JPH10188104A - 自動販売機のコイン回収構造 - Google Patents

自動販売機のコイン回収構造

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JPH10188104A
JPH10188104A JP34216296A JP34216296A JPH10188104A JP H10188104 A JPH10188104 A JP H10188104A JP 34216296 A JP34216296 A JP 34216296A JP 34216296 A JP34216296 A JP 34216296A JP H10188104 A JPH10188104 A JP H10188104A
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JP
Japan
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coin
door
receiving portion
collection box
guide member
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JP34216296A
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English (en)
Inventor
Toshio Watanabe
利男 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機本体の扉内側に設けたコインメカ
からその下方の回収箱にコインを回収する構造におい
て、この回収箱を支持板上から取出せないように施錠す
るための錠を支持板の下方から取付けるものにおいて、
一般に市販されている錠など様々な大きさの錠を取付け
ることのできるものを提供する。 【解決手段】 回収箱18と支持板22とに、錠Kの吊
金Kaが挿入される互いに重なり合う角穴34,44を
設け、回収箱18の角穴34aに箱内側からトンネル状
の覆い部38を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機のコイ
ンメカに収納されたコインの回収構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コーヒーやジュース等の飲料缶や飲料瓶
等の商品を販売する自動販売機においては、10円玉、
50円玉、100円玉及び500円玉等のコインを収納
し、商品の販売操作、コインの返却操作及び回収操作に
伴なってコインを払い出すコインメカが、自動販売機本
体の前部の扉の内側に取付けられいる。
【0003】例えば、図13において、自動販売機本体
1の前部の扉(メイン扉)2には、コインの投入口10
0が設けられており、この投入口100から投入された
コインは、コイン投シュート100aを経てメイン扉2
の内側に配されたコインメカ102に入る。コインメカ
102の下方には、その底面から落下するコインをメイ
ン扉2の前面に設けたコインの返却口104に案内する
ためのコインホッパ106が配されている。このコイン
ホッパ106は、図14に示すように、返却口104の
ためのコイン受け部108上に前後方向にスライド自在
に支持されており、前側に位置した状態でコイン受け部
108にコインを案内し、後側に位置した状態でコイン
メカ102内のコインを回収できるようになっている。
【0004】客につり銭等のコインを払い出す場合に
は、メイン扉2は閉じられており、自動販売機本体1の
内扉3に貼付されたクッション材110等によって、コ
インホッパ106は前側に位置している。商品を商品取
出口4から払い出した後、つり銭がコインメカ102か
らコインホッパ106を介して返却口104のコイン受
け部108に案内され、これにより客はつり銭を取出す
ことができる。
【0005】また、自動販売機の管理者が、コインメカ
102に収納されたコインを取り出す場合には、メイン
扉2を開いた状態で、コインホッパ106を後側にスラ
イドさせて、メイン扉2の内側に配されたコインの回収
箱112を取出し、メイン扉2の後縁に引掛けてコイン
ホッパ106の下方に位置させる。そして、コインメカ
102のイベントリースイッチ102aを押すことによ
り、コインがコインホッパ106により回収箱112に
案内され、これにより回収することができる。
【0006】かかる自動販売機のコイン回収構造におい
て、回収箱112は、コインメカ102の下方、かつコ
インホッパ106及びコイン受け部108の側方に設け
られた収納部114において水平な支持板116上に支
持された状態で配されている。なお、符号118は、回
収箱112のガタツキを防止するために、内扉3に貼付
されたパッキンを示している。
【0007】従来より、回収箱112は、自動販売機へ
の商品ローディング中等における盗難を防止するため
に、メイン扉2に錠Kを用いて取付けるということがな
されている。
【0008】近年、メイン扉等の薄型化に伴ない、回収
箱112への錠Kの取付け位置を支持板116の下方か
ら行なうのが一般的である。すなわち、スペース効率を
高めるため、収納部114を回収箱112に対してわず
かに大きい程度に設計して、図15に示すように、回収
箱112の底部と支持板116に互いに重なり合う角穴
118,120をそれぞれ設け、この角穴118,12
0に錠Kの吊金Kaを挿入して、支持板116を介して
回収箱112を施錠している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに回収箱112の底部に錠Kの吊金Kaの挿入するた
めの角穴118を設ける場合、角穴118を大きくする
と、回収箱112内のコインがこの角穴118から飛出
したりあるいは顔を出したりしてしまう。そのため、こ
の角穴118を小さくせざるを得ず、よって、一般にあ
まり市販されていない小型の錠Kしか取付けることがで
きないという問題がある。
【0010】そこで、本発明は、かかる回収箱に施錠す
るための錠として、一般に市販されている錠など様々な
大きさの錠を取付けることのできるコイン回収構造を提
供することを目的とする。
【0011】また、かかるコイン回収構造においては、
コインが返却口に確実に払い出されないという問題、コ
インが確実に回収箱に回収されないという問題、コイン
の投入口から侵入した雨水が回収箱に侵入するという問
題もある。本発明は、これらの各問題を解決することも
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の自動
販売機のコイン回収構造は、本体と、該本体の前部に回
動自在に設けられた扉と、該扉内部に設けられたコイン
メカと、該コインメカから落下するつり銭等のコインを
返却するために扉前面に設けられた返却口とを有する自
動販売機において、前記コインメカから落下するコイン
を回収するためのコインの回収箱と、前記コインメカの
下方において前記回収箱を支持するための支持板とを備
え、前記回収箱を前記支持板上から取外せないように施
錠するための吊金を有する錠を前記支持板の下方から取
付けることができるように、前記回収箱の底部と前記支
持板とに前記吊金の挿入穴がそれぞれ設けられ、前記回
収箱の前記挿入穴が当該箱内側において覆い部により覆
われたことを特徴とする。
【0013】このコイン回収構造においては、回収箱を
支持する支持板の下方からその挿入穴に錠の吊金を挿入
して回収箱を支持板上から取外せさないように施錠す
る。この構造であると、錠の吊金の挿入される回収箱の
挿入穴が覆い部により覆われているため、挿入穴を大き
く設定した場合でも、回収箱内のコインが当該挿入穴か
ら飛出したりあるいは顔を出したりすることがない。そ
のため、挿入穴を大きくして様々な大きさの錠を取付け
可能にすることができる。また、施錠に際して、挿入穴
から挿入した錠の吊金を押し上げることにより、該吊金
を挿入穴の覆い部に押し当てて、容易に施錠を行なうこ
とができる。
【0014】請求項2の自動販売機のコイン回収構造
は、本体と、該本体の前部に回動自在に設けられた扉
と、該扉内部に設けられたコインメカと、該コインメカ
から落下するつり銭等のコインを返却するために扉前面
に設けられた返却口とを有する自動販売機において、前
記コインメカの下方に、コインの回収箱と、前記返却口
のためのコイン受け部と、案内部材とを配し、この案内
部材が、前後方向にスライド自在に配されて、前側に位
置した状態で前記コインメカから落下したコインを前記
コイン受け部に案内し、後側に位置した状態で前記コイ
ンメカから落下したコインを前記回収箱に案内するよう
構成され、前記案内部材と前記本体との間に、前記扉を
閉じた状態で前記案内部材を前記の前側に位置させるク
ッション材を介在させ、前記案内部材の後面に、前記ク
ッション材の厚みよりもやや短い突出長を有する突起を
設けたことを特徴とする。
【0015】このコイン回収構造において、客にコイン
を返却する場合には、自動販売機本体の前部に設けられ
た扉は閉じられている。そして、案内部材と本体との間
に介在するクッション材によって、案内部材は、前側に
位置し、これによりコインメカから落下したコインを返
却口のコイン受け部に案内する。そのため、客はコイン
を返却口から取出すことができる。また、自動販売機の
管理者がコインを回収する場合には、扉を開き、案内部
材を後側にスライドさせて、コインメカから落下したコ
インを回収箱に案内する。そして、管理者はコインの溜
った回収箱を自動販売機の扉から取出す。このように、
この回収構造では、クッション材が、案内部材を返却口
のコイン受け部への案内位置に確実に保持するための手
段として作用しているが、クッション材は自動販売機の
長期間の使用等により外れたり、あるいは経時変化によ
り厚みがへたることがある。上記回収構造であると、案
内部材の後面に突起を設けているため、クッション材が
外れたり、厚みがへたったりした場合でも、この突起が
自動販売機の本体に当接して確実に案内部材を前側に位
置させてコインを返却口に返却することができる。
【0016】請求項3の自動販売機のコイン回収構造
は、本体と、該本体の前部に回動自在に設けられた扉
と、該扉内部に設けられたコインメカと、該コインメカ
から落下するつり銭等のコインを返却するために扉前面
に設けられた返却口とを有する自動販売機において、前
記コインメカの下方に、コインの回収箱と、前記返却口
のためのコイン受け部と、案内部材とを配し、この案内
部材が、前記コイン受け部上に前後方向にスライド自在
に支持されて、前側に位置した状態で前記コインメカか
ら落下したコインを前記コイン受け部に案内し、後側に
位置した状態で前記コインメカから落下したコインを前
記回収箱に案内するよう構成され、前記案内部材に前後
方向に延びるガイド孔を設け、前記コイン受け部にこの
ガイド孔と係合することにより前記案内部材のスライド
をガイドするガイド突起を設け、前記ガイド孔の前端部
の開口幅を前記ガイド突起の幅とほぼ等しく形成したこ
とを特徴とする。
【0017】このコイン回収構造において、案内部材は
ガイド孔とガイド突起との係合によりガイドされながら
前後方向にスライドする。すなわち、案内部材が前側に
位置した状態ではガイド孔の後端部にガイド突起が位置
して、案内部材の更に前方へのスライドが規制され、案
内部材が後側に位置した状態ではガイド孔の前端部にガ
イド突起が位置して、案内部材の更に後方へのスライド
が規制される。ここで、ガイド孔の前端部の開口幅がガ
イド突起の幅とほぼ等しく形成されているため、案内部
材が後側に位置した状態において、ガイド孔内における
ガイド突起の上下方向への動きが規制され、これにより
案内部材の下方への傾斜が防止される。そのため、自動
販売機の管理者がコインを回収する場合に、コインメカ
から落下したコインを案内部材によって確実に回収箱に
案内することができる。すなわち、コイン回収時に後側
に位置する案内部材が下方に傾斜すると、前方のコイン
受け部にコインが落下してしまうことがあるが、本構造
ではこのような不具合を防止して、確実にコインを回収
箱に回収することができる。
【0018】請求項4の自動販売機のコイン回収構造
は、本体と、該本体の前部に回動自在に設けられた扉
と、該扉内部に設けられたコインメカと、該コインメカ
から落下するつり銭等のコインを返却するために扉前面
に設けられた返却口とを有する自動販売機において、前
記コインメカの下方に、コインの回収箱と、前記返却口
のためのコイン受け部と、案内部材とを配し、この案内
部材が、前記コイン受け部上に前後方向にスライド自在
に支持されて、前側に位置した状態で前記コインメカか
ら落下したコインを前記コイン受け部に案内し、後側に
位置した状態で前記コインメカから落下したコインを前
記回収箱に案内するよう構成され、前記案内部材と前記
コイン受け部に、互いに係合することにより前記案内部
材を前記コイン受け部への案内位置と前記回収箱への案
内位置とにそれぞれ位置させる位置決め用の凹部及び凸
部を設けたことを特徴とする。
【0019】このコイン回収構造において、案内部材
は、位置決め用の凹部と凸部を係合させることにより、
客にコインを返却する場合には、コイン受け部への案内
位置に正確に位置決めし、また、管理者がコインを回収
する場合には、回収箱への案内位置に正確に位置決めす
ることができる。
【0020】請求項5の自動販売機のコイン回収構造
は、本体と、該本体の前部に回動自在に設けられた扉
と、該扉の前面に設けられたコインの投入口と、該扉内
部に設けられたコインメカと、該コインメカから落下す
るつり銭等のコインを返却するために扉前面に設けられ
た返却口とを有する自動販売機において、前記コインメ
カの下方に、コインの回収箱と、前記返却口のためのコ
イン受け部と、案内部材とを配し、この案内部材が、前
記コイン受け部上に前後方向にスライド自在に支持され
て、前側に位置した状態で前記コインメカから落下した
コインを前記コイン受け部に案内し、後側に位置した状
態で前記コインメカから落下したコインを前記回収箱に
案内するよう構成され、前記コイン受け部の側部に、前
記コインメカの排水樋から前記案内部材を経て導かれた
雨水を、前記回収箱に侵入させることなく、下方に排水
する排水手段を設けたことを特徴とする。
【0021】このコイン回収構造においては、扉前面の
投入口から侵入した雨水が、コインメカの排水樋から案
内部材を経てコイン受け部の側部に至る。この雨水を、
コイン受け部の側部に設けた排水手段が、回収箱に侵入
させることなく、下方に排水するので、回収箱内に雨水
が溜ることがない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施形態に係る
自動販売機のコイン回収構造を図面に基づいて説明す
る。
【0023】符号10は、商品の販売操作、コインの返
却操作及び回収操作に伴なってその底面からコインを払
い出すコインメカであって、自動販売機本体1の前部に
あるメイン扉2の内側、即ち後面に配されている。この
コインメカ10の後面には、コインを強制的に払い出さ
せるイベントリスイッチ10aが配されている。また、
コインメカ10の右側面には、メイン扉2の内側に侵入
した雨水を下方に導く排水樋10bが上下方向に延びて
配されている。
【0024】符号12は、メイン扉2の前面に設けられ
たコインの投入口である。この投入口12の内側にはコ
イン投シュート12aが設けられている。このコイン投
シュート12aは、投入口12に投入されたコインをコ
インメカ10に案内する。
【0025】符号14は、メイン扉2の前面に設けられ
た返却口である。この返却口14は、つり銭又は返却金
の取出しのために設けられている。この返却口14の内
部には、コインを溜めるための合成樹脂製のコイン受け
部16が設けられている。このコイン受け部16は、コ
インメカ10の下方に配されている。
【0026】符号18は、自動販売機の管理者がコイン
メカ10からコインを回収するための回収箱である。こ
の回収箱18は、コイン受け部16の左側に設けられた
回収箱収納部20内に配されている。
【0027】回収箱収納部20は、メイン扉2の後面
と、回収箱18を支持する水平な鉄製の支持板22と、
コインメカ10を支持する水平な板材24と、つり銭補
助チューブ10cの取付けスペースを区切る上下に延び
る仕切壁26とにより仕切られて形成されている。図2
に示すように、支持板22の後縁は上方に少し立ち上げ
られている。
【0028】回収箱18は、略矩形状をなして上方に開
口するコイン溜めのための箱本体28と、この箱本体2
8の右側面からコインメカ10の下方に突出してそこか
ら落下するコインを受け入れる受入部30とよりなり、
合成樹脂で一体に成形されている。この受入部30は、
後記のコインホッパ32の下端の口部の下方に配されて
おり、その先端が当該口部よりもやや右側まで延在する
ように形成されている。
【0029】なお、図5に示すように、回収箱18の箱
本体28の後面には、回収箱18を取出す際に手を引掛
けるための引掛け穴40が設けられている。また、箱本
体28の受入部30側の面には、回収箱18を補強する
ための合成樹脂製の補強板42が差込まれるようになっ
ている。
【0030】符号32は、コインメカ10から落下する
コインをコイン受け部16又は回収箱18に案内するた
めの合成樹脂製の案内部材(コインホッパ)である。こ
のコインホッパ32は、コインメカ10の下方において
コイン受け部16上に前後方向にスライド自在に支持さ
れている。
【0031】詳細には、図9に示すように、コイン受け
部16の左右両側部には、水平なフランジ部45,45
を介して、その外縁から上方に向って前後方向に延びる
板部46,46が立設されている。このフランジ部45
及び板部46は、コイン受け部16のコインを受ける部
分である受部16aよりも後方に延びている。コイン受
け部16の左右の板部46,46は、その上縁部が、コ
インホッパ32上縁部の左右のフランジ部58,58に
形成された下方に向く溝内に配されて、コインホッパ3
2を前後方向にスライド自在に支持する支え部として作
用している。これにより、コインホッパ32は、図10
に示す前側に位置した状態においてはコインメカ10か
ら落下したコインCをコイン受け部16に案内し(図3
参照)、図11に示す後側に位置した状態においてはコ
インメカ10から落下したコインCを回収箱18に案内
する。
【0032】図2に示すように、自動販売機本体1の内
扉3の前面にはクッション材47が貼り付けられてい
る。このクッション材47は、コインホッパ32の後面
と内扉3との間に介在し、メイン扉2の閉動作によりコ
インホッパ32を前側の位置にスライドさせて、閉扉状
態においてコイン受け部16に確実にコインを案内させ
る役目をしている。
【0033】なお、符号4aは商品取出口4を覆う回動
扉、符号4bは防盗板、符号3aは商品取出口4に商品
を払い出す商品払出し扉をそれぞれ示している。
【0034】このコイン回収構造においては、客にコイ
ンを返却する場合には、メイン扉2は閉じられており、
コインホッパ32が前側に位置してコインメカ10から
落下したコインを返却口14のコイン受け部16に案内
する。これにより、客はコインを返却口14から取出す
ことができる。また、自動販売機の管理者がコインを回
収する場合には、メイン扉2を開き、コインホッパ32
を後側にスライドさせて、コインメカ10のイベントリ
スイッチ10aを押し、これによりコインメカ10から
落下したコインをコインホッパ32により回収箱18に
案内させて、コインを回収箱18に回収する。即ち、回
収箱18を回収箱収納部20に配したまま回収箱18に
コインを回収することができる。そして、管理者はコイ
ンの溜った回収箱18をメイン扉2から取外す。
【0035】ここで、回収箱18を回収箱収納部20か
ら取外せないように施錠するための構造について図2及
び図5〜8を参照して説明する。
【0036】図2に示すように、回収箱18は、支持板
22の下方の商品取出口4内に配された錠Kにより施錠
されている。錠Kとしては、略逆U字形の吊金Kaと胴
体Kbとよりなる南京錠が好適であり、特にシリンダ式
の南京錠が好適である。
【0037】図5に示すように、回収箱18の箱本体2
8の底面には、錠Kの吊金Kaが挿入される角穴34が
設けられている。この角穴34は、図6に示すように、
右側に傾斜面を有するリブ36により、大きく開口する
左側の角穴34aと、小さく開口する右側の角穴34b
とに分割されている。この右側の角穴34bは50円硬
貨が外部に顔を出さないような大きさに形成されてお
り、一方、左側の角穴34aは一般に市販されている錠
Kの吊金Kaを下方から容易に挿入できる程度の大きさ
に形成されている。そして、左側の角穴34aは、箱本
体28の内側において左右方向に延びるトンネル状の覆
い部38により覆われている。
【0038】図7に示すように、支持板22には、回収
箱18の底面の挿入穴34に重なり合うように、2つの
角穴44a,44bが左右に並設されている。
【0039】施錠する際には、支持板22上に回収箱1
8を載せて、図7に示すように、支持板22の下方よ
り、錠Kの吊金Kaを左側の角穴44a,34aに挿入
して箱本体28の内部に入れる。そして、この吊金Ka
を箱本体28の内側から右側の角穴34b,44bに挿
入して、吊金Kaをリブ36に引掛ける。その後、この
錠Kを押し上げる。これにより、錠Kの吊金Kaが左側
の角穴34aの覆い部38に押し当てられるので、吊金
Kaの先端が胴体Kbに押込まれて施錠される。
【0040】かかる施錠構造であると、錠Kの吊金Ka
の挿入される回収箱18の角穴34aがトンネル状の覆
い部38により覆われているため、角穴34aを大きく
設定した場合でも、回収箱18内のコインが飛出したり
あるいは顔を出したりすることがない。そのため、角穴
34aを大きくして様々な大きさの錠Kを取付け可能に
することができる。また、施錠に際して、角穴34aか
ら挿入した錠Kの吊金Kaを押し上げることにより、吊
金Kaを角穴34aの覆い部38に押し当てて、容易に
施錠することができる。以上より、従来の小型の錠を含
めて広く一般に市販されている錠など様々な大きさの錠
を取付け可能とし、しかもその施錠を容易に行なうこと
ができる。
【0041】なお、かかる覆い部38としては、上記の
如くトンネル状のものに限らず、回収箱18の内側にお
いて、角穴34aから所定の距離をおいてその少なくと
も一部を覆うものであればよい。すなわち、覆い部38
は、角穴34aへのコインの侵入を防止しつつ、吊金K
aの挿入を許容し、かつ、吊金Kaの押し当てによる容
易な施錠を可能とするものであればよい。
【0042】つぎに、図2〜4及び9〜11を参照して
コイン受け部16及びコインホッパ32の構造について
詳述する。
【0043】符号48は、コインホッパ32の後面に設
けられたリブ突起である。このリブ突起48は、コイン
ホッパ32後面の左右両縁部から後方に突出形成されて
おり、図2に示すように、クッション材47の厚みより
もやや短い突出長を有する。
【0044】このリブ突起48は、クッション材47が
外れたり、経時変化により厚みがへたったりした場合に
おいても、確実につり銭等のコインを返却口14に確実
に返却するためのものである。すなわち、クッション材
47が外れたりした場合には、このリブ突起48が内扉
3の前面に当接し、これによりコインホッパ32を確実
に前側の位置にスライドさせる。
【0045】符号49は、コイン受け部16の左右の板
部46の外側面に設けられた角型のガイド突起49であ
る。このガイド突起49は、コインホッパ32の左右の
フランジ部58に設けられた前後方向に延びる長孔状の
ガイド孔60内に配されている。このガイド孔60は、
図2に示すように、前側ほど開口幅が少し狭くなるテー
パ状の開口を有し、前端部の開口幅がガイド突起49の
上下方向幅とほぼ等しく形成されている。
【0046】コインホッパ32は、ガイド突起49とガ
イド孔60との係合によりガイドされながら、コイン受
け部16上を前後方向にスライドする。すなわち、図1
0に示すように、コインホッパ32が前側に位置してい
る状態では、ガイド孔60の後端部にガイド突起49が
位置して、コインホッパ32の更に前方へのスライドが
規制される。そして、コインホッパ32をスライドさせ
て、後側に位置させた状態では、図11に示すように、
ガイド孔60の前端部にガイド突起49が位置して、コ
インホッパ32の更に後方へのスライドが防止される。
また、この後側に位置させた状態においては、上記した
ガイド孔60とガイド突起49の幅関係により、ガイド
孔60内におけるガイド突起49の上下方向への動きが
規制されるので、コインホッパ32の後部が下方に傾斜
することがない。
【0047】このように、ガイド突起49とガイド孔6
0を設けてコインホッパ32が後側に位置したときにお
けるコインホッパ32の下方への傾斜を防止することに
より、自動販売機の管理者がコインを回収する場合に、
コインメカ10から落下したコインを確実に回収箱18
に案内させて、コインの回収を行なうことができる。
【0048】符号50は、コイン受け部16の左右の板
部46の上縁後端部に設けられた位置決め用の凸部であ
る。この凸部50は、コインホッパ32の左右のフラン
ジ部58に設けられたスリット状の凹部62と係合し
て、コインホッパ32を前記の前側の位置と後側の位置
に位置決めする。凹部62は、前記フランジ部58の前
後に2つ設けられており、コインホッパ32を前側に位
置させたときには、図10に示すように、後側の凹部6
2aに凸部50が嵌入し、コインホッパ32を後側に位
置させたときには、図11に示すように、前側の凹部6
2bに凸部50が嵌入して、それぞれの位置決めを行な
う。
【0049】かかる位置決め用の凸部50と凹部62
は、コインホッパ32のスライドを手動方式にする場合
に有効である。すなわち、メイン扉2を開けてコインを
回収する際に、管理者がコインホッパ32を手前に引出
して、コイン受け部16の凸部50をコインホッパ32
の前側の凹部62bに嵌入させることにより、コインホ
ッパ32を、回収箱18にコインを案内する位置に確実
に保持することができる。また、商品販売状態において
は、該凸部50をコインホッパ32の後側の凹部62a
に嵌入させることにより、クッション材47とともに、
コインホッパ32を、コイン受け部16にコインを案内
する位置に確実に保持することができる。
【0050】これにより、コインホッパ32のスライド
を手動方式とした場合においても、コインを客に確実に
返却することができるとともに、確実に回収箱18に回
収することができる。
【0051】符号52は、コイン受け部16の左右のフ
ランジ部45の前後端部に設けられたシャフト挿入孔で
ある。符号64は、コインホッパ32の左右両側部に設
けられたシャフト挿通部である。このシャフト挿通部6
4には前後方向に延びる挿通孔66が形成されている。
【0052】これらシャフト挿入孔52及びシャフト挿
通部64は、コインホッパ32を、メイン扉2を開ける
と同時に後方に飛び出す方式にする場合に用いるもので
ある。すなわち、コインホッパ32を飛出し方式とする
場合には、図12に示すように、コイン受け部16の左
右のフランジ部45において、シャフト68を、後方の
シャフト挿入孔52から挿入して、コインホッパ32の
シャフト挿通部64及び弾性部材(スプリング)70を
貫通させて、前側のシャフト挿入孔52から突出する先
端部をプッシュナット72で係止する。これにより、コ
インホッパ32は、弾性部材70により後方に付勢さ
れ、メイン扉2を閉じた状態で弾性部材70の付勢力に
反して内扉3に押圧されてコイン受け部16にコインを
案内する位置に保持され、メイン扉2を開いた状態で弾
性部材70の付勢力により後方に飛出して回収箱18に
コインを案内する位置に保持される。
【0053】このように、コイン受け部16とコインホ
ッパ32に、手動方式に有効な凸部50及び凹部62
と、飛出し方式に用いるシャフト挿入孔52及びシャフ
ト挿通部64とを、ともに設けることにより、ユーザの
要求に応じて手動方式と飛出し方式の二方式を適宜に選
択することができる。すなわち、部品の共有化を図って
部品数を削減することができる。
【0054】符号54は、コイン受け部16の右側のフ
ランジ部45に設けられた水切り用のリブであり、右側
フランジ部45の上面の内側縁部にわずかに上方に突出
している。符号55は、同じく右側フランジ部45の下
面の外側縁部に下方に突出して設けられた水切り用のリ
ブである。これらのリブ54,55は、フランジ部45
の後端からコイン受け部16の受部16aにわずかに延
在する程度の長さに設定されている。符号56は、右側
のフランジ部45の後端部に下方に開口して設けられた
水抜き用の穴である。
【0055】メイン扉2の前面の投入口12から侵入し
た雨水は、コインメカ10の右側面の排水樋10bを通
って下方のコインホッパ32に導かれる。そして、この
コインホッパ32から、コイン受け部16の右側の板部
46の両側面を通って下方に流れる。この板部46の右
側面、即ち外側面に沿って流れる雨水は、その下端に設
けられた水切り用のリブ55により、そのまま下方に排
水される。すなわち、このリブ55を設けない場合に
は、雨水が、板部46からその下端のフランジ部45を
経て回収箱18の受入部30に侵入することがあるが、
かかるリブ55を設けることにより、この侵入を防止す
ることができる。また、板部46の左側面、即ち内側面
に沿って流れる雨水は、その下端の水平なフランジ部4
5の上面に至り、そこに設けられたリブ54と穴56に
より、回収箱18の受入部30に侵入させることなく、
そのまま下方又はコイン受け部16の受部16aに排水
することができる。これにより、回収箱18への雨水の
侵入を防ぐことができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1のコイン回収構造であると、回
収箱の施錠に用いることのできる錠の種類を増やすこと
ができるとともに、その施錠を容易に行なうことができ
る。
【0057】請求項2のコイン回収構造であると、案内
部材と本体との間に介在するクッション材が外れた場合
でも、確実にコインを返却口に払い出すことができる。
【0058】請求項3のコイン回収構造であると、コイ
ンを確実に回収箱に回収することができる。
【0059】請求項4のコイン回収構造であると、返却
口へのコインの払い出し及び回収箱へのコインの回収を
確実に行なうことができる。
【0060】請求項5のコイン回収構造であると、コイ
ンの投入口から侵入した雨水の回収箱への侵入を防止す
ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態における自動販売機のメイ
ン扉2の要部拡大後面斜視図である。
【図2】本実施形態にかかるコイン回収構造の側面図で
ある。
【図3】前記コイン回収構造におけるコイン受け部1
6、回収箱18及びコインホッパ32の配置構成を示す
前面側からの斜視図である。
【図4】前記コイン回収構造におけるコイン受け部1
6、回収箱18及びコインホッパ32の配置構成を示す
後面側からの斜視図である。
【図5】回収箱18の一部欠截斜視図である。
【図6】回収箱18の側面断面図である。
【図7】回収箱18の施錠構造を示す斜視図である。
【図8】回収箱18の施錠構造を示す断面図である。
【図9】コイン受け部16及びコインホッパ32を分解
した状態を示す斜視図である。
【図10】商品販売状態におけるコイン受け部16及び
コインホッパ32の斜視図である。
【図11】コイン回収時におけるコイン受け部16及び
コインホッパ32の斜視図である。
【図12】コインホッパ32を飛出し方式にする場合の
組立構造を示す側面図である。
【図13】(a)は、従来の自動販売機の正面図であ
り、(b)は、そのメイン扉2を開いた状態における正
面図である。
【図14】従来の自動販売機のコイン回収構造を示すメ
イン扉の後面斜視図である。
【図15】従来のコイン回収構造における回収箱の施錠
構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……自動販売機本体 2……メイン扉 10……コインメカ 12……投入口 14……返却口 16……コイン受け部 18……回収箱 22……支持板 32……コインホッパ 34……回収箱の角穴 38……覆い部 44……支持板の角穴 47……クッション材 48……リブ突起 49……ガイド突起 50……位置決め用の凸部 54,55……水切り用のリブ 56……水抜き用の穴 60……ガイド孔 62……位置決め用の凹部 K……錠 Ka……吊金

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、該本体の前部に回動自在に設け
    られた扉と、該扉内部に設けられたコインメカと、該コ
    インメカから落下するつり銭等のコインを返却するため
    に扉前面に設けられた返却口とを有する自動販売機にお
    いて、 前記コインメカから落下するコインを回収するためのコ
    インの回収箱と、 前記コインメカの下方において前記回収箱を支持するた
    めの支持板とを備え、 前記回収箱を前記支持板上から取外せないように施錠す
    るための吊金を有する錠を前記支持板の下方から取付け
    ることができるように、前記回収箱の底部と前記支持板
    とに前記吊金の挿入穴がそれぞれ設けられ、 前記回収箱の前記挿入穴が当該箱内側において覆い部に
    より覆われたことを特徴とする自動販売機のコイン回収
    構造。
  2. 【請求項2】 本体と、該本体の前部に回動自在に設け
    られた扉と、該扉内部に設けられたコインメカと、該コ
    インメカから落下するつり銭等のコインを返却するため
    に扉前面に設けられた返却口とを有する自動販売機にお
    いて、 前記コインメカの下方に、コインの回収箱と、前記返却
    口のためのコイン受け部と、案内部材とを配し、この案
    内部材が、前後方向にスライド自在に配されて、前側に
    位置した状態で前記コインメカから落下したコインを前
    記コイン受け部に案内し、後側に位置した状態で前記コ
    インメカから落下したコインを前記回収箱に案内するよ
    う構成され、 前記案内部材と前記本体との間に、前記扉を閉じた状態
    で前記案内部材を前記の前側に位置させるクッション材
    を介在させ、 前記案内部材の後面に、前記クッション材の厚みよりも
    やや短い突出長を有する突起を設けたことを特徴とする
    自動販売機のコイン回収構造。
  3. 【請求項3】 本体と、該本体の前部に回動自在に設け
    られた扉と、該扉内部に設けられたコインメカと、該コ
    インメカから落下するつり銭等のコインを返却するため
    に扉前面に設けられた返却口とを有する自動販売機にお
    いて、 前記コインメカの下方に、コインの回収箱と、前記返却
    口のためのコイン受け部と、案内部材とを配し、この案
    内部材が、前記コイン受け部上に前後方向にスライド自
    在に支持されて、前側に位置した状態で前記コインメカ
    から落下したコインを前記コイン受け部に案内し、後側
    に位置した状態で前記コインメカから落下したコインを
    前記回収箱に案内するよう構成され、 前記案内部材に前後方向に延びるガイド孔を設け、前記
    コイン受け部にこのガイド孔と係合することにより前記
    案内部材のスライドをガイドするガイド突起を設け、前
    記ガイド孔の前端部の開口幅を前記ガイド突起の幅とほ
    ぼ等しく形成したことを特徴とする自動販売機のコイン
    回収構造。
  4. 【請求項4】 本体と、該本体の前部に回動自在に設け
    られた扉と、該扉内部に設けられたコインメカと、該コ
    インメカから落下するつり銭等のコインを返却するため
    に扉前面に設けられた返却口とを有する自動販売機にお
    いて、 前記コインメカの下方に、コインの回収箱と、前記返却
    口のためのコイン受け部と、案内部材とを配し、この案
    内部材が、前記コイン受け部上に前後方向にスライド自
    在に支持されて、前側に位置した状態で前記コインメカ
    から落下したコインを前記コイン受け部に案内し、後側
    に位置した状態で前記コインメカから落下したコインを
    前記回収箱に案内するよう構成され、 前記案内部材と前記コイン受け部に、互いに係合するこ
    とにより前記案内部材を前記コイン受け部への案内位置
    と前記回収箱への案内位置とにそれぞれ位置させる位置
    決め用の凹部及び凸部を設けたことを特徴とする自動販
    売機のコイン回収構造。
  5. 【請求項5】 本体と、該本体の前部に回動自在に設け
    られた扉と、該扉の前面に設けられたコインの投入口
    と、該扉内部に設けられたコインメカと、該コインメカ
    から落下するつり銭等のコインを返却するために扉前面
    に設けられた返却口とを有する自動販売機において、 前記コインメカの下方に、コインの回収箱と、前記返却
    口のためのコイン受け部と、案内部材とを配し、この案
    内部材が、前記コイン受け部上に前後方向にスライド自
    在に支持されて、前側に位置した状態で前記コインメカ
    から落下したコインを前記コイン受け部に案内し、後側
    に位置した状態で前記コインメカから落下したコインを
    前記回収箱に案内するよう構成され、 前記コイン受け部の側部に、前記コインメカの排水樋か
    ら前記案内部材を経て導かれた雨水を、前記回収箱に侵
    入させることなく、下方に排水する排水手段を設けたこ
    とを特徴とする自動販売機のコイン回収構造。
JP34216296A 1996-12-20 1996-12-20 自動販売機のコイン回収構造 Pending JPH10188104A (ja)

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