JPH10180569A - ボルト脱着装置及びボルト・ワッシャ自動締め付け装置 - Google Patents

ボルト脱着装置及びボルト・ワッシャ自動締め付け装置

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JPH10180569A
JPH10180569A JP34562596A JP34562596A JPH10180569A JP H10180569 A JPH10180569 A JP H10180569A JP 34562596 A JP34562596 A JP 34562596A JP 34562596 A JP34562596 A JP 34562596A JP H10180569 A JPH10180569 A JP H10180569A
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JP
Japan
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bolt
washer
socket
control unit
shaft
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JP34562596A
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English (en)
Inventor
Masakimi Sojo
正公 惣城
Koji Tachibana
幸治 橘
Akiyoshi Yamaguchi
陽祥 山口
Ryokichi Nakamura
良吉 中村
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TOKAI KOTSU KIKAI KK
Central Japan Railway Co
Original Assignee
TOKAI KOTSU KIKAI KK
Central Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルト締め付けの方向に何等制限がなく、ま
た人手を介することなく、ワッシャを装着されたボルト
をワークへ締め付けたり緩めたりすることができるボル
ト脱着装置及びボルト・ワッシャ自動締め付け装置を提
供することである。 【解決手段】 ボルト・ワッシャ自動締め付け装置1
は、ボルト・ワッシャ組合せ供給装置3と、ハンドリン
グ装置71を備えたロボットアーム4とを備えている。
組合せ供給装置3は、ワッシャ29を供給するワッシャ
供給装置7と、ボルト27を供給するボルト供給装置9
と、ソケット6にボルト27及びワッシャ29を載置
し、搬送するボルト及びワッシャ搬送装置5とを備えて
いる。ハンドリング装置71は、平板を断面L字型に曲
折したように形成された一対の第1L字型部材78など
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワッシャを装着した
ボルトをワークへ締め付けたり、ワークから緩めて外し
たりするための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
生産ラインなどの自動化を進める上でボルトの締め付け
にナットランナーを備えた装置を用いることが多い。従
来、こうした装置としては、例えば、図13(a)に示
す様なボルト締め付け装置400があった。この装置4
00は、ボルトを準備するテーブル401と、テーブル
401上に取り付けられ、同図(b)に示す様にソケッ
ト405をボルト嵌合孔を上にして抜き出し可能にセッ
トできるパレット403と、ナットランナー407と、
ナットランナー407を上下方向にガイドするガイドレ
ール409と、ガイドレール409を左右方向に移動さ
せる台車409aとを備えたものである。
【0003】この従来のボルト締め付け装置400で
は、頭を下にしたボルト413をパレット403にセッ
トしたソケット405に嵌合させておき、図13(a)
に矢印Aで示す様にナットランナー407を移動させ
て、パレット403からソケット405ごとボルト41
3を抜き取りワーク411に下からボルト413を締め
付け、その後矢印Bに示す様に移動してソケット405
をパレット403に戻すという動作を繰り返し実行する
ものである。
【0004】この装置400によればある程度の自動化
が進んでいるが、ボルト413をソケット405に嵌合
させる作業は人手に頼っているのが実状である。また、
この装置400では、上向きにボルトを締め付けること
しかできず、横向きや下向きでのボルト締め付けに当た
っては、図14(a)に示す様に、ボルト413をワー
ク420に予め仮締めしておき、これをナットランナー
419で締め付けるといった手作業で対処するしかなか
った。
【0005】なお、ネジを締め付ける装置では、図14
(b)に示すようなYパイプジョウ式と呼ばれている自
動ネジ締め機421がある。この自動ネジ締め機421
は、空気圧送によりネジ425を供給し、ドライバビッ
ト426を駆動してネジ425をワーク429へ締め付
けるものであり、人手を介さず、ほぼ任意の方向へ行う
ことができるものである。
【0006】しかし、ボルトは頭が六角形をしており、
空気圧送をしようとするとエア漏れが生じるため、自動
ネジ締め機421の技術を適用した自動化は困難であ
る。特に、鉄道車両用のボルトは大型のものになり、し
かもワッシャも装着しなければならないので、自動ネジ
締め機421の技術では対応することができない。
【0007】そこで、本発明は、ボルト締め付けの方向
に何等制限がなく、また、人手を介することなく、ワッ
シャを装着されたボルトをワークへ締め付けたり緩めた
りすることができるボルト脱着装置及びボルト・ワッシ
ャ自動締め付け装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】上記目的を達成するためになされた請求項1
記載のボルト脱着装置は、ロボットアームに取り付けら
れたナットランナーと、該ナットランナーの先端に取り
付けられ、ボルトの頭の嵌合孔を有する嵌合用ソケット
と、該嵌合用ソケットの両脇に位置し、該嵌合用ソケッ
トに頭を嵌合されたボルトの軸を把持、開放すると共
に、該ボルトの軸方向に移動可能に取り付けられるチャ
ッキング爪と、該チャッキング爪を前記ボルトの軸に沿
って、前記ナットランナーから離れる方向に押圧付勢す
るバネとを備える。
【0009】このボルト脱着装置によれば、チャッキン
グ爪でボルトを把持することができるので、ナットラン
ナーを下に向けてボルトの締め付けをすることも可能で
ある。また、チャッキング爪はバネによっていわゆるフ
ロート構造とされているので、ボルトを取り外すとき、
爪を開いた状態でワークに押し付けるとチャッキング爪
が後退する。この結果、嵌合用ソケットをワークに締結
されているボルトの頭に嵌合させることができる。その
後ナットランナーを逆回転させてボルトを緩め、ある程
度緩んだところでチャッキング爪を駆動してボルトの軸
を把持してやれば、抜き出したボルトが下へ落ちたりし
ない。こうしておいて、ボルト回収位置へとロボットア
ームを旋回させ、そこでナットランナーを下に向けてチ
ャッキング爪を開けば、ボルトを正しく回収することが
できる。
【0010】また、請求項2記載のボルト脱着装置は、
上記請求項1記載のボルト脱着装置において、前記チャ
ッキング爪を、ボルト取り外し時にワッシャをすくい上
げることができるように、先端に行くほど肉厚が薄くな
るようにテーパ付きとしたことを特徴とする。
【0011】このボルト脱着装置によれば、チャッキン
グ爪の先端が薄くなっているので、上述の様にワークか
らボルトを抜き取る際に、ワッシャを確実にすくい上げ
ることができる。従って、ボルトだけでなくワッシャを
も正しく回収することができる。なお、テーパがなくて
も、薄肉の先端を備えていればワッシャをすくい上げる
ことは可能である。テーパにするのは、ワッシャのすく
い上げを確実にすることと、さらに、爪の強度を十分に
維持する上で有利だからである。
【0012】一方、完全な自動化を目指してなされた請
求項3記載のボルト・ワッシャ自動締め付け装置は、請
求項1又は2のいずれか記載のボルト脱着装置と、所定
のボルト・ワッシャ組み合わせ位置へと、軸を下向きに
したボルトを1個ずつ供給するボルト供給手段と、該ボ
ルト・ワッシャ組み合わせ位置の真下に、孔が鉛直方向
を向く様にしてワッシャを1個ずつ供給するワッシャ供
給手段と、該ワッシャ供給手段によって供給されたワッ
シャを前記ボルト・ワッシャ組み合わせ位置へと押し上
げて、該ボルト・ワッシャ組み合わせ位置に供給されて
きたボルトの軸に装着するワッシャ装着手段と、該ワッ
シャ装着手段によってワッシャを装着されたボルトを、
ワッシャと共に上方のボルト・ワッシャ供給位置へと押
し上げるボルト・ワッシャ搬送手段とを備える。
【0013】このボルト・ワッシャ自動締め付け装置に
よれば、ボルト供給手段でボルト・ワッシャ組み合わせ
位置へ1個ずつボルトを供給すると共にワッシャ供給手
段でボルト・ワッシャ組み合わせ位置の真下にワッシャ
を1個ずつ供給し、ワッシャ装着手段によってワッシャ
をボルト・ワッシャ組み合わせ位置へと押し上げて、ボ
ルトの軸に装着し、ボルト・ワッシャ搬送手段によって
ボルト・ワッシャ供給位置へとボルト及びワッシャを押
し上げる。こうしてボルト及びワッシャを準備したら、
ロボットアームを駆動してチャッキング爪をボルト・ワ
ッシャ供給位置へ移動させて開閉動作させ、ボルト・ワ
ッシャ搬送手段からボルト及びワッシャをすくい上げ
る。後は先に説明した様に、ワークに対してボルトを締
め付ける。
【0014】なお、請求項4に記載した様に、請求項3
記載のボルト・ワッシャ自動締め付け装置において、前
記ワッシャ装着手段が前記ボルト・ワッシャ組み合わせ
位置よりもさらに上方へワッシャを押し上げることによ
って、前記ボルト・ワッシャ搬送手段を兼ねさせること
もできる。
【0015】この装置は、請求項5に記載した様に、前
記ボルト供給手段は、ボルトの頭を引っかけ、間に軸を
通すことができる幅で配置された2条のレールを備える
振動コンベアと、該振動コンベアの先端に配置され、供
給されて来たボルトを停止させるボルトストッパと、該
ボルトストッパの手前で上下動し、前記振動コンベア上
を供給されて来るボルトを一旦停止させながら1個ずつ
前記ボルトストッパの方向へ送り出すためのボルトシャ
ッターとを備え、前記ワッシャ供給手段は、前記振動コ
ンベアの先端位置近傍まで伸び、ワッシャを滑り落とす
ことのできる樋と、該樋の先端に設けられ、樋上を供給
されて来るワッシャを停止させるワッシャストッパと、
該ワッシャストッパの手前で上下動し、前記樋上を供給
されて来るワッシャを一旦停止させながら1個ずつ前記
ワッシャストッパの方向へ送り出すためのワッシャシャ
ッターとを備え、前記ワッシャ装着手段は、前記ボルト
の軸を上方から挿入することのできる軸挿入空間、及び
該軸挿入空間の周囲に設けられ、前記ワッシャを下から
支えるワッシャ支持部を備えるソケットと、該ソケット
を上下方向へストロークさせるストローク手段とを備え
るものとして構成することができる。
【0016】この請求項5記載の装置によれば、ボルト
シャッターを下げておくことによって振動コンベア上を
供給されてきたボルトをボルトストッパの手前で一旦停
止させておき、タイミングを見てボルトシャッターを上
昇させることによって先頭の1個を送り出す。ワッシャ
についても同じ様にする。そして、ソケットを上昇させ
ることによってワッシャを支持し、さらに上昇させるこ
とによってボルトを受け入れ、さらに上昇させることに
よってボルト・ワッシャ供給位置へとボルト及びワッシ
ャを供給する。
【0017】なお、請求項6に記載した様に、請求項5
記載のボルト・ワッシャ自動締め付け装置において、前
記軸挿入空間及び前記ワッシャ支持部は、前記ワッシャ
装着手段のソケット上端に、ボルトの軸径以上でかつボ
ルトの頭の最小径以下の間隔を離して立設された複数本
の支柱によって形成することができる。この場合、請求
項7に記載した様に、請求項6記載のボルト・ワッシャ
自動締め付け装置において、前記支柱を、90度間隔で
4本設けることができる。
【0018】
【実施例】上記の本発明の課題を解決するための手段、
発明の実施の形態及び発明の効果を一層明らかにするた
め、本発明を適用した実施例について説明する。本実施
例の説明に先立ち、実施例が適用される軸箱体201及
び後蓋203について説明する。
【0019】軸箱体201は、図1に示すように、円筒
形状に形成された基部を有し、外周には、台車に取り付
けるための係止部材が設けられたものである。そして、
軸箱体201は、後蓋203を固定するボルト27を挿
入するための挿入孔201aが設けられている。また、
軸箱体201は組み立てる際に、図示しないベアリング
を挿入し、嵌合孔202には後蓋203を、点線で示す
嵌合孔206には図示しない表蓋を嵌合させることで封
じている。
【0020】後蓋203は、中心部に車軸を挿通する挿
通孔203aと、挿通孔203aに合わせたボス204
と、軸箱体201に固定するボルト27を挿入するため
の挿入孔205とを有するものである。なお、本実施例
における後蓋203及び軸箱体201には、挿入孔20
5及び挿入孔201aが、6箇所設けられている。ま
た、挿入孔205及び挿入孔201aに挿入するボルト
27には、ワッシャ29を挿通してある。
【0021】次に、ボルト・ワッシャ自動締め付け装置
(以下、ボルト締め付け装置と呼ぶこともある)1につ
いて説明する。ボルト締め付け装置1は、図2に示すよ
うなボルト・ワッシャ組合せ供給装置(以下、組合せ供
給装置と呼ぶこともある)3と、図3及び4に示すよう
なハンドリング装置71を備えたロボットアーム4とを
備えている。
【0022】組合せ供給装置3は、図2に示すように、
ワッシャ29にボルト27を挿通し組み合わせて、ロボ
ットアーム4のハンドリング装置71に供給するもので
あり、ロボットアーム4の後述する作業範囲内に設置さ
れている。組合せ供給装置3は、ワッシャ29を供給す
るワッシャ供給装置7と、ボルト27を供給するボルト
供給装置9と、ソケット6にボルト27及びワッシャ2
9を載置し、ボルト及びワッシャ供給位置まで搬送する
ボルト及びワッシャ搬送装置5とを備えている。
【0023】ワッシャ供給装置7は、ワッシャ29を供
給する周知のパーツフィーダーであるワッシャ供給装置
本体131(図2では省略、図7のブロック図参照)
と、断面がコの字型に形成され、ワッシャ29を滑らす
ことができるように、スロープした樋7aと、逆凸字型
のシャッタ17を取り付けたランナー15を上下させる
ことで、樋7aを遮ることを可能とするシリンダー11
と、ワッシャ29を確実にボルト及びワッシャ搬送装置
5へ載置させるためのストッパー23とを備えている。
なお、ストッパー23には、ソケット6がA地点に位置
しているかを検出する第1光電スイッチ121(図2で
は省略、図7のブロック図参照)と、ソケット6がA地
点に位置している際に、ワッシャ29の有無を検出する
第2光電スイッチ122(図2では省略、図7のブロッ
ク図参照)を備えている。また、第1実施例において、
シリンダー11は、エアシリンダーを用いている。
【0024】ボルト供給装置9は、ボルト27を供給す
る周知のパーツフィーダーであるボルト供給装置本体1
32(図2では省略、図7のブロック図参照)と、断面
がコの字型に形成され、ボルト27を搬送する振動コン
ベアー9aと、逆凸字型のシャッタ21を取り付けたラ
ンナー19を上下させることで、振動コンベアー9aを
遮ることを可能とするシリンダー13と、ボルト27を
確実にボルト及びワッシャ搬送装置5へ載置させるため
の点線で示されたストッパー25とを備えている。な
お、ストッパー23には、ソケット6がB地点に位置し
ているかを検出する第3光電スイッチ123(図2では
省略、図7のブロック図参照)と、ソケット6がB地点
に位置している際に、ボルト27の有無を検出する第4
光電スイッチ124(図2では省略、図7のブロック図
参照)とを備えている。また、第1実施例において、シ
リンダー13は、エアシリンダーを用いている。
【0025】ボルト及びワッシャ搬送装置5は、ボルト
27及びワッシャ29を載置することができるソケット
6と、ソケット6に取り付けたランナー8を上下させる
シリンダー5aを備えている。ソケット6は、ボルト2
7のネジ部分を挿入する挿入孔6bを備えた円筒状に形
成され、上部に当たる一端に四つの平板状突起6a、6
c、6d、6eが等間隔に形成されたものである。そし
て、平板状突起6a、6c、6d、6eの上端にボルト
27及びワッシャ29が載置される。
【0026】また、第1実施例において、ボルト及びワ
ッシャ供給位置は、図2に示すC地点とする。そして、
点線Dは、ソケット6がC地点まで上昇した際のランナ
ー8の軌跡である。また、ソケット6がC地点に位置し
ている際に、ボルト27の有無を検出する第5光電スイ
ッチ125(図2では省略、図7のブロック図参照)が
取り付けてある。
【0027】次に、ロボットアーム4を図3及び図4を
参照しながら説明する。ロボットアーム4は、図3に示
すように、ボルト及びワッシャを拘束するハンドリング
装置71を備え、ハンドリング装置71をボルト及びワ
ッシャ供給位置と後述するボルト及びワッシャ取付位置
との間を往復させるものである。
【0028】ロボットアーム4は、腕を支持する基部5
0と、基部50の上部に第1関節51で結合された第1
腕53と、第1腕53の先端に第2関節55で結合され
た第2腕57と、第2腕57の先端に第3関節58で結
合された第3腕59と、第3腕59の先端に第4関節6
1で結合された第4腕63と、第4腕63の先端に第5
関節65で結合された第5腕67と、第5腕67の先端
に第6関節68で結合されたハンドリング装置71とを
備えている。
【0029】また、ロボットアーム4の作業範囲は、縦
方向において図3の2点鎖線に示す範囲であり、横方向
において図4の一部省略した2点鎖線の示す範囲であ
る。そして、図4の2点鎖線の示す範囲の中に、ボルト
及びワッシャ供給位置が来るように組合せ供給装置3が
設置されている。
【0030】また、第1実施例では、軸箱体201を軸
箱体搬送コンベアー91で搬送する。軸箱体搬送コンベ
アー91は、チェンコンベアまたはベルトコンベア等で
ある。なお、軸箱体搬送コンベアー91に載置された軸
箱体201が位置している場所をボルト及びワッシャ取
付位置とする。
【0031】また、図3に示すように、ボルト及びワッ
シャ取付位置において、軸箱体201を所定位置にセン
タリングするセンタリング位置決め装置81が、軸箱体
201の表蓋の嵌合孔206と同じ高さに設けられてい
る。センタリング位置決め装置81は、軸箱体201の
表蓋の嵌合孔206と印籠関係となるように、ほぼ円板
状に形成された嵌合部材83と、嵌合部材83を延出さ
せるランナー82とを備えている。そして、センタリン
グ位置決め装置81は、軸箱体201がボルト及びワッ
シャ取付位置に搬送されてくると、嵌合部材83を図3
の点線Fに示すように延出させ、嵌合部材83と表蓋の
嵌合孔206とを嵌合させることで、ボルト及びワッシ
ャ取付位置のセンタリングを行う。
【0032】次に、ハンドリング装置71を図5及び図
6を参照しながら説明する。ハンドリング装置71は、
図5に示すように、ロボットアーム4の第6関節68に
取り付けられ、ワッシャ29を挿通されたボルト27を
ボルト及びワッシャ供給位置からボルト及びワッシャ取
付位置へ搬送する際に、チャックシリンダー74によ
り、ワッシャ29を挿通されたボルト27を拘束し、さ
らに、ナットランナー73により、後蓋203をワッシ
ャ29を挿通されたボルト27で、軸箱体201へ固定
するものである。
【0033】ハンドリング装置71は、平板を断面L字
型に曲折したように形成され、その一面である平面72
aを第6関節68に取り付けられた基部72と、基部7
2の平面72bに、平面72bを一部貫通して取り付け
られたナットランナー73と、基部72の平面72bに
取り付けられたチャックシリンダー74とを備えてい
る。
【0034】ナットランナー73は、ワッシャ29を挿
通されたボルト27の頭部と印籠関係となるように形成
された円筒状のソケット78dと、ナットランナー本体
73aと、ソケット78dを先端に有し、後端をナット
ランナー本体73aに接続されたランナー78bと、ソ
ケット78d及びナットランナー本体73aの間に、ラ
ンナー78bの外周を取り巻くように設けられた付勢バ
ネ78fとを備えている。
【0035】ナットランナー73は、ソケット78dを
取り付けたランナー78bを矢印Hのように、時計回り
しながら前進及び反時計回りしながら後退させて、ボル
ト27のねじ込み及び取り外しを行うものである。な
お、第1実施例において、ナットランナー73の動力
は、ステッピングモータによるものである。
【0036】チャックシリンダー74は、箱形状のチャ
ックシリンダー本体74aと、チャックシリンダー本体
74aから矢印I方向へ延出することが可能なランナー
76と、ランナー76に取り付けられ、L字型に形成さ
れた一対の腕部材75と、腕部材75の端75a側に取
り付けられ、平板を断面L字型に曲折したように形成さ
れた一対の第1L字型部材78と、第1L字型部材78
と同様な形状とされ、その背面に取り付けられた第2L
字型部材77と、第1L字型部材78及び第2L字型部
材77の間に設けられたバネ79とを備えている。ま
た、第1L字型部材は、図6に示すように、終端78c
にボルト27の径よりも大きく、且つワッシャ29の径
よりも小さく形成された半円状の切込み78aを備え、
さらに、終端78cには、終端78cへ向かって肉厚が
薄くなるテーパ78eが形成されている。
【0037】また、第1L字型部材78は、延出したチ
ャックシリンダー74のランナー76を戻すと、矢印K
方向へ移動し、2点鎖線Jに示すような位置になる。第
1L字型部材78が2点鎖線Jに示す位置ある場合、2
枚の第1L字型部材78の間には、隙間が空くようにな
っている。そして、図6に示すように、第1L字型部材
78とナットランナー73のソケット78dとの3点の
間にワッシャ29を挿入されたボルト27を挟み込むこ
とができる。
【0038】バネ79は、第1L字型部材78を第2L
字型部材77へフロート状態にして固定するためのバネ
である。そして、第1L字型部材78は、ナットランナ
ー73のランナー78bが図5の矢印E方向へ前進した
際に、ワーク表面等に当たると後方へ押し込まれるよう
になっている。なお、第1L字型部材78が後方へ押し
込まれた際に、第1L字型部材78の延出部分を格納す
る嵌合孔75bが腕部材75に形成されている。
【0039】また、第1L字型部材78により挟み込ま
れたボルト27は、ナットランナー73により回転させ
られても、第1L字型部材78の切込み78aの径が、
ボルト27の径よりも大きいから、支障なく回転する。
次に、ボルト締め付け装置1の制御系100の説明を図
7のブロック図を参照しながら説明する。
【0040】ボルト締め付け装置1の制御系100は、
組合せ供給装置制御部103と、ロボットアーム制御部
105と、ハンドリング装置制御部106と、組合せ供
給装置制御部103を制御する第1主制御装置101
と、ロボットアーム制御部105及びハンドリング装置
制御部106を制御する第2主制御装置102とを備え
ている。また、第1主制御装置101及び第2主制御装
置102に対して入出力を行うために、入力装置107
及び出力装置109を備えている。
【0041】第1主制御装置101は、CPU111、
ROM113、RAM115、ハードディスク117及
びI/Oポート119を備えると共に、これらを接続す
るバスライン121を備えた、既知な構成である。ま
た、第2主制御装置102の構成も第1主制御装置10
1と同様な構成である。
【0042】入力装置107は、キーボード、マウス及
びジョイスティックなどの入力装置であり、第1主制御
装置101及び第2主制御装置102のI/Oポート1
19に接続されている。出力装置109は、ディスプレ
イなどの出力装置であり、第1主制御装置101及び第
2主制御装置102のI/Oポートに接続されている。
【0043】組合せ供給装置制御部103は、ワッシャ
供給装置本体131がワッシャ29を樋7aへ供給する
ことを制御する供給装置本体制御ユニット128と、ボ
ルト供給装置本体132がボルト27を振動コンベアー
9aへ供給することを制御する供給装置本体制御ユニッ
ト130と、第1〜第5光電スイッチ121、122、
123、124、125を制御し、ソケット6、ワッシ
ャ29及びボルト27の有無を検出する光電スイッチ制
御ユニット120と、第1〜第3シリンダー5a、1
1、13の昇降を制御するシリンダー制御ユニット12
7とを備えている。また、組合せ供給装置制御部103
には、図示していないが、軸箱体搬送コンベアー91及
びセンタリング位置決め装置81の各々の制御ユニット
も備えている。また、組合せ供給装置制御部103の各
制御ユニットは、第1主制御装置101のI/Oポート
119に接続されている。
【0044】ロボットアーム制御部105は、ロボット
アーム4の第1〜第6関節51、55、58、61、6
5、68を制御する関節制御ユニット135を備えてい
る。また、関節制御ユニット135は、第2主制御装置
102のI/Oポート119に接続されている。
【0045】ハンドリング装置制御部106は、チャッ
クシリンダー74を制御するチャックシリンダー制御ユ
ニット144と、ナットランナー73の回転を制御する
ナットランナー制御ユニット153と、ナットランナー
73のトルクを検出するトルクセンサー159を制御す
るトルクセンサー制御ユニット157とを備えている。
また、ハンドリング装置制御部106は、第2主制御装
置102のI/Oポート119に接続されている。
【0046】次に、本発明の第1実施例のボルト締め付
け装置1にてボルト締め付けを行う制御について、図8
及び図9に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。なお、以下に説明する制御は、第1及び第2主制御
装置101、102のCPU111によって、ROM1
13及びハードディスク117に記憶されたプログラム
を実行することで為されているものである。
【0047】まず、組合せ供給装置制御部103にてボ
ルト・ワッシャ組合せ供給を行う制御について、図8に
示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、ボ
ルト27は、供給装置本体制御ユニット130を制御し
て、ボルト供給装置本体132から所定の間隔にて振動
コンベアー9aに供給されているものとする。同様に、
ワッシャ29は、供給装置本体制御ユニット128を制
御して、ワッシャ供給装置本体131から所定の間隔に
て樋7aに供給されているものとする。
【0048】最初に、図2に示したC地点において、ボ
ルト27の有無を検出する第5光電スイッチ125の信
号を光電スイッチ制御ユニット120が読み取って、ボ
ルト27がソケット6に載置されているか否かを判断す
る(s10、sはステップを表す、以下同様)。肯定判
断ならs10で待機する。否定判断ならs20へ移る。
【0049】次に、シリンダー制御ユニット127を制
御し、ランナー8を下げるように第1シリンダー5aを
稼動させることで、ソケット6を下げる(s20)。次
に、ソケット6がA地点にあるか否かを検出する第1光
電スイッチ121の信号を光電スイッチ制御ユニット1
20が読み取って、ソケット6がA地点にあるか否かを
判断する(s30)。肯定判断ならs40へ移る。否定
判断ならs30で待機する。
【0050】次に、シリンダー制御ユニット127を制
御して、第1シリンダー5aを停止することで、ソケッ
ト6を停止する(s40)。次に、シリンダー制御ユニ
ット127を制御して、第2シリンダー11を稼動さ
せ、ワッシャ29を滑らせている樋7aを遮るシャッタ
ー17を上げる(s50)。この時点で、樋7aを所定
の間隔で滑っているワッシャ29がソケット6に載置さ
れる。
【0051】次に、A地点において、ワッシャ29の有
無を検出する第2光電スイッチ122の信号を光電スイ
ッチ制御ユニット120が読み取って、ワッシャ29が
ソケット6に載置されているか否か判断する(s6
0)。肯定判断ならs70へ移る。否定判断ならs60
で待機する。
【0052】次に、シリンダー制御ユニット127を制
御して、第2シリンダー11を稼動させ、シャッター1
7を下げて、樋7aを遮断する(s70)。次に、シリ
ンダー制御ユニット127を制御して、ランナー8を上
げるように第1シリンダー5aを稼動させることで、ソ
ケット6を上げる(s80)。
【0053】次に、ソケット6がB地点にあるか否かを
検出する第3光電スイッチ123の信号を光電スイッチ
制御ユニット120が読み取って、ソケット6がB地点
にあるか否かを判断する(s90)。肯定判断ならs1
00へ移る。否定判断ならs90で待機する。
【0054】次に、シリンダー制御ユニット127を制
御して、第1シリンダー5aを停止することで、ソケッ
ト6を停止する(s100)。次に、シリンダー制御ユ
ニット127を制御して、第3シリンダー13を稼動さ
せ、ワッシャ29を搬送している振動コンベアー9aを
遮るシャッター21を上げる(110)。この時点で、
振動コンベアー9aを所定の間隔で搬送されているボル
ト27がソケット6に載置される。
【0055】次に、B地点において、ボルト27の有無
を検出する第4光電スイッチ124の信号を光電スイッ
チ制御ユニット120が読み取って、ボルト27がソケ
ット6に載置されているか否か判断する(s120)。
肯定判断ならs130へ移る。否定判断ならs120で
待機する。
【0056】次に、シリンダー制御ユニット127を制
御して、第3シリンダー13を稼動させ、シャッター2
1を下げて、振動コンベアー9aを遮断する(s13
0)。次に、シリンダー制御ユニット127を制御し
て、ランナー8を上げるように第1シリンダー5aを稼
動させることで、ソケット6を上げる(s140)。
【0057】次に、s10の処理へ移る。このように、
ボルト・ワッシャ組合せ供給を行う制御により、ワッシ
ャ29を挿通されたボルト27が、ボルト及びワッシャ
供給位置へ用意される。そして、ボルト27がボルト及
びワッシャ供給位置からなくなると、ボルト・ワッシャ
組合せ供給を行う制御が再度実行される。
【0058】次に、ロボットアーム制御部105及びハ
ンドリング装置制御部106にてボルト締め付けを行う
制御について、図9に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。なお、軸箱体201は、図4に示すよう
に、ボルト及びワッシャ取付位置に軸箱体搬送コンベア
ー91に搬送されているものとする。さらに、軸箱体2
01は、センタリング位置決め装置81の嵌合部材83
により、ボルト及びワッシャ取付位置において、センタ
リングされているものとする。また、組合せ供給装置3
のソケット6には、上記のボルト・ワッシャ組合せ供給
を行う制御により、常にワッシャ29を挿入されたボル
ト27を供給されているものとする。
【0059】まず、ボルト締め付けを行う制御に先立っ
て、初期設定をする(s300)。具体的には、ボルト
27を後蓋203へ何本挿入したかをカウントするカウ
ンタVを0にする。また、後蓋203の挿入孔205の
数を予め設定値Wとして設定しておく。第1実施例にお
いて、設定値Wは、例えば、図1に示すように、挿入孔
205が6箇所あるので、6とする。
【0060】次に、ハンドリング装置71をボルト及び
ワッシャ供給位置へセットする(s310)。具体的に
は、ロボットアーム4の第1〜第6関節51、55、5
8、61、65、68を関節制御ユニット135により
制御して、ハンドリング装置71をボルト及びワッシャ
供給位置の上方へ移動させる。そして、第6関節68を
関節制御ユニット135により制御して、ボルト及びワ
ッシャ供給位置でハンドリング装置71のソケット78
d側を下方へ向け、ソケット78dと組合せ供給装置3
のソケット6との中心をセンタリングする。
【0061】次に、ハンドリング装置71のチャックシ
リンダー74をチャックシリンダー制御ユニット144
により制御して、ハンドリング装置71のランナー76
を延出させることで、腕部材75に取り付けられた第1
L字型部材78を開く(s320)。
【0062】次に、ハンドリング装置71をボルト27
及びワッシャ29へ嵌合させる(s330)。具体的に
は、ロボットアーム4の第1〜第6関節51、55、5
8、61、65、68を関節制御ユニット135により
制御して、図10(a)に示すように、ハンドリング装
置71のソケット78dを、組合せ供給装置3のソケッ
ト6へ降下させる。そして、ソケット78dにワッシャ
29を挿入されたボルト27を嵌合させる。
【0063】次に、第1L字型部材78を閉じる(s3
40)。具体的には、ハンドリング装置71のチャック
シリンダー74をチャックシリンダー制御ユニット14
4により制御して、図10(a)に示すように、ハンド
リング装置71のランナー76を戻すことで、点線Mで
示す第1L字型部材78を矢印K方向へ閉じる。する
と、一組の第1L字型部材78の隙間へソケット6の平
板状突起6e及び図示しない6cが一致し、また、第1
L字型部材78の切込み78aへソケット6の平板状突
起6a及び6dが嵌合する。総じて、第1L字型部材7
8は、実線Lに示すような位置となり、ワッシャ29を
挿入されたボルト27を拘束する。
【0064】次に、ボルト27をソケットから引き抜く
(s350)。具体的には、ロボットアーム4の第1〜
第6関節51、55、58、61、65、68を関節制
御ユニット135により制御して、図10(b)に示す
ように、ハンドリング装置71を矢印N方向へ移動させ
て、ハンドリング装置71に拘束されたボルト27をソ
ケット6から引き抜く。
【0065】次に、カウンタVをインクリメントするこ
とで、ボルト27を後蓋203の挿入孔205の何番目
に挿入するか決定する(s360)。なお、ボルト27
を挿入孔205へ挿入する際に、どの挿入孔205を一
番目に挿入し、どの様な順番で挿入していくかは任意に
設定すればよい。第1実施例においては、例えば、図1
に示すように、最上部に位置する挿入孔205へ最初に
挿入し、次からは、時計回りに挿入していくものとす
る。
【0066】次に、後蓋203の全ての挿入孔205へ
ボルト27が挿入されているかを確認するために、カウ
ンタVが所定値W以下であるか否か判断する(s37
0)。肯定判断なら、S380へ移る。否定判断なら、
s450へ移る。次に、ハンドリング装置71をV番目
ボルト及びワッシャ取付位置まで移動させる(s38
0)。具体的には、ロボットアーム4の第1〜第6関節
51、55、58、61、65、68を関節制御ユニッ
ト135により制御して、ハンドリング装置71をs3
60で決定されたV番目のボルト及びワッシャ取付位置
である後蓋203の挿入孔205の手前まで移動させ
る。この様子を図3及び4に示す。なお、軸箱体201
がセンタリング位置決め装置81によりセンタリングさ
れていることから、ハンドリング装置71に拘束された
ボルト27と後蓋203の挿入孔205とは、すでにセ
ンタリングされていることになる。
【0067】次に、ボルト27の挿入を開始する(s3
90)。具体的には、ナットランナー制御ユニット15
3を制御して、ハンドリング装置71のナットランナー
73を時計回りに作動させる。そして、ソケット78d
は、図11(a)に示すように、矢印Q方向へ前進し、
ボルト27を後蓋203の挿入孔205へ挿入させ始め
る。
【0068】次に、ボルト27を挿入する際に掛かるト
ルクを検出するトルクセンサー159からトルクセンサ
ー制御ユニット157が読み取っているトルクを示す信
号が、予め定められた第1所定値以上になったか否か判
断する(s400)。肯定判断なら、s410へ移る。
否定判断なら、s400で待機する。なお、第1所定値
は、ボルト27を挿入孔205への挿入おいて、第1L
字型部材78によるガイドがなくとも、ボルト27及び
ワッシャ29がハンドリング装置71から落下すること
がないだけボルト27を挿入孔205へ挿入されたとき
に掛かるトルクである。
【0069】次に、第1L字型部材78を開く(s41
0)。具体的には、ハンドリング装置71のチャックシ
リンダー74をチャックシリンダー制御ユニット144
により制御して、ハンドリング装置71のランナー76
を延出させることで、図11(b)の矢印P方向へ腕部
材75に取り付けられた第1L字型部材78を開く。す
ると、点線Rで示す第1L字型部材78は、実線Sで示
すように、ボルト27の拘束を解除する。
【0070】次に、ボルト27に掛かるトルクを検出す
るトルクセンサー159からトルクセンサー制御ユニッ
ト157が読み取っているトルクを示す信号が、予め定
められた第2所定値になったか否か判断する(s42
0)。肯定判断ならs430へ移る。否定判断ならs4
20で待機する。なお、第2所定値は、ボルト27が挿
入孔205へ完全に挿入されたときに掛かるトルクであ
る。
【0071】次に、ハンドリング装置71をボルト及び
ワッシャ取付位置から後退させる(s430)。具体的
には、ナットランナー制御ユニット153を制御して停
止させる。そして、ロボットアーム4の第1〜第6関節
51、55、58、61、65、68を関節制御ユニッ
ト135により制御して、ハンドリング装置71のソケ
ット78dを、ボルト及びワッシャ取付位置から後退さ
せる。
【0072】次に、ソケット78dをボルト27挿入前
の状態へ戻す(s440)。具体的には、ナットランナ
ー制御ユニット153を制御して、ハンドリング装置7
1のナットランナー73を作動させて、ランナー78b
を後退させることで、ソケット78dをボルト27挿入
前の状態にする。その後、s310を実行する。次に、
ハンドリング装置71をボルト及びワッシャ取付位置か
ら離れさせる(s450)。具体的には、後蓋203の
挿入孔205の全てにボルト27が装着されたので、ロ
ボットアーム4の第1〜第6関節51、55、58、6
1、65、68を関節制御ユニット135により制御し
て、ハンドリング装置71のソケット78dを、ボルト
及びワッシャ取付位置から離れさせる。そして、ボルト
締め付けを行う制御を完了する。
【0073】次に、第2実施例のボルト取り外し装置3
01について説明する。ボルト取り外し装置301は、
軸箱体201に後蓋203を拘束しているボルト27を
取り外すものであり、上記のボルト締め付け装置1のハ
ンドリング装置71を備えたロボットアーム4を備えて
いる。また、第2実施例が適用される軸箱体201及び
後蓋203は、第1実施例と同じものである。また、軸
箱体201を搬送する軸箱体搬送コンベアー91及び軸
箱体201を後述するボルト及びワッシャ取り外し位置
でセンタリングするセンタリング位置決め装置81も、
第1実施例と同じものを用いている。
【0074】次に、本発明の第2実施例のボルト取り外
し装置301にてボルト取り外しを行う制御について、
図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。
なお、以下に説明する制御は、第2主制御装置102の
CPU111によって、ROM113及びハードディス
ク117に記憶されたプログラムを実行することで為さ
れているものである。また、ボルト取り外し装置301
により取り外されたボルト及びワッシャを載置しておく
ボルト・ワッシャ載置位置が、図4に示されたロボット
アーム4の作業範囲内に予め定められている。また、ボ
ルト及びワッシャ取り外し位置は、ボルト及びワッシャ
取付位置と同様とする。また、軸箱体201は、図4に
示すように、ボルト及びワッシャ取付位置に軸箱体搬送
コンベアー91に搬送されているものとする。さらに、
軸箱体201は、センタリング位置決め装置81の嵌合
部材83により、ボルト及びワッシャ取り外し位置にお
いて、センタリングされているものとする。
【0075】まず、第2実施例に先立って、初期設定を
する(s500)。具体的には、ボルト27を後蓋20
3から何本取り外したかをカウントするカウンタVを0
にする。また、後蓋203の挿入孔205の数を予め設
定値Wとして設定しておく。第2実施例において、設定
値Wは、例えば、図1に示すように、挿入孔205が6
箇所あるので、6とする。
【0076】次に、カウンタVをインクリメントするこ
とで、後蓋203の何番目の挿入孔205のボルト27
を取り外すか決定する(s510)。なお、挿入孔20
5からボルト27を取り外す際に、どのボルト27を一
番目に取り外し、どの様な順番で取り外していくかは任
意に設定すればよい。第2実施例においては、例えば、
図1に示すように、最上部に位置する挿入孔205のボ
ルト27から最初に取り外し、次からは、時計回りに取
り外していくものとする。
【0077】次に、後蓋203の全ての挿入孔205か
らボルト27が取り外されているかを確認するために、
カウンタVが所定値W以下であるか否か判断する(s5
20)。肯定判断なら、S530へ移る。否定判断な
ら、s600へ移る。次に、ハンドリング装置71をV
番目ボルト及びワッシャ取付位置へセットする(s53
0)。具体的には、ロボットアーム4の第1〜第6関節
51、55、58、61、65、68を関節制御ユニッ
ト135により制御して、ハンドリング装置71をs5
10で決定されたV番目のボルト及びワッシャ取り外し
位置である後蓋203のボルト27まで移動させ、V番
目のボルト27へハンドリング装置71のソケット78
dを嵌合させる。このとき、ハンドリング装置71の第
1L字型部材78は、後蓋203へ当接し、ボルト27
がソケット78dに嵌合するまで、図5の矢印Eの逆方
向へ押し込まれる。
【0078】次に、第1L字型部材78を閉じる(s5
35)。具体的には、ハンドリング装置71のチャック
シリンダー74をチャックシリンダー制御ユニット14
4により制御して、ランナー76を戻し、第1L字型部
材78を閉じることで、第1L字型部材78は、図5の
矢印Eの逆方向へ押し込まれたまま、ボルト27及びワ
ッシャ29の拘束する。
【0079】次に、ボルトの取り外しを開始する(s5
40)。具体的には、ナットランナー制御ユニット15
3を制御して、ハンドリング装置71のナットランナー
73を反時計回りに作動させる。すると、ソケット78
dは、後退し、ボルト27を後蓋203の挿入孔205
から取り外し始める。
【0080】次に、所定時間Uの間、ボルト27の取り
外しを続行する(s550)。具体的には、所定時間U
の間、ナットランナー73を反時計回りに作動させる。
この所定時間Uは、ナットランナー73が、ボルト27
を取り外すまでの時間を予め計測しておいたものであ
る。この所定時間Uを経た時点で、ボルト27は後蓋2
03から取り外されている。
【0081】次に、ナットランナー制御ユニット153
を制御して、ハンドリング装置71のナットランナー7
3を停止させる(s560)。次に、ハンドリング装置
71をボルト及びワッシャ載置位置まで移動させる(s
570)。具体的には、ロボットアーム4の第1〜第6
関節51、55、58、61、65、68を関節制御ユ
ニット135により制御して、ハンドリング装置71を
ボルト及びワッシャ載置位置の上方へ移動させる。
【0082】次に、第1L字型部材78を開く(s58
0)。具体的には、ハンドリング装置71のチャックシ
リンダー74をチャックシリンダー制御ユニット144
により制御して、ランナー76を延出させることで、第
1L字型部材78を開き、ボルト27及びワッシャ29
の拘束を解除し、ボルト27及びワッシャ29をボルト
及びワッシャ載置位置へ載置する。
【0083】次に、ソケット78dをボルト27挿入前
の状態に戻す(s590)。具体的には、ナットランナ
ー制御ユニット153を制御して、ハンドリング装置7
1のナットランナー73を作動させて、ランナー78b
を前進させることで、ソケット78dをボルト27挿入
前に戻す。その後、s510を実行する。
【0084】次に、ハンドリング装置71をボルト及び
ワッシャ載置位置から離れさせる(s600)。具体的
には、後蓋203の挿入孔205の全てのボルト27が
取り外されたので、ロボットアーム4の第1〜第6関節
51、55、58、61、65、68を関節制御ユニッ
ト135により制御して、ハンドリング装置71をボル
ト及びワッシャ載置位置から離れさせる。そして、ボル
ト取り外しを行う制御を完了する。
【0085】以上の説明した実施例によれば、以下のよ
うな効果が発揮される。第1実施例のボルト締め付け装
置1によれば、ハンドリング装置71によって、ワッシ
ャ29と共にボルト27も拘束することから、ボルト2
7及びワッシャ29がソケット78dから外れ落ちるこ
とがないので、ワッシャ29を挿通されたボルト27を
任意の方向へ締め付けることができる。また、鉄道車両
の台車の軸箱体201へ後蓋203を固定するボルト2
7などの大型のボルトでも取り扱うことができる。さら
に、パーツフィーダーからボルト締め付けまでの無人化
ができるという効果がある。
【0086】第2実施例のボルト取り外し装置301に
よれば、任意の方向に取り付けられたボルト27と共に
ワッシャ29を取り外し、任意の場所へ回収でき、ボル
トの回収を無人化できるという効果がある。なお、上記
実施例と請求項との対応をまとめると、ハンドリング装
置71及びロボットアーム4がボルト脱着装置に、ソケ
ット78が嵌合用ソケットに、第1L字型部材78がチ
ャッキング爪に、バネ79がバネに、ワッシャ供給装置
7がワッシャ供給手段に、ボルト供給装置9がボルト供
給手段に、ソケット6がソケットに、ストッパー25が
ボルトストッパーに、シャッター21がボルトシャッタ
ーに、ストッパー23がワッシャストッパーに、シャッ
ター17がワッシャシャッターに、各々対応する。
【0087】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は、上記実施例に限定されるものではなく、さらに種
々なる態様において実施してもよいことは勿論である。
例えば、本実施例のボルト締め付け装置1及びボルト取
り外し装置301は、鉄道車両の台車に用いられる軸箱
体201へ後蓋203を固定するためのボルト27の締
め付け及び取り外し装置であるが、これに限らず、後蓋
203以外のボルト締め付け及び取り外し装置へ適用し
てもよく、自動車、オートバイなどのボルト締め付け及
び取り外しに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例が適用される軸箱体201及び後蓋2
03を示す斜視図である。
【図2】 第1実施例のボルト・ワッシャ組合せ供給装
置3を示す斜視図である。
【図3】 第1実施例のハンドリング装置71を備えた
ロボットアーム4を示す側面図である。
【図4】 第1実施例のハンドリング装置71を備えた
ロボットアーム4を示す上面図である。
【図5】 第1実施例のハンドリング装置71を示す斜
視図である。
【図6】 第1実施例のハンドリング装置71の第1L
字型部材78を示す斜視図である。
【図7】 第1実施例のボルト締め付け装置1の制御系
100を示すブロック図である。
【図8】 第1実施例のボルト・ワッシャ組合せ供給を
行う制御を示すフローチャートである。
【図9】 第1実施例のボルト締め付けを行う制御を示
すフローチャートである。
【図10】 第1実施例のボルト及びワッシャ供給位置
において、ハンドリング装置71が、ボルト27及びワ
ッシャ29を供給されている所を示す説明図である。
【図11】 第1実施例のボルト及びワッシャ取付位置
において、ハンドリング装置71が、ボルト27及びワ
ッシャ29を後蓋203に挿入している所を示す説明図
である。
【図12】 第2実施例のボルト取り外しを行う制御を
示すフローチャートである。
【図13】 (a)は従来例のナットランナーを備えた
装置400を示す側面図、(b)は従来例の載置台40
3を示す斜視図である。
【図14】 (a)は従来例のナットランナー419を
示す側面図、(b)は従来例の自動ネジ締め機421を
示す側面図である。
【符号の説明】
1・・・ボルト締め付け装置、3・・・ボルト・ワッシ
ャ組合せ供給装置、4・・・ロボットアーム、5・・・
ボルト及びワッシャ搬送装置、6・・・ソケット、7・
・・ワッシャ供給装置、9・・・ボルト供給装置、71
・・・ハンドリング装置、73・・・ナットランナー、
74・・・チャックシリンダー、75・・・腕部材、7
8・・・第1L字型部材、79・・・バネ、100・・
・制御系、101・・・第1主制御装置、102・・・
第2主制御装置、103・・・組合せ供給装置制御部、
105・・・ロボットアーム制御部、106・・・ハン
ドリング装置制御部、144・・・チャックシリンダー
制御ユニット、153・・・ナットランナー制御ユニッ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橘 幸治 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 山口 陽祥 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 中村 良吉 愛知県名古屋市中村区名駅南一丁目23番27 号 東海交通機械株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットアームに取り付けられたナット
    ランナーと、 該ナットランナーの先端に取り付けられ、ボルトの頭の
    嵌合孔を有する嵌合用ソケットと、 該嵌合用ソケットの両脇に位置し、該嵌合用ソケットに
    頭を嵌合されたボルトの軸を把持、開放すると共に、該
    ボルトの軸方向に移動可能に取り付けられるチャッキン
    グ爪と、 該チャッキング爪を前記ボルトの軸に沿って、前記ナッ
    トランナーから離れる方向に押圧付勢するバネとを備え
    たボルト脱着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボルト脱着装置におい
    て、 前記チャッキング爪は、ボルト取り外し時にワッシャを
    すくい上げることができるように、先端に行くほど肉厚
    が薄くなるようにテーパが付けられていることを特徴と
    するボルト脱着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれか記載のボルト
    脱着装置と、 所定のボルト・ワッシャ組み合わせ位置へと、軸を下向
    きにしたボルトを1個ずつ供給するボルト供給手段と、 該ボルト・ワッシャ組み合わせ位置の真下に、孔が鉛直
    方向を向く様にしてワッシャを1個ずつ供給するワッシ
    ャ供給手段と、 該ワッシャ供給手段によって供給されたワッシャを前記
    ボルト・ワッシャ組み合わせ位置へと押し上げて、該ボ
    ルト・ワッシャ組み合わせ位置に供給されてきたボルト
    の軸に装着するワッシャ装着手段と、 該ワッシャ装着手段によってワッシャを装着されたボル
    トを、ワッシャと共に上方のボルト・ワッシャ供給位置
    へと押し上げるボルト・ワッシャ搬送手段とを備えたボ
    ルト・ワッシャ自動締め付け装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のボルト・ワッシャ自動締
    め付け装置において、 前記ワッシャ装着手段が前記ボルト・ワッシャ組み合わ
    せ位置よりもさらに上方へワッシャを押し上げることに
    よって、前記ボルト・ワッシャ搬送手段を兼ねることを
    特徴とするボルト・ワッシャ自動締め付け装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のボルト・ワッシャ自動締
    め付け装置において、 前記ボルト供給手段は、ボルトの頭を引っかけ、間に軸
    を通すことができる幅で配置された2条のレールを備え
    る振動コンベアと、該振動コンベアの先端に配置され、
    供給されて来たボルトを停止させるボルトストッパと、
    該ボルトストッパの手前で上下動し、前記振動コンベア
    上を供給されて来るボルトを一旦停止させながら1個ず
    つ前記ボルトストッパの方向へ送り出すためのボルトシ
    ャッターとを備え、 前記ワッシャ供給手段は、前記振動コンベアの先端位置
    近傍まで伸び、ワッシャを滑り落とすことのできる樋
    と、該樋の先端に設けられ、樋上を供給されて来るワッ
    シャを停止させるワッシャストッパと、該ワッシャスト
    ッパの手前で上下動し、前記樋上を供給されて来るワッ
    シャを一旦停止させながら1個ずつ前記ワッシャストッ
    パの方向へ送り出すためのワッシャシャッターとを備
    え、 前記ワッシャ装着手段は、前記ボルトの軸を上方から挿
    入することのできる軸挿入空間、及び該軸挿入空間の周
    囲に設けられ、前記ワッシャを下から支えるワッシャ支
    持部を備えるソケットと、該ソケットを上下方向へスト
    ロークさせるストローク手段とを備えることを特徴とす
    るボルト・ワッシャ自動締め付け装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のボルト・ワッシャ自動締
    め付け装置において、 前記軸挿入空間及び前記ワッシャ支持部は、前記ワッシ
    ャ装着手段のソケット上端に、ボルトの軸径以上でかつ
    ボルトの頭の最小径以下の間隔を離して立設された複数
    本の支柱によって形成されていることを特徴とするボル
    ト・ワッシャ自動締め付け装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のボルト・ワッシャ自動締
    め付け装置において、 前記支柱が、90度間隔で4本設けられていることを特
    徴とするボルト・ワッシャ自動締め付け装置。
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