JPH10185747A - リーク測定機 - Google Patents

リーク測定機

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JPH10185747A
JPH10185747A JP35617496A JP35617496A JPH10185747A JP H10185747 A JPH10185747 A JP H10185747A JP 35617496 A JP35617496 A JP 35617496A JP 35617496 A JP35617496 A JP 35617496A JP H10185747 A JPH10185747 A JP H10185747A
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pressure
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rod
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Shizuo Matsumura
静雄 松村
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部漏れを少なくして測定精度を上げること
を目的にする。 【解決手段】 シリンダC内の圧力室22、23の受圧
面積を等しくする。そして、シリンダ側に設けた検出棒
26に設けたコア27と、ピストンPの検出孔24に設
けたコイル25とで、非接触のストロークセンサとして
の差動トランスを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、測定対象である
回路などのリーク量を測定するためのリーク測定機に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のものとして、図3に示す測定機
が従来から知られている。この従来の測定機は、シリン
ダ1内にピストン2を摺動自在に組み込み、シリンダ1
内を一方の圧力室3と他方の圧力室4とに区画してい
る。そして、上記他方の圧力室4に面したピストン2の
側面には、ピストンロッド5を設け、このピストンロッ
ド5をシリンダ1の外方に突出させている。
【0003】上記ピストンロッド5の先端にはラック部
材6を設けるとともに、このラック部材6に形成したラ
ック6aに、エンコーダ7のピニオン8をかみ合わせて
いる。したがって、ピストン2が移動すれば、ピニオン
8が回転して、その移動量に応じたデジタル信号がエン
コーダ7から出力されることになる。なお、図中符号9
はピストン2の周囲に設けたシール部材で、両圧力室
3、4間の漏れを防止するためのものである。また、符
号10はピストンロッド5の周囲をシールするためのシ
ール部材である。
【0004】上記のようにした測定機を実際に使うとき
には、例えば、一方の圧力室3を図示していない加圧機
に接続し、他方の圧力室を測定対象である回路などに接
続する。そして、一方の圧力室3に圧力を作用させたと
き、測定対象側に漏れがなければ、ピストン2は移動し
ない。しかし、測定対象側に油漏れがあれば、ピストン
2が移動することになる。したがって、このピストン2
の移動量は、測定対象側の漏れ量に比例することにな
る。そこで、ピストン2の移動量をエンコーダ7で検出
して、測定対象側の漏れ量を測定するようにしている。
【0005】なお、測定対象側の漏れ量がゼロで、ピス
トン2が一定位置で停止しているときには、一方の圧力
室3に発生する圧力よりも、他方の圧力室4に発生する
圧力の方が高くなる。なぜなら、一方の圧力室3内にお
けるピストン2の受圧面積よりも、他方の圧力室4側の
受圧面積が、ピストンロッド5の断面積分だけ小さくな
るからである。上記のように両圧力室3、4に圧力差が
発生するために、この測定機では、ピストン2の周囲に
シール部材9を設けなければならない。なぜなら、両圧
力室の圧力差が大きければ大きいほど、高圧側から低圧
側への漏れ量が多くなるからである。また、他方の圧力
室4の圧力が高くなる分、シール部材10の必要性も高
まることになる。
【0006】上記図3に示した測定機以外にも、図4に
示した測定機が従来から知られている。この図4に示し
た測定機は、大径シリンダ11にピストン12を組み込
み、加圧室13を区画するとともに、この加圧室13に
図示していない加圧機から空気圧を導くようにしてい
る。そして、上記加圧室13とは反対側におけるピスト
ン12の側面に、プランジャ14を設けている。また、
このプランジャ14の先端側は、大径シリンダ11と連
続して設けた小径シリンダ15に摺動自在に組み込んで
いる。そして、この小径シリンダ15に設けた測定用圧
力室16を、測定対象である回路などに接続するように
している。
【0007】また、上記ピストン12には、目盛り指示
棒17を設けるとともに、この指示棒17は、小径シリ
ンダ15と平行にしながら、大径シリンダ11から外方
に突出させている。そして、この小径シリンダ15の外
側には、目盛り18を刻印し、この目盛り18と目盛り
指示棒17とを図示のように対向させている。なお、図
中符号19はドレン室、20、21はシール部材であ
る。
【0008】上記のようにした測定機は、図3に示した
測定機と、その作動原理は同様である。すなわち、加圧
室13に空気圧を供給すると、ピストン12が測定用圧
力室16の圧力作用とバランスする位置で停止する。そ
して、測定対象である回路側に油漏れがあれば、ピスト
ン12が移動するが、このときの移動量を目盛り指示棒
17と目盛り18との対応で目視する。このようにして
検出したピストンの移動量から、測定対象側の漏れ量を
測定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記図3に示した測定
機では、次のような問題があった。すなわち、両圧力室
3、4間での圧力差が大きくなるので、高圧になる他方
の圧力室4から低圧となる一方の圧力室3への漏れ量が
発生してしまう。このように両圧力室3、4間で油漏れ
が生じると、ピストン2の移動が、測定対象側の漏れに
起因しているのか、あるいは測定機自体の内部漏れに起
因しているのか判断できなくなる。そのために、測定対
象側の漏れ量を正確に測定できなくなる。
【0010】また、上記の内部漏れを防止する対策とし
て、シール部材9の締め代を大きくすることも考えられ
る。しかし、シール部材9の締め代を大きくすると、今
度は、ピストン2の移動がスムーズにいかなくなり、い
わゆるスティックスリップ現象が生じてしまう。そのた
めに、測定機から出力される測定値が激しく振れてしま
い、やはり正確な漏れ量の測定ができなくなる。さら
に、上記のように締め代を大きくしなくても、シール部
材9及び10のそれぞれに高圧が作用したときにそれが
変形するので、シール部材9、10のフリクションが大
きくなる。このように測定過程でシール部材のフリクシ
ョンが大きくなると、一方の圧力室3内の圧力作用と、
ピストン2の移動量との相対関係も一定しなくなってし
まう。この場合にも、漏れ量を正確に測定できないこと
になる。
【0011】一方、図4に示した測定機においても、シ
ール部材20、21の悪影響を避けけられないだけでな
く、ピストン12の移動量を目視することもかなり難し
いという問題があった。
【0012】いずれにしても、上記従来の測定機では、
いろいろな要因が作用しあって、なかなか正確な漏れ量
を測定できないという問題があった。この発明の目的
は、常に正確な漏れ量の測定が可能なリーク測定機を提
供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、シリンダに
設けたピストンロッドで、シリンダ内を一方の圧力室と
他方の圧力室とに区画するとともに、この一方の圧力室
を加圧機に接続し、他方の圧力室を測定対象である回路
などに接続し、一方の圧力室を加圧したときのシリンダ
の移動量で、測定対象である回路などのリーク量を測定
するリーク測定機を前提にする。
【0014】そして、第1の発明は、上記の測定機を前
提にしつつ、両圧力室内におけるピストンの受圧面積を
等しくするとともに、シリンダ側に固定した検出棒を、
ピストンの軸線に沿って形成した検出孔に非接触状態を
保って挿入し、これら検出棒と検出孔とで、非接触のス
トロークセンサを構成した点に特徴を有する。第1の発
明は、上記のようにピストンの受圧面積を等しくできる
ので、両圧力室の圧力も等しく保てる。したがって、シ
ール部材を用いなくても、これら圧力室間での漏れ量を
ほとんどなくせる。
【0015】第2の発明は、第1の発明を前提にしなが
ら、ピストンに形成した検出孔側にコイルを設け、検出
棒側にコアを設け、これらコイルとコアとで作動トラン
スを構成してなり、コアの位置に応じて変化する誘起電
圧から、ピストンの移動量を測定する点に特徴を有す
る。第3の発明は、第1の発明を前提にしつつ、シリン
ダ側に設けた検出棒の軸線上に中空孔を形成する一方、
ピストン側には支持棒を設け、この支持棒を中空孔内に
非接触状態を保って挿入するとともに、上記中空孔ある
いは支持棒のいずれか一方に、磁気抵抗素子を設け、い
ずれか他方に対向磁石を設け、これら両者の相対移動に
応じて変化する電気抵抗から、ピストンの移動量を測定
する点に特徴を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に示した第1実施例は、シリ
ンダCにピストンPを摺動自在に組み込んで、シリンダ
C内を一方の圧力室22と他方の圧力室23とに区画し
ている。また、上記ピストンPは、その軸線上に検出孔
24を形成している。この検出孔24は、他方の圧力室
23側だけに開口させている。そして、一方の圧力室2
2側の受圧面積S1と、上記検出孔24の底部を含めた
他方の圧力室23側の受圧面積S2とを等しくしてい
る。上記のようにした検出孔24の開口部分にはコイル
25を設けている。
【0017】さらに、上記他方の圧力室23側には、検
出棒26を固定しているが、この検出棒26は上記検出
孔24内に挿入している。ただし、この検出棒26の直
径を上記検出孔24の内径よりも小さくして、それら両
者を非接触の状態に保っている。このように非接触状態
を保っているので、他方の圧力室23内の圧力が検出孔
24の底部にも作用することになる。したがって、上記
したように両圧力室22、23における受圧面積S1
びS2が等しくなる。なお、検出孔24内に、他方の圧
力室23内の圧力を積極的に導くために、ピストンPに
特別な連通孔を形成してもよいこと当然である。
【0018】このようにした検出棒26にはコア27を
設け、このコア27と上記コイル25とで、非接触のス
トロークセンサとしての差動トランスを構成する。ま
た、上記検出棒26は、シリンダCの外側に設けた検出
器28と電気的に接続されている。このようにした差動
トランスは、コア27の位置に応じて誘起電圧が変化す
るもので、この誘起電圧の変化を検出器28で検出する
ことによって、ピストンPの移動量を検出する。
【0019】次に、この第1実施例の作用を説明する。
いま、例えば、一方の圧力室22を図示していない加圧
機に接続し、他方の圧力室23を測定対象側に接続した
とすると、その測定対象側に漏れがなければ、両圧力室
22、23内の圧力が等しくなって、ピストンPが停止
状態を保つ。両圧力室の圧力が等しくなるのは、それら
両室の受圧面積が等しいからである。このように両圧力
室22、23内の圧力が等しいということは、それら圧
力室間での漏れ量がなくなることを意味する。したがっ
て、この実施例では、ピストンPの周囲に、従来のよう
なシール部材を設ける必要がない。
【0020】そして、測定対象側で漏れが発生すると、
他方の圧力室23内の圧力が、その漏れ量分だけ低くな
る。そのためにピストンPが図面右方向に移動するが、
このとき前記差動トランスに、ピストンPの移動量に応
じた誘起電圧が発生する。この誘起電圧を検出器28で
検出して、ピストンPの移動量すなわち測定対象側の漏
れ量を測定する。
【0021】上記のようにこの第1実施例によれば、ピ
ストンPの受圧面積S1、S2を等しくできたので、ピス
トンPの停止時における両室の圧力を等しく保てる。こ
のように両室の圧力を等しく保てるので、圧力室22、
23間での漏れ量がなくなる。そのために、従来のよう
にピストンやピストンロッドの周囲にシール部材を設け
なくてもよくなる。このようにシール部材が不要なの
で、シール部材が原因で発生していたいろいろな問題を
一気に解消できる。ただし、両圧力室の受圧面積を等し
くできたのは、差動トランスという非接触のストローク
センサを用いたことが大きく寄与している。つまり、差
動トランスを用いたので、検出孔24内に圧力室23の
圧力を導けるようになったものである。このように検出
孔24内に圧力を積極的に導入する構成にしたので、そ
の底部を受圧面とすることができる。検出孔24の底部
を受圧面にできるので、上記のように両圧力室22、2
3内の受圧面積を等しくできる。
【0022】図2に示した第2実施例は、ピストンPに
検出孔29を形成し、この検出孔29にシリンダC側に
設けた検出棒30を挿入していること第1実施例とまっ
たく同様である。ただし、この第2実施例においては、
上記検出棒30の軸線上に中空孔30aを形成するとと
もに、この中空孔30aの内周に、図示していない磁気
抵抗素子を設けている。また、検出孔29の底部には支
持棒31を固定するとともに、この支持棒31の先端に
対向磁石32を固定している。
【0023】したがって、ピストンPが移動すれば、磁
気抵抗素子と対向磁石32との相対位置がずれるので、
そのときの電気抵抗も変化する。この電気抵抗の変化を
検出器33で検出して、ピストンPの移動量すなわち測
定対象側の漏れ量を測定する。なお、この第2実施例に
おいて、検出棒30の中空孔30aに対して、支持棒3
1及び対向磁石32が非接触状態を保っていること当然
である。このように、検出棒30とピストンP、支持棒
31と中空孔30aとのそれぞれを、非接触にしたの
で、両圧力室22、23内の受圧面積を等しくできる。
したがって、この第2実施例においても、前記第1実施
例と同様の効果を発揮しうる。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、シリンダの両圧力室
の受圧面積を等しくできるので、シール部材を用いなく
ても、両圧力室間での内部漏れがほとんどなくなる。こ
のように内部漏れがないので、ピストンの移動の原因
を、すべて測定対象側の漏れ量として測定できる。した
がって、その漏れ量をいつでも正確に測定できる。ま
た、上記のようにシール部材が不要なので、例えば、従
来のようにシール部材が原因で発生していたスティック
スリップもなくなり、ピストンがいつでもスムーズに移
動できる。したがって、このリーク測定機から出力され
る値も安定したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の断面図である。
【図2】第2実施例の断面図である。
【図3】従来のリーク測定機の断面図である。
【図4】図3とは別な従来例の断面図である。
【符号の説明】
C シリンダ P ピストン 22 圧力室 23 圧力室 24 検出孔 25 コイル 26 検出棒 27 コア 29 検出孔 30 検出棒 30a 中空孔 31 支持棒 32 対向磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダに設けたピストンで、シリンダ
    内を一方の圧力室と他方の圧力室とに区画するととも
    に、この一方の圧力室を加圧機に接続し、他方の圧力室
    を測定対象である回路などに接続し、一方の圧力室を加
    圧したときのシリンダの移動量で、測定対象である回路
    などのリーク量を測定するリーク測定機において、上記
    両圧力室内におけるピストンの受圧面積を等しくすると
    ともに、シリンダ側に固定した検出棒を、ピストンの軸
    線に沿って形成した検出孔に非接触状態を保って挿入
    し、これら検出棒と検出孔とで、非接触のストロークセ
    ンサを構成したことを特徴とするリーク測定機。
  2. 【請求項2】 ピストンに形成した検出孔側にコイルを
    設け、検出棒側にコアを設け、これらコイルとコアと
    で、非接触のストロークセンサである差動トランスを構
    成してなり、コアの位置に応じて変化する誘起電圧か
    ら、ピストンの移動量を測定する請求項1記載のリーク
    測定機。
  3. 【請求項3】 シリンダ側に設けた検出棒の軸線上に中
    空孔を形成する一方、ピストン側には支持棒を設け、こ
    の支持棒を中空孔内に非接触状態を保って挿入するとと
    もに、上記中空孔あるいは支持棒のいずれか一方に、磁
    気抵抗素子を設け、いずれか他方に対向磁石を設けて非
    接触のストロークセンサを構成し、磁気抵抗素子と対向
    磁石との相対移動に応じて変化する電気抵抗から、ピス
    トンの移動量を測定する請求項1記載のリーク測定機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108152616A (zh) * 2017-12-14 2018-06-12 马鞍山豪远电子有限公司 一种变压器铁芯的性能检测装置、变压器制造系统及方法
CN112857710A (zh) * 2021-03-04 2021-05-28 宁波昌扬机械工业有限公司 一种电池箱气密检测工装

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