JPH10185260A - 吹出し用空気分配器 - Google Patents
吹出し用空気分配器Info
- Publication number
- JPH10185260A JPH10185260A JP34945196A JP34945196A JPH10185260A JP H10185260 A JPH10185260 A JP H10185260A JP 34945196 A JP34945196 A JP 34945196A JP 34945196 A JP34945196 A JP 34945196A JP H10185260 A JPH10185260 A JP H10185260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air distributor
- inlet
- outlet
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】全面垂直層流式クリーンルームにおいて、生産
装置が配置されたエリアのみを簡単に高風速の高清浄度
域とする。 【解決手段】天井側に配された高性能フィルター1、1
…から一定の垂直気流速度で一様に清浄空気を吹き出す
ようにした全面垂直層流式クリーンルームを対象とし
て、前記高性能フィルター1、1…の直下位置に配設さ
れ、その下側領域に高風速領域を形成するための空気分
配器11であって、この空気分配器11は、清浄空気の
流入口11aおよび流出口11bを有し、かつ流入口1
1aから流出口11bに至る流路の周囲が側壁によって
囲まれた通風ガイド体あって、前記流出口11b部の流
路断面積を前記流入口11a部の流路断面積より小さく
形成してある。
装置が配置されたエリアのみを簡単に高風速の高清浄度
域とする。 【解決手段】天井側に配された高性能フィルター1、1
…から一定の垂直気流速度で一様に清浄空気を吹き出す
ようにした全面垂直層流式クリーンルームを対象とし
て、前記高性能フィルター1、1…の直下位置に配設さ
れ、その下側領域に高風速領域を形成するための空気分
配器11であって、この空気分配器11は、清浄空気の
流入口11aおよび流出口11bを有し、かつ流入口1
1aから流出口11bに至る流路の周囲が側壁によって
囲まれた通風ガイド体あって、前記流出口11b部の流
路断面積を前記流入口11a部の流路断面積より小さく
形成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定の垂直気流速
度でクリーンルームに一様に清浄空気を吹き出すように
した全面垂直層流式クリーンルームにおいて、局所的に
高風速領域を形成するための吹出し用空気分配器に関す
る。
度でクリーンルームに一様に清浄空気を吹き出すように
した全面垂直層流式クリーンルームにおいて、局所的に
高風速領域を形成するための吹出し用空気分配器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体やフィルムなどの製造工場や精密
機械工場などでは、わずかでも浮遊微粒子が存在する
と、製造中の製品に付着して製品不良を起こすため、工
場全体または作業室を必要に応じて清浄な状態に維持
し、製品の品質と信頼性に務め、歩留りを向上させてい
る。このような目的で清浄化した部屋をクリーンルーム
といい、非常に高い清浄環境が確保されている。
機械工場などでは、わずかでも浮遊微粒子が存在する
と、製造中の製品に付着して製品不良を起こすため、工
場全体または作業室を必要に応じて清浄な状態に維持
し、製品の品質と信頼性に務め、歩留りを向上させてい
る。このような目的で清浄化した部屋をクリーンルーム
といい、非常に高い清浄環境が確保されている。
【0003】前記クリーンルームにおいては、空気を清
浄な状態に保つために、たとえば天井または壁部分に高
性能エアフィルターを配設するとともに、床または壁部
分に多数の空気排出孔を形成し、循環路の途中に循環用
ファンを配設し、前記高性能エアフィルターを巡るよう
に空気を循環させている。
浄な状態に保つために、たとえば天井または壁部分に高
性能エアフィルターを配設するとともに、床または壁部
分に多数の空気排出孔を形成し、循環路の途中に循環用
ファンを配設し、前記高性能エアフィルターを巡るよう
に空気を循環させている。
【0004】従来より、クリーンルームにおける空気浄
化方式には、ダウンフロー方式、トンネルクリーン方式
など種々の形式がある。前記ダウンフロー形は、全面垂
直層流方式ともいい、図8に示されるように、天井のほ
ぼ一面に高性能フィルター20、20…を配設する一
方、床21をグレーチングなどとして吸込口を形成し、
天井裏から送給される空気を前記高性能フィルター2
0、20…を通過させて一定の気流速度で室内に送った
後、前記吸込口より一定の吸込速度で吸入して循環させ
る方式をいう。この場合の垂直気流速度は概ね0.25
〜0.5m/sec 程度に設定され、仮に天井面での吹出し
速度を0.5m/sec とすると、換気回数は400〜60
0回/h以上となる。この方式は、微粒子を除去するに
は非常に有効な手段で清浄度クラス100〜1を維持で
きる反面、膨大な量の空気を循環させなければならず、
当然に空調設備の容量が大きくならざるを得ずイニシャ
ルコスト、ランニングコストが嵩むなどの問題がある。
化方式には、ダウンフロー方式、トンネルクリーン方式
など種々の形式がある。前記ダウンフロー形は、全面垂
直層流方式ともいい、図8に示されるように、天井のほ
ぼ一面に高性能フィルター20、20…を配設する一
方、床21をグレーチングなどとして吸込口を形成し、
天井裏から送給される空気を前記高性能フィルター2
0、20…を通過させて一定の気流速度で室内に送った
後、前記吸込口より一定の吸込速度で吸入して循環させ
る方式をいう。この場合の垂直気流速度は概ね0.25
〜0.5m/sec 程度に設定され、仮に天井面での吹出し
速度を0.5m/sec とすると、換気回数は400〜60
0回/h以上となる。この方式は、微粒子を除去するに
は非常に有効な手段で清浄度クラス100〜1を維持で
きる反面、膨大な量の空気を循環させなければならず、
当然に空調設備の容量が大きくならざるを得ずイニシャ
ルコスト、ランニングコストが嵩むなどの問題がある。
【0005】これに対して前記トンネルクリーン方式
は、図9に示されるように、クリーンルームCRを厳し
い清浄度クラス(例えばクラス100)を必要とする生
産ライン上部またはその周辺(A領域)と、緩和された
清浄度クラス(例えばクラス1000または1000
0)でよいとされる作業通路部(B領域)とに分けて空
調設備を計画したもので、具体的にはファン22と高性
能フィルター23とが一体となったファンフィルターユ
ニット24を天井側に配置して吹出し速度を任意に調整
できるようにしておき、A領域では例えばクラス100
とするために垂直気流速度を0.15〜0.5m/sec 程
度とし、一方B領域では例えばクラス1000でよいた
め垂直気流速度を0.1〜0.2m/sec 程度に設定し、
生産ライン周辺のA領域を高清浄度クラスのトンネル状
空間とし、作業通路B領域の給気をA領域より減じて清
浄度クラスを緩和するというものである。この方式に関
連した先行技術としては、特開昭56−162335
号、特開昭59−185923号、特願平1−2450
74号などを挙げることができる。
は、図9に示されるように、クリーンルームCRを厳し
い清浄度クラス(例えばクラス100)を必要とする生
産ライン上部またはその周辺(A領域)と、緩和された
清浄度クラス(例えばクラス1000または1000
0)でよいとされる作業通路部(B領域)とに分けて空
調設備を計画したもので、具体的にはファン22と高性
能フィルター23とが一体となったファンフィルターユ
ニット24を天井側に配置して吹出し速度を任意に調整
できるようにしておき、A領域では例えばクラス100
とするために垂直気流速度を0.15〜0.5m/sec 程
度とし、一方B領域では例えばクラス1000でよいた
め垂直気流速度を0.1〜0.2m/sec 程度に設定し、
生産ライン周辺のA領域を高清浄度クラスのトンネル状
空間とし、作業通路B領域の給気をA領域より減じて清
浄度クラスを緩和するというものである。この方式に関
連した先行技術としては、特開昭56−162335
号、特開昭59−185923号、特願平1−2450
74号などを挙げることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記トンネルクリーン
方式は、前記全面垂直層流方式よりもランニングコスト
が安くなる利点があるものの、イニシャルコストが高
く、また現在の全面垂直層流方式からの変更に当たって
はシステムの大掛かりな変更を要するなどの問題があ
る。また、生産装置の配置替えや機種更新に対するフレ
キシビリティに欠けるなどの問題もある。
方式は、前記全面垂直層流方式よりもランニングコスト
が安くなる利点があるものの、イニシャルコストが高
く、また現在の全面垂直層流方式からの変更に当たって
はシステムの大掛かりな変更を要するなどの問題があ
る。また、生産装置の配置替えや機種更新に対するフレ
キシビリティに欠けるなどの問題もある。
【0007】そこで本発明の課題は、一定の垂直気流速
度でクリーンルームに一様に清浄空気を吹き出すように
した全面垂直層流式クリーンルームにおいて、生産装置
が配置されたエリアのみを簡単に高風速の高清浄度域と
することのできる吹出し用空気分配器を提供することに
ある。
度でクリーンルームに一様に清浄空気を吹き出すように
した全面垂直層流式クリーンルームにおいて、生産装置
が配置されたエリアのみを簡単に高風速の高清浄度域と
することのできる吹出し用空気分配器を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、天井側に配されたエアフィルターから一定
の垂直気流速度で一様に清浄空気を吹き出すようにした
全面垂直層流式クリーンルームを対象として、前記エア
フィルターの直下位置に配設され、その下側領域に高風
速領域を形成するための空気分配器であって、前記空気
分配器は、清浄空気の流入口および流出口を有し、かつ
流入口から流出口に至る流路の周囲が側壁によって囲ま
れた通風ガイド体であって、前記流出口部の流路断面積
を前記流入口部の流路断面積より小さくして形成してあ
ることを特徴とするものである。
に本発明は、天井側に配されたエアフィルターから一定
の垂直気流速度で一様に清浄空気を吹き出すようにした
全面垂直層流式クリーンルームを対象として、前記エア
フィルターの直下位置に配設され、その下側領域に高風
速領域を形成するための空気分配器であって、前記空気
分配器は、清浄空気の流入口および流出口を有し、かつ
流入口から流出口に至る流路の周囲が側壁によって囲ま
れた通風ガイド体であって、前記流出口部の流路断面積
を前記流入口部の流路断面積より小さくして形成してあ
ることを特徴とするものである。
【0009】本発明においては、たとえ現状の空気浄化
方式が全面垂直層流式クリーンルームであっても、前記
形状の分配器を取付けることにより簡単にクリーンルー
ム内の一部に高風速の高清浄度領域を作ることができる
ようになる。
方式が全面垂直層流式クリーンルームであっても、前記
形状の分配器を取付けることにより簡単にクリーンルー
ム内の一部に高風速の高清浄度領域を作ることができる
ようになる。
【0010】流管の2断面a,bを単位時間に通過する
流体の質量QM は、速度をVa、Vb、流路断面積をA
a、Ab、密度をρa、ρbとすると、質量保存の法則
により、 QM =ρa・Va・Aa=ρb・Vb・Ab……(1) ρa=ρbとすると、各断面を通過する単位時間当りの
流体の体積、すなわち流量Qは、 Q=Va・Aa=Vb・Ab……(2) 上記方程式は連続方程式と呼ばれる式であるが、この式
から判るように、流路面積が減じられれば、それに反比
例して流速が増大する。
流体の質量QM は、速度をVa、Vb、流路断面積をA
a、Ab、密度をρa、ρbとすると、質量保存の法則
により、 QM =ρa・Va・Aa=ρb・Vb・Ab……(1) ρa=ρbとすると、各断面を通過する単位時間当りの
流体の体積、すなわち流量Qは、 Q=Va・Aa=Vb・Ab……(2) 上記方程式は連続方程式と呼ばれる式であるが、この式
から判るように、流路面積が減じられれば、それに反比
例して流速が増大する。
【0011】したがって、前述のように、前記流出口部
の流路断面積を前記流入口部の流路断面積より小さくし
た通風ガイド体たる空気分配器によれば、流入口から入
った清浄空気は、流出口から吹き出される時には流入時
の流速よりも増大されて吹き出されることになり、その
直下位置に高風速の高清浄度領域を作ることができる。
この場合、前記側壁の形状は、気流の乱れを起こさない
ように連続した整流流れとすることが肝要であるため、
前記流入口から流出口に至る流路の一部または全部の区
間長において連続的に流路断面積を狭めた形状とするの
が望ましい。
の流路断面積を前記流入口部の流路断面積より小さくし
た通風ガイド体たる空気分配器によれば、流入口から入
った清浄空気は、流出口から吹き出される時には流入時
の流速よりも増大されて吹き出されることになり、その
直下位置に高風速の高清浄度領域を作ることができる。
この場合、前記側壁の形状は、気流の乱れを起こさない
ように連続した整流流れとすることが肝要であるため、
前記流入口から流出口に至る流路の一部または全部の区
間長において連続的に流路断面積を狭めた形状とするの
が望ましい。
【0012】また、前記空気分配器を着脱自在とするこ
とにより、生産装置の配置替えや機種更新に対して容易
に対応することができるようになる。さらに、前記空気
分配器の取付けは、外部の空気流れを乱さないように、
前記空気分配器の流入口を前記高性能エアフィルター面
に対して直接または間接的に連続させ、前記流入口部を
外部に対して気密として取付けるのが望ましい。
とにより、生産装置の配置替えや機種更新に対して容易
に対応することができるようになる。さらに、前記空気
分配器の取付けは、外部の空気流れを乱さないように、
前記空気分配器の流入口を前記高性能エアフィルター面
に対して直接または間接的に連続させ、前記流入口部を
外部に対して気密として取付けるのが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る吹出
し用空気分配器11を全面垂直層流方式のクリーンルー
ムに適用した場合の全体概略図である。クリーンルーム
CRは、室内上方位置に、格子状に組まれた天井フレー
ム8、8…が設けられ、この天井フレーム8、8…の各
枠部に対してHEPAフィルター、VEPAフィルタ
ー、ULPAフィルター等の高性能フィルターまたは超
高性能フィルター1、1…(以下、高性能フィルターと
いう。)が取付けられている。なお、前記天井フレーム
8と接触する前記高性能フィルター1の周囲は、シール
等により完全な気密性が確保されている。
て図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る吹出
し用空気分配器11を全面垂直層流方式のクリーンルー
ムに適用した場合の全体概略図である。クリーンルーム
CRは、室内上方位置に、格子状に組まれた天井フレー
ム8、8…が設けられ、この天井フレーム8、8…の各
枠部に対してHEPAフィルター、VEPAフィルタ
ー、ULPAフィルター等の高性能フィルターまたは超
高性能フィルター1、1…(以下、高性能フィルターと
いう。)が取付けられている。なお、前記天井フレーム
8と接触する前記高性能フィルター1の周囲は、シール
等により完全な気密性が確保されている。
【0014】一方、クリーンルームCRの床は、グレー
チングフロア2となっており、前記高性能フィルター1
を通り抜けてクリーンルームCRに流入した清浄空気
は、このグレーチングフロア2を通過して床下のリタン
プレナムエリア9に流入し、排気ダクト3から排気さ
れ、空調機4を通り給気ダクト5を介して天井裏チャン
バ10に給気され、再び前記高性能フィルター1、1…
を通過してクリーンルームCR内に供給される。なお、
6は給気ダクトの中間に設けた中間フィルタである。前
記クリーンルームCR内において、実質的に天井一面に
配列された高性能フィルター1、1…を通り抜けて室内
を流れる空気は、方向および速度が一定であり層流状態
で流れる。
チングフロア2となっており、前記高性能フィルター1
を通り抜けてクリーンルームCRに流入した清浄空気
は、このグレーチングフロア2を通過して床下のリタン
プレナムエリア9に流入し、排気ダクト3から排気さ
れ、空調機4を通り給気ダクト5を介して天井裏チャン
バ10に給気され、再び前記高性能フィルター1、1…
を通過してクリーンルームCR内に供給される。なお、
6は給気ダクトの中間に設けた中間フィルタである。前
記クリーンルームCR内において、実質的に天井一面に
配列された高性能フィルター1、1…を通り抜けて室内
を流れる空気は、方向および速度が一定であり層流状態
で流れる。
【0015】いま、製造装置7が壁隅部分に配置されて
いるとして、この製造装置7の近傍エリア(生産ゾーン
Aという。)を高風速として周囲よりも高清浄度領域と
するために、この生産ゾーンAの上方位置に本発明に係
る吹出し用空気分配器11(以下、単に空気分配器とい
う。)を設置する。
いるとして、この製造装置7の近傍エリア(生産ゾーン
Aという。)を高風速として周囲よりも高清浄度領域と
するために、この生産ゾーンAの上方位置に本発明に係
る吹出し用空気分配器11(以下、単に空気分配器とい
う。)を設置する。
【0016】前記空気分配器11は、詳細には図3に示
されるように、上端に清浄空気の流入口11aを有する
とともに、下端に清浄空気の流出口11bを有し、前記
流入口11aから流出口11bに至る流路の周囲が側壁
によって囲まれた所定長さLの通風ガイド体であり、特
に前記流出口11bの流路断面積Ab を前記流入口11
aの流路断面積Aa よりも小さく形成してある。したが
って、図4に示されるように、高性能フィルター1から
流速VB で空気分配器11内に流入した清浄空気は、流
路断面積が減じられるに従って次第に流速を増し、流出
口11bから吹き出される際には流速VA (>VB )と
なって流出する。流出後は流路が開放されることにより
流速が徐々に低下することにはなるが、前記空気分配器
11の直下位置は、少なくとも周囲よりも高風速の状態
で清浄空気が流れるとともに、流出後は流路が開放され
ることにより気流が拡がるため、舞い上がった塵埃など
も製造装置7から遠ざかる方向に拡散するため、生産ゾ
ーンAが高清浄度に保たれるようになる。
されるように、上端に清浄空気の流入口11aを有する
とともに、下端に清浄空気の流出口11bを有し、前記
流入口11aから流出口11bに至る流路の周囲が側壁
によって囲まれた所定長さLの通風ガイド体であり、特
に前記流出口11bの流路断面積Ab を前記流入口11
aの流路断面積Aa よりも小さく形成してある。したが
って、図4に示されるように、高性能フィルター1から
流速VB で空気分配器11内に流入した清浄空気は、流
路断面積が減じられるに従って次第に流速を増し、流出
口11bから吹き出される際には流速VA (>VB )と
なって流出する。流出後は流路が開放されることにより
流速が徐々に低下することにはなるが、前記空気分配器
11の直下位置は、少なくとも周囲よりも高風速の状態
で清浄空気が流れるとともに、流出後は流路が開放され
ることにより気流が拡がるため、舞い上がった塵埃など
も製造装置7から遠ざかる方向に拡散するため、生産ゾ
ーンAが高清浄度に保たれるようになる。
【0017】上記例は、製造装置7をクリーンルームC
Rの壁隅に配置した関係で、一方の側壁11cを鉛直壁
としてあるが、製造装置7がクリーンルームCRの略中
央に配置されるような場合には、図5に示されるよう
に、対面する両側壁11c、11dを曲線状に絞り込ん
だ形状の空気分配器11Aが用いられる。
Rの壁隅に配置した関係で、一方の側壁11cを鉛直壁
としてあるが、製造装置7がクリーンルームCRの略中
央に配置されるような場合には、図5に示されるよう
に、対面する両側壁11c、11dを曲線状に絞り込ん
だ形状の空気分配器11Aが用いられる。
【0018】前記空気分配器11、11Aは、外側の気
流に影響を与えないようにするため、天井の高性能フィ
ルター1、1…面に対して流入口11aを直に連続さ
せ、好ましくは間にパッキンなどを介して間接的に連続
させて、前記流出口11aを外部に対して気密となるよ
うに設置するのが望ましい。
流に影響を与えないようにするため、天井の高性能フィ
ルター1、1…面に対して流入口11aを直に連続さ
せ、好ましくは間にパッキンなどを介して間接的に連続
させて、前記流出口11aを外部に対して気密となるよ
うに設置するのが望ましい。
【0019】また、前記空気分配器の側壁形状として
は、図6に示されるように、流入口11aから流出口1
1bにかけて対面する側壁11c、11dを直線状テー
パとすることによって漸次流路断面積を小さくした空気
分配器11Bや、図7に示されるように、流入口近傍お
よび流出口近傍の側壁を鉛直面としながら、側壁の中間
部分を直線状テーパとすることによって漸次流路断面積
を小さくした空気分配器11Bなども本発明空気分配器
として使用することができるが、分配器11内を流れる
空気が乱れないように、側壁を曲線状として流路断面積
が漸次小さくなるようにし、かつ流出口11bから吹き
出される清浄空気が真下方向に吹き出されるように、流
出口11b近傍においては、側壁11c、11dを鉛直
面として形成した、図1または図5に示される空気分配
器11、11Aの方が望ましい。
は、図6に示されるように、流入口11aから流出口1
1bにかけて対面する側壁11c、11dを直線状テー
パとすることによって漸次流路断面積を小さくした空気
分配器11Bや、図7に示されるように、流入口近傍お
よび流出口近傍の側壁を鉛直面としながら、側壁の中間
部分を直線状テーパとすることによって漸次流路断面積
を小さくした空気分配器11Bなども本発明空気分配器
として使用することができるが、分配器11内を流れる
空気が乱れないように、側壁を曲線状として流路断面積
が漸次小さくなるようにし、かつ流出口11bから吹き
出される清浄空気が真下方向に吹き出されるように、流
出口11b近傍においては、側壁11c、11dを鉛直
面として形成した、図1または図5に示される空気分配
器11、11Aの方が望ましい。
【0020】また、前記空気分配器11は、装置の配置
替えや機種更新に対して柔軟に対応できるように、着脱
自在とするのが望ましい。
替えや機種更新に対して柔軟に対応できるように、着脱
自在とするのが望ましい。
【0021】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、一
定の垂直気流速度でクリーンルームに一様に清浄空気を
吹き出すようにした全面垂直層流式クリーンルームにお
いて、生産装置が配置されたエリアのみを簡単に高風速
の高清浄域とすることができるようになる。
定の垂直気流速度でクリーンルームに一様に清浄空気を
吹き出すようにした全面垂直層流式クリーンルームにお
いて、生産装置が配置されたエリアのみを簡単に高風速
の高清浄域とすることができるようになる。
【図1】本発明に係る空気分配器11のクリーンルーム
への適用状態図である。
への適用状態図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】空気分配器11の斜視図である。
【図4】空気分配器11内の空気流れ状態図である。
【図5】空気分配器の他例を示す図である。
【図6】空気分配器の他例を示す図である。
【図7】空気分配器の他例を示す図である。
【図8】全面垂直層流方式のクリーンルーム概略図であ
る。
る。
【図9】トンネル方式のクリーンルーム概略図である。
1…高性能フィルター、2…グレーチングフロア、3…
排気ダクト、4…空調機、5…給気ダクト、6…中間フ
ィルタ、7…製造装置、8…天井フレーム、9…リタン
プレナムエリア、11・11A〜11C…空気分配器
排気ダクト、4…空調機、5…給気ダクト、6…中間フ
ィルタ、7…製造装置、8…天井フレーム、9…リタン
プレナムエリア、11・11A〜11C…空気分配器
Claims (4)
- 【請求項1】天井側に配されたエアフィルターから一定
の垂直気流速度で一様に清浄空気を吹き出すようにした
全面垂直層流式クリーンルームを対象として、前記エア
フィルターの直下位置に配設され、その下側領域に高風
速領域を形成するための空気分配器であって、 前記空気分配器は、清浄空気の流入口および流出口を有
し、かつ流入口から流出口に至る流路の周囲が側壁によ
って囲まれた通風ガイド体であって、前記流出口部の流
路断面積を前記流入口部の流路断面積より小さくして形
成してあることを特徴とする吹出し用空気分配器。 - 【請求項2】前記流入口から流出口に至る流路の一部ま
たは全部の区間長において連続的に流路断面積を狭めて
ある請求項1記載の吹出し用空気分配器。 - 【請求項3】前記空気分配器は着脱自在である請求項
1、2記載の吹出し用空気分配器。 - 【請求項4】前記空気分配器の流入口を前記高性能エア
フィルター面に対して直接または間接的に連続させ、前
記流入口部を外部に対して気密としてある請求項1〜3
記載の吹出し用空気分配器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34945196A JPH10185260A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 吹出し用空気分配器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34945196A JPH10185260A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 吹出し用空気分配器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10185260A true JPH10185260A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18403847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34945196A Pending JPH10185260A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 吹出し用空気分配器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10185260A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021167723A (ja) * | 2021-07-15 | 2021-10-21 | 株式会社西部技研 | クリーンブース |
| CN114211009A (zh) * | 2021-09-24 | 2022-03-22 | 深圳市华阳新材料科技有限公司 | 一种3d打印的层流和均匀吹风结构 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP34945196A patent/JPH10185260A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021167723A (ja) * | 2021-07-15 | 2021-10-21 | 株式会社西部技研 | クリーンブース |
| CN114211009A (zh) * | 2021-09-24 | 2022-03-22 | 深圳市华阳新材料科技有限公司 | 一种3d打印的层流和均匀吹风结构 |
| CN114211009B (zh) * | 2021-09-24 | 2024-06-14 | 深圳市华阳新材料科技有限公司 | 一种3d打印的层流和均匀吹风结构 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR910006190B1 (ko) | 청정실장치 | |
| JPH0666439A (ja) | クリーンルーム及びエアサプライユニット | |
| JP3808567B2 (ja) | クリーンルーム構造 | |
| JP4798816B2 (ja) | 循環型クリーンルーム | |
| JP2551923Y2 (ja) | クリーンルーム | |
| JP3555793B2 (ja) | トンネル式クリーンルーム空調システム | |
| CN209348273U (zh) | 超净层流系统及具有其的无尘室、手套箱和设备 | |
| JP2951949B1 (ja) | クリーンルームの局所空調システム | |
| JP2004012038A (ja) | クリーンルーム | |
| JP2536188B2 (ja) | 空気清浄装置 | |
| JPS6127435A (ja) | 空気清浄化システムに於る汚染空気の誘引混入防止装置 | |
| JPH08261531A (ja) | クリーンルームシステム | |
| TW202027838A (zh) | 無塵室淨化系統 | |
| JPH10141723A5 (ja) | ||
| CN222447645U (zh) | 洁净室 | |
| JP2001241717A (ja) | 空気清浄化装置 | |
| JP2005201488A (ja) | ゾーン浄化システム | |
| JPS59185923A (ja) | クリーンルームの形成方法 | |
| JP2597853B2 (ja) | クリーンルーム | |
| JPH0828920A (ja) | クリーンルーム用空気清浄化装置 | |
| JP3420722B2 (ja) | 局所空気清浄装置 | |
| JP3639021B2 (ja) | トンネル式クリーンルーム用フィルタユニット | |
| KR102774336B1 (ko) | 클린텐트 | |
| JPS62182541A (ja) | クリ−ンル−ム | |
| JPH0544663Y2 (ja) |