JPH10179945A - 折り畳み式ナイフ - Google Patents

折り畳み式ナイフ

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JPH10179945A
JPH10179945A JP9321279A JP32127997A JPH10179945A JP H10179945 A JPH10179945 A JP H10179945A JP 9321279 A JP9321279 A JP 9321279A JP 32127997 A JP32127997 A JP 32127997A JP H10179945 A JPH10179945 A JP H10179945A
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JP
Japan
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blade
lock
finger
locking
liner
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Application number
JP9321279A
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English (en)
Inventor
James S Weatherly
エス ウェザーリー ジェームス
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Benchmade Knife Co Inc
Original Assignee
Benchmade Knife Co Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B1/00Hand knives with adjustable blade; Pocket knives
    • B26B1/02Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade
    • B26B1/04Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position
    • B26B1/044Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position by a spring tongue snapping behind or into the tang of the blade from a side part of the handle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B1/00Hand knives with adjustable blade; Pocket knives
    • B26B1/02Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade
    • B26B1/04Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position
    • B26B1/046Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position with a locking member acting in axial direction parallel to the pivot axis of the blade

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Knives (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質で製造することができるとともにナイ
フの各部品の寸法上の変動に対する公差が大きくてよい
改良したブレードロック機構を設けた折り畳み式ナイフ
を得る。 【解決手段】 折り畳み式ナイフは、柄12と、ブレー
ド平面64を画定する側面を有し、またブレード平面6
4にほぼ平行な曲率の中心軸線を有する凹面で構成され
るロック面50を設けたブレード14と、ブレード14
を柄12に相互連結するピンであって、このピンの周り
でブレード14を折り畳み位置と伸展位置との間で回動
させる回動ピン20と、柄12に配置し、またブレード
14のロック面50に掛合してブレード14を伸展位置
に保持する接触端部70を有するロックフィンガ56と
を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳み式ナイフ
に関し、特に、ナイフを折り畳むための改良したブレー
ドロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ここ数年、若干の折り畳み式ナイフは、
ライナロックとして知られているロック機構を設けたも
のがあり、このようなナイフの柄に設けたライナプレー
トの長いフィンガ状の部分を曲げ、ナイフのブレードの
方向に僅かな角度で突出させている。ナイフを伸展位置
にオープンしているとき、このロックフィンガの遊端を
ロックフィンガ自身の弾性力によってナイフブレードの
タングのロック面に圧着するよう押圧し、このフィンガ
によってブレードが完全に伸展した位置から移動するの
を阻止している。
【0003】このようなライナロック機構は、例えば、
米国特許第4,896,424号に記載されており、こ
の米国特許は、ブレードのタングにブレードの平面に直
交する状態から9°の角度をなす平坦な傾斜面を形成
し、ナイフの可動部分として自己調整形のロック機構を
構成している。
【0004】ライナロック式の中心ナイフは、ブレード
の平面に直交する状態から8°〜12°の範囲の角度を
なすよう形成するのが一般的である。直交状態から大き
く逸脱する傾斜面の場合、この傾斜面は、ブレードの背
部に圧力を加わるときロックフィンガの掛合を外すカム
作用をしてブレードを閉じようとし、ナイフの使用者に
深刻な傷害を与える危険性がある。しかし、直交状態か
らの傾斜が小さすぎると、ロックフィンガがナイフブレ
ードのロックタングの傾斜面に緊密に楔作用を生じてナ
イフを折り畳むためのブレード釈放が好ましくないほど
困難になる。
【0005】製造プロセスの多様性を最大限にし、かつ
このようなライナロック機構の耐用寿命中の磨耗を許容
するため、新規なナイフにおいて、ロックフィンガのた
めの理想的な位置をナイフブレードの中心の内面にとる
ようにしている。高品質ライナロック式ナイフの購買者
は、ロックフィンガとブレードとの間にこのような関係
を求めているが、極めて多様な寸法のため、理想位置か
らロックフィンガの厚さの半分の量の変動を許容してい
るのが一般的となっている。従って、0.040インチ
の厚さの材料で形成したロックフィンガ及びライナを有
するライナロック式ナイフに対して、ロックフィンガに
許容される位置の全範囲は0.020インチしかない。
【0006】ライナロック式ナイフの種々の部品の幾つ
かの寸法は、ロックフィンガの端部と、ナイフブレード
のタングのロック面との実際の相対位置に影響を与え
る。このような寸法としては、以下のものがある。 1. ブレードの回動孔の寸法に対するブレードの回動ピ
ンの寸法。 2. ライナプレートに嵌合するライナプレートにおける
孔に対するブレードの回動ピンの寸法。 3. ライナのブレード止めピン孔の寸法に対するブレー
ド止めピンの寸法。 4. ライナのブレード回動ピン孔の位置に対するライナ
のブレード止めピン孔の位置。 5. ブレードの回動ピン孔の位置に対するブレード止め
ピンに接触するブレードの接触面の部分の位置。 6. ブレードの回動ピン孔の位置に対するブレードのロ
ック面の位置。 7. ライナの回動ピン孔の位置に対するロックフィンガ
の接触面の位置。 8. 接触端部と、ライナの平面から曲げ出したポイント
との間のロックフィンガの有効長さ。 9. ロックフィンガの曲げ半径。 10. ブレードとライナとの間のブレード回動ピンにおけ
る軸線方向スペーサの厚さ。 11. ブレードのロック面の傾斜角度。
【0007】ロック面の傾斜角度を10°とし、またロ
ック面に沿う総許容位置公差を0.020インチと仮定
すると、ブレードのロック面の位置の総公差は、ロック
フィンガの接触端部に向かう方向に0.00353イン
チとなり、傾斜角度以外の上述の誤差源の各々の影響に
対して平均で0.000353インチの公差が許容され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような厳しい公差
の範囲内に部品を仕上げる装置及び加工のコストは、通
常の機械加工装置のコストに比べると極めて高いものと
なる。この結果、これまではナイフの標準品質は、所要
の適合状態から大きく逸脱することを許容することによ
って低下したものとなっており、このようなライナロッ
ク式折り畳みナイフは少量のバッチ生産でカスタムメイ
ドされてきた。従って、品質の高いライナロック式の折
り畳みナイフは、製造が極めて高価であった。このた
め、各部品のための通常の生産方法に関連する多様性を
許容するとともに、ロックフィンガの最終位置における
ライナ厚さの半分の寸法以下の相対位置の所要変動を維
持でき、従って、大量生産方法を使用しかつ低コストで
高品質のナイフを製造することができる折り畳み式ナイ
フの改良したブレードロック機構が要望されている。
【0009】本発明の目的は、折り畳み式ナイフを高品
質で製造することができるとともにナイフの各部品の寸
法上の変動に対する公差が大きくてよい改良したブレー
ドロック機構を設けることによって従来技術の欠点を解
決した折り畳み式ナイフを得るにある。本発明折り畳み
式ナイフによれば、凹面状のロック面をブレードに設
け、この凹面状のロック面にロックフィンガの接触端部
が掛合するようにする。このようなロック面は、伸展し
た位置にナイフブレードを保持するため、ロックフィン
ガがロック面に圧着するとき、ロックフィンガの接触端
部の経路の曲率半径よりも小さい曲率半径を有する。
【0010】ブレードのロック面は直交する角度に指向
する平坦面ではなく凹面状であるため、ロックフィンガ
の接触端部が、ロックフィンガとナイフブレードとの間
の所要の整列状態でロック面に掛合するとき、ロック面
にわたるそれ以上の移動が、ロック面の傾斜の勾配が徐
々に増加することによって阻止される。この結果、ロッ
ク面の位置に対する接触端部の位置の要因となるナイフ
の各部品の製造公差又は磨耗による寸法変動は、従来技
術の平坦傾斜面である接触面の場合よりも、ロック面に
おける接触端部の位置の変動が少ない。
【0011】ナイフブレードの凹面状のロック面の曲率
の中心軸線は、ナイフブレードに対して同一平面に配置
するか、又はロックフィンガがブレードに向かって突出
する側面の方向に側方にオフセットすると好適である。
【0012】本発明の好適な実施例においては、ロック
面を真円円筒形の一部により形成し、中心軸線をロック
フィンガの接触端部の経路を含む仮想平面に直交するラ
インに対して僅かな角度をなすよう傾斜させる。
【0013】更に、本発明の他の好適な実施例において
は、ロックフィンガをナイフの柄の内部に個別の部品と
して取り付ける。
【0014】更に他の本発明の好適な実施例において
は、ロックフィンガに、伸展したブレードの長さにほぼ
平行に延びる接触面を設け、ブレードのベースにはブレ
ードの長さ及び厚さにほぼ平行に延びる凹面状のロック
面を設ける。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面につき本発明の好適な
実施の形態を説明する。
【0016】図1に示す折り畳み式ナイフ10は柄12
を有する。ブレード14は切断端縁16と背部18を有
し、ATS−34スチールなどの既知のナイフブレード
金属により構成することができる。ブレード14は柄1
2に回動軸線22を画定する回動ピン20を含むブレー
ド回動構成により相互連結する。ブレード14のベース
部分には回動孔24を形成し、この回動孔24に回動ピ
ン20を貫通させる。好適には、最小のクリアランスを
回動ピン20と回動孔24との間に設け、ブレード14
が回動ピン20の周りにかみつきなくまたゆるすぎもな
く、滑らかに回動できるようにする。
【0017】次に、図2〜図5につき説明すると、1対
の柄表面プレート26を柄12の両側の側面に設け、シ
ートメタル製の1対のライナ28,30をブレードに対
向する側面で柄表面プレート26間に設ける。回動ピン
20をライナ28,30にそれぞれ設けた回動ピン孔3
1に嵌合させ、回動軸線22の位置を画定する。ライナ
28,30間に填隙プレート32を緊密に保持し、柄1
2に沿って互いに離れる位置に配置した端部ボルト34
及び整列ピン(図示せず)によってこの填隙プレート3
2を保持する。
【0018】ワッシャ36,37をそれぞれブレード1
4のベース部分の両側の側面に配置して回動ピン20を
包囲し、またブレード14と各ライナ28,30との間
の軸線方向スペーサとして作用する。回動ピン20は、
ワッシャ36,37、ライナ28,30及び柄表面プレ
ート26をほどよく保持するとともに、好ましくないほ
ど大きな摩擦がなくブレード14が回動ピン20の周り
に回動できる距離だけ軸線方向に互いに離れた両側の1
対のヘッド40を有する。
【0019】ブレード14が回動軸線22の周りに完全
伸展位置に移動するとき、ブレード14のベースのヒー
ル部分44の表面が止めピン42に接触してブレード1
4の矢印46で示すブレード展開位置への移動を制限す
るよう選択した位置に止めピン42を回動ピン20に平
行に柄12に貫通させる。
【0020】ブレード14のベース部分で、ブレード回
動軸線22に関してヒール部分44とは反対側にロック
用タング48を配置する。ロック用タング48には、ブ
レード14を矢印54で示す方向にブレード14がライ
ナ28,30間の空間内で柄12に仕舞い込まれる折り
畳み位置に向かって移動するとき、ロック用タング48
が止めピン42を通過できるクリアランスを生ずるに十
分な僅かな距離だけブレード回動軸線22からオフセッ
トしたロック面50を有する面を設ける。
【0021】ロックフィンガ56を、溝孔58を切り欠
くことによってライナ30の右側部分又は側方部分から
の一体延長部として長さ60を生ずるようにする。好適
には、ライナ30を、例えば、0.040インチの厚さ
部分62を有するタイプ41のステンレススチールのよ
うな適当な金属のシートからレーザカットする。ロック
フィンガ56は、ベース部分63においてブレード14
に向かって内方に曲げる。このブレードの右側側面(ラ
イナ30に近接する側の側面)がライナ30によって画
定されるライナ平面66にほぼ平行なブレード平面64
を画定する。ロックフィンガ56を含むライナ30全体
を熱処理し、ロックフィンガ56にばねとしての所要の
弾性を与える。このようにして、ロックフィンガ56
は、双頭矢印68により示す方向に仮想平面67に平行
に弾性的に自由に移動し、接触端部70がブレード平面
64にほぼ直交する経路上を移動し、ロックフィンガ5
6をライナ平面66から曲げ出したベース部分63の近
傍に位置する仮想疑似回動軸線69の周りに回動できる
ようにする。
【0022】図1に示すように、ブレード14が伸展位
置にあるとき、ロックフィンガ56の接触端部70の接
触面73はロック面50に休止し、ブレード14が折り
畳み位置に向かって矢印54の方向に移動するのを阻止
する。接触面73は、ロック面50により生ずる圧力が
ほぼロックフィンガ56の長さ60に沿って指向するよ
うロックフィンガの長さ60を横切る方向に延在させ
る。ロックフィンガ56の弾性力により接触端部70を
ライナ平面66から遠ざかる方向に押圧し、従って、接
触面73をロック面50に接近する方向に押圧し、ブレ
ード14を伸展した位置にロックした状態を維持する。
【0023】ロック面50は、基本的に凹面状の円筒
面、好適には、円筒体軸線即ち、ブレード14の中心か
ら側方にブレード14の近接側面に向かってオフセット
した位置の曲率の中心軸線74を有する真円円筒体の一
部の曲面により構成する。軸線74はブレード平面64
を越えてライナ平面66の方向に位置させると好適であ
る。
【0024】図5に示すように、好適には、ロックフィ
ンガは少なくとも接触端部70の位置で、ブレード平面
64に平行な状態から僅かな角度75(例えば、約1
°)をなして傾斜し、回動軸線22から最も遠い接触面
73の一部が先ずロック面50に接触するようにする。
このことにより、伸展位置にブレード14を保持する最
良の機械的利得が得られることが理解されるであろう。
代案として、図6に示すように、円筒体曲面の曲率の中
心軸線74をブレード14の平面において接触端部70
に平行な状態から僅かに傾けることもできる。これは、
例えば、約1°の角度77を設けるのと同様の理由であ
る。
【0025】ブレード14を折り畳み位置に折り畳みた
いとき、ロックフィンガ56を矢印71の方向に押す必
要がある。ロックフィンガ56は、このような圧力を加
えることができるように、図1に示すように、柄12に
形成した切欠き72によって露出させる。
【0026】本発明の一つの実施例においては、ロック
面50を約0.5インチの半径76を有する直立円筒体
の一部により構成し、曲率の中心軸線74をブレード平
面64から側方に約0.06インチの距離78だけオフ
セットした位置に配置するとともに、ロックフィンガ5
6の有効長さ60又は接触端部70の経路の曲率半径を
疑似軸線69から接触端部70にいたる約1.20イン
チの大きさとする。
【0027】ロックフィンガ56の有効長さ60よりも
小さい曲率半径76を有するロック面50の円弧状形状
により、ナイフ10の製造に必要な精度を大幅に低下さ
せ、ロックフィンガ56とロック面50との間に満足の
いく嵌合を生じ、ブレード14を伸展位置にロックする
とき、ロックフィンガ56の内側側面71を図4に示す
ブレードの中心ライン79上に配置することができる。
回動ピン20、回動孔24、ロック面50、及び接触端
部70は折り畳み式ナイフ10の耐用寿命において磨耗
することは勿論である。しかし、ロック面50の表面の
曲率半径76は、接触端部70の経路の曲率半径よりも
小さく、また曲率の中心軸線74の位置がブレード14
の中心から少なくともブレード平面64の方向に側方に
オフセットしているため、接触面73がロック面50に
休止し続け、矢印54の方向にブレード14に加わる力
によってロック面50の作用でロックフィンガ56の接
触面73をライナ30の方向に向かわせるカム作用させ
る危険性なく、またブレード14を折り畳みたいとき接
触面73がロック面50にくさび作用を与えてロックフ
ィンガ56をライナ30の方向に向けて押圧するのを困
難にすることなく、ブレード14を伸展位置に確実にロ
ックする。
【0028】上述したように、ロック面50の形状及び
位置は、ライナ30及びロックフィンガ56が硬度40
(ロックウェルC)のステンレススチールで形成し、ブ
レード14をATS−34スチールで0.100インチ
の厚さ81として形成し、回動ピン20を硬度が約40
(ロックウェルC)のステンレススチールにより形成し
た本発明の実施例において、満足のいくものであること
がわかっており、異なる耐磨耗性、異なる相対摩擦係数
を有する他の材料を使用するとき、曲率半径76がロッ
クフィンガ56の接触端部70の経路の曲率半径よりも
感知できる程度に小さい限り、曲率の中心軸線74を異
なる位置にとり、また曲率半径76をより大きく又はよ
り小さくして最適結果を得るようにする。
【0029】本発明によるナイフ10の製造方法の一つ
として、レーザカッタを使用してライナ30及びロック
フィンガ56を形成し、接触面73はライナ平面66に
直交させず、約89°の内角82を生ずるようにする。
内角82が90°とは明確に異なる場合、曲率の中心軸
線74をブレード平面64からオフセットする距離78
をより大きくする必要がある。
【0030】図7及び図8に示す本発明の他の実施例の
ナイフ90は、第1側面ピース92(図7では一部を切
除して示す)と、第2側面ピース94とを有し、好適に
は、ナイフ10の填隙プレート32に対応する背部スペ
ーサ又は填隙部分96を設けた柄を有する。ナイフ90
には、切断端縁100と背部102を有するブレード9
8を設ける。ブレード98は回動軸線106を画定する
回動ピン104に取り付け、ブレード98のベースに回
動孔108を形成し、この回動孔108に回動ピン10
4を嵌合させる。図8に明示するように、ワッシャ11
0,112によりブレード98を側面ピース92,94
間の中心への位置決めを維持する。
【0031】側面ピース92,94は鋳造した又は機械
加工した金属例えば、アルミニウム、又は適当な繊維補
強プラスチック材料例えば、G10として知られている
高強度グラスファイバ補強プラスチック材料又はナイロ
ンファイバ補強プラスチック例えば、登録商標名「ZY
TEL」の下に市販されている既知の材料により形成す
ることができる。
【0032】側面ピース94の側面に、柄を形成する材
料に基づいて窪み114を機械加工又は成形し、ロック
フィンガ116を窪み114に取り付け、ロックフィン
ガ116のベース118を固定具例えば、1対のリベッ
ト120によって側面ピース94の側面に確実に取り付
ける。ロックフィンガ116はロックフィンガ56と同
様に耐蝕性のばね金属例えば、タイプ410のステンレ
ススチールにより形成すると好適であり、矢印122で
示す方向にそれ自身の弾性で変位する形状にし、従っ
て、第1側面ピース92の方向にまたブレード98の方
向に変位する。
【0033】ロックフィンガ56と同様に、ロックフィ
ンガ116は接触面73に対応する接触面124を有
し、ブレード98のロック用タング128に位置するロ
ック面126にこの接触面124を圧着させる。ロック
面50と同様に、ロック面126を凹面状、好適には、
円形円筒形の扇形形状とし、接触面73がロック面50
に連携動作すると同様に、接触面124をロック面12
6に連携動作させ、ナイフ90で生ずるロック作用が折
り畳み式ナイフ10とほぼ同様に生ずるようにする。た
だし、ロックフィンガ116をライナの一体部分とする
代わりに、柄の側面ピース94に固定する点のみが異な
る。
【0034】図7及び図8に示すように、ブレード98
を伸展位置又はオープン位置にするとき、止めピン13
0はヒール面132に接触し、切断力に応答してブレー
ド98がナイフの柄に対して移動するのを防止する。ア
クセス用切欠き134を柄の側面ピース92に設け、ロ
ックフィンガ116を押し易くする。止めピン130は
ブレード98のベースの表面136に衝合し、ブレード
98の閉鎖移動を制限する。
【0035】本発明による他の実施例の折り畳み式ナイ
フ140を図9、図10及び図11に示し、このナイフ
140は柄142とブレード144とを有する。柄14
2は、右側又は後部の側面部材146を有し、この側面
部材146は、柄142の部分に沿ってブレード144
に近接するまで延びる比較的薄い背部150を有する中
心スペーサ又は填隙部材148と一体の部分である。柄
の左側の側面部材152を填隙部材148に嵌合させ、
リベット154のような1個又はそれ以上の固定具によ
って確実に固定する。このようにして、填隙部材148
により柄の右側及び左側の側面部材146,152を分
離して両者の間隔を保ち、これらの側面部材間にナイフ
140の閉じた又は折り畳んだ状態でブレード144を
収容しうるようにする。
【0036】ブレード144は、背部156と切断端縁
158とを有し、またブレードのベース部分160に回
動孔162を形成し、この回動孔162に回動ピン16
4を嵌合させ、この回動ピン164を柄142に貫通さ
せ、図9、図10及び図11に示す展開位置と図示しな
い閉じた位置との間でブレード144が回転する回動軸
線166を画定する。1対のワッシャ168を回動ピン
164に取り付け、これらのワッシャをブレード144
の各側面と柄の右側及び左側の側面部材146,152
の各々との間に配置し、ブレード144を柄の側面部材
146,152との間の中心への位置決めを維持する。
止めピン170を柄142の右側及び左側の側面部材1
46,152間に張り渡し、ナイフのブレード144の
背部156とベース部分160との間に位置するヒール
面172に休止させる。
【0037】折り畳み式ナイフ10及び90に関連して
説明したのと同様のロック機構をこの折り畳み式ナイフ
140にも設ける。ロックフィンガ174を柄の右側側
面部材146の窪み176に取り付け、このロックフィ
ンガ174のベース部分178を柄の右側側面部材14
6に固定具例えば、1対のリベット180によって固定
する。ロックフィンガ174を柄の右側側面部材146
に平行な状態から僅かな角度だけブレード144のベー
ス160に向かって曲げ出す。ブレード144が図9,
図10及び図11に示す開放(オープン)位置にあると
き、ロックフィンガ174の底部の接触面182が凹面
状のロック面184に休止し、ロックフィンガ174の
自らの弾性バイアスによって所定位置に保持される。
【0038】ロック面184は、ブレード144及びロ
ックフィンガ174の長さ方向にほぼ平行な軸線186
を中心とする円筒形表面の一部の凹面部分により構成す
ると好適である。この軸線186はブレード144に対
して図10及び図11に示すように、ロックフィンガ1
74に向かう方向に側方にオフセットする。好適には、
ロック面184の曲率半径188を、上述のロック面1
26及びロック面50と同様に約0.5インチとし、ロ
ックフィンガ174の長さを例えば、約2.0インチと
し、接触端部が約1.5インチの半径187を有する円
弧にわたり移動するようにすると好適である。ブレード
144が折り畳み位置に向かって回転しようとする力に
対向するため、リベット180又は他の対応の固定具
が、背部150の内面によってロックフィンガ174の
上側面189に対する支持により、接触面182に加わ
るロック面184の力に抵抗する上で補助を受ける。
【0039】釈放ボタン190をロックフィンガ174
に取り付け、柄の左側の側面部材152に向けて側方に
突出させ、好適には、この側面部材152に切欠き又は
開口192を形成し、この開口192に釈放ボタン19
0を貫通させ、図11に示すように、この釈放ボタン1
92を右方に押圧できるにようにする。釈放ボタン19
0を押してロックフィンガ174を移動し、図9に示す
ように、回動軸線166の周りに反時計方向に移動する
ことによって接触面182をロック面184から釈放
し、ブレード144が折り畳み位置に向かって移動でき
るようにする。ロックフィンガ174の左側の側面に設
けた隆起した戻り止めバンプ194が、ベース部分16
0の右側側面に形成した浅い戻り止め孔196に入り込
んで折り畳み位置におけるブレード144を保持する。
【0040】各折り畳み式ナイフ10,90及び140
はそれぞれ鏡対称の逆形態にすることもできる。
【0041】本明細書に使用した用語及び説明は限定的
なものではなく、特許請求の範囲によってのみ限定され
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による折り畳み式ナイフの完全に伸展し
た状態の側面図である。
【図2】図1の折り畳み式ナイフのブレード及びブレー
ドを伸展位置に保持するライナロック機構の一部を示す
拡大した部分底面図である。
【図3】ライナロック機構がブレードを伸展位置に保持
する状態を示す図2に示すナイフの3−3線上の部分拡
大断面図である。
【図4】図1のナイフのライナロック機構の細部を示す
図2と同じ方向から見た更に拡大した詳細図である。
【図5】図4の5−5線上の拡大した詳細図である。
【図6】本発明による他の僅かに異なる実施例のロック
機構の細部を示す図4の6−6線上の断面図である。
【図7】ロックフィンガをナイフの柄のライナに取り付
けた別個のピースとした図1〜図6に示したナイフと同
様のナイフの一部切除した側面図である。
【図8】図7に示すナイフの一部の底面図である。
【図9】本発明の他の実施例のナイフの一部切除した側
面図である。
【図10】図9のナイフの一部の一部切除した平面図で
ある。
【図11】図9の11−11線上の拡大断面図である。
【符号の説明】
10,90,140 折り畳み式ナイフ 12 柄 14 ブレード 20 回動ピン 22 回動軸線 24 回動孔 26 柄表面プレート 28,30 ライナ 31 ピン孔 32 填隙プレート 34 端部ボルト 36,37 ワッシャ 40 ヘッド 44 ヒール部分 42 止めピン 48 ロック用タング 50 ロック面 56 ロックフィンガ 58 溝孔 63 ベース部分 64 ブレード平面 66 ライナ平面 70 接触端部 72 切欠き 73 接触面 74 曲率の中心軸線 76 曲率半径 92 第1側面ピース 94 第2側面ピース 96 背部スペーサ又は填隙部分 98 ブレード 100 切断端縁 102 背部 104 回動ピン 106 回動軸線 108 回動孔 110,112 ワッシャ 114 窪み 116 ロックフィンガ 120 リベット 124 接触面 126 ロック面 130 止めピン 132 ヒール面 134 アクセス用切欠き 142 柄 144 ブレード 146,152 側面部材 148 中心スペーサ又は填隙部材 156 背部 158 切断端縁 162 回動孔 164 回動ピン 168 ワッシャ 170 止めピン 172 ヒール面 174 ロックフィンガ 176 窪み 180 リベット 182 接触面 184 ロック面 188 曲率半径 190 釈放ボタン 192 切欠き又は開口 194 戻り止めバンプ 196 戻り止め孔

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 柄と、(b) ブレード平面を画定する
    側面を有し、また前記ブレード平面にほぼ平行な曲率の
    中心軸線を有する凹面で構成されるロック面を設けたブ
    レードと、(c) 前記ブレードを前記柄に相互連結するピ
    ンであって、このピンの周りで前記ブレードを折り畳み
    位置と伸展位置との間で回動させる回動ピンと、(d) 前
    記柄に配置し、また前記ブレードのロック面に掛合して
    前記ブレードを前記伸展位置に保持する接触端部を有す
    るロックフィンガとを具えたことを特徴とする折り畳み
    式ナイフ。
  2. 【請求項2】 前記ロック面の前記凹面をほぼ円筒形の
    表面により形成した請求項1記載の折り畳み式ナイフ。
  3. 【請求項3】 前記ロック面の前記凹面の主要部分を円
    筒形の一部により形成し、前記曲率の中心軸線を前記円
    筒形の円筒形軸線とした請求項1記載の折り畳み式ナイ
    フ。
  4. 【請求項4】 前記円筒形を真円円筒形により形成した
    請求項3記載の折り畳み式ナイフ。
  5. 【請求項5】 前記柄にライナを設け、前記ロックフィ
    ンガを前記ライナの一部により形成し、前記ロックフィ
    ンガは或る長さを有し、前記円筒形の半径を前記ロック
    フィンガの長さよりも小さい大きさとした請求項3記載
    の折り畳み式ナイフ。
  6. 【請求項6】 前記半径を1インチよりも小さい大きさ
    とした請求項5記載の折り畳み式ナイフ。
  7. 【請求項7】 前記円筒形軸線を前記ブレード平面に対
    して僅かに傾けた請求項5記載の折り畳み式ナイフ。
  8. 【請求項8】 前記半径を約0.5インチとした請求項
    6記載の折り畳み式ナイフ。
  9. 【請求項9】 前記柄にライナを設け、前記ロックフィ
    ンガを前記ライナの一体部分として形成し、前記ライナ
    により前記ブレード平面から第1方向に離れたライナ平
    面を画定し、前記円筒形軸線を前記ブレード平面から前
    記第1方向に離して配置した請求項3記載の折り畳み式
    ナイフ。
  10. 【請求項10】 前記ロックフィンガは或る長さを有
    し、前記ロック面は前記ロックフィンガの長さの半分よ
    りも小さい曲率半径を有するものとした請求項1記載の
    折り畳み式ナイフ。
  11. 【請求項11】 前記ロックフィンガを前記柄に取り付
    ける別個のピースによって形成した請求項1記載の折り
    畳み式ナイフ。
  12. 【請求項12】 前記ブレードは或る長さを有し、前記
    ロックフィンガも或る長さを有し、前記ブレードを前記
    伸展位置にしたとき前記双方の長さがほぼ平行になり、
    前記ロック面を前記ブレードの長さ方向にほぼ平行に
    し、前記接触端部には、前記ロックフィンガの前記長さ
    方向にほぼ平行に指向する接触面を設けた請求項1記載
    の折り畳み式ナイフ。
  13. 【請求項13】 前記柄に、前記ロックフィンガの前記
    長さに沿って延び所定位置で前記ロックフィンガを支持
    する背部を設け、この背部により前記ブレードのロック
    面によって前記ロックフィンガの接触面に加わる前記背
    部の方向に向かう力を支持するようにした請求項12記
    載の折り畳み式ナイフ。
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