JPH1018357A - 油圧機械の油圧再生回路 - Google Patents

油圧機械の油圧再生回路

Info

Publication number
JPH1018357A
JPH1018357A JP18685796A JP18685796A JPH1018357A JP H1018357 A JPH1018357 A JP H1018357A JP 18685796 A JP18685796 A JP 18685796A JP 18685796 A JP18685796 A JP 18685796A JP H1018357 A JPH1018357 A JP H1018357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
hydraulic
valve
downstream
pressure compensating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18685796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3666830B2 (ja
Inventor
Tomohide Hamada
知秀 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP18685796A priority Critical patent/JP3666830B2/ja
Publication of JPH1018357A publication Critical patent/JPH1018357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3666830B2 publication Critical patent/JP3666830B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 総ての場合で強制再生でき、しかも従来技術
のように、油圧ポンプの省エネとしてではなく、アクチ
ュエータに対して強制再生して作業効率を高めることの
できる油圧機械の油圧再生回路を提供する。 【解決手段】 メータイン側の方向切換弁(23)と、メー
タアウト側の圧力補償弁(28)とを有して負荷に係わりな
く方向切換弁(23)の開口面積に基づく流量をアクチュエ
ータ(26)に供給可能とされた油圧機械の油圧回路におい
て、圧力補償弁(28)の上流側の分岐点から分岐して方向
切換弁(23)の下流側に接続された管路(37)であり、かつ
内部に方向切換弁(23)の下流側に向けて流通するチェッ
ク弁(38)を有する管路(37)と、前記分岐点から圧力補償
弁(28)までの間と、圧力補償弁(28)の下流側と、圧力補
償弁(28)の内部との少なくとも一箇所に設けたオリフィ
ス(28b) とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
油圧機械に搭載され、アクチュエータからの戻油をアク
チュエータに強制的に再供給できる油圧機械の油圧再生
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧機械の油圧回路には、自然の力等を
利用して油圧馬力を低減させる再生回路を有するものが
ある。詳しくは次の通り。
【0003】例えば油圧ショベルは、例えば図2に示す
ように、下部走行体72に旋回可能に上部旋回体71を
搭載すると共に、上部旋回体71にエンジン等の駆動
源、運転室73及び作業機を搭載している。作業機は一
例として、上部旋回体71に対して起伏自在に装着され
たブーム74と、ブーム74の先端に揺動自在に装着さ
れたアーム75と、アーム75の先端に揺動自在に装着
されたバケット76とを有する。そしてブーム74、ア
ーム75、バケット76は夫々、ブームシリンダ46、
アームシリンダ26、バケットシリンダ77等のアクチ
ュエータによって起伏自在又は揺動自在とされている。
【0004】かかる油圧機械の油圧再生回路としては例
えば図3が知られる。尚、同図は、上記油圧ショベルの
全体油圧回路からバケットシリンダ77、旋回用油圧モ
ータ等の油圧回路を省き、説明用として再編成したもの
である。以下、この油圧再生回路を基本回路と再生回路
とに分け説明する。
【0005】基本回路は、アームシリンダ26とブーム
シリンダ46との夫々のメータイン側に設けたクローズ
ドセンタ式方向切換弁23、43を有する。さらにこれ
ら方向切換弁23、43の上流側油圧(即ち、油圧ポン
プ1の吐出圧PP )と、下流側油圧PLS1 、PLS2 との
夫々の差圧ΔPが一定となるように、吐出量を制御され
た可変容量形の油圧ポンプ1とを有する。さらにアクチ
ュエータ26、46の夫々のメータアウト側27、47
に圧力補償弁29、49を有する。これら圧力補償弁2
9、49は、方向切換弁23、43の同時操作時、例え
ば当初の油圧PLS1 、PLS2 が「PLS1 <PLS2 」であ
るとき、直ちに、油圧PLS1 が油圧PLS2 に昇圧するま
で、低圧側(油圧PLS1 )のアームシリンダ26のメー
タアウト側27を絞る機能を有している。
【0006】ところでアクチュエータへの油量Qは、オ
ペレータの操作によって作動する方向切換弁の開口面積
Aと、方向切換弁の前後差圧ΔPの平方根との乗算値に
比例する(Q∝A・ΔP1/2 )。
【0007】即ち、上記基本回路は、上記した通り、差
圧ΔPを一定制御されるため、アクチュエータへの油量
Qが、アクチュエータの負荷の大小に係わりなく、開口
面積Aの変化に比例する(Q∝A)。
【0008】しかも各方向切換弁23、43は圧力補償
弁29、49を有し、各圧力補償弁29、49の機能に
よって各方向切換弁23、43の下流側油圧PLS1 、P
LS2の内、高い油圧側で同値化(PLS1 =PLS2 とな
る)される。そこ上、上記の通り、油圧ポンプ1は差圧
ΔPが一定となるように吐出量を制御される。このた
め、各アクチュエータ26、46への流量Q1 、Q2
も、各アクチュエータ26、46の負荷の大小に係わり
なく、各方向切換弁23、43の開口面積A1 、A2の
変化に比例する(Q1 ∝A1 、Q2 ∝A2 、Q=(Q1
+Q2 ))。尚、上記符号ΔP、Q1 、Q2 、A1 、A
2 は本文説明用であって図示されていない。
【0009】再生回路は、上記基本回路において、次の
ように構成される。アームシリンダ26の戻り管路27
での方向切換弁23と圧力補償弁29との間の戻り管路
27aと、油圧ポンプ1からチェック弁22を介して方
向切換弁23に至る管路21における前記チェック弁2
2の下流側とが管路39で連結されている。そして管路
39は、戻り管路27aから管路21に向けて流通する
チェック弁38を備えている。詳しくは次の通り。
【0010】操作レバー31と操作レバー51とを同時
操作(複合操作)してアームシリンダ26とブームシリ
ンダ46とを同時作動(複合作動)させると、管路5、
6、13をこの順で経た油圧ポンプ1からの吐出油圧P
P は、LS減圧弁14によって方向切換弁23の下流側
の油圧PLS1 と同じ圧力に変化する(即ち、LS減圧弁
14の下流側管路15の油圧が油圧PLS1 となる)。一
方、管路5、40、56をこの順で経た吐出油圧PP
も、LS減圧弁55によって方向切換弁43の下流側の
油圧PLS2 と同じ圧力に変化する(即ち、LS減圧弁5
5の下流側管路57の油圧も油圧PLS2 となる)。そし
て管路15、57に設けた流量制御弁7(詳細は後述す
る)に向けて流通するチェック弁17、59によって、
またこれらチェック弁17、59の下流側が互いに管路
61で接続されているため、両油圧PLS1 、PLS2 の
内、いずれか高い側の油圧が両圧力補償弁29、49の
図示左側に作用し、上記の通り、直ちに低圧側が高圧側
まで昇圧するまで、低圧側のアクチュエータのメータア
ウト側を絞る。尚、油圧PLS1 、PLS2 をチェック弁1
7、59の上流側に直接導く方式では、前記管路13、
56及びLS減圧弁14、55は無くても構わない。
【0011】以下、上記従来の油圧再生回路の理解を早
めるため、圧力補償弁29を図示右位置に維持するため
のバネ29cの付勢力を省略して説明する。
【0012】仮に複合操作時での当初油圧PLS1 、PLS
2 の大小関係を「PLS1 <PLS2 」とすると、圧力補償
弁29は、上記の通り、油圧PLS1 を油圧PLS2 まで昇
圧させるが、そのため本例での圧力補償弁29、49
は、オリフィス29aを有する図示左位置と、単なるタ
ンクへ30へのドレン通路である図示右位置とを有す
る。即ち圧力補償弁29の左側には高い側の油圧PLS2
が導かれ、この油圧PLS2によって圧力補償弁29が左
位置となると、アームシリンダ26からの戻油がオリフ
ィス29aで絞られるため、戻り管路27aの戻油の油
圧PH ′が昇圧する(尚、上記した通り、油圧PLS1 も
油圧PLS2 となるまで昇圧する)。そして油圧PH ′が
チェック弁22の下流側の油圧PB ′よりも大きくなっ
たとき(PH′>PB ′)、アームシリンダ26のヘッ
ド側からの戻油の一部が管路39のチェック弁38を経
て管路21に流入し、アームシリンダ26のボトム側に
強制的に再供給される。即ち、油圧強制再生回路となっ
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の油圧機械の油圧再生回路には、次のような問題があ
る。
【0014】(1)第1に、上記強制再生が生じても、
基本回路は、方向切換弁23の前後差圧ΔPが一定とな
るように制御されているため、強制再生油の分だけ油圧
ポンプ1の吐出量が減るだけで、方向切換弁23を経て
アームシリンダ26のボトム側に流れ込む量は変化しな
い。即ち油圧ポンプ1にとって省エネとはなるが、アー
ムシリンダ26に対しては流量増加とはならない。この
ため肝心の作業速度が向上しない。
【0015】(2)第2に、複合操作でも「PLS1 >P
LS2 」時は、圧力補償弁29は図示右方に移動せず、バ
ネ29cの付勢力によってオリフィスの無い右位置を維
持するため、「PH ′>PB ′」とならず、従って強制
再生が生じない。
【0016】(3)第3に、操作レバー31の単独操作
では、圧力補償弁29が右方に全く移動せず、バネ29
cの付勢力によってオリフィスの無い右位置を維持する
だけであるため、上記(2)と同様、圧力補償弁29は
オリフィスの無い図示右位置を維持して「PH ′>PB
′」とはならず、従って強制再生が生じない。
【0017】上記問題点(1)〜(3)を具体的に説明
する。例えばアーム75を前方に水平とした姿勢から、
アームシリンダ26を伸ばすことによって運転室73側
に引戻すと、アームシリンダ26のボトム側はアーム7
5の自重(即ち、前記「自然の力」)によって負圧とな
る。このような負圧状態では、上記チェック弁38は単
なる真空防止弁であり、上記管路39も単に吸込み管路
となる。即ち、強制的に戻油を再生させるものではな
い。つまり上記従来技術は、前述した通り、複合操作に
おける「PLS2 >PLS1 」の場合にのみ、強制再生の効
果が得られる。
【0018】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
総ての場合において強制再生でき、しかも従来技術のよ
うに、油圧ポンプの省エネとしてではなく、アクチュエ
ータに対して強制再生でき、これにより作業効率を高め
ることのできる油圧機械の油圧再生回路を提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段および効果】上記目的を達
成するため、本発明に係る油圧機械の油圧再生回路は、
例えば図1を参照して説明すれば、アクチュエータ2
6、46のメータイン側に設けたクローズドセンタ式方
向切換弁23、43と、前記方向切換弁23、43の上
流側油圧と下流側油圧との差圧ΔPが一定となるよう
に、吐出量を制御された可変容量形油圧ポンプ1と、ア
クチュエータ26のメータアウト側に設けた圧力補償弁
28であり、かつ前記アクチュータ26に対する方向切
換弁23の下流側油圧PLS1 と、他のアクチュエータ4
6に対する方向切換弁43の下流側油圧PLS2 とを受
け、前記アクチュータ26に対する方向切換弁23の下
流側油圧PLS1 が各下流側油圧PLS1 、PLS2 の内の高
い方の油圧となるように、前記アクチュエータ26のメ
ータアウト側の油圧を高める圧力補償弁28とを有する
油圧機械の油圧回路において、圧力補償弁28の上流側
の分岐点から分岐して方向切換弁23の下流側に接続さ
れた管路37であり、かつ内部に方向切換弁23の下流
側に向けて流通するチェック弁38を有する管路37
と、前記分岐点から圧力補償弁28までの間と、圧力補
償弁28の下流側と、圧力補償弁28の内部との少なく
とも一箇所に設けたオリフィス28bとを有することを
特徴としている。
【0020】上記構成によれば、単独操作及び複合操作
に係わらず、オリフィス28bでアクチュエータ26の
メータアウト側を常時絞っている。このためメータアウ
ト側を昇圧できる。そしてメータアウト側の油圧が方向
切換弁23の下流側よりも高い場合、メータアウト側の
圧油は方向切換弁23の下流側に流れ込んでアクチュエ
ータ26に流入する(即ち、強制再生が生ずる)。しか
もこの強制再生に基づく流量は、基本回路における方向
切換弁23の前後差圧ΔPが一定となる制御に基づく油
圧ポンプ1からの流量とは全く無関係であるから、方向
切換弁23本来の流量と合流し、アクチュエータ26に
最適流量の圧油を供給する。つまり作業速度を向上させ
ることができる。またオリフィス28bは、単独操作及
び複合操作に無関係で存在するため、従来技術のよう
に、適用条件がなく、総ての場合に適用できる。尚、チ
ェック弁38が真空防止作用を有することは勿論であ
る。
【0021】
【発明の実施の形態および実施例】次に、事例を図1を
参照し説明する。図1は、本事例を備えた油圧ショベル
の油圧再生回路の一部である。尚、図1の基本回路は、
前記図3の基本回路と同じである。従って同じ要素には
同一符号を附し、重複説明を省略する。
【0022】先ず、前述した基本回路を補足説明してお
く。同図において、図示しない駆動源によって駆動され
る可変容量形の油圧ポンプ1は、サーボシンダ2のピス
トンロッドに連結され、ピストンに作用する圧油によっ
て斜軸角又は斜板角が変化し、これによって吐出流量を
可変とされている。
【0023】サーボシリンダ2には、油圧ポンプ1の吐
出圧PP を受けて油圧ポンプ1の吐出量を増量側に作動
させるヘッド側と、制御弁3とオリフィス4とをこの順
で経た油圧ポンプ1の吐出圧PP を受けて油圧ポンプ1
の吐出量を減少側に作動させるボトム側とを有する。
【0024】制御弁3は、減圧弁10を経た油圧源9か
らの油圧と、アンロード弁を兼ねる流量制御弁7からの
油圧と、油圧ポンプ1の吐出圧PP とをパイロット圧と
して受け、これらパイロット圧に応じて油圧ポンプ1か
らの吐出油をサーボシリンダ2のボトム側に流す機能を
有する。尚、減圧弁10は、油圧ポンプ1の油圧馬力を
一定化するトルク可変制御装置(TVC)からの信号を
受けて油圧ポンプ1の油圧馬力が一定化するように、油
圧源9から油圧を調整し、この調整済み油圧をパイロッ
ト圧として制御弁3に供給する。
【0025】流量制御弁7は、図示左側に管路5、6、
11及びオリフィス12をこの順で経た油圧ポンプ1の
吐出圧PP を受け、一方図示右側に付勢バネ7aを有す
ると共に方向切換弁23、43の下流側油圧PLS1 、P
LS2 のいずれか高い側の油圧PLSを受ける。そして「P
P ≧(PLS+バネ力)」であるときは、左位置に切換わ
って吐出圧PP をパイロット圧として制御弁3に与え、
油圧ポンプ1の吐出油量を減らす。一方「PP <(PLS
+バネ力)」であるときは、右位置を維持する(従って
油圧ポンプ1の吐出油量は増量側となっている)。ここ
で油圧ポンプ1の吐出圧PP と、油圧PLSとは互いに変
量であるためこれらの値を特定できないが、バネ力は定
数である。即ち仮に、アクチュエータの負荷PLSが増し
て「PP<(PLS+バネ力)」となると、流量制御弁7
は右位置を維持し、油圧ポンプ1の吐出量を増加させ
る。すると、この増加に伴って吐出圧PP が高くなり、
「PP ≧(PLS+バネ力)」となる。すると、流量制御
弁7は直ちに右位置から左位置に切換わって吐出圧PP
によって油圧ポンプ1の吐出量を減少させる。そしてこ
の減少に伴って吐出圧PP が低くなると、再び「PP <
(PLS+バネ力)」となり、前記ルーチンを繰り返す。
即ち流量制御弁7は、常時「PP =(PLS+バネ力)」
となるように、シャトル運動する。ここで「PP =(P
LS+バネ力)」は「バネ力=PP −PLS」と変形できる
ことから明らかなように、「バネ力」が前記「ΔP」に
相当する。即ち上記の通り、「可変容量形油圧ポンプ
は、方向切換弁の上流側PP と下流側PLSとの差圧ΔP
が一定となるように、吐出量を制御されている」。
【0026】アームシリンダ26側の方向切換弁23
は、操作レバー31の操作量に比例したパイロット油圧
を発生するPPC弁32(パイロット・プレッシャー・
コントロール弁の英字の頭文字)からのパイロット油圧
の大小に応じた開口面積となるように作動する。また方
向切換弁23の下流側にはパイロット管路33が接続さ
れている。そしてこのパイロット管路33の他端が圧力
補償弁28の右側に接続されている。またパイロット管
路33は途中で管路34に分岐し、管路34が減圧値を
設定するバネとしてLS減圧弁14を付勢する。
【0027】一方、ブームシリンダ46側の方向切換弁
43も、操作レバー51の操作量に比例したパイロット
油圧を発生するPPC弁52からのパイロット油圧の大
小に応じた開口面積となるように作動する。また方向切
換弁43の下流側にはパイロット管路53が接続され、
このパイロット管路53の他端が圧力補償弁49の右側
に接続されている。そしてパイロット管路53も途中で
管路54に分岐し、管路54が減圧値を設定するバネと
してLS減圧弁55を付勢する。
【0028】上記基本回路において、本発明に係わる第
1事例は、同図に示す構成としてある。即ちアームシリ
ンダ26側の回路において、圧力補償弁28の左位置は
オリフィス28aを、一方右位置はオリフィス28bを
備え、右側に付勢バネ28cを有している。尚、オリフ
ィス28aは本来の絞り量であり、一方オリフィス28
bはオリフィス28aの絞り量よりも弱い絞り量として
ある。そして方向切換弁23の下流側の管路24と、戻
り管路27(本例では方向切換弁23と、圧力補償弁2
8とに挟まれた管路27a)とを管路37で接続してあ
る。そしてこの管路37に、戻り管路27から管路24
へのみ流通するチェック弁38を備えている。
【0029】尚、ブームシリンダ46側は、従来技術に
おける基本回路と同じとしてある。また図中の符号2
5、45はリリーフ弁である。また図中のオリフィス
4、8、12、16、58、36、62はいずれも、滑
らかな作動を確保するための応答遅延用オリフィスであ
り、一方、オリフィス63は、制御弁3へのパイロット
圧がタンク30内の圧力に落ちないように、所定圧を維
持するためのオリフィスである。オリフィス63の絞り
加減やその有無は、タンク30の水頭高さや加圧の有無
で決定される。
【0030】以下に、上記油圧再生回路の作用効果を説
明する。 (1)1つのアクチュエータのみを単独操作したとき 操作レバー31だけを操作して方向切換弁23だけを、
図1のアームシリンダ26側の状態とすると、方向切換
弁23の下流側油圧PLS1 が管路33を介して圧力補償
弁28の右側に作用する。一方、管路35を介して圧力
補償弁28の左側にも同圧が作用する。従って圧力補償
弁28は付勢バネ28cによっ右位置となる。ここで仮
にこの状態を、例えばアーム75を前方に水平とした姿
勢から、アームシリンダ26を伸ばすことによって運転
室73側に引戻すとすると、アームシリンダ26のヘッ
ド側にアーム75の自重が加わり、ヘッド側の油圧がボ
トム側の油圧よりも高くなろうとする。この結果、方向
切換弁23からアームシリンダ26のボトム側への流量
が不足しようとする。ところが上記事例によれば、圧力
補償弁28の右位置にオリフィス28bが有るため、戻
り管路27内の油圧PH が昇圧する。そして油圧PH
が、油圧PB (=PLS1 )よりも大きくなると(PH >
PB )、戻り管路27の戻り油量は管路37と、その内
部のチェック弁38とを経て方向切換弁23の下流側の
管路24を経てボトム側に流れ込む。このとき、方向切
換弁23の前後差圧ΔP(=PP −PLS1 )は何ら変化
しないため、操作レバー31の操作量(即ち、方向切換
弁23の開口面積)に比例した油圧ポンプ1からの流量
も確保される。
【0031】(2)2つ以上の作業機を同時操作したと
き 操作レバー31と操作レバー51とを同時操作して方向
切換弁23と方向切換弁43とを、図1の状態とする。
この場合は次の2つの場合が考えられる。
【0032】(21)方向切換弁43の下流側油圧PLS
2 が方向切換弁23の下流側油圧PLS1 よりも低い場合
は(PLS1 >PLS2 )、方向切換弁23の下流側油圧P
LS1がチェック弁17、59によって圧力補償弁28、
49の左側を付勢する。従ってこの場合は、アームシリ
ンダ26側にとっては、前記(1)と同じ状態である。
このため、上記(1)と同一の作用効果が得られる。
【0033】(22)方向切換弁43の下流側の油圧P
LS2 が方向切換弁23の下流側の油圧PLS1 よりも高い
場合は(PLS1 <PLS2 )、方向切換弁43の下流側油
圧PLS2 がチェック弁17、59によって圧力補償弁2
8、49の図示左側に加わる。そして油圧PLS2 が圧力
補償弁28の付勢バネ28cに打勝つ圧力となると、圧
力補償弁28は左位置に切換わる。ところがこの左位置
にもオリフィス28aが有るため、戻り管路27内の油
圧PH が昇圧する。そして油圧PH が、油圧PB よりも
大きくなると、戻り管路27の戻り油量は管路37と、
その内部のチェック弁38とを経て方向切換弁23の下
流側の管路24を経てボトム側に流れ込む。またこの場
合でも、方向切換弁23の前後差圧ΔP(=PP −PLS
1 、但し、PLS1 =PLS2 )が変化しないため、操作レ
バー31の操作量(即ち、方向切換弁23の開口面積)
に比例した油圧ポンプ1からの流量も確保される。
【0034】尚、上記第1事例でのオリフィス28b
は、圧力補償弁28の内部に設けたが、管路27aや圧
力補償弁28の下流側に設けてもよい。勿論、これらの
一部に設けてもよく、総てに設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1事例の回路図である。
【図2】油圧ショベルの外観図である。
【図3】従来の油圧機械の油圧再生回路例の図である。
【符号の説明】
1 可変容量形油圧ポンプ 23 方向切換弁 26 アームシリンダ 28 圧力補償弁 28b オリフィス 37 管路 38 チェック弁 43 方向切換弁 46 ブームシリンダ 49 圧力補償弁 PP 油圧ポンプ吐出圧 PLS、PLS1 、PLS2 方向切換弁の下流側油圧 ΔP 方向切換弁の前後差圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータのメータイン側に設けた
    クローズドセンタ式方向切換弁と、 前記方向切換弁の上流側油圧と下流側油圧との差圧が一
    定となるように、吐出量を制御された可変容量形油圧ポ
    ンプと、 アクチュエータのメータアウト側に設けた圧力補償弁で
    あり、かつ前記アクチュータに対する方向切換弁の下流
    側油圧と、他のアクチュエータに対する方向切換弁の下
    流側油圧とを受け、前記アクチュータに対する方向切換
    弁の下流側油圧が各下流側油圧の内の高い方の油圧とな
    るように、前記アクチュエータのメータアウト側の油圧
    を高める圧力補償弁とを有する油圧機械の油圧回路にお
    いて、圧力補償弁の上流側の分岐点から分岐して方向切
    換弁の下流側に接続された管路であり、かつ内部に方向
    切換弁の下流側に向けて流通するチェック弁を有する管
    路と、 前記分岐点から圧力補償弁までの間と、圧力補償弁の下
    流側と、圧力補償弁の内部との少なくとも一箇所に設け
    たオリフィスとを有することを特徴とする油圧機械の油
    圧再生回路。
JP18685796A 1996-06-28 1996-06-28 油圧機械の油圧再生回路 Expired - Fee Related JP3666830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18685796A JP3666830B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 油圧機械の油圧再生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18685796A JP3666830B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 油圧機械の油圧再生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1018357A true JPH1018357A (ja) 1998-01-20
JP3666830B2 JP3666830B2 (ja) 2005-06-29

Family

ID=16195876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18685796A Expired - Fee Related JP3666830B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 油圧機械の油圧再生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3666830B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008010536A1 (fr) * 2006-07-21 2008-01-24 Caterpillar Japan Ltd. Procédé de commande d'une pompe d'une machine de travail
JP2008025706A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械の油圧制御回路
CN101649852B (zh) 2008-08-12 2012-07-25 上海融德机电工程设备有限公司 用于液压状态指示器的管路同步补偿器
CN101004368B (zh) 2006-09-18 2012-10-24 张清臣 一种水压机压力补偿方法及其装置
KR101470626B1 (ko) * 2007-12-27 2014-12-09 두산인프라코어 주식회사 건설장비의 전자유압 시스템

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025706A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械の油圧制御回路
WO2008010536A1 (fr) * 2006-07-21 2008-01-24 Caterpillar Japan Ltd. Procédé de commande d'une pompe d'une machine de travail
JP2008045732A (ja) * 2006-07-21 2008-02-28 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械のポンプ制御方法
US8191364B2 (en) 2006-07-21 2012-06-05 Caterpillar S.A.R.L. Method for controlling pump of working machine
CN101004368B (zh) 2006-09-18 2012-10-24 张清臣 一种水压机压力补偿方法及其装置
KR101470626B1 (ko) * 2007-12-27 2014-12-09 두산인프라코어 주식회사 건설장비의 전자유압 시스템
CN101649852B (zh) 2008-08-12 2012-07-25 上海融德机电工程设备有限公司 用于液压状态指示器的管路同步补偿器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3666830B2 (ja) 2005-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101932304B1 (ko) 작업 기계의 유압 구동 장치
US7162869B2 (en) Hydraulic system for a work machine
CN101278131B (zh) 多泵控制系统和方法
JP6200498B2 (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JPH09177139A (ja) 油圧ショベルの油圧回路
JP6776334B2 (ja) ショベル及びショベル用コントロールバルブ
JP3643193B2 (ja) 油圧モータの制御装置
WO2019054366A1 (ja) 建設機械の油圧駆動システム
JP3126983B2 (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JP6082690B2 (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JP2009167659A (ja) 作業機械の油圧制御回路
JP3666830B2 (ja) 油圧機械の油圧再生回路
JP2009179983A (ja) 作業機械の油圧制御回路
JP6591370B2 (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP3097973B2 (ja) 油圧作業機の油圧回路
JP2004324208A (ja) 掘削旋回作業機の油圧回路
JP2019094608A (ja) ショベル
JP3511500B2 (ja) 建設機械の油圧回路
CN108884843A (zh) 挖土机及挖土机用控制阀门
JPH05302604A (ja) 建設機械用油圧シリンダの再生油圧回路
JP3142640B2 (ja) 油圧作業機の油圧回路
JP3119293B2 (ja) 作業機械の油圧回路
WO2020071044A1 (ja) 油圧ショベル駆動システム
JPH09165791A (ja) 作業機械の油圧回路
JP6896528B2 (ja) ショベル

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20050404

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050404

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees