JPH10188694A - 巻線型雑音防止抵抗電線の製造装置および製造方法 - Google Patents
巻線型雑音防止抵抗電線の製造装置および製造方法Info
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- JPH10188694A JPH10188694A JP34536496A JP34536496A JPH10188694A JP H10188694 A JPH10188694 A JP H10188694A JP 34536496 A JP34536496 A JP 34536496A JP 34536496 A JP34536496 A JP 34536496A JP H10188694 A JPH10188694 A JP H10188694A
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Landscapes
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中心補強芯を未加硫状態のフッ素ゴム混合物
で被覆してなる巻芯の変形および粘着を防止し、良好な
状態で巻芯への抵抗線のコイル巻きを行うことができる
巻線型雑音防止抵抗電線の製造装置および製法方法を提
供する。 【解決手段】 巻線型雑音防止抵抗電線の製造装置は、
磁性体を混入させたフッ素ゴム配合物を未加硫状態で中
心補強芯7a上に押出被覆成形して巻芯7cを形成し、
その巻芯7cをパック23に自然落下収容する巻芯形成
装置1と、巻芯7cをパック23から引き出し、巻芯7
c上に抵抗線をその外周面上に埋め込ませつつ巻回して
コイル巻芯を形成するコイル巻き装置3と、コイル巻芯
の外周面上に絶縁層を形成するとともに、コイル巻芯を
加硫する絶縁層形成装置と、を備えている。巻芯形成装
置1は、中心補強芯7aが巻回された供給リール11側
から、押出機13、冷却槽15を介して巻芯7cを引き
取り、パック23内に収容する引き取り機21を備えて
いる。
で被覆してなる巻芯の変形および粘着を防止し、良好な
状態で巻芯への抵抗線のコイル巻きを行うことができる
巻線型雑音防止抵抗電線の製造装置および製法方法を提
供する。 【解決手段】 巻線型雑音防止抵抗電線の製造装置は、
磁性体を混入させたフッ素ゴム配合物を未加硫状態で中
心補強芯7a上に押出被覆成形して巻芯7cを形成し、
その巻芯7cをパック23に自然落下収容する巻芯形成
装置1と、巻芯7cをパック23から引き出し、巻芯7
c上に抵抗線をその外周面上に埋め込ませつつ巻回して
コイル巻芯を形成するコイル巻き装置3と、コイル巻芯
の外周面上に絶縁層を形成するとともに、コイル巻芯を
加硫する絶縁層形成装置と、を備えている。巻芯形成装
置1は、中心補強芯7aが巻回された供給リール11側
から、押出機13、冷却槽15を介して巻芯7cを引き
取り、パック23内に収容する引き取り機21を備えて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車エンジンの
点火系に使用される巻線型雑音防止抵抗電線(以下単に
「電線」という)の製造装置および製造方法に関するも
のである。
点火系に使用される巻線型雑音防止抵抗電線(以下単に
「電線」という)の製造装置および製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の電線は、アラミド繊維等を撚っ
て形成した中心補強芯上に、磁性体を混入させたフッ素
ゴム混合物を押出被覆成形して形成された巻芯と、その
巻芯の外周面に埋め込まれつつ巻回された抵抗線と、そ
の巻回された抵抗線の上から巻芯を覆う絶縁層等とを備
えて構成されている。前記フッ素ゴム配合物は、巻芯の
外周に抵抗線を巻回する際に、抵抗線が巻芯の外周面に
めり込むように、未加硫状態で中心補強芯上に押出被覆
成形され、巻芯への抵抗線の巻回終了後に加硫されるよ
うになっており、これによって、抵抗線がずれることな
く均一なピッチで巻回されるとともに、かつ均一な深さ
で巻芯に埋め込まれるようになっている。
て形成した中心補強芯上に、磁性体を混入させたフッ素
ゴム混合物を押出被覆成形して形成された巻芯と、その
巻芯の外周面に埋め込まれつつ巻回された抵抗線と、そ
の巻回された抵抗線の上から巻芯を覆う絶縁層等とを備
えて構成されている。前記フッ素ゴム配合物は、巻芯の
外周に抵抗線を巻回する際に、抵抗線が巻芯の外周面に
めり込むように、未加硫状態で中心補強芯上に押出被覆
成形され、巻芯への抵抗線の巻回終了後に加硫されるよ
うになっており、これによって、抵抗線がずれることな
く均一なピッチで巻回されるとともに、かつ均一な深さ
で巻芯に埋め込まれるようになっている。
【0003】このような電線を製造する従来の製造装置
には、特公平5−42084号公報に開示されたものが
ある。この製造装置では、巻芯形成工程で、中心補強芯
上にフッ素ゴム配合物を未加硫状態で押出被覆成形して
形成した巻芯が、ボビンに巻き取られるようになってい
る。そして、次のコイル巻芯形成工程では、ボビンから
巻芯が引き出されて、抵抗線の巻回処理が行われるよう
になっている。
には、特公平5−42084号公報に開示されたものが
ある。この製造装置では、巻芯形成工程で、中心補強芯
上にフッ素ゴム配合物を未加硫状態で押出被覆成形して
形成した巻芯が、ボビンに巻き取られるようになってい
る。そして、次のコイル巻芯形成工程では、ボビンから
巻芯が引き出されて、抵抗線の巻回処理が行われるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、巻芯は
その外層部のフッ素ゴム配合物が未加硫状態であり、巻
芯の変形や巻芯同士の粘着が生じ易く、上述の従来の製
造装置のように巻芯をボビンに巻き取る構成では、ボビ
ンへの巻き取り後すぐに、巻芯への抵抗線の巻回処理が
行われる場合には問題がないが、巻芯がボビンに巻回さ
れた状態で長時間放置された場合に、ボビンに巻回され
た巻芯の変形および粘着が生じるという問題がある。こ
の変形および粘着は、ボビンに巻回された巻芯同士が強
い圧力で押し着けられるために生じ、巻回された巻芯の
下層部ほど変形および粘着の度合いが大きくなる。
その外層部のフッ素ゴム配合物が未加硫状態であり、巻
芯の変形や巻芯同士の粘着が生じ易く、上述の従来の製
造装置のように巻芯をボビンに巻き取る構成では、ボビ
ンへの巻き取り後すぐに、巻芯への抵抗線の巻回処理が
行われる場合には問題がないが、巻芯がボビンに巻回さ
れた状態で長時間放置された場合に、ボビンに巻回され
た巻芯の変形および粘着が生じるという問題がある。こ
の変形および粘着は、ボビンに巻回された巻芯同士が強
い圧力で押し着けられるために生じ、巻回された巻芯の
下層部ほど変形および粘着の度合いが大きくなる。
【0005】巻芯の粘着が生じると、巻芯をボビンから
引き出す際に互いに粘着した巻芯が無理に引き離され
て、粘着部のフッ素ゴム配合物が剥離する場合があり、
巻芯が変形すると、コイル巻き工程で、抵抗線のコイル
巻きピッチ、および巻芯の外周に埋め込まれる抵抗線の
深さにばらつきが生じる。このような抵抗線のコイル巻
きピッチの乱れ等が生じると、コイル巻きされた隣接す
る抵抗線のターン間で抵抗線同士の接触等が生じ、所定
のインダクタンス値が得られなくなり、電線の雑音防止
性能が低下する。
引き出す際に互いに粘着した巻芯が無理に引き離され
て、粘着部のフッ素ゴム配合物が剥離する場合があり、
巻芯が変形すると、コイル巻き工程で、抵抗線のコイル
巻きピッチ、および巻芯の外周に埋め込まれる抵抗線の
深さにばらつきが生じる。このような抵抗線のコイル巻
きピッチの乱れ等が生じると、コイル巻きされた隣接す
る抵抗線のターン間で抵抗線同士の接触等が生じ、所定
のインダクタンス値が得られなくなり、電線の雑音防止
性能が低下する。
【0006】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、中心
補強芯を未加硫状態のフッ素ゴム混合物で被覆してなる
巻芯の変形および粘着を防止し、良好な状態で巻芯への
抵抗線のコイル巻きを行うことができる巻線型雑音防止
抵抗電線の製造装置および製造方法を提供することを目
的とする。
補強芯を未加硫状態のフッ素ゴム混合物で被覆してなる
巻芯の変形および粘着を防止し、良好な状態で巻芯への
抵抗線のコイル巻きを行うことができる巻線型雑音防止
抵抗電線の製造装置および製造方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、連続的に送り出される中心補強芯上
に、磁性体を混入させたフッ素ゴム配合物を未加硫状態
で押出被覆成形して巻芯を形成し、その巻芯を連続的に
容器内に自然落下させて収容する巻芯形成手段と、前記
巻芯を前記容器内から引き出し、その巻芯上に抵抗線を
巻芯の外周面上に埋め込ませつつ巻回してコイル巻芯を
形成するコイル巻き手段と、前記コイル巻芯の外周面上
に絶縁層を形成するとともに、前記コイル巻芯を加硫す
る絶縁層形成手段と、を備えることを特徴とする。
の技術的手段は、連続的に送り出される中心補強芯上
に、磁性体を混入させたフッ素ゴム配合物を未加硫状態
で押出被覆成形して巻芯を形成し、その巻芯を連続的に
容器内に自然落下させて収容する巻芯形成手段と、前記
巻芯を前記容器内から引き出し、その巻芯上に抵抗線を
巻芯の外周面上に埋め込ませつつ巻回してコイル巻芯を
形成するコイル巻き手段と、前記コイル巻芯の外周面上
に絶縁層を形成するとともに、前記コイル巻芯を加硫す
る絶縁層形成手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】また、連続的に送り出される中心補強芯上
に、磁性体を混入させたフッ素ゴム配合物を未加硫状態
で押出被覆成形して巻芯を形成し、その巻芯を連続的に
容器内に自然落下させて収容する巻芯形成工程と、前記
巻芯を前記容器内から引き出し、その巻芯上に抵抗線を
巻芯の外周面上に埋め込ませつつ巻回してコイル巻芯を
形成するコイル巻き工程と、前記コイル巻芯の外周面上
に絶縁層を形成するとともに、前記コイル巻芯を加硫す
る絶縁層形成工程と、を備えることを特徴とする。
に、磁性体を混入させたフッ素ゴム配合物を未加硫状態
で押出被覆成形して巻芯を形成し、その巻芯を連続的に
容器内に自然落下させて収容する巻芯形成工程と、前記
巻芯を前記容器内から引き出し、その巻芯上に抵抗線を
巻芯の外周面上に埋め込ませつつ巻回してコイル巻芯を
形成するコイル巻き工程と、前記コイル巻芯の外周面上
に絶縁層を形成するとともに、前記コイル巻芯を加硫す
る絶縁層形成工程と、を備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の巻線型雑音
防止抵抗電線の製造装置は、図1に示される巻芯形成装
置1(巻芯形成手段)、図2に示されるコイル巻き装置
3(コイル巻き手段)、および図3に示される絶縁層形
成装置5(絶縁層形成手段)等を備えて構成されてい
る。この製造装置により製造される電線(巻線型雑音防
止抵抗電線)7の構成は、図4に示されている。
防止抵抗電線の製造装置は、図1に示される巻芯形成装
置1(巻芯形成手段)、図2に示されるコイル巻き装置
3(コイル巻き手段)、および図3に示される絶縁層形
成装置5(絶縁層形成手段)等を備えて構成されてい
る。この製造装置により製造される電線(巻線型雑音防
止抵抗電線)7の構成は、図4に示されている。
【0010】電線7の製造工程に従って説明すると、ま
ず、巻芯形成装置1は、3本のアラミド繊維、ガラス繊
維等を撚って形成された中心補強芯7a上に、フェライ
ト粉等の磁性体を粉入させたフッ素ゴム配合物7bを押
出被覆成形して巻芯7cを形成するものであり、中心補
強芯7aが巻回された供給リール11と、供給リール1
1から連続的に送り出された中心補強芯7a上にフッ素
ゴム配合物7bを未加硫状態で押出被覆成形する押出機
13と、押出機13にて形成された巻芯7cを冷却する
冷却槽15と、巻芯7cを押出機13、冷却槽15およ
びキャプスタン17,19を介して引き取る引き取り機
21とを備えている。引き取り機21によって引き取ら
れた巻芯7cは、連続的に有底筒状のパック23(容
器)内に自然落下されて、外層部のフッ素ゴム配合物7
bが未加硫状態のまま収容される。
ず、巻芯形成装置1は、3本のアラミド繊維、ガラス繊
維等を撚って形成された中心補強芯7a上に、フェライ
ト粉等の磁性体を粉入させたフッ素ゴム配合物7bを押
出被覆成形して巻芯7cを形成するものであり、中心補
強芯7aが巻回された供給リール11と、供給リール1
1から連続的に送り出された中心補強芯7a上にフッ素
ゴム配合物7bを未加硫状態で押出被覆成形する押出機
13と、押出機13にて形成された巻芯7cを冷却する
冷却槽15と、巻芯7cを押出機13、冷却槽15およ
びキャプスタン17,19を介して引き取る引き取り機
21とを備えている。引き取り機21によって引き取ら
れた巻芯7cは、連続的に有底筒状のパック23(容
器)内に自然落下されて、外層部のフッ素ゴム配合物7
bが未加硫状態のまま収容される。
【0011】ここで、フッ素ゴム配合物7bは、フッ素
ゴムにフェライト粉を、フッ素ゴム100重量部に対し
てフェライト粉400重量部の割合で混和したものであ
り、押出機13でのフッ素ゴム配合物7bの押し出し温
度は100℃であり、冷却槽15での冷却温度は20±
7℃であり、パック23に収容された巻芯7cの保管温
度は25〜28℃である。引き取り機21の引き取りロ
ーラ21aは、図5に示されるように、外周に巻芯7c
が嵌まり込む溝21bが形成されており、その溝21b
の曲率半径Rは、巻芯7cが傷付かないように0.7以
上に設定されている。
ゴムにフェライト粉を、フッ素ゴム100重量部に対し
てフェライト粉400重量部の割合で混和したものであ
り、押出機13でのフッ素ゴム配合物7bの押し出し温
度は100℃であり、冷却槽15での冷却温度は20±
7℃であり、パック23に収容された巻芯7cの保管温
度は25〜28℃である。引き取り機21の引き取りロ
ーラ21aは、図5に示されるように、外周に巻芯7c
が嵌まり込む溝21bが形成されており、その溝21b
の曲率半径Rは、巻芯7cが傷付かないように0.7以
上に設定されている。
【0012】巻芯形成装置1により巻芯7cが形成され
ると、コイル巻き装置3により、巻芯7cの外周にニク
ロム線等の抵抗線7dが螺旋状に横巻きされてコイル巻
芯7eが形成される。
ると、コイル巻き装置3により、巻芯7cの外周にニク
ロム線等の抵抗線7dが螺旋状に横巻きされてコイル巻
芯7eが形成される。
【0013】コイル巻き装置3は、巻芯7cに抵抗線7
dをコイル巻きするコイル巻き機31と、パック23か
ら巻芯7cを引き出し、コイル巻き機31を下から上に
通して巻き取り側のリール33に送る第1ないし第4の
キャプスタン35,37,39,41とを備えている。
コイル巻き機31は、抵抗線7dが巻回されたボビン3
1aと、巻芯7cの周囲で回転して抵抗線7dを巻芯7
cの外周にコイル巻きするガイド部31bとを備えてい
る。
dをコイル巻きするコイル巻き機31と、パック23か
ら巻芯7cを引き出し、コイル巻き機31を下から上に
通して巻き取り側のリール33に送る第1ないし第4の
キャプスタン35,37,39,41とを備えている。
コイル巻き機31は、抵抗線7dが巻回されたボビン3
1aと、巻芯7cの周囲で回転して抵抗線7dを巻芯7
cの外周にコイル巻きするガイド部31bとを備えてい
る。
【0014】コイル巻き機31により抵抗線7dが巻芯
7cの外周にコイル巻きされると、巻芯7cの外周部の
フッ素ゴム配合物7bが未加硫状態であるので、抵抗線
7dが巻芯7cの外周面に適度にめり込むようになって
いる。そして、このように形成されたコイル巻芯7e
は、リール33に巻き取られる。
7cの外周にコイル巻きされると、巻芯7cの外周部の
フッ素ゴム配合物7bが未加硫状態であるので、抵抗線
7dが巻芯7cの外周面に適度にめり込むようになって
いる。そして、このように形成されたコイル巻芯7e
は、リール33に巻き取られる。
【0015】コイル巻き装置3にてコイル巻きが施され
て形成されたコイル巻芯7eには、絶縁層形成装置5に
よりその外周に絶縁層7fが形成される。絶縁層形成装
置5は、リール33から送り出されるコイル巻芯7eの
外周にEPゴム等を押出被覆成形して絶縁層7fを形成
する押出機51と、押出機51を経たコイル巻芯7eに
加硫処理を行う蒸気加硫菅53とを備えている。
て形成されたコイル巻芯7eには、絶縁層形成装置5に
よりその外周に絶縁層7fが形成される。絶縁層形成装
置5は、リール33から送り出されるコイル巻芯7eの
外周にEPゴム等を押出被覆成形して絶縁層7fを形成
する押出機51と、押出機51を経たコイル巻芯7eに
加硫処理を行う蒸気加硫菅53とを備えている。
【0016】蒸気加硫菅53内の温度は、200℃に設
定されており、この中を絶縁被覆されたコイル巻芯7e
が約40秒かけて通過することによって、外周部の絶縁
層7f(EPゴム)と内部のフッ素ゴム配合物7bとが
同時に加硫される。加硫処理が行われたコイル巻芯7e
は、リール55に巻き取られる。
定されており、この中を絶縁被覆されたコイル巻芯7e
が約40秒かけて通過することによって、外周部の絶縁
層7f(EPゴム)と内部のフッ素ゴム配合物7bとが
同時に加硫される。加硫処理が行われたコイル巻芯7e
は、リール55に巻き取られる。
【0017】加硫処理が行われたコイル巻芯7eには、
さらに他の装置(図示せず)により、絶縁層7fの上に
編組7g、保護シース7hが順次被覆されて、電線7が
形成される。
さらに他の装置(図示せず)により、絶縁層7fの上に
編組7g、保護シース7hが順次被覆されて、電線7が
形成される。
【0018】このように形成された電線7は、図4に示
されるように、端子金具を接続するためにその末端部の
絶縁層7f、編組7gおよび保護シース7hが除去され
てコイル巻芯7eが露出させられて末端処理が行われ
る。そして、露出されたコイル巻芯7eが保護シース7
h上に折り曲げられて、端子金具が圧着接続される。抵
抗線7dが巻芯7cの外周面に埋め込まれているので、
この電線7の末端処理および端子金具の接続作業の際、
抵抗線7dがほぐれないようになっている。
されるように、端子金具を接続するためにその末端部の
絶縁層7f、編組7gおよび保護シース7hが除去され
てコイル巻芯7eが露出させられて末端処理が行われ
る。そして、露出されたコイル巻芯7eが保護シース7
h上に折り曲げられて、端子金具が圧着接続される。抵
抗線7dが巻芯7cの外周面に埋め込まれているので、
この電線7の末端処理および端子金具の接続作業の際、
抵抗線7dがほぐれないようになっている。
【0019】以上のように、本実施形態によれば、外層
部が未加硫状態のフッ素ゴム配合物7bからなる巻芯7
cがパック23に収容されるので、ボビンに巻き取る場
合のような強い圧力が巻芯7cに加わることがなく、パ
ック23に収容した状態が長期間に及ぶ場合でも、巻芯
7cの変形および粘着を防止できる。よって、巻芯7c
への抵抗線7dのコイル巻きを良好な状態で行うことが
でき、抵抗線7dを巻芯7cに一様なピッチで巻回する
とともに、一様な深さで埋め込むことができる。
部が未加硫状態のフッ素ゴム配合物7bからなる巻芯7
cがパック23に収容されるので、ボビンに巻き取る場
合のような強い圧力が巻芯7cに加わることがなく、パ
ック23に収容した状態が長期間に及ぶ場合でも、巻芯
7cの変形および粘着を防止できる。よって、巻芯7c
への抵抗線7dのコイル巻きを良好な状態で行うことが
でき、抵抗線7dを巻芯7cに一様なピッチで巻回する
とともに、一様な深さで埋め込むことができる。
【0020】以下に、巻芯7cをパック23に収容する
場合と、巻芯7cをボビンに巻き取る場合との巻芯7c
に加わる圧力の大きさを示す。ここでは、外径1.3m
m、長さ1000mの巻芯7cを、単一のパック23、
またはボビンに収容する場合について考える。
場合と、巻芯7cをボビンに巻き取る場合との巻芯7c
に加わる圧力の大きさを示す。ここでは、外径1.3m
m、長さ1000mの巻芯7cを、単一のパック23、
またはボビンに収容する場合について考える。
【0021】図6に示されるように、1000mの巻芯
7cを内径Aが25cmのパック23に収容した場合で
は、パック23の断面積が(25/2)2 ×3.14=
490(cm2 )であり、1000mの巻芯7cの重さ
が4kgであるので、パック23内の最下部61の巻芯
7cに加わる圧力は、およそ4/490=0.01(k
gf/cm2 )となる。
7cを内径Aが25cmのパック23に収容した場合で
は、パック23の断面積が(25/2)2 ×3.14=
490(cm2 )であり、1000mの巻芯7cの重さ
が4kgであるので、パック23内の最下部61の巻芯
7cに加わる圧力は、およそ4/490=0.01(k
gf/cm2 )となる。
【0022】これに対して、図7に示されるように、1
000mの巻芯7cを、3kgfの張力を与えつつ、外
径Bが30cmで幅Cが30cmのボビン63に巻回し
た場合、巻芯7cは4層に巻回され、1層当たりで巻芯
7cに加わる圧力は1kgf/cm2 であるので、巻回
された最下層65の巻芯7cに加わる圧力は、およそ1
×4=4(kgf/cm2 )となる。
000mの巻芯7cを、3kgfの張力を与えつつ、外
径Bが30cmで幅Cが30cmのボビン63に巻回し
た場合、巻芯7cは4層に巻回され、1層当たりで巻芯
7cに加わる圧力は1kgf/cm2 であるので、巻回
された最下層65の巻芯7cに加わる圧力は、およそ1
×4=4(kgf/cm2 )となる。
【0023】これより、ボビンに巻き取るよりもパック
23に収容する方が、巻芯7cに加わる圧力を大幅に減
少させることができることが分かる。
23に収容する方が、巻芯7cに加わる圧力を大幅に減
少させることができることが分かる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、外層部
が未加硫状態のフッ素ゴム配合物からなる巻芯が容器に
自然落下収容されるので、ボビンに巻き取る場合のよう
な強い圧力が巻芯に加わることがなく、容器に収容した
状態が長期間に及ぶ場合でも、巻芯の変形および粘着を
防止できる。よって、巻芯への抵抗線のコイル巻きを良
好な状態で行うことができ、抵抗線を巻芯に一様なピッ
チで巻回するとともに、一様な深さで埋め込むことがで
き、その結果、電線の雑音防止性能の低下を防止するこ
とができる。
が未加硫状態のフッ素ゴム配合物からなる巻芯が容器に
自然落下収容されるので、ボビンに巻き取る場合のよう
な強い圧力が巻芯に加わることがなく、容器に収容した
状態が長期間に及ぶ場合でも、巻芯の変形および粘着を
防止できる。よって、巻芯への抵抗線のコイル巻きを良
好な状態で行うことができ、抵抗線を巻芯に一様なピッ
チで巻回するとともに、一様な深さで埋め込むことがで
き、その結果、電線の雑音防止性能の低下を防止するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施形態の巻線型雑音防止抵抗電線
の製造装置に備えられる巻芯形成装置の構成を示す図で
ある。
の製造装置に備えられる巻芯形成装置の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態の巻線型雑音防止抵抗電線
の製造装置に備えられるコイル巻き装置の構成を示す図
である。
の製造装置に備えられるコイル巻き装置の構成を示す図
である。
【図3】本発明の一実施形態の巻線型雑音防止抵抗電線
の製造装置に備えられる絶縁層形成装置の構成を示す図
である。
の製造装置に備えられる絶縁層形成装置の構成を示す図
である。
【図4】巻線型雑音防止抵抗電線の断面図である。
【図5】図1の巻芯形成装置に備えられる引き取り機の
引き取りローラの側面図である。
引き取りローラの側面図である。
【図6】図1の巻芯形成装置により形成された巻芯がパ
ックに収容された状態を示す図である。
ックに収容された状態を示す図である。
【図7】従来の製造装置において巻芯がボビンに巻き取
られた状態を示す図である。
られた状態を示す図である。
1 巻芯形成装置 3 コイル巻き装置 5 絶縁層形成装置 7 巻線型雑音防止抵抗電線 7a 中心補強芯 7b フッ素ゴム配合物 7c 巻芯 7d 抵抗線 7e コイル巻芯 7f 絶縁層 23 パック
Claims (2)
- 【請求項1】 連続的に送り出される中心補強芯上に、
磁性体を混入させたフッ素ゴム配合物を未加硫状態で押
出被覆成形して巻芯を形成し、その巻芯を連続的に容器
内に自然落下させて収容する巻芯形成手段と、 前記巻芯を前記容器内から引き出し、その巻芯上に抵抗
線を巻芯の外周面上に埋め込ませつつ巻回してコイル巻
芯を形成するコイル巻き手段と、 前記コイル巻芯の外周面上に絶縁層を形成するととも
に、前記コイル巻芯を加硫する絶縁層形成手段と、を備
えることを特徴とする巻線型雑音防止抵抗電線の製造装
置。 - 【請求項2】 連続的に送り出される中心補強芯上に、
磁性体を混入させたフッ素ゴム配合物を未加硫状態で押
出被覆成形して巻芯を形成し、その巻芯を連続的に容器
内に自然落下させて収容する巻芯形成工程と、 前記巻芯を前記容器内から引き出し、その巻芯上に抵抗
線を巻芯の外周面上に埋め込ませつつ巻回してコイル巻
芯を形成するコイル巻き工程と、 前記コイル巻芯の外周面上に絶縁層を形成するととも
に、前記コイル巻芯を加硫する絶縁層形成工程と、を備
えることを特徴とする巻線型雑音防止抵抗電線の製造方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34536496A JPH10188694A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 巻線型雑音防止抵抗電線の製造装置および製造方法 |
| CN97119633A CN1053728C (zh) | 1996-12-25 | 1997-09-24 | 线圈型防噪电阻电线的制造装置和制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34536496A JPH10188694A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 巻線型雑音防止抵抗電線の製造装置および製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10188694A true JPH10188694A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18376104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34536496A Pending JPH10188694A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 巻線型雑音防止抵抗電線の製造装置および製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10188694A (ja) |
| CN (1) | CN1053728C (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010086424A (ko) * | 2001-08-07 | 2001-09-12 | 권오직 | 전선제조방법 및 그 장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN2170562Y (zh) * | 1993-08-13 | 1994-06-29 | 山东电缆厂 | 点火电缆 |
| US5397860A (en) * | 1993-10-29 | 1995-03-14 | Splitfire, Inc. | Multiple-core electrical ignition system cable |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34536496A patent/JPH10188694A/ja active Pending
-
1997
- 1997-09-24 CN CN97119633A patent/CN1053728C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010086424A (ko) * | 2001-08-07 | 2001-09-12 | 권오직 | 전선제조방법 및 그 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1053728C (zh) | 2000-06-21 |
| CN1186160A (zh) | 1998-07-01 |
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