JPH10186024A - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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Publication number
JPH10186024A
JPH10186024A JP8340146A JP34014696A JPH10186024A JP H10186024 A JPH10186024 A JP H10186024A JP 8340146 A JP8340146 A JP 8340146A JP 34014696 A JP34014696 A JP 34014696A JP H10186024 A JPH10186024 A JP H10186024A
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JP
Japan
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distance measuring
beams
mixing
antenna
measuring device
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Withdrawn
Application number
JP8340146A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ochi
廉夫 越智
Takahiko Yoshida
隆彦 吉田
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Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Original Assignee
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定精度の高い距離測定装置を得ること。 【解決手段】 本発明は、装置各部を制御するとともに
各種演算を行うCPU12と、鋸波信号Snの変化に応
じて周波数が変化する送信信号Ssを出力するVCO・
15と、送信信号Ssを2分配する電力分配器16と、
ペンシルビームB1〜B7を各々送信するアレイアンテナ
111〜117と、一定時間間隔で、アレイアンテナ11
1〜117を順次切り換えるアンテナ切換器20と、電力
分配器17により分岐された他方の送信信号Ssと、増
幅器21により増幅されたと受信信号Srとをミキシン
グして、このミキシング結果をビート信号Sbとして出
力するミキサ23とを有し、CPU12は、7つのビー
ト信号SbをFFT解析して各々得られる7つの周波数
スペクトルのうち最も大きいものに基づいて距離を求め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、距離の測定に用い
られる距離測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋸波等で周波数変調がかけら
れた電波を電波反射体に対して送信波として送信した
後、反射波(受信波)と上記送信波とのミキシング結果
(ビート周波数)に基づいて、距離を測定するFMーC
W(Frequency Modulation - Continuous Wave)方式の
距離測定装置が知られている。この種の距離測定装置
は、一例として、弾丸、ミサイル等に装備された信管に
装着されており、該信管は、距離測定装置により測定さ
れた、自身と地面等の反射点との距離に基づいて、弾丸
等に対して発火指令を行う。
【0003】図8は、上述した従来の距離測定装置の測
定原理を説明する図である。この図において、1は弾丸
であり、2は、弾丸1に装備された信管であり、所定の
条件が満たされると弾丸1に対して発火指令を行う。3
は、信管2の内部に設けられた距離測定装置である。
【0004】弾丸1は、地面Gに対して落角θXをもっ
て飛翔する。ここで、上記落角θXとは、弾丸1の飛翔
方向線J1と地面Gとのなす角度をいう。また、距離測
定装置3には、複数のマイクロストリップアンテナから
なるアレイアンテナが設けられており、このアレイアン
テナは、ペンシルビームBを弾丸1の弾軸J2方向へ送
信し、また、地面Gにより反射されたペンシルビームB
を受信する。ここで、上記ペンシルビームBとは、鋸波
で周波数変調が掛けられ、かつ指向特性が鋭い電波をい
う。
【0005】上記構成において、今、弾丸1が、飛翔方
向線J1と弾軸J2とのなす角度(以下、姿勢角度θPと
称する)がゼロとなるような姿勢(以下、正常姿勢と称
する)で飛翔しているものとすると、距離測定装置3
は、アレイアンテナよりペンシルビームBを地面Gに対
して弾丸1の弾軸J2方向へ送信する。そして、上記ペ
ンシルビームBは、地面Gによって反射された後、距離
測定装置3のアレイアンテナによって受信される。この
とき、距離測定装置3は、送信したペンシルビームBの
周波数と、受信したペンシルビームBの周波数との差か
ら、自身から地面GまでのペンシルビームBの長さ、言
い換えれば、距離Dを求める。そして、信管2は、距離
Dが予め設定されている値になると、弾丸1に対して発
火指令を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の距離
測定装置において、地面Gにより反射されたペンシルビ
ームBがアレイアンテナに受信される際のS(Signal)
/N(Noise)比は、測定精度に重大なる影響を与え
る。すなわち、上記S/N比が一定値以下である場合に
は、距離の演算に必要な信号成分を得ることができず、
従って、距離を求めることができない。一方、S/Nが
一定値より大である場合には、上記信号成分を得ること
ができるので、距離を求めることができる。ここで、上
記S/N比は、図8に示すペンシルビームBの送信電力
に比例するとともに、姿勢角度θPに反比例する。しか
しながら、従来の距離測定装置においては、小型化の要
請より上記送信電力を大きくすることができないため、
送信電力を大きくするという方法によるS/N比の改善
は望めない。一方、図9に示すように弾丸1が、飛翔方
向線J1と弾軸J2とが所定の姿勢角度θP(≠0)とな
るような姿勢で飛翔している場合には、ペンシルビーム
Bの伝搬距離が正常姿勢の場合(同図に示す2点鎖線参
照)に比して長くなるため、当然S/Nが悪化する。こ
のことから、従来の距離測定装置においては、送信電力
の制約および弾丸1の飛翔姿勢の影響等の理由から、測
定精度にばらつきが発生するという欠点があった。本発
明はこのような背景の下になされたもので、測定精度の
高い距離測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、飛翔体に装備される距離測定装置において、前記飛
翔体の前方へ各々伝搬方向が異なる複数のビームを、所
定時間間隔をおいて1本づつ順次送信するとともに、地
面等により反射された前記ビームを受信して、これら受
信された前記複数のビームと前記送信された複数のビー
ムとを各々ミキシングすることにより、複数のミキシン
グ結果を前記所定間隔毎に順次得るビーム送受信手段
と、前記複数のミキシング結果の中からもっともレベル
の高いものを選択する選択手段と、前記選択手段により
選択された前記ミキシング結果に基づいて、前記飛翔体
から前記地面等までの距離を求める演算手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、飛翔体に装備さ
れる距離測定装置において、前記飛翔体の前方へ各々伝
搬方向が異なる複数のビームを、所定時間間隔をおいて
1本づつ順次送信するとともに、地面等により反射され
た前記ビームを受信して、これら受信された前記複数の
ビームと前記送信された複数のビームとを各々ミキシン
グすることにより、複数のビート信号を前記所定間隔毎
に順次得るビーム送受信手段と、前記複数のビート信号
を各々高速フーリエ解析して、前記複数のビート信号の
各周波数スペクトルを各々求める解析手段と、前記解析
手段により解析された複数の周波数スペクトルの中から
最も大きいものを選択する選択手段と、前記選択手段に
より選択された周波数スペクトルに基づいて、前記飛翔
体から前記地面等までの距離を求める演算手段とを具備
することを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の距離測定装置において、前記ビーム送受信手
段は、前記飛翔体の軸線に対して直角な関係を有する平
面と、前記平面に対して所定角度傾いた関係を各々有す
る複数の斜面とを有する基盤と、前記複数のビームに各
々対応して設けられ、前記基盤の平面および前記複数の
斜面に各々貼着された複数のアンテナとを有することを
特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の距離測定装置において、前記ビーム送受信手段は、周
波数変調がかけられた送信信号を、所定間隔をおいて前
記複数のアンテナへ順次給電する給電切換手段と、前記
アンテナにより受信された前記ビームの受信信号と、前
記送信信号とをミキシングすることにより、前記ミキシ
ング結果を得るミキシング手段とを有することを特徴と
する。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の距離測定装置において、前記アンテナは、複
数のマイクロストリップアンテナがアレイ配置されてな
るアレイアンテナであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる距離測定装置のアンテナ部9の外観構成を示す側面
図である。この図において、図8の各部対応する部分に
は、同一の符号を付けその説明を省略する。
【0013】この図において、アンテナ部9は、信管2
の頂部近傍に配設されており、7本のペンシルビームB
1〜B7を一定間隔毎に順次送信するとともに、地面Gに
より反射された当該ペンシルビームを受信する。ここ
で、上記ペンシルビームB1以外のペンシルビームB2〜
B7は、ペンシルビームB1に対して一定角度(以下、ビ
ーム間角度θaと称する)分、傾いた状態で送信され
る。また、ペンシルビームB1は、弾軸J2方向へ送信さ
れる。図1には、上記ペンシルビームB1〜B7のうち、
ペンシルビームB1、B3およびB6が図示されている。
【0014】ここで、図1に示すアンテナ部9の構成に
ついて、図2(a)および(b)を参照して詳述する。
図2(a)はアンテナ部9の構成を示す平面図であり、
図2(b)は、図2(a)に示すA−A’線視断面図で
ある。図2(a)に示すアンテナ部9において、10
は、誘電体材料から構成された誘電体基盤であり、六角
錘の先端部分が裁断された切頭六角錘形状とされてい
る。
【0015】すなわち、誘電体基盤10は、弾軸J2に
対して90度の位置関係を有する六角形の平面101
と、該平面101の各辺より放射状に各々延びる台形状
の斜面102〜107とを有している。また、斜面102
〜107は、平面101の延長面に対してビーム間角度θ
a(図1参照)分、傾いている(図2(b)参照)。
【0016】111は、4つのマイクロストリップアン
テナが並列接続されてなるアレイアンテナであり、誘電
体基盤10の平面101に貼着されている。このアレイ
アンテナ111は、送信および受信アンテナとしての機
能を有しており、弾軸J2と平行なペンシルビームB1を
送信する一方、地面Gにより反射された該ペンシルビー
ムBを受信する。
【0017】112は、アレイアンテナ111と同一構成
とされたアレイアンテナであり、誘電体基盤10の斜面
102に貼着されている。このアレイアンテナ112は、
ペンシルビームB1とのなす角度がビーム間角度θa(図
2(b)参照)とされたペンシルビームB2を送信する
一方、地面Gにより反射された該ペンシルビームB2を
受信する。
【0018】113〜117は、アレイアンテナ111と
各々同一構成とされたアレイアンテナであり、誘電体基
盤10の斜面103〜107に各々貼着されている。これ
らアレイアンテナ113〜117は、ペンシルビームB1
とのなす角度がビーム間角度θaと各々されたペンシル
ビームB3〜B7を各々送信する一方、地面Gにより反射
された該ペンシルビームB3〜B7を各々受信する。ここ
で、アレイアンテナ111〜117の各添え字を、アンテ
ナ番号1〜7と各々定義する。
【0019】図3は、上述した一実施形態による距離測
定装置の電気的構成を示すブロック図である。この図に
おいて、12は、CPU(中央処理装置)であり、装置
各部を制御するとともに、距離を求めるために必要な各
種演算を行う。このCPU12の動作の詳細について
は、後述する。13は、メモリであり、CPU12にお
ける各種演算データを記憶する。上記各種演算データの
詳細については、後述する。なお、実際には、上記メモ
リ13は、CPU12の内部メモリ領域である。
【0020】14は、鋸波発生回路であり、図4(a)
に示す掃引周波数がFm(=1/周期T(=1ms))
であって、かつ掃引帯域幅がBwの鋸波信号Snを発生す
る。15は、VCO(電圧制御型発振器)であり、鋸波
信号Snの変化に応じて周波数が変化する送信信号Ssを
出力する。この送信信号Ssの中心周波数はfcとされて
いる。
【0021】16は、送信信号Ssを一方向(同図右方
向)にのみ通過させるアイソレータである。17は、上
記送信信号Ssを2分配する電力分配器である。18
は、電力分配器17により分配された一方の送信信号S
sを電力増幅する増幅器である。19は、サーキュレー
タであり、増幅器18より入力される送信信号Ssをア
ンテナ切換器20の端子20aへ、また該端子20aより
入力される受信信号Srを増幅器21へ各々伝送する。
【0022】上記アンテナ切換器20は、サーキュレー
タ19とアレイアンテナ111〜117(図2(a)参
照)との間に介挿されており、一定時間(例えば、1m
s)間隔毎に、アレイアンテナ111〜117を順次切り
換える。このアンテナ切換器20の端子20b1〜20b7
には、アレイアンテナ111〜117が各々接続されてい
る。22は、CPU12より切換信号Skが入力される
度毎にアンテナ切換器20を駆動するドライバである。
【0023】23は、ミキサであり、電力分配器17に
より分岐された他方の送信信号Ssと、増幅器21によ
り増幅された受信信号Srとをミキシングして(図4
(a)参照)、このミキシング結果をビート信号Sb
(図4(b)、(c)参照)として出力する。すなわ
ち、上記ビート信号Sbの周波数は、送信信号Ssの周波
数と受信信号Srの周波数との差である。24は、入力
されるビート信号Sbを増幅する増幅器である。
【0024】次に、上述した一実施形態による距離測定
装置の動作について図5を参照して説明する。図5は図
2に示すCPU12の処理手順を示すフローチャートで
ある。今、図6に示すように、弾丸1が、落角θXで飛
翔しており、かつ飛翔方向線J1と弾軸J2とが所定の姿
勢角度θP(≠0)となるような姿勢で飛翔している状
態において、図2に示す鋸波発生回路14から鋸波信号
SnがVCO・15へ出力されると、VCO・15で
は、周波数変調が行われる。
【0025】すなわち、VCO・15は、入力された鋸
波信号Snの変化に対応して周波数が変化する送信信号
Ss(図4(a)参照)を出力する。そして、上記送信
信号Ssは、アイソレータ16を介して電力分配器17
へ入力された後、該電力分配器17により2分配され
る。これにより、一方の送信信号Ssは、増幅器18に
より増幅された後、サーキュレータ19へ入力され、他
方の送信信号Ssは、ミキサ23へ入力される。今の場
合、アンテナ切換器20は、駆動されていないものとす
る。
【0026】そして、図7に示す時刻t1において、信
管2の制御部(図示略)から、距離の測定を開始すべき
ことを指示するトリガ信号がCPU12へ入力されたと
すると、該CPU12は、図5に示すステップS1へ進
む。ステップS1では、CPU12は、内部変数iに0
を代入した後、ステップS2へ進む。ステップS2で
は、CPU12は、アンテナ番号1のアレイアンテナ1
11を選択すべくアンテナ切換信号Skをドライバ22へ
出力した後、ステップS3へ進む。
【0027】これにより、ドライバ22は、端子20a
と端子20b1とが接続されるように、アンテナ切換器2
0を駆動する。この結果、サーキュレータ19とアレイ
アンテナ111とが接続され、アレイアンテナ111から
は、図6に示すペンシルビームB1が弾軸J2方向へ送信
される。そして、ペンシルビームB1は、地面Gの反射
点(図示略)により反射される。
【0028】しかしながら、今、同図に示すようにペン
シルビームB1の伝搬距離が非常に長いため、ペンシル
ビームB1は伝搬途中で多大なる減衰を受ける。そし
て、地面Gの反射点(図示略)により反射されたペンシ
ルビームB1は、上記伝搬経路を同じ経路を再び伝搬し
てアレイアンテナ111により受信され、受信信号Srと
してアンテナ切換器20およびサーキュレータ19を介
してミキサ23へ入力される。
【0029】上記受信信号Srのレベルは、伝搬途中に
おけるペンシルビームB1の減衰が大きいため、非常に
小さい値である。ここで、ミキサ23に入力された上記
受信信号Srと上述した送信信号Ssとの各波形を図4
(a)に示す。この図に示すように受信信号Srは、送
信信号Ssに対して時間差Δtだけ遅延している。
【0030】上記時間差Δtは、送信信号Ssがアレイ
アンテナ111と地面Gの反射点とを往復する時間に等
しいので、高速をc、アレイアンテナ111と上記反射
点との距離をKとすると、次の(1)式で表される。 Δt=2K/c ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) そして、ミキサ23により受信信号Srと送信信号Ssと
がミキシングされると、図4(b)および(c)に示す
2つの周波数状態を有するビート信号Sbが生成され
る。
【0031】そして、上記ビート信号Sbは、増幅器2
4により増幅された後、CPU12へ入力される。そし
て、図5に示すステップS3では、CPU12は、入力
されたビート信号Sbより得られるビート波形データDn
(今の場合、n=1)をメモリ13へ書き込んだ後、ス
テップS4へ進む。ステップS4では、CPU12は、
前回、メモリ13へ書き込んだビート波形データDnを
メモリ13から読み出す。今の場合、前回のビート波形
データDnが書き込まれていないので、CPU12は、
いずれの処理をも行うことなく、ステップS5へ進む。
【0032】ステップS5では、CPU12は、前回の
ビート波形データDnから得られるビート信号Sbの波形
をFFT(高速フーリエ変換)解析することにより、該
波形に含まれる周波数スペクトルを求め、この解析結果
をFFT解析データDFn(今の場合、n=1)としてメ
モリ13へ書き込む。しかしながら、今の場合、解析す
べき前回のビート波形データDnが存在しないため、C
PU12はいずれの処理をも行うことなく、ステップS
6へ進む。
【0033】ステップS6では、CPU12は、ステッ
プS5において求めたFFT解析データDF1をメモリ1
3へ書き込んだ後、ステップS7へ進む。ステップS7
では、CPU12は、内部変数iを1インクリメント
(今の場合、i=1)した後、ステップS8へ進む。ス
テップS8では、CPU12は、内部変数iの値が7で
あるか否かを判断する。今の場合、内部変数i=1であ
るため、CPU12は、ステップS8の判断結果を「N
O」としてステップS2へ戻る。
【0034】ステップS2では、CPU12は、アンテ
ナ番号2(図7参照)のアレイアンテナ112を選択す
べくアンテナ切換信号Skをドライバ22へ出力した
後、ステップS3へ進む。これにより、ドライバ22
は、端子20aと端子20b2とが接続されるように、ア
ンテナ切換器20を駆動する。この結果、サーキュレー
タ19とアレイアンテナ112とが接続され、アレイア
ンテナ112からは、図6に示すペンシルビームB2が弾
軸J2方向へ送信される。そして、ペンシルビームB2
は、地面Gの反射点Pにより反射される。
【0035】今の場合、ペンシルビームB2の伝搬距離
が上述したペンシルビームB1の伝搬距離に比して短い
ため、ペンシルビームB2が伝搬途中に受ける減衰は、
ペンシルビームB1のそれより小である。そして、反射
点Pにより反射されたペンシルビームB2は、上記伝搬
経路と同じ経路を再び伝搬してアレイアンテナ112に
より受信され、受信信号Srとしてアンテナ切換器20
およびサーキュレータ19を介してミキサ23へ入力さ
れる。
【0036】今の場合、上述したペンシルビームB2の
減衰量が少ないため、上記受信信号Srのレベルは、ペ
ンシルビームB1に対応する受信信号Srに比して大きい
値である。そして、受信信号Srは、ミキサ23により
送信信号Ssとミキシングされる。この結果、ミキサ2
3からは、ビート信号Sbが出力され、該ビート信号Sb
は、増幅器24により増幅された後、CPU12へ入力
される。
【0037】そして、図5に示すステップS3では、C
PU12は、入力されたビート信号Sbより得られるビ
ート波形データDn(今の場合、n=2)をメモリ13
へ書き込んだ後、ステップS4へ進む。ステップS4で
は、CPU12は、前回、メモリ13へ書き込んだビー
ト波形データD1をメモリ13から読み出した後、ステ
ップS5へ進む。
【0038】ステップS5では、CPU12は、前回の
ビート波形データD1から得られるビート信号Sbの波形
をFFT解析することにより、該波形に含まれる周波数
スペクトルを求めた後、ステップS6へ進む。今の場
合、上記周波数スペクトルとしては、主に図4(b)に
示す周波数F1の周波数スペクトルと、周波数F2の周波
数スペクトルとが得られる。ステップS6では、CPU
12は、上記周波数F1および周波数F2の周波数スペク
トルのうち、時間幅の広い周波数F1の周波数スペクト
ルのデータをFFT解析データDF1としてメモリ13へ
書き込んだ後、ステップS7へ進む。
【0039】ステップS7では、CPU12は、内部変
数iを1インクリメント(今の場合、i=2)した後、
ステップS8へ進む。ステップS8では、CPU12
は、今内部変数i=2であるため、判断結果を「NO」
としてステップS2へ戻る。
【0040】以下、CPU12は、ステップS8におい
て内部変数i=7となるまで、上述したステップS2〜
ステップS8の処理を繰り返す。すなわち、図7に示す
時刻3において、図3に示すアンテナ切換器20により
アンテナ番号3のアレイアンテナ113が選択されるこ
とにより(ステップS2)、該アレイアンテナ113か
らは、ペンシルビームB3が送信される。
【0041】そして、上述した動作と同様にして、該ペ
ンシルビームB3に対応するビート波形データD3がメモ
リ13に書き込まれた後(ステップS4)、前回書き込
まれたビート波形データD2がFFT解析される(ステ
ップS5)。そして、このFFT解析された結果がFF
T解析データDF2としてメモリ13に書き込まれた後
(ステップS6)、内部変数iが1インクリメント(今
の場合、内部変数i=3)される(ステップS7)。そ
して、CPU12は、ステップS8へ進み、内部変数i
が3であるため同判断結果を「NO」として、ステップ
S2へ戻る。
【0042】ここで、上記ステップS2〜ステップS8
が繰り返された処理結果を図7に示す。この図に示すよ
うに、時刻t4の直後においては、アンテナ番号4のア
レイアンテナ114が選択された後、ビート波形データ
D4がメモリ13に書き込まれた後、FFT解析データ
DF3がメモリ13に書き込まれる。そして、時刻t5の
直後においては、アンテナ番号5のアレイアンテナ11
5が選択された後、ビート波形データD5がメモリ13に
書き込まれた後、FFT解析データDF4がメモリ13に
書き込まれる。
【0043】そして、時刻t6の直後においては、アン
テナ番号6のアレイアンテナ116が選択された後、ビ
ート波形データD6がメモリ13に書き込まれた後、F
FT解析データDF5がメモリ13に書き込まれる。そし
て、時刻t7以降においては、アンテナ番号7のアレイ
アンテナ117が選択された後、ビート波形データD7が
メモリ13に書き込まれた後、FFT解析データDF6が
メモリ13に書き込まれる。また、時刻t7の直後にお
ける図5に示すステップS7では、内部変数iが7とな
る。
【0044】従って、時刻t7の直後におけるステップ
S8では、CPU12は、判断結果を「YES」として
ステップS9へ進む。これにより、上述したステップS
1〜ステップS8の繰り返しサイクルにおける1サイク
ル目が終了する。この1サイクルに要する時間は、図4
(a)に示す送信信号Ssの1周期T(=1ms)にア
ンテナ番号7を乗じた値、すなわち7msとされてい
る。
【0045】ステップS9では、CPU12は、上述し
た1サイクルにおいて得られたFFT解析データDF1〜
DF7をメモリ13から読み出す。次いで、CPU12
は、上記FFT解析データDF1〜DF7の中から、最も周
波数スペクトルが大きいものを選択する。言い換えれ
ば、CPU12は、アレイアンテナ111〜117におけ
るペンシルビームB1〜B7の各受信信号Srのうち、も
っともレベルの高いものを選択する。今、FFT解析デ
ータDF2が最も周波数スペクトルが大きいデータである
ものとすると、CPU12は、上記FFT解析データD
F2を選択した後、ステップS10へ進む。
【0046】ステップS10では、CPU12は、上記
FFT解析データDF2に基づいて、該FFT解析データ
DF2に対応する図6に示す距離Dを求める。この距離D
は、ペンシルビームB2がアレイアンテナ112(図3参
照)から反射点Pまで伝搬した距離である。
【0047】すなわち、CPU12は、まずFFT解析
データDF2から図4(b)に示す周波数F1を求めた
後、次の(2)式へ該周波数F1、いずれも既値である
光速c、掃引周波数Fmおよび掃引帯域幅Bwを各々代入
することにより、距離Dを求める。 D=c・F1/2・Fm・Bw ・・・・・・・・・・・・・・・・(2) 次に、CPU12は、上記距離Dのデータを信管2の制
御部(図示略)へ出力した後、ステップS1へ戻り、2
サイクル目(図7:時刻t8以降参照)の処理を行う。
【0048】以上説明したように、上述した一実施形態
による距離測定装置によれば、FFT解析データDF1〜
DF7のうち、最も周波数スペクトルの大きいデータに基
づいて、距離Dを求めているので、測定精度を高くする
ことができるという効果が得られる。
【0049】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの一実施形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述
した一実施形態による距離測定装置においては、図2
(a)に示す7本のアレイアンテナ111〜117を用い
た例について説明したが、これに限定されることなくコ
スト、容積等を考慮してアレイアンテナの本数は何本で
あってもよい。
【0050】また、上述した一実施形態による距離測定
装置においては、図2(a)に示す切頭六角錘形状の誘
電体基盤10を用いた例について説明したが、これに限
定されることなく、誘電体基盤10の形状はいかなるも
のであってもよい。例えば、誘電体基盤10の形状とし
ては、切頭三角錘等の切頭多角錘や、切頭円錐等を採用
してもよい。要するに、誘電体基盤10は、図2(b)
に示す弾軸J2と平行なペンシルビームと、該ペンシル
ビームに対して所定角度傾いたペンシルビームが放射で
きるような形状であればよいのである。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、複数の
ビームから得られる複数のミキシング結果のうち最もレ
ベルの高いものに基づいて、距離を求めているので、従
来の1本のビームに基づいて距離を求める距離測定装置
に比して、測定精度を高くすることができるという効果
が得られる。
【0052】請求項2に記載の発明によれば、複数のビ
ームから得られる複数のビート信号の複数の周波数スペ
クトルのうち最も大きいものに基づいて、距離を求めて
いるので、請求項1に記載の発明と同様にして、従来の
距離測定装置に比して測定精度を高くすることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による距離測定装置にお
けるアンテナ部9が装備された信管2等の構成を示す一
部裁断側面図である。
【図2】 図1に示すアンテナ部9の構成を示す平面図
および断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態による距離測定装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【図4】 同一実施形態による距離測定装置の動作原理
を説明する波形図である。
【図5】 図3に示すCPU12の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 本発明の一実施形態による距離測定装置の動
作を説明する図である。
【図7】 同一実施形態による距離測定装置の動作を説
明する図である。
【図8】 従来の距離測定装置の動作を説明する図であ
る。
【図9】 従来の距離測定装置の欠点を説明する図であ
る。
【符号の説明】
9 アンテナ部 10 誘電体基盤 101 平面 102〜107 斜面 111〜117 アレイアンテナ 12 CPU 13 メモリ 14 鋸波発生回路 15 VCO 20 アンテナ切換器 23 ミキサ B1〜B7 ペンシルビーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛翔体に装備される距離測定装置におい
    て、 前記飛翔体の前方へ各々伝搬方向が異なる複数のビーム
    を、所定時間間隔をおいて1本づつ順次送信するととも
    に、地面等により反射された前記ビームを受信して、こ
    れら受信された前記複数のビームと前記送信された複数
    のビームとを各々ミキシングすることにより、複数のミ
    キシング結果を前記所定間隔毎に順次得るビーム送受信
    手段と、 前記複数のミキシング結果の中からもっともレベルの高
    いものを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記ミキシング結果に基
    づいて、前記飛翔体から前記地面等までの距離を求める
    演算手段とを具備することを特徴とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 飛翔体に装備される距離測定装置におい
    て、 前記飛翔体の前方へ各々伝搬方向が異なる複数のビーム
    を、所定時間間隔をおいて1本づつ順次送信するととも
    に、地面等により反射された前記ビームを受信して、こ
    れら受信された前記複数のビームと前記送信された複数
    のビームとを各々ミキシングすることにより、複数のビ
    ート信号を前記所定間隔毎に順次得るビーム送受信手段
    と、 前記複数のビート信号を各々高速フーリエ解析して、前
    記複数のビート信号の各周波数スペクトルを各々求める
    解析手段と、 前記解析手段により解析された複数の周波数スペクトル
    の中から最も大きいものを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された周波数スペクトルに基づ
    いて、前記飛翔体から前記地面等までの距離を求める演
    算手段とを具備することを特徴とする距離測定装置。
  3. 【請求項3】 前記ビーム送受信手段は、 前記飛翔体の軸線に対して直角な関係を有する平面と、
    前記平面に対して所定角度傾いた関係を各々有する複数
    の斜面とを有する基盤と、 前記複数のビームに各々対応して設けられ、前記基盤の
    平面および前記複数の斜面に各々貼着された複数のアン
    テナとを有することを特徴とする請求項1または2に記
    載の距離測定装置。
  4. 【請求項4】 前記ビーム送受信手段は、 周波数変調がかけられた送信信号を、所定間隔をおいて
    前記複数のアンテナへ順次給電する給電切換手段と、 前記アンテナにより受信された前記ビームの受信信号
    と、前記送信信号とをミキシングすることにより、前記
    ミキシング結果を得るミキシング手段とを有することを
    特徴とする請求項3に記載の距離測定装置。
  5. 【請求項5】 前記アンテナは、複数のマイクロストリ
    ップアンテナがアレイ配置されてなるアレイアンテナで
    あることを特徴とする請求項3または4に記載の距離測
    定装置。
JP8340146A 1996-12-19 1996-12-19 距離測定装置 Withdrawn JPH10186024A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012194169A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Hyundai Mobis Co Ltd 車両レーダーのアライメント方法及びシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012194169A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Hyundai Mobis Co Ltd 車両レーダーのアライメント方法及びシステム

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