JPH10179885A - 遊技機の基板収納ボックス - Google Patents

遊技機の基板収納ボックス

Info

Publication number
JPH10179885A
JPH10179885A JP35533396A JP35533396A JPH10179885A JP H10179885 A JPH10179885 A JP H10179885A JP 35533396 A JP35533396 A JP 35533396A JP 35533396 A JP35533396 A JP 35533396A JP H10179885 A JPH10179885 A JP H10179885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
mounting
conductive plate
box
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35533396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP35533396A priority Critical patent/JPH10179885A/ja
Publication of JPH10179885A publication Critical patent/JPH10179885A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に収納する回路基板の視認を可能にした
基板収納ボックスにおいて、ボックスの外周壁全体に導
電性を持たせることで、電磁シールド効果の高い遊技機
の基板収納ボックスを提供する。 【解決手段】 透視性を有する導電板94によって蓋体
80の上壁面を構成し、回路基板ボックスとしての組み
付け状態で、導電板94の導電性繊維95が導電性を有
する本体枠104と導通するようにした。これにより、
収納する回路基板61が外部から視認でき、回路基板6
1に対する不正行為が容易に判別でき、然も回路基板ボ
ックスの外周壁を全体的に導通状態とすることで、回路
基板ボックスの電磁シールド効果をより一層向上させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板を被覆状
態にて収納する遊技機の基板収納ボックスに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機やスロットマシン
には、多くの回路基板が設けられている。特に、遊技動
作を制御する遊技制御回路基板には、マイクロコンピュ
ータを構成するMPU、ROM、RAM等の電子素子が
多数実装されている。そして、遊技動作を制御するプロ
グラムが格納されるROMを交換することにより、多く
の場合、異なる遊技内容を実現することが可能である。
このため、遊技制御回路基板は、通常、不正行為を防止
するために樹脂製のボックス内に収納して設けられてい
た。このような基板収納ボックスは、回路基板を取り付
けたボックス本体(取付基板)と、その上方を覆う蓋体
(カバー部材)と、から構成され、該蓋体は、蓋枠の上
面開口部に透視板が取り付けられて形成されていた。こ
れにより、蓋体の透視板から内部の回路基板が視認で
き、回路基板に対する不正(ジャンパー配線を接続した
り、電子部品を実装したりする不正工作)が判別し易い
ようになっていた。しかし、その反面、透視板を透明合
成樹脂製とするために、ボックス自体が静電気に弱く回
路基板が誤動作を起こし易かった。また、基板収納ボッ
クスには、実開平6−74182号公報に開示されたも
の(以下、これを従来技術という)のように、ボックス
本体側及び蓋体側にそれぞれ導電メッシュを設けること
でボックスに電磁シールド効果をもたらし、無線機等に
よる回路の誤動作を防止するものが提案されていた。こ
れは、同時に静電気による回路基板の誤動作防止にも対
応するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、ボックス本体と蓋体とを導通させる構成とはな
っていなかった。このため、電磁シールド効果(静電気
防止効果)があまり高くないので、ボックス本体側の導
電メッシュと蓋体側の導電メッシュとを個々にアース線
を介してアースする必要があった。本発明は、上記した
事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
内部に収納する回路基板の視認を可能にした基板収納ボ
ックスにおいて、回路基板を取り付ける取付基板に導電
性を持たせると共に、この取付基板にカバー部材側の導
電板を導通させて設けることで、電磁シールド効果(静
電気防止効果)の高い遊技機の基板収納ボックスを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用した解決手段は、図1、図4、図7、及
び図9に示すように、回路基板(遊技制御回路基板6
1)を被覆状態にて収納する遊技機(弾球遊技機1)の
基板収納ボックス(回路基板ボックス62)において、
前記遊技制御回路基板61を取り付ける取付基板(ボッ
クス本体100)と、導電性及び透視性を有する平面状
の導電板94をカバー基体(蓋枠81)に取り付けてな
ると共に前記遊技制御回路基板61が外部から視認でき
るように前記ボックス本体100の上方を覆うカバー部
材(蓋体80)と、を備え、前記ボックス本体100に
導電性を持たせると共に該ボックス本体100と前記蓋
体80との組み付け状態で、前記導電板94がボックス
本体100と導通するようにしたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、蓋体80及びボックス本
体100からなる回路基板ボックス62を全体的に1つ
の導電部材で覆ったのと同じように導通状態とすること
ができる。このため、ボックス62の電磁シールド効果
(静電気防止効果)をより一層高めることができる。さ
らに、電磁シールド効果(静電気防止効果)を高くする
ためにアース線を用いてアースする場合には、従来技術
のように蓋体及びボックス本体に対して個々にアース線
を設ける必要がなくなる。
【0005】また、図7及び図8に示すように、前記遊
技制御回路基板61にグランドライン61aを設けると
共に、前記ボックス本体100と前記蓋体80との組み
付け状態で、ボックス本体100及び前記導電板94が
グランドライン61aと導通するようにした場合には、
回路基板ボックス62を組み付けることでアース効果が
得られるので、アース線を設ける必要がなく組み付けの
作業性を向上させることができる。
【0006】また、図5及び図6に示すように、前記蓋
枠81に対する前記導電板94の取り付けにおいて、導
電板94が前記ボックス本体100と導通する方向に組
み付けられるように方向規制した場合には、導電板94
を裏返して取り付ける等の取り付け間違いを回避するこ
とができ、ひいては組付体としての回路基板ボックス6
2を完成させる際には、導電板94を確実にボックス本
体100と導通させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1及び図2を参照
して弾球遊技機1の全体の構成について説明する。図1
は、実施形態に係る弾球遊技機1の正面図であり、図2
は、弾球遊技機1の背面図である。
【0008】弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形
成される外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支さ
れ且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約し
て設けられる枠基体3と、該枠基体3の前面上部に開閉
自在に設けられるガラス板保持枠4と、から構成されて
いる。枠基体3に設けられる主要構成部としては、ガラ
ス板保持枠4、遊技盤40、上皿12、灰皿21を含む
下皿18、操作ハンドル22、機構板50、打球発射装
置71がある。また、図示の実施形態では、弾球遊技機
1の側方に遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニット装
置としてのカードユニット装置30が付設されている。
【0009】ガラス板保持枠4には、後述する遊技盤4
0の遊技領域をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設さ
れ、該円形透視窓5の裏面からガラス板が装着されてい
る。また、ガラス板保持枠4には、円形透視窓5の外周
に沿って、その上部に装飾LED7が、その左右両側方
に装飾蛍光灯6a・6bが設けられている。この装飾L
ED7や装飾蛍光灯6a・6bは、遊技状態に応じて点
灯又は点滅されるものであり、特別の遊技状態の発生時
や継続時を遊技者に報知すると共に遊技の雰囲気を盛り
上げるものである。また、ガラス板保持枠4の軸支側上
部には、払い出すべく景品玉が不足したことを報知する
玉切れLED8や、入賞玉の発生に基づいて所定個数の
景品玉が払い出されたことを報知する払出LED9が設
けられ、更に、ガラス板保持枠4の上部左右に遊技の進
行に応じた効果音を発生するスピーカ10a・10bが
設けられている。なお、上記した構成のうち、装飾LE
D7や玉切れLED8及び払出LED9は、複数のLE
Dがプリント配線基板上に実装されるように構成される
ものであるが、このプリント配線基板を金属ベースプリ
ント配線基板で構成することにより、LEDから発生さ
れる熱の放熱効果を高めることができる。
【0010】次に、ガラス板保持枠4の下部で開閉自在
に取り付けられる上皿12の構成について説明すると、
上皿12は、合成樹脂製の上皿開閉板11の表面に複数
の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することによ
り構成されている。上皿開閉板11には、その開放側の
上端に玉抜き操作レバー16が設けられている。この玉
抜き操作レバー16は、左右方向に移動可能に設けら
れ、図示しないスプリングの付勢力に抗して一方向に移
動させることにより、上皿12に貯留されていた玉を上
皿開閉板11の裏面に形成される玉抜き路(図示しな
い)を流下させて下皿24に誘導するものである。ま
た、上皿12には、その内部に圧電ブザー17が内蔵さ
れている。この圧電ブザー17は、遊技玉の貸出異常が
生じたとき(例えば、ピッ、ピッ、ピッという連続
音)、あるいは遊技玉の貸出時(例えば、100円相当
の遊技玉が払い出される毎にピーという音)に、その旨
を報知する報知音が発生されるものである。
【0011】上記した上皿12について、さらに詳細に
説明すると、上皿12は、その上流側に形成される賞球
払出口14とその下流側に形成される打球供給口15と
を連絡するように貯留整列路13が形成されており、そ
の貯留整列路13の中程底面裏面に上皿玉検出器(図示
しない)が設けられている。この上皿玉検出器は、上皿
12に残留する打玉を検出するものである。また、上皿
12には、弾球遊技機1に隣接して設けられるカードユ
ニット装置30を介して遊技玉を借り受ける際に操作す
る操作部が設けられている。なお、この操作部は、玉貸
スイッチ、返却スイッチ、自動玉貸スイッチ、度数表示
LED、及び自動玉貸表示LED(共に図示しない)か
ら構成されている。玉貸スイッチは、カードユニット装
置30によって遊技玉を借り受ける際に操作するもので
ある。返却スイッチは、遊技終了の際にカードユニット
装置30のカード挿入口33に差し込まれたカードを返
却するためのものである。度数表示LEDは、カードユ
ニット装置30のカード挿入口33に差し込まれたカー
ドの残額が表示されるものである。また、自動玉貸スイ
ッチは、借り受けるべき遊技玉を前記玉貸スイッチを操
作して行うマニュアルモードと、上皿12の打玉の残量
が前記上皿玉検出器によって検出されなくなったときに
自動的に遊技玉を払い出す自動モードと、のいずれかの
モードに設定するものであり、自動モータが選択設定さ
れているときには、自動玉貸表示LEDが点灯してい
る。
【0012】しかして、後述する遊技盤40の遊技内容
において大当り遊技状態が発生すると、短時間に多量の
入賞玉を獲得するチャンスがある。このように大当り遊
技状態という遊技者にとって極めて大きなチャンスは、
上皿12の残留玉がほとんどなくなった時点で発生する
場合もあり、このような場合、続けて打玉を発射させて
打玉を可変入賞球装置42の特定入賞領域に入賞させる
必要があるにも拘らず、打玉が上皿12に残存しないの
で、慌てて玉貸スイッチを操作して遊技玉を借り受けな
ければならない。しかし、玉貸スイッチを操作してから
遊技玉が払い出され、しかもその玉が発射されて可変入
賞球装置42の特定入賞領域に到達するまでに多少の時
間がかかるため、その時間の間に有利なチャンス(継続
権の成立)を逃してしまうという不都合があるが、本実
施形態においては、自動玉貸スイッチを自動モードに設
定しておけば、上皿玉検出器が打玉の不存在を検出した
時点で自動的に遊技玉を上皿12に払い出すので、上記
したような不都合は生じない。なお、上皿12として上
記した制御を行わないならば、上皿玉検出器及び自動玉
貸スイッチを省略したものでも良い。
【0013】また、枠基体3の下部に取り付けられる下
皿18は、前記上皿12から溢れた賞球であって余剰玉
通路(図示しない)を介して余剰玉払出口19から排出
される余剰の賞球を貯留するものであり、その下皿18
の前面壁には、玉抜き操作レバー20がスライド可能に
取り付けられるようになっている。この玉抜き操作レバ
ー20を操作することにより、下皿18に貯留されてい
た賞球を下方に玉抜きして持ち運び可能な玉箱に移し替
えることができる。また、下皿の左側には、灰皿21が
設けられ、右側には、操作ハンドル22が設けられてい
る。操作ハンドル22は、後述する打球発射装置71の
発射装置モータ72の駆動を開始せしめるメインスイッ
チ及びタッチアンテナ(共に図示しない)を内蔵してい
ると共に、弾発力を調節するものである。
【0014】弾球遊技機1の正面構造は、概ね上記した
通りであるが、図示の実施形態では、弾球遊技機1にカ
ードユニット装置30が隣接されている。このカードユ
ニット装置30は、前記上皿12の上面に設けられる前
述した操作部を操作することにより作動されるものであ
る。しかして、カードユニット装置30は、使用可能状
態であるか否かを表示する使用可能表示器31と、当該
カードユニット装置30がいずれの側の弾球遊技機1に
対応しているか否かを表示する連結台方向表示器32
と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード投入
口33とが設けられている。そして、このように構成さ
れるカードユニット装置30は、独自の制御回路によっ
て制御されるものであるが、上皿12に設けられる玉貸
スイッチ、返却スイッチ、及び度数表示LEDや、後述
する制御基板ボックス64内に収納された賞球払出制御
基板63と接続されている。なお、カードユニット装置
30を弾球遊技機1に内蔵しても良い。なお、本実施形
態においては、遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニッ
ト装置としてカードユニット装置30を例示したが、例
えば、紙幣等を挿入し得るユニット装置であっても良
い。
【0015】次に、遊技盤40の正面構造について説明
すると、遊技盤40は、前記枠基体3の裏面側に一体的
に形成される遊技盤収納枠(図示しない)に収納固定さ
れるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、その表
面には、円形うず巻き状に誘導レール(図示しない)が
取り付けられ、該誘導レールの内側が遊技領域とされて
発射された打玉が落下するものである。遊技領域には、
図示の場合、ドラム状可変表示装置41や可変入賞球装
置42やドラム状可変表示装置41の可変表示を許容す
る始動入賞口43が設けられると共に、単に打玉を入賞
とする入賞口44・45、打玉の流下方向及び速度を変
化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、また、遊
技領域の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞しない
打玉が取り込まれるアウト口46が設けられている。
【0016】一方、弾球遊技機1の裏面側には、図2に
示すように、機構板50が開閉自在に設けられている。
機構板50の中央には窓開口51が開設され、該窓開口
51からは、前記遊技盤40の裏面に取り付けられた入
賞玉集合カバー体52が貫通されている。入賞玉集合カ
バー体52には、中継基板53と、ドラム表示制御回路
基板54を備えた前記ドラム状可変表示装置41と、が
設けられている。なお、各基板53・54は、相互間で
接続されている。また、中継基板53には、遊技盤40
上の各種電気部品が接続されると共に、後述する遊技制
御回路基板61が接続されている。一方、ドラム表示制
御回路基板54には、前記可変表示装置41を構成する
各種電気部品(ドラムモータ、ドラムランプ、ドラムセ
ンサ等)が接続されると共に、遊技制御回路基板61が
接続されている。
【0017】また、前記機構板50には、発生した入賞
玉に基づいて所定個数の賞球を払い出す玉タンク55
と、賞球払出装置56と、玉タンク55内の玉を賞球払
出装置56に送る玉整列レール57、カーブ樋58、及
び通路体59と、入賞玉検出器60a及び入賞玉排出ソ
レノイド60bを備えた入賞玉処理装置60と、遊技制
御回路基板61を収納した回路基板ボックス62と、賞
球払出制御基板63を収納した制御基板ボックス64
と、ユニット中継基板65を収納した中継基板ボックス
66と、ターミナル基板67を収納したターミナル基板
ボックス68と、が設けられている。遊技制御回路基板
61は、CPU、RAM、及びROMを備えてドラム式
可変表示装置41や可変入賞球装置42等の遊技装置の
遊技動作を制御するものである。賞球払出制御基板63
は、賞球払出装置56の動作を制御するものである。ユ
ニット中継基板65は、弾球遊技機1とカードユニット
装置30との配線を中継するものである。ターミナル基
板67は、遊技制御回路基板61に電源を供給するもの
である。また、弾球遊技機1の裏面には、上記した機構
板50以外の領域に、装飾制御基板69を収納した制御
基板ボックス70と、発射装置モータ72を備えた打球
発射装置71とが設けられている。装飾制御基板69
は、遊技制御回路基板61からの指令又はデータに基づ
いて弾球遊技機1の前面に設けられる電気的装飾部品
(ランプ等)の動作を制御するものである。
【0018】なお、上記した各種基板及び装置には、所
定の配線を接続するためのコネクタが設けられており、
特に、ターミナル基板ボックス68に収納されるターミ
ナル基板67は、遊技制御回路基板61に電源を供給す
るだけでなく、弾球遊技機1に設けられる各種電気的装
置、例えば、上記した各基板及び打球発射装置71にも
電源を供給すると共に、弾球遊技機1の内部での信号線
の中継、あるいは弾球遊技機1と外部との信号線の中継
を行うための端子も設けられている。
【0019】次に、各種制御用の回路基板を収納してな
る基板ボックスの構成について回路基板ボックス62を
例に挙げて説明する。回路基板ボックス62は、図3に
示すように、前記遊技制御回路基板61を内部に収納す
る蓋体80及びボックス本体100の組付体からなり、
この組付体が取付台120を介して前記機構板50に取
り付けられて構成される。先ず、ボックス62内に収納
される遊技制御回路基板61について図7を参照して説
明する。回路基板61は、図7に示すように、長方形状
のプリント配線基板によって構成されており、その上面
の大部分はROM等の電子部品73を実装する電子部品
実装領域74として形成される一方、幅方向一側の領域
がコネクタ75を実装するコネクタ実装領域76として
形成されている。また、回路基板61には、幅方向一側
の両端に止め穴77が穿設される一方、幅方向他側の両
端には係合穴78が穿設されている。なお、回路基板6
1の上面及び下面における止め穴77の外周には、メッ
キ部79が設けられている。このメッキ部79は、回路
基板61を後述の本体枠104にビス110止めする
際、回路基板61のグランドライン61aと本体枠10
4とを導通させるためのものであり、静電気から回路基
板61を保護するようになっている。
【0020】蓋体80は、図4に示すように、合成樹脂
製(本実施形態では、ポリカーボネイト製)の蓋枠81
と、透視性及び導電性を有する導電板94と、を備えて
いる。蓋枠81は、開口83を有してなる上縁部82
と、該上縁部82の下面側の全周に亘って立設された側
壁部90と、から構成されている。上縁部82の下面に
は、側壁部90が立設された部分の内向側に所定間隔を
置いて複数の溶着突起84が突設され、幅方向一端(前
端)側の二隅近傍には、係合穴85aを有する位置決め
ボス85が突設されている。なお、複数の溶着突起84
のうち前端側の右端部に位置するものは、その他のもの
に比べて条設長さが短い位置決め溶着突起84aとして
形成されている。上縁部82の外周端は、側壁部90の
立設部分より若干外方に突出して設けられている。この
上縁部82の外周端には、前端側の長辺部分及び両側端
の後端部分に係合爪86が形成され、両側端の中央部近
傍には、取付穴87aを穿設した取付片87が延設され
ている。取付穴87aは、後で詳述するボックス本体1
00との組み付け時にビス(皿ネジ)99の頭部99a
が蓋枠81の上壁面に入り込むようなテーパー形状をな
している(図9参照)。また、上縁部82の上面側の一
部分には、機種名シール89を貼付するための凹部88
が形成されている。一方、側壁部90には、収納する回
路基板61からの発熱を外部に放出するための放熱穴9
1が前端壁に穿設されている。また、側壁部90の両側
壁には、取付片87の下方部分に凹部92が形成され、
その凹部92の上端には、取付片87の幅寸法(前後方
向の寸法)とほぼ同一長さの挿通穴93が穿設されてい
る。凹部92は、ボックス本体100との組み付け状態
で後述する取付ボス部114との干渉を逃がすためのも
のであり、挿通穴93は、導電板94の取り付け時に後
述する取付片98を挿通するためのものである。
【0021】導電板94は、透明合成樹脂(本実施形態
では、塩化ビニール製)の長方形板からなり、その下面
側には黒色塗装を施した導電性繊維95が全域に接合し
て設けられている。導電板94には、蓋枠81側の溶着
突起84を個々に挿通する挿通穴96が複数穿設されて
おり、幅方向一端(前端)側の二隅には、蓋枠81との
組み付け状態で、位置決めボス85との干渉を逃がすた
めの切欠部97が形成されている。また、導電板94の
長手方向両端には、取付穴98aを穿設した取付片98
が蓋枠81側の取付片87と同一寸法で形成されてい
る。なお、複数の挿通穴96のうち前端側の右端部に位
置するものは、蓋枠81側の位置決め溶着突起84aと
対応する位置決め挿通穴96aとして形成されている。
このため、後で詳述するように蓋枠81に導電板94を
取り付ける場合には、必ず位置決め溶着突起84aを位
置決め挿通穴96aに合せなければならない。これによ
り、蓋枠81に対する導電板94の取り付け状態を一義
的に決定することができ、導電板94を裏返しで取り付
ける等の取り付け間違いを回避することができる。
【0022】ここで、上記した導電性繊維について簡単
に説明すると、導電性繊維は、大きく分けて金属製
(銅、黄銅、ニッケル、アルミニューム等)のフィラメ
ントを網状に織ったものと、合成繊維に導電性粒子
(銅、カーボン等)を塗布又は含浸させたものと、があ
り、いずれの種類の導電性繊維においても、電磁シール
ド効果及び光線透過率の見地から、50〜250メッシ
ュ(特に、100〜200メッシュがよい)程度で、そ
の開口率10〜90%(特に、30〜80%がよい)で
あることが望ましい。そして、メッシュという構造上、
どうしても透視性が悪くなるが、本実施形態では、これ
を抑制するために、導電性繊維95を金属色を避けた濃
色(実施形態中では、黒色)にすることで透視性を向上
させている。
【0023】なお、本実施形態では、透明合成樹脂板に
導電性繊維95を接合することで導電板94を構成して
いるが、導電板の構成はこれに限定するものではなく、
透明合成樹脂板に導電性繊維を埋設して導電板を構成し
てもよい。この場合、その透明合成樹脂板を濃色とする
ことにより透視性を向上させることができる。また、透
明導電層の形成によって導電板(俗にCRTフィルター
などともいう)を構成してもよい。この透明導電層につ
いて簡単に説明すると、透明導電層は、金、白金、銀、
錫、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、あるいはア
ンチモン等の金属や酸化インジウムあるいは酸化錫等の
金属酸化物、又はこれらの混合物を真空蒸着、スパッタ
リング、イオンプレーティング、CVD等の方法により
導電性と透視性を有する厚みの層として樹脂材等の表面
に形成されるものである。透明導電層の厚みは、通常5
〜1000nm程度であり、その電気伝導性は、100
00Ω/□以下、好ましくは1000Ω/□以下の電気
抵抗率が適当である。
【0024】しかして、蓋体80は、導電板94をたわ
ませた状態で蓋枠81の挿通穴93に取付片98を挿通
すると共に、蓋枠81の溶着突起84を導電板94の挿
通穴96に挿通し、該挿通穴96から突出した溶着突起
84を超音波溶着することで、蓋枠81及び導電板94
の組付体として構成されている。このとき、導電板94
は、図6(A)に示すように、導電性繊維95を蓋体8
0の内側に配した状態で組み付けられている。また、導
電板94の取付穴98aは、蓋枠81の取付穴87aと
同一軸心上に配された状態にあり、蓋枠81の位置決め
溶着突起84aは、導電板94の位置決め挿通穴96a
に挿通された状態で溶着されている。なお、溶着突起8
4の溶着において、蓋枠81(溶着突起84)と導電板
94とを同一素材で形成した場合には、溶着突起84の
溶着部分が導電板94に混じり合い、より一層強固な溶
着が可能になる。また、蓋体80の組み付け方法は、超
音波溶着以外にも熱溶着したり、溶剤又は接着剤を用い
てもよく、さらにはビス止めや係止爪などによって組み
付けを行ってもよい。
【0025】次に、上記した蓋枠81及び導電板94の
各設定寸法について説明する。蓋枠81の取付片87及
び導電板94の取付片98は、それぞれ図5(A)(B)
に示すように、左右で異なった位置に設けられており、
図5(A)に示す蓋枠81の各寸法L′・L1′・L
2′・R′・R1′・R2′と、図5(B)に示す導電
板94の各寸法L・L1・L2・R・R1・R2と、の
間には以下に示す(1)〜(7)の式が成立している。
【0026】 L=L′=R=R′ …(1) L+L1+L2=R+R1+R2 …(2) L′+L1′+L2′=R′+R1′+R2′ …(3) L1≠R1 …(4) L2≠R2 …(5) L1′≠R1′ …(6) L2′≠R2′ …(7) このため、導電板94の導電性繊維95を蓋体80の上
方に配した状態で組み付けようとしても、図6(B)に
示すように、導電板94の一方の取付片98が蓋枠81
の挿通穴93に入らず、結果として一方の取付穴98a
を取付穴87aと同一軸心上に配すことができない。即
ち、本実施形態では、前述したように蓋枠81側の位置
決め溶着突起84aと導電板94側の位置決め挿通穴9
6aとを設けることに加えて、蓋枠81及び導電板94
の各設定寸法によっても導電板94の取り付け間違いを
回避するようになっている。言い換えれば、導電板94
の導電性繊維95を蓋体80の内側に配した状態で初め
て蓋体80としての組付体が完成するようになってい
る。
【0027】一方、ボックス本体100は、図7に示す
ように、透視性を有する底板101と、本体枠104
と、を備えている。底板101は、透明合成樹脂の長方
形板からなり、その四隅近傍部には挿入穴102が穿設
されている。また、挿入穴102の周縁には、上方に突
出する円筒壁103が設けられている。この円筒壁10
3は、本体枠104との組み付け時に挿入穴102から
挿入される後述の取付ボス109と位置決めボス111
とを内嵌し、その取付ボス109と共に底板101から
所定間隔を置いて回路基板61を支持するようになって
いる(図8(B)参照)。
【0028】本体枠104は、導電性を有する合成樹脂
製(本実施形態では、カーボン入りのポリスチレン製)
の筐体からなり、下面には開口部105が形成されてい
る。開口部105の内周縁部には、その幅方向両側に断
面L字状をなす係合片106が所定の条設長さで形成さ
れている。開口部105以外となる残りの下面領域に
は、後述する取付台120の係合突起124を係止する
係止穴107と、楕円形状をなす複数の透視穴108
と、が穿設されている。また、下面領域の後端側の二隅
には、回路基板61をビス110止めするための取付ボ
ス109が立設され、前端側の二隅には、上端部に係合
突起111aを有する位置決めボス111が立設されて
いる。この位置決めボス111は、回路基板ボックス6
2としての組み付け状態で係合突起111aが回路基板
61側の係合穴78及び蓋枠81側の係合穴85aと係
合することにより、ボックス本体100に対する蓋体8
0及び回路基板61の位置決めを行うようになってい
る。一方、本体枠104の側壁には、長手方向両側の上
端に取付片112が外方に突出して形成されている。取
付片112には、蓋体80側の各取付片87・98を内
嵌する凹部113が形成され、その凹部113内には、
蓋体80側の各取付穴87a・98aを介して蓋体80
をビス99止めする取付ボス部114が形成されてい
る。また、幅方向一端(前端)側の側壁には、放熱穴1
15が穿設され、幅方向他端(後端)側の側壁には、回
路基板61のコネクタ配線の着脱がし易いように切欠部
116が形成されている。
【0029】しかして、上記した蓋体80及びボックス
本体100は、以下に示す組み付けによって回路基板6
1を収納した組付体(回路基板ボックス62)として構
成される。先ず、挿入穴102に各ボス109・111
を挿入させた状態で底板101を本体枠104に装填
し、図8(A)(B)に示すように、その上から回路基板
61の止め穴77を取付ボス109にビス110止めす
る。このとき、回路基板61は、係合穴78に位置決め
ボス111の係合突起111aが挿通されることで(図
7中のB参照)、本体枠104に対する位置決めが行わ
れている。次に、取付片112の凹部113に各取付片
87・98を内嵌させた状態で蓋体80をボックス本体
100に被せる。このとき、蓋枠81の後端側の側壁
(仕切り壁81a)は、図8(A)に示すように、回路
基板61の電子部品実装領域74とコネクタ実装領域7
6とを蓋枠81の内外に仕切った状態にある。これによ
り、蓋体80を取り外すことなく、コネクタ75への配
線取り付け及び配線取り外しが可能になる。一方、仕切
り壁81a以外の側壁は、その外面がボックス本体10
0側の側壁内面と当接した状態にあり、この状態で蓋体
80側の係合爪86がボックス本体100の側壁外面に
係合している。また、蓋体80は、位置決めボス85の
係合穴85aが回路基板61の係合穴78を挿通した係
合突起111aと係合することで(図4及び図7中のB
参照)、ボックス本体100との位置決めを行ってい
る。
【0030】次に、図4及び図7に示すA方向におい
て、蓋枠81の取付片87(取付穴87a)と導電板9
4の取付片98(取付穴98a)とを本体枠104の取
付ボス部114にビス99止めする。そして、そのビス
99止め部分と、蓋体80及びボックス本体100の当
接外壁(本実施形態では、取付片112近傍の外壁)
と、にそれぞれ長方形状のホログラムシール117・1
18を貼付する。これにより、蓋体80とボックス本体
100との内部空間に回路基板61を止着状態にて収納
した組付体(回路基板ボックス62)が構成される。な
お、蓋体80の内側に配された導電板94の導電性繊維
95は、蓋体80とボックス本体100とのビス99止
めによって導電性を有する本体枠104と導通された状
態にある。これにより、蓋体80側の導電板94は、本
体枠104を介して回路基板61のグランドライン61
aに導通されている。
【0031】ところで、上記したビス(皿ネジ)99
は、前述したように頭部99aが蓋枠81の上壁面に入
り込むと共に、締め付け状態で頭部99aの末端平面が
蓋枠81の上壁面と同一平面上に位置している。また、
蓋体80(上縁部82)の外周端は、ボックス本体10
0との組み付け状態でボックス本体100(本体枠10
4)の側壁外面と同一位置に配されている。このため、
ビス99止め部分を封印するホログラムシール117、
及び蓋体80とボックス本体100との当接外壁を封印
するホログラムシール118は、それぞれ平坦面上(シ
ール118は途中で折曲されている)に確実に貼付され
るので、シール117・118の剥れ及び損傷が防止で
きると共に、シール117・118に対する不正行為の
判別が容易になる。
【0032】ここで、上記ホログラムシールについて簡
単に説明すると、ホログラムシールは、ホログラム層と
光反射層と接着剤層とを備え、ホログラム層に形成され
るホログラム図柄を偽造困難な図柄に構成することで、
不正行為に伴うシールの貼り替えを防止するようになっ
ている。このホログラム図柄は、ホログラムシールの表
面に入射したコヒーレント光(レーザー光)がホログラ
ム層のエンボス面を透して光反射層に入り、光反射層か
らホログラム干渉光としてホログラムシールの外方に反
射されることで形成される。ちなみに、本実施形態のホ
ログラムシール118は、収納する回路基板61の基板
番号をホログラム図柄とすることで、正規の回路基板が
収納されているか否かが判別できるようになっている。
なお、ホログラムシール117・118のホログラム図
柄としては、回路基板61又は弾球遊技機1に関する情
報から構成することが望ましい。
【0033】以上のように、本実施形態に係る回路基板
ボックス62は、蓋体80とボックス本体100とのビ
ス99止め部分及び当接外壁をホログラムシール117
・118で封印することにより回路基板61の被覆状態
を担保している。また、回路基板ボックス62は、その
上面を構成する導電板94、及び下面を構成する底板1
01をそれぞれ透視性を有する素材から形成すること
で、回路基板61の実装面(上面)及びハンダ面(下
面)を外部から透視できるようにしている。このため、
回路基板61に不正な工作(例えば、ジャンパー配線を
接続したり、電子部品を実装したりする不正工作)が施
された場合には、直ちにその不正工作が判るようになっ
ている。さらには、ボックス62内に設けられた導電板
94によって電磁シールド効果を奏し得るようになって
いる。ところで、このような導電板94による電磁シー
ルド効果において、本実施形態では蓋体80及びボック
ス本体100からなる回路基板ボックス62の外周壁を
全体的に導通状態とすることで、ボックス62の電磁シ
ールド効果をより一層高めるようになっている。
【0034】また、本実施形態の回路基板ボックス62
の組み付け構成は、以下に示す効果を奏し得る。即ち、
ボックス62に対する不正行為が容易に判断できる。一
般的に、溶着部分を切り離して不正行為を行う場合、そ
の切り離し部分を再度溶着又は接着すれば、不正の判別
が非常に難しいものとなるが、本実施形態の場合、蓋枠
81の溶着突起84を切り離せば、導電板94が回路基
板61上に落ち込む。このため、回路基板61に細工を
しようとしても導電板94がそれを阻止する。また、ホ
ログラムシール117・118を剥してボックス本体1
00を開放した場合には、再びホログラムシール117
・118を貼り直してもその痕跡がしっかりと残るため
不正が行われたことが即座に分かる(一度剥すと、剥す
前のホログラム図柄が再生できない)。
【0035】次に、上記した回路基板ボックス62を機
構板50に取り付けるための取付台120について図3
を参照して説明する。取付台120は、図3に示すよう
に、合成樹脂製(本実施形態では、カーボン入りのポリ
プロピレン製であるが金属製でもよい)の長方形板から
なり、その基板中央には断面逆L字状をなす一対の係合
レール121が所定間隔を置いて条設されている。な
お、係合レール121の条設方向は、取付台120の長
辺部に沿った左右方向となっている。取付台120の各
長辺部(前後端縁)には、基板面に対して直交するガイ
ド片122が突設されている。取付台120の右側端部
には、弾性変形する解除レバー123が形成されてお
り、該解除レバー123の基部には、ボックス本体10
0側の係止穴107と係合する係合突起124が突設さ
れている。また、取付台120の基板面には、機構板5
0側の取付ボス(図示しない)に取付台120をビス止
めするための止め穴125が穿設されている。
【0036】しかして、上記した取付台120は、止め
穴125を介して機構板50にビス止めされることで機
構板50上の所定部位に固定される。また、この取付台
120に回路基板ボックス62を取り付けるときには、
取付台120に対してボックス62を左側方からスライ
ド装着させる。このとき、取付台120側の係合レール
121は、ボックス62側の係合片106と係合した状
態にあり、ガイド片122は、ボックス62のスライド
移動を案内する。そして、このようなボックス62のス
ライド移動によって取付台120側の解除レバー123
が下方に弾性変形し、遂には、ボックス62側の係止穴
107が取付台120側の係合突起124と係合してボ
ックス62の装着が完了する。一方、回路基板ボックス
62を取付台120から取り外すときには、解除レバー
123を下方に押して係止穴107と係合突起124と
の係合を解除し、この状態からボックス62を左側方に
スライドさせることで簡単に取り外すことができる。即
ち、回路基板ボックス62は、機構板50にビス止め固
定された取付台120に対して着脱自在な構成となって
いる。
【0037】以上のように、本実施形態に係る回路基板
ボックス62は、透視性を有する導電板94によって蓋
体80の上壁面を構成することで、収納する回路基板6
1が外部から視認でき、回路基板61に対する不正行為
が容易に判別できるようになっている。また、回路基板
ボックス62は、その組み付け状態で、導電板94が導
電性を有するボックス本体100と導通するようになっ
ている。このため、蓋体80及びボックス本体100か
らなるボックス62の外周壁を全体的に導通状態とする
ことができ、ひいてはボックス62の電磁シールド効果
をより一層向上するようになっている。
【0038】また、本実施形態では、収納する回路基板
61にグランドライン61aを設けると共に、ボックス
本体100と蓋体80との組み付け状態で、ボックス本
体100及び導電板94がグランドライン61aと導通
するようになっている。このため、回路基板ボックス6
2を組み付けることでアース効果が得られるので、アー
ス線を設ける必要がなく組み付けの作業性を向上させる
ことができる。なお、回路基板61にグランドライン6
1aを設けることなく、アース線を用いてボックス62
をアースしてもよい。この場合でも、従来技術のように
蓋体及びボックス本体に対して個々にアース線を設ける
必要がないので作業性が向上する。また、蓋枠81に対
する導電板94の取り付けにおいて、導電板94がボッ
クス本体100と導通する方向に組み付けられるように
方向規制を行っている。このため、導電板94を裏返し
て取り付ける等の取り付け間違いを回避することができ
る。特に、コストダウンのために導電性繊維を透明合成
樹脂板の片面にのみ接合した導電板94の場合、どちら
の面に導電性繊維が接合されているのか分かりづらいも
のでも、組付体としての回路基板ボックス62を完成さ
せる際には、導電板94を確実にボックス本体100と
導通させることができる。
【0039】なお、回路基板ボックスの構成は、上記し
た実施形態(第一実施形態)に限定するものではない。
以下、その他の構成を第二乃至第五の実施形態として説
明する。また、以下の説明では、便宜上、第一実施形態
と同一の構成部材及び同一機能を有する構成部位に対し
て、第一実施形態のものと同一の符号を付記すると共
に、その詳細な説明を省略する。先ず、前記第一実施形
態では、蓋枠81の取付片87及び導電板94の取付片
98の各寸法L・R・L′・R′を同一寸法に設定して
いるが、これに限定するものではない。図10(A)
(B)に示す第二実施形態のように、蓋枠81の取付片
87及び導電板94の取付片98の寸法を左右で異なら
せてもよい(L≠R、L′≠R′)。このように第二実
施形態では、取付片87・98の寸法を左右で異ならせ
ることによって、蓋枠81及び導電板94を左右非対称
にしている。また、蓋枠81には位置決めボス85が、
導電板94には切欠部97がそれぞれ設けられているの
で、蓋枠81及び導電板94は、上下方向にも非対称な
形状となっている。即ち、蓋枠81に対する導電板94
の取り付け状態を一義的に決定するためには、蓋枠81
及び導電板94を左右方向及び上下方向で非対称な形状
とすれば、いずれの形状でもよく、これを採用すれば導
電板94の取り付け間違いを回避することができる。
【0040】次に、前記第一実施形態では、蓋枠及び導
電板の取り付けを溶着突起の溶着によって行い、然も透
視性を有する導電板を蓋枠の開口に臨設させているが、
これに限定するものではない。例えば、図11に示す第
三実施形態のように、蓋枠131と導電板134とによ
って蓋体130を構成してもよい。蓋枠131の上面に
は、開口及び溶着突起はなく、その代わりに複数の放熱
穴132が穿設されている。また、蓋枠131の幅方向
両端には、係合爪133が形成されている。一方、導電
板134には、溶着突起を挿通する必要がないため、挿
通穴は穿設されていない。そして、導電板134をたわ
ませた状態で蓋枠131の挿通穴93に取付片98を挿
通すると共に、導電板134の幅方向両端部を蓋枠13
1の係合爪133に係合する(はめ込む)ことで、蓋枠
131及び導電板134の組付体として蓋体131を構
成する。このように第三実施形態では、蓋枠及び導電板
の取り付けを係合爪で行うことにより、蓋枠及び導電板
の溶着作業を削減させている。なお、導電板134に
は、蓋枠131との取り付け状態で上面の放熱穴132
と連通する放熱穴を設けてもよい。また、透明合成樹脂
板に導電性繊維を接合した導電板なので、大量生産向き
でコスト安である。例えば、シート状に導電板を作り、
それから導電板94(134)を切り落とすこともでき
る。さらに、片面だけの接合なのでコストが安くすむ。
また、後述する導電板141・176のように外形形状
がほぼ長方形状となる場合には、切り落とした際の残り
が少なくできて無駄になる分が少なくなる。
【0041】次に、第四実施形態の回路基板ボックス6
2′を図12乃至図17(A)を参照して説明する。回
路基板ボックス62′は、図12に示すように、遊技制
御回路基板61を内部に収納する蓋体140及びボック
ス本体100の組付体からなり、この組付体が取付台1
20を介して機構板50に取り付けられて構成される。
蓋体140は、図13に示すように、透視性及び導電性
を有する導電板141及び蓋枠144から構成されてい
る。導電板141は、透明合成樹脂製の長方形の平板か
らなり、その下面側には導電性繊維142が全域に接合
して設けられている。また、導電板141の幅方向一端
(前端)側には、切欠部143が2箇所に穿設されてい
る。
【0042】蓋枠144は、透明合成樹脂からなると共
に、前記蓋枠81と同様に係合穴85aを有する位置決
めボス85と、取付穴87aを有する取付片87と、放
熱穴91と、が形成されている。蓋枠144の幅方向一
端(前端)側には、導電板141側の切欠部143を係
止する(差し込む)係止部145が2箇所に形成され、
幅方向他端(後端)側には、導電板141の幅方向他端
を係止する係止爪146が2箇所に形成されている。係
止部145の下面側には、凹面145aが形成されてい
る(図16(A)参照)。この凹面145aは、係止部
145の丸みをおびた先端形状と合せて、導電板141
の切欠部143を差し込み易くしている。一方、係止爪
146には、係止爪146をたわませて導電板141を
係止させるための突起部146aが設けられている(図
16(B)参照)。また、蓋枠144の上面には、開口
はなく、機種名シール89を貼付するための凹部147
と、ホログラムシール118の貼り付けをガイドするた
めの凹部148と、が形成されている。
【0043】次に、上記した蓋枠144及び導電板14
1の各設定寸法について説明する。蓋枠144に形成さ
れた左右一対の係止部145及び係止爪146は、図1
4に示すように、個々に対向する位置に設けられ、その
左右一対の係止部145と対応する位置に、導電板14
1側の切欠部143が穿設されている。また、導電板1
41の切欠部143、言い換えれば蓋枠144の係止部
145及び係止爪146は、左右非対称な位置に設けら
れている(L≠R)。このため、後で詳述する蓋枠14
4と導電板141との取り付け時には、導電板141
は、図14(A)に示すように、導電性繊維142を蓋
枠144の上面と対向させた状態でのみ蓋枠144に取
り付け可能な構成となっている。即ち、導電性繊維14
2が接合されていない面を蓋枠144の上面に対向させ
た状態で導電板141を蓋枠144に取り付けると、図
14(B)に示すように、長手方向一端側で導電板94
が蓋枠144からはみ出し、蓋枠144の取付穴87a
を導電板141が塞いでしまう状態になるので、一瞥し
ただけで作業者は取り付け間違いに気づくことができ
る。このように第四実施形態では、前記蓋体80と同様
に、蓋枠及び導電板を上下方向及び左右方向で非対称な
形状とすることで、導電板141の導電性繊維142を
蓋枠81の上面と対向させた状態で初めて蓋体140と
しての組付体が完成するようになっている。
【0044】しかして、上記した蓋体140及びボック
ス本体100は、以下に示す組み付けによって回路基板
61を収納した組付体(回路基板ボックス62′)とし
て構成される。先ず、回路基板ボックス62の組み付け
と同様に、ボックス本体100に回路基板61をビス1
10止めする(図15参照)。次に、上面が開放してい
るボックス本体100に蓋枠144を被せる。このと
き、蓋枠144の仕切り壁144aは、図15(A)に
示すように、回路基板61の電子部品実装領域74とコ
ネクタ実装領域76とを蓋枠144の内外に仕切った状
態にある。一方、仕切り壁144a以外の側壁は、図1
5(B)に示すように、その外面がボックス本体100
側の側壁の内面と当接した状態にある。次に、蓋枠14
4の取付片87をボックス本体100の取付片112に
ビス99止めし、そのビス99止め部分と、蓋枠144
及びボックス本体100の当接外壁(凹部148が形成
された部分)と、にそれぞれ長方形状のホログラムシー
ル117・118を貼付する。そして、図16(A)
(B)に示すように、切欠部143を係止部145に差
し込んだ状態で導電板141を係止爪146で係止する
ことにより蓋枠144に導電板141を取り付け、蓋体
140及びボックス本体100からなる回路基板ボック
ス62′が完成する。
【0045】以上のように、第四実施形態に係る回路基
板ボックス62′は、前記回路基板ボックス62と同様
に、その組み付け状態で、導電板141が導電性を有す
るボックス本体100と導通するようになっている。こ
のため、蓋体140及びボックス本体100からなるボ
ックス62′の外周壁を全体的に導通状態とすることが
でき、ひいてはボックス62′の電磁シールド効果をよ
り一層向上するようになっている。また、回路基板ボッ
クス62′は、導電板141を蓋枠144の係止部14
5及び係止爪146に係止することで、導電板141を
蓋枠144に対して容易に着脱可能な構成としており、
さらには蓋枠144に透視性を持たせている。これによ
り、導電性繊維142の接合によってスモークがかかっ
たような感じにある導電板141を簡単に蓋枠144か
ら取り外すことで、回路基板61を容易に且つ確実に確
認することができる。なお、着脱可能な導電板141と
蓋枠144との取り付け方法は、係止部145及び係止
爪146に限定せずビス止めでもよい。また、導電板1
41は、必ずしも透視性を有する必要はなく、蓋枠14
4は、その上面部分のみを透視性としてもよい。
【0046】また、上記した第四実施形態の回路基板ボ
ックス62′では、図17(A)に示すように、導電板
141の外周端を本体枠104側の側壁外周面と同一位
置に配す構成となっているが、これに限定するものでは
ない。例えば、図17(B)に示す第五実施形態のよう
に、本体枠104の側壁上端に断面L字状のガイド部1
50を全周に亘って形成し、このガイド部150で導電
板141の外周端を塞ぐようにしてもよい。また、図1
7(C)に示す第六実施形態のように、断面L字状のガ
イド片151を本体枠104の全周に亘ってビス152
止めすることで、ガイド片151で導電板141の外周
端を塞ぐようにしてもよい。なお、ガイド片151は、
導電性を有する合成樹脂からなり、その上端部分には、
導電板141を押さえつける押圧突起151aが形成さ
れている。このように第五及び第六の各実施形態は、本
体枠104と導通するガイド部150(ガイド片15
1)によって導電板141の外周端を塞ぐ構成となって
いる。このため、導電板141の導電性繊維142と本
体枠104との当接領域をより拡大することができ、ひ
いては導電板141による電磁シールド効果を一層向上
させるようになっている。また、導電板141の外周端
を塞ぐガイド部150(ガイド片151)は、導電板1
41を裏返して取り付ける等の取り付け間違いを回避す
るようになっている。
【0047】次に、第七実施形態の回路基板ボックス6
2″を図18乃至図20を参照して説明する。回路基板
ボックス62″は、図18に示すように、遊技制御回路
基板61を内部に収納する蓋体160及びボックス本体
180の組付体からなり、この組付体が取付台120を
介して機構板50に取り付けられて構成される。
【0048】蓋体160は、図19に示すように、透視
性を有する上板161と、金属製の蓋枠168と、透視
性及び導電性を有する導電板176と、を備えている。
上板161は、透明合成樹脂の長方形板からなり、その
下面側の外周端部には、所定間隔を置いて複数の溶着突
起162が突設されている。溶着突起162の突設部分
の内周には、導電板176を嵌合する嵌合面163が凹
面状に形成されている。この嵌合面163の一隅角は、
他の三隅角と異なるR形状をなして、導電板176を位
置決めする位置決め部164として形成されている。ま
た、下面側における長手方向の両端部には、取付穴16
5aを穿設した取付突起165が突設されている。一
方、上板161の上面側の一部には、機種名シール16
6を貼着するための凹部167が形成されている。
【0049】蓋枠168は、打ち抜き成型した金属板を
折り曲げることにより形成されており、上面に開口部1
69を有すると共に、その外周縁部には全周に亘って側
壁を有する形状となっている。なお、開口部169の一
隅角には、回路基板61に確率設定用の切換スイッチを
設けた場合にも対応(切換スイッチと蓋枠168との干
渉が回避)できるように円形状の切欠部169aが穿設
されている。また、幅方向の一側壁は、その他の側壁に
比べて下方に突出して設けられ、回路基板61の収納状
態で電子部品実装領域74とコネクタ実装領域76とを
蓋枠168の内外に仕切る仕切り壁168aとして形成
されている。開口部169以外となる残りの上面領域に
は、上板161側の複数の溶着突起162を個々に挿通
する挿通穴170が複数穿設され、長手方向の上面両端
部には、上板161側の取付突起165を挿通する挿通
穴171が穿設されている。一方、蓋枠168の側壁に
は、仕切り壁168aを除いた3つの側壁に取付穴17
2が穿設され、仕切り壁168aには、収納する回路基
板61からの発熱を外部に放出するための放熱穴173
が穿設されている。また、蓋枠168の長手方向の各側
壁には、位置決め突起174が内向側に突設されてい
る。なお、上記した取付穴172は、後で詳述するボッ
クス本体180との組み付け時にビス(皿ネジ)175
の頭部が蓋枠168の側壁面に入り込むようなテーパー
形状をなしている。
【0050】導電板176は、透明合成樹脂の長方形板
からなり、その下面側には黒色塗装を施した導電性繊維
177が全域に接合して設けられている。導電板176
の四隅角は、それぞれ上板161側の嵌合面163の四
隅角に対応する形状に形成されている。即ち、導電板1
76の一隅角は、他の三隅角と異なるR形状をなした位
置決めR部178として形成されている。このため、上
板161に導電板176を取り付ける場合には、必ず位
置決めR部178を上板161側の位置決め部164に
合せなければならない。これにより、上板161に対す
る導電板176の取り付け状態を一義的に決定すること
ができ、導電板176を裏返しで取り付ける等の取り付
け間違いを回避することができる。
【0051】しかして、蓋体160は、上板161の嵌
合面163に導電板176を取り付けた状態で、上板1
61の溶着突起162を蓋枠168の挿通穴172に挿
通し、その溶着突起162を超音波溶着することで、上
板161、蓋枠168、及び導電板176の組付体とし
て構成されている。
【0052】一方、ボックス本体180は、図20に示
すように、透視性を有する底板181と、金属製の本体
枠187と、を備えている。底板181は、透明合成樹
脂の長方形板からなり、その上面側には、回路基板61
の下面を支承するためのフランジ片182が四隅近傍部
及び幅方向の両端中央部に立設されている。なお、幅方
向一側の二隅近傍部に立設されたフランジ片182に
は、後述する係合片193との干渉を逃がすためのスリ
ット部183が形成されている。一方、底板181の下
面側には、本体枠187との間で所定間隔を保持するた
めのフランジ片184が立設されている。また、底板1
81には、幅方向他側の各隅角部及び長手方向一側のほ
ぼ中央部にそれぞれ切欠部185a・185b・186
が穿設されている。切欠部185a・185bは、回路
基板61のビス止め部分との干渉を逃がすための切り欠
きであり、切欠部186は、取付台120への取り付け
状態で係合突起124との干渉を逃がすための切り欠き
である。
【0053】本体枠187は、打ち抜き成型された金属
板を折り曲げることにより形成されており、下面に開口
部188を有すると共に、その外周縁部には全周に亘っ
て側壁を有する形状となっている。開口部188の内周
縁部には、その幅方向両側に断面L字状をなす係合片1
89が所定の条設長さで形成され、内周縁部の長手方向
一側には、係止穴190aを穿設した係止片190が形
成されている。また、開口部188以外となる残りの下
面領域には、楕円形状をなす複数の透視穴191が穿設
されている。下面領域における幅方向一側の両端には、
取付穴192aを穿設した取付片192が形成され、下
面領域における幅方向他側の両端には、係合突起193
aを備えた係合片193が形成されている。なお、これ
ら取付片192及び係合片193は、打ち抜かれた金属
板の一部分を上方に折曲して形成されている。また、上
記した係合片189は、取付台120への取り付け時に
取付台120側の係合レール121と係合し易いように
先端部が若干下方に折曲されている。
【0054】一方、本体枠187の側壁には、幅方向の
一側壁を除いた3つの側壁に取付穴194aを穿設した
取付片194が形成されている。この取付片194は、
断面L字状をなして内向側に折曲されている。取付片1
94が形成された3つの側壁の上側部分は、断面L字状
をなして内向側に折曲された当接片部187aとして形
成されている。なお、当接片部187aの内向側への折
曲量は、蓋枠168の側壁の厚みと同一の値に設定され
ている。言い換えれば、蓋体160とボックス本体18
0との組み付け状態で、蓋枠168の側壁面が本体枠1
87の側壁面と同一平面上に位置するように設定されて
いる。本体枠187の長手方向の各当接片部187aに
は、位置決め凹部195が形成されている。この位置決
め凹部195は、蓋枠168側の位置決め突起174と
係合することで蓋体160との組み付け時に位置決めを
行うようになっている。本体枠187の幅方向の一側壁
には、内向側に折曲された固定片196が形成されてい
る。この固定片196は、回路基板61の取り付け状態
でその上面を挟み込むことにより回路基板61を固定
し、回路基板61からコネクタを外す等による回路基板
61の破損を防止するようになっている。一方、本体枠
187の幅方向の他側壁には、放熱穴197が穿設され
ている。また、本体枠187の幅方向の両側壁には、そ
の長手方向の両端部に補強片198が延設されている。
この補強片198は、延設部分から内向側に折曲される
ことで本体枠187の長手方向両側壁を内側から押さ
え、本体枠187の強度を向上するようになっている。
また、側壁間の隙間を塞ぐので、側壁間を広げて不正に
改造しようとしてもできない。なお、このような補強片
は、本体枠187に限らず蓋枠168側に設けてもよ
い。
【0055】しかして、上記した蓋体160及びボック
ス本体180は、以下に示す組み付けによって回路基板
61を収納した組付体(回路基板ボックス62″)とし
て構成される。先ず、回路基板61と底板181とを重
畳して本体枠187に装着する。このとき、回路基板6
1の上面は、固定片196に挟み込んだ状態にする。次
いで、回路基板61の係合穴78に係合片193の係合
突起193aを挿通する一方、回路基板61の止め穴7
7を取付片192の取付穴192aにビス199止めす
ることで、底板181を挟んで本体枠187に回路基板
61を固定する。また、このような回路基板61の取り
付け固定において、止め穴77と取付穴192aとの穴
位置を合せる際、回路基板61が若干ズレることで係合
突起193aと係合穴78とが係合し、ビス止めされな
い回路基板61の幅方向一側も固定される。
【0056】次に、上面が開放しているボックス本体1
80に蓋体160を被せる。このとき、蓋体160の仕
切り壁168aは、回路基板61の電子部品実装領域7
4とコネクタ実装領域76とを蓋枠168の内外に仕切
った状態にある。一方、仕切り壁168a以外の側壁
は、その内面がボックス本体180側の当接片部187
aの外面と当接した状態にあり、本体枠187の側壁面
と同一平面上にある。また、蓋体160側の位置決め突
起174がボックス本体180側の位置決め凹部195
と係合することにより、蓋体160とボックス本体18
0とは相互間で位置決めされている。そして、図19及
び図20に示すA・Cの2方向において、本体枠187
の取付穴194aと上板161の取付穴165aと蓋枠
168の取付穴172とをビス175で共締めすると共
に、B方向において、本体枠187の取付穴194aと
蓋枠168の取付穴172とをビス175で共締めし、
そのビス175止め部分を長方形状のホログラムシール
200で上から覆い封印する。これにより、蓋体160
とボックス本体180との内部空間に回路基板61を止
着状態にて収納した組付体(回路基板ボックス62″)
が構成される。
【0057】なお、本体枠187、上板161、及び蓋
枠168を共締めするビス(皿ネジ)175は、その頭
部が蓋枠168の側壁面に入り込むと共に、締め付け状
態で頭部の末端平面が蓋枠168の側壁面と同一平面上
に位置している。また、ビス175止め部分を封印する
ホログラムシール200は、長手方向をボックス62″
の上下方向と平行に配すと共に、その上端側が蓋体16
0の上面(上板161)に位置する一方、下端側が本体
枠187の側壁面に位置するように貼付されている。即
ち、ホログラムシール200は、蓋枠168及び本体枠
187の各側壁面からなる平坦面上に確実に貼付されて
いる。
【0058】以上のように、第七実施形態に係る回路基
板ボックス62″は、蓋体160とボックス本体180
とのビス175止め部分をホログラムシール200で封
印することにより回路基板61の被覆状態を担保してい
る。また、回路基板ボックス62″は、ビス175止め
部分を形成した側壁面が平坦面形状をなし、その平坦面
を構成する蓋枠168の側壁面及び本体枠187の側壁
面と上板161の上面とに跨がってホログラムシール2
00を貼付している。このため、蓋体160とボックス
本体180とのビス175止め部分及び接合面と、上板
161と蓋枠168との接合面と、にホログラムシール
200が貼付されたことになり、より確実に回路基板6
1の被覆状態を担保するようになっている。また、回路
基板ボックス62″は、前記回路基板ボックス62と同
様に、その組み付け状態で、導電板176が導電性を有
するボックス本体180と導通するようになっている。
具体的には、導電板176が蓋枠168に取り付けられ
て、導電板176と蓋枠168とが導通し、蓋枠168
と本体枠187とが導通する。このため、蓋体160及
びボックス本体180からなるボックス62″の外周壁
を全体的に導通状態とすることができ、ひいてはボック
ス62″の電磁シールド効果をより一層向上するように
なっている。
【0059】また、上記した各実施形態では、本発明の
基板収納ボックスを弾球遊技機用の遊技制御回路基板を
収納する回路基板ボックスとしているが、これに限定す
るものではない。例えば、賞球払出制御基板などを収納
する基板収納ボックスでもよい。即ち、内部の回路基板
に対する不正行為を防止する必要がある基板収納ボック
スであればよい。また、遊技機としては、弾球遊技機以
外の遊技機(例えば、スロットマシンやコインゲーム
等)であってもよい。さらには、各種構成部材を形成す
る素材については、取り分け実施形態中に記載のものに
限定するものではない。例えば、透視性を有する上板を
透明合成樹脂ではなく、ガラス素材から形成してもよ
い。また、本実施形態の導電板は、回路基板ボックスの
上面をほぼ全体的に覆うので、外周壁を全体的に導通状
態としているが、これに限らず導電板は上面の一部分の
みを覆うものでもよい。但し、外周壁を全体的に導通状
態とした方が電磁シールド効果(静電防止効果)が高く
なるのは言うまでもない。
【0060】なお、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として以下のものがある。 (1)前記導電板を前記カバー基体の内側から溶着又は
接着して取り付けたことを特徴とする。このように構成
することにより、導電板とカバー基体との溶着(接着)
部分を切り離すことで回路基板に不正行為が行われるよ
うな場合、導電板が回路基板上に落ち込むため、回路基
板に細工をしようとしても導電板がそれを阻止する。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1においては、回路基板を被覆状態
にて収納する遊技機の基板収納ボックスにおいて、前記
回路基板を取り付ける取付基板と、導電性及び透視性を
有する平面状の導電板をカバー基体に取り付けてなると
共に前記回路基板が外部から視認できるように前記取付
基板の上方を覆うカバー部材と、を備え、前記取付基板
に導電性を持たせると共に該取付基板と前記カバー部材
との組み付け状態で、前記導電板が取付基板と導通する
ようにしたことを特徴とする。このように構成すること
により、カバー部材及び取付基板からなる基板収納ボッ
クスを全体的に1つの導電部材で覆ったのと同じように
導通状態とすることができる。このため、ボックスの電
磁シールド効果(静電気防止効果)をより一層高めるこ
とができる。さらに、電磁シールド効果(静電気防止効
果)を高くするためにアース線を用いてアースする場合
には、従来技術のように蓋体及びボックス本体に対して
個々にアース線を設ける必要がなくなる。
【0062】また、本発明の請求項2においては、前記
回路基板にグランドラインを設けると共に、前記取付基
板と前記カバー部材との組み付け状態で、取付基板及び
前記導電板がグランドラインと導通するようにしたの
で、基板収納ボックスを組み付けることでアース効果が
得られるので、アース線を設ける必要がなく組み付けの
作業性を向上させることができる。
【0063】また、本発明の請求項3においては、前記
カバー基体に対する前記導電板の取り付けにおいて、導
電板が前記取付基体と導通する方向に組み付けられるよ
うに方向規制したので、導電板を裏返して取り付ける等
の取り付け間違いを回避することができ、ひいては組付
体としての基板収納ボックスを完成させる際には、導電
板を確実に取付基板と導通させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態における弾球遊技機を示
す正面図である。
【図2】弾球遊技機を示す背面図である。
【図3】回路基板ボックス及び取付台を示す斜視図であ
る。
【図4】蓋体を示す分解斜視図である。
【図5】同図(A)は蓋枠の設定寸法を示す説明図であ
り、同図(B)は導電板の設定寸法を示す説明図であ
る。
【図6】同図(A)は蓋枠に導電板を正しく取り付けた
状態を示す説明図であり、同図(B)は蓋枠に導電板を
裏返しに取り付けた状態を示す説明図である。
【図7】ボックス本体及び回路基板を示す分解斜視図で
ある。
【図8】同図(A)は回路基板のビス止め部分を示す平
面図であり、同図(B)は回路基板のビス止め部分を示
す縦断面図である。
【図9】同図(A)は蓋体とボックス本体とのビス止め
によって導電板が本体枠に導通した状態を示す部分縦断
面図であり、同図(B)は蓋体とボックス本体との組み
付け状態を示す部分縦断面図である。
【図10】同図(A)は第二実施形態における蓋枠の設
定寸法を示す説明図であり、同図(B)は第二実施形態
における導電板の設定寸法を示す説明図である。
【図11】第三実施形態の導電板と蓋体との取り付け状
態を示す斜視図である。
【図12】第四実施形態の回路基板ボックス及び取付台
を示す斜視図である。
【図13】第四実施形態の蓋体を示す分解斜視図であ
る。
【図14】同図(A)は第四実施形態の蓋枠に導電板を
正しく取り付けた状態を示す説明図であり、同図(B)
は第四実施形態の蓋枠に導電板を裏返しに取り付けた状
態を示す説明図である。
【図15】同図(A)は第四実施形態の回路基板のビス
止め部分を示す平面図であり、同図(B)は第四実施形
態の回路基板のビス止め部分を示す縦断面図である。
【図16】同図(A)は第四実施形態における蓋枠の係
止部に導電板を係止した状態を示す縦断面図であり、同
図(B)は第四実施形態における蓋枠の係止爪に導電板
を係止した状態を示す縦断面図である。
【図17】同図(A)は第四実施形態における導電板の
外周端の取り付け位置を示す縦断面図であり、同図
(B)は第五実施形態における本体枠のガイド部で導電
板の外周端を塞いだ状態を示す縦断面図であり、同図
(C)は第六実施形態の本体枠にビス止めされたガイド
片で導電板の外周端を塞いだ状態を示す縦断面図であ
る。
【図18】第七実施形態の回路基板ボックス及び取付台
を示す斜視図である。
【図19】第七実施形態の蓋体を示す分解斜視図であ
る。
【図20】第七実施形態のボックス本体及び回路基板を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機(遊技機) 40 遊技盤 50 機構板 61 遊技制御回路基板(回路基板) 61a グランドライン 62 回路基板ボックス(基板収納ボックス) 80 蓋体(カバー部材) 81 蓋枠(カバー基体) 84 溶着突起 86 係合爪 87 取付片 94 導電板 96 挿通穴 98 取付片 95 導電性繊維 100 ボックス本体(取付基板) 101 底板 104 本体枠 112 取付片 113 凹部 117・118 ホログラムシール 120 取付台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板を被覆状態にて収納する遊技機
    の基板収納ボックスにおいて、 前記回路基板を取り付ける取付基板と、 導電性及び透視性を有する平面状の導電板をカバー基体
    に取り付けてなると共に前記回路基板が外部から視認で
    きるように前記取付基板の上方を覆うカバー部材と、を
    備え、 前記取付基板に導電性を持たせると共に該取付基板と前
    記カバー部材との組み付け状態で、前記導電板が取付基
    板と導通するようにしたことを特徴とする遊技機の基板
    収納ボックス。
  2. 【請求項2】 前記回路基板にグランドラインを設ける
    と共に、前記取付基板と前記カバー部材との組み付け状
    態で、取付基板及び前記導電板がグランドラインと導通
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の遊技機
    の基板収納ボックス。
  3. 【請求項3】 前記カバー基体に対する前記導電板の取
    り付けにおいて、導電板が前記取付基体と導通する方向
    に組み付けられるように方向規制したことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の遊技機の基板収納ボック
    ス。
JP35533396A 1996-12-19 1996-12-19 遊技機の基板収納ボックス Pending JPH10179885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35533396A JPH10179885A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 遊技機の基板収納ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35533396A JPH10179885A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 遊技機の基板収納ボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10179885A true JPH10179885A (ja) 1998-07-07

Family

ID=18443331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35533396A Pending JPH10179885A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 遊技機の基板収納ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10179885A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183108A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Abilit Corp 基板ケース及びこの基板ケースを備える遊技機
JP2010177556A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Sharp Corp 太陽電池モジュール用端子ボックス
US7896660B2 (en) 2009-01-15 2011-03-01 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. IC card
JP2011152200A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2021106764A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2021106765A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2021106766A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 京楽産業.株式会社 遊技機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183108A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Abilit Corp 基板ケース及びこの基板ケースを備える遊技機
US7896660B2 (en) 2009-01-15 2011-03-01 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. IC card
JP2010177556A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Sharp Corp 太陽電池モジュール用端子ボックス
JP2011152200A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2021106764A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2021106765A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2021106766A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 京楽産業.株式会社 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH119800A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JPH11128499A (ja) 遊技機の基板ボックス
JPH10179885A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JP3747977B2 (ja) 遊技機
JPH10165605A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JP4427107B2 (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JPH10309360A (ja) 遊技機
JPH10286365A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JPH10249019A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JPH10179886A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JPH10286365A5 (ja)
JPH10290868A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JPH10295915A (ja) 遊技機
JP3788981B2 (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JP3788841B2 (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JP4057544B2 (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JP4257752B2 (ja) 遊技機
JP4170372B2 (ja) 遊技機
JPH10165606A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JP4059902B2 (ja) 遊技機
JP4059894B2 (ja) 遊技機
JPH1119312A (ja) 遊技機
JP4302156B2 (ja) 遊技機
JP4057625B2 (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JP4257750B2 (ja) 遊技機