JPH1018990A - 横流ファン、ファンコマ成形型及びファンコマ成形型製造方法 - Google Patents
横流ファン、ファンコマ成形型及びファンコマ成形型製造方法Info
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- JPH1018990A JPH1018990A JP8170426A JP17042696A JPH1018990A JP H1018990 A JPH1018990 A JP H1018990A JP 8170426 A JP8170426 A JP 8170426A JP 17042696 A JP17042696 A JP 17042696A JP H1018990 A JPH1018990 A JP H1018990A
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Abstract
の騒音を有効に低減させる横流ファンを提供する。 【解決手段】ファン軸Oに対して周方向に沿って所定角
度傾斜した状態でファン軸Oを中心に環状に立設された
複数のブレード4を有するファンコマ2を複数個同心状
且つ一体に配設して形成され、複数個のファンコマ2を
ファン軸Oを中心に一体に回転させてファン軸Oに略直
交する空気流を送風するようにした横流ファン1(図1
参照)。各ブレード4の外周縁4a及び内周縁4bをフ
ァン軸Oに対して外方に湾曲させている。
Description
ファン等に適用される横流ファン、この横流ファン成形
用の型、及びこの成形型の製造方法に係わり、特に、傾
斜スキューブレードを備えた横流ファン、その横流ファ
ンに用いられるファンコマの成形型及びそのファンコマ
成形型の製造方法に関する。
ンとして組み込む空気調和機の一例として、図18に示
すものがある。図18によれば、室内機100の本体ケ
ーシング101の前面101aに、吸込グリル102と
吹出グリル103とを図中上下に配設し、これら吸込グ
リル102と吹出グリル103とをファンケーシング1
04内の通風路105により連通している。
交換器106の下流側に室内ファンとして横流ファン1
07を配設し、吸込グリル102から本体ケーシング1
01内へ吸込んだ室内空気を室内側熱交換器106で熱
交換して、冷風又は暖風を横流ファン107により吹出
グリル103から室外へ再び送風して冷房又は暖房を行
なうようになっている。
時の異常音を低減することが高性能化を図る上で特に望
まれている。そして、異常音の主要なものとして、ノー
ズ108と横流ファン107との間の隙間及びその近傍
に圧力変動に基づく渦が生じ、この渦部により発生する
翼ピッチ音と呼ばれる異常音があり、この翼ピッチ音等
の異常音を減じることが重要になっている。
として、従来では、図19に示すように、ブレード11
0をファン軸Oに対して所定の角度傾斜させて配置させ
た横流ファン107Aが知られている(なお、このよう
なブレード110を傾斜スキューブレードといい、これ
に対して、ブレード110をファン軸Oと平行に配置さ
れたブレードをストレートブレードという)。この横流
ファン107Aは、複数のブレード110を有するファ
ンコマ111を複数個同心状に固着して形成されてい
る。この構成によれば、ブレード110を所定の角度傾
斜させて配置しているため、当該ブレード110とノー
ズ108との間隔で発生する渦(圧力変動)を分散させ
て翼ピッチ音を低減させることができる。
を仕切板112上に複数種類の間隔(ランダムピッチ)
で設けることにより、傾斜スキューブレード110によ
り減じた回転音のピーク周波数を分散させる構成も知ら
れている。
めの他の諸策として、ブレードをファン軸に対し所定の
捩じれ角及び捩じれ方向で螺旋状に配置する構成(以
下、このブレードを螺旋スキューブレードといい、この
螺旋スキューブレードを有するファンを螺旋スキューフ
ァンという)も知られており、上述した渦部の分散効果
がある。
する横流ファン107Aから吹出される空気流は、その
ファンのブレードのスキュー傾斜角度がファン軸Oに対
して所定方向のみに定められているため、図20に示す
ように、ファン軸Oに直交する方向対して常に所定の角
度α1 を有する斜め方向のみに流れていた。したがっ
て、使用目的に応じて空気流の吹出方向を調整すること
が困難であり、また、図20に示すように、横流ファン
107Aの軸方向端部が送風の無い範囲(無風範囲)と
なるか、あるいは送風量が不安定な範囲115となり、
均一且つワイドな送風範囲が得られないという問題も生
じていた。
は、横流ファン107Bのファン軸Oの中心を通り当該
ファン軸Oに直交する位置(境界位置)Bを境にして、
左右のスキュー傾斜方向を変えることにより、異なる二
方向に空気流を吹出す構成が開示されている。例えば、
向かって左側の空気流がファン軸Oに直交する方向対し
て常に所定の角度α1 を有する斜め方向に流れ、向かっ
て右側の空気流はファン軸Oに直交する方向対して常に
所定の角度α2 を有する斜め方向に流れる。
した横流ファン107Aを構成する傾斜スキューブレー
ド110を有するファンコマ111の側面図であり、図
23は、当該ファンコマ111を仕切板側から当該仕切
板を透かして見た図である。そして、図24は、図23
に示したファンコマ111におけるブレード110の拡
大図である。
ドにおいては、ブレード110の立設方向に沿った周縁
(この周縁の内、ファン軸Oに対して最も遠い周縁を外
周縁110aと呼び、ファン軸Oに対して最も近接した
周縁を内周縁110bと呼ぶ)が直線状に形成されてい
るため、図25に示すように、ファン軸Oからブレード
外周縁110aまでの距離(ファン半径R)は、当該外
周縁110a中央部において図25の斜線で示すように
小さくなっていることが分かる。ブレード外周縁110
aが回転軸Oに対して遠ければ遠いほど送風性能が高い
ため、傾斜スキューブレードを有する送風ファンは、通
常のストレートブレードを有する送風ファンに対して送
風量が低下してしまうという問題点が生じていた。
るファンコマ111を備えた横流ファンを回転させた時
のブレード外周縁110aの周方向の位置と当該ブレー
ド外周縁110a及びノーズ108の隙間(ノーズ隙
間)との関係を図26乃至図27(A)及び(B)に示
す。なお、図27(A)及び(B)は、図26における
破線円で示した部分の拡大図であり、図27(A)と図
27(B)とでは、回転によりブレード110の周方向
の位置が異なっている。
に、ノーズ隙間は、ノーズ108のブレード110に最
も近接する角部108aに対するブレード外周縁110
aの位置によって異なる。すなわち、ファンの回転に応
じてノーズ角部108aとブレード外周縁110aの中
央部が最近接した場合のノーズ隙間C1 (図27(A)
参照)と、同じくファンの回転に応じてノーズ角部10
8aとブレード外周縁110aの端部が最近接した場合
のノーズ隙間C2 (図27(B)参照)とでは、「C1
>C2 」となっていることが分かる。
り、傾斜スキューブレードでは、ファン回転によりノー
ズ隙間が変化してブレード外周縁方向(長手方向)に静
圧分布が発生し、この結果、異常音が発生する。
ブレード110A(図28参照)を用いて横流ファン1
07Cを構成した場合においては、図29に示すよう
に、ブレード110Aとノーズ108との間隔で発生す
る渦Wの大きさ(渦半径r)がファン回転数の整数倍の
周期で変動し(図30参照)、さらに上述したノーズ隙
間の横流ファン107Cにおけるファン軸O長手方向の
変動により、そのランダムピッチ化による渦の大きさ
(渦半径r)の変動が増大するため(図31参照)、異
常音がより大きく発生するという傾向を有していた。
ュー傾斜角は、大きければ大きいほど翼ピッチ音抑制効
果が高いことが知られている。
スキューブレード110を有するファンコマ111をモ
ールド成形で製造し、その成型品(ファンコマ111)
を図示しない下金型から抜き出す場合においては、ブレ
ード傾斜方向へファンコマをその軸心回りに回転させな
がら下金型から抜き出しているため(その抜き方向Dを
図32に示す)、スキュー傾斜角を十分にとり、その傾
斜スキューブレード部分に普通の抜きテーパを設けた場
合では、図32に示すように当該傾斜スキューブレード
110の外周縁110a及び内周縁110b部分に回転
によるアンダーカットが生じてしまい、抜き出すことが
困難であった。
は、この回転によるアンダーカットを回避しなければな
らない。このアンダーカットを回避してスキュー角度を
増大方法として、図33に示すように、傾斜スキューブ
レード110' の抜きテーパを大きくとることが考えら
れるが、不必要にブレード形状が崩れることになり、送
風性能の悪化を招いた。
レードが螺旋状に成形されるため、モールド成形した場
合その螺旋形状部分においてアンダーカットが生じ、下
金型から抜き出すことが困難であり、コマつなぎ製法等
を用いることが困難であった。
では、一般的なストレート(傾斜していない)形状の金
属製及び樹脂製のファンを、外力を加えて所定方向へ捩
じって螺旋スキューブレードを形成していたが、その外
力の捩じりに基づく捩じり残留応力がファン内部に残
り、ファンの信頼性を低下させていた。
示された構成の横流ファンでは、確かに異なる二方向に
空気流を送風することができるが、図21に示すよう
に、横流ファン107Bの軸方向両端部が無風範囲11
5A,115Bとなるか、あるいは送風量が不安定な範
囲となり、サージング現象を引き起こすという問題が生
じていた。また、左右で傾斜方向を反対にして送風方向
が左右に広がるように変えても、今度は横流ファン10
7Bの中心軸に沿った中央部分からの送風が減少し、同
じくサージング現象を引き起こしてしまった。
ので、その目的は、送風性能を高度に維持したままで翼
ピッチ音等の騒音を有効に低減させることができる横流
ファン、並びにそのような利点を有する横流ファンを構
成するファンコマを成形するためのファンコマ成形型及
びそのファンコマ成形型を製造する方法を提供すること
にある。
象を起こすことなく均一且つワイドな送風範囲及び良好
な送風量が得られる横流ファンを提供することにある。
め、本発明の横流ファンでは、請求項1記載にしたよ
に、ファン軸に対して周方向に沿って所定角度傾斜した
状態で当該ファン軸を中心に環状に立設された複数のブ
レードを有するファンコマを複数個同心状に配設して形
成された横流ファンにおいて、前記各ブレードにおける
前記ファン軸に対して最も離れた周縁(外周縁)及び前
記ファン軸に対して最も近接した周縁(内周縁)を前記
ファン軸に対して外方に湾曲させている。
前記複数のブレードは、隣接するブレード間のピッチが
ランダムになるように環状に立設されている。
前記各ブレードの外周縁は、当該外周縁における前記フ
ァンコマ接合側端部と前記ファン軸とを接続する線分R
out0を曲率半径として描かれる軌跡及び抜きテーパに
基づいて形成される一方、前記各ブレードの内周縁は、
当該内周縁における前記ファンコマ接合側端部と前記フ
ァン軸とを接続する線分Rin0を曲率半径として描かれ
る軌跡及び抜きテーパに基づいて形成されている。
前記Rout 0からの角度(θ)を変数とした場合の前記
ファン軸に対する前記各ブレードの外周縁の軌跡(Rou
t (θ))が、前記Rout 0及び前記抜きテーパfout
(θ)に基づいて次式
角度(θ)を変数とした場合の前記ファン軸に対する前
記各ブレードの内周縁の軌跡(Rin(θ))が、前記R
in0及び前記抜きテーパfin(θ)に基づいて次式
のファンコマ成形型では、請求項5記載にしたように、
複数のブレードを有するファンコマを成形するファンコ
マ成形型であって、前記各ブレードを成形するブレード
成形穴を有したファンコマ成形型において、前記ブレー
ド成形穴を前記ファン軸に対応する前記横流ファン成形
型の中心軸に対して周方向に沿って所定角度傾斜して形
成するとともに、前記ブレード成形穴の内面における前
記中心軸から最も離れた周縁(最離内面周縁)を、当該
最離内面周縁におけるブレード抜き出し側端部と前記中
心軸とを接続する線分を曲率半径として描かれる軌跡及
び抜きテーパに基づいて湾曲させる一方、前記ブレード
成形穴の内面における前記中心軸から最も近接した周縁
(最近内面周縁)を、当該最近内面周縁におけるブレー
ド抜き出し側端部と前記中心軸とを接続する線分を曲率
半径として描かれる軌跡及び抜きテーパに基づいて湾曲
させている。
求項6に記載したように、ファン軸に対して周方向に沿
って所定角度傾斜した状態で当該ファン軸を中心に環状
に立設されるとともに、その外周縁及び内周縁が前記フ
ァン軸に対して外方に湾曲して形成された複数のブレー
ドを有するファンコマを成形するファンコマ成形型であ
って、前記ファンコマ成形型の前記ブレード成形用穴部
を当該成形型の径方向に沿って放射状に分割し、その分
割面を螺旋状に形成している。
おいては、請求項7に記載したように、ファン軸に対し
て周方向に沿って所定角度傾斜した状態で当該ファン軸
を中心に環状に立設されるとともに、その外周縁及び内
周縁が前記ファン軸に対して外方に湾曲して形成された
複数のブレードを有するファンコマを成形するファンコ
マ成形型であって、前記ファンコマ成形型の前記ブレー
ド成形用穴部を環状に分割し、その分割面を螺旋状に形
成している。
ファンコマ成形型製造方法では、請求項8に記載したよ
うに、ファン軸に対して周方向に沿って所定角度傾斜し
た状態で当該ファン軸を中心に環状に立設されるととも
に、その外周縁及び内周縁が前記ファン軸に対して外方
に湾曲して形成された複数のブレードを有するファンコ
マを成形するファンコマ成形型の製造方法であって、前
記各ブレードの形状と略同一の形状を有する放電加工用
電極を準備し、前記ファンコマ成形型を製造するための
被加工物に対し、前記放電加工用電極を用いた放電加工
により前記ブレードを成形するための穴部を切削加工し
ている。
の横流ファンでは、請求項9に記載したように、ファン
軸に対して周方向に沿って所定角度傾斜した状態で当該
ファン軸を中心に環状に立設された複数のブレードを有
するファンコマを、一対の側プレート間に複数個同心状
に配設して形成され、当該複数個のファンコマを前記フ
ァン軸を中心に一体に回転させて空気流を送風するよう
にした横流ファンにおいて、前記複数個のファンコマに
おける互いに隣接するファンコマの各ブレードの傾斜方
向を前記ファン軸に対して互いに逆向きに設定してい
る。
は、前記複数個のファンコマは偶数個であり、一方の側
プレートに隣接するファンコマにおける各ブレードの傾
斜方向を、当該ファンコマを介して送風される空気流の
偏向方向が前記ファン軸に直交する方向から前記一方の
側プレート側に偏向するように設定し、他方の側プレー
トに隣接するファンコマにおける各ブレードの傾斜方向
を、当該ファンコマを介して送風される空気流の偏向方
向が前記ファン軸に直交する方向から前記他方の側プレ
ート側に偏向するように設定している。
では、前記複数個のファンコマの各ブレードは、当該各
ブレードにおける前記ファン軸に対して最も離れた周縁
(外周縁)及び前記ファン軸に対して最も近接した周縁
(内周縁)が前記ファン軸に対して外方に湾曲するよう
に形成されている。
ば、ファンコマの各ブレードの外周縁及び内周縁が前記
ファン軸に対して外方に湾曲しているため、ノーズ隙間
をファン軸長手方向で略均一に形成することができ、ま
た、ファン半径を外周縁中央部におけるロス無く略均一
に形成することができる。
よれば、ブレード成形穴の最離内面周縁は、その最離内
面周縁におけるブレード抜き出し側端部と中心軸とを接
続する線分を曲率半径として描かれる軌跡及び抜きテー
パに基づいて湾曲し、ブレード成形穴の最近内面周縁
は、その最近内面周縁におけるブレード抜き出し側端部
と中心軸とを接続する線分を曲率半径として描かれる軌
跡及び抜きテーパに基づいて湾曲しているため、外周縁
及び内周縁が前記ファン軸に対して外方に湾曲して形成
された複数のブレードを有するファンコマをファンコマ
成形型から回転させながら抜いてもアンダーカットが生
じない。
成形型によれば、ファンコマ成形型のブレード成形用穴
部が、例えばその成形型の径方向に沿って放射状に、あ
るいは環状に分割され、その分割面が螺旋状に形成され
ているため、外周縁及び内周縁が前記ファン軸に対して
外方に湾曲して形成された複数のブレードを有するファ
ンコマをファンコマ成形型から回転させながら抜いても
アンダーカットが生じない。
製造方法によれば、外周縁及び内周縁がファン軸に対し
て外方に湾曲して形成されている複数のブレードを成形
する成形穴は、通常のワイヤカット放電加工で形成する
ことが難しいため、ブレードと略同一形状の放電加工電
極を準備し、ファンコマ成形型製造用の被加工物に対
し、その放電加工用電極を用いた放電加工によりブレー
ドを成形するための穴部を切削加工している。したがっ
て、上述した湾曲面を有するブレード成形用穴部を容易
に切削加工することができる。
ンにおいては、複数個のファンコマにおける互いに隣接
するファンコマの各ブレードの傾斜方向がファン軸に対
して互いに逆向きに設定されているため、ファン軸方向
両端部の領域においては、当該端部に隣接したファンコ
マ、あるいはこのファンコマに隣接するファンコマから
送風される空気流に基づいて安定した送風が得られる。
参照して説明する。
流ファンの概略的な全体構成を示す斜視図である。
調和機の室内機100に室内ファンとして組み込む場合
に好適な横流ファンである。この横流ファン1は、複数
個のファンコマ2を例えばコマつなぎ製法により一体に
接合して形成されている。すなわち、横流ファン1は、
その両端部に左右一対の側プレート3a,3bを有し、
この側プレート3a,3b間に、複数のブレード4を有
する側プレート5からなる複数個のファンコマ2が同心
状且つ一体に設けられている。
一体に回転自在に構成され、この横流ファン1の回転に
より、ファン軸Oと略直交する方向に空気流を送風する
ようになっている。
板状又は環状の側プレート5を有し、この側プレート5
の一面に、隣接するファンコマ2の各ブレード4の先端
部をそれぞれ嵌入させて固着するための円弧状の嵌合凹
部5aが形成されている。また、側プレート5の他面に
は、横断面が円弧状の複数のブレード4が所要の取り付
けピッチでファン軸Oを中心に環状に立設されている。
なお、側プレート5から各ブレード4の立設側先端部ま
での距離をLとする。また、図1において左端のコマの
端板は側プレートを兼ねている。
に説明する。図3は、ファンコマ2を側プレート5側か
ら当該側プレートを透かして見た図である。また、図4
は、図3の破線で囲まれた部分の拡大図である。
その横断面形状が円弧状をなし、ファン軸Oに対して回
転方向(周方向)に沿って所定角度傾斜している(この
傾斜角をスキュー傾斜角という)。そして、本実施形態
の各ブレード4においては、ファン軸Oに対して最も離
れた周縁4a(外周縁という)及びファン軸Oに対して
最も近接する周縁4b(内周縁という)の形状に特徴を
有している。すなわち、従来のブレードの外周縁及び内
周縁は、図4に二点鎖線で示すように直線状であった。
しかしながら、本実施形態のブレード4の外周縁4a及
び内周縁4bは、図4に示すように、ファン軸Oに対し
て外方に湾曲している。
ブレード外周縁4aまでの距離であるファン半径Ra
は、外周縁4aにおけるどの位置においても略均一であ
る。また、従来のファン半径をRc とすると、例えば外
周縁4aの中央部におけるファン半径Ra は、図5に示
すように、「Ra =Rc +ΔR」となり、従来のファン
半径Rc に比べてΔR大きくなっている。
ように、ノーズ隙間Ca は、ブレード4のファン半径R
a が略均一であるため、ノーズ角部108aに対向する
ブレード4の外周縁4aの位置に関係なく常に略均一に
形成される。この結果、ノーズ隙間の変化に起因した静
圧分布の発生を無くし、異常音の発生を大幅に減じるこ
とができる。
におけるファン半径のロス(ΔR)が解消されるため、
従来に比べて送風量を増加させることができる。
縁4a及び内周縁4bがファン軸Oに対して外方に湾曲
しているため、次の利点を有する。
4を有するファンコマ2をモールド成形で製造し、図7
に示すように、その成型品(ファンコマ2)を軸心回り
に回転(回転方向を矢印sに示す)させながら下金型
(ファンコマ型キャビティ)10から抜き出す際に、ブ
レード4の外周縁4a及び内周縁4bが湾曲しているた
め、当該ファンコマ2を回転方向sに沿って下金型10
の通りに抜き出すことができる。したがって、本構成に
おいては、図33に示す従来のように抜きテーパを不必
要に大きくすることなくスキュー傾斜角を可能な最大限
に大きくしてもアンダーカットが発生することがないた
め、翼ピッチ音抑制効果を送風量の低下等を生じること
なく最大限に高めることができる。
る複数のファンコマ2を備えた横流ファン1によれば、
アンダーカットの心配が無いため、各ファンコマ2をモ
ールド成形により製造して容易に下金型から抜き出し、
このファンコマ2をコマつなぎ製法により接合して横流
ファン1を製造することができる。したがって、従来の
螺旋スキューブレードを有する螺旋スキューファンと比
べた場合、コマつなぎ製法を用いることが可能なためフ
ァン製造方法が容易になり、また、ファン製造工程にお
いて捩じり外力を加える必要が無いため、ファンに捩じ
り残留応力が残ることがなく、信頼性を向上させること
ができる。
する各ファンコマを作成するための下金型(ファンコマ
型キャビティ)10を製造する場合、各ブレード成形用
のブレード穴キャビティ11は、各ブレードの外周縁及
び内周縁を湾曲させるために、当該穴キャビティ11の
内側面を曲面として形成しなければならず、既存技術で
あるワイヤカットでは製造不可能である。
の形状を工夫して下金型を製造している。すなわち、放
電加工機15は、図8に示すように、図示しない加工液
中に浸漬され被加工物(モールドベース)Mを載置する
ための加工テーブル16と、被加工物Mに対向させてパ
ルス放電を行なうことにより被加工物Mを放電加工する
放電加工用電極17と、この放電加工用電極17の電源
である加工電源18と、放電加工用電極17を図中の
(x,y,z)方向に水平・垂直移動、回転移動させる
移動機構19と、当該放電加工用電極17の移動・回転
位置を制御する制御部20とを備えている。
として、ブレード形状と略同一形状(相似形状)に加工
した電極を用いており、この放電加工用電極17を移動
機構19及び制御部20の制御に基づいて回転・垂直移
動させながら被加工物Mにキャビティ穴11を切削加工
するようになっている。
切削加工が困難であった曲面を内側面に有するキャビテ
ィ穴の切削加工も容易に行なうことができる。
わる横流ファン25のファンコマ26のブレード27を
拡大して示す図である。また、図10(A)は、ブレー
ド27の内周縁側における破線円で囲んだ部分を拡大し
て示す図であり、図10(B)は、ブレード27の外周
縁側における破線円で囲んだ部分を拡大して示す図であ
る。本実施形態は、第1実施形態の横流ファンにおい
て、ファンコマ26の各ブレード27の構成のみが異な
っており、その他の構成は第1実施形態と略同様である
ため、その説明は省略する。
aは、図9に示すように、ブレード27の外周縁27a
における先端側27Hの端部28aとファン軸Oとを接
続する線分をRout 0とした場合、このRout 0を曲率
半径として当該先端側端部28aから描かれる軌跡(す
なわち、抜きテーパが無い軌跡;図中二点鎖線参照)に
基づいて湾曲され、さらに、その湾曲形状は、抜きテー
パを考慮した形状になっている。
縁27bは、図9に示すように、前記内周縁27bの先
端側27H端部28bとファン軸Oとを接続する線分を
Rin0とした場合、このRin0を曲率半径として当該端
点28bから描かれる軌跡に基づいて湾曲され、さら
に、その湾曲形状は抜きテーパを考慮した形状を有して
いる。
out 0からの角度(θ)を変数とした場合のファン軸O
に対する外周縁27aの軌跡(Rout (θ))を、前記
曲率半径Rout 0の軌跡及び抜きテーパ(fout
(θ))で表すと次の(5)式及び(6)式となる。
ーパfout (θ)を0に設定すればよい(つまり、外周
縁27aの軌跡Rout (θ)は、一定の曲率半径Rout
0の軌跡と一致する)が、抜きテーパfout (θ)が0
では、モールド成形において型抜きが難しい。したがっ
て、抜きテーパfout (θ)を例えば、
で用いる一般的な抜きテーパであり、θmax は、Rout
0からブレード27の外周縁27aの側プレート5に対
する接合側(根本側)27Lの端部29aとファン軸O
とを接続する線分(Rout max )までの角度である(図
9参照)。
る。すなわち、図10(A)に示すように、Rin0から
の角度(θ)を変数とした内周縁27bの軌跡(Rin
(θ))を、曲率半径Rin0の軌跡及び抜きテーパ(f
in(θ))で表すと次の(8)式及び(9)式となる。
7aと同様に例えば、
27の外周縁27a及び内周縁27bを、抜きテーパf
out (θ),fin(θ)を考慮しながら一定の曲率半径
Rout 0及びRin0の軌跡に基づいて湾曲させているた
め、ファン半径の均一性及び外周縁中央部でのファン半
径の拡大等の第1実施形態と同様の効果を享受すること
ができる。
(10)式によれば、抜きテーパfout (θ)及びfin
(θ)の値は0ではなく、θが増大するにつれて(すな
わち、ブレード27の根本側27Lに向かうにつれ
て)、当該抜きテーパfout (θ)及びfin(θ)の値
が増大していくため、当該ブレード27を有するファン
コマ26の型抜きを容易に行なうことができる。
レードを有するファンコマは、当該ブレードの最外周縁
及び内周縁が抜きテーパを考慮した湾曲形状になってい
るため、従来の傾斜ブレードを有するファンコマと比べ
てアンダーカットが生じず、スキュー傾斜角度の大きい
ブレードを有したファンコマを製造できる。
有するファンコマ26をモールド成形で製造する場合に
は、ファンコマ26の下金型(ファンコマ型キャビテ
ィ)30のブレード穴キャビティ31を当該ブレード2
7の形状に合わせて、例えば上述した放電加工等により
形成すればよい。
1に拡大して示す。また、図12(A)は、図11にお
けるブレード穴キャビティ31の後述する最近内面周縁
における破線円で囲んだ部分を拡大して示す図であり、
図12(B)は、図11におけるブレード穴キャビティ
31の後述する最離内面周縁における破線円で囲んだ部
分を拡大して示す図である。
ンコマ型キャビティの中心軸(キャビティ軸)をO' と
すると、ブレード穴キャビティ31は、当該穴キャビテ
ィ31の横断面形状が円弧状をなし、キャビティ軸O'
に対して周方向に沿って所定角度傾斜している。
におけるキャビティ軸O' から最も離れた周縁31a
(最離内面周縁という)の軌跡(ブレード27の外周縁
27aを形成する部分の軌跡;図中破線で表される軌跡
参照)をR'out(θ)とすると、この軌跡R'out(θ)
は、ブレード穴キャビティ31の最離内面周縁31aに
おけるブレード抜き出し側端部32aとキャビティ軸
O' とを接続する線分R'out0を曲率半径として当該端
部32aから描かれる軌跡(すなわち、抜きテーパが無
い軌跡;図中二点鎖線で表す軌跡参照)に基づいて湾曲
され、さらにその湾曲形状は、抜きテーパを考慮した形
状になっている。
おけるキャビティ軸O' に対して最も近接した周縁31
b(最近内面周縁という)の軌跡(ブレード27の内周
縁27bを形成する部分の軌跡;図中破線で表される軌
跡参照)をR'in (θ)とすると、この軌跡R'in
(θ)は、ブレード穴キャビティ31の最近内面周縁3
1bにおけるブレード抜き出し側端部32bとキャビテ
ィ軸O' とを接続する線分R'in 0を曲率半径として当
該端部32bから描かれる軌跡(すなわち、抜きテーパ
が無い軌跡;図中二点鎖線で表す軌跡参照)に基づいて
湾曲され、さらにその湾曲形状は、抜きテーパを考慮し
た形状になっている。
R'out(θ)を、前記曲率半径R'out0の軌跡及び抜き
テーパ(f'out(θ))で表すと次の(11)式及び
(12)式となる。
n (θ)を、前記曲率半径R'in 0の軌跡及び抜きテー
パ(f'in (θ))で表すと次の(9)式及び(10)
式となる。
び(10)式等を参照して(穴キャビティ31の深さを
Lに設定すればよい)設定できる。
ティ31の最離内面周縁(ブレードの外周縁に対応す
る)31a及び最近内面周縁31b(ブレードの内周縁
に対応する)を抜きテーパを考慮しながら、一定の曲率
半径R'out0及びR'in 0の軌跡に基づいて湾曲形状に
形成したため、当該ブレード穴キャビティを介してスキ
ュー傾斜角度の大きなブレードを有するファンコマ及び
そのファンコマを備えた横流ファンを製造することがで
きる。
は、ファンコマ成形用の下金型(ファンコマ型キャビテ
ィ)自体を放電加工等により製造していたが、本発明は
これに限定されるものではなく、ファンコマ型キャビテ
ィを分割して製造してもよい。ただ、従来では、隣接す
るファンコマ型キャビティ要素間の分割面(パーティン
グライン)が直線となるように当該ファンコマ型キャビ
ティ要素を設けていたため、この従来の方法では、上述
した各実施形態で詳細に説明した傾斜スキューブレード
を備えたファンコマは回転させながら型抜きを行なうた
め、当該パーティングラインにアンダーカットが生じる
という問題が発生する恐れがある。
ドを有するファンコマ製造用のファンコマ型キャビティ
を、そのブレード用穴キャビティ37部分において当該
キャビティの径方向に沿って例えば放射状に分割して製
造する場合においては、図13(A)及び図13(B)
に示すように、分割された各ファンコマ型キャビティ要
素35aにおける隣接する要素間のパーティングライン
36を例えばブレード用穴キャビティ37の傾斜方向に
沿って螺旋状に形成している。このように構成すれば、
ファンコマ型キャビティ35を分割しても、パーティン
グライン36にアンダーカットが生じることがない。
(A)及び(B)と同様に、本実施形態の傾斜スキュー
ブレードを有するファンコマ製造用のファンコマ型キャ
ビティを分割して製造する場合の他の例を示す図であ
る。
コマ型キャビティ40を、そのファンコマ型キャビティ
40のブレード穴キャビティ41部分において環状に分
割し、分割された一方(環状体(円筒部))42及び残
りの中空円筒部43との間のパーティングライン44を
例えばブレード用穴キャビティ41の傾斜方向に沿って
螺旋状に形成している。このように構成したため、図1
3(A)及び(B)と同様に、パーティングライン44
にアンダーカットが生じることがない。
傾斜スキューブレードを一定の取り付けピッチで環状に
立設したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、前掲図28に示すように、傾斜スキューブレー
ドの取り付けピッチをランダムに設定して環状に立設し
てもよい。この場合、上述したように、本実施形態の傾
斜スキューブレード4、27はノーズ隙間が略均一にな
るため、当該ノーズ隙間の変動に基づく渦の大きさの変
動は発生せず、この結果、異常音の増大現象を回避する
ことができる。したがって、ランダムピッチ化に基づく
渦の分散効果のみを享受することができ、高周波数の異
常音を低減させることができる。
横流ファンの概略的な全体構成を示す正面図である。
マ52を例えばコマつなぎ製法により一体に接合して形
成されている。すなわち、横流ファン51は、その両端
部に左右一対の側プレート53a,53bを有し、この
側プレート53a,53b間に、複数のブレード54を
有する複数個のファンコマ52が同心状且つ一体に設け
られている。
のファンコマ52は、ファン軸Oを中心に一体に回転自
在に構成され、このファンコマ52の例えば矢印t方向
への回転によりファン軸Oと略直交する方向に送風する
ようになっている。
は、所要の取り付けピッチでファン軸Oを中心に環状に
立設されている。各ブレード54は、ファン軸Oに対し
て周方向に沿って所定角度傾斜している(この傾斜角を
スキュー傾斜角という)。
2の複数のブレード54のファン軸Oに対するスキュー
傾斜角が、隣接するファンコマ52において互いに逆向
きとなっている。
て右の側プレート(右側プレート)53bに隣接するフ
ァンコマ52Bのブレード54Bは、ファン軸Oに対し
てスキュー傾斜角β1 傾斜して配設されている。一方、
このファンコマ52Bに隣接するファンコマ52Cのブ
レード54Cは、ファン軸Oに対してスキュー傾斜角β
2 傾斜して配設されており、β1 及びβ2 は、ファン軸
Oに対して互いに向きが逆(図においてβ1 下向き、β
2 上向き)になっている。
ト(左側プレート)53aに隣接するファンコマ52A
のブレード54Aは、スキュー傾斜角β2 となってお
り、このファンコマ52Aに隣接するファンコマ52D
のブレード54Dは、スキュー傾斜角β1 となってい
る。
ァンコマ52が一体となって矢印t方向へ回転すると、
右側プレート53bに隣接するファンコマ52Bでは、
左側プレート53a側に空気流v1 が偏向し、そのファ
ンコマ52Bに隣接するファンコマ52Cでは、右側プ
レート53b側に空気流v2 が偏向する。したがって、
横流ファン51の軸方向における図面向かって右側端部
では、上記ファンコマ52Cにより偏向された空気流v
2 に基づいて安定した送風が得られ、サージング現象を
低減させることができる。
するファンコマ52Aでは、右側プレート53b側に空
気流v3 が偏向し、そのファンコマ52Aに隣接するフ
ァンコマ52Dでは、左側プレート53b側に空気流v
4 が偏向する。したがって、横流ファン51の軸方向に
おける図面向かって左側端部では、上記ファンコマ52
Dにより偏向された空気流v4 に基づいてより安定した
送風が得られ、同じくサージング現象を低減させること
ができる。
隣接するファンコマ52,52の各ブレード54,54
のスキュー傾斜方向を逆向きに設定して当該隣接するフ
ァンコマ52,52を介して送風される空気流を互いに
逆向き偏向させたため、サージング現象を低減させて、
安定した吹き出し流速、送風量及び送風範囲が得られ
る。
ァンコマ52の各ブレード54のスキュー傾斜方向を互
いに逆向きに設定された横流ファン51は、周知のファ
ン製造方法であるコマつなぎ製法を用いれば容易に実現
することができるため、製造コストを上昇させることな
く製造することができる。
す。この変形例によれば、横流ファン61におけるファ
ンコマ62の数を偶数個(6個)に設定し、右側プレー
ト62bに隣接するファンコマ62Bのブレード64B
をファン軸Oに対してスキュー傾斜角β2 傾斜して配設
し、左側プレート62aに隣接するファンコマ62Aの
ブレード64Aをファン軸Oに対してβ1 傾斜して配設
している。なお、その他の構成は、図15に示した構成
と同様であり、隣接するファンコマ62の各ブレード6
4のスキュー傾斜角は、互いに逆向きになっている。
マ62が一体となって矢印t方向へ回転すると、右側プ
レート63bに隣接するファンコマ62Bでは、右側プ
レート63b側に空気流v5 が偏向し、一方、左側プレ
ート63aに隣接するファンコマ62Aでは、左側プレ
ート63a側に空気流v6 が偏向する。
がファン軸方向に沿って拡大するため、ファン軸方向両
端部に安定した送風を行なうことができ、当該両端部の
サージング減少を大幅に減少させることができる。
2、62のスキュー傾斜ブレード54、64は、当該ブ
レード54、64の外周縁及び内周縁が直線状の傾斜ス
キューブレードを用いてもよく、また、第1及び第2実
施形態で説明した外周縁及び内周縁が湾曲した傾斜スキ
ューブレードを用いてもよい。特に、外周縁及び内周縁
が湾曲した傾斜スキューブレードを用いた、図15で示
した構成に基づく横流ファン71によれば、ノーズ隙間
が略均一に保たれるため、図17に示すように、より均
一な風速分布が得られる。
によれば、ファン軸に対して周方向に沿って所定角度傾
斜した状態で当該ファン軸を中心に環状に立設された複
数のブレードの外周縁及び内周縁を前記ファン軸に対し
て外方に湾曲させているため、ノーズ隙間をファン軸長
手方向で略均一に形成することができ、また、ファン半
径を外周縁中央部におけるロス無く略均一に形成するこ
とができる。したがって、ノーズ隙間の変化に起因した
静圧分布の発生を無くし、異常音の発生を大幅に減じる
ことができ、また、横流ファンの送風量を従来に比べて
増加させることができる。
ば、成形されたブレード部分及びパーティングラインに
アンダーカットが生じることがないため、大きな傾斜角
度を有し、外周縁及び内周縁をファン軸に対して外方に
湾曲させたブレードを有するファンコマ及びそのファン
コマを備えた横流ファンを上述したファンコマ成形型を
用いて容易に製造することができる。
造方法によれば、外周縁及び内周縁がファン軸に対して
外方に湾曲して形成された複数のブレードを成形する穴
を、ブレードと略同一の形状を有する放電電極を用いて
容易に切削加工することができる。したがって、大きな
傾斜角度を有し、外周縁及び内周縁をファン軸に対して
外方に湾曲させたブレードを有するファンコマを製造す
るためのファンコマ成形型を容易に製造することができ
る。
軸方向両端部の領域に対して、当該端部に隣接したファ
ンコマ、あるいはこのファンコマに隣接するファンコマ
から安定した空気流を送風することができる。この結
果、サージング現象を起こすことなく均一且つワイドな
送風範囲及び良好な送風量を実現することができる。
構成を示す斜視図。
斜視図。
レートを透かして見た図。
図。
ファン半径と比較して示す図。
図。
を下金型(ファンコマ型キャビティ)から抜き出す状態
を示す斜視図。
成形用の下金型(ファンコマ型キャビティ)を製造する
ための放電加工機の概略構成を示す斜視図(一部ブロッ
ク図)。
のブレードを拡大して示す図。
における破線円で囲んだ部分を拡大して示す図、(B)
は、図9におけるブレードの外周縁側における破線円で
囲んだ部分を拡大して示す図。
ンコマ成形用のファンコマ型キャビティにおけるブレー
ド穴キャビティを拡大して示す図。
ティの最近内面周縁における破線円で囲んだ部分を拡大
して示す図、図12(B)は、図11におけるブレード
穴キャビティの最離内面周縁における破線円で囲んだ部
分を拡大して示す図。
ンコマ成形用のファンコマ型キャビティを分割して製造
する際のパーティングラインを示す図。
ンコマ成形用のファンコマ型キャビティを分割して製造
する際のパーティングラインを示す図。
成を示す正面図。
概略的な全体構成を示す正面図。
概略的な全体構成を示す正面図。
略的に示す縦断面図。
ァンを示す斜視図。
ァンを示す正面図。
ァンを示す正面図。
キューブレードを有するファンコマを表す側面図。
該仕切板を透かして見た図。
して示す図。
におけるファン半径を示す図。
コマを備えた横流ファンを回転させた時のノーズ隙間を
示す図。
おける図26における破線円で示した部分を拡大して示
す図。
を用いた横流ファンを示す図。
す図。
図。
を示す図。
ードに生ずるアンダーカット構造を示す図。
くした傾斜スキューブレードを拡大して示す図。
B ファンコマ 3a,3b、5、53a,53b 側プレート 4、27、54、54A〜54D、64、64A〜64
B 傾斜スキューブレード 4a、27a 外周縁 4b、27b 内周縁 10、30、40 下金型(ファンコマ型キャビティ) 11、31、41 ブレード穴キャビティ 15 放電加工機15 17 放電加工用電極 28a、28b 根本側端部 29a 先端側端部 31a 最離内面周縁 31b 最近内面周縁 32a、32b 抜き出し側端部 35a ファンコマ型キャビティ要素 36、44 パーティングライン 42 円筒体 43 中空円筒部
Claims (11)
- 【請求項1】 ファン軸に対して周方向に沿って所定角
度傾斜した状態で当該ファン軸を中心に環状に立設され
た複数のブレードを有するファンコマを複数個同心状に
配設して形成された横流ファンにおいて、 前記各ブレードにおける前記ファン軸に対して最も離れ
た周縁(外周縁)及び前記ファン軸に対して最も近接し
た周縁(内周縁)を前記ファン軸に対して外方に湾曲さ
せたことを特徴とする横流ファン。 - 【請求項2】 前記複数のブレードは、隣接するブレー
ド間のピッチがランダムになるように環状に立設された
請求項1記載の横流ファン。 - 【請求項3】 前記各ブレードの外周縁は、当該外周縁
における前記ファンコマ接合側端部と前記ファン軸とを
接続する線分Rout 0を曲率半径として描かれる軌跡及
び所定の抜きテーパに基づいて形成される一方、前記各
ブレードの内周縁は、当該内周縁における前記ファンコ
マ接合側端部と前記ファン軸とを接続する線分Rin0を
曲率半径として描かれる軌跡及び所定の抜きテーパに基
づいて形成された請求項1記載の横流ファン。 - 【請求項4】 前記Rout 0からの角度(θ)を変数と
した場合の前記ファン軸に対する前記各ブレードの外周
縁の軌跡(Rout (θ))が、前記Rout 0及び前記抜
きテーパfout (θ)に基づいて次式 【数1】 を満たすように形成されるとともに、前記Rin0からの
角度(θ)を変数とした場合の前記ファン軸に対する前
記各ブレードの内周縁の軌跡(Rin(θ))が、前記R
in0及び前記抜きテーパfin(θ)に基づいて次式 【数2】 を満たすように形成された請求項3記載の横流ファン。 - 【請求項5】 複数のブレードを有するファンコマを成
形するファンコマ成形型であって、前記各ブレードを成
形するブレード成形穴を有したファンコマ成形型におい
て、 前記ブレード成形穴を前記ファン軸に対応する前記横流
ファン成形型の中心軸に対して周方向に沿って所定角度
傾斜して形成するとともに、 前記ブレード成形穴の内面における前記中心軸から最も
離れた周縁(最離内面周縁)を、当該最離内面周縁にお
けるブレード抜き出し側端部と前記中心軸とを接続する
線分を曲率半径として描かれる軌跡及び所定の抜きテー
パに基づいて湾曲させる一方、前記ブレード成形穴の内
面における前記中心軸から最も近接した周縁(最近内面
周縁)を、当該最近内面周縁におけるブレード抜き出し
側端部と前記中心軸とを接続する線分を曲率半径として
描かれる軌跡及び所定の抜きテーパに基づいて湾曲させ
たことを特徴とするファンコマ成形型。 - 【請求項6】 ファン軸に対して周方向に沿って所定角
度傾斜した状態で当該ファン軸を中心に環状に立設され
るとともに、その外周縁及び内周縁が前記ファン軸に対
して外方に湾曲して形成された複数のブレードを有する
ファンコマを成形するファンコマ成形型であって、 前記ファンコマ成形型の前記ブレード成形用穴部を当該
成形型の径方向に沿って放射状に分割し、その分割面を
螺旋状に形成したことを特徴とするファンコマ成形型。 - 【請求項7】 ファン軸に対して周方向に沿って所定角
度傾斜した状態で当該ファン軸を中心に環状に立設され
るとともに、その外周縁及び内周縁が前記ファン軸に対
して外方に湾曲して形成された複数のブレードを有する
ファンコマを成形するファンコマ成形型であって、 前記ファンコマ成形型の前記ブレード成形用穴部を環状
に分割し、その分割面を螺旋状に形成したことを特徴と
するファンコマ成形型。 - 【請求項8】 ファン軸に対して周方向に沿って所定角
度傾斜した状態で当該ファン軸を中心に環状に立設され
るとともに、その外周縁及び内周縁が前記ファン軸に対
して外方に湾曲して形成された複数のブレードを有する
ファンコマを成形するファンコマ成形型の製造方法であ
って、 前記各ブレードの形状と略同一の形状を有する放電加工
用電極を準備し、前記ファンコマ成形型を製造するため
の被加工物に対し、前記放電加工用電極を用いた放電加
工により前記ブレードを成形するための穴部を切削加工
したことを特徴とするファンコマ成形型製造方法。 - 【請求項9】 ファン軸に対して周方向に沿って所定角
度傾斜した状態で当該ファン軸を中心に環状に立設され
た複数のブレードを有するファンコマを一対の側プレー
ト間に複数個同心状に配設して形成され、当該複数個の
ファンコマを前記ファン軸を中心に一体に回転させて空
気流を送風するようにした横流ファンにおいて、 前記複数個のファンコマにおける互いに隣接するファン
コマの各ブレードの傾斜方向を前記ファン軸に対して互
いに逆向きに設定したことを特徴とする横流ファン。 - 【請求項10】 前記複数個のファンコマは偶数個であ
り、一方の側プレートに隣接するファンコマにおける各
ブレードの傾斜方向を、当該ファンコマを介して送風さ
れる空気流の偏向方向が前記ファン軸に直交する方向か
ら前記一方の側プレート側に偏向するように設定し、他
方の側プレートに隣接するファンコマにおける各ブレー
ドの傾斜方向を、当該ファンコマを介して送風される空
気流の偏向方向が前記ファン軸に直交する方向から前記
他方の側プレート側に偏向するように設定した請求項9
記載の横流ファン。 - 【請求項11】 前記複数個のファンコマの各ブレード
は、当該各ブレードにおける前記ファン軸に対して最も
離れた周縁(外周縁)及び前記ファン軸に対して最も近
接した周縁(内周縁)が前記ファン軸に対して外方に湾
曲するように形成された請求項9又は10記載の横流フ
ァン。
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|---|---|---|---|
| JP17042696A JP3653144B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 横流ファン、ファンコマ成形型及びファンコマ成形型製造方法 |
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| CN97114001A CN1173590A (zh) | 1996-06-28 | 1997-06-27 | 横流风扇、风扇彗尾形段成型模具及模具制造方法 |
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