JPH10178105A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents
半導体装置とその製造方法Info
- Publication number
- JPH10178105A JPH10178105A JP8338076A JP33807696A JPH10178105A JP H10178105 A JPH10178105 A JP H10178105A JP 8338076 A JP8338076 A JP 8338076A JP 33807696 A JP33807696 A JP 33807696A JP H10178105 A JPH10178105 A JP H10178105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- well
- semiconductor device
- germanium
- band gap
- trap region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 CMOS形LSI等のpウェルとnウェルの
両ウェル構造を有する半導体装置において、寄生サイリ
スタによるラッチアップ現象の発生を防止する。 【解決手段】 pウェル1とnウェル2との境界近傍
に、基板の材料のバンドギャップよりも小さいバンドギ
ャップのトラップ領域8,9を形成する。トラップ領域
8,9は、例えばシリコン基板にゲルマニウムをイオン
注入して形成する。
両ウェル構造を有する半導体装置において、寄生サイリ
スタによるラッチアップ現象の発生を防止する。 【解決手段】 pウェル1とnウェル2との境界近傍
に、基板の材料のバンドギャップよりも小さいバンドギ
ャップのトラップ領域8,9を形成する。トラップ領域
8,9は、例えばシリコン基板にゲルマニウムをイオン
注入して形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に係り、特に、CMOS形LSI等のp
ウェルとnウェルの両ウェル構造を有するものにおい
て、ラッチアップが起こり難くした半導体装置とその製
造方法に関するものである。
びその製造方法に係り、特に、CMOS形LSI等のp
ウェルとnウェルの両ウェル構造を有するものにおい
て、ラッチアップが起こり難くした半導体装置とその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の半導体装置(CMOSFE
Tを用いたLSI等)のCMOS構造を示す模式断面構
造図である。従来のCMOS構造は、p−の基板をpウ
ェル1とし、pウェル1の中にn−のnウェル2を形成
し、pウェル1の中にnMOSFET3を、nウェル2
の中にpMOSFET4をそれぞれ形成している。pウ
ェル1にはpウェルコンタクト5が、nウェル2にはn
ウェルコンタクト6がそれぞれ形成される。pウェルコ
ンタクト5を介してpウェル1がグランドへ接続され、
nウェルコンタクト6を介してnウェル2が電源へ接続
される。
Tを用いたLSI等)のCMOS構造を示す模式断面構
造図である。従来のCMOS構造は、p−の基板をpウ
ェル1とし、pウェル1の中にn−のnウェル2を形成
し、pウェル1の中にnMOSFET3を、nウェル2
の中にpMOSFET4をそれぞれ形成している。pウ
ェル1にはpウェルコンタクト5が、nウェル2にはn
ウェルコンタクト6がそれぞれ形成される。pウェルコ
ンタクト5を介してpウェル1がグランドへ接続され、
nウェルコンタクト6を介してnウェル2が電源へ接続
される。
【0003】nMOSFET3は、pウェル1に形成さ
れたn+のドレイン,ソース3S,3Dと、ドレイン−
ソース間のチャネル部の上部に図示しない酸化膜を介し
て設けられたゲート3Gと、から構成されている。pM
OSFET4は、nウェルに形成されたp+のドレイ
ン,ソース4D,4Sと、ドレイン−ソース間のチャネ
ル部の上部に図示しない酸化膜を介して設けられたゲー
ト4Gと、から構成されている。各ウェル1,2の境界
部の基板表面側は、厚い酸化膜7で覆われている。
れたn+のドレイン,ソース3S,3Dと、ドレイン−
ソース間のチャネル部の上部に図示しない酸化膜を介し
て設けられたゲート3Gと、から構成されている。pM
OSFET4は、nウェルに形成されたp+のドレイ
ン,ソース4D,4Sと、ドレイン−ソース間のチャネ
ル部の上部に図示しない酸化膜を介して設けられたゲー
ト4Gと、から構成されている。各ウェル1,2の境界
部の基板表面側は、厚い酸化膜7で覆われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2は従来の半導体装
置(CMOSFETを用いたLSI等)のCMOS構造
における寄生サイリスタ構造を示す模式図である。従来
の半導体装置は、nMOSFET3のソース,レイン3
S,3Dのn+領域と、pウェル1のp−領域と、nウ
ェル2のn−領域と、pMOSFET4のソース,ドレ
イン4S,4Dのp+領域とからなる寄生npnpサイ
リスタが形成される構造となっている。このため、この
寄生サイリスタのターンオン電圧を越える電圧が加わる
と、いわゆるラッチアップ現象が起こり、過大電流が流
れ、LSIが正常に動作しなくなったり、場合によって
はLSIの破壊にいたることがある。
置(CMOSFETを用いたLSI等)のCMOS構造
における寄生サイリスタ構造を示す模式図である。従来
の半導体装置は、nMOSFET3のソース,レイン3
S,3Dのn+領域と、pウェル1のp−領域と、nウ
ェル2のn−領域と、pMOSFET4のソース,ドレ
イン4S,4Dのp+領域とからなる寄生npnpサイ
リスタが形成される構造となっている。このため、この
寄生サイリスタのターンオン電圧を越える電圧が加わる
と、いわゆるラッチアップ現象が起こり、過大電流が流
れ、LSIが正常に動作しなくなったり、場合によって
はLSIの破壊にいたることがある。
【0005】ラッチアップ現象は次のようにして発生す
る。まず、何らかの原因でpウェル1の電位が持ち上が
ったり、もしくは、nMOSFET3のソース・ドレイ
ン3S,3Dの電圧がpウェル1の電位よりも低くなっ
たりして、pウェル1とn+のソース・ドレイン3S,
3D間が順バイアスになると、pウェル1中に電子が注
入される。pウェル1に注入された電子の一部はnウェ
ル2へ達する。nウェル2はpウェル1と同様に高抵抗
であり、nウェル2の電位が電源電圧から下ってしま
う。この結果、pMOSFET4のp+のソース・ドレ
イン4S,4Dからホール(正孔)がnウェル2中に注
入される。nウェル2に注入されたホールの一部はpウ
ェル1に達し、pウェル1の電位が上昇する。こうして
正帰還がかかり、自立的な電流が流れ、ラッチアップが
起こる。
る。まず、何らかの原因でpウェル1の電位が持ち上が
ったり、もしくは、nMOSFET3のソース・ドレイ
ン3S,3Dの電圧がpウェル1の電位よりも低くなっ
たりして、pウェル1とn+のソース・ドレイン3S,
3D間が順バイアスになると、pウェル1中に電子が注
入される。pウェル1に注入された電子の一部はnウェ
ル2へ達する。nウェル2はpウェル1と同様に高抵抗
であり、nウェル2の電位が電源電圧から下ってしま
う。この結果、pMOSFET4のp+のソース・ドレ
イン4S,4Dからホール(正孔)がnウェル2中に注
入される。nウェル2に注入されたホールの一部はpウ
ェル1に達し、pウェル1の電位が上昇する。こうして
正帰還がかかり、自立的な電流が流れ、ラッチアップが
起こる。
【0006】このラッチアップを防止するためには、ウ
ェルコンタクト5,6とMOSFET3,4との距離を
充分に小さくとることや、ウェルコンタクト5,6の数
量,配置を最適化する必要がある。しかしながら、フル
カスタムLSI等においては、限られたチップ面積内に
より多くの回路を形成して各種の機能を経済的に実現す
るのが望ましく、このため上述のウェルコンタクト5,
6とMOSFET3,4との距離やウェルコンタクト
5,6の数量,配置を最適化することが困難なことがあ
り、ラッチアップ耐量が充分に確保できない場合があ
る。
ェルコンタクト5,6とMOSFET3,4との距離を
充分に小さくとることや、ウェルコンタクト5,6の数
量,配置を最適化する必要がある。しかしながら、フル
カスタムLSI等においては、限られたチップ面積内に
より多くの回路を形成して各種の機能を経済的に実現す
るのが望ましく、このため上述のウェルコンタクト5,
6とMOSFET3,4との距離やウェルコンタクト
5,6の数量,配置を最適化することが困難なことがあ
り、ラッチアップ耐量が充分に確保できない場合があ
る。
【0007】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、ラッチアップ発生の原因となるウェル
内に注入された少数キャリアをもう一方のウェルに達す
るのを妨げ、ラッチアップが起こりにくい構造の半導体
装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
なされたもので、ラッチアップ発生の原因となるウェル
内に注入された少数キャリアをもう一方のウェルに達す
るのを妨げ、ラッチアップが起こりにくい構造の半導体
装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明に係る半導体装置は、pウェルとnウェルとの
ウェル境界の近傍に、基板の材料のバンドギャップより
もバンドギャップが小さいトラップ領域を形成したこと
を特徴とする。
この発明に係る半導体装置は、pウェルとnウェルとの
ウェル境界の近傍に、基板の材料のバンドギャップより
もバンドギャップが小さいトラップ領域を形成したこと
を特徴とする。
【0009】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
シリコン基板に形成されたpウェルとnウェルとのウェ
ル境界の近傍に、ゲルマニウムをイオン注入して、シリ
コンとゲルマニウムとの混晶からなりシリコン基板のバ
ンドギャップよりもバンドギャップが小さいトラップ領
域を形成したことを特徴とする。
シリコン基板に形成されたpウェルとnウェルとのウェ
ル境界の近傍に、ゲルマニウムをイオン注入して、シリ
コンとゲルマニウムとの混晶からなりシリコン基板のバ
ンドギャップよりもバンドギャップが小さいトラップ領
域を形成したことを特徴とする。
【0010】なお、ゲルマニウムのイオン注入は、ウェ
ル境界のシリコン基板表面側を覆う厚い酸化膜を形成す
る前に行なうのが効果的である。
ル境界のシリコン基板表面側を覆う厚い酸化膜を形成す
る前に行なうのが効果的である。
【0011】ウェル境界の近傍に、バンドギャップが小
さいトラップ領域を形成することで、ウェル内に注入さ
れた少数キャリアはトラップ領域に捕らえられる。これ
により、ウェル内に注入された少数キャリアが他方のウ
ェルに達するのを妨げ、ラッチアップ現象の発生を防止
することができる。なお、トラップ領域に捕らえられた
少数キャリアは、一定時間後に再結合する。
さいトラップ領域を形成することで、ウェル内に注入さ
れた少数キャリアはトラップ領域に捕らえられる。これ
により、ウェル内に注入された少数キャリアが他方のウ
ェルに達するのを妨げ、ラッチアップ現象の発生を防止
することができる。なお、トラップ領域に捕らえられた
少数キャリアは、一定時間後に再結合する。
【0012】シリコン基板に対してゲルマニウムをイオ
ン注入することで、シリコン基板内に数パーセント程度
のゲルマニウムが混ざったシリコン−ゲルマニウム混晶
が形成される。このシリコン−ゲルマニウム混晶によっ
て、シリコン基板のバンドギャップよりも小さいバンド
ギャップのトラップ領域が形成される。
ン注入することで、シリコン基板内に数パーセント程度
のゲルマニウムが混ざったシリコン−ゲルマニウム混晶
が形成される。このシリコン−ゲルマニウム混晶によっ
て、シリコン基板のバンドギャップよりも小さいバンド
ギャップのトラップ領域が形成される。
【0013】シリコン−ゲルマニウム混晶からなるトラ
ップ領域は、選択エピタキシャル成長等の特殊な工程を
用いて形成すると製造工程が大変複雑になるが、イオン
注入を用いることで製造工程が複雑になることなくトラ
ップ領域を効率良く形成することができる。
ップ領域は、選択エピタキシャル成長等の特殊な工程を
用いて形成すると製造工程が大変複雑になるが、イオン
注入を用いることで製造工程が複雑になることなくトラ
ップ領域を効率良く形成することができる。
【0014】なお、厚い酸化膜を形成する前にゲルマニ
ウムのイオン注入を行なうことで、比較的重たい元素で
あるゲルマニウムを比較的低いエネルギで効率良く注入
することができる。
ウムのイオン注入を行なうことで、比較的重たい元素で
あるゲルマニウムを比較的低いエネルギで効率良く注入
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図3はこの発明に係る半導体
装置の模式断面構造図である。この発明に係る半導体装
置は、pウェル1とnウェル2との境界の近傍にトラッ
プ領域8,9をそれぞれ形成してなる。各トラップ領域
8,9は、厚い酸化膜7を形成する前に、ゲルマニウム
をイオン注入して形成する。
図面に基づいて説明する。図3はこの発明に係る半導体
装置の模式断面構造図である。この発明に係る半導体装
置は、pウェル1とnウェル2との境界の近傍にトラッ
プ領域8,9をそれぞれ形成してなる。各トラップ領域
8,9は、厚い酸化膜7を形成する前に、ゲルマニウム
をイオン注入して形成する。
【0016】シリコン基板に形成した各ウェル1,2
に、ゲルマニウムをイオン注入して、数パーセントのゲ
ルマニウムが混じったシリコン−ゲルマニウム混晶から
なるトラップ領域8,9を形成することで、これらのト
ラップ領域8,9のバンドギャップをシリコン基板のバ
ンドギャップよりも小さくする。これにより、ラッチア
ップが起こりにくい構造の半導体装置を実現することが
できる。
に、ゲルマニウムをイオン注入して、数パーセントのゲ
ルマニウムが混じったシリコン−ゲルマニウム混晶から
なるトラップ領域8,9を形成することで、これらのト
ラップ領域8,9のバンドギャップをシリコン基板のバ
ンドギャップよりも小さくする。これにより、ラッチア
ップが起こりにくい構造の半導体装置を実現することが
できる。
【0017】図4はこの発明に係る半導体装置のバンド
構造を示す説明図である。pウェル1側に形成されたト
ラップ領域9のバンドギャップは、pウェル1のバンド
ギャップよりも小さいので、pウェル1内に注入された
電子は、トラップ領域9に補足され、nウェル2側へ達
することができない。トラップ領域9に補足された電子
(pウェルでの少数キャリア)は、一定時間後には再結
合してしまう。nウェル2側に形成されたトラップ領域
8のバンドギャップは、nウェル2のバンドギャップよ
りも小さいので、nウェル2内に注入されたホールは、
トラップ領域8に補足され、pウェル1側へ達すること
ができない。トラップ領域8に補足されたホール(nウ
ェルでの少数キャリア)は、一定時間後には再結合して
しまう。従って、ラッチアップ現象の発生を防止するこ
とができる。
構造を示す説明図である。pウェル1側に形成されたト
ラップ領域9のバンドギャップは、pウェル1のバンド
ギャップよりも小さいので、pウェル1内に注入された
電子は、トラップ領域9に補足され、nウェル2側へ達
することができない。トラップ領域9に補足された電子
(pウェルでの少数キャリア)は、一定時間後には再結
合してしまう。nウェル2側に形成されたトラップ領域
8のバンドギャップは、nウェル2のバンドギャップよ
りも小さいので、nウェル2内に注入されたホールは、
トラップ領域8に補足され、pウェル1側へ達すること
ができない。トラップ領域8に補足されたホール(nウ
ェルでの少数キャリア)は、一定時間後には再結合して
しまう。従って、ラッチアップ現象の発生を防止するこ
とができる。
【0018】シリコン基板のバンドギャップよりも小さ
いバンドギャップのトラップ領域8,9は、LSI等の
半導体装置の製造工程の適当な工程で、各ウェル1,2
の境界の近傍にゲルマニウムを導入することで生成する
こともできるが、基板平面内の特定の領域に対してゲル
マニウムを導入するためには選択エピタキシャル工程等
の特殊な技術が必要になり、半導体装置の製造工程が大
変複雑になる。そこで、この発明に係る半導体装置の製
造方法は、イオン注入によって各トラップ領域8,9を
形成することで、特殊で複雑な工程を必要とすることな
く、半導体装置を容易に製造できるようにしている。
いバンドギャップのトラップ領域8,9は、LSI等の
半導体装置の製造工程の適当な工程で、各ウェル1,2
の境界の近傍にゲルマニウムを導入することで生成する
こともできるが、基板平面内の特定の領域に対してゲル
マニウムを導入するためには選択エピタキシャル工程等
の特殊な技術が必要になり、半導体装置の製造工程が大
変複雑になる。そこで、この発明に係る半導体装置の製
造方法は、イオン注入によって各トラップ領域8,9を
形成することで、特殊で複雑な工程を必要とすることな
く、半導体装置を容易に製造できるようにしている。
【0019】更に、ゲルマニウムは比較的重たい元素で
あり、各ウェル1,2の境界を覆う厚い酸化膜7を形成
した後に厚い酸化膜7を介してゲルマニウムをイオン注
入するのは、高エネルギ注入と行なう必要があるため、
厚い酸化膜7を形成する前にゲルマニウムをイオン注入
することで、ゲルマニウムを比較的低いエネルギで効率
良く注入できるようにしている。
あり、各ウェル1,2の境界を覆う厚い酸化膜7を形成
した後に厚い酸化膜7を介してゲルマニウムをイオン注
入するのは、高エネルギ注入と行なう必要があるため、
厚い酸化膜7を形成する前にゲルマニウムをイオン注入
することで、ゲルマニウムを比較的低いエネルギで効率
良く注入できるようにしている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る半導
体装置は、pウェルとnウェルとのウェル境界の近傍
に、基板の材料のバンドギャップよりもバンドギャップ
が小さいトラップ領域を形成したので、ウェル内に注入
された少数キャリアはトラップ領域に捕らえられる。こ
れにより、ウェル内に注入された少数キャリアが他方の
ウェルに達するのを妨げ、ラッチアップ現象の発生を防
止することができる。
体装置は、pウェルとnウェルとのウェル境界の近傍
に、基板の材料のバンドギャップよりもバンドギャップ
が小さいトラップ領域を形成したので、ウェル内に注入
された少数キャリアはトラップ領域に捕らえられる。こ
れにより、ウェル内に注入された少数キャリアが他方の
ウェルに達するのを妨げ、ラッチアップ現象の発生を防
止することができる。
【0021】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
シリコン基板に形成されたpウェルとnウェルとのウェ
ル境界の近傍に、ゲルマニウムをイオン注入して、シリ
コンとゲルマニウムとの混晶からなりシリコン基板のバ
ンドギャップよりもバンドギャップが小さいトラップ領
域を形成するようにしたので、例えば選択エピタキシャ
ル等の複雑な工程を用いることなく、ラッチアップ現象
の発生を防止するためのトラップ領域を備えた半導体装
置を容易に製造することができる。
シリコン基板に形成されたpウェルとnウェルとのウェ
ル境界の近傍に、ゲルマニウムをイオン注入して、シリ
コンとゲルマニウムとの混晶からなりシリコン基板のバ
ンドギャップよりもバンドギャップが小さいトラップ領
域を形成するようにしたので、例えば選択エピタキシャ
ル等の複雑な工程を用いることなく、ラッチアップ現象
の発生を防止するためのトラップ領域を備えた半導体装
置を容易に製造することができる。
【図1】従来の半導体装置(CMOSFETを用いたL
SI等)のCMOS構造を示す模式断面構造図
SI等)のCMOS構造を示す模式断面構造図
【図2】従来の半導体装置(CMOSFETを用いたL
SI等)のCMOS構造における寄生サイリスタ構造を
示す模式図
SI等)のCMOS構造における寄生サイリスタ構造を
示す模式図
【図3】この発明に係る半導体装置の模式断面構造図
【図4】この発明に係る半導体装置のバンド構造を示す
説明図
説明図
1…シリコン基板に形成したpウェル 2…シリコン基板に形成したnウェル 3…nMOSFET(nチャンネルMOS形電界効果ト
ランジスタ) 4…pMOSFET(pチャンネルMOS形電界効果ト
ランジスタ) 5…pウェルコンタクト 6…nウェルコンタクト 7…厚い酸化膜 8…トラップ領域(nウェル側) 9…トラップ領域(pウェル側)
ランジスタ) 4…pMOSFET(pチャンネルMOS形電界効果ト
ランジスタ) 5…pウェルコンタクト 6…nウェルコンタクト 7…厚い酸化膜 8…トラップ領域(nウェル側) 9…トラップ領域(pウェル側)
Claims (4)
- 【請求項1】 pウェルとnウェルとの両ウェル構造を
有する半導体装置において、 前記pウェルとnウェルとのウェル境界の近傍に、基板
の材料のバンドギャップよりもバンドギャップが小さい
トラップ領域を形成したことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記基板の材料はシリコンであり、前記
トラップ領域の材料はシリコンとゲルマニウムとの混晶
であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 シリコン基板にpウェルとnウェルとの
両ウェル構造を形成した半導体装置の製造方法におい
て、 前記シリコン基板の前記pウェルとnウェルとのウェル
境界の近傍に、ゲルマニウムをイオン注入して、シリコ
ンとゲルマニウムとの混晶からなり前記シリコン基板の
バンドギャップよりもバンドギャップが小さいトラップ
領域を形成したことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】 前記ゲルマニウムのイオン注入は、前記
ウェル境界の表面側を覆う酸化膜を形成する工程よりも
前に行なうことを特徴とする請求項3記載の半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8338076A JPH10178105A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 半導体装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8338076A JPH10178105A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 半導体装置とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10178105A true JPH10178105A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18314686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8338076A Pending JPH10178105A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 半導体装置とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10178105A (ja) |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP8338076A patent/JPH10178105A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Snoeys et al. | A new NMOS layout structure for radiation tolerance | |
| US6930361B2 (en) | Semiconductor device realizing characteristics like a SOI MOSFET | |
| US6528850B1 (en) | High voltage MOS transistor with up-retro well | |
| US4342149A (en) | Method of making very short channel length MNOS and MOS devices by double implantation of one conductivity type subsequent to other type implantation | |
| US5675172A (en) | Metal-insulator-semiconductor device having reduced threshold voltage and high mobility for high speed/low-voltage operation | |
| US4013484A (en) | High density CMOS process | |
| KR100697141B1 (ko) | 반도체 장치 및 그 제조 방법 | |
| KR100230610B1 (ko) | 자기정렬된 웰탭을 지니는 bicmos 디바이스 및 그 제조방법 | |
| EP0176409B1 (en) | Cmos circuit having a reduced tendency to latch | |
| US6069048A (en) | Reduction of silicon defect induced failures as a result of implants in CMOS and other integrated circuits | |
| JP2745228B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
| US4728998A (en) | CMOS circuit having a reduced tendency to latch | |
| JP3425043B2 (ja) | Mis型半導体装置の製造方法 | |
| US7736961B2 (en) | High voltage depletion FET employing a channel stopping implant | |
| US20010001497A1 (en) | Semiconductor device and method for manufacturing the same | |
| JP4542736B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP4886384B2 (ja) | Nandゲート回路及びダイナミック回路 | |
| JP2508218B2 (ja) | 相補型mis集積回路 | |
| JP2808620B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH06283713A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| RU2298856C2 (ru) | Способ изготовления мдп-транзистора на структуре кремний на сапфире | |
| JP3272596B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| JP3474849B2 (ja) | 半導体集積回路の製造方法および半導体集積回路 | |
| JP3430063B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| JPH10335658A (ja) | Mosfet |