JPH10187304A - コンピュータシステムおよびそのシステムにおける周辺デバイスの挿抜制御方法 - Google Patents

コンピュータシステムおよびそのシステムにおける周辺デバイスの挿抜制御方法

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JPH10187304A
JPH10187304A JP8345386A JP34538696A JPH10187304A JP H10187304 A JPH10187304 A JP H10187304A JP 8345386 A JP8345386 A JP 8345386A JP 34538696 A JP34538696 A JP 34538696A JP H10187304 A JPH10187304 A JP H10187304A
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JP
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bus
connector
state
switch
peripheral device
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JP8345386A
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Makoto Ando
眞 安藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホットドック・アンドックのためのインターフ
ェースをサポートしてない周辺デバイスのホットドック
・アンドックを実現する。 【解決手段】IDEデバイスがセレクタブルベイ21に
装着されると、PCI/ISAブリッジ14により、I
/Oリード、I/Oライトなどのダミーバスサイクルが
開始されてISAバス3が専有される。そして、ISA
バス3が専有された状態でスイッチ19がオフ状態から
オン状態に切り替えられ、バス3とIDEデバイスが電
気的に接続される。ダミーバスサイクルはバスの専有を
目的としたものであり、正常なデータの読み出しや書き
込みを必要としない。したがって、スイッチ19のオン
時にたとえバス3の信号線の波形に乱れが生じても、そ
れによってコンピュータシステムの動作に支障が来され
ることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンピュータシス
テムおよびそのシステムにおける周辺デバイスの挿抜制
御方法に関し、特に周辺デバイスをホットドック・アン
ドックできるように改良されたコンピュータシステムお
よび挿抜制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータにおいて
は、周辺装置を新たに追加する場合には、一旦システム
の電源を切り、その後、周辺装置のスイッチやジャンパ
ーなどを正しく設定してコンピュータに接続してシステ
ムの電源を投入した後に、ドライバ・ソフトウェアを正
しく組み込むという面倒な作業が必要であった。この問
題を解決しようとしたのが、PnP(Plug and
Play)技術である。
【0003】PnP技術は、パーソナルコンピュータへ
の新しいハードウェアの追加を容易にするとともに、シ
ステムコンフィギュレーションを動的に変更する仕組み
を提供する。現在では、オプションボードをスロットに
差して電源を入れればそのボードが使えるようになると
いう意味でのPnPへの対応は、すでに多くの周辺装置
で実現されている。例えば、ISA(Industry
StandardArchitecture)スロッ
ト用のオプションボードなどでも、面倒な設定をするこ
となしに使用することが可能なPnP対応のボードが存
在する。
【0004】また、PCMCIA(Personal
Computer MemoryCard Inter
national Association)インター
フェースのように、ホットドック・アンドック(Hot
Docking、Undocking)と称される活
線挿抜が可能なインターフェースでは、PnPに対応し
たBIOS、OSと組み合わせて使用することにより、
システムコンフィギュレーションを動的に変更する仕組
み、つまり動作中のパーソナルコンピュータに自由にP
CMCIAカードを挿抜できる仕組みも実現されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ISA
バス上のデバイス(FDD、HDD、CD−ROMドラ
イブなど)など、PCMCIAカード以外の他のパーソ
ナルコンピュータの主要な周辺デバイスのほとんどは、
ホットドック・アンドックのためのインターフェースを
サポートしてない。このため、ユーザはこれらの周辺デ
バイスを着脱する度にコンピュータの電源をいったんオ
フしなければならない。もし、パーソナルコンピュータ
の電源をオンにしたままの状態でこれらの周辺デバイス
の着脱を行うと、その着脱操作中によって大電流が周辺
デバイスに流れ込むことにより回路素子が破壊された
り、またバス上の信号線の波形に乱れが生じることなど
により、実行中のバスサイクルに予期しないエラーが生
じる危険がある。このバスサイクルのエラーは、システ
ムハングアップの原因にもなる。
【0006】特に、ポータブルコンピュータなど可搬性
を重視するコンピュータでは、実装スペース上の制約か
ら、HDD、CD−ROMドライブなどのデバイスは同
一のスロットを共有する場合が多く、ユーザはこれらの
周辺装置を交換する度にいったん電源を落としているの
が現状である。
【0007】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、ISAバスやIDEインターフェース上の
デバイスなどのようにホットドック・アンドックのため
のインターフェースをサポートしてない周辺デバイスを
自由にホットドック・アンドックすることができるコン
ピュータシステムおよびそのシステムにおける周辺デバ
イスの挿抜制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、周辺デバイ
スが装着可能に構成されたコンピュータシステムにおい
て、前記周辺デバイスが装着されるコネクタと、このコ
ネクタと前記コンピュータシステムのバスとの間に設け
られ、前記バスとコネクタ間を電気的に接続または分離
するスイッチ手段と、前記周辺デバイスの装着を検出す
る検出手段と、この検出手段による装着検出に応答して
バスサイクルを実行し、前記バスを専有するバスサイク
ル実行手段と、このバスサイクル実行手段によって前記
バスが専有されている状態で前記スイッチ手段をオフ状
態からオン状態に切り替え、前記バスとコネクタ間を電
気的に接続させるスイッチ制御手段とを具備することを
特徴とする。
【0009】このコンピュータシステムにおいては、周
辺デバイスの装着が例えばコネクタの所定ピンの電圧変
化などを用いて検出されると、バスサイクル実行手段に
よりI/Oリード、I/Oライトなどのバスサイクルが
開始されてバスが専有される。そして、バスが専有され
た状態でスイッチ手段がオフ状態からオン状態に切り替
えられ、バスと周辺デバイスが電気的に接続される。
【0010】ここで、バスサイクル実行手段により実行
されるバスサイクルはバスの専有を目的とした一種のダ
ミーバスサイクルであるので、正常なデータの読み出し
や書き込みを必要としない。また、ダミーバスサイクル
によりバスが専有されている状態では、正常なデータの
リード/ライトを必要とする他の通常のバスサイクルは
一切実行されない。したがって、スイッチ手段のオン時
にたとえバスの信号線の波形に乱れが生じても、それに
よってコンピュータシステムの動作に支障が来されるこ
とはない。このように、スイッチ手段によってバスと電
気的に分離された状態で周辺デバイスを装着できるよう
にし、且つダミーサイクルでバスを専有した状態でスイ
ッチ手段をオン状態に切り替えることにより、ISAバ
スやIDEインターフェース上のデバイスなどのように
ホットドック・アンドックのためのインターフェースを
サポートしてない周辺デバイスを自由にホットドッキン
グすることが可能となる。
【0011】また、この発明は、前記周辺デバイスが前
記コネクタから取り外されることを通知するためのイジ
ェクト通知手段をさらに具備し、前記バスサイクル実行
手段は、前記イジェクト通知手段からの通知に応答して
前記バスサイクルを実行し、前記スイッチ制御手段は、
前記バスサイクル実行手段によって前記バスが専有され
ている状態で前記スイッチ手段をオン状態からオフ状態
に切り替え、前記バスとコネクタ間を電気的に分離する
ことを特徴とする。
【0012】この構成においては、例えば、周辺装置を
取り外すためのイジェクトボタンやイジェクトレバーと
いったイジェクト機構が操作されたことを検知するスイ
ッチなどを用いることにより、周辺デバイスがコネクタ
から実際に取り外される前にそのことが通知される。こ
の通知に応答して前述と同様のダミーバスサイクルが実
行され、バスが専有された状態でスイッチ手段がオン状
態からオフ状態に切り替えられ、周辺デバイスがバスか
ら電気的に分離される。このように、スイッチ手段によ
ってバスと電気的に分離された状態で周辺デバイスを取
り外せるようにし、且つダミーサイクルでバスを専有し
た状態でスイッチ手段の切り替えを行うことにより、コ
ンピュータシステムの動作に支障を来すこと無く、IS
AバスやIDEインターフェース上のデバイスなどのホ
ットアンドッキングを行うことも可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係わるコンピュータシステムの構成が示されている。
このコンピュータシステムは、バッテリ駆動可能なノー
トブックタイプまたはラップトップタイプのポータブル
コンピュータであり、そのシステムボード上には、プロ
セッサバス1、内部PCIバス2、内部ISAバス3、
およびI2 Cバス4が配設されている。また、このポー
タブルコンピュータ本体には、コンピュータ本体をその
機能拡張のための拡張ユニットであるドッキングステー
ション30に接続するためのドッキングコネクタ10が
設けられている。ドッキングコネクタ10は、図示のよ
うに、3つのコネクタ要素101,102,103から
構成されている。
【0014】コンピュータ本体内には、CPU11、ホ
スト/PCIブリッジ装置12、主メモリ13、内部P
CI−ISAブリッジ装置14、スイッチ15、スイッ
チイネーブル・ディスエーブル制御コントローラ16、
I/Oコントロールゲートアレイ17、電源コントロー
ラ(PSC)18、スイッチ19、コネクタ20、セレ
クタブルベイ21などが設けられている。
【0015】ドッキングステーション30は、PCI拡
張カード、ISA拡張カード、PCカード、HDD、C
D−ROMドライブなどの拡張デバイスの増設のために
使用されるものであり、このドッキングステーション3
0内には、図示のように外部PCIバス5および外部I
SAバス6が拡張バスとして配設されており、そこには
ドライブベイやPCI拡張スロットおよびISA拡張ス
ロットなどが接続されている。また、このドッキングス
テーション30内には、DSブリッジ装置31、DSコ
ントローラ(DSC)33、EEPROM34なども設
けられている。
【0016】次に、図1のコンピュータ本体に設けられ
た各コンポーネントの機能および構成について説明す
る。CPU11は、例えば、米インテル社によって製造
販売されているマイクロプロセッサ“Pentium”
などによって実現されている。このCPU11の入出力
ピンに直結されているプロセッサバス1は、64ビット
幅のデータバスを有している。
【0017】主メモリ13は、オペレーティングシステ
ム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーションプ
ログラム、および処理データなどを格納するメモリデバ
イスであり、複数のDRAMモジュールによって構成さ
れている。この主メモリ13は、32ビット幅または6
4ビット幅のデータバスを有する専用のメモリバスを介
してホスト−PCIブリッジ装置12に接続されてい
る。
【0018】ホスト/PCIブリッジ装置12は、プロ
セッサバス1と内部PCIバス2との間を繋ぐブリッジ
LSIであり、PCIバス2のバスマスタの1つとして
機能する。このホスト/PCIブリッジ装置12は、プ
ロセッサバス1と内部PCIバス2との間で、データお
よびアドレスを含むバスサイクルを双方向で変換する機
能、およびメモリバスを介して主メモリ13をアクセス
制御する機能などを有している。
【0019】内部PCIバス2はクロック同期型の入出
力バスであり、内部PCIバス2上の全てのサイクルは
PCIバスクロックに同期して行われる。PCIバスク
ロックの周波数は最大33MHzである。PCIバス2
は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有し
ている。このアドレス/データバスは、32ビット幅で
ある。PCIバス2上のデータ転送サイクルは、アドレ
スフェーズとそれに後続する1以上のデータフェーズと
から構成される。アドレスフェーズにおいてはアドレス
および転送タイプが出力され、データフェーズでは8ビ
ット、16ビット、24ビットまたは32ビットのデー
タが出力される。
【0020】内部PCI−ISAブリッジ装置14は、
内部PCIバス2と内部ISAバス3との間を繋ぐブリ
ッジLSIであり、PCIデバイスの1つとして機能す
る。この内部PCI−ISAブリッジ装置14には、セ
レクタブルベイ21に択一的に装着されるIDEデバイ
ス(HDD,CD−ROMドライブ)を制御するための
IDEコントローラが内蔵されている。このIDEコン
トローラからのIDEインターフェース制御線はスイッ
チ19を介してコネクタ20に結合されている。また、
内部PCI−ISAブリッジ装置14は、IDEデバイ
スのホットドック・アンドックを実現するために、セレ
クタブルベイ21に対するIDEデバイスの装着および
取り外しを示す信号DETECT1,EJECT1に応
答して、ISAバス3上にダミーバスサイクルを発行す
るトランザクション発行機能を有している。このダミー
バスサイクルはISAバス3の専有を目的としたもので
あり、IDEデバイスのホットドック・アンドック時
に、正常なデータのリード/ライトを必要とする他の通
常のバスサイクルが実行されるのを禁止する。さらに、
内部PCI−ISAブリッジ装置14は、コンピュータ
本体とドッキングステーション30とのホットドック・
アンドックを実現するために、ドッキングステーション
30の装着および取り外しを示す信号DETECT2,
EJECT2に応答して、PCIバス2上にダミーバス
サイクルを発行するトランザクション発行機能も有して
いる。このダミーバスサイクルはPCIバス2の専有を
目的としたものであり、ドッキングステーション30と
のホットドック・アンドック時に、正常なデータのリー
ド/ライトを必要とする他の通常のバスサイクルが実行
されるのを禁止する。
【0021】スイッチ15は、PCIバス2のデータバ
ス、アドレスバス、コントロールバスそれぞれとドッキ
ングコネクタ10間を電気的に接続または分離するため
のゲートロジックであり、そのオン/オフ状態の切り替
えはホスト/PCIブリッジ12によって制御される。
このスイッチ15のオン/オフ制御は、PCIバス2上
のダミーバスサイクルに応答して実行される。
【0022】スイッチイネーブル・ディスエーブル制御
コントローラ16は、スイッチ19をオン/オフ制御す
るために設けられたものであり、ISAバス3上のダミ
ーサイクルに応答してスイッチ19のオン/オフ状態の
切り替えを行う。
【0023】I/Oコントロールゲートアレイ17は、
ISAバス3とI2 Cバス4とを繋ぐブリッジLSIで
あり、CPU11によってリード/ライト可能な複数の
レジスタ群を内蔵している。これらレジスタ群を使用す
ることにより、CPU11とI2 Cバス4上の電源コン
トローラ18との通信が可能となる。このI/Oコント
ロールゲートアレイ23からは、ドッキングステーショ
ン30に接続される制御信号線がドッキングコネクタ1
0のコネクタ要素102を介して複数本外部に導出され
る。このコネクタ要素102の中の特定の2つのピンは
前述のDETECT2信号およびEJECT2信号とし
て用いられる。DETECT2信号用ピンは、ドッキン
グステーション30が接続された時にグランドに接続さ
れるようになっており、その時の電位変化がDETEC
T2信号としてPCI/ISAブリッジ14に送られ
る。EJECT2信号用ピンはドッキングステーション
30に設けられたイジェクトスイッチ30aに接続され
ている。このイジェクトスイッチ30aは、ドッキング
ステーション30に設けられたモータ駆動によるイジェ
クト機構を動作させるためのスイッチボタンであり、こ
のイジェクトスイッチ30aが押されると、EJECT
2信号がPCI/ISAブリッジ14に送られ、そして
ドッキングステーション30に設けられたモータ駆動に
よりコンピュータ本体が押し出されて自動的に取り外さ
れる。
【0024】I2 Cバス4は、1本のクロック信号線と
1本のデータ線(SDA)から構成される双方向バスで
あり、これはドックキングコネクタ10のコネクタ要素
103を介して外部に導出されている。電源コントロー
ラ18は、コンピュータ本体の電源スイッチのオン/オ
フやパネルの開閉などに応じてコンピュータ本体をパワ
ーオン/パワーオフするためのものである。
【0025】スイッチ19はISAバス3とセレクタブ
ルベイ21のコネクタ20との間に設けられており、I
DEデバイス制御のために用いられるISAバス3上の
すべてのデータバス、一部のアドレスバス、一部のコン
トロールバス、および前述のIDEインターフェース制
御線それぞれとコネクタ20との間を電気的に接続また
は分離するためのゲート回路であり、そのオン/オフ状
態の切り替えはスイッチイネーブル・ディスエーブル制
御コントローラ16によって制御される。このスイッチ
19のオン/オフ制御は、ISAバス3上のダミーバス
サイクルに応答して実行される。
【0026】コネクタ20の中の特定の2つのピンは前
述のDETECT1信号およびEJECT1信号として
用いられる。DETECT1信号用ピンは、コネクタ2
0にIDEデバイスが接続されたときにその電位が変化
されるようになっており、その電位変化がDETECT
1信号としてPCI/ISAブリッジ14に送られる。
EJECT2信号用ピンはセレクタブルベイ21に設け
られたイジェクトスイッチ21aに接続されている。こ
のイジェクトスイッチ21aは、セレクタブルベイ21
に設けられたモータ駆動または機械的なイジェクト機構
を動作させるためのスイッチボタンであり、このイジェ
クトスイッチ30aが押されると、EJECT1信号が
PCI/ISAブリッジ14に送られ、そしてセレクタ
ブルベイ21に装着されていたIDEデバイスがコネク
タ20から取り外される。
【0027】次に、ドッキングステーション30のコン
ポーネントについて説明する。DSブリッジ装置31
は、コンピュータ本体からドッキングステーション30
に導出されるPCIバス2と外部PCIバス5および外
部ISAバス6とを繋ぐブリッジLSIである。DSコ
ントローラ33は、ドッキングステーション30の電源
のオン/オフ、およびポータブルコンピュータ本体とド
ッキングステーション30とのドッキング/アンドッキ
ングを制御するためのマイコンであり、I2 Cバス4を
使用してコンピュータ本体の電源コントローラ24およ
びI/Oコントロールゲートアレイ23と通信する。
【0028】EEPROM34は、ドッキングステーシ
ョン30の拡張スロットに装着されている拡張カードな
どの属性(アドレス、DMAチャネル、IRQ番号、そ
の他)など、プラグ・アンド・プレイに必要なPnP情
報が格納される。このPnP情報は、コンピュータ本体
とドッキングステーション30とがドッキングされた時
や、コンピュータ本体またはドッキングステーション3
0のパワーオン時などに、コンピュータ本体のシステム
BIOSの制御の下、I2 Cバス4を介してコントロー
ルゲートアレイ17によってEEPROM34からリー
ドされる。
【0029】次に、図2および図3を参照して、HDD
またはCD−ROMドライブのホットドッキングを実現
するための動作原理を説明する。図2はデバイス間の信
号の流れを示し、また図4はその動作タイミングが示さ
れている。
【0030】(1)コンピュータが電源オンの状態でH
DDまたはCD−ROMドライブがセレクタブルベイ2
1のコネクタ20に接続されると、DETECT1信号
がPCI/ISAブリッジ14のダミートランザクショ
ン発行部に送られる。
【0031】(2)ダミートランザクション発行部は、
スイッチイネーブル・ディスエーブル制御コントローラ
16をターゲットとするI/OリードまたはI/Oライ
トなどのダミーバスサイクルを開始する。ダミーバスサ
イクルが16ビットI/Oリードサイクルであるなら
ば、そのタイミングは図3のようになる。すなわち、ま
ず、アドレスイネーブル信号AENおよびアドレスラッ
チイネーブル信号BALが発生され、アドレスバスSA
[SA19:0]にはスイッチイネーブル・ディスエー
ブル制御コントローラ16に割り当てられたアドレス範
囲の中でダミーサイクル用の専用のアドレスが発行され
る。そして、I/Oチャネルレディー信号IOCHRD
YがHになってデータが読み出されるまで、ISAバス
3が専有される。
【0032】(3)スイッチイネーブル・ディスエーブ
ル制御コントローラ16は、ダミーバスサイクルのアド
レスでアドレス指定されると、I/Oチャネルレディー
信号IOCHRDYをLにしてサイクルを引き延ばし、
ウェイトをかけ続けている適当なタイミングで、スイッ
チ制御信号を発生してスイッチ19をオフ状態からオン
状態に切り替える。
【0033】(4)スイッチ19をオン状態に切り替え
た後、スイッチイネーブル・ディスエーブル制御コント
ローラ16は、I/Oチャネルレディー信号IOCHR
DYをHレベルにし、そしてデータを読み出す(ダミー
データ)。これにより、バスサイクルが終了される。
【0034】ここで、ダミートランザクション発行部に
よって実行されるI/Oリードサイクルは前述したよう
にISAバス3の専有を目的としたダミーバスサイクル
であるので、正常なデータの読み出しを必要としない。
また、ダミーバスサイクルによりISAバス3が専有さ
れている状態では、正常なデータのリード/ライトを必
要とする他の通常のバスサイクルは一切実行されない。
したがって、HDDまたはCD−ROMドライブのホッ
トドッキングによりISAバス3の信号線の波形に乱れ
が生じても、それによってシステム動作に支障が来され
ることはない。
【0035】このように、スイッチ19によってバスと
電気的に分離された状態でIDEデバイスを装着できる
ようにし、且つダミーサイクルでバスを専有した状態で
スイッチ19をオン状態に切り替えることにより、ホッ
トドック・アンドックのためのインターフェースをサポ
ートしてないIDEデバイスを自由にホットドッキング
することが可能となる。
【0036】なお、スイッチ19のオフ状態からオン状
態への切り替えがウエイトを掛けずとも終了できるので
あれば、I/Oチャネルレディー信号IOCHRDYに
よるサイクルの引き延ばしは必ずしも必要ではない。
【0037】また、DETECT1信号が発生されたと
き、ISAバス3上に他のデバイスによってバスサイク
ルが実行されていた場合には、図4に示されているよう
に、ダミーバスサイクルは実行中のバスサイクルが終了
してから実行され、そのダミーバスサイクルの中でスイ
ッチ19がオフ状態からオン状態に切り替えられる。
【0038】図5には、HDDまたはCD−ROMドラ
イブのホットアンドッキング時の動作タイミングが示さ
れている。 (1)コンピュータが電源オンの状態でイジェクトスイ
ッチボタン21aが押されると、EJECT1信号がP
CI/ISAブリッジ14のダミートランザクション発
行部に送られる。
【0039】(2)ダミートランザクション発行部は、
ダミーバスサイクル(ここでは、I/Oリード)を開始
する。すなわち、まず、アドレスイネーブル信号AEN
およびアドレスラッチイネーブル信号BALが発生さ
れ、アドレスバスSA[SA19:0]にはスイッチイ
ネーブル・ディスエーブル制御コントローラ16に割り
当てられたアドレス範囲の中でダミーサイクル用の専用
のアドレスが発行される。そして、I/Oチャネルレデ
ィー信号IOCHRDYがHになってデータが読み出さ
れるまで、ISAバス3が専有される。
【0040】(3)スイッチイネーブル・ディスエーブ
ル制御コントローラ16は、ダミーバスサイクルのアド
レスでアドレス指定されると、I/Oチャネルレディー
信号IOCHRDYをLにしてサイクルを引き延ばし、
ウェイトをかけ続けている適当なタイミングで、スイッ
チ制御信号を発生してスイッチ19をそのときのオン状
態からオフ状態に切り替える。
【0041】(4)スイッチ19をオフ状態に切り替え
た後、スイッチイネーブル・ディスエーブル制御コント
ローラ16は、I/Oチャネルレディー信号IOCHR
DYをHレベルにし、そしてデータを読み出す(ダミー
データ)。これにより、バスサイクルが終了される。
【0042】このダミーバスサイクルに要する時間は他
のサイクルの終了待ち時間を含めても高々数十ミリ秒程
度である。したがって、HDDまたはCD−ROMドラ
イブが実際にコネクタ20から取り外される前にスイッ
チ制御を完了できる。
【0043】次に、図6を参照して、コンピュータ本体
とドッキングステーション30との間のホットドッキン
グを実現するための動作原理を説明する。 (1)コンピュータが電源オンの状態でドッキングステ
ーション30に接続されると、DETECT2信号がP
CI/ISAブリッジ14のダミートランザクション発
行部に送られる。
【0044】(2)ダミートランザクション発行部は、
ホスト/PCIバスブリッジ12をターゲットとするI
/OリードまたはI/Oライトなどのダミーバスサイク
ルを開始する。
【0045】(3)ホスト/PCIバスブリッジ12
は、ダミーバスサイクルのアドレスでアドレス指定され
ると、ターゲットレディー信号TRDYなどを用いて必
要に応じてサイクルを引き延ばし、ウェイトをかけ続け
ている適当なタイミングで、スイッチ制御信号を発生し
てスイッチ15をオフ状態からオン状態に切り替える。
【0046】(4)スイッチ15をオン状態に切り替え
た後、ホスト/PCIバスブリッジ12は、ターゲット
レディー信号TRDYをアクティブにしてデータを読み
出す(ダミーデータ)。これにより、バスサイクルが終
了される。
【0047】ホットアンドッキング時もホットドッキン
グと同様にしてダミーサイクルが実行され、そのダミー
サイクル中でスイッチ15のオン状態からオフ状態への
切り替えが行われる。
【0048】以上説明したように、この実施形態におい
ては、周辺デバイスの着脱の前後にスイッチ制御を行
い、またISAバス3,PCIバス3を正常なデータの
リード/ライトを必要としないダミーバスサイクルで専
有した状態でスイッチ制御を行っているので、スイッチ
切り替えによってバス上の信号波形に乱れが生じて正常
なデータリード/ライトができなくなるような場合であ
っても、そのことによってシステム動作に影響が及ぼさ
れることはない。よって、コンピュータシステムの動作
に支障を来すこと無く、ISAバス上のデバイスやドッ
キングステーションとのホットドック・アンドックを実
現することができる。
【0049】なお、以上のホットドック・アンドックの
方法はIDEデバイスや拡張ユニットのみならず、ホッ
トドック・アンドックのためのインターフェースを持た
ないすべてのデバイスに適用することができる。
【0050】また、バスと周辺デバイスとの間のスイッ
チによる電気的な分離は、周辺デバイスの着脱時にその
周辺デバイスに過電流が流れ込むことを防止するために
行うものであるため、スイッチ15,19としては、そ
のオフ時にコネクタとバス間を完全に電気的に絶縁して
しまうのではなく、オフ時でも1Kオーム程度の抵抗に
よってその間を結合しておくQスイッチを使用すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るコンピュータシス
テムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態においてHDDまたはCD−ROM
ドライブをホットドッキングする場合におけるデバイス
間の信号の授受の様子を示す図。
【図3】同実施形態においてHDDまたはCD−ROM
ドライブをホットドッキングする場合に実行されるダミ
ーバスサイクルを示すタイミングチャート。
【図4】同実施形態においてHDDまたはCD−ROM
ドライブのホットドッキング時に他のバスサイクルの終
了を待ってダミーバスサイクルを開始する様子を示すタ
イミングチャート。
【図5】同実施形態においてHDDまたはCD−ROM
ドライブをホットアンドッキングする場合に実行される
ダミーバスサイクルを示すタイミングチャート。
【図6】同実施形態においてコンピュータ本体とドッキ
ングステーションとをホットドッキングする場合におけ
るデバイス間の信号の授受の様子を示す図。
【符号の説明】
2…PCIバス、3…ISAバス、14…PCI/IS
Aブリッジ、16…スイッチイネーブル・ディスエーブ
ル制御コントローラ、19…スイッチ、20…コネク
タ、21…セレクタブルベイ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺デバイスが装着可能に構成されたコ
    ンピュータシステムにおいて、 前記周辺デバイスが装着されるコネクタと、 このコネクタと前記コンピュータシステムのバスとの間
    に設けられ、前記バスとコネクタ間を電気的に接続また
    は分離するスイッチ手段と、 前記周辺デバイスの装着を検出する検出手段と、 この検出手段による装着検出に応答してバスサイクルを
    実行し、前記バスを専有するバスサイクル実行手段と、 このバスサイクル実行手段によって前記バスが専有され
    ている状態で前記スイッチ手段をオフ状態からオン状態
    に切り替え、前記バスとコネクタ間を電気的に接続させ
    るスイッチ制御手段とを具備することを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記コネクタは、複数の周辺デバイスが
    択一的に収容可能なセレクタブルベイに設けられてお
    り、 前記検出手段は、前記セレクタブルベイのコネクタに周
    辺デバイスが収容されたことを検出することを特徴とす
    る請求項1記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記周辺デバイスは、前記セレクタブル
    ベイに収容可能なハードディスクドライブ、またはCD
    −ROMドライブであることを特徴とする請求項2記載
    のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記周辺デバイスは、各種拡張カードが
    装着可能な拡張ユニットであることを特徴とする請求項
    1記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ制御手段は、前記バスサイ
    クル実行手段によって実行されるバスサイクルでアドレ
    ス指定され、そのバスサイクルに応答して前記スイッチ
    手段をオフ状態からオン状態に切り替えることを特徴と
    する請求項1記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ制御手段は、前記バスサイ
    クルによって前記バスが専有されている状態で前記スイ
    ッチ手段のオフ状態からオン状態への切り替えが実行さ
    れるように、前記スイッチ手段のオフ状態からオン状態
    への切り替えが完了するまで前記バスサイクルを引き延
    ばす手段を含むことを特徴とする請求項5記載のコンピ
    ュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記周辺デバイスが前記コネクタから取
    り外されることを通知するためのイジェクト通知手段を
    さらに具備し、 前記バスサイクル実行手段は、前記イジェクト通知手段
    からの通知に応答して前記バスサイクルを実行し、 前記スイッチ制御手段は、前記バスサイクル実行手段に
    よって前記バスが専有されている状態で前記スイッチ手
    段をオン状態からオフ状態に切り替え、前記バスとコネ
    クタ間を電気的に分離することを特徴とする請求項1記
    載のコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 周辺デバイスが装着されるコネクタと、
    このコネクタとバスとの間に設けられ、前記バスとコネ
    クタ間を電気的に接続または分離するスイッチ手段とを
    有するコンピュータシステムにおける前記周辺デバイス
    の装着制御方法において、 前記周辺デバイスが前記コネクタに装着されたとき、バ
    スサイクルを実行して前記バスを専有し、 前記バスが専有されている状態で前記スイッチ手段をオ
    フ状態からオン状態に切り替え、前記バスとコネクタ間
    を電気的に接続させることを特徴とする周辺デバイスの
    装着制御方法。
  9. 【請求項9】 周辺デバイスが装着されるコネクタと、
    このコネクタとバスとの間に設けられ、前記バスとコネ
    クタ間を電気的に接続または分離するスイッチ手段とを
    有するコンピュータシステムにおける前記周辺デバイス
    の取り外し制御方法において、 前記周辺デバイスが前記コネクタから取り外されること
    が通知されたとき、バスサイクルを実行して前記バスを
    専有し、 前記バスが専有されている状態で前記スイッチ手段をオ
    ン状態からオフ状態に切り替え、前記バスとコネクタ間
    を電気的に分離させることを特徴とする周辺デバイスの
    取り外し制御方法。
JP8345386A 1996-12-25 1996-12-25 コンピュータシステムおよびそのシステムにおける周辺デバイスの挿抜制御方法 Withdrawn JPH10187304A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100685095B1 (ko) * 2001-10-22 2007-02-22 엘지전자 주식회사 도킹 시스템과의 버스 연결을 위한 본체 시스템 및 그제어 방법
US7725761B2 (en) 2004-12-13 2010-05-25 Nec Corporation Computer system, fault tolerant system using the same and operation control method and program thereof
JP2012058887A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Buffalo Inc デバイス機器

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