JPH10184047A - トイレルームの改造方法及びトイレブース - Google Patents

トイレルームの改造方法及びトイレブース

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JPH10184047A
JPH10184047A JP25716497A JP25716497A JPH10184047A JP H10184047 A JPH10184047 A JP H10184047A JP 25716497 A JP25716497 A JP 25716497A JP 25716497 A JP25716497 A JP 25716497A JP H10184047 A JPH10184047 A JP H10184047A
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JP
Japan
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toilet
door
wall
wheelchair
booth
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JP25716497A
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Minoru Tsuda
実 津田
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 共用床2と、洗面器14と、大便器25
を壁3〜8で囲ってなるトイレブース23,24と、メ
イン扉9とを備えたトイレルーム1において、メイン扉
9を車椅子31通過可能な幅広の扉に変更し、この幅広
の扉に錠機構10を設け、トイレブース23を囲う左右
の壁16,22の内メイン扉9側を開放可能な壁に変更
することを特徴とするトイレルームの改造方法。メイン
扉9に設けた錠機構10は、開放可能な壁16が開放側
に旋回したことを条件に施錠可能にした。 【効果】 特に小・中規模のトイレルームにおいて、メ
イン扉を閉じて施錠し、一時的にトイレルームを占有し
た状態で車椅子でトイレルーム内に入り、メイン扉側の
トイレブースの壁を開放し、車椅子を自由に方向転換さ
せて車椅子を大便器に移動し易い位置に付けることがで
きるので、車椅子の利用者が1人で用を足すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存のトイレルー
ムを車椅子に乗った人が利用できるように改造する方法
及び車椅子用のトイレブースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】加齢により脚腰が弱ってきた高齢者や、
脚腰が不自由な障害者等の利用者のために、特に公共の
建物では、これらの利用者が車椅子で利用できるように
したトイレルーム及び相応のトイレブースを設けること
は珍しくなくなってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】各地方自治体の福祉の
まちづくり指針や条例、更に平成6年6月に公布された
「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物
の建築の促進に関する法律」(通称ハートビル法)の施
行によって、この様な車椅子対応のトイレルーム及びト
イレブースを設置するための環境が整ってきたが、現状
ではこのように車椅子で利用できるトイレルーム及びト
イレブースはまだまだ絶対的に不足している。しかしな
がら既存のトイレルームに設置された大便器、小便器、
洗面器等の器具の数を減らして、トイレルーム及び相応
のトイレブースを使用頻度の低い車椅子で利用できる広
さに改造することは、健常者の利用に差支えるため現実
的ではない。
【0004】そこで本発明の目的は、特に小・中規模の
トイレルームにおいて、健常者の利用に余り差支えるこ
となく、既存のトイレルームを簡単に改造して車椅子で
利用できるようにしたトイレルームの改造方法及び車椅
子用のトイレブースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、共用床と、洗面器と、大便器を壁で
囲ってなるトイレブースと、メイン扉とを備えたトイレ
ルームにおいて、メイン扉を車椅子が通過可能な幅広の
扉に変更し、この幅広の扉に錠機構を設け、トイレブー
スを囲う左右の壁のうちメイン扉側を開放可能な壁に変
更するようにした。
【0006】既存のトイレルームのメイン扉と、トイレ
ブースの壁とを交換するだけで、通常のトイレルームを
車椅子利用者も使用可能な兼用トイレルームに改造する
ことができる。既存のトイレルームを改造するだけであ
るから、車椅子利用者対応のトイレルームを安く提供す
ることができる。
【0007】請求項2は、メイン扉に設けた錠機構を、
開放可能な壁が開放側に旋回したことを条件に施錠可能
にした。トイレブースの壁を開けてトイレブースを利用
するときトイレルームのメイン扉が施錠可能になるの
で、車椅子の人がメイン扉の施錠を忘れても安心してト
イレルームを利用することができる。
【0008】請求項3は、大便器を少なくとも左右の壁
と扉付壁で囲ってなるトイレブースにおいて、左右の壁
の一方を水平旋回可能な壁とした。トイレブースの左右
の壁の一方を水平旋回可能な壁とすることで、車椅子の
利用者がトイレブースを開けたまま利用できるようにな
るから、既存のトイレルームに設置された大便器、小便
器、洗面器等の器具の数を減らすことなくトイレルーム
に車椅子対応のトイレブースを設置することができる。
【0009】請求項4は、水平旋回可能な壁を、床に固
定した固定部と、この固定部にヒンジで取付けた可動部
とで構成し、この可動部の位置を扉付壁側とした。トイ
レブースの水平旋回可能な壁側に、例えば小便器、洗面
器等があって壁全部を開けられないようなトイレルーム
にも、車椅子対応のトイレブースを設置することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明のトイレルームの
平面図である。トイレルーム1は、建築躯体内に設けら
れた既存の小・中規模のトイレルームを改造したもので
あり、共用床2を複数の壁パネル3〜8で囲い、壁パネ
ル3〜8の上端部間に図示せぬ天井を載置してなる。壁
パネル3と壁パネル8との間に出入口を設ける。出入口
に取付けるメイン扉9は、内開きであり、壁パネル8の
交換と併せて既存の扉から車椅子が通過可能な開閉自在
の幅広のドア(例えば800mm程度)に変更し、開け
たあと手を離すとメイン扉9が自動的に閉じる図示せぬ
自動開閉機構を取付ける。またメイン扉9に錠機構10
を設ける。
【0011】メイン扉9の右側の奥の壁パネル5に沿っ
て配管ユニット11を設置し、配管ユニット11の前面
に3個の小便器12…(…は複数個あることを示す。以
下同様。)を取付ける。配管ユニット11内に、小便器
12…に接続された図示せぬ給水管、排水管、通気管等
を収納する。又、メイン扉9の左側の手前の壁パネル7
に沿って図示せぬ配管ユニットを設置し、配管ユニット
上にカウンター13と2個の洗面器14…を設ける。配
管ユニット内に、洗面器14…に接続された図示せぬ給
水管、排水管、通気管等を収納する。
【0012】メイン扉9から視て洗面器14…の奥の壁
パネル7側に、パネル板で形成された壁16、ドア17
付壁18、ドア19付壁21及び仕切壁22によって、
2つのトイレブース23,24を設ける。トイレブース
23,24に夫々腰掛便器25を設置する。
【0013】図2は本発明のトイレルームに設けた第1
実施例のトイレブースの平面図であり、トイレブース2
3の前記メイン扉9側の壁16(図1も参照)は、既存
のトイレブースの壁を開放可能な壁に取替えたものであ
る。壁16を、共用床2に固定された固定部16aと、
この固定部16aにヒンジ27で取付けられ外側に水平
旋回可能な可動部16bとから構成する。
【0014】壁16の可動部16bは、ドア17側に設
けられ、先端部16cが屈曲されてドア17側の壁の一
部を構成する。ドア17及び可動部16bの先端部16
cに亘って、トイレブース23内から施錠できる図示せ
ぬ錠を設ける。又、ドア17は、外開きのものに取替
え、ドア17を開けたあと手を離すとドア17が閉じる
図示せぬ自動開閉機構を取付ける。壁22に、新たに縦
部と横部とからなる逆L字型の手摺28を取付ける。
【0015】前記錠機構10は、トイレブース23の開
放可能な壁16の可動部16bが開放側に旋回したこと
を条件に施錠可能な電子錠にする。錠機構10は、トイ
レルーム1内またはトイレブース23内に設けられた図
示せぬセンサーから、壁16の可動部16bが外側に水
平旋回したことを検知する信号を受取って作動し、前記
メイン扉9に自動的に施錠する。
【0016】以上の構成からなる第1実施例のトイレル
ームの作用を次に説明する。図3〜図5は第1実施例の
トイレルームの作用を説明する図であり、図3におい
て、車椅子31に乗った利用者32がトイレルーム1の
メイン扉9を開けて中に入る。この時トイレブース23
の壁16もドア17も閉じているが、ドア17は施錠さ
れていない。またトイレブース23には、例えばドア1
7に車椅子31に乗った利用者32の優先利用のトイレ
ブースである旨の表示をしておく。
【0017】図4において、開けたメイン扉9は、手を
離すと自動開閉機構によって自動的に閉じる。次いでト
イレルーム1の中に進み、トイレブース23のドア17
を開ける。
【0018】図5において、トイレブース23の壁16
の可動部16bを開ける。壁16の可動部16bを開け
ることによって、錠機構10が作動し、トイレルーム1
のメイン扉9に施錠する。利用者32は、車椅子31を
自由に方向転換させて車椅子31を腰掛便器25に座り
易い位置に付け、腰掛便器25を降りて手摺で身体を支
えながら向きを変えて腰掛便器25に座り、用を足す。
【0019】車椅子31に乗った利用者32がメイン扉
9の施錠を忘れても、トイレブース23の壁16の可動
部16bを開けることによって、自動的に錠機構10が
作動するので、一時的に車椅子31に乗った利用者32
がトイレルーム1を占有した状態になるから、利用者3
2が安心してトイレルーム1を利用することができる。
又、車椅子31でトイレブース23内に入って方向転換
できるので、腰掛便器25に座り易い位置に車椅子31
を付けることができるから、車椅子31に乗った利用者
32が1人で用を足すことができる。
【0020】更にトイレブース23の左右の壁16,2
2の一方16を水平旋回可能な壁とすることで、車椅子
31に乗った利用者32がトイレブース23を開けたま
ま一人で利用できるようになるから、既存のトイレルー
ムに設置された腰掛便器25…,小便器12…,洗面器
14…等の器具の数を減らすことなく、トイレルーム1
に車椅子対応のトイレブースを設置することができる。
【0021】更に又トイレブース23の水平旋回可能な
壁16を、共用床2に固定した固定部16aと、この固
定部16aにヒンジ27で止めた可動部16bとから構
成することで、可動部16bを開く側の壁パネル7側
に、洗面器14…があって壁16全部を開けられなくて
も、車椅子31対応のトイレブース23を設置すること
ができる。
【0022】図6は第2実施例のトイレブースの平面図
であり、第1実施例のトイレブースとの共通部分には同
一符号を付して詳細な説明を省略する。第2実施例のト
イレブース35は、腰掛便器25を壁パネル7と、左右
の壁22,36と、ドア17付壁18で囲い、図の右側
の壁36をヒンジ37で壁パネル7に取付け、外側に水
平旋回可能な可動壁とした。
【0023】壁36の先端部36aが屈曲されてドア1
7側の壁の一部を構成する。ドア17及び壁36の先端
部36aに亘って、トイレブース36内から施錠できる
図示せぬ錠を設ける。又、ドア17は、外開きのものに
取替え、ドア17を開けたあと手を離すとドア17が閉
じる図示せぬ自動開閉機構を取付ける。28は手摺であ
る。
【0024】第2実施例では、壁36が水平旋回する側
の壁パネル7に沿って小便器、洗面器等の器具を設置し
ていない場合、スペース的に余裕があるので、壁36全
部を壁パネル7側に開放することができるから、腰掛便
器25に接近する際車椅子の方向転換がよりし易くな
り、第1実施例よりも一層使い勝手が良くなる。その他
の点では第1実施例と同様の作用効果を奏する。
【0025】図7は第3実施例のトイレブースの平面図
であり、第3実施例のトイレブース41は、前記トイレ
ルーム1内に設置する車椅子対応のトイレブースであ
り、腰掛便器25を、壁パネル7と左右の壁42,43
と車椅子が入れる幅広のドア44(例えば800mm程
度)とで囲ったものである。ドア44は、壁42にヒン
ジ45で外開きに取付ける。
【0026】第3実施例も第1実施例同様、トイレルー
ム1内またはトイレブース41内に設けられた図示せぬ
センサーから、ドア44が外側に開いたことを検知する
信号を受取った前記錠機構10によってメイン扉9に自
動的に施錠するように構成する。又、右側の壁43に、
縦部と横部とからなるL字型の手摺46を取付ける。
【0027】図8は第3実施例のトイレブースの作用図
であり、ドア44を開けて車椅子31に乗った利用者3
2がそのまま前に進む。ドア44を開けたことにより前
記錠機構10が働き、前記トイレルーム1のメイン扉9
が施錠される。トイレブース41内で車椅子31の方向
転換はできないが、手摺46に身体を支持しながら身体
の向きを変えて腰掛便器25に座り、用を足す。
【0028】図9は第4実施例のトイレブースを適用し
たトイレルームの平面図であり、第4実施例のトイレル
ーム51は、建築躯体内に設けられた既存の小・中規模
のものであり、共用床2を複数の壁パネル52〜57、
及びドア58付壁パネル59で囲い、壁パネル52〜5
9の上端部間に図示せぬ天井を載置してなる。ドア58
は、内開きにしたトイレルーム51のメイン扉であり、
壁パネル59の交換と併せて既存の扉から車椅子が通過
可能な開閉自在の幅広のドア(例えば800mm程度)
に取替え、開けたあと手を離すとドア58が自動的に閉
じる図示せぬ自動開閉機構を取付ける。また閉じたドア
58に施錠する錠60を設ける。
【0029】ドア58の右側の奥の壁パネル55側に、
パネル板で形成された壁61と、ドア62付壁63及び
ドア64付壁65と、仕切壁66,66とによって、3
つのトイレブース67,68,69を設ける。トイレブ
ース67,68に夫々和風便器71を設置し、トイレブ
ース69に腰掛便器72を設置する。
【0030】ドア58の左側の壁パネル57に沿って図
示せぬ配管ユニットを設置し、配管ユニット上にカウン
ター73と4個の洗面器74…を設ける。配管ユニット
内に、洗面器74…に接続された図示せぬ給水管、排水
管、通気管等を収納する。尚、75は洗面器…の目隠し
壁である。
【0031】図10は第4実施例のトイレブースの平面
図であり、第4実施例のトイレブース69は、前記トイ
レルーム51内に設置する車椅子対応のトイレブースで
あり、ドア64は、車椅子31が入れる外開きの幅広の
ドア(例えば800mm程度)である。
【0032】ドア64が水平旋回する領域をカバーする
アコーデオンカーテン78を壁パネル56とトイレブー
ス69の壁63との間に設ける。アコーデオンカーテン
78は、例えば図示せぬ天井に吊ったレールに吊り下げ
る構成にし、図示せぬ錠を設ける。又、右側の壁パネル
56に、縦部と横部とからなるL字型の手摺79を取付
ける。第4実施例では、第1実施例のように、ドア64
が外側に開いたことを条件に前記トイレルーム51のド
ア58に自動的に施錠する構成は設けない。
【0033】以上の構成からなる第4実施例のトイレブ
ースの作用を次に説明する。図10において、前記トイ
レルーム51のドア58を開けて車椅子31で中に入っ
た利用者32が、車椅子31を進めてトイレブース69
のドア64を開ける。
【0034】図11は第4実施例のトイレブースの作用
図であり、ドア64を開けたままアコーデオンカーテン
78を閉め、図示せぬ錠を掛ける。利用者32は、車椅
子31を前に進めて車椅子31を降り、手摺79で身体
をさせながら向きを変えて腰掛便器72に座り、用を足
す。第4実施例では、トイレブース69内で車椅子31
の方向転換はできないが、車椅子31に乗った利用者3
2が一人で用を足すことができ、使い勝手が良い。
【0035】図12乃至図15は第5実施例のトイレブ
ースを詳細に示すもので、図12はその平面図である。
第5実施例は前記第1実施例の変形例であるので、共通
部分には同一符号を付して詳しい説明を省略する。第5
実施例のトイレブース81は、特に車椅子に乗った利用
者がそのまま楽に壁16の一部を開閉できるようにした
トイレブースであり、第1実施例の壁16の可動部16
bの代りに、前後方向(図の上下方向)にスライド自在
の引戸式のスライド側壁82にし、ドア17は、一杯に
引出して固定したスライド側壁82に施錠する構成であ
る。
【0036】図13は第5実施例の腰掛便器を外した状
態のスライド側壁の斜視図であり、スライド側壁82
は、スライド機構83によって開閉する。スライド機構
83は、天井84から4本の吊下部材85…で水平に吊
下げたレール86と、スライド側壁82の上端部に設け
られこのレール86に沿って回転自在に設けられたロー
ラ87…とで構成する。
【0037】ローラ87…は、スライド側壁82の上端
部の前後2ヵ所に取付部材88,88を介して夫々2つ
ずつ設ける。レール86は、下方が開放したリップ溝型
鋼であり、レール86の溝89内に前記ローラ87…が
嵌合して回転できる構成であるる。このスライド機構8
3によって、スライド側壁82を小さな力でスライドさ
せることができるから、車椅子に乗った利用者にとって
使い勝手が良い。尚、車椅子の利用者の使い勝手を考慮
して、スライド側壁82に手摺を取り付けても良い。
【0038】図14は第5実施例のドアに施錠するロッ
ク機構の斜視図であり、110はドア17をスライド側
壁82に施錠するロック機構である。ロック機構110
は、ドア17に固定されたホルダー111と、ホルダー
111内を左右に水平にスライド可能なスライダー11
2と、スライダー112のスライド先のスライド側壁8
2に形成された凹溝113とからなる。
【0039】スライダー112に、横長のガイド溝11
5を形成し、ドア17に固定したガイド用ピン116を
このガイド溝115内に突出させて、スライダー112
をスライドさせる際ガイドする。スライダー112の左
端部を手前に折曲して、ストッパー兼用の把持部117
を形成する。スライダー112を、右方向にスライドさ
せて凹溝113に差込めば、ドア17をスライダ側壁8
2に施錠でき、外から開けられなくなる。
【0040】図15はスライド側壁に取り付けた丸落し
錠の斜視図であり、スライド側壁82のドア寄りの下部
に丸落し錠91を取り付ける。スライド側壁82を閉じ
た時の床92に、丸落し錠91に対応する穴93を形成
する。丸落し錠91のノブ94を持って丸棒95を穴9
3に填めれば、スライド側壁82がしっかりと床92に
固定され、トイレブース81の側壁を閉じる。
【0041】図16は第5実施例のトイレブースの作用
図であり、車椅子31の利用者はトイレブース81の前
に来たら、先ずドア17を開け、次いでスライド側壁8
2を壁16に沿って壁パネル7に突き当たるまで一杯に
押してやれば、トイレブース81に大きな開口部ができ
て車椅子31で自由に出入りすることができる。
【0042】以上説明した通り第5実施例のトイレブー
ス81は、壁16の一部をスライド可能なスライド側壁
にして開閉できるようにしたので、既存の腰掛便器25
に手を加えることなく、腰掛便器25の側部の壁16の
一部のみをスライド可能なスライド側壁82に改造する
だけで、スライド側壁82とドア17による開閉とを併
用して、トイレブース81の開口部を大きくすることが
できるから、車椅子の利用者が余り動きまわることなく
そのまま楽に壁16の一部を開いて、トイレブース81
の開口部を大きくすることができるから、車椅子31で
トイレブース81に自由に出入りすることができる。
【0043】又、車椅子31の利用者にとっては、ドア
と壁の一部の両方を旋回式で開閉するよりも、壁側は引
戸式のスライド側壁82にした方が移動距離が小さく、
且つ小さな力で開けられるから、ずっと楽であり、使い
勝手が良い。
【0044】更に既存のトイレブースを改造する場合、
トイレブース81の隣に洗面カウンター等があっても、
ドアでは開けたとき洗面カウンターそのものに干渉した
り、洗面カウンターの利用者に干渉する虞があるが、引
戸式のスライド側壁82であればこのような虞は無く、
トイレルーム1のスペースが多少狭くても、設置するこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、共用床と、洗面器と、大便器を壁で
囲ってなるトイレブースと、メイン扉とを備えたトイレ
ルームにおいて、メイン扉を車椅子が通過可能な幅広の
扉に変更し、この幅広の扉に錠機構を設け、トイレブー
スを囲う左右の壁のうちメイン扉側を開放可能な壁に変
更するようにした。
【0046】既存のトイレルームのメイン扉と、トイレ
ブースの壁とを交換するだけで、通常のトイレルームを
車椅子利用者も使用可能な兼用トイレルームに改造する
ことができる。既存のトイレルームを改造するだけであ
るから、車椅子利用者対応のトイレルームを安く提供す
ることができる。
【0047】請求項2は、メイン扉に設けた錠機構を、
開放可能な壁が開放側に旋回したことを条件に施錠可能
にしたので、トイレブースの壁を開けてトイレブースを
利用するときトイレルームのメイン扉が施錠可能になる
ので、車椅子の人がメイン扉の施錠を忘れても安心して
トイレルームを利用することができる。
【0048】請求項3は、大便器を少なくとも左右の壁
と扉付壁で囲ってなるトイレブースにおいて、左右の壁
の一方を水平旋回可能な壁としたので、トイレブースの
左右の壁の一方を水平旋回可能な壁とすることで、車椅
子の利用者がトイレブースを開けたまま利用できるよう
になるから、既存のトイレルームに設置された大便器、
小便器、洗面器等の器具の数を減らすことなくトイレル
ームに車椅子対応のトイレブースを設置することができ
る。
【0049】請求項4は、水平旋回可能な壁を、床に固
定した固定部と、この固定部にヒンジで取付けた可動部
とで構成し、この可動部の位置を扉付壁側としたので、
トイレブースの水平旋回可能な壁側に、例えば小便器、
洗面器等があって壁全部を開けられないようなトイレル
ームにも、車椅子対応のトイレブースを設置することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレルームの平面図
【図2】本発明のトイレルームに設けた第1実施例のト
イレブースの平面図
【図3】第1実施例のトイレルームの作用図
【図4】第1実施例のトイレルームの作用図
【図5】第1実施例のトイレルームの作用図
【図6】第2実施例のトイレブースの平面図
【図7】第3実施例のトイレブースの平面図
【図8】第3実施例のトイレブースの作用図
【図9】第4実施例のトイレブースを適用した車椅子対
応型トイレルームの平面図
【図10】第4実施例のトイレブースの平面図
【図11】第4実施例のトイレブースの作用図
【図12】第5実施例のトイレブースの平面図
【図13】第5実施例の腰掛便器を外した状態のスライ
ド側壁の斜視図
【図14】第5実施例のドアに施錠するロック機構の斜
視図
【図15】スライド側壁に取り付けた丸落し錠の斜視図
【図16】第5実施例のトイレブースの作用図
【符号の説明】
1…トイレルーム,2…共用床,3〜8…壁パネル,9
…メイン扉,10…錠機構,14…洗面器,16,1
8,21…壁,17,19…ドア,22…仕切壁,2
3,24,35,41,67,68,69,81…トイ
レブース,82…スライド側壁,83…スライド機構,
110…ロック機構。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共用床と、洗面器と、大便器を壁で囲っ
    てなるトイレブースと、メイン扉とを備えたトイレルー
    ムにおいて、 前記メイン扉を車椅子が通過可能な幅広の扉に変更し、 この幅広の扉に錠機構を設け、 前記トイレブースを囲う左右の壁のうちメイン扉側を開
    放可能な壁に変更する、 ことを特徴とするトイレルームの改造方法。
  2. 【請求項2】 前記メイン扉に設けた錠機構は、前記開
    放可能な壁が開放側に旋回したことを条件に施錠可能に
    したことを特徴とする請求項1記載のトイレルームの改
    造方法。
  3. 【請求項3】 大便器を少なくとも左右の壁と扉付壁で
    囲ってなるトイレブースにおいて、前記左右の壁の一方
    を水平旋回可能な壁としたことを特徴とするトイレブー
    ス。
  4. 【請求項4】 前記水平旋回可能な壁を、床に固定した
    固定部と、この固定部にヒンジで取付けた可動部とで構
    成し、この可動部の位置を前記扉付壁側としたことを請
    求項3項記載の特徴とするトイレブース。
JP25716497A 1996-10-28 1997-09-22 トイレルームの改造方法及びトイレブース Pending JPH10184047A (ja)

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JP25716497A JPH10184047A (ja) 1996-10-28 1997-09-22 トイレルームの改造方法及びトイレブース

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