JPH10176685A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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- JPH10176685A JPH10176685A JP33728196A JP33728196A JPH10176685A JP H10176685 A JPH10176685 A JP H10176685A JP 33728196 A JP33728196 A JP 33728196A JP 33728196 A JP33728196 A JP 33728196A JP H10176685 A JPH10176685 A JP H10176685A
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- scroll
- pressure chamber
- support frame
- compression
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吐出ポートと渦巻き状のラップを有する固定
スクロールに、公転する渦巻き状のラップを有する揺動
スクロールを噛み合わせて圧縮したガスを該吐出ポート
から高圧室側に吐出するスクロール型圧縮機であって、
密閉容器外へ吐出される圧縮ガス中の潤滑油を抑えて冷
凍能力を高めたスクロール型圧縮機を提供する。 【解決手段】 密閉容器内を高圧室と低圧室に区画し、
さらに該低圧室内を支持フレームにより電動要素側とス
クロール圧縮要素側に区画し、冷媒ガスを該スクロール
圧縮要素側に導入し、かつ前記支持フレームの特定の位
置に上面から下面に貫通する潤滑油落とし穴を設ける。
スクロールに、公転する渦巻き状のラップを有する揺動
スクロールを噛み合わせて圧縮したガスを該吐出ポート
から高圧室側に吐出するスクロール型圧縮機であって、
密閉容器外へ吐出される圧縮ガス中の潤滑油を抑えて冷
凍能力を高めたスクロール型圧縮機を提供する。 【解決手段】 密閉容器内を高圧室と低圧室に区画し、
さらに該低圧室内を支持フレームにより電動要素側とス
クロール圧縮要素側に区画し、冷媒ガスを該スクロール
圧縮要素側に導入し、かつ前記支持フレームの特定の位
置に上面から下面に貫通する潤滑油落とし穴を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空調・冷凍
機等に搭載されるスクロール型圧縮機に関するものであ
り、さらに詳しくは、スクロール圧縮要素の固定スクロ
ールと揺動スクロールとを噛み合わせて形成される複数
の圧縮空間からなる圧縮室にて圧縮され、密閉容器外へ
吐出される圧縮ガス中に含まれる潤滑油を抑えて冷凍能
力を高め、長期に亘り安定して運転することができるス
クロール型圧縮機に関するものである。
機等に搭載されるスクロール型圧縮機に関するものであ
り、さらに詳しくは、スクロール圧縮要素の固定スクロ
ールと揺動スクロールとを噛み合わせて形成される複数
の圧縮空間からなる圧縮室にて圧縮され、密閉容器外へ
吐出される圧縮ガス中に含まれる潤滑油を抑えて冷凍能
力を高め、長期に亘り安定して運転することができるス
クロール型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスクロール型圧縮機にお
いては、密閉容器内に収納される電動要素とスクロール
型圧縮機とを備え、このスクロール圧縮要素は、密閉容
器内を高圧室と低圧室とに区画しかつこの高圧室に連通
する吐出ポートと渦巻き状のラップを有するアルミニウ
ムあるいはアルミニウム合金製固定スクロールと、この
固定スクロールに対して電動要素の駆動により公転する
渦巻き状のラップを有するアルミニウムあるいはアルミ
ニウム合金製揺動スクロールとを互いに噛み合わせて、
複数の圧縮空間からなる圧縮室を形成し、これら圧縮空
間にて圧縮されたガスを吐出ポートから高圧室側に吐出
させている。
いては、密閉容器内に収納される電動要素とスクロール
型圧縮機とを備え、このスクロール圧縮要素は、密閉容
器内を高圧室と低圧室とに区画しかつこの高圧室に連通
する吐出ポートと渦巻き状のラップを有するアルミニウ
ムあるいはアルミニウム合金製固定スクロールと、この
固定スクロールに対して電動要素の駆動により公転する
渦巻き状のラップを有するアルミニウムあるいはアルミ
ニウム合金製揺動スクロールとを互いに噛み合わせて、
複数の圧縮空間からなる圧縮室を形成し、これら圧縮空
間にて圧縮されたガスを吐出ポートから高圧室側に吐出
させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなスクロール
型圧縮機では、通常、密閉容器内にスクロール圧縮要素
を支持するとともに電動要素の回転軸の上端を回転自在
に軸支する支持フレームが備えられており、この支持フ
レームの上面からその内部を貫通して密閉容器の内壁面
に至る潤滑油落し穴が設けられている。この潤滑油落し
穴を通って下に落ちる潤滑油の多くは密閉容器内に吸入
される冷媒ガスにより吹き上げられて、圧縮室で圧縮さ
れる圧縮ガス中に混入する。吐出ポートから高圧室側に
吐出した圧縮ガス中に含まれる潤滑油は高圧室内で分離
されるものの、一部の潤滑油は圧縮ガスに同伴されて密
閉容器外にでて冷凍サイクル中の凝縮器、蒸発器などの
内壁に付着して熱交換率を低下させ、冷凍能力を低下さ
せる問題があった。本発明の目的は、密閉容器外へ吐出
される圧縮ガス中に含まれる潤滑油を抑えて冷凍能力を
高め、長期に亘り安定して運転できるスクロール型圧縮
機を提供することである。
型圧縮機では、通常、密閉容器内にスクロール圧縮要素
を支持するとともに電動要素の回転軸の上端を回転自在
に軸支する支持フレームが備えられており、この支持フ
レームの上面からその内部を貫通して密閉容器の内壁面
に至る潤滑油落し穴が設けられている。この潤滑油落し
穴を通って下に落ちる潤滑油の多くは密閉容器内に吸入
される冷媒ガスにより吹き上げられて、圧縮室で圧縮さ
れる圧縮ガス中に混入する。吐出ポートから高圧室側に
吐出した圧縮ガス中に含まれる潤滑油は高圧室内で分離
されるものの、一部の潤滑油は圧縮ガスに同伴されて密
閉容器外にでて冷凍サイクル中の凝縮器、蒸発器などの
内壁に付着して熱交換率を低下させ、冷凍能力を低下さ
せる問題があった。本発明の目的は、密閉容器外へ吐出
される圧縮ガス中に含まれる潤滑油を抑えて冷凍能力を
高め、長期に亘り安定して運転できるスクロール型圧縮
機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等はかかる問題
について鋭意研究した結果、支持フレームによりスクロ
ール圧縮要素と電動要素を区画し、吸入する冷媒ガスを
このスクロール圧縮要素側に導入するとともに、この支
持フレームの特定の位置に上下方向に貫通する潤滑油落
し穴を設けることにより、落下する潤滑油が冷媒ガスに
よって吹き上げられることがなくなり、密閉容器外へ吐
出される圧縮ガス中に含まれる潤滑油を抑えて冷凍能力
を高め、長期に亘り安定して運転できるスクロール型圧
縮機が得られることを見いだし、本発明を成すに到っ
た。
について鋭意研究した結果、支持フレームによりスクロ
ール圧縮要素と電動要素を区画し、吸入する冷媒ガスを
このスクロール圧縮要素側に導入するとともに、この支
持フレームの特定の位置に上下方向に貫通する潤滑油落
し穴を設けることにより、落下する潤滑油が冷媒ガスに
よって吹き上げられることがなくなり、密閉容器外へ吐
出される圧縮ガス中に含まれる潤滑油を抑えて冷凍能力
を高め、長期に亘り安定して運転できるスクロール型圧
縮機が得られることを見いだし、本発明を成すに到っ
た。
【0005】すなわち、本発明の請求項1の発明は、密
閉容器内に収納される電動要素とスクロール圧縮要素と
を備え、前記密閉容器内を高圧室と低圧室とに区画し、
前記スクロール圧縮要素は前記高圧室に連通する吐出ポ
ートと渦巻き状のラップを有する固定スクロールとこの
固定スクロールに対して前記電動要素の駆動により公転
する渦巻き状のラップを有する揺動スクロールとを互い
に噛み合わせて複数の圧縮空間からなる圧縮室を形成
し、この圧縮室にて圧縮されたガスを前記吐出ポートか
ら高圧室側に吐出するスクロール型圧縮機において、支
持フレームにより前記電動要素と前記スクロール圧縮要
素を区画して、前記密閉容器内に吸入する冷媒ガスを前
記スクロール圧縮要素側に導入するとともに、前記電動
要素の固定子の内周面より内側の位置に前記支持フレー
ムの上面から下面に貫通する潤滑油落とし穴を設けたこ
とを特徴とするスクロール型圧縮機である。
閉容器内に収納される電動要素とスクロール圧縮要素と
を備え、前記密閉容器内を高圧室と低圧室とに区画し、
前記スクロール圧縮要素は前記高圧室に連通する吐出ポ
ートと渦巻き状のラップを有する固定スクロールとこの
固定スクロールに対して前記電動要素の駆動により公転
する渦巻き状のラップを有する揺動スクロールとを互い
に噛み合わせて複数の圧縮空間からなる圧縮室を形成
し、この圧縮室にて圧縮されたガスを前記吐出ポートか
ら高圧室側に吐出するスクロール型圧縮機において、支
持フレームにより前記電動要素と前記スクロール圧縮要
素を区画して、前記密閉容器内に吸入する冷媒ガスを前
記スクロール圧縮要素側に導入するとともに、前記電動
要素の固定子の内周面より内側の位置に前記支持フレー
ムの上面から下面に貫通する潤滑油落とし穴を設けたこ
とを特徴とするスクロール型圧縮機である。
【0006】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
のスクロール型圧縮機において、前記吐出ポートの上部
に、前記密閉容器内を高圧室と低圧室とに区画するため
の隔壁を設けたことを特徴とする。
のスクロール型圧縮機において、前記吐出ポートの上部
に、前記密閉容器内を高圧室と低圧室とに区画するため
の隔壁を設けたことを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3の発明は、請求項1ある
いは請求項2記載のスクロール型圧縮機において、前記
支持フレームは鋳造一体成形品であることを特徴とす
る。
いは請求項2記載のスクロール型圧縮機において、前記
支持フレームは鋳造一体成形品であることを特徴とす
る。
【0008】本発明の請求項4の発明は、請求項1ない
し請求項3記載のスクロール型圧縮機において、冷媒が
HFC系冷媒、HCFC系冷媒から選ばれる冷媒であ
り、潤滑油がエステル系オイル、エーテル系オイル、ア
ルキルベンゼン系オイルから選ばれる潤滑油であること
を特徴とする。
し請求項3記載のスクロール型圧縮機において、冷媒が
HFC系冷媒、HCFC系冷媒から選ばれる冷媒であ
り、潤滑油がエステル系オイル、エーテル系オイル、ア
ルキルベンゼン系オイルから選ばれる潤滑油であること
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図1
と図2に示す図面に基づいて詳細に説明すると、図1は
本発明に係るスクロール型圧縮機の全体構成を示す断面
図であり、図2の(a)は、図1の本発明のスクロール
型圧縮機の支持フレームの平面図であり、(b)はこの
支持フレームのA−A断面図である。図3の(a)は、
従来のスクロール型圧縮機の支持フレームの平面図であ
り、(b)はこの支持フレームのB−B断面図である。
と図2に示す図面に基づいて詳細に説明すると、図1は
本発明に係るスクロール型圧縮機の全体構成を示す断面
図であり、図2の(a)は、図1の本発明のスクロール
型圧縮機の支持フレームの平面図であり、(b)はこの
支持フレームのA−A断面図である。図3の(a)は、
従来のスクロール型圧縮機の支持フレームの平面図であ
り、(b)はこの支持フレームのB−B断面図である。
【0010】図1において、1は密閉容器である。この
密閉容器1内には、支持フレーム2を間に介して電動要
素3が下部側に、この電動要素3にて駆動されるスクロ
ール圧縮要素4が上部側にそれぞれ配置収納されてい
る。
密閉容器1内には、支持フレーム2を間に介して電動要
素3が下部側に、この電動要素3にて駆動されるスクロ
ール圧縮要素4が上部側にそれぞれ配置収納されてい
る。
【0011】前記電動要素3は、前記支持フレーム2に
回転自在に軸支された回転軸31と、この回転軸31に
圧入保持された回転子32と、この回転子32の外周に
嵌装された固定子33とで構成されているとともに、前
記回転軸31の上端部には、偏心部31aが軸心と偏心
させて形成され、この偏心部31aには、後述するスク
ロール圧縮要素4の揺動スクロール6の下面偏心部に設
けたピン部61aが挿入されて連結されるようになって
いる。
回転自在に軸支された回転軸31と、この回転軸31に
圧入保持された回転子32と、この回転子32の外周に
嵌装された固定子33とで構成されているとともに、前
記回転軸31の上端部には、偏心部31aが軸心と偏心
させて形成され、この偏心部31aには、後述するスク
ロール圧縮要素4の揺動スクロール6の下面偏心部に設
けたピン部61aが挿入されて連結されるようになって
いる。
【0012】一方、前記スクロール圧縮要素4は、固定
スクロール5と、この固定スクロール5の下側に配置さ
れた揺動スクロール6とで構成され、前記固定スクロー
ル5は、低圧室1B側下面に渦巻き状のラップ51が突
出形成されているとともに、その中央部には、前記高圧
室1A側に連通する吐出ポート52が設けられている。
スクロール5と、この固定スクロール5の下側に配置さ
れた揺動スクロール6とで構成され、前記固定スクロー
ル5は、低圧室1B側下面に渦巻き状のラップ51が突
出形成されているとともに、その中央部には、前記高圧
室1A側に連通する吐出ポート52が設けられている。
【0013】吐出ポート52の上部には、前記密閉容器
1内を高圧室1Aと低圧室1Bとに区画する隔壁9が吐
出ポート52の外周にU字型シールパッキング12を介
して気密に嵌合させて配設されており、この隔壁9の中
央部にはバルブ91と吐出口92を備えた中空ノズル部
93が設けられている。さらに、この吐出ポート52の
上方を取り囲むように、上部がバネ10で密閉容器1と
の間に保持されているデミスタ11が設置されている。
U字型シールパッキング12は、固定スクロール5の吐
出ポート52と隔壁9との間をシールするためのパッキ
ングであり、13は圧縮ガスが通過するようにデミスタ
11に設けられた複数の小孔である。そして、14は分
離したオイル(潤滑油)を密閉容器1の底部のオイル溜
15に戻すためのパイプを示す。オイル溜15に溜めら
れたオイルは回転軸31の下端に設けられ、回転軸31
の回転により駆動されるポンプ34により汲み上げられ
て、回転軸31の中空部35を経て上方の摺動部に送ら
れ、循環して使用するようになっている。
1内を高圧室1Aと低圧室1Bとに区画する隔壁9が吐
出ポート52の外周にU字型シールパッキング12を介
して気密に嵌合させて配設されており、この隔壁9の中
央部にはバルブ91と吐出口92を備えた中空ノズル部
93が設けられている。さらに、この吐出ポート52の
上方を取り囲むように、上部がバネ10で密閉容器1と
の間に保持されているデミスタ11が設置されている。
U字型シールパッキング12は、固定スクロール5の吐
出ポート52と隔壁9との間をシールするためのパッキ
ングであり、13は圧縮ガスが通過するようにデミスタ
11に設けられた複数の小孔である。そして、14は分
離したオイル(潤滑油)を密閉容器1の底部のオイル溜
15に戻すためのパイプを示す。オイル溜15に溜めら
れたオイルは回転軸31の下端に設けられ、回転軸31
の回転により駆動されるポンプ34により汲み上げられ
て、回転軸31の中空部35を経て上方の摺動部に送ら
れ、循環して使用するようになっている。
【0014】前記揺動スクロール6は、その上面に渦巻
き状のラップ61が突出形成され、このラップ61に
は、前記固定スクロール5のラップ51が互いに噛み合
わされ、これによって、外方から内方に向かって次第に
縮小する複数の圧縮空間7からなる圧縮室8が前記吐出
ポート52に連通して形成され、この圧縮室8にて冷媒
を圧縮するようになっている。
き状のラップ61が突出形成され、このラップ61に
は、前記固定スクロール5のラップ51が互いに噛み合
わされ、これによって、外方から内方に向かって次第に
縮小する複数の圧縮空間7からなる圧縮室8が前記吐出
ポート52に連通して形成され、この圧縮室8にて冷媒
を圧縮するようになっている。
【0015】前記固定スクロール5の下面に突出形成さ
れたラップ51の頂部にはシール部材aが埋設して配設
されており、また、前記揺動スクロール6の上面に突出
形成されたラップ61の頂部にもシール部材bが埋設し
て配設されており、このシール部材a、bの一部が各ス
クロールの摺動面と接して圧縮ガスのシールを行うよう
にしてある。
れたラップ51の頂部にはシール部材aが埋設して配設
されており、また、前記揺動スクロール6の上面に突出
形成されたラップ61の頂部にもシール部材bが埋設し
て配設されており、このシール部材a、bの一部が各ス
クロールの摺動面と接して圧縮ガスのシールを行うよう
にしてある。
【0016】また、前記揺動スクロール6の下面偏心部
には、ピン部61aが突設され、このピン部61aは、
前記回転軸31の上端部に設けた偏心部31aに挿入さ
れて連結されている。
には、ピン部61aが突設され、このピン部61aは、
前記回転軸31の上端部に設けた偏心部31aに挿入さ
れて連結されている。
【0017】さらに、前記スクロール圧縮要素4を構成
する固定スクロール5と揺動スクロール6との間には、
図示しないオルダム継手が介装され、このオルダム継手
は、前記電動要素3の駆動により固定スクロール5に対
して揺動スクロール6を自転しないように円軌道上を公
転させるようになっている。
する固定スクロール5と揺動スクロール6との間には、
図示しないオルダム継手が介装され、このオルダム継手
は、前記電動要素3の駆動により固定スクロール5に対
して揺動スクロール6を自転しないように円軌道上を公
転させるようになっている。
【0018】そして、前記バルブ91は、前記吐出ポー
ト52の上方に設けられた中空ノズル部93の吐出側を
開閉させることにより、前記揺動スクロール6の揺動運
動により圧縮室8にて圧縮されたガスを前記高圧室1A
内に吐出させるようになっている。前記高圧室1A内で
分離したオイルはパイプ14を経て密閉容器1の底部の
オイル溜15に戻すようになっている。
ト52の上方に設けられた中空ノズル部93の吐出側を
開閉させることにより、前記揺動スクロール6の揺動運
動により圧縮室8にて圧縮されたガスを前記高圧室1A
内に吐出させるようになっている。前記高圧室1A内で
分離したオイルはパイプ14を経て密閉容器1の底部の
オイル溜15に戻すようになっている。
【0019】なお、図中16は前記支持フレーム2の外
周に設けた冷媒吸込通路で、この冷媒吸込通路16は、
前記スクロール圧縮要素4の圧縮室8と連通して、この
圧縮室8内に冷媒を導くようになっている。
周に設けた冷媒吸込通路で、この冷媒吸込通路16は、
前記スクロール圧縮要素4の圧縮室8と連通して、この
圧縮室8内に冷媒を導くようになっている。
【0020】さらに、図中17は冷媒の吸込管、18は
前記密閉容器1の上部に設けた高圧室1Aと連通する吐
出管をそれぞれ示すものである。36は電源ターミナル
を示す。
前記密閉容器1の上部に設けた高圧室1Aと連通する吐
出管をそれぞれ示すものである。36は電源ターミナル
を示す。
【0021】上記の例では、固定スクロール5とデミス
タ11との間に密閉容器1内を高圧室1Aと低圧室1B
とに区画する隔壁9を設けた例を示したが、図示しない
が、このような隔壁9を設けず、例えば、固定スクロー
ル5により密閉容器1内を高圧室1Aと低圧室1Bとに
区画しても差し支えない。
タ11との間に密閉容器1内を高圧室1Aと低圧室1B
とに区画する隔壁9を設けた例を示したが、図示しない
が、このような隔壁9を設けず、例えば、固定スクロー
ル5により密閉容器1内を高圧室1Aと低圧室1Bとに
区画しても差し支えない。
【0022】図1に示されているように、本発明のスク
ロール型圧縮機においては、支持フレーム2が低圧室1
B内をさらに電動要素3側とスクロール圧縮要素4側と
に区画しており、密閉容器1内に吸込管17から吸入す
る冷媒ガスはスクロール圧縮要素4側に導入されるよう
になっている。そして、電動要素3の固定子33の内周
面より内側の位置に支持フレーム2の上面から下面に貫
通する潤滑油落とし穴21が設けられている。このよう
に構成することにより、潤滑油落とし穴21から落下す
る潤滑油が冷媒ガスによって吹き上げられることがなく
なり、例えば、高圧室1A内へ同伴される潤滑油量は潤
滑に用いられた潤滑油の約5%程度であり、高圧室1A
内へ同伴された潤滑油も分離されてパイプ14を経てオ
イル溜り15に循環され、潤滑に用いられた潤滑油の残
り約95%は低圧室1B側に存在するようになるので、
密閉容器1外へ吐出される圧縮ガス中に含まれる潤滑油
を非常に少なくすることができ、冷凍能力を高めること
ができる。
ロール型圧縮機においては、支持フレーム2が低圧室1
B内をさらに電動要素3側とスクロール圧縮要素4側と
に区画しており、密閉容器1内に吸込管17から吸入す
る冷媒ガスはスクロール圧縮要素4側に導入されるよう
になっている。そして、電動要素3の固定子33の内周
面より内側の位置に支持フレーム2の上面から下面に貫
通する潤滑油落とし穴21が設けられている。このよう
に構成することにより、潤滑油落とし穴21から落下す
る潤滑油が冷媒ガスによって吹き上げられることがなく
なり、例えば、高圧室1A内へ同伴される潤滑油量は潤
滑に用いられた潤滑油の約5%程度であり、高圧室1A
内へ同伴された潤滑油も分離されてパイプ14を経てオ
イル溜り15に循環され、潤滑に用いられた潤滑油の残
り約95%は低圧室1B側に存在するようになるので、
密閉容器1外へ吐出される圧縮ガス中に含まれる潤滑油
を非常に少なくすることができ、冷凍能力を高めること
ができる。
【0023】図2の(a)、(b)に示した図1の本発
明のスクロール型圧縮機の支持フレーム2は、鋳造によ
り一体に成形されたものであり、22は支持フレーム2
に一体に形成されている、低圧室1B内を電動要素3側
とスクロール圧縮要素4側とに区画するための仕切であ
り、23は電源ターミナル36が配置される部分を示
す。
明のスクロール型圧縮機の支持フレーム2は、鋳造によ
り一体に成形されたものであり、22は支持フレーム2
に一体に形成されている、低圧室1B内を電動要素3側
とスクロール圧縮要素4側とに区画するための仕切であ
り、23は電源ターミナル36が配置される部分を示
す。
【0024】図3の(a)、(b)に示した従来のスク
ロール型圧縮機の支持フレーム2Aは、鋳造により一体
に成形されたものであるが、低圧室1B内を電動要素3
側とスクロール圧縮要素4側とに区画するための仕切が
なく、また、支持フレーム2Aの内側の側面から内部を
貫通して密閉容器1の内壁面に至る潤滑油落し穴21A
が設けられている。23は電源ターミナル36が配置さ
れる部分を示す。この潤滑油落し穴21Aを通って下に
落ちる潤滑油の一部は密閉容器1内に吸込管17から吸
入する冷媒ガスにより吹き上げられて、圧縮室8にて圧
縮される圧縮ガス中に混入する。吐出ポート52から高
圧室1A側に吐出した圧縮ガス中に含まれる潤滑油は高
圧室1A内である程度分離されるものの、一部の潤滑油
は圧縮ガスに同伴されて密閉容器1外にでる。このよう
な構成の従来のスクロール型圧縮機は、潤滑油落とし穴
21Aから落下する潤滑油が冷媒ガスによって吹き上げ
られるので、例えば、高圧室1A内へ同伴される潤滑油
量は潤滑に用いられた潤滑油の約50%程度になり、潤
滑に用いられた潤滑油の残り約50%程度しか低圧室1
B側に存在しないようになるので、高圧室1A内へ同伴
された潤滑油は一部が分離されてパイプ14を経てオイ
ル溜り15に循環されるものの、密閉容器1外へ吐出さ
れる圧縮ガス中に含まれる潤滑油が多くなり、冷凍能力
が低下する原因となる。
ロール型圧縮機の支持フレーム2Aは、鋳造により一体
に成形されたものであるが、低圧室1B内を電動要素3
側とスクロール圧縮要素4側とに区画するための仕切が
なく、また、支持フレーム2Aの内側の側面から内部を
貫通して密閉容器1の内壁面に至る潤滑油落し穴21A
が設けられている。23は電源ターミナル36が配置さ
れる部分を示す。この潤滑油落し穴21Aを通って下に
落ちる潤滑油の一部は密閉容器1内に吸込管17から吸
入する冷媒ガスにより吹き上げられて、圧縮室8にて圧
縮される圧縮ガス中に混入する。吐出ポート52から高
圧室1A側に吐出した圧縮ガス中に含まれる潤滑油は高
圧室1A内である程度分離されるものの、一部の潤滑油
は圧縮ガスに同伴されて密閉容器1外にでる。このよう
な構成の従来のスクロール型圧縮機は、潤滑油落とし穴
21Aから落下する潤滑油が冷媒ガスによって吹き上げ
られるので、例えば、高圧室1A内へ同伴される潤滑油
量は潤滑に用いられた潤滑油の約50%程度になり、潤
滑に用いられた潤滑油の残り約50%程度しか低圧室1
B側に存在しないようになるので、高圧室1A内へ同伴
された潤滑油は一部が分離されてパイプ14を経てオイ
ル溜り15に循環されるものの、密閉容器1外へ吐出さ
れる圧縮ガス中に含まれる潤滑油が多くなり、冷凍能力
が低下する原因となる。
【0025】冷蔵庫、自動販売機及びショーケース用の
圧縮機は従来冷媒としてジクロロジフルオロメタン(R
12)を多く使用していた。このR12は、その高いオ
ゾン破壊の潜在性により、大気中に放出されて地球上空
のオゾン層に到達すると、このオゾン層を破壊する問題
からフロン規制の対象となっている。このオゾン層の破
壊は冷媒中の塩素基(Cl)により引き起こされる。
圧縮機は従来冷媒としてジクロロジフルオロメタン(R
12)を多く使用していた。このR12は、その高いオ
ゾン破壊の潜在性により、大気中に放出されて地球上空
のオゾン層に到達すると、このオゾン層を破壊する問題
からフロン規制の対象となっている。このオゾン層の破
壊は冷媒中の塩素基(Cl)により引き起こされる。
【0026】本発明で使用する冷媒としては、具体的に
は、例えば、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
(R134a)単体又はR134aとジフルオロメタン
(R−32)とペンタフルオロエタン(R−125)と
の混合冷媒(R407C)、R−32とR−125との
混合冷媒(R410A)などのHFC系冷媒、ハイドロ
クロロジフルオロメタン(R22)単体又は混合冷媒な
どのHCFC系冷媒などを挙げることができる。本発明
で使用する冷凍機油としては、具体的には、例えば、こ
れらの冷媒と相溶性のあるエステル系オイル、エーテル
系オイルあるいはこれらの冷媒と相溶性のないアルキル
ベンゼン系オイル、あるいはこれらの混合物などの冷凍
機油を挙げることができる。
は、例えば、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
(R134a)単体又はR134aとジフルオロメタン
(R−32)とペンタフルオロエタン(R−125)と
の混合冷媒(R407C)、R−32とR−125との
混合冷媒(R410A)などのHFC系冷媒、ハイドロ
クロロジフルオロメタン(R22)単体又は混合冷媒な
どのHCFC系冷媒などを挙げることができる。本発明
で使用する冷凍機油としては、具体的には、例えば、こ
れらの冷媒と相溶性のあるエステル系オイル、エーテル
系オイルあるいはこれらの冷媒と相溶性のないアルキル
ベンゼン系オイル、あるいはこれらの混合物などの冷凍
機油を挙げることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明のスクロール型圧縮機は、密閉容
器外へ吐出される圧縮ガス中に含まれる潤滑油を抑える
ことができるので冷凍能力が高められるとともに、長期
に亘り安定して運転できる。
器外へ吐出される圧縮ガス中に含まれる潤滑油を抑える
ことができるので冷凍能力が高められるとともに、長期
に亘り安定して運転できる。
【図1】 本発明のスクロール型圧縮機の一実施例の全
体構成を示す断面図である。
体構成を示す断面図である。
【図2】 (a)は、図1の本発明のスクロール型圧縮
機の支持フレームの平面図であり、(b)はこの支持フ
レームの断面図である。
機の支持フレームの平面図であり、(b)はこの支持フ
レームの断面図である。
【図3】 (a)は、従来のスクロール型圧縮機の支持
フレームの平面図であり、(b)はこの支持フレームの
断面図である。
フレームの平面図であり、(b)はこの支持フレームの
断面図である。
1 密閉容器 1A 高圧室 1B 低圧室 2、2A 支持フレーム 3 電動要素 4 スクロール圧縮要素 5 固定スクロール 6 揺動スクロール 7 圧縮空間 8 圧縮室 9 隔壁 21、21A 潤滑油落し穴 22 仕切 33 固定子 51、61 渦巻き状のラップ 52 吐出ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 里 和哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 江原 俊行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 密閉容器内に収納される電動要素とスク
ロール圧縮要素とを備え、前記密閉容器内を高圧室と低
圧室とに区画し、前記スクロール圧縮要素は前記高圧室
に連通する吐出ポートと渦巻き状のラップを有する固定
スクロールとこの固定スクロールに対して前記電動要素
の駆動により公転する渦巻き状のラップを有する揺動ス
クロールとを互いに噛み合わせて複数の圧縮空間からな
る圧縮室を形成し、この圧縮室にて圧縮されたガスを前
記吐出ポートから高圧室側に吐出するスクロール型圧縮
機において、支持フレームにより前記電動要素と前記ス
クロール圧縮要素を区画して、前記密閉容器内に吸入す
る冷媒ガスを前記スクロール圧縮要素側に導入するとと
もに、前記電動要素の固定子の内周面より内側の位置に
前記支持フレームの上面から下面に貫通する潤滑油落と
し穴を設けたことを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 【請求項2】 前記吐出ポートの上部に、前記密閉容器
内を高圧室と低圧室とに区画するための隔壁を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項3】 前記支持フレームは鋳造一体成形品であ
ることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載のス
クロール型圧縮機。 - 【請求項4】 冷媒がHFC系冷媒、HCFC系冷媒か
ら選ばれる冷媒であり、潤滑油がエステル系オイル、エ
ーテル系オイル、アルキルベンゼン系オイルから選ばれ
る潤滑油であることを特徴とする請求項1ないし請求項
3記載のスクロール型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33728196A JPH10176685A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33728196A JPH10176685A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | スクロール型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10176685A true JPH10176685A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18307141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33728196A Pending JPH10176685A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10176685A (ja) |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP33728196A patent/JPH10176685A/ja active Pending
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