JPH10176604A - タービンエンジンの可変排気ノズル - Google Patents
タービンエンジンの可変排気ノズルInfo
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Abstract
影響を及ぼすことなく大きな面積変化を行える可変排気
ノズルを提供する。 【解決手段】 タービンエンジンナセル(16)の可変排
気ノズル(26)は、長手方向に延在する中心軸(14)を中心
に設けられた一対のセミカウル(58、60)と、対応する一
対のシェル(36、38)とを含む。各シェルは、対応するセ
ミカウルから半径方向内側に離間し、ピボット軸(42、4
4)を中心として引出し位置と引込み位置との間を回動可
能である。セミカウルおよびシェルは、シェルとカウル
との間のギャップ(108)がシェルの角度位置に関係なく
均一となるように、湾曲した幾何学的に同じ内側表面(8
6)および外側表面(100)をそれぞれ有する。
Description
ジンナセルの可変排気ノズルに関し、特にナセルの空力
特性もしくはエンジンの燃料効率に影響を及ぼすことな
く大きな面積変化を成し遂げるノズルに関する。
は、エンジン使用の大部分を占める高高度クルーズ運行
の間、最高の効率を発揮するよう、また不快なノイズを
出来る限り小さくするよう最適化される。そのような最
適化は、部分的には、エンジン内に多量の空気を引き込
む大きなスパンと広幅翼弦のブレードを有するファンの
使用によって行われる。その空気のほとんどは、ファン
ダクトを流れ、引き続き最高の性能および効率が得れる
ように排気面積が寸法決めされたファン排気ノズルを通
って排気される。
航空機の離陸に特に必要とされる高出力設定値で運行さ
れる場合は、エンジンに引き込まれた空気の量はファン
排気ノズルのフローキャパシティを超えることがありう
る。結果として、ノズルは、ファンに背圧をかけたり、
ファンの失速や、相当なエンジンの損傷を引き起こす可
能性があり、エンジンの出力を一時的ではあるがかなり
減少する乱れた空力の不安定を導いたりする。
径方向に延在するピッチ軸を中心として回転できる可変
ピッチのファンブレードを使用することである。ブレー
ドは、エンジンに引き込まれる空気の量がファン排気ノ
ズルのフローキャパシティ内にとどまるようそれぞれの
ピッチ軸を中心として一斉に回動される。しかしなが
ら、可変ピッチのファンブレードは、関連する作動シス
テムの重量、嵩、コストおよび複雑性が予想されるため
商業用ガスタービンにおける広範な使用に適合しない。
を通して引き込まれた空気の量とノズルのフローキャパ
シティが一致するよう排気面積が調整可能な排気ノズル
を用いることである。従来の可変排気ノズルは、ノズル
の幾可学的形状を変更するために選択的に位置決め可能
な回動可能なシェルまたはヒンジドフラップのような可
動部品を用い、これにより排気面積を調整する。ノズル
の構成部品間のシールは、空気漏れを防ぐことによりエ
ンジン燃料の消費量を最小限に抑える助けをする。多く
の可変排気ノズルが改良されたが、それらは主として、
可動部品のわずかな調整のみでノズルの排気面積の必要
な変更が成し遂げられる小径のエンジンに適合可能であ
る。
ンジンにおいては、それに比例した相当面積の変更を実
行するために大きな調整が必要とされ、そしてこれらの
大きな調整は、ナセルの外部形状およびしたがってその
空力特性にも悪影響を及ぼしがちである。これらの大き
な調整を成しえるための作動システムはまた対応して重
くまた嵩張りがちであり、重量超過が許されずまたスペ
ースの貴重な航空機の設備においては明確な欠点であ
る。さらに、ノズルシールには、シンプルで、耐久性が
あり、かつ効果的であることが望まれる。これらの特性
は、従来の可変排気ノズルではあまり満足されていなか
った。つまり、従来の可変排気ノズルでは、広い面積の
可変性と、優れた空力性能と、機械的にシンプルなパッ
ケージにおける効果的部品間のシーリングという競合し
あう要求を満たすことができない。
目的は、ノズルの外部形状および空力特性にほとんど影
響を及ぼすことなく大きな面積変化を行える可変排気ノ
ズルを提供することである。
大限にシンプルに、効果的に、耐久性があるように構成
された可変排気ノズルを提供することである。
気ノズルは、一対の固定されたセミカウルと、セミカウ
ルから半径方向内側に離間された一対のシェルとを含
み、シェルはセミカウルに対して回動可能であり、各セ
ミカウルの内側表面と各シェルの外側表面は、幾何学的
に同様の湾曲した表面であり、よってシェルとセミカウ
ルとの間隙は半径方向に均一であり、シェルの角度位置
に関係しない。
方向の延長部を有し、よってナセルの外側空力特性に影
響を及ぼさずにノズル排気面積の大きな変化が達成でき
る。
ルと対応するセミカウルの内側表面との間の間隙を横切
って延在し、よってその間隙を介した空気の漏れを防
ぎ、エンジン燃料の消費を最小限に抑える。
がノズルの排気面積の大きな変化を可能にしながらも、
シールに対しては、その効率および耐久性が最大となる
ような幾何学的に均一の周囲情況を提供できる点であ
る。延長部を設けたことで、大きな面積変化を容易に達
成することができるようになっている。この延長部は、
シェルが大きな角度変位で回動される場合であっても、
ナセルの外部から空気流の分離をもたらす抗力を防ぐも
のである。
用は、本発明を実施するための最良の形態の以下の記述
および添付の図面に照らして明らかとされる。
ボファンガスタービンエンジン10は、長手方向に延在
する中心軸14を中心に回転可能な整列されたファンブ
レード12を含む。エンジンは、空力的に流線型のナセ
ル16内に収容される。ナセルは、入口18、前部のフ
ァンカウル22、後部のファンカウル24、符号26で
概略的に示されたファン排気ノズル、コアカウル28、
及びコア排気ノズル32を含む。ファンカウルおよびフ
ァン排気ノズルは、コアカウルなどのセンターボディと
共働して、環状のファンダクト34などの作動媒体通路
を半径方向に画定する。
ン排気ノズルは、左右のシェル36、38を含む。シェ
ル36、38はそれぞれ、引込み位置(図1)と引出し位
置(図2)との間でピボット軸42、44をそれぞれ中心
として回動可能である。左のシェル36(図2)用のアク
チュエータ46により示されるような作動システムは、
ピボット軸を中心としてシェルを回動して、コアカウル
とシェルの後縁部50、52によって画定された環状の
排気面積ADを変えるために設けられる。
側に延在し、エンジンを航空機の翼(図示せず)に接続
し、ファンダクト34を半径方向に横切って延在する分
岐部56を含み、これにより後部ファンカウル24を左
右のシェル36、38に対応する左右のセミカウル58
と60とに分ける。フェアリング64は、セミカウルの
周縁に沿って長手方向に延在する。各フェアリングのリ
セス68は、各シェルの周縁72(図3、5)を収納
し、エッジはシェルの角度位置に関係しないフェアリン
グによって囲われている。
60などのセミカウルはそれぞれ、セミカウル後縁部8
4で結合される外側表面78と内側表面82とを有す
る。カウル後縁の直前のセミカウル内側表面の一部は、
第1の湾曲面86である。以下にさらに詳しく説明する
ように、第1の湾曲面は、セミカウルのピボット軸44
と一致する生成軸88に関連して画定される。
ルはそれぞれ、パネル92と、パネルの後方に延在する
物理的に一体ではあるが機能的には異なった延長部11
0とから構成される。パネルは、前縁94と、内側表面
98と、生成軸88に関連する第2の湾曲面である外側
表面100とを有する。第2の湾曲面は、対応するセミ
カウルの第1の湾曲面と幾何学的に同様であり、第1の
湾曲面とは半径方向に内側に離間し、その間に半径方向
に均一なギャップ108を形成する。延長部110は、
後縁114と、内側表面116と、一般的に軸14を対
称軸とした部分的に切頭円錐状の面など部分回転面であ
る外側表面118とを有する。パネル92と延長部11
0との境界120は、シェルが引込み位置に回動された
場合カウル後縁部よりも前方にならないように位置決め
される。この制約を守ることにより、セミカウルの内側
表面とシェルの外側表面(特に延長部外側表面)との機
械的干渉が起きないようにされる。理想的には、境界1
20は、シェルが引込み位置にある場合にセミカウル後
縁84と長手方向に一致するのが望ましい。
れ、中心軸から横にずれて中心軸と直角をなし、対応す
るセミカウル後縁よりも前方に位置される。実際は、ピ
ボット軸は、図5に図示されたトラニオン124とベア
リング126の構成のような適切なピボット機構に具現
化され、よってファンノズル排気面積ADを調整するた
めに各パネルの角度位置が引込み位置(図1)と引出し
位置(図2)との間で調整可能となる。
ェルの前縁94は、各セミカウルに半径方向外側に向か
って広がるリップ106を含む。これによりセミカウル
内側表面82とパネル内側表面98との間の変化が空気
力学的に流線型にされる。エアシール128は、シェル
の内側と外側それぞれに固定された長手方向に延在する
レッグ128a、128bと、円周方向に延在するレッ
グ128cとを含む。円周方向レッグ128cは、各シ
ェルとカウル内側表面との間に延在し、ギャップ108
への作動媒体ガスの漏れを防ぎ、これによりギャップを
介して長手方向に流れる空気により発生する摩擦フロー
ロスを防止する。長手レッグ128a、128bは、シ
ェル表面とリセス68の内側周辺部との間隙をシール
し、よってピボット機構に隣接するレッグ128cの円
周先端部のまわりで矢印127で示されるように漏れる
空気がリセスに塞き止められる。あるいは、シーリング
の構成は、円周方向レッグ128cなしで長手シールレ
ッグのみを用いることにより簡素化されてもよい。この
場合、上述した摩擦フローロスが存在するが、パネル前
縁94およびセミカウル後縁84で引き起こされた流出
抗力およびベース抗力が最小にされる。円周方向レッグ
128cを取り除くと、シールレッグとセミカウル内側
表面86との機械的摩擦を取り除くことによりアクチュ
エータ46のサイズを減少することができる。
6に概略的に示されている。例として右セミカウルを用
いると、セミカウルの後縁は、後縁に隣接するセミカウ
ル内側表面を画定するための母線であり、理想的には中
心軸14を中心とした円弧136である。生成軸88が
ピボット軸と一致しているので、生成軸は中心軸に対し
て直角であり、中心軸から距離Δxだけ横にずれ、距離
Δyだけ後縁の前方に位置される。セミカウル内側表面
86は、生成軸88を中心として孤136を回転するこ
とにより画定される面であり、孤は湾曲面86を描く。
たとえば、孤上の点a、b、cおよびdは、それぞれ面
上のカーブA、B、CおよびDを描く。各ノズルパネル
の対応する外側表面は、幾何学的カーブが所定の距離Δ
r(図4、6)だけセミカウル後縁から半径方向にずれ
る以外は同様に画定される。非円状の母線カーブが面を
画定するために用いられてもよいが、その結果できるセ
ミカウルおよびノズルシェルが大きな構造上の補強材な
くして高いフープ応力に耐えることができるため円弧が
好ましい。
は、コントロールシステム(図示せず)のコマンドに応
答して、それぞれのピボット軸を中心としてシェルを回
動させる。一般的に、シェルのすべての角度位置につい
て実質的に長手方向に向けられた推進力をエンジンが出
すことができるようにシェルは対称的に回動される。高
高度クルーズ運行の間、シェルは引出し位置(図2およ
び3)に回動される。シェルが引きだされた位置にある
と、シェル後縁(図3および4の実施例では、延長部後
縁114)は、一般的に、中心軸に平行に見た場合円弧
を描き、クルーズ状態で費やされる長い時間の間、最適
なエンジン効率を確実に得るためにノズル排気面積AD
は最小にされる。低高度での高出力運行の比較的短い時
間では、シェルはそれぞれの引込み位置(図1)に回動
されて、ノズル排気面積を最大にする。最小時の排気面
積よりも少なくとも20パーセント大きい広げられた排
気面積は、十分なノズルフローキャパシティを確保して
ファン失速を防ぎ、作動媒体ガスの排気速度を減らして
ノイズを最小限にする。これら最大と最小の間のいずれ
の角度位置の操作は、クルーズや離陸以外の状態におい
てエンジン性能を最適化することが望まれ、シェルが中
間位置で展開可能なノズルは本発明の範囲内である。
した排気ノズルの利点は図7を参照することで明らかと
なる。湾曲パネル92aと延長部110aとからなるノ
ズルシェル38aは、2つの位置で示されている。第1
の位置では、その排気面積AD1が半径r1に対応し、第
2の位置では、その排気面積AD2が半径r2に対応す
る。図面で重ねて示されたものは、パネル92bのみを
有するノズルシェル38bの対応する位置である。図面
から明らかなように、延長部なしのノズルは、中心軸1
4に向かって急激に収束してAD1からAD2への面積減少
を成し遂げる。この収束の急激さがシェルの外側表面か
らの空気流分離を引き起こし、ナセルの空力抗力に急激
な増加を生じる。逆に、延長部110aを有するノズル
シェル38aは、同様の面積変更を成し遂げるために、
より緩やかに軸に向かって収束し、よって空気流分離を
引き起こすおそれはかなり少なくなる。
って収束する、即ち、すぼまった形状である場合は、延
長部を用いることによる効果がさらに大きくなる。この
ような形状のコアカウルにおいては、シェル38aまた
は38bのピボット運動による排気面積の減少は、コア
カウル28の限界径と同調して作用するシェル後縁(1
14aまたは96b)の付随する後方変位Δdaまたは
Δdbにより部分的にずらされる。このようにして、収
束するコアカウルの場合、所望の面積減少を達成するに
は、径が一定のコアカウルの場合よりもシェルのピボッ
ト移動量をより大きくる必要がなる。ピボット移動量が
このように大きくなると、中心軸へ向かうシェル外側表
面の収束が過大となる、即ち径が急激に小さくなるの
で、空気流分離を防止するためには、ますます上記のよ
うな延長部の必要性が高くなる。
の面積減少を達成するために必要とされる角度位置にお
ける変化σaが、延長部なしで同じ面積減少を達成する
ために必要な対応する角度変化σbよりも小さいことで
ある。これはさらに、ナセルの外部形状への影響を最小
とし、作動システム46の寸法および重量を最小限にす
る。
されている。シェル38が回動すると、同様の回転面8
6、100は、確実にギャップ108の寸法が均一とな
り、よってギャップが可変である場合のようにはシール
128は圧縮、解放が繰り返されない。この結果、作動
力は反復かつ予測可能である。さらに、シールは、高い
耐久性を有し、シンプルで安価な構成とされる。
ようなパネルと延長部110のような延長部の両方を有
するシェルを含むものであるが、シェルがパネル92は
含むが延長部110は含まないノズルも本発明に含まれ
る。この実施例では、パネルは、エッジ96b(図7)
のような後縁にむかって先細り、エッジ96bは、シェ
ルの後縁になる。前述の説明から明らかなように、この
ような構成は、空気流分離に対して敏感であるが、それ
にもかかわらず、わずかな面積の変更のみが要求される
場合には利用価値がある。加えて、コアカウル28また
は同様のセンターボディは一般的には最新のターボファ
ンエンジンであるが、センターボディのない構成も本発
明に包含される。最後に、ノズルシェルは対称的に回動
可能であるとして記述されたが、中心軸に平行しない方
向にエンジンの推進力が向けられることが望まれる場合
は、非対称的に回動可能であってもよい。
および空力特性にほとんど影響を及ぼすことなく大きな
面積変化を行える可変排気ノズルを提供することを課題
とする。
6)の可変排気ノズル(26)は、長手方向に延在する
中心軸(14)を中心に設けられた一対のセミカウル
(58、60)と、対応する一対のシェル(36、3
8)とを含む。各シェルは、対応するセミカウルから半
径方向内側に離間し、ピボット軸(42、44)を中心
として引出し位置と引込み位置との間を回動可能であ
る。セミカウルおよびシェルは、シェルとカウルとの間
のギャップ(108)がシェルの角度位置に関係なく均
一となるように、湾曲した幾何学的に同じ内側表面(8
6)および外側表面(100)をそれぞれ有する。
a、128b)と選択可能な円周方向レッグ(128
c)とを含むシール(128)は、有害である空気の漏
れを防ぐ。シェルのピボット運動は、ナセルの外部空力
特性に影響を及ぼすことなくノズルの排気面積ADにお
ける大きな変化をもたらす。本発明の一実施例では、各
シェルは、大きな面積変化の達成を容易にする延長部
(110)を含む。ギャップ(108)の半径方向の均
一性により、ノズル作動中のシールの圧縮、解放の繰り
返しを確実になくし、シールの耐久性および簡素化が促
進される。
エンジンナセルの斜視図であり、最大排気面積位置にあ
るノズルを示す。
エンジンナセルの斜視図であり、最小排気面積位置にあ
るノズルを示す。
ルと、湾曲した幾何学的に同じ内側表面および外側表面
をそれぞれ長さにわたって有する回動可能なシェルとか
らなる排気ノズルの右側側面を示す。
可能なシェルの前縁領域およびセミカウルの後縁領域を
示す。
のトラニオンとベアリングの構造を示す斜視図であり、
シェルと関連するセミカウルとの間のシールを概略的に
図示する。
じ表面を画定するための手段を示す斜視図である。
別の実施例の外部形状を比較する平面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 タービンエンジンの排気ノズルであっ
て、 長手方向に延在する中心軸を中心に配されて2つのセミ
カウルを備えたカウルを有し、これらのセミカウルは、
それぞれ前記カウル後縁で結合された外側表面と内側表
面とを備え、各セミカウルの前記内側表面の一部は、前
記中心軸と直角をなして前記カウル後縁の長手方向前方
に位置された生成軸を有する第1の湾曲面であり、前記
セミカウルそれぞれに対応する一対のシェルを有し、こ
れらのシェルは、前縁、後縁、内側表面、及び外側表面
をそれぞれ備えたパネルを有し、これらの各パネルは、
対応する生成軸に実質的に一致するピボット軸を中心に
して引出し位置と引込み位置との間で回動可能であり、
各パネルの外側表面は、対応する前記セミカウルの内側
表面より半径方向内側に離間した第2の湾曲面であり、
これにより、各パネルの外側表面と、対応するセミカウ
ルの内側表面と、の間に均一のギャップを画定すること
を特徴とするタービンエンジンの可変排気ノズル。 - 【請求項2】 タービンエンジンの可変排気ノズルであ
って、 長手方向に延在する中心軸を中心に配されて2つのセミ
カウルを備えたカウルを有し、これらのセミカウルは、
それぞれ前記カウル後縁で結合された外側表面と内側表
面とを備え、各セミカウルの内側表面の一部は、前記中
心軸と直角をなして前記カウル後縁の長手方向前方に位
置された生成軸を有する第1の湾曲面であり、前記セミ
カウルそれぞれに対応する一対のシェルを有し、これら
のシェルは、前縁、内側表面、及び外側表面をそれぞれ
備えたパネルを有し、これらの各パネルは、対応する生
成軸に実質的に一致するピボット軸を中心にして引出し
位置と引込み位置との間で回動可能であり、各パネルの
外側表面は、対応するセミカウルの内側表面より半径方
向内側に離間した第2の湾曲面であり、これにより、各
パネルの外側表面と、対応するセミカウルの内側表面
と、の間に均一のギャップを画定し、各シェルはまた、
パネルから後方に延在する延長部を含み、この延長部
は、回転面の一部をなすことを特徴とするタービンエン
ジンの可変排気ノズル。 - 【請求項3】 タービンエンジンの可変排気ノズルであ
って、 長手方向に延在する中心軸を中心に配されて2つのセミ
カウルを備えたカウルを有し、これらのセミカウルは、
それぞれ前記カウル後縁で結合された外側表面と内側表
面とを備え、各セミカウルの内側表面の一部は、前記中
心軸と直角をなして前記カウル後縁の長手方向前方に位
置された生成軸を有する第1の湾曲面であり、 前記セミカウルそれぞれに対応する一対のシェルを有
し、これらのシェルは、前縁、後縁、内側表面、及び外
側表面をそれぞれ備えたパネルを有し、これらの各パネ
ルは、対応する生成軸に実質的に一致するピボット軸を
中心にして引出し位置と引込み位置との間で回動可能で
あり、各パネルの外側表面は、対応する前記セミカウル
の内側表面より半径方向内側に離間した第2の湾曲面で
あり、これにより、各パネルの外側表面と、対応するセ
ミカウルの内側表面と、の間に均一のギャップを画定
し、 前記カウルおよび前記シェルと共働して作動媒体通路を
半径方向に画定するセンターボディを有することを特徴
とするタービンエンジンの可変排気ノズル。 - 【請求項4】 タービンエンジンの可変排気ノズルであ
って、 長手方向に延在する中心軸を中心に配されて2つのセミ
カウルを備えたカウルを有し、これらのセミカウルは、
それぞれ前記カウル後縁で結合された外側表面と内側表
面とを備え、各セミカウルの内側表面の一部は、前記中
心軸と直角をなして前記カウル後縁の長手方向前方に位
置された生成軸を有する第1の湾曲面であり、前記セミ
カウルそれぞれに対応する一対のシェルを有し、これら
のシェルは、前縁、内側表面、及び外側表面をそれぞれ
備えたパネルを有し、これらの各パネルは、対応する生
成軸に実質的に一致するピボット軸を中心にして引出し
位置と引込み位置との間で回動可能であり、各パネルの
外側表面は、対応するセミカウルの内側表面より半径方
向内側に離間した第2の湾曲面であり、これにより、各
パネルの外側表面と、対応するセミカウルの内側表面
と、の間に均一のギャップを画定し、各シェルはまた、
前記パネルから後方に延在する延長部を含み、この延長
部の外側表面は回転面の一部をなし、 前記カウルおよび前記シェルと共働して作動媒体通路を
半径方向に画定するセンターボディを有することを特徴
とするタービンエンジンの可変排気ノズル。 - 【請求項5】 前記延長部の前記外側表面は円錐台状で
あることを特徴とする請求項2または4記載の排気ノズ
ル。 - 【請求項6】 前記生成軸は、前記中心軸から横方向に
ずらされていることを特徴とする請求項1、2、3また
は4記載の排気ノズル。 - 【請求項7】 前記シェル後縁および前記コアカウル
は、ノズル排気面積を画定し、前記シェルが前記引込み
位置にある場合の排気面積は、前記シェルが前記引出し
位置にある場合の排気面積よりも少なくとも20パーセ
ント大きいことを特徴とする請求項1、2、3または4
記載の排気ノズル。 - 【請求項8】 前記シェルは、それぞれに関連するピボ
ット軸を中心として対称的に回動可能であり、これによ
り、前記エンジンは、シェルの全角度位置において実質
的に長手方向に向けられた推進力を生成することを特徴
とする請求項1、2、3または4記載の排気ノズル。 - 【請求項9】 前記各パネルと前記延長部との間で画定
された境界は、前記パネルが前記引込み位置にある場合
に前記カウル後縁よりも前方には位置しないことを特徴
とする請求項2または4記載の排気ノズル。 - 【請求項10】 各パネルの前縁は、前記セミカウル内
側表面と前記シェルの外側表面との間の遷移領域が空気
力学的に流線型になるように広げられていることを特徴
とする請求項1、2、3または4記載の排気ノズル。 - 【請求項11】 各シェルは、フェアリング内のリセス
によって収容される周縁を含み、各リセスは、内側周辺
部を有し、前記排気ノズルは、シェルの周縁とリセスの
内側周辺部との間の間隙をシールするための長手方向に
延在するレッグを少なくとも備えることを特徴とする請
求項1、2、3または4記載の排気ノズル。
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