JPH10179950A - 道 具 - Google Patents
道 具Info
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- JPH10179950A JPH10179950A JP35503096A JP35503096A JPH10179950A JP H10179950 A JPH10179950 A JP H10179950A JP 35503096 A JP35503096 A JP 35503096A JP 35503096 A JP35503096 A JP 35503096A JP H10179950 A JPH10179950 A JP H10179950A
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Landscapes
- Shearing Machines (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小さな力で大きな作用力を得ることができる
とともに、全長が短く保管に場所を取らず、また、扱い
易い道具を提供する。 【解決手段】 金切鋏1は、一対の柄部材2、3と、一
対の刃部材4、5とからなる。一対の柄部材2、3は、
後部に握持部2e、3eを備え、前端部が第1の軸部材
6により互いに回動可能に軸支される。一対の刃部材
4、5は、各柄部材2、3における前記第1の軸部材6
と前記握持部2e、3eとの間に、後端部が各々第2の
軸部材8と第3の軸部材9により回動可能に軸支される
とともに、前記第1の軸部材6よりも前方にて第4の軸
部材10により互いに回動可能に軸支される。各刃部材
4、5には、刃部4c、5cが形成される。この金切鋏
1は、刃部材4、5の後端部が、柄部材2、3を互いに
軸支する第1の軸部材6よりも後方で軸支されているの
で、全長が短く、また、握持部2e、3eから刃部4
c、5cまでの距離も短い。
とともに、全長が短く保管に場所を取らず、また、扱い
易い道具を提供する。 【解決手段】 金切鋏1は、一対の柄部材2、3と、一
対の刃部材4、5とからなる。一対の柄部材2、3は、
後部に握持部2e、3eを備え、前端部が第1の軸部材
6により互いに回動可能に軸支される。一対の刃部材
4、5は、各柄部材2、3における前記第1の軸部材6
と前記握持部2e、3eとの間に、後端部が各々第2の
軸部材8と第3の軸部材9により回動可能に軸支される
とともに、前記第1の軸部材6よりも前方にて第4の軸
部材10により互いに回動可能に軸支される。各刃部材
4、5には、刃部4c、5cが形成される。この金切鋏
1は、刃部材4、5の後端部が、柄部材2、3を互いに
軸支する第1の軸部材6よりも後方で軸支されているの
で、全長が短く、また、握持部2e、3eから刃部4
c、5cまでの距離も短い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、切断や圧着等に
供することのできる道具に関するものである。
供することのできる道具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属板を切断する道具として、例
えば、図10に示すような金切鋏21があった。これ
は、小さな力で刃部23a、23aに大きな力を作用さ
せるために、握持部22a、22aと作用部としての刃
部23a、23aとが、別体の部品により構成されたも
のである。つまり、前方寄りの位置が互いに回動可能に
軸支されてその後部部分に握持部22a、22aを備え
る一対の柄部材22、22と、ほぼ中間位置が互いに回
動可能に軸支されてその前部部分に作用部としての刃部
23a、23aが形成された一対の作用部材としての刃
部材23、23とから構成されている。そして、各刃部
材23、23は、その後端部が、各柄部材22、22が
互いに軸支される軸部24よりもさらに前方に位置する
各柄部材22、22の前端部に各々回動可能に軸支され
ている。こうして、柄部材22、22の握持部22a、
22aを握って、それら柄部材22、22を互いに開閉
すると、柄部材22、22と刃部材23、23とを軸支
する各軸部25、25を介して、刃部材23、23の後
端部は互いに閉開し、それに伴い、各刃部材23、23
に形成された刃部23a、23aは互いに開閉され、金
属板を切断することができる。このとき、各刃部材2
3、23を軸支する軸部26と、刃部材23、23と柄
部材22、22とを軸支する軸部25、25との距離
は、各柄部材22を互いに軸支する軸部24と、刃部材
23、23と柄部材22、22とを軸支する軸部25、
25との距離よりも長くなっている。したがって、互い
の握持部22a、22aが近づくよう、それら握持部2
2a、22aを握ったとき、刃部23a、23aに大き
な力を作用させることができる。
えば、図10に示すような金切鋏21があった。これ
は、小さな力で刃部23a、23aに大きな力を作用さ
せるために、握持部22a、22aと作用部としての刃
部23a、23aとが、別体の部品により構成されたも
のである。つまり、前方寄りの位置が互いに回動可能に
軸支されてその後部部分に握持部22a、22aを備え
る一対の柄部材22、22と、ほぼ中間位置が互いに回
動可能に軸支されてその前部部分に作用部としての刃部
23a、23aが形成された一対の作用部材としての刃
部材23、23とから構成されている。そして、各刃部
材23、23は、その後端部が、各柄部材22、22が
互いに軸支される軸部24よりもさらに前方に位置する
各柄部材22、22の前端部に各々回動可能に軸支され
ている。こうして、柄部材22、22の握持部22a、
22aを握って、それら柄部材22、22を互いに開閉
すると、柄部材22、22と刃部材23、23とを軸支
する各軸部25、25を介して、刃部材23、23の後
端部は互いに閉開し、それに伴い、各刃部材23、23
に形成された刃部23a、23aは互いに開閉され、金
属板を切断することができる。このとき、各刃部材2
3、23を軸支する軸部26と、刃部材23、23と柄
部材22、22とを軸支する軸部25、25との距離
は、各柄部材22を互いに軸支する軸部24と、刃部材
23、23と柄部材22、22とを軸支する軸部25、
25との距離よりも長くなっている。したがって、互い
の握持部22a、22aが近づくよう、それら握持部2
2a、22aを握ったとき、刃部23a、23aに大き
な力を作用させることができる。
【0003】また、各柄部材22、22を互いに軸支す
る軸部24には、トーションスプリング27が取り付け
られている。このトーションスプリング27は、その端
部27a、27aが、各々、柄部材22、22の内側面
に当接して、各柄部材22、22を、それらの握持部2
2a、22aが互いに開くように、つまり軸部25、2
5を介して各刃部23a、23aが互いに開くように付
勢している。そして、一方の柄部材22の後端部には、
係止金具28が取り付けられており、保管の際には、そ
の係止金具28で、他方の柄部材22の後端部を係止す
ることで、トーションスプリング27の付勢力に抗し
て、各柄部材22、22の握持部22a、22aが互い
に閉じた状態、つまり軸部25、25を介して各刃部2
3a、23aが互いに閉じた状態に保持できるようにな
っている。
る軸部24には、トーションスプリング27が取り付け
られている。このトーションスプリング27は、その端
部27a、27aが、各々、柄部材22、22の内側面
に当接して、各柄部材22、22を、それらの握持部2
2a、22aが互いに開くように、つまり軸部25、2
5を介して各刃部23a、23aが互いに開くように付
勢している。そして、一方の柄部材22の後端部には、
係止金具28が取り付けられており、保管の際には、そ
の係止金具28で、他方の柄部材22の後端部を係止す
ることで、トーションスプリング27の付勢力に抗し
て、各柄部材22、22の握持部22a、22aが互い
に閉じた状態、つまり軸部25、25を介して各刃部2
3a、23aが互いに閉じた状態に保持できるようにな
っている。
【0004】また、従来、金属板を切断する道具以外に
も、スリーブや端子を圧着する道具としての圧着工具が
あった。この圧着工具は、金切鋏21の刃部23a、2
3aの代わりに作用部として圧着部が形成されて、その
他は金切鋏21と同様の構造のものであった。
も、スリーブや端子を圧着する道具としての圧着工具が
あった。この圧着工具は、金切鋏21の刃部23a、2
3aの代わりに作用部として圧着部が形成されて、その
他は金切鋏21と同様の構造のものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の金切鋏や圧着工具等の道具は、作用部材23、23
の後端部と、柄部材22、22の前端部が軸支されてい
たため、全体の長さが長く、その結果、保管に場所を取
った。また、握持部22a、22aから作用部23a、
23aまでの距離が長く、金属板の切断やスリーブ等の
圧着の際、作用部23a、23aが手元から遠く、扱い
づらいという問題があった。さらに、係止金具28の係
止を外すと、トーションスプリング27の付勢力によ
り、各作用部23a、23aは互いに開くが、その開き
が必要以上に大きい場合があった。その結果、各作用部
23a、23aが必要以上に互いに開いた位置から作用
部23a、23aが機能する位置まで閉じる操作は、む
だな動きとなり、作業の効率が悪かった。
来の金切鋏や圧着工具等の道具は、作用部材23、23
の後端部と、柄部材22、22の前端部が軸支されてい
たため、全体の長さが長く、その結果、保管に場所を取
った。また、握持部22a、22aから作用部23a、
23aまでの距離が長く、金属板の切断やスリーブ等の
圧着の際、作用部23a、23aが手元から遠く、扱い
づらいという問題があった。さらに、係止金具28の係
止を外すと、トーションスプリング27の付勢力によ
り、各作用部23a、23aは互いに開くが、その開き
が必要以上に大きい場合があった。その結果、各作用部
23a、23aが必要以上に互いに開いた位置から作用
部23a、23aが機能する位置まで閉じる操作は、む
だな動きとなり、作業の効率が悪かった。
【0006】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、小さな力で大きな作用力を得ることができるととも
に、保管に場所を取らず、また、扱い易い道具を提供す
ることにある。
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、小さな力で大きな作用力を得ることができるととも
に、保管に場所を取らず、また、扱い易い道具を提供す
ることにある。
【0007】さらに、この発明の他の目的は、各作用部
が必要以上に互いに開くことがなく、作業の効率のよい
道具を提供することにある。
が必要以上に互いに開くことがなく、作業の効率のよい
道具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る道具は、
前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、各々前後に延びて、後部
に握持部を備え、前端部が第1の軸部材により互いに回
動可能に軸支された一対の柄部材と、各々前後に延び
て、前記各柄部材における前記第1の軸部材と前記握持
部との間に、後端部が各々第2の軸部材と第3の軸部材
により回動可能に軸支されるとともに、前記第1の軸部
材よりも前方にて第4の軸部材により互いに回動可能に
軸支された一対の作用部材とからなる。そして、前記各
作用部材には、それら作用部材の互いの回動により互い
に開閉する作用部が形成されている。これにより、第4
の軸部材と第2または第3の軸部材との距離は、第1の
軸部材と第2または第3の軸部材との距離よりも長くな
り、握持部を操作して各柄部材を互いに回動したとき、
てこの原理により作用部に大きな力が作用する。さら
に、作用部材の後端部が、柄部材を互いに軸支する第1
の軸部材よりも後方で軸支されているので、全体の長さ
が短く、また、握持部から作用部までの距離も短くなっ
ている。
前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、各々前後に延びて、後部
に握持部を備え、前端部が第1の軸部材により互いに回
動可能に軸支された一対の柄部材と、各々前後に延び
て、前記各柄部材における前記第1の軸部材と前記握持
部との間に、後端部が各々第2の軸部材と第3の軸部材
により回動可能に軸支されるとともに、前記第1の軸部
材よりも前方にて第4の軸部材により互いに回動可能に
軸支された一対の作用部材とからなる。そして、前記各
作用部材には、それら作用部材の互いの回動により互い
に開閉する作用部が形成されている。これにより、第4
の軸部材と第2または第3の軸部材との距離は、第1の
軸部材と第2または第3の軸部材との距離よりも長くな
り、握持部を操作して各柄部材を互いに回動したとき、
てこの原理により作用部に大きな力が作用する。さら
に、作用部材の後端部が、柄部材を互いに軸支する第1
の軸部材よりも後方で軸支されているので、全体の長さ
が短く、また、握持部から作用部までの距離も短くなっ
ている。
【0009】また、請求項2に記載の発明のように、前
記各作用部材の作用部は、刃部からなり、前記第4の軸
部材の前方に形成されてもよい。これにより、各刃部が
互いに開いたとき、それらの刃部は前方に開口し、その
後、それらの刃部の間に金属板等の被切断物を挿入し
て、各刃部を互いに閉じることで、その被切断物を切断
することができる。
記各作用部材の作用部は、刃部からなり、前記第4の軸
部材の前方に形成されてもよい。これにより、各刃部が
互いに開いたとき、それらの刃部は前方に開口し、その
後、それらの刃部の間に金属板等の被切断物を挿入し
て、各刃部を互いに閉じることで、その被切断物を切断
することができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明のように、前
記各作用部材の刃部の一方は、直線状に延び、他方は、
凸状の曲線状に延びていてもよい。これにより、被切断
物を切断していく過程において、直線状に延びる刃部が
被切断物に当接していく距離よりも、凸状の曲線状に延
びる刃部が被切断物に当接していく距離が長くなり、そ
の結果、被切断物は、両刃部により相対的に曳き切りさ
れることとなる。したがって、この曳き切りと前述の握
持部を操作したときに作用部としの刃部に働く大きな力
との協同により、被切断物の切断が容易に行われる。
記各作用部材の刃部の一方は、直線状に延び、他方は、
凸状の曲線状に延びていてもよい。これにより、被切断
物を切断していく過程において、直線状に延びる刃部が
被切断物に当接していく距離よりも、凸状の曲線状に延
びる刃部が被切断物に当接していく距離が長くなり、そ
の結果、被切断物は、両刃部により相対的に曳き切りさ
れることとなる。したがって、この曳き切りと前述の握
持部を操作したときに作用部としの刃部に働く大きな力
との協同により、被切断物の切断が容易に行われる。
【0011】また、請求項4に記載の発明のように、前
記各作用部を互いに開く方向に付勢する付勢部材を設
け、かつ、前記柄部材または作用部材に移動可能に取り
付けられて、それ以外の柄部材または作用部材を係止す
ることにより、一方の移動位置では、前記各作用部が互
いに閉じた閉状態から互いに開くのを阻止するととも
に、他方の移動位置では、前記各作用部が所要の開き角
度以上に互いに開くのを阻止する係止部材を設けてもよ
い。これにより、付勢部材により、作用部が互いに開く
方向に付勢されているにもかかわらず、保管する場合に
は、係止部材を一方の移動位置に移動することにより、
作用部が互いに閉じた状態に保持され、使用する場合に
は、係止部材を他方の移動位置に移動することにより、
各作用部が所要の開き角度以上に互いに開くのが阻止さ
れて、不必要な作用部の開きを防ぐことができる。
記各作用部を互いに開く方向に付勢する付勢部材を設
け、かつ、前記柄部材または作用部材に移動可能に取り
付けられて、それ以外の柄部材または作用部材を係止す
ることにより、一方の移動位置では、前記各作用部が互
いに閉じた閉状態から互いに開くのを阻止するととも
に、他方の移動位置では、前記各作用部が所要の開き角
度以上に互いに開くのを阻止する係止部材を設けてもよ
い。これにより、付勢部材により、作用部が互いに開く
方向に付勢されているにもかかわらず、保管する場合に
は、係止部材を一方の移動位置に移動することにより、
作用部が互いに閉じた状態に保持され、使用する場合に
は、係止部材を他方の移動位置に移動することにより、
各作用部が所要の開き角度以上に互いに開くのが阻止さ
れて、不必要な作用部の開きを防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る道具の実施
の形態を図面に基づいて説明する。
の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1ないし図9は、本発明に係る道具を金
切鋏に具現化した一実施の形態を示す。この金切鋏1
は、一対の柄部材2、3と、一対の作用部材としての刃
部材4、5から構成されている。一対の柄部材2、3の
各々は、鋼板からなる本体部2a、3aと、その本体部
2a、3aを合成樹脂で被覆した、樹脂部2b、3bと
からなる。本体部2a、3aは、前後(図1において上
下)に延びて形成されており、その後部部分は、断面コ
の字状に折り曲げられている(図5参照)。そして、本
体部2a、3aの前部部分は、後部部分の断面コの字状
の向かい合う片のみが前方に延びるように形成されてお
り、その前端部において、向かい合う片2c、2dおよ
び3c、3dの一方の片2c、3cは、向かい合う片2
cと2dとの間の距離、および向かい合う片3cと3d
との間の距離が大となるよう屈曲形成されている(図
2、図3参照)。そして、樹脂部2b、3bは、本体部
2a、3aの後部部分のほぼ全体を均一の厚さで覆うよ
うに成形されており、それら樹脂部2b、3bの中間部
分は、柄部材2、3の握持部2e、3eとして機能して
いる。また、本体部2a、3aの前端部には、向かい合
う片2c、2dおよび3c、3dを貫通するように、孔
2f、3fが穿設されており、その孔2f、3fと、握
持部2e、3eとの間にも、同様に、向かい合う片2
c、2dおよび3c、3dを貫通するように、孔2g、
3gが穿設されている。そして、柄部材2、3は、各々
向かい合う片2c、2dおよび3c、3dが互い違いと
なり、前端部の孔2f、3fが同心となるよう重ね合わ
されて、それら連通する孔2f、3fに六角穴付きボル
トからなる第1の軸部材6が挿入されることにより、互
いに回動可能に軸支されている(図6参照)。そして、
この第1の軸部材6は、挿入後、その先端にナット7が
ねじ込まれて止められる。
切鋏に具現化した一実施の形態を示す。この金切鋏1
は、一対の柄部材2、3と、一対の作用部材としての刃
部材4、5から構成されている。一対の柄部材2、3の
各々は、鋼板からなる本体部2a、3aと、その本体部
2a、3aを合成樹脂で被覆した、樹脂部2b、3bと
からなる。本体部2a、3aは、前後(図1において上
下)に延びて形成されており、その後部部分は、断面コ
の字状に折り曲げられている(図5参照)。そして、本
体部2a、3aの前部部分は、後部部分の断面コの字状
の向かい合う片のみが前方に延びるように形成されてお
り、その前端部において、向かい合う片2c、2dおよ
び3c、3dの一方の片2c、3cは、向かい合う片2
cと2dとの間の距離、および向かい合う片3cと3d
との間の距離が大となるよう屈曲形成されている(図
2、図3参照)。そして、樹脂部2b、3bは、本体部
2a、3aの後部部分のほぼ全体を均一の厚さで覆うよ
うに成形されており、それら樹脂部2b、3bの中間部
分は、柄部材2、3の握持部2e、3eとして機能して
いる。また、本体部2a、3aの前端部には、向かい合
う片2c、2dおよび3c、3dを貫通するように、孔
2f、3fが穿設されており、その孔2f、3fと、握
持部2e、3eとの間にも、同様に、向かい合う片2
c、2dおよび3c、3dを貫通するように、孔2g、
3gが穿設されている。そして、柄部材2、3は、各々
向かい合う片2c、2dおよび3c、3dが互い違いと
なり、前端部の孔2f、3fが同心となるよう重ね合わ
されて、それら連通する孔2f、3fに六角穴付きボル
トからなる第1の軸部材6が挿入されることにより、互
いに回動可能に軸支されている(図6参照)。そして、
この第1の軸部材6は、挿入後、その先端にナット7が
ねじ込まれて止められる。
【0014】一方、一対の刃部材4、5の各々は、工具
鋼からなり、クランク状に曲がりながら、前後(図1に
おいて上下)に延びるように形成されている。そして、
刃部材4、5の各々は、その後端部に、孔4a、5aが
穿設されており、また、クランク状に曲がった中間部分
にも、孔4b、5bが穿設されている。そして、各刃部
材4、5の孔4b、5bの前方には、先端まで、前後に
延びる作用部としての刃部4c、5cが各々形成されて
おり、一方の刃部4cは、直線状に延び、他方の刃部5
cは、凸状の曲線状に延びている。そして、一対の刃部
材4、5は、各々、刃部材4、5の孔4a、5aが柄部
材2、3の孔2g、3gと同心となるよう、その後端が
柄部材2、3の向かい合う片2cと2dとの間および3
cと3dとの間にそれぞれ差し込まれて、それら連通す
る孔4a、2gおよび同じく連通する孔5a、3gにリ
ベットからなる第2の軸部材8および第3の軸部材9が
それぞれ挿入されることにより、柄部材2、3に回動可
能に軸支されている(図7参照)。さらに、刃部材4、
5は、孔4b、5bが同心となるよう重ね合わされて、
それら連通する孔4b、5bにリベットからなる第4の
軸部材10が挿入されることにより、互いに回動可能に
軸支されている(図8参照)。このとき、第4の軸部材
10は、、第1の軸部材6よりも前方に位置している。
そして、それら刃部材4、5の回動により、刃部4c、
5cは、互いに開閉することとなる。なお、これら第2
の軸部材8、第3の軸部材9および第4の軸部材10
は、挿入後、先端がかしめられて、止められる。
鋼からなり、クランク状に曲がりながら、前後(図1に
おいて上下)に延びるように形成されている。そして、
刃部材4、5の各々は、その後端部に、孔4a、5aが
穿設されており、また、クランク状に曲がった中間部分
にも、孔4b、5bが穿設されている。そして、各刃部
材4、5の孔4b、5bの前方には、先端まで、前後に
延びる作用部としての刃部4c、5cが各々形成されて
おり、一方の刃部4cは、直線状に延び、他方の刃部5
cは、凸状の曲線状に延びている。そして、一対の刃部
材4、5は、各々、刃部材4、5の孔4a、5aが柄部
材2、3の孔2g、3gと同心となるよう、その後端が
柄部材2、3の向かい合う片2cと2dとの間および3
cと3dとの間にそれぞれ差し込まれて、それら連通す
る孔4a、2gおよび同じく連通する孔5a、3gにリ
ベットからなる第2の軸部材8および第3の軸部材9が
それぞれ挿入されることにより、柄部材2、3に回動可
能に軸支されている(図7参照)。さらに、刃部材4、
5は、孔4b、5bが同心となるよう重ね合わされて、
それら連通する孔4b、5bにリベットからなる第4の
軸部材10が挿入されることにより、互いに回動可能に
軸支されている(図8参照)。このとき、第4の軸部材
10は、、第1の軸部材6よりも前方に位置している。
そして、それら刃部材4、5の回動により、刃部4c、
5cは、互いに開閉することとなる。なお、これら第2
の軸部材8、第3の軸部材9および第4の軸部材10
は、挿入後、先端がかしめられて、止められる。
【0015】また、第1の軸部材6には、付勢部材とし
てトーションスプリング11が嵌められている。このト
ーションスプリング11は、その両端部11a、11a
が各々、刃部材4、5の各々の後端部に当接して、その
後端部を互いに開く方向、つまりは各刃部4c、5cを
互いに開く方向に付勢している。
てトーションスプリング11が嵌められている。このト
ーションスプリング11は、その両端部11a、11a
が各々、刃部材4、5の各々の後端部に当接して、その
後端部を互いに開く方向、つまりは各刃部4c、5cを
互いに開く方向に付勢している。
【0016】さらに、一方の刃部材4には、第3の軸部
材9と第4の軸部材10との間に位置するように、係止
部材12が取り付けられている。この係止部材12は、
板材からなり、一方の刃部材4に沿って前後に延び、そ
の先端は、他方の刃部材5を係止する係止部12aとな
り、また、後部部分には、孔12bが穿設されている。
さらに、係止部材12は、後部部分に、その一方の刃部
材4の側面に沿うよう直角に折り曲げられた操作部12
cが形成されている。そして、係止部材12は、その係
止部材12の孔12bおよび、一方の刃部材4に穿設さ
れた孔4dにリベット13が、バネ座金14を介して挿
通されて、かしめられることにより、そのリベット13
の軸回りに回動可能となっている(図9参照)。そし
て、この係止部材12は、各刃部4c、5cが互いに閉
じた状態を示す図1においては、その係止部12aが他
方の刃部材5の側面の第1の被係止部5dを係止しする
一方の回動移動位置にあり、各刃部4c、5cが互いに
閉じた状態から互いに開くのを阻止している。また、こ
の係止部材12の一方の回動移動位置においては、その
係止部材12の操作部12cの前端が刃部材4の側面に
当接して、係止部材12の時計回り方向の回動が阻止さ
れる。そして、係止部材12は、図1における一方の回
動移動位置よりも反時計回り方向に回動されて、各刃部
4c、5cが互いに開いた状態を示す図4においては、
その係止部12aが他方の刃部材5の側面の第2の被係
止部5eを係止する他方の回動移動位置にあり、各刃部
4c、5cが所要の開き角度以上に互いに開くのを阻止
している。また、この係止部材12の他方の回動移動位
置においては、その係止部材12の操作部12cの後端
が刃部材4の側面に当接して、係止部材12の反時計回
り方向の回動が阻止される。
材9と第4の軸部材10との間に位置するように、係止
部材12が取り付けられている。この係止部材12は、
板材からなり、一方の刃部材4に沿って前後に延び、そ
の先端は、他方の刃部材5を係止する係止部12aとな
り、また、後部部分には、孔12bが穿設されている。
さらに、係止部材12は、後部部分に、その一方の刃部
材4の側面に沿うよう直角に折り曲げられた操作部12
cが形成されている。そして、係止部材12は、その係
止部材12の孔12bおよび、一方の刃部材4に穿設さ
れた孔4dにリベット13が、バネ座金14を介して挿
通されて、かしめられることにより、そのリベット13
の軸回りに回動可能となっている(図9参照)。そし
て、この係止部材12は、各刃部4c、5cが互いに閉
じた状態を示す図1においては、その係止部12aが他
方の刃部材5の側面の第1の被係止部5dを係止しする
一方の回動移動位置にあり、各刃部4c、5cが互いに
閉じた状態から互いに開くのを阻止している。また、こ
の係止部材12の一方の回動移動位置においては、その
係止部材12の操作部12cの前端が刃部材4の側面に
当接して、係止部材12の時計回り方向の回動が阻止さ
れる。そして、係止部材12は、図1における一方の回
動移動位置よりも反時計回り方向に回動されて、各刃部
4c、5cが互いに開いた状態を示す図4においては、
その係止部12aが他方の刃部材5の側面の第2の被係
止部5eを係止する他方の回動移動位置にあり、各刃部
4c、5cが所要の開き角度以上に互いに開くのを阻止
している。また、この係止部材12の他方の回動移動位
置においては、その係止部材12の操作部12cの後端
が刃部材4の側面に当接して、係止部材12の反時計回
り方向の回動が阻止される。
【0017】次に、以上の構成からなる金切鋏1の作用
効果について説明する。この金切鋏1を保管する場合に
は、各刃部4c、5cが互いに閉じた状態で、係止部材
12を一方の回動移動位置に回動すると、係止部材12
が刃部材5の第1の被係止部5dを係止し、各刃部4
c、5cを互いに開く方向に付勢するトーションスプリ
ング11の付勢力に抗して、各刃部4c、5cが互いに
閉じた状態に保持される(図1参照)。
効果について説明する。この金切鋏1を保管する場合に
は、各刃部4c、5cが互いに閉じた状態で、係止部材
12を一方の回動移動位置に回動すると、係止部材12
が刃部材5の第1の被係止部5dを係止し、各刃部4
c、5cを互いに開く方向に付勢するトーションスプリ
ング11の付勢力に抗して、各刃部4c、5cが互いに
閉じた状態に保持される(図1参照)。
【0018】この金切鋏1を使用する場合は、両方の握
持部2e、3eを片手で握ったまま、親指を係止部材1
2の操作部12cに当てて、その親指で係止部材12を
他方の回動移動位置まで反時計回り方向に回動させる。
そうすると、係止部材12の係止部12aは、刃部材5
の第1の被係止部5dから外れる。すると、トーション
スプリング11の付勢力により、刃部材4、5および柄
部材2、3は、互いに回動し、各刃部4c、5cおよび
各握持部2e、3eは、互いに開く。これらの刃部4
c、5cが所要の開き角度まで開くと、係止部材12の
係止部12aに、刃部材5の第2の被係止部5eが当接
する。その結果、刃部材5は、係止部材12に係止され
て、各刃部4c、5cは、所要の開き角度以上に互いに
開くのが阻止されて、不必要な刃部4c、5cの開きを
防ぐことができる(図4参照)。そこで、柄部材2、3
の握持部2e、3eを握って、それら柄部材2、3を、
第1の軸部材6の軸を中心に回動することにより、互い
に開閉させると、柄部材2、3と刃部材4、5とを軸支
する第2の軸部材8および第3の軸部材9を介して、刃
部材4、5の後端部は互いに開閉する。それに伴い、各
刃部材4、5は、第4の軸部材10の軸を中心に回動
し、各刃部材4、5の刃部4c、5cは互いに開閉され
る。ここで、各刃部4c、5cが互いに開いたとき、そ
れらの刃部4c、5cは前方に開口し、その後、それら
の刃部4c、5cの間に金属板等の被切断物を挿入し
て、握持部2e、3eを操作することにより、各刃部4
c、5cを互いに閉じることで、その被切断物を切断す
ることができる。このとき、第4の軸部材10と第2ま
たは第3の軸部材8、9との距離は、第1の軸部材6と
第2または第3の軸部材8、9との距離よりも長くな
り、握持部2e、3eを操作して各柄部材2、3を互い
に回動したとき、てこの原理により刃部4c、5cに大
きな力が作用する。また、被切断物を切断していく過程
において、直線状に延びる刃部4cが被切断物に当接し
ていく距離よりも、凸状の曲線状に延びる刃部5cが被
切断物に当接していく距離が長くなり、その結果、被切
断物は、両刃部4c、5cにより相対的に曳き切りされ
ることとなる。したがって、この曳き切りと前述の握持
部2e、3eを操作したときに刃部4c、5cに働く大
きな力との協同により、被切断物の切断が容易に行われ
る。
持部2e、3eを片手で握ったまま、親指を係止部材1
2の操作部12cに当てて、その親指で係止部材12を
他方の回動移動位置まで反時計回り方向に回動させる。
そうすると、係止部材12の係止部12aは、刃部材5
の第1の被係止部5dから外れる。すると、トーション
スプリング11の付勢力により、刃部材4、5および柄
部材2、3は、互いに回動し、各刃部4c、5cおよび
各握持部2e、3eは、互いに開く。これらの刃部4
c、5cが所要の開き角度まで開くと、係止部材12の
係止部12aに、刃部材5の第2の被係止部5eが当接
する。その結果、刃部材5は、係止部材12に係止され
て、各刃部4c、5cは、所要の開き角度以上に互いに
開くのが阻止されて、不必要な刃部4c、5cの開きを
防ぐことができる(図4参照)。そこで、柄部材2、3
の握持部2e、3eを握って、それら柄部材2、3を、
第1の軸部材6の軸を中心に回動することにより、互い
に開閉させると、柄部材2、3と刃部材4、5とを軸支
する第2の軸部材8および第3の軸部材9を介して、刃
部材4、5の後端部は互いに開閉する。それに伴い、各
刃部材4、5は、第4の軸部材10の軸を中心に回動
し、各刃部材4、5の刃部4c、5cは互いに開閉され
る。ここで、各刃部4c、5cが互いに開いたとき、そ
れらの刃部4c、5cは前方に開口し、その後、それら
の刃部4c、5cの間に金属板等の被切断物を挿入し
て、握持部2e、3eを操作することにより、各刃部4
c、5cを互いに閉じることで、その被切断物を切断す
ることができる。このとき、第4の軸部材10と第2ま
たは第3の軸部材8、9との距離は、第1の軸部材6と
第2または第3の軸部材8、9との距離よりも長くな
り、握持部2e、3eを操作して各柄部材2、3を互い
に回動したとき、てこの原理により刃部4c、5cに大
きな力が作用する。また、被切断物を切断していく過程
において、直線状に延びる刃部4cが被切断物に当接し
ていく距離よりも、凸状の曲線状に延びる刃部5cが被
切断物に当接していく距離が長くなり、その結果、被切
断物は、両刃部4c、5cにより相対的に曳き切りされ
ることとなる。したがって、この曳き切りと前述の握持
部2e、3eを操作したときに刃部4c、5cに働く大
きな力との協同により、被切断物の切断が容易に行われ
る。
【0019】この金切鋏1を使用後、保管する場合に
は、両握持部2e、3eを握り、それら握持部2e、3
eを互いに閉じることにより、各刃部4c、5cを互い
に閉じると、係止部材12の係止部12aから、刃部材
5の第2の被係止部5eが離れる。そこで、両握持部2
e、3eを握ったまま、親指を係止部材12の操作部1
2cに当てて、その親指で係止部材12を一方の回動移
動位置まで時計回り方向に回動する。そうすると、係止
部材12の係止部12aは、刃部材5の第1の被係止部
5dに当接して、その刃部材5を係止する。したがっ
て、刃部材4、5は、各刃部4c、5cを互いに開く方
向に付勢するトーションスプリング11の付勢力に抗し
て、各刃部4c、5cが互いに閉じた状態に保持され
る。
は、両握持部2e、3eを握り、それら握持部2e、3
eを互いに閉じることにより、各刃部4c、5cを互い
に閉じると、係止部材12の係止部12aから、刃部材
5の第2の被係止部5eが離れる。そこで、両握持部2
e、3eを握ったまま、親指を係止部材12の操作部1
2cに当てて、その親指で係止部材12を一方の回動移
動位置まで時計回り方向に回動する。そうすると、係止
部材12の係止部12aは、刃部材5の第1の被係止部
5dに当接して、その刃部材5を係止する。したがっ
て、刃部材4、5は、各刃部4c、5cを互いに開く方
向に付勢するトーションスプリング11の付勢力に抗し
て、各刃部4c、5cが互いに閉じた状態に保持され
る。
【0020】ここで、係止部材12は、バネ座金14に
より、一方の刃部材4に圧接されているので、一方の回
動移動位置および他方の回動移動位置において、容易に
は回動しないようになっている。そして、この金切鋏1
においては、刃部材4、5の後端部が、各柄部材2、3
を互いに軸支する第1の軸部材6よりも後方に位置する
第2、第3の軸部材8、9により軸支されているので、
全体の長さが短く、また、握持部2e、3eから刃部4
c、5cまでの距離も短くなっている。したがって、保
管に場所を取らず、また、握持部2e、3eを手で握っ
たとき、刃部4c、5cが手元から近く、扱い易い。さ
らに、保管する場合と使用する場合とで、係止部材12
を切換操作することにより、保管する場合には、各刃部
4c、5cが互いに閉じた状態に保持されて、安全に保
管することができ、また、使用する場合には、各刃部4
c、5cが所要の開き角度以上に互いに開くことがな
く、不必要な刃部4c、5cの開きを防ぐことができ
て、作業の効率がよい。しかも、係止部材12の操作部
12cが、握持部2e、3eの前方にあり、両握持部2
e、3eを手で握ったまま、その操作部12cを操作す
ることができるので、使い勝手がよい。
より、一方の刃部材4に圧接されているので、一方の回
動移動位置および他方の回動移動位置において、容易に
は回動しないようになっている。そして、この金切鋏1
においては、刃部材4、5の後端部が、各柄部材2、3
を互いに軸支する第1の軸部材6よりも後方に位置する
第2、第3の軸部材8、9により軸支されているので、
全体の長さが短く、また、握持部2e、3eから刃部4
c、5cまでの距離も短くなっている。したがって、保
管に場所を取らず、また、握持部2e、3eを手で握っ
たとき、刃部4c、5cが手元から近く、扱い易い。さ
らに、保管する場合と使用する場合とで、係止部材12
を切換操作することにより、保管する場合には、各刃部
4c、5cが互いに閉じた状態に保持されて、安全に保
管することができ、また、使用する場合には、各刃部4
c、5cが所要の開き角度以上に互いに開くことがな
く、不必要な刃部4c、5cの開きを防ぐことができ
て、作業の効率がよい。しかも、係止部材12の操作部
12cが、握持部2e、3eの前方にあり、両握持部2
e、3eを手で握ったまま、その操作部12cを操作す
ることができるので、使い勝手がよい。
【0021】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、この発明にかかる道具は、ワイヤー等の切
断具など金切鋏1以外の刃物にも適用実施でき、さらに
はスリーブや端子を圧着する圧着具等の工具に適用実施
してもよい。ここで、圧着具に適用した場合は、作用部
として、刃部4c、5cの代わりに、スリーブや端子の
圧着形状に合わせた圧着部を形成しておけばよい。ま
た、係止部材12は、刃部材4に回動可能に取り付けら
れているが、スライド可能に取り付けられてもよい。ま
た、係止部材12は、一方の刃部材4に取り付けられて
他方の刃部材5を係止するものでなくとも、各柄部材
2、3または各刃部材4、5のいずれかに取り付けられ
て、それ以外の柄部材2、3または刃部材4、5を係止
するものであればよい。また、付勢部材としてのトーシ
ョンスプリング11は、第1の軸部材6に取り付けなく
とも、各刃部4c、5cを直接または間接に互いに開く
方向に付勢するのであれば、例えば、第4の軸部材10
に取り付けてもよい。また、付勢部材は、必ずしもトー
ションスプリング11に限定されるものではなく、コイ
ルスプリングや板バネ等であってもよい。また、握持部
2e、3eは、片手で操作するものでなくとも、両手を
使用して、つまり、一方の手で一方の握持部2eを握
り、他方の手で他方の握持部3eを握って、操作するも
のであってもよい。
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、この発明にかかる道具は、ワイヤー等の切
断具など金切鋏1以外の刃物にも適用実施でき、さらに
はスリーブや端子を圧着する圧着具等の工具に適用実施
してもよい。ここで、圧着具に適用した場合は、作用部
として、刃部4c、5cの代わりに、スリーブや端子の
圧着形状に合わせた圧着部を形成しておけばよい。ま
た、係止部材12は、刃部材4に回動可能に取り付けら
れているが、スライド可能に取り付けられてもよい。ま
た、係止部材12は、一方の刃部材4に取り付けられて
他方の刃部材5を係止するものでなくとも、各柄部材
2、3または各刃部材4、5のいずれかに取り付けられ
て、それ以外の柄部材2、3または刃部材4、5を係止
するものであればよい。また、付勢部材としてのトーシ
ョンスプリング11は、第1の軸部材6に取り付けなく
とも、各刃部4c、5cを直接または間接に互いに開く
方向に付勢するのであれば、例えば、第4の軸部材10
に取り付けてもよい。また、付勢部材は、必ずしもトー
ションスプリング11に限定されるものではなく、コイ
ルスプリングや板バネ等であってもよい。また、握持部
2e、3eは、片手で操作するものでなくとも、両手を
使用して、つまり、一方の手で一方の握持部2eを握
り、他方の手で他方の握持部3eを握って、操作するも
のであってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る道具によれば、次の効果がある。
に、この発明に係る道具によれば、次の効果がある。
【0023】請求項1に記載された道具によれば、小さ
な力で大きな作用力を得ることができるとともに、全体
の長さが短いので、保管に場所を取らない。また、握持
部から作用部までの距離も短いので、握持部を手で握っ
たとき、作用部が手元から近く、扱い易い。
な力で大きな作用力を得ることができるとともに、全体
の長さが短いので、保管に場所を取らない。また、握持
部から作用部までの距離も短いので、握持部を手で握っ
たとき、作用部が手元から近く、扱い易い。
【0024】また、請求項2に記載された道具によれ
ば、金属板等の被切断物を切断することができる。
ば、金属板等の被切断物を切断することができる。
【0025】また、請求項3に記載された道具によれ
ば、被切断物を一層容易に切断することができる。
ば、被切断物を一層容易に切断することができる。
【0026】また、請求項4に記載された道具によれ
ば、保管する場合と使用する場合とで、係止部材を切換
操作することにより、保管する場合には、各作用部が互
いに閉じた状態に保持されて、安全に保管することがで
き、また、使用する場合には、各作用部が必要以上に互
いに開くことがなく、作業の効率がよい。
ば、保管する場合と使用する場合とで、係止部材を切換
操作することにより、保管する場合には、各作用部が互
いに閉じた状態に保持されて、安全に保管することがで
き、また、使用する場合には、各作用部が必要以上に互
いに開くことがなく、作業の効率がよい。
【図1】この発明に係る道具の一実施の形態の保管する
場合の状態を示す正面図である。
場合の状態を示す正面図である。
【図2】同じく、左側面図である。
【図3】同じく右側面図である。
【図4】この発明に係る道具の一実施の形態の使用する
場合の状態を示す正面図である。
場合の状態を示す正面図である。
【図5】図1におけるA−A線による断面図である。
【図6】図1におけるB−B線による断面図である。
【図7】図1におけるC−C線による断面図である。
【図8】図1におけるD−D線による断面図である。
【図9】図1におけるE−E線による断面図である。
【図10】従来の道具を示す正面図である。
1 金切鋏(道具) 2 柄部材 2e 握持部 3 柄部材 3e 握持部 4 刃部材(作用部
材) 4c 刃部(作用部) 5 刃部材(作用部
材) 5c 刃部(作用部) 6 第1の軸部材 8 第2の軸部材 9 第3の軸部材 10 第4の軸部材 11 トーションスプ
リング(付勢部材) 12 係止部材
材) 4c 刃部(作用部) 5 刃部材(作用部
材) 5c 刃部(作用部) 6 第1の軸部材 8 第2の軸部材 9 第3の軸部材 10 第4の軸部材 11 トーションスプ
リング(付勢部材) 12 係止部材
Claims (4)
- 【請求項1】 各々前後に延びて、後部に握持部を備
え、前端部が第1の軸部材により互いに回動可能に軸支
された一対の柄部材と、 各々前後に延びて、前記各柄部材における前記第1の軸
部材と前記握持部との間に、後端部が各々第2の軸部材
と第3の軸部材により回動可能に軸支されるとともに、
前記第1の軸部材よりも前方にて第4の軸部材により互
いに回動可能に軸支された一対の作用部材とからなり、 前記各作用部材には、それら作用部材の互いの回動によ
り互いに開閉する作用部が形成されてなる道具。 - 【請求項2】 前記各作用部材の作用部は、刃部からな
り、前記第4の軸部材の前方に形成されていることを特
徴とする請求項1に記載の道具。 - 【請求項3】 前記各作用部材の刃部の一方は、直線状
に延び、他方は、凸状の曲線状に延びていることを特徴
とする請求項2に記載の道具。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
の道具において、前記各作用部を互いに開く方向に付勢
する付勢部材を設け、かつ、 前記柄部材または作用部材に移動可能に取り付けられ
て、それ以外の柄部材または作用部材を係止することに
より、一方の移動位置では、前記各作用部が互いに閉じ
た閉状態から互いに開くのを阻止するとともに、他方の
移動位置では、前記各作用部が所要の開き角度以上に互
いに開くのを阻止する係止部材を設けてなる道具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35503096A JPH10179950A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 道 具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35503096A JPH10179950A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 道 具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10179950A true JPH10179950A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18441508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35503096A Pending JPH10179950A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 道 具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10179950A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002066168A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-03-05 | Fiskars Consumer Oy Ab | 切断具、特に植木ばさみ |
| KR100892372B1 (ko) | 2008-04-15 | 2009-04-10 | 주식회사 월드툴 | 다기능 조립식 공작가위 |
| JP2013013382A (ja) * | 2011-07-06 | 2013-01-24 | Kishimoto Nokogu Seisakusho:Kk | 刈込鋏 |
| JP2013223577A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Taisho Gakuen | ハサミの二軸式開閉機構 |
| JP2020513338A (ja) * | 2016-12-14 | 2020-05-14 | 杭州巨星科技股▲ふん▼有限公司 | 開閉式手持ち式装置及び手持ち部分の間の角度を調整する方法 |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP35503096A patent/JPH10179950A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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