JPH10187091A - 面放電型プラズマディスプレイ - Google Patents
面放電型プラズマディスプレイInfo
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- JPH10187091A JPH10187091A JP8345471A JP34547196A JPH10187091A JP H10187091 A JPH10187091 A JP H10187091A JP 8345471 A JP8345471 A JP 8345471A JP 34547196 A JP34547196 A JP 34547196A JP H10187091 A JPH10187091 A JP H10187091A
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- discharge
- plasma display
- electrodes
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- Computer Hardware Design (AREA)
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- Theoretical Computer Science (AREA)
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】面放電型プラズマディスプレイに関して不要な
電磁界輻射を低強度にして、付加的な電磁界輻射遮蔽フ
ィルタや筐体の電磁シールドの強化を必要最低限に抑え
ることのできる電極配置及び駆動回路の布線構成を提供
して、プラズマディスプレイの低コスト化を実現するこ
とを目的とする。 【解決手段】本発明の面放電型プラズマディスプレイ
は、表示放電画素の走査ラインに対応する走査電極3
と、この走査電極に並行する放電維持用の維持電極4と
で対を成す複数の面放電電極を有する面放電型プラズマ
ディスプレイパネルの面放電電極に電圧パルスを印加し
て、放電を維持することにより発光表示を行う面放電型
プラズマディスプレイにおいて、面放電電極での放電を
維持して発光表示する電流の流れる向きが、少なくとも
1対以上の面放電電極で反対方向となるような面放電電
極配置及び、この駆動回路の駆動回路部品配置と布線配
置とを有することを特徴とする。
電磁界輻射を低強度にして、付加的な電磁界輻射遮蔽フ
ィルタや筐体の電磁シールドの強化を必要最低限に抑え
ることのできる電極配置及び駆動回路の布線構成を提供
して、プラズマディスプレイの低コスト化を実現するこ
とを目的とする。 【解決手段】本発明の面放電型プラズマディスプレイ
は、表示放電画素の走査ラインに対応する走査電極3
と、この走査電極に並行する放電維持用の維持電極4と
で対を成す複数の面放電電極を有する面放電型プラズマ
ディスプレイパネルの面放電電極に電圧パルスを印加し
て、放電を維持することにより発光表示を行う面放電型
プラズマディスプレイにおいて、面放電電極での放電を
維持して発光表示する電流の流れる向きが、少なくとも
1対以上の面放電電極で反対方向となるような面放電電
極配置及び、この駆動回路の駆動回路部品配置と布線配
置とを有することを特徴とする。
Description
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イに関し、駆動波形を構成する複数の高電圧パルスによ
る電磁界輻射の発生を抑えることができる電極構成と回
路構成を有する面放電型プラズマディスプレイに関す
る。
イに関し、駆動波形を構成する複数の高電圧パルスによ
る電磁界輻射の発生を抑えることができる電極構成と回
路構成を有する面放電型プラズマディスプレイに関す
る。
【0001】
【従来の技術】プラズマディスプレイは、平面型の表示
装置の一つで自発光型で主に厚膜技術を用いて比較的低
原価で容易に製造できる等の理由から、大型の壁掛けT
Vを実現することが出来る表示装置として期待がかけら
れている。このプラズマディスプレイは、表示画素に対
応する放電セルをマトリクス状に配置し、放電セルを選
択的に放電させ、発光する紫外線で蛍光体を励起して
赤、緑、青の三原色を得てカラー表示を実現するもので
ある。そして、このプラズマディスプレイには放電空間
に電極が露出したDC型のプラズマディスプレイと放電
空間から電極が隔離されたAC型のプラズマディスプレ
イがある。上述の如く放電空間から電極が隔離されてい
ることからAC型のプラズマディスプレイが長寿命であ
ることが一般に知られている。このAC型プラズマディ
スプレイにも、電極が対向して構成される対向型プラズ
マディスプレイと特開平4−332430号公報に開示
されているような同一基板上に並行する電極を配して構
成される面放電電極を有する面放電型プラズマディスプ
レイとがある。このうち面放電型プラズマディスプレイ
はメモリーマージンが広く、輝度、発光効率が高いこと
から大型のカラー表示に最も適したプラズマディスプレ
イであると一般に考えられている。
装置の一つで自発光型で主に厚膜技術を用いて比較的低
原価で容易に製造できる等の理由から、大型の壁掛けT
Vを実現することが出来る表示装置として期待がかけら
れている。このプラズマディスプレイは、表示画素に対
応する放電セルをマトリクス状に配置し、放電セルを選
択的に放電させ、発光する紫外線で蛍光体を励起して
赤、緑、青の三原色を得てカラー表示を実現するもので
ある。そして、このプラズマディスプレイには放電空間
に電極が露出したDC型のプラズマディスプレイと放電
空間から電極が隔離されたAC型のプラズマディスプレ
イがある。上述の如く放電空間から電極が隔離されてい
ることからAC型のプラズマディスプレイが長寿命であ
ることが一般に知られている。このAC型プラズマディ
スプレイにも、電極が対向して構成される対向型プラズ
マディスプレイと特開平4−332430号公報に開示
されているような同一基板上に並行する電極を配して構
成される面放電電極を有する面放電型プラズマディスプ
レイとがある。このうち面放電型プラズマディスプレイ
はメモリーマージンが広く、輝度、発光効率が高いこと
から大型のカラー表示に最も適したプラズマディスプレ
イであると一般に考えられている。
【0002】従来の面放電型プラズマディスプレイのシ
ステム構成のブロック図を図4に示す。これは、月刊デ
ィスプレイ’96.4月号に掲載されている面放電型プ
ラズマディスプレイと同様である。
ステム構成のブロック図を図4に示す。これは、月刊デ
ィスプレイ’96.4月号に掲載されている面放電型プ
ラズマディスプレイと同様である。
【0003】この従来の面放電型プラズマディスプレイ
は、駆動装置のブロック図によると、プラズマディスプ
レイパネル15、データドライバ16、維持ドライバ1
7、走査ドライバ18、走査パルス発生回路19、混合
器20で構成されている。
は、駆動装置のブロック図によると、プラズマディスプ
レイパネル15、データドライバ16、維持ドライバ1
7、走査ドライバ18、走査パルス発生回路19、混合
器20で構成されている。
【0004】装置外部からの表示データ及び制御信号は
インタフェイス回路で適当に変換されデータドライバ1
6、維持ドライバ17、走査ドライバ18に供給されて
いる。(本ブロック図ではインタフェイス回路は省略し
た。) これに用いた面放電型プラズマディスプレイパネルの一
画素の一例としてその断面模式図を図5に示す。このパ
ネルは絶縁基板1、2、走査電極3、維持電極4、トレ
ース電極5、6、データ電極7、絶縁層12、14、保
護膜13、蛍光体11、隔壁9から構成されている。
尚、8は放電ガス空間、を示す。同図では、隔壁が詳細
に記載されていないが、ストライプ状の隔壁が走査電極
3、維持電極4に直交して画素を分離しかつ絶縁基板
1、2の間隙を保持するように形成されている。また、
透明導電膜からなる走査電極3と維持電極4の抵抗を下
げる目的で金属電極(トレース電極6、7)を積層して
形成している。
インタフェイス回路で適当に変換されデータドライバ1
6、維持ドライバ17、走査ドライバ18に供給されて
いる。(本ブロック図ではインタフェイス回路は省略し
た。) これに用いた面放電型プラズマディスプレイパネルの一
画素の一例としてその断面模式図を図5に示す。このパ
ネルは絶縁基板1、2、走査電極3、維持電極4、トレ
ース電極5、6、データ電極7、絶縁層12、14、保
護膜13、蛍光体11、隔壁9から構成されている。
尚、8は放電ガス空間、を示す。同図では、隔壁が詳細
に記載されていないが、ストライプ状の隔壁が走査電極
3、維持電極4に直交して画素を分離しかつ絶縁基板
1、2の間隙を保持するように形成されている。また、
透明導電膜からなる走査電極3と維持電極4の抵抗を下
げる目的で金属電極(トレース電極6、7)を積層して
形成している。
【0005】前述の面放電型プラズマディスプレイパネ
ルの駆動パルス列の模式図を図6に示す。マトリクス表
示の行側に対応する走査電極3には、上から順にパルス
列SC1、SC2、SC3、SCn(nは整数で表示の
行数に対応する。)が印加される。走査電極3に印加さ
れるパルス列(SCn)の予備放電パルス、走査パル
ス、維持パルスBは走査側高圧パルス発生器19で発生
させ、走査ドライバ18でインタフェイスの信号により
タイミングが制御されている。また、走査電極と対を成
し放電を維持して発光させる維持電極4は、共通に接続
されパルス列SUSが印加される。維持電極4に印加さ
れるパルス列(SUS)の予備放電パルス、維持パルス
Aは、維持側高圧パルス発生器17でインタフェイスに
より制御して発生させている。予備放電パルス、維持放
電パルスA、Bは全ての走査電極3及び全ての維持電極
4に同時に印加されるので、高耐圧、大電力で且つオン
抵抗の低いことが要求される。このため、FET、抵抗
等ディスクリート部品を用いて回路を構成している。一
方、走査パルスは、各走査電極3に、それぞれ異なるタ
イミングで印加する必要から回路数が走査電極3の本数
だけ必要となる。そのため、高耐圧のICを用いて、混
合器20におけるダイオード等で重畳して走査電極3に
印加している。また、データパルスもデータ電極5それ
ぞれに、表示データに従って独立に印加する必要から高
耐圧ICを用いている。
ルの駆動パルス列の模式図を図6に示す。マトリクス表
示の行側に対応する走査電極3には、上から順にパルス
列SC1、SC2、SC3、SCn(nは整数で表示の
行数に対応する。)が印加される。走査電極3に印加さ
れるパルス列(SCn)の予備放電パルス、走査パル
ス、維持パルスBは走査側高圧パルス発生器19で発生
させ、走査ドライバ18でインタフェイスの信号により
タイミングが制御されている。また、走査電極と対を成
し放電を維持して発光させる維持電極4は、共通に接続
されパルス列SUSが印加される。維持電極4に印加さ
れるパルス列(SUS)の予備放電パルス、維持パルス
Aは、維持側高圧パルス発生器17でインタフェイスに
より制御して発生させている。予備放電パルス、維持放
電パルスA、Bは全ての走査電極3及び全ての維持電極
4に同時に印加されるので、高耐圧、大電力で且つオン
抵抗の低いことが要求される。このため、FET、抵抗
等ディスクリート部品を用いて回路を構成している。一
方、走査パルスは、各走査電極3に、それぞれ異なるタ
イミングで印加する必要から回路数が走査電極3の本数
だけ必要となる。そのため、高耐圧のICを用いて、混
合器20におけるダイオード等で重畳して走査電極3に
印加している。また、データパルスもデータ電極5それ
ぞれに、表示データに従って独立に印加する必要から高
耐圧ICを用いている。
【0006】ここで高耐圧ICを用いたのは、走査電極
3、データ電極5それぞれを独立して駆動するため、多
数の回路が必要であること、且つ比較的出力電流が小さ
いことから、集積化が可能であり駆動回路の低価格化が
図れるためである。
3、データ電極5それぞれを独立して駆動するため、多
数の回路が必要であること、且つ比較的出力電流が小さ
いことから、集積化が可能であり駆動回路の低価格化が
図れるためである。
【0007】駆動パルス列SUS、SCn、DATA
は、それぞれ予備放電(プライミング)期間、書き込み
放電期間、維持放電期間に分かれている。予備放電期間
は、走査電極3と維持電極4との間に予備放電パルスを
印加して放電を起こし、放電空間にイオンや電子等の荷
電粒子や励起粒子を発生させるとともに、走査電極3、
維持電極4、データ電極7上の壁電荷を一定量に制御し
て、書き込み期間の放電を安定化にする働きがある。
は、それぞれ予備放電(プライミング)期間、書き込み
放電期間、維持放電期間に分かれている。予備放電期間
は、走査電極3と維持電極4との間に予備放電パルスを
印加して放電を起こし、放電空間にイオンや電子等の荷
電粒子や励起粒子を発生させるとともに、走査電極3、
維持電極4、データ電極7上の壁電荷を一定量に制御し
て、書き込み期間の放電を安定化にする働きがある。
【0008】書き込み放電期間は、全ての走査電極3を
順次走査して走査パルスを印加して走査し、データ電極
5との間で表示データに従って印加されるデータパルス
とによって書き込み放電を発生させ走査電極上に壁電荷
として表示データを書き込む働きがある。
順次走査して走査パルスを印加して走査し、データ電極
5との間で表示データに従って印加されるデータパルス
とによって書き込み放電を発生させ走査電極上に壁電荷
として表示データを書き込む働きがある。
【0009】また、維持放電期間は書き込まれた壁電荷
に従って走査電極3に図6で示す維持パルスAを印加
し、併せて維持電極4に図6の維持パルスBを印加して
放電を発生させ、これを維持して所望の表示を実現する
働きがある。このように、走査電極3とデータ電極5と
の間で表示データに従って発光させる画素にのみ、書き
込み放電を生じさせて壁電荷を走査電極3側の保護膜1
3上に形成して、この情報を基に走査電極3と維持電極
4との間で放電を維持して所望の発光を得ている。表示
は、維持放電により生じた真空紫外光で赤、緑、青色蛍
光体11を選択的に励起して発光させることにより行っ
ている。
に従って走査電極3に図6で示す維持パルスAを印加
し、併せて維持電極4に図6の維持パルスBを印加して
放電を発生させ、これを維持して所望の表示を実現する
働きがある。このように、走査電極3とデータ電極5と
の間で表示データに従って発光させる画素にのみ、書き
込み放電を生じさせて壁電荷を走査電極3側の保護膜1
3上に形成して、この情報を基に走査電極3と維持電極
4との間で放電を維持して所望の発光を得ている。表示
は、維持放電により生じた真空紫外光で赤、緑、青色蛍
光体11を選択的に励起して発光させることにより行っ
ている。
【0010】上述のように、面放電型プラズマディスプ
レイパネルは、放電により発生する真空紫外光を用いて
いるため、数百ボルト程度の波高値を有する数百キロヘ
ルツの周波数の高電圧パルス列が必要で、さらに比較的
高い電力を必要とする。このため、維持放電期間には、
図6に示すように維持パルスBが走査電極3に印加さ
れ、もう一方の維持電極4には維持パルスAが印加され
る。この維持パルスAと維持パルスBは同時に全ての走
査電極3と全ての維持電極4に印加されるため、両電極
間の容量の充電と放電のための電流が、大きいインパル
ス電流となって駆動回路及び走査電極や維持電極を同時
に且つ同方向に流れる。且つこの電流は、書き込み放電
や他の放電時に発生するインパルス電流よりも10倍以
上大きい電流となり面放電型プラズマディスプレイの不
要電磁界輻射の主な原因となっていた。
レイパネルは、放電により発生する真空紫外光を用いて
いるため、数百ボルト程度の波高値を有する数百キロヘ
ルツの周波数の高電圧パルス列が必要で、さらに比較的
高い電力を必要とする。このため、維持放電期間には、
図6に示すように維持パルスBが走査電極3に印加さ
れ、もう一方の維持電極4には維持パルスAが印加され
る。この維持パルスAと維持パルスBは同時に全ての走
査電極3と全ての維持電極4に印加されるため、両電極
間の容量の充電と放電のための電流が、大きいインパル
ス電流となって駆動回路及び走査電極や維持電極を同時
に且つ同方向に流れる。且つこの電流は、書き込み放電
や他の放電時に発生するインパルス電流よりも10倍以
上大きい電流となり面放電型プラズマディスプレイの不
要電磁界輻射の主な原因となっていた。
【0011】たとえば、33型や42型程度の画面全体
を高輝度で発光表示する際には最大数アンペアのインパ
ルス電流が流れる。このようなインパルス電流が流れる
ことにより、走査電極や維持電極及び高電圧駆動回路等
から、かなり強い不要電磁界輻射が生じる不都合が生じ
ていた。
を高輝度で発光表示する際には最大数アンペアのインパ
ルス電流が流れる。このようなインパルス電流が流れる
ことにより、走査電極や維持電極及び高電圧駆動回路等
から、かなり強い不要電磁界輻射が生じる不都合が生じ
ていた。
【0012】図7は図4のシステム構成ブロック図から
維持放電期間の走査側高電圧パルス発生器19と維持側
高電圧パルス発生器17及び走査電極3と維持電極4の
接続及び主なインパルス電流の向きを抜き出して模式的
に示したものである。
維持放電期間の走査側高電圧パルス発生器19と維持側
高電圧パルス発生器17及び走査電極3と維持電極4の
接続及び主なインパルス電流の向きを抜き出して模式的
に示したものである。
【0013】表示する際には、走査側高電圧パルス発生
器19から維持パルスBが全走査電極3に、維持側高電
圧パルス発生器17から維持パルスAが全維持電極4に
印加される。
器19から維持パルスBが全走査電極3に、維持側高電
圧パルス発生器17から維持パルスAが全維持電極4に
印加される。
【0014】この維持パルスA及びBは、互いに位相の
反転した数百キロヘルツの周波数を有する200V程度
の矩形波である。このため、維持パルスA及びBの立ち
上がり、立ち下がりでインパルス電流が電流経路I1に
沿って、走査側高電圧パルス発生器19から走査電極
3、維持電極4、維持側高電圧パルス発生器17に流れ
(図7の記号I1で示した。)、次の立ち下がり、立ち
上がりでは逆方向のインパルス電流が流れ、これを交互
に繰り返す。
反転した数百キロヘルツの周波数を有する200V程度
の矩形波である。このため、維持パルスA及びBの立ち
上がり、立ち下がりでインパルス電流が電流経路I1に
沿って、走査側高電圧パルス発生器19から走査電極
3、維持電極4、維持側高電圧パルス発生器17に流れ
(図7の記号I1で示した。)、次の立ち下がり、立ち
上がりでは逆方向のインパルス電流が流れ、これを交互
に繰り返す。
【0015】従って、画面全体を表示するためには、全
ての放電空間で放電させる必要がある。このため、全て
の走査電極3及び維持電極4をインパルス電流が流れ電
流値が増加し、それにつれて不要電磁界輻射も増加す
る。更に、このインパルス電流が大きいため駆動回路に
電圧あるいは電流ノイズとして侵入し映像信号を乱し、
画像に妨害をおよぼすこともあった。
ての放電空間で放電させる必要がある。このため、全て
の走査電極3及び維持電極4をインパルス電流が流れ電
流値が増加し、それにつれて不要電磁界輻射も増加す
る。更に、このインパルス電流が大きいため駆動回路に
電圧あるいは電流ノイズとして侵入し映像信号を乱し、
画像に妨害をおよぼすこともあった。
【0016】このような、不要電磁界輻射及び画像への
ノイズの混入を防止する方法が特開平7−248744
号公報に開示されている。これは、維持パルスを偽似ラ
ンダムノイズ発生回路で位相変調して印加するものであ
り、この駆動方法は、表示の際の放電により発生するイ
ンパルス電流を分散させて電流ピーク値を減少して、不
要電磁界輻射及びノイズの発生を抑えるものである。
ノイズの混入を防止する方法が特開平7−248744
号公報に開示されている。これは、維持パルスを偽似ラ
ンダムノイズ発生回路で位相変調して印加するものであ
り、この駆動方法は、表示の際の放電により発生するイ
ンパルス電流を分散させて電流ピーク値を減少して、不
要電磁界輻射及びノイズの発生を抑えるものである。
【0017】一方、不要電磁界輻射の抑制手段として
は、実開昭59−63956号公報に記載されているよ
うにプラズマディスプレイパネルの表面に透明な遮蔽膜
フィルタを配設する構成が提案されている。この手段は
不要電磁界輻射を遮蔽膜で抑制するものであるが、電磁
界遮蔽効果が不十分であった。より効果のある代替手段
としては、良導体あるいは、良導体でメッキを施したメ
ッシュフィルタを用いる方法があった。
は、実開昭59−63956号公報に記載されているよ
うにプラズマディスプレイパネルの表面に透明な遮蔽膜
フィルタを配設する構成が提案されている。この手段は
不要電磁界輻射を遮蔽膜で抑制するものであるが、電磁
界遮蔽効果が不十分であった。より効果のある代替手段
としては、良導体あるいは、良導体でメッキを施したメ
ッシュフィルタを用いる方法があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前述した放電インパル
ス電流を分散させる方法によると、放電のタイミングを
ランダムに位相変調する必要があるため駆動回路が複
雑、且つ駆動マージンが狭められるという欠点があっ
た。
ス電流を分散させる方法によると、放電のタイミングを
ランダムに位相変調する必要があるため駆動回路が複
雑、且つ駆動マージンが狭められるという欠点があっ
た。
【0019】一方、電磁界遮蔽膜配設で行う方法は不要
電磁界輻射を閉じこめて抑制する方法であるため、完全
に不要電磁界輻射の遮蔽効果には限度があった。また、
実現効果を高めるためには、筐体を良導体あるいは良導
体でメッキ等を施した樹脂を筐体に使用し、前述のフィ
ルタと筐体及び筐体間をきめ細かく接続、接地する必要
があった。
電磁界輻射を閉じこめて抑制する方法であるため、完全
に不要電磁界輻射の遮蔽効果には限度があった。また、
実現効果を高めるためには、筐体を良導体あるいは良導
体でメッキ等を施した樹脂を筐体に使用し、前述のフィ
ルタと筐体及び筐体間をきめ細かく接続、接地する必要
があった。
【0020】このため、プラズマディスプレイからの不
要電磁界輻射が強ければ強いほど電磁界輻射防止のため
の費用がかかっていた。更に、表示が大型になればなる
ほど前述のインパルス電流が増大するため電磁界輻射抑
制のための費用が増大していた。
要電磁界輻射が強ければ強いほど電磁界輻射防止のため
の費用がかかっていた。更に、表示が大型になればなる
ほど前述のインパルス電流が増大するため電磁界輻射抑
制のための費用が増大していた。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示放電画素
の走査ラインに対応する走査電極と、前記走査電極に並
行する放電維持用の維持電極とで対を成す複数の面放電
電極を有する面放電型プラズマディスプレイパネルの面
放電電極に電圧パルスを印加して、放電を維持すること
により発光表示を行う面放電型プラズマディスプレイに
おいて、前記面放電電極での放電を維持して発光表示す
る電流の流れる向きが、少なくとも1対以上の面放電電
極で反対方向となる面放電電極配置を有する面放電型プ
ラズマディスプレイパネルで構成されることを特徴とす
る。
の走査ラインに対応する走査電極と、前記走査電極に並
行する放電維持用の維持電極とで対を成す複数の面放電
電極を有する面放電型プラズマディスプレイパネルの面
放電電極に電圧パルスを印加して、放電を維持すること
により発光表示を行う面放電型プラズマディスプレイに
おいて、前記面放電電極での放電を維持して発光表示す
る電流の流れる向きが、少なくとも1対以上の面放電電
極で反対方向となる面放電電極配置を有する面放電型プ
ラズマディスプレイパネルで構成されることを特徴とす
る。
【0022】好ましくは、複数の前記面放電電極の電流
の向きが交互に反対方向となる面放電電極配置を有する
面放電型プラズマディスプレイパネルで構成される。
の向きが交互に反対方向となる面放電電極配置を有する
面放電型プラズマディスプレイパネルで構成される。
【0023】さらには、複数の前記面放電電極を少なく
とも一つ以上の面放電電極ブロックに分割し、前記面放
電電極ブロックの電流が隣接する面放電ブロックで互い
に反対方向となる面放電電極ブロックの配置を有する面
放電型プラズマディスプレイパネルで構成されることを
も特徴とする。
とも一つ以上の面放電電極ブロックに分割し、前記面放
電電極ブロックの電流が隣接する面放電ブロックで互い
に反対方向となる面放電電極ブロックの配置を有する面
放電型プラズマディスプレイパネルで構成されることを
も特徴とする。
【0024】また、電流の向きが反対方向である前記面
放電電極を同数とする面放電電極配置、及び面放電電極
ブロックが同数の面放電電極で構成され、且つ電流の向
きが反対方向である前記面放電電極ブロックをそれぞれ
同数とする面放電電極ブロック配置を有する面放電型プ
ラズマディスプレイパネルで構成されることを特徴とす
る。
放電電極を同数とする面放電電極配置、及び面放電電極
ブロックが同数の面放電電極で構成され、且つ電流の向
きが反対方向である前記面放電電極ブロックをそれぞれ
同数とする面放電電極ブロック配置を有する面放電型プ
ラズマディスプレイパネルで構成されることを特徴とす
る。
【0025】さらにまた、前記面放電電極の駆動回路の
布線群及び回路群の電流の向きが、少なくとも1対以上
の前記面放電電極の駆動回路の布線及び回路とで反対方
向となる配置を有する面放電電極の駆動回路で構成され
ることを特徴とする。
布線群及び回路群の電流の向きが、少なくとも1対以上
の前記面放電電極の駆動回路の布線及び回路とで反対方
向となる配置を有する面放電電極の駆動回路で構成され
ることを特徴とする。
【0026】好ましくは、前記面放電電極群の駆動回路
の布線群及び回路群の電流の向きが交互に反対方向とな
る配置を有する面放電電極の駆動回路で構成される。
の布線群及び回路群の電流の向きが交互に反対方向とな
る配置を有する面放電電極の駆動回路で構成される。
【0027】また、前記面放電電極の駆動回路の布線群
及び回路群を少なくとも一つ以上の駆動回路ブロックに
分割し、この駆動回路ブロックの電流が少なくとも一つ
以上の駆動回路ブロックで反対方向となる配置を有する
面放電電極の駆動回路で構成されることをも特徴とす
る。
及び回路群を少なくとも一つ以上の駆動回路ブロックに
分割し、この駆動回路ブロックの電流が少なくとも一つ
以上の駆動回路ブロックで反対方向となる配置を有する
面放電電極の駆動回路で構成されることをも特徴とす
る。
【0028】さらに好ましくは、電流の向きが反対方向
である前記面放電電極の駆動回路の布線群及び回路群を
同数づつ有すること、及び面放電電極の駆動回路ブロッ
クが同数の面放電電極の駆動回路で構成され、且つ電流
の向きが反対方向である前記面放電電極の駆動回路ブロ
ックをそれぞれ同数づつ有する。
である前記面放電電極の駆動回路の布線群及び回路群を
同数づつ有すること、及び面放電電極の駆動回路ブロッ
クが同数の面放電電極の駆動回路で構成され、且つ電流
の向きが反対方向である前記面放電電極の駆動回路ブロ
ックをそれぞれ同数づつ有する。
【0029】本発明は、上述した手段を用いることによ
り従来技術の課題を解決した。すなわち、本発明ではプ
ラズマディスプレイパネルの電極配置、駆動回路の布線
により、表示発光させる際に発生するインパルス電流を
同時に逆位相で発生させて、不要電磁界輻射源であるイ
ンパルス電流の発生を抑えることができた。
り従来技術の課題を解決した。すなわち、本発明ではプ
ラズマディスプレイパネルの電極配置、駆動回路の布線
により、表示発光させる際に発生するインパルス電流を
同時に逆位相で発生させて、不要電磁界輻射源であるイ
ンパルス電流の発生を抑えることができた。
【0030】この結果、不要電磁界輻射を抑えるための
電磁界遮蔽フィルタや特別の筐体構造等を低コストで実
現できた。更に、大型の表示であっても不要電磁界輻射
を低レベルに抑えることができた。
電磁界遮蔽フィルタや特別の筐体構造等を低コストで実
現できた。更に、大型の表示であっても不要電磁界輻射
を低レベルに抑えることができた。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1に、本実施形態例による
プラズマディスプレイの維持放電期間の面放電電極に流
れるインパルス電流の電流経路の模式図を示す。同図に
は、簡単のため、高電圧パルス発生回路とPDPの電極
部分を主に示し、データ電極は省略している。
の形態を詳細に説明する。図1に、本実施形態例による
プラズマディスプレイの維持放電期間の面放電電極に流
れるインパルス電流の電流経路の模式図を示す。同図に
は、簡単のため、高電圧パルス発生回路とPDPの電極
部分を主に示し、データ電極は省略している。
【0032】図2には、プラズマディスプレイの電極配
置と駆動回路の布線の模式図と維持放電期間のインパル
ス電流経路も示した。図1において、走査電極3と維持
電極4は対を成して面電極対を形成する。そしてこの面
電極対は所望の表示行数と同数が形成される。本実施形
態例では5対の面電極対を模式的に示した。これらの面
電極対は走査電極3、維持電極4の順に配置されてい
る。且つ、本実施形態例では、第1番目の面電極対の走
査電極3は左側、維持電極4は右側に取り出して混合器
20を介して駆動回路と接続した。続いて2番目の面電
極対の走査電極3は右側、維持電極4は左側に取り出し
て駆動回路と接続した。以上この接続を順次繰り返して
左右交互に走査電極3と維持電極4を取り出して駆動回
路(走査側高電圧パルス発生回路と維持側高電圧パルス
発生回路)とそれぞれ接続した。尚、混合器20は、従
来と同様に走査側高圧パルス回路19の出力と走査ドラ
イバ18の出力をダイオード等で混合する回路である。
置と駆動回路の布線の模式図と維持放電期間のインパル
ス電流経路も示した。図1において、走査電極3と維持
電極4は対を成して面電極対を形成する。そしてこの面
電極対は所望の表示行数と同数が形成される。本実施形
態例では5対の面電極対を模式的に示した。これらの面
電極対は走査電極3、維持電極4の順に配置されてい
る。且つ、本実施形態例では、第1番目の面電極対の走
査電極3は左側、維持電極4は右側に取り出して混合器
20を介して駆動回路と接続した。続いて2番目の面電
極対の走査電極3は右側、維持電極4は左側に取り出し
て駆動回路と接続した。以上この接続を順次繰り返して
左右交互に走査電極3と維持電極4を取り出して駆動回
路(走査側高電圧パルス発生回路と維持側高電圧パルス
発生回路)とそれぞれ接続した。尚、混合器20は、従
来と同様に走査側高圧パルス回路19の出力と走査ドラ
イバ18の出力をダイオード等で混合する回路である。
【0033】従来と同様に、書き込み放電期間には、走
査電極3に順次走査パルスを印加し、この走査パルスと
同期したデータパルスをデータ電極5に印加して所望の
表示データを書き込む。そのため、走査電極3は対の走
査ドライバ18で別々に駆動する一方、維持電極4は、
一括接続し維持放電期間に走査電極3と逆位相の高電圧
パルスを印加して、走査電極3との間で、書き込み放電
期間に書き込まれたデータに従って放電を維持して発光
を維持して表示する。
査電極3に順次走査パルスを印加し、この走査パルスと
同期したデータパルスをデータ電極5に印加して所望の
表示データを書き込む。そのため、走査電極3は対の走
査ドライバ18で別々に駆動する一方、維持電極4は、
一括接続し維持放電期間に走査電極3と逆位相の高電圧
パルスを印加して、走査電極3との間で、書き込み放電
期間に書き込まれたデータに従って放電を維持して発光
を維持して表示する。
【0034】上述のように、走査電極3と維持電極4と
で形成する面放電電極の取り出しが隣り合う面電極対で
左右交互とした。このため、維持放電期間に流れるイン
パルス電流を隣り合う面電極対で左右交互方向に同時に
発生させることができた。この維持放電期間のインパル
ス電流経路を図1及び図2のI1、I2で示す。インパ
ルス電流を走査側高電圧パルス発生器19の電圧が立ち
上がり、且つ維持側高電圧パルス発生器17の電圧が立
ち下がる際に、走査側高電圧パルス発生器19から維持
側高電圧パルス発生器17に流れ込む電流で電流経路I
1、I2に沿って発生させた。このため、維持放電期間
には、走査側高電圧パルス発生回路19、走査ドライバ
16、走査電極3、維持電極4、維持側高電圧パルス発
生回路17の経路で、I1と逆方向のI2とが交互に且
つ同時に発生することになる。
で形成する面放電電極の取り出しが隣り合う面電極対で
左右交互とした。このため、維持放電期間に流れるイン
パルス電流を隣り合う面電極対で左右交互方向に同時に
発生させることができた。この維持放電期間のインパル
ス電流経路を図1及び図2のI1、I2で示す。インパ
ルス電流を走査側高電圧パルス発生器19の電圧が立ち
上がり、且つ維持側高電圧パルス発生器17の電圧が立
ち下がる際に、走査側高電圧パルス発生器19から維持
側高電圧パルス発生器17に流れ込む電流で電流経路I
1、I2に沿って発生させた。このため、維持放電期間
には、走査側高電圧パルス発生回路19、走査ドライバ
16、走査電極3、維持電極4、維持側高電圧パルス発
生回路17の経路で、I1と逆方向のI2とが交互に且
つ同時に発生することになる。
【0035】この結果、この隣り合う電流経路I1、I
2のインパルス電流から発生する電磁界輻射を互いに相
殺させることが出来たため、不要電磁界輻射の強度が大
幅に抑えられた。
2のインパルス電流から発生する電磁界輻射を互いに相
殺させることが出来たため、不要電磁界輻射の強度が大
幅に抑えられた。
【0036】また更に、走査側高電圧パルス発生回路と
維持側高電圧パルス発生回路の布線を出来るだけ近づけ
て且つ、並行して形成したので駆動回路及び駆動回路か
らプラズマディスプレイパネルまでの布線から発生する
電磁界輻射も互いに相殺され不要電磁界輻射が大幅に減
少した。それを図2の模式図を用いて説明する。
維持側高電圧パルス発生回路の布線を出来るだけ近づけ
て且つ、並行して形成したので駆動回路及び駆動回路か
らプラズマディスプレイパネルまでの布線から発生する
電磁界輻射も互いに相殺され不要電磁界輻射が大幅に減
少した。それを図2の模式図を用いて説明する。
【0037】図2は、維持側高電圧パルス発生回路17
及び走査側高電圧パルス発生回路19の具体的回路の高
電圧回路部分を示す。これは、維持電圧VSUSとGN
D(接地)間をFETでスイッチングしてVSUS、0
Vの矩形波電圧パルスを発生させる回路である。維持放
電期間中には、維持側高電圧パルス発生回路17と走査
側高電圧パルス発生回路19には、位相が反転した矩形
波パルスを発生させ、それぞれ走査電極3、維持電極4
を駆動する。従って、維持側高電圧パルスがVSUSの
時は、走査側高電圧パルスが0V、また維持側高電圧パ
ルスが0Vの時は、走査側高電圧パルスがVSUSを繰
り返して、面放電電極対間に放電を発生させて表示を維
持する。従って、図2のFETは、F1とF4がONの
ときはF2とF3とがOFF、F1とF4がOFFのと
きはF2とF3とがONを繰り返し、F1とF4及びF
2とF3とにインパルス電流が同時に流れる。これを考
慮して、本実施形態例では同時にスイッチングされるF
ETであるF1とF4及びF2とF3を近傍に、更にF
1とF4を流れる電流の方向が反対方向になるように配
置した。F2とF3の配置も同様にした。更に出力側の
ダイオードD1、D2、D3、D4のような高圧回路部
品も上述のFETと同様の配慮を行って配置した。更に
また上述の高電圧発生回路部品を接続する回路パターン
の布線においても、布線を流れるインパルス電流が隣り
合う布線間で逆方向となるように配置した。
及び走査側高電圧パルス発生回路19の具体的回路の高
電圧回路部分を示す。これは、維持電圧VSUSとGN
D(接地)間をFETでスイッチングしてVSUS、0
Vの矩形波電圧パルスを発生させる回路である。維持放
電期間中には、維持側高電圧パルス発生回路17と走査
側高電圧パルス発生回路19には、位相が反転した矩形
波パルスを発生させ、それぞれ走査電極3、維持電極4
を駆動する。従って、維持側高電圧パルスがVSUSの
時は、走査側高電圧パルスが0V、また維持側高電圧パ
ルスが0Vの時は、走査側高電圧パルスがVSUSを繰
り返して、面放電電極対間に放電を発生させて表示を維
持する。従って、図2のFETは、F1とF4がONの
ときはF2とF3とがOFF、F1とF4がOFFのと
きはF2とF3とがONを繰り返し、F1とF4及びF
2とF3とにインパルス電流が同時に流れる。これを考
慮して、本実施形態例では同時にスイッチングされるF
ETであるF1とF4及びF2とF3を近傍に、更にF
1とF4を流れる電流の方向が反対方向になるように配
置した。F2とF3の配置も同様にした。更に出力側の
ダイオードD1、D2、D3、D4のような高圧回路部
品も上述のFETと同様の配慮を行って配置した。更に
また上述の高電圧発生回路部品を接続する回路パターン
の布線においても、布線を流れるインパルス電流が隣り
合う布線間で逆方向となるように配置した。
【0038】以上の説明のように、本実施例において
は、プラズマディスプレイの電極から高電圧パルス発生
回路、及びその部品、更にそれらを接続する回路パター
ンの布線に渡って維持放電時に発生するインパルス電流
が隣り合う電極、回路、回路部品及び布線で逆方向とな
るように配置することにより、上述のようにインパルス
電流から発生する電磁界輻射が互いに相殺され、不要電
磁界輻射の強度が大幅に抑えられる。
は、プラズマディスプレイの電極から高電圧パルス発生
回路、及びその部品、更にそれらを接続する回路パター
ンの布線に渡って維持放電時に発生するインパルス電流
が隣り合う電極、回路、回路部品及び布線で逆方向とな
るように配置することにより、上述のようにインパルス
電流から発生する電磁界輻射が互いに相殺され、不要電
磁界輻射の強度が大幅に抑えられる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態例につい
て図3を参照して説明する。図3ではプラズマディスプ
レイをブロックに分割して第1の実施形態例を適用した
ものである。ブロック分割は、走査ドライバ18をIC
で構成する場合には、ICの出力端子数を最小単位とし
てブロック分割すると、書き込み放電期間の走査パルス
の制御が簡単になる利点がある。しかしながら、本例の
方法によると逆方向に流れるインパルス電流の距離が第
1の実施形態例の場合に比較して大きくなるため相殺さ
れる電磁界輻射強度が小さくなり、不要輻射の効果が第
1の実施形態例に比較して小さくなる。しかしながら、
大画面表示と比較すると、高精細の表示装置の実現に際
しては表示セルピッチが微細であるため、不要電磁界輻
射の強度が抑えられ易いこと、更に信号処理が容易にな
ることから本実施形態例が適している。この例の場合で
も、走査側高電圧パルス発生回路19と維持側高電圧パ
ルス発生回路17の布線を出来るだけ近づけて且つ、並
行して形成することにより駆動回路及び駆動回路からプ
ラズマディスプレイパネルまでの布線から発生する電磁
界輻射も互いに相殺され不要電磁界輻射が大幅に減少す
る。
て図3を参照して説明する。図3ではプラズマディスプ
レイをブロックに分割して第1の実施形態例を適用した
ものである。ブロック分割は、走査ドライバ18をIC
で構成する場合には、ICの出力端子数を最小単位とし
てブロック分割すると、書き込み放電期間の走査パルス
の制御が簡単になる利点がある。しかしながら、本例の
方法によると逆方向に流れるインパルス電流の距離が第
1の実施形態例の場合に比較して大きくなるため相殺さ
れる電磁界輻射強度が小さくなり、不要輻射の効果が第
1の実施形態例に比較して小さくなる。しかしながら、
大画面表示と比較すると、高精細の表示装置の実現に際
しては表示セルピッチが微細であるため、不要電磁界輻
射の強度が抑えられ易いこと、更に信号処理が容易にな
ることから本実施形態例が適している。この例の場合で
も、走査側高電圧パルス発生回路19と維持側高電圧パ
ルス発生回路17の布線を出来るだけ近づけて且つ、並
行して形成することにより駆動回路及び駆動回路からプ
ラズマディスプレイパネルまでの布線から発生する電磁
界輻射も互いに相殺され不要電磁界輻射が大幅に減少す
る。
【0040】以上説明したように、隣り合う面電極対で
走査電極3、維持電極4からの取り出しを交互にして
も、決められた本数毎に交互に取り出しても、更にはブ
ロック分割して交互に取り出しても、またこれらの組み
合わせであっても、不要電磁界輻射の抑制効果には差が
あるものの従来の方法に比較して抑制効果が認められる
ことは明らかである。
走査電極3、維持電極4からの取り出しを交互にして
も、決められた本数毎に交互に取り出しても、更にはブ
ロック分割して交互に取り出しても、またこれらの組み
合わせであっても、不要電磁界輻射の抑制効果には差が
あるものの従来の方法に比較して抑制効果が認められる
ことは明らかである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラズマ
ディスプレイは維持放電期間に発生するインパルス電流
を逆方向に並行に流すパネル電極配置と駆動回路及び駆
動回路布線を構成することにより、インパルス電流から
の電磁界輻射を相殺させ不要電磁界輻射の発生そのもの
を抑えることができる。この結果、従来では電磁界輻射
遮蔽フィルタや特別な筐体を用いて実現されていた40
dB程度の不要電磁界輻射を電磁界輻射フィルタや特別
な筐体に特に配慮すること無く、40dB以下に不要電
磁界輻射を抑えることができる。このため、従来のプラ
ズマディスプレイで必要としていた上述の不要電磁界輻
射を抑えるための電磁界遮蔽フィルタの付加や筐体のシ
ールド機能の強化等による原価の増大を低く抑えること
ができる。
ディスプレイは維持放電期間に発生するインパルス電流
を逆方向に並行に流すパネル電極配置と駆動回路及び駆
動回路布線を構成することにより、インパルス電流から
の電磁界輻射を相殺させ不要電磁界輻射の発生そのもの
を抑えることができる。この結果、従来では電磁界輻射
遮蔽フィルタや特別な筐体を用いて実現されていた40
dB程度の不要電磁界輻射を電磁界輻射フィルタや特別
な筐体に特に配慮すること無く、40dB以下に不要電
磁界輻射を抑えることができる。このため、従来のプラ
ズマディスプレイで必要としていた上述の不要電磁界輻
射を抑えるための電磁界遮蔽フィルタの付加や筐体のシ
ールド機能の強化等による原価の増大を低く抑えること
ができる。
【図1】本発明による第1の実施形態例によるプラズマ
ディスプレイの維持放電期間のインパルス電流の電流経
路の模式図である。
ディスプレイの維持放電期間のインパルス電流の電流経
路の模式図である。
【図2】第1の実施形態例によるプラズマディスプレイ
の電極配置と駆動回路の布線の模式図である。
の電極配置と駆動回路の布線の模式図である。
【図3】本発明の第2の実施形態例によるプラズマディ
スプレイの電極配置と駆動回路の布線の模式図である。
スプレイの電極配置と駆動回路の布線の模式図である。
【図4】従来の面放電型プラズマディスプレイのシステ
ム構成のブロック図である。
ム構成のブロック図である。
【図5】面放電型プラズマディスプレイパネルの一例の
断面模式図である。
断面模式図である。
【図6】面放電型プラズマディスプレイの駆動パルス列
の模式図である。
の模式図である。
【図7】従来のプラズマディスプレイの維持放電期間の
インパルス電流の電流経路の模式図である。
インパルス電流の電流経路の模式図である。
1、2 絶縁基板 3 走査電極 4 維持電極 5、6 トレース電極 7 データ電極 8 放電空間 9 隔壁 10 発光出力 11 蛍光体 12 誘電体 13 保護膜 14 誘電体 15 プラズマディスプレイパネル 16 データドライバ 17 維持側高電圧パルス発生器 18 走査ドライバ 19 走査側高電圧パルス発生器 20 混合器
Claims (8)
- 【請求項1】 表示放電画素の走査ラインに対応する走
査電極と、前記走査電極に並行する放電維持用の維持電
極とで対を成す複数の面放電電極を有する面放電型プラ
ズマディスプレイパネルの面放電電極に電圧パルスを印
加して、放電を維持することにより発光表示を行う面放
電型プラズマディスプレイにおいて、前記面放電電極で
の放電を維持して発光表示する電流の流れる向きが、少
なくとも1対以上の面放電電極で反対方向となるように
前記面放電電極が駆動回路に接続されていることを特徴
とする面放電型プラズマディスプレイ。 - 【請求項2】 複数の前記面放電電極の電流の向きが交
互に反対方向となるように前記面放電電極が駆動回路に
接続されていることを特徴とする請求項1記載の面放電
型プラズマディスプレイ。 - 【請求項3】 複数の前記面放電電極が少なくとも一つ
以上の面放電電極ブロックに分割され、前記面放電電極
ブロックの電流が隣接する面放電ブロックで互いに反対
方向となるように面放電電極ブロックが配置されている
ことを特徴とする請求項1記載の面放電型プラズマディ
スプレイ。 - 【請求項4】 電流の向きが反対方向である前記面放電
電極を同数とする面放電電極配置、及び面放電電極ブロ
ックが同数の面放電電極で構成され、且つ電流の向きが
反対方向である前記面放電電極ブロックをそれぞれ同数
とする面放電電極ブロック配置を有する面放電型プラズ
マディスプレイパネルで構成されていることを特徴とす
る請求項2または3記載のカラープラズマディスプレ
イ。 - 【請求項5】 表示放電画素の走査ラインに対応する走
査電極と、前記走査電極に並行する放電維持用の維持電
極とで対を成す複数の面放電電極を有する面放電型プラ
ズマディスプレイパネルの面放電電極に電圧パルスを印
加して、放電を維持することにより発光表示を行う面放
電型プラズマディスプレイにおいて、前記面放電電極の
駆動回路の布線群及び回路群の電流の向きが、少なくと
も1対以上の前記面放電電極の駆動回路の布線及び回路
とで反対方向となるように構成されていることを特徴と
する面放電型プラズマディスプレイ。 - 【請求項6】 前記面放電電極群の駆動回路の布線群及
び回路群の電流の向きが交互に反対方向となるように配
置をされていることを特徴とする請求項5記載の面放電
型プラズマディスプレイ。 - 【請求項7】 前記面放電電極の駆動回路の布線群及び
回路群を少なくとも一つ以上の駆動回路ブロックに分割
し、この駆動回路ブロックの電流が少なくとも一つ以上
の駆動回路ブロックで反対方向となるように面放電電極
の駆動回路が構成されることを特徴とする請求項5記載
の面放電型プラズマディスプレイ。 - 【請求項8】 前記電流の向きが反対方向である前記面
放電電極の駆動回路の布線群及び回路群を同数づつ有す
るとともに面放電電極の駆動回路ブロックが同数の面放
電電極の駆動回路で構成され、且つ電流の向きが反対方
向である前記面放電電極の駆動回路ブロックをそれぞれ
同数づつ有することを特徴とする請求項5または7記載
のカラープラズマディスプレイ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8345471A JPH10187091A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 面放電型プラズマディスプレイ |
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