JPH10178754A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JPH10178754A
JPH10178754A JP8338548A JP33854896A JPH10178754A JP H10178754 A JPH10178754 A JP H10178754A JP 8338548 A JP8338548 A JP 8338548A JP 33854896 A JP33854896 A JP 33854896A JP H10178754 A JPH10178754 A JP H10178754A
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cooling gas
rotor
gas flow
electric machine
cooling
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JP8338548A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Umemoto
俊行 梅本
Joji Oshima
丈治 大島
Eiji Yamauchi
英士 山内
Satoru Koto
悟 古藤
Yasuro Takai
靖郎 高井
Kiyonori Koga
清訓 古賀
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00—Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/32—Rotating parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
    • H—ELECTRICITY
    • H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸い込み口4における冷却ガス吸い込み流量
および吹き出し口における冷却ガス流量を増加させ,通
風冷却性能の向上を図り,ロータコイルおよびステータ
コイルを所定温度以下に冷却する。 【解決手段】 吸い込み口5の冷却ガスの下流側に吸い
込み口5に冷却ガスを導く突起物4Aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タービン発電機
などのロータ、ステータを冷却ガスで冷却する通風機構
を備えた回転電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にタービン発電機等の回転電機で
は、ロータおよびステータに冷却ダクトを設け、この冷
却ダクトに冷却媒体である空気などの冷却ガスを循環さ
せて、回転電機を冷却するものが知られている。
【0003】ロータの冷却方式は、ロータコイルを直接
冷却ガスと接触させて冷却する直接冷却方式が広く使わ
れる。以下代表例をあげて説明する。図53はギャップ
ピックアップ冷却方式の発電機ロータの上部縦断面の略
図構成図である。このタービン発電機では、ロータ軸1
5の回転に伴いロータ10が回転すると、ロータ10に
対して相対的に周方向に流れる冷却ガスは、吸い込み口
5からロータ用冷却ダクト12に導かれ、ロータコイル
(図示しない)等を冷却した後、吹き出し口103から
排気される。
【0004】図54はラジアルフロー冷却方式の発電機
ロータの上部縦断面の概略構成図である。このタービン
発電機では、コイルスロット(図示しない)の底部にロ
ータ軸方向の通風路であるサブスロット18が設けられ
ている。このサブスロット18にはロータ10の全長に
わたってロータ半径方向に延びた通風路であるラジアル
バス19が複数個連通されている。そして、ロータ軸1
5の端部に取り付けられた軸流ファン41の押し込み作
用と、ロータ10の回転によるラジアルバス19内の遠
心力によるポンプ作用により、サブスロット入口部35
から冷却ガスはロータ10内のサブスロット18内に導
かれる。サブスロット18内に導かれた冷却ガスはロー
タ中央に向かって流れながら、各ラジアルバス19に順
次分岐され、各ラジアルバス19においてロータコイル
を冷却した後、ロータ外周面11の吹き出し口103か
らエアギャップ2内に排出される。
【0005】図55は内部冷却方式の発電機ロータの上
部縦断面の概略構成図である。このタービン発電機で
は、ロータコイル内に軸方向に延びたロータ用冷却ダク
ト31が複数個形成されている。そして、ロータ軸15
に取り付けられた軸流ファン41の押し込み作用と、ロ
ータ10の回転により半径方向に延びたロータ用冷却ダ
クト32で発生する遠心力とによるポンプ作用により、
ロータ用冷却ダクト31の入口部36から冷却ガスがロ
ータ10のロータ用冷却ダクト31内に導かれる。冷却
ダクト31内に導かれた冷却ガスはロータ10の中央に
向かって流れながらロータコイルを冷却した後、ロータ
10の中央付近において、冷却ダクト32に導かれ、ロ
ータ外周面11に形成された吹き出し口103からエア
ギャップ2内に排出される。
【0006】一方、これらのロータ10とエアギャップ
2を介してロータ10の外側に設けられたステータの冷
却構造としては、半径方向外向き通風方式、半径方向内
向き通風方式、そして、二つの方式の組み合わせた複合
通風方式のものがある。以下、ステータの冷却構造につ
いて説明する。なお、ステータコイルの冷却方式は、ス
テータコイルを被覆した主絶縁材の外側から冷却する間
接冷却方式が代表的である。図56は半径方向外向き通
風方式のステータ上部縦断面の概略構成図である。ステ
ータ20は、薄い鋼板を積層したステータコア23とス
テータコイル(図示しない)とから構成されており、ま
たステータコア23は半径方向に延びた複数のステータ
用冷却ダクト22により軸方向に複数に分割されてい
る。上記半径方向外向き通風方式では、冷却ガスはステ
ータ内周面21上の各吸い込み口5からステータ用冷却
ダクト22へ導入され、ステータコイルとステータコア
23とを冷却し、ステータ外周面26から排出される。
【0007】図57は半径方向内向き通風方式の上部縦
断面の概略構成図である。ステータ20の構造は図56
の半径方向外向き通風方式の構造と同様である。冷却ガ
スはステータ外周面26からステータ用冷却ダクト22
内に導かれ、ステータコイルとステータコア23とを冷
却し、ステータ内周面21に上に設けた吹き出し口10
3からエアギャップ2内に排出される。
【0008】図58は複合通風方式のステータ上部縦断
面の概略構成図であり、ステータ20は排気ゾーン24
と吸気ゾーン25とに区分けされている。排気ゾーン2
4は図56に示した半径方向外向き通風方式と同様の構
造、通風方式であり、吸気ゾーン25は図57に示した
半径方向内向き通風方式と同様の構造、通風方式であ
る。
【0009】回転電機全体の通風冷却は、上述した通風
方式の組み合わせで構成される。以下、その例を示す。
図59はギャップピックアップ冷却方式(図53)と複
合通風方式(図58)とを組み合わせた通風方式の上部
縦断面の概略構成図である。冷却ガスが吸気ゾーン25
のステータ外表面26からステータ用冷却ダクト22内
に導かれ、ステータ内周面21に形成された吹き出し口
103からエアギャップ2内に排出される。エアギャッ
プ2内では排気された冷却ガスはロータ10の回転によ
り旋回速度が与えられ、ロータ外周面11の吸い込み口
5からロータ10のロータ用冷却ダクト12内に導かれ
る。ロータ冷却ダクト12内に流入した冷却ガスはロー
タコイルを冷却した後、ロータ外周面11の吹き出し口
103からエアギャップ2内に排出される。排出された
冷却ガスは排気ゾーン24のステータ内周面21の吸い
込み口5からステータ用冷却ダクト22内に導かれ、ス
テータ20を冷却後ステータ外周面26から排出され
る。
【0010】図60はラジアルフロー冷却方式(図5
4)と半径方向外向き通風方式(図56)とを組み合わ
せた冷却方式の上部縦断面の概略構成図である。ロータ
10の端部のサブスロット入口部35から冷却ガスはロ
ータ10内のサブスロット18に導かれ、その後冷却ガ
スは各ラジアルバス19においてロータコイルを冷却し
た後、ロータ外周面11の吹き出し口103からエアギ
ャップ2内に排出される。排出された冷却ガスはエアギ
ャップ2内で回転速度成分が減速されつつ、ステータ内
周面21の吸い込み口5からステータ20内のステータ
用冷却ダクト22に流入される。また、軸流ファン41
を通過した冷却ガスの一部は、エアギャップ2内に直接
流入され、エアギャップ2内ではロータ10の回転によ
り回転方向の速度が与えられ、旋回しながらエアギャッ
プ2内をロータ軸15に沿って流れ、順次分岐されなが
らステータ内周面21の吸い込み口5からステータ用冷
却ダクト22内に流入される。ステータ用冷却ダクト2
2に流入した冷却ガスは、ステータコイル、ステータコ
ア23を冷却後、ステータ外周面26から排出される。
【0011】以上のそれぞれの回転電機の通風冷却方式
では、回転電機運転時に、ロータコイル、ステータコイ
ル、ステータコア23が軸方向において一定温度以下に
均一に冷却され、かつ局所的な高温部(ホットスポッ
ト)を発生させないことが重要である。局所的な高温部
がロータ10に発生した場合には、熱変形によるロータ
10のロータ軸15のぶれを起こし、最終的には破損す
ることがある。また、ステータ20に局所的な高温部が
発生した場合には、絶縁性能の劣化、絶縁破壊を起こ
す。従って、ロータ10、ステータ20の全体を一定温
度以下に保ち、かつ局所的な高温部を発生させないため
には、各冷却ダクト12、31、32、22を流れる冷
却ガス流量を適正に分配する必要がある。また、冷却ガ
スのロータ10およびステータ20の軸方向の流量分布
に大きく影響するロータ外周面11およびステータ内周
面21間に形成されるエアギャップ2内の冷却ガス流を
制御する必要がある。そのため、ロータ外周面11もし
くはステータ内周面21に設けた各冷却ダクト12、3
1、32、22の吸い込み口5および吹き出し口103
には冷却ダクト12、31、32、22へ流入、流出す
る冷却ガスの流量を制御する様々な工夫がなされてい
る。
【0012】以下、冷却ガスの流量を制御した従来技術
の一例を説明する。図61は特開昭55-9906号公報に記
載された通風冷却機構を示すものである。この例では、
エアギャップ2内の吸い込み口5において、その冷却ガ
ス流の上流側に一定の幅を有し流路断面積を拡大させる
テーパ状の傾斜面3が形成されている。一方、ロータ外
周面11の吹き出し口103ではエアギャップ2内の冷
却ガス流の上流側に断面形状が平行四辺形の突起物10
4が取り付けられている。
【0013】この回転電機では、ロータ10が回転する
ことにより、エアギャップ2内ではロータ10に対して
冷却ガスの相対的な流れが発生する。冷却ガスは、傾斜
面3を通じて吸い込み口5からロータ10内部に導か
れ、ロータ用冷却ダクト12を流通しロータ10を冷却
した後、突起物104の背後に生じる死水領域Dの負圧
を利用した吹き出し口103によって、エアギャップ2
に排出される。
【0014】傾斜面3の上面を流れる冷却ガスは、図6
2に示すようにほぼ傾斜面3に沿って流れた後、吸い込
み口内壁面F部に衝突し、この付近の静圧が上昇し、こ
の冷却ガスはロータ用冷却ダクト12内部に流入する。
ただし、この傾斜面3による吸い込み口5の静圧上昇分
だけでは冷却ダクト12に十分な通風量を得るロータ用
冷却ダクト12の出入口圧力差は得られない。そこで、
この例では、ロータ用冷却ダクト12に流入する冷却ガ
スの流量は、冷却ガスが吸い込み口5で吸い込み口内壁
面Fに衝突することによる静圧上昇分と、吹き出し口1
03での突起物104背後に生じる剥離領域である死水
域Dの静圧低下分とを合わせたロータ用冷却ダクト12
の出入口圧力差に依存している。
【0015】ところで、吸い込み口内壁面Fにおける静
圧上昇は、傾斜面3におけるロータ外周面11に沿う流
れの偏向角度に依存する。従って、ギャップピックアッ
プ冷却方式において、ロータ10の温度の不均一を補正
するために、図62に示すように吸い込み口5のテーパ
状の傾斜面3の傾斜角度θを変化させて図63に示す特
性図(縦軸は有効ポンプ動力係数(圧力係数×流量係
数)、横軸は流路断面積拡大部3の傾斜角度θ)に従っ
て冷却ガスの吸い込み量を増減させるか、吹き出し口1
03の突起物104の上流側斜面Aもしくは下流側端面
Cの形状を変更する方策により、ロータ10の各所の冷
却ガス流量を適正に調整して、ロータ10全体にわたっ
て温度を均一に保っている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】近年の発電機の小型化
に伴う高密度化、またはロータ10の軸長の増大により
ロータ10、ステータ20の発熱量が増大し、ロータ1
0、ステータ20の高温化を防止するために冷却ガスの
流量コントロールが重要である。上述の回転電機では、
吸い込み口5の冷却ガスの吸い込み流量を増加させるに
は、傾斜面3の傾斜角度θを大きくする必要があるが、
傾斜角度θを大きくした際の効果には限界があり、流量
の大幅な増加は望めない。つまり、角度θが大きくなる
と傾斜面3で流れが剥離し、冷却ガス流が傾斜面3に沿
って偏向されなくなり、エアギャップ2内の冷却ガス流
の持つ動圧を吸い込み作用に利用できなくなるといった
問題点があった。
【0017】また、従来例における吹き出し口103に
おいて吹き出し流量を増加させるに、突起物104の大
きさを増大させるか、形状を変更させて、突起物104
の背後に生じる剥離領域である死水域Dを拡大させてい
るが、これらの方法は、軸トルクの増大およびエアギャ
ップ2内の冷却ガス流の圧力損失の増大といった、通風
冷却システム全体の流体損失増大を招き、回転電機の効
率を低下させるという問題点があった。
【0018】また、従来例のように軸方向の全ての吹き
出し口103に突起物104が設置された場合にはロー
タ10を一定の回転数を維持させようとしたときには軸
トルクを増大させなければならないといった問題点もあ
った。さらに、従来例では突起物104の上流側斜面A
および下流側端面Cの方向がロータ軸15の垂直断面に
沿って設置されており、ロータ軸15の回転方向に加え
てロータ軸方向成分の流れ成分が存在するエアギャップ
2内の冷却ガス流では、その方向が突起物104の設置
方向と一致せず、突起物104による流量増加作用が小
さいといった問題点もあった。
【0019】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題とするものであって、この発明の第1の目
的は、吸い込み口からの吸い込み効率もしくは吹き出し
口からの吹き出し効率が向上した回転電機を得るもので
ある。
【0020】また、第2の目的は、軸トルクの増大を抑
制した回転電機を得るものである。
【0021】また、第3の目的は、ロータおよびステー
タ内部の温度分布が均一の回転電機の得るものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明の回転電機は、
内部に冷却ガスが流通するロータ用冷却ダクトを有する
ロータと、このロータの外周側にエアギャップを介して
設けられているとともに内部に冷却ガスが流通するステ
ータ用冷却ダクトを有するステータと、前記ロータ用冷
却ダクトの前記エアギャップに臨んだ冷却ガスの吸い込
み口および前記ステータ用冷却ダクトのエアギャップに
臨んだ冷却ガスの吸い込み口の少なくとも一方のエアギ
ャップ内の冷却ガス流の下流側に設けられ冷却ガスを吸
い込み口に導く突起物とを備えたものである。
【0023】また、吸い込み口用の突起物は吸い込み口
の一部を囲っている。
【0024】また、吸い込み口用の突起物の内壁面は冷
却ガス流に沿って曲面形状である。
【0025】また、冷却ガスが衝突する吸い込み口用の
突起物の先端部は鋭角である。
【0026】また、吸い込み口の上流側には冷却ガス流
を冷却ダクト側に偏向させるとともに冷却ガス流の流路
断面積を拡大させる傾斜面が形成されている。
【0027】また、吸い込み口の傾斜面は曲面形状であ
る。
【0028】また、この発明の回転電機は、内部に冷却
ガスが流通するロータ用冷却ダクトを有するロータと、
このロータの外周側にエアギャップを介して設けられて
いるとともに内部に冷却ガスが流通するステータ用冷却
ダクトを有するステータと、前記ロータ用冷却ダクトの
前記エアギャップに臨んだ冷却ガスの吹き出し口および
前記ステータ用冷却ダクトのエアギャップに臨んだ冷却
ガスの吹き出し口の少なくとも一方の前記エアギャップ
内の冷却ガス流の上流側に設けられているとともに吹き
出し口から噴出される噴出冷却ガス流をエアギャップ内
に導く突起物とを備え、また前記突起物はコーナ部が削
除されて前記ロータの回転方向の投影面積が小さい形状
になっているものである。
【0029】また、吹き出し口用の突起物は吹き出し口
の一部を囲っている。
【0030】また、吹き出し口用の突起物の内壁面は冷
却ガスの流れ方向に沿って曲面形状である。
【0031】また、吹き出し口の下流側には噴出冷却ガ
ス流の流路断面積を拡大させる傾斜面が形成されてい
る。
【0032】また、吹き出し口に形成された傾斜面は曲
面形状である。
【0033】また、突起物は冷却ガス流に対して冷却ガ
スが直角の角度で衝突するようになっている。
【0034】また、ロータのホットスポットになると予
測される領域およびステータのホットスポットになると
予測される領域には、他の領域と比較して突起物が多数
個設置されている。
【0035】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す、
ギャップピックアップ冷却方式を用いたタービン発電機
の一部切り欠き斜視図、図2(a)は図1の要部斜視
図、図2(b)は図2(a)の縦断面図、図2(c)は
図2(a)の平面図である。円筒状のステータ20内に
は円柱状のロータ10が組み込まれている。ロータ外周
面11には吸い込み口5および吹き出し口103が形成
されている。ロータ外周面11とステータ内周面21と
の間に形成されたエアギャップ2内ではロータ10に三
角柱状の突起物4Aが設置されている。突起物4Aは、
吸い込み口5の下流側壁面と、突起物4Aの上流側側面
(ロータ外周面11に垂直)とを一致させてロータ10
に固着されている。
【0036】上記実施の形態では、ロータ10の回転で
生じるロータ外周面11の壁面剪断力により、冷却ガス
の粘性を有する冷却ガスはエアギャップ2内でロータ1
0の周方向に加速され、冷却ガス流が生じる。図3はエ
アギャップ2内の速度分布の測定結果を示す。縦軸は冷
却ガスのロータ周方向流速Vをロータ外周面における周
速度VRで除した無次元速度V/ VR、横軸はエアギャ
ップ2内のギャップ幅方向の距離xをギャップ幅Lで除
した無次元距離x/Lである。ロータ外周面11、ステ
ータ内周面21付近の境界層の影響を受ける領域以外で
は、ロータ10の周方向の冷却ガス流102の平均流速
はロータ外周面速度の約1/2であることが判る。
【0037】上記構成のタービン発電機では、ロータ1
0の回転方向に加速されたエアギャップ2内の冷却ガス
流102は、吸い込み口5の冷却ガス流102の下流側
に取り付けられた突起物4Aの壁面51に衝突して、吸
い込み口5へ流入する。冷却ガス流102が突起物4A
に衝突することにより、冷却ガスが持つ動圧が静圧に変
換され吸い込み口内壁Fの上部の静圧が上昇するので吸
い込み流量が増大する。
【0038】図4には突起物4Aの壁面51の高さHと
吸い込み流量との関係を示す図であり、縦軸は流量係数
で、突起物4Aを設けた場合の吸い込み流量Qを突起物
4Aを設置しないときの吸い込み流量Q0で除した無次
元流量Q/ Q0である。横軸は突起物4Aの高さHを吸
い込み口5の直径dで除した無次元高さH/dである。
この時、突起物4Aの幅はWで一定とした。測定結果よ
り、無次元距離H/dが増加するに伴い、無次元流量Q
/ Q0は単調に増加する。この図から、吸い込み口5の
冷却ガス流102の下流側に、壁面51のより高い突起
物4Aを設置することにより、吸い込み口5からの冷却
ガスの吸い込み流量が増加することが判る。
【0039】次に、突起物4Aの設置に伴う軸トルクの
増大について述べる。ロータ10に突起物4Aを設置さ
せたとき、ロータ10の回転数を一定に維持させようと
したときには軸トルクを増大させなければならないが、
突起物4Aの設置によるその軸トルクの増大は、突起物
4Aにエアギャップ2内の冷却ガス流102が衝突する
ことに起因する。従って、突起物4Aの設置による軸ト
ルクの増大量は、突起物4Aの壁面51にエアギャップ
2内の冷却ガス流102が衝突する速度と、ロータ外周
面11の回転速度との相対速度差による動圧と、複数個
の突起物4Aのロータ10の回転方向の投影面積の総和
の積で決まる。そして、突起物4Aの設置による軸トル
クの増大量ΔTは次式で定まる。 ΔT=nSPR‥‥‥‥‥‥(1) なお、nは突起物4Aの設置個数、Sは突起物4Aのロ
ータ回転方向への投影面積、Pはエアギャップ2内の冷
却ガス流102の流速とロータ外周面速度との相対速度
差動圧、Rはロータ10の外周半径である。
【0040】上式から分かるように、ロータ10の回転
数を一定に維持させようとしたときの、突起物4Aの設
置による軸トルクの増大量ΔTは、突起物4Aの設置個
数nおよび突起物4Aのロータ回転方向への投影面積S
に比例して増加する。従って、同一の冷却ダクトの通風
流量増加率が得られるなら、突起物4Aの設置個数nを
少なくし、また突起物4Aをロータ回転方向への投影面
積Sを小さくすることにより、軸トルクの増大量ΔTを
減少させることができる。
【0041】また、突起物4Aの壁面51が図2に示す
ように長方形の場合には、突起物4Aのロータ回転方向
への投影面積Sは以下の式で表される S=W×H‥‥‥‥‥‥(2) また、エアギャップ2内の冷却ガス流102の流速とロ
ータ外周面速度との相対速度差に起因する動圧Pは、相
対速度差をVs、冷却ガスの密度をρとすると、以下の
式で定まる。 P=(1/2)ρVs2‥‥‥‥(3)
【0042】空気冷却方式の回転電機である発電機の運
転条件が、発電容量50MW、60Hz、発電効率9
8.5%、ステータコア長3m、ロータ直径1.0mの
とき、発電機の軸トルクTはT=8.4×105Nmで
ある。突起物4Aの垂直方向の射影面の寸法を高さH=
5mm、幅W=16mmとしたとき、ロータ外周面11
の冷却ダクト入口に突起物4Aを総数n=720個設置
した場合には、ΔT=35Nmとなり、全体の軸トルク
Tに対して占める割合は微少である。一方、突起物4A
を有しない、フラットタイプの発電機において、通風冷
却に起因する軸トルクTωは、エアギャップ2内の冷却
ガスの摩擦損失とロータ10のポンプ作用分との和で決
められる。そして、エアギャップ2内の摩擦損失値に起
因する軸トルクは75Nm 、ロータ10のポンプ作用
に起因する軸トルクは440Nmである。従って、通風
冷却に費やす軸トルクTωは515Nm(75Nm+4
40Nm)であり、突起物4Aの設置によるトルク増大
量ΔT(35Nm)はTω(515Nm)と比較して小
さな値である。
【0043】実施の形態2.図5(a)はこの発明の実
施の形態2を示すタービン発電機の部分斜視図、図5
(b)は図5(a)の縦断面図、図5(c)は図5
(a)の平面図である。この実施の形態では吸い込み口
5がギャップピックアップ冷却方式のロータ外周面11
に形成されている。吸い込み口5の冷却ガス流102の
下流側に突起物4Bが設置されている。断面コの字状の
突起物4Bは、壁面51および側壁面52により構成さ
れており、また吸い込み口5の一部を囲っているととも
に、開口部61が形成している。突起物4Bの各寸法
は、高さH、幅Wであり、開口部61の高さHi、開口
部61の幅Wiである。この実施の形態では、突起物4
Bの先端面53は幅を有するため、突起物4Bの高さH
に対して突起物4Bの開口部61高さHiは小さくな
る。
【0044】図6は開口部高さHiと吸い込み流量Qと
の関係を示す。縦軸は流量係数で、突起物4Bを設けた
場合の吸い込み流量Qを突起物4Bを設置しないときの
吸い込み流量Q0で除した無次元流量Q/Q0であり、横
軸は開口部61高さHiを吸い込み口5の直径dで除し
た無次元高さである。開口部高さHiが増加するに伴い
吸い込み流量Qも増加する。なお、同図に実施の形態1
のグラフを並記する。実施の形態1に比べて、この実施
の形態2の突起物4Bの方が吸い込み流量の増加率が大
きいことが分かる。
【0045】この実施の形態では、ロータ外周面11に
沿う冷却ガス流102は突起物4Bの壁面51、側壁面
52および先端面53に衝突し、冷却ガスの動圧が静圧
に変換される。壁面51および側壁面52における静圧
上昇により吸い込み口5の近傍の静圧は大きくなり冷却
ガス流102の吸い込み口5への流入は促され、吸い込
み効率が向上する。実施の形態1においては壁面51上
部および両側端から逃げた冷却ガスも側壁面52におい
て効率よく静圧上昇に寄与するため、より効果的であ
る。
【0046】実施の形態3.また、図7(a)、図7
(b)に示すように突起物4Cの壁面51が曲面状にな
っている場合には、冷却ガス流102は壁面51に沿っ
て徐々に偏向され、静圧に変換されることなく冷却ガス
は円滑に吸い込み口5に流入する。従って、図5に示し
た実施の形態1の壁面51における静圧上昇による軸ト
ルクを増加させることなく、冷却ガス流102の吸い込
み流量を増加させることができる。
【0047】実施の形態4.図8(a)はこの発明の実
施の形態4の回転電機の要部斜視図、図8(b)は図8
(a)の縦断面図、図8(c)は図8(a)の平面図で
ある。この実施の形態では、突起物4Dの壁面51が曲
面状になっていると共に、側壁面52の内側は開口部6
1から奥へ行くに従ってその幅が徐々に小さくなってい
る。更に、突起物4Dの先端部53は鋭角になってい
る。
【0048】この実施の形態では、突起物4Dの先端部
53はエッジ状になっており、冷却ガスが突起物4Dを
通じて吸い込み口5に円滑に流入されており、冷却ガス
の静圧が増大することはなく、実施の形態3の突起物4
Cと比較してさらに軸トルクの増大を抑えることができ
る。また、突起物4Dの高さHが吸い込み口5の開口部
61高さHiと同一であり、突起物4Dの幅Wが開口部
61の幅Wiと同一であるとしたときには、開口部61
の面積は大きく、冷却ガス流102の吸い込み口5から
の吸い込み流量をより増加させることができる。
【0049】実施の形態5.図9(a)はこの発明の実
施の形態5の回転電機の要部斜視図、図9(b)は図9
(a)の縦断面図、図9(c)は図9(a)の平面図で
ある。この実施の形態では、吸い込み口5においてエア
ギャップ2内の冷却ガス流102の上流側に直線上の傾
斜面200が形成されている。
【0050】この実施の形態では、ロータ10が回転す
ることにより、冷却ガスの粘性によるロータ外周面11
上での壁面剪断力により、エアギャップ2内に周方向に
加速された冷却ガス流102が発生し、この冷却ガスは
吸い込み口5に流入される。この際、冷却ガスは傾斜面
200に沿って偏向されると同時に、吸い込み口5の冷
却ガス流102の下流側の壁面5aおよび突起物4Aの
壁面51に衝突し、冷却ガス流102の有する動圧の
内、壁面51に対して垂直な成分が静圧に変化され、吸
い込み口5の静圧は高められる。
【0051】このように、傾斜面200により冷却ガス
流102の向きが偏向し、冷却ガスの持つ動圧の一部
は、そのまま吸い込み口5への流入に用いられるため、
吸い込み口5の壁面5aおよび突起物4Aの壁面51に
冷却ガスが衝突することによる吸い込み口5の静圧の増
大と相俟って、冷却ガス流102の吸い込み口5からの
流入量は増大する。また、冷却ガス流102が吸い込み
口5においてロータ10の周方向の流れから分岐すると
きの流体の損失は吸い込み口5での流れの速度の2乗の
関数になることが知られており、吸い込み口5に傾斜面
200を形成することにより、吸い込み口5での流体の
損失を減少させることができる。
【0052】また、図10(a)、図10(b)および
図10(c)に示すように、図6(a)に示した突起物
4Bを傾斜面200を有する吸い込み口5に設けてもよ
い。また、図11(a)、図11(b)および図11
(c)に示すように、図7(a)に示した突起物4Cを
傾斜面200を有する吸い込み口5に設けてもよい。ま
た、図12(a)、図12(b)および図12(c)に
示すように、図8(a)に示した突起物4Dを傾斜面2
00を有する吸い込み口5に設けてもよい。
【0053】実施の形態6.また、図13(a)、図1
3(b)に示すように図9(a)、図9(b)に示した
傾斜面200を曲面形状の傾斜面201にしてもよい。
また、図14(a)、図14(b)に示すように図10
(a)、図10(b)に示した傾斜面200を曲面形状
の傾斜面201にしてもよい。また、図15(a)、図
15(b)に示すように図11(a)、図11(b)に
示した傾斜面200を曲面形状の傾斜面201にしても
よい。また、図16(a)、図16(b)に示すように
図12(a)、図12(b)に示した傾斜面200を曲
面形状の傾斜面201にしてもよい。
【0054】上記の図13(a)〜図16(b)に示す
ように傾斜面201を曲面状にすることにより、傾斜面
201では、冷却ガス流102は滑らかに偏向されるの
で、冷却ガス流102の剥離は防止され、冷却ガス流1
02は円滑に吸い込み口5に流入され、さらに吸い込み
流量を増大させることができる。
【0055】なお、上記の各実施の形態では吸い込み口
5の断面形状が円形である場合について説明したが、例
えば矩形状の断面形状であってもよい。また、突起物4
A〜4Dの幅寸法は吸い込み口5の幅寸法よりも大きく
してもよい。また、上記各実施の形態ではロータ外周面
11の吸い込み口5に突起物4A〜4Dを設けた場合に
ついて説明したが、ステータ内周面21の吸い込み口5
に突起物4A〜4Dを設けた場合でも同様の効果を得る
ことができる。
【0056】実施の形態7.さて、回転電機内部には、
前述した吸い込み口5と共に吹き出し口が存在する。そ
こで、以降では吹き出し口の最適化に関し述べることと
する。実施の形態7を説明する前に、吹き出し口103
の冷却ガス流102の上流側に突起物を設けたときの冷
却ガスの挙動について説明する。図17は従来例である
回転電機の吹き出し口近傍の斜視図、図18は図17の
縦断面図、図19は図17の平面図であり、図におい
て、101は噴出冷却ガス流、104は吹き出し口10
3の冷却ガス流102の上流側に設けられた突起物であ
り、この突起物104により、噴出冷却ガス流101を
エアギャップ2内に噴出する際の圧力損失を抑制してい
る。
【0057】この例では、ロータ10が回転することに
より、ロータ外周面11で壁面せん断力が発生し、エア
ギャップ2内の冷却ガスが加速され、エアギャップ2内
にロータ周方向の冷却ガス流102が発生する。ここ
で、前述の図3に示したように、周方向の流れの平均流
速は実験によりロータ外周面速度の略1/2であること
が確認されている。図20は形成された旋回流、即ちエ
アギャップ2内の冷却ガス流102の様子を図示したも
のであり、図中110はロータ10上にとった回転座標
系からみた流速分布である。エアギャップ2内の冷却ガ
ス流102は流速分布110に示されるように、ステー
タ内周面21およびロータ外周面11近傍には急峻な流
速勾配を有する乱流境界層が発達する。従って、吹き出
し口103からエアギャップ2に向けて噴出される噴出
冷却ガス流101は、この境界層を打ち破るために大き
なエネルギーを要する。換言すれば、噴出冷却ガス流1
01は、噴出の際に圧力損失を生じることになる。
【0058】吹き出し口103の冷却ガス流102の上
流側に突起物104を設けた場合において、図21はロ
ータ10の回転座標系からみた流速分布図であり、回転
方向に加速されたエアギャップ2内の冷却ガス流102
は突起物104に衝突して、その斜面121に沿って上
方へ偏向され、さらに突起物104の上端に達した後剥
離する。この剥離現象に伴い、突起物104の下流(吹
き出し口103の上部)の速度分布は図中の速度分布1
11のように逆流域が生じ、死水域112が形成され
る。この死水域112では、エアギャップ2内の冷却ガ
ス流102の流速は主流流速(ロータ壁面周速の約1/
2)と比較して微々たるものである。また、死水域11
2内の静圧は低くなっている。即ち、乱流剪断層が強け
れば強いほど、それを打ち破って流体を噴出させるのに
要するエネルギーは大きいことを考えれば、突起物10
4によって形成される死水域112に噴出冷却ガス流1
01を噴出するには小さなエネルギーで十分であること
は明らかである。つまり、突起物104を吹き出し口1
03の冷却ガス流102の上流側に設けることにより、
噴出冷却ガス流101をエアギャップ2内に噴出する際
の圧力損失は抑制される。
【0059】しかしながら、ロータ外周面11から突起
物104を突出させることにより、一定の回転数を維持
してロータ10を回転させようとしたときには、ロータ
回転軸を回転させる軸トルクを増大させなければならな
い。その軸トルク増大量の算出方法については前述した
通りである。
【0060】実施の形態7の発明はこの軸トルク上昇を
低減するための発明であり、以下、図22ないし図24
について説明する。図17の突起物104はロータ回転
方向投影形状が矩形状であり、突起物104に働く流体
圧力に起因する軸トルクが大きかったが、図22に示す
ようにこの実施の形態の突起物104Aは四面体型であ
り、その投影形状がコーナ部が削除された三角形状で面
積が小さくなっており、突起物104Aの設置による軸
トルク増加を抑制している。なお、図23は図22の断
面図である。
【0061】この実施の形態では、図17に示した三角
柱型の突起物104と同様に、噴出冷却ガス流101を
エアギャップ2内に噴出する際の圧力損失が抑制されて
いるとともに、突起物104Aの形状を四面体とし、投
影面113を四角形から三角形へと面積を減少させたた
め、突起物104Aを設置することによって発生する軸
トルクの増大を低減させることができる。
【0062】実施の形態8.図24は同様に軸トルク低
減を目的とした突起物104Bの例を示したものであ
る。この突起物104Bの全体形状は半円錘型であり、
投影面の形状をそのコーナ部が削除された半円形とする
ことで、突起物104Bのロータ回転方向への投影面積
を減少させ、突起物104Bを設置することによって発
生する軸トルクの増大を低減させることができる。
【0063】実施の形態9.突起物104の役割は、エ
アギャップ2内の冷却ガス流102を排除して死水域1
12を形成することであり、吹き出し口103の一部を
覆うカバー形状であってもよい。例えば図25は冷却ガ
ス流102に対して垂直断面形状がコ字状の突起物10
4Cの斜視図、図26は図25の断面図、図27は冷却
ガス流102に対して垂直断面形状が三角山形状の突起
物104Dの斜視図、図28は図27の断面図、図29
は半円錘型の突起物104Eの斜視図、図30は1/4
球型の突起物104Fの斜視図、図31は図30の断面
図である。これらのカバー型の突起物104A〜104
Fを採用することにより、吹き出し口103の一部を囲
うようにロータ外周面11に取り付けることができるた
め、ロータ外周面11における突起物104A〜104
F設置用のスペースが小さくてすみ、突起物104A〜
104F設置のためロータ10の周方向の寸法(ロータ
10の直径)をわざわざ大きくする必要がない。
【0064】また、図25〜図31から分かるように、
吹き出し口103から噴出された噴出冷却ガス流101
の方向が突起物104C、104D、104E、104
Fの内壁面122に沿ってエアギャップ2内の冷却ガス
流102の方向に偏向されるため、ロータ用冷却ダクト
12内の冷却ガスの動圧を直接吹き出しに利用すること
ができ、エアギャップ2内の冷却ガス流102の剥離領
域の大きさに関係なく、噴出冷却ガス流101の吹き出
し流量が増加する。
【0065】なお、上記の実施の形態7ないし実施の形
態9ではロータ外周面11に形成された吹き出し口10
3の冷却ガス流102上流側に突起物104A、104
B、104C、104D、104E、104Fを設けた
場合について説明したが、ステータ内周面21の吹き出
し口103の上流側に突起物を設けた場合についても同
様の効果が得られるのは勿論である。
【0066】実施の形態10.次に、この発明の実施の
形態10を図について説明する。図32はこの実施の形
態の回転電機の要部斜視図、図33は図32の縦断面
図、図34は図32の平面図であり、図17ないし図1
9に示したものに、さらに、吹き出し口103の冷却ガ
ス流102の下流側に傾斜面200が形成されている。
図33中のβはロータ外周面11と傾斜面200とが交
差する角度である。
【0067】次に、動作について説明する。ロータ中心
部から半径方向に向かって流れる噴出冷却ガス流101
は、吹き出し口103の流路がロータ外周面11に対し
て垂直となるように設けられているため、エアギャップ
2内の冷却ガス流102の流れ方向とは垂直にエアギャ
ップ2内に噴出される。ここで、吹き出し口103の流
路幅が、ロータ外周面11に向かって滑らかに拡大する
ように施され、エアギャップ2内へ噴出する際の噴出冷
却ガス流101の吹き出し角度が変わる。これは、角度
βが鋭角になるように滑らかに拡大するよう設計されて
いるため、噴出冷却ガス101はロータ外周面11から
離れず傾斜面200に沿って流れ、吹き出しの際のエア
ギャップ2内の冷却ガス流102に対して垂直な速度成
分が低減され、流体の衝突に伴う圧力損失も低減され
る。また、傾斜面200を形成することにより、流路が
拡大して噴出冷却ガス流101の吹き出し口103から
の吹き出し速度が低減される。合流流路における合流に
よる流体の圧力損失は、一般的に流速が小さいほど小さ
くなることは周知であり、流速低減は噴出冷却ガス10
1の吹き出しに伴う合流圧力損失を低減させ、吹き出し
流量を増大させることができる。
【0068】実施の形態11.図32〜図34の突起物
104の形状は三角柱型であったが、三角柱形状に勿論
限定されるものではない。その例として、図35から図
40には各突起物104A〜104Fと傾斜面200と
を組み合わせ例を示す。図35の突起物104Aは四面
体型の形状をしており、図36の突起物104Bは半円
錘型の形状をしており、図37の突起物104Cはカバ
ー状三角柱型の形状をしており、図38はその縦断面図
である。また、図39の突起物104Fはカバー状1/
4球型の形状をしており、図40はその縦断面図であ
る。なお、実施の形態10、11の傾斜面200はフラ
ット形状であったが、曲面形状であってもよい。
【0069】実施の形態12.図41の傾斜面202は
ロータ10の周方向に沿って流路断面積が拡大してお
り、吹き出し口103の全体形状は楕円形状になってい
る。
【0070】この傾斜面202を有する吹き出し口10
3でも噴出冷却ガス流101の吹き出し方向がロータ外
周面11に沿う方向へ偏向され、さらに流路断面積増加
により吹き出し流速が低減されることになり、噴出冷却
ガス101の吹き出しに伴う合流圧力損失は低減され、
吹き出し口103からの吹き出し流量を増大させること
ができる。
【0071】この形状の傾斜面202を有する吹き出し
口103に各突起物104A、104B、104C、1
04Fを設けてもよいのは勿論である。図42は四面体
型の突起物104Aを設けたときの図、図43は半円錘
型の突起物104Bを設けたときの図、図44はカバー
状三角柱型の突起物104Cを設けたときの図であり、
図45は図44の縦断面図である。また、図46はカバ
ー状1/4球型の突起物104Fを設けたときの図、図
47は図46の縦断面図である。なお、上記の各実施の
形態ではロータ外周面11に突起物104A、104
B、104Cおよび104Fを設けた場合について説明
したが、突起物104D、突起物104Eであってもよ
く、またこれらの突起物104A、104B、104
C、104D、104Eをステータ内周面21に設けた
場合にも同様の効果が得られるのは勿論である。
【0072】実施の形態13.図48(a)はこの発明
の実施の形態13を示すロータ外周面11の平面図であ
り、実施の形態13のロータ外周面11の吹き出し口1
03の周囲に設けた突起物104の設置方向、傾斜面2
00の傾斜方向をエアギャップ2内の冷却ガス流102
の方向に一致させたものである。図49(a)は図48
(a)の吹き出し口103近傍の拡大図を示し、突起物
104の設置方向を示す矢印141上には傾斜面200
を有する吹き出し口103が形成されている。
【0073】ラジアルフロー冷却方式と半径方向外向き
通風方式とを組み合わせた先に説明した図60の通風冷
却方式の場合を例にとり、冷却ガス流102の方向性に
ついて説明する。ファン41から流入した冷却ガスの一
部はエアギャップ2の端部からエアギャップ2内へ直接
流入する。その時のエアギャップ2の端部付近の冷却ガ
ス流102の速度ベクトルVは、図49(b)の速度ベ
クトル図に示すように、冷却ガス流102のロータ軸方
向の速度成分Vaとロータ周方向の速度成分Vbとの合
成ベクトルであり、ロータ軸15に対して直角方向を示
す矢印142と角度αをなす。この時、ロータ周方向の
冷却ガスの速度成分Vbは前述のようにロータ10の回
転周速の1/2である。
【0074】図48(b)ではエアギャップ2内におけ
る冷却ガス流102のロータ軸方向の速度成分Vaの状
態を示す。なお、この図において縦軸はエアギャップ2
内の冷却ガス流102の軸方向の速度成分Vaをロータ
端部のエアギャップ2内の冷却ガス流の軸方向の速度成
分Va0で除した無次元速度、横軸はロータ軸15の位
置である。エアギャップ2の端部から流入した冷却ガス
流102は、ロータ外周面11の吹き出し口103から
流出する冷却ガスと混合し、更にステータ内周面21に
設けた吸い込み口5で吸い込み流として分岐を繰り返し
ながらロータ10の中央部へ到達する。この際、冷却ガ
ス流102のロータ軸方向の速度成分Vaは図48
(b)に示すようにロータ10の中央に接近するに従い
減少する。同様に、図48(c)(縦軸はエアギャップ
2内の冷却ガス流102の方向とロータ軸直角方向の成
す角αをロータ端部におけるエアギャップ2内の冷却ガ
ス流102の方向とロータ軸直角方向の成す角α0で除
した無次元角度、縦軸はロータ軸15の位置)に示すよ
うに、角度αもロータ端部で最大値をとりロータ10の
中央部に向かって徐々に減少し、ロータ10の中央部で
角度0となる。
【0075】図49(c)に示すように、冷却ガス流1
02がロータ軸方向の速度成分を持つエアギャップ2内
において、突起物104および傾斜面200をロータ軸
15に対して直角方向の矢印142上に設置すると、突
起物104および傾斜面20上の矢印142と冷却ガス
流102の方向を示す矢印143とは角度α3をなす。
【0076】図50は吹き出し流量Qを突起物104お
よび傾斜面200の配設方向とエアギャップ2内の冷却
ガス流102の方向とが一致した時の吹き出し流量Qma
xで除した無次元流量を縦軸に示し、横軸に図49
(c)の角度α3を示しており、この図から判るように
角度α3が大きいと吹き出し流量が減少することが判
る。このことから判るように、角度α3を小さくするこ
と、つまり突起物104および傾斜面200の配設方向
をエアギャップ2内の冷却ガス流102の方向により近
づけることにより、吹き出し口103からの冷却ガスの
吹き出し効率が向上し、突起物104および傾斜面20
0の配設方向をエアギャップ2内の冷却ガス流102の
方向と一致させたときには、吹き出し口103からの冷
却ガスの吹き出し効率が最大となる。
【0077】なお、この実施の形態は、実施の形態1な
いし実施の形態12にも同様に適用できるのは勿論であ
る。また、この実施の形態は、ステータ内周面21に設
けた吸い込み口5もしくは吹き出し口103にも適用で
きるのは勿論である。
【0078】実施の形態14.図51(a)はこの発明
の実施の形態14を示すロータ外周面11の平面図、図
51(b)は図51(a)の縦断面構成図である。この
実施の形態では前述のギャップピックアップ冷却方式の
ロータ10のロータ外周面11において、ホットスポッ
トの発生が予測される領域に実施の形態5の突起物4A
(図9)および実施の形態10の突起物104(図3
2)が多数配設されている。つまり、傾斜面200を有
する吸い込み口5の冷却ガス流102の下流側に突起物
4Aが設けられており、傾斜面200を有する吹き出し
口103の冷却ガス流102の上流側に突起物104が
設けられている。
【0079】回転電機の運転時には、冷却ガス流量分配
の偏り等のため、局所的な高温部(ホットスポット16
1)が発生する。前述のようにホットスポット161の
発生は、回転電機の絶縁不良やロータ軸ぶれによる破壊
につながる要因となる。このホットスポット161の発
生箇所は経験的に分かっており、この箇所に突起物4
A、104を多数配設することにより、この箇所での冷
却ガス流量の増加を図り、冷却性能を高め、ホットスポ
ットの発生を防止することができる。
【0080】図52はロータ10内におけるロータコイ
ル温度分布を示す図であり、縦軸はロータコイル温度、
横軸はロータ10の軸方向の位置を示している。グラフ
の一点鎖線162は突起物4A、104をロータ外周面
11に均等に配設したときのロータコイルの温度分布を
示しており、実線163はこの実施の形態のときのロー
タコイルの温度分布である。この図から分かるように、
ホットスポット部に、突起物4A、104を多数配設す
ることにより、ロータコイルの温度分布を適正化するこ
とができる。
【0081】なお、この実施の形態は、実施の形態1な
いし実施の形態13の何れにも適用できるのは勿論であ
る。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の回転電
機によれば、内部に冷却ガスが流通するロータ用冷却ダ
クトを有するロータと、このロータの外周側にエアギャ
ップを介して設けられているとともに内部に冷却ガスが
流通するステータ用冷却ダクトを有するステータと、前
記ロータ用冷却ダクトの前記エアギャップに臨んだ冷却
ガスの吸い込み口および前記ステータ用冷却ダクトのエ
アギャップに臨んだ冷却ガスの吸い込み口の少なくとも
一方のエアギャップ内の冷却ガス流の下流側に設けられ
冷却ガス流を吸い込み口に導く突起物とを備えたことに
より、エアギャップ内を旋回しながら流れる冷却ガス流
が突起物に衝突し、冷却ガス流が持つ動圧が静圧に変換
され、吸い込み口での静圧が上昇するので、吸い込み口
からの冷却ガス流の吸い込み流量が増大し、ロータ、ス
テータの冷却効率が向上する。
【0083】また、吸い込み口用の突起物が吸い込み口
の一部を囲っているときには、突起物に衝突した冷却ガ
ス流が持つ動圧がより効率よく静圧に変換され、吸い込
み口から吸い込まれる冷却ガス流の流量がより増大し、
ロータ、ステータの冷却効率がより向上する。
【0084】また、吸い込み口用の突起物の内壁面が冷
却ガス流の方向に沿った曲面形状であるときには、冷却
ガス流は内壁面に沿って徐々に偏向されながら吸い込み
口に効率よく導かれ、冷却ガス流の吸い込み口からの吸
い込み流量の増大によりロータ、ステータの冷却効率が
向上する。また、冷却ガス流が突起物に衝突して静圧が
大きく上昇するようなことはなく、突起物における静圧
上昇による軸トルクの増大(但し、ロータ軸の回転数が
一定である)を抑制することができる。
【0085】また、冷却ガスが衝突する吸い込み口用の
突起物の先端部は鋭角形状であるときには、冷却ガスが
突起物の先端部に衝突したときの圧力損失は殆どなく、
冷却ガス流の持つ動圧は吸い込み口への流入に用いるこ
とができ、吸い込み口からの冷却ガス流の流入量を増大
させることができ、ロータ、ステータの冷却効率が向上
する。
【0086】また、吸い込み口へ冷却ガス流が流入する
ときの圧力損失は吸い込み口での流速の2乗の関数であ
るが、冷却ガス流を冷却ダクト側に偏向させるとともに
冷却ガスの流路断面積を拡大させる傾斜面を吸い込み口
の上流側に形成したときには、吸い込み口での流速が低
下するので、吸い込み口における冷却ガスの圧力損失を
低く抑えることができ、吸い込み流量を増大させること
ができる。
【0087】また、吸い込み口の傾斜面は曲面形状であ
るときには、冷却ガス流は滑らかに冷却ダクト側に偏向
し、冷却ガス流の傾斜面からの剥離による圧力損失を防
止することができ、冷却ガスの持つ動圧はそのまま冷却
ガスの吸い込み流に利用できる。
【0088】また、この発明の回転電機によれば、内部
に冷却ガスが流通するロータ用冷却ダクトを有するロー
タと、このロータの外周側にエアギャップを介して設け
られているとともに内部に冷却ガスが流通するステータ
用冷却ダクトを有するステータと、前記ロータ用冷却ダ
クトの前記エアギャップに臨んだ冷却ガスの吹き出し口
および前記ステータ用冷却ダクトのエアギャップに臨ん
だ冷却ガスの吹き出し口の少なくとも一方のエアギャッ
プ内の冷却ガス流の上流側に設けられている突起物とを
備えたので、吹き出し口からエアギャップ内に噴出冷却
ガス流が噴出される際の噴出冷却ガス流の圧力損失は小
さくてすみ、吹き出し口からの噴出冷却ガス流の吹き出
し流量を増大させることができる。また、突起物はコー
ナ部が削除されロータの回転方向に投影したときの投影
面積が小さくなる形状であるので、突起物の設置に伴い
発生する軸トルクの増大を抑制することができる。
【0089】また、吹き出し口用の突起物が吹き出し口
の一部を囲っているときには、冷却ガス流の方向の寸法
をコンパクト化することができる。
【0090】また、吹き出し口用の突起物の内壁面が噴
出冷却ガス流の方向に沿った曲面形状であるときには、
噴出冷却ガス流は内壁面に沿って円滑に流れ、噴出冷却
ガス流の持つ動圧はそのまま吹き出し口からの噴出冷却
ガスの噴出に利用され、吹き出し口からの噴出冷却ガス
流の吹き出し流量が増大する。
【0091】また、吹き出し口の下流側に冷却ガス流の
流路断面積を拡大させる傾斜面を形成したときには、噴
出冷却ガス流は傾斜面から剥離することなく傾斜面に沿
って流れ、吹き出しの際のエアギャップ内の冷却ガスの
流れ方向に対して垂直な速度成分は低減され、冷却ガス
流と噴出冷却ガス流との衝突に伴う圧力損失は低減され
る。また、合流流路における流体の圧力損失は流速が小
さい程合流による圧力損失が小さいが、流路断面積の拡
大に伴う流速低減は噴出冷却ガス流の吹き出しに伴う合
流圧力損失を低減させ、吹き出し口からの噴出冷却ガス
流の吹き出し流量が増大する。
【0092】また、吹き出し口に形成された傾斜面が曲
面形状であるときには、噴出冷却ガス流は傾斜面から剥
離することなく、噴出冷却ガス流の持つ動圧がそのまま
吹き出し口からの噴出冷却ガス流の噴出に利用される。
【0093】また、突起物を冷却ガス流に対して直角の
角度で衝突するようにしたときには、吸い込み口での冷
却ガス流の吸い込み効率、吹き出し口での噴出冷却ガス
流の吹き出し効率を大幅に向上させることができる。
【0094】また、ロータのホットスポットになると予
測される領域およびステータのホットスポットになると
予測される領域に、他の領域と比較して突起物を多数個
設置したときには、その領域での冷却性能が向上し、ロ
ータ、ステータのホットスポットの発生を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転電機の要部切り欠き斜視図である。
【図2】 図2(a)はこの発明の実施の形態1による
回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の斜視図、図2
(b)は図2(a)の縦断面図、図2(c)は図2
(a)の平面図である。
【図3】 エアギャップ内の冷却ガス流の流速分布図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態1による回転電機の突
起物高さと冷却ガス流の吸い込み流量との関係図であ
る。
【図5】 図5(a)はこの発明の実施の形態2による
回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の斜視図、図5
(b)は図5(a)の縦断面図、図5(c)は図5
(a)の平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による回転電機の突
起物の開口部高さと冷却ガス流の吸い込み流量との関係
図である。
【図7】 図7(a)はこの発明の実施の形態3による
回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の斜視図、図7
(b)は図7(a)の縦断面図である。
【図8】 図8(a)はこの発明の実施の形態4による
回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の斜視図、図8
(b)は図8(a)の縦断面図、図8(c)は図8
(a)の平面図である。
【図9】 図9(a)はこの発明の実施の形態5の一例
による回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の斜視
図、図9(b)は図9(a)の縦断面図、図9(c)は
図9(a)の平面図である。
【図10】 図10(a)はこの発明の実施の形態5の
他の例による回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の
斜視図、図10(b)は図10(a)の縦断面図、図1
0(c)は図10(a)の平面図である。
【図11】 図11(a)はこの発明の実施の形態5の
他の例による回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の
斜視図、図11(b)は図11(a)の縦断面図、図1
1(c)は図11(a)の平面図である。
【図12】 図12(a)はこの発明の実施の形態5の
他の例による回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の
斜視図、図12(b)は図12(a)の縦断面図、図1
2(c)は図12(a)の平面図である。
【図13】 図13(a)はこの発明の実施の形態6の
一例による回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の斜
視図、図13(b)は図13(a)の縦断面図、図13
(c)は図13(a)の平面図である。
【図14】 図14(a)はこの発明の実施の形態6の
他の例による回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の
斜視図、図14(b)は図14(a)の縦断面図、図1
4(c)は図14(a)の平面図である。
【図15】 図15(a)はこの発明の実施の形態6の
他の例による回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の
斜視図、図15(b)は図15(a)の縦断面図、図1
5(c)は図15(a)の平面図である。
【図16】 図16(a)はこの発明の実施の形態6の
他のによる回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の斜
視図、図16(b)は図16(a)の縦断面図である。
【図17】 従来の回転電機の冷却ガスの吹き出し口近
傍の斜視図である。
【図18】 図17の縦断面図である。
【図19】 図17の平面図である。
【図20】 図17の回転電機のエアギャップ内の冷却
ガス流の流れの様子の説明図である。
【図21】 図17の回転電機のエアギャップ内の冷却
ガス流の流れの様子の説明図である。
【図22】 この発明の実施の形態7による回転電機の
吹き出し口近傍の斜視図である。
【図23】 図22の縦断面図である。
【図24】 この発明の実施の形態8による回転電機の
吹き出し口近傍の斜視図である。
【図25】 この発明の実施の形態9の一例による回転
電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図26】 図25の縦断面図である。
【図27】 この発明の実施の形態9の他の例による回
転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図28】 図27の縦断面図である。
【図29】 この発明の実施の形態9の他の例による回
転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図30】 この発明の実施の形態9の他の例による回
転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図31】 図30の縦断面図である。
【図32】 この発明の実施の形態10による回転電機
の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図33】 図32の縦断面図である。
【図34】 図33の平面図である。
【図35】 この発明の実施の形態11の一例による回
転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図36】 この発明の実施の形態11の他の例による
回転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図37】 この発明の実施の形態11の他の例による
回転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図38】 図37の縦断面図である。
【図39】 この発明の実施の形態11の他の例による
回転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図40】 図39の縦断面図である。
【図41】 この発明の実施の形態12の一例による回
転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図42】 この発明の実施の形態12の他の例による
回転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図43】 この発明の実施の形態12の他の例による
回転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図44】 この発明の実施の形態12の他の例による
回転電機の吹き出し口近傍の斜視図である。
【図45】 図44の縦断面図である。
【図46】 この発明のの形態12による回転電機の吹
き出し口近傍の斜視図である。
【図47】 図46の縦断面図である。
【図48】 図48(a)はこの発明の実施の形態13
による回転電機のロータの平面図、(b)はこの発明の
実施の形態13による回転電機のエアギャップ内冷却ガ
ス流の軸方向流速分布、図48(c)はこの発明の実施
の形態13による回転電機のエアギャップ内冷却ガス流
の流れの方向とロータ軸垂直面と成す角度の軸方向の変
化を示した図である。
【図49】 図49(a)はこの発明の実施の形態13
による回転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の拡大
図、図49(b)はこの発明の実施の形態13による回
転電機の冷却ガス流の吸い込み口近傍の冷却ガスの流れ
の方向を説明する図、図49(c)は回転電機の冷却ガ
ス流の吸い込み口近傍の拡大図である。
【図50】 この発明の実施の形態13による回転電機
の冷却ガス流と突起物の設置方向との成す角と、吸い込
み流量との関係図である。
【図51】 図51(a)はこの発明の実施の形態14
による回転電機のロータ外周面の平面図、図51(b)
は図51(a)の縦断面図である。
【図52】 この発明の実施の形態14による回転電機
のロータコイル温度のロータ軸方向の温度分布図であ
る。
【図53】 従来の通風方式による回転電機のロータの
部分縦断面図である。
【図54】 従来の他の通風方式による回転電機のロー
タの部分縦断面図である。
【図55】 従来の他の通風方式による回転電機のロー
タの部分縦断面図である。
【図56】 従来の他の通風方式による回転電機のステ
ータの部分縦断面図である。
【図57】 従来の他の通風方式による回転電機のステ
ータの部分縦断面図である。
【図58】 従来の他の通風方式による回転電機のステ
ータの部分縦断面図である。
【図59】 従来の他の通風方式による回転電機の部分
縦断面図である。
【図60】 従来の他の通風方式による回転電機の部分
縦断面図である。
【図61】 従来の他の通風方式による回転電機の部分
断面図である。
【図62】 従来の通風方式による回転電機の吸い込み
口の縦断面図である。
【図63】 従来の通風方式の傾斜面の傾斜角と吸い込
み流量の関係図である。
【符号の説明】
1 吸い込み冷却ガス、2 エアギャップ、4A〜4D
突起物、5 吸い込み口、10 ロータ、11 ロー
タ外周面、12 ロータ用冷却ダクト、20ステータ、
21 ステータ内周面、22 ステータ用冷却ダクト、
52 側壁面、53 先端部、101 噴出冷却ガス
流、102 冷却ガス流、103 吹き出し口、104
A〜104F 突起物、 200,201,202 傾
斜面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古藤 悟 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 高井 靖郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 古賀 清訓 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に冷却ガスが流通するロータ用冷却
    ダクトを有するロータと、 このロータの外周側にエアギャップを介して設けられて
    いるとともに内部に冷却ガスが流通するステータ用冷却
    ダクトを有するステータと、 前記ロータ用冷却ダクトの前記エアギャップに臨んだ冷
    却ガスの吸い込み口および前記ステータ用冷却ダクトの
    エアギャップに臨んだ冷却ガスの吸い込み口の少なくと
    も一方の前記エアギャップ内の冷却ガス流の下流側に設
    けられ冷却ガス流を吸い込み口に導く突起物とを備えた
    回転電機。
  2. 【請求項2】 突起物は吸い込み口の一部を囲っている
    請求項1記載の回転電機。
  3. 【請求項3】 突起物の内壁面が冷却ガス流の方向に沿
    って曲面形状である請求項1または請求項2記載の回転
    電機。
  4. 【請求項4】 冷却ガス流が衝突する突起物の先端部が
    鋭角である請求項1ないし請求項3の何れかに記載の回
    転電機。
  5. 【請求項5】 吸い込み口の上流側には冷却ガス流を冷
    却ダクト側に偏向させるとともに冷却ガス流の流路断面
    積を拡大させる傾斜面が形成されている請求項1ないし
    請求項4の何れかに記載の回転電機。
  6. 【請求項6】 傾斜面が曲面形状である請求項5記載の
    回転電機。
  7. 【請求項7】 内部に冷却ガスが流通するロータ用冷却
    ダクトを有するロータと、 このロータの外周側にエアギャップを介して設けられて
    いるとともに内部に冷却ガスが流通するステータ用冷却
    ダクトを有するステータと、 前記ロータ用冷却ダクトの前記エアギャップに臨んだ冷
    却ガスの吹き出し口および前記ステータ用冷却ダクトの
    エアギャップに臨んだ冷却ガスの吹き出し口の少なくと
    も一方の前記エアギャップ内の冷却ガス流の上流側に設
    けられているとともに吹き出し口から噴出される噴出冷
    却ガス流をエアギャップ内に導く突起物とを備え、前記
    突起物はコーナ部が削除されて前記ロータの回転方向の
    投影面積が小さい形状になっている回転電機。
  8. 【請求項8】 突起物は吹き出し口の一部を囲っている
    請求項7記載の回転電機。
  9. 【請求項9】 突起物の内壁面が冷却ガス流の方向に沿
    って曲面形状である請求項7または請求項8記載の回転
    電機。
  10. 【請求項10】 吹き出し口の下流側には噴出冷却ガス
    流の流路断面積を拡大させる傾斜面が形成されている請
    求項7ないし請求項9の何れかに記載の回転電機。
  11. 【請求項11】 傾斜面は曲面形状である請求項10記
    載の回転電機。
  12. 【請求項12】 突起物は冷却ガス流に対して直角の角
    度で衝突するようになっている請求項1ないし請求項1
    1の何れかに記載の回転電機。
  13. 【請求項13】 ロータのホットスポットになると予測
    される領域およびステータのホットスポットになると予
    測される領域に、他の領域と比較して突起物が多数個設
    置されている請求項1ないし請求項12の何れかに記載
    の回転電機。
JP8338548A 1996-12-18 1996-12-18 回転電機 Pending JPH10178754A (ja)

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