JPH10182423A - 入浴剤 - Google Patents

入浴剤

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JPH10182423A
JPH10182423A JP8351181A JP35118196A JPH10182423A JP H10182423 A JPH10182423 A JP H10182423A JP 8351181 A JP8351181 A JP 8351181A JP 35118196 A JP35118196 A JP 35118196A JP H10182423 A JPH10182423 A JP H10182423A
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JP
Japan
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bath
lecithin
seaweed
algae
belonging
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Pending
Application number
JP8351181A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Ishii
和彦 石井
Hisako Ishii
久子 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、身体の局部的疾患でない、神経性疾患
やリュウマチ性疾患、老人性疾患など全身的疾患につい
ては医薬による治療は非常に長引き、慢性的疾患となっ
ていた。これを毎日入浴する入浴時に、入浴剤により全
身から体内に有効成分を吸収させて快復させる入浴剤を
開発すること。 【解決手段】 紅藻類とげきりんさい、きりんさい及び
いぎす科に属する海藻よりなる群より選んだ少なくとも
1種の海藻の抽出成分とレシチンとの混合物を主成分と
する入浴剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特殊海藻の熱水抽
出物とレシチンとの相乗作用により神経性リュウマチ
や、アトピー性皮膚炎その他に優れた効果を有する入浴
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】日本は火山国であり、高温に湧出する豊
富な温泉が多くあること、又我が国の湿度が高く、高温
多湿の日が多いことから、日本人の入浴好きはつとに知
られている。温泉ブームに加えて、家庭風呂の急速な普
及にともなって、多種多様な浴用剤が販売され、利用さ
れるようになって来た。
【0003】浴用剤としては、ナトリウム塩類として炭
酸水素ナトリウムや硫酸ナトリウム等の無機塩類浴剤、
炭酸ガス浴剤、生薬とりわけ漢方薬、即ちせんきゅう
、当帰、防風等、又ハーブで代表される西洋生薬も浴
剤として活用され、生薬浴、ハーブ浴として広く利用さ
れている。人工炭酸ガス浴剤、酵素浴剤も広く用いられ
ている。
【0004】本願に若干とも関連する浴剤について述べ
ると、フレグランス・ジャーナル臨時増刊No8(198
7)42〜46頁の「鉱泉水あるいは浴剤を用いた入浴
について」の3頁目の実際の治療目的に用いる植物性浴
剤の表1にダイズ油を湯中のサスペンションとして用い
て、神経性皮膚炎、アレルギー性湿疹に効果があること
が記載されている。しかし、これは大豆油そのもので、
大豆油はオレイン酸、リノール酸、リノレイン酸等のグ
リセリドを主成分とする半乾性油である。本願で用いる
レシチンは、大豆から抽出されるが、この油成分を除い
たリン脂質である。
【0005】又同文献の同じ頁に表4として化粧品の目
的のために用いられる浴剤として、海藻が挙げられ、そ
のサスペンジョンを用いて、容姿をより美しくするとい
う効能がうたわれている。しかし単に海藻と云っても、
浴用に用いて効果のないものや、有害なものもあり、海
藻とだけ記して海藻全部が公知となるものではない。特
定の海藻を指定しなければ、すべて公知とはいえない。
【0006】同文献の21頁左下欄には、皮膚表面の水
分蒸発を防ぐ機能をもつ浴用剤として油脂類の一種とし
て大豆油、卵黄油が挙げられているが、これも前記と同
様に油成分を利用するもので、リン脂質に注目したもの
ではない。
【0007】特公平7−37377号公報は、水溶性硫
化物と二価金属酸化物を配合した浴用剤であるが、その
発明の浴用剤に必要に応じて添加してもよいとする油類
(3頁左上欄4行、6行)にも、大豆油、卵黄油が挙げ
られているが、これは勿論、油類としての効果をねらっ
たものであることは、油類の中に同様の効果を奏する油
として、殆んどすべての油が挙げられていることで明ら
かである。
【0008】特公平7−91180号公報は、有機酸と
炭酸塩を含有する入浴剤において、アジピン酸と炭素数
10のテルペン系炭化水素又は炭素数5〜10のアルコ
ールの蟻酸エステル、酢酸エステルもしくはプロピオン
酸エステルの一種又は二種以上を含有する入浴剤であ
る。その2頁4欄22〜23行に、その入浴剤に配合し
てもよい成分として、一般に配合されている色素、ビタ
ミン類等と並べて海草エキスが記載されている。これも
前記と同様、海草エキスと単に云っても、それまで入浴
剤として一般に配合されていない海草エキスまで公知に
するものではない。
【0009】本願発明者は、特公平5−79043号公
報において、紅藻類きりんさい属及び/又はいぎす属に
属する海藻の熱水による抽出物を含有する植物・食品品
質向上剤を提供した。又特開平4−202113号公報
では、同成分を含む育毛剤を提供した。又特開平4−2
75227号公報では、同成分を含む痔疾治療剤を提供
した。又特開平4−275228号公報では、同成分を
含む消炎剤を提供した。これは火傷、擦過傷、打撲傷等
の外傷による炎症を解消するものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、本願の
主成分の一つである紅藻類きりんさい属及び/又はいぎ
す属に属する海藻の熱水による抽出物を含有する植物品
質向上剤を用い植物に施用する際、たまたま人の火傷、
打撲傷などの外傷にかかった時、消炎作用があることに
気付き、先に消炎剤として出願した。しかし更にこれを
入浴剤として、皮膚から吸収し得る様にすれば人体の内
部の神経性の病変を内部から治療し得るのではないかと
発想し、鋭意研究した結果、この紅藻類とげきりんさ
い、きりんさい、及びいぎす科に属する海藻の抽出成分
とレシチンとの混合物を主成分とする物を、湯量に対
し、0.2〜0.3重量%添加して、分散させたものに
入浴した所、後記の様に神経性疲労、リュウマチ性疼痛
やアトピー性皮膚炎等に顕著な効果があることを見出
し、本発明を完成した。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は紅藻類
とげきりんさい、きりんさい及びいぎす科に属する海藻
よりなる群より選んだ少なくとも1種の海藻の抽出成分
とレシチンとの混合物を主成分とする入浴剤である。
【0012】紅藻類いぎす科に属する海藻としては、け
いぎす、はりいぎす、いねいぎす、ふといぎす、はねい
ぎす、からなる群より選んだ少なくとも1種の海藻が好
適である。
【0013】海藻を微細に粉砕したものとレシチンとの
混合物でもよいが、海藻を充分に洗浄後、80℃以上、
100℃未満の熱水を用いて1時間以上の時間、抽出す
ると、海藻は殆んど形がくずれて、熱水中に分散した分
散液が得られるので、これをレシチンと混合して入浴剤
とすることが最も効果的である。
【0014】レシチンとしては、大豆から圧搾法又は溶
剤抽出法によって得られる油成分から、オレイン酸、リ
ノール酸、リノレイン酸等のグリセリドを主成分とする
グリセリド(大豆油分)を除いた、リン脂質が入手が容
易で好ましい。
【0015】本発明の入浴剤は、前記海藻抽出物30〜
50重量%、レシチン10〜30重量%、残部は香料、
保存料、水分よりなる。海藻抽出物はコロイド状で特に
40±5重量%、レシチン(半透明な粘ちょうな液体)
20±5重量%が好ましい。
【0016】香料としては、所謂クナイプ療法として知
られる自然健康療法でも、アロマテラピー効果として、
揮発精油の吸入による経気道吸収及び嗅覚刺激による芳
香治療効果が知られている。本発明の入浴剤にも、この
ような香料を配合することは更に好ましい。入浴法で主
に用いられる植物は、セイヨウカノコソウ、ヨーロッパ
ナラ、針葉樹、カラス麦、干し草類、カミツレ、ショウ
ブ、ローズマリー、メリッサ、タイム、小麦、トクサ等
であるが、現在では抽出操作により得られた濃縮エキス
や精油の形で使用され、本願の入浴剤にも、このような
精油の形で添加することが望ましい。これらは神経伝導
路ネットワークに対して、抑制ないし、興奮的に作用し
て、自律神経の調節機能を正常に戻し、効果を発揮する
ものと考えられている。
【0017】本願は配合成分を完全な乾燥粉末にして、
配合することも可能であり、レシチンも精製によって、
黄白色ないし微黄白色の粉末にすることも可能であり、
本願の入浴剤を炭酸ガス浴等で使用される炭酸水素ナト
リウム、硫酸ナトリウム、炭酸マグネシウム等の無機塩
類と共に粉末顆粒タイプの入浴剤とすることも可能であ
り、製品形体上有利なこともあるが、本願の海藻抽出成
分は、熱水で抽出した状態のコロイド状のものが最も効
果的であり、従って、そのままペースト状レシチンと配
合してコロイド状粘ちょう体として利用することが、効
果的であり、経済的にも有利である。
【0018】保存料としては、化粧品類に使用される防
腐剤であれば何れも使用可能であり、例えばパラオキシ
安息香酸メチル等を例示できる。勿論添加量としては
0.1重量%程度の微量である。使用するレシチン粘ち
ょう液は栄養分を豊富に含んでいるため腐敗し易い性質
があるので、これを防ぐためには、入浴剤コロイド状粘
液を加熱殺菌後空気に触れないように密封するとか、少
量のエチルアルコールを添加することが効果的である。
又前記の微量の防腐剤を加えることも必要である。
【0019】レシチンは代表的なリン脂質で、人の脳、
肝臓、卵黄、大豆、酵母などに多い。人の血清中には、
全リン脂質中61%含まれる。リン脂質は、細胞膜、
核、その他細胞質成分の構成要素であるので、それに関
連した代謝過程と密接な関係がある。またミトコンドリ
アの酵素系の一成分となっており、タンパク合成に関係
している。脳組織などのエネルギー源となっているらし
く、また脂肪の運搬や吸収にも関係していることが知ら
れている。
【0020】重要な性質は水と安定な乳濁液をつくるこ
とである。乳化剤として、エマルジョン形成を促進す
る。又接触表面の粘性低下に効果を発揮する。従って本
発明においては海藻抽出物のエマルジョン形成を促進
し、人の皮膚における油分とエマルジョンを形成し、表
面の粘性低下を促進し、皮膚からの有効成分の吸収を助
けるものと考えられる。それ自体も、細胞質成分の構成
要素であるので、皮膚から吸収され易く、脳などのエネ
ルギー源や脂肪の運搬、吸収にも役立つものと考えられ
る。
【0021】本発明の入浴剤の使用方法としては、風呂
の湯を温度40〜45℃程度とし、その少量をとって、
この入浴剤を200g〜300gを加えよく撹拌し、温
湯に全部溶解されたら、更に温湯を追加し、最終的には
浴槽(約200リットル)に全部を入れて、十分に撹拌
することによって、乳化液が得られる。風呂の水は非常
に泡立つ。
【0022】本入浴剤入りの風呂に入浴することによる
効果としては、足の親指等によく出る神経性疲労が快復
する。従って神経性の手、足のしびれ、痛みを解消す
る。リュウマチ性痛みを完治する。眼精疲労がなおり、
かすみ眼などが解消する。腰痛を快復する。又老人性の
皮膚乾燥症によるかゆみが解消する。アトピー性皮膚炎
が非常によくなり、大幅に軽快した。洗髪に使用するこ
とによって、抜け毛がとまる。血液の循環が、通常の入
浴の場合より、一段とよくなるためか、非常に身体があ
たたまることによると考えられるが、熟睡できるように
なる。手術痕のようなキズ口のなおりが促進される。等
の効果を確認している。その他、身体のあか(垢)を洗
い落すためと考えられるが、ボディシャンプーや石鹸が
不要である。又浴槽の洗浄が簡単にすみ、釜の汚れが殆
んど認められないので、洗浄効果があるものと考えられ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施例によって、
より具体的に説明するが、本発明はこの実施例により限
定されるものではない。
【0024】(実施例1)水2tによく洗浄した紅藻類
とげきりんさい80kgを加え、鉄製の釜にて、95℃
で1時間加熱した。殆んどの海藻が水中にとけ、残渣は
海藻の石付きなどほんの僅かであった。この残査を濾過
し、レシチン(豊年レシチンAY:株式会社ホーネンコ
ーポレーション製造)を20重量%、海藻抽出液40重
量%の割合で、レシチンに最初少量(4重量%)の40
〜45℃の海藻抽出液を加え、よく撹拌して抽出液が全
部吸収されたら、更に少量の抽出液を追加するという操
作をくり返して、順次温抽出液を全部加え、必要なレシ
チン濃度をもった海藻抽出乳化液が得られた。
【0025】これを冷却して後、香料としてローズマリ
ー精油(α−ピネン、カンフェン、シネオール、アピゲ
ニン、ルーテオリン)を0.2重量%、防腐剤としてパ
ラオキシ安息香酸メチルを0.1重量%添加した。この
様に製造した本発明の入浴剤250gを、42℃の風呂
水1リットルに加えて、充分に撹拌して分散させ、これ
を220リットル(42℃)の風呂に投入して充分に撹
拌した。風呂水は非常に泡立った。
【0026】この風呂を毎日沸かし、色々な人に入浴し
てもらった。この風呂に足の親指にリュウマチ性の痛み
を有する人に入浴してもらい、これを3回行った所、足
の親指の痛みは非常に軽快した。又この風呂に眼精疲労
でかすみ眼の婦人に入浴してもらった所、かすみ眼が完
治した。又この風呂に老人性乾燥症で足のかゆみを訴え
ていた老人に2回入浴してもらった所、殆んどかゆみを
感じなくなった。又この風呂にアトピー性皮膚炎で長い
間悩んでいた人に入浴してもらった所、入浴5回位か
ら、かゆみが非常に軽快して快方に向かっている。又こ
の風呂に神経性腰痛に悩んでいた人に入浴してもらった
所、入浴3回位から、腰痛がしだいに軽くなり、6回位
から殆んど感じなくなった。
【0027】(実施例2)水2tに、よく洗浄したきり
んさい30kg、ふといぎす50kgを加え、鉄製の釜
にて、98℃で1時間半加熱した。殆どの海藻が水中に
溶け又は分散し、残渣はほんの僅かであった。この残渣
を濾別した。レシチン(豊年レシチンAY)を22重量
%、海藻抽出液45重量%の割合で、前記と同様に抽出
液を全部、レシチンに吸収させ、海藻抽出液のレシチン
乳化液が得られた。これを冷却して後、香料としてカミ
ツレ精油、トクサ精油の混合物を0.1重量%防腐剤と
して安息香酸のアルカリ塩0.1重量%を加えて入浴剤
とした。この入浴剤200gを45℃の風呂水1リット
ルに加えて、充分に撹拌して、分散させ、これを200
リットル(45℃)の風呂に投入して充分に撹拌した。
この風呂を毎日わかし、色々な人に入浴してもらった
所、実施例1に記載したものと同様の効果が認められ
た。
【0028】
【発明の効果】本発明の入浴剤を加えて、泡立てた湯に
入浴を繰返してもらうと、神経性疲労が快復し神経性の
手、足のしびれ、痛みが解消した。又リュウマチ性の痛
みが完治した。アトピー性皮膚炎が大幅に軽快した。神
経性腰痛が非常に軽快した。老人性皮膚乾燥症が殆んど
かかなくてすむようになった。手術痕の痛みがとれた。
眼精疲労によるかすみ眼が入浴2回ですっきりよくな
り、はっきり見える様になった等の効果を確認してい
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紅藻類とげきりんさい、きりんさい及び
    いぎす科に属する海藻よりなる群より選んだ少なくとも
    1種の海藻の抽出成分とレシチンとの混合物を主成分と
    する入浴剤。
  2. 【請求項2】 紅藻類いぎす科に属する海藻が、けいぎ
    す、はりいぎす、いねいぎす、ふといぎす、はねいぎ
    す、からなる群より選んだ少なくとも1種の海藻である
    請求項1記載の入浴剤。
  3. 【請求項3】 海藻よりの抽出物が、80℃以上、10
    0℃未満の熱水を用いて、1時間超の時間抽出したもの
    である請求項1又は2記載の入浴剤。
  4. 【請求項4】 レシチンが、大豆から圧搾法又は溶剤抽
    出法によって得られる油成分からグリセリドを除いたリ
    ン脂質である請求項1記載の入浴剤。
  5. 【請求項5】 海藻抽出物30〜50重量%、レシチン
    10〜30重量%、残部は香料、保存料、水分よりなる
    請求項1記載の入浴剤。
JP8351181A 1996-12-27 1996-12-27 入浴剤 Pending JPH10182423A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104548007A (zh) * 2014-12-26 2015-04-29 孙凤英 一种治疗麻醉消失后切口疼痛的中药
CN107468818A (zh) * 2017-08-23 2017-12-15 深圳市颐晋生命科学有限公司 一种缓解眼睛疲劳的中药复方制剂
CN108175806A (zh) * 2018-01-23 2018-06-19 贵州康琦药械有限公司 一种中药护眼贴及其制作方法

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