JPH10176774A - パイプジョイント - Google Patents

パイプジョイント

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JPH10176774A
JPH10176774A JP24419897A JP24419897A JPH10176774A JP H10176774 A JPH10176774 A JP H10176774A JP 24419897 A JP24419897 A JP 24419897A JP 24419897 A JP24419897 A JP 24419897A JP H10176774 A JPH10176774 A JP H10176774A
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JP
Japan
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pipe
ring
adhesive
main body
body cylinder
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Application number
JP24419897A
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English (en)
Inventor
Katsuji Honda
勝治 本田
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Honda Seisakusho YK
Original Assignee
Honda Seisakusho YK
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Publication date
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Priority to JP24419897A priority Critical patent/JPH10176774A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプを確実に接続するとともにパイプ内
部の気密性を高め、漏電事故等を防止する。また、パイ
プの接続作業を簡便に行う。 【解決手段】 本体筒20の長さ方向中央部の内周に環
状鍔23を突設する。また、環状鍔23を介した両側に
接着剤の導入口26を貫通形成する。また、本体筒20
の内周に内周テーパー面30を形成し、この内周テーパ
ー面30に防水パッキン31を配置する。また、内周テ
ーパー面30の導入口26側に断面クサビ型のクサビリ
ング34を配置し、導入口26を介してクサビリング3
4側と環状鍔23側の両側に一対のOリング36、37
を配置する。この一対のOリング36、37で形成され
る挿入間隔38に、クサビリング34を縮径方向に押圧
可能であるとともにパイプ22の外周面との間に接着剤
25の充填間隔43を形成可能な突当リング40を配置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二本のパイプの接続に
用いるパイプジョイントに係るものであって、特に、電
気ケーブルを被覆して地中に埋設するパイプの長さ方向
への接続に好都合なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプの接続に用いるジョイント
には、図7に示す従来の方法や、特公平3−30039
号公報に記載された発明が知られている。この図7に示
す従来の方法は、一定の肉厚で設けた本体筒(1)の内面
に接着剤(2)を塗布し、この接着剤(2)の接着力のみに
よって、二本のパイプ(3)を接続しようとするものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
7に示す従来の方法は、本体筒(1)の内面に接着剤(2)
を均一に塗布しないと、接着力が低下し、パイプ(3)を
強く接続する事ができない。また、接着剤(2)の塗布ム
ラが生じると、本体筒(1)の内周面とパイプ(3)との間
に隙間(4)が生じ、この隙間(4)から水、塵埃等の異物
がパイプの内部に侵入し、その結果、パイプ(3)を腐食
したり、電線を劣化したり、更には、漏電事故等を生じ
る欠点を有していた。
【0004】また、特公平3−30039号公報に記載
された従来の発明は、接続目的の二本のパイプを両端か
ら挿入する本体筒と、この本体筒の両端に螺着しパイプ
を挿通する一対の装着筒とから形成している。また、こ
の装着筒の内周面には、環状の締付部材、パッキン等を
パイプの外周面に押圧可能に配置している。この従来方
法は、パイプを両端から挿入した本体筒の外周面の両端
側に装着筒を螺入する事により、この装着筒の内面に設
けたテーパー面でパイプの外周面に、締付部材及びパッ
キンを締め付けて縮径させ、二本のパイプを接続するも
のであった。
【0005】しかしながら、この従来の発明は、重くか
さ張る装着筒を本体筒に対して回動しなければならず、
作業が複雑化し、作業者に大きな負担が掛かるものであ
った。また、装着筒を回動しようとすると、締付部材及
びパッキンを共回りさせ、パッキンに回動方向のヨレが
生じた。その結果、気密性が低下し、水、塵埃等の異物
がパイプの内部に侵入し、パイプが腐食を生じたり、電
線が劣化して、漏電事故等を生じる欠点を有していた。
【0006】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、パイプの接続作業を行う場合、パイプ
の確実な接続を行うとともにパイプ内部の気密性を高
め、水、塵埃等の異物の侵入を防止して、漏電事故等を
防止する。また、接続作業に於ける、複雑な手数を簡略
化し、作業者への負担を軽減しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、パイプの先端部を突当てる環状鍔を長
さ方向中央部の内周に突出し、この環状鍔を介した両側
に接着剤の導入口を貫通形成するとともにパイプの挿入
口方向の内径を径小とする内周テーパー面を設けた本体
筒と、この本体筒の内周テーパー面とパイプ外周面との
間隔に挿入する防水パッキンと、この防水パッキンの導
入口側の内周テーパー面とパイプとの間隔に挿入すると
ともに縮径用の割溝を設けた断面クサビ型のクサビリン
グと、導入口を介してクサビリング側と環状鍔側の両側
に本体筒の内周面に突出して配置する一対のOリング
と、この一対のOリングで形成される挿入間隔に配置し
クサビリング側のOリングを介してクサビリングに突き
当たり、このクサビリングを縮径方向に押圧可能である
とともにパイプ外周面との間に、導入口と連通する接着
剤の充填間隔を形成した突当リングとから成るものであ
る。
【0008】また、接着剤の充填間隔に臨ませたパイプ
の外周面には、接着剤との接着を強固なものとする接着
強化処理を施しても良い。
【0009】また、導入口は、閉止栓を設けても良い。
【0010】また、内周テーパー面は、本体筒の内周に
凹設して形成しても良い。
【0011】また、接着剤は、嫌気性接着剤であっても
良い。
【0012】
【作用】上述の如く構成したものに於て、二本のパイプ
を接続するには、まず、作業者は本体筒の挿入口にパイ
プを挿入する。すると、パイプは、内周テーパー面の内
周に設けた防水パッキンを貫通する。この防水パッキン
は、本体筒の内周テーパー面とパイプ外周面との間隔に
挿入配置しており、外気、水、塵埃等の外部からの異物
の侵入を防止して、気密性を高める事が可能となる。
【0013】また、作業者は、パイプを内周テーパー面
に配置するクサビリングにも挿入する。このクサビリン
グは、内周テーパー面の内径の大きな導入口側に配置し
ている。また、クサビリングは、縮径用の割溝を設け、
直径を拡大する方向に付勢している。そのため、クサビ
リングは、パイプの外径よりも内径を大きく変形し、パ
イプの挿入を容易とする。
【0014】また、挿入を続行すると、パイプは、先端
部をクサビリング側のOリングに接触する。このOリン
グは、ゴム等の弾性材を用い、その内径をパイプの外径
よりも小さな直径で形成する事により、挿入口側をパイ
プによって押圧されると、本体方向へ弾性変形する事に
よりその内径を拡開し、パイプの挿入を可能とするとと
もにパイプの外周に密着するものとなる。
【0015】更に、本体筒内へのパイプの挿入を継続す
ると、パイプは、一対のOリングで形成される挿入間隔
に配置した、突当リングに到達する。この突当リングの
内周とパイプ外周面との間隔には、接着剤の充填間隔を
設けてあり、この充填間隔は、突当リングの内径を、パ
イプの外径よりも径大に形成する事により形成可能であ
る。そのため、パイプは突当リングの内周に接触する事
なく、この内周を容易に通過した後、環状鍔側のOリン
グに接触する。この環状鍔側のOリングも、クサビリン
グ側のOリングと同様に、弾性変形によりパイプの挿入
を可能とするとともにパイプの外周に密着する。そし
て、更なるパイプの挿入により、このパイプの先端部が
環状鍔に突き当たる。この挿入を本体筒の両端から行え
ば、各パイプの先端部は、本体筒の中央部に対向して容
易に配置する事ができる。
【0016】また、パイプは、先端部側を一対のOリン
グで保持する事により、本体筒に対して同心円状に配置
する事ができるとともに、突当リングとパイプとの間隔
に形成される充填間隔を気密的に密閉するものとなる。
また、パイプは、挿入口側の外周面を防水パッキンに接
触しているので、本体筒に対して同心円状に配置でき
る。このように、パイプは、本体筒に対して同軸上に真
っすぐ挿入する事ができるとともに、多少の引っ張り力
では、抜け落ち不能に、二本のパイプを接続する事が可
能となる。
【0017】また、パイプの挿入後、充填間隔に導入口
から接着剤を充填すれば、接着剤の硬化により、突当リ
ングをパイプの外周に接着する事ができ、突当リングが
パイプに追従して移動可能となるとともに、挿入間隔に
於いてパイプの外周を肉厚に形成する事ができる。
【0018】そして、このパイプに接着固定した突当リ
ングの作用により、以下に示す如く、パイプが本体筒か
ら離脱するのを防止する事ができる。即ち、パイプに、
本体筒からの引き抜き方向に力が作用し、パイプが本体
筒から抜き出ようとすると、突当リングは内周面を、接
着剤を介してパイプに固定されるとともに外周面を、本
体筒の内周面に固定していないから、この突当リングも
パイプに追従して本体筒内周を移動する。そして、この
突当リングは、クサビリング側に配置するOリングに突
き当たる。このOリングがストッパーとなり、パイプの
抜き出しを多少は防止する事ができる。しかし、パイプ
に強い引き抜き力がかかると、突当リングがOリングを
強く押圧する。この押圧により、突当リングはパイプと
ともに挿入口方向に移動する。そして、突当リングは、
クサビリング側のOリングを介してクサビリングに突き
当たり、このクサビリングを挿入口方向に押圧する。
【0019】この押圧されたクサビリングは、内周テー
パー面を挿入口方向に摺動し、次第に内径を縮径する。
そして、クサビ型の断面でパイプの外周面を強固に締め
付けるとともに本体筒の内周テーパー面とパイプとの間
に介在して、本体筒にパイプを強固に固定するものとな
るから、パイプの抜けを良好に防止して、二本のパイプ
の確実な接続を行う事ができる。
【0020】このように、二本のパイプは、本体筒から
抜き出し方向に移動しようとすると、内周テーパー面の
内周に配置するクサビリングが、パイプの外周面を強固
に締め付けるとともにクサビリングは、本体筒のテーパ
ー面に強く押圧固定されるから、確実な接続を可能とす
る。また、この接続作業は、従来方法の如く、ジョイン
トの一部を回動する必要がなく、パイプを本体筒に挿入
するのみであるから、作業者の手間を掛けず、簡便な接
続作業が可能となる。
【0021】また、接着剤の充填間隔に臨ませたパイプ
の外周面には、接着剤との接着を強固なものとする接着
強化処理を施しておけば、パイプと突当リングとの接着
を強固なものとする事ができる。そのため、クサビリン
グに強く突き当たっても、突当リングがパイプから剥離
する事がなく、クサビリングの良好な押圧効果を維持す
る事ができる。
【0022】また、導入口は、閉止栓を設ければ、外
気、水、塵埃等の異物の侵入による接着剤の劣化を防止
するとともにパイプの気密性を高める事が可能となる。
【0023】また、内周テーパー面は、本体筒の内周に
凹設して形成すれば、内周面側に配置する防水パッキン
やクサビリングの不用意な脱落を防止でき、作業能率を
高める事が可能となる。
【0024】また、充填間隔に充填する接着剤は、嫌気
性接着剤を使用すれば、空気を必要としないので、防水
パッキンやOリング、閉止栓等で密閉された本体筒内に
於いても、良好に硬化して、パイプと突当リングとを確
実に接着可能となる。
【0025】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、(20)は本体筒で、図1に示す如く、両端に挿入口
(21)を形成するとともに接続すべきパイプ(22)の外
周直径よりも内周直径を多少大きなものとし、パイプ
(22)の挿入を可能としている。この本体筒(20)は、
長さ方向中央部の内周に環状鍔(23)を突出し、この環
状鍔(23)に、二本のパイプ(22)の先端部を突当て接
触する事が可能である。
【0026】また、本体筒(20)は、環状鍔(23)を介
して両側に、図1に示す如く、接着剤(25)の導入口
(26)を貫通形成している。この導入口(26)は、一例
に於て、表面側を幅広に設けてテーパー状に開口し、内
周面に螺溝(27)を設けている。また、導入口(26)
は、テーパースクリュープラグ等の閉止栓(28)を挿入
して密閉する事により、外気や異物等の侵入を防止して
いる。
【0027】また、本体筒(20)は、導入口(26)と挿
入口(21)との間の内周面に、環状の内周テーパー面
(30)を凹設して形成している。この内周テーパー面
(30)は、挿入口(21)方向の内径を導入口(26)方向
の内径よりも径小に設けている。また、この内周テーパ
ー面(30)とパイプ(22)の外周面との間隔に、防水パ
ッキン(31)を配置している。この防水パッキン(31)
は、挿入口(21)側の外端部を外方に突設し、この突部
(32)を、本体筒(20)の内周に凹設した係合溝(33)
に係合する事により、本体筒(20)からの防水パッキン
(31)の脱落やズレを防止している。
【0028】また、この導入口(26)側の内周テーパー
面(30)とパイプ(22)との間隔に、図1に示す如く、
クサビリング(34)を挿入配置している。このクサビリ
ング(34)は、内周方向を鋭角状に突設し、断面クサビ
型に形成している。また、クサビリング(34)は、図1
に示す如く、縮径用の割溝(35)を設け、内径の直径が
パイプ(22)の外径よりも大きくなる方向に付勢し、パ
イプ(22)の挿入を容易としている。
【0029】また、導入口(26)の両側には、導入口
(26)とクサビリング(34)との間隔及び導入口(26)
と環状鍔(23)との間隔に、図1に示す如く、一対のO
リング(36)(37)を配置している。この一対のOリン
グ(36)(37)は、弾性変形可能なゴム等で形成すると
ともに、本体筒(20)の内周面に凹設した配置溝(42)
に挿入嵌合し、内周を本体筒(20)の内周面から突出し
ている。また、この一対のOリング(36)(37)の間隔
には、本体筒(20)の内周面を凹設して環状の挿入間隔
(38)を設け、この挿入間隔(38)に、クサビリング
(34)を押圧するための突当リング(40)を挿入配置し
ている。
【0030】この突当リング(40)は、クサビリング
(34)に強く突き当たってこれを押圧しても、容易に破
壊されないような強度を持つ素材や厚みで形成し、本実
施例では、塩化ビニル樹脂で形成している。この塩化ビ
ニル樹脂は、上記の如き強度を持つものであれば、軟質
塩化ビニル樹脂でも硬質塩化ビニル樹脂でも良い。軟質
塩化ビニル樹脂を用いても、パイプ(22)と突当リング
(40)との間に充填した接着剤(25)が硬化する事によ
り、突当リング(40)の強度を高める事ができる。この
ように、軟質塩化ビニル樹脂を用いれば、挿入間隔(3
8)のサイズに厳密に合わせて突当リング(40)を形成
しなくても、軟質塩化ビニル樹脂の弾性変形力により、
ある程度の成形誤差を吸収する事が可能である。そのた
め、突当リング(40)の形成を簡易なものとする事がで
きる。また、突当リング(40)と接着剤との結合力を向
上させるため、図1、図2に示す如く、内周面を、波形
状に形成して凹凸を設けている。また、この波形状の突
当リング(40)の内径を、パイプ(22)の外径よりも径
大に形成する事により、パイプ(22)を挿入した状態
で、図2に示す如く、突当リング(40)の内周面とパイ
プ(22)の外周面との間に一定の隙間を形成し、この隙
間を接着剤(25)の充填間隔(43)としている。
【0031】また、導入口(26)に臨ませて、突当リン
グ(40)に開口部(41)を貫通して開口する事により、
導入口(26)と充填間隔(43)とを連通して、導入口
(26)から充填間隔(43)に接着剤(25)を充填可能と
している。この開口部(41)は、導入口(26)の直径よ
りもやや径小に形成し、図2に示す如く、製造時に導入
口(26)の内側と開口部(41)の外周とを、接着力の弱
い接着剤(44)で接着する事により、本体筒(20)に突
当リング(40)を仮止めしておく。すると、運搬時の振
動等を受けても、突当リング(40)が挿入間隔(38)か
ら外れたり、導入口(26)と開口部(41)との位置のズ
レが生じるのを防止する事ができ、以降のパイプの接続
作業を効率的に行えるものとなる。
【0032】また、一対のOリング(36)(37)は、内
径を、パイプ(22)の外径よりも径小としている。そし
て、弾性変形により、Oリング(36)(37)は内径を拡
開してパイプ(22)を挿入可能とするとともに、パイプ
(22)の外周に密着可能としている。そのため、挿入間
隔(38)の気密性を良好に保持して、外気や異物の侵入
を防ぐとともに、充填間隔(43)に充填した嫌気性の接
着剤(25)が効率的に硬化可能となる。更に、この接着
剤(25)が、環状鍔(23)側及びクサビリング(34)側
に流動して、本体筒(20)内を汚染したり、クサビリン
グ(34)を接着固定するのを防止するものとなる。
【0033】上述の如く構成したものに於て、二本のパ
イプ(22)を接続するには、まず、パイプ(22)と接着
剤(25)との接着力を強固にするための接着強化剤を、
パイプ(22)の挿入側の外周に塗布する。その後、作業
者は、本体筒(20)の挿入口(21)にパイプ(22)を挿
入する。すると、パイプ(22)は、図1の左半分に示す
如く、防水パッキン(31)を貫通する。この防水パッキ
ン(31)は、本体筒(20)の内周テーパー面(30)とパ
イプ(22)外周面との間隔に挿入しているので、外気、
水、塵埃等の外部からの異物の侵入を防止し、気密性を
高める事が可能となる。
【0034】また、挿入作業を続行して、パイプ(22)
を内周テーパー面(30)に配置するクサビリング(3
4)、一対のOリング(36)(37)及び突当リング(4
0)にも挿入する。そして、クサビリング(34)は、内
周テーパー面(30)の導入口(26)側に配置されている
とともに、割溝(35)によって直径を拡大する方向に付
勢している。そのため、クサビリング(34)は、パイプ
(22)の外径よりも内径を大きく変形し、パイプ(22)
の挿入を可能とする。
【0035】また、パイプ(22)の先端部がクサビリン
グ(34)側のOリング(36)に接触すると、このOリン
グ(36)は、パイプ(22)の外径よりも内径を径小に形
成しいるので、パイプ(22)により導入口(26)方向に
押圧されるが、本体筒(20)の配置溝(42)に挿入嵌合
しているので、この内周面に突き当たり、導入口(26)
方向に移動する事はない。そして、Oリング(36)は、
弾性変形する事により内径を拡開し、パイプ(22)の挿
入を可能とするとともに、パイプ(22)の外周に強く密
着する。
【0036】そして、パイプ(22)は、突当リング(4
0)に挿入されるが、この突当リング(40)は内径を、
パイプ(22)の外径よりも径大に形成しているので、パ
イプ(22)は突当リング(40)に接触する事がなく、そ
の内周をパイプ(22)が容易に通過するものとなる。そ
の後、パイプ(22)は環状鍔(23)側のOリング(37)
に接触するが、先述のクサビリング(34)側のOリング
(36)と同様に、このOリング(37)も、弾性変形して
内径を拡開し、パイプ(22)の挿入を可能とするととも
に、パイプ(22)の外周に強く密着するものとなる。
【0037】また、パイプ(22)は、挿入を継続する
と、図1の右半分に示す如く、先端部が環状鍔(23)に
突き当たる。この挿入を本体筒(20)の両端から行え
ば、各パイプ(22)の先端部は、本体筒(20)の中央部
に対向して容易に配置する事ができる。
【0038】また、挿入が完了したパイプ(22)は、先
端側の外周面を一対のOリング(36)(37)に保持され
ているとともに、挿入口(21)側の外周面を防水パッキ
ン(31)に保持されているので、パイプ(22)を、本体
筒(20)内に於いて、この本体筒(20)に対して同軸上
に真っ直ぐ挿入できるし、多少の衝撃が与えられても、
本体筒(20)からの脱落や回転を防止して、二本のパイ
プ(22)を接続する事ができる。
【0039】また、この接続状態では、図2に示す如
く、パイプ(22)と突当リング(40)とを接着していな
いので、突当リング(40)がクサビリング(34)方向に
摺動してクサビリング(34)を押圧する事がないし、ク
サビリング(34)の内周も、パイプ(22)の外周に接触
していない。そのため、本体筒(20)からパイプ(22)
を自由に抜き差しする事ができる。そして、本体筒(2
0)に仮挿入した状態でパイプ(22)の長さ等をチェッ
クし、いったん抜き取って他のパイプ(20)と交換した
り、余分な長さの箇所を切断した後、このパイプ(20)
を再び本体筒(20)に挿入する等の事前の調整作業を行
う事ができる。これらの事前作業が終了したら、再び環
状鍔(23)に先端が突き当たるまで、パイプ(22)を本
体筒(20)に挿入し、以下の如く接着剤(25)による接
着作業を行う。
【0040】それには、パイプ(22)の挿入後、図3に
示す如く、本体筒(20)の導入口(26)に嫌気性の接着
剤(25)を導入し、突当リング(44)の内周面とパイプ
(22)外周面との間の充填間隔(43)に、接着剤(25)
を充填する。また、充填後、図4に示す如く、導入口
(26)を閉止栓(28)で被覆すると、この閉止栓(28)
及び一対のOリング(36)(37)により、充填間隔(4
3)が外気と遮断されるとともに、パイプ(22)に予め
塗布した接着強化剤が硬化促進剤として働くので、接着
剤(25)が迅速に硬化反応を生じる。
【0041】そして、図4に示す如く、突当リング(4
4)内周面の凹凸に、接着剤(25)が食い込んで硬化す
るので、突当リング(44)と接着剤(25)とが強固に接
着される。更に、接着強化剤でパイプ(22)と接着剤
(25)との接着力を強化している事により、突当リング
(44)とパイプ(22)とが、接着剤(25)により強固に
接着するものとなる。また、充填間隔(43)からOリン
グ(36)(37)側に接着剤(25)が流動する事がある
が、このOリング(36)(37)がパイプ(22)に密着し
ている事により、接着剤(25)が挿入間隔(38)から漏
れ出す事はないので、クサビリング(34)が本体筒(2
0)に接着固定されたり、本体筒(20)内を汚染する事
がないものとなる。これで、接続作業が終了し、パイプ
(22)内に電気ケーブル等を収納して使用しても、これ
らを良好に保護する事が可能となる。
【0042】また、振動や衝撃等の外的刺激により、使
用中に多少の引っ張り力がかかっても、パイプ(22)の
外周に、防水パッキン(31)、一対のOリング(36)
(37)が密着しているし、突当リング(40)がクサビリ
ング(34)側のOリング(36)に突き当たるので、パイ
プ(22)が本体筒(20)から抜け出る事がないものとな
る。また、強い引っ張り力がパイプ(22)に与えられて
も、パイプ(22)は、以下の作用によって、本体筒(2
0)からの抜き出しを確実に防止できる。
【0043】即ち、パイプ(22)が抜き出し方向に移動
しようとすると、パイプ(22)の外周に強固に接着した
突当リング(40)が追従して移動しようとする。この突
当リング(40)は、開口部(41)の外周に於いて、本体
筒(20)と接着力の弱い接着剤(44)で仮止めしてあっ
たり、充填間隔(43)から挿入間隔(38)内に流動した
接着剤(25)により、突当リング(40)と本体筒(20)
とが接着する事がある。しかしながら、これらの接着力
や接着面積は、突当リング(40)とパイプ(20)との接
着力や接着面積に比べて小さいので、突当リング(40)
は、本体筒(20)と容易に分離して、パイプ(20)と一
体に摺動可能となる。
【0044】そして、突当リング(40)は、クサビリン
グ(34)側のOリング(36)と接触する。すると、突当
リング(40)は、図5に示す如く、このOリング(36)
側に移動する。すると、突当リング(40)に押圧され
て、Oリング(36)は配置溝(42)から離脱する。そし
て、突当リング(40)は、このOリング(36)を介して
クサビリング(34)に突き当たり、このクサビリング
(34)を挿入口(21)方向に強く押圧する。また、突当
リング(40)は、Oリング(36)を破壊してクサビリン
グ(34)に突き当たり、このクサビリング(34)を押圧
するものであっても良い。
【0045】この押圧により、クサビリング(34)は、
内周テーパー面(30)を挿入口(21)方向に摺動し、内
周テーパー面(30)の内周によって外周を押圧され、次
第に内径を縮径する。そして、クサビリング(34)は、
クサビ型の断面でパイプ(22)の外周面を強固に締め付
けるとともにクサビリング(34)は、本体筒(20)の内
周テーパー面(30)に強く押圧されるから、図6に示す
如く、2本のパイプ(22)を強固に接続する事が可能と
なる。
【0046】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、二本のパイプを接続する場合、接着剤により突当
リングとパイプとが強く接着されるから、パイプが抜き
出し方向に移動しようとすると、このパイプに追従して
突当リングがクサビリング方向に移動し、この突当リン
グが内周テーパー面の内周に配置するクサビリングを抜
き出し方向に押圧する。この押圧により、このクサビリ
ングが、パイプの外周面を強固に締め付け、本体筒にパ
イプを強固に固定し、二本のパイプを確実に接続する事
が可能となる。
【0047】また、この接続作業は、従来方法の如く、
ジョイントの一部を回動する必要がなく、パイプを本体
筒に挿入するのみであるから、作業者の手間を掛けず、
簡便な接続作業が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】左半分側にパイプを挿入する過程を示し、右半
分側にパイプを挿入固定した状態の断面図。
【図2】本体筒にパイプを挿入した際の、突当リング付
近の拡大断面図。
【図3】導入口に接着剤を導入している状態の拡大断面
図。
【図4】充填間隔に接着剤を充填した状態の拡大断面
図。
【図5】パイプと本体筒との分離方向に力が作用した状
態の拡大断面図。
【図6】突当リングに押圧されたクサビリングが、パイ
プを締め付けている状態の拡大断面図。
【図7】従来方法の断面図。
【符号の説明】
20 本体筒 21 挿入口 22 パイプ 23 環状鍔 25 接着剤 26 導入口 28 閉止栓 30 内周テーパー面 31 防水パッキン 34 クサビリング 35 割溝 36 Oリング 37 Oリング 37 押圧突起 38 挿入間隔 40 突当リング 43 充填間隔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの先端部を突当てる環状鍔を長さ
    方向中央部の内周に突出し、この環状鍔を介した両側に
    接着剤の導入口を貫通形成するとともにパイプの挿入口
    方向の内径を径小とする内周テーパー面を設けた本体筒
    と、この本体筒の内周テーパー面とパイプ外周面との間
    隔に挿入する防水パッキンと、この防水パッキンの導入
    口側の内周テーパー面とパイプとの間隔に挿入するとと
    もに縮径用の割溝を設けた断面クサビ型のクサビリング
    と、導入口を介してクサビリング側と環状鍔側の両側に
    本体筒の内周面に突出して配置する一対のOリングと、
    この一対のOリングで形成される挿入間隔に配置しクサ
    ビリング側のOリングを介してクサビリングに突き当た
    り、このクサビリングを縮径方向に押圧可能であるとと
    もにパイプ外周面との間に、導入口と連通する接着剤の
    充填間隔を形成した突当リングとから成る事を特徴とす
    るパイプジョイント。
  2. 【請求項2】 接着剤の充填間隔に臨ませたパイプの外
    周面には、接着剤との接着を強固なものとする接着強化
    処理を施した事を特徴とする請求項1のパイプジョイン
    ト。
  3. 【請求項3】 導入口は、閉止栓を設けた事を特徴とす
    る請求項1のパイプジョイント。
  4. 【請求項4】 内周テーパー面は、本体筒の内周に凹設
    して形成した事を特徴とする請求項1のパイプジョイン
    ト。
  5. 【請求項5】 接着剤は、嫌気性接着剤である事を特徴
    とする請求項1のパイプジョイント。
JP24419897A 1996-10-18 1997-09-09 パイプジョイント Pending JPH10176774A (ja)

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JP27659396 1996-10-18
JP8-276593 1996-10-18
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332523B1 (ko) * 1999-07-06 2002-04-17 이정연 커플링에 배관을 접착시키는 방법
WO2006080156A1 (ja) * 2005-01-28 2006-08-03 Bosch Corporation 燃料噴射弁

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