JPH10183467A - 抗菌繊維製品およびその製造法 - Google Patents

抗菌繊維製品およびその製造法

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JPH10183467A
JPH10183467A JP34096796A JP34096796A JPH10183467A JP H10183467 A JPH10183467 A JP H10183467A JP 34096796 A JP34096796 A JP 34096796A JP 34096796 A JP34096796 A JP 34096796A JP H10183467 A JPH10183467 A JP H10183467A
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antibacterial
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維製品への処理時の操作性が良好で、処理
後の製品はすぐれた抗菌性を有すると共に、その抗菌性
は多数回の洗濯によっても維持され、上記処理によって
も繊維製品の黄変や風合変化を生じがたく、しかも安全
性の高い抗菌繊維製品およびその製造法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 α−[2−(4−クロロフェニル)エチ
ル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,
2,4−トリアゾール−(1)−エタノール(一般名:
テブコナゾール)を媒体中に乳化、懸濁または溶解させ
た処理液に、繊維製品を接触させた後、乾燥または乾燥
とキュアとを行うことにより、繊維製品に抗菌性を付与
する。処理液は、熱硬化型または反応型樹脂からなるバ
インダー樹脂と、該樹脂の硬化性または反応性を促進す
る触媒とを含んでいることが特に望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維製品を対象と
し、その繊維製品にすぐれた抗菌性を付与しかつその抗
菌性が多数回の洗濯によっても維持されるようにする技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
〈殺菌剤による繊維製品の処理〉肌着、靴下、スポーツ
衣料、寝装寝具、シューズなどの繊維製品は、使用者の
皮膚から排出される分秘物や皮膚の剥離物が付着し、ま
た有機物により汚染されやすい。そしてこれらが栄養源
となるため細菌が繁殖するのに好適な培地となり、その
結果、細菌の産生物によって不快臭を発生し、場合によ
っては皮膚病や食中毒の誘発原因ともなる。
【0003】近年、医療現場においては薬剤耐性黄色ブ
ドウ球菌による院内感染が多発し、食品業界においては
病原性大腸菌O157による食中毒が多発し、社会的問
題となっている。
【0004】以上の観点から、病院で使用する衣服、介
護衣料、寝装寝具、カーテン、敷物、壁紙、包帯、タオ
ル、ふきんなどの繊維製品、食品業界で使用する頭布、
衣服、エプロン、タオル、ふきんなどの繊維製品につい
ては、これに有効な抗菌加工を施す技術の開発が望まれ
ている。
【0005】従来、このような問題を解決するために、
塩化ベンザルコニウムや3−(トリメトキシシリル)プ
ロピルオクダデシルジメチルアンモニウムクロライドな
どのカチオン系殺菌剤をはじめとする種々の殺菌剤を含
む液を浸漬、塗布、噴霧等の方法により繊維製品に付着
させることが行われている。
【0006】また殺菌剤の繊維製品に対する固着を強力
にする方法として、たとえば、殺菌性第4級アンモニ
ウム塩の一部を有機シリコーン化合物を介して繊維分子
の一部に結合させる方法、繊維構成物質の組成中に殺
菌性金属化合物を結合または融解させて抗菌性を持たせ
る方法、その他殺菌性化合物を固着剤によって保持さ
せる方法なども試みられている。
【0007】〈テブコナゾールによる木材やプラスチッ
クスの保護〉本発明で用いているα−[2−(4−クロ
ロフェニル)エチル]−α−(1,1−ジメチルエチ
ル)−1H−1,2,4−トリアゾール−(1)−エタ
ノールは、1Hトリアゾール系化合物の一種であって、
一般名でテブコナゾール(tebuconazol) と呼ばれてお
り、抗菌防カビ作用を有することが知られている。
【0008】たとえば、特開平2−292203号公報
には、テブコナゾールとプロピコナゾールとを組み合わ
せた抗菌抗カビ(殺菌殺カビ)性組成物が示されてお
り、この組成物は植物またはその生息場所を処理したり
木材の保存のために適しているとしている。またその実
施例によれば、この組成物を水和性粉末剤、乳化性原
液、粉末剤、押出顆粒剤、被覆顆粒剤、懸濁性原液の形
態で用いている。この公報の2頁右上欄〜左下欄には、
テブコナゾール、その合成法、抗菌抗カビ作用について
は、EP−A−0040345、EP−A−00524
24に記載されているとある。
【0009】特開平5−132405号公報には、テブ
コナゾール等のアゾール系殺菌殺カビ剤とヨードプロパ
ルギル誘導体とからなる殺微生物剤が示されており、こ
の殺微生物剤は、木材および材木の製品を微生物(木材
腐朽菌、木材変色菌類)に対し保護するために使用でき
ること、使用形態は、溶液、懸濁液、乳濁液またはペー
ストとすることができるとの記載もある。この公報に
は、テブコナゾールやプロピコナゾールが植物および種
子の保護に用いられることがEP−A−004034
5、EP−A−0052424に記載されているとあ
る。
【0010】特開平5−201806号公報には、アゾ
ール誘導体(テブコナゾール等)とベンズイミダゾール
誘導体とを含んでなる殺微生物剤組成物が示されてい
る。同様に特開平5−201812号公報には、アゾー
ル誘導体(テブコナゾール等)とアイオドプロパルギル
誘導体とを含んでなる殺微生物剤組成物が示されてい
る。これらの組成物は、工業用物質、殊にプラスチック
スを保護するために使用される。
【0011】特開平7−316005号公報には、テブ
コナゾール等の成分Iと特定の成分IIとからなる植物−
殺微生物組成物が示されている。この組成物は、植物上
に発生する微生物を抑制または殺滅することができると
している。
【0012】特開平8−198711号公報には、トリ
アゾール誘導体(テブコナゾールを含む)に代表される
木材保存剤と無機酸とを必須成分として含む木材保存剤
組成物が示されている。剤形は、水和剤、乳剤、可溶化
剤、油剤、ペーストなどである。
【0013】特開平8−231313号公報には、テブ
コナゾールと2−ベンツイミダゾリルカルバミン酸アル
キルエステルとの両者を有効成分として含有する工業用
抗菌防カビ組成物が示されており、素材の劣化や品質低
下の防止、概観の維持が図られるとしている。実施例に
は、ポリプロピレンペレットにこの組成物(テブコナゾ
ール100%の場合も)を添加したのち射出成形したプ
レートについての抗菌防カビ効果が評価されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】塩化ベンザルコニウ
ム、3−(トリメトキシシリル)プロピルオクダデシル
ジメチルアンモニウムクロライドをはじめとする殺菌剤
を含む液を浸漬、塗布、噴霧等の方法により繊維製品に
付着させる方法は、たとえ先に述べた〜の如き方法
を講じても、殺菌剤が処理操作時の加熱に耐えきれずに
分解して担持量が減じたり、加工工程が煩雑でコスト高
になったり、水洗、洗濯などの外的な影響によって脱落
して効力の持続期間が短かったり、抗菌処理後の繊維製
品の風合が変化したり、経時的に黄変したり、製品の廃
棄、焼却の際に有害物質を生じたりするなど、種々の不
利があった。
【0015】一方、テブコナゾールなどのトリアゾール
誘導体は、植物(木材等)やプラスチックスの保護に用
いられているが、植物やプラスチックス自体の保存性を
向上させるためのものにとどまっている。
【0016】本発明は、繊維製品への処理時の操作性が
良好で、処理後の製品はすぐれた抗菌性を有すると共
に、その抗菌性は多数回の洗濯によっても維持され、上
記処理によっても繊維製品の黄変や風合変化を生じがた
く、しかも安全性の高い抗菌繊維製品およびその製造法
を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の抗菌性繊維製品
は、繊維表面に、α−[2−(4−クロロフェニル)エ
チル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,
2,4−トリアゾール−(1)−エタノール(一般名:
テブコナゾール)またはこれとバインダー樹脂とを担持
してなるものである。
【0018】本発明の抗菌繊維製品の製造法は、テブコ
ナゾールを媒体中に乳化、懸濁または溶解させた処理液
に、繊維製品を接触させた後、乾燥または乾燥とキュア
とを行うことにより、繊維製品に抗菌性を付与すること
を特徴とするものである。この場合、テブコナゾール
を、熱硬化型または反応型樹脂に代表されるバインダー
樹脂(さらにはその樹脂の硬化性または反応性を促進す
る触媒)と併用することが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0020】テブコナゾールは、従来の技術の項でも述
べたように、従来は主として植物用(殊に木材保存用)
の殺微生物剤(殺菌殺カビ剤)として用いられていたも
のであり、下記の化1に示す構造を有するトリアゾール
系化合物である。
【0021】
【化1】
【0022】テブコナゾールは、LD50が4000mg/k
g (ラット雄、経口投与)であって極めて低毒性であ
り、皮膚や眼に対する刺激性もないので、人体に直接接
する製品に用いても安心して使用することができる。ま
た耐熱性、耐侯性、耐加水分解性もすぐれている。
【0023】本発明の抗菌性繊維製品は、繊維表面に、
テブコナゾール(またはこれとバインダー樹脂)とを担
持してなるものである。
【0024】繊維製品としては、木綿、麻、絹、羊毛等
の天然繊維、レーヨン、アセテート等の再生もしくは半
合成繊維、アクリル系、ポリエステル系、ポリビニルア
ルコール系、ポリアミド系、ポリ塩化ビニル系、ポリ塩
化ビニリデン系、ポリオレフィン系等の合成繊維などか
ら作られた製品があげられる。製品とは、糸、織布、不
織布、編布、クロス、植毛布、綿状物など、あるいはこ
れらをさらに裁断、縫製、二次加工などした製品を言
う。
【0025】これらの繊維の中では、反応性の官能基を
有する天然繊維、再生または半合成繊維、あるいはアク
リル系等の一部の合成繊維が、テブコナゾールとの親和
性が高いので好ましい。しかしながら、ポリエステル系
やポリアミド系などの繊維であっても、繊維の表面状
態、密度等の物性によっては比較的親和性が良い場合が
ある。またたとえば親和性が不足する合成繊維に対して
も、適当なバインダー樹脂や該樹脂の触媒を併用するこ
とによって、良好な耐洗濯性を有する抗菌性繊維製品を
得ることができる。
【0026】本発明の抗菌繊維製品は、テブコナゾール
を媒体中に乳化、懸濁または溶解させた処理液に、繊維
製品を接触させた後、乾燥または乾燥とキュアとを行う
ことにより製造され、これにより繊維製品に抗菌性を付
与することができる。
【0027】テブコナゾールは水に難溶性の化合物であ
るので、これを乳化または懸濁させるかあるいは溶剤に
溶解させた溶液の形態で繊維製品の処理に供される。
【0028】乳化液は、乳化剤の助けを借りて、テブコ
ナゾールの溶剤溶液を水中に乳化させることにより得ら
れる。乳化剤としては、たとえば、ポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテルスルホン酸ソーダ、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテルEO(エチレンオキサ
イド)付加物、水素添加ヒマシ油EO付加物をはじめと
する種々の界面活性剤が用いられる。溶剤としては、た
とえば、アルコール類(イソプロパノール等)、グリコ
ール類(ブチルジグリコール等)、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミド、石油、アルキルベンゼン、
スピンドル油、モノクロロナフタレン、植物油(ヒマシ
油等)などが用いられる。乳化液は、たとえば、テブコ
ナゾール5〜20重量%、乳化剤5〜30重量%、溶剤
90〜50重量%からなる組成の乳化原液を水中に乳化
させることにより調製される。
【0029】懸濁液は、分散剤の助けを借りて、テブコ
ナゾールを水中に懸濁させることにより得られる。この
とき、増粘剤を添加したり、消泡剤や凍結防止剤を添加
することもある。分散剤としては、たとえば、ノニルフ
ェノールEOリン酸エステルソーダ塩、スチレン化フェ
ノールEOリン酸エステルソーダ塩、リグニンスルホン
酸塩、ナフタレンスルホン酸塩をはじめとする種々の界
面活性剤が用いられる。増粘剤としては、ポリアクリル
酸ソーダ、キサンタンガムなどが用いられる。懸濁液
は、たとえば、テブコナゾール5〜50重量%、分散剤
1〜10重量%、増粘剤0〜1重量%、凍結防止剤0〜
5重量%、消泡剤0〜1重量%、残量が水からなる組成
の懸濁原液を水で稀釈することにより調製される。
【0030】溶剤溶液は、テブコナゾールを溶剤に溶解
させることにより得られる。溶剤としては、先に乳化液
の説明のところで述べたようなものが用いられる。溶液
中のテブコナゾールの濃度は、たとえば 0.1〜30重量
%に設定される。
【0031】処理対象である繊維製品がテブコナゾール
との親和性が不足するとき、あるいは親和性はあっても
さらに付着力を高めたいときには、テブコナゾールを媒
体中に乳化、懸濁または溶解させた処理液は、バインダ
ー樹脂を共存させることが好ましい。
【0032】バインダー樹脂としては広い範囲の高分子
が使用可能であるが、繊維製品に対する付着力、風合変
化の防止、操作性などを考慮すると、熱硬化型または反
応型樹脂であることが望ましい。ただし、たとえば乳化
液の場合、アクリル系エステルエマルジョン、アミノシ
リコーン系エマルジョン、ウレンタンエラストマー系エ
マルジョンなどをバインダー樹脂として用いることもで
きる。
【0033】熱硬化型または反応型樹脂の例は、メラミ
ン系樹脂、尿素系樹脂、フェノール系樹脂、アルキルカ
ーバメート系樹脂、グリオキザール系樹脂、ケトン系樹
脂、アセタール系樹脂、シリコーン系樹脂、アルキド系
樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン
系樹脂などの縮合反応型や付加反応型の樹脂であり、使
用に際しては初期縮合物、低分子化合物、プレポリマー
などの形態で用いる。これらの中では、メラミン系樹
脂、すなわちメラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物ま
たはそのエーテル化物、なかんずくエーテル化トリメチ
ロールメラミンが特に重要である。
【0034】これらのバインダー樹脂は、処理液中に、
繊維製品の重量に対して0.01重量%程度から5重量%程
度となるように添加して用いることが望ましい。バイン
ダー樹脂の添加量が極端に少なすぎるときはテブコナゾ
ールの繊維製品への保持効果が充分でない場合があり、
一方余りに多すぎるときは繊維製品の特性を損ない、風
合を悪くするばかりでなく、テブコナゾールの抗菌力を
かえって低下させる場合がある。
【0035】処理液中には、熱硬化型または反応型樹脂
からなるバインダー樹脂と共に、その樹脂の硬化性また
は反応性を促進する触媒を共存させることも好ましい。
触媒の例は、アミン系触媒(脂肪族アミノアルコール塩
酸塩、モルホリン塩酸塩、2−アミノブタノールリン酸
塩等)、アンモニウム系触媒(第二リン酸アンモン、ロ
ダンアンモン、塩化アンモン等)、金属塩系触媒(マグ
ネシウム塩、亜鉛塩、アルミニウム塩等)、遊離酸など
であり、特にアミン系触媒および金属塩系触媒が重要で
ある。触媒の量は、バインダー樹脂の種類により大きく
異なるので、実験的に定めた適当量とする。
【0036】処理液中には、そのほか、繊維製品の官能
基と反応する架橋剤を共存させることもできる。架橋剤
の例は、含リン化合物、ポリカルボン酸、スルホン化合
物、第4級アンモニウム塩、1,3−ジクロロ−2−プ
ロパノール、N−メチロールアクリルアミド、エチレン
イミン、アルキルケテンダイマー、オクタデシルエチレ
ン尿素などである。
【0037】処理液中には、必要に応じ、可塑剤、柔軟
剤、蛍光剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、耐侯性改良剤、
滑剤、染顔料、帯電防止剤、補強剤、難燃剤などを添加
することもできる。またテブコナゾールのほか、他の生
物活性物質、たとえば殺虫剤、害虫忌避剤、鼠忌避剤、
殺菌剤、防カビ剤などを併用して、効果の増強、抗菌ス
ペクトルの拡大、適用範囲の拡大を図ることもできる。
【0038】繊維製品と処理液との接触は、浸漬、塗
布、噴霧などによりなされる。工業的には、繊維製品を
室温または加温した処理液中に一定時間浸漬してから絞
り、乾燥(または乾燥およびキュア)する方法が採用さ
れる。
【0039】テブコナゾールの付着量は、繊維製品の重
量に対し 0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜5重量
%とするのが適当である。テブコナゾールの付着量が余
りに少なすぎるときは抗菌効果が不足し、一方余りに多
すぎるときは、ある限度以上には抗菌効果は向上しない
上、かえって繊維製品の特性を低下させる場合があり、
また経済的にも不利になる。
【0040】〈作用〉本発明によれば、天然繊維はもと
より、再生または半合成繊維、さらには合成繊維、ある
いはこれらの混紡繊維でできた繊維製品であっても、テ
ブコナゾールを必要量確実に担持させることができる。
処理後の抗菌繊維製品は、安全性が高い上、薬剤耐性黄
色ブドウ球菌や病原性大腸菌を含む種々の菌に対する抗
菌力がすぐれており、しかもその抗菌性は洗濯によって
も容易には損なわれない。条件を選べば、たとえば10
0回の洗濯後も抗菌力が維持される。加えて本発明の抗
菌繊維製品は、抗菌処理を行っているにもかかわらず黄
変や風合変化を生じがたく、臭気もなく、また素材繊維
本来の持ち味を損なうことがない。
【0041】
【実施例】次に実施例をあげて本発明を詳細に説明す
る。「CPTE」とあるのはテブコナゾールである。以
下「%」とあるのは重量%である。
【0042】〈試験方法〉試験方法としては次の方法を
採用した。 ・洗濯法:JIS L0217-103 法およびJIS L1042: F-2法+
漂白剤添加。 ・抗菌性試験:黄色ブドウ球菌2株(Staphylococcus au
reus FDA 209P およびメチシリン耐性黄色ブドウ球菌:
MRSA) 並びに大腸菌(Esherichia coli IFO 3301)につい
て、繊維製品衛生加工協議会(SEK)の菌数測定法に
より、無加工および加工試料の生菌数を測定した。効果
の判定は、簡便のために評価指数 log B/C > 2 を有効
(○)とし、それ以外を効果なし(×)とした。ただ
し、Bは無加工試料18時間培養後の生菌数、Cは加工
試料18時間培養後の生菌数である。
【0043】実施例1 下記の処方の乳化原液を水中に乳化させてCPTEの純
分がそれぞれ0.01%、0.06%になるように調整した乳化
液を調製した。この乳化液中に木綿布を浸漬した後、綿
布重量と等量の液が付着するように絞り、130℃の熱
風で3分間乾燥して試料とした。またこの試料をJIS L0
217-103 法で10回洗濯し、洗濯後試料とした。結果を
表1に示す。抗菌試験には、MRSAとE. coli を用い
た。
【0044】〈乳化原液処方〉 ・20%のCPTE ・10%のポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
スルホン酸ソーダ(乳化剤) ・10%の硬化ヒマシ油EO(エチレンオキサイド)付
加物(乳化剤) ・20%のヒマシ油(溶剤) ・40%のブチルジグリコール(ジエチレングリコール
モノブチルエーテル)(溶剤)
【0045】一方、比較対照薬剤として、パラクロロメ
タキシレノール(PCMXと略称)と、第4級アンモニウム
シリコーン系抗菌剤である3−(トリメトキシシリル)
プロピルオクダデシルジメチルアンモニウムクロライド
(Si-QACと略称)とを用いて、上記と同様にして試料と
洗濯後試料とを作成した。結果を表1に併せて示す。
【0046】
【表1】 薬剤と付着 洗濯 MRSA E. coli 加工布の 量(wt%) 回数 接種数 回収数 接種数 回収数 黄変性 無加工布 0 1×106 1×108 2×106 1×108 なし CPTE 0 1×106 <102 2×106 <102 なし 0.01 10 1×106 1×103 2×106 2×104 なし CPTE 0 1×106 <102 2×106 <102 なし 0.06 10 1×106 <102 2×106 3×102 なし PCMX 0 1×106 1×104 2×106 4×104 なし 0.06 10 1×106 >107 2×106 >107 なし Si-QAC 0 1×106 1×105 2×106 5×105 大きい 0.06 10 1×106 >106 2×106 >107 少し有
【0047】表1からも明らかなように、CPTEを含
む乳化液で処理した試料は、10回の洗濯後でも良好な
抗菌性を維持していた。なお比較対照薬剤「PCMX」、
「Si-QAC」を用いた場合は、10回洗濯後では抗菌効果
は認められなかった。なお「Si-QAC」を用いた場合は、
黄変も認められた。
【0048】実施例2 実施例1の乳化原液処方に基いてCPTEの純分が 1.0
%の乳化液を調製した。また、CPTE(原体)1%と
ブチルジグリコール(溶剤)99%の処方の溶剤処方溶
液を調製した。ポリエステル100%の布を用いて、実
施例1と同様の方法で試料作成を行い、Staphylococcus
aureus FDA 209P株についての抗菌試験を行った。結果
を表2に示す。
【0049】
【表2】 乳化液 溶剤処方溶液 薬剤と付着 洗濯 S. aureus FDA 209P S. aureus FDA 209P 量 (wt%) 回数 接種数 回収数 接種数 回収数 無加工布 0 6×105 2×108 2×106 2×108 CPTE 0 6×105 <102 2×106 <102 1.0 10 6×105 2×105 2×106 1×105 PCMX 0 6×105 >107 2×106 >107 1.0 10 6×105 >107 2×106 >107 Si-QAC 0 6×105 >107 2×106 >107 1.0 10 6×105 >107 2×106 >107
【0050】表2からも明らかなように、CPTEを含
む乳化液で処理した試料は、付着性の困難なポリエステ
ル100%繊維であっても、CPTEを 1.0%付着させ
れば、バインダー樹脂なしでも10回洗濯後も抗菌性を
維持していた。一方、比較対照薬剤を用いた場合には、
洗濯の前後とも抗菌性を維持できなかった。
【0051】実施例3 CPTEの純分 0.2%の乳化液を調製し、この液にエー
テル化トリメチロールメラミン樹脂(住友化学工業株式
会社製「Sumitex Resin M-3 」、有効成分80%) 1.0
%と、そのメラミン樹脂の縮合を促進するアミン系触媒
(住友化学工業株式会社製「Sumitex Accelerator ACX
」) 0.2%を添加して均一液とした。この液にポリエ
ステル100%の布を浸漬後、布の重量の70%の液が
付着するように絞り、130℃の熱風で3分間乾燥を行
った。またこれをJIS L0217-103 法で繰り返し10回洗
濯し、洗濯後試料とした。比較対照薬剤としては、パラ
クロロメタキシレノール(PCMX)を使用した。結果を表4
に示す。抗菌試験には、MRSAとE. coli を用いた。
【0052】
【表3】 薬剤と付着 洗濯 MRSA E. coli 量(wt%) 回数 接種数 回収数 接種数 回収数 無加工布 0 2×105 2×108 1×106 1×108 log B/C 抗菌評価 log B/C 抗菌評価 CPTE 0 5.8 ○ 6.0 ○ 0.14 10 5.0 ○ 4.5 ○ PCMX 0 2.2 ○ 2.1 ○ 0.14 10 <2.0 × <2.0 ×
【0053】表3からも明らかなように、CPTEは適
正なバインダー樹脂および触媒の選択と適正量を選定す
れば、0.14%の付着でも10回洗濯後も抗菌効果は維持
されていた。一方、比較対照薬剤については、10回洗
濯後の抗菌効果は認められなかった。
【0054】実施例4 CPTEの純分が 0.9%である乳化処方の乳化液(実施
例1の乳化原液から調製)および懸濁処方の懸濁液(下
記の懸濁原液から調製)を調製し、この液にエーテル化
トリメチロールメラミン樹脂(住友化学工業株式会社製
「Sumitex Resin M-3 」) 1.0%と、そのメラミン樹脂
の縮合を促進するアミン系触媒(住友化学工業株式会社
製「Sumitex Accelerator ACX 」) 0.5%を添加して均
一液とした。それぞれの液にポリエステル35%と木綿
65%の混紡布を浸漬後、布の重量の70%の液が付着
するように絞り、170℃の熱風で1分間乾燥を行っ
た。またこれをJIS L0217: F-3法+漂白剤添加で繰り返
し0〜100回洗濯し、洗濯後試料とした。比較対照薬
剤としては、パラクロロメタキシレノール(PCMX)を使用
した。MRSAを用いたときの結果を表4に、E. coli
を用いたときの結果を表5に示す。
【0055】〈懸濁原液処方〉 ・10%のCPTE(原体) ・3%のノニルフェノールEOリン酸エステルソーダ
(分散剤) ・0.1 %のポリアクリル酸ソーダ(増粘剤) ・0.1 %の消泡剤 ・86.8%の水
【0056】
【表4】 乳化液 懸濁液 薬剤と付着 洗濯 MRSA MRSA 量 (wt%) 回数 接種数 回収数 接種数 回収数 無加工布 0 1×106 1×108 3×106 1×108 CPTE 0 1×106 <102 3×106 <102 0.63 50 1×106 <102 3×106 <102 100 1×106 <102 3×106 <102 PCMX 0 1×106 <102 3×106 <102 0.63 50 1×106 2×108 3×106 5×108 100 1×106 3×108 3×106 1×108
【0057】
【表5】 乳化液 懸濁液 薬剤と付着 洗濯 E. coli E. coli 量 (wt%) 回数 接種数 回収数 接種数 回収数 無加工布 0 1×106 1×108 3×106 1×108 CPTE 0 1×106 <102 2×106 <102 0.63 50 1×106 <102 2×106 <102 100 1×106 <102 2×106 <102 PCMX 0 1×106 <102 2×106 <102 0.63 50 1×106 5×108 2×106 7×108 100 1×106 4×108 2×106 2×108
【0058】表4および表5に示したように、CPTE
は樹脂および触媒を適切量に選択すれば、薬剤の0.63%
付着でも、ポリエステル35%と木綿65%の混紡布に
対して乳化液、懸濁液の双方とも、非常に過酷なJIS L0
217: F-3法+漂白剤添加の100回の洗濯後でも抗菌効
果は維持されていた。一方、比較対照薬剤については、
50回以上の洗濯後の抗菌効果は認められなかった。
【0059】
【発明の効果】作用の項でも述べたように、本発明によ
れば、天然繊維はもとより、再生または半合成繊維、さ
らには合成繊維、あるいはこれらの混紡繊維でできた繊
維製品であっても、テブコナゾールを必要量確実に担持
させることができる。処理後の抗菌繊維製品は、安全性
が高い上、薬剤耐性黄色ブドウ球菌や病原性大腸菌を含
む種々の菌に対する抗菌力がすぐれており、しかもその
抗菌性は洗濯によっても容易には損なわれない。条件を
選べば、たとえば100回の洗濯後も抗菌力が維持され
る。加えて本発明の抗菌繊維製品は、抗菌処理を行って
いるにもかかわらず黄変や風合変化を生じがたく、臭気
もなく、また素材繊維本来の持ち味を損なうことがな
い。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維表面に、α−[2−(4−クロロフェ
    ニル)エチル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1
    H−1,2,4−トリアゾール−(1)−エタノール
    (一般名:テブコナゾール)またはこれとバインダー樹
    脂とを担持してなる抗菌性繊維製品。
  2. 【請求項2】α−[2−(4−クロロフェニル)エチ
    ル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,
    2,4−トリアゾール−(1)−エタノール(一般名:
    テブコナゾール)を媒体中に乳化、懸濁または溶解させ
    た処理液に、繊維製品を接触させた後、乾燥または乾燥
    とキュアとを行うことにより、繊維製品に抗菌性を付与
    することを特徴とする抗菌繊維製品の製造法。
  3. 【請求項3】処理液として、テブコナゾールを、バイン
    ダー樹脂と共に、媒体中に乳化、懸濁または溶解させた
    処理液を用いることを特徴とする請求項2記載の製造
    法。
  4. 【請求項4】バインダー樹脂が熱硬化型または反応型樹
    脂である請求項3記載の製造法。
  5. 【請求項5】処理液として、テブコナゾールを、熱硬化
    型または反応型樹脂からなるバインダー樹脂およびその
    樹脂の硬化性または反応性を促進する触媒と共に、媒体
    中に乳化、懸濁または溶解させた処理液を用いることを
    特徴とする請求項4記載の製造法。
  6. 【請求項6】熱硬化型または反応型樹脂からなるバイン
    ダー樹脂がエーテル化メチロールメラミン樹脂であり、
    触媒がアミン系または金属塩系の触媒である請求項5記
    載の製造法。
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CN104998648A (zh) * 2015-07-20 2015-10-28 江苏七洲绿色化工股份有限公司 一种镍、铜、锌负载的介孔MnO2催化剂及4,4-二甲基-1-(4-对氯苯基)-3-戊酮的制备方法

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