JPH10185585A - 巻線間応力解放を行う埋め込みジャイロ・センサ - Google Patents
巻線間応力解放を行う埋め込みジャイロ・センサInfo
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- JPH10185585A JPH10185585A JP9318262A JP31826297A JPH10185585A JP H10185585 A JPH10185585 A JP H10185585A JP 9318262 A JP9318262 A JP 9318262A JP 31826297 A JP31826297 A JP 31826297A JP H10185585 A JPH10185585 A JP H10185585A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ファイバ・オプティック・ジャイロスコープ
用センサ・コイル及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 上記コイルは周知のパターンに巻かれ
る。潤滑剤のコーティング層(32,34)が、上記フ
ァイバの外側のジャケットとコイル埋設材との間のイン
ターフェースのところで、応力を解放する種々のコイル
配置に構成することができる。
用センサ・コイル及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 上記コイルは周知のパターンに巻かれ
る。潤滑剤のコーティング層(32,34)が、上記フ
ァイバの外側のジャケットとコイル埋設材との間のイン
ターフェースのところで、応力を解放する種々のコイル
配置に構成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイバ・オプテ
ィック・ジャイロスコープに関し、特に巻線間応力解放
を行う埋め込みセンサ・コイルに関する。
ィック・ジャイロスコープに関し、特に巻線間応力解放
を行う埋め込みセンサ・コイルに関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】干
渉計ファイバ・オプティック・ジャイロスコープは下記
の主要な構成部材からなる。すなわち、(1)光源、
(2)「最小交互構成」の要件を満足させる二つのビー
ム・スプリッタ(ファイバ・オプティック指向性カプラ
および/または内蔵オプティックス・Yジャンクショ
ン)(S.エゼキールおよびM.J.アーディティ著の
1982年ニューヨーク、スプリンガーバーラグ発行の
「ファイバ・オプティック・回転センサ」2−26ペー
ジ 1982)、(3)偏光維持(PM)ファイバ、ま
たは低複屈折(標準通信)ファイバ製のファイバ感知オ
プティック・コイル、(4)偏光子(および場合によっ
ては、一つまたはそれ以上の偏光解消装置)、および
(5)検出装置からなる。光源からの光は、ループ・ビ
ーム・スプリッタにより、感知コイルの方向へ向かう同
一方向に伝播する波と、反対方向に伝播する波に分割さ
れる。関連エレクトロニクスが、コイルの対向する端部
から出てくる、二つの干渉し、反対方向に伝播する光の
ビームの間の位相関係を測定する。二つのビームが受け
た位相シフトの間の違いは、周知のセグナック効果によ
り、装置が固定されているプラットフォームの回転速度
に比例する。
渉計ファイバ・オプティック・ジャイロスコープは下記
の主要な構成部材からなる。すなわち、(1)光源、
(2)「最小交互構成」の要件を満足させる二つのビー
ム・スプリッタ(ファイバ・オプティック指向性カプラ
および/または内蔵オプティックス・Yジャンクショ
ン)(S.エゼキールおよびM.J.アーディティ著の
1982年ニューヨーク、スプリンガーバーラグ発行の
「ファイバ・オプティック・回転センサ」2−26ペー
ジ 1982)、(3)偏光維持(PM)ファイバ、ま
たは低複屈折(標準通信)ファイバ製のファイバ感知オ
プティック・コイル、(4)偏光子(および場合によっ
ては、一つまたはそれ以上の偏光解消装置)、および
(5)検出装置からなる。光源からの光は、ループ・ビ
ーム・スプリッタにより、感知コイルの方向へ向かう同
一方向に伝播する波と、反対方向に伝播する波に分割さ
れる。関連エレクトロニクスが、コイルの対向する端部
から出てくる、二つの干渉し、反対方向に伝播する光の
ビームの間の位相関係を測定する。二つのビームが受け
た位相シフトの間の違いは、周知のセグナック効果によ
り、装置が固定されているプラットフォームの回転速度
に比例する。
【0003】環境的要因が、反対方向に伝播するビーム
の間の測定位相シフトの違いに影響を与え、それにより
バイアス・エラーを生じる場合がある。このような環境
的要因としては、温度、(音響および機械的)振動およ
び磁界のような変数等がある。一般的にいって、このよ
うな要因は、両方とも時間によって変化し、コイル全体
にわたって均一に分布していない。これらの環境要因
は、それぞれの反対方向に伝わる波が、コイルを通ると
きに通過する光学的ライトパス内に変動を生じる。二つ
の波の上に起こった位相シフトは、同じではなく、回転
により生じる信号から区別することができない望ましく
ない正味位相シフトを起こす。
の間の測定位相シフトの違いに影響を与え、それにより
バイアス・エラーを生じる場合がある。このような環境
的要因としては、温度、(音響および機械的)振動およ
び磁界のような変数等がある。一般的にいって、このよ
うな要因は、両方とも時間によって変化し、コイル全体
にわたって均一に分布していない。これらの環境要因
は、それぞれの反対方向に伝わる波が、コイルを通ると
きに通過する光学的ライトパス内に変動を生じる。二つ
の波の上に起こった位相シフトは、同じではなく、回転
により生じる信号から区別することができない望ましく
ない正味位相シフトを起こす。
【0004】環境的要因から生じる感度を低下させる一
つの方法は、種々の対称的コイル巻線の配置を使用す
る。上記コイル内では、コイルの二つの端部が最も外側
の層に位置しているときに、コイルの幾何学的中心が最
も内側の層に位置するように、巻線が配置される。
つの方法は、種々の対称的コイル巻線の配置を使用す
る。上記コイル内では、コイルの二つの端部が最も外側
の層に位置しているときに、コイルの幾何学的中心が最
も内側の層に位置するように、巻線が配置される。
【0005】N.フリーゴは、(1983年)のプロク
・スピエ(Proc.SPIE)412巻、268ペー
ジの、「ファイバ・オプティックスおよびレーザ・セン
サI」掲載の「セグナック干渉計内の非相反性の一次元
の補償」の中で、非相反性を補償するために特定の巻線
パターンを使用することを提案した。さらに、ベドナー
スの「ファイバ・オプティック感知コイル」という名称
の米国特許第4,793,708号は、二極子または四
極子巻線により形成された対称的ファイバ・オプティッ
ク感知コイルを開示している。上記特許が開示している
コイルは、従来の螺旋タイプの巻線と比較すると優れた
性能を持っている。
・スピエ(Proc.SPIE)412巻、268ペー
ジの、「ファイバ・オプティックスおよびレーザ・セン
サI」掲載の「セグナック干渉計内の非相反性の一次元
の補償」の中で、非相反性を補償するために特定の巻線
パターンを使用することを提案した。さらに、ベドナー
スの「ファイバ・オプティック感知コイル」という名称
の米国特許第4,793,708号は、二極子または四
極子巻線により形成された対称的ファイバ・オプティッ
ク感知コイルを開示している。上記特許が開示している
コイルは、従来の螺旋タイプの巻線と比較すると優れた
性能を持っている。
【0006】イバンセビックの「四極子巻きファイバ・
オプティック感知コイルおよびその製造方法」という名
称の米国特許第4,856,900号は、端部フランジ
に隣接する上部に向かって突出したファイバ・セグメン
トによる、ファイバの締め付けおよびごく小さな曲がり
が、上記の上方に突出するセグメントの代わりに、接続
している層の間を上に向かって延びる巻線の中心が同じ
巻線の壁を使用することにより、解決が計られている改
良型四極子巻きコイルを開示している。本発明の譲受人
は、上記米国特許の両方を所有している。
オプティック感知コイルおよびその製造方法」という名
称の米国特許第4,856,900号は、端部フランジ
に隣接する上部に向かって突出したファイバ・セグメン
トによる、ファイバの締め付けおよびごく小さな曲がり
が、上記の上方に突出するセグメントの代わりに、接続
している層の間を上に向かって延びる巻線の中心が同じ
巻線の壁を使用することにより、解決が計られている改
良型四極子巻きコイルを開示している。本発明の譲受人
は、上記米国特許の両方を所有している。
【0007】適当なコイルの巻線技術により、ファイバ
・オプティック・ジャイロスコープの出力のバイアス・
エラーのいくつかを最も小さくすることができるが、こ
のような技術は上記バイアスのすべてを除去することは
できない。特に、ジャイロ・センサ・コイルの設計は、
ジャイロの迷い歩き、バイアス安定性、バイアス温度感
度、バイアス温度ランプ感度、バイアス振動感度、バイ
アス磁気感度、スケール・ファクタ温度感度および入力
軸温度感度に強い影響を与える恐れがある。
・オプティック・ジャイロスコープの出力のバイアス・
エラーのいくつかを最も小さくすることができるが、こ
のような技術は上記バイアスのすべてを除去することは
できない。特に、ジャイロ・センサ・コイルの設計は、
ジャイロの迷い歩き、バイアス安定性、バイアス温度感
度、バイアス温度ランプ感度、バイアス振動感度、バイ
アス磁気感度、スケール・ファクタ温度感度および入力
軸温度感度に強い影響を与える恐れがある。
【0008】さらに、共同発明者、アマード・コルド
バ、ドナルド J.ビリンスキ、サミュエル N.ファ
シット、グレン M.スラビアン、ジョーン D.ワイ
ルドおよびポール A.ハイマンの「低バイアス・ファ
イバ・オプティック・ジャイロスコープ用センサ・コイ
ル」という名称の米国特許第5,371,593号は、
振動の動的歪によるファイバの長さおよび屈折率の変化
により、埋設材の組成がファイバ・オプティック・ジャ
イロスコープのバイアス振動感度に有意な影響を与える
場合があることを開示している。
バ、ドナルド J.ビリンスキ、サミュエル N.ファ
シット、グレン M.スラビアン、ジョーン D.ワイ
ルドおよびポール A.ハイマンの「低バイアス・ファ
イバ・オプティック・ジャイロスコープ用センサ・コイ
ル」という名称の米国特許第5,371,593号は、
振動の動的歪によるファイバの長さおよび屈折率の変化
により、埋設材の組成がファイバ・オプティック・ジャ
イロスコープのバイアス振動感度に有意な影響を与える
場合があることを開示している。
【0009】上記米国特許は、その設計が上記環境的要
因を最小にするための多数の機能を内蔵するセンサ・コ
イルを開示している。この特許で識別され、論じられた
問題の中には、埋設材の弾性係数と振動によるバイアス
との間の関係の存在がある。一般的にいって、(振動面
からみた)ジャイロの性能は、高い弾性係数(ヤング係
数)を持つ埋設材により、有意に改善される。しかし、
上記係数は、埋設材の硬化温度から有意に異なる温度
で、ジャイロ動作に関する他の問題を引き起こすほど高
いものであってはならない。このような問題としては、
温度が関連するコイルの割れ、h−パラメータ(偏光ク
ロス結合)、PMファイバで作ったコイルの劣化、およ
び高いバイアス温度ランプ感度等がある。本発明の譲受
人が所有している、アマード・コルドバおよびグレン
M.スラビアンの「厳しい振動および熱環境用の埋設フ
ァイバ・オプティック・ジャイロスコープ・センサ・コ
イル」という名称の米国特許第5,546,482号
は、部分的に候補材料のガラス遷移温度と、ジャイロの
動作温度範囲間の関係に基づく、ポリマ埋設材の選択を
開示している。
因を最小にするための多数の機能を内蔵するセンサ・コ
イルを開示している。この特許で識別され、論じられた
問題の中には、埋設材の弾性係数と振動によるバイアス
との間の関係の存在がある。一般的にいって、(振動面
からみた)ジャイロの性能は、高い弾性係数(ヤング係
数)を持つ埋設材により、有意に改善される。しかし、
上記係数は、埋設材の硬化温度から有意に異なる温度
で、ジャイロ動作に関する他の問題を引き起こすほど高
いものであってはならない。このような問題としては、
温度が関連するコイルの割れ、h−パラメータ(偏光ク
ロス結合)、PMファイバで作ったコイルの劣化、およ
び高いバイアス温度ランプ感度等がある。本発明の譲受
人が所有している、アマード・コルドバおよびグレン
M.スラビアンの「厳しい振動および熱環境用の埋設フ
ァイバ・オプティック・ジャイロスコープ・センサ・コ
イル」という名称の米国特許第5,546,482号
は、部分的に候補材料のガラス遷移温度と、ジャイロの
動作温度範囲間の関係に基づく、ポリマ埋設材の選択を
開示している。
【0010】出願中のラルフ A.パターソンの米国特
許第08/526,725号、およびドナルド J.ビ
リンスキ、ゲン H.チン、アマード・コルドバおよび
サミュレル N.ファシットの「摩擦の少ないハブ・イ
ンターフェースを持つジャイロ・センサ・コイル」とい
う名称の米国特許第5,545,892号は、両方とも
本発明譲受人の所有物であり、コイルの収容時に使用す
る場合、接着材料の特性に関連する他の問題を解決する
ために設計された、ジャイロ・センサ・コイル用スプー
ルを開示している 収容され、埋設されたセンサ・コイ
ルの半径方向および軸方向の熱膨張特性の間には、実質
的な違いがあることが一般的に観察されている。通常、
埋設されたセンサ・コイルの半径方向の熱膨張係数は、
温度1℃当たり百万に対して10部(10ppm)以下
であるが、埋設コイルの軸方向の熱膨張係数は、通常1
℃当たり200ppmより大きい。埋設コイルの温度機
械特性のこの大きな異方性は、ガラス・ファイバ(被覆
およびコア)の熱膨張特性と、周囲のポリマ(特に、埋
設材)の熱膨張特性との間の大きな違いによるものであ
り、また巻かれたファイバは完全に埋設材接着剤により
埋設されていて、その間にスペースを持たないためとい
う事実によるものでもある。全体的な結果としては、埋
設コイルの半径方向の膨張は、膨張が少ない硬質のガラ
ス・ファイバの巻線によって全面的に決定され、軸方向
の膨張は、膨張の大きいもっと柔らかい埋設材により決
定される。
許第08/526,725号、およびドナルド J.ビ
リンスキ、ゲン H.チン、アマード・コルドバおよび
サミュレル N.ファシットの「摩擦の少ないハブ・イ
ンターフェースを持つジャイロ・センサ・コイル」とい
う名称の米国特許第5,545,892号は、両方とも
本発明譲受人の所有物であり、コイルの収容時に使用す
る場合、接着材料の特性に関連する他の問題を解決する
ために設計された、ジャイロ・センサ・コイル用スプー
ルを開示している 収容され、埋設されたセンサ・コイ
ルの半径方向および軸方向の熱膨張特性の間には、実質
的な違いがあることが一般的に観察されている。通常、
埋設されたセンサ・コイルの半径方向の熱膨張係数は、
温度1℃当たり百万に対して10部(10ppm)以下
であるが、埋設コイルの軸方向の熱膨張係数は、通常1
℃当たり200ppmより大きい。埋設コイルの温度機
械特性のこの大きな異方性は、ガラス・ファイバ(被覆
およびコア)の熱膨張特性と、周囲のポリマ(特に、埋
設材)の熱膨張特性との間の大きな違いによるものであ
り、また巻かれたファイバは完全に埋設材接着剤により
埋設されていて、その間にスペースを持たないためとい
う事実によるものでもある。全体的な結果としては、埋
設コイルの半径方向の膨張は、膨張が少ない硬質のガラ
ス・ファイバの巻線によって全面的に決定され、軸方向
の膨張は、膨張の大きいもっと柔らかい埋設材により決
定される。
【0011】上記出願中の米国特許は、それぞれ、単一
の支持フランジを含むスプール、すなわち、コイル台を
開示している。このようなスプールは、一組の端部フラ
ンジを使用するスプールとは対照的なものである。フラ
ンジを一個しか使用しないため、埋設コイルは軸方向に
自由に運動することができ、それにより埋設コイルに掛
かる過度の熱的応力を防止し、それにより温度変化によ
るジャイロのバイアス性能に対する悪影響を防止する。
そうでない場合には、埋設コイルは軸方向のスプールの
膨張よりも大きい、充填コイルのもっと大きな膨張によ
る上記の過度の応力を受けることになる。
の支持フランジを含むスプール、すなわち、コイル台を
開示している。このようなスプールは、一組の端部フラ
ンジを使用するスプールとは対照的なものである。フラ
ンジを一個しか使用しないため、埋設コイルは軸方向に
自由に運動することができ、それにより埋設コイルに掛
かる過度の熱的応力を防止し、それにより温度変化によ
るジャイロのバイアス性能に対する悪影響を防止する。
そうでない場合には、埋設コイルは軸方向のスプールの
膨張よりも大きい、充填コイルのもっと大きな膨張によ
る上記の過度の応力を受けることになる。
【0012】アマード・コルドバの「空所を含む接着フ
ァイバ・オプティック・ジャイロ・センサ・コイル」と
いう名称の、米国特許出願第08/661,166号
は、埋設ジャイロ・センサ・コイルの異方性を持つ熱膨
張特性による問題を論じている。この出願は、使用する
埋設材の量を減らすことにより、上記影響を低減するた
めの方法を開示している。薄いファイバ・コーティング
の形で塗布することができる多数の埋設材が開示されて
いる。上記の選択された材料は、充填されていない内部
の巻線にスペースを残しながら、一体構造を形成するの
に十分な接着力を持ち、それにより、接着力を持つ埋設
材の量を減らし、その結果、埋設コイルの異方性を持つ
熱膨張特性の大きさを軽減する。
ァイバ・オプティック・ジャイロ・センサ・コイル」と
いう名称の、米国特許出願第08/661,166号
は、埋設ジャイロ・センサ・コイルの異方性を持つ熱膨
張特性による問題を論じている。この出願は、使用する
埋設材の量を減らすことにより、上記影響を低減するた
めの方法を開示している。薄いファイバ・コーティング
の形で塗布することができる多数の埋設材が開示されて
いる。上記の選択された材料は、充填されていない内部
の巻線にスペースを残しながら、一体構造を形成するの
に十分な接着力を持ち、それにより、接着力を持つ埋設
材の量を減らし、その結果、埋設コイルの異方性を持つ
熱膨張特性の大きさを軽減する。
【0013】埋設ジャイロ・センサ・コイルのもう一つ
のバイアスの原因は、光ファイバの外側のジャケットの
熱膨張特性と、埋設材の熱膨張特性との間の違いであ
る。ファイバの長さ方向のいわゆる「フープ応力」の影
響は、シュープ(Shupe)バイアス・エラーに比例
し、ファイルの軸に垂直な剥奪応力は「バイアス・スパ
イク」を生じる。上記バイアス・スパイクは、外側のフ
ァイバ・ジャケットと、埋設材との間の小さな割れ目の
開閉を反映している。その結果生じる接着状態の急激な
変化により、シュープ・バイアスに対応する変化が生じ
る。
のバイアスの原因は、光ファイバの外側のジャケットの
熱膨張特性と、埋設材の熱膨張特性との間の違いであ
る。ファイバの長さ方向のいわゆる「フープ応力」の影
響は、シュープ(Shupe)バイアス・エラーに比例
し、ファイルの軸に垂直な剥奪応力は「バイアス・スパ
イク」を生じる。上記バイアス・スパイクは、外側のフ
ァイバ・ジャケットと、埋設材との間の小さな割れ目の
開閉を反映している。その結果生じる接着状態の急激な
変化により、シュープ・バイアスに対応する変化が生じ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術の上
記およびその他の欠点および不利な点に対処し、第一の
観点から見れば、ファイバ・オプティック・ジャイロス
コープ用のセンサ・コイルを提供する。上記コイルは、
第一の熱特性を持つ外側ジャケットを含む連続光ファイ
バを備える。上記ファイバは、同じ中心を持つ複数のシ
リンダー状の層内に配置されている。上記各層は、予め
定めた巻パターン内に配置されている複数の巻線を含
む。このコイルは、第二の熱特性を持つ予め定めた組成
の埋設材のマトリックス内に収容されていて、第一およ
び第二の熱特性は異なっている。外側のジャケットと埋
設材との間の熱による応力を軽減するための手段が設け
られている。
記およびその他の欠点および不利な点に対処し、第一の
観点から見れば、ファイバ・オプティック・ジャイロス
コープ用のセンサ・コイルを提供する。上記コイルは、
第一の熱特性を持つ外側ジャケットを含む連続光ファイ
バを備える。上記ファイバは、同じ中心を持つ複数のシ
リンダー状の層内に配置されている。上記各層は、予め
定めた巻パターン内に配置されている複数の巻線を含
む。このコイルは、第二の熱特性を持つ予め定めた組成
の埋設材のマトリックス内に収容されていて、第一およ
び第二の熱特性は異なっている。外側のジャケットと埋
設材との間の熱による応力を軽減するための手段が設け
られている。
【0015】第二の観点から見ると、本発明はファイバ
・オプティック・ジャイロスコープ用の、予め定めたサ
イズの埋設センサ・コイルを形成するための方法を提供
する。上記方法は、マンドリルに埋設材の層を塗布する
ことからスタートする。その後、予め定めた潤滑剤の層
が塗布され、その後で、予め定めたパターンに従って光
ファイバの層が巻かれる。その後、予め定めた潤滑剤の
他の層が塗布される。ステップのこのシーケンスは、予
め定めた長さの光ファイバが巻かれるまで、反復して行
われる。その後、埋設材の最後の層が塗布され、埋設コ
イルの硬化が行われる。
・オプティック・ジャイロスコープ用の、予め定めたサ
イズの埋設センサ・コイルを形成するための方法を提供
する。上記方法は、マンドリルに埋設材の層を塗布する
ことからスタートする。その後、予め定めた潤滑剤の層
が塗布され、その後で、予め定めたパターンに従って光
ファイバの層が巻かれる。その後、予め定めた潤滑剤の
他の層が塗布される。ステップのこのシーケンスは、予
め定めた長さの光ファイバが巻かれるまで、反復して行
われる。その後、埋設材の最後の層が塗布され、埋設コ
イルの硬化が行われる。
【0016】第三の観点からみた場合、本発明は、ファ
イバ・オプティック・ジャイロスコープ用の、予め定め
たサイズの埋設センサ・コイルを形成する方法を提供す
る。この方法は、紫外線で硬化する埋設材の層を塗布す
ることによりスタートする。埋設材は、予め定めた時間
の間、予め定めた強さの紫外線エネルギーを当てること
により硬化される。その後、予め定めた潤滑剤の層が塗
布され、その後で、ファイバの層が予め定めたパターン
に従って巻かれる。その後、予め定めた潤滑剤の他の層
が塗布される。このプロセスは、予め定めた長さの光フ
ァイバが巻かれるまで反復して行われる。その後、紫外
線硬化埋設材の層が塗布され、予め定めた時間の間、予
め定めた強さの紫外線エネルギーを当てることにより硬
化される。
イバ・オプティック・ジャイロスコープ用の、予め定め
たサイズの埋設センサ・コイルを形成する方法を提供す
る。この方法は、紫外線で硬化する埋設材の層を塗布す
ることによりスタートする。埋設材は、予め定めた時間
の間、予め定めた強さの紫外線エネルギーを当てること
により硬化される。その後、予め定めた潤滑剤の層が塗
布され、その後で、ファイバの層が予め定めたパターン
に従って巻かれる。その後、予め定めた潤滑剤の他の層
が塗布される。このプロセスは、予め定めた長さの光フ
ァイバが巻かれるまで反復して行われる。その後、紫外
線硬化埋設材の層が塗布され、予め定めた時間の間、予
め定めた強さの紫外線エネルギーを当てることにより硬
化される。
【0017】第四の観点から見ると、本発明は、ファイ
バ・オプティック・ジャイロスコープ用の、予め定めた
サイズの埋設センサ・コイルを形成するための方法を提
供する。この方法は、光ファイバに予め定めた潤滑剤を
コーティングすることからスタートし、上記ファイバ
を、それぞれが複数の巻数からなる複数の同心の層に巻
き、完全な層が巻かれる度に埋設材の層を塗布し、埋設
材を硬化させる。
バ・オプティック・ジャイロスコープ用の、予め定めた
サイズの埋設センサ・コイルを形成するための方法を提
供する。この方法は、光ファイバに予め定めた潤滑剤を
コーティングすることからスタートし、上記ファイバ
を、それぞれが複数の巻数からなる複数の同心の層に巻
き、完全な層が巻かれる度に埋設材の層を塗布し、埋設
材を硬化させる。
【0018】最後の観点から見ると、本発明は、ファイ
バ・オプティック・ジャイロスコープ用の、予め定めた
サイズの埋設センサ・コイルを形成するための方法を提
供する。この方法は、四極子パターンに光ファイバの層
を巻くことからスタートし、その後で、埋設材の層を塗
布する。このプロセスは、光ファイバの四つの層からな
る四極子が形成されるまで、反復して行われる。その
後、予め定めた潤滑剤のコーティングが行われる。この
プロセスは、予め定めた長さの光ファイバが巻かれ、埋
設されるまで反復して行われる。埋設材の硬化が行われ
る。
バ・オプティック・ジャイロスコープ用の、予め定めた
サイズの埋設センサ・コイルを形成するための方法を提
供する。この方法は、四極子パターンに光ファイバの層
を巻くことからスタートし、その後で、埋設材の層を塗
布する。このプロセスは、光ファイバの四つの層からな
る四極子が形成されるまで、反復して行われる。その
後、予め定めた潤滑剤のコーティングが行われる。この
プロセスは、予め定めた長さの光ファイバが巻かれ、埋
設されるまで反復して行われる。埋設材の硬化が行われ
る。
【0019】本発明の上記および他の特徴および利点
は、下記の詳細な説明を読めばさらに明らかになる。上
記説明は一連の図面を参照しながら行う。本明細書中の
参照番号に対応する図面の数字は、本発明の種々の機能
を示すが、全図面中類似の参照番号は類似の機能を示
す。
は、下記の詳細な説明を読めばさらに明らかになる。上
記説明は一連の図面を参照しながら行う。本明細書中の
参照番号に対応する図面の数字は、本発明の種々の機能
を示すが、全図面中類似の参照番号は類似の機能を示
す。
【0020】
【発明の実施の形態】図1aは、従来技術の埋設ジャイ
ロ・センサ・コイル10の一部の断面図である。図に示
すように、埋設ジャイロ・センサ・コイル10の一部
は、フランジ12およびコイル台のマンドリル14との
交点に隣接する領域内に位置している。コイル台、すな
わち、スプールは、上記の単一の端部フランジ12また
はそのペアからなる。
ロ・センサ・コイル10の一部の断面図である。図に示
すように、埋設ジャイロ・センサ・コイル10の一部
は、フランジ12およびコイル台のマンドリル14との
交点に隣接する領域内に位置している。コイル台、すな
わち、スプールは、上記の単一の端部フランジ12また
はそのペアからなる。
【0021】上記コイルは、予め定めた巻きパターンの
形に配置された一本の連続光ファイバ16の複数の巻線
を含む。すでに説明したように、巻きパターンは、好適
には、局部環境的要因によるバイアス効果を最も少なく
するような方法で形成することが好ましい。四極子およ
び直交円パターンは、ジャイロ・センサ・コイルを形成
するのに適している例である。
形に配置された一本の連続光ファイバ16の複数の巻線
を含む。すでに説明したように、巻きパターンは、好適
には、局部環境的要因によるバイアス効果を最も少なく
するような方法で形成することが好ましい。四極子およ
び直交円パターンは、ジャイロ・センサ・コイルを形成
するのに適している例である。
【0022】巻きコイルは、適当な接着性の埋設材18
内に埋設され、収容される。埋設材18のマトリックス
を使用することにより、振動に起因するバイアスの影響
等に耐える剛性が増加する。すでに説明したように、埋
設材18は、ジャイロ・バイアスに対する温度のような
変化する環境的要因の影響を最も少なくするために、注
意深く選ばなければならない。
内に埋設され、収容される。埋設材18のマトリックス
を使用することにより、振動に起因するバイアスの影響
等に耐える剛性が増加する。すでに説明したように、埋
設材18は、ジャイロ・バイアスに対する温度のような
変化する環境的要因の影響を最も少なくするために、注
意深く選ばなければならない。
【0023】図1bは、図1aの1(b)−1(b)線
に沿って切断した埋設材18のマトリックス内の、光フ
ァイバ16の一巻きを非常に大きく拡大した断面図であ
る。図を見れば分かるように、光ファイバ16は、通常
はシリコーンまたはアクリレート組成の内部ジャケット
22で囲まれたガラスの内部コアおよび被覆20、およ
び通常は、保護外部ジャケットとしての働きをする、ア
クリレート製の外部ジャケット24からなる。多数の接
着性の埋設材を使用することができる。外部ジャケット
24の組成と、埋設材18の組成は通常異なっているの
で、埋設ファイバ・オプティック・コイルのこれらの隣
接する構造物の熱膨張特性は同じにはならない。このよ
うに熱膨張特性が異なっているので、ファイバ16の長
さ方向のフープ応力および外部ジャケット24および埋
設材18との間のインターフェースのところの小さな剥
がれによるバイアス・スパイクにために、シュープ・エ
ラーが発生することになる。
に沿って切断した埋設材18のマトリックス内の、光フ
ァイバ16の一巻きを非常に大きく拡大した断面図であ
る。図を見れば分かるように、光ファイバ16は、通常
はシリコーンまたはアクリレート組成の内部ジャケット
22で囲まれたガラスの内部コアおよび被覆20、およ
び通常は、保護外部ジャケットとしての働きをする、ア
クリレート製の外部ジャケット24からなる。多数の接
着性の埋設材を使用することができる。外部ジャケット
24の組成と、埋設材18の組成は通常異なっているの
で、埋設ファイバ・オプティック・コイルのこれらの隣
接する構造物の熱膨張特性は同じにはならない。このよ
うに熱膨張特性が異なっているので、ファイバ16の長
さ方向のフープ応力および外部ジャケット24および埋
設材18との間のインターフェースのところの小さな剥
がれによるバイアス・スパイクにために、シュープ・エ
ラーが発生することになる。
【0024】本発明は、予め定めた組成の潤滑剤の薄い
層を挿入することにより、巻かれた光ファイバの外部ジ
ャケット24と、埋設材18との間のインターフェース
のところの、隣接する接着された材料が違っていること
により発生する応力を軽減する。本発明の出願人は、適
当な潤滑剤として、高真空シリコーン・グリース(ペー
スト)、シリコーン・オイルおよび離型剤(過フッ化炭
化水素)等があることを発見した。潤滑剤の層の厚さを
非常に薄くすることにより、コイルを一体に維持するこ
とができ、それにより振動があっても、ジャイロの精度
は実質的に影響を受けない。
層を挿入することにより、巻かれた光ファイバの外部ジ
ャケット24と、埋設材18との間のインターフェース
のところの、隣接する接着された材料が違っていること
により発生する応力を軽減する。本発明の出願人は、適
当な潤滑剤として、高真空シリコーン・グリース(ペー
スト)、シリコーン・オイルおよび離型剤(過フッ化炭
化水素)等があることを発見した。潤滑剤の層の厚さを
非常に薄くすることにより、コイルを一体に維持するこ
とができ、それにより振動があっても、ジャイロの精度
は実質的に影響を受けない。
【0025】すでに説明したように、外部ジャケット2
4と、埋設材18との間のインターフェースのところの
熱に起因する応力により、またシュープ・バイアスに比
例により影響を与えるフープ応力により、剥がれを起こ
す恐れがある。バイアス・スパイクは、小型(200メ
ートル以下の)ジャイロの場合には、相対的に大きなエ
ラー要因ではないが、この要因は、大型のジャイロ(例
えば、直径3インチ、ファイバの長さが1キロメートル
の)コイルの場合は、ジャイロ・エラーにはるかに大き
く影響する。
4と、埋設材18との間のインターフェースのところの
熱に起因する応力により、またシュープ・バイアスに比
例により影響を与えるフープ応力により、剥がれを起こ
す恐れがある。バイアス・スパイクは、小型(200メ
ートル以下の)ジャイロの場合には、相対的に大きなエ
ラー要因ではないが、この要因は、大型のジャイロ(例
えば、直径3インチ、ファイバの長さが1キロメートル
の)コイルの場合は、ジャイロ・エラーにはるかに大き
く影響する。
【0026】巻いたファイバの外部ジャケットと、埋設
材との間のインターフェースのところの熱に起因する応
力を軽減するための潤滑剤の上記層は,本発明に従って
種々の配置にすることができる。上記配置は、コイルの
製造中に潤滑剤の層を挿入するための種々のオプション
を反映している。
材との間のインターフェースのところの熱に起因する応
力を軽減するための潤滑剤の上記層は,本発明に従って
種々の配置にすることができる。上記配置は、コイルの
製造中に潤滑剤の層を挿入するための種々のオプション
を反映している。
【0027】図2は、本発明の埋設ジャイロ・センサ・
コイルの一部の断面図である。図に示すように、光ファ
イバ28のセンサ・コイルの外部ジャケットの表面26
は、光ファイバ28の巻きつけられた層の巻線を取り囲
でいる潤滑剤32および34の層により、周囲の埋設材
30から絶縁されている。
コイルの一部の断面図である。図に示すように、光ファ
イバ28のセンサ・コイルの外部ジャケットの表面26
は、光ファイバ28の巻きつけられた層の巻線を取り囲
でいる潤滑剤32および34の層により、周囲の埋設材
30から絶縁されている。
【0028】図2の配置は、予め定めた潤滑剤の塗布プ
ロセスを、通常のコイルの巻プロセスに含めることによ
り実行することができる。埋設材30の性質も、コイル
生産プロセスに影響を与える。熱硬化性接着埋設材の場
合には、全センサ・コイルが巻かれ、硬化する前に埋設
が行われる。別な方法としては、紫外線硬化性埋設材を
使用すれば、埋設したコイルを一層ずつ硬化させること
ができる。そうすることにより、巻線の層の一巻きまた
は複数の巻きが下の段に滑り落ちたときに生じる「滑
落」のような巻き線の欠陥を実質的に減らすことができ
る。もちろん、このことは、他の方法で注意深く選んだ
巻線パターンの精度に影響を与える場合がある。
ロセスを、通常のコイルの巻プロセスに含めることによ
り実行することができる。埋設材30の性質も、コイル
生産プロセスに影響を与える。熱硬化性接着埋設材の場
合には、全センサ・コイルが巻かれ、硬化する前に埋設
が行われる。別な方法としては、紫外線硬化性埋設材を
使用すれば、埋設したコイルを一層ずつ硬化させること
ができる。そうすることにより、巻線の層の一巻きまた
は複数の巻きが下の段に滑り落ちたときに生じる「滑
落」のような巻き線の欠陥を実質的に減らすことができ
る。もちろん、このことは、他の方法で注意深く選んだ
巻線パターンの精度に影響を与える場合がある。
【0029】図2のような配置にするには、別の巻線プ
ロセス、別の潤滑剤塗布プロセスおよび別の埋設プロセ
スを使用する。熱硬化性埋設材の場合には、プロセスは
下記の順序で行われる。すなわち、最初、埋設材30が
支持マンドリルの上に塗布される。その後で、潤滑剤の
層34が、埋設材の上にブラシまたはスプレーにより塗
布され、光ファイバ28の層が巻かれる。その後で、光
ファイバの新しく巻かれた層の上に潤滑剤の上の層32
がスプレーまたはブラシで塗布され、埋設材36の他の
層が塗布される。光ファイバ28の下に層34が塗布さ
れ、そのすぐ上に層32が塗布されているので、ファイ
バ28は、周囲の埋設材の層30、36から潤滑剤で分
離される。
ロセス、別の潤滑剤塗布プロセスおよび別の埋設プロセ
スを使用する。熱硬化性埋設材の場合には、プロセスは
下記の順序で行われる。すなわち、最初、埋設材30が
支持マンドリルの上に塗布される。その後で、潤滑剤の
層34が、埋設材の上にブラシまたはスプレーにより塗
布され、光ファイバ28の層が巻かれる。その後で、光
ファイバの新しく巻かれた層の上に潤滑剤の上の層32
がスプレーまたはブラシで塗布され、埋設材36の他の
層が塗布される。光ファイバ28の下に層34が塗布さ
れ、そのすぐ上に層32が塗布されているので、ファイ
バ28は、周囲の埋設材の層30、36から潤滑剤で分
離される。
【0030】すでに説明したように、熱硬化組成の埋設
材の場合には、センサ・コイルの巻き作業および埋設作
業が完了するまで、上記プロセスが継続して行われる。
その後で、巻いて、埋設されたコイルを、硬化させるた
めに、予め定めた時間の間、適当な温度で加熱される。
別な方法としては、紫外線硬化性埋設材の場合には、一
層ずつ塗布した後で、埋設材を硬化させる。潤滑剤の上
の層に埋設材の層を巻き、ブラシまたはスプレーで塗布
した後で、埋設材を塗布し、その後で、予め定めた時
間、予め定めた強さの紫外線エネルギーを照射して硬化
させる。
材の場合には、センサ・コイルの巻き作業および埋設作
業が完了するまで、上記プロセスが継続して行われる。
その後で、巻いて、埋設されたコイルを、硬化させるた
めに、予め定めた時間の間、適当な温度で加熱される。
別な方法としては、紫外線硬化性埋設材の場合には、一
層ずつ塗布した後で、埋設材を硬化させる。潤滑剤の上
の層に埋設材の層を巻き、ブラシまたはスプレーで塗布
した後で、埋設材を塗布し、その後で、予め定めた時
間、予め定めた強さの紫外線エネルギーを照射して硬化
させる。
【0031】図3は、本発明の他の実施形態のセンサ・
コイルの一部の断面図である。図を見れば分かるよう
に、図2の実施形態とは対照的に、光ファイバの巻線3
8は、潤滑剤の薄い層40によって覆われていて、この
潤滑剤の薄い層は、光ファイバ38と周囲を取り巻く材
料42との間に挿入されている。この実施形態は、図2
のセンサ・コイルを形成する場合に使用したプロセスと
は、幾分異なるプロセスにより形成することができる。
光ファイバ38は、ファイバが供給スプールから、上記
ファイバ38が予め定めたパターンで巻き取られる巻き
取りスプールまで送られる間に、潤滑剤の浴内を通過
し、その間に潤滑剤40の層によりコーティングされ
る。この場合、潤滑剤の薄い層40が、引続きファイバ
38の外表面に付着する。
コイルの一部の断面図である。図を見れば分かるよう
に、図2の実施形態とは対照的に、光ファイバの巻線3
8は、潤滑剤の薄い層40によって覆われていて、この
潤滑剤の薄い層は、光ファイバ38と周囲を取り巻く材
料42との間に挿入されている。この実施形態は、図2
のセンサ・コイルを形成する場合に使用したプロセスと
は、幾分異なるプロセスにより形成することができる。
光ファイバ38は、ファイバが供給スプールから、上記
ファイバ38が予め定めたパターンで巻き取られる巻き
取りスプールまで送られる間に、潤滑剤の浴内を通過
し、その間に潤滑剤40の層によりコーティングされ
る。この場合、潤滑剤の薄い層40が、引続きファイバ
38の外表面に付着する。
【0032】各層が巻かれた後で、埋設材42が塗布さ
れる。上記と同じように、熱硬化性埋設材42を使用す
る場合には、全センサ・コイルが巻かれ、埋設される。
その後、上記センサ・コイルは、埋設材を硬化させ、コ
イルの形成を完了するために、予め定めた時間の間、適
当な温度で焼かれる。別な方法としては、紫外線硬化性
埋設材を使用する場合には、埋設材の各層を塗布した直
後に、コイルを硬化させることができる。ここでもま
た、紫外線硬化性埋設材の上記塗布により、滑落という
欠陥の実質的な除去を含めて、多くの利点を達成するこ
とができる。
れる。上記と同じように、熱硬化性埋設材42を使用す
る場合には、全センサ・コイルが巻かれ、埋設される。
その後、上記センサ・コイルは、埋設材を硬化させ、コ
イルの形成を完了するために、予め定めた時間の間、適
当な温度で焼かれる。別な方法としては、紫外線硬化性
埋設材を使用する場合には、埋設材の各層を塗布した直
後に、コイルを硬化させることができる。ここでもま
た、紫外線硬化性埋設材の上記塗布により、滑落という
欠陥の実質的な除去を含めて、多くの利点を達成するこ
とができる。
【0033】図4は、本発明のさらに他の実施形態の断
面図である。この実施形態は、四極子巻きパターンを使
用している。このようなパターンの場合、光ファイバ4
4は、その中心から二つの方向(すなわち、時計方向
(c.w.)および反時計方向(c.c.w.))に巻
かれ、反復するパターンが巻線の各四つの層の上に巻か
れる。第一および第四の層の巻線は、上記二つの方向の
一方の方向(例えば、c.w.)に巻かれ、一方、第二
および第三の層の巻線は反対方向に巻かれる。
面図である。この実施形態は、四極子巻きパターンを使
用している。このようなパターンの場合、光ファイバ4
4は、その中心から二つの方向(すなわち、時計方向
(c.w.)および反時計方向(c.c.w.))に巻
かれ、反復するパターンが巻線の各四つの層の上に巻か
れる。第一および第四の層の巻線は、上記二つの方向の
一方の方向(例えば、c.w.)に巻かれ、一方、第二
および第三の層の巻線は反対方向に巻かれる。
【0034】図4の実施形態の場合には、巻き線の四つ
の層からなるシーケンシャルな四極子は、予め定めた潤
滑剤の層46により、滑動できるように相互に分離して
いる。各四番目の層は、現在の方法で巻かれ、埋設され
る。その後で、潤滑剤の層46が間に挿入され、他の四
極子の巻線プロセスおよび埋設プロセスがスタートす
る。各四極子を分離するための潤滑剤の層46が存在す
るので、応力が解放される。潤滑剤の層46が存在する
ので、コイル全体から周期的に応力が解放されるときに
起こる場合がある、応力の蓄積の限度が制限される。
の層からなるシーケンシャルな四極子は、予め定めた潤
滑剤の層46により、滑動できるように相互に分離して
いる。各四番目の層は、現在の方法で巻かれ、埋設され
る。その後で、潤滑剤の層46が間に挿入され、他の四
極子の巻線プロセスおよび埋設プロセスがスタートす
る。各四極子を分離するための潤滑剤の層46が存在す
るので、応力が解放される。潤滑剤の層46が存在する
ので、コイル全体から周期的に応力が解放されるときに
起こる場合がある、応力の蓄積の限度が制限される。
【0035】それ故、今までの説明で分かると思うが、
本発明は、ファイバ・オプティックジャイロスコープ用
の改良型埋設センサ・コイルを提供する。本発明の技術
を使用することにより、縦方向のループ応力および横方
向の剥離応力を軽減および実質的に除去することによ
り、ジャイロ・エラーをもっと小さくすることができ
る。好適な実施形態を参照しながら、本発明を説明して
きたが、本発明は、それに限定されない。それどころ
か、本発明は、下記の特許請求の範囲によってのみ限定
され、そのすべての相当するものは本発明の範囲内に含
まれる。
本発明は、ファイバ・オプティックジャイロスコープ用
の改良型埋設センサ・コイルを提供する。本発明の技術
を使用することにより、縦方向のループ応力および横方
向の剥離応力を軽減および実質的に除去することによ
り、ジャイロ・エラーをもっと小さくすることができ
る。好適な実施形態を参照しながら、本発明を説明して
きたが、本発明は、それに限定されない。それどころ
か、本発明は、下記の特許請求の範囲によってのみ限定
され、そのすべての相当するものは本発明の範囲内に含
まれる。
【図1a】従来技術の埋設センサ・コイルの一部の断面
図である。
図である。
【図1b】図1aの1(b)−1(b)線に沿って切断
した光ファイバの拡大断面図である。
した光ファイバの拡大断面図である。
【図2】本発明の埋設ジャイロ・センサ・コイルの一部
の断面図である。
の断面図である。
【図3】本発明のジャイロ・センサ・コイルの他の実施
形態の断面図である。
形態の断面図である。
【図4】本発明の第二の実施形態のジャイロ・センサ・
コイルの断面図である。
コイルの断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート ジェー. フーヴァー アメリカ合衆国,91320 カリフォルニア, ニューバリー パーク,ロス ヴィエント ス ドライヴ 549 (72)発明者 トマス マクリーン アメリカ合衆国,91367 カリフォルニア, ウッドランド ヒルズ,フライアー スト リート 24151 (72)発明者 ラルフ エー. パターソン アメリカ合衆国,93021 カリフォルニア, ムーアパーク,クアイルウッド ストリー ト 3952 (72)発明者 ジョン ピー. ラーン アメリカ合衆国,91307 カリフォルニア, ウエスト ヒルズ,ギルモア ストリート 22420
Claims (16)
- 【請求項1】 ファイバ・オプティック・ジャイロスコ
ープ用センサ・コイルであって、 a)第一の熱特性を持つ外側のジャケットを含む連続光
ファイバと、 b)複数の同心のシリンダー状の層内に配列されている
上記ファイバと、 c)予め定めた巻線パターンに配置された複数のターン
からなる上記各層と、 d)上記第一の熱特性と、第二の熱特性が異なる場合
に、第二の熱特性を持つ、予め定めた組成の埋設材のマ
トリックス内に、収容されている上記巻きコイルと、 e)上記外側ジャケットと上記埋設材との間の、熱に起
因する応力を軽減するための手段との組み合わせからな
るセンサ・コイル。 - 【請求項2】 請求項1記載のセンサ・コイルにおい
て、上記手段が、さらに上記外側ジャケットと上記埋設
材との間のインターフェースを潤滑するための手段を含
むセンサ・コイル。 - 【請求項3】 ファイバ・オプティックジャイロスコー
プ用の予め定めたサイズの埋設センサ・コイルを形成す
るための方法であって、 a)マンドリルに埋設材の層を塗布するステップと、 b)予め定めた潤滑剤の層を塗布するステップと、c)
予め定めたパターン内で、光ファイバの層を巻くステッ
プと、 d)予め定めた潤滑剤の層を塗布するステップと、 e)予め定めた長さの光ファイバが巻かれるまで、a)
からd)までのステップを反復するステップと、 f)埋設材の最後の層を塗布するステップと、 g)上記埋設コイルを硬化させるステップとからなる方
法。 - 【請求項4】 請求項3記載の方法において、上記埋設
材を熱により硬化することができる方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の方法において、上記硬化
ステップが予め定めた温度で、予め定めた時間の間、上
記コイルの加熱を含む方法。 - 【請求項6】 ファイバ・オプティック・ジャイロスコ
ープ用の予め定めたサイズの埋設センサ・コイルを形成
するための方法であって、 a)紫外線硬化性埋設材の層を塗布するステップと、 b)予め定めた時間の間、予め定めた強度の紫外線エネ
ルギーを照射すること により、上記埋設材を硬化させるステップと、 c)予め定めた潤滑剤の層を塗布するステップと、 d)予め定めたパターンで、光ファイバの層を巻くステ
ップと、 e)予め定めた潤滑剤の層を塗布するステップと、 f)予め定めた長さの光ファイバが巻かれるまで、a)
からe)までのステップを反復して行うステップと、 g)紫外線硬化性埋設材の最後の層を塗布するステップ
と、 h)予め定めた時間の間、予め定めた強度の紫外線エネ
ルギーを照射することにより、上記埋設材を硬化させる
ステップとからなる方法。 - 【請求項7】 ファイバ・オプティック・ジャイロスコ
ープ用の予め定めたサイズの埋設センサ・コイルを形成
するための方法であって、 a)光ファイバに、予め定めた潤滑剤をコーティングす
るステップと、 b)上記光ファイバを、それぞれが複数の巻数を含む複
数の同心層に巻くステ ップと、c)完全な層が巻かれる度に、埋設材の層を塗
布するステップと、 d)上記埋設材を硬化させるステップとからなる方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の方法において、 a)上記埋設材が熱的に硬化することができ、 b)予め定めた長さの光ファイバが巻かれた後で、上記
埋設材を硬化する方法。 - 【請求項9】 請求項8記載の方法において、予め定め
た温度で、予め定めた時間の間、上記コイルを加熱する
ことにより、上記コイルを硬化させる方法。 - 【請求項10】 請求項7記載の方法において、 a)上記埋設材が紫外線により硬化できるものであり、 b)上記埋設材の各層が塗布した時に硬化させる方法。
- 【請求項11】 請求項10記載の方法において、上記
各層を、予め定めた時間の間、予め定めた強度の紫外線
エネルギーを照射することによって硬化させる方法。 - 【請求項12】 予め定めたサイズの埋設センサ・コイ
ルを形成するための方法であって、 a)四極子パターンに光ファイバの層を巻くステップ
と、 b)埋設材の層を塗布するステップと、 c)光ファイバの四つの層からなる四極子が形成される
まで、ステップa)およびb)を反復するステップと、 d)予め定めた潤滑剤のコーティングの層を塗布するス
テップと、 e)予め定めた長さの光ファイバが巻かれて、埋設され
るまで、a)からd)のステップを反復するステップ
と、 f)上記埋設材を硬化させるステップとからなる方法。 - 【請求項13】 請求項12記載の方法において、 a)上記埋設材が紫外線により硬化するものであり、 b)塗布した時に、埋設材を硬化させる方法。
- 【請求項14】 請求項13記載の方法において、上記
埋設材を、予め定めた時間の間、予め定めた強度の紫外
線エネルギーを照射することによって硬化させる方法。 - 【請求項15】 請求項12記載の方法において、 a)上記埋設材が熱により硬化するものであり、 b)上記コイルの巻つけ、および埋設が行われた後で、
上記埋設材を硬化させる方法。 - 【請求項16】 請求項15記載の方法において、上記
各コイルを、予め定めた温度で、予め定めた時間の間、
加熱することによって上記埋設材を硬化させる方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/751,984 US5742390A (en) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | Potted gyro sensor coil with inter-turn stress relief |
| US08/751984 | 1996-11-19 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10185585A true JPH10185585A (ja) | 1998-07-14 |
Family
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