JPH10180499A - プレス機械 - Google Patents

プレス機械

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JPH10180499A
JPH10180499A JP24963797A JP24963797A JPH10180499A JP H10180499 A JPH10180499 A JP H10180499A JP 24963797 A JP24963797 A JP 24963797A JP 24963797 A JP24963797 A JP 24963797A JP H10180499 A JPH10180499 A JP H10180499A
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hydraulic oil
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Toyo Koki Co Ltd
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    • B30—PRESSES
    • B30B—PRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/32—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by plungers under fluid pressure
    • B30B1/34—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by plungers under fluid pressure involving a plurality of plungers acting on the platen

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギーロスの問題も駆動機構の構造の複
雑化や大型化の問題も生じさせずに、曲げ作業の高速化
と曲げ下降の高精度化とを同時に実現する。 【解決手段】 油圧ポンプ17より作動油を油圧シリン
ダ12へ供給して、ラム6と一体に上型を昇降動作させ
る。油圧ポンプ17の回転駆動源として交流サーボモー
タ18が用いられる。位置検出器により上型の昇降動作
位置が検出され、位置検出信号はフィードバックされて
交流サーボモータ18の回転が制御される。油圧シリン
ダ12は、面積の大きな往動用の第1のシリンダ室24
と、面積の小さな往動用の第2のシリンダ室25と、復
動用のシリンダ室26とを有する。第2のシリンダ室2
5へ作動油を供給することにより上型を高速で下降さ
せ、第1のシリンダ室24へ作動油を供給することによ
り上型を低速で下降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、往復動機構が有する
複数のシリンダ室のいずれかへ作動油を供給して型など
を往復動作させることにより、ワークを加圧して曲げ加
工などを行うプレスブレーキのようなプレス機械に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の典型的なプレスブレーキでは、テ
ーブル上にV字溝を有する下型が、ラムの下端にホルダ
を介して上型が、それぞれ対向させた状態で取り付けら
れる。下型上には板状のワークが支持され、このワーク
に対し、ラムと一体に上型が昇降動作する。上型の下降
時、上型による加圧力がワークに作用してワークが前記
V字溝に押し込まれ、これによりワークは所定の曲げ角
度だけ折り曲げられる。ワークの曲げ角度は、上型の下
降終端位置により決まり、この下降終端位置、すなわち
上型のストロークを変更すれば、ワークの曲げ角度を所
望の値に設定できる。
【0003】このような曲げ加工において、曲げ作業の
高速化と曲げ加工の高精度化とを同時に実現するものと
して、ラムの駆動源として油圧シリンダが用いられた油
圧駆動方式のプレスブレーキと、ラムの駆動源としてサ
ーボモータが用いられたモータ駆動方式のプレスブレー
キとがある。
【0004】油圧駆動方式のプレスブレーキでは、油圧
ポンプより油圧シリンダへ作動油を供給するための油圧
回路中に、サーボ弁やリリーフ弁が介装されている。前
記サーボ弁を動作させて、油圧シリンダに対する作動油
の供給経路や供給量を制御することにより、上型の昇降
動作を実現すると同時に、上型の速度制御や位置制御を
行う。
【0005】一方、モータ駆動方式のプレスブレーキで
は、ラムを昇降動作させるための送りねじが、特定の減
速比に形成されてサーボモータに連結されている。サー
ボモータの回転数や回転方向を制御することにより、上
型の昇降動作を実現すると同時に、上型の速度制御や位
置制御を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、プレスブレーキ
の性能向上が強く要望されており、曲げ作業の一層の高
速化と曲げ加工の一層の高精度化とを実現するために、
この発明の発明者は、種々の試みを行った。油圧駆動方
式のプレスブレーキについては、油圧シリンダとして、
上型を低速動作させるための面積の大きな第1のシリン
ダ室と、上型を高速動作させるための面積の小さな第2
のシリンダ室とを備えた二重シリンダを用いることを検
討した。
【0007】またモータ駆動方式のプレスブレーキにつ
いては、前記送りねじの回転数を高速、低速の2段階に
設定するための2種類の減速機構と、減速機構を切り換
えるためのクラッチ機構とを駆動系に組み込むことを検
討した。
【0008】いずれの試みも、プレスブレーキの性能を
向上する上で一応の成果は得られるものの、油圧駆動方
式のプレスブレーキについては、ラムの位置決め精度の
確保や位置決め時間の短縮を実現するために、油圧回路
の応答性を高めなければならず、そのためにサーボ弁に
作動油が流入する一次側と、サーボ弁から作動油が流出
する二次側との差圧を大きく保つ必要があり、その結果
としてエネルギーロスが大きなものとなる。このエネル
ギーロスは、作動油がサーボ弁を通過するときに発生す
ると同時に、一次側の余分の作動油がリリーフ弁からタ
ンクへ戻る際にも発生する。前記エネルギーロスは、熱
エネルギーに変換されて作動油の温度上昇や粘度変化を
招来し、サーボ制御に悪影響を及ぼすという問題があ
る。
【0009】またモータ駆動方式のプレスブレーキにつ
いては、駆動機構中に2種類の減速機構とクラッチ機構
とを組み込む必要があるため、駆動機構の構造が著しく
複雑化し、駆動機構の大型化やコスト高を招くという問
題があった。
【0010】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、エネルギーロスの問題も駆動機構の構造の複雑
化や大型化の問題も生じさせることがなく、曲げ作業の
一層の高速化と曲げ加工の一層の高精度化とを同時に実
現できるプレス機械を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ワー
クを加圧して加工するプレス機械において、面積が異な
る往動用の第1,第2のシリンダ室と復動用のシリンダ
室とを備えて成る往復動機構と、前記の各シリンダ室に
対して作動油を供給するための経路をもつ油圧回路と、
前記油圧回路へ作動油を送り出すための油圧ポンプと、
前記油圧ポンプの回転駆動源としてのサーボモータと、
前記往復動機構による往復動作位置を検出する位置検出
手段と、前記位置検出手段による位置検出値に基づいて
前記油圧回路における経路の切換とサーボモータの回転
とを制御する制御手段とを備えたものである。
【0012】請求項2の発明は、ワークを加圧して加工
するプレス機械において、面積が異なる往動用の第1,
第2のシリンダ室と復動用のシリンダ室とのそれぞれを
機械の左右両側の対称位置に備えて成る往復動機構と、
右側位置の各シリンダ室に対して作動油を供給するため
の経路をもつ第1の油圧回路と、左側位置の各シリンダ
室に対して作動油を供給するための経路をもつ第2の油
圧回路と、第1,第2の各油圧回路へ作動油をそれぞれ
送り出すための2個の油圧ポンプと、各油圧ポンプの回
転駆動源としての2個のサーボモータと、前記往復動機
構による往復動作位置を左右両側位置で個別に検出する
位置検出手段と、前記位置検出手段による左右両側位置
での位置検出値に基づいて第1,第2の各油圧回路にお
ける経路の切換と各サーボモータの回転とを個別に制御
する制御手段とを備えたものである。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載されたプレス機械であって、ワークを加圧して所定の
曲げ角度に曲げ加工するための型と、前記型のワークに
対する加圧力を検出する加圧力検出手段と、前記加圧力
検出手段による加圧力の検出値を所定のしきい値と比較
することにより前記型のワークへの当接を判別すると共
に、当接判別時の前記位置検出手段の位置検出値からワ
ークの板厚を検出する板厚検出手段とを備えたものであ
り、前記制御手段は、前記板厚検出手段による板厚検出
値に応じて前記型の動作終端位置を決定してサーボモー
タの回転を制御するようにしている。
【0014】
【作用】例えば型によりワークを曲げ加工する請求項1
のプレス機械では、ワークに型が当接する直前までの間
は、油圧ポンプより面積の小さい方の往動用のシリンダ
室へ作動油を送り込み、ワークに対して型を高速で相対
移行させる。型がワークに当接する直前位置に達したと
き、油圧ポンプより面積の大きい方の往動用のシリンダ
室へ作動油を送り込み、ワークに対して型を低速で相対
移行させる。この場合に、型の往復動作位置は位置検出
手段により検出され、その位置検出値に基づいてサーボ
モータの回転が制御され、位置制御および速度制御が行
われる。
【0015】請求項2のプレス機械では、ワークに型が
当接する直前までの間は、左右両側の面積の小さい方の
往動用のシリンダ室へそれぞれの油圧ポンプより作動油
を送り込み、ワークに対して型を高速で相対移行させ
る。型がワークに当接する直前位置に達したとき、各油
圧ポンプより左右両側の面積の大きい方の往動用のシリ
ンダ室へそれぞれ作動油を送り込み、ワークに対して型
を低速で相対移行させる。この場合に、型の往復動作位
置は位置検出手段により検出され、その位置検出値に基
づいて各サーボモータの回転が個別に制御され、位置制
御および速度制御が行われる。
【0016】請求項3のプレス機械では、加圧力検出手
段による加圧力の検出値が所定のしきい値に達したと
き、型がワークに当接したものと判別される。この当接
判別時の位置検出手段の位置検出値からワークの板厚が
検出され、その板厚検出値に応じて上型の動作終端位置
が決定されるもので、たとえワーク毎に板厚のばらつき
があっても、すべてのワークについて同じ曲げ角度が得
られる。
【0017】
【実施例】図1は、この発明の第1実施例であるプレス
ブレーキの外観を示すもので、床面上に設置される機械
本体1の一方の側面に電気制御ボックス2が一体に設け
られて成る。前記機械本体1は、前面のベッド3上に下
型5を支持するためのテーブル4が取り付けられ、この
テーブル4の上方にラム6がガイド7,7に沿って昇降
可能に設けられる。前記ラム6の下端には、ホルダ9を
介して上型8が取り付けられ、下型5上に支持された板
状のワークに対し、上型8を下降動作させて加圧力を作
用させることにより、ワークを曲げ加工する。前記ベッ
ド3の前面下部にはフットスイッチ19が配備され、作
業者がフットスイッチ19を踏み操作することにより、
ラム6が昇降動作する。
【0018】なお、図示例のプレスブレーキは、上型8
が昇降動作する方式のものであるが、この発明はこれに
限らず、下型5が昇降動作する方式のプレスブレーキに
も実施できる。またこの発明は、板状のワークを曲げ加
工するプレスブレーキに限らず、ワークを加圧して加工
するものであれば、その他のプレス機械にも適用でき
る。
【0019】前記ラム6と機械本体1のフレーム10と
の間には、ラム6の昇降動作位置を検出するための位置
検出器11が設けてある。この実施例では、位置検出器
11としてリニアセンサが用いてあり、フレーム10の
側にスケール11aが、またラム6の側に可動ヘッド1
1bが、それぞれ取り付けられる。前記可動ヘッド11
bは、スケール11a上をラム6と一体に昇降動作し、
位置検出信号としてパルス信号を出力する。位置検出信
号は、前記電気制御ボックス2内の制御装置(詳細は後
述する)に取り込まれて計数され、その計数値によりラ
ム6の昇降動作位置が求められる。
【0020】前記ラム6は、油圧シリンダ12を駆動源
とする往復動機構13により昇降動作される。前記油圧
シリンダ12は、機械本体1のフレーム10に支持さ
れ、下方に突出するシリンダロッド14の下端にラム6
が連結される。なお、図示例の往復動機構13は、1個
の油圧シリンダ12を駆動源としているが、後述するよ
うに、2個以上の油圧シリンダを駆動源としてもよい。
【0021】前記油圧シリンダ12は、図2に示すよう
に、4本の油圧配管30a〜30dを介してマニホール
ドブロック15に接続される。前記マニホールドブロッ
ク15には、後述する各種の弁が組み込んであり、この
マニホールドブロック15に一体に取り付けられたタン
ク16に、油圧ポンプ17と、この油圧ポンプ17の駆
動源である交流サーボモータ18とを取り付けて、後述
する油圧回路40を構成している。前記タンク16には
作動油が溜められ、マニホールドブロック15に設けら
れた3本の油圧配管30e〜30gをタンク16内へ突
出させて、それぞれ先端を作動油中へ浸漬させてある。
【0022】前記油圧シリンダ12は、図3に示すよう
に、筒状外壁21Aの内側に筒状内壁21Bを備えたシ
リンダ筒21と、このシリンダ筒21の内部に往復動可
能に配備されたピストン22と、このピストン22に一
体形成されたピストンロッド23とで構成される。
【0023】前記ピストン22は、リング形状のもので
あり、その外径はシリンダ筒21の筒状外壁21Aの内
径に、また内孔22aの内径は筒状内壁21Bの外径
に、それぞれほぼ一致する。前記ピストンロッド23
は、外径がシリンダ筒21の筒状外壁21Aの直径より
小さく形成してあり、シリンダ筒21の下端面より下方
へ突出する。
【0024】前記シリンダ筒21の内部には、前記ピス
ント22の上方位置であって筒状外壁21Aと筒状内壁
21Bとの間に面積が大きな往動用の第1のシリンダ室
24が、またピストン22の内孔22a内に面積が小さ
な往動用の第2のシリンダ室25が、さらにピストン2
2の下方位置であってピストンロッド23の外周に復動
用のシリンダ室26が、それぞれ形成される。ラム6を
高速で下降させるときは、往動用の第2のシリンダ室2
5へ作動油が供給される。ラム6を低速で下降させると
きは、往動用の第1,第2の各シリンダ室24,25へ
作動油が供給される。ラム6を上昇させるときは、復動
用のシリンダ室26へ作動油が供給される。
【0025】図2に戻って、前記油圧シリンダ12とマ
ニホールドブロック15とを結ぶ4本の油圧配管30a
〜30dのうち、第1の油圧配管30aは、油圧シリン
ダ12の第2のシリンダ室25へ作動油を供給するため
のもの、第2の油圧配管30bは、油圧シリンダ12の
往動用の第1のシリンダ室24へ作動油を供給するため
のもの、第3の油圧配管30cは、油圧シリンダ12の
復動用のシリンダ室26へ作動油を供給するためのも
の、第4の油圧配管30dは、ラム6を高速で下降させ
る際にタンク16より往動用の第1のシリンダ室24へ
作動油を吸い込むためのものである。
【0026】またマニホールドブロック15よりタンク
16内へ突出する3本の油圧配管30e〜30gのう
ち、第5の油圧配管30eは、タンク16内の作動油を
油圧ポンプ17により送り出すためのもの、第6の油圧
配管30fは、タンク16内の作動油を吸い上げるため
のもの、第7の油圧配管30gは、タンク16内へ作動
油を戻すためのものである。なお図中、31,32は第
5,第6の各油圧配管30e,30fの先端に取り付け
られたストレーナである。
【0027】図3は、上記したプレスブレーキの油圧回
路40を示す。図示例の油圧回路40は、油圧ポンプ1
7により作動油を送り出すための油供給路41に対し、
第1の電磁切換弁50を介して第1,第2の各経路4
2,43が接続されている。前記油圧ポンプ17の駆動
は、交流サーボモータ18の回転制御により制御され
る。前記油供給路41には、リリーフ弁51を有する分
岐路44が設けてあり、前記リリーフ弁51には、油圧
回路40の最高圧力が設定されている。
【0028】前記第1の電磁切換弁50は、ニュートラ
ル位置ではPポートに流入した作動油が最も圧力の低い
Tポートへ流れてタンク16内へ戻される。第1の電磁
切換弁50は、2個の電磁ソレノイド50a,50bに
より切り換え動作する。第1の電磁ソレノイド50aが
付勢されると、作動油はPポートからAポートへ流出し
て第1経路42へ流れ込む。第2の電磁ソレノイド50
bが付勢されると、作動油はPポートからBポートへ流
出して第2経路43へ流れ込む。
【0029】前記第1経路42は、油圧シリンダ12の
往動用第2のシリンダ室25に連通する第3経路44
と、油圧シリンダ12の往動用の第1のシリンダ室24
に連通する第4経路45とに分岐している。第4経路4
5には第2の電磁切換弁52が介装されており、第2の
電磁切換弁52の電磁ソレノイド52aが付勢される
と、第3経路44のみが油圧シリンダ12と連通する。
この第3経路44を経て往動用の第2のシリンダ室25
へ作動油が供給されると、ラム6は高速で下降する。
【0030】ラム下降時には、油圧シリンダ12の復動
用のシリンダ室26から作動油が流出するが、この流出
した作動油は、第5経路46へ流れ込み、リリーフ弁5
3を経てタンク16へ戻る。なお、リリーフ弁53は、
ラム6,ホルダ9,および上型8の重量を十分に支える
ことができる圧力に設定される。またラム6が高速で下
降するとき、油圧シリンダ12の往動用の第1のシリン
ダ室24は真空状態となるが、第1のシリンダ室24に
連通する第6経路47に介装されたパイロット式の逆止
弁54はクラッキング圧が大気圧より十分小さな値に設
定されているので、この逆止弁54を通じてタンク16
から必要量の作動油が第1のシリンダ室24に流入す
る。なお図中、49はパイロットラインである。
【0031】一方、第2の電磁切換弁52の電磁ソレノ
イド52aが消勢されると、第3,第4の各経路44,
45が油圧シリンダ12と連通し、第3,第4の各経路
44,45を経て往動用の第1,第2の各シリンダ室2
4,25へ作動油が供給され、これによりラム6は低速
で下降する。
【0032】つぎに前記第1の電磁切換弁50の第2の
電磁ソレノイド50bが付勢されると、作動油はPポー
トからBポートへ流出して第2経路43へ流れ込み、さ
らに第5経路46を経て油圧シリンダ12の復動用のシ
リンダ室26へ流入する。この場合、前記した第6経路
47のパイロット式の逆止弁54は、パイロット圧が上
昇して開き、油圧シリンダ12の往動用の第1のシリン
ダ室24より作動油が流出し、逆止弁54を通ってタン
ク16へ戻る。
【0033】図4は、第1実施例の電気的な構成例を示
す。図中、60は、前記電気制御ボックス2に組み込ま
れた制御装置である。制御装置60はマイクロコンピュ
ータにより構成され、制御および演算の主体であるCP
U61と、機械制御用のプログラムなどが格納されるR
OM62と、演算結果その他のデータやユーザプログラ
ムを記憶するRAM63とを有する。前記電気制御ボッ
クス2の外面には、操作部64やCRT表示部65が設
けられており、前記操作部64には機械動作やデータ入
力に供される各種スイッチや各種キーなどが配備され
る。
【0034】前記CPU61は、交流サーボモータ18
への出力をサーボアンプ66へ与え、サーボアンプ66
はこれを増幅して交流サーボモータ18に与える。この
交流サーボモータ18にはトルク検出器67が接続され
る。トルク検出器67は、上型8のワークに対する加圧
力を検出する加圧力検出手段を構成するもので、モータ
電流を監視して、交流サーボモータ18のトルクを検出
する。前記CPU61には、前記位置検出器11より位
置検出信号としてのパルス信号が入力され、CPU61
は、パルス数を計数してラム6の昇降動作位置を検出す
る。またCPU61は、前記した第1の電磁切換弁50
の電磁ソレノイド50a,50bや第2の電磁切換弁5
2の電磁ソレノイド52aの駆動を制御するための駆動
制御信号を出力する。
【0035】図5は、前記制御装置60による制御の流
れを示すもので、同図中、「ST」は各ステップを示
す。同図のST1において、曲げ作業に先立ち、作業者
は、ワークの曲げ角度に応じたラム6の下降終端位置Y
b や速度切換位置Yh などの所定のデータを操作部64
より入力して初期設定を行う。これら入力データはCP
U61に取り込まれて、RAM63に格納される。
【0036】待機状態では、図6に示すにように、上型
8およびラム6は最上端の待機位置Y0 に位置してお
り、作業者がフットスイッチ19を踏み操作すると、交
流サーボモータ18が回転して油圧ポンプ17が駆動
し、上型8が下降動作を行う(ST2,3)。
【0037】ラム6の下降動作において、上型8がワー
クWに当接する直前までの間は、油圧ポンプ17から供
給される作動油は、油圧回路40の油供給路41,第1
経路42,および第3経路44を経て油圧シリンダ12
の往動用の第2のシリンダ室25へ送り込まれるため、
上型8は高速に下降動作する。この場合に、上型8の下
降動作位置Yは位置検出器11により常時監視されてお
り、制御装置60のCPU61は、位置検出器11より
位置検出信号を取り込んで、サーボモータ18の回転を
制御し、これにより位置制御および速度制御を行う。
【0038】上型8がワークWに当接する直前の速度切
換位置Yh に達したことを、位置検出器11の位置検出
信号によりCPU61が検出すると、CPU61は、第
2の電磁切換弁52を切り換え動作させる(ST4,
5)。これにより油圧ポンプ17から供給される作動油
は、第1経路42から第3,第4の両経路44,45へ
流れ込んで油圧シリンダ12の往動用の第1,第2の両
シリンダ室24,25へ送り込まれ、その結果、上型8
は高速の下降動作から低速の下降動作に切り換わる。こ
の低速の下降動作に移行した直後に上型8がワークWに
当接し、その後、上型8の加圧力と下型5からの加圧反
力とでワークWが折り曲げられる。
【0039】上型8の下降動作位置Yが下降終端位置Y
b に達したことを、位置検出器11の位置検出信号によ
りCPU61が検出すると、CPU61は、交流サーボ
モータ18の回転を停止させる(ST6,7)。下降終
端位置Yb で交流サーボモータ18の回転を丁度停止さ
せるために、CPU61は上型8が下降終端位置Ybに
達する手前から、交流サーボモータ18の回転速度を徐
々に下げていく制御を行う。予め設定された下降終端位
置Yb での停止時間を経過した後、CPU61は、第1
の電磁切換弁50を切り換え動作させると同時に交流サ
ーボモータ18に回転指令を与える(ST8,9)。油
圧ポンプ17からの作動油は油供給路41から第3経路
43へ送り出され、さらに第5経路46を経て油圧シリ
ンダ12の復動用のシリンダ室26へ送り込まれる。こ
れにより上型8は上昇動作を行う。
【0040】かくして上型8が待機位置Y0 まで上昇し
たことを、位置検出器11の位置検出信号によりCPU
61が検出すると、CPU61はサーボモータ18の回
転を停止させて油圧ポンプ17による作動油の供給を停
止させた後、第1,第2の各電磁切換弁50,52を初
期状態に復帰動作させる(ST10〜12)。
【0041】上記の第1実施例では、同じワークについ
て、同じ曲げ角度を得るために、上型8の下降終端位置
Yb を一律に設定しているが、ワークの板厚がワーク毎
にばらつく場合には、上型8の下降終端位置Yb を一律
に設定すると、すべてのワークについて、同じ曲げ角度
が得られない。図7は、板厚のばらつきによりワークの
曲げ角度が変化する状態を示す。同図中、5は下型、8
は上型であり、板厚t1 のワークW1が上型8の加圧力
で下型5のV字溝5a内へ押し込まれて曲げられてい
る。このときの曲げ角度はθ1 である。これに対して、
板厚t2 (t2 <t1 )のワークW2(図中、鎖線で示
す)の場合は、板厚差(t1 −t2 )に相当する分だけ
上型8によるワークW2の押込み量が小さくなるから、
その曲げ角度θ2 は前記のワークW1の曲げ角度θ1 よ
り大きくなる。
【0042】かくして複数のワークに対して精密な曲げ
加工を施すためには、各ワークの板厚を検出して、板厚
の誤差分だけ上型8の下降終端位置を補正する必要があ
る。この発明の第2実施例は、ワークの板厚検出機能お
よび上型8の下降終端位置の補正機能を有するものであ
り、図8に、第2実施例における板厚検出の原理が、ま
た図9に、第2実施例における前記制御装置60による
プレスブレーキの制御手順が、それぞれ示してある。な
お、第2実施例の構成は図1〜図4と同様であり、ここ
では説明を省略する。
【0043】図8において、Ya は上型8のワークへの
当接位置を、Yb は上型8の下降終端位置を、それぞれ
示しており、上型8がワークへの当接位置Ya へ達する
前の段階では交流サーボモータ12のトルクは小さな一
定値T0 を示すが、上型8がワークに当接したときは、
トルクが急激に増大するものである。この第2実施例で
は、前記トルクをトルク検出器67で検出し、この検出
値が所定のしきい値Tthに達したとき、CPU61は上
型8がワークに当接したものと判断する。そしてCPU
61はこの上型8の当接位置Ya に、所望の曲げ角度を
得るための上型8の押込み量dを加算して、上型8の下
降終端位置Yb を算出する。
【0044】またこの第2実施例では、上型8がワーク
に当接する直前の速度切換位置Yhまでの間は、油圧ポ
ンプ17から供給される作動油を、油圧回路40の油供
給路41,第1経路42,および第3経路44を経て油
圧シリンダ12の往動用の第2のシリンダ室25へ送り
込むことにより、上型8を高速度vA で下降動作させ、
その後、上型8がワークに当接する直前の速度切換位置
Yh に到達した後は、交流サーボモータ12の回転速度
を下げることにより、上型8を低速度vB で下降動作さ
せている。
【0045】この低速下降時に上型8がワークに当接す
ることになるが、この低速下降時、作動油は面積の小さ
な往動用の第2のシリンダ室25へ供給されているの
で、上型8のワークへの当接時、ワークに作用する加圧
力は小さな値である。その結果、たとえ薄いワークであ
っても、当接時の加圧力でワークが変形する、という不
都合が解消される。
【0046】また上型8がワークに当接すると、上型8
はワークからの反力を受けて急激に失速し、上型8の下
降速度はゼロまたはゼロに近い値となるため、当接判別
の精度が高められる。その後、第2の電磁切換弁52の
切り換え動作により作動油が油圧シリンダ12の面積の
大きな第1のシリンダ室24へ送り込まれることによ
り、ワークは大きな加圧力を受けて曲げ加工され、上型
8は再び下降を開始する。
【0047】つぎに第2実施例の制御の流れを図9に従
って説明すると、曲げ作業に先立ち、作業者は、上型8
のワークへの当接を判別するためのしきい値Tthや所望
の曲げ角度を得るための上型8の押込み量dなどの所定
のデータを操作部64より入力して初期設定を行う(S
T1)。これら入力データはCPU61に取り込まれ
て、RAM63に格納される。
【0048】待機状態では、図10に示すように、上型
8およびラム6は最上端の待機位置Y0 に位置してお
り、作業者がフットスイッチ19を踏み操作すると、交
流サーボモータ18が所定の回転数N1で回転して油圧
ポンプ17が駆動し、上型8が下降動作を行う(ST
2,3)。
【0049】ラム6の下降動作において、上型8がワー
クWに当接する直前までの間は、油圧ポンプ17から供
給される作動油は、油圧回路40の油供給路41,第1
経路42,および第3経路44を経て油圧シリンダ12
の往動用の第2のシリンダ室25へ送り込まれるため、
上型8は高速に下降動作する。この場合に、サーボモー
タ18のトルクはトルク検出器67により、また上型8
の下降動作位置Yは位置検出器11により、それぞれ常
時監視されている。制御装置60のCPU61は、前記
位置検出器11より位置検出信号を取り込み、サーボモ
ータ18の回転を制御し、これにより位置制御および速
度制御を行う。
【0050】上型8がワークWに当接する直前の速度切
換位置Yh に達したことを、位置検出器11の位置検出
信号によりCPU61が検出すると、CPU61は、サ
ーボモータ18の回転数をN1よりN2(N2<N1)
へ下げ、上型8の下降動作を高速から低速へ切り換える
(ST4,5)。この場合に、油圧ポンプ17から供給
される作動油は、これまでと同様、第1経路42から第
3,第4の両経路44,45へ流れ込んで油圧シリンダ
12の往動用の第2のシリンダ室25へ送り込まれる。
【0051】かくして、この低速の下降動作に移行した
直後に上型8がワークWに当接すると、トルクが急激に
増大し、トルク検出器67による検出値Tが前記しきい
値Tthに達するため、ST6の判定が「YES」とな
り、CPU61は、上型8の現在の当接位置Ya に前記
押込み量dを加算して上型8の下降終端位置Yb を求
め、この値をRAM63の所定領域に格納する(ST
7)。この上型8の当接位置Ya は、ワークの板厚が大
きければ上方へ、また小さければ下方へ、それぞれ位置
ずれするもので、従って上型8の下降終端位置Yb はワ
ークの板厚の大小に応じて自動調整されることになる。
【0052】上型8のワークへの当接があると、ST8
でサーボモータの回転数をN2よりN1へ上げる一方
で、第2の電磁切換弁52を切り換え動作させることに
より、油圧ポンプ17から供給される作動油を、第1経
路42から第3,第4の両経路44,45を経て油圧シ
リンダ12の往動用の第1,第2の両シリンダ室24,
25へ送り込む(ST8,9)。その結果、上型8は低
速の下降動作を維持し、上型8の加圧力と下型5からの
加圧反力とでワークWが折り曲げられる。
【0053】上型8が下降終端位置Yb に達したこと
を、位置検出器11の位置検出信号によりCPU61が
検出すると、CPU61は、交流サーボモータ18の回
転を停止させる(ST10,11)。下降終端位置Yb
で交流サーボモータ18の回転を丁度停止させるため
に、CPU61は上型8が下降終端位置Yb に達する手
前から、交流サーボモータ18の回転速度を徐々に下げ
ていく制御を行う。予め設定された下降終端位置Yb で
の停止時間を経過した後、CPU61は、第1の電磁切
換弁50を切り換え動作させると同時に交流サーボモー
タ18に回転指令を与える(ST12,13)。油圧ポ
ンプ17からの作動油は油供給路41から第3経路43
へ送り出され、さらに第5経路46を経て油圧シリンダ
12の復動用のシリンダ室26へ送り込まれ、これによ
り上型8は上昇動作を行う。
【0054】かくして上型8が待機位置Y0 まで上昇し
たことを、位置検出器11の位置検出信号によりCPU
61が検出すると、CPU61はサーボモータ18の回
転を停止させて油圧ポンプ17による作動油の供給を停
止させた後、第1,第2の各電磁切換弁50,52を初
期状態に復帰動作させる(ST14〜16)。
【0055】図11は、この発明の第3実施例にかかる
プレスブレーキの構成を示すもので、2個の油圧シリン
ダ12R,12Lを左右両側の対称位置に配置して、ラ
ム6の往復動機構13を構成している。各油圧シリンダ
12R,12Lは、第1実施例と同様、面積が異なる往
動用の第1,第2のシリンダ室24,25と復動用のシ
リンダ室26とを備えたものであり、右側位置の油圧シ
リンダ12Rの各シリンダ室24,25,26に対して
は第1の油圧回路40Rを、また左側位置の油圧シリン
ダ12Lの各シリンダ室24,25,26に対しては第
2の油圧回路40Lを、それぞれ接続して作動油の供給
を行う。
【0056】第1,第2の各油圧回路40R,40L
は、第1実施例と同様の構成、すなわち図3に示したも
のと同様の構成のものであり、各油圧回路40L,40
Rについて、作動油を送り出すための油圧ポンプ17
R,17L,各油圧ポンプの回転駆動源としての交流サ
ーボモータ18R,18Lなどが設けられる。また図1
1において、11R,11Lは、ラム6の昇降動作位置
を左右両側位置で個別に検出するための位置検出器であ
り、各位置検出器11R,11Lによる左右両側位置で
の位置検出値に基づいて、第1,第2の各油圧回路11
R,11Lにおける経路の切り換えと各サーボモータの
18R,18L回転とが個別に制御される。
【0057】図12は、上記した第3実施例の電気的な
構成例を示す。図中、60はマイクロコンピュータより
成る制御装置であり、CPU61,ROM62,RAM
63を含んでいる。なお、64は操作部、65はCRT
表示部である。
【0058】この第3実施例では、前記CPU61は、
油圧シリンダ12R,12L毎に各交流サーボモータ1
8R,18Lへの出力をそれぞれのサーボアンプ66
R,66Lへ与え、各サーボアンプ66R,66Lはこ
れを増幅してそれぞれの交流サーボモータ18R,18
Lに与える。各交流サーボモータ18R,18Lにはト
ルク検出器67R,67Lがそれぞれ接続される。各ト
ルク検出器67R,67Lは、上型8のワークに対する
加圧力を検出する加圧力検出手段を構成するもので、モ
ータ電流を監視して、各交流サーボモータ18R,18
Lのトルクをそれぞれ検出する。
【0059】前記CPU61には、左右両側の各位置検
出器11R,11Lより位置検出信号としてのパルス信
号が入力され、CPU61は、それぞれのパルス数を計
数してラム6の昇降動作位置を左右両側で検出する。ま
たCPU61は、第1,第2の各油圧回路40R,40
Lの第1の電磁切換弁50R,50Lの電磁ソレノイド
50a,50bや第2の電磁切換弁52R,52Lの電
磁ソレノイド52aの駆動を制御するための駆動制御信
号を出力する。
【0060】この第3実施例によれば、左右両側の各油
圧シリンダ12R,12Lの動作を個別に制御できるか
ら、上型8の下降終端位置を左右両側で個別に設定する
ことが可能である。例えば図13に示すように、機械中
心cに対して一側へ偏った状態でワークWがセットされ
て加圧されたとき、一側の加圧力FR が他側の加圧力F
L より大きな値となる結果、機械のサイドフレームや上
型8の変形量が左右で相違し、ワークの曲げ角度は一端
で浅く、他端で深くなって、均一にならない。第3実施
例でワークを曲げ加工する場合、加圧力と機械や上型の
変形量との関係を表す変形補正係数を、例えば上型8と
下型5とを直接当接させて加圧したときの加圧力と上型
8の移行距離とからあらかじめ求めておき、この変形補
正係数とワークに対する両側位置での加圧力とに基づい
て上型8の下降終端位置を両側位置で個別に補正するも
ので、これによりワークの全長にわたる適正な曲げ角度
を得る。
【0061】図14は、第3実施例における前記制御装
置60の制御の流れを示す。なお、同図には、上型8の
下降終端位置の補正処理のみが示してあるが、その他の
処理は、図5と同様であり、ここでは図示を省略してあ
る。まず曲げ作業に先立ち、作業者は、ワークの曲げ角
度に応じたラム6の下降終端位置(以下「初期目標値」
という)Yb や前記した変形補正係数などの所定のデー
タを操作部64より入力して初期設定を行う。これら入
力データはCPU61に取り込まれて、RAM63に格
納される。
【0062】つぎに作業者がフットスイッチ19を踏み
操作すると、各油圧シリンダ12R,12Lの交流サー
ボモータ18R,18Lが回転して油圧ポンプ17R,
17Lが駆動し、上型8が下降動作を行う。ラム6の下
降動作において、上型8がワークWに当接する直前まで
の間は、油圧ポンプから供給される作動油は、各油圧回
路40R,40Lを経て各油圧シリンダ12R,12L
の往動用の第2のシリンダ室25へ送り込まれるため、
上型8は高速に下降動作する。この場合に、上型8の下
降動作位置は左右両側の位置検出器11R,11Lによ
り常時監視されており、制御装置60のCPU61は、
各位置検出器11R,11Lより位置検出信号を取り込
んで、各サーボモータ18R,18Lの回転を制御し、
これにより位置制御および速度制御を行う。
【0063】上型8がワークWに当接する直前の速度切
換位置Yh に達したことを、いずれかの位置検出器11
R,11Lの位置検出信号によりCPU61が検出する
と、CPU61は、第1,第2の各油圧回路40R,4
0Lの第2の電磁切換弁52R,52Lを切り換え動作
させる。これにより各油圧ポンプ17R,17Lから供
給される作動油は、各油圧シリンダ12R,12Lの往
動用の第1,第2の両シリンダ室24,25へ送り込ま
れ、その結果、上型8は高速の下降動作から低速の下降
動作に切り換わる。
【0064】この低速の下降動作に移行した直後に上型
8がワークWに当接し、その後、上型8の加圧力と下型
5からの加圧反力とでワークWが折り曲げられる。な
お、以上の制御の流れは、基本的には図5に示した第1
実施例のもの(ST1〜ST5)と同様である。
【0065】いま仮に、上型8が初期目標値Yb に達し
たことを、まず右側の位置検出器11Rの位置検出信号
によりCPU61が検出すると、上型8の右側での下降
動作位置YR はYR =Yb となって図14のST100
の判定が「YES」となり、CPU61は、そのときの
加圧力をトルク検出器67Rから取り込み、その加圧力
と前記変形補正係数とを乗じて得た値(補正値)を初期
目標値Yb に加算して、目標とする新たな下降終端位置
(以下「新目標値」という)Yc1を算出する(ST10
2)。
【0066】つぎのST103で、上型8が初期目標値
Yb に達したことを、左側の位置検出器11Lの位置検
出信号によりCPU61が検出すると、上型8の左側で
の下降動作位置YL はYL =Yb となってST103の
判定が「YES」となり、CPU61は、そのときの加
圧力をトルク検出器67Lから取り込み、その加圧力と
前記変形補正係数とを乗じて得た補正値を初期目標値Y
b に加算して、新目標値Yc2を算出する(ST10
4)。なお、前記のST103が「YES」となる前
に、もし上型8が新たな目標値Yc1に達したことを、右
側の位置検出器11Rの位置検出信号によりCPU61
が検出した場合は、ST105の判定が「YES」とな
り、CPU61はサーボモータ18Rの回転を停止させ
る(ST106)。
【0067】一方、上型8が初期目標値Yb に達したこ
とを、まず左側の位置検出器11Lの位置検出信号によ
りCPU61が検出した場合には、ST100の判定が
「NO」、ST101の判定が「YES」となり、CP
U61は、そのときの加圧力をトルク検出器67Lから
取り込み、その加圧力と前記変形補正係数とを乗じて得
た補正値を初期目標値Yb に加算して、新目標値Yc2を
算出する(ST107)。
【0068】つぎのST108で、上型8が初期目標値
Yb に達したことを、右側の位置検出器11Rの位置検
出信号によりCPU61が検出すると、ST108が
「YES」であり、CPU61は、そのときの加圧力を
トルク検出器67Rから取り込み、その加圧力と前記変
形補正係数とを乗じて得た補正値を初期目標値Yb に加
算して、新目標値Yc1を算出する(ST109)。な
お、前記のST108が「YES」となる前に、もし上
型8が新目標値Yc2に達したことを、左側の位置検出器
11Lの位置検出信号によりCPU61が検出した場合
は、ST110の判定が「YES」となり、CPU61
はサーボモータ18Lの回転を停止させる(ST11
1)。
【0069】つぎに、いずれのサーボモータ18R,1
8Lも停止していない状態では、続くST112,11
3はともに「NO」であり、CPU61はST114,
115で上型8が新目標値YC1,YC2に達するのに待機
する。この待機状態で、上型8が新目標値YC1に達した
ことを、右側の位置検出器11Rの位置検出信号により
CPU61が検出すると、ST114の判定が「YE
S」となり、CPU61はサーボモータ18Rの回転を
停止させる(ST116)。つぎに上型8が新目標値Y
C2に達したことを、左側の位置検出器11Lの位置検出
信号によりCPU61が検出すると、ST117の判定
が「YES」となり、CPU61はサーボモータ18L
の回転を停止させる(ST118)。
【0070】ST114,115の待機状態で、上型8
が新目標値YC2に達したことを、左側の位置検出器11
Lの位置検出信号によりCPU61が検出した場合は、
ST115の判定が「YES」となり、CPU61はサ
ーボモータ18Lの回転を停止させる(ST119)。
つぎに上型8が新目標値YC1に達したことを、右側の位
置検出器11Rの位置検出信号によりCPU61が検出
すると、ST120の判定が「YES」となり、サーボ
モータ18Rの回転を停止させる(ST121)。
【0071】なお、前記のST104の新目標値YC2の
設定前にST106でサーボモータ18Rが停止した場
合は、ST104からST112を経てST122へ進
み、上型8が新目標値YC2に達したとき、ST122が
「YES」となり、ST123でサーボモータ18Lが
停止する。また、ST109の新目標値YC1の設定前に
ST111でサーボモータ18Lが停止した場合は、S
T109からST112,113を経てST124へ進
み、上型8が新目標値YC1に達したとき、ST124が
「YES」となり、ST125でサーボモータ18Rが
停止する。
【0072】両サーボモータ18R,18Lの停止によ
りラム6の下降が停止し、予め設定された停止時間を経
過すると、CPU61は、第1の電磁切換弁50R,5
0Lを切り換え動作させると同時に各交流サーボモータ
18R,18Lに回転指令を与える。各油圧ポンプ17
R,17Lからの作動油は各油圧回路40R,40Lを
経て各油圧シリンダ12R,12Lの復動用のシリンダ
室26へ送り込まれ、これにより上型8は上昇動作を行
う。
【0073】かくして上型8が待機位置Y0 まで上昇し
たことを、いずれかの位置検出器11R,11Lの位置
検出信号によりCPU61が検出すると、CPU61は
両サーボモータ18R,18の回転を停止させて油圧ポ
ンプ17R,17Lによる作動油の供給を停止させた
後、第1,第2の各電磁切換弁50R,50L,52
R,52Lを初期状態に復帰動作させる。なお、サーボ
モータ18R,18Lの停止後の制御の流れは、基本的
には図5に示した第1実施例のもの(ST8〜ST1
2)と同様である。
【0074】つぎに、この発明の第4実施例は、左右両
側に油圧シリンダ12R,12Lを有するタイプのプレ
スブレーキであって、ワークの板厚検出機能および上型
8の下降終端位置の補正機能を有するものであり、図1
5に、第4実施例における前記制御装置60のCPU6
1によるプレスブレーキの制御手順が示してある。な
お、第4実施例の構成は、図11〜図12と同様であ
り、ここでは説明を省略する。なお、図15には、説明
を簡単にするために、ワークの板厚検出および板厚のば
らつきに起因する誤差の補正についての制御手順のみが
示してあるが、図14で詳述した偏荷重に起因する誤差
の補正についても併せて実施できることはいうまでもな
い。
【0075】この第4実施例におけるCPU61の制御
の流れを図15に従って説明すると、曲げ作業に先立
ち、作業者は、上型8のワークへの当接を判別するため
のしきい値Tthや所望の曲げ角度を得るための上型8の
押込み量dなどの所定のデータを操作部64より入力し
て初期設定を行う(ST1)。これら入力データはCP
U61に取り込まれて、RAM63に格納される。
【0076】つぎに作業者がフットスイッチ19を踏み
操作すると、各油圧シリンダ12R,12Lの交流サー
ボモータ18R,18Lが所定の回転数N1でそれぞれ
回転して油圧ポンプ17R,17Lが駆動し、上型8が
下降動作を行う(ST2,3)。
【0077】ラム6の下降動作において、上型8がワー
クWに当接する直前までの間は、各油圧ポンプ17R,
17Lから供給される作動油は、第1,第2の各油圧回
路40R,40Lを経て各油圧シリンダ12R,12L
の往動用の第2のシリンダ室25へ送り込まれるため、
上型8は高速に下降動作する。この場合に、各サーボモ
ータ18R,18Lのトルクはそれぞれのトルク検出器
67R,67Lにより、また上型8の下降動作位置Y
1,Y2は左右両側の各位置検出器11R,11Lによ
り、それぞれ常時監視されている。制御装置60のCP
U61は、各位置検出器11R,11Lより位置検出信
号をそれぞれ取り込み、各サーボモータ18R,18L
の回転を制御し、これにより位置制御および速度制御を
行う。
【0078】上型8がワークWに当接する直前の速度切
換位置Yh に達したことを、いずれかの位置検出器11
R,11Lの位置検出信号によりCPU61が検出する
と、CPU61は、各サーボモータ18R,18Lの回
転数をN1よりN2(N2<N1)へ下げ、上型8の下
降動作を高速から低速へ切り換える(ST4〜6)。こ
の場合に、各油圧ポンプ17R,17Lから供給される
作動油は、これまでと同様、第1経路42から第3,第
4の両経路44,45へ流れ込んで各油圧シリンダ12
R,12Lの往動用の第2のシリンダ室25へ送り込ま
れる。
【0079】かくして、この低速の下降動作に移行した
直後に上型8がワークWに当接すると、トルクが急激に
増大し、いずれかのトルク検出器67R,67Lの検出
値T1,T2が前記しきい値Tthに達するため、ST
7,8のいずれかの判定が「YES」となり、CPU6
1は、上型8の現在の当接位置Ya に前記押込み量dを
加算して上型8の下降終端位置Yb を求め、この値をR
AM63の所定領域に格納する(ST9)。この上型8
の当接位置Ya は、ワークの板厚が大きければ上方へ、
また小さければ下方へ、それぞれ位置ずれするもので、
従って上型8の下降終端位置Yb はワークの板厚の大小
に応じて自動調整されることになる。
【0080】上型8のワークへの当接があると、ST1
0で各サーボモータ18R,18Lの回転数をN2より
N1へ上げる一方で、第2の電磁切換弁52R,52L
を切り換え動作させることにより、各油圧ポンプ17
R,17Lから供給される作動油を、各油圧シリンダ1
2R,12Lの往動用の第1,第2の両シリンダ室2
4,25へ送り込む(ST10,11)。その結果、上
型8は低速の下降動作を維持し、上型8の加圧力と下型
5からの加圧反力とでワークWが折り曲げられる。
【0081】上型8が下降終端位置Yb に達したこと
を、いずれかの位置検出器11R,11Lの位置検出信
号によりCPU61が検出すると、CPU61は、交流
サーボモータ18R,18Lの回転を停止させる(ST
12〜14)。予め設定された下降終端位置Yb での停
止時間を経過した後、CPU61は、第1の電磁切換弁
50R,50Lを切り換え動作させると同時に各交流サ
ーボモータ18R,18Lに回転指令を与える(ST1
5,16)。各油圧ポンプ17R,17Lからの作動油
は各油圧シリンダ12R,12Lの復動用のシリンダ室
26へ送り込まれ、これにより上型8は上昇動作を行
う。
【0082】かくして上型8が待機位置Y0 まで上昇し
たことを、いずれかの位置検出器11R,11Lの位置
検出信号によりCPU61が検出すると、CPU61は
サーボモータ18R,18Lの回転を停止させて各油圧
ポンプ17R,17Lによる作動油の供給を停止させた
後、第1,第2の各電磁切換弁50R,50L,52
R,52Lを初期状態に復帰動作させる(ST17〜2
0)。
【0083】図16は、この発明の第5実施例にかかる
プレスブレーキの構成を示すもので、大小4個の油圧シ
リンダ12R1 ,12L1 ,12R2 ,12L2 を左右
両側の対称位置にそれぞれ2個づつ配置して、ラム6の
往復動機構13を構成している。4個の油圧シリンダ1
2R1 ,12L1 ,12R2 ,12L2 のうち、油圧シ
リンダ12R1 ,12L1 は、面積の大きな往動用のシ
リンダ室24と復動用のシリンダ室26aとを備え、一
方、他の油圧シリンダ12R2 ,12L2 は、前記油圧
シリンダ12R1 ,12L1 の往動用のシリンダ室24
より小面積に形成された往動用のシリンダ室25と復動
用のシリンダ室26bとを備えている。右側位置の油圧
シリンダ12R1 ,12R2 の各シリンダ室24,2
5,26a,26bに対しては第1の油圧回路40R
が、また左側位置の油圧シリンダ12L1 ,12L2 の
各シリンダ室24,25,26a,26bに対しては第
2の油圧回路40Lが、それぞれ接続されて作動油の供
給を行う。
【0084】第1,第2の各油圧回路40R,40L
は、第1実施例と同様の構成、すなわち図3に示したも
のと同様の構成のものであり、各油圧回路40L,40
Rについて、作動油を送り出すための油圧ポンプ17
R,17L,各油圧ポンプの回転駆動源としての交流サ
ーボモータ18R,18Lなどが設けられる。また図1
6において、11R,11Lは、ラム6の昇降動作位置
を左右両側位置で個別に検出するための位置検出器であ
り、各位置検出器11R,11Lによる左右両側位置で
の位置検出値に基づいて、第1,第2の各油圧回路11
R,11Lにおける経路の切り換えと各サーボモータ1
8R,18Lの回転とが個別に制御される。この第5実
施例のプレスブレーキについても、左右両側の油圧シリ
ンダ12R,12Lの動作を個別に制御できるから、ワ
ークの偏荷重による機械や上型のたわみに起因する誤差
を補正することが可能であり、さらにワークの板厚の検
出および板厚のばらつきに起因する誤差の補正機能をも
たせることもできる。
【0085】なお、往復動機構13は、機械の中央部に
設けるタイプのものであれば、面積が異なる往動用の第
1,第2のシリンダ室24,25と復動用のシリンダ室
26とを備えていれば、図17〜図19に示すような構
成のものであってもよく、また機械の左右両側に設ける
タイプのものであれば、面積が異なる往動用の第1,第
2のシリンダ室24,25と復動用のシリンダ室26と
のそれぞれを機械の左右両側の対称位置に備えていれ
ば、図20および図21に示すような構成のものであっ
てもよい。
【0086】図17に示す往復動機構13は、3個の油
圧シリンダ12C,12D,12Eより成るもので、中
央の油圧シリンダ12Dには、面積の大きな往動用のシ
ンリダ室24と面積の小さな往動用のシリンダ室25と
が設けられ、また両側の各油圧シリンダ12D,12E
には、復動用のシンリダ室26がそれぞれ設けられてい
る。
【0087】図18に示す往復動機構13も、3個の油
圧シリンダ12C,12D,12Eより成るもので、中
央の油圧シリンダ12Dには、面積の大きな往動用のシ
ンリダ室24が設けられ、また両側の各油圧シリンダ1
2D,12Eには、面積の小さな往動用のシリンダ室2
5と復動用のシンリダ室26とがそれぞれ設けられてい
る。
【0088】図19に示す往復動機構13も、3個の油
圧シリンダ12C,12D,12Eより成るもので、中
央の油圧シリンダ12Dには、面積の大きな往動用のシ
ンリダ室24と復動用のシンリダ室26とが設けられ、
また両側の各油圧シリンダ12D,12Eには、面積の
小さな往動用のシリンダ室25がそれぞれ設けられてい
る。
【0089】図20に示す往復動機構13は、大小4個
の油圧シリンダ12R1 ,12L1,12R2 ,12L
2 を左右両側の対称位置にそれぞれ2個づつ配置して成
るもので、これら油圧シリンダのうち、油圧シリンダ1
2R1 ,12L1 には、面積の大きな往動用のシンリダ
室24と復動用のシンリダ室26とがそれぞれ設けら
れ、また他の各油圧シリンダ12R2 ,12L2 には、
面積の小さな往動用のシリンダ室25がそれぞれ設けら
れている。
【0090】図21に示す往復動機構13も、大小4個
の油圧シリンダ12R1 ,12L1,12R2 ,12L
2 を左右両側の対称位置にそれぞれ2個づつ配置して成
るもので、これら油圧シリンダのうち、油圧シリンダ1
2R1 ,12L1 には、面積の大きな往動用のシンリダ
室24と面積の小さな往動用のシリンダ室25とがそれ
ぞれ設けられ、また他の各油圧シリンダ12R2 ,12
L2 には、復動用のシンリダ室26がそれぞれ設けられ
ている。
【0091】
【発明の効果】請求項1の発明は上記の如く、面積が異
なる往動用の第1,第2のシリンダ室と復動用のシリン
ダ室とを備えて成る往復動機構と、油圧ポンプの回転駆
動源としてのサーボモータとを用いると共に、位置検出
器による位置検出信号を前記サーボモータへフィードバ
ックしてサーボモータの回転を制御するようにしたか
ら、加圧作業の一層の高速化と加工の一層の高精度化と
を同時に実現できる。
【0092】またこれらの性能向上を実現するのに、サ
ーボ弁を必要とする油圧駆動方式のプレス機械のよう
に、エネルギーロスの問題を生じさせるおそれがなく、
さらにはエネルギーロスに伴って発生する作動油の温度
上昇や粘度変化という問題を招くこともない。仮に何ら
かの理由で作動油の温度が上昇したとしても、各シリン
ダ室へ送り込む作動油の量は、油圧ポンプの回転制御に
より制御しているので、作動油が通る経路の隙間の大き
さで作動油の量を調節するサーボ弁と比較して、作動油
の粘度変化の影響を受けにくく、安定した制御が行え
る。また2種類の減速機構やクラッチ機構を必要とする
モータ駆動方式のプレス機械のように、駆動系の構造の
複雑化や大型化の問題も生じさせるおそれもない。
【0093】請求項2の発明によれば、面積の異なる往
動用の第1,第2のシリンダ室と復動用のシリンダ室と
のそれぞれを機械の左右両側の対称位置に備えて成る往
復動機構を用いて、左右両側の各シリンダ室へ作動油の
供給を個別に制御するようにしたから、上記した効果に
加えて、たとえワークが機械中心に対して一側へ偏って
位置していても、ワークの全長にわたり適切な曲げ角度
を得ることができる。
【0094】請求項3の発明によれば、型のワークの当
接を判別してワークの板厚を検出するようにしたから、
上記した効果に加えて、ワークの板厚が変動しても、常
に適切な曲げ角度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例であるプレスブレーキの
外観を示す正面図である。
【図2】油圧シリンダとタンクとの接続状態を示すタン
クを破断した側面図である。
【図3】プレスブレーキの油圧回路を示す回路図であ
る。
【図4】第1実施例の電気的な構成を示すブロック図で
ある。
【図5】第1実施例の制御装置による制御の流れを示す
フローチャートである。
【図6】第1実施例の制御における上型とワークとの位
置関係を示す正面図である。
【図7】板厚のばらつきによりワークの曲げ角度が変化
する状態を示す説明図である。
【図8】板厚の検出原理を示す説明図である。
【図9】第2実施例の制御装置による制御の流れを示す
フローチャートである。
【図10】第2の実施例の制御における上型とワークと
の位置関係を示す正面図である。
【図11】第3実施例の概略構成を示す正面図である。
【図12】第3実施例の電気的な構成を示すブロック図
である。
【図13】偏荷重の状態を示す正面図である。
【図14】第3実施例の制御装置による制御の流れを示
すフローチャートである。
【図15】第4実施例の制御装置による制御の流れを示
すフローチャートである。
【図16】第5実施例の概略構成を示す正面図である。
【図17】往復動機構の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図18】往復動機構の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図19】往復動機構の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図20】往復動機構の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図21】往復動機構の他の実施例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
5 下型 8 上型 11,11R,11L 位置検出器 12,12R,12L 油圧シリンダ 13 往復動機構 17,17R,17L 油圧ポンプ 18,18R,18L 交流サーボモータ 24 往動用の第1のシリンダ室 25 往動用の第2のシリンダ室 26 復動用のシリンダ室 40,40R,40L 油圧回路 60 制御装置 61 CPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを加圧して加工するプレス機械に
    おいて、 面積が異なる往動用の第1,第2のシリンダ室と復動用
    のシリンダ室とを備えて成る往復動機構と、 前記の各シリンダ室に対して作動油を供給するための経
    路をもつ油圧回路と、 前記油圧回路へ作動油を送り出すための油圧ポンプと、 前記油圧ポンプの回転駆動源としてのサーボモータと、 前記往復動機構による往復動作位置を検出する位置検出
    手段と、 前記位置検出手段による位置検出値に基づいて前記油圧
    回路における経路の切換とサーボモータの回転とを制御
    する制御手段とを備えて成るプレス機械。
  2. 【請求項2】 ワークを加圧して加工するプレス機械に
    おいて、 面積が異なる往動用の第1,第2のシリンダ室と復動用
    のシリンダ室とのそれぞれを機械の左右両側の対称位置
    に備えて成る往復動機構と、 右側位置の各シリンダ室に対して作動油を供給するため
    の経路をもつ第1の油圧回路と、 左側位置の各シリンダ室に対して作動油を供給するため
    の経路をもつ第2の油圧回路と、 第1,第2の各油圧回路へ作動油をそれぞれ送り出すた
    めの2個の油圧ポンプと、 各油圧ポンプの回転駆動源としての2個のサーボモータ
    と、 前記往復動機構による往復動作位置を左右両側位置で個
    別に検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段による左右両側位置での位置検出値に
    基づいて第1,第2の各油圧回路における経路の切換と
    各サーボモータの回転とを個別に制御する制御手段とを
    備えて成るプレス機械。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載されたプレス機
    械であって、 ワークを加圧して所定の曲げ角度に曲げ加工するための
    型と、 前記型のワークに対する加圧力を検出する加圧力検出手
    段と、 前記加圧力検出手段による加圧力の検出値を所定のしき
    い値と比較することにより前記型のワークへの当接を判
    別すると共に、当接判別時の前記位置検出手段の位置検
    出値からワークの板厚を検出する板厚検出手段とを備え
    ており、 前記制御手段は、前記板厚検出手段による板厚検出値に
    応じて前記型の動作終端位置を決定してサーボモータの
    回転を制御するようにしたプレス機械。
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