JPH10176995A - 透明体検査方法および装置 - Google Patents
透明体検査方法および装置Info
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- JPH10176995A JPH10176995A JP33824296A JP33824296A JPH10176995A JP H10176995 A JPH10176995 A JP H10176995A JP 33824296 A JP33824296 A JP 33824296A JP 33824296 A JP33824296 A JP 33824296A JP H10176995 A JPH10176995 A JP H10176995A
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Abstract
とを弁別して自動検出できる透明体検査装置を得ること
にある。 【解決手段】移動される液晶ガラス1の一面側に対向配
置されて前記ガラス1をその移動方向と直角に交差する
方向に走査する検査カメラ18と、ガラス1の他面側に対
向配置されてカメラ18の視野を照明する照明装置19と、
カメラ18の撮像により得た検査信号から明情報と暗情報
とを弁別する信号処理部12と、を具備する。照明装置19
が、カメラ18の光軸 18c上に配置された遮光体19c と、
前記光軸 18c上上から外れて遮光体19c の側方に配置さ
れた光源19b とを有してなる。カメラ18は、照明装置19
から投光されてガラス1内を屈折して透過した屈折光を
受光することを特徴としている。
Description
ト付きの液晶表示装置が備える透明ガラス基板、可撓性
を有する合成樹脂基板等の透明体の欠点の有無を検査す
る透明体検査方法およびその装置に関する。
る透明ガラス基板(以下液晶ガラスと略称する。)に、
欠点、つまり、液晶ガラスの表面または裏面に生じた擦
り傷(以下傷と略称する。)や泡またはカレット(泡の
中での小さいもの)等があると、その欠点の部分でバッ
クライトの光が屈折するので、カラー表示の場合には色
むらとなってしまい、白黒表示の場合は黒っぽく見えて
しまう等、液晶画面の発色阻害因子となることは知られ
ている。
欠点の有無を検査する必要がある。そのために、従来で
は一般的に、クリーンルーム内において人間が目視する
ことによって検査を行っており、その検査結果に基づい
て、液晶ガラスを再研磨したり、廃棄処分するようにし
ている。
の欠点の自動検査が次のように行われている。この自動
検査は、透明体の検査位置において、透明体の一面と対
向して検査カメラを設置するとともに、透明体の他面側
に前記カメラの視野を照明する照明装置を設けている。
照明装置の光源は前記カメラの光軸上に配置されてい
て、そこから発した光は透明体を屈折することなく透過
して前記カメラに入射され、検査カメラはそれが有した
一次元のCCDイメージセンサで透明体の移動方向に直
角に交差する幅方向に沿って視野を走査して、検査情報
を得るようになっている。このような光学検査は直接透
過法と称されている。そして、この検査法を前記液晶ガ
ラスの検査に適用することが考えられる。
スの欠点は最小20μm相当と微小であり、それを拡大
グラス等での視野拡大下において行うことを余儀なくさ
れる目視検査では、その検査効率が非常に悪い。
出願人は試みたが、次のような問題があることが分かっ
た。すなわち、液晶ガラスの製造はクリーンルームで行
われ、このクリーンルーム内で直接透過法により検査を
実施するといえどもそこに作業者が出入りすることが原
因となって、液晶ガラスの欠点サイズ程度の埃の侵入は
避けることができず、この埃は液晶ガラスに付着する。
がなされるから、検査カメラの走査においてガラス面に
付着した埃は照明装置から検査カメラに入射しようとす
る透過光を遮って、液晶ガラス面の欠点とともに撮像さ
れる。そのため、検査カメラから出力される検査信号
(検査情報)において前記欠点および埃についての信号
成分は、欠点および埃がない正常な箇所についての信号
成分のレベル(地合レベル)よりも電圧が低い、いわゆ
る暗情報となる。したがって、前記検査信号を電子回路
で信号処理して欠点検出を自動的にしようとする場合、
欠点と埃との弁別ができず、埃を欠点として誤って認識
してしまうから、こうした直接透過法による自動検査は
実用に適さないことが分かった。
透明体の欠点と透明体に付着した埃とを弁別して自動検
出できる透明体検査方法および装置を得ることにある。
また、前記の直接透過法による自動検査では、欠点が液
晶ガラスの表面、または裏面、或いは内部にあっても、
すべて暗情報として検出されるので、その情報をもとに
欠点の厚み方向位置(液晶ガラスの表面、裏面、または
内部)を知ることはできない。そのため、例えば、液晶
ガラスを再研磨する場合に、どちらの面を再研磨してよ
いか分からないという問題がある。
2の課題は、前記第1の課題を解決しつつ、欠点の厚み
方向位置も自動検出できる透明体検査装置を得ることに
ある。
るために、請求項1記載の発明に係る透明体検査方法
は、第1検査位置において、移動される透明体と対向し
て配置され前記透明体をその移動方向と直角に交差する
方向に走査する第1検査カメラで、前記透明体を間に置
いて前記第1検査カメラと反対側でかつ前記第1検査カ
メラの光軸上に配置された光源を有した第1照明装置か
ら投光されて前記透明体を屈折することなく厚み方向に
直角に透過する透過光を受光して第1検査信号を得ると
ともに、前記第1検査位置よりも下流側または上流側の
第2検査位置において、前記透明体と対向して配置され
前記透明体をその移動方向と直角に交差する方向に走査
する第2検査カメラで、前記透明体を間に置いて前記第
2検査カメラと反対側でかつ前記第2検査カメラの光軸
上に配置された遮光体およびこの側方に配置された光源
を有した第2照明装置から投光されて前記透明体内を屈
折して透過する屈折光を受光して第2検査信号を得て、
次いで、前記第1、第2の検査信号を比較することを特
徴としている。
検査位置で直接透過法による検査情報を得る。つまり、
第1照明装置は第1検査カメラの視野を照明し、その光
を透明体に対して屈折することなく透明体の厚み方向に
直角に透過させ、また、第1検査カメラは透明体の視野
を前記のように透過した透過光を受光する。それによ
り、透明体の欠点および透明体に付着した埃についての
暗情報を含んだ第1検査信号を得る。
側の第2検査位置で(言い換えれば、第1検査信号を得
る前または後に)間接透過法による検査情報を得る。つ
まり、第2照明装置は第2検査カメラの視野を照明する
が、第2検査カメラの光軸上には遮光体があるので、第
2照明装置から投射される光は前記視野に対し斜めに入
射し屈折光となって前記視野を照明し、また、第2検査
カメラは前記視野を前記のように屈折して透過した屈折
光を受光する。こうした間接透過法では第2検査カメラ
が光源を直視しないので、透明体に欠点があると、その
部分を回折する散乱光が第2検査カメラに入射する。そ
れにより、この欠点は光って見え、したがって、地合レ
ベルよりも電圧が高い明情報として検出できる。また、
透明体に付着した埃は直接透過法の場合と同様に遮光す
るから、これについては暗情報として検出できる。こう
して透明体の欠点についての明情報および透明体に付着
した埃についての暗情報を含んだ第2検査信号を得る。
で得た第1、第2の検査信号を、そのアドレスを合わせ
て比較する。それによって、あるアドレスについて、そ
の第1検査信号が暗情報であるとともに第2検査信号が
明情報である場合には欠点であるとし、同様にあるアド
レスについて、その第1、第2の検査信号がいずれも暗
情報である場合には埃であると判定する。
法においては、以上のような直接透過法および間接透過
法の組み合わせにより得た検査信号を比較して、透明体
の欠点と埃とを弁別して自動検出できる。
めに、請求項2記載の透明体検査装置は、移動される透
明体の一面側に対向配置されて前記透明体をその移動方
向と直角に交差する方向に走査する検査カメラと、前記
透明体の他面側に対向配置されて前記検査カメラの視野
を照明する照明装置と、前記検査カメラの撮像により得
た検査信号から明情報と暗情報とを弁別する信号処理部
と、を具備し、前記照明装置が、前記検査カメラの光軸
上に配置された遮光体と、前記光軸上から外れて前記遮
光体の側方に配置された光源とを有してなり、この照明
装置から投光されて前記透明体内を屈折して透過した屈
折光を前記検査カメラが受光することを特徴としてい
る。
て、その検査カメラと照明装置とがなす光学検査部は、
請求項1記載の発明で既に説明した間接透過法による検
査を行う。
照明された視野を走査する検査カメラの光軸上には、照
明装置の遮光体があるので、照明装置から投射される光
は前記視野に対し斜めに入射して屈折光となって前記視
野を照明し、また、検査カメラは前記視野を前記のよう
に屈折して透過した屈折光を受光する。こうした間接透
過法では検査カメラが光源を直視しないので、透明体に
欠点があると、その部分を回折する散乱光が検査カメラ
に入射する。それにより、欠点は光って見え、したがっ
て、欠点を地合レベルよりも電圧が高い明情報として検
出できる。また、透明体に付着した埃は、前記屈折光を
遮光するから、これについては暗情報として検出でき
る。
は、前記のように透明体の欠点について明情報および透
明体に付着した埃についての暗情報を含んでいるから、
この検査信号が供給される信号処理部は、前記明暗両情
報のレベル差を利用してそれらを弁別する。
置においては、間接透過法による検査をする1系統の光
学検査部により欠点と埃について弁別可能な検査信号を
得、それを信号処理部での回路処理により弁別するか
ら、透明体の欠点と埃とを自動的に区別して検出でき
る。
請求項3記載の透明体検査装置は、移動される透明体の
一面側に対向配置されて前記透明体をその移動方向と直
角に交差する方向に走査する検査カメラと、前記透明体
の他面側に対向配置されて前記検査カメラの視野を照明
する照明装置とからなる光学検査部を前記透明体の移動
方向に位置をずらして2系統設けるとともに、前記照明
装置は、前記検査カメラの光軸上に配置された遮光体
と、前記光軸上から外れて前記遮光体の側方に配置され
た光源とを有してなり、かつ、前記2系統の光学検査部
のうちの一方の光学検査部の照明装置の照明による前記
視野での屈折光の屈折角よりも、他方の光学検査部の照
明装置の照明による前記視野での屈折光の屈折角を小さ
くし、前記両検査部の検査カメラの撮像により得た検査
信号から明情報と暗情報とを弁別するとともに、その明
情報同志を比較する信号処理部を備えたことを特徴とし
ている。
て、透明体の移動方向に位置をずらして2系統設けられ
た光学検査部は、既述の間接透過法による検査を夫々行
う。この場合、一方の光学検査部による視野での屈折光
の屈折角は、他方の光学検査部による視野での屈折光の
屈折角より小さい。それにより、屈折角が大きい方の屈
折光を受光した検査カメラの検査信号に含まれる欠点に
ついての明情報は、透明体表面(検査カメラ側)の欠点
については高い電圧レベルの明情報としてとらえられ、
かつ、透明体裏面(照明装置側)の欠点については低い
電圧レベルの明情報としてとらえられる。この逆に、屈
折角が小さい方の屈折光を受光した検査カメラでの欠点
についての明情報は、透明体表面(検査カメラ側)の欠
点については低い電圧レベルの明情報としてとらえら
れ、かつ、透明体裏面(照明装置側)の欠点については
高い電圧レベルの明情報としてとらえられる。
メラから供給される検査信号を、そのアドレスを合わせ
て比較する。それによって、あるアドレスについて、両
光学検査部からの検査信号が共に明情報である場合には
欠点であると判定し、同様にあるアドレスについて、両
光学検査部からの検査信号が共に暗情報である場合には
埃であると判定する。
角によって透明体の表面と裏面とでは信号レベルが異な
る特徴的な明情報同志を比較する(言い換えれば、その
信号レベルの大きさを比較する)から、それによって、
欠点の透明体に対する厚み方向の位置を判別する。
置においては、間接透過法による検査をする2系統の光
学検査部により欠点と埃について弁別可能な検査信号を
得、それを信号処理部での回路処理により弁別し、かつ
欠点についての明情報同志を比較するから、透明体の欠
点と埃とを区別して自動検出できるとともに、こうして
検出された欠点の透明体に対する厚み方向の位置も自動
検出できる。
本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は第1の実
施の形態に係る透明体検査装置の構成を示す図であっ
て、透明な検査ガラス例えば液晶ガラス1の欠点検査に
使用されるものである。液晶ガラス1の製造環境はクリ
ーンルーム内であり、そして、液晶ガラス1はクリーン
ルーム内での検査区域に図示しない搬送手段により水平
な姿勢を保っ移動されて、前記検査区域に設置された本
実施の形態に係る透明体検査装置で自動検査されるもの
である。なお、図4中矢印は液晶ガラス1の移動方向を
示している。
張して描いたように液晶ガラス1の表面(検査姿勢にお
いて上面)に付いた擦り傷等の表傷2と、液晶ガラス1
の裏面(検査姿勢において下面)に付いた擦り傷等の裏
傷3と、液晶ガラス1の内部の泡(泡の程度が小さいカ
レットも含む)4とがある。
と、ゲイン補正回路11と、検出手段としての信号処理
部12とを備えている。第1検査位置に設けられる第1
光学検査部は、移動される液晶ガラス1の一面例えば表
面に対向して配置された第1検査カメラ15と、液晶ガ
ラス1を間に置いて第1検査カメラ15とは反対側に液
晶ガラス1の他面に対向して配置された第1照明装置1
6とを備えている。
光−電変換形の視角センサとして一次元CCDイメージ
センサ(CCDラインメージセンサとも、CCDリニア
アレーイメージセンサとも称される。)を有したCCD
カメラが採用されている。このカメラ15は液晶ガラス
1をその移動方向と直交する幅方向に沿って走査する。
つの光源16bを収容してなる。光源16bには直管形
の蛍光灯が使用され、この光源16bは液晶ガラス1の
幅方向に延びて設けられる。この第1照明装置16は、
その光源16bを第1検査カメラ15の光軸15c上に
配置して設けられており、したがって、この光源16b
から投射されて第1検査カメラ15の視野を照明する光
は、検査ガラス1を屈折することなく厚み方向に直角に
透過して第1検査カメラ15に受光されるようになって
いる。
置に設けられる第2光学検査部は、前記液晶ガラス1の
一面例えば表面に対向して配置された第2検査カメラ1
8と、液晶ガラス1を間に置いて第2検査カメラ18と
は反対側に液晶ガラス1の他面に対向して配置された第
2照明装置19とを備えている。なお、この第2光学検
査部は第1検査位置の上流側に設けてもよい。
光−電変換形の視角センサとして一次元CCDイメージ
センサを有したCCDカメラが採用されている。このカ
メラ18は液晶ガラス1をその移動方向と直交する幅方
向に沿って走査する。
光体19bと二つの光源19cとを収容してなる。遮光
体19bには、例えば黒色系の遮光板が採用されるが、
油汚れなどを欠点として検出する場合には白色系の遮光
板を用いてもよいとともに、板に限らない。この遮光体
19bは第2検査カメラ18の光軸上18cに配置して
設けられている。二つの光源19cには直管形の蛍光灯
が使用され、これら光源19cは液晶ガラス1の幅方向
に延びて設けられる。これら一対の光源19cは遮光体
19bを間に置くようにしてその側方に夫々配置されて
いる。したがって、これらの光源19cから投射されて
第2検査カメラ18の視野を照明する光は、検査ガラス
1内を屈折して厚み方向に透過して第2検査カメラ18
に受光されるようになっている。
置に設けられる第3光学検査部は、第2光学検査部と同
様に前記液晶ガラス1の一面例えば表面に対向して配置
された第2検査カメラ21と、液晶ガラス1を間に置い
て第2検査カメラ21とは反対側に液晶ガラス1の他面
に対向して配置された第3照明装置22とを備えてい
る。なお、この第3光学検査部は第1検査位置または第
2検査位置の上流側に設けてもよい。
光−電変換形の視角センサとして一次元CCDイメージ
センサを有したCCDカメラが採用されている。このカ
メラ21は液晶ガラス1をその移動方向と直交する幅方
向に沿って走査する。
光体22bと二つの光源22cとを収容してなる。遮光
体22bには、例えば黒色系の遮光板が採用されるが、
油汚れなどを欠点として検出する場合には白色系の遮光
板を用いてもよいとともに、板に限らない。この遮光体
22bは第3検査カメラ21の光軸21c上に配置して
設けられている。また、二つの光源22cには直管形の
蛍光灯が使用され、これら光源22cは液晶ガラス1の
幅方向に延びて設けられる。これら一対の光源22cは
遮光体22bを間に置くようにしてその側方に夫々配置
されている。したがって、これらの光源22cから投射
されて第3検査カメラ21の視野を照明する光は、検査
ガラス1内を屈折して厚み方向に透過して第3検査カメ
ラ21に受光されるようになっている。
間の間隔d2は、第2光学検査部での2本の光源19c間
の間隔d1より小さく、それにより、第2光学検査部での
液晶ガラス1内の屈折光の屈折角よりも第3光学検査部
での液晶ガラス1内の屈折光の屈折角が小さくなるよう
にしてある。
ラス1の移動方向下流側の第4検査位置に配置された第
4光学検査部は、第1光学検査部と同じように、移動さ
れる液晶ガラス1の例えば表面に対向して配置された第
4検査カメラ24と、液晶ガラス1の他面に対向して配
置された第4照明装置25とを備えている。なお、本発
明において第4光学検査部は省略してもよい。
光−電変換形の視角センサとして一次元CCDイメージ
センサを有したCCDカメラが採用されている。このカ
メラ24は液晶ガラス1をその移動方向と直交する幅方
向に沿って走査する。第4照明装置25は、第1照明装
置16と同じ構成であって、反射鏡25a内に一つの光
源25bを収容してなる。
れ、この光源25bは液晶ガラス1の幅方向に延びて設
けられる。この第4照明装置25は、その光源25bを
第4検査カメラ24の光軸24c上に配置して設けられ
ており、したがって、この光源25bから投射されて第
4検査カメラ24の視野を照明する光は、検査ガラス1
を屈折することなく厚み方向に直角に透過して第4検査
カメラ24に受光されるようになっている。
置をずらせて並設された第1〜第4の光学検査部におい
て、その各受光部15a、18a、21a、24aに
は、一次元CCDイメージセンサに代えてエリア形の一
次元CCDイメージセンサを有したCCDカメラを採用
することもできる。なお、第1〜第4の光学検査部の各
検査カメラ15、18、21、24は、夫々少なくとも
一台使用されて液晶ガラス1の全幅についての必要な解
像度を得るようになっている。また、図1に示されるよ
うに第1〜第4の光学検査部の各検査カメラ15、1
8、21、24を液晶ガラス1の一面側にまとめて配置
することは、そのユニット化を図る上で有利であり、同
様に各照明装置16、19、22、25を液晶ガラス1
の他面側にまとめて配置することは、そのユニット化を
図る上で有利であるが、これらの配置は本発明において
制限されるものではない。
省略することもできるイオン式除塵器である。これらの
除塵器28、29は、第4光学検査部とその上流側の例
えば第3光学検査部との間に設けられ、一方の除塵器2
8は液晶ガラス1の表面に近接して配置されるととも
に、他方の除塵器29は液晶ガラス1の裏面に近接して
配置されている。これらの除塵器28、29は、本発明
の検査装置に同期して使用されるものであって、液晶ガ
ラス1の表裏面に付着した埃を取り除くために用いられ
る。こうした除塵器28、29を用いることは、クリー
ンルーム内での空気の流動を抑制するので、空気で埃を
吹き飛ばす場合のように気流によってクリーンルーム内
に浮遊している埃を吸い寄せて液晶ガラス1に付着させ
る恐れがない点で優れている。
4aは例えばモノクロの検査信号(撮像信号)を出力す
る。この検査信号は、前記ゲイン補正回路11を介して
信号処理部12に供給され、この処理部12が有する電
子回路で信号処理される。正規化手段としてのゲイン補
正回路11は、撮像レベルの利得変動を相殺して検出信
号のレベルを適正化する処理を行う。
信号変換手段としての信号変換回路31と、メモリ手段
としてのバッファメモリ32と、タイミング補正手段と
してのタイミング補正回路33と、比較・判定手段とし
てのマッチング判定回路34とを具備している。
を通って供給された検査信号を2値化する回路であり、
A/D変換器、または微分回路が用いられる。この第1
の実施の形態においては、検査信号のうち欠点などの信
号成分(明情報および暗情報)について増幅機能を有
し、したがって、微小な欠点でも確実に2値化して、そ
の検出・判定の信頼性を高め得る微分回路を採用してい
る。
たバッファメモリ32は、2値化された欠点等のアドレ
スを知るために用いられている。このメモリ32の出力
端に接続されたタイミング補正回路33は、前記各光学
検査部が液晶ガラス1の移動方向にずれて(その位置ず
れ距離を図1にL1、L2、L3で示す。)設置してあること
に対応して、同じアドレスについて信号のマッチング判
定ができるようにするタイミングをとるために設けられ
ている。この補正回路33には前記図示しない搬送手段
に設けられたロータリーエンコーダ等の距離センサから
の位置信号が供給されるようになっている。なお、液晶
ガラス1の幅方向のアドレスは、液晶ガラスの幅方向走
査にしたがって各検査信号において得ることができる。
れたマッチング判定回路34は、表1および表2のマッ
チング判定基準にしたがってタイミング補正された検査
信号についてのマッチング判定を行うようになってい
る。
査部と第2光学検査部の検査信号同志を比較し、または
第1光学検査部と第3光学検査部との検査信号同志をす
るものであって、それにより、欠点と埃とを弁別するよ
うになっている。また、表2のマッチング判定基準は、
第2、第3の光学検査部の検査信号同志を比較するとと
もに、その電圧レベル相互の関係を判定するものであっ
て、それにより、欠点と埃とを弁別するとともに、検出
された欠点の液晶ガラス1の厚み方向の位置を弁別する
ようになっている。
の基準によって検出された欠点情報について、その大き
さを評価する欠点認識回路部を有しており、所定以上の
大きさの欠点情報のみを欠点として判定して出力するよ
うになっている。
第4の光学検査部の検査信号同志をも比較するものであ
って、それによって、液晶ガラス1の表裏面の除塵が適
正になされたかどうかを監視するようになっている。
欠点を次のような手順したがって検査する。図示しない
搬送手段により移動される液晶ガラス1は、第1検査位
置において第1光学検査部で直接透過法により撮像され
る。つまり、第1光学検査部を通過する際に、その第1
照明装置16から投射されて液晶ガラス1において屈折
することなく、このガラス1を厚み方向に真っ直ぐ上方
に透過した直接透過光が第1検査カメラ15に入射する
ので、このカメラ15が液晶ガラス1の幅方向に走査す
ることにより、第1照明装置16で照明された視野にお
いて液晶ガラス1が撮像される。
晶ガラス1の表傷2、裏傷3、泡4、および表裏面に付
着した埃はいずれも前記透過光を遮るため、第1検査カ
メラ15から出力された第1検査信号は、図2(A)に
示されるように前記各欠点2〜4および埃(図示しな
い)に夫々対応した暗情報2a(表傷2に対応)、暗情
報3a(裏傷3に対応)、暗情報4a(泡4に対応)、
暗情報5a(埃に対応)を含んでいる。
て第2光学検査部で間接透過法により撮像される。つま
り、第2光学検査部を通過する際に、その第2照明装置
19から投射されて液晶ガラス1内において屈折して、
このガラス1を厚み方向に透過した屈折光が第2検査カ
メラ18に入射するので、このカメラ18が液晶ガラス
1の幅方向に走査することにより、第2照明装置19で
照明された視野において液晶ガラス1が撮像される。
2検査カメラ18はその光軸18c上に傷が位置されな
い時には、遮光体19bを撮像するので、地合の電圧レ
ベルが低くなった状態の第2検査信号を出力する。そし
て、光軸18c上に傷が位置された時には、その傷によ
って前記屈折光が散乱されるにともない第2検査カメラ
18にとっては前記傷が光って見え、それを撮像するか
ら、液晶ガラス1の表傷2、裏傷3、泡4についての情
報は、いずれも図2に示されるように前記各地合レベル
よりも電圧レベルが高い明情報となって第2検査信号に
含まれる。図2中明情報2bは表傷2に対応し、明情報
3bは裏傷3に対応し、明情報4bは泡4に対応してい
る。また、液晶ガラス1の表裏面に付着した埃は前記屈
折光を遮るため、第2検査カメラ18から出力された第
2検査信号は、図2に示されるように埃に対応した暗情
報5bを含んでいる。
て第3光学検査部で間接透過法により撮像される。つま
り、第3光学検査部を通過する際に、その第3照明装置
22から投射されて液晶ガラス1内において屈折して、
このガラス1を厚み方向に透過した屈折光が第3検査カ
メラ21に入射するので、このカメラ21が液晶ガラス
1の幅方向に走査することにより、第3照明装置21で
照明された視野において液晶ガラス1が撮像される。
3検査カメラ21はその光軸21c上に傷が位置されな
い時には、遮光体21bを撮像するので、地合の電圧レ
ベルが低くなった状態の第3検査信号を出力する。そし
て、光軸21c上に傷が位置された時には、その傷によ
って前記屈折光が散乱されるにともない第3検査カメラ
21にとっては前記傷が光って見え、それを撮像するか
ら、液晶ガラス1の表傷2、裏傷3、泡4についての情
報は、いずれも図2に示されるように前記各地合レベル
よりも電圧レベルが高い明情報となって第2検査信号に
含まれる。図2中明情報2cは表傷2に対応し、明情報
3cは裏傷3に対応し、明情報4cは泡4に対応してい
る。また、液晶ガラス1の表裏面に付着した埃は前記屈
折光を遮るため、第3検査カメラ21から出力された第
3検査信号は、図2に示されるように埃に対応した暗情
報5cを含んでいる。
部においては、その照明装置19、22により液晶ガラ
ス1内での屈折光の屈折角が第2光学検査部の方が大き
く、第3光学検査部の方が小さく設定してあるから、傷
に対する散乱の仕方が異なる。それによって、第2光学
検査部での表傷2についての明情報2bはその電圧レベ
ルが高く(例えば12V)、裏傷3についての明情報3b
はその電圧レベルが低く(例えば 3.1V)検出されると
ともに、第3光学検査部での表傷2についての明情報2
cはその電圧レベルが低く(例えば 3.7V)、裏傷3に
ついての明情報3cはその電圧レベルが高く(例えば1
1.5V)検出される。また、泡4については、その位置
が液晶ガラス1の幅方向中央にあるので、図2に示され
るように第2、第3光学検査部での泡4について明情報
4b、4cは、その電圧レベルに差がなく(例えば8
V)検出される。
は、前記第1〜第3の各検査部での撮像にしたがって暗
情報(その電圧値は例えば 8.0V)として検出される。
なお、液晶ガラス1の表裏面の埃は、第3検査位置から
第4検査位置に至る間に除塵器28、29により除塵さ
れる。また、第4検査位置においては前記第1検査位置
での検査と同様に直接透過法による液晶ガラス1の検査
が行われる。それにより、図2に示されるように各欠点
2〜4の夫々に対応した暗情報2d(表傷2に対応)、
暗情報3d(裏傷3に対応)、暗情報4d(泡43に対
応)を得る。
夫々得た第1〜第4の検査信号は夫々、ゲイン補正回路
11を経て信号処理部12に供給される。そのため、ま
ず、検査信号は、信号変換回路31での微分処理により
2値化された後に、その明暗各情報についてバッファメ
モリ32によりアドレスを付され、次にタイミング補正
回路33によりマッチング判定回路34でのマッチング
判定動作に適合するようにタイミングを補正されて、マ
ッチング判定回路34に供給される。
表2に示された基準にしたがって検査信号についてマッ
チング判定をする。この判定においては、第1、第2の
検査カメラ15、18で得た第1、第2の検査信号が、
そのアドレスを合わせて比較されるので、表1のよう
に、あるアドレスの検出情報について、その第1検査信
号が暗情報であるとともに第2検査信号が明情報である
場合に、前記検出情報が欠点であると判定できる。ま
た、同様にあるアドレスの検出情報について、その第
1、第2の検査信号がいずれも暗情報である場合に、前
記検出情報が埃であると判定できる。
法の組み合わせにより得た検査信号を比較するマッチン
グ判定回路34での判定動作によって、液晶ガラス1の
欠点2〜4と埃5とを弁別して自動検出できる。
から供給される検査信号を、そのアドレスを合わせて比
較するマッチング判定回路34の判定においては、表2
のように、あるアドレスの検出情報について、両光学検
査部からの検査信号が共に明情報である場合に、前記検
出情報が欠点であると判定する。また、同様にあるアド
レスの検出情報について、両光学検査部からの検査信号
が共に暗情報である場合に、前記検出情報が埃であると
判定する。
ガラス1の表面と裏面とでは信号レベルが異なる特徴的
な明情報同志を比較する(言い換えれば、その信号レベ
ルの大きさを比較する)から、マッチング判定回路34
は、表2のように、欠点の液晶ガラス1に対する厚み方
向の位置を判別することができる。
2系統の光学検査部により欠点と埃について弁別可能な
検査信号を得、それを信号処理部12のマッチング判定
回路34で比較するから、液晶ガラス1の欠点2〜4と
埃5とを区別して自動検出できるとともに、こうして検
出された欠点2〜4の液晶ガラス1に対する厚み方向の
位置も自動検出できる。
第4光学検査部を備えているから、第4光学検査部の前
段に設けた除塵器28、29の動作後に、第1光学検査
部のによって得た検査信号と第1光学検査部によって得
た検査信号とを、信号処理部12のマッチング判定回路
34で比較することにより、欠点2〜4の位置や状態を
正しく認識させて、再研磨や廃棄処分等の必要な対策を
取らせる判断に供することができる。しかも、この比較
によって同じアドレスについての両検査信号が暗信号で
ある場合には、その暗信号が埃であったと判定できると
ともに、前記両検査信号の一方が暗信号で他方が明信号
である場合には、その暗情報が泡(カレット)であると
判定できる。
は制約されない。光学検査部は、例えば、第1、第2の
光学検査部だけを備えてもよく、または第2、第3の光
学検査部のみを備えて実施してもよく、或いは第2、第
3の光学検査部のうちのいずれか一方のみを備えて実施
することもできる。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。請求項
1記載の透明体検査方法によれば、移動される透明体を
屈折することなく厚み方向に透過する光で照明された視
野を第1検査カメラで走査する直接透過法により得た検
査信号と、透明体内を屈折する光で照明される視野を第
2検査カメラで走査する間接透過法により得た検査信号
とを比較するから、透明体の欠点と埃とを弁別して自動
検出することができる。
間接透過法による検査をする1系統の光学検査部であり
ながら欠点と埃について弁別可能な検査信号を得、それ
を信号処理部での回路処理により弁別するから、透明体
の欠点と埃とを区別して自動検出することができる。
間接透過法による検査をする2系統の光学検査部により
欠点と埃について弁別可能な検査信号を得、それを信号
処理部での回路処理により弁別し比較するから、透明体
の欠点と埃とを区別して自動検出できるとともに、こう
して検出された欠点の透明体に対する厚み方向の位置も
自動検出できる。
置の構成を示す図。
学検査部で夫々得た検査信号の信号波形を示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】第1検査位置において、移動される透明体
と対向して配置され前記透明体をその移動方向と直角に
交差する方向に走査する第1検査カメラで、前記透明体
を間に置いて前記第1検査カメラと反対側でかつ前記第
1検査カメラの光軸上に配置された光源を有した第1照
明装置から投光されて前記透明体を屈折することなく厚
み方向に直角に透過する透過光を受光して第1検査信号
を得るとともに、 前記第1検査位置よりも下流側または上流側の第2検査
位置において、前記透明体と対向して配置され前記透明
体をその移動方向と直角に交差する方向に走査する第2
検査カメラで、前記透明体を間に置いて前記第2検査カ
メラと反対側でかつ前記第2検査カメラの光軸上に配置
された遮光体およびこの側方に配置された光源を有した
第2照明装置から投光されて前記透明体内を屈折して透
過する屈折光を受光して第2検査信号を得て、 次いで、前記第1、第2の検査信号を比較する、ことを
特徴とする透明体検査方法。 - 【請求項2】移動される透明体の一面側に対向配置され
て前記透明体をその移動方向と直角に交差する方向に走
査する検査カメラと、 前記透明体の他面側に対向配置されて前記検査カメラの
視野を照明する照明装置と、 前記検査カメラの撮像により得た検査信号から明情報と
暗情報とを弁別する信号処理部と、 を具備し、 前記照明装置が、前記検査カメラの光軸上に配置された
遮光体と、前記光軸上から外れて前記遮光体の側方に配
置された光源とを有してなり、この照明装置から投光さ
れて前記透明体内を屈折して透過した屈折光を前記検査
カメラが受光することを特徴とする透明体検査装置。 - 【請求項3】移動される透明体の一面側に対向配置され
て前記透明体をその移動方向と直角に交差する方向に走
査する検査カメラと、前記透明体の他面側に対向配置さ
れて前記検査カメラの視野を照明する照明装置とからな
る光学検査部を前記透明体の移動方向に位置をずらして
2系統設けるとともに、 前記照明装置は、前記検査カメラの光軸上に配置された
遮光体と、前記光軸上から外れて前記遮光体の側方に配
置された光源とを有してなり、 かつ、前記2系統の光学検査部のうちの一方の光学検査
部の照明装置の照明による前記視野での屈折光の屈折角
よりも、他方の光学検査部の照明装置の照明による前記
視野での屈折光の屈折角を小さくし、 前記両検査部の検査カメラの撮像により得た検査信号か
ら明情報と暗情報とを弁別するとともに、その明情報同
志を比較する信号処理部を備えたことを特徴とする透明
体検査装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP33824296A JP3677133B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 透明体検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33824296A JP3677133B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 透明体検査装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10176995A true JPH10176995A (ja) | 1998-06-30 |
| JP3677133B2 JP3677133B2 (ja) | 2005-07-27 |
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ID=18316272
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33824296A Expired - Fee Related JP3677133B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 透明体検査装置 |
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- 1996-12-18 JP JP33824296A patent/JP3677133B2/ja not_active Expired - Fee Related
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