JPH10176713A - 直動案内装置 - Google Patents
直動案内装置Info
- Publication number
- JPH10176713A JPH10176713A JP26397097A JP26397097A JPH10176713A JP H10176713 A JPH10176713 A JP H10176713A JP 26397097 A JP26397097 A JP 26397097A JP 26397097 A JP26397097 A JP 26397097A JP H10176713 A JPH10176713 A JP H10176713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- rolling element
- containing polymer
- lubricant
- guide rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
できる直動案内装置を提供する。 【解決手段】 外面に転動体転動溝33a,33bを有
して軸方向に延びる案内レール31にスライダが遊嵌さ
れ、スライダは案内レールの転動体転動溝に対向する負
荷転動体転動溝及びこの負荷転動体転動溝の両端部に湾
曲路を介して連結された転動体戻し路からなる転動体循
環路を備え、この転動体循環路に前記案内レールに沿っ
て前記スライダを相対移動させる多数の転動体が装填さ
れた直動案内軸受装置において、前記案内レール31の
転動体転動溝33a,33bの転動体との接触部付近に
突部48a,48bを設けて摺接し、摺接する部分以外
の部分が非接触シールとなる潤滑剤含有ポリマ部材41
を取付けたことを特徴とする。
Description
ールねじ等の直動案内装置に関する。
アガイドは、軸方向に長く延びる案内レールと、この案
内レールに移動自在に遊嵌されるスライダとから構成さ
れている。案内レールの外面には転動体転動溝が設けら
れ、スライダには案内レールの転動体転動溝に対向する
負荷転動体転動溝が設けられている。さらに、この負荷
転動体転動溝の両端部には湾曲路を介して連結された転
動体戻し路からなる転動体循環路が設けられている。こ
の転動体循環路には案内レールに沿ってスライダを相対
移動させる多数の転動体が装填されている。
受装置は、本出願人が既に出願した特開平9−5363
7号公報(以下、従来例という)として知られている。
この従来例のものは、直動案内軸受装置において、長期
間に亘って転動体に潤滑剤を安定的に供給でき、転動体
が滑らかな転がり運動を維持するようにしたものであ
り、具体的には図12及び図13に示すように構成され
ている。
転動体転動溝2a,2bが設けられ、スライダ3には案
内レール1の転動体転動溝2a,2bに対向する負荷転
動体転動溝(図示しない)が設けられている。スライダ
3の両端部にはエンドキャップ4が設けられ、このエン
ドキャップ4に近い側から補強板5、潤滑剤含有ポリマ
部材6及び板状部材としてのサイドシール7が重ね合わ
した状態に固定されている。
る潤滑剤含有ポリマ部材6は、エンドキャップ4の外形
に合わせた略コ字形状に形成されていて、そのコ字形状
の内側の面は、テーパ状ではなく平坦な形状であって、
案内レール1の断面形状に合わせて案内レール1の上面
1a及び転動体転動溝2a、2bを含む外側面1bに摺
接可能な形状となっている。
ライダ3と一体に案内レール1に沿って移動すると、潤
滑剤含有ポリマ部材6から経時的に徐々にしみだす潤滑
剤は、確実に案内レール1に供給され、案内レール1に
供給された潤滑剤は、その案内レール1の表面や転動体
転動溝2a,2bを介して転動体に供給される。
ポリマ部材6の両袖部6a、6bに形成された貫通孔8
a、8bのそれぞれにはリング状部材9a、9bが嵌め
込まれている。また、潤滑剤含有ポリマ部材6の連結部
6cに形成された貫通孔8cにもリング状部材9cが嵌
め込まれている。
d,6eと転動体転動溝2a、2bとの摺接する際の単
位面積当りの面圧の調整は、リング状部材9a、9b及
び9cと貫通孔8a、8b、8cの寸法調整で実施して
いた。
弾性体を用いて潤滑剤含有ポリマ部材6の凸部6d,6
eと転動体転動溝2a、2bとの摺接する際の単位面積
当りの面圧の調整を調整していた。すなわち、図14
は、潤滑剤含有ポリマ部材6の上面及び両側面には連続
して凹溝11を形成し、この凹溝11に略コ字状に形成
された板ばねからなる弾性体10が嵌合し、この弾性体
10の弾性力によって潤滑剤含有ポリマ部材6を案内レ
ール1の幅方向に加圧したものである。
における両袖部6a,6b及び連結部6cに潤滑剤含有
ポリマ部材6の凹部を囲むように略コ字状の凹溝12を
設け、この凹溝12に略コ字状に形成された板ばねから
なる弾性体13を嵌合し、この弾性体13の弾性力によ
って潤滑剤含有ポリマ部材6を案内レール1の幅方向に
加圧したものである。
じを示し、外周面21aに螺旋状のねじ溝21bを有す
るねじ軸21に、ボールねじナット22が多数のボール
23を介して螺合されている。ボールねじナット22は
内周面22aにねじ軸21のねじ溝21bに対応したね
じ溝22bを有すると共に、そのねじ溝22b内を転動
するボール23を導いて循環させるための図示しないボ
ール循環部を肉厚の胴部分に有している。
25に潤滑油含有ポリマ部材26が嵌着されて、止めね
じ27によりボールねじナット22にボールねじナット
22の軸方向と回転方向に固定されている。潤滑油含有
ポリマ部材26の外周面26bには、溝26dが有り、
その中にばね(ガータスプリング)28が嵌挿してあ
る。このばね28が一定の締め付け力で潤滑油含有ポリ
マ部材26のねじ溝21bの形状に合せて形成されてい
る内径面26aをねじ軸21のねじ溝面21cに向けて
ラジアル方向に加圧し、潤滑油含有ポリマ部材26の内
径面26aのほぼ全面が一定の圧力で前記ねじ軸21の
ねじ溝面21cに接触している。
9−53637号公報に示す直動案内軸受装置は、図1
3〜図15に示すように、リング状部材や弾性体を用い
ることで潤滑剤含有ポリマ部材を転動体転動溝並びに案
内レールの上面及び側面に密着していたため、潤滑剤含
有ポリマ部材と案内レールとの接触が全面当りに近いた
め、自己潤滑機能は備えているものの、スライダの摩擦
力増加が無視できない。特に、高精度テーブル等に関し
ては、案内系で生じる摩擦力は位置決め精度や輪郭精度
の外乱要因となる可能性がある。
ねじは、潤滑油含有ポリマ部材の内径面のほぼ全面をね
じ軸のねじ溝面に接触させるため、ばね(ガータスプリ
ング)の締め付け力は大きくなりその結果、ボールねじ
の作動時に大きい摩擦力が発生して、ボールねじの作動
トルクが大きくなり大容量の駆動モータが必要となる。
また摩擦による発熱も大きくなり、ボールねじの熱変位
による位置精度不良なども発生しやすくなるという問題
点があった。
ので、その目的とするところは、作動摩擦力が小さく、
また熱変位による位置精度不良なども発生しにくく、長
期間に亘って安定して潤滑油を自動的に供給できる長寿
命の直動案内装置を提供することにある。
成するために、請求項1は、外面に転動体転動溝を有す
る内部部材と、この内部部材と隙間を介して対向する外
部部材と、前記内部部材と前記外部部材との間の転動体
転動溝を転動し、前記外部部材を相対移動させる多数の
転動体とからなる直動案内装置において、前記内部部材
の転動体転動溝の転動体との接触部付近のみと摺接し、
摺接する部分以外の部分が非接触シールとなる潤滑剤含
有ポリマ部材を取付けたことを特徴とする。
外面に転動体転動溝を有して軸方向に延びる案内レール
であり、前記外部部材は前記案内レールに遊嵌されるス
ライダであり、前記転動体転動溝を転動し、案内レール
とスライダとが相対的に直線運動するリニアガイドであ
って、前記案内レールの転動体転動溝の転動体との接触
部付近のみと摺接し、摺接する部分以外の部分が非接触
シールとなる潤滑剤含有ポリマ部材を取付けたことを特
徴とする。
外周面に螺旋状の転動体転動溝を有するねじ軸であり、
前記外部部材は、前記ねじ軸に遊嵌され、内周面に前記
ねじ軸の転動体転動溝に対応する転動体転動溝を有する
ボールねじナットであり、前記両転動溝間の螺旋状空間
内を転動する多数の転動体とを備えたボールねじであっ
て、前記ボールねじナットの端部に前記ねじ軸の転動体
転動溝の前記ボールとの接触部付近のみと摺接し、該摺
接する部分以外の部分が非接触シールとなる潤滑油含有
ポリマ部材を取り付けたことを特徴とする。
外周面に螺旋状の転動体転動溝を有するねじ軸であり、
前記外部部材は、前記ねじ軸に遊嵌され、内周面に前記
ねじ軸の転動体転動溝に対応する転動体転動溝を有する
ボールねじナットであり、前記両転動溝間の螺旋状空間
内を転動する多数の転動体とを備えたボールねじであっ
て、前記ボールねじナットの端部に前記ねじ軸の転動体
転動溝面の前記ボールとの接触部付近のみと摺接する潤
滑油含有ポリマ部材及び非接触シールを併設したことを
特徴とする。
に滲み出して内部部材に供給され、長期間に亘り安定し
た潤滑が行われるとともに、転動体転動面に摺接する潤
滑剤含有ポリマ部材の総接触面積を小さくし、単位当た
りの面圧は従来と同じにすることで走行時の摩擦力を小
さくし、位置決め精度の向上を達成する。
に滲み出して案内レールに供給され、長期間に亘り安定
した潤滑が行われるとともに、転動体転動面に摺接する
潤滑剤含有ポリマ部材の総接触面積を小さくし、単位当
たりの面圧は従来と同じにすることで走行時の摩擦力を
小さくし、位置決め精度の向上を達成する。
滑油が経時的に徐々に滲み出して、ねじ軸の転動体転動
溝面に供給され長期間にわたり安定した潤滑が行われる
と共に、ねじ軸の転動体転動溝面に摺接する潤滑剤含有
ポリマ部材の総接触面積を小さくし、単位面積当りの面
圧は前記従来例と同じにすることで、ボールねじの作動
時の摩擦力を小さくしボールねじの作動トルクが小さ
く、発熱量も少なくボールねじの熱による位置精度不良
も発生しにくい。
される潤滑剤含有ポリマ部材は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブチレン、ポリメチルペンテン等の基本
的に同じ化学構造を有するポリα−オレフィン系ポリマ
の群から選定したポリマに、潤滑油としてポリα−オレ
フィン油のようなパラフィン系炭化水素油、ナフテン系
炭化水素油、鉱油、ジアルキルジフェニルエーテル油の
ようなエーテル油、フタル酸エステル・トリメリット酸
エステルのようなエステル油等の何れかを混合して加熱
溶融した後、所定の型に注入して加圧しながら冷却固化
させて成形したものであり、予め酸化防止剤、錆止め
剤、摩耗防止剤、あわ消し剤、極圧剤等の各種の添加剤
を加えたものでもよい。
平均分子量が異なっており、1×103 〜5×106 の
範囲におよんでいる。その中で、平均分子量1×103
〜1×105 という比較的低分子量のものと、1×10
6 〜5×106 という超高分子量のものとを、単独もし
くは必要に応じて混合して用いる。
度を向上させるため、上述のポリα−オレフィン系ポリ
マに、以下のような熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂を
添加したものでもよい。
カーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェ
ニレンサルファイド、ポリエーテルスルホン、ポリエー
テルエーテルケトン、ポリアミドイミド、ポリスチレ
ン、ABS樹脂等の各樹脂を使用することができる。
ル樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、ポ
リイミド樹脂、エポキシ樹脂等の各樹脂を使用すること
ができる。
ても良い。更に、ポリα−オレフィン系ポリマとそれ以
外の樹脂とを、より均一な状態で分散させるため、必要
に応じて適当な相溶化剤を加えてあっても良い。
面に基づいて説明する。図1〜図3は第1の実施形態を
示し、図1(a)は直動案内装置としてのリニアガイド
の縦断正面図、図1(b)は潤滑剤含有ポリマ部材の側
面図、図2は図1のA部を拡大した縦断正面図、図3は
案内レールを除くリニアガイドの分解斜視図である。図
1〜図3に示すように、外面に転動体転動溝33a、3
3bを有して軸方向に延びる内部部材としての案内レー
ル31と、その案内レール31を跨いで組み付けられた
外部部材としてのスライダ32とを備えている。
bの中間位置に断面略半円形または断面ゴシックアーチ
形状の転動体転動溝33aが形成され、案内レール31
の上面31aと両側面31bとが交叉する稜線部に断面
略1/4円弧状の転動体転動溝33bが形成されてい
る。転動体転動溝33aの溝底には、スライダ32を案
内レール31に組み付けない状態での転動体の脱落を防
ぐ保持器の逃げ溝33cが形成されている。
aとその両端部に取り付けられたエンドキャップ32b
とからなり、スライダ本体32aは両袖部34の内側面
に案内レール31の転動体転動溝33a、33bに対向
する図示されない負荷転動体転動溝を有するとともに、
袖部の肉厚部分を軸方向に貫通する転動体戻し路を有し
ている。一方、エンドキャップ32bは、スライダ本体
32aの転動体転動溝とこれに平行な転動体戻し路とを
連通させる図示されない湾曲路を有しており、それらの
転動体転動溝と転動体戻し路と両端の湾曲路とで転動体
循環回路が形成されている。その転動体循環回路内には
例えば鋼球からなる多数の転動体が装填されている。
出成形品で、断面略コ字形に形成されている。そして、
エンドキャップ32bのそれぞれの外面側には、エンド
キャップ32bに近い側から、板状部材としての補強板
40、潤滑剤含有ポリマ部材41及び板状部材としての
サイドシール42が、重ね合わされた状態で固定されて
いる。
ップ32bの外形に合わせた略コ字形状の鋼板であり、
その両袖部40a、40bには、取付ネジ貫通用の貫通
孔40c、40dが形成されるとともに、それら両袖部
40a、40bを連結する連結部40eには、グリース
ニップル用の貫通孔40fが形成されている。なお、こ
の補強板40は、案内レール31とは非接触である。
プ32bの外形に合わせた略コ字形状の鋼板と、この鋼
板と相似の形状を有してその外面に一体的に成形された
ニトリルゴムまたはグリースを含有したポリウレタンゴ
ムとから構成されている。サイドシール42の案内レー
ル31と接触するリップ部43は、その内側の面は、ス
ライダ32と案内レール31との間のすき間をシールで
きるように、その案内レール31の断面形状に合わせて
案内レール31の上面31a及び両側面31bに摺接可
能な形状、より具体的には、転動体転動溝33a、33
bや逃げ溝33cにも摺接可能な形状に成形されてい
る。なお、このサイドシー42の両袖部42a、42b
にも、取付ネジ貫通用の貫通孔42c、42dが形成さ
れるとともに、それら両袖部42a、42bを連結する
連結部42eには、グリースニップル用の貫通孔42f
が形成されている。
板40間に挟まれている潤滑剤含有ポリマ部材41は、
潤滑剤含有のゴムまたは合成樹脂からなり、エンドキャ
ップ32bの外形にあわせた略コ字形状に形成されてい
て、そのコ字形状の内側の面は、テーパ状ではなく平坦
な形状である。
41a、41bには取付ネジ貫通用の貫通孔41c、4
1dが形成されるとともに、それら両袖部41a、41
bを連結する連結部41eには、グリースニップル用の
貫通孔41fが形成されているが、貫通孔41c、41
dのそれぞれは袖部41a、41bの外側面側に開放し
ており、貫通孔41fは連結部41eの上面側に開放し
ている。
内面が案内レール31の上面31a及び転動体転動溝3
3a、33bを含む両側面31bに対向するような寸法
に形成されるとともに、その凹部内面の案内レール31
の転動体転動溝33a、33bに対向する部分には、そ
れら各溝33a、33bの内面に対向するように凸部4
4a,44bが形成されている。
部41a、41bに形成された貫通孔41c、41dの
それぞれには、リング状部材45a、45bが嵌め込ま
れるようになっている。このリング状部材45a、45
bは、短い円筒形状の部材であり、その外径は、貫通孔
41c、41dに容易に嵌め込める程度の寸法となって
いる。また、潤滑剤含有ポリマ部材41の連結部41e
に形成された貫通孔41fにも、リング状部材46が嵌
め込まれるようになっている。このリング状部材46も
短い円筒形状の部材である。
46の長さは、潤滑剤含有ポリマ部材41の厚さより
も、若干(例えば、0.2mm程度)長くなっている。
つまり、リング状部材45a、45b及び46を貫通孔
41c,41d及び41fに嵌め込むと、そのリング状
部材45a、45b及び46の端部が潤滑剤含有ポリマ
部材41の表面又は裏面から突出するようになってい
る。
リマ部材41及びサイドシール42は、エンドキャップ
32bの貫通孔32c、32dを貫通してスライダ本体
32aに螺合する取付用ネジ47a、47bが、サイド
シール42の貫通孔42c、42d、潤滑剤含有ポリマ
部材41の貫通孔41c、41dの内側のリング状部材
45a、45b及び補強板40の貫通孔40c、40d
を貫通することにより、エンドキャップ32bと一体に
スライダ本体32aに固定されるようになっている。
凹部で、案内レール31の転動体転動溝33a、33b
に対向し、これら各溝33a、33bの内面に対向する
凸部44a,44bには転動体転動溝33a、33bに
摺接する突部48a,48bが設けられている。すなわ
ち、転動体転動溝33a,33bと転動体との接触部付
近のみに摺接するように突部48a,48bが形成さ
れ、その摺接部分以外は非接触シールとなるように形成
されている。
剤含有ポリマ部材41に含有された潤滑剤が案内レール
31の転動体転動溝33a、33bの転動体接触部付近
49に経時的に徐々に滲み出し、案内レール31の転動
体転動溝33a、33bに供給され、その案内レール3
1上を転動する転動体及びスライダ32の転動溝へと行
きわたった安定した潤滑が行われるようになっている。
することなく良好な運転を長時間続けることが可能であ
る。そして、長期にわたり、潤滑剤含有ポリマ部材41
の突部48a,48bが案内レール31との摺接に伴っ
て摩耗したとしても、リング状部材45a、45b及び
46を潤滑剤含有ポリマ部材41に設けた貫通孔41
c、41d、41fに挿入し、案内レール31の幅方向
に加圧するため、常時案内レール31の転動体転動溝3
3a、33bと適当な接触が保たれ、良好な潤滑を保つ
ことができる。
台に固定した案内レール31上をスライダ32が移動す
ると、スライダ32内の転動体は転動体転動路33a,
33b内を転動しつつスライダ32の移動方向にスライ
ダ32より遅い速度で移動し、一端側の湾曲路でUター
ンして転動体戻し路を逆方向に転動しつつ移動し、他端
側の湾曲路で逆Uターンして転動体転動路内に戻る循環
を繰り返す。
滑剤含有ポリマ部材41も案内レール31の転動体転動
溝33a,33bの一部分に接触しつつ移動し、その移
動時の摩擦熱の影響も加わって、潤滑剤含有ポリマ部材
41から潤滑剤が経時的に徐々に滲み出すが、その滲み
出した潤滑剤は、案内レール31の特に転動体転動溝3
3a、33bを介して、その転動体転動溝33a、33
b内を転動する転動体へ自動的に供給される。つまり、
潤滑剤含有ポリマ部材41の突部48a,48bによっ
て潤滑剤含有ポリマ部材41に含有された潤滑剤が案内
レール31の転動体転動溝33a、33bの転動体接触
部付近49に経時的に徐々に滲み出し、案内レール31
の転動体転動溝33a、33bに供給され、その案内レ
ール31上を転動する転動体及びスライダ32の転動溝
へと行きわたった安定した潤滑が行われる。この自己潤
滑性により、長期間にわたり安定した滑らかな作動が行
われる。したがって、殊更に潤滑剤を外部からスライダ
32に供給しないでも低トルクで良好な運転を長時間続
けることができる。
8a,48bと転動体転動溝33a、33bとの摺接す
る際の単位面積当りの面圧は、従来例のものと同じにし
ても潤滑剤の供給量は維持される。この調整は、リング
状部材45a、45b及び46と貫通孔41c、41
d、41fの寸法調整で実施する。すなわち、潤滑剤含
有ポリマ部材41が転動体転動溝33a、33bを加圧
する力は、総接触面積の小さい本実施形態の方が従来例
よりも小さくできる。この結果、より潤滑剤含有ポリマ
部材41によって生じる摩擦力を小さくすることがで
き、この案内が用いられているテーブルの位置決め精度
の向上を達成することが可能となる。
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。第1の実施形態においては、リング状部材45a、
45b及び46を潤滑剤含有ポリマ部材41に設けた貫
通孔41c、41d、41fに挿入し、案内レール31
の幅方向に加圧するようにしたが、本実施形態は、弾性
体50を用いたものである。すなわち、潤滑剤含有ポリ
マ部材41の上面及び両側面には連続して凹溝51が形
成され、この凹溝51には略コ字状に形成された板ばね
からなる弾性体50が嵌合され、この弾性体50の弾性
力によって潤滑剤含有ポリマ部材41を案内レール31
の幅方向に加圧したものである。
形態と同様の目的であり、潤滑剤含有ポリマ部材41の
表面における両袖部41a,41b及び連結部41eに
は潤滑剤含有ポリマ部材41の凹部を囲むように略コ字
状の凹溝52が設けられている。この凹溝52に略コ字
状に形成された板ばねからなる弾性体53が嵌合され、
この弾性体53の弾性力によって潤滑剤含有ポリマ部材
41を案内レール31の幅方向に加圧したものである。
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。スライダ32への負荷条件によって案内レール31
の下側の転動体転動溝33aの下側フランクに転動体が
接触する場合、その位置49′にも潤滑剤含有ポリマ部
材41からの潤滑剤供給が必要であることから第1の実
施形態に突部48a′を追加したものである。
し、前記各実施形態は、いずれも転動体がボールの場合
であったが、転動体がローラの場合は、案内レール5
4,55のローラ転動溝54a,54b及び55a,5
5bとローラが摺接する部分に潤滑剤含有ポリマ部材4
1の突部56,57を設けることで同じ効果を得ること
ができる。
動案内装置は、スライダ32の両端部に案内レール31
の転動体転動溝33a,33bと摺接する潤滑剤含有ポ
リマ部材41を取付けたものであることから、スライダ
32が走行すると、その潤滑剤含有ポリマ部材41内の
潤滑油が経時的に徐々に滲み出して、案内レール31の
転動体転動溝33a,33bと転動体(ボールまたはロ
ーラ)との接触面に自動的に供給され、長期間にわたり
良好な潤滑が可能である。
体転動溝33a,33bとの摺接箇所を転動体の転動体
転動溝33a,33bと接触する付近のみとしたため、
潤滑剤含有ポリマ部材41によって生じていた摩擦力を
小さくすることができ、駆動系のサーボやボールねじに
外乱として作用する案内系の摩擦力の影響を小さくする
ことができることから、位置決め精度、輪郭精度の向上
を図ることができる。
お、従来と同一または相当する部分には同一の符号を付
してある。外周面21aに螺旋状で断面がゴシックアー
チ形状の転動体転動溝としてのねじ溝21bを有する内
部部材としてのねじ軸21に、外部部材としてのボール
ねじナット22が多数の転動体としてのボール23を介
して螺合されている。ボールねじナット22は内周面2
2aにねじ軸21のねじ溝21bに対応した転動体転動
溝としてのねじ溝22bを有すると共に、そのねじ溝2
2b内を転動するボール23を導いて循環させるための
図示しないボール循環部を肉厚の胴部分に有している。
25に潤滑剤含有ポリマ部材26が嵌着されて、止めね
じ27によりボールねじナット22にナットの軸方向と
回転方向に固定されている。潤滑剤含有ポリマ部材26
の外周面26bには、溝26dが有りその溝26dの中
にばね(ガータスプリング)28が嵌挿してある。
径面26aは、前記ねじ溝面21cの前記ボール23と
の接触部付近29a,29aとのみ接触するように2ケ
所の突部29b,29bを持ち、内径面26aの他の部
分は、非接触のラビリンスシールの機能を持たせるため
前記ねじ溝面21cと一定の間隔を持つねじ溝21bの
相似形になっている。そして前記ばね28が一定の締め
付け力で潤滑剤含有ポリマ部材26をねじ軸21のねじ
溝面21cに向けてラジアル方向に加圧するため潤滑剤
含有ポリマ部材26の内径面26a、突部29b,29
bはねじ溝面21cに一定圧力で接触している。
は、低分子量ポリエチレン(分子量1×103 〜1×1
05 )10重量%の超高分子量ポリエチレン(分子量1
×106 〜5×106 )5重量%からなるポリエチレン
に、潤滑油としてジアルキルジフェニルエーテル油85
重量%を含有して成形されているものである。
と、ボールねじナット22内のボール23は相対するね
じ溝21b,22bで形成された螺旋状空間をねじ軸回
転方向に転動し、図外のボール循環部を経て循環移動す
る。そのボール23の転動を介してボールねじナット2
2はねじ軸21に沿い直線方向に送られる。こうしてボ
ールねじが駆動されると、ボールねじナット22の端部
の潤滑油含有ポリマ部26の内径面26aの突部29
b,29bから潤滑油が経時的に徐々に滲み出し、ねじ
軸21のねじ溝面21cに供給され、そのねじ溝面21
c上を転動するボール23及びボールねじナットのねじ
溝面22cへと行き渡って安定した潤滑が行われる。し
たがって、殊更に潤滑油を外部からボールねじナット2
2に供給せずに、良好な運転を長時間続けることができ
る。そして、たとえ長期運転で潤滑剤含有ポリマ部材2
6の内径面26aの突部29b,29bが摩耗しても、
ばね28が前記突部29b,29bをねじ軸21のねじ
溝面21cに向けてラジアル方向に加圧するため、常時
ねじ溝面21cとの適切な接触が保たれ良好な潤滑を保
証することができる。また潤滑剤含有ポリマ部材26の
内径面26aの突部29b,29bのねじ軸21のねじ
溝面21cに対する単位面積当りの面圧は、従来例の潤
滑剤含有ポリマ部材26の内径面26aのねじ溝面21
cに対する単位面積当りの面圧と同じにしても潤滑性は
確保される。したがって、ばね(ガータスプリング)2
8の締め付け力は総接触面積の小さい本実施形態の方が
従来例より小さくできる。この結果潤滑剤含有ポリマ部
材26とねじ軸21との間の摩擦力は、本実施形態の方
が前記従来例より小さくなり、よって、ボールねじの作
動トルクは小さくなり、ボールねじを駆動する駆動モー
ターの容量を小さくできる。また摩擦力が小さいと発熱
量も少なく、ボールねじの熱による位置精度不良も発生
しにくくなるという利点がある。
す。この実施形態は、第6の実施形態の潤滑剤含有ポリ
マ部材26が有している非接触のラビリンスシール機能
を別体のラビリンスシール29cとして独立させ、ボー
ルねじナット22の端面の環状の凹部25に潤滑剤含有
ポリマ部材26のボールねじナット22への軸方向と回
転方向との固定を兼ねて、潤滑剤含有ポリマ部材26の
外側に並設して嵌合固定したものである。
ある。なお、以上の各実施形態において、ボールねじナ
ット22の内部のねじ軸21とボールねじナット22と
の間の空間24には、通常のグリースや潤滑油等の潤滑
剤を封入しても良い。また、ボールねじの使用条件に応
じて、両端の凹部5のうちの一方の凹部にのみ潤滑剤含
有ポリマ部材26を取り付けるようにしても良い。
よれば、潤滑油が経時的に徐々に滲み出して内部部材に
供給され、長期間に亘り安定した潤滑が行われるととも
に、転動体転動面に摺接する潤滑剤含有ポリマ部材の総
接触面積を小さくし、単位当たりの面圧は従来と同じに
することで走行時の摩擦力を小さくし、位置決め精度の
向上を図ることができる。
に徐々に滲み出して案内レールに供給され、長期間に亘
り安定した潤滑が行われるとともに、転動体転動面に摺
接する潤滑剤含有ポリマ部材の総接触面積を小さくし、
単位当たりの面圧は従来と同じにすることで走行時の摩
擦力を小さくし、位置決め精度の向上を図ることができ
る。
ナットの端部にねじ軸のねじ溝面と、摺接する潤滑剤含
有ポリマ部材を取り付けたものとしたため、ボールねじ
が回転されると、その潤滑剤含有ポリマ部材内の潤滑油
が経時的に徐々に滲み出して、ねじ溝面とボールとの接
触面に自動的に供給され、長期間にわたり良好な潤滑が
行われる。
ねじ溝面との摺接面を、ボールが、ねじ溝面と接触する
付近のみとしたため、潤滑剤含有ポリマ部材とねじ軸の
ねじ溝面との摩擦力が小さくなり、ボールねじの作動ト
ルクは小さくなり、ボールねじを駆動する駆動モーター
の容量を小さくできる。また摩擦力が小さいと発熱量も
少なくボールねじの熱による位置精度不良も発生しにく
いという効果を有するボールねじが提供できる。
案内装置の縦断正面図、(b)は潤滑剤含有ポリマ部材
の側面図。
の分解斜視図。
案内装置の縦断正面図、(b)は潤滑剤含有ポリマ部材
の側面図。
案内装置の縦断正面図、(b)は潤滑剤含有ポリマ部材
の側面図。
一部の縦断正面図。
は異なる案内レールの縦断正面図。
を示す拡大図。
ビリンスシールとの関係を示す拡大図。
有ポリマ部材の正面図。
ポリマ部材の別の例を示し、(a)は正面図、(b)は
側面図。
ポリマ部材の別の例を示し、(a)は正面図、(b)は
側面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 外面に転動体転動溝を有する内部部材
と、この内部部材と隙間を介して対向する外部部材と、
前記内部部材と前記外部部材との間の転動体転動溝を転
動し、前記外部部材を相対移動させる多数の転動体とか
らなる直動案内装置において、 前記内部部材の転動体転動溝の転動体との接触部付近の
みと摺接し、摺接する部分以外の部分が非接触シールと
なる潤滑剤含有ポリマ部材を取付けたことを特徴とする
直動案内装置。 - 【請求項2】 前記内部部材は、外面に転動体転動溝を
有して軸方向に延びる案内レールであり、前記外部部材
は前記案内レールに遊嵌されるスライダであり、前記転
動体転動溝を転動し、案内レールとスライダとが相対的
に直線運動するリニアガイドであって、前記案内レール
の転動体転動溝の転動体との接触部付近のみと摺接し、
摺接する部分以外の部分が非接触シールとなる潤滑剤含
有ポリマ部材を取付けたことを特徴とする請求項1記載
の直動案内装置。 - 【請求項3】 前記内部部材は、外周面に螺旋状の転動
体転動溝を有するねじ軸であり、前記外部部材は、前記
ねじ軸に遊嵌され、内周面に前記ねじ軸の転動体転動溝
に対応する転動体転動溝を有するボールねじナットであ
り、前記両転動溝間の螺旋状空間内を転動する多数の転
動体とを備えたボールねじであって、前記ボールねじナ
ットの端部に前記ねじ軸の転動体転動溝の前記ボールと
の接触部付近のみと摺接し、該摺接する部分以外の部分
が非接触シールとなる潤滑油含有ポリマ部材を取り付け
たことを特徴とする請求項1記載の直動案内装置。 - 【請求項4】 前記内部部材は、外周面に螺旋状の転動
体転動溝を有するねじ軸であり、前記外部部材は、前記
ねじ軸に遊嵌され、内周面に前記ねじ軸の転動体転動溝
に対応する転動体転動溝を有するボールねじナットであ
り、前記両転動溝間の螺旋状空間内を転動する多数の転
動体とを備えたボールねじであって、前記ボールねじナ
ットの端部に前記ねじ軸の転動体転動溝面の前記ボール
との接触部付近のみと摺接する潤滑油含有ポリマ部材及
び非接触シールを併設したことを特徴とする請求項1記
載の直動案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26397097A JPH10176713A (ja) | 1996-10-18 | 1997-09-29 | 直動案内装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29596196 | 1996-10-18 | ||
| JP8-295961 | 1996-10-18 | ||
| JP26397097A JPH10176713A (ja) | 1996-10-18 | 1997-09-29 | 直動案内装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10176713A true JPH10176713A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=26546290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26397097A Pending JPH10176713A (ja) | 1996-10-18 | 1997-09-29 | 直動案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10176713A (ja) |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26397097A patent/JPH10176713A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3344131B2 (ja) | 自己潤滑リニアガイド装置 | |
| US5906136A (en) | Ball screw lubricated with oil-containing polymer | |
| US6023991A (en) | Ball screw lubricated with oil-containing polymer | |
| US6019513A (en) | Sealing device for linear guide apparatus | |
| US5769543A (en) | Sealing device for linear guide apparatus | |
| JPH07103230A (ja) | 潤滑剤含有ポリマ潤滑のミニアチュアリニアガイド装置 | |
| JP3344146B2 (ja) | 潤滑剤含有ポリマ潤滑リニアガイド装置 | |
| JP3738484B2 (ja) | 潤滑剤供給装置付き直動案内軸受装置 | |
| JPH1030704A (ja) | 送りねじ装置 | |
| JP4093337B2 (ja) | 直動案内軸受装置 | |
| JP3458599B2 (ja) | 潤滑剤供給装置付き一軸アクチュエータ | |
| JPH0754844A (ja) | 潤滑剤含有ポリマによる潤滑リニアガイド装置 | |
| JPH10176713A (ja) | 直動案内装置 | |
| JPH102395A (ja) | ねじ伝動装置 | |
| JPH11311246A (ja) | リニアガイド | |
| JP3444213B2 (ja) | 含油ポリマ潤滑ボールねじ | |
| JP2004205016A (ja) | 直動装置 | |
| JPH074951U (ja) | 含油ポリマ潤滑ボールねじ | |
| JP3365170B2 (ja) | 直動案内軸受装置 | |
| JPH09126235A (ja) | 潤滑剤溜り装置付直動案内軸受装置 | |
| JPH09105416A (ja) | リニアガイド装置のシール装置 | |
| JP3362697B2 (ja) | 直動案内軸受装置 | |
| JPH1182502A (ja) | 直動案内軸受装置 | |
| JPH09112552A (ja) | 直動案内軸受装置 | |
| JPH0723824U (ja) | 潤滑剤溜まりを有するリニアガイド装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050614 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050810 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060519 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060926 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20061124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070522 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |