JPH10183747A - グリーストラップ清掃方法およびグリーストラップ清掃装置 - Google Patents

グリーストラップ清掃方法およびグリーストラップ清掃装置

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JPH10183747A
JPH10183747A JP34154196A JP34154196A JPH10183747A JP H10183747 A JPH10183747 A JP H10183747A JP 34154196 A JP34154196 A JP 34154196A JP 34154196 A JP34154196 A JP 34154196A JP H10183747 A JPH10183747 A JP H10183747A
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drainage
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separation tank
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Akihiro Nakano
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水からの油脂分等の分離回収を自動的に行
い、常に清潔に保つとともに油脂分の腐敗による悪臭を
防止することができ、微粒子の沈殿をなくして配水管の
つまりなどを防止するグリーストラップ清掃方法および
装置を得る。 【解決手段】 グリーストラップ25に溜められた排水
32を撹拌しながら分離タンクに移送し、分離タンク内
の排水中の油脂を付着媒体に付着させ、付着媒体に付着
した油脂を掻き取って排水中の油脂を除去する。分離タ
ンク内の排水はグリーストラップ25に戻す。グリース
トラップ25と、グリーストラップ内の排水を撹拌する
撹拌部材20と、グリーストラップ内の排水中の油脂が
付着する付着媒体と、付着媒体に付着した油脂を掻き落
とす掻き落とし部材とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、レストラ
ン等の各種飲食店、ガソリンスタンド、その他各種事業
所等から、排水とともに油脂分がたれ流しにならないよ
うにするために設けられるグリーストラップの清掃方法
および清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レストラン等の各種飲食店などでは、厨
房から出る排水に油分が混ざっているため、そのまま油
分がたれ流しにならないように、グリーストラップ設備
(油分分離槽)などを設けて油分を分離し回収すること
が義務づけられている。そこでまず、従来のグリースト
ラップの例について図21を参照しながら説明する。
【0003】図21において、グリーストラップ90に
は流入路91から排水が導入され、上記グリーストラッ
プ90内に設けられた生ゴミバスケット92によって生
ゴミその他の固形分が収集され、適宜廃棄されるように
なっている。生ゴミその他の固形分が分離された排水は
グリーストラップ90内に溜められ、油分と水との比重
の違いによって油分が上層に、水が下層に分離される。
グリーストラップ90内にはまた適宜数の仕切り板93
が固定されて貯留室94が形成されており、グリースト
ラップ90に溜まっている下層の水のみが仕切り板93
の下方を通って貯留室94に溜められるようになってい
る。貯留室94に溜められた水は図示されないポンプに
より排水管95を通じて排水される。グリーストラップ
90内で水と分離され上層に溜まった浮上油脂96は適
宜ポンプ等で除去される。このようにして、油分を除去
して水のみが排水されるようになっている。
【0004】上記のようなグリーストラップによれば、
定期的にこまめに点検し、食材の残滓や固化した油脂分
を除去しかつ清掃を行う必要がある。しかし、食材の残
滓や固化した油脂分を除去する作業は面倒かつ不潔であ
ることから見過ごされやすく、油脂分があふれて排水管
95を通じてたれ流し状態になるという難点がある。ま
た、排水とともに油脂分が溜まると、スカムと称する油
脂分汚濁物質が発生しやすく、スカムの除去のために清
掃の頻度を増やす必要があり、人件費の増加につながる
難点がある。また、油脂が排水管95に付着して悪臭が
発生したり、洗剤の使用により乳化した油脂分が排水管
95内に付着して固まり、排水管95が詰まりやすいと
いう難点がある。
【0005】そこで、定期的な清掃を軽減するために、
グリーストラップ内に油脂分解バクテリアを投入した
り、食材の残滓や油脂分の腐敗を防止するための曝気装
置を用いたりしている。しかし、単にグリーストラップ
内に油脂分解バクテリアを投入しただけではバクテリア
が排水とともに流出してグリストラップ内に滞留する時
間が短く、バクテリアの効果が薄いという難点がある
し、仮にバクテリアをグリーストラップ内に滞留させる
装置を使用し、かつ、曝気装置を併用したとしても、バ
クテリアを毎日投入する必要があってメンテナンスが面
倒であるという難点がある。
【0006】さらに、何れの従来例にせよ、固形状の油
脂その他の固形物が沈殿物97となってグリストラップ
90の底に溜まり、長期間経過するうちに排水管95を
詰まらせたり、腐敗して悪臭を放ったりする難点があ
る。
【0007】そこで本出願人は、グリーストラップと、
このグリーストラップから排水を汲み上げるポンプと、
このポンプによって汲み上げられた排水を水と油分との
比重の差により水と油分とに分離する分離器と、この分
離器で分離された油分のみを回収して溜める油タンクと
を具備する油分離回収装置に関して先に特許出願した。
特願平7−339375号にかかる発明がそれである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記出願にかかる発明
によれば、グリーストラップ内の排水をポンプで分離器
に汲み上げる際に、グリーストラップ内の排水をかき混
ぜて沈殿物を浮上させ、浮上した沈殿物とともに排水を
分離器に汲み上げて油脂分と水とに分離させ、油脂分を
回収するため、グリーストラップ内に沈殿物が溜まるこ
とはないし、排水をグリーストラップと分離器との間で
循環させながら油分を回収することができるため、回収
効率が高く、また、人手によることなく自動的に油分を
分離し回収することができるなど、大きな効果を得るこ
とができる。
【0009】本発明は、上記出願にかかる発明をさらに
改良し、排水から油脂分をより能率良く分離して回収す
ることができるとともに、油脂分の腐敗による悪臭を防
止することができ、かつ、微小な固形物や固化した微小
な油脂分などの沈殿をなくして排水管の詰まりなどを確
実になくすことができ、これによって、グリーストラッ
プを常に清潔に保つことができるグリーストラップ清掃
方法およびグリーストラップ清掃装置を提供することを
目的とする。本発明はまた、分離器に運転停止後の自己
洗浄機能をもたせ、これによって、装置を常に清潔に保
つことができるグリーストラップ清掃装置を提供するこ
とを目的とする。本発明はまた、構成が簡単でコンパク
トでありながら、効率的にグリーストラップを清掃する
ことができるグリーストラップ清掃方法およびグリース
トラップ清掃装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載のグリーストラップ清掃方法は、グ
リーストラップに溜められた排水を撹拌しながら分離タ
ンクに移送し、分離タンク内の排水中の油脂を付着媒体
に付着させ、付着媒体に付着した油脂を掻き取って排水
中の油脂を除去することを特徴とする。請求項2記載の
発明のように、分離タンク内の排水はグリーストラップ
に戻すようにするとよい。
【0011】請求項3記載のグリーストラップ清掃装置
は、グリーストラップと、このグリーストラップ内の排
水を撹拌しながら移送するポンプユニットと、このポン
プユニットによって移送された排水を収容する分離タン
クと、この分離タンクに収容された排水中の油脂が付着
する付着媒体と、この付着媒体に付着した油脂を掻き落
とす掻き落とし部材とを具備することを特徴とする。
【0012】上記ポンプユニットは、請求項4記載の発
明のように、グリーストラップの水面よりも高い位置に
配置される駆動源と、この駆動源の下方に配置され、駆
動源により駆動されてグリーストラップ内の排水を移送
するポンプ部と、このポンプ部の下方に配置され、上記
駆動源により駆動されてグリーストラップ内の排水を撹
拌する撹拌部材とで構成するとよい。
【0013】上記分離タンクは、請求項5記載の発明の
ように、グリーストラップから移送された排水を一時的
に収容して比重差により水分と油脂とを分離させ、分離
している油脂を付着媒体に付着させるように構成すると
よい。分離タンクには、請求項6記載の発明のように、
収容された排水をグリーストラップに戻すための排出口
を下部に設ける。この排出口の大きさは、請求項7記載
の発明のように、排出口から排出される排水の量が、分
離タンクへの排水の移送量よりも少なくなるような大き
さに設定する。分離タンクにはまた、請求項8記載の発
明のように、オーバーフローした排水をグリーストラッ
プに導く排出路を設けるとよい。グリーストラップから
分離タンクへの排水の移送路の終端には、請求項9記載
の発明のように、固形物を除去するためのフィルターを
設けるとよい。
【0014】請求項10記載のグリーストラップ清掃装
置は、グリーストラップと、このグリーストラップ内の
排水を撹拌する撹拌部材と、上記グリーストラップ内の
排水中の油脂が付着する付着媒体と、この付着媒体に付
着した油脂を掻き落とす掻き落とし部材とを具備するこ
とを特徴とする。請求項11記載のグリーストラップ清
掃装置は、上記請求項10記載の装置に、グリーストラ
ップ内の排水を撹拌しながら移送するポンプユニット
と、このポンプユニットによって移送された排水が通さ
れるフィルターとを付加したことを特徴とする。上記フ
ィルターは、請求項12記載の発明のように、グリース
トラップに導入される排水中の固形物除去手段を兼ねさ
せればなおよい。
【0015】上記フィルターは、請求項13記載の発明
のように、並列に配置されかつ回転駆動される複数本の
ベルトと、これらのベルト間に載っておりまたベルトに
付着している固形物を掻き落とすスクレーパとで構成し
て、目詰まりのないフィルターにするとよい。
【0016】請求項14記載の発明は、ポンプユニット
と、フィルターと、付着媒体および掻き落とし部材を有
する油脂付着分離手段とをグリーストラップ内に組み込
み、グリーストラップ清掃装置のコンパクト化を図った
ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかるグリーストラップ清掃方法およびグリーストラ
ップ清掃装置の実施の形態について説明する。図1にお
いて、符号25はグリーストラップを示しており、この
グリーストラップ25には飲食店の厨房などから排水3
2が流れ込み、一時的に溜められるようになっている。
グリーストラップ25の排水流入口にはバスケット27
が配置され、生ゴミその他の固形分が収集され、適宜廃
棄されるようになっている。グリーストラップ25に
は、排水32の導入側と排出側に仕切り板28、29が
設けられている。グリーストラップ25には、排水32
の排出側にグリーストラップ25の一部を構成するとと
もに排水32のレベル26を決定するレベル板30があ
り、レベル板30の上端からオーバーフローした排水3
2が排水路48を通じて下水などに排出されるようにな
っている。
【0018】グリーストラップ25内には、このグリー
ストラップ25に溜められている排水を汲み上げるため
のポンプユニット1が設置されている。ポンプユニット
1は、グリーストラップ25の水面26よりも高い位置
に配置される駆動源としてのモータ5、このモータ5に
よって駆動されてグリーストラップ25内の排水を汲み
上げるポンプ部11、このポンプ部11の下方に配置さ
れ、上記モータ5により駆動されてグリーストラップ2
5内の排水を撹拌する撹拌部材20等を有してなる。上
記ポンプユニット1のポンプ部11によって汲み上げら
れた排水は、移送路18を経て水と浮遊固形物と油脂分
を分離する分離ユニット31に輸送される。上記ポンプ
ユニット1の詳細について以下説明する。
【0019】図2、図3において、ポンプユニット1は
適宜数の支柱2等で構成された枠体をベースにして組み
立てられている。すなわち、枠体の上部には駆動源とし
てのモータ5が組み付けられ、モータ5の下方にはポン
プ部11が、その下方には撹拌部材20が組み付けられ
ている。上記各支柱2には、高さ方向中央よりやや上寄
りの位置で2枚の水平方向の保持板35が固着され、上
記各支柱2の下端にも水平方向の保持板36が固着され
ている。上記保持板35はスリーブ34を一体に有し、
保持板36はスリーブ36aを一体に有している。これ
らのスリーブ34、36aは支柱33にスライド可能に
嵌められ、上側のスリーブ34は止めねじなどの適宜の
締結部材によって支柱33に締結することができるよう
になっている。上記支柱33は板状の重り3の上に立て
られており、この重り3をグリーストラップ25の排水
32内に沈めることにより、ポンプユニット1がグリー
ストラップ25内に設置されている。このようにポンプ
ユニット1をグリーストラップ25内に設置した状態
で、ポンプ部11が排水32中に没するように、上記ス
リーブ34、36aを支柱33に沿って上下動させなが
ら調整し、上記締結部材で支柱33に締結する。
【0020】このように、ポンプユニット1は、ポンプ
部11以下の部分がグリーストラップ25の排水32の
水面26の下に没するため、上記モータ5に供給する電
源は、感電の危険がないように比較的低電圧が供給され
る。例えば、電装品ユニット80内にトランス及び整流
器等からなる電源回路を備え、たとえば100Vの交流
電源を12〜25V程度の直流電源に変換してモータ5
に供給するようになっている。
【0021】モータ5の下端からは出力軸6が下向きに
突出しており、この出力軸6にはカップリング7を介し
て回転軸10が連結されている。上記保持板35にはこ
の保持板35を貫通して円筒状の軸受ホルダ8が固定さ
れ、軸受ホルダ8にはその上下にベアリング9、9が嵌
め込まれ、ベアリング9、9によって上記回転軸10の
上端部が回転自在に支持されている。ベアリング9、9
から下方に延びた回転軸10にポンプ11が連結されて
いる。
【0022】図2〜図5に示すように、ポンプ部11
は、上記複数の支柱2に固定されたケーシング12と、
このケーシング12内に配置されかつ回転軸10に一体
に結合された回転板15とを有している。上記ケーシン
グ12は回転軸10が空間的余裕をもって貫通する中心
孔13を上下に有し、上記回転板15は上記回転軸10
に圧入その他の適宜の手段で一体に結合されている。上
記ケーシング12には外周側に吐き出し口14が形成さ
れていて、この吐き出し口14は前記移送路18に連通
している。上記回転板15の表裏両面には、図5に示す
ようなフィン16が適宜数(図5に示す例では2個)一
体に形成されている。フィン16は回転板15が一定の
向きに回転することによって周辺の排水を半径方向外側
すなわちケーシング12の内周壁に向かって押し込むよ
うに、回転板15の半径方向の線に対して傾けて、かつ
円弧を描いた形で回転板に形成されている。従って、モ
ータ5によって回転板15が回転駆動されると、上記中
心孔13からケーシング12内に入り込んだ排水がフィ
ン16によってケーシング12の内周壁に向かって押し
込まれ、ケーシング12の吐き出し口14から移送路1
8を介して前記油脂分離ユニット31に汲み上げられ
る。ポンプ部11で汲み上げる排水には浮遊固形物も含
まれるため、上記フィン16は浮遊固形物とともに排水
を汲み上げるのに支障のない比較的単純な構造になって
いる。
【0023】図2、図4に示すように、回転軸10の下
端部には撹拌部材20を構成するプロペラ22が固着さ
れている。プロペラ22の外方には、前記支柱2に固定
された短い円筒状のケーシング21が位置している。モ
ータ5によって回転軸10とともにプロペラ22が回転
駆動されると、上から下に向かうに水流が発生し、前記
グリーストラップ25内の排水が循環させられ、グリー
ストラップ25の底部に溜まっているまたは溜まろうと
するヘドロ状の固形物を排水32とともに巻き上げるよ
うになっている。前記軸受けホルダー8の下端には遮蔽
部材23が固定されている。遮蔽部材23は、ポンプ部
11の稼働時などに、前記グリーストラップ25内の排
水32の飛沫が軸受ホルダー8内のベアリング9などに
進入することを防止するためのもので、扁平な傘状をな
している。
【0024】ポンプユニット1は、グリーストラップ2
5の水面26が軸受ホルダ8よりも下方に位置するよう
に設置され、前述のようにポンプ部11以下が水面26
の下に没している。この状態でモータ5が回転駆動され
ると、ポンプ部11の回転板15と撹拌部材20のプロ
ペラ22が共に回転駆動される。撹拌部材20のプロペ
ラ22が回転駆動されることにより、周辺の排水が下方
に向かって押されて水流が発生し、図1に示すグリース
トラップ25の底部に堆積している又は堆積しようとし
ているヘドロ状の固形物が巻き上げられつつ循環させら
れる。一方、ポンプ部11の回転板15が回転駆動され
ることにより、前述のようにその周辺の排水が吐き出し
口14、移送路18を通じて汲み上げられる。ポンプ部
11の上面は水面26近くに位置するように調整され、
排水32の上層部に分離している油脂分を効果的にポン
プ部11で吸引し汲み上げることができるようになって
いる。
【0025】前記支柱2等からなる枠体は、保持板3
5、36を介して支柱33に連結され、上記支柱33の
下端はウエート3に固定されている。従って、ポンプユ
ニット1をウエート3ごとグリーストラップ25内に設
置することによってポンプユニット1が浮き上がらない
ようになっている。また、上記枠体の上端には、ポンプ
ユニット1の持ち運び、設置、メンテナンス等に便利な
ように取っ手4が固定されている。上記のように、ポン
プユニット1はモータ5とベアリング9の部分を除き、
ポンプ部11及びその下方の部材のみが水面26の下に
没するようにしたため、湿気やガスなどに弱いモータ5
やベアリング9が湿気やガスなどで侵されることがな
く、ポンプユニット1の耐久性を向上させることができ
るという利点がある。
【0026】次に、分離ユニット31について図6〜図
12を参照しながら詳細に説明する。図7、図10、図
11に示すように、分離ユニット31は、上部に上記ポ
ンプユニット1によって汲み上げられた排水から浮遊固
形物を分離するためのストレーナ39を有している。ス
トレーナ39は篭状のもので、それ自体で固形物を捉
え、液状体を透過させることができるが、ストレーナ3
9に袋状のフィルター40を配置し、このフィルター4
0で微小な固形物や固化した微小な油脂分を捉え、液状
体を透過させるようになっている。また、袋状のフィル
ター40の開口部を上記移送路18の出口にまとわりつ
けて取り付け、このフィルター40を篭状のストレーナ
39で受け止めるようになっている。フィルター40を
使用すれば、捉えた固形物をフィルター40ごと廃棄す
ればよいから、処理がきわめて簡単になる。ストレーナ
39を透過した液状体は分離ユニット31内に形成され
た分離タンク50内に溜められる。
【0027】分離タンク50は、グリーストラップ25
から移送された排水を一時的に収容して比重差により水
分と油脂とを分離させるためのものである。ストレーナ
39を透過した液状体を分離タンク50内に溜められた
排水上に直接落下させると、分離タンク50内で分離し
ている水分と油脂とを撹拌して分離状態を乱すことにな
る。そこで、図10に示すように、ストレーナ受け41
を分離タンク50と一体に又は着脱自在に設け、このス
トレーナ受け41の底板42は傾斜させてストレーナ3
9を透過した液状体を上記底板42の傾斜に沿って流下
させ、流下した液状体を、底板42の一側部に設けた孔
43から水面45上に落下させるようになっている。さ
らに、上記ストレーナ受け41の一側部を底板42より
も下方に延長して円弧状に折り曲げてなるガイド44を
設け、上記孔43から落下した液状体の進行方向を上記
ガイド44に沿って水平方向に向けることにより、分離
した水分と油脂とをできるだけ撹乱しないように考慮さ
れている。
【0028】図11に示すように、分離ユニット31の
上記分離タンク50の一側壁50aには、分離タンク5
0の底板51に達する開口52が形成され、分離タンク
50に溜められた排水を分離タンク50の外に導くよう
になっている。上記一側壁50aの外側には、この一側
壁50aと平行にレベル板53が所定の高さ立ち上が
り、このレベル板53の上端が分離タンク50内の排水
の水面45を決定している。上記レベル板53の上端か
らオーバーフローした排水は排出路55から循環路57
を経て前記グリーストラップ25に戻される。上記レベ
ル板53の下端部には排出口54が形成され、上記開口
52から分離タンク50の外部に導かれた排水の一部は
上記排出口54から上記循環路57を経てグリーストラ
ップ25に戻されるようになっている。開口52から分
離タンク50の外部に導かれる排水の量は、前記移送路
18、フィルター40を介して分離タンク50に導入さ
れる排水の量とほぼ同じか僅かに少ない程度となるよう
に開口52の大きさが設定され、上記排出口54の大き
さは開口52の大きさの約30%程度に設定されて、開
口52から排出される排水のうちの約30%程度が排出
口54から排出されるようになっている。また、分離タ
ンク50から排水が外部に漏れないように、上記一側壁
50aの上部の上記レベル板53の上端よりも僅かに高
い位置にオーバーフロー開口56が形成されている。
【0029】なお、上記のように移送路18を介して汲
み上げられた排水がフィルター40に通されることによ
り、微小な浮遊固形物や固化した微小な油脂分がフィル
ター40の目を詰まらせ、排水がフィルター40からオ
ーバーフローすることがあり得る。特に、袋状のフィル
ター40の開口部を移送路18の出口にまとわりつけて
取り付けた場合、ポンプ部11による汲み上げ力がかか
っているにもかかわらず移送路18から排水を排出する
ことができず、フィルター40に内部から圧力がかか
り、ついには袋状のフィルター40が破裂したりフィル
ター40が移送路18から外れたりして排水が周辺に散
乱することがあり得る。そこで、図6に示すように、移
送路18に分岐路58を設け、分岐路58の先端に圧力
センサ60を設け、フィルター40が目詰まりして移送
路18内部に一定以上の圧力が加わった場合は、これを
上記圧力センサ60が検知して、この検知信号により前
記ポンプ部11の能力を低下させまたはポンプ部11を
停止させるようにする。こうしておけば、上記フィルタ
ー40が目詰まりしてもフィルター40から排水が外部
にこぼれることがなく、油脂分離ユニット31が所定の
機能を安定に果たすことができる。
【0030】上記圧力センサ60の検知方式は任意であ
るが、例えば、分岐路58の先端に取り付けたダイヤフ
ラムと、このダイヤフラムの先端に取り付けられた検知
媒体、例えば磁石と、この検知媒体に対向して固定さ
れ、移送路18および分岐路58内の圧力が一定以上に
高くなって上記ダイヤフラムが延びたとき上記検知媒体
を検知する検知素子、例えば磁気センサとで構成するこ
とができる。あるいは、上記ダイヤフラムの延び自体を
スイッチで機械的に検知してもよいし、上記磁石と磁気
センサによる磁気的検知手段に代えて、光学的検知手段
を用いてもよい。
【0031】図6、図7、図8、図12に示すように、
分離タンク50の上部には、前記ストレーナ39の側方
において油脂付着分離手段65が設けられている。油脂
付着分離手段65は、分離タンク50の外側に固定され
たモータ67と、このモータ67によって回転駆動され
る水平方向の軸68と、この軸68に固着されて軸68
と一体に回転する油脂付着板66と、エッジが油脂付着
板66の両面に接して油脂付着板66に付着した油脂部
を掻き落とす掻き落とし部材69、69と、掻き落とさ
れた油脂分を分離タンク50外に導く樋70とを有して
なる。上記軸68は分離タンク50内の排水の水面45
よりも上方にあって、適宜の軸受を介して分離タンク5
0内に支持されている。
【0032】上記油脂付着板66は、親油系の合成樹脂
などを原料として作られたディスク型の部材で、下部が
分離タンク50内の排水の水面45よりも下方に没して
おり、回転駆動されることにより、排水中に含まれてい
る油脂分を付着させて水面45の上方に持ち上げて排水
から分離する。油脂付着板66に付着した油脂分は油脂
付着板66の回転に伴って円弧を描きながら移動し、掻
き落とし部材69のエッジ部で掻き落とされる。掻き落
とされた油脂分は掻き落とし部材69を伝って樋70に
至り、さらにパイプ71を経て回収タンク72に溜めら
れる。回収タンク72は油脂分のみを回収して溜めるた
めのものである。回収タンク72の設置場所は任意であ
るが、図示の例では分離ユニット31の一部を構成する
ものとして分離タンク50に隣接して配置されている。
また、回収タンク72は汎用の適宜の容器、例えば市販
のバケツなどを用いても差し支えない。
【0033】図1に示すように、上記分離ユニット31
は、前記ポンプユニット1を支持している支柱33と、
この支柱33と平行にグリーストラップ25内に立てた
別の支柱37とによって、グリーストラップ25内の水
面26よりも上方に設置されている。もっとも、分離ユ
ニット31はグリーストラップ25外に設けても差し支
えない。
【0034】ポンプユニット1と分離ユニット31はそ
れぞれ駆動源としてのモータ5、67を有し、これらの
モータ5、67はコントロールボックス80に組み込ま
れている各種設定スイッチ、タイマ等の操作によって制
御される。図13はコントロールボックス80の具体例
を示すもので、電源ランプ81、運転スイッチ82、停
止スイッチ83、リセットスイッチ84、異常ランプ8
5、タイマ86を有している。上記運転スイッチ82
は、上記モータ5、67を任意に駆動してグリーストラ
ップ清掃装置を任意に稼働させるためのスイッチであ
り、上記停止スイッチ83は、稼働しているグリースト
ラップ清掃装置を任意に停止させるためのスイッチであ
る。上記タイマ86は、グリーストラップ清掃装置の動
作インターバル及び1回の動作時間等を設定するように
なっている。上記リセットスイッチ84は、主としてタ
イマ86による設定をリセットするためのものである。
【0035】次に、以上説明した実施の形態の動作につ
いて説明する。グリーストラップ25には厨房などから
随時排水が導入され、バスケット27によって予め残滓
が除去される。しかし、油脂分や比較的微小な固形物は
排水32とともにグリーストラップ25内に溜まる。図
13に示す電源スイッチ81がオンされるとタイマ86
が動作を開始し、ポンプユニット1のモータ5がタイマ
86によって一定の時間間隔,例えば6時間間隔で一定
時間、例えば30分間駆動される。その間、前述のよう
にグリーストラップ25内の排水32を撹拌部材20で
撹拌しつつポンプ部11で汲み上げ、分離ユニット31
に供給する。分離ユニット31ではフィルタ40および
ストレーナ39で排水中の浮遊固形物を除去し、排水の
みを分離タンク50に溜める。分離タンク50に汲み上
げられた排水の一部は開口52、排出口54、循環路5
7からグリーストラップ25に戻るが、汲み上げられる
排水の量が多いため、分離タンク50の水面45が上昇
する。分離タンク50の水面45が所定のレベルに達す
るのに必要な時間が経過するとタイマ86が油脂付着分
離手段65のモータ67を駆動する。
【0036】モータ67の駆動により油脂付着部材66
が回転駆動され、図12について既に説明したように、
汲み上げられた排水中の油脂分が油脂付着部材66に付
着して水面45の上方に持ち上げられ、持ち上げられた
油脂分が掻き落とし部材69のエッジで掻き落とされ、
樋70、パイプ71を経て回収タンク72に回収され
る。また、分離タンク50は汲み上げられた排水を一時
的に収容することにより、比重差で水分と油脂分とを分
離させ、油脂分が上層に溜まる。この上層の油脂分が油
脂付着部材66に付着し掻き落とし部材69で掻き落と
されるため、油脂分を効率的に回収することができる。
【0037】分離タンク50内の排水の一部は上記のよ
うに開口52、排出口54、循環路57からグリースト
ラップ25に戻り、また、レベル板53の上端からオー
バーフローした排水も排出路55、循環路57を経てグ
リーストラップ25に戻る。分離タンク50への排水の
導入量が多くて水面45がさらに上昇したときは、オー
バーフロー開口56からグリーストラップ25に戻さ
れ、水面45が一定以上に上昇することはない。このよ
うにして、排水はグリーストラップ25と分離ユニット
31との間で循環され、その間、排水中の浮遊固形物は
フィルター40、ストレーナ39で除去され、排水中の
油脂分は油脂付着分離手段65で分離されて回収タンク
72に回収されるため、グリーストラップ25内の排水
が効果的に浄化される。
【0038】グリーストラップ25には厨房などから排
水が随時導入され、そのたびに排水32がレベル板30
の上端からオーバーフローし、排水路48を通じて下水
等に排出される。この排水路48を通じて排出される排
水32は、仕切り板29の下方から移動した下層の排水
32であり、油脂分を含んだ上層の排水ではないから、
油脂分が下水等に排出されることはない。
【0039】ポンプユニット1のポンプ部11で排水3
2を分離ユニット31に汲み上げつつ撹拌部材20で排
水を撹拌することによって排水32に流れを生じる。仮
に、グリーストラップ25の底部に油脂分が固まってい
たとしても、流れを生じた排水中に含まれる油脂分が、
上記固まった油脂分を徐々に溶解し、溶解した油脂分は
ポンプ部11で排水とともに分離ユニット31に汲み上
げられ、分離ユニット31の油脂付着分離手段65によ
って分離され回収されるため、グリーストラップ25が
常に清潔に保たれ、人手による清掃は必要ないし、スカ
ムの発生、悪臭の発生などを防止することができる。
【0040】このようにして一定時間稼働すると、前記
タイマ86がモータ5、67を停止させる。モータ67
の停止によって分離ユニット31の稼働が停止するとと
もに、モータ5の停止によってポンプユニット1の稼働
が停止し、グリーストラップ25からの排水32の汲み
上げが停止する。分離ユニット31の分離タンク50に
は排水が導入されないため、分離タンク50に収容され
ていた排水は、開口52、排出口54、循環路57から
グリーストラップ25に戻され、分離タンク50は空に
なる。このように、稼働停止により分離タンク50は自
動的に空になり、しかも、稼働停止時は排水が浄化され
た状態になっているため、分離タンク50内部も浄化さ
れており、改めて分離タンク50内部を清掃する必要は
ない。なお、稼働停止時に分離タンク50内部の排水が
円滑にグリーストラップ25に戻されるように、分離タ
ンク50の底板51には開口52に向かって下るように
傾斜がつけられている。従って、分離タンク50内に沈
殿していた固形物も、開口52、排出口54を通じてグ
リーストラップ25に戻され、分離タンク50内で固形
物が固化してしまうこともない。
【0041】以上説明した実施の形態では、グリースト
ラップ25内の排水32をポンプユニット1で撹拌しつ
つ分離ユニット31に汲み上げ、分離ユニット31の油
脂付着分離手段65で排水中の油脂分を分離し回収して
いたが、グリーストラップ25内の排水32を撹拌しつ
つ、グリーストラップ25内の排水32から直接油脂分
を分離し回収するようにして、上記実施の形態における
分離ユニット31の類を省略してもよい。また、厨房な
どから導入される排水から残滓を除去するフィルター
と、グリーストラップ25内の排水32中の浮遊固形物
を除去するフィルターとを兼用させてもよい。さらに、
このフィルターは、常時目詰まりのない状態に保持する
ことができるように工夫を施すとよい。
【0042】図14ないし図20に示す実施の形態は、
このような思想に基づいたもので、以下、その実施の形
態について説明する。なお、前述の実施の形態の構成部
分と同じ構成部分には共通の符号を付して重複した説明
はなるべく避けることにする。図14、図15におい
て、グリーストラップ25には、厨房などから排水導入
路108を通じて排水が導入され溜められる。導入され
た排水はまずフィルター100に通されて残滓が除去さ
れ、液状の部分のみが排水32としてグリーストラップ
25に溜められる。フィルター100は目詰まりが生じ
ないように工夫されたもので、その詳細な構成、動作に
ついてはあとで説明する。
【0043】グリーストラップ25内にはポンプユニッ
ト1が設置されている。ポンプユニット1は前述の実施
の形態において用いられているものと全く同じ構成のも
ので、撹拌部材20でグリーストラップ25内の排水3
2を撹拌しつつポンプ部11で排水32を汲み上げるよ
うになっている。ただし、この実施の形態では、ポンプ
部11で汲み上げられた排水は、移送路18を経て上記
フィルター100に戻され、フィルター100で浮遊固
形物が除去されてグリーストラップ25に戻されるよう
になっている。グリーストラップ25内にはまた油脂付
着分離手段114が設置され、排水中に含まれる油脂分
を付着して回収するようになっている。油脂付着分離手
段114の詳細な構成、動作についてはあとで説明す
る。
【0044】グリーストラップ25内で浄化された排水
32は排水路48から下水などに排出されるが、グリー
ストラップ25内にこのグリーストラップ25の幅方向
にまたがって互いに平行に設置された2枚の仕切り板1
21、122によって、下層の浄化された排水32が排
水路48に排出される。より具体的には、仕切り板12
1の下端とグリーストラップ25の底との間には隙間が
あり、この隙間から下層の排水32が仕切り板121と
仕切り板122との間に移動し、仕切り板122の上部
に形成されたレベル孔122aからあふれた排水32
が、グリーストラップ25の側壁と仕切り板122との
間の間隙125を経て排出路48に排出されるようにな
っている。グリーストラップ25内の排水32の水面2
6は上記レベル孔122aの高さ位置で決まる。グリー
ストラップ25の排出路48に通じる部分の構成は、垂
直方向の2枚の仕切り板121、122があって垂直方
向に間隙が形成されているだけであるから、グリースト
ラップ25内の定期的な点検作業あるいは定期的な清掃
作業をきわめて容易に行うことができるという利点があ
る。
【0045】次に、上記フィルター100について詳細
に説明する。図14〜図18において、フィルター10
0は、枠体101と、この枠体101の両端部にそれぞ
れ軸102、104によって回転可能に支持された複数
の周溝付のプーリ103、105と、これらのプーリ1
03、105の各周溝間にかけられた複数のベルト10
6とを主たる構成部材としている。上記枠体101は、
グリーストラップ25を幅方向にまたぎ、排水導入路1
08側の壁際で、水面26の上方に設置されている。枠
体101はまた、プーリ103側がプーリ105側より
も位置が高く、各ベルト106が傾斜している。図17
はプーリ103を示しており、複数の周溝103aが一
定間隔で形成されている。他方のプーリ105も同様に
構成されている。上記ベルト106は横断面が円形で伸
縮性のあるベルトで、ここでは、接合部の防水のために
用いられるOリングをベルトとして用いた。ベルト10
6はプーリ103、105の周溝の間隔と同じ間隔で平
行に設置される。
【0046】複数のベルト106の間隔は適宜設定すれ
ばよいが、微小な固形物まで除去しようとすれば、でき
るだけ間隔を小さくする。図示の実施の形態では、ベル
ト106を伸縮性のあるOリングで構成し、ベルト10
6の張力を調整する張力調整機構107を設け、もっ
て、各ベルト106の直径を調整して各ベルト106相
互の間隔を調整することができるようにしている。上記
張力調整機構107は、ねじを調整することによってプ
ーリ103の軸102の位置を調整し、対をなすプーリ
103、105間の間隔を調整することによってベルト
106の張力を調整するようになっている。プーリ10
3はモータによって回転駆動される。このモータの態様
は任意であるが、ここではプーリ103自体がモータの
ロータをなす形式のモータとした。
【0047】各ベルト106の上方には、散水部材10
9が設置されている。散水部材109は、排水導入路1
08から導入される排水およびポンプユニット1から移
送路18を介して汲み上げられるグリーストラップ25
内の排水32を上記各ベルト106の上にばらまくため
のもので、図15に示すように、排水の導入口から先方
に向かって扇形に広がり、導入された排水が複数のベル
ト106の上に均等にばらまかれるようになっている。
複数のベルト106の上にばらまかれた排水中の残滓そ
の他の固形物はベルト106間に載り、排水はベルト1
06間の隙間から落下するようになっている。上記のよ
うにプーリ103がモータによって回転駆動されること
により、ベルト106が図16に矢印で示すように時計
回り方向に回転駆動され、ベルト106上の固形物が搬
送され、プーリ103でベルト106が折り返されるこ
とにより固形物が落下し、その下方に置かれている残滓
容器113に収容されるようになっている。
【0048】プーリ103の近傍にはスクレーパ111
が取り付けられている。スクレーパ111は、ベルト1
06がプーリ103で折り返されてもなおベルト106
に付着している残滓その他の固形物を掻き落とすための
もので、図18に示すように、ベルト106の設置間隔
に応じた間隔で複数の突起111aを櫛歯状に有してい
る。これら突起111a相互の溝の底部はベルト106
の外形に対応した半円形になっていて、この半円形の底
部がベルト106の外周に接している。従って、ベルト
106に付着している残滓その他の固形物は、ベルト1
06の回転移動によってスクレーパ111で掻き落とさ
れ、複数のベルト106相互間が残滓その他の固形物で
目詰まりすることはない。スクレーパ111で掻き落と
された残滓その他の固形物は、スクレーパ111の下端
に一体に取り付けられている残滓ガイド112にガイド
されて残滓容器113に収容されるようになっている。
【0049】図16において、二つのプーリ103、1
05間で折り返されるベルト106の上側(緊張側)と
下側(弛緩側)との間には、上側においてベルト106
間を透過した排水がベルト106の下側にかかることの
ないように、流下ガイド110が取り付けられている。
流下ガイド110は、図19にも示すように板の長手方
向の両端縁部が上方に折り曲げられた形の単純な形をし
ており、上記複数のベルト106の配置幅とほぼ同じ幅
になっている。流下ガイド110はベルト106の傾斜
に沿い傾斜して設置されている。上側においてベルト1
06間を透過した排水は流下ガイド110で受けられ、
流下ガイド110の傾斜に沿って流下し、傾斜方向下側
の折曲縁部110aにより流下が阻止され、上記折曲縁
部110aの両側からグリーストラップ25の水面26
上に落下するようになっている。流下ガイド110に沿
って流下する排水を両側に分けるように、流下ガイド1
10に三角形状のガイド突起を設けてもよい。
【0050】前記排水導入路108には排水が流れてき
たときこれを検知するセンサが取り付けられていて、こ
のセンサからの検知信号によってフィルター100のベ
ルト106を回転駆動するモータが稼働するようになっ
ている。上記センサの検知信号が出力されなくなると直
ちに上記モータを停止させるようにしてもよいが、一定
時間遅延させたあと停止させるようにするのが望まし
い。また、タイマ制御によってポンプユニット1が稼働
しているときも上記ベルト106を回転駆動するモータ
が稼働するようになっている。
【0051】次に、前記油脂付着分離手段114につい
て詳細に説明する。図14、図15、図20において、
グリーストラップ25内には、前記仕切り板121に近
接して油脂付着分離手段114が取り付けられている。
油脂付着分離手段114は、上下一対の水平方向のドラ
ム116、117と、これらのドラム116、117に
またがってかけられたベルト状の付着媒体115と、こ
の付着媒体115に付着した油脂を掻き落とす掻き落と
し部材118とを主たる構成部材として有している。付
着媒体115は前述の実施の形態における付着媒体66
と同様に親油性の合成樹脂などからなり、排水32に含
まれる油脂分を付着させるもので、比較的幅広に形成さ
れている。上側のドラム116が駆動側で、ここではド
ラム116自体がモータのロータとなっている。上記ド
ラム116の軸は支持板119によって支持されてい
る。下側のドラム117は従動側で、その軸は仕切り板
121と適宜の支持板で支持されている。
【0052】付着媒体115の下部はドラム117とと
もに排水32の水面26下に没している。付着媒体11
5は上側のドラム116が回転駆動されることにより図
20において時計回り方向に回転駆動され、排水32中
に含まれる油脂分が付着媒体115に付着して水面26
上に持ち上げられる。付着媒体115は上側のドラム1
16の位置で油脂分が付着したまま折り返される。この
折り返された付着媒体115には掻き落とし部材118
のエッジ部が摺接していて、付着媒体115に付着して
いる油脂分を掻き落とすようになっている。掻き落とし
部材118は、掻き落とした油脂分124を油脂容器1
23に導き、油脂分124を回収するようになってい
る。
【0053】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
排水導入路108から排水が流れてくると、前述のよう
にフィルター100のベルト106がモータにより駆動
される。導入された排水はフィルター100によって残
滓その他の固形物が除去され、排水のみがフィルター1
00のベルト106相互間を落下し、流下ガイド110
に沿って流下しながらグリーストラップ25に溜められ
る。残滓その他の固形物はベルト106が回転駆動され
ることにより、また、スクレーパ111で掻き落とされ
ることにより残滓容器113に収容される。
【0054】前述の実施の形態と同様に、ポンプユニッ
ト1と油脂付着分離手段114の動作はタイマによって
制御される。タイマによってポンプユニット1が駆動さ
れると、撹拌部材20によりグリーストラップ25内の
排水32が撹拌されて排水32中に含まれる固形物が浮
揚する。撹拌部材20の稼働と同時にポンプ部11も稼
働し、移送路18を通じて排水32がフィルター100
に送られる。排水32中の浮遊固形物は、フィルター1
00を構成する複数のベルト106上に載り、ベルト1
06の回転駆動により、また、スクレーパ111で掻き
落とされることにより残滓容器113に収容される。こ
のようにして、ほとんどの固形物はフィルター100に
よって除去される。また、グリーストラップ25内に沈
殿していた固形物も撹拌部材20により撹拌され排水3
2中に浮遊し、フィルター100にかけられるため、グ
リーストラップ25内に固形物が沈殿し固まってしまう
ことはない。
【0055】一方、タイマによって油脂付着分離手段1
14のモータが駆動されて油脂付着分離手段114が稼
働を始めると、排水32中に含まれる油脂分は付着媒体
115に付着して水面26上に持ち上げられ、付着媒体
115に摺接している掻き落とし部材118のエッジ部
で掻き落とされ、油脂容器123に導かれて回収され
る。このようにして排水32中の油脂分が分離されて回
収されるため、排水32が浄化され、スカムや臭いの発
生が防止される。また、排水32を撹拌部材20により
撹拌して固形物を浮揚させた状態で油脂付着分離手段1
14を稼働させるため、排水32に含まれる微小な浮遊
固形物も油脂付着分離手段114で油脂分とともに回収
することができる。
【0056】このようにして、グリーストラップ25内
の排水32が浄化され、これに伴ってグリーストラップ
25自体も清掃される。排水導入路108から排水が導
入されるのに伴って、グリーストラップ25内の浄化さ
れた排水32がレベル孔122aからオーバーフロー
し、排水路48から排出される。
【0057】ポンプユニット1と油脂付着分離手段11
4は同時に稼働させてもよいが、グリーストラップ25
内で排水32の上層に分離している油脂分を効果的に回
収するには、排水32をかき混ぜない状態で油脂付着分
離手段114を稼働させるのが望ましいため、油脂付着
分離手段114を一定時間稼働させて油脂分を回収した
あとポンプユニット1とフィルター100のモータを稼
働させるようにするとよい。
【0058】以上説明した図14〜図20に示す実施の
形態によれば、グリーストラップ25内で排水中の油脂
分を油脂付着分離手段114で直接除去するようにし、
また、ポンプユニット1で汲み上げた排水はフィルター
100に通すようにしたため、前述の実施の形態のよう
に分離ユニット31を設ける必要性がなくなり、構成が
簡単でコンパクト化を図ることができる。また、これに
よって、フィルター100、ポンプユニット1、油脂付
着分離手段114をグリーストラップ25内に組み込む
ことが可能になり、より一層コンパクト化を図ることが
できる。
【0059】さらに、上記フィルター100は、複数の
ベルト106を並設してベルト106で固形物をとら
え、ベルト106間を排水が透過するようにし、かつ、
ベルト106に付着した固形物等はスクレーパ111で
掻き落とすようにしたため、フィルター100を長期間
連続使用しても、常に目詰まりのない状態に維持するこ
とができる。
【0060】油脂付着分離手段114は、対をなすドラ
ム間にかけられたベルトとベルトに摺接する掻き落とし
部材118とを有するベルトタイプとしたため、対をな
すドラムの間隔を広くとることが容易であり、仮に排水
32の水面26が大きく変動するものであったとして
も、特別な調整を要することなく対応することができ
る。
【0061】なお、図14〜図20に示す実施の形態に
おけるフィルター100を、前述の実施の形態における
バスケット27の代わりに用いてもよいし、フィルター
40およびストレーナ39の代わりに用いてもよい。ま
た、図14〜図20に示す実施の形態におけるベルトタ
イプの油脂付着分離手段114を、前述の実施の形態に
おけるディスクタイプの油脂付着分離手段65の代わり
に用いてもよい。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載のグリーストラップ清掃方
法によれば、グリーストラップに溜められた排水を撹拌
しながら分離タンクに移送し、分離タンク内の排水中の
油脂を付着媒体に付着させ、付着媒体に付着した油脂を
掻き取って排水中の油脂を除去するようにしたため、油
脂分解バクテリアなどを使用しなくても、排水からの油
脂分の分離を自動的に、かつ、能率的に行うことができ
るとともに、微小な固形物や固化した微小な油脂分など
の沈殿をなくして排水管の詰まりなどを確実になくすこ
とができ、これによって、グリーストラップを常に清潔
に保つことができるとともに油脂分の腐敗による悪臭を
防止することができる。請求項2記載の発明のように、
分離タンク内の排水をグリーストラップに戻すようにす
れば、分離タンクとグリーストラップとの間で排水を循
環させながら、排水中から、油脂分や微小な固形物や固
化した微小な油脂分などを繰り返し除去することができ
るため、排水を一層効率的に浄化してグリーストラップ
を一層清潔にすることができる。
【0063】請求項3記載のグリーストラップ清掃装置
によれば、グリーストラップと、このグリーストラップ
内の排水を撹拌しながら移送するポンプユニットと、こ
のポンプユニットによって移送された排水を収容する分
離タンクと、この分離タンクに収容された排水中の油脂
が付着する付着媒体と、この付着媒体に付着した油脂を
掻き落とす掻き落とし部材とを有してなるため、油脂分
解バクテリアなどを使用しなくても、排水からの油脂分
の分離を自動的に、かつ、能率的に行うことができると
ともに、微小な固形物や固化した微小な油脂分などの沈
殿をなくして排水管の詰まりなどを確実になくすことが
でき、これによって、グリーストラップを常に清潔に保
つことができるとともに油脂分の腐敗による悪臭を防止
することができる。
【0064】請求項4記載の発明によれば、グリースト
ラップの水面よりも高い位置に配置される駆動源と、こ
の駆動源の下方に配置され、駆動源によって駆動されて
グリーストラップ内の排水を汲み上げる汲み上げ部材
と、この汲み上げ部材の下方に配置され、上記駆動源に
より駆動されてグリーストラップ内の排水を撹拌する撹
拌部材とによってポンプユニットを構成したため、モー
タなどからなる駆動源はグリーストラップの水面から遠
ざけられ、排水による駆動源の腐食等が防止されること
から、低価格で汎用のモータなどを駆動源として利用で
きる利点があり、また、撹拌部材によってグリーストラ
ップ内を撹拌するようにしたため、グリストラップ内に
沈殿し堆積しようとする微小な固形物や固化した微小な
油脂分などを浮き上がらせ、これを排水とともに汲み上
げ部材で分離タンクに汲み上げることができ、もって、
グリーストラップ内に微小な固形物や固化した微小な油
脂分などがヘドロ状に堆積するのを防止して、配水管の
詰まりや悪臭の発生を防止することができる。
【0065】請求項5記載の発明によれば、分離タンク
は、グリーストラップから移送された排水を一時的に収
容して比重差により水分と油脂とを分離させ、付着媒体
は、分離タンク内で分離している油脂を付着させるよう
にしたため、分離した油脂を付着媒体に付着させて回収
することができ、油脂を能率的に回収することができ
る。
【0066】請求項6記載の発明のように、分離タンク
に、収容された排水をグリーストラップに戻すための排
出口を下部に設けておけば、分離タンクとグリーストラ
ップとの間で排水を循環させながら、排水中から、油脂
分や微小な固形物や固化した微小な油脂分などを繰り返
し除去することができるため、排水を一層効率的に浄化
してグリーストラップを一層清潔にすることができる。
また、装置の稼働を停止させると、分離タンク内の排水
が上記排出口からグリーストラップに戻され、分離タン
ク内が空になってやがて乾燥状態になるため、分離タン
ク内が汚れることなく清潔に保たれる利点がある。
【0067】請求項10記載のグリーストラップ清掃装
置によれば、グリーストラップと、このグリーストラッ
プ内の排水を撹拌する撹拌部材と、上記グリーストラッ
プ内の排水中の油脂が付着する付着媒体と、この付着媒
体に付着した油脂を掻き落とす掻き落とし部材とによっ
て構成されているため、排水中に含まれる油脂を、簡単
な装置で効果的に除去することができ、グリーストラッ
プ内が清掃される。
【0068】請求項11記載のグリーストラップ清掃装
置によれば、グリーストラップと、このグリーストラッ
プ内の排水を撹拌しながら移送するポンプユニットと、
このポンプユニットによって移送された排水が通される
フィルターと、上記グリーストラップ内の排水中の油脂
が付着する付着媒体と、この付着媒体に付着した油脂を
掻き落とす掻き落とし部材とによって構成されているた
め、排水中に含まれる油脂や浮遊固形物を、簡単な装置
で効果的に除去することができ、グリーストラップ内が
清掃される。
【0069】請求項13記載の発明によれば、上記フィ
ルターを、並列に配置されかつ回転駆動される複数本の
ベルトと、これらのベルト間に載っておりまたベルトに
付着している固形物を掻き落とすスクレーパとで構成し
たため、長期間使用しても目詰まりがなく、また、掃除
する必要もないグリーストラップ用フィルターを得るこ
とができる。
【0070】請求項14記載の発明によれば、ポンプユ
ニットと、フィルターと、付着媒体および掻き落とし部
材を有する油脂付着分離手段とをグリーストラップ内に
組み込んだため、清掃機能を有するグリーストラップの
コンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるグリーストラップ清掃方法およ
びその装置の一実施の形態を示す正面断面図。
【図2】同上実施の形態中のポンプユニットを示す一部
断面正面図。
【図3】同上ポンプユニットの平面図。
【図4】同上ポンプユニットのポンプ部と撹拌部を模式
的に示す正面断面図。
【図5】同上ポンプ部の回転板を示す平面図。
【図6】上記実施の形態中の分離ユニットを示す背面
図。
【図7】同上分離ユニットの平面図。
【図8】同上分離ユニットの右側面図。
【図9】同上分離ユニットの左側面図。
【図10】同上分離ユニットのフィルターおよびストレ
ーナの部分を示す側面断面図。
【図11】同上分離ユニットの側面断面図。
【図12】同上分離ユニットの油脂付着分離手段を示す
側面図。
【図13】上記実施の形態に用いることができるコント
ロールボックスを示す正面図。
【図14】本発明にかかるグリーストラップ清掃方法お
よびその装置の別の実施の形態を示す正面断面図。
【図15】同上実施の形態の平面図。
【図16】同上実施の形態中のフィルターおよびその周
辺部を示す側面断面図。
【図17】同上フィルターの一部を構成するプーリを示
す斜視図。
【図18】同上フィルターの一部を構成するスクレーパ
の側面図。
【図19】同上フィルターの一部に使用されている流下
ガイドの斜視図。
【図20】上記実施の形態中の油脂付着分離手段および
その周辺を示す側面断面図。
【図21】従来のグリーストラップの例を示す正面断面
図。
【符号の説明】
1 ポンプユニット 5 駆動源としてのモータ 11 ポンプ部 20 撹拌部材 25 グリーストラップ 26 水面 31 分離ユニット 32 排水 40 フィルター 50 分離タンク 54 排出口 55 排出路 66 付着媒体 69 掻き落とし部材 100 フィルター 106 ベルト 111 スクレーパ 114 油脂付着分離手段 115 付着媒体 118 掻き落とし部材

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリーストラップに溜められた排水を撹
    拌しながら分離タンクに移送し、分離タンク内の排水中
    の油脂を付着媒体に付着させ、付着媒体に付着した油脂
    を掻き取って排水中の油脂を除去することを特徴とする
    グリーストラップ清掃方法。
  2. 【請求項2】 分離タンク内の排水はグリーストラップ
    に戻される請求項1記載のグリーストラップ清掃方法。
  3. 【請求項3】 グリーストラップと、 このグリーストラップ内の排水を撹拌しながら移送する
    ポンプユニットと、 このポンプユニットによって移送された排水を収容する
    分離タンクと、 この分離タンクに収容された排水中の油脂が付着する付
    着媒体と、 この付着媒体に付着した油脂を掻き落とす掻き落とし部
    材とを具備することを特徴とするグリーストラップ清掃
    装置。
  4. 【請求項4】 ポンプユニットは、グリーストラップの
    水面よりも高い位置に配置される駆動源と、この駆動源
    の下方に配置され、駆動源により駆動されてグリースト
    ラップ内の排水を移送するポンプ部と、このポンプ部の
    下方に配置され、上記駆動源により駆動されてグリース
    トラップ内の排水を撹拌する撹拌部材とを有してなる請
    求項3記載のグリーストラップ清掃装置。
  5. 【請求項5】 分離タンクは、グリーストラップから移
    送された排水を一時的に収容して比重差により水分と油
    脂とを分離させ、付着媒体は、分離タンク内で分離して
    いる油脂を付着させるものである請求項3記載のグリー
    ストラップ清掃装置。
  6. 【請求項6】 分離タンクは、収容された排水をグリー
    ストラップに戻すための排出口を下部に有する請求項3
    記載のグリーストラップ清掃装置。
  7. 【請求項7】 排出口から排出される排水の量は、分離
    タンクへの排水の移送量よりも少なくなるように排出口
    の大きさが設定されている請求項6記載のグリーストラ
    ップ清掃装置。
  8. 【請求項8】 分離タンクは、オーバーフローした排水
    をグリーストラップに導く排出路を有する請求項3記載
    のグリーストラップ清掃装置。
  9. 【請求項9】 グリーストラップから分離タンクへの移
    送路の終端に固形物を除去するためのフィルターを有す
    る請求項3記載のグリーストラップ清掃装置。
  10. 【請求項10】 グリーストラップと、 このグリーストラップ内の排水を撹拌する撹拌部材と、 上記グリーストラップ内の排水中の油脂が付着する付着
    媒体と、 この付着媒体に付着した油脂を掻き落とす掻き落とし部
    材とを具備することを特徴とするグリーストラップ清掃
    装置。
  11. 【請求項11】 グリーストラップと、 このグリーストラップ内の排水を撹拌しながら移送する
    ポンプユニットと、 このポンプユニットによって移送された排水が通される
    フィルターと、 上記グリーストラップ内の排水中の油脂が付着する付着
    媒体と、 この付着媒体に付着した油脂を掻き落とす掻き落とし部
    材とを具備することを特徴とするグリーストラップ清掃
    装置。
  12. 【請求項12】フィルターは、グリーストラップに導入
    される排水中の固形物除去手段を兼ねた請求項11記載
    のグリーストラップ清掃装置。
  13. 【請求項13】フィルターは、並列に配置されかつ回転
    駆動される複数本のベルトと、これらのベルト間に載っ
    ておりまたベルトに付着している固形物を掻き落とすス
    クレーパとを有してなる請求項11記載のグリーストラ
    ップ清掃装置。
  14. 【請求項14】ポンプユニットと、フィルターと、付着
    媒体および掻き落とし部材を有する油脂付着分離手段と
    がグリーストラップ内に組み込まれてなる請求項11記
    載のグリーストラップ清掃装置。
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