JPH10180165A - ロールコーター式塗装装置 - Google Patents
ロールコーター式塗装装置Info
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- JPH10180165A JPH10180165A JP34293796A JP34293796A JPH10180165A JP H10180165 A JPH10180165 A JP H10180165A JP 34293796 A JP34293796 A JP 34293796A JP 34293796 A JP34293796 A JP 34293796A JP H10180165 A JPH10180165 A JP H10180165A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 気泡巻き込みによる塗膜欠陥の発生を防止す
る。 【解決手段】 ピックアップロール(3) が塗料パン(2)
から汲み上げた塗料(10)の付着量を調整するミリタリン
グロール(5) 、ミリタリングロールの塗料を掻き取るブ
レード(8) 、ブレードが掻き取った塗料を受けて、塗料
パン内のピックアップロール浸漬部と塗料パン底部の間
に流してピックアップロールの回転による随伴流とは逆
方向の塗料流れを形成する傾斜した塗料受け板(9) を備
えることにより、塗料パン内のピックアップロールの上
流側と下流側の塗料の液面差を少なくすることにより、
塗料のピックアップ不良による気泡の巻き込みを防止す
る。
る。 【解決手段】 ピックアップロール(3) が塗料パン(2)
から汲み上げた塗料(10)の付着量を調整するミリタリン
グロール(5) 、ミリタリングロールの塗料を掻き取るブ
レード(8) 、ブレードが掻き取った塗料を受けて、塗料
パン内のピックアップロール浸漬部と塗料パン底部の間
に流してピックアップロールの回転による随伴流とは逆
方向の塗料流れを形成する傾斜した塗料受け板(9) を備
えることにより、塗料パン内のピックアップロールの上
流側と下流側の塗料の液面差を少なくすることにより、
塗料のピックアップ不良による気泡の巻き込みを防止す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状材に塗装する
ロールコーター式塗装装置に関する。
ロールコーター式塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】帯状材の連続塗装には、ロールコーター
式塗装装置が広く用いられている。3本の塗布ロールを
用いるロールコーター式塗装装置を用いて塗装する場合
について、図3を用いて説明する。
式塗装装置が広く用いられている。3本の塗布ロールを
用いるロールコーター式塗装装置を用いて塗装する場合
について、図3を用いて説明する。
【0003】図3に示される塗装装置は、ピックアップ
ロール3、アプリケーターロール4およびミリタリング
ロール5からなる3本の塗布ロールを備え、ピックアッ
プロール3の一部を塗料パン2内の塗料10に浸漬し、
ピックアップロール3を回転して塗料パン2から汲み上
げた塗料をアプリケーターロール4に転写し、アプリケ
ーターロール4に転写した塗料をバッキングロール6に
巻き掛けられて走行する帯状材7に付着させることによ
って、塗装を行う。
ロール3、アプリケーターロール4およびミリタリング
ロール5からなる3本の塗布ロールを備え、ピックアッ
プロール3の一部を塗料パン2内の塗料10に浸漬し、
ピックアップロール3を回転して塗料パン2から汲み上
げた塗料をアプリケーターロール4に転写し、アプリケ
ーターロール4に転写した塗料をバッキングロール6に
巻き掛けられて走行する帯状材7に付着させることによ
って、塗装を行う。
【0004】ミリタリングロール5は、ピックアップロ
ール3に付着した過剰の塗料を掻き落として、アプリケ
ーターロール4に転写する塗料の付着量を調整する。ミ
リタリングロール5に付着した塗料はブレード8により
掻き落されて塗料パン2に戻る。
ール3に付着した過剰の塗料を掻き落として、アプリケ
ーターロール4に転写する塗料の付着量を調整する。ミ
リタリングロール5に付着した塗料はブレード8により
掻き落されて塗料パン2に戻る。
【0005】塗料は、塗料タンク1と塗料パン2の間を
循環する。即ち、塗料循環ポンプ13を用いて、塗料タ
ンク1より塗料供給配管14を介して塗料供給口15か
ら塗料パン2に塗料を供給する。塗料パン2に供給され
た塗料の一部は帯状材に付着するが、過剰の塗料は、塗
料パン2に設けられた塗料排出口16から塗料戻り配管
17を介して、塗料タンク1に戻る。
循環する。即ち、塗料循環ポンプ13を用いて、塗料タ
ンク1より塗料供給配管14を介して塗料供給口15か
ら塗料パン2に塗料を供給する。塗料パン2に供給され
た塗料の一部は帯状材に付着するが、過剰の塗料は、塗
料パン2に設けられた塗料排出口16から塗料戻り配管
17を介して、塗料タンク1に戻る。
【0006】塗料パン2には、仕切板11、12がピッ
クアップロール3の浸漬部を挟むように配置されてい
る。仕切板11、12の上端部は塗料の液面上に突出し
ており、その下端部と塗料パン2の底面の間に塗料が通
過する隙間が設けられている。仕切板11は、塗料パン
2の塗料供給口15近傍で浮上した気泡がピックアップ
ロール3の浸漬部側に移動することを防止する。仕切板
12は、ブレード8から塗料が落下した際に発生した気
泡がピックアップロール3の浸漬部側に移動することを
防止する。
クアップロール3の浸漬部を挟むように配置されてい
る。仕切板11、12の上端部は塗料の液面上に突出し
ており、その下端部と塗料パン2の底面の間に塗料が通
過する隙間が設けられている。仕切板11は、塗料パン
2の塗料供給口15近傍で浮上した気泡がピックアップ
ロール3の浸漬部側に移動することを防止する。仕切板
12は、ブレード8から塗料が落下した際に発生した気
泡がピックアップロール3の浸漬部側に移動することを
防止する。
【0007】塗料タンク1では、塗料濃度を均一化する
ために、攪拌羽根を持った攪拌装置18により塗料が攪
拌される。また、帯状材に付着して減少した塗料を補給
するために、必要に応じて塗料が塗料補給タンク20か
ら塗料タンク1へポンプ22を用いて塗料供給配管21
を介して補給される。
ために、攪拌羽根を持った攪拌装置18により塗料が攪
拌される。また、帯状材に付着して減少した塗料を補給
するために、必要に応じて塗料が塗料補給タンク20か
ら塗料タンク1へポンプ22を用いて塗料供給配管21
を介して補給される。
【0008】塗料が塗布された帯状材は図示されていな
い焼付設備により焼付けられて塗装帯状材となる。
い焼付設備により焼付けられて塗装帯状材となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような塗装装置
を用いて帯状材に塗装する場合、ピックアップロール3
の浸漬部の塗料に気泡が巻き込まれていると、気泡を巻
き込んだ塗料がピックアップロール3により汲み上げら
れ、帯状材7に転写されて、帯状材塗膜面のふくれ、泡
引き等の塗膜欠陥の発生原因になる。
を用いて帯状材に塗装する場合、ピックアップロール3
の浸漬部の塗料に気泡が巻き込まれていると、気泡を巻
き込んだ塗料がピックアップロール3により汲み上げら
れ、帯状材7に転写されて、帯状材塗膜面のふくれ、泡
引き等の塗膜欠陥の発生原因になる。
【0010】本発明者らが塗膜欠陥の原因になっている
気泡の大きさについて調査したところ、大きさ数百μm
あるいはそれ以上の大きさの気泡(以下、大型気泡とい
う)によるものは比較的少ないが、大きさ数十μm程度
以下の微細な気泡(以下、微細気泡)によるものが多い
ことがわかった。
気泡の大きさについて調査したところ、大きさ数百μm
あるいはそれ以上の大きさの気泡(以下、大型気泡とい
う)によるものは比較的少ないが、大きさ数十μm程度
以下の微細な気泡(以下、微細気泡)によるものが多い
ことがわかった。
【0011】また、大型気泡は、塗料タンク1内には多
いが、塗料パン2に供給された塗料中には少なく、ま
た、微細気泡は、塗料タンク1内に比べて、塗料パン2
に供給された塗料中では著しく増加していることがわか
った。
いが、塗料パン2に供給された塗料中には少なく、ま
た、微細気泡は、塗料タンク1内に比べて、塗料パン2
に供給された塗料中では著しく増加していることがわか
った。
【0012】さらに、大型気泡は、塗布段階までに破泡
したり浮上除去されやすいために、塗膜欠陥の直接的な
原因となることは少ないが、微細気泡は、塗布段階まで
に破泡しにくくまた浮上除去されにくいためにピックア
ップロール3の浸漬部まで到達し、ピックアップロール
3で汲み上げられて、塗膜欠陥になりやすいことがわか
った。
したり浮上除去されやすいために、塗膜欠陥の直接的な
原因となることは少ないが、微細気泡は、塗布段階まで
に破泡しにくくまた浮上除去されにくいためにピックア
ップロール3の浸漬部まで到達し、ピックアップロール
3で汲み上げられて、塗膜欠陥になりやすいことがわか
った。
【0013】また、塗料タンク1内の大型気泡の存在お
よび塗料パン2に供給された塗料中での微細気泡の増加
は、以下の理由によることがわかった。
よび塗料パン2に供給された塗料中での微細気泡の増加
は、以下の理由によることがわかった。
【0014】塗料タンク1内に存在する大型気泡は、主
に次の原因により発生した気泡が塗料中に巻き込まれた
ものである。
に次の原因により発生した気泡が塗料中に巻き込まれた
ものである。
【0015】塗料パンで、ブレードで掻き取られた塗
料が塗料パンに落下する際などに発生した気泡が塗料パ
ンからオーバーフローする塗料中に巻き込まれて塗料タ
ンクに送られる。
料が塗料パンに落下する際などに発生した気泡が塗料パ
ンからオーバーフローする塗料中に巻き込まれて塗料タ
ンクに送られる。
【0016】塗料パンからオーバーフローした塗料が
塗料タンクに落下する際に新たに気泡が発生する。
塗料タンクに落下する際に新たに気泡が発生する。
【0017】塗料タンクで、塗料を補給した際、ある
いは塗料濃度を均一化するために攪拌羽根を備えた攪拌
装置で攪拌するが、その際に塗料中に気泡が巻き込まれ
る。
いは塗料濃度を均一化するために攪拌羽根を備えた攪拌
装置で攪拌するが、その際に塗料中に気泡が巻き込まれ
る。
【0018】塗料タンク1の塗料中に含まれる気泡は、
前記〜の大型気泡以外の気泡も若干混在している。
これらの気泡を巻き込んだ塗料が、塗料循環ポンプ13
により加圧されて塗料タンク1から塗料パン2へ送られ
るが、塗料循環ポンプ13で吐出圧が開放される際、塗
料中の気泡は前記した微細気泡になる。また、塗料循環
ポンプ13自体でも新たに微細気泡を発生する。塗料は
これらの微細気泡を巻き込んだまま、塗料パン2に送ら
れる。そのため、塗料パン2に供給される塗料中では、
微細気泡が著しく増加する。
前記〜の大型気泡以外の気泡も若干混在している。
これらの気泡を巻き込んだ塗料が、塗料循環ポンプ13
により加圧されて塗料タンク1から塗料パン2へ送られ
るが、塗料循環ポンプ13で吐出圧が開放される際、塗
料中の気泡は前記した微細気泡になる。また、塗料循環
ポンプ13自体でも新たに微細気泡を発生する。塗料は
これらの微細気泡を巻き込んだまま、塗料パン2に送ら
れる。そのため、塗料パン2に供給される塗料中では、
微細気泡が著しく増加する。
【0019】そこで、塗料循環ポンプ13で大型気泡が
微細気泡に変化することを防止し、また新たな微細気泡
が発生することを防止する方法について検討したとこ
ろ、塗料循環ポンプ13の吐出圧を低下し、塗料循環量
を低減することが有効であることがわかった。
微細気泡に変化することを防止し、また新たな微細気泡
が発生することを防止する方法について検討したとこ
ろ、塗料循環ポンプ13の吐出圧を低下し、塗料循環量
を低減することが有効であることがわかった。
【0020】しかし、塗料循環量を低減すると、塗料パ
ン2では、ピックアップロール3の回転に伴う随伴流に
より、塗料供給口15からピックアップロール浸漬部に
塗料が流れる側(以下、ピックアップロール上流側)と
ピックアップロール浸漬部を通過した側(以下、ピック
アップロール下流側)の塗料に液面差が増大し、ピック
アップロール上流側で塗料液面が低下する。ピックアッ
プロール上流側の塗料液面が低下すると、塗料のピック
アップ不良が発生し、ピックアップロール3が汲み上げ
た塗料中に気泡を巻き込み、この気泡巻き込みによる塗
膜欠陥が発生するという問題が新たに生じた。
ン2では、ピックアップロール3の回転に伴う随伴流に
より、塗料供給口15からピックアップロール浸漬部に
塗料が流れる側(以下、ピックアップロール上流側)と
ピックアップロール浸漬部を通過した側(以下、ピック
アップロール下流側)の塗料に液面差が増大し、ピック
アップロール上流側で塗料液面が低下する。ピックアッ
プロール上流側の塗料液面が低下すると、塗料のピック
アップ不良が発生し、ピックアップロール3が汲み上げ
た塗料中に気泡を巻き込み、この気泡巻き込みによる塗
膜欠陥が発生するという問題が新たに生じた。
【0021】本発明は、この事情を考慮してなされたも
のであり、塗料循環量を低減しても、塗料パン内での液
面差の発生を軽減でき、その結果気泡巻き込みによる塗
膜欠陥の発生を防止できる塗装装置を提供することを目
的とする。
のであり、塗料循環量を低減しても、塗料パン内での液
面差の発生を軽減でき、その結果気泡巻き込みによる塗
膜欠陥の発生を防止できる塗装装置を提供することを目
的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の手段は、塗料パンから汲み上げた塗料を帯状
材に塗布するピックアップロール、ピックアップロール
が汲み上げた塗料の付着量を調整するミリタリングロー
ル、ミリタリングロールに付着した塗料を掻き取るブレ
ード、および、ブレードが掻き取った塗料を受けるとと
もに受けた塗料を塗料パン内のピックアップロール浸漬
部と塗料パン底部の間に流してピックアップロールの回
転による随伴流とは逆方向の塗料流れを形成する傾斜し
た塗料受け板を備えたロールコーター式塗装装置であ
る。
の本発明の手段は、塗料パンから汲み上げた塗料を帯状
材に塗布するピックアップロール、ピックアップロール
が汲み上げた塗料の付着量を調整するミリタリングロー
ル、ミリタリングロールに付着した塗料を掻き取るブレ
ード、および、ブレードが掻き取った塗料を受けるとと
もに受けた塗料を塗料パン内のピックアップロール浸漬
部と塗料パン底部の間に流してピックアップロールの回
転による随伴流とは逆方向の塗料流れを形成する傾斜し
た塗料受け板を備えたロールコーター式塗装装置であ
る。
【0023】傾斜した塗料受け板によって、ブレードが
掻き取った塗料を受ける。受けた塗料は、斜面を下方に
流れて、塗料パン内のピックアップロール浸漬部と塗料
パン底部の間に流れ込み、ピックアップロールの回転に
よる随伴流とは逆方向のピックアップロール上流側に流
れる。そのため、塗料循環量を低減しても、塗料パン内
でピックアップロールの上流側と下流側での塗料の液面
差が生じなくなり、液面差に起因する塗料のピックアッ
プ不良による気泡の巻き込みを防止できる。
掻き取った塗料を受ける。受けた塗料は、斜面を下方に
流れて、塗料パン内のピックアップロール浸漬部と塗料
パン底部の間に流れ込み、ピックアップロールの回転に
よる随伴流とは逆方向のピックアップロール上流側に流
れる。そのため、塗料循環量を低減しても、塗料パン内
でピックアップロールの上流側と下流側での塗料の液面
差が生じなくなり、液面差に起因する塗料のピックアッ
プ不良による気泡の巻き込みを防止できる。
【0024】また、塗料循環量の低減により、塗料循環
ポンプの吐出圧を低下できるので、塗料パンに供給され
る塗料中の微細気泡の巻き込み量を減少できる。
ポンプの吐出圧を低下できるので、塗料パンに供給され
る塗料中の微細気泡の巻き込み量を減少できる。
【0025】そのため、気泡巻き込みに起因する塗膜欠
陥の発生が減少する。
陥の発生が減少する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。図1は本発明の塗装装置の実施の形態を示す図で
ある。図2は、図1に示した塗装装置の要部を示す斜視
図である。ただし、塗布ロールは記載してない。また、
図1、図2の以下に説明する部分を除く部分について
は、説明済の図1に示した部分と同じ部分には同じ符号
を付しており、その説明を省略する。
する。図1は本発明の塗装装置の実施の形態を示す図で
ある。図2は、図1に示した塗装装置の要部を示す斜視
図である。ただし、塗布ロールは記載してない。また、
図1、図2の以下に説明する部分を除く部分について
は、説明済の図1に示した部分と同じ部分には同じ符号
を付しており、その説明を省略する。
【0027】図において、8はブレード、9は塗料受け
板である。ブレード8のミリタリングロール5に当接し
ていない端部は、ミリタリングロール5に当接する端部
より低い位置になるように配設されている。ブレード8
はミリタリングロール5に付着した塗料を掻き取るが、
掻き取った塗料がブレード8の下面を流れて、塗料受け
板9上に落下する。
板である。ブレード8のミリタリングロール5に当接し
ていない端部は、ミリタリングロール5に当接する端部
より低い位置になるように配設されている。ブレード8
はミリタリングロール5に付着した塗料を掻き取るが、
掻き取った塗料がブレード8の下面を流れて、塗料受け
板9上に落下する。
【0028】塗料受け板9の一端は、塗料液面上にあっ
て、ブレード8のミリタリングロール5に当接していな
い端部の下部に近接し、その他端は、塗料液面下にあっ
て、ピックアップロール浸漬部と塗料パン2の底部に近
接して、傾斜して配設されている。塗料受け板9は、ブ
レード8で掻き取った塗料を受け、受けた塗料がその斜
面を下方に流れてピックアップロール浸漬部の塗料パン
2の底部近傍をピックアップロール3の回転による塗料
の随伴流とは逆方向に流れる。効果的な塗料流れを形成
するには、塗料受け板の水平面に対する傾斜角度は45
度以内であることが望ましい。
て、ブレード8のミリタリングロール5に当接していな
い端部の下部に近接し、その他端は、塗料液面下にあっ
て、ピックアップロール浸漬部と塗料パン2の底部に近
接して、傾斜して配設されている。塗料受け板9は、ブ
レード8で掻き取った塗料を受け、受けた塗料がその斜
面を下方に流れてピックアップロール浸漬部の塗料パン
2の底部近傍をピックアップロール3の回転による塗料
の随伴流とは逆方向に流れる。効果的な塗料流れを形成
するには、塗料受け板の水平面に対する傾斜角度は45
度以内であることが望ましい。
【0029】ブレード8により掻き取られた塗料はブレ
ード8の下面を流れて塗料受け板9上に落下し、その斜
面を下方に流れてピックアップロール浸漬部の塗料パン
2の底部近傍をピックアップロール3の回転による塗料
の随伴流とは逆方向に流れて、ピックアップロール上流
側に流れる。その結果、ピックアップロール3の上流側
と下流側の塗料の液面差が生じない。
ード8の下面を流れて塗料受け板9上に落下し、その斜
面を下方に流れてピックアップロール浸漬部の塗料パン
2の底部近傍をピックアップロール3の回転による塗料
の随伴流とは逆方向に流れて、ピックアップロール上流
側に流れる。その結果、ピックアップロール3の上流側
と下流側の塗料の液面差が生じない。
【0030】また、図2に示されるように、仕切板11
は、図示されていないピックアップロールの軸方向に延
在する部材11a、および部材11aの両端部で塗料パ
ン2の側壁との間に隙間をあけて設けられた部材11
b、11cから構成される「コ」の字型の形状である。
部材11aの上端部は、塗料液面より突出し、その下端
部と塗料パン2の底面の間に塗料を通過するための隙間
が設けられている。部材11b、11cの上端部は塗料
液面より突出し、その下端部は塗料パン2の底面に接し
ている。また、16a、16bは、塗料パン2の両側に
設けられた塗料排出口である。塗料供給口15と塗料排
出口16a、16bは、ピックアップロール3の浸漬部
を挟む塗料パン2の反対側に設けられている。
は、図示されていないピックアップロールの軸方向に延
在する部材11a、および部材11aの両端部で塗料パ
ン2の側壁との間に隙間をあけて設けられた部材11
b、11cから構成される「コ」の字型の形状である。
部材11aの上端部は、塗料液面より突出し、その下端
部と塗料パン2の底面の間に塗料を通過するための隙間
が設けられている。部材11b、11cの上端部は塗料
液面より突出し、その下端部は塗料パン2の底面に接し
ている。また、16a、16bは、塗料パン2の両側に
設けられた塗料排出口である。塗料供給口15と塗料排
出口16a、16bは、ピックアップロール3の浸漬部
を挟む塗料パン2の反対側に設けられている。
【0031】この塗装装置を用いて、次のようにして塗
装を行う。塗料循環ポンプ13を用いて塗料タンク1よ
り塗料供給口15から塗料パン2に塗料を供給する。そ
の際、塗料循環ポンプ13の吐出力を低下して、塗料循
環量を低減する。その結果、塗料パン2に供給される塗
料中に含まれる微細気泡の巻き込み量が減少する。大型
気泡は、途中で破泡して減少している。また残存する大
型気泡は、塗料パン2の塗料供給口15の近傍で浮上
し、気泡の少ない塗料が仕切板11aの下部の塗料パン
底部との隙間を通ってピックアップロール浸漬部側に移
動する。
装を行う。塗料循環ポンプ13を用いて塗料タンク1よ
り塗料供給口15から塗料パン2に塗料を供給する。そ
の際、塗料循環ポンプ13の吐出力を低下して、塗料循
環量を低減する。その結果、塗料パン2に供給される塗
料中に含まれる微細気泡の巻き込み量が減少する。大型
気泡は、途中で破泡して減少している。また残存する大
型気泡は、塗料パン2の塗料供給口15の近傍で浮上
し、気泡の少ない塗料が仕切板11aの下部の塗料パン
底部との隙間を通ってピックアップロール浸漬部側に移
動する。
【0032】ピックアップロール浸漬部側に移動した塗
料は、常法によりピックアップロール3で汲み上げら
れ、ミリタリングロール5により付着量の調整をされた
後、アプリケータロール4を介してバッキングロール6
により支持された帯状材7に塗布される。各塗布ロール
の回転方向の一例を図1に矢印で示す。
料は、常法によりピックアップロール3で汲み上げら
れ、ミリタリングロール5により付着量の調整をされた
後、アプリケータロール4を介してバッキングロール6
により支持された帯状材7に塗布される。各塗布ロール
の回転方向の一例を図1に矢印で示す。
【0033】ピックアップロール3で汲み上げられなか
った塗料は、ピックアップロール下部を通ってピックア
ップロール下流側に流れて、塗料受け板9の両端部を回
って、塗料排出口16a、16bから塗料タンク1へ排
出される。
った塗料は、ピックアップロール下部を通ってピックア
ップロール下流側に流れて、塗料受け板9の両端部を回
って、塗料排出口16a、16bから塗料タンク1へ排
出される。
【0034】塗料供給口15近傍で浮上した気泡は、仕
切板11aに遮られているのでピックアップロール浸漬
部側に移動せず、破泡しあるいは塗料パン2の側壁と仕
切板11b、11cの隙間を通る塗料の流れに乗って、
塗料排出口16a、16bの方に移動して塗料タンク1
へ排出される。
切板11aに遮られているのでピックアップロール浸漬
部側に移動せず、破泡しあるいは塗料パン2の側壁と仕
切板11b、11cの隙間を通る塗料の流れに乗って、
塗料排出口16a、16bの方に移動して塗料タンク1
へ排出される。
【0035】ミリタリングロール5に付着した塗料は、
ブレード8で掻き取られる。掻き取られた塗料はブレー
ド8の下面を流れて塗料受け板9上に落下して、その斜
面を下方に流れてピックアップロール浸漬部の塗料パン
2の底部近傍をピックアップロール3の回転による塗料
の随伴流とは逆方向に流れて、ピックアップロール上流
側に流れる。その結果、ピックアップロール3の上流側
と下流側の塗料の液面差が生じない。
ブレード8で掻き取られる。掻き取られた塗料はブレー
ド8の下面を流れて塗料受け板9上に落下して、その斜
面を下方に流れてピックアップロール浸漬部の塗料パン
2の底部近傍をピックアップロール3の回転による塗料
の随伴流とは逆方向に流れて、ピックアップロール上流
側に流れる。その結果、ピックアップロール3の上流側
と下流側の塗料の液面差が生じない。
【0036】また、ブレード8から塗料受け板9上に落
下した塗料は、静かに塗料パン内に戻るので、その際の
気泡の発生も低減できる。
下した塗料は、静かに塗料パン内に戻るので、その際の
気泡の発生も低減できる。
【0037】本発明の塗装装置では、仕切板を設けなく
ても塗膜欠陥の低減効果があるが、前記発明の実施の形
態に示した塗装装置のように、塗料供給口とピクアップ
ロール浸漬部との間に仕切板を設けることにより、塗膜
欠陥防止効果をより向上できる。
ても塗膜欠陥の低減効果があるが、前記発明の実施の形
態に示した塗装装置のように、塗料供給口とピクアップ
ロール浸漬部との間に仕切板を設けることにより、塗膜
欠陥防止効果をより向上できる。
【0038】また、本発明の塗装装置は、ピックアップ
ロールで汲み上げた塗料の付着量をミリタリングロール
で調整した後、アプリケーターロールを用いることなく
直接帯状材に塗布する2本の塗布ロールを用いるロール
コーター式塗装装置であってもよいし、付着量調整した
ピックアップロールの塗料をさらに別の塗布ロールを介
してアプリケーターロールに転写するロールコーター式
塗装装置であってもよい。
ロールで汲み上げた塗料の付着量をミリタリングロール
で調整した後、アプリケーターロールを用いることなく
直接帯状材に塗布する2本の塗布ロールを用いるロール
コーター式塗装装置であってもよいし、付着量調整した
ピックアップロールの塗料をさらに別の塗布ロールを介
してアプリケーターロールに転写するロールコーター式
塗装装置であってもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明の塗装装置によれば、傾斜した塗
料受け板を配設することにより、ブレードで掻き取った
塗料を利用して、塗料パン内のピックアップロールの上
流側と下流側の液面制御を行うことができるので、塗料
循環ポンプの吐出圧を低下し、塗料循環量を低減しても
塗料パン内の液面差が生じない。そのため、塗膜欠陥の
原因になる微細気泡を低減でき、また塗料パンにおける
ピックアップロールでのピックアップ不良を防止でき
る。そのため、これらの気泡巻き込みによる帯状材の塗
膜欠陥を低減できる。
料受け板を配設することにより、ブレードで掻き取った
塗料を利用して、塗料パン内のピックアップロールの上
流側と下流側の液面制御を行うことができるので、塗料
循環ポンプの吐出圧を低下し、塗料循環量を低減しても
塗料パン内の液面差が生じない。そのため、塗膜欠陥の
原因になる微細気泡を低減でき、また塗料パンにおける
ピックアップロールでのピックアップ不良を防止でき
る。そのため、これらの気泡巻き込みによる帯状材の塗
膜欠陥を低減できる。
【図1】本発明の塗装装置の実施の形態を示す図。
【図2】本発明の実施の形態に示した塗装装置の要部を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】従来の塗装装置を示す図。
1 塗料タンク 2 塗料パン 3 ピックアップロール 4 アプリケーターロール 5 ミリタリングロール 6 バッキングロール 7 帯状材 8 ブレード 9 塗料受け板 10 塗料 11、12 仕切板 13 塗料循環ポンプ 14 塗料供給配管 15 塗料供給口 16 塗料排出口 17 塗料戻り配管
Claims (1)
- 【請求項1】 塗料パンから汲み上げた塗料を帯状材に
塗布するピックアップロール、ピックアップロールが汲
み上げた塗料の付着量を調整するミリタリングロール、
ミリタリングロールに付着した塗料を掻き取るブレー
ド、および、ブレードが掻き取った塗料を受けるととも
に受けた塗料を塗料パン内のピックアップロール浸漬部
と塗料パン底部の間に流してピックアップロールの回転
による随伴流とは逆方向の塗料流れを形成する傾斜した
塗料受け板を備えたことを特徴とするロールコーター式
塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34293796A JPH10180165A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | ロールコーター式塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34293796A JPH10180165A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | ロールコーター式塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10180165A true JPH10180165A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18357676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34293796A Pending JPH10180165A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | ロールコーター式塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10180165A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014159021A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-04 | Jfe Steel Corp | ロールコータ式塗装装置の塗料パン |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP34293796A patent/JPH10180165A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014159021A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-04 | Jfe Steel Corp | ロールコータ式塗装装置の塗料パン |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010918 |