JPH10183830A - 壁体の取付構造 - Google Patents
壁体の取付構造Info
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- JPH10183830A JPH10183830A JP8345286A JP34528696A JPH10183830A JP H10183830 A JPH10183830 A JP H10183830A JP 8345286 A JP8345286 A JP 8345286A JP 34528696 A JP34528696 A JP 34528696A JP H10183830 A JPH10183830 A JP H10183830A
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物の壁体への地震力、機械振動、交通機関
による振動等の各種振動エネルギーの伝達を遮断できる
壁体の取付構造を提供すること。 【解決手段】 窓サッシ1の窓枠10を、フランジ3
A,3B、積層ゴム3Cを有する免震装置3を介して建
物の躯体2に取り付ける。躯体2から地震力が伝わって
も、免震装置3で吸収除去されて窓枠10つまり窓サッ
シ1には伝達されないので、窓サッシ1の地震力による
破損、破壊を防止できる。
による振動等の各種振動エネルギーの伝達を遮断できる
壁体の取付構造を提供すること。 【解決手段】 窓サッシ1の窓枠10を、フランジ3
A,3B、積層ゴム3Cを有する免震装置3を介して建
物の躯体2に取り付ける。躯体2から地震力が伝わって
も、免震装置3で吸収除去されて窓枠10つまり窓サッ
シ1には伝達されないので、窓サッシ1の地震力による
破損、破壊を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓サッシやドアサ
ッシ等のサッシ類や、ノックダウンタイプ、ユニットタ
イプ、DPG(ドット・ポイント・グレイジング)タイ
プ等の各種カーテンウォールおよび外装材や間仕切壁を
構成するパネル等の非耐力壁等、各種の壁体を建物の躯
体に取り付ける取付構造に関する。
ッシ等のサッシ類や、ノックダウンタイプ、ユニットタ
イプ、DPG(ドット・ポイント・グレイジング)タイ
プ等の各種カーテンウォールおよび外装材や間仕切壁を
構成するパネル等の非耐力壁等、各種の壁体を建物の躯
体に取り付ける取付構造に関する。
【0002】
【背景技術】ビルや一戸建て住宅等の建物は、地震によ
って破壊、破損しないように耐震設計されている。
って破壊、破損しないように耐震設計されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地震が
生じた際に、耐震設計された躯体等が破損しない場合で
も、窓サッシやドアサッシ等のサッシ類や、カーテンウ
ォールや各種パネル等の非耐力壁からなる壁体が破損、
破壊してしまうと、その補修に時間および費用がかかる
上、建物を長期間利用することができず、躯体が破損し
た場合と同程度の被害が生じるという問題があった。従
って、地震が生じた際に、その地震力が壁体に伝達しな
いようにして、壁体の破損、破壊を防止できる壁体の取
付構造が求められていた。
生じた際に、耐震設計された躯体等が破損しない場合で
も、窓サッシやドアサッシ等のサッシ類や、カーテンウ
ォールや各種パネル等の非耐力壁からなる壁体が破損、
破壊してしまうと、その補修に時間および費用がかかる
上、建物を長期間利用することができず、躯体が破損し
た場合と同程度の被害が生じるという問題があった。従
って、地震が生じた際に、その地震力が壁体に伝達しな
いようにして、壁体の破損、破壊を防止できる壁体の取
付構造が求められていた。
【0004】また、工場や幹線道路などに近い建物で
は、機械や自動車などによる振動がサッシ等の壁体に伝
達し、障子等が揺れて振動したり、騒音を発することも
あり、このような地震力以外の振動エネルギーも壁体に
伝達させない壁体の取付構造も求められていた。
は、機械や自動車などによる振動がサッシ等の壁体に伝
達し、障子等が揺れて振動したり、騒音を発することも
あり、このような地震力以外の振動エネルギーも壁体に
伝達させない壁体の取付構造も求められていた。
【0005】本発明の目的は、建物の壁体への地震力、
機械振動、交通機関による振動等の各種振動エネルギー
の伝達を遮断できる壁体の取付構造を提供することにあ
る。
機械振動、交通機関による振動等の各種振動エネルギー
の伝達を遮断できる壁体の取付構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の壁体の取付構造
は、建物の躯体に、振動エネルギーを伝達しない免震手
段を介して壁体を取り付けたことを特徴とするものであ
る。
は、建物の躯体に、振動エネルギーを伝達しない免震手
段を介して壁体を取り付けたことを特徴とするものであ
る。
【0007】ここで、壁体としては、建物の窓、ドアを
形成する窓サッシ、ドアサッシや、カーテンウォール、
パネル等の外壁、内壁、間仕切り壁等を形成する各種の
非耐力壁を用いることができる。この際、窓やドアのサ
ッシを取り付ける場合には、各サッシの枠体つまり窓枠
やドア枠を、免震手段を介して建物の躯体に取り付けれ
ばよい。
形成する窓サッシ、ドアサッシや、カーテンウォール、
パネル等の外壁、内壁、間仕切り壁等を形成する各種の
非耐力壁を用いることができる。この際、窓やドアのサ
ッシを取り付ける場合には、各サッシの枠体つまり窓枠
やドア枠を、免震手段を介して建物の躯体に取り付けれ
ばよい。
【0008】本発明によれば、壁体が免震手段を介して
躯体に取り付けられているので、地震力や交通機関の振
動等による振動エネルギーが躯体側に伝達されても、そ
のエネルギーは、免震手段で吸収除去されて壁体には伝
達されない。このため、壁体が地震力等によって破損、
破壊されることがなく、障子などが振動することも防止
できる。
躯体に取り付けられているので、地震力や交通機関の振
動等による振動エネルギーが躯体側に伝達されても、そ
のエネルギーは、免震手段で吸収除去されて壁体には伝
達されない。このため、壁体が地震力等によって破損、
破壊されることがなく、障子などが振動することも防止
できる。
【0009】ここで、免震手段としては、天然ゴム系積
層ゴム、高減衰積層ゴム、鉛プラグ入り積層ゴムなどか
らなるアイソレータや、必要に応じて設けられる各種ダ
ンパーを備えたものなどが用いられ、地震力等の振動エ
ネルギーを十分に軽減できるものであればよい。なお、
本発明において、振動エネルギーの伝達を遮断すると
は、振動エネルギーを完全に遮断することだけではな
く、元の振動エネルギーの大部分を吸収して壁体に大き
な振動エネルギーを与えないようにすることを意味す
る。
層ゴム、高減衰積層ゴム、鉛プラグ入り積層ゴムなどか
らなるアイソレータや、必要に応じて設けられる各種ダ
ンパーを備えたものなどが用いられ、地震力等の振動エ
ネルギーを十分に軽減できるものであればよい。なお、
本発明において、振動エネルギーの伝達を遮断すると
は、振動エネルギーを完全に遮断することだけではな
く、元の振動エネルギーの大部分を吸収して壁体に大き
な振動エネルギーを与えないようにすることを意味す
る。
【0010】また、前記壁体が複数箇所で前記躯体に連
結されている際に、すべての箇所を免震手段を介して連
結してもよいが、これらの連結箇所のうちの少なくとも
1箇所を前記免震手段を介して取り付け、他の箇所は躯
体に固定されたフレーム枠に嵌合させて係止してもよ
い。
結されている際に、すべての箇所を免震手段を介して連
結してもよいが、これらの連結箇所のうちの少なくとも
1箇所を前記免震手段を介して取り付け、他の箇所は躯
体に固定されたフレーム枠に嵌合させて係止してもよ
い。
【0011】このように壁体の躯体への連結箇所のう
ち、少なくとも1箇所を免震手段を介して取り付け、他
の箇所をフレーム枠で保持するようにすれば、免震手段
は最小限の利用ですみ、その分コストを低減することが
できるとともに、施工作業も容易になる。
ち、少なくとも1箇所を免震手段を介して取り付け、他
の箇所をフレーム枠で保持するようにすれば、免震手段
は最小限の利用ですみ、その分コストを低減することが
できるとともに、施工作業も容易になる。
【0012】さらに、フレーム枠を用いて壁体を取り付
けた場合、フレーム枠内に配線配置用の空間を形成して
もよい。このような配線空間を形成すれば、フレーム枠
内を有効利用できるとともに、躯体を通して配線しなく
てもよく、配線作業を容易に行うことができる。
けた場合、フレーム枠内に配線配置用の空間を形成して
もよい。このような配線空間を形成すれば、フレーム枠
内を有効利用できるとともに、躯体を通して配線しなく
てもよく、配線作業を容易に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1,2には、本発明を壁体で
ある窓サッシ1の取り付けに用いた第1実施形態が示さ
れている。窓サッシ1は、建物の鉄筋コンクリート製の
躯体2に免震手段である免震装置3を介して取り付けら
れている。
面に基づいて説明する。図1,2には、本発明を壁体で
ある窓サッシ1の取り付けに用いた第1実施形態が示さ
れている。窓サッシ1は、建物の鉄筋コンクリート製の
躯体2に免震手段である免震装置3を介して取り付けら
れている。
【0014】具体的には、躯体2には窓サッシ1を配置
するための開口部2Aが形成されている。この開口部2
Aの上下および左右の各面には、免震装置3がそれぞれ
取り付けられている。
するための開口部2Aが形成されている。この開口部2
Aの上下および左右の各面には、免震装置3がそれぞれ
取り付けられている。
【0015】各免震装置3は、2枚の円盤状のフランジ
3A、3Bと、これらのフランジ3A、3B間に配置さ
れた積層ゴム3Cとを備えて構成されている。この免震
装置3の一方のフランジ3Aは、躯体2に固定されてい
る連結部材4,5に、ボルト、ビス、溶接などで取り付
けられている。なお、開口部2Aの下面に取り付けられ
る免震装置3のように、躯体2の取付面が傾斜している
場合等には、連結部材5はその取付面に合わせて形成さ
れている。
3A、3Bと、これらのフランジ3A、3B間に配置さ
れた積層ゴム3Cとを備えて構成されている。この免震
装置3の一方のフランジ3Aは、躯体2に固定されてい
る連結部材4,5に、ボルト、ビス、溶接などで取り付
けられている。なお、開口部2Aの下面に取り付けられ
る免震装置3のように、躯体2の取付面が傾斜している
場合等には、連結部材5はその取付面に合わせて形成さ
れている。
【0016】一方、窓サッシ1は、窓枠10およびこの
窓枠10内に配置された内外の障子15を備えている。
窓枠10は、上枠11、下枠12、左右の縦枠13を枠
組みして構成されている。これらの各枠11〜13は、
連結プレート11A〜13Aを介して前記免震装置3の
他方のフランジ3Bにボルト、ビス、溶接などで連結さ
れ、これにより窓サッシ1の窓枠10は、免震装置3を
介して躯体2に取り付けられている。
窓枠10内に配置された内外の障子15を備えている。
窓枠10は、上枠11、下枠12、左右の縦枠13を枠
組みして構成されている。これらの各枠11〜13は、
連結プレート11A〜13Aを介して前記免震装置3の
他方のフランジ3Bにボルト、ビス、溶接などで連結さ
れ、これにより窓サッシ1の窓枠10は、免震装置3を
介して躯体2に取り付けられている。
【0017】なお、窓枠10および躯体2間には、モル
タル8が充填されて仕上げられている。
タル8が充填されて仕上げられている。
【0018】このような本実施形態において窓サッシ1
を取り付けるには、まず建物の鉄筋コンクリート製の躯
体2の開口部2Aに窓枠10を配置する。そして、この
窓枠10と躯体2間に免震装置3を配置し、そのフラン
ジ3A,3Bを躯体2および窓枠10にボルトなどを用
いて連結する。その後、躯体2および窓枠10間にモル
タル8を充填して仕上げ、障子15を組み込むことで窓
サッシ1の取付作業が完了する。
を取り付けるには、まず建物の鉄筋コンクリート製の躯
体2の開口部2Aに窓枠10を配置する。そして、この
窓枠10と躯体2間に免震装置3を配置し、そのフラン
ジ3A,3Bを躯体2および窓枠10にボルトなどを用
いて連結する。その後、躯体2および窓枠10間にモル
タル8を充填して仕上げ、障子15を組み込むことで窓
サッシ1の取付作業が完了する。
【0019】このような本実施形態によれば、窓サッシ
1の窓枠10を免震装置3を介して躯体2に取り付けて
いるので、仮に地震が発生した場合でも、その地震力を
免震装置3で吸収でき、地震力が躯体2から窓サッシ1
に伝達されることを防止できる。これにより、窓サッシ
1に加わる地震力を非常に小さくでき、窓サッシ1の破
損、破壊を防止でき、地震による被害を最小限に抑える
ことができる。
1の窓枠10を免震装置3を介して躯体2に取り付けて
いるので、仮に地震が発生した場合でも、その地震力を
免震装置3で吸収でき、地震力が躯体2から窓サッシ1
に伝達されることを防止できる。これにより、窓サッシ
1に加わる地震力を非常に小さくでき、窓サッシ1の破
損、破壊を防止でき、地震による被害を最小限に抑える
ことができる。
【0020】また、地震力以外の、例えば、工場内の機
械や建設機械による振動や、自動車、電車等による振動
エネルギーが窓サッシ1に伝達されることも防止でき、
振動によって障子15等が揺れて振動したり、騒音が発
生することも防止できる。
械や建設機械による振動や、自動車、電車等による振動
エネルギーが窓サッシ1に伝達されることも防止でき、
振動によって障子15等が揺れて振動したり、騒音が発
生することも防止できる。
【0021】各窓サッシ1の取付部分に免震装置3を配
置しているので、地盤と建物との間に配置されるような
従来の建物全体用の免震装置に比べて、小型でかつ安価
な免震装置3を用いることができる。その上、既存の窓
サッシ1部分に免震装置3を介在させる改修作業は、従
来の地盤と既存の建物との間に免震装置を配置する場合
に比べて容易に実現でき、既存の建物にも広く適用する
ことができる。
置しているので、地盤と建物との間に配置されるような
従来の建物全体用の免震装置に比べて、小型でかつ安価
な免震装置3を用いることができる。その上、既存の窓
サッシ1部分に免震装置3を介在させる改修作業は、従
来の地盤と既存の建物との間に免震装置を配置する場合
に比べて容易に実現でき、既存の建物にも広く適用する
ことができる。
【0022】免震装置3は、窓枠10の各枠11〜13
に固定された連結プレート11A〜13Aにフランジ3
Bが取り付けられ、躯体2に固定された連結部材4,5
にフランジ3Aが取り付けられることで、躯体2や窓枠
10に連結されているので、躯体2や窓枠10の形状な
どが異なる場合でも、各枠11〜13や躯体2に合わせ
た連結プレート11A〜13A、連結部材4,5を用意
すればよく、免震装置3は共通のものが利用できる。こ
のため、規格化された免震装置3を利用することがで
き、取付構造や作業を共通化できるとともに、安価に提
供することができる。
に固定された連結プレート11A〜13Aにフランジ3
Bが取り付けられ、躯体2に固定された連結部材4,5
にフランジ3Aが取り付けられることで、躯体2や窓枠
10に連結されているので、躯体2や窓枠10の形状な
どが異なる場合でも、各枠11〜13や躯体2に合わせ
た連結プレート11A〜13A、連結部材4,5を用意
すればよく、免震装置3は共通のものが利用できる。こ
のため、規格化された免震装置3を利用することがで
き、取付構造や作業を共通化できるとともに、安価に提
供することができる。
【0023】次に、本発明を壁体であるドアサッシ20
の取り付けに用いた第2実施形態について説明する。な
お、本実施形態において前記実施形態と同一または同様
な構成部分には同一符号を付し、説明を省略あるいは簡
略する。図3に示すように、本実施形態のドアサッシ2
0は、鉄筋コンクリート製の基礎21と、ALC(軽量
気泡コンクリート)製の躯体22との間の開口部2Aに
免震装置3を介して取り付けられている。
の取り付けに用いた第2実施形態について説明する。な
お、本実施形態において前記実施形態と同一または同様
な構成部分には同一符号を付し、説明を省略あるいは簡
略する。図3に示すように、本実施形態のドアサッシ2
0は、鉄筋コンクリート製の基礎21と、ALC(軽量
気泡コンクリート)製の躯体22との間の開口部2Aに
免震装置3を介して取り付けられている。
【0024】すなわち、基礎21上には、連結部材5を
介して免震装置3のフランジ3Aが、ボルトなどで固定
されている。また、ALC製の躯体22には開口部補強
用のアングル材23が取り付けられ、このアングル材2
3に免震装置3のフランジ3Aが取り付けられている。
介して免震装置3のフランジ3Aが、ボルトなどで固定
されている。また、ALC製の躯体22には開口部補強
用のアングル材23が取り付けられ、このアングル材2
3に免震装置3のフランジ3Aが取り付けられている。
【0025】一方、ドアサッシ20は、ドア枠25と、
このドア枠25内に配置されたスチールドア26とで構
成されている。ドア枠25は、上枠27、下枠28、縦
枠29を枠組みすることで形成され、各枠27〜29に
は連結プレート27A〜28Aが固定されている。
このドア枠25内に配置されたスチールドア26とで構
成されている。ドア枠25は、上枠27、下枠28、縦
枠29を枠組みすることで形成され、各枠27〜29に
は連結プレート27A〜28Aが固定されている。
【0026】そして、各連結プレート27A〜28A
に、各免震装置3のフランジ3Bがボルト、ビス、溶接
などで取り付けられている。また、ドア枠25と基礎2
1間には、モルタル8が充填されて仕上げられている。
に、各免震装置3のフランジ3Bがボルト、ビス、溶接
などで取り付けられている。また、ドア枠25と基礎2
1間には、モルタル8が充填されて仕上げられている。
【0027】このような本実施形態においてドアサッシ
20を取り付けるには、前記実施形態と同様に、開口部
2Aにドアサッシ20を配置し、このドアサッシ20の
ドア枠20の連結プレート27A,28Aと、躯体22
のアングル材23や連結部材5とに、免震装置3の各フ
ランジ3A,3Bを取り付ける。これにより、ドアサッ
シ20は、免震装置3を介して基礎21や躯体22に取
り付けられる。
20を取り付けるには、前記実施形態と同様に、開口部
2Aにドアサッシ20を配置し、このドアサッシ20の
ドア枠20の連結プレート27A,28Aと、躯体22
のアングル材23や連結部材5とに、免震装置3の各フ
ランジ3A,3Bを取り付ける。これにより、ドアサッ
シ20は、免震装置3を介して基礎21や躯体22に取
り付けられる。
【0028】このような本実施形態においても、基礎2
1や躯体22とドア枠25との間に免震装置3が介在さ
れているので、基礎21や躯体22側からの地震力等の
振動エネルギーは、ドア枠25つまりはドアサッシ20
には伝達されず、ドアサッシ20の破損、破壊、騒音な
どを防止できるといった前記第1実施形態と同じ作用効
果が得られる。
1や躯体22とドア枠25との間に免震装置3が介在さ
れているので、基礎21や躯体22側からの地震力等の
振動エネルギーは、ドア枠25つまりはドアサッシ20
には伝達されず、ドアサッシ20の破損、破壊、騒音な
どを防止できるといった前記第1実施形態と同じ作用効
果が得られる。
【0029】さらに、免震装置3は、連結部材5、アン
グル材23や連結プレート27A,28Aに取り付けら
れているので、これらをドアサッシ20に合わせて構成
すれば、ドアサッシの構造や仕様が異なる場合でも、免
震装置3は前記第1実施形態と同一のものや同様に規格
化されたものを利用でき、免震装置3の種類を少なくで
きて製造コストをより低減することができる。
グル材23や連結プレート27A,28Aに取り付けら
れているので、これらをドアサッシ20に合わせて構成
すれば、ドアサッシの構造や仕様が異なる場合でも、免
震装置3は前記第1実施形態と同一のものや同様に規格
化されたものを利用でき、免震装置3の種類を少なくで
きて製造コストをより低減することができる。
【0030】次に、本発明をカーテンウォールを構成す
る壁体であるカーテンウォールユニット30の取り付け
に適用した第3実施形態について説明する。図4に示す
ように、カーテンウォールユニット30は、ガラス31
を保持するフレーム32を備えており、方立33に図示
しないブラケットを介して取り付けられている。
る壁体であるカーテンウォールユニット30の取り付け
に適用した第3実施形態について説明する。図4に示す
ように、カーテンウォールユニット30は、ガラス31
を保持するフレーム32を備えており、方立33に図示
しないブラケットを介して取り付けられている。
【0031】方立33は、ジョイントスリーブ34によ
って上下方向に連続されているとともに、方立ブラケッ
ト35を介して断面L字状のファスナー36にボルト止
めされている。一方、建物の躯体2には、断面L字状の
埋込ファスナー37が埋設固定されている。そして、こ
れらの各ファスナー36,37間には、フランジ3A,
3Bが各ファスナー36,37にボルトや溶接などで固
定された免震装置3が配置されている。
って上下方向に連続されているとともに、方立ブラケッ
ト35を介して断面L字状のファスナー36にボルト止
めされている。一方、建物の躯体2には、断面L字状の
埋込ファスナー37が埋設固定されている。そして、こ
れらの各ファスナー36,37間には、フランジ3A,
3Bが各ファスナー36,37にボルトや溶接などで固
定された免震装置3が配置されている。
【0032】このような本実施形態においても、各ファ
スナー36,37間に免震装置3が介在されているの
で、躯体2側からの地震力等の振動エネルギーは、ファ
スナー36つまりはカーテンウォールユニット30側に
は伝達されず、カーテンウォールユニット30の破損、
破壊を防止できるといった前記第1,2実施形態と同様
な効果が得られる。
スナー36,37間に免震装置3が介在されているの
で、躯体2側からの地震力等の振動エネルギーは、ファ
スナー36つまりはカーテンウォールユニット30側に
は伝達されず、カーテンウォールユニット30の破損、
破壊を防止できるといった前記第1,2実施形態と同様
な効果が得られる。
【0033】次に、本発明をDPG(ドット・ポイント
・グレイジング)方式のカーテンウォールにおけるガラ
スパネル、金属パネル等の壁体の取り付けに適用した第
4実施形態について説明する。図5に示すように、DP
G方式のカーテンウォール50は、ガラスパネル等の壁
体51の四隅に貫通孔52を形成し、互いに隣接する4
枚の壁体51の4つの貫通孔52を、躯体に取り付けら
れた正面略「工」字形の壁体固定部材53に固定して取
り付けていた。
・グレイジング)方式のカーテンウォールにおけるガラ
スパネル、金属パネル等の壁体の取り付けに適用した第
4実施形態について説明する。図5に示すように、DP
G方式のカーテンウォール50は、ガラスパネル等の壁
体51の四隅に貫通孔52を形成し、互いに隣接する4
枚の壁体51の4つの貫通孔52を、躯体に取り付けら
れた正面略「工」字形の壁体固定部材53に固定して取
り付けていた。
【0034】ここで、壁体固定部材53は、4本のアー
ム部54を備えて正面略「工」字形に形成され、図6に
示すように、ベース部材55を介して建物の躯体2に固
定されている。
ム部54を備えて正面略「工」字形に形成され、図6に
示すように、ベース部材55を介して建物の躯体2に固
定されている。
【0035】これら各アーム部54の先端には、免震装
置3の一方のフランジ3Aがビスなどで固定されてい
る。また、免震装置3の他方のフランジ3Bは、壁体受
け部56に取り付けられている。この壁体受け部56に
は、壁体51の貫通穴52を介して壁体保持部材57が
取り付けられ、これにより壁材51は、壁体受け部5
6、壁体保持部材57で挟持されて保持されている。
置3の一方のフランジ3Aがビスなどで固定されてい
る。また、免震装置3の他方のフランジ3Bは、壁体受
け部56に取り付けられている。この壁体受け部56に
は、壁体51の貫通穴52を介して壁体保持部材57が
取り付けられ、これにより壁材51は、壁体受け部5
6、壁体保持部材57で挟持されて保持されている。
【0036】このような本実施形態においても、壁体5
1を免震装置3を介して壁体固定部材53で支持してい
るので、躯体2側から壁体固定部材53に伝達された地
震力等の振動エネルギーは、免震装置3で吸収され、ガ
ラスパネルなどからなる壁体51には伝達されない。こ
れにより、本実施形態においても、地震力などによる壁
体51の破損、破壊を防止することができるなど、前記
各実施形態と同じ作用効果を奏することができる。
1を免震装置3を介して壁体固定部材53で支持してい
るので、躯体2側から壁体固定部材53に伝達された地
震力等の振動エネルギーは、免震装置3で吸収され、ガ
ラスパネルなどからなる壁体51には伝達されない。こ
れにより、本実施形態においても、地震力などによる壁
体51の破損、破壊を防止することができるなど、前記
各実施形態と同じ作用効果を奏することができる。
【0037】次に、本発明の第5実施形態を図7,8に
基づいて説明する。本実施形態は、壁体である窓サッシ
1と躯体2との複数の連結箇所のうち、窓サッシ1の下
面側の連結箇所(1箇所)のみを免震装置3を介して取
り付けたものである。
基づいて説明する。本実施形態は、壁体である窓サッシ
1と躯体2との複数の連結箇所のうち、窓サッシ1の下
面側の連結箇所(1箇所)のみを免震装置3を介して取
り付けたものである。
【0038】すなわち、鉄筋コンクリート製の躯体2に
形成された開口部2Aの上面および左右の側面には、断
面コ字状のフレーム枠71がボルト72および躯体2内
に埋設されたナット73によって取り付けられている。
この各フレーム枠71には、フレーム枠71および躯体
2間をシールする弾性シール材74が取り付けられてい
る。
形成された開口部2Aの上面および左右の側面には、断
面コ字状のフレーム枠71がボルト72および躯体2内
に埋設されたナット73によって取り付けられている。
この各フレーム枠71には、フレーム枠71および躯体
2間をシールする弾性シール材74が取り付けられてい
る。
【0039】一方、開口部2Aの下面には、チャンネル
材からなる支持フレーム75が躯体2にボルト止めされ
ている。この支持フレーム75の開口面は、蓋材76で
塞がれている。
材からなる支持フレーム75が躯体2にボルト止めされ
ている。この支持フレーム75の開口面は、蓋材76で
塞がれている。
【0040】そして、開口部2Aに配置された窓サッシ
1の窓枠10は、その上枠11、左右の縦枠13がフレ
ーム枠71内に嵌合されて係止されている。この際、各
枠11,13は、フレーム枠71に取り付けられたシー
ル材71Aに当接されて挟持されている。これにより、
各枠11,13は、フレーム枠71に対して壁面に沿っ
た方向(室内外方向に直交する方向)に移動可能とさ
れ、仮にフレーム枠71に地震力等の振動が伝達されて
も、フレーム枠71に対して移動可能な各枠11,13
にはその振動が伝達されないように構成されている。
1の窓枠10は、その上枠11、左右の縦枠13がフレ
ーム枠71内に嵌合されて係止されている。この際、各
枠11,13は、フレーム枠71に取り付けられたシー
ル材71Aに当接されて挟持されている。これにより、
各枠11,13は、フレーム枠71に対して壁面に沿っ
た方向(室内外方向に直交する方向)に移動可能とさ
れ、仮にフレーム枠71に地震力等の振動が伝達されて
も、フレーム枠71に対して移動可能な各枠11,13
にはその振動が伝達されないように構成されている。
【0041】一方、下枠12は免震装置3を介して支持
フレーム75に取り付けられている。すなわち、免震装
置3のフランジ3Aは支持フレーム75にボルト止めさ
れ、フランジ3Bは下枠12に固定された連結プレート
12Aにボルト止めされている。これにより、下枠12
にも、支持フレーム75側から地震力等が伝達されない
ように構成されている。
フレーム75に取り付けられている。すなわち、免震装
置3のフランジ3Aは支持フレーム75にボルト止めさ
れ、フランジ3Bは下枠12に固定された連結プレート
12Aにボルト止めされている。これにより、下枠12
にも、支持フレーム75側から地震力等が伝達されない
ように構成されている。
【0042】なお、各フレーム枠71内の空間71Bに
は、各種の配線ケーブル等を収納可能な配管77が取り
付けられている。
は、各種の配線ケーブル等を収納可能な配管77が取り
付けられている。
【0043】このような本実施形態において窓サッシ1
を取り付けるには、まず、各躯体2にフレーム枠71お
よび支持フレーム75をボルト止めする。次に、フレー
ム枠71内に窓枠10の上枠11、縦枠13を嵌入する
とともに、下枠12および支持フレーム75間に免震装
置3を取り付けて窓枠10を躯体2に取り付ける。そし
て、支持フレーム75部分をモルタル8で仕上げるとと
もに、障子15を窓枠10内に配置して窓サッシ1を完
成する。
を取り付けるには、まず、各躯体2にフレーム枠71お
よび支持フレーム75をボルト止めする。次に、フレー
ム枠71内に窓枠10の上枠11、縦枠13を嵌入する
とともに、下枠12および支持フレーム75間に免震装
置3を取り付けて窓枠10を躯体2に取り付ける。そし
て、支持フレーム75部分をモルタル8で仕上げるとと
もに、障子15を窓枠10内に配置して窓サッシ1を完
成する。
【0044】このような本実施形態においても、窓サッ
シ1の窓枠10を、免震装置3を介して躯体2に取り付
けるとともに、フレーム枠71内に嵌合して相対移動可
能に配置しているので、躯体2側からの地震力等の振動
エネルギーを、免震装置3や、フレーム枠71に対して
窓枠10が移動することで吸収することができる。これ
により、地震力等が窓枠10つまり窓サッシ1に伝達さ
れることを防止でき、窓サッシ1の破損、破壊や騒音の
発生を防止できるとともに、取付作業性も向上すること
ができる。
シ1の窓枠10を、免震装置3を介して躯体2に取り付
けるとともに、フレーム枠71内に嵌合して相対移動可
能に配置しているので、躯体2側からの地震力等の振動
エネルギーを、免震装置3や、フレーム枠71に対して
窓枠10が移動することで吸収することができる。これ
により、地震力等が窓枠10つまり窓サッシ1に伝達さ
れることを防止でき、窓サッシ1の破損、破壊や騒音の
発生を防止できるとともに、取付作業性も向上すること
ができる。
【0045】また、本実施形態では、窓枠10の各枠1
1〜13のうち、下枠12のみを免震装置3を介して躯
体2に取り付け、他の枠11,13はフレーム枠71を
利用して取り付けているので、窓サッシ1を取り付ける
際に利用する免震装置3の数を少なくでき、その分コス
トを低減することができる。
1〜13のうち、下枠12のみを免震装置3を介して躯
体2に取り付け、他の枠11,13はフレーム枠71を
利用して取り付けているので、窓サッシ1を取り付ける
際に利用する免震装置3の数を少なくでき、その分コス
トを低減することができる。
【0046】さらに、フレーム枠71内に配線ケーブル
等を収納可能な配管77を配置しているので、フレーム
枠71内の空間71Bを有効に利用でき、特に窓サッシ
1の近くに配置される電動シャッターなどの電源配線
を、躯体2内に配線する必要がないので、容易に配置で
きる。
等を収納可能な配管77を配置しているので、フレーム
枠71内の空間71Bを有効に利用でき、特に窓サッシ
1の近くに配置される電動シャッターなどの電源配線
を、躯体2内に配線する必要がないので、容易に配置で
きる。
【0047】次に、本発明の第6実施形態を図9〜11
に基づいて説明する。本実施形態は、第3実施形態と同
様にカーテンウォールユニットの取り付けに適用したも
のである。すなわち、建物の躯体2の梁81には、ファ
スナー82がボルト止めされている。ファスナー82
は、梁81にボルト止めされたチャンネル材83と、こ
のチャンネル材82の両側面にボルト止めされた板材8
4と、この板材84間に溶接されたアングル材85とで
構成されている。
に基づいて説明する。本実施形態は、第3実施形態と同
様にカーテンウォールユニットの取り付けに適用したも
のである。すなわち、建物の躯体2の梁81には、ファ
スナー82がボルト止めされている。ファスナー82
は、梁81にボルト止めされたチャンネル材83と、こ
のチャンネル材82の両側面にボルト止めされた板材8
4と、この板材84間に溶接されたアングル材85とで
構成されている。
【0048】ファスナー82のアングル材85上面に
は、免震装置90がボルト止めされ、この免震装置90
には方立33にボルト止めされた方立ブラケット86が
取り付けられている。また、アングル材85の側面に
も、免震装置90がボルト止めされ、この免震装置90
にも方立ブラケット87が取り付けられている。なお、
各ブラケット86,87をボルト止めするために、方立
33内には形材等からなる裏板88が配置されている。
は、免震装置90がボルト止めされ、この免震装置90
には方立33にボルト止めされた方立ブラケット86が
取り付けられている。また、アングル材85の側面に
も、免震装置90がボルト止めされ、この免震装置90
にも方立ブラケット87が取り付けられている。なお、
各ブラケット86,87をボルト止めするために、方立
33内には形材等からなる裏板88が配置されている。
【0049】各免震装置90は、2枚の円盤状のフラン
ジ90A、90Bと、これらのフランジ90A、90B
間に交互に積層されたゴム91および免震用金属プレー
ト92とを備えて構成されている。なお、ゴム91およ
び金属プレート92は、フランジ90Aから90B側に
向かうにしたがって徐々に直径が小さくされ、ゴム91
および金属プレート92は全体としてほぼ円錐状に形成
されている。
ジ90A、90Bと、これらのフランジ90A、90B
間に交互に積層されたゴム91および免震用金属プレー
ト92とを備えて構成されている。なお、ゴム91およ
び金属プレート92は、フランジ90Aから90B側に
向かうにしたがって徐々に直径が小さくされ、ゴム91
および金属プレート92は全体としてほぼ円錐状に形成
されている。
【0050】また、方立ブラケット86は、図10にも
示すように、免震装置90をビス止めするためのビスホ
ール86Aを備えたアルミ押出形材で形成されている。
このビスホール86Aの下端部は切り欠かれており、免
震装置90のフランジ90Bが方立ブラケット86内側
まで挿入配置されるように構成されている。
示すように、免震装置90をビス止めするためのビスホ
ール86Aを備えたアルミ押出形材で形成されている。
このビスホール86Aの下端部は切り欠かれており、免
震装置90のフランジ90Bが方立ブラケット86内側
まで挿入配置されるように構成されている。
【0051】このような本実施形態においても、方立3
3とファスナー82との間に免震装置90が介在されて
いるので、躯体2側からの地震力等の振動エネルギーが
方立33つまりカーテンウォール側に伝達されることを
防止でき、前記各実施形態と同様な作用効果が得られ
る。
3とファスナー82との間に免震装置90が介在されて
いるので、躯体2側からの地震力等の振動エネルギーが
方立33つまりカーテンウォール側に伝達されることを
防止でき、前記各実施形態と同様な作用効果が得られ
る。
【0052】さらに、1つのファスナー82に2つの免
震装置90を取り付けているので、支持するカーテンウ
ォールの重量が大きくても十分に支持することができ
る。その上、各免震装置90の向きが直交しているの
で、ファスナー82の上面に取り付けられた免震装置9
0で主に水平方向の振動を吸収でき、ファスナー82の
側面に取り付けられた免震装置90で主に垂直方向の振
動を吸収でき、特に横揺れだけではなく縦揺れも生じる
地震等の三次元的な振動でも確実に吸収することができ
る。
震装置90を取り付けているので、支持するカーテンウ
ォールの重量が大きくても十分に支持することができ
る。その上、各免震装置90の向きが直交しているの
で、ファスナー82の上面に取り付けられた免震装置9
0で主に水平方向の振動を吸収でき、ファスナー82の
側面に取り付けられた免震装置90で主に垂直方向の振
動を吸収でき、特に横揺れだけではなく縦揺れも生じる
地震等の三次元的な振動でも確実に吸収することができ
る。
【0053】また、免震装置90がほぼ円錐状に形成さ
れてフランジ90Bがフランジ90Aよりも小さくされ
ているので、方立ブラケット86,87側の免震装置9
0の取付部分を小さくすることができ、納まりの自由度
を高めることができる。
れてフランジ90Bがフランジ90Aよりも小さくされ
ているので、方立ブラケット86,87側の免震装置9
0の取付部分を小さくすることができ、納まりの自由度
を高めることができる。
【0054】次に、本発明の第7,8実施形態を図1
2,13に基づいて説明する。これらの実施形態は、第
4実施形態と同様にDPG方式のカーテンウォールにお
ける壁体の取り付けに適用したものである。
2,13に基づいて説明する。これらの実施形態は、第
4実施形態と同様にDPG方式のカーテンウォールにお
ける壁体の取り付けに適用したものである。
【0055】図12に示す第7実施形態では、ガラスパ
ネル等の壁体51は壁体受け部56、壁体保持部材57
とで挟持され、この壁体受け部56はボールジョイント
等を介してケース100に取り付けられている。また、
躯体2に溶接されたブラケット101には、断面コ字状
に形成された本体部102Aを有する連結部材102が
ボルト止めされている。
ネル等の壁体51は壁体受け部56、壁体保持部材57
とで挟持され、この壁体受け部56はボールジョイント
等を介してケース100に取り付けられている。また、
躯体2に溶接されたブラケット101には、断面コ字状
に形成された本体部102Aを有する連結部材102が
ボルト止めされている。
【0056】そして、この連結部材102の本体部10
2Aおよびケース100のフランジ100A間には、そ
れぞれ免震装置90が介在されてボルト止めされてい
る。
2Aおよびケース100のフランジ100A間には、そ
れぞれ免震装置90が介在されてボルト止めされてい
る。
【0057】一方、図13に示す第8実施形態では、連
結部材102は断面L字状の本体部102Aを備え、ケ
ース100のフランジ100Aも断面逆L字状に形成さ
れ、これらの本体部102Aおよびフランジ100A間
に、フランジ110A、110B、ゴム111、免震用
金属プレート112で構成されて上下両端が中間部より
も小径とされて樽状に形成された免震装置110がボル
ト止めされている。
結部材102は断面L字状の本体部102Aを備え、ケ
ース100のフランジ100Aも断面逆L字状に形成さ
れ、これらの本体部102Aおよびフランジ100A間
に、フランジ110A、110B、ゴム111、免震用
金属プレート112で構成されて上下両端が中間部より
も小径とされて樽状に形成された免震装置110がボル
ト止めされている。
【0058】これらの各実施形態においても、躯体2側
からの振動エネルギーを免震装置90,110で吸収で
き、壁体51の破損、破壊などを防止することができる
など、前記各実施形態と同じ作用効果が得られる。その
上、ケース100と連結部材102間に免震装置90,
110を配置しているので、壁体受け部56、壁体保持
部材57、ケース100等は免震装置が設けられない場
合の一般的なものを利用でき、コストを低減することが
できる。
からの振動エネルギーを免震装置90,110で吸収で
き、壁体51の破損、破壊などを防止することができる
など、前記各実施形態と同じ作用効果が得られる。その
上、ケース100と連結部材102間に免震装置90,
110を配置しているので、壁体受け部56、壁体保持
部材57、ケース100等は免震装置が設けられない場
合の一般的なものを利用でき、コストを低減することが
できる。
【0059】なお、本発明は、前述の各実施の形態に限
定されない。例えば、壁体である窓サッシとしては、前
記第1実施形態のように単窓のサッシに限らず、引違い
窓と上げ下げ窓等の各種の窓を左右方向に組み込んだ連
窓サッシや、各種の窓を上下方向に組み込んだ段窓サッ
シ、さらにはドアサッシと窓サッシとを組み込んだシス
テムパネルなどの各種のユニットサッシを用いてもよ
い。なお、このようなユニットサッシからなる壁体を用
いる場合など、壁体の寸法が大きい場合には、各壁体の
面に取り付ける免震装置3の数は、壁体の寸法に応じて
適宜設定すればよい。
定されない。例えば、壁体である窓サッシとしては、前
記第1実施形態のように単窓のサッシに限らず、引違い
窓と上げ下げ窓等の各種の窓を左右方向に組み込んだ連
窓サッシや、各種の窓を上下方向に組み込んだ段窓サッ
シ、さらにはドアサッシと窓サッシとを組み込んだシス
テムパネルなどの各種のユニットサッシを用いてもよ
い。なお、このようなユニットサッシからなる壁体を用
いる場合など、壁体の寸法が大きい場合には、各壁体の
面に取り付ける免震装置3の数は、壁体の寸法に応じて
適宜設定すればよい。
【0060】また、壁体としては、窓サッシ、ドアサッ
シや、ユニット方式、DPG方式の各種カーテンウォー
ルに限らず、例えばノックダウン式のカーテンウォール
や、外壁を構成する外装体用のパネルや、内壁や間仕切
り壁を形成するパネル、さらには、天窓用の窓サッシ
や、天井、屋根面を形成するパネルなどでもよい。要す
るに、本発明は、窓やドア用のサッシや、非耐力壁等を
構成する各種の壁体の取り付けに広く適用することがで
きる。
シや、ユニット方式、DPG方式の各種カーテンウォー
ルに限らず、例えばノックダウン式のカーテンウォール
や、外壁を構成する外装体用のパネルや、内壁や間仕切
り壁を形成するパネル、さらには、天窓用の窓サッシ
や、天井、屋根面を形成するパネルなどでもよい。要す
るに、本発明は、窓やドア用のサッシや、非耐力壁等を
構成する各種の壁体の取り付けに広く適用することがで
きる。
【0061】さらに、免震手段としては、前記実施形態
のように、フランジ3A,3Bおよび積層ゴム3Cから
なる免震装置3や、フランジ90A,90B,110
A,110B間にゴム91,111、金属プレート9
2,112を積層した免震装置90,110に限らず、
天然ゴム系積層ゴム、高減衰積層ゴム、鉛プラグ入り積
層ゴム等を積層したものなどからなるアイソレータや、
各種ダンパーを備えたもの、さらには滑り支承を用いた
ものなどが利用できる。さらに、免震手段の形状も、前
記各実施形態のように様々な形状のものが利用できる。
要するに、免震手段としては、地震力等の振動エネルギ
ーを十分に軽減できるものであればよい。なお、免震手
段の相関変位性、強度設定、自重設定などは、免震手段
を設ける壁体や躯体の形状、大きさ、重量などに応じて
適宜設定すればよい。
のように、フランジ3A,3Bおよび積層ゴム3Cから
なる免震装置3や、フランジ90A,90B,110
A,110B間にゴム91,111、金属プレート9
2,112を積層した免震装置90,110に限らず、
天然ゴム系積層ゴム、高減衰積層ゴム、鉛プラグ入り積
層ゴム等を積層したものなどからなるアイソレータや、
各種ダンパーを備えたもの、さらには滑り支承を用いた
ものなどが利用できる。さらに、免震手段の形状も、前
記各実施形態のように様々な形状のものが利用できる。
要するに、免震手段としては、地震力等の振動エネルギ
ーを十分に軽減できるものであればよい。なお、免震手
段の相関変位性、強度設定、自重設定などは、免震手段
を設ける壁体や躯体の形状、大きさ、重量などに応じて
適宜設定すればよい。
【0062】また、免震手段は、前記第1〜4,6〜8
実施形態のように、壁体の取付箇所全部に設けてもよい
し、第5実施形態のように、壁体の取付箇所のうちの1
箇所のみに設けてもよく、さらには壁体の取付箇所のう
ち、2箇所以上に設けてもよく、その設置個所は実施に
あたって適宜設定すればよい。なお、免震手段が設けら
れない取付箇所は、前記第5実施形態のようにフレーム
枠71を用いたものに限らず、その部分における地震力
などの振動エネルギーの伝達を防止できるものであれば
よい。さらに、免震手段は、連結部材4,5や連結プレ
ート11A〜13Aを介さずに、直接躯体2や窓枠10
等に取り付けられるものでもよく、その納まり構造や納
まり方法も実施にあたって適宜設定すればよい。
実施形態のように、壁体の取付箇所全部に設けてもよい
し、第5実施形態のように、壁体の取付箇所のうちの1
箇所のみに設けてもよく、さらには壁体の取付箇所のう
ち、2箇所以上に設けてもよく、その設置個所は実施に
あたって適宜設定すればよい。なお、免震手段が設けら
れない取付箇所は、前記第5実施形態のようにフレーム
枠71を用いたものに限らず、その部分における地震力
などの振動エネルギーの伝達を防止できるものであれば
よい。さらに、免震手段は、連結部材4,5や連結プレ
ート11A〜13Aを介さずに、直接躯体2や窓枠10
等に取り付けられるものでもよく、その納まり構造や納
まり方法も実施にあたって適宜設定すればよい。
【0063】さらに、フレーム枠を用いた場合、前記第
5実施形態のように、フレーム枠71内に壁体を嵌合さ
せるのではなく、逆に壁体のフレームなどの内側にフレ
ーム枠側を嵌合してもよく、要するにフレーム枠と壁体
とが相対移動可能に取り付けられていればよい。なお、
フレーム枠71内の配管77は必ずしも必要ではない
し、配管77の代わりにフレーム枠71自身に配線用の
空間を区画する部分を設けてもよい。
5実施形態のように、フレーム枠71内に壁体を嵌合さ
せるのではなく、逆に壁体のフレームなどの内側にフレ
ーム枠側を嵌合してもよく、要するにフレーム枠と壁体
とが相対移動可能に取り付けられていればよい。なお、
フレーム枠71内の配管77は必ずしも必要ではない
し、配管77の代わりにフレーム枠71自身に配線用の
空間を区画する部分を設けてもよい。
【0064】
【発明の効果】このような本発明の壁体の取付構造によ
れば、建物の壁体への地震力、機械振動、交通機関によ
る振動等の各種振動エネルギーの伝達を遮断でき、壁体
の破損、破壊を防止することができる。
れば、建物の壁体への地震力、機械振動、交通機関によ
る振動等の各種振動エネルギーの伝達を遮断でき、壁体
の破損、破壊を防止することができる。
【図1】本発明の第1実施形態における窓サッシの取付
構造を示す縦断面図である。
構造を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態における窓サッシの取付
構造を示す横断面図である。
構造を示す横断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態におけるドアサッシの取
付構造を示す縦断面図である。
付構造を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態におけるカーテンウォー
ルユニットの取付構造を示す縦断面図である。
ルユニットの取付構造を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第4実施形態におけるDPG方式のカ
ーテンウォールを示す正面図である。
ーテンウォールを示す正面図である。
【図6】本発明の第4実施形態におけるDPG方式のカ
ーテンウォールの取付構造を示す縦断面図である。
ーテンウォールの取付構造を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第5実施形態における窓サッシの取付
構造を示す縦断面図である。
構造を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第5実施形態における窓サッシの取付
構造を示す横断面図である。
構造を示す横断面図である。
【図9】本発明の第6実施形態におけるカーテンウォー
ルユニットの取付構造を示す縦断面図である。
ルユニットの取付構造を示す縦断面図である。
【図10】本発明の第6実施形態におけるカーテンウォ
ールユニットの取付構造を示す横断面図である。
ールユニットの取付構造を示す横断面図である。
【図11】本発明の第6実施形態におけるカーテンウォ
ールユニットの取付構造を示す横断面図である。
ールユニットの取付構造を示す横断面図である。
【図12】本発明の第7実施形態におけるDPG方式の
カーテンウォールの取付構造を示す縦断面図である。
カーテンウォールの取付構造を示す縦断面図である。
【図13】本発明の第8実施形態におけるDPG方式の
カーテンウォールの取付構造を示す縦断面図である。
カーテンウォールの取付構造を示す縦断面図である。
1…壁体である窓サッシ、2…躯体、3,90,110
…免震装置、3A,3B,90A,90B,110A,
110B…フランジ、3C,91,111…積層ゴム、
4,5…連結部材、10…窓枠、20…壁体であるドア
サッシ、21…基礎、22…躯体、25…ドア枠、30
…壁体であるカーテンウォールユニット、51…壁体、
53…壁体固定部材、71…フレーム枠、75…支持フ
レーム、77…配管、92,112…金属プレート。
…免震装置、3A,3B,90A,90B,110A,
110B…フランジ、3C,91,111…積層ゴム、
4,5…連結部材、10…窓枠、20…壁体であるドア
サッシ、21…基礎、22…躯体、25…ドア枠、30
…壁体であるカーテンウォールユニット、51…壁体、
53…壁体固定部材、71…フレーム枠、75…支持フ
レーム、77…配管、92,112…金属プレート。
Claims (5)
- 【請求項1】 壁体を躯体に取り付ける取付構造であっ
て、前記壁体は、振動エネルギーの伝達を遮断する免震
手段を介して前記躯体に取り付けられていることを特徴
とする壁体の取付構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の壁体の取付構造におい
て、前記壁体は、建物の壁面に設けられる窓サッシまた
はドアサッシであり、窓サッシの窓枠またはドアサッシ
のドア枠が前記躯体に免震手段を介して取り付けられて
いることを特徴とする壁体の取付構造。 - 【請求項3】 請求項1に記載の壁体の取付構造におい
て、前記壁体は、建物の壁面を構成する非耐力壁である
ことを特徴とする壁体の取付構造。 - 【請求項4】 請求項2に記載の壁体の取付構造におい
て、前記壁体は複数箇所で前記躯体に連結されていると
ともに、これらの連結箇所のうちの少なくとも1箇所は
前記免震手段を介して取り付けられ、他の箇所は躯体に
固定されたフレーム枠に嵌合係止されていることを特徴
とする壁体の取付構造。 - 【請求項5】 請求項4に記載の壁体の取付構造におい
て、前記フレーム枠内には配線配置用の空間が形成され
ていることを特徴とする壁体の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8345286A JPH10183830A (ja) | 1996-10-22 | 1996-12-25 | 壁体の取付構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-279578 | 1996-10-22 | ||
| JP27957896 | 1996-10-22 | ||
| JP8345286A JPH10183830A (ja) | 1996-10-22 | 1996-12-25 | 壁体の取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10183830A true JPH10183830A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=26553392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8345286A Pending JPH10183830A (ja) | 1996-10-22 | 1996-12-25 | 壁体の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10183830A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115075433A (zh) * | 2022-07-08 | 2022-09-20 | 广东粤文建筑科技有限公司 | 一种组装式间壁墙 |
| JP2023049075A (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-10 | 株式会社淺沼組 | 免震軽量壁 |
| KR20240124677A (ko) * | 2023-02-09 | 2024-08-19 | 유한책임회사 한국에너지시험원 | 전방위 거동에 의한 내진 구조를 갖는 커튼월 연결 화스너 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP8345286A patent/JPH10183830A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023049075A (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-10 | 株式会社淺沼組 | 免震軽量壁 |
| CN115075433A (zh) * | 2022-07-08 | 2022-09-20 | 广东粤文建筑科技有限公司 | 一种组装式间壁墙 |
| KR20240124677A (ko) * | 2023-02-09 | 2024-08-19 | 유한책임회사 한국에너지시험원 | 전방위 거동에 의한 내진 구조를 갖는 커튼월 연결 화스너 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011002 |