JPH10176673A - 給水装置 - Google Patents

給水装置

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JPH10176673A
JPH10176673A JP29775697A JP29775697A JPH10176673A JP H10176673 A JPH10176673 A JP H10176673A JP 29775697 A JP29775697 A JP 29775697A JP 29775697 A JP29775697 A JP 29775697A JP H10176673 A JPH10176673 A JP H10176673A
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water supply
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Tomotaka Tanji
友山 丹治
Moriyuki Sato
盛行 佐藤
Akira Obayashi
章 大林
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Sayama Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音が小さく、メインテナンス費用を低減さ
せることのできる給水装置を提供する。 【解決手段】 逆止め弁13A,13Bよりも下流の給
水配管1を、電動ポンプ12A,12Bよりも上流の給
水配管に接続するバイパス管15と、バイパス管15の
流路を開閉する電動弁16と、逆止め弁13A,13B
よりも下流の流量が、最小流量のときに第1信号を出力
し、最小流量よりも多いときに第2信号を出力する流量
検出手段と、設定揚程hphで電動ポンプ12A,12B
を制御する第1揚程制御部21iと、流量検出手段が第
1信号を第1所定時間継続して出力すると、電動ポンプ
12A,12Bの制御を推定末端圧一定制御部から第1
揚程制御部に切り換える切換制御部21wとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動ポンプで給
水する給水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記した給水装置は、電動ポンプ
の下流の給水配管にフロースイッチおよび逆止め弁など
を配設し、推定末端圧一定制御部または吐出圧一定制御
部で電動ポンプを、インバータを介して制御する構成と
されている。
【0003】この給水装置において、給水配管の末端側
に配設した蛇口を開放して水を放出させると、各制御部
は、フロースイッチなどからの水の流れを検出した信
号、すなわち流量検出信号に基づいて推定末端圧一定ま
たは吐出圧一定となるように電動ポンプを回転させ、水
を加圧して給水する。そして、蛇口が閉成されると、フ
ロースイッチなどが水の流れを検出しなくなった第1信
号である流量非検出信号を出力するので、各制御部は、
フロースイッチなどからの流量非検出信号に基づいて電
動ポンプを停止させる。
【0004】なお、蛇口を開放させてから電動ポンプが
稼働するまでの間、給水配管の水圧が低下するので、圧
力タンクを設けることにより、圧力タンクから所定圧力
の水を給水配管へ放出する。そして、蛇口を閉成させて
から電動ポンプが停止するまでの間、圧力タンクに所定
圧力の水を所定量蓄える。したがって、安定した水圧で
給水することができるとともに、電動ポンプの発停を少
なくすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の給水装置は、蛇
口の開閉に基づいて電動ポンプを発停させるので、電動
ポンプの発停が頻繁になることにより、電動ポンプの稼
働時に発生する大きな騒音が問題になる。また、電動ポ
ンプの発停が頻繁になることにより、電動ポンプのメカ
ニカルシールおよび軸受部の寿命が短くなるため、電動
ポンプのメインテナンス費用が嵩むという問題がある。
【0006】この発明は、上記した不都合を解消するた
めになされたもので、騒音が小さく、メインテナンス費
用を低減させることのできる給水装置を提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】まず、第1の発明は、電
動ポンプの下流の給水配管に逆止め弁が配設され、推定
末端圧一定制御部で電動ポンプを、インバータを介して
制御することによって給水する給水装置において、逆止
め弁よりも下流の給水配管を、電動ポンプの吸い込み側
に接続するバイパス管と、このバイパス管の流路を開閉
する電動弁と、逆止め弁よりも下流の流量が、最小流量
以下のときに第1信号を出力し、最小流量よりも多いと
きに第2信号を出力する流量検出手段と、設定揚程以上
の揚程を第1揚程として電動ポンプを、インバータを介
して制御する第1揚程制御部と、流量検出手段が第1信
号を第1所定時間継続して出力すると、電動ポンプの制
御を推定末端圧一定制御部から第1揚程制御部に切り換
える切換制御部とを設けたものである。
【0008】そして、第1揚程の80%〜95%の揚程
を第2揚程として電動ポンプを、インバータを介して制
御する第2揚程制御部を設け、切換制御部を、流量検出
手段が第1信号を第1所定時間継続して出力すると、許
容運転時間から第1所定時間を差し引いた設定時間以内
だけ、電動ポンプの制御を推定末端圧一定制御部から第
1揚程制御部に切り換え、流量検出手段が第1信号を第
1所定時間の後も引き続けて設定時間出力すると、電動
ポンプの制御を第1揚程制御部から第2揚程制御部に切
り換えるとともに、電動弁を閉成させる構成にしたり、
または、第2揚程よりも小さく、設定最小締め切り揚程
以上の揚程を第3揚程として電動ポンプを、インバータ
を介して制御する第3揚程制御部を設け、切換制御部
を、流量検出手段が第1信号を第1所定時間継続して出
力すると、許容運転時間から第1所定時間を差し引いた
設定時間以内だけ、電動ポンプの制御を推定末端圧一定
制御部から第1揚程制御部に切り換え、流量検出手段が
第1信号を第1所定時間の後も引き続けて設定時間以内
出力すると、電動ポンプの制御を第1揚程制御部から第
3揚程制御部に切り換えるとともに、電動弁を閉成させ
る構成にしたり、または、第2揚程よりも小さく、設定
最小締め切り揚程以上の揚程を第3揚程として電動ポン
プを、インバータを介して制御する第3揚程制御部を設
け、切換制御部を、第2揚程制御部が電動ポンプを、イ
ンバータを介して制御した後も、流量検出手段が第1信
号を引き続けて所定時間出力すると、電動ポンプの制御
を第2揚程制御部から第3揚程制御部に切り換える構成
にするのが望ましい。
【0009】次に、第2の発明は、電動ポンプの下流の
給水配管に逆止め弁が配設され、推定末端圧一定制御部
で電動ポンプを、インバータを介して制御することによ
って給水する給水装置において、逆止め弁よりも下流の
給水配管を、電動ポンプの吸い込み側に接続するバイパ
ス管と、このバイパス管の流路を開閉する電動弁と、逆
止め弁よりも下流の流量が、最小流量以下のときに第1
信号を出力し、最小流量よりも多いときに第2信号を出
力する流量検出手段と、設定揚程の80%〜95%の揚
程を第2揚程として電動ポンプを、インバータを介して
制御する第2揚程制御部とを設け、流量検出手段が第1
信号を所定時間継続して出力すると、電動ポンプの制御
を推定末端圧一定制御部から第2揚程制御部に切り換
え、電動弁を閉成させる切換制御部とを設けたものであ
る。
【0010】そして、第2揚程よりも小さく、設定最小
締め切り揚程以上の揚程を第3揚程として電動ポンプ
を、インバータを介して制御する第3揚程制御部を設
け、切換制御部を、流量検出手段が第1信号を所定時間
の後も引き続けて所定時間出力すると、電動ポンプの制
御を第2揚程制御部から第3揚程制御部に切り換える構
成にするのが望ましい。
【0011】次に、第3の発明は、電動ポンプの下流の
給水配管に逆止め弁が配設され、吐出圧一定制御部で電
動ポンプを、インバータを介して制御することによって
給水する給水装置において、逆止め弁よりも下流の給水
配管を、電動ポンプの吸い込み側に接続するバイパス管
と、このバイパス管の流路を開閉する電動弁と、逆止め
弁よりも下流の流量が、最小流量以下のときに第1信号
を出力し、最小流量よりも多いときに第2信号を出力す
る流量検出手段と、設定揚程以上の揚程を第1揚程とし
て電動ポンプを、インバータを介して制御する第1揚程
制御部と、流量検出手段が第1信号を第1所定時間継続
して出力すると、電動ポンプの制御を吐出圧一定制御部
から第1揚程制御部に切り換える切換制御部とを設けた
ものである。
【0012】そして、第1揚程の80%〜95%の揚程
を第2揚程として電動ポンプを、インバータを介して制
御する第2揚程制御部を設け、切換制御部を、流量検出
手段が第1信号を第1所定時間継続して出力すると、許
容運転時間から第1所定時間を差し引いた設定時間以内
だけ、電動ポンプの制御を吐出圧一定制御部から第1揚
程制御部に切り換え、流量検出手段が第1信号を第1所
定時間の後も引き続けて設定時間以内出力すると、電動
ポンプの制御を第1揚程制御部から第2揚程制御部に切
り換えるとともに、電動弁を閉成させる構成にしたり、
または、第2揚程よりも小さく、設定最小締め切り揚程
以上の揚程を第3揚程として電動ポンプを、インバータ
を介して制御する第3揚程制御部を設け、切換制御部
を、流量検出手段が第1信号を第1所定時間継続して出
力すると、許容運転時間から第1所定時間を差し引いた
設定時間以内だけ、電動ポンプの制御を吐出圧一定制御
部から第1揚程制御部に切り換え、流量検出手段が第1
信号を第1所定時間の後も引き続けて設定時間以内出力
すると、電動ポンプの制御を第1揚程制御部から第3揚
程制御部に切り換えるとともに、電動弁を閉成させる構
成にしたり、または、第2揚程よりも小さく、設定最小
締め切り揚程以上の揚程を第3揚程として電動ポンプ
を、インバータを介して制御する第3揚程制御部を設
け、切換制御部を、第2揚程制御部が電動ポンプを、イ
ンバータを介して制御した後も、流量検出手段が第1信
号を引き続けて所定時間出力すると、電動ポンプの制御
を第2揚程制御部から第3揚程制御部に切り換える構成
にするのが望ましい。
【0013】次に、第4の発明は、電動ポンプの下流の
給水配管に逆止め弁が配設され、吐出圧一定制御部で電
動ポンプを、インバータを介して制御することによって
給水する給水装置において、逆止め弁よりも下流の給水
配管を、電動ポンプの吸い込み側に接続するバイパス管
と、このバイパス管の流路を開閉する電動弁と、逆止め
弁よりも下流の流量が、最小流量以下のときに第1信号
を出力し、最小流量よりも多いときに第2信号を出力す
る流量検出手段と、設定揚程の80%〜95%の揚程を
第2揚程として電動ポンプを、インバータを介して制御
する第2揚程制御部とを設け、流量検出手段が第1信号
を所定時間継続して出力すると、電動ポンプの制御を吐
出圧一定制御部から第2揚程制御部に切り換え、電動弁
を閉成させる切換制御部とを設けたものである。
【0014】そして、第2揚程よりも小さく、設定最小
締め切り揚程以上の揚程を第3揚程として電動ポンプ
を、インバータを介して制御する第3揚程制御部を設
け、切換制御部を、流量検出手段が第1信号を所定時間
の後も引き続けて所定時間出力すると、電動ポンプの制
御を第2揚程制御部から第3揚程制御部に切り換える構
成にするのが望ましい。
【0015】なお、バイパス管に絞り弁を設けたり、電
動ポンプの吸い込み側に接続されたバイパス管の一端
を、受水槽に接続する構成にしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態である
給水装置の構成を示すブロック図である。なお、制御部
から電動弁への信号線は、図示が省略されている。図1
において、1は給水配管を示し、一端が図示を省略した
水道管に接続され、他端に図示を省略した複数の蛇口が
配設されている。そして、給水配管1は、給水本管2
と、この給水本管2の途中に、並列に挿入された2本の
給水分岐管3A,3Bとで構成されている。
【0017】11は給水分岐管3A,3Bよりも上流の
給水本管2に配設された逆止め弁、12A,12Bは電
動機を内蔵した電動ポンプを示し、電動ポンプ12Aは
給水分岐管3Aに配設され、電動ポンプ12Bは給水分
岐管3Bに配設されている。13Aは電動ポンプ12A
よりも下流の給水分岐管3Aに配設された逆止め弁、1
3Bは電動ポンプ12Bよりも下流の給水分岐管3Bに
配設された逆止め弁、14Aは逆止め弁13Aよりも下
流の給水分岐管3Aに配設された締め切り弁、14Bは
逆止め弁13Bよりも下流の給水分岐管3Bに配設され
た締め切り弁を示す。
【0018】15はバイパス管を示し、締め切り弁14
A,14Bよりも下流の給水本管2を、電動ポンプ12
Aよりも上流の給水本管2に接続するものである。16
はバイパス管15に配設された電動弁を示し、後述する
切換制御部21wによって制御され、バイパス管15の
流路を開閉するものである。17はバイパス管15に配
設された絞り弁を示す。
【0019】18は逆止め弁11よりも上流の給水本管
2に配設された圧力検出器、19は給水分岐管3A,3
Bよりも下流の給水本管2に配設された流量検出手段と
してのフロースイッチ、20は逆止め弁13A,13B
よりも下流の給水本管2に配設された圧力検出器を示
す。21は制御部を示し、圧力検出器18,20の出力
に基づき、インバータ22A,22Bを介して電動ポン
プ12A,12Bを制御するとともに、電動弁16を制
御するものである。
【0020】図2は図1に示した制御部の構成を示すブ
ロック図である。なお、切換制御部から電動弁および各
選択スイッチへの信号線は、図示が省略されている。図
2において、21aは推定末端圧力設定器を示し、実揚
程ha に管端圧力hk を加えた固定揚程hc と、この固
定揚程hc に管路損失揚程kq2 を加えた推定末端圧力
s とを出力するものである。
【0021】21bは減算器を示し、推定末端圧力設定
器21aが出力する推定末端圧力hs から圧力検出器2
0が検出した圧力hi を差し引いたものを出力するもの
である。21cは選択スイッチを示し、減算器21bの
出力、または後述する減算器21mの出力を選択するも
のである。21dは比例積分制御器を示し、選択スイッ
チ21cを介した減算器21bの出力、または減算器2
1mの出力を処理してインバータ22A,22B、後述
する直線指令器21eへ出力するものである。
【0022】21eは直線指令器を示し、インバータ2
2A,22Bに内蔵させた直線指令器と同じ特性を有
し、比例積分制御器21dの出力を入力とするものであ
る。21fは一次遅れ要素を示し、電動ポンプ12A,
12Bにおける電動機のその速度(回転数または周波
数)までの伝達遅れに近似させて直線指令器21eの出
力をn* として出力するものである。21gは二乗演算
器を示し、一次遅れ要素21fの出力n* を入力として
*2を出力するものである。
【0023】21hは定数乗算器を示し、二乗演算器2
1gの出力n*2に電動ポンプ12A,12Bの特性であ
る定数aを掛けたan*2をhpoi として出力するもので
ある。21iは第1揚程としての設定揚程hphを出力す
る第1揚程設定器、21jは第2揚程としての締め切り
揚程hpmを出力する第2揚程設定器、21kは第3揚程
としての設定最小締め切り揚程hpoを出力する第3揚程
設定器を示す。
【0024】21lは選択スイッチを示し、第1揚程設
定器21iの出力、第2揚程設定器21jの出力、また
は第3揚程設定器21kの出力を選択するものである。
21mは減算器を示し、第1揚程設定器21iの設定揚
程hph、第2揚程設定器21jの締め切り揚程hpm、ま
たは第3揚程設定器21kの設定最小締め切り揚程hpo
から定数乗算器21hの出力hpoi を差し引いたものを
出力するものである。
【0025】21nは定数設定器を示し、補償揚程h
ominを設定するものである。21oは加算器を示し、推
定末端圧力設定器21aが出力する固定揚程hc と、定
数設定器21nが出力する補償揚程hominとを加算した
ものを出力するものである。21pは定数設定器を示
し、逆止め弁11の固定損失揚程hsuc を設定するもの
である。
【0026】21qは減算器を示し、圧力検出器18の
検出した圧力hsuから定数設定器21pの固定損失揚程
suc を差し引いたものを出力するものである。21r
は減算器を示し、加算器21oの出力から減算器21q
の出力を差し引いたものを出力するものである。21s
は定数乗算器を示し、減算器21rの出力に電動ポンプ
12A,12Bの特性である定数a分の1を掛けたもの
を出力するものである。
【0027】21tは平方根演算器を示し、定数乗算器
21sの出力の平方根をn* min として出力するもので
ある。21uは減算器を示し、平方根演算器21tの出
力から一次遅れ要素21fの出力n* を差し引いたもの
を出力するものである。21vは比較器を示し、減算器
21uの出力がゼロ以上であるか、負であるか、すなわ
ちフロースイッチ19が検知可能な最小流量qmin 以下
になったか否かを判定するものである。
【0028】21wは切換制御部を示し、比較器21v
の出力に基づき、電動弁16および選択スイッチ21
c,21lを後述するように制御するものであり、RO
M、RAM、CPU、タイマなどで構成されている。
【0029】なお、推定末端圧一定制御部は、推定末端
圧力設定器21a、減算器21bおよび比例積分制御器
21dで構成されている。そして、第1揚程制御部は、
比例積分制御器21d、直線指令器21e、一次遅れ要
素21f、二乗演算器21g、定数乗算器21h、第1
揚程設定器21iおよび減算器21mで構成されてい
る。さらに、第2揚程制御部は、比例積分制御器21
d、直線指令器21e、一次遅れ要素21f、二乗演算
器21g、定数乗算器21h、第2揚程設定器21jお
よび減算器21mで構成されている。
【0030】また、第3揚程制御部は、比例積分制御器
21d、直線指令器21e、一次遅れ要素21f、二乗
演算器21g、定数乗算器21h、第3揚程設定器21
kおよび減算器21mで構成されている。そして、流量
検出手段は、推定末端圧力設定器21a、減算器21
b、比例積分制御器21d、直線指令器21e、一次遅
れ要素21f、定数設定器21n,21p、加算器21
o、減算器21q,21r,21u、定数乗算器21
s、平方根演算器21tおよび比較器21vで構成され
ている。
【0031】図3は図1および図2に示した給水装置の
動作を説明する揚程−流量特性図である。この特性は、
実効押し込み揚程がゼロの場合、すなわち吸い込み側押
し込み揚程(図2における圧力hsu)から逆止め弁11
の固定損失揚程hsuc を差し引いた値がゼロの場合にお
ける推定末端圧一定制御の電動ポンプの揚程−流量特性
を、単位法で示したものである。
【0032】図3において、Aは推定末端圧一定制御曲
線、Rはバイパス管15の摩擦損失と絞り弁17の絞り
損失とを合計した損失曲線、P1 は推定末端圧一定制御
曲線A上のq=1.0、h=1.0を通る定格流量、定
格揚程の動作点、P2 は推定末端圧一定制御曲線A上の
最小流量qmin における動作点、P3 は第1揚程制御に
おける動作点、P4 は第2揚程制御における動作点、P
5 は第3揚程制御における動作点を示す。なお、動作点
3 は推定末端圧一定制御曲線Aと損失曲線Rとの交点
に位置し、動作点P4 ,P5 ,P6 は損失曲線R上に位
置する。
【0033】図4は第1揚程制御における許容運転時間
特性図である。この特性は、電動ポンプ12A,12B
で締め切り揚程を行った場合、電動ポンプ12A,12
Bの軸動力を定格軸動力に対して変化させ、バイパス管
15のバイパス流量qB が電動ポンプ12A,12Bの
定格流量に対する5%または10%の許容運転時間TB
を、単位法で示したものである。
【0034】ここで、許容運転時間TB について説明す
ると、バイパス流量qB が少なくなることにより、電動
ポンプ12A,12Bの水に与える仕事はほとんどゼロ
になるので、電動ポンプ12A,12Bの軸動力の大部
分は、水の攪拌に消費される。このように電動ポンプ1
2A,12Bの軸動力の大部分が水の攪拌に消費される
と、電動ポンプ12A,12B内の水、羽根車、パッキ
ング、軸受部、メカニカルシール、電動機コイルなどの
温度が上昇することになる。
【0035】したがって、少量のバイパス流量qB で電
動ポンプ12A,12Bを許容温度以下とするための許
容運転時間TB は、そのときの電動ポンプ12A,12
Bの軸動力が分かれば、求めることができる。この軸動
力は第(1)式で求めることができるので、バイパス流
量qB に対する許容運転時間と、(バイパス流量qB
最小流量qmin )/2に対する許容運転時間とを求め、
短い方を許容運転時間TB とする。
【0036】
【数1】
【0037】ただし、l0 :締め切り軸動力(p.
u.)=L0 /LN (p.u.) L0 :電動ポンプ12A,12Bの締め切り軸動力(k
W) LN :定格軸動力(kW) ho :締め切り揚程(p.u.)<(ha +hk
(p.u.) ha :実揚程(p.u.)=Ha /HN (p.u.) hk :管端圧力(p.u.)=HK /HN (p.u.) Ha :実揚程(m) Hk :管端圧力(m) HN :電動ポンプ12A,12Bの定格揚程(m) ηqB:バイパス流量qB (p.u.)のときの電動ポン
プ効率(p.u.) qB :第2揚程制御におけるバイパス流量(p.u.) qmin :締め切り揚程制御におけるバイパス流量(p.
u.)
【0038】したがって、電動ポンプ12A,12Bの
流量でもあるバイパス流量qB をパラメータとする軸動
力と、許容温度まで上昇する許容運転時間TB との関係
は、使用する電動ポンプ毎の試験値、実験値などによ
り、図4に示すように、電動ポンプ毎に求めることがで
きる。
【0039】次に、各制御について説明する。まず、推
定末端圧一定制御になると、推定末端圧一定制御曲線A
上の動作点P1 と動作点P2 のとの間を移動しながら給
水することになる。そして、第1揚程制御になると、動
作点は、動作点P3 となる。さらに、第2揚程制御にな
ると、動作点は、動作点P3 における設定揚程hphの9
0%に相当する締め切り揚程hpmの動作点P4 となる。
この締め切り揚程hpmになると、揚程が減少することに
よって逆流がわずかに起こるものの、逆止め弁13A,
13Bを緩やかに閉成することができる。
【0040】そして、第3揚程制御になると、揚程は設
定最小締め切り揚程hpoとなる。この設定最小締め切り
揚程hpoは、第(2)式を満足する値で、電動ポンプ1
2A,12Bのメカニカルシールを潤滑できて摩擦抵抗
が最小となる許容最小締め切り揚程hpminに可能な限り
近い値に設定する。
【0041】
【数2】
【0042】ただし、hpmax:許容最大締め切り揚程
(p.u.)<(ha +hk )(p.u.) hpo:設定最小締め切り揚程(p.u.) hpmin:許容最小締め切り揚程(p.u.)
【0043】なお、許容最大締め切り揚程hpmaxは、逆
止め弁13A,13Bを閉成させた状態で電動ポンプ1
2A,12Bの温度上昇を許容値以下とする揚程であ
る。そして、許容最小締め切り揚程hpminは、電動ポン
プ12A,12Bのメカニカルシールを潤滑できて摩擦
抵抗が最小となる締め切り揚程である。この第(2)式
で与えられる第3揚程制御になると、低速度で電動ポン
プ12A,12Bが運転され、静粛かつ省エネルギー運
転となる。そして、設定最小締め切り揚程hpoは電動ポ
ンプ12A,12Bを連続運転できるものの、許容最小
締め切り揚程hpminは限られた時間だけ電動ポンプ12
A,12Bを連続運転できる。
【0044】さらに、流量検出手段の小流量検出につい
て説明する。図3において、小流量運転を(h−q)
min とすれば、このとき電動ポンプ12A,12Bが与
える締め切り揚程は、h−q特性を電動ポンプ12A,
12Bの速度と流量の二次式で近似させた場合、第
(3)式のように表すことができる。
【0045】
【数3】
【0046】ただし、n:電動ポンプ12A,12Bの
速度(p.u.)=N/NN (p.u.) N:電動ポンプ12A,12Bの速度(rpm) NN :電動ポンプ12A,12Bの定格速度(rpm) ha :実揚程(p.u.) hk :管端圧力(p.u.) homin :補償揚程(p.u.) hsu:ポンプ押し込み揚程(p.u.)=Hsu/HN
(p.u.) Hsu:ポンプ押し込み揚程(逆止め弁11の入り側)
(m) HN :電動ポンプ12A,12Bの定格揚程(m) hsuc :逆止め弁11の固定損失揚程(p.u.)=H
suc /HN (p.u.) Hsuc :逆止め弁11の固定損失揚程(p.u.) a:電動ポンプ12A,12Bの定数
【0047】この第(3)式の(hsu−hsuc )は、実
効押し込み揚程であり、図1に示すように、圧力検出器
18が水道管側に設けられた場合、検出値としての圧力
suと、実際に測定された固定損失揚程hsuc との差に
よって得られる。したがって、逆止め弁13A,13B
よりも下流の給水本管2の流量が最小流量qmin になっ
たのを検出することができる。
【0048】図5は図1および図2に示した給水装置に
おける切換制御部のフローチャートである。図5におい
て、ST1〜ST13はステップを示す。
【0049】次に、切換制御部の制御、給水について説
明する。なお、図示を省略した蛇口が開放され、給水し
ている状態で、比較器21vは、流量が最小流量qmin
よりも多い第2信号を出力している。まず、切換制御部
21wは、比較器21vの出力が最小流量qmin 以下の
第1信号であるかを判定し(ステップST1)、比較器
21vの出力が最小流量qmin 以下の第1信号でなけれ
ば、すなわち流量が最小流量qmin よりも多い第2信号
である給水状態であれば、選択スイッチ21c,21l
を接点a側へ切り換えるとともに、電動弁16を閉成し
(ステップST2)、ステップST1へ戻る。
【0050】このように選択スイッチ21c,21lが
切換制御部21wの制御によって接点a側になると、圧
力検出器20の圧力hi を検出値、推定末端圧力設定器
21aの推定末端圧力hs を設定値とし、両者の差をゼ
ロとするように比例積分制御器21dの出力が変化し、
公知の推定末端圧一定制御となる。したがって、図3の
曲線A上の動作点P1 と、動作点P2 のとの間を移動す
る推定末端圧力一定制御となる。
【0051】そして、全ての蛇口が閉じられることによ
り、流量が最小流量qmin 以下になると、比較器21v
から流量が最小流量qmin 以下の第1信号が出力され
る。このように比較器21vから第1信号が出力される
と、切換制御部21wは、比較器21vからの信号が第
1信号であることを確認した後(ステップST1)、タ
イマをセットする(ステップST3)。そして、タイマ
を参照して第1所定時間、例えば60秒が経過したかを
判定し(ステップST4)、60秒経過していなけれ
ば、比較器21vからの第1信号が継続しているかを判
定する(ステップST5)。
【0052】このステップST5の判定で、比較器21
vからの第1信号が継続していなければ、ステップST
1へ戻り、比較器21vからの第1信号が継続していれ
ば、ステップST4へ戻る。そして、ステップST4の
判定で60秒が経過していれば、選択スイッチ21cを
接点b側へ切り換え、電動弁16を開放するとともに、
タイマをセットする(ステップST6)。
【0053】このように選択スイッチ21cが切換制御
部21wの制御によって接点b側になると、比例積分制
御器21dの出力を検出値、第1揚程設定器21iの設
定揚程hphを設定値とし、両者の差をゼロとするように
比例積分制御器21dの出力が変化する第1揚程制御と
なり、電動ポンプ12A,12Bから吐出される水は、
バイパス管15を介して電動ポンプ12A,12Bの上
流に還流する。
【0054】そして、切換制御部21wは、比較器21
vからの第1信号が継続しているかを判定し(ステップ
ST7)、比較器21vからの第1信号が継続していな
ければ、ステップST2へ戻り、比較器21vからの第
1信号が継続していれば、タイマを参照して許容運転時
間TB から第1所定時間を差し引いた設定時間が経過し
たかを判定する(ステップST8)。
【0055】このステップST8の判定で、設定時間が
経過していなければ、ステップST7へ戻り、設定時間
が経過していれば、選択スイッチ21lを接点b側へ切
り換え、電動弁16を閉成するとともに、タイマをセッ
トする(ステップST9)。このように選択スイッチ2
1lが切換制御部21wの制御によって接点b側にな
り、電動弁16が閉成すると、比例積分制御器21dの
出力を検出値、第2揚程設定器21jの締め切り揚程h
pmを設定値とし、両者の差をゼロとするように比例積分
制御器21dの出力が変化する第2揚程制御となり、逆
止め弁13A,13Bはゆっくりと閉成する。
【0056】そして、比較器21vからの第1信号が継
続しているかを判定し(ステップST10)、比較器2
1vからの第1信号が継続していなければ、ステップS
T2へ戻り、比較器21vからの第1信号が継続してい
れば、タイマを参照して第2所定時間、例えば2秒が経
過したかを判定する(ステップST11)。このステッ
プST11の判定で、2秒が経過していなければ、ステ
ップST10へ戻り、2秒が経過していれば、選択スイ
ッチ21lを接点c側へ切り換え(ステップST1
2)、比較器21sからの信号が第2信号になるのを待
機し(ステップST13)、第3揚程制御となる。そし
て、比較器21vからの信号が第2信号になると(ステ
ップST13)、ステップST2へ戻る。
【0057】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、電動ポンプ12A,12Bは停止することなく
回転し、すなわち発停を繰り返さず、給水時も低速回転
数から所定の回転数へ急峻に立ち上がるので、所定の回
転数への立ち上がり時の騒音が小さくなり、迅速な給水
に対応することができるとともに、電動ポンプ12A,
12Bが凍結によって損傷するのを防止することができ
る。そして、電動ポンプ12A,12Bは発停を繰り返
さずに回転しているので、電動ポンプ12A,12Bの
メカニカルシールおよび軸受部の寿命が長くなるため、
電動ポンプ12A,12Bのメインテナンス費用を低減
させることができる。
【0058】さらに、最小流量qmin となった後、第2
揚程制御を完了するまでは電動ポンプ12A,12Bの
軸動力の大きな長期の待機状態となるので、給水要求に
対して迅速に対応することができる。また、第2揚程制
御になると、逆止め弁13A,13Bをソフトに閉成さ
せて保圧するので、ウォーターハンマによる騒音の発生
を防止することができ、圧力タンクが不要になったり、
圧力タンクを小形化できるため、給水装置をコンパクト
に構成することができる。
【0059】そして、電動ポンプ12A,12Bが低速
回転の第3揚程制御で長期の待機状態になるので、電動
ポンプ12A,12Bを連続運転させているにもかかわ
らず、給水していないときのランニングコストを、電動
ポンプ12A,12Bを停止させる場合に匹敵する程の
安価にすることができるとともに、静粛な運転となる。
さらに、絞り弁17をバイパス管15に設けたので、バ
イパス流量qB を調整することができるとともに、バイ
パス管15による還流路に汎用性を持たせることができ
る。
【0060】なお、上記した実施形態において、推定末
端圧一定制御で給水する例で説明したが、推定末端圧一
定制御部を吐出圧一定制御部に変えることにより、吐出
圧一定制御で給水する給水装置にも適用できることは言
うまでもない。そして、電動ポンプ12A,12Bが2
台の場合を示したが、電動ポンプは1台でも、または3
台以上であってもよく、逆止め弁よりも下流の給水配管
を電動ポンプの吸い込み側に接続した構成であれば、す
なわち図1に示したバイパス管の接続方法以外にも、各
電動ポンプの吸い込み部または吸い込み端にバイパス管
の他端を接続しても、同様な効果を得ることができる。
【0061】さらに、電動ポンプ12A,12Bの揚程
が動作点P2 から動作点P3 ,P4を経由して動作点P
5 へ移行する例で説明したが、動作点P2 から動作点P
5 へ直接移行しなければ、動作点P2 から動作点P3
移行させたり、動作点P2 から動作点P3 を経由して動
作点P4 へ移行させたり、動作点P2 から動作点P3
経由して動作点P5 へ移行させたり、動作点P2 から動
作点P4 へ移行させたり、動作点P2 から動作点P4
経由して動作点P5 へ移行させても同様な効果を得るこ
とができる。
【0062】また、バイパス管15に絞り弁17を設け
た例で説明したが、絞り弁17を省いても同様な効果を
得ることができる。そして、各制御部の構成は一例を示
したもので、同様に機能する他の構成であってもよいこ
とは言うまでもない。さらに、圧力検出器18,20な
どで流量検出手段を構成した例を示したが、フロースイ
ッチ19を流量検出手段として利用できることは言うま
でもない。
【0063】また、第2揚程を設定揚程hphの90%と
して説明したが、第2揚程を設定揚程hphの80%〜9
5%の間に設定しても、第2揚程を動作点P3 の設定揚
程hphよりも大きな揚程にしても同様な効果を得ること
ができる。そして、給水時に電動弁16を閉成させた
が、給水時にも電動弁16を開放させたままにしておく
ことも可能である。
【0064】このように、給水時にも電動弁16を開放
させたままにしておくと、図3に示すように、常時バイ
パス流量qB で還流することになり、定格揚程、定格流
量でのバイパス流量qB が多くなるので、前述の条件な
どを考慮して可能な限りバイパス流量qB を少量にして
動力損失を少なくすると、電動弁16の寿命を向上させ
ることができる。
【0065】そして、水道管に接続した給水装置の例で
説明したが、電動ポンプ12A,12Bよりも上流の給
水本管2に接続されたバイパス管15の一端を、受水槽
に接続することにより、受水槽から給水する給水装置に
も適用でき、同様な効果を得ることができる。このよう
にバイパス管15の一端を、受水槽に接続した場合、第
(3)式における圧力hsuとして力検出器20の圧力h
i を代用すればよい。
【0066】さらに、電動ポンプ12A,12Bを同時
に運転する例で説明したが、電動ポンプを交互運転して
給水する給水装置にも適用できることは言うまでもな
い。また、時計およびカレンダを設け、凍結しない時期
の夜中の12時頃から翌朝の5時頃までのように水道を
使用しない時間帯と、発停の少ない時間帯とを記憶さ
せ、その時間帯は電動ポンプ12A,12Bを停止させ
る構成とすることも可能であり、凍結時期の夜中の12
時頃から翌朝の5時頃まで水道を使用しない時間帯は、
凍結を防止できる間隔で強制的に第1揚程制御にして電
動ポンプ12A,12Bの凍結を防止する構成とするこ
とも可能である。
【0067】また、給水要求を流量検出手段の出力で判
断する構成としたが、圧力検出器20の圧力hi で判断
する構成としてもよい。そして、タイマを参照すること
によって各時間の経過を確認し、各締め切り揚程制御へ
移行する例で説明したが、電動ポンプ12A,12B、
または水の温度を検出する各温度検出手段の出力に基づ
いて各締め切り揚程制御へ移行する構成とすることも可
能である。
【0068】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、本来
であれば電動ポンプを停止させるところを、電動ポンプ
を第1揚程で制御する構成にしたので、電動ポンプの軸
動力の大きな待機時間を長くとることができ、給水要求
に対して迅速に対応することができる。そして、電動ポ
ンプを停止させることなく回転させ、すなわち発停を繰
り返さず、給水時も低速回転数から所定の回転数へ急峻
に立ち上がる構成にしたので、所定の回転数への立ち上
がり時の騒音が小さくなり、給水要求に対して迅速に対
応することができ、電動ポンプが凍結によって損傷する
のを防止することができるとともに、給水装置の構成部
品を収納ケース内に設置することで、給水装置全体の凍
結防止も可能になる。
【0069】さらに、電動ポンプは発停を繰り返さずに
回転しているので、電動ポンプのメカニカルシールおよ
び軸受けの寿命が長くなるため、電動ポンプのメインテ
ナンス費用を低減させることができる。また、第2揚程
制御になると、逆止め弁をソフトに閉成させて保圧する
ので、ウォーターハンマによる騒音の発生を防止するこ
とができ、圧力タンクが不要になったり、圧力タンクを
小形化できるため、給水装置を安価に製作できるととも
に、コンパクトに構成することができ、設置場所の制約
が緩和できる。
【0070】そして、電動ポンプが低速回転の第3揚程
制御で長期の待機状態になるので、電動ポンプを連続運
転させているにもかかわらず、給水していないときのラ
ンニングコストを、電動ポンプを停止させる場合に匹敵
する程の安価にすることができるとともに、静粛な運転
となる。さらに、第3揚程を許容最小締め切り揚程にす
ると、給水していないときのランニングコストを、さら
に安価にすることができる。また、絞り弁をバイパス管
に設けたので、バイパス流量を調整することができると
ともに、バイパス管による還流路に汎用性を持たせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である給水装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示した制御部の一例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1および図2に示した給水装置の動作を説明
する揚程−流量特性図である。
【図4】第1揚程制御における許容運転時間特性図であ
る。
【図5】図1および図2に示した給水装置における切換
制御部のフローチャートである。
【符号の説明】
1 給水配管 2 給水本管 3A,3B 給水分岐管 11 逆止め弁 12A,12B 電動ポンプ 13A,13B 逆止め弁 14A,14B 締め切り弁 15 バイパス管 16 電動弁 17 絞り弁 18,20 圧力検出器 19 フロースイッチ 21 制御部 21a 推定末端圧力設定器 21b 減算器 21c 選択スイッチ 21d 比例積分制御器 21e 直線指令器 21f 一次遅れ要素 21g 二乗演算器 21h 定数乗算器 21i 第1揚程設定器 21j 第2揚程設定器 21k 第3揚程設定器 21l 選択スイッチ 21m 減算器 21n,21p 定数設定器 21o 加算器 21q,21r 減算器 21s 定数設定器 21t 平方根演算器 21u 減算器 21v 比較器 21w 切換制御部 22A,22B インバータ ha 実揚程 hk 管端圧力 hc 固定揚程 hs 推定末端圧力 hi 圧力 n* 出力 n*2 出力 a 定数 hpoi 出力 hph 設定揚程 hpm 締め切り揚程 hpo 設定最小締め切り揚程 homin 補償揚程 hsuc 固定損失揚程 hsu 圧力 n* min 平方根 qmin 最小流量 qB バイパス流量 TB 許容運転時間

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動ポンプの下流の給水配管に逆止め弁
    が配設され、推定末端圧一定制御部で前記電動ポンプ
    を、インバータを介して制御することによって給水する
    給水装置において、 前記逆止め弁よりも下流の前記給水配管を、前記電動ポ
    ンプの吸い込み側に接続するバイパス管と、 このバイパス管の流路を開閉する電動弁と、 前記逆止め弁よりも下流の流量が、最小流量以下のとき
    に第1信号を出力し、前記最小流量よりも多いときに第
    2信号を出力する流量検出手段と、 設定揚程以上の揚程を第1揚程として前記電動ポンプ
    を、前記インバータを介して制御する第1揚程制御部
    と、 前記流量検出手段が第1信号を第1所定時間継続して出
    力すると、前記電動ポンプの制御を前記推定末端圧一定
    制御部から前記第1揚程制御部に切り換える切換制御部
    とを設けた、 ことを特徴とする給水装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の給水装置において、 前記第1揚程の80%〜95%の揚程を第2揚程として
    前記電動ポンプを、前記インバータを介して制御する第
    2揚程制御部を設け、 前記切換制御部は、前記流量検出手段が第1信号を前記
    第1所定時間継続して出力すると、許容運転時間から前
    記第1所定時間を差し引いた設定時間以内だけ、前記電
    動ポンプの制御を前記推定末端圧一定制御部から前記第
    1揚程制御部に切り換え、前記流量検出手段が第1信号
    を前記第1所定時間の後も引き続けて前記設定時間以内
    出力すると、前記電動ポンプの制御を前記第1揚程制御
    部から前記第2揚程制御に切り換えるとともに、前記電
    動弁を閉成させる、 ことを特徴とする給水装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の給水装置において、 前記第2揚程よりも小さく、設定最小締め切り揚程以上
    の揚程を第3揚程として前記電動ポンプを、前記インバ
    ータを介して制御する第3揚程制御部を設け、 前記切換制御部は、前記流量検出手段が第1信号を前記
    第1所定時間継続して出力すると、許容運転時間から前
    記第1所定時間を差し引いた設定時間以内だけ、前記電
    動ポンプの制御を前記推定末端圧一定制御部から前記第
    1揚程制御部に切り換え、前記流量検出手段が第1信号
    を前記第1所定時間の後も引き続けて前記設定時間以内
    出力すると、前記電動ポンプの制御を前記第1揚程制御
    部から前記第3揚程制御部に切り換えるとともに、前記
    電動弁を閉成させる、 ことを特徴とする給水装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の給水装置おいて、 前記第2揚程よりも小さく、設定最小締め切り揚程以上
    の揚程を第3揚程として前記電動ポンプを、前記インバ
    ータを介して制御する第3揚程制御部を設け、 前記切換制御部は、前記第2揚程制御部が前記電動ポン
    プを、前記インバータを介して制御した後も、前記流量
    検出手段が第1信号を引き続けて所定時間出力すると、
    前記電動ポンプの制御を前記第2揚程制御部から前記第
    3揚程制御部に切り換える、 ことを特徴とする給水装置。
  5. 【請求項5】 電動ポンプの下流の給水配管に逆止め弁
    が配設され、推定末端圧一定制御部で前記電動ポンプ
    を、インバータを介して制御することによって給水する
    給水装置において、 前記逆止め弁よりも下流の前記給水配管を、前記電動ポ
    ンプの吸い込み側に接続するバイパス管と、 このバイパス管の流路を開閉する電動弁と、 前記逆止め弁よりも下流の流量が、最小流量以下のとき
    に第1信号を出力し、前記最小流量よりも多いときに第
    2信号を出力する流量検出手段と、 設定揚程の80%〜95%の揚程を第2揚程として前記
    電動ポンプを、前記インバータを介して制御する第2揚
    程制御部とを設け、 前記流量検出手段が第1信号を所定時間継続して出力す
    ると、前記電動ポンプの制御を前記推定末端圧一定制御
    部から前記第2揚程制御部に切り換え、前記電動弁を閉
    成させる切換制御部とを設けた、 ことを特徴とする給水装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の揚水装置において、 前記第2揚程よりも小さく、設定最小締め切り揚程以上
    の揚程を第3揚程として前記電動ポンプを、前記インバ
    ータを介して制御する第3揚程制御部を設け、 前記切換制御部は、前記流量検出手段が第1信号を前記
    所定時間の後も引き続けて所定時間出力すると、前記電
    動ポンプの制御を前記第2揚程制御部から前記第3揚程
    制御部に切り換える、 ことを特徴とする給水装置。
  7. 【請求項7】 電動ポンプの下流の給水配管に逆止め弁
    が配設され、吐出圧一定制御部で前記電動ポンプを、イ
    ンバータを介して制御することによって給水する給水装
    置において、 前記逆止め弁よりも下流の前記給水配管を、前記電動ポ
    ンプの吸い込み側に接続するバイパス管と、 このバイパス管の流路を開閉する電動弁と、 前記逆止め弁よりも下流の流量が、最小流量以下のとき
    に第1信号を出力し、前記最小流量よりも多いときに第
    2信号を出力する流量検出手段と、 設定揚程以上の揚程を第1揚程として前記電動ポンプ
    を、前記インバータを介して制御する第1揚程制御部
    と、 前記流量検出手段が第1信号を第1所定時間継続して出
    力すると、前記電動ポンプの制御を前記吐出圧一定制御
    部から前記第1揚程制御部に切り換える切換制御部とを
    設けた、 ことを特徴とする給水装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の給水装置において、 前記第1揚程の80%〜95%の揚程を第2揚程として
    前記電動ポンプを、前記インバータを介して制御する第
    2揚程制御部を設け、 前記切換制御部は、前記流量検出手段が第1信号を前記
    第1所定時間継続して出力すると、許容運転時間から前
    記第1所定時間を差し引いた設定時間以内だけ、前記電
    動ポンプの制御を前記吐出圧一定制御部から前記第1揚
    程制御部に切り換え、前記流量検出手段が第1信号を前
    記第1所定時間の後も引き続けて前記設定時間以内出力
    すると、前記電動ポンプの制御を前記第1揚程制御部か
    ら前記第2揚程制御部に切り換えるとともに、前記電動
    弁を閉成させる、 ことを特徴とする給水装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の給水装置において、 前記第2揚程よりも小さく、設定最小締め切り揚程以上
    の揚程を第3揚程として前記電動ポンプを、前記インバ
    ータを介して制御する第3揚程制御部を設け、 前記切換制御部は、前記流量検出手段が第1信号を前記
    第1所定時間継続して出力すると、許容運転時間から前
    記第1所定時間を差し引いた設定時間以内だけ、前記電
    動ポンプの制御を前記吐出圧一定制御部から前記第1揚
    程制御部に切り換え、前記流量検出手段が第1信号を前
    記第1所定時間の後も引き続けて前記設定時間以内出力
    すると、前記電動ポンプの制御を前記第1揚程制御部か
    ら前記第3揚程制御部に切り換えるとともに、前記電動
    弁を閉成させる、 ことを特徴とする給水装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の給水装置おいて、 前記第2揚程よりも小さく、設定最小締め切り揚程以上
    の揚程を第3揚程として前記電動ポンプを、前記インバ
    ータを介して制御する第3揚程制御部を設け、 前記切換制御部は、前記第2揚程制御部が前記電動ポン
    プを、前記インバータを介して制御した後も、前記流量
    検出手段が第1信号を引き続けて所定時間出力すると、
    前記電動ポンプの制御を前記第2揚程制御部から前記第
    3揚程制御部に切り換える、 ことを特徴とする給水装置。
  11. 【請求項11】 電動ポンプの下流の給水配管に逆止め
    弁が配設され、吐出圧一定制御部で前記電動ポンプを、
    インバータを介して制御することによって給水する給水
    装置において、 前記逆止め弁よりも下流の前記給水配管を、前記電動ポ
    ンプの吸い込み側に接続するバイパス管と、 このバイパス管の流路を開閉する電動弁と、 前記逆止め弁よりも下流の流量が、最小流量以下のとき
    に第1信号を出力し、前記最小流量よりも多いときに第
    2信号を出力する流量検出手段と、 設定揚程の80%〜95%の揚程を第2揚程として前記
    電動ポンプを、前記インバータを介して制御する第2揚
    程制御部とを設け、 前記流量検出手段が第1信号を所定時間継続して出力す
    ると、前記電動ポンプの制御を前記吐出圧一定制御部か
    ら前記第2揚程制御部に切り換え、前記電動弁を閉成さ
    せる切換制御部とを設けた、 ことを特徴とする給水装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の揚水装置におい
    て、 前記第2揚程よりも小さく、設定最小締め切り揚程以上
    の揚程を第3揚程として前記電動ポンプを、前記インバ
    ータを介して制御する第3揚程制御部を設け、 前記切換制御部は、前記流量検出手段が第1信号を前記
    所定時間の後も引き続けて所定時間出力すると、前記電
    動ポンプの制御を前記第2揚程制御部から前記第3揚程
    制御部に切り換える、 ことを特徴とする給水装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれか1
    項に記載の給水装置において、 前記バイパス管に絞り弁を設けた、 ことを特徴とする給水装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項14のいずれか1
    項に記載の給水装置において、 前記電動ポンプの吸い込み側に接続された前記バイパス
    管の一端を、受水槽に接続した、 ことを特徴とする給水装置。
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