JPH10183531A - 落橋防止装置用連結部材およびその定着方法並びにそれを利用した落橋防止装置 - Google Patents

落橋防止装置用連結部材およびその定着方法並びにそれを利用した落橋防止装置

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JPH10183531A
JPH10183531A JP31158997A JP31158997A JPH10183531A JP H10183531 A JPH10183531 A JP H10183531A JP 31158997 A JP31158997 A JP 31158997A JP 31158997 A JP31158997 A JP 31158997A JP H10183531 A JPH10183531 A JP H10183531A
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Hironori Maikuma
宏則 毎熊
Toshikazu Takeda
敏和 竹田
Fujinori Wakashita
藤紀 若下
Shohei Mizuma
章平 水間
Yasuhei Sato
泰平 佐藤
Masaaki Hagiwara
昌明 萩原
Shigeo Takahashi
重夫 高橋
Shozo Suga
省三 菅
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Eiko Sangyo Kk
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Suzuki Metal Industry Co Ltd
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
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Eiko Sangyo Kk
Nippon Steel Corp
Suzuki Metal Industry Co Ltd
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたる屋外環境下でも防止装置の主要
部材である連結部材が錆びることなく設計強度を発現
し、軽量かつコンパクトな落橋防止装置を提供する。 【解決手段】 2連の桁を相互に連結する構造の落橋防
止装置の連結部材に、繊維引張り強度3920MPa 以上の連
続した繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた繊維強化プラス
チック製単線を複数本より合わせ、次いで樹脂を硬化さ
せて得られたストランド状FRP補強材1を用いた構造
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路橋および鉄道
橋等において地震力を抑制し、主桁が地震力により橋台
から落下するのを防止する落橋防止装置用連結部材およ
び、その定着方法並びにそれを利用した落橋防止装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、既設の橋梁に地震対策として落橋
防止構造を設ける手段としては、移動制限装置および落
橋防止装置(桁と下部構造を連結する構造、桁または下
部構造に突起を設ける構造、2連の桁を相互に連結する
構造)を設置する方法及び座面の拡幅(桁を延長する方
式、下部構造の頂部縁端を拡幅する方式)がある。「兵
庫県南部地震により被災した道路橋の復旧に関わる仕
様」の準用に関する参考資料(案)(平成7年6月、社
団法人日本道路協会)によれば、十分な座面を確保した
上でさらに複数の落橋防止構造を備えることが望ましい
としており、種々の移動制限装置、落橋防止装置の構造
が紹介されている。特に2連の主桁を相互に連結する構
造の落橋防止装置は、比較的大きな地震でも桁の過剰な
水平移動距離を制限できることから従来より検討されて
おり、桁間を連結する方式および機構として、鋼棒・鋼
線による連結、板材とピンによる連結、チェーンによる
連結、リンクによる連結等が知られている。なかでも、
鋼棒または鋼線を連結部材に使用した落橋防止装置は、
コンクリート桁同士および鋼製の桁同士両者に適用可能
であり、これまで本構造の防止装置が開発、上市されて
いる。例えば特許第962688号及び962691号によれば、主
桁間を鋼棒等で繋ぎ桁の過剰水平移動を抑制し、橋桁の
落下を防止できることが報告されている。
【0003】図5は一般的な桁間連結方式の落橋防止装
置を取付けたPC鋼材タイプの概念図を示し、同図にお
いて、橋桁22の上部に弾性支承装置13を介して2連
の桁11,12の各々の端部が支承されており、各桁1
1,12の桁既設ウエブ21に設けられたブラケット1
0,10の間が連結部材1aを用いて連結されている。
しかし、連結部材1aに鋼製部材を用いる場合、錆の発
生が不可避であるため、落橋防止装置の主要部材である
鋼製連結部材には防錆処理が必要となる。連結部材とし
て鋼線、例えば多重よりPC鋼より線を用いる場合、よ
り線をポリエチレンコーティングした後、より線とポリ
エチレンコーティングの隙間にグリースを充填させるの
が一般的な鋼線の防錆処理として知られている。しかし
ながら、この方法では、屋外に設置された防止装置が外
気温上昇時にグリスが漏れ、完全防錆の効果がなくなる
懸念があり、長期にわたり鋼製連結部材を完全防錆し設
計強度を発現させるのには問題があった。また、鋼線以
外の材料、例えば鋼棒、チェーン等では鋼線以上に信頼
性の高い防錆手段はなく、長期にわたる連結部材の完全
防錆は非常に困難であり、鋼線と同様に、長期にわたっ
て設計強度を発現させるには問題があった。
【0004】また、既設の橋に落橋防止装置を取り付け
るとき、高所でありかつ限られた空間での取り付け作業
となるため、落橋防止装置はより軽量かつコンパクトな
ものが求められる。しかしながら、これまで開発・上市
されている落橋防止装置は、連結部材を含めすべて鋼製
(緩衝材を除く)であり、重量物を扱う面で必ずしも良
好な施工性といえないのが実状であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる観点に
鑑みて創案されたものであり、その目的とするところ
は、長期にわたる屋外環境下でも防止装置の主要部材で
ある連結部材が錆びることなく設計強度を発現し、装置
全体として軽量かつコンパクトな落橋防止装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明に係る落
橋防止装置用連結部材は、2連の桁を相互に連結する構
造の落橋防止装置の連結部材に、繊維引張り強度3920MP
a 以上の連続した繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた繊維
強化プラスチック製単線を複数本より合わせ、次いで樹
脂を硬化させて得られたストランド状FRP補強材を用
いたことを特徴とする。また、本発明は前記連続繊維
に、繊維引張り強度が3920MPa 以上の炭素繊維を用いた
落橋防止装置用連結部材を特徴とする。また、本発明は
高分子系材料からなる被覆層を有した前記FRP補強材
を連結部材に用いた落橋防止装置用連結部材を特徴とす
る。さらに、本発明は、定着金具の内径がFRP補強材
の外径より大きく、かつ、金具内径が後方に向かって増
加するように金具長手方向と2°〜10°の角度を有する
テーパ状をなし、外径は長手方向に平行でネジ加工を有
する、ストランド状FRP補強材の端部を定着する金具
に、金具長に相当する長さだけ端部を解撚したFRP補
強材が挿入され、金具内径との隙間を充填材で満たされ
た連結部材を用いた落橋防止装置用連結部材の定着方法
を特徴とする。さらに本発明は以上の連結部材を用いる
落橋防止装置を特徴とする。また本発明の落橋防止装置
は、FRP補強材を連結部材とし、上記の定着法を両端
に施し、定着金具外側には落橋防止装置端部に向かって
順に、緩衝材4、支圧板5、スプリング6、支圧板7、
ナット8を配し、落橋防止装置端部から内側に向かって
FRP補強材の直径の80倍以上の曲率を有する凸曲面を
もった2つ割り偏向具3を落橋防止装置内側の定着金具
端部から定着金具外径の0.5 倍以上離れた場所に配した
ことを特徴とする。また本発明の落橋防止装置は、請求
項1,2もしくは3記載のFRP補強材を連結部材と
し、請求項4記載の定着法を両端に施し、定着金具外側
には落橋防止装置端部に向かって順に、緩衝材4、支圧
板A26、スプリング6、支圧板B27、ナット8を配
し、落橋防止装置端部から内側に向かって、FRP補強
材の半径の30倍以上の曲率半径を有する凸曲面をもった
2つ割り偏向具を落橋防止装置内側の定着金具端部から
定着金具外径の0.5 倍以上離れた場所に配したことを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の構成を
詳細に説明する。図1は、本発明に係る桁間連結方式の
落橋防止装置を取り付けた正面図である。図2は図1の
一部拡大図、図3(A)は図2の縦断面図、図3(B)
は図3(A)の右側面図である。図1において、橋脚2
2の上部に弾性支承装置13を介して2連の桁11,1
2の各々の端部が支承されており、各桁11,12の桁
ウェブ21に設けられたブラケッット20,20の間が
ストランド状FRP補強材1を用いて連結されている。
【0008】FRP補強材1は繊維強化プラスチック製
単線を複数本より合わせ、樹脂を硬化させて形成され
る。このFRP補強材1を構成する単線は繊維強化プラ
スチック製で、強化繊維の引張り強度が3920MPa 以上あ
ればどのようなものでも使用可能であり、例えば、強化
繊維としては炭素繊維等があげられる。また、マトリッ
クス樹脂としてはエポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂等の熱硬化性樹脂や、ポリフェニレンサルファイド樹
脂等の熱可塑性樹脂が挙げられる。また、単線表面には
被覆処理がなされていても良い。FRP補強材1を構成
する単線の径としては2 〜10mmの範囲が好ましい。また
FRP補強材1は、繊維強化プラスチック製単線を複数
本より合わせたものが好ましいが、単線を平行あるいは
疑似平行(長尺より)に束ねたものでも差し支えない。
さらに図示は省略しているがFRP補強材1の外側を、
キズ防止、耐候性向上または防食性向上のため被覆処理
しても良く、被覆材としてはポリエチレンなどの高分子
系材料が挙げられる。被覆材の厚みは成形・施工の観点
から0.1 〜5mm の範囲が好ましい。
【0009】前記FRP補強材1の端部には定着金具2
が設けられている。この定着用金具は、FRP補強材1
に作用する力を受けるもので、材質としては、加工性、
特性、コストの面から鋼材が好ましく、機械構造用炭素
鋼、ニッケルクロム鋼、クロムモリブデン鋼等が好まし
い。さらに耐食性向上のため金具外表面は亜鉛メッキ等
の表面処理を施すことが好ましい。また、定着金具2
は、ブラケット20に設けられた支持板14の孔15を
挿通している。さらに説明すると、ブラケット20にお
いて、その基板16が固定ボルト17により桁11,1
2の既設ウエブ21に固着されており、前記支持板14
はこの基板16に固着される。基板16には前記支持板
14の両側面から伸長するように第1平行支持板18と
第2平行支持板19とが固着され、さらに第1平行支持
板18の間に平行間隔板23が設けられており、前記第
1平行支持板18と平行間隔板23で囲まれる内側で、
かつ2つ割り偏向具を落橋防止装置内側の定着金具端部
から定着金具外径の0.5倍以上離れた場所に偏向具3
が設けられ、この偏向具3は第1平行支持板18に設け
られたセットボルト9でその内側面に固着されている。
【0010】偏向具3は2つ割で、かつ先端側が拡径し
た挿通孔24が設けられており、FRP補強材1は前記
挿通孔24を挿通している。前記挿通孔24は落橋防止
装置端部から内側に向かってFRP補強材1の直径の8
0倍以上の曲率を有する凸曲面をもった構成とされてい
る。偏向具3は連結部材に局部的な曲げ応力が生じない
ように、定着金具に曲げ及び剪断応力が生じないよう
に、地震力による全方向の曲げに対して連結部材に曲げ
応力が生じないように、配置されており、以上のような
観点から材質としては鋼材、アルミ、樹脂、合成ゴムな
どが挙げられる。緩衝材4は衝撃力緩和の作用をするこ
とから、また、難燃性・耐油性・耐候性も要求されるこ
とからクロロプレン系、ネオプレン系の合成ゴム等が好
ましく、厚みは50mm以上、硬度は50〜60°程度が望まし
い。支持板14の偏向具3を設けた面と反対の側面にか
つ定着具2に嵌合するようにして緩衝材4と支圧板5が
積層して設けてあり、さらに、定着金具2と一体のねじ
軸部25に、一端を前記支圧板5に当ててコイル状のス
プリング6が嵌装されている。スプリング6の他端はね
じ軸部25に螺合したダブルのナット8,8aによりワ
ッシャ7を介して押圧している。
【0011】前記支圧板5は定着金具に作用した引張り
力をブラケット10のフランジ部に押しあたることで反力
をとるもので、材質としては、加工性、特性、コストの
面から鋼材が好ましく、機械構造用炭素鋼、一般構造用
圧延鋼材等が好ましい。さらに耐食性向上のため外表面
は亜鉛メッキ等の表面処理を施すことが好ましい。肉厚
は10〜30mmが望ましい。また、前記スプリング6は緩衝
材と同様に衝撃力緩和の作用をする。スプリング定数、
スプリング平均径、スプリング材料の線径、巻き数など
は設計荷重により異なる。さらに、前記ワッシャー7
は、材質としては、加工性、特性、コストの面から鋼材
が好ましく、機械構造用炭素鋼、一般構造用圧延鋼材等
が好ましい。さらに、耐食性向上のため外表面は亜鉛メ
ッキ等の表面処理を施すことが好ましい。
【0012】ナット8は、材質としては、加工性、特
性、コストの面から鋼材が好ましく、機械構造用炭素
鋼、一般構造用圧延鋼材等が好ましい。さらに耐食性向
上のため外表面は亜鉛メッキ等の表面処理を施すことが
好ましい。セットボルト9は、偏向具3取り付けのため
のものであり、材質としては、加工性、特性、コストの
面から鋼材が好ましく、機械構造用炭素鋼、一般構造用
圧延鋼材等が好ましい。さらに耐食性向上のため外表面
は亜鉛メッキ等の表面処理を施すことが好ましい。ブラ
ケット10は連結部材他の付属品を一体に組み込んだ後、
桁ウェブ21に取り付けるためのケーシングであり、か
つ、地震による水平力が伝達する部材でもあるため、十
分な剛性と強度を兼ね備える必要がある。材質として
は、加工性、特性、コストの面から鋼材が好ましく、一
般構造用圧延鋼材、溶接構造用圧延鋼材、溶接構造用耐
候性熱間圧延鋼材等が好ましい。さらに耐食性向上のた
め外表面は亜鉛メッキ等の表面処理を施すことが好まし
い。肉厚は10〜30mmが望ましい。
【0013】
【作用】FRP補強材1は、連続した繊維に熱硬化性樹
脂を含浸させた繊維強化プラスチック製単線を複数本よ
り合わせ、次いで樹脂を硬化させて得られたストランド
状FRP部材であり、母材である熱硬化性樹脂(例えば
エポキシ樹脂など)は非常に耐食性に優れた材料である
ため、FRP部材そのものが腐食することがない。さら
にストランド状FRP部材を構成する繊維強化プラスチ
ック製単線は1本づつ有機繊維により被覆されているた
め、2重の防食効果が期待できる。さらにストランド状
FRP補強材の外側に、キズ防止等のためチューブ状被
覆層を配することがあり、これにより防食性も向上し、
3重の防食構造と考えることができる。このように連結
部材にFRP補強材1を用いた場合、基本的に長期間屋
外に設置しても鋼製のものと異なり錆びることがなく、
長期にわたり設計荷重を発現することができる。
【0014】FRP補強材に用いる強化繊維の引張り強
度が3920MPa 、繊維体積含有率が60% の場合、繊維強化
プラスチックの引張り強度は2350MPa となり、通常のPC
鋼より線の強度より高いものを得ることができる。従っ
て、等しい設計荷重のもとでは、PC鋼より線よりもF
RP製より線の方が連結部材の断面積が小さくてすみ、
その結果定着金具2をはじめ各種付属部品を軽量・コン
パクトにすることができる。PC鋼より線を用いてFR
P製より線と同等の荷重伝達を実現しようとするなら
ば、断面積を増加させる、より線を複数本束ねたマルチ
型にする等の方法が考えられる。前者はより線の径が増
加し、可撓性が失われる。可撓性が失われればハンドリ
ング性も悪くなり、高所かつ限られた空間での防止装置
取り付け作業がより困難なものになると考えられる。ま
た後者の場合でも、定着部をはじめ付属部品との取り合
いが複雑になり、結果として施工面に良い影響を与えな
い。さらにFRP補強材1は比重が約1.6 程度であり、
鉄の5分の1の重量であることから連結部材の重量は5
分の1以下にすることが可能である。
【0015】また、本発明の特徴を確実に発揮させるた
め各種の定着方法を検討した結果、本出願人の先願に係
る特願平8−015034(未公開)に示す定着方法す
なわち、定着金具2の金具内径は金具長手方向と2°〜
10°の角度を有するテーパ状を有していることにより、
定着部で抜けなどの懸念のない、コンパクトで優れた強
度特性を有する定着部を実現することができる。
【0016】
【実施例】
実施例1 炭素繊維(東レ社製T700)に汎用エポキシ樹脂を含浸さ
せた連続繊維を束ねて直径4.2mm および4.4mm の単線を
作製し、その表面に合成繊維により被覆を行った後、こ
れら2種の単線を合計37本より合わせ、樹脂を硬化させ
てストランド状のFRP補強材を作製した。荷重端側内
径36mm、後方部内径58.5mm、テーパ角2.5 °、外径75m
m、長さ260mm で、外径後方部には全長にわたりネジ加
工を施したSCM435製定着金具を準備した。ゲージ長1450
mmで引張り試験を行った結果、135 トンで定着金具近傍
のFRP補強材が破断した。これは単位面積当たり2458
MPa の強度に相当し、現在用いられているPC鋼線の強
度に比べて約40% 高い。従って、等しい設計荷重のもと
ではFRP 補強材を用いることで断面積を40% 程度小さく
することが可能であることが確認できた。
【0017】
【発明の効果】本発明の落橋防止装置を用いることによ
り、長期にわたり設計荷重の発現が可能であり、定着金
具が軽量・コンパクトなため施工作業が軽減できる効果
がある。また、構造的に組み立て方式なので補修及び維
持・管理の面から有効で効果がある。さらに、スプリン
グが密着する直前に支圧板Aと支圧板Bが突き当たる構
造としているため、より確実に連結材に力を伝達するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる桁間連結方式の落橋防止装置の正
面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】分図(A)は図2の縦断面図、分図(B)は分
図(A)の側面図である。
【図4】図2または図3においてワッシャ−7の代わり
に支圧板B27を用いた場合の縦断面図である。
【図5】従来の一般的な桁間連結方式の落橋防止装置を
取り付けたPC鋼材タイプの概念図である。
【符号の説明】 1 FRP補強材 1a 連結部材 2 定着金具 3 偏向具 4 緩衝材 5 支圧板 6 スプリング 7 ワッシャー 8 ナット 8a ナット 9 セットボルト 10 ブラケット 11 桁 12 桁 13 弾性支承装置 14 支持板 15 孔 16 基板 17 固定ボルト 18 第1平行支持板 19 第2平行支持板 20 ブラケット 21 桁ウェブ 22 橋脚 23 平行間隔板 24 挿通孔 25 ネジ軸部 26 支圧板A 27 支圧板B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毎熊 宏則 東京都千代田区大手町二丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 竹田 敏和 東京都千代田区大手町二丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 若下 藤紀 東京都台東区柳橋1−1−3−505 (72)発明者 水間 章平 東京都中央区日本橋人形町二丁目14番6号 永鋼産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 泰平 東京都中央区日本橋人形町二丁目14番6号 永鋼産業株式会社内 (72)発明者 萩原 昌明 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 鈴 木金属工業株式会社内 (72)発明者 高橋 重夫 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 鈴 木金属工業株式会社内 (72)発明者 菅 省三 東京都中央区日本橋人形町二丁目14番6号 永鋼産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2連の桁を相互に連結する構造の落橋防
    止装置の連結部材に、繊維引張り強度3920MPa 以上の連
    続した繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた繊維強化プラス
    チック製単線を複数本より合わせ、次いで樹脂を硬化さ
    せて得られたストランド状FRP補強材を用いたことを
    特徴とする落橋防止装置用連結部材。
  2. 【請求項2】請求項1記載の連続繊維に繊維引張り強度
    が3920MPa 以上の炭素繊維を用いたことを特徴とする落
    橋防止装置用連結部材。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のFRP補強材はその外側
    に高分子系材料からなる被覆層を有し、これを連結部材
    に用いたことを特徴とする落橋防止装置用連結部材。
  4. 【請求項4】 定着金具の内径がFRP補強材の外径よ
    り大きく、かつ、金具内径が落橋防止装置端部に向かっ
    て増加するように金具長手方向と2°〜10°の角度を有
    するテーパ状をなし、金具外径は長手方向に平行でネジ
    加工を有する連結金具に、金具長に相当する長さだけ端
    部を解撚したFRP補強材が挿入され、金具内径との隙
    間が充填材で満たされたことを特徴とする、請求項1、
    請求項2もしくは請求項3記載の落橋防止装置用連結部
    材の定着方法。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2もしくは請求項3記
    載のFRP補強材を連結部材としたことを特徴とする落
    橋防止装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2もしくは請求項3記
    載のFRP補強材を連結部材とし、請求項4記載の定着
    法を両端に施し、定着金具外側には落橋防止装置端部に
    向かって順に、緩衝材4、支圧板5、スプリング6、ワ
    ッシャー7、ナット8を配し、落橋防止装置端部から内
    側に向かってFRP補強材の直径の80倍以上の曲率を有
    する凸曲面をもった2つ割り偏向具を落橋防止装置内側
    の定着金具端部から定着金具外径の0.5 倍以上離れた場
    所に配したことを特徴とする落橋防止装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2もしくは3記載のFRP補
    強材を連結部材とし、請求項4記載の定着法を両端に施
    し、定着金具外側には落橋防止装置端部に向かって順
    に、緩衝材4、支圧板A26、スプリング6、支圧板B
    27、ナット8を配し、落橋防止装置端部から内側に向
    かって、FRP補強材の半径の30倍以上の曲率半径を有
    する凸曲面をもった2つ割り偏向具を落橋防止装置内側
    の定着金具端部から定着金具外径の0.5 倍以上離れた場
    所に配したことを特徴とする落橋防止装置。
JP31158997A 1996-11-07 1997-10-29 落橋防止装置用連結部材およびその定着方法並びにそれを利用した落橋防止装置 Withdrawn JPH10183531A (ja)

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