキ油圧を上昇させる油圧ポンプユニット32と
34を備えるので、第1ブレーキ系24と第2ブレーキ
系26の双方でアンチロック作動を独立に行うことがで
き、かつ、ブレーキ油圧を最適に制御することができ
る。
【0034】また、第1ブレーキ系24のフロントディ
スクブレーキ12およびリアドラムブレーキ16には、
それぞれ油圧の給排をコントロールするソレノイドバイ
ブ74、78と62、68を設けたので、前後輪連動ブ
レーキを行う場合に、前輪と後輪のどちらかがロックし
たときに他側のブレーキ圧力の低下が生じることがな
く、制動距離も延びることはなくなる。また、6ピスト
ンのディスクブレーキではなく4ピストン方式のディス
クブレーキで連動制動とアンチロックブレーキ機能を果
たすことができ、構造が簡単になる。
【0035】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1の発明によれ
ば、第1ブレーキ系と第2のブレーキ系の双方でアンチ
ロック作動を独立に行うことができ、かつ、ブレーキ油
圧を最適に制御することができる。また、前後輪連動ブ
レーキを行う場合に、前輪と後輪のどちらかがロックし
たときに他側のブレーキ圧力の低下が生じることがな
く、制動距離も延びることはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態にかかるスクータ型自動二輪車に搭載
された前後輪連動ブレーキ装置の説明図である。
【図2】ハンドルのブレーキレバーの配置説明図であ
る。
【図3】図1の前後輪連動ブレーキ装置の油圧回路説明
図である。
【図4】ディスクブレーキの縦断面視の詳細図である。
【図5】従来の前後輪連動ブレーキ装置の説明図であ
る。
【図6】他の説明図である。
【符号の説明】
10 前輪 12 フロントディスクブレーキ 14 後輪 16 リアドラムブレーキ 24 第1ブレーキ系 26 第2ブレーキ系 28 ブレーキ油圧制御部(第1ブレーキ系) 30 ブレーキ油圧制御部(第2ブレーキ系) 32 油圧ポンプユニット(第1ブレーキ系) 34 油圧ポンプユニット(第2ブレーキ系)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪および後輪を同時に制動する第1ブ
    レーキ系と前輪のみを制動する第2ブレーキ系とを備え
    た自動二輪車において、 前記第1ブレーキ系と第2ブレーキ系にはそれぞれ車輪
    のロックを防止するアンチロックブレーキ装置を介装
    し、 アンチロックブレーキ装置は、第1ブレーキ系と第2ブ
    レーキ系で独立した油圧回路を形成して、それぞれのブ
    レーキ油圧を上昇させる油圧ポンプユニットを備え、 第1ブレーキ系の前輪ブレーキおよび後輪ブレーキに
    は、それぞれ油圧の給排をコントロールする制御弁を設
    けたことを特徴とする自動二輪車の前後輪連動ブレーキ
    装置。
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