JPH1018637A - 建築物の制振構造 - Google Patents
建築物の制振構造Info
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- JPH1018637A JPH1018637A JP17830296A JP17830296A JPH1018637A JP H1018637 A JPH1018637 A JP H1018637A JP 17830296 A JP17830296 A JP 17830296A JP 17830296 A JP17830296 A JP 17830296A JP H1018637 A JPH1018637 A JP H1018637A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダンパーを建築物の一部に設置しようとする
場合、その設置場所によっては建築計画を制約してしま
うような問題があり、また、これらのダンパー設置に必
要な費用や、設置後のメンテナンスに要する費用など、
コスト面において問題があった。 【解決手段】 柱1または梁2の少なくとも一部を構成
しそれぞれの一端が互いに突き合わせられた第一のフレ
ーム構成材および第二のフレーム構成材と、前記第一の
フレーム構成材および第二のフレーム構成材の端部に沿
って配置されこれらに対して固定された添え板9とを備
え、前記端部の少なくとも一方と添え板9との結合部が
ダンパーとして構成される。
場合、その設置場所によっては建築計画を制約してしま
うような問題があり、また、これらのダンパー設置に必
要な費用や、設置後のメンテナンスに要する費用など、
コスト面において問題があった。 【解決手段】 柱1または梁2の少なくとも一部を構成
しそれぞれの一端が互いに突き合わせられた第一のフレ
ーム構成材および第二のフレーム構成材と、前記第一の
フレーム構成材および第二のフレーム構成材の端部に沿
って配置されこれらに対して固定された添え板9とを備
え、前記端部の少なくとも一方と添え板9との結合部が
ダンパーとして構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐震性能の向上の
ために建築物に設置された建築物の制振構造に関するも
のである。
ために建築物に設置された建築物の制振構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物に作用する地震力を始めと
した振動に対して、その建築物の応答を抑制または制御
するために、制振構造を採用した建築物が建設されるよ
うになってきている。このような制振構造の代表的なも
のとして、例えばダンパーにより地震の振動エネルギー
を吸収して建物の振動を軽減しようとするものがある。
これらのダンパーは、壁と柱や梁の間、壁、柱やブレー
スの一部などに設置されるのが一般的である。
した振動に対して、その建築物の応答を抑制または制御
するために、制振構造を採用した建築物が建設されるよ
うになってきている。このような制振構造の代表的なも
のとして、例えばダンパーにより地震の振動エネルギー
を吸収して建物の振動を軽減しようとするものがある。
これらのダンパーは、壁と柱や梁の間、壁、柱やブレー
スの一部などに設置されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダンパ
ーを上記のように建築物の一部に設置しようとする場
合、その設置場所によっては建築計画を制約してしまう
ような場合があった。また、これらのダンパー設置に必
要な費用や、設置後のメンテナンスに要する費用など、
コスト面において問題があった。このようなことから、
建築計画を制約せず、また設置やメンテナンスが比較的
容易でありコストもかからないような制振構造が望まれ
ていた。
ーを上記のように建築物の一部に設置しようとする場
合、その設置場所によっては建築計画を制約してしまう
ような場合があった。また、これらのダンパー設置に必
要な費用や、設置後のメンテナンスに要する費用など、
コスト面において問題があった。このようなことから、
建築計画を制約せず、また設置やメンテナンスが比較的
容易でありコストもかからないような制振構造が望まれ
ていた。
【0004】本発明の建築物の制振構造においては、上
記のような事情に鑑み、設置にあたっては、従来一般の
制振構造を備えない建築物とほぼ同じ外観および手順で
施工することができ、設置コストが比較的安価であり、
かつ、設置後のメンテナンスも容易であるような建築物
の制振構造の提供を目的とする。
記のような事情に鑑み、設置にあたっては、従来一般の
制振構造を備えない建築物とほぼ同じ外観および手順で
施工することができ、設置コストが比較的安価であり、
かつ、設置後のメンテナンスも容易であるような建築物
の制振構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の建築物の制振構
造においては、上記の課題を解決するために以下の手段
を採用した。すなわち、請求項1記載の建築物の制振構
造は、建築物の柱または梁に設けられた建築物の制振構
造であって、該柱または梁の少なくとも一部を構成しそ
れぞれの一端が互いに突き合わせられた第一のフレーム
構成材および第二のフレーム構成材と、前記第一のフレ
ーム構成材および第二のフレーム構成材の端部に沿って
配置されこれらに対して固定された添え板とを備えてな
り、前記端部の少なくとも一方と前記添え板との結合部
がダンパーとして構成されていることを特徴とする。
造においては、上記の課題を解決するために以下の手段
を採用した。すなわち、請求項1記載の建築物の制振構
造は、建築物の柱または梁に設けられた建築物の制振構
造であって、該柱または梁の少なくとも一部を構成しそ
れぞれの一端が互いに突き合わせられた第一のフレーム
構成材および第二のフレーム構成材と、前記第一のフレ
ーム構成材および第二のフレーム構成材の端部に沿って
配置されこれらに対して固定された添え板とを備えてな
り、前記端部の少なくとも一方と前記添え板との結合部
がダンパーとして構成されていることを特徴とする。
【0006】この建築物の制振構造は、梁や柱がフレー
ム構成材を複数連結することによって構成されている場
合に、これらのフレーム構成材同士の連結部にダンパー
を介装することによって制振構造を形成するものであ
る。具体的には、二つのフレーム構成材の継ぎ目に沿っ
て配置された添え板とフレーム構成材との結合部がダン
パーとして構成され、地震時にフレーム構成材に曲げ応
力が作用した場合には、このダンパーが地震の振動エネ
ルギーを吸収し建築物における振動を制御する。また、
この建築物の制振構造は、例えば鉄骨などの梁や柱を構
成するフレーム構成材が継ぎ目を有し、その継ぎ目が添
え板によって接合されている建築物の架構においてなら
ば設置可能である。
ム構成材を複数連結することによって構成されている場
合に、これらのフレーム構成材同士の連結部にダンパー
を介装することによって制振構造を形成するものであ
る。具体的には、二つのフレーム構成材の継ぎ目に沿っ
て配置された添え板とフレーム構成材との結合部がダン
パーとして構成され、地震時にフレーム構成材に曲げ応
力が作用した場合には、このダンパーが地震の振動エネ
ルギーを吸収し建築物における振動を制御する。また、
この建築物の制振構造は、例えば鉄骨などの梁や柱を構
成するフレーム構成材が継ぎ目を有し、その継ぎ目が添
え板によって接合されている建築物の架構においてなら
ば設置可能である。
【0007】請求項2記載の建築物の制振構造は、請求
項1記載の建築物の制振構造であって、前記第一のフレ
ーム構成材が柱または梁に固定された一対の端部材から
構成され、前記第二のフレーム構成材が前記端部材の中
間に配置された中央材から構成されていることを特徴と
する。この建築物の制振構造においては、中央材とその
両端に接合された一対の端部材とが、フレーム構成材と
して梁や柱などの一部または全部を構成している場合
に、中央材と一対の端部材との接合部にダンパーを設置
するものである。このとき、中央材と端部材の接合のた
めに配置された添え板と中央材もしくは端部材の少なく
とも一方との結合部にダンパーが設置される。この建築
物の制振構造は、例えば、鉄骨造の建築物において、柱
もしくは梁が鉄骨とその両端に接合されたブラケットに
よって構成されているような場合に適用することができ
る。
項1記載の建築物の制振構造であって、前記第一のフレ
ーム構成材が柱または梁に固定された一対の端部材から
構成され、前記第二のフレーム構成材が前記端部材の中
間に配置された中央材から構成されていることを特徴と
する。この建築物の制振構造においては、中央材とその
両端に接合された一対の端部材とが、フレーム構成材と
して梁や柱などの一部または全部を構成している場合
に、中央材と一対の端部材との接合部にダンパーを設置
するものである。このとき、中央材と端部材の接合のた
めに配置された添え板と中央材もしくは端部材の少なく
とも一方との結合部にダンパーが設置される。この建築
物の制振構造は、例えば、鉄骨造の建築物において、柱
もしくは梁が鉄骨とその両端に接合されたブラケットに
よって構成されているような場合に適用することができ
る。
【0008】請求項3記載の建築物の制振構造は、請求
項1または2記載の建築物の制振構造であって、前記ダ
ンパーとして構成された前記結合部にダンパー構成材が
介装されることを特徴とする。この建築物の制振構造に
おいては、添え板とフレーム構成材の間にダンパー構成
材が介装されることによりダンパーが構成される。この
ため、フレーム構成材を添え板で連結することによって
連結部が構成される通常の鉄骨による架構において、添
え板とフレーム構成材との間に介装されるフィラープレ
ートの代わりにダンパー構成材を用いることによって設
置することができる。また、この場合、設置に当たって
の施工手順および設置後の外観はこのような制振構造を
設置しない一般の建築物を施工する場合と殆ど変わり無
いものとすることができる。
項1または2記載の建築物の制振構造であって、前記ダ
ンパーとして構成された前記結合部にダンパー構成材が
介装されることを特徴とする。この建築物の制振構造に
おいては、添え板とフレーム構成材の間にダンパー構成
材が介装されることによりダンパーが構成される。この
ため、フレーム構成材を添え板で連結することによって
連結部が構成される通常の鉄骨による架構において、添
え板とフレーム構成材との間に介装されるフィラープレ
ートの代わりにダンパー構成材を用いることによって設
置することができる。また、この場合、設置に当たって
の施工手順および設置後の外観はこのような制振構造を
設置しない一般の建築物を施工する場合と殆ど変わり無
いものとすることができる。
【0009】請求項4記載の建築物の制振構造は、請求
項1、2または3記載の建築物の制振構造であって、前
記ダンパーが摩擦ダンパーであることを特徴とする。こ
の建築物の制振構造においては、ダンパーが摩擦ダンパ
ーとして構成されている。このダンパーは、摩擦材を用
いたすべり面として形成されるため、面的な形状とする
ことが可能であり、上記のように添え板とフレーム構成
材との中間に配置されるダンパーとして好適である。ま
た、地震時などに、フレーム構成材に曲げ応力が作用し
たときには、この摩擦面において滑りが許容されること
によって、フレーム構成材同士の連結部が回転変形しな
がらダンパー効果を発揮することが可能である。さら
に、この建築物の制振構造においては、例えば鋼材など
を利用した履歴ダンパー構成材を使用した場合に比べ
て、累積塑性歪や鋼材疲労などの劣化が殆ど無い。
項1、2または3記載の建築物の制振構造であって、前
記ダンパーが摩擦ダンパーであることを特徴とする。こ
の建築物の制振構造においては、ダンパーが摩擦ダンパ
ーとして構成されている。このダンパーは、摩擦材を用
いたすべり面として形成されるため、面的な形状とする
ことが可能であり、上記のように添え板とフレーム構成
材との中間に配置されるダンパーとして好適である。ま
た、地震時などに、フレーム構成材に曲げ応力が作用し
たときには、この摩擦面において滑りが許容されること
によって、フレーム構成材同士の連結部が回転変形しな
がらダンパー効果を発揮することが可能である。さら
に、この建築物の制振構造においては、例えば鋼材など
を利用した履歴ダンパー構成材を使用した場合に比べ
て、累積塑性歪や鋼材疲労などの劣化が殆ど無い。
【0010】請求項5記載の建築物の制振構造は、請求
項1、2または3記載の建築物の制振構造であって、前
記ダンパーが粘弾性ダンパーとして構成されていること
を特徴とする。この建築物の制振構造においては、ダン
パーが粘弾性ダンパーとして構成されるため、例えば、
鋼材などを利用した履歴ダンパーなどを使用した場合と
比べて、累積塑性歪や鋼材疲労などの劣化が殆ど無いば
かりでなく、ダンパー全体を比較的コンパクトでエネル
ギー減衰率の高いものとすることができ、風や中小地震
に対しても効果的に振動を低減することができる。
項1、2または3記載の建築物の制振構造であって、前
記ダンパーが粘弾性ダンパーとして構成されていること
を特徴とする。この建築物の制振構造においては、ダン
パーが粘弾性ダンパーとして構成されるため、例えば、
鋼材などを利用した履歴ダンパーなどを使用した場合と
比べて、累積塑性歪や鋼材疲労などの劣化が殆ど無いば
かりでなく、ダンパー全体を比較的コンパクトでエネル
ギー減衰率の高いものとすることができ、風や中小地震
に対しても効果的に振動を低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態
を示した図である。図中、符号1は建築物を構成する柱
であり、2は柱1の間に架設された梁である。梁2は、
第一のフレーム構成材である柱に結合された一対の端部
材3と、端部材3の中間に配置された第二のフレーム構
成材である中央材4から構成されている。端部材3およ
び中央材4はともにH形鋼からなる鉄骨材であり、端部
材3は端部材フランジ5と端部材ウェブ6から、中央材
4は中央材フランジ7および中央材ウェブ8から構成さ
れている。また端部材3は、柱1に溶接され、固定され
ている。端部材3と中央材4との接合部においては、端
部材フランジ5および中央材フランジ7に沿って添え板
9が、端部材ウェブ6および中央材ウェブ8に沿ってス
プライスプレート10が配置され、それぞれ端部材3と
中央材4を接合する役割を果たしている。
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態
を示した図である。図中、符号1は建築物を構成する柱
であり、2は柱1の間に架設された梁である。梁2は、
第一のフレーム構成材である柱に結合された一対の端部
材3と、端部材3の中間に配置された第二のフレーム構
成材である中央材4から構成されている。端部材3およ
び中央材4はともにH形鋼からなる鉄骨材であり、端部
材3は端部材フランジ5と端部材ウェブ6から、中央材
4は中央材フランジ7および中央材ウェブ8から構成さ
れている。また端部材3は、柱1に溶接され、固定され
ている。端部材3と中央材4との接合部においては、端
部材フランジ5および中央材フランジ7に沿って添え板
9が、端部材ウェブ6および中央材ウェブ8に沿ってス
プライスプレート10が配置され、それぞれ端部材3と
中央材4を接合する役割を果たしている。
【0012】端部材フランジ5、中央材フランジ7およ
び添え板9による結合部の断面を拡大して図示したのが
図2である。添え板9と端部材フランジ5との間には、
鋼製のフィラープレート11が配置され、添え板9と中
央材フランジ7との間にはダンパー構成材12が介装さ
れている。端部材フランジ5、フィラープレート11、
添え板9、および、中央材フランジ7、ダンパー構成材
12、添え板9は図に示すようにそれぞれ高力ボルト1
3によって締結され結合されている。また、添え板9の
中央材フランジ7側に設けられた高力ボルト13を挿通
するための穴はルーズホール14とされており、添え板
9から見て高力ボルト13の締結位置が中央材4の軸方
向に滑動可能となるようにされている。一方、ダンパー
構成材12は摩擦ダンパー用にすべり耐力を安定させて
耐久性を向上させるための表面処理を施した滑りプレー
トから構成されており、高力ボルト13によって添え板
9との間に圧縮力が加えられ、所定の摩擦力が確保され
ている。また、この所定の摩擦力以上の力が矢印Aの方
向に加わった場合には、ダンパー構成材12と添え板9
との間が滑り面となって、ダンパー構成材12および中
央材4が添え板9に対して矢印Aで表した方向に滑動す
ることが可能となっている。
び添え板9による結合部の断面を拡大して図示したのが
図2である。添え板9と端部材フランジ5との間には、
鋼製のフィラープレート11が配置され、添え板9と中
央材フランジ7との間にはダンパー構成材12が介装さ
れている。端部材フランジ5、フィラープレート11、
添え板9、および、中央材フランジ7、ダンパー構成材
12、添え板9は図に示すようにそれぞれ高力ボルト1
3によって締結され結合されている。また、添え板9の
中央材フランジ7側に設けられた高力ボルト13を挿通
するための穴はルーズホール14とされており、添え板
9から見て高力ボルト13の締結位置が中央材4の軸方
向に滑動可能となるようにされている。一方、ダンパー
構成材12は摩擦ダンパー用にすべり耐力を安定させて
耐久性を向上させるための表面処理を施した滑りプレー
トから構成されており、高力ボルト13によって添え板
9との間に圧縮力が加えられ、所定の摩擦力が確保され
ている。また、この所定の摩擦力以上の力が矢印Aの方
向に加わった場合には、ダンパー構成材12と添え板9
との間が滑り面となって、ダンパー構成材12および中
央材4が添え板9に対して矢印Aで表した方向に滑動す
ることが可能となっている。
【0013】次に、以上のような構成とされた本実施の
形態における作用を説明する。地震時には、梁2には曲
げ応力が作用することとなるが、このとき、中央材4は
湾曲して変形しようとする。このため、中央材4の端部
においては、中央材フランジ7が矢印Aで示した方向に
変位しようとする力が働く。このとき中央材部フランジ
7のいずれもが端部材3に剛接合されていれば、この変
位は拘束されることになるが、本実施の形態の建築物の
制振構造においては、添え板9と中央材フランジ7との
間にダンパー構成材12が介装されているため、中央材
4に作用する曲げ応力が所定の曲げ応力に達した場合に
は、添え板9とダンパー構成材12の間が摩擦面となっ
て滑りが発生し、中央材4の曲げによる変形を許容する
ように機能する。したがって、中央材4が、平面保持の
仮定が成り立つように湾曲して弾性変形する余地が剛接
合の場合に比べて大きくなる。
形態における作用を説明する。地震時には、梁2には曲
げ応力が作用することとなるが、このとき、中央材4は
湾曲して変形しようとする。このため、中央材4の端部
においては、中央材フランジ7が矢印Aで示した方向に
変位しようとする力が働く。このとき中央材部フランジ
7のいずれもが端部材3に剛接合されていれば、この変
位は拘束されることになるが、本実施の形態の建築物の
制振構造においては、添え板9と中央材フランジ7との
間にダンパー構成材12が介装されているため、中央材
4に作用する曲げ応力が所定の曲げ応力に達した場合に
は、添え板9とダンパー構成材12の間が摩擦面となっ
て滑りが発生し、中央材4の曲げによる変形を許容する
ように機能する。したがって、中央材4が、平面保持の
仮定が成り立つように湾曲して弾性変形する余地が剛接
合の場合に比べて大きくなる。
【0014】このように中央材4が弾性変形する余地が
大きくなることについての効果は、特に中央材4端部に
おいて顕著なものとなる。一般に、両端が剛接合された
梁が曲げ応力を受けた場合、端部が最初に降伏して塑性
変形を生じる。このため、例えばH型鋼などを建築材と
して使用する場合には、降伏した端部が、脆性的に破壊
せず、塑性ヒンジの状態を保ったまま変形することが可
能であるように、幅厚比の規定が定められている。しか
し、本実施の形態のような建築物の制振構造を、建築物
の梁を構成する鉄骨材の剛接合部に採用することによ
り、梁端部が弾性変形する余地が大きくなり、梁に塑性
ヒンジが発生することを防ぐことができる。したがっ
て、梁部材の弾性変形のみを考慮した許容応力度設計を
適用すればよくなるとともに、梁部材に幅厚比の規定を
適用する必要がなくなり、梁部材のコストダウンを図る
ことができる。
大きくなることについての効果は、特に中央材4端部に
おいて顕著なものとなる。一般に、両端が剛接合された
梁が曲げ応力を受けた場合、端部が最初に降伏して塑性
変形を生じる。このため、例えばH型鋼などを建築材と
して使用する場合には、降伏した端部が、脆性的に破壊
せず、塑性ヒンジの状態を保ったまま変形することが可
能であるように、幅厚比の規定が定められている。しか
し、本実施の形態のような建築物の制振構造を、建築物
の梁を構成する鉄骨材の剛接合部に採用することによ
り、梁端部が弾性変形する余地が大きくなり、梁に塑性
ヒンジが発生することを防ぐことができる。したがっ
て、梁部材の弾性変形のみを考慮した許容応力度設計を
適用すればよくなるとともに、梁部材に幅厚比の規定を
適用する必要がなくなり、梁部材のコストダウンを図る
ことができる。
【0015】以上のように、本実施の形態の建築物の制
振構造は、従来、梁と柱の接合方法が、剛接合とピン接
合しかなかったことに対して、滑りを許容することによ
って半剛接合となる接合形式を採用したものである。す
なわち、添え板9とダンパー構成材12との間が滑り面
とされることにより、中央材4からみて端部材3の回転
拘束力が剛接合の場合に比べて低下し、中央材4と端部
材3の接合部自体が回転変形しながら地震エネルギーを
吸収して、ダンパー効果を発揮する。
振構造は、従来、梁と柱の接合方法が、剛接合とピン接
合しかなかったことに対して、滑りを許容することによ
って半剛接合となる接合形式を採用したものである。す
なわち、添え板9とダンパー構成材12との間が滑り面
とされることにより、中央材4からみて端部材3の回転
拘束力が剛接合の場合に比べて低下し、中央材4と端部
材3の接合部自体が回転変形しながら地震エネルギーを
吸収して、ダンパー効果を発揮する。
【0016】図3は、このような本実施の形態における
制震効果を説明するために、中央材4と端部材3の接合
部における曲げモーメントMと回転角φの関係を、接合
部を剛接合した場合およびピン接合した場合とで比較し
たものである。図中、各グラフの縦軸は接合部における
曲げモーメントMの値を表したものであり、横軸は接合
部の回転角φの値を示すものである。また、(a)が剛
接合の場合、(b)がピン接合の場合であり、(c)は
本実施の形態における接合形式の場合である。(a)、
(b)の場合は履歴特性の面積がなくエネルギー吸収が
ないが、(c)の場合には履歴曲線で囲まれた面積Sに
相当するエネルギー吸収が見込まれる。
制震効果を説明するために、中央材4と端部材3の接合
部における曲げモーメントMと回転角φの関係を、接合
部を剛接合した場合およびピン接合した場合とで比較し
たものである。図中、各グラフの縦軸は接合部における
曲げモーメントMの値を表したものであり、横軸は接合
部の回転角φの値を示すものである。また、(a)が剛
接合の場合、(b)がピン接合の場合であり、(c)は
本実施の形態における接合形式の場合である。(a)、
(b)の場合は履歴特性の面積がなくエネルギー吸収が
ないが、(c)の場合には履歴曲線で囲まれた面積Sに
相当するエネルギー吸収が見込まれる。
【0017】また、図3(c)に示したような本実施の
形態における接合部の履歴特性は、履歴ダンパーのよう
に鋼材の降伏によるものではなく、ダンパー構成材12
と添え板9との滑りによるものである。このため、本実
施の形態の建築物の制振構造においては、地震によって
も、累積塑性歪や鋼材疲労などの劣化がなく摩擦面のわ
ずかな摩耗のみが生じることとなり、基本的にメンテナ
ンスフリーとすることができる。
形態における接合部の履歴特性は、履歴ダンパーのよう
に鋼材の降伏によるものではなく、ダンパー構成材12
と添え板9との滑りによるものである。このため、本実
施の形態の建築物の制振構造においては、地震によって
も、累積塑性歪や鋼材疲労などの劣化がなく摩擦面のわ
ずかな摩耗のみが生じることとなり、基本的にメンテナ
ンスフリーとすることができる。
【0018】さらに、本実施の形態の建築物の制振構造
においては、摩擦ダンパーによって梁2および中央材4
の端部応力が制御されるため、これらの端部に局所的に
大きな力が加わることがない。従来は、建築物の水平耐
力を大きくしようとすると剛性も大きくしなければなら
ず、局所的に必要な耐力を確保するために、ブレースを
付加したり梁の一部を大きくするなど、建築物の剛性を
必要以上に高めなければならない場合もあり、このこと
によって、建築計画を阻害してしまうこともあった。し
かし、この建築物の制振構造においては、局所的に大き
な力が加わることがないため、剛性と耐力を別々に設定
し制御することが容易となり、設計の自由度が従来に比
べて増大することとなる。
においては、摩擦ダンパーによって梁2および中央材4
の端部応力が制御されるため、これらの端部に局所的に
大きな力が加わることがない。従来は、建築物の水平耐
力を大きくしようとすると剛性も大きくしなければなら
ず、局所的に必要な耐力を確保するために、ブレースを
付加したり梁の一部を大きくするなど、建築物の剛性を
必要以上に高めなければならない場合もあり、このこと
によって、建築計画を阻害してしまうこともあった。し
かし、この建築物の制振構造においては、局所的に大き
な力が加わることがないため、剛性と耐力を別々に設定
し制御することが容易となり、設計の自由度が従来に比
べて増大することとなる。
【0019】さらに、梁2の端部の曲げ応力が制御され
ることによって、柱1の曲げや軸力も剛接合の場合に比
べて小さくなる。したがってこの建築物の制振構造によ
れば、柱に対しても経済的な設計を行うことができる。
この他にも、本実施の形態の建築物の制振構造は、剛接
合の場合に比べて梁2の端部応力が大きくならないため
に、柱2からのブラケットとして柱2に溶接される端部
材3が短くてよくなる。このため、柱2を輸送する際に
有利である。
ることによって、柱1の曲げや軸力も剛接合の場合に比
べて小さくなる。したがってこの建築物の制振構造によ
れば、柱に対しても経済的な設計を行うことができる。
この他にも、本実施の形態の建築物の制振構造は、剛接
合の場合に比べて梁2の端部応力が大きくならないため
に、柱2からのブラケットとして柱2に溶接される端部
材3が短くてよくなる。このため、柱2を輸送する際に
有利である。
【0020】本実施の形態の建築物の制振構造は、以上
に述べたような利点を有するものであるが、さらに、建
築物において設置する際には、一般の鉄骨造の建築物に
おいて、梁を構成する鉄骨材同士の接合部において用い
られるフィラープレートを単にダンパー構成材12に変
更することにより設置可能である、という利点を有す
る。このように、本実施の形態の建築物の制振構造は、
通常の建築物における耐震構造架構と全く同じ外観およ
び施工方法で施工でき、他に特別な装置および構造を必
要としないため、他の制振構造に比べ設置コストの点に
おいて優れている。
に述べたような利点を有するものであるが、さらに、建
築物において設置する際には、一般の鉄骨造の建築物に
おいて、梁を構成する鉄骨材同士の接合部において用い
られるフィラープレートを単にダンパー構成材12に変
更することにより設置可能である、という利点を有す
る。このように、本実施の形態の建築物の制振構造は、
通常の建築物における耐震構造架構と全く同じ外観およ
び施工方法で施工でき、他に特別な装置および構造を必
要としないため、他の制振構造に比べ設置コストの点に
おいて優れている。
【0021】以上で本発明の一実施の形態を示したが、
本発明は上記の形態に限定されるものでなく、設置対象
となる建築物の構造に対応して、また、要求される制振
性能の程度などに応じて、設置箇所や形態等の変更を行
い得るものである。例えば、図4は、建築物における曲
げ柱15に、本発明の建築物の制振構造を適用したもの
である。図に示すように、曲げ柱15は、梁2の中間に
架設されており、端部材3が梁2に固定され、端部材3
の中間に中央材4が架設されている。本発明の建築構造
物の制振構造は、この中央材4と端部材3の接合部に適
用され、中央材4のフランジである中央材フランジ7と
添え板9の間には、上記の実施の形態と同様に図示しな
いダンパー構成材が介装されている。このように曲げ柱
に本発明を適用することによっても、建築物の耐震架構
において制振効果を得ることが可能である。
本発明は上記の形態に限定されるものでなく、設置対象
となる建築物の構造に対応して、また、要求される制振
性能の程度などに応じて、設置箇所や形態等の変更を行
い得るものである。例えば、図4は、建築物における曲
げ柱15に、本発明の建築物の制振構造を適用したもの
である。図に示すように、曲げ柱15は、梁2の中間に
架設されており、端部材3が梁2に固定され、端部材3
の中間に中央材4が架設されている。本発明の建築構造
物の制振構造は、この中央材4と端部材3の接合部に適
用され、中央材4のフランジである中央材フランジ7と
添え板9の間には、上記の実施の形態と同様に図示しな
いダンパー構成材が介装されている。このように曲げ柱
に本発明を適用することによっても、建築物の耐震架構
において制振効果を得ることが可能である。
【0022】また、上記実施の形態においては、ダンパ
ー構成材12が添え板9と中央材フランジ7との間に介
装されているが、そのかわりに、添え板9と中央材フラ
ンジ7との結合部に摩擦用の塗装を施すことにより、ダ
ンパー構成材12を省略することも可能である。さら
に、摩擦面の表面処理として有機系塗料を使用すること
などにより、地震等によって摩擦面に滑りが発生したと
きの滑りの音を防止することができる。
ー構成材12が添え板9と中央材フランジ7との間に介
装されているが、そのかわりに、添え板9と中央材フラ
ンジ7との結合部に摩擦用の塗装を施すことにより、ダ
ンパー構成材12を省略することも可能である。さら
に、摩擦面の表面処理として有機系塗料を使用すること
などにより、地震等によって摩擦面に滑りが発生したと
きの滑りの音を防止することができる。
【0023】上記実施の形態、および以上に挙げたその
変形例においては、おもに摩擦ダンパーをフレーム構成
材の間に設置する場合を例として挙げたが、この摩擦ダ
ンパーを粘弾性ダンパーにすることも可能である。この
場合には、例えば、上記実施の形態におけるダンパー構
成材12として、粘弾性体を用いたダンパー構成材を使
用するようにすればよい。このようにすることによっ
て、地震時には、粘弾性体がせん断変形し建築物におけ
る振動エネルギーの吸収が行われる。また、比較的高い
減衰作用を有するものがコンパクトに製作できるという
利点もある。
変形例においては、おもに摩擦ダンパーをフレーム構成
材の間に設置する場合を例として挙げたが、この摩擦ダ
ンパーを粘弾性ダンパーにすることも可能である。この
場合には、例えば、上記実施の形態におけるダンパー構
成材12として、粘弾性体を用いたダンパー構成材を使
用するようにすればよい。このようにすることによっ
て、地震時には、粘弾性体がせん断変形し建築物におけ
る振動エネルギーの吸収が行われる。また、比較的高い
減衰作用を有するものがコンパクトに製作できるという
利点もある。
【0024】
【発明の効果】本発明の建築物の制振構造は、建築物の
梁や柱などが、フレーム構成材を複数連結することによ
って構成されている場合に適用できるものであり、具体
的にはフレーム構成材の端部同士を連結する添え板とフ
レーム構成材との結合部がダンパーとされるものであ
る。したがって、本発明は、例えば従来の鉄骨造の耐震
架構などに対して適用することができる。特に、本発明
を建築物における梁や曲げ柱に適用すれば、通常の建築
物と同じ架構形式で高い制振効果が得られ、従来用いら
れてきた、建築物の梁や柱の一部、もしくは屋外などに
設置される制振構造にくらべて、設置コストの面で有利
なだけでなく、建築計画を阻害するようなことがない。
また、本発明の建築物の制振構造において、添え板とフ
レーム構成材の間にダンパー構成材を介装してダンパー
を構成することにより、通常の鉄骨による架構におい
て、添え板とフレーム構成材との間に介装されるフィラ
ープレートの代わりにダンパー構成材を用いるだけで、
本発明の建築物の制振構造を設置することが可能とな
る。この場合には、従来の耐震架構と殆ど同じ外観およ
び手順で施工および設置することが可能である。さら
に、ダンパーとして摩擦ダンパーを用いた場合には、本
発明は、梁や曲げ柱およびそれらを構成する部材の端部
応力を制御するように作用することから、梁や曲げ柱に
局所的に大きな力が加わることがなく、そのため梁や曲
げ柱、およびそれらに接合する柱などの部材について経
済的な設計を行うことができるとともに、建築物の剛性
および耐力を別々に制御することが可能であり、建築計
画の自由度が増大する。また、このようにダンパーとし
て摩擦ダンパーを用いた場合には、鋼材になどによる履
歴ダンパーを使用した場合に比べ、累積塑性歪や鋼材疲
労などの劣化がなく、メンテナンスコストの面で有利で
ある。また、ダンパーとしては粘弾性ダンパーを用いて
もよく、この場合にはダンパーに高い振動減衰性能をも
たせることができる。
梁や柱などが、フレーム構成材を複数連結することによ
って構成されている場合に適用できるものであり、具体
的にはフレーム構成材の端部同士を連結する添え板とフ
レーム構成材との結合部がダンパーとされるものであ
る。したがって、本発明は、例えば従来の鉄骨造の耐震
架構などに対して適用することができる。特に、本発明
を建築物における梁や曲げ柱に適用すれば、通常の建築
物と同じ架構形式で高い制振効果が得られ、従来用いら
れてきた、建築物の梁や柱の一部、もしくは屋外などに
設置される制振構造にくらべて、設置コストの面で有利
なだけでなく、建築計画を阻害するようなことがない。
また、本発明の建築物の制振構造において、添え板とフ
レーム構成材の間にダンパー構成材を介装してダンパー
を構成することにより、通常の鉄骨による架構におい
て、添え板とフレーム構成材との間に介装されるフィラ
ープレートの代わりにダンパー構成材を用いるだけで、
本発明の建築物の制振構造を設置することが可能とな
る。この場合には、従来の耐震架構と殆ど同じ外観およ
び手順で施工および設置することが可能である。さら
に、ダンパーとして摩擦ダンパーを用いた場合には、本
発明は、梁や曲げ柱およびそれらを構成する部材の端部
応力を制御するように作用することから、梁や曲げ柱に
局所的に大きな力が加わることがなく、そのため梁や曲
げ柱、およびそれらに接合する柱などの部材について経
済的な設計を行うことができるとともに、建築物の剛性
および耐力を別々に制御することが可能であり、建築計
画の自由度が増大する。また、このようにダンパーとし
て摩擦ダンパーを用いた場合には、鋼材になどによる履
歴ダンパーを使用した場合に比べ、累積塑性歪や鋼材疲
労などの劣化がなく、メンテナンスコストの面で有利で
ある。また、ダンパーとしては粘弾性ダンパーを用いて
もよく、この場合にはダンパーに高い振動減衰性能をも
たせることができる。
【図1】 本発明の一実施の形態を示す建築物における
架構の一部の側面図である。
架構の一部の側面図である。
【図2】 図1の要部を拡大して図示した断面図であ
る。
る。
【図3】 本発明の一実施の形態における制振効果を説
明するための、中央材および端部材の接合部における曲
げモーメントと回転角の関係を別の接合形式と比較した
図である。
明するための、中央材および端部材の接合部における曲
げモーメントと回転角の関係を別の接合形式と比較した
図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態を示す建築物におけ
る架構の一部の側面図である。
る架構の一部の側面図である。
1 柱 2 梁 3 端部材 4 中央材 9 添え板 12 ダンパー構成材
Claims (5)
- 【請求項1】 建築物の柱または梁に設けられた建築物
の制振構造であって、該柱または梁の少なくとも一部を
構成しそれぞれの一端が互いに突き合わせられた第一の
フレーム構成材および第二のフレーム構成材と、前記第
一のフレーム構成材および第二のフレーム構成材の端部
に沿って配置されこれらに対して固定された添え板とを
備えてなり、前記端部の少なくとも一方と前記添え板と
の結合部がダンパーとして構成されていることを特徴と
する建築物の制振構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の建築物の制振構造であっ
て、前記第一のフレーム構成材が柱または梁に固定され
た一対の端部材から構成され、前記第二のフレーム構成
材が前記端部材の中間に配置された中央材から構成され
ていることを特徴とする建築物の制振構造。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の建築物の制振構
造であって、前記ダンパーとして構成された前記結合部
にダンパー構成材が介装されることを特徴とする建築物
の制振構造。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載の建築物の制
振構造であって、前記ダンパーが摩擦ダンパーであるこ
とを特徴とする建築物の制振構造。 - 【請求項5】 請求項1、2または3記載の建築物の制
振構造であって、前記ダンパーが粘弾性ダンパーである
ことを特徴とする建築物の制振構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17830296A JPH1018637A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 建築物の制振構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17830296A JPH1018637A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 建築物の制振構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1018637A true JPH1018637A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16046106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17830296A Pending JPH1018637A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 建築物の制振構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1018637A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11324199A (ja) * | 1998-05-21 | 1999-11-26 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 複合床版パネルの底鋼板連結方法 |
| JP2001323964A (ja) * | 2000-03-06 | 2001-11-22 | Shimizu Corp | 制震ダンパー及び制震橋 |
| JP2002038755A (ja) * | 2000-05-17 | 2002-02-06 | Shimizu Corp | 制震構造建物 |
| JP2007046722A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Ohbayashi Corp | 制振装置、制振構造建物、免震装置及び連棟制振構造 |
| JP2012007363A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Kozosoken Corp | 構築部材の接合構造および接合装置 |
| CN106065566A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-11-02 | 中冶建筑研究总院有限公司 | 一种消能减震墩柱 |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17830296A patent/JPH1018637A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11324199A (ja) * | 1998-05-21 | 1999-11-26 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 複合床版パネルの底鋼板連結方法 |
| JP2001323964A (ja) * | 2000-03-06 | 2001-11-22 | Shimizu Corp | 制震ダンパー及び制震橋 |
| JP2002038755A (ja) * | 2000-05-17 | 2002-02-06 | Shimizu Corp | 制震構造建物 |
| JP2007046722A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Ohbayashi Corp | 制振装置、制振構造建物、免震装置及び連棟制振構造 |
| JP2012007363A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Kozosoken Corp | 構築部材の接合構造および接合装置 |
| CN106065566A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-11-02 | 中冶建筑研究总院有限公司 | 一种消能减震墩柱 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040520 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041012 |