JPH10186554A - 放射線画像変換パネル用カセッテ - Google Patents

放射線画像変換パネル用カセッテ

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JPH10186554A
JPH10186554A JP34762096A JP34762096A JPH10186554A JP H10186554 A JPH10186554 A JP H10186554A JP 34762096 A JP34762096 A JP 34762096A JP 34762096 A JP34762096 A JP 34762096A JP H10186554 A JPH10186554 A JP H10186554A
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JP
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light
cassette
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Application number
JP34762096A
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English (en)
Inventor
Satoru Honda
哲 本田
Naoko Nakajima
尚子 中嶋
Tomonori Gidou
智紀 儀同
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセッテ20の持ち運びがし易いように軽量
化を図るとともに、低コスト化を実現し、しかも、二次
消去のためのスペースをさほど必要とせず、更に、不慮
の事故が生じたとしても、その応力が放射線画像変換パ
ネルに負荷され難く、損傷を与え難いカセッテを提供す
る。 【解決手段】 収納される放射線画像変換パネル10の
表面とカセッテ20の筐体21の内壁25との間に間隙
を有するように支持する支持手段24を設け、損傷に強
いカセッテ20とし、更に、間隙に光を照射することに
より、軽量化、低コスト、省スペースを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄積性蛍光体を有
する放射線画像変換パネルを筐体内に収納する放射線画
像変換パネル用カセッテに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、放射線画像を記録する方法と
して、銀塩感光材料の放射線写真フィルムと増感紙とを
用いて、放射線写真フィルムに記録する方法がある。図
9は、放射線画像を放射線写真フィルムに記録する放射
線画像撮影装置の概略を示す図である。1は放射線(X
線、α線、Β線、電子線、紫外線など)を照射する放射
線源であり、2は絞り、3は被写体、20は放射線フィ
ルムと増感紙を収容したカセッテである。放射線源1か
ら出射された放射線は、絞り2によって絞られた後、被
写体3に照射される。被写体3を透過した放射線は、カ
セッテ20に入射し、カセッテ20内の増感紙が発光
し、放射線写真フィルムに放射線画像が記録される。こ
の放射線写真フィルムはその後現像処理されて顕像化さ
れる。
【0003】近年、この放射線画像を記録する方法の代
替として、蓄積性蛍光体を用いる方法が開発されてい
る。この方法は、図9の放射線画像撮影装置において、
放射線写真フィルムと増感紙とを収容したカセッテ20
の代わりに、蓄積性蛍光体を有する放射線画像変換パネ
ルを収容したカセッテ20を用いる。ここで、蓄積性蛍
光体とは、X線・紫外線などの放射線を照射すると、こ
の放射線のエネルギーの一部が蓄積性蛍光体に蓄積さ
れ、その後励起光を照射すると、蓄積されていたエネル
ギーに応じて輝尽発光する蛍光体である。
【0004】そして、放射線源1から出射された放射線
は、絞り2によって絞られた後、被写体3に照射され
る。被写体3を透過した放射線は、放射線画像変換パネ
ル10に入射し、放射線画像変換パネル10の蓄積性蛍
光体に放射線のエネルギーの一部が蓄積される。このよ
うにして放射線画像を記録した後は、カセッテ20から
放射線画像変換パネル10を取り出し、放射線画像変換
パネル10に励起光を照射し、蓄積されていたエネルギ
ーに応じて輝尽発光させ、この輝尽発光した輝尽発光光
を光電変換手段で光電変換して適宜処理を施すことによ
り、放射線画像変換パネル10に記録された放射線画像
を読み取ることができる。
【0005】そして、放射線画像変換パネル10を繰り
返し使用するために、輝尽発光光が読み取られた後に放
射線画像変換パネル10(蓄積性蛍光体)に対して光照
射を施し、放射線画像変換パネル10に残存した(蓄積
された)放射線エネルギーを放出させ、残像を消去(以
下、一次消去)している。また、一次消去された放射線
画像変換パネル10は、再び使用するためにカセッテ2
0内に収納されるが、再び使用されるまでの間に放射線
(曝射放射線や自然放射線)にさらされ、不必要な放射
線エネルギーを蓄積する。この蓄積された放射線エネル
ギーは、再び使用したときにノイズとして現れる。この
ノイズを解消するためには、放射線画像変換パネルを使
用する前に再び消去(以下、二次消去)を行っている。
【0006】このような二次消去を簡単にかつ短時間で
行うために、特公平6−100786号公報、特公平6
−100787号公報、特公平6−100788号公報
で種々の二次消去機能を有するカセッテが提案されてい
る。即ち、特公平6−100786号公報においては、
カセッテ内に、光源若しくは外部からの光を導入する開
口部と、該光を透過させる光透過部材を設け、光源若し
くは外部からの光を光透過部材を介して放射線画像変換
パネルに光照射を行う。また、特公平6−100787
号公報においては、カセッテの蓋の内面に反射面を設
け、解放状態の蓋の該反射面に光照射することにより放
射線画像変換パネルに光照射を行う。また、特公平6−
100788号公報においては、カセッテ内に面発光す
る光源を設け、該光源からの光を放射線画像変換パネル
に光照射を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
カセッテは、放射線画像撮影装置で撮影(記録)毎に交
換され、持ち運びされるものであるが、上記特公平6−
100786号公報、特公平6−100788号公報に
記載されたカセッテにおいては、その内部に光透過部材
或いは面発光光源を備えるので重く、しかも、高コスト
化を招く。また、特公平6−100787号公報に記載
されたカセッテにおいては、二次消去を行うために蓋を
解放する必要があるので、そのスペースが必要となる。
【0008】更に、上記公報に記載されたカセッテにお
いては、収容した放射線画像変換パネルの画像領域が、
光透過部材、カセッテの内壁、或いは、面発光光源と面
接触しているため、不慮の事故、例えばカセッテを床に
落とし人がその上を踏みつけたときには、直接或いは間
接的に放射線画像変換パネルに力が負荷され、放射線画
像変換パネルに損傷を与えてしまう。
【0009】そこで、本発明は、カセッテの持ち運びが
し易いように軽量化を図るとともに、低コスト化を実現
し、しかも、二次消去のためのスペースをさほど必要と
しないカセッテを提供することを第1課題とする。
【0010】また、本発明は、不慮の事故が生じたとし
ても、その応力が放射線画像変換パネルに負荷され難
く、損傷を与え難いカセッテを提供することを第2の課
題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1課題又は/及び
第2課題は以下の構成により解決することができる。
【0012】(1) 蓄積性蛍光体を有する放射線画像
変換パネルを筐体内に収納する放射線画像変換パネル用
カセッテにおいて、前記筐体内に光源若しくは外部から
の光を導入する開口部を有し、前記光源からの光若しく
は外部から導入された光を、前記筐体の内壁と前記内壁
に対して間隙を以て収納される放射線画像変換パネルの
表面とで反射させることにより、前記表面側から蓄積性
蛍光体に光照射することを特徴とする放射線画像変換パ
ネル用カセッテ。
【0013】(2) 蓄積性蛍光体を有する放射線画像
変換パネルを筐体内に収納する放射線画像変換パネル用
カセッテにおいて、収納される放射線画像変換パネルの
表面と前記筐体の内壁との間に間隙を有するように、収
納された前記放射線画像変換パネルを支持する支持手段
を有することを特徴とする放射線画像変換パネル用カセ
ッテ。
【0014】(3) 前記支持手段は、収納される放射
線画像変換パネルの画像記録領域と前記筐体の内壁との
間に間隙を有するように、前記放射線画像変換パネルの
非画像記録領域を支持することを特徴とする(2)に記
載の放射線画像変換パネル用カセッテ。
【0015】(4) 前記筐体内に光源若しくは外部か
らの光を導入する開口部を有し、前記間隙に光を照射す
ることを特徴とする(2)又は(3)に記載の放射線画
像変換パネル用カセッテ。
【0016】(5) 前記筐体の内壁であって、前記放
射線画像変換パネルの前記画像記録領域と対向する面に
光を反射させるための反射層を設けたことを特徴とする
(1)又は(4)に記載の放射線画像変換パネル用カセ
ッテ。
【0017】(6) 前記反射層の反射率が70%以上
であることを特徴とする(5)に記載の放射線画像変換
パネル用カセッテ。
【0018】(7) 前記光源若しくは外部からの光の
波長が、500nm以上900nm以下であり、前記光
源若しくは外部からの光以外の光が前記筐体内に入射し
ない状態で、前記光源若しくは外部からの光を前記間隙
に照射することを特徴とする(1)、(4)〜(6)の
いずれか1つに記載の放射線画像変換パネル用カセッ
テ。
【0019】(8) 放射線画像変換パネルを収納した
ときに、放射線画像変換パネルの表面と前記内壁との間
隙が、前記光源若しくは前記開口部から遠ざかるにした
がい狭くなることを特徴とする(1)、(4)〜(7)
のいずれか1つに記載の放射線画像変換パネル用カセッ
テ。
【0020】(9)前記光源若しくは外部からの光を導
入する開口部が、前記筐体内の側面又は前記支持手段に
設けられていることを特徴とする(1)、(4)〜
(8)のいずれか1つに記載の放射線画像変換パネル用
カセッテ。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明するが、それに先立ち、実施の形態で使
用する放射線画像変換パネルを説明する。図1は、放射
線画像変換パネル10を示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は断面図である。放射線画像変換パネル10
は、蓄積性蛍光体を有するパネル11とパネル11を支
持する支持部材であるトレー12とを有している。
【0022】パネル11は、支持体13と、その上に設
けられた蓄積性蛍光体の層である蓄積性蛍光体層14
と、この蓄積性蛍光体層14の表面を環境による悪影響
及び損傷を遮断するための保護層15とを有している。
支持体13は、ガラス、ガラスセラミックス、セラミッ
クス、有機高分子材料等により形成される。蓄積性蛍光
体層14は、特開昭61−72091号公報や特開昭5
9−75200号公報に記載された蓄積性蛍光体の気相
堆積や塗布によって支持体13上に形成される。保護層
15は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、セルロース誘導体な
どの高分子材料皮膜やガラスにより形成される。
【0023】トレー12は、パネル11を支持するため
に高剛性(後段において詳述するが、放射線画像変換パ
ネル10がカセッテ20の支持手段により支持されたと
きに、パネル11が平面性を保てるような剛性)を有し
ており、カーボン繊維強化樹脂板(例えば、東レ製のト
レカ(商標))、又は、カーボン繊維強化樹脂板/発泡
アクリル/カーボン繊維強化樹脂板からなるサンドイッ
チ状の複合材料により形成される。このトレー12は、
放射線画像変換パネル10の表面側(放射線が曝射され
る側であり、パネル11が設けられた側)から見てパネ
ル11より大きく、このパネル11から大きくはみ出た
部分、即ち、非画像記録領域を、以下、被支持部16と
いう。なお、このトレー12の裏面(パネル11が設け
られた面とは反対側の面)に、リブを設けて剛性を上げ
るようにしてもよい。
【0024】なお、放射線画像変換パネル10として、
トレー12を設けずに、パネル11の支持体13を高剛
性としてもよい。この場合、支持体13を放射線画像変
換パネル10の表面側から見て蓄積性蛍光体層14より
大きくしてもよく、また、同じ大きさとしてもよい。同
じ大きさとした場合、蓄積性蛍光体層14に実質的に放
射線画像が蓄積記録される画像記録領域以外、即ち、放
射線画像変換パネル10の周縁部が被支持部16とな
る。
【0025】また、本明細書において、表面側或いは表
面とは放射線が曝射される側或いは面とし、裏面側或い
は裏面とは表面と反対側或いは反対側の面のこととす
る。
【0026】上述した放射線画像変換パネル10を収容
する本実施の形態のカセッテ20について説明する。図
2(a)は、カセッテ20の外観斜視図であり、図2
(b)は該カセッテ20の上面の一部を切り取り中を見
えるようにした斜視図である。また、図3(a)は図2
において手前側から見た光源近傍の拡大断面図であり、
図3(b)はカセッテ上面側から見た光源近傍の拡大断
面図であり、図3(c)は蓋側から見た断面図である。
【0027】カセッテ20は、アルミニウム及び/又は
樹脂等で構成される筐体21の端部に蓋22を有してい
る。この蓋22は、開状態では放射線画像変換パネル1
0を筐体21内に着脱可能にし、閉状態では筐体21内
を光密(遮光)状態にする部材である。蓋22を開状態
及び閉状態にするには、軸23を中心に回動させること
により行う。なお、蓋22が閉状態の時には、図示しな
いロック手段によりロックがなされる。なお、本実施形
態では、カセッテ20の上面からみて一端側を開閉する
ようにしたが、これに限られず他の開閉を行うことがで
き、例えば、カセッテ20の上面を開閉する蓋としても
よい。
【0028】カセッテ20には、その筐体21内に、収
納された放射線画像変換パネル10を支持する支持手段
24が設けられている。この支持手段24は、収納され
た放射線画像変換パネル10の非画像部である被支持部
16を支持する。そして、支持手段24により放射線画
像変換パネル10が支持されたときには、筐体21の内
壁25と放射線画像変換パネル10の表面(更に詳しく
は放射線画像変換パネル10の画像領域の表面であり、
パネル11の表面である)との間に間隙を有するように
なっている。また、収納された放射線画像変換パネル1
0の表面は、カセッテ20の筐体21の表面(放射線が
曝射される面)と平行になるように支持手段24により
放射線画像変換パネル10が支持される。
【0029】このように、放射線画像変換パネル10の
表面と内壁25とが間隙を以て放射線画像変換パネル1
0が収納されるので、不慮の事故、例えばカセッテ20
を床に落とし人がその上を踏みつけたときには、間隙分
の余裕があるため、直ぐに放射線画像変換パネル10に
力が負荷されずに、放射線画像変換パネルに損傷を与え
難くなる。しかも、本実施の形態においては、収納され
た放射線画像変換パネル10の裏面側にも間隙を有して
おり、更に、損傷を与え難くなっている。
【0030】また、本実施の形態においては、放射線画
像変換パネル10の非画像部である被支持部16を支持
手段24で支持するようにしたので、カセッテ20が受
ける不意の衝撃に対しても、直接、画像領域に達するこ
とはなく、特に、放射線画像変換パネル10のトレー1
2を支持手段24で支持しているので、トレー12が一
旦衝撃を和らげ、衝撃に対して強くなる。
【0031】また、この支持手段24は、放射線画像変
換パネル10を着脱する際に、放射線画像変換パネル1
0を案内する案内手段としても機能している。即ち、支
持手段24は、カセッテ20の表面と平行方向に伸びる
溝を形成することにより、蓋22を開状態にして解放さ
れた部分から放射線画像変換パネル10を該溝に沿って
挿入することにより、放射線画像変換パネル10をカセ
ッテ内に収納する。従って、放射線画像変換パネル10
を挿入或いは取り出す際には、溝に沿って行われるの
で、放射線画像変換パネル10を筐体21内にぶつける
心配が無く、放射線画像変換パネル10に損傷を与え難
くなる。
【0032】なお、放射線画像変換パネル10の着脱に
際して、操作性を向上させるために、支持手段24の溝
と放射線画像変換パネル10の被支持部16とにすべり
加工或いはすべり部材を設けてもよい。このすべり加工
或いはすべり部材は、溝と被支持部16との摩擦を小さ
くさせるものであればよい。
【0033】また、カセッテ20の他の例を蓋側から見
た断面図である図4(a)に示すように、収納された放
射線画像変換パネル10の裏面と対向するカセッテ20
の筐体21の内面にリブ27を設けると、筐体21の剛
性が向上し、裏面側からの損傷に対して強くなる。更
に、放射線画像変換パネル10を支持する際の平面性を
向上させることができる。更に、このリブ27を放射線
画像変換パネル10の挿入方向(図4(a)において紙
面垂直方向)に伸ばすことにより、放射線画像変換パネ
ル20の搬送性を向上させることもできる。
【0034】また、カセッテ20の他の例を蓋側から見
た断面図である図4(b)に示すように、支持手段24
として、溝にローラ28を設けることにより、放射線画
像変換パネル10を支持するようにしてもよい。この場
合、ローラ28は、各々放射線画像変換パネル10側へ
付勢するように弾性部材を介して設けることにより、放
射線画像変換パネル10をカセッテ20内に収納したと
きに、放射線画像変換パネル10にガタつきが生じな
い。
【0035】ところで、本実施の形態のカセッテ20の
内部(筐体21内)には、光源26を有している。この
光源26は、放射線画像変換パネル10と内壁25との
間の間隙に光照射するものである。そのために、本実施
の形態では、カセッテ20を上面から見たときに端部側
に寄せて配置され、支持手段24に設けられている。本
実施の形態では、この光源26として、LED(発光ダ
イオード)を収納した放射線画像変換パネル10の上面
と平行方向に線状に並べたLEDアレイを用いている。
なお、光源26は支持手段24に設けるのではなく、筐
体21内の側面(筐体21内の面のうち放射線画像変換
パネル10に平行な面以外の面)に設けてもよい。
【0036】カセッテ20内での光の伝播を模式的に示
した図である図5に示すように、この光源26から発光
される光は放射線画像変換パネル10と内壁25との間
の間隙に照射されるので、一点鎖線で示す如く、内壁2
5と放射線画像変換パネル10の表面とで反射を行い、
間隙の間を導光され、放射線画像変換パネル10の表面
全体に照射されることになる。一方、放射線画像変換パ
ネル10の表面では、上述のように光を反射させるが、
全部を反射させる訳ではなく、一部の光は表面から放射
線画像変換パネル10内に入射し、表面側からパネル1
1の蓄積性蛍光体層14に到達する。このようにして、
放射線画像変換パネル10に光照射を行うことによっ
て、二次消去が可能となる。勿論、このときは、蓋22
を閉状態にして、カセッテ20内が光密状態のときに、
光源26から光を照射する。
【0037】従って、本実施の形態では、光源26の光
を放射線画像変換パネル10と内壁25との間の間隙に
照射するという簡単な構成により、二次消去を行うこと
ができる。しかも、内壁25と放射線画像変換パネル1
0の表面との反射を利用して間隙の間を導光するので、
何ら特別な導光部材や面発光光源を必要とせずに、放射
線画像変換パネル10の表面全体に照射することがで
き、軽量化が図れ、低コストとなる。しかも、二次消去
のためのカセッテ20を解放する必要もないので、スペ
ースを必要としない。
【0038】勿論、内壁25と放射線画像変換パネル1
0の表面とで反射し導光(伝播)された光だけでなく、
光源26からの光が直接、或いは、内壁25だけに反射
した光も、放射線画像変換パネル10に光照射が行われ
る。
【0039】なお、光源26として本実施の形態のよう
にLEDを用いる場合には、指向性を持ったLED(例
えば、レンズ付きLED)が好ましい。図6は、光源2
6の指向性を示す図であり、(a)は図2において手前
側から見た光源近傍の拡大断面図であり、(b)は
(a)を上面から見た拡大断面図である。光源26のこ
の指向性の特性として、放射線の曝射方向と光の出射面
の法線方向とで構成される面(図6(a)のように見た
とき)の発光強度分布(鉛直方向の発光強度分布)は、
出射面の法線から60°での発光強度が、法線方向の発
光強度の50%以下が好ましい。また、放射線画像変換
パネル10の表面と平行な面(図6(b)のように見た
とき)の発光強度分布(水平方向の発光強度分布)は、
出射面の法線から60°での発光強度が、法線方向の発
光強度の80%以下が好ましい。そして、鉛直方向の発
光強度分布の方が、水平方向の発光強度分布より指向性
が高い方が好ましい。これらは、光源26から出射され
る光をできるだけ有効活用し、更に、カセッテ20を小
さくするためである。
【0040】また、光源26として本実施の形態ではL
EDを用いたが、これに限られるものではない。図7
は、光源26の他の例を示す図であり、(a)(b)は
図2において手前側から見た光源近傍の拡大断面図であ
り、(c)〜(f)はカセッテ20の上面から見た図で
ある。
【0041】光源としては本実施形態のLEDの代わり
に、冷陰極灯等の蛍光灯26′(図7(a)参照)或い
はEL層(エレクトロルミネセンス)を用いてもよい。
この場合も、本実施の形態と同様に、放射線画像変換パ
ネル10の上面と平行方向に伸びる線状光源とすること
が好ましい。また、蛍光灯を用いる場合には、蛍光灯の
背面側に反射ミラーを設けることが好ましい(図7
(b)参照)。
【0042】また、光源26の配置として本実施の形態
では、図7(c)に示すようにカセッテ20の蓋22と
は反対側の端部に設けたが、カセッテ20の上面から見
たときに画像記録領域と重ならない位置に設ければよ
い。例えば、線状の光源26を用いた場合は、図7
(d)に示すように蓋22側の端部に設けてもよく、更
に図7(e)に示すように放射線画像変換パネル10の
挿入方向と直交する方向における両端部に設けてもよ
い。或いは、光源26を点光源26″を用いる場合は、
図7(f)に示すようにカセッテ20の上面から見たと
きの四隅に設けてもよい。
【0043】また、放射線画像変換パネル10に照射す
る光の波長としては、二次消去を有効に行うためには、
(主たるピークにおいて)500nm以上900nm以
下が好ましく、特に600nm以上800nm以下がよ
り好ましい。
【0044】また、内壁25の表面状態を鏡面にするこ
とにより光源26からの光を有効活用することができ、
一方、粗し面(凹凸面)にすることにより光源26から
の光を散乱させ放射線画像変換パネル10全面に均一に
光照射しやすくなる。
【0045】更に、光源26からの光を有効に活用する
ためには、内壁25、又は、更には支持手段24に反射
層を設けることが好ましい。この反射層は、アルミニウ
ム蒸着、スパッタリングなどの気相成膜、反射材をコー
ティング、スプレーにより成膜、反射材料(アルミニウ
ムなど)を設けたフィルムを貼るなどにより、形成す
る。特にこの反射層の反射スペクトル特性は、500n
mから900nmに対する反射率が70%以上であるこ
とが好ましい。これらにより、内壁25での光の吸収を
おさえ、光源26からの光を有効に活用することができ
る。
【0046】また、放射線画像変換パネル10をカセッ
テ20に収納したときに、放射線画像変換パネル10の
表面と内壁25との間隙が、光源26から遠ざかるにし
たがい狭くなることが好ましい。即ち、ある点における
間隙の距離が、該点より光源26から離れた点における
間隙の距離より広くなるように、、例えば、内壁25に
テーパーを設ける。これにより、光源26より離れた位
置であっても、放射線画像変換パネル10上に十分な光
を照射することが可能となる。
【0047】以上説明した実施の形態においては、カセ
ッテ20内に光源26を有したものであったが、これに
限られず、光源26をカセッテ20の外(例えば、他の
装置に)に設けたものでもよい。これを、外部光源30
を用いた場合のカセッテの断面図である図8に基づいて
簡単に説明する。なお、上述したものと同じものは同符
号を付与し説明を省略する。
【0048】カセッテ20としては、放射線画像変換パ
ネル10の表面と内壁25との間の間隙に外部光源30
からの光を入射できるように、筐体21内の側面に開口
部31を有している。従って、外部光源30から出射し
た光は、レンズ32によって、開口部31へと導かれ、
間隙に入射する。入射した光は、上述した場合と同様
に、内壁25と放射線画像変換パネル10の表面とで反
射され、間隙の間を導光され、放射線画像変換パネル1
0の表面全体を照射され、二次消去を行うことになる。
【0049】一方、カセッテ20には、軸を中心に回動
する遮光蓋33を有している。この遮光蓋33は、閉状
態(実線)においては外部光源30を含めた外部からの
光がカセッテ20内に入射しないように光密状態を保
ち、開状態(破線)においては二次消去のための外部光
源30からの光をカセッテ20内に入射させることを可
能とするものである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、収納される放射線
画像変換パネルの表面とカセッテの筐体の内壁との間に
間隙を有するように支持する支持手段を設け(請求項
2)たので、損傷に強くなる。更に、間隙に光を照射す
るための光源若しくは外部からの光を導入する開口部を
有する(請求項1、4)ので、軽量化、低コスト、省ス
ペースが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放射線画像変換パネルを示す図である。
【図2】(a)はカセッテの外観斜視図であり、(b)
は該カセッテの上面の一部を切り取り中を見えるように
した斜視図である。
【図3】(a)は図2において手前側から見た光源近傍
の拡大断面図であり、(b)はカセッテ上面側から見た
光源近傍の拡大断面図であり、(c)は蓋側から見た断
面図である。
【図4】カセッテの他の例を蓋側から見た断面図であ
る。
【図5】カセッテ内での光の伝播を模式的に示した図で
ある。
【図6】光源の指向性を示す図である。
【図7】光源の他の例を示す図である。
【図8】外部光源を用いた場合のカセッテの断面図であ
る。
【図9】放射線画像を放射線写真フィルムに記録する放
射線画像撮影装置の概略を示す図である。
【符号の説明】
10 放射線画像変換パネル 11 パネル 12 トレー 13 支持体 14 蓄積性蛍光体層 15 保護層 16 被支持部(非画像記録領域) 20 カセッテ 21 筐体 22 蓋 24 支持手段 25 内壁 26 光源 30 外部光源 31 開口部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄積性蛍光体を有する放射線画像変換パ
    ネルを筐体内に収納する放射線画像変換パネル用カセッ
    テにおいて、 前記筐体内に光源若しくは外部からの光を導入する開口
    部を有し、 前記光源からの光若しくは外部から導入された光を、前
    記筐体の内壁と前記内壁に対して間隙を以て収納される
    放射線画像変換パネルの表面とで反射させることによ
    り、前記表面側から蓄積性蛍光体に光照射することを特
    徴とする放射線画像変換パネル用カセッテ。
  2. 【請求項2】 蓄積性蛍光体を有する放射線画像変換パ
    ネルを筐体内に収納する放射線画像変換パネル用カセッ
    テにおいて、 収納される放射線画像変換パネルの表面と前記筐体の内
    壁との間に間隙を有するように、収納された前記放射線
    画像変換パネルを支持する支持手段を有することを特徴
    とする放射線画像変換パネル用カセッテ。
  3. 【請求項3】 前記支持手段は、収納される放射線画像
    変換パネルの画像記録領域と前記筐体の内壁との間に間
    隙を有するように、前記放射線画像変換パネルの非画像
    記録領域を支持することを特徴とする請求項2に記載の
    放射線画像変換パネル用カセッテ。
  4. 【請求項4】 前記筐体内に光源若しくは外部からの光
    を導入する開口部を有し、前記間隙に光を照射すること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の放射線画像変換パ
    ネル用カセッテ。
  5. 【請求項5】 前記筐体の内壁であって、前記放射線画
    像変換パネルの前記画像記録領域と対向する面に光を反
    射させるための反射層を設けたことを特徴とする請求項
    1又は4に記載の放射線画像変換パネル用カセッテ。
  6. 【請求項6】 前記反射層の反射率が70%以上である
    ことを特徴とする請求項5に記載の放射線画像変換パネ
    ル用カセッテ。
  7. 【請求項7】 前記光源若しくは外部からの光の波長
    が、500nm以上900nm以下であり、前記光源若
    しくは外部からの光以外の光が前記筐体内に入射しない
    状態で、前記光源若しくは外部からの光を前記間隙に照
    射することを特徴とする請求項1、4〜6のいずれか1
    つに記載の放射線画像変換パネル用カセッテ。
  8. 【請求項8】 放射線画像変換パネルを収納したとき
    に、放射線画像変換パネルの表面と前記内壁との間隙
    が、前記光源若しくは前記開口部から遠ざかるにしたが
    い狭くなることを特徴とする請求項1、4〜7のいずれ
    か1つに記載の放射線画像変換パネル用カセッテ。
  9. 【請求項9】 前記光源若しくは外部からの光を導入す
    る開口部が、前記筐体内の側面又は前記支持手段に設け
    られていることを特徴とする請求項1、4〜8のいずれ
    か1つに記載の放射線画像変換パネル用カセッテ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002277592A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Konica Corp 放射線画像変換プレート及び、それを用いる放射線画像読み取り装置
JP2009510491A (ja) * 2005-09-27 2009-03-12 デュール デンタル アクチェンゲゼルシャフト 特にフレキシブルなイメージングプレートを読み出す装置
JP2010262134A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Fujifilm Corp 放射線検出装置及び放射線画像撮影システム
JP2010276659A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像検出カセッテ及び放射線画像検出カセッテの製造方法

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