JPH10179118A - 麦茶風味発泡酒の製造法 - Google Patents
麦茶風味発泡酒の製造法Info
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- JPH10179118A JPH10179118A JP8356641A JP35664196A JPH10179118A JP H10179118 A JPH10179118 A JP H10179118A JP 8356641 A JP8356641 A JP 8356641A JP 35664196 A JP35664196 A JP 35664196A JP H10179118 A JPH10179118 A JP H10179118A
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- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存の製造設備を有効活用し、発泡酒の香味
バランスを崩すことなく、麦茶とベースとなる発泡酒と
が程よく混合された調和のある味を有する発泡酒ベース
の麦茶風味発泡酒を製造する方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 麦芽及び該麦芽よりも多い量の副原料を
使用し、仕込釜に前記麦芽の一部と前記副原料と温水と
を投入してマイシェを形成する工程と、前記麦芽の残り
と温水とを仕込槽内で混合して所定温度で所定時間経過
させてマイシェを形成する工程と、前記仕込釜で形成し
たマイシェと前記仕込槽で形成したマイシェとを混合し
所定温度で所定時間経過させて糖化させる糖化工程と、
糖化された前記混合マイシェを濾過して麦汁を得る濾過
工程と、前記麦汁にホップを加えて煮沸し熱麦汁を生成
する煮沸工程と、前記熱麦汁を冷却して精製した後発酵
させる発酵工程と、を含む発泡酒の製造法において、前
記副原料の一部として麦茶麦を使用することを特徴とす
る麦茶風味発泡酒の製造法を提供する。
バランスを崩すことなく、麦茶とベースとなる発泡酒と
が程よく混合された調和のある味を有する発泡酒ベース
の麦茶風味発泡酒を製造する方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 麦芽及び該麦芽よりも多い量の副原料を
使用し、仕込釜に前記麦芽の一部と前記副原料と温水と
を投入してマイシェを形成する工程と、前記麦芽の残り
と温水とを仕込槽内で混合して所定温度で所定時間経過
させてマイシェを形成する工程と、前記仕込釜で形成し
たマイシェと前記仕込槽で形成したマイシェとを混合し
所定温度で所定時間経過させて糖化させる糖化工程と、
糖化された前記混合マイシェを濾過して麦汁を得る濾過
工程と、前記麦汁にホップを加えて煮沸し熱麦汁を生成
する煮沸工程と、前記熱麦汁を冷却して精製した後発酵
させる発酵工程と、を含む発泡酒の製造法において、前
記副原料の一部として麦茶麦を使用することを特徴とす
る麦茶風味発泡酒の製造法を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、麦茶風味発泡酒の
製造法に係り、特に麦芽の使用量が副原料よりも少ない
発泡酒の製造法において、使用する副原料の一部として
麦茶麦を投入し、麦茶のエキスを抽出することにより、
麦茶風味を有する発泡酒を製造する方法に関する。
製造法に係り、特に麦芽の使用量が副原料よりも少ない
発泡酒の製造法において、使用する副原料の一部として
麦茶麦を投入し、麦茶のエキスを抽出することにより、
麦茶風味を有する発泡酒を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】麦芽を原料とする酒類であるビールや発
泡酒は、消費者の嗜好の多様化に伴って、異なるビール
同士をミックスしたり、果汁或いは清涼飲料をビールや
発泡酒に添加して飲む等、バラエティーに富んだ飲み方
が提案されている。また、健康に対する意識の高まりも
あって、生薬やお茶類の風味を持ったビール若しくは発
泡酒の出現が期待されている。
泡酒は、消費者の嗜好の多様化に伴って、異なるビール
同士をミックスしたり、果汁或いは清涼飲料をビールや
発泡酒に添加して飲む等、バラエティーに富んだ飲み方
が提案されている。また、健康に対する意識の高まりも
あって、生薬やお茶類の風味を持ったビール若しくは発
泡酒の出現が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、お茶の
風味を有するビール及び発泡酒は、期待とは裏腹に現在
のところ具体的に提案すら成されていない。
風味を有するビール及び発泡酒は、期待とは裏腹に現在
のところ具体的に提案すら成されていない。
【0004】そこで、本発明の目的は、既存のビール若
しくは発泡酒の製造設備を有効利用し、ビール若しくは
発泡酒の製造工程中で、茶葉を投入して茶エキスを抽出
することにより、お茶とベースとなる発泡酒とが程よく
混合されて調和のきれた香味を有する、お茶風味発泡酒
の製造法に係り、特にお茶として麦茶を用いた、発泡酒
をベースとする麦茶風味発泡酒の製造法を提供すること
にある。
しくは発泡酒の製造設備を有効利用し、ビール若しくは
発泡酒の製造工程中で、茶葉を投入して茶エキスを抽出
することにより、お茶とベースとなる発泡酒とが程よく
混合されて調和のきれた香味を有する、お茶風味発泡酒
の製造法に係り、特にお茶として麦茶を用いた、発泡酒
をベースとする麦茶風味発泡酒の製造法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の如き
課題を解決するため鋭意研究を行った結果、麦芽及び該
麦芽よりも多い量の副原料を使用した発泡酒の製造法に
おいて、前記副原料の一部として麦茶麦を使用すること
により、目的を達成することができることを見出し、こ
の知見に基づいて本発明を完成するに到った。
課題を解決するため鋭意研究を行った結果、麦芽及び該
麦芽よりも多い量の副原料を使用した発泡酒の製造法に
おいて、前記副原料の一部として麦茶麦を使用すること
により、目的を達成することができることを見出し、こ
の知見に基づいて本発明を完成するに到った。
【0006】すなわち、本発明は、麦芽及び該麦芽より
も多い量の副原料を使用し、仕込釜に前記麦芽の一部と
前記副原料と温水とを投入してマイシェを形成する工程
と、前記麦芽の残りと温水とを仕込槽内で混合して所定
温度で所定時間経過させてマイシェを形成する工程と、
前記仕込釜で形成したマイシェと前記仕込槽で形成した
マイシェとを混合し所定温度で所定時間経過させて糖化
させる糖化工程と、糖化された前記混合マイシェを濾過
して麦汁を得る濾過工程と、前記麦汁にホップを加えて
煮沸し熱麦汁を生成する煮沸工程と、前記熱麦汁を冷却
して精製した後発酵させる発酵工程と、を含む発泡酒の
製造法において、前記副原料の一部として麦茶麦を使用
することを特徴とする麦茶風味発泡酒の製造法を提供す
るものである。
も多い量の副原料を使用し、仕込釜に前記麦芽の一部と
前記副原料と温水とを投入してマイシェを形成する工程
と、前記麦芽の残りと温水とを仕込槽内で混合して所定
温度で所定時間経過させてマイシェを形成する工程と、
前記仕込釜で形成したマイシェと前記仕込槽で形成した
マイシェとを混合し所定温度で所定時間経過させて糖化
させる糖化工程と、糖化された前記混合マイシェを濾過
して麦汁を得る濾過工程と、前記麦汁にホップを加えて
煮沸し熱麦汁を生成する煮沸工程と、前記熱麦汁を冷却
して精製した後発酵させる発酵工程と、を含む発泡酒の
製造法において、前記副原料の一部として麦茶麦を使用
することを特徴とする麦茶風味発泡酒の製造法を提供す
るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、麦芽の使用量が他の副
原料よりも少ない発泡酒をベースとした麦茶風味発泡酒
(以下、発泡酒ベースの麦茶風味発泡酒と称することが
ある。)を製造するにあたり、前記副原料の一部として
麦茶麦を使用することを特徴とするものであるので、以
下、本発明を、通常の発泡酒の製造法に則り説明するこ
ととする。
原料よりも少ない発泡酒をベースとした麦茶風味発泡酒
(以下、発泡酒ベースの麦茶風味発泡酒と称することが
ある。)を製造するにあたり、前記副原料の一部として
麦茶麦を使用することを特徴とするものであるので、以
下、本発明を、通常の発泡酒の製造法に則り説明するこ
ととする。
【0008】本発明は、上述した発泡酒の製造におい
て、副原料の一部として麦茶の麦を使用し、他の使用副
原料と同様、粉砕してから他の副原料と共に仕込釜に投
入し、温水を加えてマイシェを生成する。仕込槽で生成
された麦芽のマイシェと混合した後、糖化工程を行い、
糖化を終えたマイシェを濾過して麦汁を生成し、これ以
降、煮沸工程、発酵工程等を経て、発泡酒となるのは、
通常の発泡酒の作り方と同様である。
て、副原料の一部として麦茶の麦を使用し、他の使用副
原料と同様、粉砕してから他の副原料と共に仕込釜に投
入し、温水を加えてマイシェを生成する。仕込槽で生成
された麦芽のマイシェと混合した後、糖化工程を行い、
糖化を終えたマイシェを濾過して麦汁を生成し、これ以
降、煮沸工程、発酵工程等を経て、発泡酒となるのは、
通常の発泡酒の作り方と同様である。
【0009】本発明は、麦芽の使用量が他の副原料より
も少ない発泡酒において、副原料として麦茶麦を使用す
ることを特徴とするものである。
も少ない発泡酒において、副原料として麦茶麦を使用す
ることを特徴とするものである。
【0010】ここで『副原料』の一部として麦茶麦を使
用することは、少なくとも麦茶麦は通常、発泡酒に使用
される副原料(米、コーン、スターチ等)と同等の機能
(すなわち、麦汁エキス分を生成する機能)を有すると
共に、麦茶エキスを生成するためのものという、2つの
機能を有する。その風味についても、副原料の一部とし
て麦茶麦を使用したものであるため、麦茶と発泡酒とが
程よく混合されたものとなり、調和のある味を有する発
泡酒ベース麦茶風味の発泡酒が得られることになる。
用することは、少なくとも麦茶麦は通常、発泡酒に使用
される副原料(米、コーン、スターチ等)と同等の機能
(すなわち、麦汁エキス分を生成する機能)を有すると
共に、麦茶エキスを生成するためのものという、2つの
機能を有する。その風味についても、副原料の一部とし
て麦茶麦を使用したものであるため、麦茶と発泡酒とが
程よく混合されたものとなり、調和のある味を有する発
泡酒ベース麦茶風味の発泡酒が得られることになる。
【0011】麦茶麦の添加量は、副原料の一部を構成す
るものとして、副原料中の5〜7重量%であり、求めら
れる麦茶風味に応じて適宜選定すれば良い。
るものとして、副原料中の5〜7重量%であり、求めら
れる麦茶風味に応じて適宜選定すれば良い。
【0012】具体的な操作について述べると、一般的に
仕込工程では、仕込釜に所定量の麦芽と副原料とを仕込
み、温水と混合してマイシェを形成すると共に、仕込槽
に残りの麦芽を仕込み、温水と混合してマイシェを形成
する操作とを行うが、麦茶麦は、副原料の一部として、
他に使用される副原料と共に、仕込釜内に仕込むと良
い。
仕込工程では、仕込釜に所定量の麦芽と副原料とを仕込
み、温水と混合してマイシェを形成すると共に、仕込槽
に残りの麦芽を仕込み、温水と混合してマイシェを形成
する操作とを行うが、麦茶麦は、副原料の一部として、
他に使用される副原料と共に、仕込釜内に仕込むと良
い。
【0013】マイシェの形成に際しては、通常、製麦工
程から得られた麦芽と、副原料となる米などが、粉砕機
を用いて粉砕された後に、仕込釜と仕込槽とでそれぞれ
温水と混ぜ合わされる。従って、前記したように麦茶麦
を粉砕したものを用いるようとする場合には、このとき
他に使用される副原料などと一緒に粉砕機を用いて粉砕
すれば良い。
程から得られた麦芽と、副原料となる米などが、粉砕機
を用いて粉砕された後に、仕込釜と仕込槽とでそれぞれ
温水と混ぜ合わされる。従って、前記したように麦茶麦
を粉砕したものを用いるようとする場合には、このとき
他に使用される副原料などと一緒に粉砕機を用いて粉砕
すれば良い。
【0014】なお、上記したように、本発明は、発泡酒
製造の仕込工程に特色を有し、仕込工程において副原料
として麦茶麦を使用することを特徴とするものであっ
て、仕込工程の他の操作は勿論のこと、仕込工程以外の
工程(製麦工程、発酵工程、貯酒工程、濾過工程)も、
通常の発泡酒の製造における通常の操作と同様にして行
えば良く、その操作の条件等も発泡酒の製造における通
常の操作の条件等と同様である。
製造の仕込工程に特色を有し、仕込工程において副原料
として麦茶麦を使用することを特徴とするものであっ
て、仕込工程の他の操作は勿論のこと、仕込工程以外の
工程(製麦工程、発酵工程、貯酒工程、濾過工程)も、
通常の発泡酒の製造における通常の操作と同様にして行
えば良く、その操作の条件等も発泡酒の製造における通
常の操作の条件等と同様である。
【0015】ここで本発明の方法における仕込工程の仕
込ダイヤグラムの1例(後記実施例1で行った仕込工程
の仕込ダイヤグラムと同じである。)を図1に示す。勿
論、この仕込工程の仕込ダイヤグラムは1例を示したも
のであって、本発明がこれに限定されるものでないこと
は言うまでもない。
込ダイヤグラムの1例(後記実施例1で行った仕込工程
の仕込ダイヤグラムと同じである。)を図1に示す。勿
論、この仕込工程の仕込ダイヤグラムは1例を示したも
のであって、本発明がこれに限定されるものでないこと
は言うまでもない。
【0016】図1に示す仕込工程の仕込ダイヤグラムで
は、副原料よりも少ない量の麦芽と、麦茶麦を含む副原
料とを仕込釜に投入し、温水と混合して、15分かけて
50℃から65℃まで昇温され(昇温速度1℃/1
分)、65℃で10分間保持した後、さらに35分かけ
て100℃まで昇温され(昇温速度1℃/1分)、10
0℃で20分間保持されている。一方、残りの麦芽は仕
込槽に投入され、温水と混合されて約20分間、50℃
に保持してマイシェを形成する。次に、両マイシェは、
仕込槽にて混合され、ほぼ65℃となるので、そのまま
45分ほど、その状態を保持した後(糖化工程)、10
分かけて75℃に昇温させて70分程度置く。これを常
法に従って濾過し、さらにホップと共に煮沸して、仕込
工程を完結する。
は、副原料よりも少ない量の麦芽と、麦茶麦を含む副原
料とを仕込釜に投入し、温水と混合して、15分かけて
50℃から65℃まで昇温され(昇温速度1℃/1
分)、65℃で10分間保持した後、さらに35分かけ
て100℃まで昇温され(昇温速度1℃/1分)、10
0℃で20分間保持されている。一方、残りの麦芽は仕
込槽に投入され、温水と混合されて約20分間、50℃
に保持してマイシェを形成する。次に、両マイシェは、
仕込槽にて混合され、ほぼ65℃となるので、そのまま
45分ほど、その状態を保持した後(糖化工程)、10
分かけて75℃に昇温させて70分程度置く。これを常
法に従って濾過し、さらにホップと共に煮沸して、仕込
工程を完結する。
【0017】煮沸された麦汁は、冷却されて冷麦汁とさ
れた後、次の発酵工程へ送られ、ここで酵母を添加され
て発酵が行われ、得られた発酵液は、さらに貯酒工程
(後発酵工程)で熟成され、さらに濾過工程を経て、目
的とする発泡酒ベースの麦茶風味を有する発泡酒が製造
される。これらの工程も常法により行えば良い。
れた後、次の発酵工程へ送られ、ここで酵母を添加され
て発酵が行われ、得られた発酵液は、さらに貯酒工程
(後発酵工程)で熟成され、さらに濾過工程を経て、目
的とする発泡酒ベースの麦茶風味を有する発泡酒が製造
される。これらの工程も常法により行えば良い。
【0018】このようにして、ベースとなる発泡酒とし
ての香味バランスを崩すことなく、ベースとなる発泡酒
と麦茶とが程よく混合された調和のある味を有する本発
明の発泡酒をベースとした麦茶風味を有する発泡酒が得
られる。
ての香味バランスを崩すことなく、ベースとなる発泡酒
と麦茶とが程よく混合された調和のある味を有する本発
明の発泡酒をベースとした麦茶風味を有する発泡酒が得
られる。
【0019】但し、麦芽の使用量が少なく、通常のビー
ルに比べて液色が薄く、コクも薄く感じられるような場
合には、発泡酒をベースとした麦茶風味発泡酒の液色を
より濃くしたり、コクをより出すために、請求項2に記
載したように、仕込工程において麦芽の一部としてカラ
メル麦芽(濃色麦芽)を用いると良い。特に、麦芽の使
用量が、副原料の使用量よりも少ない発泡酒をベースと
するものについては、カラメル麦芽を使用することによ
り、液色、香味を改善することができる。
ルに比べて液色が薄く、コクも薄く感じられるような場
合には、発泡酒をベースとした麦茶風味発泡酒の液色を
より濃くしたり、コクをより出すために、請求項2に記
載したように、仕込工程において麦芽の一部としてカラ
メル麦芽(濃色麦芽)を用いると良い。特に、麦芽の使
用量が、副原料の使用量よりも少ない発泡酒をベースと
するものについては、カラメル麦芽を使用することによ
り、液色、香味を改善することができる。
【0020】カラメル麦芽の使用量は、好みに応じて適
宜選定すれば良いが、通常は、麦芽の全量中の14〜1
7重量%程度である。このような範囲で、通常の麦芽
(ミュンヘン麦芽)の代わりにカラメル麦芽を使用する
ことにより、得られる発泡酒ベース麦茶風味発泡酒の液
色、香味を改善することができる。
宜選定すれば良いが、通常は、麦芽の全量中の14〜1
7重量%程度である。このような範囲で、通常の麦芽
(ミュンヘン麦芽)の代わりにカラメル麦芽を使用する
ことにより、得られる発泡酒ベース麦茶風味発泡酒の液
色、香味を改善することができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳しく説明す
る。しかしながら、本発明の範囲はこれら実施例により
限定されるものではない。
る。しかしながら、本発明の範囲はこれら実施例により
限定されるものではない。
【0022】実施例1 (1)麦茶風味発泡酒の製造 原料として、麦芽34kgと副原料36kgの合わせて
70kgを用いた。仕込釜では、麦芽(ミュンヘン麦
芽)10kgと、麦茶麦2kgを含む副原料36kgと
を、80リットル(L)の湯(仕込用水)で溶いてマイ
シェを形成した。一方、仕込槽では、麦芽24kgを1
80Lの湯(仕込用水)で溶いてマイシェを形成した。
なお、仕込用水の湯温は、いずれも50℃である。
70kgを用いた。仕込釜では、麦芽(ミュンヘン麦
芽)10kgと、麦茶麦2kgを含む副原料36kgと
を、80リットル(L)の湯(仕込用水)で溶いてマイ
シェを形成した。一方、仕込槽では、麦芽24kgを1
80Lの湯(仕込用水)で溶いてマイシェを形成した。
なお、仕込用水の湯温は、いずれも50℃である。
【0023】以下、図1に示す仕込ダイヤグラムに従
い、仕込工程を行い、さらに仕込工程以降は、一般的な
発泡酒の製造方法と同様の操作を行い、発泡酒をベース
とした麦茶風味を有する発泡酒を製造した。
い、仕込工程を行い、さらに仕込工程以降は、一般的な
発泡酒の製造方法と同様の操作を行い、発泡酒をベース
とした麦茶風味を有する発泡酒を製造した。
【0024】(2)香味試験(官能テスト) 上記(1)で得られた発泡酒をベースとした麦茶風味を
有する発泡酒(本発明品)をパネラーによる官能テスト
に供した。官能テストは、麦茶麦による焦げ味,焦げ臭
の有無,その程度、発泡酒と麦茶との調和の度合などに
ついて評価を行った。
有する発泡酒(本発明品)をパネラーによる官能テスト
に供した。官能テストは、麦茶麦による焦げ味,焦げ臭
の有無,その程度、発泡酒と麦茶との調和の度合などに
ついて評価を行った。
【0025】その結果、官能テストに参加したパネラー
全員の共通した感想は、次の通りであった。すなわち、
本発明品は、麦茶麦による焦げ味,焦げ臭は若干強く、
やや濃色ビールに近い味ではあるが、いずれか一方の香
味が強調されたような違和感はなく、調和のとれたもの
となった。
全員の共通した感想は、次の通りであった。すなわち、
本発明品は、麦茶麦による焦げ味,焦げ臭は若干強く、
やや濃色ビールに近い味ではあるが、いずれか一方の香
味が強調されたような違和感はなく、調和のとれたもの
となった。
【0026】換言すれば、本発明品によれば、発泡酒の
香味バランスを崩すことなく、麦茶とベースとなる発泡
酒とが程よく混合された調和のある味を有する、発泡酒
をベースとした麦茶風味を有する発泡酒が得られること
が分かった。
香味バランスを崩すことなく、麦茶とベースとなる発泡
酒とが程よく混合された調和のある味を有する、発泡酒
をベースとした麦茶風味を有する発泡酒が得られること
が分かった。
【0027】実施例2 仕込槽で用いる麦芽24kgのうち、5kgをカラメル
麦芽としたこと以外は、実施例1と同様にして行い、発
泡酒ベースの麦茶風味を有する発泡酒を得、さらに香味
試験(官能テスト)を行った。その結果、麦芽の一部に
カラメル麦芽を用いることにより、カラメル麦芽を使用
しなかった実施例1で得られた発泡酒をベースとした麦
茶風味を有する発泡酒に比べて、液色が濃くなり、より
コクが増していると、パネラー全員により評価された。
麦芽としたこと以外は、実施例1と同様にして行い、発
泡酒ベースの麦茶風味を有する発泡酒を得、さらに香味
試験(官能テスト)を行った。その結果、麦芽の一部に
カラメル麦芽を用いることにより、カラメル麦芽を使用
しなかった実施例1で得られた発泡酒をベースとした麦
茶風味を有する発泡酒に比べて、液色が濃くなり、より
コクが増していると、パネラー全員により評価された。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、既存のビール製造設備
を有効活用し、発泡酒をベースとした麦茶風味を有する
発泡酒を製造することができる。
を有効活用し、発泡酒をベースとした麦茶風味を有する
発泡酒を製造することができる。
【0029】次に、本発明によれば、ベースとなる発泡
酒の香味バランスを崩すことなく、ベースである発泡酒
と麦茶とが程よく混合された調和のある味を有する、発
泡酒をベースとした麦茶風味を有する発泡酒を製造する
ことができる。
酒の香味バランスを崩すことなく、ベースである発泡酒
と麦茶とが程よく混合された調和のある味を有する、発
泡酒をベースとした麦茶風味を有する発泡酒を製造する
ことができる。
【0030】また、本発明の発泡酒をベースとした麦茶
風味を有する発泡酒は、麦茶麦の使用により、通常の発
泡酒に比べて、液色は濃く、味もコクが出たように感じ
られる。すなわち、麦茶麦による焦げ味,焦げ臭は若干
強く、やや濃色ビールに近い味を示す。
風味を有する発泡酒は、麦茶麦の使用により、通常の発
泡酒に比べて、液色は濃く、味もコクが出たように感じ
られる。すなわち、麦茶麦による焦げ味,焦げ臭は若干
強く、やや濃色ビールに近い味を示す。
【0031】さらに、麦芽の一部にカラメル麦芽を用い
ることにより、よりコクがあり、液色の濃い発泡酒をベ
ースとした麦茶風味を有する発泡酒を製造することがで
きる。特に、麦芽の使用量が、副原料の使用量よりも少
ない発泡酒をベースとするものについては、カラメル麦
芽を使用することにより、液色、香味を大きく改善する
ことができる。
ることにより、よりコクがあり、液色の濃い発泡酒をベ
ースとした麦茶風味を有する発泡酒を製造することがで
きる。特に、麦芽の使用量が、副原料の使用量よりも少
ない発泡酒をベースとするものについては、カラメル麦
芽を使用することにより、液色、香味を大きく改善する
ことができる。
【図1】図1は、本発明の方法における仕込工程の仕込
ダイヤグラムの1例(実施例1で行った仕込工程の仕込
ダイヤグラムと同じである。)を示すものである。
ダイヤグラムの1例(実施例1で行った仕込工程の仕込
ダイヤグラムと同じである。)を示すものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 麦芽及び該麦芽よりも多い量の副原料を
使用し、仕込釜に前記麦芽の一部と前記副原料と温水と
を投入してマイシェを形成する工程と、前記麦芽の残り
と温水とを仕込槽内で混合して所定温度で所定時間経過
させてマイシェを形成する工程と、前記仕込釜で形成し
たマイシェと前記仕込槽で形成したマイシェとを混合し
所定温度で所定時間経過させて糖化させる糖化工程と、
糖化された前記混合マイシェを濾過して麦汁を得る濾過
工程と、前記麦汁にホップを加えて煮沸し熱麦汁を生成
する煮沸工程と、前記熱麦汁を冷却して精製した後発酵
させる発酵工程と、を含む発泡酒の製造法において、前
記副原料の一部として麦茶麦を使用することを特徴とす
る麦茶風味発泡酒の製造法。 - 【請求項2】 前記麦芽の一部としてカラメル麦芽を用
いることを特徴とする請求項1記載の麦茶風味発泡酒の
製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8356641A JPH10179118A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 麦茶風味発泡酒の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8356641A JPH10179118A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 麦茶風味発泡酒の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10179118A true JPH10179118A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18450048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8356641A Withdrawn JPH10179118A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 麦茶風味発泡酒の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10179118A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7175864B1 (en) * | 2004-02-19 | 2007-02-13 | Owades Joseph L | Process for producing a malt beverage having improved foaming properties and product produced therefrom |
| JP2008534010A (ja) * | 2005-03-29 | 2008-08-28 | ハイネケン サプライ チェイン ビー.ブイ. | 光誘起によるフレーバーの変化に対して抵抗性がある飲料又は食料、その製造方法、及び抵抗性を付与する組成物 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP8356641A patent/JPH10179118A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7175864B1 (en) * | 2004-02-19 | 2007-02-13 | Owades Joseph L | Process for producing a malt beverage having improved foaming properties and product produced therefrom |
| JP2008534010A (ja) * | 2005-03-29 | 2008-08-28 | ハイネケン サプライ チェイン ビー.ブイ. | 光誘起によるフレーバーの変化に対して抵抗性がある飲料又は食料、その製造方法、及び抵抗性を付与する組成物 |
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