JPH10185650A - 気体吸収体の気体吸収量測定方法およびその装置 - Google Patents

気体吸収体の気体吸収量測定方法およびその装置

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JPH10185650A
JPH10185650A JP8342145A JP34214596A JPH10185650A JP H10185650 A JPH10185650 A JP H10185650A JP 8342145 A JP8342145 A JP 8342145A JP 34214596 A JP34214596 A JP 34214596A JP H10185650 A JPH10185650 A JP H10185650A
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JP
Japan
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gas
liquid level
measuring
liquid
absorber
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Application number
JP8342145A
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English (en)
Inventor
Osamu Hirose
修 廣瀬
Takeshi Yamada
武 山田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストの構成により、時間の経過に伴う気
体吸収体の気体吸収機能の推移を測定することができる
ようにする。 【解決手段】 メスシリンダ1を、水3を収容した水槽
4内に開口部を下にして倒立状に配し、メスシリンダ1
内における水3上の試料収容空間5内に空気を収容する
とともに、酸素吸収体2を試料収容空間5内に配し、こ
の酸素吸収体2の酸素吸収動作に伴うメスシリンダ1内
の水面の変位を測定することにより、酸素吸収体2の酸
素吸収量を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば酸素吸収体
による酸素吸収量の測定に適用される気体吸収体の気体
吸収量測定方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばある密閉された容器内にお
いて特定の気体を吸収することを目的として、気体吸収
体が使用されている。このような気体吸収体としては、
例えば食品を密封した袋内の酸素を吸収する酸素吸収体
が知られている。この酸素吸収体は、食品の酸素による
変質等を抑制するものである。このような気体吸収体は
一定時間以上に渡って気体吸収機能を維持する必要があ
る。また、一定量以上の気体の吸収能力を有する必要が
ある。このために、製造された気体吸収体については酸
素吸収機能の測定が適宜行われている。
【0003】上記のような気体吸収体の気体吸収機能を
測定する方法としては、従来、測定対象の気体を収容し
た密閉容器内に気体吸収体を配し、密閉容器内の気体濃
度を酸素濃度計等の気体濃度計により測定し、この測定
結果により気体吸収機能を求める方法が採用されてい
る。また、他の方法としては、同様に測定対象の気体を
収容した密閉容器内に気体吸収体を配する一方、気体を
吸収することによる前記気体収容体の重量変化に基づい
て、気体吸収機能を求める方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
気体濃度計を使用する方法では、吸収する気体が異なる
気体吸収体毎に異なる気体濃度計を用意しなければなら
ず、汎用性に欠けるものとなっている。この結果、コス
トアップを招来することになる。さらにこの方法では、
測定の度にサンプリングした気体が系外にでてロスする
ため、測定回数が多くとれず、結果として気体吸収機能
の詳細な経時変化を示すデータを得ることができないと
いった問題点を有する。
【0005】また、気体吸収体の重量変化を利用する方
法では、この重量変化が微小であるため、気体吸収体の
正確な気体吸収機能の測定が困難である。さらに、時間
の経過に伴う気体吸収体の気体吸収機能の推移を測定す
ることが困難であるという問題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
気体吸収体の気体吸収量測定方法は、一端部に開口部を
有する容器、例えばメスシリンダを、液体、例えば水を
収容した液槽内に前記開口部を下にして倒立状に配し、
前記容器内における前記液体上の空間に気体、例えば空
気を収容するとともに、前記気体についての吸収機能を
有する気体吸収体、例えば酸素吸収体を前記空間内に配
し、この気体吸収体の気体吸収動作に伴う前記容器内の
液面の変位を測定することにより、前記気体吸収体の気
体吸収量を求めることを特徴としている。
【0007】請求項1に記載の構成によれば、気体吸収
体における気体吸収量を容器内における液位の変化によ
って知ることができるので、前記気体吸収量の測定を容
易に行うことができる。また、この方法を実施するため
の装置は、異なる種類の気体を吸収する各種の気体吸収
体に対してもそのまま適用可能であり、高い汎用性を有
するものとなる。さらに、時間の経過に伴う気体吸収機
能の推移を容易に測定することができる。
【0008】請求項2に記載の発明の気体吸収体の気体
吸収量測定装置は、下端部が開放された筒状部を下部に
有するとともに、この筒状部内の空間とつながった試料
収容空間を上部に有する複数個の測定用容器と、これら
測定用容器の下方位置に設けられ、液体を収容し、この
液体中に前記測定用容器における筒状部の下端部を浸す
ための液槽と、前記試料収容空間に配された気体吸収体
が前記筒状部内の液面上方の空間の気体を吸収する動作
に伴って変位する前記液面の位置を検出する液位検出手
段と、この液位検出手段から逐次得られる液位情報を時
間情報と共に記憶する記憶手段と、前記液位情報と時間
情報とに基づいて、前記気体吸収体における気体吸収量
の推移を求める演算手段とを備えていることを特徴とし
ている。
【0009】請求項2に記載の発明の構成によれば、複
数の気体吸収体の気体吸収量を測定する際には、測定用
容器の筒状部の下端部を液槽内の液体に浸し、試料収容
空間および筒状部の液体上の空間に所定の気体を充填す
るとともに、試料収容空間に気体吸収体を配する。この
ような状態を複数の測定用容器において設定する。この
ような設定により、各気体吸収体の気体吸収動作が開始
される。
【0010】気体吸収体が気体を吸収すると、それに伴
って液面、即ち液位が上昇していく。この液位の変位は
液位検出手段により逐次検出される。これによって得ら
れる液位情報は、各液位情報が検出されたときの時間を
示す時間情報と共に記憶手段に記憶される。演算手段
は、前記液位情報と時間情報とに基づいて前記気体吸収
体における気体吸収量の推移を求める。
【0011】本気体吸収量測定装置では、上記の動作に
より気体吸収体の気体吸収量の推移を示すデータを自動
的に得ることができる。したがって、例えば測定時刻が
深夜にまでに達するような長時間の測定作業が必要な場
合であっても、オペレータに大きな負担を強いることな
く、測定データを容易に得ることができる。また、気体
吸収量の詳細な経時変化を示すデータを得ることができ
る。
【0012】請求項3に記載の発明の気体吸収体の気体
吸収量測定装置は、請求項2に記載の発明の装置におい
て、前記液位検出手段を複数個の前記測定用容器にて共
用するために、前記液位検出手段を各測定用容器の筒状
部との対応位置へ順次移動させる移動手段を備えている
ことを特徴としている。
【0013】請求項3に記載の構成によれば、液位検出
手段を複数個の測定用容器にて共用しているので、低コ
ストの構成とすることができる。
【0014】請求項4に記載の発明の気体吸収体の気体
吸収量測定装置は、請求項2に記載の発明の装置におい
て、前記測定用容器における筒状部は透明であり、前記
液位検出手段は、前記筒状部の画像を撮像する撮像手段
と、この撮像手段にて撮像された画像について下方側か
ら上方側へ明度の変化を走査していき、この変化量が所
定値以上となった最初の位置を液位と判定する判定手段
とを備えていることを特徴としている。
【0015】請求項4に記載の構成によれば、判定手段
は、筒状部における液体が存在する部分である暗部と筒
状部における液体が存在しない部分である明部との境界
の位置を液位の位置と判定している。このとき、判定手
段は、撮像手段にて撮像された画像について下方側から
上方側へ明度の変化を走査していき、この変化量が所定
値以上となった最初の位置を液位と判定している。この
ような方法にて液位を判定していることにより、撮像手
段と液位との上下方向の位置関係、およびメニスカス等
に影響されることなく、正確な液位の判定が可能であ
る。
【0016】請求項5に記載の発明の気体吸収体の気体
吸収量測定装置は、請求項4に記載の発明の装置におい
て、前記の撮像手段が、前記走査を3本以上の仮想ライ
ンに沿って行い、各ラインでの液位の判定値同士を比較
し、類似している判定値のみに基づいて液位を決定する
ものであることを特徴としている。
【0017】請求項5に記載の構成によれば、液面に異
物や気泡が存在すること、あるいは測定用容器における
筒状部の内壁面に水滴が付着していること等により何れ
かのラインでの液位の判定値が異常値となった場合であ
っても、それによる影響が抑制され、正確な液位の判定
が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図26に基づいて以下に説明する。本実施の形態にお
いては、本発明が酸素を吸収する酸素吸収体の酸素吸収
量測定方法に適用された構成となっている。先ず、この
酸素吸収量測定方法の原理を図1および図2により説明
する。
【0019】酸素吸収量の測定においては、図1に示す
ように、一端が開放された細長い容器、例えばメスシリ
ンダ1の中に酸素吸収体(気体吸収体)2を配し、メス
シリンダ1を倒立状態で、水(液体)3を張った水槽
(液槽)4内に載置する。この状態においては、メスシ
リンダ1内の上部には空気(気体)が満たされた試料収
容空間5が形成される。この試料収容空間5内に上記酸
素吸収体2が収容され、この酸素吸収体2は、例えばワ
イヤによって水3と接しないように保持される。
【0020】上記の状態において、酸素吸収体2により
試料収容空間5内の酸素が吸収されると、吸収された酸
素の容積分だけメスシリンダ1の水位が上昇する。した
がって、測定開始時点から一定時間毎にメスシリンダ1
内の水位を測定し、測定結果をグラフに記録していけ
ば、図2に示すように、酸素吸収体2の時間の経過に伴
う酸素吸収機能の推移を知ることができる。同図の測定
では、24時間の測定を行っている。
【0021】上記の方法は、吸収する気体が異なる気体
吸収体の測定においても、水3に代えてその気体が溶け
ない液体を適宜使用しさえすれば、同様に行うことがで
きる。したがって、上記方法は、汎用性が高く、低コス
トにて多種の気体吸収体に対応可能な方法である。ま
た、上記方法では、気体吸収体による気体吸収量が水位
の変化として現れるので、これを読み取ることにより気
体吸収体における気体吸収機能の推移を容易に測定する
ことができる。
【0022】次に、上記の方法を利用した気体吸収量測
定装置について説明する。本気体吸収量測定装置は、図
3および図4に示す測定機構部11を備えている。測定
機構部11は、測定セル(測定用容器)12、撮像部1
3、バックライト部14、水槽(液槽)15、およびこ
れら各部を保持する筐体部16を備えている。
【0023】測定セル12は、その複数個が、測定機構
部11の一端側位置において、測定機構部11の長手方
向に配設されている。
【0024】各測定セル12は、筐体部16の上面側に
試料ボックス21を有し、下面側にシリンダ22を有し
ている。試料ボックス21は、図5(a)(b)にも示
すように、筐体部16上に固定された固定部23と、こ
の固定部23に対して開閉自在の蓋部24とを有してい
る。蓋部24を閉じた状態において、試料ボックス21
内には、試料すなわち酸素吸収体2を配置するための試
料室(試料収容空間)25が形成される。
【0025】蓋部24を開閉可能とするため、蓋部24
はヒンジ26により固定部23に連結されている。この
ヒンジ26の配設部と反対側位置には、蓋部24を固定
部23上にロック状態とするためのアジャストファスナ
27が設けられている。また、試料室25のシール性を
確保するため、固定部23の上面には、2重にOリング
28・28が設けられている。
【0026】蓋部24の上壁部には気体注入口25aが
形成され、この気体注入口25aには、気体注入口25
aを塞ぐためのゴム栓29が設けられている。ゴム栓2
9の周りにおける試料ボックス21の天壁上には、ゴム
栓ホルダ30が固定されており、このゴム栓ホルダ30
内には、ゴム栓29を固定するためのゴム栓キャップ3
1が嵌合されている。ゴム栓29上におけるゴム栓キャ
ップ31内の部分は空間となっている。また、ゴム栓ホ
ルダ30の外側には、このゴム栓ホルダ30およびゴム
栓キャップ31の外面を覆うように、シールキャップ3
2が嵌合されている。さらにこのシールキャップ32と
蓋部24の上面との間は、Oリング33によってシール
されている。
【0027】シリンダ22は、透明な素材、例えばガラ
スによって形成され、試料ボックス21における固定部
23の下面に垂下状に設けられている。シリンダ22の
上端部にはフランジ形状の接続部34が設けられ、この
接続部34が図示しないOリングを介して固定部23の
下面に固定されている。固定部23の下壁部および接続
部34には貫通孔35が形成され、この貫通孔35によ
ってシリンダ22内の空間と試料室25とが連通してい
る。
【0028】水槽15は、筐体部16内における測定セ
ル12の下方位置に設けられ、酸素吸収体2が吸収する
気体に適する液体として水3を収容している。この水3
は、水位の判定を容易にするため、着色されている。
【0029】水槽15は、図4(b)に示すハンドル1
7を回転操作することにより、所定の上昇位置と降下位
置とに昇降可能となっている。水槽15が上昇位置に配
されたとき、シリンダ22の下端部は水槽15内の水3
に浸される。一方、水槽15が降下位置に配されたと
き、水槽15の上端部はシリンダ22の下端部より下方
に位置する。これにより、水槽15あるいは測定セル1
2を横方向へスライドさせて、測定機構部11から取り
出し可能となる。
【0030】撮像部13は、筐体部16内におけるシリ
ンダ22との対向位置に設けられ、CCDカメラ(撮像
手段)41とこのCCDカメラ41を測定機構部11の
並設方向へ移動させるためのカメラ移動部(移動手段)
42とを備えている。CCDカメラ41は一定の視野角
を有しており、この視野角内に存在する画像を撮像して
電気信号に変換し、画像データを生成するものである。
【0031】カメラ移動部42は、上面側にCCDカメ
ラ41が設けられた移動ベース43を有し、この移動ベ
ース43の下方に、筐体部16に固定された固定ベース
44を有している。移動ベース43と固定ベース44と
の間には、移動ベース43を支持するとともに、固定ベ
ース44に対して移動ベース43を円滑に移動させるた
めのスライド機構45が設けられている。また、移動ベ
ース43には、移動ベース43の駆動源となるステップ
モータ46が設けられている。このステップモータ46
の駆動軸にはピニオン47が設けられ、このピニオン4
7は固定ベース44に設けられたラック48と噛み合っ
ている。また、固定ベース44に設けられた案内部材4
9の案内溝49aには、移動ベース43に設けられた案
内レール50が挿入されている。この構造によりて移動
ベース43すなわちCCDカメラ41の移動方向が適正
となるように案内されている。さらに、CCDカメラ4
1に接続されているケーブル51は、筐体部16に取り
付けられたケーブル保持部材52上に保持されている。
【0032】バックライト部14は、CCDカメラ41
によるシリンダ22の画像についての撮像動作を補助す
るために、シリンダ22を介して撮像部13と対向する
位置に設けられている。バックライト部14は、棒状を
なす上下2本の例えば蛍光灯からなるバックライト14
a・14bを備えている。これらバックライト14a・
14bは、図4(b)に示すように、測定セル12…の
配設範囲に渡る長さを有している。
【0033】また、本気体吸収量測定装置は、図6に示
す測定データ処理部61を備えている。この測定データ
処理部61は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンと称する)62、表示装置63およびプリンタ64を
備えている。パソコン62は、CPU(Central Process
ing Unit) 65、記憶手段としてのROM(Read OnlyMe
mory)66、RAM(Random Access Memory)67、記憶
手段としてのハードディスク装置(以下、HDDと称す
る)68およびキーボード69を備えている。
【0034】CPU65は、演算手段を構成し、またC
CDカメラ41と共に液位検出手段を構成する。各測定
セル12におけるシリンダ22の画像が撮像部13にお
けるCCDカメラ41によって順次撮像されていくよう
に、ステップモータ46を制御する。また、CPU65
は、CCDカメラ41によって撮像されたシリンダ22
の画像を表示装置63に表示させるとともに、前記画像
に基づいて、酸素吸収体2の酸素吸収動作に応じて変化
する、シリンダ22中における水位を判定する。そし
て、時間の経過に伴う上記水位の変化をデータとしてH
DD68に記憶させる。さらに、このデータに基づいて
酸素吸収体2の酸素吸収量を求めるとともに、オペレー
タの要求に応じて上記水位の変化、即ち酸素吸収量の変
化を示すデータを例えばグラフとして、表示装置63に
より表示させ、あるいはプリンタ64によりプリントア
ウトさせる。
【0035】RAM67は制御プログラムを記憶する領
域とCPU65が各種制御動作を行う際の記憶領域とか
らなる。HDD68は、RAM67に対する外部記憶装
置であり、各種データの記憶領域として機能する。キー
ボード69は、オペレータが各種の指令を入力するため
のものである。
【0036】CPU65による上記の水位判定動作は、
以下の順序で行われる。尚、図7には下記の動作(2)
〜(5)をこの番号を付して示している。 (1)CCDカメラ41から得られたアナログの画像信
号(NTSC方式電圧信号,1VP-P )を濃淡画像デー
タ(8bit,256階調)に変換する。 (2)上記濃淡画像データにおいて、スタート水位より
も低い位置で画像を水平方向に走査してシリンダ22の
位置を検出する。 (3)シリンダ22の画像における水平方向の位置に所
定個数の点を設定し、これらの点を通る垂直方向の仮想
の検索ラインLを設定する。
【0037】(4)上記の各検索ラインLに沿ってシリ
ンダ22の画像を走査し、所定個数分の水位の値を検出
する。 (5)上記所定個数分の水位の値から異常な値を除去
し、残った数値の平均値から最終的な水位を得る。 上記(1)の動作は、CCDカメラ41から画像データ
を8bit,256階調の画像データに変換(A/D変
換;アナログ−デジタル変換)するものである。尚、画
像の明暗が不十分な場合には、さらに画像データの一次
微分、二次微分あるいはテンプレートマッチング等の強
調処理が適宜行われる。尚、上記のように水3が着色さ
れて画像の明暗が明確な場合、この処理は不要である。
【0038】上記(2)の動作において、スタート水位
とは酸素吸収体2の酸素吸収量測定開始時の水位であ
り、この水位は試料ボックス21の試料室25への空気
注入量によって設定される。
【0039】上記(3)の動作においては、シリンダ2
2の中央部、例えばシリンダ22の全幅の1/3の領域
を等間隔に(n−1)個に分割し、n本の検索ラインL
を設定する。ここでは、nをn=5としている。
【0040】上記(4)の動作においては、濃淡画像に
処理されたシリンダ22の画像をその下方の一定位置か
ら上方位置へ各検索ラインLに沿って走査し、明度を調
べていく。そして、明度の変化量が設定値を最初に越え
たときの変化の始端位置を水面、即ち水位と判定する。
【0041】上記明度の変化は、図8に示すように、
(a)に示すシリンダ22に対して、(b)に示す状
態、あるいは(c)示す状態になる。同中のAは暗部領
域、Cは明部領域、そしてBは暗部から明部への変化領
域、即ち明度変化領域をそれぞれ示す。また、(a)
は、水3の色や照明の強度により、バックライト部14
の光に対しての水3による遮光が十分でない場合であ
り、(b)は十分な場合である。また、上記遮光とは別
に、メニスカスの違いによっても、(b)または(c)
の状態となる。(b)は、シリンダ22の内壁面に対し
て濡れ易い液体を使用した場合、即ち(a)の場合のも
のであり、(c)は、シリンダ22の内壁面に対して濡
れ難い液体を使用した場合のものである。
【0042】また、明度の変化が例えば図8の(b)に
示す場合において、上記明度変化領域Bでは、図9ない
し図11に示すように、水面とCCDカメラ41との上
下方向の位置関係によって明度の変化形態が異なる。
尚、図9ないし図11において、(a)はCCDカメラ
41によるシリンダ22の撮影画像を模式的に示したも
の、(b)は(a)の場合の水面の位置、(c)は水面
とCCDカメラ41との位置関係、そして(d)は
(a)の画像を下方の一定位置から上方位置へ走査した
場合の明度の変化をそれぞれ示している。
【0043】即ち、図9は、CCDカメラ41が水3の
水面よりも高い位置(図10の場合よりも高い位置)に
ある場合を示している。このCCDカメラ41の位置で
は、CCDカメラ41によって水面が撮像されるため、
(d)において明度変化領域B1 と明度変化領域B2
が生じる。
【0044】図10は、CCDカメラ41が水面近傍か
つ水面よりも僅かに高い位置にある場合を示している。
この場合にも、図9の場合と同様、明度変化領域B1
2が生じる。ただし、これら明度変化領域B1 ・B2
での明度変化は、CCDカメラ41が水面と接近してい
るため、前記明度変化領域B1 ・B2 での明度変化とは
異なった形態となる。
【0045】図11は、CCDカメラ41が水面と同じ
位置あるいは水面よりも低い位置にある場合を示してい
る。この場合には、1個のみの明度変化領域B(図9の
領域B2 、図10の領域B1 、または図10の領域B2
に対応)が生じる。
【0046】したがって、CPU65は、図9および図
10の場合においては明度変化領域B1 によって、また
図11の場合においては明度変化領域Bによって、水位
を検出する。
【0047】上記(5)の動作は、水面における異物や
気泡の存在、あるいはシリンダ22の内壁面への水滴の
付着等による水位の誤検出を防止するためのものであ
る。上記の異常値の除去は、CPU65において次のよ
うにして行われる。
【0048】例えば、図7に示したように、5本の検索
ラインLが設定され、こられ各検索ラインLでの検索に
よってそれぞれ水位を示す数値として数値a〜eが得ら
れたものとする。この場合、5個の各数値について他の
4個の各数値と類似しているか否かを判定し、5個の数
値について他の数値との一致度を求める。数値同士の類
似の判定は、異物や水滴等の妨害が無い場合の水面のう
ねりの量が画像中での何画素に相当するかを予め測定し
ておき、比較する2個の数値の差が前記画素数以下であ
る場合に類似とする。図7の例では、数値dが異常値と
なっているので、判定結果は下記のようになる。尚、○
は水位を求める数値として採用可であることを示し、×
は採用不可、即ち異常値であることを示している。
【0049】 a:a≒b a≒c a≠d a≒e:一致度3→○ b:b≒a b≒c b≠d b≒e:一致度3→○ c:c≒a c≒b c≠d c≒e:一致度3→○ d:d≠a d≠b d≠c d≠e:一致度0→× e:e≒a e≒b e≒c e≠d:一致度3→○ したがって、上記の例では、数値dを除く数値a、b、
c、eを使用して水位を求める。
【0050】上記のように5個の数値により水位を求め
る場合、各数値同士の類似に基づいて水位を求めること
ができるのは、図12(a)に示すように5個の数値が
何れも類似する場合、同図(b)に示すように4個の数
値が類似する場合、および同図(c)(d)に示すよう
に3個の数値が類似する場合である。同図(e)(f)
に示すように2個の数値のみが類似する場合は、同図
(f)場合に判定不能となる。したがって、類似する数
値が2個以下の場合は、水位の判定が不可となる。
【0051】上記の構成において、本気体吸収量測定装
置の動作を以下に説明する。酸素吸収体2の酸素吸収量
を測定する際には、水槽15を上昇位置に配し、シリン
ダ22の下端部が水槽15の水3内に浸された状態とす
る。この状態において、酸素吸収体2を測定セル12に
おける試料ボックス21の試料室25に配する。この場
合、試料ボックス21の蓋部24を開き、酸素吸収体2
を試料室25に配した後、蓋部24を閉じ、アジャスト
ファスナ27によって蓋を固定する。これにより、試料
室25と貫通孔35内とシリンダ22内の水3上とのつ
ながった空間は、密閉された状態となる。
【0052】本実施の形態において、酸素吸収体2は、
円形のシート状に形成されており、試料室25において
立てた状態で保持されている。また、本気体吸収量測定
装置は、20個の試料ボックス21…を備えているの
で、同時に20個の酸素吸収体2についての測定が可能
である。
【0053】次に、試料室25から余剰吸気を吸出、ま
たは不足の場合は空気を注入してシリンダ22内におけ
る水位を所定の測定開始水位にほぼ調整する。試料室2
5の空気量の調整は、図13に示すように、注射器72
により行う。即ち、試料ボックス21の上面のシールキ
ャップ32を外し、ゴム栓29を貫通して試料室25に
注射針72aを射し込むことにより、空気量を調整す
る。このとき、オペレータは、CCDカメラ41によっ
て撮像され、表示装置63によって表示されるシリンダ
22の画像を観察しながら上記の処理を行う。したがっ
て、この処理は容易に行うことができる。
【0054】また、CCDカメラ41は視野角が一定で
あり、かつ上下方向位置が固定となっている。したがっ
て、上記測定開始水位は、CCDカメラ41による撮像
可能範囲と酸素吸収体2の酸素吸収に伴う水位の上昇分
とを考慮して設定されている。
【0055】その後、オペレータによりキーボード69
の開始キーがONされると、気体吸収量測定装置は各酸
素吸収体2についての酸素吸収量の測定を開始する。こ
の測定において、CCDカメラ41は、カメラ移動部4
2に駆動されて各シリンダ22との対向位置に順次移動
し、各シリンダ22の画像を順次撮像していく。例え
ば、1個のシリンダ22についての撮像周期は10分に
設定され、最長4日間の測定が可能である。
【0056】各シリンダ22における各撮像周期毎の画
像データは順次HDD68に蓄積され、CPU65は上
記画像データに基づき前述のようにしてそれぞれの場合
の水位を判定していく。これにより、図14に示すよう
に、各酸素吸収体2毎の、時間経過に伴う酸素吸収量の
推移を示すデータD1 が得られる。なお、データD
2は、データD1 の推移のうち、指定値以上の変化量を
示す範囲で直線近似した近似データである。
【0057】さらに、CPU65は、データD1 ,D2
に基づき、酸素吸収体2についての、 (a)酸素吸収動作開始までの所要時間 (b)酸素濃度ゼロに到達するまでの所要時間 (c)酸素吸収速度 を求め、その結果により酸素吸収体2の良不良を判定す
る。
【0058】ここで、(a),(b)の求め方として
は、例えば次のような方法がある。 直線近似データD2 と、0ccライン、含有酸素量ライ
ンとの交点をそれぞれの時間とする方法 指定時間内での吸収量の変化量が指定値を初めて越え
た時刻を吸収開始時刻とし、同様に、指定時間内での吸
収量の変化量が指定値を初めて下回った時刻を吸収終
了、すなわち酸素濃度がゼロに到達した時刻として、そ
れぞれの所要時間を求める方法 図14の結果では、上記(a),(b)はそれぞれ以下
のようになった。
【0059】 方法:(a)3時間46分、(b)16時間00分 方法:(a)2時間30分、(b)17時間50分 また、(c)は、近似データD2 の傾きから求める。図
14の結果では、3.2(cc/h) となった。
【0060】また、本気体吸収量測定装置による水位判
定動作を良否を確認するため、変化させた各水位につい
て本気体吸収量測定装置による読み取り結果とオペレー
タの目視による読み取り結果とを比較したところ、ほぼ
同一の読み取り結果が得られた。これにより、本気体吸
収量測定装置の高い信頼性を確認することができた。以
上のように、本気体吸収量測定装置においては、多数の
酸素吸収体2…についての気体吸収量の測定を自動的に
行うことができるので、例えば測定時刻が深夜にまでに
達するような長時間の測定作業が必要な場合であって
も、オペレータに負担を強いることなく、測定データを
容易に得ることができる。
【0061】また、撮像部13を複数個の測定セル12
にて共用しているので、低コストの構成とすることがで
きる。また、シリンダ22における水位の判定は、CC
Dカメラ41による撮像画像を下方側から上方側へ明度
の変化を走査していき、この変化量が所定値以上となっ
た最初の位置を液位と判定しているので、CCDカメラ
41と水位との上下方向の位置関係、およびメニスカス
等に影響されることなく、正確な水位の判定が可能であ
る。
【0062】また、上記判定を複数の検索ラインにおい
て行っているので、液面に異物や気泡が存在すること、
あるいは測定用容器における筒状部の内壁面に水滴が付
着していること等により何れかの検索ラインでの液位の
判定値が異常値となって場合であっても、それによる影
響が抑制され、正確な液位の判定が可能となっている。
尚、本実施の形態においては、5本の検索ラインを設定
しているが、3本以上の検索ラインを設定すれば、上記
判定動作が可能である。
【0063】また、上記の説明では、酸素吸収体2によ
る酸素吸収量を水位の変化により検出する方法におい
て、CCDカメラ41にて水位を示すシリンダ22の画
像を直接撮像することにより水位を検出する方法につい
て説明した。しかしながら、水位の検出方法としては、
その他、下記の方法を採用することができる。
【0064】その方法の一つは、シリンダ22を介して
発光器と受光器とを対向配置させ、受光器での受光量、
即ち水3による遮光量が水位の変化に伴って変化するこ
とを利用したものである。具体的には、図15に示すよ
うに、シリンダ22の一方側にレーザ発光源81とコリ
メータレンズ82とを配し、シリンダ22を介して反対
側に集光レンズ83と受光素子84とを配した構成とな
る。この構成では、レーザ発光源81から出射したレー
ザ光がコリメータレンズ82によって平行光とされてシ
リンダ22に照射される。そして、水3によって遮光さ
れていない、幅Wで示す光が集光レンズ83によって受
光素子84上に集光される。この場合、受光素子84の
出力信号の強度は、受光量、即ち幅Wを決定する水位に
応じて変化する。したがって、受光素子84の出力信号
の強度により、水位を検出することができる。
【0065】水位の変化による遮光量の変化を利用した
上記構成の他の例としては、図16に示すように、シリ
ンダ22を介して線状光源85と線状受光器86とを対
向配置させたものがある。線状光源85としては、蛍光
灯あるいはLEDアレイ等を使用することができる。ま
た、線状受光器86としては、CCDラインセンサある
いはフォトダイオードアレイ等を使用することができ
る。
【0066】水位を検出する他の方法は、図17に示す
ように、シリンダ22に対して図示しない光束出射手段
から出射された光束87を入射させ、この光束87によ
ってシリンダ22の壁面に生じる光スポット88の位置
が水位によって変化することを利用したものがある。上
記光スポット88の位置は、図18に示すように、例え
ばCCDカメラ41等の撮像装置によって検出すること
ができる。あるいは、図19に示すように、受光素子ア
レイ89によって検出することができる。この受光素子
アレイ89は、各々独立した受光素子89a…が線状に
配されたものであり、光束87が入射した位置の受光素
子89aから信号が出力される。
【0067】水位を検出するさらに他の方法は、図20
に示すように、シリンダ22に対応する矩形筒90の壁
面に水位を読み取るためのスケール91を取り付け、こ
のスケール91を例えばCCDカメラ41等の撮像装置
によって撮像することにより水位を検出するものがあ
る。尚、上記矩形筒90としてはシリンダ22も勿論使
用可能であるが、CCDカメラ41によるスケール91
の撮像をより良好に行い得るという点から、矩形筒90
を使用している。
【0068】以上に示した水位の検出方法において、そ
の方法を実施するための構成、即ち液位検出手段は、何
れも図3に示した構成と同様、移動手段によって各シリ
ンダ22との対応位置に移動させることにより、各シリ
ンダ22毎に設けることなく、共通に使用することがで
きる。また、以上に示した水位の検出方法は、何れも図
3に示した測定セル12に適合するものであるが、この
測定セル12の変更を前提とすれば、図21ないし図2
6に示す各方法も採用可能である。
【0069】図21に示す方法は、例えば試料室25内
にレーザ式あるいは超音波式の変位計101を設け、こ
の変位計101により水位の変化を読み取るものであ
る。変位計101としては市販品を使用することができ
る。
【0070】図22に示す方法は、シリンダ22の外壁
面に対向する一対の電極102・102を設け、これら
電極102・102間における水位の変化による静電容
量の変化に基づいて水位を検出するものである。
【0071】図23に示す方法は、シリンダ22内にフ
ロート式レベル計103を配し、水位の変化をフロート
103aの位置の変化により検出するものである。
【0072】図24に示す方法は、電気抵抗式レベル計
104により水位を検出するものである。この電気抵抗
式レベル計104では、シリンダ22内に配された抵抗
回路104aにおいて、水3に浸っている電極部分が水
圧にて接触し、水位の上昇に応じて抵抗値が減少してい
くことにより、水位を検出することができる。
【0073】図25に示す方法は、光ファイバープロー
ブ105により水位を検出するものである。同図(a)
に示すように、光ファイバープローブ105では、先端
部が水3に浸っていなければ、光が先端部で反射されて
出射側に戻る。一方、先端部が水3に浸っていれば、光
が反射されることなく水3の中に透過される。この構成
では、単一の光ファイバープローブ105のみをシリン
ダ22内に配した場合、所定位置への水位の到達を検出
することができる。また、複数の光ファイバープローブ
105をその先端部が上下方向に段階的に位置するよう
に配した場合、水位の変化を検出することができる。
【0074】図26に示す方法は、図23に示したもの
に類似した方法であり、シリンダ22内の水3に浮かべ
たフロート106に指針107を取り付けるとともに、
シリンダ22の平面にスケール108を取り付け、水位
をスケール108上の指針107の位置によって読み取
るものである。
【0075】また、本気体吸収量測定方法および気体吸
収量測定装置は、上記の例に示した酸素吸収体2ばかり
でなく、他の気体吸収体による気体吸収量の測定にも同
様に適用可能である。
【0076】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明の
気体吸収体の気体吸収量測定方法は、一端部に開口部を
有する容器を、液体を収容した液槽内に前記開口部を下
にして倒立状に配し、前記容器内における前記液体上の
空間に気体を収容するとともに、前記気体についての吸
収機能を有する気体吸収体を前記空間内に配し、この気
体吸収体の気体吸収動作に伴う前記容器内の液面の変位
を測定することにより、前記気体吸収体の気体吸収量を
求める構成である。
【0077】これにより、気体吸収体の気体吸収量の測
定を容易に行うことができる。また、この方法を実施す
るための装置は、異なる種類の気体を吸収する各種の気
体吸収体に対してもそのまま適用可能であり、高い汎用
性を有するものとなる。さらに、時間の経過に伴う気体
吸収機能の推移を容易に測定することができるといった
効果を奏する。
【0078】請求項2に記載の発明の気体吸収体の気体
吸収量測定装置は、下端部が開放された筒状部を下部に
有するとともに、この筒状部内の空間とつながった試料
収容空間を上部に有する複数個の測定用容器と、これら
測定用容器の下方位置に設けられ、液体を収容し、この
液体中に前記測定用容器における筒状部の下端部を浸す
ための液槽と、前記試料収容空間に配された気体吸収体
が前記筒状部内の液面上方の空間の気体を吸収する動作
に伴って変位する前記液面の位置を検出する液位検出手
段と、この液位検出手段から逐次得られる液位情報を時
間情報と共に記憶する記憶手段と、前記液位情報と時間
情報とに基づいて、前記気体吸収体における気体吸収量
の推移を求める演算手段とを備えている構成である。
【0079】これにより、気体吸収体の気体吸収量の推
移を示すデータを自動的に得ることができる。したがっ
て、例えば測定時刻が深夜にまでに達するような長時間
の測定作業が必要な場合であっても、オペレータに大き
な負担を強いることなく、測定データを容易に得ること
ができる。また、気体吸収量の詳細な経時変化を示すデ
ータを得ることができるという効果を奏する。
【0080】請求項3に記載の発明の気体吸収体の気体
吸収量測定装置は、請求項2に記載の発明の装置におい
て、前記液位検出手段を複数個の前記測定用容器にて共
用するために、前記液位検出手段を各測定用容器の筒状
部との対応位置へ順次移動させる移動手段を備えている
構成である。
【0081】これにより、請求項2に記載の発明の効果
に加えて、液位検出手段を複数個の測定用容器にて共用
しているので、低コストの構成とすることができるとい
う効果を奏する。
【0082】請求項4に記載の発明の気体吸収体の気体
吸収量測定装置は、請求項2に記載の発明の装置におい
て、前記測定用容器における筒状部は透明であり、前記
液位検出手段は、前記筒状部の画像を撮像する撮像手段
と、この撮像手段にて撮像された画像について下方側か
ら上方側へ明度の変化を走査していき、この変化量が所
定値以上となった最初の位置を液位と判定する判定手段
とを備えている構成である。
【0083】これにより、請求項2に記載の発明の効果
に加えて、撮像手段と液位との上下方向の位置関係およ
びメニスカス等に影響されることなく、正確な液位の判
定が可能であるという効果を奏する。
【0084】請求項5に記載の発明の気体吸収体の気体
吸収量測定装置は、請求項4に記載の発明の装置におい
て、前記の撮像手段が、前記走査を3本以上の仮想ライ
ンに沿って行い、各ラインでの液位の判定値同士を比較
し、類似している判定値のみに基づいて液位を決定する
構成である。
【0085】これにより、液面に異物や気泡が存在する
こと、あるいは測定用容器における筒状部の内壁面に水
滴が付着していること等により最終的な液位の判定値が
異常になる事態を抑制し、正確な液位の判定が可能であ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気体吸収体の気体吸収量測定方法の原
理を示す斜視図である。
【図2】図1に示した方法によって測定される酸素吸収
体の酸素吸収量の推移を示すグラフである。
【図3】本発明の実施の一形態の気体吸収量測定装置に
おける測定機構部を示す縦断面図である。
【図4】図4(a)は図3に示した測定機構部の概略の
平面図、図4(b)は図3に示した測定機構部の概略の
側面図である。
【図5】図5(a)は、図3に示した測定セルの試料ボ
ックスの縦断面図、図5(b)は試料ボックスの蓋部を
除去した状態を示す平面図である。
【図6】本発明の実施の一形態の気体吸収量測定装置に
おける測定データ処理部を示すブロック図である。
【図7】図6に示した測定データ処理部による水位判定
動作の説明図である。
【図8】図3に示したシリンダ内における水位の位置
と、シリンダの濃淡画像を走査して得られる明度の変化
との関係を示す説明図である。
【図9】図3に示したCCDカメラが水面よりも高い位
置にある場合における、CCDカメラによるシリンダの
撮影画像、水面の位置、水面とCCDカメラとの位置関
係、およびシリンダの画像を走査した場合の明度の変化
を示す説明図である。
【図10】図3に示したCCDカメラが水面近傍かつ水
面よりも僅かに高い位置にある場合における、CCDカ
メラによるシリンダの撮影画像、水面の位置、水面とC
CDカメラとの位置関係、およびシリンダの画像を走査
した場合の明度の変化を示す説明図である。
【図11】図3に示したCCDカメラが水面と同じ位置
あるいは水面よりも低い位置にある場合における、CC
Dカメラによるシリンダの撮影画像、水面の位置、水面
とCCDカメラとの位置関係、およびシリンダの画像を
走査した場合の明度の変化を示す説明図である。
【図12】図12(a)は、図6に示した測定データ処
理部における水位の判定動作において、検索動作によっ
て得られた水位を示す5個の数値のうちの何れもが類似
する場合の説明図、図12(b)は同4個の数値が類似
する場合の説明図、図12(c)は同3個が類似する場
合の説明図、図12(d)は同3個が類似する場合の他
の例の説明図、図12(e)は同2個が類似する場合の
説明図、図12(f)は同2個が類似する場合の他の例
の説明図である。
【図13】図3に示したシリンダ中における水位調整の
ために、試料室に空気を注入する動作の説明図である。
【図14】図3に示した酸素吸収体の酸素吸収量の測定
結果を示すデータであって、酸素吸収体の時間経過に伴
う酸素吸収量の推移を示すグラフである。
【図15】図3に示した方法に代わる、水位の変化に伴
う遮光量の変化を利用して水位を検出する方法の説明図
である。
【図16】図15に示した方法による他の例を示す説明
図である。
【図17】図3に示した方法に代わる、水位の変化に伴
う光束の光スポット位置の変化を利用して水位を検出す
る方法の説明図である。
【図18】図17に示した方法において、光スポット位
置を検出する方法の説明図である。
【図19】図17に示した方法において、光スポット位
置を検出する他の方法の説明図である。
【図20】図3に示した方法に代わる、水位の変化をス
ケールで読み取る方法の説明図である。
【図21】図3に示した方法に代わる、水位の変化をレ
ーザ式あるいは超音波式の変位計により検出する方法の
説明図である。
【図22】図3に示した方法に代わる、水位の変化を静
電容量の変化により検出する方法の説明図である。
【図23】図3に示した方法に代わる、水位の変化をフ
ロート式レベル計により検出する方法の説明図である。
【図24】図3に示した方法に代わる、水位の変化を電
気抵抗式レベル計により検出する方法の説明図である。
【図25】図25(a)は、図3に示した方法に代わ
る、水位の変化を光ファイバープローブにより検出する
方法において、このプローブを水に浸す前の状態を示す
説明図、図25(b)は、上記プローブを水に浸した後
の状態を示す説明図である。
【図26】図3に示した方法に代わる、水位の変化をフ
ロートとスケールとにより検出する方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 メスシリンダ(容器) 2 酸素吸収体(気体吸収体) 3 水(液体) 4 水槽(液槽) 5 試料収容空間 11 測定機構部 12 測定セル(測定用容器) 13 撮像部 14 バックライト部 15 水槽(液槽) 21 試料ボックス 22 シリンダ(筒状部) 25 試料室(試料収容空間) 29 ゴム栓 35 貫通孔 41 CCDカメラ(撮像手段、液位検出手段) 42 カメラ移動部(移動手段) 65 CPU(演算手段、液位検出手段) 67 RAM(記憶手段) 68 ハードディスク装置(記憶手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部に開口部を有する容器を、液体を収
    容した液槽内に前記開口部を下にして倒立状に配し、前
    記容器内における前記液体上の空間に気体を収容すると
    ともに、前記気体についての吸収機能を有する気体吸収
    体を前記空間内に配し、この気体吸収体の気体吸収動作
    に伴う前記容器内の液面の変位を測定することにより、
    前記気体吸収体の気体吸収量を求めることを特徴とする
    気体吸収体の気体吸収量測定方法。
  2. 【請求項2】下端部が開放された筒状部を下部に有する
    とともに、この筒状部内の空間とつながった試料収容空
    間を上部に有する複数個の測定用容器と、 これら測定用容器の下方位置に設けられ、液体を収容
    し、この液体中に前記測定用容器における筒状部の下端
    部を浸すための液槽と、 前記試料収容空間に配された気体吸収体が前記筒状部内
    の液面上方の空間の気体を吸収する動作に伴って変位す
    る前記液面の位置を検出する液位検出手段と、 この液位検出手段から逐次得られる液位情報を時間情報
    と共に記憶する記憶手段と、 前記液位情報と時間情報とに基づいて、前記気体吸収体
    における気体吸収量の推移を求める演算手段とを備えて
    いることを特徴とする気体吸収体の気体吸収量測定装
    置。
  3. 【請求項3】前記液位検出手段を複数個の前記測定用容
    器にて共用するために、前記液位検出手段を各測定用容
    器の筒状部との対応位置へ順次移動させる移動手段を備
    えていることを特徴とする請求項2に記載の気体吸収体
    の気体吸収量測定装置。
  4. 【請求項4】前記測定用容器における筒状部は透明であ
    り、前記液位検出手段は、前記筒状部の画像を撮像する
    撮像手段と、この撮像手段にて撮像された画像について
    下方側から上方側へ明度の変化を走査していき、この変
    化量が所定値以上となった最初の位置を液位と判定する
    判定手段とを備えていることを特徴とする請求項2に記
    載の気体吸収体の気体吸収量測定装置。
  5. 【請求項5】前記の撮像手段は、前記走査を3本以上の
    仮想ラインに沿って行い、各ラインでの液位の判定値同
    士を比較し、類似している判定値のみに基づいて液位を
    決定するものであることを特徴とする請求項4に記載の
    気体吸収体の気体吸収量測定装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001183382A (ja) * 1999-12-28 2001-07-06 Roche Diagnostics Gmbh 分注機の動作確認装置および確認方法
JP2007093465A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Midori Chozai Yakkyoku Kk 液剤の監査システム
CN100402990C (zh) * 2004-04-07 2008-07-16 长安大学 厌氧消化试验的恒压式沼气测量装置
US11493376B2 (en) 2020-01-10 2022-11-08 Yokogawa Electric Corporation Level indicator with protective cover
KR20250108825A (ko) * 2024-01-09 2025-07-16 한국표준과학연구원 시료에 장입된 가스의 분석 방법 및 분석 장치

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