JPH10176965A - 地中異常の観測センサと観測システム - Google Patents
地中異常の観測センサと観測システムInfo
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- JPH10176965A JPH10176965A JP33783096A JP33783096A JPH10176965A JP H10176965 A JPH10176965 A JP H10176965A JP 33783096 A JP33783096 A JP 33783096A JP 33783096 A JP33783096 A JP 33783096A JP H10176965 A JPH10176965 A JP H10176965A
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Landscapes
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】これまで異常が発生してから検出する検知線型
センサが実用に供されているが、異常が発生した後でな
いと検出することができず、また、測定結果を収集する
ための設備を必要とするので、費用が嵩み、かつ、管理
も大変であった。 【解決手段】撚線の一端をフランジに固定し、他端に円
弧溝を備えたシーブを固定した撚線と、前記シーブの円
弧溝に沿って円弧状に湾曲させて該撚線と平行にして両
端を前記フランジに固定した光ファイバ入り金属管と、
該金属管の外側にあって該金属管と平行に沿わせてた撚
線とを一体に弾性体で包皮した地中異常の観測センサ及
びこれによって光ファイバの歪みに伴うブリルアン散乱
光の発生周波数の移動特性を検出する歪み検出器により
地中異常の観測するシステムである。
センサが実用に供されているが、異常が発生した後でな
いと検出することができず、また、測定結果を収集する
ための設備を必要とするので、費用が嵩み、かつ、管理
も大変であった。 【解決手段】撚線の一端をフランジに固定し、他端に円
弧溝を備えたシーブを固定した撚線と、前記シーブの円
弧溝に沿って円弧状に湾曲させて該撚線と平行にして両
端を前記フランジに固定した光ファイバ入り金属管と、
該金属管の外側にあって該金属管と平行に沿わせてた撚
線とを一体に弾性体で包皮した地中異常の観測センサ及
びこれによって光ファイバの歪みに伴うブリルアン散乱
光の発生周波数の移動特性を検出する歪み検出器により
地中異常の観測するシステムである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中の構造物や、
地滑り等の異常を検出する観測センサとその観測システ
ムにかんする。
地滑り等の異常を検出する観測センサとその観測システ
ムにかんする。
【0002】
【従来の技術】例えば、出願人において、コンクリート
構造物の歪測定を行う場合に、光ファイバの布設方法と
して、図8に示すように、コンクリート内の鉄筋64、
64'、64"に光ファイバ62を巻き付けることで曲げ
部を形成し、かつ各曲げ部の間は直線状となるよう布設
するとともに、測定対象物の歪をOTDR(Optical Tim
eDomain Reflecivmeter)中央装置61により歪等を光フ
ァイバ62でとらえることを提案している(特開昭4ー86
510号公報)。
構造物の歪測定を行う場合に、光ファイバの布設方法と
して、図8に示すように、コンクリート内の鉄筋64、
64'、64"に光ファイバ62を巻き付けることで曲げ
部を形成し、かつ各曲げ部の間は直線状となるよう布設
するとともに、測定対象物の歪をOTDR(Optical Tim
eDomain Reflecivmeter)中央装置61により歪等を光フ
ァイバ62でとらえることを提案している(特開昭4ー86
510号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光ファイバは、非常に
繊細な繊維であり、露出したままで用いると、例えば、
コンクリートがまだ固形する前のどろどろとした状態で
あるグラウトを注入していくと、グラウトの流れによっ
て光ファイバが断線することがあった。また、断線しな
くても、グラウトの流れの影響を受けて、かなり大きい
張力が付与されて内部歪が発生する結果、温度補正等の
正確な検出測定ができなかった。本発明は、かかる課題
を解消するために提案するものである。
繊細な繊維であり、露出したままで用いると、例えば、
コンクリートがまだ固形する前のどろどろとした状態で
あるグラウトを注入していくと、グラウトの流れによっ
て光ファイバが断線することがあった。また、断線しな
くても、グラウトの流れの影響を受けて、かなり大きい
張力が付与されて内部歪が発生する結果、温度補正等の
正確な検出測定ができなかった。本発明は、かかる課題
を解消するために提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の地中異常の観測
センサは、一端にはフランジに、他端には円弧溝を備え
たシーブにそれぞれ固定された撚線と、中心部分を前記
シーブの円弧溝に沿って円弧状に湾曲させて該撚線と平
行にして両端を前記フランジに固定した光ファイバ入り
金属管と、該金属管の外側にあって該金属管と平行に沿
わせた撚線とを一体に弾性体で包皮したもので、両サイ
ドの撚線は光ファイバ入り金属管を保護するとともに、
中央の撚線は、光ファイバ入り金属管に掛かる強力な引
張力を軽減させるものである。また、弾性体の包皮は、
撚線と光ファイバ入り金属管との平行部分をゴムでモー
ルドしたものであり、観測センサとしての形成が容易に
出来る。シーブは、球状であり、光ファイバに過剰な曲
げを発生させないようにする為である。
センサは、一端にはフランジに、他端には円弧溝を備え
たシーブにそれぞれ固定された撚線と、中心部分を前記
シーブの円弧溝に沿って円弧状に湾曲させて該撚線と平
行にして両端を前記フランジに固定した光ファイバ入り
金属管と、該金属管の外側にあって該金属管と平行に沿
わせた撚線とを一体に弾性体で包皮したもので、両サイ
ドの撚線は光ファイバ入り金属管を保護するとともに、
中央の撚線は、光ファイバ入り金属管に掛かる強力な引
張力を軽減させるものである。また、弾性体の包皮は、
撚線と光ファイバ入り金属管との平行部分をゴムでモー
ルドしたものであり、観測センサとしての形成が容易に
出来る。シーブは、球状であり、光ファイバに過剰な曲
げを発生させないようにする為である。
【0005】また、フランジは、固定剤の注入個所を有
するもので、グラウトの注入を容易にするためである。
撚線は、鋼線の撚線であり、高引張力を有する上に可撓
性が良いことから、光ファイバへの変化を敏感に伝える
ことが出来るとともに、光ファイバ入り金属管を保護す
るもので、土木関係者が取り扱っても壊れないようにし
たものである。光ファイバ入り金属管は、ステンレス管
の径方向に光ファイバが自在に動きうるものであり、ま
たは、ステンレス管の径方向に光ファイバが固定された
ものであり、感度と寿命と関係から適宜選択されるもの
ある。
するもので、グラウトの注入を容易にするためである。
撚線は、鋼線の撚線であり、高引張力を有する上に可撓
性が良いことから、光ファイバへの変化を敏感に伝える
ことが出来るとともに、光ファイバ入り金属管を保護す
るもので、土木関係者が取り扱っても壊れないようにし
たものである。光ファイバ入り金属管は、ステンレス管
の径方向に光ファイバが自在に動きうるものであり、ま
たは、ステンレス管の径方向に光ファイバが固定された
ものであり、感度と寿命と関係から適宜選択されるもの
ある。
【0006】更に、光ファイバの歪みによってブリルア
ン散乱光の発生周波数の移動特性を検出する歪み検出器
と、該歪み検出器に光ファイバが接続された地中異常の
検出センサとを具備することによって、地中異常の観測
システムを構成するものである。
ン散乱光の発生周波数の移動特性を検出する歪み検出器
と、該歪み検出器に光ファイバが接続された地中異常の
検出センサとを具備することによって、地中異常の観測
システムを構成するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の地中異常の観測センサ
は、河川の堤防や湾岸の防波堤などの構築物や建築物の
基礎などの異常を検出出来るようにするもので、予め構
築物や基礎に開けた孔に差し込み、コンクリートがまだ
どろどろしているいわゆるグラウトを注入して構築物や
基礎に固定するものである。本発明の地中異常の観測セ
ンサ自体は、1本でもよいが、複数本を構築物に沿って
適宜ある間隔を隔てて埋設することによって構築物全体
の異常を検出出来るようにすることができる。
は、河川の堤防や湾岸の防波堤などの構築物や建築物の
基礎などの異常を検出出来るようにするもので、予め構
築物や基礎に開けた孔に差し込み、コンクリートがまだ
どろどろしているいわゆるグラウトを注入して構築物や
基礎に固定するものである。本発明の地中異常の観測セ
ンサ自体は、1本でもよいが、複数本を構築物に沿って
適宜ある間隔を隔てて埋設することによって構築物全体
の異常を検出出来るようにすることができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の地中異常の観測センサ1の
構造を示すもので、撚線である鋼心ストランド31の一
端には、球状のシーブ20が固定されているとともに、
他端にはストッパー53が固着されており、フランジ5
0からの抜けを防止することによってフランジ50に固
定されている。シーブ20の材質は鉄やアルミあるいは
真鍮等で製作可能であり、形状の球以外に溝21を設け
た半円板とシーブ20の直径に相当する円盤とをいわゆ
るT字状に固定したものでもよい。図3に示すように、
表面に溝21が設けられ、この溝21に光ファイバ入り
金属管10の中央付近が埋設され、その上に蓋22を嵌
めて固定されている。光ファイバ入り金属管10の両端
は、中央の鋼心ストランド31と平行になるようにし
て、各先端は金具54を固定してフランジ50からの抜
けを防止している。光ファイバ入り金属管10の外側に
なる両側には、撚線である鋼心ストランド32、33が
フランジ50の固着されており、光ファイバ入り金属管
10を保護するのである。しかして、シーブ20とフラ
ンジ50との間は、外側の鋼心ストランド32、光ファ
イバ入り金属管10、中央の鋼心ストランド31、光フ
ァイバ入り金属管10及び外側の鋼心ストランド33は
平行にして、かつ、平面上に配列された状態で弾性体で
あるゴム40で包皮されている。
構造を示すもので、撚線である鋼心ストランド31の一
端には、球状のシーブ20が固定されているとともに、
他端にはストッパー53が固着されており、フランジ5
0からの抜けを防止することによってフランジ50に固
定されている。シーブ20の材質は鉄やアルミあるいは
真鍮等で製作可能であり、形状の球以外に溝21を設け
た半円板とシーブ20の直径に相当する円盤とをいわゆ
るT字状に固定したものでもよい。図3に示すように、
表面に溝21が設けられ、この溝21に光ファイバ入り
金属管10の中央付近が埋設され、その上に蓋22を嵌
めて固定されている。光ファイバ入り金属管10の両端
は、中央の鋼心ストランド31と平行になるようにし
て、各先端は金具54を固定してフランジ50からの抜
けを防止している。光ファイバ入り金属管10の外側に
なる両側には、撚線である鋼心ストランド32、33が
フランジ50の固着されており、光ファイバ入り金属管
10を保護するのである。しかして、シーブ20とフラ
ンジ50との間は、外側の鋼心ストランド32、光ファ
イバ入り金属管10、中央の鋼心ストランド31、光フ
ァイバ入り金属管10及び外側の鋼心ストランド33は
平行にして、かつ、平面上に配列された状態で弾性体で
あるゴム40で包皮されている。
【0009】包皮は、図1(b)に示しているように、
通常ゴムで行うが、ここで包皮の厚さよりもシーブ20
の直径の方が大きいことが重要である。と云うのは、観
測センサを地中に埋設した後、観測センサの先端が抜け
ないようにするためである。なお、包皮は一括してモー
ルドしているが、これに限定されることはなく、場合に
よっては、2枚のゴム板を貼りあわせてもよい。
通常ゴムで行うが、ここで包皮の厚さよりもシーブ20
の直径の方が大きいことが重要である。と云うのは、観
測センサを地中に埋設した後、観測センサの先端が抜け
ないようにするためである。なお、包皮は一括してモー
ルドしているが、これに限定されることはなく、場合に
よっては、2枚のゴム板を貼りあわせてもよい。
【0010】フランジ50には、光ファイバ12の余長
を収容する余長ファイバ収納ボックス51が固定部材5
2と締結材55により取付固定されている。フランジ5
0には、観測センサ1を地中に固定するために、コンク
リートがまだどろどろの状態のグラウト注入口56を2
ケ所設けている。なお、グラウト注入口56は、孔に限
定されるものではなく、フランジ50の外周からU字状
に切り込んだものでもよい。
を収容する余長ファイバ収納ボックス51が固定部材5
2と締結材55により取付固定されている。フランジ5
0には、観測センサ1を地中に固定するために、コンク
リートがまだどろどろの状態のグラウト注入口56を2
ケ所設けている。なお、グラウト注入口56は、孔に限
定されるものではなく、フランジ50の外周からU字状
に切り込んだものでもよい。
【0011】光ファイバ入り金属管10の光ファイバ1
2は、図2(a)に示すように、金属管内を適宜動ける
ように、金属管であるSUS管11と光ファイバ12と
の間には、固形物を介在させないもので、光ファイバ1
2は金属管内を動ける状態にある。この場合、感度は若
干低下するが、センサが若干伸びても光ファイバが動け
ることによって伸びが吸収されて切断する可能性が低く
なる。また、光ファイバ入り金属管10の光ファイバ1
2は、図2(b)に示すように、金属管内を動けないよ
うに、金属管であるSUS管11と光ファイバ12との
間には、充填材13として例えばゴムのような固形物を
介在さたもので、光ファイバ12はいわば金属管内に固
定された状態にある。この場合、感度は良好である。
2は、図2(a)に示すように、金属管内を適宜動ける
ように、金属管であるSUS管11と光ファイバ12と
の間には、固形物を介在させないもので、光ファイバ1
2は金属管内を動ける状態にある。この場合、感度は若
干低下するが、センサが若干伸びても光ファイバが動け
ることによって伸びが吸収されて切断する可能性が低く
なる。また、光ファイバ入り金属管10の光ファイバ1
2は、図2(b)に示すように、金属管内を動けないよ
うに、金属管であるSUS管11と光ファイバ12との
間には、充填材13として例えばゴムのような固形物を
介在さたもので、光ファイバ12はいわば金属管内に固
定された状態にある。この場合、感度は良好である。
【0012】図3に示す保護用の鋼心ストランド32、
33は、シーブ20に固定していないが、図4に示す保
護用の鋼心ストランド32、33は、溶接等でシーブ2
0に固定している。この場合、シーブ20は大きくでき
るので、観測センサの埋設後、定着性は極めて安定して
おり、感度は向上できる。
33は、シーブ20に固定していないが、図4に示す保
護用の鋼心ストランド32、33は、溶接等でシーブ2
0に固定している。この場合、シーブ20は大きくでき
るので、観測センサの埋設後、定着性は極めて安定して
おり、感度は向上できる。
【0013】観測センサ1は、図5に示すように、堤防
や防波堤等の構造物Kに固定される。観測センサ1を固
定するには、構造物Kに挿入可能の孔をあけて観測セン
サ1を挿入し、孔と観測センサ1との隙間にグラウトを
注入することにより、グラウトが固化することにより行
われる。観測センサ1は、複数本を構造物Kに固定さ
れ、各観測センサ1の光ファイバ2が直列に接続され、
両端を処理装置3に接続されている。処置装置3は、中
央装置61のようなOTDR装置であって、処理装置3
の出力を表示する表示装置4に送信される。
や防波堤等の構造物Kに固定される。観測センサ1を固
定するには、構造物Kに挿入可能の孔をあけて観測セン
サ1を挿入し、孔と観測センサ1との隙間にグラウトを
注入することにより、グラウトが固化することにより行
われる。観測センサ1は、複数本を構造物Kに固定さ
れ、各観測センサ1の光ファイバ2が直列に接続され、
両端を処理装置3に接続されている。処置装置3は、中
央装置61のようなOTDR装置であって、処理装置3
の出力を表示する表示装置4に送信される。
【0014】しかして、図6(a)に示すように、観測
センサ1が元の地盤5とそ上の境界7上に積層された改
修部6に跨って埋設されているとする。ここで、地震等
や長年の地盤変動により、図6(b)に示すように、境
界7'で地すべりを起こし、地盤5'と改修部6'が相対
的に移動したときに、観測センサ1は、図7に示すよう
に、フランジ50とシーブ20により、改修部6、6'
と地盤5、5'に定着していることによって、局部伸び
部Aを生じる。すると、光ファイバ12に局部的な伸び
が発生することにより、歪が発生し、この結果、ブリル
アン散乱光の発生周波数の移動特性を検出することとな
るので、検出した局部伸び部Aを表示装置4によって、
深さや場所を特定出来るのである。
センサ1が元の地盤5とそ上の境界7上に積層された改
修部6に跨って埋設されているとする。ここで、地震等
や長年の地盤変動により、図6(b)に示すように、境
界7'で地すべりを起こし、地盤5'と改修部6'が相対
的に移動したときに、観測センサ1は、図7に示すよう
に、フランジ50とシーブ20により、改修部6、6'
と地盤5、5'に定着していることによって、局部伸び
部Aを生じる。すると、光ファイバ12に局部的な伸び
が発生することにより、歪が発生し、この結果、ブリル
アン散乱光の発生周波数の移動特性を検出することとな
るので、検出した局部伸び部Aを表示装置4によって、
深さや場所を特定出来るのである。
【0015】
【発明の効果】本発明の地中異常の観測センサは、一端
にはフランジに、他端には円弧溝を備えたシーブにそれ
ぞれ固定された撚線と、中心部分を前記シーブの円弧溝
に沿って円弧状に湾曲させて該撚線と平行にして両端を
前記フランジに固定した光ファイバ入り金属管と、該金
属管の外側にあって該金属管と平行に沿わせてた撚線と
を一体に弾性体で包皮しているので、光ファイバ入り金
属管を保護するとともに、建設関係者が乱雑に扱っても
損傷するようなことはない。また、弾性体の包皮は、撚
線と光ファイバ入り金属管との平行部分をゴムでモール
ドするものであるので、可撓性がよく、観測センサの検
出能力が向上する。さらに、シーブは、球状であるの
で、曲げ半径を許容値以上に保てるとともに、抜け防止
を図ることができ、地中での定着性が良好である。また
更に、フランジは、固定剤の注入個所を有するので、グ
ラウトの注入が容易である。撚線は、鋼線の撚線である
ので、寿命が長い。
にはフランジに、他端には円弧溝を備えたシーブにそれ
ぞれ固定された撚線と、中心部分を前記シーブの円弧溝
に沿って円弧状に湾曲させて該撚線と平行にして両端を
前記フランジに固定した光ファイバ入り金属管と、該金
属管の外側にあって該金属管と平行に沿わせてた撚線と
を一体に弾性体で包皮しているので、光ファイバ入り金
属管を保護するとともに、建設関係者が乱雑に扱っても
損傷するようなことはない。また、弾性体の包皮は、撚
線と光ファイバ入り金属管との平行部分をゴムでモール
ドするものであるので、可撓性がよく、観測センサの検
出能力が向上する。さらに、シーブは、球状であるの
で、曲げ半径を許容値以上に保てるとともに、抜け防止
を図ることができ、地中での定着性が良好である。また
更に、フランジは、固定剤の注入個所を有するので、グ
ラウトの注入が容易である。撚線は、鋼線の撚線である
ので、寿命が長い。
【0016】光ファイバ入り金属管は、ステンレス管内
で光ファイバが自在に動きうるものであれば、光ファイ
バは切断しにくい。他方、光ファイバ入り金属管は、ス
テンレス管内で光ファイバが固定されたものであれば、
感度が高い。本発明の地中異常の観測システムは、光フ
ァイバの歪みによってブリルアン散乱光の発生周波数の
移動特性を検出する歪み検出器と、該歪み検出器に光フ
ァイバが接続された地中異常の検出センサとを具備する
ので、長期に亙って安定して測定することができる。
で光ファイバが自在に動きうるものであれば、光ファイ
バは切断しにくい。他方、光ファイバ入り金属管は、ス
テンレス管内で光ファイバが固定されたものであれば、
感度が高い。本発明の地中異常の観測システムは、光フ
ァイバの歪みによってブリルアン散乱光の発生周波数の
移動特性を検出する歪み検出器と、該歪み検出器に光フ
ァイバが接続された地中異常の検出センサとを具備する
ので、長期に亙って安定して測定することができる。
【図1】本発明の実施例における観測センサの構成を示
す概略図である。
す概略図である。
【図2】本発明の実施例における光ファイバ入り金属管
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図3】本発明の実施例における観測センサ端部の概略
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の他の実施例における観測センサ端部の
概略断面図である。
概略断面図である。
【図5】本発明の実施例における地中異常の観測システ
ム構成を示す概略図である。
ム構成を示す概略図である。
【図6】本発明の実施例における観測センサの使用状況
の概略断面図である。
の概略断面図である。
【図7】本発明の実施例における観測センサの使用概略
断面図である。
断面図である。
【図8】従来技術の実施例における観測システム概略説
明図である。
明図である。
【符号の説明】 K:構造物 1:観測センサ 2、12、62:光ファイバ 3:処理装置 4:表示装置 5、5':地盤 6、6':改修部 7、7':境界 10:光ファイバ入り金属管 11:SUS管 13:充填材 20、20':シーブ 21:溝 31、32、33:鋼心ストランド 40:ゴム 50:フランジ 51:余長ファイバ収納ボックス 53:ストッパー 54:金具 56:グラウト注入口 61:OTDR中央装置 64、64'、64":鉄筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 6/00 G01B 11/16 Z // G01B 11/16 G02B 6/00 B (72)発明者 那倉 裕二 大阪府大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内
Claims (8)
- 【請求項1】撚線の一端をフランジに固定し、他端に円
弧溝を備えたシーブを固定した撚線と、前記シーブの円
弧溝に沿って円弧状に湾曲させて該撚線と平行にして両
端を前記フランジに固定した光ファイバ入り金属管と、
該金属管の外側にあって該金属管と平行に沿わせてた撚
線とを一体に弾性体で包皮してなることを特徴とする地
中異常の観測センサ。 - 【請求項2】弾性体の包皮は、撚線と光ファイバ入り金
属管との平行部分をゴムでモールドしたものである請求
項1に記載の地中異常の観測センサ。 - 【請求項3】シーブは、球状である請求項1又は請求項
2に記載の地中異常の観測センサ。 - 【請求項4】フランジは、観測センサを固定する固定剤
の注入個所を有する請求項1乃至請求項3のいずれか1
項に記載の地中異常の観測センサ。 - 【請求項5】撚線は、鋼線の撚線である請求項1乃至請
求項4のいずれか1項に記載の地中異常の観測センサ。 - 【請求項6】光ファイバ入り金属管は、ステンレス管内
で光ファイバが自在に動きうるものである請求項1乃至
請求項5のいずれか1項に記載の地中異常の観測セン
サ。 - 【請求項7】光ファイバ入り金属管は、ステンレス管内
で光ファイバが固定されたものである請求項1乃至請求
項5のいずれか1項に記載の地中異常の観測センサ。 - 【請求項8】光ファイバの歪みによってブリルアン散乱
光の発生周波数の移動特性を検出する歪み検出器と、該
歪み検出器に光ファイバが接続された地中異常の検出セ
ンサとを具備することを特徴とする地中異常の観測シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33783096A JPH10176965A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 地中異常の観測センサと観測システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33783096A JPH10176965A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 地中異常の観測センサと観測システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10176965A true JPH10176965A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18312375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33783096A Pending JPH10176965A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 地中異常の観測センサと観測システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10176965A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002228404A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-14 | Erumekku Denshi Kogyo Kk | 地滑り検出システム |
| JP2010271329A (ja) * | 2010-08-05 | 2010-12-02 | Dai Ichi High Frequency Co Ltd | 地盤歪検出端 |
| CN109253691A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-01-22 | 长沙理工大学 | 一种边坡变形监测及预警装置 |
| JP2023049422A (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-10 | 鹿島建設株式会社 | 計測装置 |
| JP2023049873A (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-10 | 鹿島建設株式会社 | 圧縮検知装置 |
| JP2023049424A (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-10 | 鹿島建設株式会社 | 計測装置及び計測装置の設置方法 |
| JP2023053524A (ja) * | 2021-10-01 | 2023-04-13 | 鹿島建設株式会社 | 光ファイバの接続構造及び光ファイバの接続方法 |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP33783096A patent/JPH10176965A/ja active Pending
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