JPH10178352A - 符号復号装置および方法 - Google Patents

符号復号装置および方法

Info

Publication number
JPH10178352A
JPH10178352A JP33737596A JP33737596A JPH10178352A JP H10178352 A JPH10178352 A JP H10178352A JP 33737596 A JP33737596 A JP 33737596A JP 33737596 A JP33737596 A JP 33737596A JP H10178352 A JPH10178352 A JP H10178352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
length
circuit
correction
correction position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33737596A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Nakagawa
俊之 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP33737596A priority Critical patent/JPH10178352A/ja
Publication of JPH10178352A publication Critical patent/JPH10178352A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビットエラーレートを向上させる。 【解決手段】 コンパレータ4は、波形等価回路1より
入力される信号を、基準レベルと比較し、2値化して、
メモリ31に出力する。違反長検出回路34は、1と1
の間に連続して配置される0の数を示す連続長が、予め
規定された規定長である3Tより短い1Tまたは2Tの
違反長を検出する。パターン検出回路32は、予め設定
されている3T−2T−xT,xT−2T−3Tのパタ
ーンを検出する。前情報比較回路33は、メモリ37に
記憶されている直前の補正時における補正位置を示す前
情報フラグとパターン検出回路32の出力とから、今回
の補正位置を示すフラグを、補正位置指定回路35に出
力する。補正位置指定回路35は、具体的な補正ビット
を指定し、補正処理回路7に出力する。補正処理回路7
は、指定された補正位置のビットを補正し、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、RLL(Run Len
gth Limited)符号を用いて情報を記録した記録媒体から
読み出した再生RF信号を、少なくとも1つのコンパレ
ートレベルに基づいて復号して、チャネルビットデータ
を出力する符号復号装置および方法に関し、特にチャネ
ルビットデータ中に同一シンボルの最小連続長または最
大連続長の条件を満足しない箇所がある場合は、付加さ
れた情報に基づいてビットエラーである確率の高いビッ
トを選定し、選定したビットを補正して、同一シンボル
の最小連続長または最大連続長の条件を満足するチャネ
ルビットデータを出力し、ビットエラーレートを改善す
るようにした符号復号装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データを伝送したり、例えば磁気ディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体にデータ
を記録する際に、伝送や記録に適するようにデータの変
調が行われる。このような変調符号の1つとしてブロッ
ク符号が知られている。このブロック符号は、データ列
をm×iビットからなる単位(以下データ語という)に
ブロック化し、このデータ語を適当な符号則に従ってn
×iビットからなる符号語に変換するものである。この
ブロック符号は、i=1のときには固定長符号となり、
またiが複数個選べるとき、すなわちiが2以上で最大
のiであるimax=rで変換したときには可変長符号
となる。このブロック符号化された符号は可変長符号
(d,k;m,n;r)と表される。ここでiは拘束長
であり、rは最大拘束長である。また、dおよびkは符
号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最小連続
個数および”0”の最大連続個数である。
【0003】具体例としてコンパクトディスク(CD)
の変調方式を説明する。コンパクトディスクでは、EF
M(Eight to Fourteen Modulation)が用いられている。
8ビットのデータ語は、14ビットの符号語(チャネル
ビット)へパターン変換された後に、EFM変調後の直
流成分を低減させるために3ビットのマージンビットが
付加され、ディスク上にNRZIで記録されている。符
号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最小連続
個数が2、”0”の最大連続個数が10の条件を満足す
るように、8ビットから14ビットへの変換、ならび
に、マージンビットの付加がなされる。従って、この変
調方式のパラメータは、(2,10;8,17;1)で
ある。チャネルビット列(記録波形列)のビット間隔を
Tとすると、最小反転間隔Tminは、3(=2+1)
Tである。また、最大反転間隔Tmaxは、11(=1
0+1)Tである。さらに、データ列のデータ間隔をT
dataとすると、検出窓幅Twは、(m/n)×Td
ataで表わされ、その値は0.47(=8/17)T
dataである。
【0004】また、EFMのNRZI変調後の同一シン
ボルの最小連続長d’(=d+1)は、3(=2+1)
であり、NRZI変調後の同一シンボルの最大連続長
k’(=k+1)は11(=10+1)である。
【0005】上記コンパクトディスクにおいて、ピット
を線速方向に縮小すれば記録密度を高くすることができ
る。この場合、最小反転間隔Tminに対応した最小ピ
ット長が短くなる。この最小ピットがデータを再生する
レーザービームのスポットサイズよりも小さくなり過ぎ
ると、ピットの検出が困難になり、エラー発生の原因と
なる。
【0006】さらに、ディスクの再生において、ディス
クの再生面に対してスキューが加わるとエラーレートが
悪化する。ディスクのスキュー(ディスクと光軸の傾
き)は、進行方向に垂直な面内のタンジェンシャル(tan
gential)方向の成分と、水平な面内のラジアル(radial)
方向成分とに分けられる。このうちタンジェンシャル方
向のスキューは、比較的早めにエラーレートに影響が出
る。従って、このディスクスキューはシステムの設計に
当り、マージンの減少の要因となる。
【0007】また、同一シンボルの連続の長さの誤りの
分布を、スキューのそれぞれの方向に対して調べたとこ
ろ、タンジェンシャル方向のスキューに対するエラー
は、主に、同一シンボルの連続長が短い場合に発生して
いる。すなわち、Tmin(d’)の長さをTmin−
1(d’−1)の長さに復号したために、エラーレート
が悪化したことがわかった。上記のEFM変調方式にお
いては、タンジェンシャル方向にスキューが発生した場
合は、記録波形列のビット間隔をTとすると、最小反転
間隔Tminである3Tが、さらに短い2Tとして復号
されることによるエラーの発生が多いことになる。
【0008】一方、光ディスクにおいては、その製造に
おいてディスクのアシンメトリのマージンがある程度許
されており、センターレベルに対して再生波形が上下非
対象になる場合も考慮する必要がある。
【0009】従来より、エラーレートの悪化を信号処理
により補正する方法として、ビタビ復号法が知られてい
る。ビタビ復号法は、符号誤りを小さくして幾何学的距
離の最も短いパスを探索する最尤復号法の1つで、可能
性のないパスを捨てることにより、確からしい値の探索
を簡略化して復号する方法である。さらに、ビタビ復号
法は、その内部に最小反転間隔Tminを補償するアル
ゴリズムを付加することができる。
【0010】しかし、ビタビ復号法は、その回路が複雑
でハードウエアの規模が大きくなるという欠点を有して
いる。また、ビタビ復号法で復号を行うには、アシンメ
トリを取り除く必要があり、光ディスクのようなアシン
メトリの許容される系では、アシンメトリに対する最適
化が必要となり、回路がさらに複雑になる。
【0011】そこで本出願人は、例えば特願平8−22
530号として、より簡単な回路でエラーレートの悪化
を信号処理により補正する方法として、Run-Detector法
を提案した。
【0012】図20は、この先の提案における符号復号
装置の構成例を示している。図20において、波形等化
回路1は入力されたアナログ信号の波形を整形する。P
LL回路2は整形されたアナログ波形をもとにビットク
ロックを生成する。A/D変換回路3は入力されたアナ
ログ信号を所定の分解能でディジタル信号に変換する。
A/D変換されたディジタルデータは、コンパレータ4
でセンター(ゼロ)レベルを基準として、1または0の
ビット列(2値化データ)に変換される。
【0013】(d’−1)検出回路5はTminより短
い間隔があるとそれを検出する。例えば(d,k)符号
がEFM変調符号であれば、記録波形列のビット間隔を
Tとすると、Tminである3Tを、誤って2Tに復号
した部分が検出されることになる。次に補正位置検出回
路6では、(d’−1)が検出された位置をもとに、ビ
ット列の前側を補正するか、後ろ側を補正するかを判定
する。そして補正処理回路7では、チャネルビット列に
おけるエッジ位置の補正を行い、補正された後のチャネ
ルビット列データを出力する。
【0014】ところで図20において、d=2で考える
と、最小ビット長は3Tであり、補正されるのは2Tで
ある。また、スキュー角度が加わってエラーが発生した
とき、本来頻度の多い3Tがより多くのエラー箇所とな
ることが予想されるが、さらにタンジェンシャル方向の
スキューについては、エラーの発生の仕方に特徴があ
る。例えばプラス方向のタンジェンシャル・スキューが
加わったときのエラーは、2Tの後方に発生する場合が
多く、逆にマイナス方向のタンジェンシャル・スキュー
が加わったときのエラーは、2Tの前方に発生する場合
が多い。
【0015】図20の方法で、2Tを補正する際に、例
えば(3T−2T−xT)というビット列があるとき、
2T部分の補正を仮に前方向に決定すると、ビット列
は、(2T−3T−xT)となり、再び2Tが発生する
ことから、誤った方向の補正であると仮定することがで
きる。同様にして、(xT−2T−3T)のビット列の
補正方向を、もし後方に決定したときは、やはり(xT
−3T−2T)のビット列となり、補正後に、再び2T
を発生させてしまう。
【0016】そこで、これら3T−2T−xTを、3T
−3T−(x−1)Tと補正し、xT−2T−3Tを、
(x−1)T−3T−3Tと補正することが考えられ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際のエラ
ーレートを測定すると、補正の方向で2Tを作らないよ
うに補正したにもかかわらず、むしろエラーレートが悪
化している場合があることがわかった。シミュレーショ
ンによると、タンジェンシャル方向のスキュー角度0.
66°における、上記の3T−3T−(x−1)T、ま
たは、(x−1)T−3T−3Tのパターンとなるよう
に補正処理を加えた時のエラー数は、加えないときのエ
ラー数の約1.4倍に増加している。
【0018】つまり、(3T−2T−xT)や(xT−
2T−3T)のパターンのエラーの場合、特にタンジェ
ンシャル方向のスキュー角度が大きいとき、2Tの補正
は、xTの方向に行わずに、むしろ、反対側に2Tを発
生させて補正を行った方が良い結果が得られる場合が相
当数含まれていることがわかる。これはすなわち、例え
ば(4T−3T−2T)、(2T−3T−4T)のよう
に、ビットエラーがエッジ2つ分、またはそれ以上に渡
って伝搬している場合が相当数含まれていることを意味
する。
【0019】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、ビットエラーレートを改善し、スキュ
ーマージンを確保できるようにすることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の符号復
号装置は、伝送符号の同一のシンボルの連続長が、規定
に違反している違反長の長さであることを検出する違反
長検出手段と、同一シンボルの連続長が違反長であると
き、同一シンボルの連続長が規定長になるように補正す
る補正手段と、伝送符号から所定のパターンを検出する
パターン検出手段と、直前の補正時における補正位置を
記憶する記憶手段と、直前の補正時における補正位置
と、伝送符号のパターンに対応して、新たな補正位置を
決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
【0021】請求項20に記載の符号復号方法は、伝送
符号の同一のシンボルの連続長が、規定に違反している
違反長の長さであることを検出する違反長検出ステップ
と、同一シンボルの連続長が違反長であるとき、同一シ
ンボルの連続長が規定長になるように補正する補正ステ
ップと、伝送符号から所定のパターンを検出するパター
ン検出ステップと、直前の補正時における補正位置を記
憶する記憶ステップと、直前の補正時における補正位置
と、伝送符号のパターンに対応して、新たな補正位置を
決定する決定ステップとを備えることを特徴とする。
【0022】請求項1に記載の符号復号装置および請求
項20に記載の符号復号方法においては、直前の補正時
における補正位置と伝送符号のパターンに対応して、新
たな補正位置が決定される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0024】請求項1に記載の符号復号装置は、伝送符
号の同一のシンボルの連続長が、規定に違反している違
反長の長さであることを検出する違反長検出手段(例え
ば図1の違反長検出回路34)と、同一シンボルの連続
長が違反長であるとき、同一シンボルの連続長が規定長
になるように補正する補正手段(例えば図1の補正処理
回路7)と、伝送符号から所定のパターンを検出するパ
ターン検出手段(例えば図1のパターン検出回路32)
と、直前の補正時における補正位置を記憶する記憶手段
(例えば図1のメモリ37)と、直前の補正時における
補正位置と、伝送符号のパターンに対応して、新たな補
正位置を決定する決定手段(例えば図1の補正位置指定
回路35)とを備えることを特徴とする。
【0025】請求項20に記載の符号復号方法は、伝送
符号の同一のシンボルの連続長が、規定に違反している
違反長の長さであることを検出する違反長検出ステップ
(例えば図2のステップS7)と、同一シンボルの連続
長が違反長であるとき、同一シンボルの連続長が規定長
になるように補正する補正ステップ(例えば図2のステ
ップS27)と、伝送符号から所定のパターンを検出す
るパターン検出ステップ(例えば図2のステップS1
3,S14)と、直前の補正時における補正位置を記憶
する記憶ステップ(例えば図2のステップS28)と、
直前の補正時における補正位置と、伝送符号のパターン
に対応して、新たな補正位置を決定する決定ステップ
(例えば図2のステップS25,S26)とを備えるこ
とを特徴とする。
【0026】以下、この発明の実施の形態について添付
図面に基づいて説明する。なお、記録媒体として光ディ
スクを用い、記録符号としては、同一シンボルの最小連
続長(最小連続個数)dが2で、かつ同一シンボルの最
大連続長(最大連続個数)kが10である2値レベルの
(d,k)記録符号を用い、この2値レベルの(d,
k)記録符号がNRZI変調によって記録された光ディ
スクから、NRZI変調されたチャネルビットデータ列
を再生する装置を代表例として、発明の実施の形態を説
明する。
【0027】ここで、(d,k)記録符号は、エッジを
表す符号となり、NRZI変調後のチャンネルビット列
は、ピットの形に相当するレベルを表す符号になる。ま
た、NRZI変調後の同一シンボルの最小連続長d’
(=d+1)は3(=2+1)であり、同一シンボルの
最大連続長k’(=k+1)は11(=10+1)であ
る。
【0028】図1はこの発明に係る符号復号装置の構成
例を表している。図1においては、図20のA/D変換
回路3が省略され、波形等価回路1の出力がコンパレー
タ4に直接供給されている。そして、コンパレータ4に
は、n逓倍クロック発生回路11が発生したクロックが
供給されている。このクロックは、PLL回路2が出力
するチャネルクロックの周波数のn倍の周波数とされて
いる。
【0029】また、コンパレータ4の出力は、縦属接続
された複数のレジスタを内蔵するメモリ31に供給さ
れ、一時的に保持されるようになされている。また、図
20の(d’−1)検出回路5に替えて、パターン検出
回路32と違反長検出回路34が設けられている。
【0030】パターン検出回路32は、メモリ31より
供給されるデータから、チャネルビット列のビット間隔
をTとすると、(3T−2T−xT、xは4以上)のパ
ターン、または、(xT−2T−3T、xは4以上)の
パターンを検出したとき、それぞれの検出信号を出力す
る。また、パターン検出回路32は、上記パターン以外
の時には検出外を示す信号を出力する。
【0031】違反長検出回路34は、メモリ31からの
ビット情報からチャネルビットでのパターンの並びを調
べ、1T(違反長)が検出されたとき、または2T(違
反長)が検出されたとき、3T未満の連続長が検出され
たもの(違反長が検出されたもの)として、それぞれ別
の検出信号を出力する。それ以外のパターン、すなわち
正常なパターンの時は、さらにこれらの検出信号と識別
できる別の信号を出力する。
【0032】前情報比較回路33は、パターン検出回路
32が所定のパターンを検出したとき、補正位置指定回
路35のメモリ37に記憶されている、直前に行われた
補正の方向を示す前情報フラグを基に、前処理を指示す
る信号を出力するようになされている。すなわち、パタ
ーン検出回路32において、(3T−2T−xT、xは
4以上)のパターンが検出された場合、補正位置指定回
路35がメモリ37に記憶している前情報フラグが、直
前の補正時における補正位置が「後方」であることを示
しているとき、後方補正を指定する信号を出力する。こ
れに対して、パターン検出回路32において、(xT−
2T−3T、xは4以上)が検出された場合、補正位置
指定回路35の出力する前情報フラグが、直前の補正時
における補正位置が「前方」であることを示していると
き、前方補正を指定する信号を出力する。補正位置指定
回路35は、違反長検出回路34が違反長を検出した場
合、前情報比較回路33の出力する前処理指示信号に対
応して、メモリ31を介して供給されるビットデータの
補正位置を指定し、その指定信号を補正処理回路7に出
力するようになされている。補正位置指定回路35はま
た、カウンタ36を備え、コンパレータ4が出力するチ
ャネルクロックとチャネルクロックの間にサンプリング
される低レベル(Lレベル)のデータの数(0の数)を
計数するようになされている。
【0033】次に、図2のフローチャートを参照して、
その動作を説明する。最初に、ステップS1において、
入力されるデータが終了したか否かが判定される。入力
データが終了していない場合、ステップS2に進み、デ
ータを読み込む処理が実行される。すなわち、波形等価
回路1は、図示せぬ光ディスクから再生された再生RF
信号の入力を受け(所定の伝送路より伝送されてきたR
F信号の入力を受け)、波形等価処理を施した後、コン
パレータ4とPLL回路2に出力する。PLL回路2
は、入力された波形等価回路1の出力するRF信号に同
期したチャネルクロックを生成し、n逓倍クロック発生
回路11に出力する。n逓倍クロック発生回路11は、
このチャネルクロックの周波数をn(いまの場合、n=
4)逓倍し、4倍の周波数のクロックを生成し、コンパ
レータ4に出力する。
【0034】これにより、例えば図3と図4に示すよう
に、図中上向きの矢印で示すチャネルクロック(PLL
回路2で生成される)の1/4の周期を有するクロック
が生成される。
【0035】コンパレータ4は、ステップS3におい
て、チャネルクロックの4倍の周波数のクロックに同期
して、波形等価回路1より供給されるRF信号をサンプ
リングする。これにより、図3と図4に示すように、チ
ャネルクロックのタイミングにおけるサンプリング値の
他、チャネルクロックとチャネルクロックの間に3個の
サンプリング値が得られることになる。コンパレータ4
は、これらのサンプリング値を所定の基準レベル(例え
ば0レベル)と比較し、RF信号のレベルが基準レベル
より大きいとき、論理1を出力し、小さいとき、論理0
を出力する。これにより、レベルデータすなわちNRZ
Iデータが得られることになる。
【0036】コンパレータ4は、チャネルクロックの周
期で得られるデータをメモリ31に出力し、チャネルク
ロックとチャネルクロックの間に得られる3個のデータ
を補正位置指定回路35に出力する。
【0037】すなわち、コンパレータ4は、ステップS
4において、供給されるチャネルクロックの4倍の周波
数のクロックの周期が、4の倍数(チャネルクロックの
タイミング)であるか否かを判定し、チャネルクロック
とチャネルクロックの間のタイミングである場合、ステ
ップS5に進み、そのタイミングにおいて得られるデー
タを補正位置指定回路35に供給させる。補正位置指定
回路35は、入力されたデータのうち、Lレベル(0)
の数をカウンタ36でカウントする。
【0038】これに対して、チャネルクロックのタイミ
ングにおいては、ステップS6に進み、チャネルクロッ
クのタイミングにおいて得られるデータをメモリ31に
出力し、記憶させる。このとき、補正位置指定回路35
は、カウンタ36に、そのカウント値をクリアさせた
後、計数を開始させるとともに、メモリ37に記憶され
ている前情報フラグをクリアさせる。
【0039】以上の動作が繰り返されることにより、例
えば図3に示すように、チャネルクロックのタイミング
において、”0110”のデータが得られたとすると、
これがメモリ31に供給される。また、最後の0と次の
1の間の3つのデータのうちの0の数が、カウンタ36
によりカウントされ、その値が、いまの場合、C[3]
として保持される。図3の例の場合、このC[3]の値
は0である。同様にして、その前の1と1の間の0の数
が、C[4]として、カウンタ36によりカウントさ
れ、さらにその前の1と0の間の0の数が、C[5]と
して、カウントされる。この表示例の場合、C[4]は
0であり、C[5]は1となる。
【0040】さらに、図4に示すように、チャネルクロ
ックのタイミングにおいて、”1001”のデータが得
られたとすると、これがメモリ31に供給され、最後の
1と0の間の0の数が、C[3]として、カウンタ36
によりカウントされ、その前の0と0の間の0の数が、
C[4]としてカウントされ、さらに、その前の0と1
の間の0の数が、C[5]としてカウントされる。図4
の表示例の場合、C[3]とC[4]は3であり、C
[5]は2となる。
【0041】次に、ステップS7に進み、メモリ31に
記憶されたビット列中に、2T(違反長)の長さの連続
長があるか否かが判定される。すなわち、違反長検出回
路34は、メモリ31に記憶されたデータを読み出し、
2Tの違反長の有無を判定する。2Tの違反長が検出さ
れたとき、違反長検出回路34は、検出信号を補正位置
指定回路35に出力する。
【0042】いまの場合、規定されている最小連続長
(規定長)は3Tであるから、それより短い2Tの連続
長は規定に違反している違反長となる。本来、このよう
な違反長のデータは存在しないはずであり、このような
違反長のビット列を有する違反ビット列が存在するとい
うことはエラーが発生したことを意味する。そこで、こ
の場合においては、エラーを補正する処理を行うのであ
るが、補正を行うビットを指定する処理が、ステップS
13以降において行われる。
【0043】ステップS7において、2Tの違反長が検
出されたと判定されたとき、ステップS13に進み、パ
ターン検出回路32は、3T−2T−xT(x>=4)
のパターンがあるか否かを判定する。すなわち、違反長
検出回路34で検出された違反長2Tを有する違反ビッ
ト列の、時間的に前側のビット列の連続長が3Tであ
り、後ろ側の連続長が4Tか、それ以上の長さのパター
ンの有無を判定する。このパターンが検出されたとき、
パターン検出回路32は、前情報比較回路33に、その
検出信号を出力する。
【0044】前情報比較回路33は、パターン検出回路
32より3T−2T−xTのパターンの検出信号が入力
されたとき、補正位置指定回路35のメモリ37に記憶
されている直前の補正時における補正方向を示す前情報
フラグの供給を受ける。そして、この前情報フラグが、
直前の補正時においては、違反長のパターンの後ろのパ
ターンが補正されたことを示しているとき、ステップS
26に進み、今回の補正位置を示すフラグとして、後ろ
のパターンを補正位置として指定するフラグを発生し、
補正位置指定回路35に出力する。
【0045】このとき、補正位置指定回路35は、前情
報比較回路33より供給されたフラグに対応して、補正
すべきビット位置を指定する補正位置指定信号を補正処
理回路7に出力する。補正処理回路7は、ステップS2
7において、メモリ31より供給されるデータのうち、
補正位置指定回路35で指定されたビットを補正する。
いまの場合、補正位置が後ろ側に指定されているので、
dtout[3](その意味については、図7を参照し
て後述する)を反転することにより、3T−2T−xT
のデータが、3T−3T−(x−1)Tと補正される。
【0046】次に、ステップS28に進み、前情報比較
回路33より供給されたフラグが、補正位置指定回路3
5のメモリ37に、直前の補正時における補正位置を示
す前情報フラグとして記憶される。
【0047】次に、ステップS11に進み、補正処理回
路7は、補正されたデータdtout[9]を出力す
る。そして、ステップS12において、メモリ31等に
保持されているデータが順次後段に転送される。
【0048】ステップS13において、3T−2T−x
Tのパターンが検出されていないか、あるいは、検出さ
れていたとしても、前情報フラグが後ろ側を指定してい
ないと判定された場合、ステップS14に進み、パター
ン検出回路32は、xT−2T−3T(x>=4)のパ
ターンが存在するか否かを判定する。すなわち、違反長
検出回路34で検出された違反長2Tを有する違反ビッ
ト列の、時間的に後ろ側のビット列の連続長が3Tであ
り、前側の連続長が4Tか、それ以上の長さのパターン
の有無を判定する。
【0049】このパターンが検出されたとき、その検出
信号がパターン検出回路32から前情報比較回路33に
出力される。前情報比較回路33は、このとき、補正位
置指定回路35のメモリ37に記憶されている前情報フ
ラグの供給を受け、直前の補正時における補正位置が前
側であるか否かを判定する。直前の補正時の補正位置が
前側のパターンであると判定された場合、ステップS2
5に進み、前情報比較回路33は、前側を補正位置とす
るフラグを発生し、補正位置指定回路35に出力する。
補正位置指定回路35は、入力されたフラグに対応し
て、メモリ31より供給されるデータの補正ビットを指
定し、その補正位置指定信号を補正処理回路7に出力す
る。補正処理回路7は、ステップS27において、この
補正位置指定信号に対応して、補正処理を行う。いまの
場合、dtout[6]を反転することで、xT−2T
−3Tが、(x−1)T−3T−3Tに補正される。
【0050】そして、ステップS28において、補正位
置指定回路35は、そのときのフラグを、メモリ37に
前情報フラグとして記憶させる。さらに、ステップS1
1において、補正処理回路7により補正されたデータが
出力され、ステップS12において、メモリ31に記憶
されているデータが順次転送される処理が実行される。
【0051】なお、パターン検出回路32により検出す
るパターンを、3T−2T−xT,xT−2T−3Tと
したのは、タンジェンシャル・スキュー発生時、このエ
ラーのパターンが最も多く発生するからである。
【0052】ステップS14において、xT−2T−3
Tのパターンが検出されていないか、検出されていたと
しても、前情報フラグが後ろ側の補正位置を示している
場合においては、さらにステップS15またはS20の
処理が実行される。ステップS15の処理は、図4に示
すように、違反長検出回路34にいま取り込まれている
データが”1001”である場合に実行され、ステップ
S20の処理は、いま取り込まれたデータが、図3に示
すように、”0110”である場合に実行される。
【0053】ステップS15においては、補正位置指定
回路35で、図4に示すように、最初の0と次の1の間
における0の数C[5]と、2番目の1と次の0の間の
0の数C[3]が比較される。いまの場合、C[5]
は、RF信号のレベルが低レベルから高レベルに変化す
る場合における0の数を表し、C[3]は高レベルから
低レベルに変化する場合における0の数を表している。
【0054】ステップS15において、C[5]の方が
C[3]より小さいと判定された場合、ステップS18
に進み、補正位置指定回路35は、違反長の後ろ側を補
正位置として指定するフラグを発生し、そのフラグに対
応して、補正ビットを指定する補正位置指定信号を補正
処理回路7に出力する。このとき、補正処理回路7は、
ステップS27において、2Tの違反長の時間的に後ろ
側のビットを補正する処理を実行する。ステップS28
においては、ステップS18で発生されたフラグが前情
報フラグとしてメモリ37に記憶される。
【0055】ステップS15において、C[5]の方が
C[3]より小さくないと判定された場合、ステップS
16に進み、補正位置指定回路35は、C[3]がC
[5]より小さいか否かを判定する。C[3]の方がC
[5]より小さいと判定された場合、ステップS19に
進み、補正位置指定回路35は、違反長2Tの前のビッ
トを補正値として指定するフラグを発生する。そして、
このフラグに対応して、具体的な補正ビットを指定する
補正位置指定信号を発生し、補正処理回路7に出力す
る。補正処理回路7は、ステップS27において、この
補正位置指定信号に対応して、2Tの違反長の前側のビ
ットを補正する処理を実行する。そして、ステップS2
8において、ステップS19で発生したフラグが、前情
報フラグとしてメモリ37に新たに記憶される。
【0056】ステップS16において、C[3]がC
[5]より小さくないと判定された場合、すなわち、結
局、C[3]とC[5]が等しい場合、ステップS17
に進み、補正位置指定回路35は、フラグとして、メモ
リ37に記憶されている前情報フラグと同じフラグを発
生する。そして、そのフラグに対応する補正位置指定信
号を補正処理回路7に出力する。補正処理回路7は、ス
テップS27で、この補正位置指定信号に対応して補正
処理を行う。すなわち、直前の補正時において、違反長
の後ろ側のビットが補正された場合においては、今回も
違反長の後ろ側のビットを補正し、直前の補正時におい
て違反長の前側のビットが補正された場合においては、
今回も違反長の前側のビットの補正が行われる。ステッ
プS28では、前と同じフラグが前情報フラグとしてメ
モリ37に記憶される。
【0057】ステップS20においては、補正位置指定
回路35で、図3に示すように、最初の1と次の0の間
における0の数C[5]と、2番目の0と次の1の間の
0の数C[3]が比較される。いまの場合、C[5]
は、RF信号のレベルが高レベルから低レベルに変化す
る場合における0の数を表し、C[3]は低レベルから
高レベルに変化する場合における0の数を表している。
【0058】ステップS20において、C[3]の方が
C[5]より小さいと判定された場合、ステップS24
に進み、補正位置指定回路35は、違反長の後ろ側を補
正位置として指定するフラグを発生し、そのフラグに対
応して、補正ビットを指定する補正位置指定信号を補正
処理回路7に出力する。このとき、補正処理回路7は、
ステップS27において、2Tの違反長の時間的に後ろ
側のビットを補正する処理を実行する。ステップS28
においては、ステップS18で発生されたフラグが前情
報フラグとしてメモリ37に記憶される。
【0059】ステップS20において、C[3]の方が
C[5]より小さくないと判定された場合、ステップS
21に進み、補正位置指定回路35は、C[5]がC
[3]より小さいか否かを判定する。C[5]の方がC
[3]より小さいと判定された場合、ステップS23に
進み、補正位置指定回路35は、違反長2Tの前のビッ
トを補正値として指定するフラグを発生する。そして、
このフラグに対応して、具体的な補正ビットを指定する
補正位置指定信号を発生し、補正処理回路7に出力す
る。補正処理回路7は、ステップS27において、この
補正位置指定信号に対応して、2Tの違反長の前側のビ
ットを補正する処理を実行する。そして、ステップS2
8において、ステップS23で発生したフラグが、前情
報フラグとしてメモリ37に新たに記憶される。
【0060】ステップS21において、C[5]がC
[3]より小さくないと判定された場合、すなわち、結
局、C[3]とC[5]が等しい場合、ステップS22
に進み、補正位置指定回路35は、フラグとして、メモ
リ37に記憶されている前情報フラグと同じフラグを発
生する。そして、そのフラグに対応する補正位置指定信
号を補正処理回路7に出力する。補正処理回路7は、ス
テップS27で、この補正位置指定信号に対応して補正
処理を行う。すなわち、直前の補正時において、違反長
の後ろ側のビットが補正された場合においては、今回も
違反長の後ろ側のビットを補正し、直前の補正時におい
て違反長の前側のビットが補正された場合においては、
今回も違反長の前側のビットの補正が行われる。ステッ
プS28では、前と同じフラグが前情報フラグとしてメ
モリ37に記憶される。
【0061】以上が、2Tの違反長が検出された場合に
おける補正処理である。
【0062】次に、ステップS7において、2Tの違反
長が検出されていないと判定された場合、ステップS8
に進み、1Tの違反長が検出されているか否かが判定さ
れる。違反長検出回路34は、1Tの違反長を検出した
場合、その検出信号を補正位置指定回路35に出力す
る。補正位置指定回路35は、この検出信号の入力を受
けたとき、ステップS9で、1Tの違反長の前側と後ろ
側の両方を補正位置として指定するフラグを発生する。
そして、このフラグに対応して、実際に補正するビット
を指定する補正位置指定信号を発生し、補正処理回路7
に出力する。補正処理回路7は、ステップS10におい
て、この補正位置指定信号に対応して補正処理を行う。
いまの場合、1Tの違反長の前側のビットdtout
[5]と後ろ側のビットdtout[3]の両方が反
転、補正され、3Tの連続長とされる。すなわち、xT
−1T−yTのパターンが、dtout[5]とdto
ut[3]を反転することにより、(x−1)T−3T
−(y−1)Tのパターンに補正される。
【0063】以後、ステップS11において、補正処理
回路7で補正された処理が出力され、ステップS12
で、データの順送り処理が実行される。
【0064】ステップS8において、1Tの違反長が検
出されていないと判定された場合、ステップS11,S
12の処理が実行された後、ステップS1の処理に戻
る。すなわち、この場合においては、補正処理が行われ
ないことになる。
【0065】図5は、メモリ31と違反長検出回路34
の構成例を表している。図5に示すように、メモリ31
においては、9個のレジスタ31−1乃至31−9が縦
属接続されている。これらのレジスタ31−1乃至31
−9が、入力された1ビットのデータを順次チャネルク
ロックに同期して後段に転送するので、このメモリ31
に合計10ビットのデータdt[0]乃至dt[9]が
保持される(利用可能な状態とされる)。
【0066】違反長検出回路34は、排他的論理和回路
34−1,34−2,34−4と、アンド回路34−
3,34−5により構成されている。排他的論理和回路
34−1は、レジスタ31−6の入出力のデータdt
[5]とdt[6]の排他的論理和を演算し、演算結果
をアンド回路34−3に出力している。また、排他的論
理和回路34−2は、レジスタ31−4の入出力のデー
タdt[3]とdt[4]の排他的論理和を演算し、演
算結果をアンド回路34−3に出力している。この排他
的論理和回路34−1,34−2とアンド回路34−3
により、違反長2Tが検出されるようになされている。
【0067】また、レジスタ31−5の入出力のデータ
dt[4]とdt[5]の排他的論理和が、排他的論理
和回路34−4により演算され、演算結果がアンド回路
34−5に供給されている。アンド回路34−5の他方
の入力には、排他的論理和回路34−2の出力が供給さ
れている。排他的論理和回路34−2,34−4とアン
ド回路34−5により、違反長1Tが検出されるように
なされている。
【0068】排他的論理和回路34−2は、データdt
[3]とdt[4]の一方が0であり他方が1であると
きだけ、論理1を出力する。同様に、排他的論理和回路
34−1は、データdt[5]とdt[6]の一方が論
理1であり他方が論理0であるときにおいてのみ、論理
1を出力する。従って、アンド回路34−3の出力は、
dt[6],dt[5],dt[4],dt[3]
が、”0110”または”1001”であるときに論理
1を出力する。”0101”や”1010”の場合に
も、アンド回路34−3の出力は論理1となるが、規定
上、このようなビット列は存在しないことになってい
る。従って、排他的論理和回路34−1,34−2とア
ンド回路34−3により、2Tの違反長を検出すること
ができる。
【0069】同様に、アンド回路34−5は、データd
t[5],dt[4],dt[3]が、”101”また
は”010”のときにおいてのみ、論理1を出力する。
これにより、1Tの違反長が検出されることになる。
【0070】図6は、パターン検出回路32の構成例を
示している。この構成例においては、アンド回路32−
1が、データdt[0]乃至dt[3]の論理積を演算
し、演算結果をオア回路32−7に入力している。同様
に、データdt[0]乃至dt[3]を、それぞれイン
バータ32−2乃至32−5で反転したデータの論理積
をアンド回路32−6が演算し、オア回路32−7に出
力している。従って、オア回路32−7は、データdt
[3],dt[2],dt[1],dt[0]が、”1
111”であるか、または”0000”であるとき、論
理1を出力する。
【0071】アンド回路32−9は、データdt[9]
をインバータ32−8で反転したデータと、データdt
[8],dt[7],dt[6]の論理積を演算し、オ
ア回路32−10に出力している。また、アンド回路3
2−15は、データdt[6],dt[7],dt
[8]の論理を、インバータ32−11,32−12,
32−13で、それぞれ反転した結果と、インバータ3
2−8の出力をインバータ32−14で反転したデータ
(すなわちデータdt[9]と同一のデータ)の論理積
を演算し、演算結果をオア回路32−10に出力してい
る。従って、オア回路32−10の出力は、データdt
[9],dt[8],dt[7],dt[6]が、”0
111”または”1000”であるとき、論理1を出力
する。
【0072】図6の実施の形態の場合、アンド回路32
−16には、図5の違反長検出回路34のアンド回路3
4−3の出力する2T検出信号も入力されている。アン
ド回路32−16は、オア回路32−7、オア回路32
−10、およびアンド回路34−3の出力の論理積を演
算している。すなわち、アンド回路32−16の出力
は、データdt[9]乃至dt[0]が、”01110
01111”であるとき、または、”10001100
00”であるとき、論理1を出力する。従って、アンド
回路32−16は、3T−2T−xT(x≧4)のパタ
ーンが検出されたとき、論理1(違反ビット列の後のビ
ット列を補正ビット列として指定するフラグ)を出力す
ることになる。
【0073】一方、アンド回路32−22は、データd
t[0]をインバータ32−21で反転したデータと、
データdt[3],dt[2],dt[1]の論理積を
演算し、演算結果をオア回路32−23に出力してい
る。アンド回路32−25は、データdt[1],dt
[2],dt[3]を、インバータ32−3,11−
4,11−5で反転したデータと、インバータ32−2
の出力をインバータ32−24で反転したデータ(すな
わちデータdt[0]と同一のデータ)の論理積を演算
し、演算結果をオア回路32−23に出力している。従
って、オア回路32−7は、データdt[3],dt
[2],dt[1],dt[0]が、”1110”また
は”0001”であるとき、論理1を出力する。
【0074】アンド回路32−26は、データdt
[9]乃至dt[6]の論理積を演算し、演算結果をオ
ア回路32−27に出力している。これらのデータdt
[6]乃至dt[9]は、インバータ32−11,32
−12,32−13,32−28により、それぞれ反転
された後、アンド回路32−29に入力されている。ア
ンド回路32−29は、これらの入力の論理積を演算
し、演算結果をオア回路32−27に出力している。従
って、オア回路32−27は、データdt[9],dt
[8],dt[7],dt[6]が、”1111”また
は”0000”であるとき、論理1を出力する。
【0075】アンド回路32−30には、アンド回路3
2−16と同様に、図5の違反長検出回路34のアンド
回路34−3の出力する2T検出信号が入力されてい
る。アンド回路32−30は、オア回路32−23の出
力、オア回路32−27の出力、およびアンド回路34
−3の出力の論理積を演算している。従って、アンド回
路32−30は、データdt[9]乃至dt[0]
が、”1111001110”または”0000110
001”のとき、すなわち、xT−2T−3T(x≧
4)のパターンを検出したとき、論理1(違反ビット列
の前のビット列を補正ビット列として指定するフラグ)
を出力することになる。
【0076】図7は、図2のステップS15乃至S24
における処理を行う補正位置指定回路35の原理的な構
成例を表している。すなわち、この構成例においては、
アンド回路35−51の一方の入力に、2Tの検出信号
が入力されている。また、他方の入力には、dt[3]
が1である場合に、論理1が入力されている。従って、
アンド回路35−51は、2Tが検出され、かつ、dt
[3]が1であるとき、論理1を出力する。コンパレー
タ35−52には、カウンタ36の出力するカウント値
を順次遅延して後段に出力する遅延回路35−41乃至
35−46の出力のうち、遅延回路35−43が出力す
るC[3]と、遅延回路35−45が出力するC[5]
が入力されている。
【0077】コンパレータ35−52は、アンド回路3
5−51より論理1が入力されたとき、C[3]とC
[5]を比較し、C[3]の方がC[5]より大きいと
き、後方を指定するフラグを出力し、C[3]の方がC
[5]より小さいとき、前方を指定するフラグを出力す
る。すなわち、前者の場合、フラグf1をHとし、フラ
グf2をLとする。また、後者の場合、フラグf1をL
とし、フラグf2をHとする。さらに、コンパレータ3
5−52は、C[3]とC[5]が等しい場合、前情報
と同じフラグを出力する。すなわち、RC1をフラグf1
に設定し、RC2をf2に設定する。
【0078】同様に、アンド回路35−53には、2T
の検出信号と、dt[3]が0である場合、論理1が入
力されている。従って、アンド回路35−53は、2T
が検出され、かつ、dt[3]が0であるとき、論理1
を出力する。コンパレータ35−54は、アンド回路3
5−53が論理1を出力したとき、C[3]とC[5]
を比較し、C[5]の方がC[3]より大きいとき、後
方を指定するフラグを出力する。すなわち、フラグf1
をHとし、フラグf2をLとする。また、コンパレータ
35−54は、C[5]の方がC[3]より小さいと
き、前方を指定するフラグを出力する。すなわち、フラ
グf1をLとし、フラグf2をHとする。さらに、C
[5]がC[3]と等しい場合には、前情報と同じフラ
グが出力される。すなわち、RC1がフラグf1に設定さ
れ、RC2がフラグf2に設定される。
【0079】図8は、図7に示した原理に従った、補正
処理回路7と補正位置指定回路35のより詳細な構成例
を表している。アンド回路35−1には、3T−2T−
xTの検出信号と、レジスタ35−7より出力されるR
C1が入力されている。アンド回路35−1の出力は、オ
ア回路35−2に入力されるとともに、インバータ35
−3を介してアンド回路35−6に入力されている。
【0080】アンド回路35−4には、xT−2T−3
Tの検出信号と、レジスタ35−27の出力するRC2
入力されている。アンド回路35−4の出力は、インバ
ータ35−5を介してアンド回路35−6に入力されて
いる。アンド回路35−6には、さらに、2Tの検出信
号と後方を指定するフラグf1が入力されている。
【0081】アンド回路35−6の出力は、オア回路3
5−2に入力されている。オア回路35−2の出力は、
レジスタ35−7に入力されている。レジスタ35−7
は、2T検出クロックにより、オア回路35−2より入
力されたデータをラッチするようになされている。
【0082】すなわち、図9に示すように、2Tの検出
信号(図9(B))が出力されたとき、その検出信号の
期間中のチャネルクロック(図9(A))の立ち上がり
エッジが2T検出クロックとされ、この2T検出クロッ
クに同期して、オア回路35−2の出力をラッチする
(図9(C))ようになされている。
【0083】以上のアンド回路35−1乃至レジスタ3
5−7と同様に、アンド回路35−21乃至レジスタ3
5−27が設けられている。アンド回路35−21に
は、xT−2T−3Tの検出信号と、レジスタ35−2
7の出力するRC2が入力されている。アンド回路35−
21の出力は、オア回路35−22に入力されるととも
に、インバータ35−23を介してアンド回路35−2
6に入力されている。
【0084】アンド回路35−24には、3T−2T−
xTの検出信号と、レジスタ35−7の出力するRC1
入力されている。アンド回路35−24の出力は、イン
バータ35−25を介してアンド回路35−26に入力
されている。アンド回路35−26にはさらに、2Tの
検出信号と前方を指定するフラグf2が入力されてい
る。
【0085】アンド回路35−26の出力は、オア回路
35−22に入力されている。オア回路35−22の出
力は、レジスタ35−27に入力されている。このレジ
スタ35−27も、レジスタ35−7と同様に、2T検
出クロックに同期して、オア回路35−22の出力をラ
ッチするようになされている。
【0086】排他的論理和回路35−10の一方の入力
に、メモリ31のレジスタ31−4の出力するデータd
t[4]が入力されている。オア回路35−8は、オア
回路35−2の出力と、違反長検出回路34のアンド回
路34−5が出力する1Tの検出信号(違反ビット列の
後のビット列を補正ビット列として指定するフラグ)の
論理和を演算している。オア回路35−8の出力はレジ
スタ35−9を介して排他的論理和回路35−10の他
方の入力に供給されている。
【0087】排他的論理和回路35−10の出力は、レ
ジスタ35−11を介して排他的論理和回路35−12
の一方に入力され、排他的論理和回路35−12の他方
の入力には、違反長検出回路34のアンド回路34−5
が出力する1T検出信号(違反ビット列の前のビット列
を補正ビット列として指定するフラグ)が入力されてい
る。
【0088】排他的論理和回路35−12の出力は、2
段のレジスタ35−13,35−14を介して排他的論
理和回路35−15の一方の入力に入力されている。排
他的論理和回路35−15の他方の入力には、オア回路
35−22の出力が、レジスタ35−17を介して入力
されている。排他的論理和回路35−15の出力は、レ
ジスタ35−16を介して出力されるようになされてい
る。
【0089】図10は、図8のアンド回路35−6とア
ンド回路35−26に供給するフラグf1,f2を生成
する回路の構成例を表している。同図に示すように、こ
の構成例においては、コンパレータ35−47に、レジ
スタ35−43の出力するカウンタ36の出力C[3]
と、レジスタ35−45の出力するC[5]が供給され
ている。コンパレータ35−47は、C[3]がC
[5]より大きいとき、フラグf1を論理1とし、C
[3]の方がC[5]より小さいとき、フラグf2を論
理1とし、C[3]とC[5]が等しいとき、フラグf
0を論理1とする。
【0090】アンド回路35−61には、コンパレータ
35−47の出力するf0と、図8のレジスタ35−7
の出力RC1が入力されている。アンド回路35−61の
出力は、オア回路35−68に入力されている。
【0091】アンド回路35−62には、レジスタ31
−3の出力dt[3]と、違反長検出回路34のアンド
回路34−3が出力する2Tの検出信号が入力されてい
る。アンド回路35−62の出力は、アンド回路35−
63に入力されている。アンド回路35−63の他方の
入力には、コンパレータ35−47の出力するフラグf
1が入力されている。アンド回路35−63の出力は、
オア回路35−68に入力されている。
【0092】アンド回路35−66には、2Tの検出信
号が入力されるとともに、dt[3]がインバータ35
−65を介して入力されている。アンド回路35−66
の出力は、アンド回路35−67に入力されている。ア
ンド回路35−67の他方の入力には、コンパレータ3
5−47の出力するフラグf1がインバータ35−64
を介して入力されている。アンド回路35−67の出力
は、オア回路35−68に入力されている。
【0093】オア回路35−68の出力は、レジスタ3
5−69に入力されている。レジスタ35−69は、図
8のレジスタ35−7,35−27と同様に、2T検出
クロックによりオア回路35−68の出力をラッチし、
ラッチ結果をフラグf1として、図8のアンド回路35
−6に出力するようになされている。
【0094】上記したアンド回路35−61乃至レジス
タ35−69と同様に、アンド回路35−71乃至レジ
スタ35−79が設けられている。すなわち、アンド回
路35−71には、コンパレータ35−47の出力する
フラグf0と、図8のレジスタ35−27の出力RC2
入力されている。アンド回路35−71の出力は、オア
回路35−78に入力されている。
【0095】アンド回路35−72には、2Tの検出信
号とdt[3]が入力されている。アンド回路35−7
2の出力は、アンド回路35−73に入力されている。
アンド回路35−73の他方の入力には、コンパレータ
35−47の出力するフラグf2が入力されている。ア
ンド回路35−73の出力は、オア回路35−78に入
力されている。
【0096】アンド回路35−76には、dt[3]が
インバータ35−75を介して入力されているととも
に、2Tの検出信号が入力されている。アンド回路35
−76の出力は、アンド回路35−77に入力されてい
る。アンド回路35−77の他方の入力には、コンパレ
ータ35−47の出力するフラグf2がインバータ35
−74を介して入力されている。アンド回路35−77
の出力は、オア回路35−78に入力されている。
【0097】オア回路35−78の出力は、レジスタ3
5−79に入力されている。レジスタ35−79は、レ
ジスタ35−69と同様に、2T検出クロックに同期し
てオア回路35−78の出力をラッチし、フラグf2と
して、図8のアンド回路35−26に出力するようにな
されている。
【0098】次に、図11のタイミングチャートと図1
2の説明図を参照して、その動作について説明する。
【0099】上述したように、データdt[6]乃至d
t[3]が、”1001”または”0110”であると
き、データdt[5],dt[4]が違反長2T
((d’−1)=2)として検出される(図12(A)
または(B))。そして、この違反ビット列の時間的に
前のデータdt[9]乃至dt[6]が、”0111”
または”1000”であるとき、3T(d’=3)の連
続長が検出され、違反ビット列の後のデータdt[3]
乃至dt[0]が、”1111”または”0000”で
あるとき、短くとも4T((d’+1)=4)の連続長
が検出される。そしてこのとき、3T−2T−xTのパ
ターン検出信号が出力される(図12(A))。
【0100】3T−2T−4Tのパターンが検出された
とき、図11(B)に示すように、2Tの検出信号が違
反長検出回路34により検出される。そして、この2T
の検出信号が出力される期間において発生するクロック
(図11において、太い矢印で示す2T検出クロック)
で、レジスタ35−7がオア回路35−2の出力をラッ
チする。レジスタ35−7の出力RC1は、前情報フラグ
が後方を示しているとき、Hとなっている(図11
(E))。従って、アンド回路35−1は、3T−2T
−xTが検出されたとき(図11(C))、その検出信
号をオア回路35−2を介してレジスタ35−7に出力
する。従って、レジスタ35−7は、2T検出クロック
に同期して、Hレベルを保持する。
【0101】オア回路35−2より出力される3T−2
T−xTのパターン検出信号は、オア回路35−8を介
してレジスタ35−9にも出力される(図11
(F))。このとき、レジスタ31−4からデータdt
[4]が出力され、排他的論理和回路35−10を介し
てレジスタ35−11にデータdtout[4]として
供給されている。このときレジスタ35−11は、直前
に供給されていたデータdtout[5]を排他的論理
和回路35−12を介してレジスタ35−13に出力
し、レジスタ35−13は、データdtout[6]を
出力し、レジスタ35−14は、データdtout
[7]を排他的論理和回路35−15を介してレジスタ
35−16に出力し、レジスタ35−16は、データd
tout[8]を出力している。
【0102】この状態において、次のクロックが入力さ
れると、メモリ31のレジスタ31−4は、次のデータ
dt[3]を保持し、出力する。また、レジスタ35−
9は、3T−2T−xTの検出信号を出力する。その結
果、排他的論理和回路35−10により、データdt
[3]が反転され、データdtout[3]としてレジ
スタ35−11に供給される。
【0103】そして以後、クロックが供給されるごと
に、レジスタ35−11乃至35−16に保持されたデ
ータが、順次、後段に出力される。このようにして、違
反長2Tの直後の1ビット(dt[3])の論理が反転
されて補正処理が行われ、補正後のデータがレジスタ3
5−16から出力される。すなわち、図12(A)に示
すように、データ”0111001111”または”1
000110000”が入力されたとき、データ”01
11000111”または”1000111000”が
出力される。
【0104】一方、3T−2T−xTが検出されていな
いか、または、RC1がLレベルであるとき、アンド回路
35−1は、Lを出力しているので、インバータ35−
3は、Hをアンド回路35−6に出力している。また、
xT−2T−3Tが検出されていないか、RC2が論理L
であるとき、アンド回路35−4は、論理Lを出力し、
インバータ35−5は、アンド回路35−6に論理Hを
出力する。従って、図10のレジスタ35−69が出力
するフラグf1が論理Hである場合において、2Tが検
出されると、アンド回路35−6は、論理Hを出力し、
これがオア回路35−2を介して出力される。そして、
この場合も、上述した場合と同様の動作が行われる。
【0105】図10において、レジスタ35−69の出
力するフラグf1は、次の場合にHとなる。すなわち、
コンパレータ35−47が出力するフラグf0が論理H
であり(C[3]=C[5]であり)、図8のレジスタ
35−7の出力RC1が論理Hであるとき、アンド回路3
5−61は、論理Hを出力する。この論理Hが、オア回
路35−68を介してレジスタ35−69に出力するの
で、レジスタ35−69は、2T検出クロックに同期し
て、オア回路35−68の出力をラッチし、フラグf1
として、論理Hを出力する。
【0106】この他、dt[3]が論理1であり、2T
が検出されたとき、アンド回路35−62は、論理Hを
アンド回路35−63に出力する。従って、コンパレー
タ35−47の出力するフラグf1が、論理Hであると
き(C[3]がC[5]より大きいとき)、アンド回路
35−63が論理Hを出力し、これがオア回路35−6
8を介して、レジスタ35−69に供給される。さら
に、dt[3]が論理Lであるとき、インバータ35−
65は、論理Hをアンド回路35−66の一方の入力に
供給するので、2Tが検出されたとき、アンド回路35
−66は、論理Hをアンド回路35−67に出力する。
従って、この場合において、コンパレータ35−47が
出力するフラグf1が論理0であるとき(C[3]がC
[5]より大きくないとき)、インバータ35−64の
出力がアンド回路35−67に論理Hを出力する。そこ
で、この場合においても、アンド回路35−67の出力
する論理Hがオア回路35−68を介してレジスタ35
−69に供給される。従って、このような場合において
も、2T検出クロックに同期して、オア回路35−68
の出力がラッチされ、フラグf1として出力される(図
11(I))。
【0107】一方、違反ビット列の前方のデータdt
[9]乃至dt[6]が、”1111”または”000
0”であるとき、短くとも4T((d’+1)=4)の
連続長が検出され、違反ビット列の後方のデータdt
[3]乃至dt[0]が、”1110”または”000
1”であるとき、3T(d’=3)の連続長が検出され
る。そしてこのとき、4T−2T−3Tのパターン検出
信号が出力される(図12(B))。
【0108】4T−2T−3Tが検出された場合におい
て、レジスタ35−27の出力RC2(図11(G))が
論理Hであるとき、アンド回路35−21は、論理Hを
出力する。この論理Hは、オア回路35−22を介し
て、レジスタ35−27に入力され、2T検出クロック
に同期してラッチされる。
【0109】この4T−2T−3Tのパターン検出信号
がオア回路35−22を介してレジスタ35−17に供
給されているとき、レジスタ35−14は、データdt
out[7]を出力している。従って、次のクロックが
供給されたとき、レジスタ35−14は、データdto
ut[6]を保持、出力し、レジスタ35−17は、4
T−2T−3Tのパターン検出信号を出力する。従っ
て、排他的論理和回路35−15が、レジスタ35−1
4から供給されるデータdtout[6]の論理を反転
し、レジスタ35−16に出力する。このように、この
場合、データdt[6]の論理が反転されて補正処理が
行われる。すなわち、図12(B)に示すように、デー
タ”1111001110”または”00001100
01”が入力されたとき、データ”111000111
0”または”0001110001”が出力される。
【0110】オア回路35−22はまた、アンド回路3
5−26が論理Hを出力した場合にも論理Hを出力する
ので、この場合にも、上述した場合と同様の動作が行わ
れる。アンド回路35−26が論理Hを出力するのは、
次のような場合である。
【0111】すなわち、xT−2T−3Tが検出されて
いないか、レジスタ35−27の出力RC2が論理Lであ
るとき、アンド回路35−21の出力は、論理Lとなる
ので、インバータ35−23が論理Hをアンド回路35
−26に出力する。また、レジスタ35−7の出力RC1
が論理Lであるか、または3T−2T−xTが検出され
ていないとき、アンド回路35−24は、論理Lを出力
するので、インバータ35−25は、アンド回路35−
26に論理Hを出力する。従って、この場合において、
図10のレジスタ35−79の出力するフラグf2が論
理Hであれば、2Tが検出されたとき、アンド回路35
−26は、論理Hを出力する。
【0112】フラグf2は、次のような場合に論理Hと
なる。すなわち、コンパレータ35−47の出力するフ
ラグf0が論理Hであり(C[3]がC[5]であ
り)、図8のレジスタ35−27の出力RC2が論理Hで
あるとき、アンド回路35−71は、論理Hを出力す
る。この論理Hは、オア回路35−78を介して、レジ
スタ35−79に入力され、2T検出クロックに同期し
てラッチされる。これにより、フラグf2が論理Hとな
る。
【0113】この他、dt[3]が論理Hであり、2T
が検出されたとき、アンド回路35−72の出力が論理
1となり、この状態において、コンパレータ35−47
の出力するフラグf2が論理Hであるとき(C[3]が
C[5]より小さいとき)、アンド回路35−73の出
力が論理1となる。従って、この場合においても、オア
回路35−78を介して、レジスタ35−79に論理H
が供給される。
【0114】さらにまた、dt[3]が論理Lであると
き、インバータ35−75がアンド回路35−76の一
方の入力に論理Hを入力する。この場合において、2T
が検出されたとき、アンド回路35−76は、論理Hを
アンド回路35−77に出力する。このとき、コンパレ
ータ35−47の出力するフラグf2が論理Lであれば
(C[3]がC[5]より小さくなければ)、インバー
タ35−74がアンド回路35−77に論理Hを出力す
るので、アンド回路35−77の出力は、論理Hとな
る。この論理Hがオア回路35−48を介して、レジス
タ35−79に供給される。このような場合において
も、フラグf2が論理Hとなる。
【0115】また、データdt[5]乃至dt[3]の
ビット列が、”101”または”010”であるとき、
データdt[4]が1T((d’−2)=1)の違反長
のビット列として検出される(図12(C))。違反長
1Tの検出信号が、オア回路35−8と排他的論理和回
路35−12に入力されたとき、レジスタ35−11
は、データdtout[5]を出力し、レジスタ31−
4は、データdt[4]を出力している。従って、レジ
スタ35−11の出力するデータdtout[5]は、
その論理が排他的論理和回路35−12により反転さ
れ、レジスタ35−13に供給される。
【0116】そして、次のクロックが入力されると、レ
ジスタ35−13は、論理の反転されたデータdtou
t[5]を保持し、後段のレジスタ35−14に出力す
る。また、このとき、レジスタ35−9はオア回路35
−8より入力されていた1Tの検出信号を保持し、排他
的論理和回路35−10に出力する。
【0117】さらに、レジスタ35−11は、データd
tout[5]を出力している状態において、次のクロ
ックが入力されると、排他的論理和回路35−10を介
してレジスタ31−4より供給されているデータdt
[4]をデータdtout[4]として保持し、排他的
論理和回路35−12を介してレジスタ35−13に出
力する。
【0118】そしてこのとき、レジスタ31−4は、次
のデータdt[3]を保持し、排他的論理和回路35−
10の一方の入力に供給するとともに、レジスタ35−
9は、1Tの違反検出信号を排他的論理和回路35−1
0に出力する。従って、排他的論理和回路35−10
は、このとき、データdt[3]の論理を反転し、デー
タdtout[3]としてレジスタ35−11に供給す
る。従って、さらに次のクロックが入力されると、この
論理の反転されたデータdtout[3]がレジスタ3
5−11に保持され、排他的論理和回路35−12を介
してレジスタ35−13に供給される。
【0119】各レジスタに保持されたデータは、クロッ
クが供給されるごとに、順次、後段に転送される。この
ようにして、この場合、データdt[3],dt[5]
の論理が反転され、補正処理が行われる。すなわち、図
12(C)に示すように、データ”111110111
1”または”0000010000”が入力されたと
き、データ”1111000111”または”0000
111000”が出力される。
【0120】なお、図12において、○印は補正ビット
を示している。
【0121】パターン検出回路32には、さらに拡張し
て、メモリ31からのデータのうち、(2T−3T−4
T)のパターン、および、(4T−3T−2T)のパタ
ーンを検出させるようにしても良い。さらに、(2T−
4T)のパターン、および、(4T−2T)のパターン
を検出させるようにしても良い。
【0122】前情報比較回路33は、パターン検出回路
32が拡張され、(2T−3T−4T)のパターンが検
出された場合は、補正位置指定回路35より出力された
前情報フラグにより、直前に補正した位置が「後方」で
あることが示されているとき、後方補正の指定信号を出
力する。これに対して、パターン検出回路32におい
て、(4T−3T−2T)が検出された場合、補正位置
指定回路35より出力された前情報フラグが、直前の補
正位置が「前方」であることを示しているとき、前方補
正の指定信号が出力される。
【0123】さらに、パターン検出回路32において、
(2T−4T)が検出された場合、補正位置指定回路3
5の前情報フラグが、直前の補正位置が「後方」である
ことを示しているとき、後方補正の指定信号が出力され
る。パターン検出回路32において、(4T−2T)の
パターンが検出された場合、補正位置指定回路35の前
情報フラグが、直前の補正位置が「前方」であることを
示しているとき、前方補正を指定する信号が出力され
る。
【0124】図13のフローチャートは、図1のパター
ン検出回路32を拡張した場合の処理を表している。そ
のステップS41乃至S70の処理は、図2のステップ
S1乃至S28の処理と基本的に同様であるが、ステッ
プS47(図2におけるステップS7)と、ステップS
55(図2におけるステップS13)の間に、ステップ
S53,S54の処理が挿入され、これに対応して、ス
テップS71乃至S74の処理が付加されている点、並
びに、ステップS55(図2におけるステップS13)
において、パターン3T−2T−xTだけでなく、パタ
ーン2T−4Tが検出され、また、ステップS56(図
2のステップS14)において、パターンxT−2T−
3Tだけでなく、パターン4T−2Tも検出されるよう
になされている点が、図2における場合と異なってい
る。
【0125】そこで、この異なっている処理についてだ
け説明すると、ステップS47において、違反長検出回
路34により、2Tの違反長が検出された場合、ステッ
プS53において、2T−3T−4Tがパターン検出回
路32により検出されたか否かが判定される。パターン
検出回路32は、この2T−3T−4Tのパターンを検
出したとき、その検出信号を前情報比較回路33に出力
する。前情報比較回路33は、補正位置指定回路35の
メモリ37に記憶されている前情報フラグが、後ろ側を
指定しているか否かを判定し、後ろ側が指定されている
と判定した場合、前情報比較回路33は、補正位置指定
回路35に、後ろ側の補正位置を指定するフラグを出力
する。補正位置指定回路35は、このフラグに対応し
て、具体的なビットの補正位置を指定する補正位置指定
信号を補正処理回路7に出力する。補正処理回路7は、
ステップS73において、データdtout[4]とd
tout[7]を反転することにより、補正処理を実行
する。これにより、xT−2T−3T−4Tのデータ
が、xT−3T−3T−3Tのデータに補正される。
【0126】次に、ステップS74において、補正位置
指定回路35は、前情報比較回路33より供給されてき
たフラグを確認し、ステップS70において、これを前
情報フラグとして、メモリ37に記憶させる。
【0127】ステップS53において、2T−3T−4
Tのパターンが検出されていないと判定された場合、あ
るいは、検出されていたとしても、前情報フラグが前方
の補正位置を指定している場合、ステップS54に進
み、パターン検出回路32が、4T−3T−2Tのパタ
ーンを検出したか否かが判定される。パターン検出回路
32は、このパターンを検出したとき、その検出信号を
前情報比較回路33に出力する。前情報比較回路33
は、このとき、メモリ37に記憶されている前情報フラ
グが、前側の補正位置を指定しているか否かを判定し、
前側の補正位置を指定しているとき、前側を補正位置と
するフラグを補正位置指定回路35に出力する。
【0128】補正位置指定回路35は、このフラグの入
力を受けたとき、具体的な補正ビットを指定する補正位
置指定信号を補正処理回路7に出力する。補正処理回路
7は、ステップS71において、この補正位置指定信号
に対応して補正処理を行う。すなわち、補正処理回路7
は、いまの場合、データdtout[10]とdtou
t[13]を反転し、4T−3T−2Tのパターンを、
3T−3T−3Tのパターンに補正する。
【0129】次に、ステップS72に進み、補正位置指
定回路35は、前情報比較回路33より供給を受けたフ
ラグを確認し、ステップS70において、そのフラグを
前情報フラグとして、メモリ37に記憶させる。
【0130】ステップS54において、4T−3T−2
Tのパターンが検出されていないと判定されるか、検出
されたとしても、前情報フラグが補正位置として後ろ側
を指定している場合には、ステップS55に進む。ステ
ップS55において、パターン検出回路32が3T−2
T−xTのパターンを検出するか、または、2T−4T
のパターンが検出されたか否かが判定される。いずれか
のパターンが検出された場合、その検出信号が前情報比
較回路33に出力される。このとき、前情報比較回路3
3は、メモリ37の前情報フラグを確認し、前情報フラ
グが後ろ側の補正位置を指定している場合には、ステッ
プS68に進み、後ろ側を補正位置として指定するフラ
グを発生し、補正位置指定回路35に出力する。
【0131】補正位置指定回路35は、このフラグに対
応して、具体的な補正ビットを指定する補正位置指定信
号を補正処理回路7に出力する。補正処理回路7は、ス
テップS69において、この補正位置指定信号に対応し
て、補正処理を行う。いまの場合、3T−2T−xTの
パターンが、3T−3T−(x−1)Tのパターンに補
正され、また、2T−4Tのパターンが、3T−3Tの
パターンに補正される。
【0132】ステップS55において、パターン3T−
2T−xTまたは2T−4Tが検出されないと判定され
るか、検出されたとしても、前情報フラグが前側を補正
位置と指定している場合には、ステップS56に進み、
パターン検出回路32により、xT−2T−3Tのパタ
ーンまたは4T−2Tのパターンが検出されたか否かが
判定される。
【0133】これらのパターンが検出されたとき、パタ
ーン検出回路32は、検出信号を前情報比較回路33に
出力する。前情報比較回路33は、この検出信号が入力
されたとき、メモリ37に記憶されている前情報フラグ
が補正位置として前側を指定しているか否かを判定す
る。前側が補正位置として指定されている場合には、ス
テップS67に進む。ステップS67においては、前情
報比較回路33は、補正位置として前側を指定するフラ
グを補正位置指定回路35に出力する。補正位置指定回
路35は、このフラグに対応して、具体的な補正ビット
を指定する補正位置指定信号を補正処理回路7に出力す
る。補正処理回路7は、ステップS69において、具体
的な補正処理を実行する。いまの場合、xT−2T−3
Tのパターンは、(x−1)T−3T−3Tのパターン
に補正され、4T−2Tのパターンは、3T−3Tのパ
ターンに補正される。
【0134】その他の動作は、図2における場合と同様
である。
【0135】なお、このように、パターン検出回路32
を拡張した場合には、メモリ31には、18ビットのデ
ータが保持されるように、レジスタを用意する必要があ
る。
【0136】図14は、さらに他の実施の形態を表して
いる。この実施の形態においては、波形等価回路1の出
力がA/D変換回路3に供給され、PLL回路2の出力
するチャネルクロックに同期して、A/D変換されるよ
うになされている。そして、A/D変換回路3の出力
が、コンパレータ4と補正位置指定回路35に供給され
ている。コンパレータ4は、A/D変換回路3より入力
された値を所定のコンパレートレベルと比較し、1また
は0のNRZIデータとしてメモリ31に出力するよう
になされている。
【0137】補正位置指定回路35は、カウンタ36に
替えて、メモリ41を備え、A/D変換回路3の出力す
るA/D変換値を、L[i]として記憶するようになさ
れている。また、この実施の形態の場合、パターン検出
回路32は、3T−2T−xT,xT−2T−3T,2
T−3T−4T,4T−3T−2Tのパターンを検出す
るようになされている。その他の構成は、図1における
場合と同様である。なお、メモリ41は、メモリ37と
兼用することもできる。
【0138】次に、図15のフローチャートを参照し
て、その動作を説明する。ステップS91において、入
力データが終了したと判定されない場合、ステップS9
2に進み、波形等価回路1は、入力されたデータを波形
等価し、PLL回路2とA/D変換回路3に出力する。
A/D変換回路3は、PLL回路2により生成されたチ
ャネルクロックに同期して、RF信号をA/D変換し、
そのA/D変換した値をコンパレータ4と補正位置指定
回路35に出力する。
【0139】コンパレータ4は、入力されたA/D変換
値を所定の基準レベルと比較し、1または0よりなるN
RZIデータを生成する。NRZIデータは、メモリ3
1に供給され、ステップS93において、記憶される。
また、A/D変換値は、補正位置指定回路35のメモリ
41に、L[i]として記憶される。
【0140】次に、ステップS94において、違反長検
出回路34により、2Tの違反長が検出されたか否かが
判定される。2Tの違反長が検出された場合、違反長検
出回路34は、検出信号を補正位置指定回路35に出力
する。また、2Tの違反長が検出されたとき、ステップ
S99に進み、パターン検出回路32は、2T−3T−
4Tのパターンが検出されたか否かを判定する。このパ
ターンが検出されたとき、パターン検出回路32は、検
出信号を前情報比較回路33に出力する。前情報比較回
路33は、メモリ37に記憶されている前情報フラグ
が、後ろ側の補正位置を指定しているか否かを判定し、
後ろ側の補正位置を指定している場合、後ろ側を補正位
置とするフラグを発生し、補正位置指定回路35に出力
する。補正位置指定回路35は、このフラグの入力を受
けたとき、具体的な補正ビットを指定する補正位置指定
信号を補正処理回路7に出力する。補正処理回路7は、
ステップS125において、この補正位置指定信号に対
応して、補正処理を行う。いまの場合、データdtou
t[4],dtout[7]が反転され、2T−3T−
4Tのパターンが、3T−3T−3Tのパターンに補正
される。
【0141】次に、ステップS126に進み、補正位置
指定回路35は、入力されたフラグを確認し、ステップ
S127において、メモリ37に、そのフラグを前情報
フラグとして記憶させる。
【0142】さらに、ステップS97に進み、補正処理
回路7で補正されたデータdtout[17]が出力さ
れ、ステップS98において、メモリ31に保持されて
いるデータ等が順次転送される。
【0143】ステップS99において、2T−3T−4
Tのパターンが検出されていないか、検出されていたと
しても、前情報フラグが前側の補正位置を指定している
と判定された場合、ステップS100に進み、パターン
検出回路32により、4T−3T−2Tのパターンが検
出されたか否かが判定される。パターン検出回路32
は、このパターンが検出されたとき、検出信号を前情報
比較回路33に出力する。前情報比較回路33は、この
とき、メモリ37に記憶されている前情報フラグが、前
側の補正位置を指定しているか否かを判定し、前側の補
正位置を指定している場合、補正位置を前側とするフラ
グを発生し、補正位置指定回路35に出力する。
【0144】補正位置指定回路35は、このとき、フラ
グに対応する具体的なビット補正位置を指定する補正位
置指定信号を発生し、補正処理回路7に出力する。補正
処理回路7は、ステップS123において、この補正位
置指定信号に対応して、データdtout[10],d
tout[13]を反転し、4T−3T−2Tを、3T
−3T−3Tに補正する。
【0145】そして、ステップS124とS127にお
いて、このときのフラグが、前情報フラグとしてメモリ
37に記憶される。
【0146】ステップS100において、4T−3T−
2Tのパターンが検出されていないか、検出されていた
としても、そのときの前情報フラグが後ろ側の補正位置
を指定していると判定された場合、ステップS101に
進み、パターン検出回路32が、3T−2T−xTのパ
ターンを検出したか否かを判定する。パターン検出回路
32は、このパターンを検出したとき、検出信号を前情
報比較回路33に出力する。前情報比較回路33は、こ
のとき、メモリ37の前情報フラグが後ろ側の補正位置
を指定しているか否かを判定し、後ろ側の補正位置を指
定しているとき、後ろ側を補正位置とするフラグを補正
位置指定回路35に出力する。補正位置指定回路35
は、このとき、具体的な補正位置を指定する補正位置指
定信号を発生し、補正処理回路7に出力する。補正処理
回路7は、ステップS121において、この補正位置指
定信号に対応して、データdtout[7]を反転し、
3T−2T−xTのパターンを、3T−3T−(x−
1)Tのパターンに補正する。
【0147】次に、ステップS122,S127におい
て、このときのフラグが、メモリ37に前情報フラグと
して記憶される。
【0148】ステップS101において、3T−2T−
xTのパターンが検出されていないと判定されるか、ま
たは、検出されていたとしても、前情報フラグが前側を
補正位置と指定していると判定された場合、ステップS
102に進み、パターン検出回路32がxT−2T−3
Tのパターンを検出したか否かが判定される。パターン
検出回路32は、このパターンを検出したとき、前情報
比較回路33に検出信号を出力する。前情報比較回路3
3は、この検出信号の入力を受けたとき、メモリ37に
記憶されている前情報フラグが、前側を補正位置として
いるか否かを判定する。前側が補正位置として指定され
ている場合、前情報比較回路33は、前側を補正位置と
するフラグを補正位置指定回路35に出力する。
【0149】補正位置指定回路35は、このフラグに対
応して、具体的な補正位置を指定する補正位置指定信号
を補正処理回路7に出力する。補正処理回路7は、ステ
ップS119において、データdtout[10]を反
転し、xT−2T−3Tのパターンを、(x−1)T−
3T−3Tのパターンに補正する。
【0150】その後、ステップS120,S127にお
いて、そのときのフラグが、前情報フラグとしてメモリ
37に記憶される。
【0151】ステップS102において、xT−2T−
3Tのパターンが検出されないか、検出されていたとし
ても、前情報フラグが後ろ側を指定していると判定され
た場合、ステップS103またはS111に進む。ステ
ップS103は、違反長検出回路34において検出され
ているパターンが、”1001”であるときに実行さ
れ、ステップS111は、そのパターンが、”011
0”であるときに実行される。換言すれば、ステップS
103は、データdt[7]が1であるとき実行され、
ステップS111は、dt[7]が0であるとき実行さ
れる。
【0152】ステップS103においては、補正位置指
定回路35のメモリ41に記憶されたA/D変換値L
[10]とL[7]の大小が比較される。L[10]よ
りL[7]の値が小さいと補正位置指定回路35により
判定された場合、補正位置指定回路35は、後ろ側を補
正するフラグが入力されたものとして、補正位置指定信
号を発生し、補正処理回路7に出力する。補正処理回路
7は、ステップS109において、データdtout
[7]を反転し、補正処理を行う。
【0153】このときのフラグが、ステップS110,
S127において、メモリ37に前情報フラグとして記
憶される。
【0154】ステップS103において、L[10]の
方がL[7]より大きくないと判定された場合、ステッ
プS104に進み、L[10]の方がL[7]より小さ
いか否かが判定される。L[10]の方がL[7]より
小さいと判定された場合、補正位置指定回路35は、前
側の補正位置を指定するフラグが入力されたものとし
て、具体的な補正位置を指定する補正位置指定信号を補
正処理回路7に出力する。補正処理回路7は、ステップ
S107において、データdtout[10]を反転
し、2Tの違反長を3Tに補正する処理を行う。
【0155】次に、ステップS108,S127におい
て、このときのフラグが、メモリ37に前情報フラグと
して記憶される。
【0156】ステップS104において、L[10]が
L[7]より小さくないと判定された場合、結局、L
[10]は、L[7]と等しいことになる。そこで、こ
の場合、補正位置指定回路35は、メモリ37に記憶さ
れている前情報フラグと同一のフラグが入力されたもの
として、補正位置指定信号を補正処理回路7に出力す
る。補正処理回路7は、ステップS105において、こ
の補正位置指定信号に対応して、補正処理を行う。すな
わち、前情報フラグが、前側を補正位置と指定している
場合には、2Tの前側のビットを補正し、後ろ側を補正
位置と指定している場合には、後ろ側のビットを補正す
る。
【0157】ステップS106,S127においては、
そのときのフラグ、すなわち、メモリ37に保持されて
いるフラグが、そのまま前情報フラグとして保持され
る。
【0158】一方、ステップS111においては、L
[7]とL[10]の大小が比較され、L[10]がL
[7]より小さいと判定された場合、補正位置指定回路
35は、後ろ側を補正位置とするフラグが入力されたも
のとして、補正位置指定信号を補正処理回路7に出力す
る。補正処理回路7は、ステップS117において、2
Tの違反長の後ろ側のビットを補正する処理を行う。
【0159】ステップS118,S127においては、
このときのフラグが、メモリ37に情報フラグとして記
憶される。
【0160】ステップS111において、L[7]がL
[10]より大きくないと判定された場合、ステップS
112に進み、L[7]がL[10]より小さいか否か
が判定される。L[7]がL[10]より小さいと判定
された場合、ステップS115に進み、補正処理回路7
において、違反長の前側を補正する処理が実行される。
そして、ステップS116,S127において、このと
きのフラグは、メモリ37に情報フラグとして記憶され
る。
【0161】さらに、ステップS112において、L
[7]がL[10]より小さくないと判定された場合、
結局、L[7]とL[10]は等しいことになるので、
ステップS113において、補正処理回路7は、メモリ
37に記憶されている前情報フラグと同一の方向のビッ
トを補正する処理を行う。そして、ステップS114,
S127において、そのときのフラグが、次の処理のた
めに、情報フラグとしてメモリ37に記憶される。
【0162】一方、ステップS94において、違反長検
出回路34により2Tの違反長が検出されていないと判
定された場合、ステップS95に進み、1Tの違反長が
検出されているか否かが判定される。1Tの違反長が検
出されたと判定された場合、違反長検出回路34より、
その検出信号が補正位置指定回路35に供給される。補
正位置指定回路35は、このとき、dtout[7]と
dtout[9]を補正位置として指定する補正位置指
定信号を補正処理回路7に出力する。補正処理回路7
は、ステップS96において、この補正位置指定信号に
対応して、データdtout[7],dtout[9]
を反転し、1Tの違反長の前後のビットを補正して、3
Tとする補正処理を行う。
【0163】ステップS95において、1Tの違反長が
検出されていないと判定された場合、ステップS97,
S98を介して、ステップS91に戻る。すなわち、こ
の場合においては、補正処理が行われない。
【0164】図16は、図14の実施の形態を、さら
に、若干変更した場合の構成例を表している。この実施
の形態においては、コンパレータ4において、A/D変
換回路3より供給されたA/D変換値が、所定の基準値
と比較され、1または0のデータに変換されて、メモリ
31に供給されるだけではなく、A/D変換値から基準
レベルが減算され、distance[i](以下、必要に応
じ、これをD[i]と略記する)として補正位置指定回
路35に出力されるようになされている。すなわち、こ
の実施の形態においては、再生RF信号のレベルの基準
レベルからの距離が、データとして、補正位置指定回路
35に供給されている。その他の構成は、図14におけ
る場合と同様である。
【0165】次に、図17を参照して、図16の実施の
形態の動作について説明する。この図17のステップS
141乃至S169に示す処理は、図15のフローチャ
ートに示すステップS91乃至S127の処理と基本的
に同様の処理となる。但し、ステップS152(図15
におけるステップS102)の次のステップS153乃
至S160の処理(図15におけるステップS103乃
至S118の処理)が、図15における場合と異なって
いる。その他の処理は、図15における場合と同様であ
る。そこで、この異なっている点についてだけ、その動
作を説明する。
【0166】ステップS152において、パターン検出
回路32により、xT−2T−3Tのパターンが検出さ
れていないと判定されるか、または、検出されていたと
しても、メモリ37に記憶されている前情報フラグが、
後ろ側を補正位置として指定していると判定された場
合、ステップS153に進み、D[i]のうち、D[1
0]とD[7]の大小が比較される。D[10]がD
[7]より大きいと補正位置指定回路35において判定
された場合、補正位置指定回路35は、後ろ側を補正位
置とするフラグが入力されたものとして、補正位置指定
信号を発生し、補正処理回路7に出力する。補正処理回
路7は、ステップS159において、この補正位置指定
信号に対応して、データdtout[7]を反転し、補
正処理を行う。そして、そのときのフラグが、ステップ
S160において、補正位置指定回路35により確認さ
れ、ステップS169において、メモリ37に、前情報
フラグとして記憶される。
【0167】ステップS153において、D[10]が
D[7]よりも大きくないと判定された場合、ステップ
S154に進み、D[10]がD[7]より小さいか否
かが判定される。補正位置指定回路35は、D[10]
の方がD[7]より小さいと判定した場合、補正位置と
して前側を指定するフラグが入力されたものとして、補
正位置指定信号を補正処理回路7に出力する。補正処理
回路7は、ステップS157において、データdtou
t[10]を反転し、補正処理を行う。補正位置指定回
路35は、ステップS157において、このフラグを確
認し、ステップS169において、メモリ37に、前情
報フラグとして記憶させる。
【0168】ステップS154において、D[10]が
D[7]より小さくないと判定されたとき、結局、D
[10]とD[7]が等しいことになり、補正位置指定
回路35は、前情報フラグと同じフラグが入力されたも
のとして、補正位置指定信号を補正処理回路7に出力す
る。補正処理回路7は、この補正位置指定信号に対応し
て、ステップS155で、補正処理を行う。ステップS
156,S169においては、補正位置指定回路35に
より、前情報フラグと同じフラグが確認され、メモリ3
7に、次の前情報フラグとして記憶される。
【0169】このように、この実施の形態の場合、ステ
ップS153乃至S160の処理が、図15におけるス
テップS103乃至S118の処理に較べて、簡略化す
ることができる。
【0170】図18は、さらに他の実施の形態を表して
いる。この実施の形態においては、波形等価回路1の出
力が、コンパレータ4とPLL回路2に出力されてい
る。PLL回路2は、波形等価回路1より入力されたR
F信号からチャネルクロックを生成し、コンパレータ4
に出力している。コンパレータ4は、PLL回路2より
入力されたチャネルクロックに同期して、波形等価回路
1より入力されたRF信号をサンプリングし、そのサン
プリング値を所定の基準値と比較することで、1または
0のNRZI信号とし、メモリ31に出力するようにな
されている。
【0171】そして、この実施の形態においては、フラ
グ決定パターン検出回路51が設けられ、メモリ31に
記憶されたデータから、フラグ決定パターンとして、3
T−2T−xTのパターンまたはxT−2T−3Tのパ
ターンを検出し、その検出信号を補正位置指定回路35
に出力するようになされている。パターン検出回路32
は、2T−3T−4Tのパターンまたは4T−3T−2
Tのパターンを検出するようになされている。さらに、
補正位置指定回路35において、カウンタ36は省略さ
れている。その他の構成は、図1における場合と同様で
ある。
【0172】次に、図19のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。ステップS181にお
いて、入力データが終了していないと判定された場合、
ステップS182に進み、データ読み込み処理とコンパ
レート処理が行われる。すなわち、コンパレータ4は、
波形等価回路1より入力されるRF信号を、PLL回路
2より供給されるチャネルクロックに同期して、基準レ
ベルとコンパレートし、NRZIデータを生成し、メモ
リ31に出力する。このNRZIデータは、ステップS
183において、メモリ31に記憶される。
【0173】次に、ステップS184において、違反長
検出回路34により、2Tの違反長が検出されたか否か
が判定される。違反長が検出された場合、ステップS1
89に進み、パターン検出回路32により、2T−3T
−4Tのパターンが検出されたか否かが判定される。こ
のパターンが検出された場合、パターン検出回路32
は、検出信号を前情報比較回路33に出力する。前情報
比較回路33は、このとき、メモリ37に記憶されてい
る前情報フラグが、後ろ側の補正位置を指定しているか
否かを判定し、後ろ側の補正位置を指定している場合、
後ろ側の補正位置を指定するフラグを補正位置指定回路
35に出力する。補正位置指定回路35は、このフラグ
に対応して、具体的な補正ビットを指定する補正位置指
定信号を補正処理回路7に出力する。補正処理回路7
は、ステップS201において、この補正位置指定信号
に対応して、データdtout[4],dtout
[7]を反転し、2T−3T−4Tのパターンを、3T
−3T−3Tのパターンに補正する処理を行う。
【0174】次に、ステップS202,S203におい
て、補正位置指定回路35により、このときのフラグが
確認され、メモリ37に、前情報フラグとして記憶され
る。
【0175】ステップS189において、2T−3T−
4Tのパターンが検出されていないと判定されるか、検
出されていたとしても、前情報フラグが前側を指定して
いると判定された場合、ステップS190に進み、パタ
ーン検出回路32により、4T−3T−2Tのパターン
が検出されたか否かが判定される。このパターンが検出
されたとき、パターン検出回路32は、前情報比較回路
33に検出信号を出力する。このとき、前情報比較回路
33は、メモリ37に記憶されている前情報フラグが、
補正位置として前側を指定しているか否かを判定する。
補正位置として前側が指定されているとき、前情報比較
回路33は、補正位置指定回路35に、前側を補正位置
とするフラグを出力する。補正位置指定回路35は、こ
のとき、具体的な補正ビットを指定する補正位置指定信
号を補正処理回路7に出力する。補正処理回路7は、ス
テップS199において、この補正位置指定信号に対応
して、データdtout[10]とdtout[13]
を反転し、4T−3T−2Tのパターンを、3T−3T
−3Tのパターンに補正する。
【0176】次に、ステップS200,S203におい
て、補正位置指定回路35は、このときのフラグを確認
し、メモリ37に、前情報フラグとして記憶させる。
【0177】ステップS190において、4T−3T−
2Tのパターンが検出されていないか、検出されていた
としても、前情報フラグが後ろ側を指定していると判定
された場合、ステップS191に進み、フラグ決定パタ
ーン検出回路51により、パターン3T−2T−xTが
検出されたか否かが判定される。このパターンが検出さ
れたとき、フラグ決定パターン検出回路51は、検出信
号を補正位置指定回路35に出力する。このとき、補正
位置指定回路35は、後ろ側の補正位置が指定されたも
のとして、補正位置指定信号を補正処理回路7に出力す
る。補正処理回路7は、ステップS197において、こ
の補正位置指定信号に対応して、データdtout
[7]を反転し、3T−2T−xTのパターンを、3T
−3T−(x−1)Tのパターンに補正する。
【0178】次に、補正位置指定回路35は、ステップ
S198において、このときのフラグを確認し、ステッ
プS203において、メモリ37に、前情報フラグとし
て記憶させる。
【0179】ステップS191において、3T−2T−
xTのパターンが検出されていないと判定された場合、
ステップS192に進み、フラグ決定パターン検出回路
51により、xT−2T−3Tのパターンが検出された
か否かが判定される。このパターンが検出された場合、
フラグ決定パターン検出回路51は、検出信号を補正位
置指定回路35に出力する。このとき、補正位置指定回
路35は、前側の補正位置が指定されたと判定し、補正
位置指定信号を補正処理回路7に出力する。補正処理回
路7は、この補正位置指定信号に対応して、データdt
out[10]を反転し、xT−2T−3Tのパターン
を、(x−1)T−3T−3Tのパターンに補正する。
【0180】次に、ステップS196,S203におい
て、補正位置指定回路35は、このときのフラグを、前
側の補正位置を指定するものとして確認し、前情報フラ
グとして、メモリ37に記憶させる。
【0181】ステップS192において、xT−2T−
3Tのパターンが検出されていないと判定された場合、
補正位置指定回路35は、メモリ37に記憶されている
前情報フラグと同一のフラグが入力されたものとして、
補正位置指定信号を補正処理回路7に出力する。このと
き、補正処理回路7は、ステップS193において、前
情報フラグに対応する補正処理を行う。そして、補正位
置指定回路35は、ステップS194で、前情報フラグ
と同じフラグが入力されたものとし、ステップS203
において、このフラグを、メモリ37に、新たな前情報
フラグとして記憶させる。
【0182】ステップS184において、違反長検出回
路34により、2Tの違反長が検出されていないと判定
された場合、ステップS185に進み、違反長検出回路
34により、1Tの違反長が検出されたか否かが判定さ
れる。違反長検出回路34は、1Tの違反長が検出され
たとき、その検出信号を補正位置指定回路35に出力す
る。このとき、補正位置指定回路35は、データdto
ut[7],dtout[9]を補正位置として指定す
る補正位置指定信号を補正処理回路7に出力する。補正
処理回路7は、この補正位置指定信号に対応して、ステ
ップS186において、データdtout[7],dt
out[9]を反転し、1Tの違反長を3Tの規定長に
する補正処理を行う。
【0183】ステップS185において、1Tの違反長
が検出されていないと判定された場合、ステップS18
7,S188を介して、ステップS181に戻り、デー
タ出力と、データ順送り処理が行われるだけで、補正処
理が行われない。
【0184】このように、図2、図13、図15、およ
び図17に示す方法の場合、C[i],L[i],D
[i]を用いて、エラー(補正)の方向を判定するよう
にしているが、図19に示す方法においては、パターン
(3T−2T−xT,xT−2T−3T)に対応して、
エラー(補正)の方向が予め決められている。
【0185】図2、図13、図15、図17および図1
9のフローチャートの処理に基づくシミュレーションを
行った。光ディスクを再生し、再生RF信号を所定のコ
ンパレートレベルで2値化したデータをオリジナルのデ
ータと比較した。スキューがゼロの時はエラーがゼロで
あったが、タンジェンシャル方向にスキューを加えてい
ったときエラーが発生した。光ディスクに記録したデー
タは、最小ランdが2のデータ、すなわち3Tのデータ
である。またデータポイント数は、約260,000ポ
イントである。
【0186】そのエラーはタンジェンシャル・スキュー
角度が0.47度程度の時は、約100箇所あり、全て
3Tを2Tに誤ったものであった。そしてさらにスキュ
ー角度を増やしていくと、それ以外のパターンでもエラ
ーが多数発生し、例えば3Tを1Tとするエラーも発生
した。スキュー角度をさらに大きくしていくと、次第に
PLLを掛けるのが困難になり、その限界位置が、タン
ジェンシャル・スキュー角度が約0.66度の位置であ
った。このときのビット毎のビットエラーレートは、次
のようになった。 タンジェンシャル・スキュー +0.47゜ -0.47゜ +0.66゜ -0.66゜ エラーレート 8.4e-4 1.3e-3 1.8e-2 1.6e-2
【0187】なお、エラーは、通常、エッジデータでは
ビットシフトエラーであるから、1か所のエラーは、ビ
ットエラーで見ると2倍に相当する。つまり、tan +0.4
7のビットエラーは110か所で、エラー数220個と
なる。従って、 220/260000≒8.46×10-4 となる。
【0188】図2のフローチャートに示すように、4逓
倍情報を用いて1T、2Tエラー補正を行ったシミュレ
ーションにおいては、タンジェンシャル・スキューが
0.47度の場合、その方向がプラス方向とマイナス方
向のいずれであっても、エラーは測定限界以下になっ
た。タンジェンシャル・スキューが0.66度の場合、
その方向がプラス方向のとき、ビット毎のエラー数と比
較して、エラーは14%に減った。またマイナス方向で
は20%に減った。
【0189】次に、シミュレーションの結果得られた、
図2のフローチャートに示す処理によるエラー改善の効
果について説明する。4逓倍情報のみを用いて1T、2
Tエラー補正を行ったとき(図2のステップS13,S
14,S25,S26の処理を行わず、ステップS15
乃至S24の処理だけを行ったとき)のエラーを100
としたときのパーセントでエラー減少の割合を示す。タ
ンジェンシャル・スキューが±0.47度のとき、エラ
ーは測定限界以下になった。タンジェンシャル・スキュ
ーが0.66度の場合、3T−2T、2T−3Tの前処
理(ステップS13,S14の処理)を、前情報フラグ
を用いないで行うと、スキューの方向がプラス方向のと
き、エラーは144%と増えた。また、スキューがマイ
ナス方向のとき、エラーは132%と増えた。これに対
して、ステップS13の処理、すなわち、3T−2Tの
パターンが検出され、かつ、前情報フラグが後ろの補正
位置を示している場合に、後ろを補正位置として補正す
る処理(以下、この処理を(3T−2T+前情報:後)
のように略記する)、および、ステップS14の処理、
すなわち、(2T−3T+前情報:前)の処理を行った
場合、スキューがプラス方向のとき、エラーは94%に
減り、マイナス方向のとき、86%に減った。
【0190】さらに、図13に示すように、(3T−2
T+前情報:後)(ステップS55)、(2T−3T+
前情報:前)(ステップS56)に加えて、(2T−4
T+前情報:後)(ステップS55)、(4T−2T+
前情報:前)(ステップS56)、(2T−3T−4T
+前情報:後ろ)(ステップS53)、(4T−3T−
2T+前情報:前)(ステップS54)、という前処理
を拡張して追加した場合、4逓倍情報のみを用いて1
T、2Tエラー補正を行ったときのエラーを100とし
たときのパーセントで表すと、タンジェンシャル・スキ
ューが0.66度で、プラス方向のとき、エラーは85
%に減り、マイナス方向のとき、71%に減った。
【0191】図15と図17のフローチャートに基づく
シミュレーションを行った場合におけるエラー改善の効
果(エラー減少の割合)を、A/D変換値の情報のみを
用いて1T、2Tエラー補正を行ったとき(図15にお
いて、ステップS99乃至S102,S119乃至S1
26の処理を行わず、ステップS103乃至S118の
処理だけを行ったとき、または、図17において、ステ
ップS149乃至S152,S161乃至S168の処
理を行わず、ステップS153乃至S160の処理だけ
を行ったとき)のエラーを100としてパーセントで示
すと、次のようになる。
【0192】すなわち、タンジェンシャル・スキューが
0.47度の場合、その方向がプラス方向のとき、いず
れもエラーは測定限界以下になった。これに対して、ス
キューがマイナス方向のとき、A/D変換値のみの処理
では、エラーが一桁だけ存在したが、(2T−3T−4
T+前情報:後ろ)(ステップS99,S149)、
(3T−2T+前情報:後)(ステップS101,S1
51)、(4T−3T−2T+前情報:前)(ステップ
S100,S150)、(2T−3T+前情報:前)
(ステップS102,S152)の処理を行うことで、
エラーは測定限界以下になった。タンジェンシャル・ス
キューが0.66度の場合、このような処理を行うこと
で、その方向がプラス方向のとき、エラーは73%に減
り、マイナス方向のとき、62%に減った。
【0193】図19のフローチャートに基づくシミュレ
ーションを行った場合におけるエラー改善の効果(エラ
ー減少の割合)を、パターンによる前情報決定処理(ス
テップS191,S192)のみによって1T、2Tの
エラー補正を行ったときのエラーを100としたときの
パーセントで示すと、次のようになる。すなわち、タン
ジェンシャル・スキューが0.47度の場合、その方向
がプラス方向とマイナス方向のいずれであっても、エラ
ー数は一桁だけ存在し、変化はなかった。タンジェンシ
ャル・スキューが0.66度の場合、(2T−3T−4
T+前情報:後ろ)(ステップS189)と(4T−3
T−2T+前情報:前)(ステップS190)の処理を
行うことで、その方向がプラス方向のとき、エラーは6
9%に減り、マイナス方向のとき、61%に減った。
【0194】この発明に係る符号復号装置は、記録媒体
が光ディスクだけでなく、(d,k)符号を用いて記録
された光磁気ディスク等の各種のディスクの再生装置、
すなわち、所定の伝送路を介して伝送されてきた伝送符
号を出力する装置に利用することができるが、タンジェ
ンシャル方向にスキューが加わった時のように、前側ま
たは後ろ側に偏ってエラーが発生する場合に特に有効で
ある。
【0195】また、この符号復号装置は、スキューマー
ジンの確保だけでなく、線記録密度の向上に伴う最小反
転間隔Tminの読み取りエラーの低減にも有効であ
る。
【0196】すなわち、本発明では、補正処理を行うこ
とによって、最小反転間隔Tmin付近の符号復号誤り
を減少させ、ビットエラーレートを向上させることがで
きる。これにより、ディスクのスキューマージンを増や
すことができる。特にタンジェンシャル方向のスキュー
マージンを増やすことができる。また、ディスクのデフ
ォーカスに対するマージンを増やすことができる。
【0197】なお、上記発明の実施の形態においては、
コンパレータ4において、再生RF信号を1つの基準レ
ベルRと比較して”1”と”0”の2値化データに変換
するようにしたが、2つの基準レベルH,Lを設け、再
生RF信号のレベルが2つの基準レベルHとLの間の大
きさであるとき、論理1を出力するようにし、より大き
い方の基準レベルHより大きいとき、またはより小さい
方の基準レベルLより小さいとき、論理0を出力するこ
とで、再生RF信号を2値化することができる。本明細
書においては、この2値化処理を逆NRZI変調と称
し、そのデータをエッジデータと称する。そして、これ
と対比するために、1つの基準レベルRと再生RF信号
を比較して得たデータを、レベルデータと称する。な
お、エッジデータは、再生RF信号を基準レベルRで2
値化した結果を、さらに、1から0、または0から1へ
変化するとき1、変化しないとき0に符号変換すること
でも得ることができる。
【0198】エッジデータを補正する場合、連続する”
1”の間に入る最小の”0”の連続長(規定長)が(d
−1)となるので、(d−2),(d−3)などの違反
長を、(d−1)の規定長に補正することになる。
【0199】さらに、上記した実施の形態は、違反長検
出回路34において、同一シンボルの連続長が最大k’
(規定長)より大きい(k’+1)(違反長)であるチ
ャネルビットデータを検出し、補正する場合にも、適用
することができる。
【0200】この場合においても、逆NRZI変換さ
れ、連続する”1”の間に入る”0”の連続長が最大で
あるk(規定長)よりも大きい(k+1)(違反長)で
あるチャネルビットデータ(エッジデータ)を補正する
ようにすることができる。
【0201】
【発明の効果】以下の如く、請求項1に記載の符号復号
装置および請求項20に記載の符号復号方法によれば、
直前の補正時における補正位置と、伝送符号のパターン
に対応して、新たな補正位置を決定するようにしたの
で、ビットエラーレートを向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号復号装置の構成例を示すブロック
図である。
【図2】図1の実施の形態の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図3】図1のコンパレータ4の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図4】図1のコンパレータ4の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図5】図1のメモリ31と違反長検出回路34の構成
例を示すブロック図である。
【図6】図1のパターン検出回路32の構成例を示すブ
ロック図である。
【図7】図2のステップS15乃至S24の処理の概念
を示す図である。
【図8】図1の補正処理回路7と補正位置指定回路35
の構成例を示すブロック図である。
【図9】図8のレジスタ35−7の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【図10】補正位置指定回路35のフラグ生成部の構成
例を示すブロック図である。
【図11】図8と図10の構成例の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図12】図7の回路の動作を説明する図である。
【図13】図1の構成例の他の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図14】本発明の符号復号装置の他の構成例を示すブ
ロック図である。
【図15】図14の実施の形態の動作を説明するフロー
チャートである。
【図16】本発明の符号復号装置のさらに他の構成例を
示すブロック図である。
【図17】図16の構成例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図18】本発明の符号復号装置のさらに他の構成例を
示すブロック図である。
【図19】図18の構成例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図20】従来の符号復号装置の構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 波形等価回路, 2 PLL回路, 3 A/D変
換回路, 4 コンパレータ, 5 (d’−1)検出
回路, 6 補正位置検出回路, 7 補正処理回路,
11 n逓倍クロック発生回路, 31 メモリ,
32 パターン検出回路, 33 前情報比較回路,
34 違反長検出回路, 35 補正位置指定回路,
36 カウンタ, 37,41 メモリ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個のシンボルにより構成される符号系
    列の同一の前記シンボル間に連続して配置される他の前
    記シンボルの長さである連続長が、所定の規定長として
    予め規定されている符号であって、所定の伝送路を介し
    て伝送された伝送符号を復号する符号復号装置におい
    て、 前記伝送符号の同一の前記シンボルの連続長が、前記規
    定に違反している違反長の長さであることを検出する違
    反長検出手段と、 同一シンボルの連続長が違反長であるとき、同一シンボ
    ルの連続長が規定長になるように補正する補正手段と、 前記伝送符号から所定のパターンを検出するパターン検
    出手段と、 直前の補正時における補正位置を記憶する記憶手段と、 直前の補正時における補正位置と、前記伝送符号のパタ
    ーンに対応して、新たな補正位置を決定する決定手段と
    を備えることを特徴とする符号復号装置。
  2. 【請求項2】 前記伝送符号は、記録媒体から再生され
    た符号であることを特徴とする請求項1に記載の符号復
    号装置。
  3. 【請求項3】 前記パターンは、違反長のパターンと、
    その前側または後ろ側の少なくとも1つのパターンを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の符号復号装置。
  4. 【請求項4】 前記決定手段は、前記パターンが、前記
    違反長のパターンの前に、規定長のパターンを有し、直
    前の補正位置が違反長のパターンの後ろ側のパターンで
    あるとき、違反長の後ろ側のパターンを新たな補正位置
    とすることを特徴とする請求項1に記載の符号復号装
    置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段は、違反長のパターンを規
    定長のパターンに補正するとともに、その補正に対応し
    て、そのすぐ後ろの規定長を満足するパターンを補正す
    ることを特徴とする請求項4に記載の符号復号装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段は、前記パターンが、前記
    違反長のパターンの後ろに、規定長のパターンを有し、
    直前の補正位置が違反長のパターンの前側のパターンで
    あるとき、違反長の前側のパターンを新たな補正位置と
    することを特徴とする請求項1に記載の符号復号装置。
  7. 【請求項7】 前記補正手段は、違反長のパターンを規
    定長のパターンに補正するとともに、その補正に対応し
    て、そのすぐ前の規定長を満足するパターンを補正する
    ことを特徴とする請求項6記載の符号復号装置。
  8. 【請求項8】 前記パターンが、違反長のパターンの後
    ろに、規定長に対して1ビットの余裕を有するパターン
    を有し、かつ直前の補正位置が後ろ側のパターンである
    とき、新たな補正位置として後ろ側のパターンを指定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の符号復号装置。
  9. 【請求項9】 前記補正手段は、違反長のパターンを規
    定長に補正し、そのすぐ後ろの、規定長に対して1ビッ
    トの余裕を有するパターンを、規定長に補正することを
    特徴とする請求項8に記載の符号復号装置。
  10. 【請求項10】 前記決定手段は、前記パターンが、違
    反長のパターンの前に、規定長に対して1ビットの余裕
    を有するパターンを有し、かつ直前の補正位置が前側の
    パターンであるとき、新たな補正位置として前側のパタ
    ーンを指定することを特徴とする請求項1に記載の符号
    復号装置。
  11. 【請求項11】 前記補正手段は、違反長のパターンを
    規定長のパターンに補正するとともに、その補正に対応
    して、そのすぐ前の、規定長に対して1ビットの余裕を
    有するパターンを規定長に補正することを特徴とする請
    求項10に記載の符号復号装置。
  12. 【請求項12】 前記決定手段は、前記パターンが、違
    反長のパターンの後ろに、規定長のパターンを有し、そ
    の次のパターンとして、規定長に対して1ビットの余裕
    を有するパターンを有し、かつ直前の補正位置が後ろ側
    のパターンであるとき、新たな補正位置として後ろ側の
    パターンを指定することを特徴とする請求項1に記載の
    符号復号装置。
  13. 【請求項13】 前記補正手段は、違反長のパターンを
    規定長のパターンに補正するとともに、その補正に対応
    して、その後ろのさらにその次の、規定長に対して1ビ
    ットの余裕を有するパターンを規定長に補正することを
    特徴とする請求項12に記載の符号復号装置。
  14. 【請求項14】 前記決定手段は、前記パターンが、違
    反長のパターンの前に、規定長のパターンを有し、その
    前のパターンとして、規定長に対して1ビットの余裕を
    有するパターンを有し、かつ直前の補正位置が前側のパ
    ターンであるとき、新たな補正位置として前側のパター
    ンを指定することを特徴とする請求項1に記載の符号復
    号装置。
  15. 【請求項15】 前記補正手段は、違反長のパターンを
    規定長のパターンに補正するとともに、その補正に対応
    して、その前のさらに前の、規定長に対して1ビットの
    余裕を有するパターンを規定長に補正することを特徴と
    する請求項14に記載の符号復号装置。
  16. 【請求項16】 前記規定長は、最小連続長であること
    を特徴とする請求項1に記載の符号復号装置。
  17. 【請求項17】 前記規定長は、最大連続長であること
    を特徴とする請求項1に記載の符号復号装置。
  18. 【請求項18】 前記伝送符号は、レベルデータにより
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の符号
    復号装置。
  19. 【請求項19】 前記伝送符号は、エッジデータにより
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の符号
    復号装置。
  20. 【請求項20】 2個のシンボルにより構成される符号
    系列の同一の前記シンボル間に連続して配置される他の
    前記シンボルの長さである連続長が、所定の規定長とし
    て予め規定されている符号であって、所定の伝送路を介
    して伝送された伝送符号を復号する符号復号方法におい
    て、 前記伝送符号の同一の前記シンボルの連続長が、前記規
    定に違反している違反長の長さであることを検出する違
    反長検出ステップと、 同一シンボルの連続長が違反長であるとき、同一シンボ
    ルの連続長が規定長になるように補正する補正ステップ
    と、 前記伝送符号から所定のパターンを検出するパターン検
    出ステップと、 直前の補正時における補正位置を記憶する記憶ステップ
    と、 直前の補正時における補正位置と、前記伝送符号のパタ
    ーンに対応して、新たな補正位置を決定する決定ステッ
    プとを備えることを特徴とする符号復号方法。
JP33737596A 1996-12-18 1996-12-18 符号復号装置および方法 Withdrawn JPH10178352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33737596A JPH10178352A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 符号復号装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33737596A JPH10178352A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 符号復号装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10178352A true JPH10178352A (ja) 1998-06-30

Family

ID=18308039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33737596A Withdrawn JPH10178352A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 符号復号装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10178352A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6678230B2 (en) Waveform equalizer for a reproduction signal obtained by reproducing marks and non-marks recorded on a recording medium
US5077721A (en) Data recording and/or reproducing method and data recording medium
US20030174622A1 (en) Information recording and reproducing apparatus, evaluation method, and information recording and reprocucing medium
US5729517A (en) Data detecting circuit
JPH06197024A (ja) 変調方法、変調装置及び復調装置
JP3760961B2 (ja) 変調装置および変調方法、復調装置および復調方法、並びに記録媒体
JP2003085764A (ja) 波形等化器およびprml検出器
JP2002057584A (ja) データの再生装置及び再生方法
JPH08116275A (ja) ディジタル信号復号化処理装置
JP3716421B2 (ja) 復調装置および復調方法
JPH10178352A (ja) 符号復号装置および方法
KR100518474B1 (ko) 변조디바이스및방법과전송매체
JP3760963B2 (ja) 変調装置および方法、復調装置および方法、並びに記録媒体
JP2005196964A (ja) 情報記録再生装置及びその信号評価方法
JP3760966B2 (ja) 変調装置および方法、並びに記録媒体
JP3539091B2 (ja) データ復号方法及びデータ復号装置
JP3239663B2 (ja) 変調方法、変調装置及び復調装置
JP3783281B2 (ja) データ復号装置
JP3849127B2 (ja) 復号装置および方法
JP4029437B2 (ja) データ復号装置及びデータ復号方法
JPH10162514A (ja) 符号復号装置および方法
EP0772303A2 (en) Viterbi detector with path-memory of reduced size
JP3871171B2 (ja) 復調装置および復調方法
JP3756927B2 (ja) 情報記録再生装置及びその信号評価方法
JP4612615B2 (ja) Prml検出器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040302