JPH1018992A - インデューサ付き液体ポンプ - Google Patents

インデューサ付き液体ポンプ

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JPH1018992A
JPH1018992A JP17111596A JP17111596A JPH1018992A JP H1018992 A JPH1018992 A JP H1018992A JP 17111596 A JP17111596 A JP 17111596A JP 17111596 A JP17111596 A JP 17111596A JP H1018992 A JPH1018992 A JP H1018992A
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JP
Japan
Prior art keywords
inducer
liquid
pump
cloud
liquid pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP17111596A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kawasaki
聡 川崎
Tsutomu Yoshimoto
力 吉本
Toshio Nakanishi
敏雄 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP17111596A priority Critical patent/JPH1018992A/ja
Publication of JPH1018992A publication Critical patent/JPH1018992A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラウドキャビテーションを防止し得るよう
にする。 【解決手段】 インデューサ36の各羽根33〜35の
吸入側の面における、上流端を基準として全長の30〜
50%程下流側へ進んだ位置、即ち、シートキャビティ
の崩壊が見られる位置に、液体の流れと直角の方向へ延
びるクラウドキャビテーション防止用バー37〜39を
設置することにより、逆流をクラウドキャビテーション
防止用バー37〜39で堰止めるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インデューサ付き
液体ポンプに関するものである。より詳しくは、クラウ
ドキャビテーションを防止し得るようにしたインデュー
サ付き液体ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、宇宙ロケットには、ロケットエ
ンジンへ液体水素や液体酸素などの液体燃料を送給する
ための液体ポンプが取付けられる。又、高速船の中に
は、海水を吸入して後方へ噴射することにより推力を得
るようにしたウォータージェット推進装置と呼ばれる液
体ポンプを取付けられたものが存在する。
【0003】これらの液体ポンプには吸込性能向上のた
めにインペラの前段にインデューサと呼ばれる回転翼が
取付けられることがある。
【0004】図4は宇宙ロケットのエンジンサイクルの
一例を示すものであり、液体水素ポンプなどの液体ポン
プ1のポンプ部2から吐出された液体水素3と、液体酸
素ポンプなどの液体ポンプ4のポンプ部5から吐出され
た液体酸素6とをロケットエンジン7の燃焼室8へ送
り、これらを燃焼室8で燃焼させて推力を得るようにし
ている。そして、ロケットエンジン7の燃焼室8へ送る
液体水素3の一部を分岐してロケットエンジン7の燃焼
室8出側に接続された噴射ノズル9を冷却させるように
している。更に、液体水素ポンプなどの液体ポンプ1の
ポンプ部2から吐出された液体水素3の一部と、液体酸
素ポンプなどの液体ポンプ4のポンプ部5から吐出され
た液体酸素6の一部とをガス発生器10へ送り、これら
をガス発生器10で燃焼させて、液体水素ポンプなどの
液体ポンプ1のタービン部11と液体酸素ポンプなどの
液体ポンプ4のタービン部12の駆動ガスを発生させる
ようにしている。
【0005】上記液体ポンプ1,4のうち、例えば、液
体酸素ポンプなどの液体ポンプ4には、図5に示すよう
に、ポンプ部5のインペラ13の前段に吸込性能向上の
ためのインデューサ14が取付けられている。
【0006】該インデューサ14は、例えば、図6に示
すような形状をしており、中空のハブ部15と、螺旋状
をした3枚の羽根16とで構成されている。
【0007】尚、図5中、17は液体酸素ポンプの液体
酸素入口、18は液体酸素出口、19は液体酸素ポンプ
の駆動ガス入口、20は駆動ガス出口である。
【0008】又、図7は、高速船などに取付けられるウ
ォータージェット推進装置と呼ばれる液体ポンプの例で
あり、海水入口21と海水噴射口22を有するヘの字状
をした吸込管エルボ23を設け、吸込管エルボ23の軸
心位置に軸封装置24、及び、減速装置25を介してエ
ンジンなどの駆動装置26に接続される主軸27を挿通
配置し、該主軸27にインペラ28を取付けたものであ
り、該インペラ28の前段には吸込性能向上のためのイ
ンデューサ29が取付けられている。
【0009】該インデューサ29は、例えば、図8に示
すような形状をしており、中空のハブ部30と、螺旋状
をした複数枚の羽根31,32を2段に備えている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインデューサ付き液体ポンプには、以下のような問
題があった。
【0011】即ち、上記、宇宙ロケットで用いられる液
体水素ポンプ及び液体酸素ポンプなどの液体ポンプ1,
4や、高速船で用いられるウォータージェット推進装置
などの液体ポンプは、限界ぎりぎりの非常に厳しい条件
の下で駆動されるため、インデューサ14,29の部分
にキャビテーション(気泡)が発生する。
【0012】このうち、羽根16,31,32の下流側
部分に発生する雲状のクラウドキャビテーションが、吸
入される液体に圧力変動を起こし、液体ポンプの性能低
下や、インデューサ14,29の壊食や、騒音の原因と
なる。
【0013】尚、上記クラウドキャビテーションは、現
象が高速であり、且つ、非定常な現象であるため、観
察、実験ともに困難であり、その発生機構について、詳
しいことは余り分かっていない。
【0014】本発明は、上述の実情に鑑み、クラウドキ
ャビテーションを防止し得るようにしたインデューサ付
き液体ポンプを提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、インペラ1
3,28の前段にインデューサ36を備えたインデュー
サ付き液体ポンプにおいて、インデューサ36の各羽根
33〜35の吸入側の面における、上流端を基準として
全長の30〜50%程下流側へ進んだ位置に、液体の流
れaと直角の方向へ延びるクラウドキャビテーション防
止用バー37〜39を設置したことを特徴とするインデ
ューサ付き液体ポンプにかかるものである。
【0016】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0017】インデューサ36が回転されると、羽根3
3〜35の上流端を基準として最大で全長の50%程下
流側へ進んだ位置までシートキャビティが発生される。
【0018】そして、シートキャビティが発達すると、
シートキャビティの下面を羽根33〜35の下流端側か
ら上流端側へ向かって羽根33〜35の上流端まで達す
る逆流が生じる。
【0019】その影響で、シートキャビティは後端側か
ら崩壊し、崩壊されてできた気泡群は巻上流によって巻
上げられ、雲状のクラウドキャビティが発生される。こ
れが、いわゆるクラウドキャビテーションという現象で
ある。
【0020】以上のようなクラウドキャビテーションに
対し、本発明では、インデューサ36の各羽根33〜3
5の吸入側の面における、上流端を基準として全長の3
0〜50%程下流側へ進んだ位置、即ち、シートキャビ
ティの崩壊が見られる位置に、液体の流れaと直角の方
向へ延びるクラウドキャビテーション防止用バー37〜
39を設置することにより、逆流をクラウドキャビテー
ション防止用バー37〜39で堰止めるようにする。
【0021】これにより、逆流によるシートキャビティ
の崩壊が防止され、クラウドキャビティの発生が阻止さ
れることになる。
【0022】その結果、吸入される液体にクラウドキャ
ビテーションによる圧力変動が起こるのが防止され、液
体ポンプの性能低下や、インデューサ36の壊食や、騒
音の発生などが防止される。
【0023】又、クラウドキャビテーション防止用バー
37〜39の設置だけで良いので、製造・加工が容易で
あり、且つ、インデューサ36の形状変化も少ないの
で、インデューサ36による吸込み性能の低下も特に問
題とならないで済む。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0025】図1〜図3は、本発明の実施の形態の一例
である。
【0026】尚、宇宙ロケットで用いられる液体水素ポ
ンプ及び液体酸素ポンプなどの液体ポンプや、高速船で
用いられるウォータージェット推進装置などの液体ポン
プについては、図4〜図8と同様であるため、必要に応
じてこれらの図を参照する。
【0027】本発明では、一例としてほぼ360度ねじ
れた螺旋状の羽根33〜35を3枚備えたインデューサ
36に適用した場合を示す。
【0028】インデューサ36の各羽根33〜35の表
面、即ち、吸入側の面における、上流端を基準として全
長の30〜50%程下流側へ進んだ位置に、液体の流れ
aと直角の方向(図では、インデューサ36の半径方
向)へ延びるクラウドキャビテーション防止用バー37
〜39を設置する。
【0029】具体的には、羽根33に対してはクラウド
キャビテーション防止用バー37を、羽根34に対して
はクラウドキャビテーション防止用バー38を、羽根3
5に対してはクラウドキャビテーション防止用バー39
をそれぞれ設けるようにする。
【0030】尚、図3中、40は羽根33〜35の上流
端に発生されるシートキャビティ、41は羽根33〜3
5の下流側部分に発生される雲状のクラウドキャビテ
ィ、42は羽根33〜35の下流端側から上流端側へ向
かって生じる逆流(re entrantjet)、43は逆流42
の一部が途中から巻上げられて成る巻上流である。
【0031】次に、作動について説明する。
【0032】宇宙ロケットで用いられる液体水素ポンプ
及び液体酸素ポンプなどの液体ポンプや、高速船で用い
られるウォータージェット推進装置などの液体ポンプの
作動については図4〜図8と同様なので説明を省略す
る。
【0033】本発明では、インデューサ36の各羽根3
3〜35の表面、即ち、吸入側の面における、上流端を
基準として全長の30〜50%程下流側へ進んだ位置、
即ち、シートキャビティ40の崩壊が見られる位置に、
液体の流れaと直角の方向(図では、インデューサ36
の半径方向)へ延びるクラウドキャビテーション防止用
バー37〜39を設置することにより、逆流42をクラ
ウドキャビテーション防止用バー37〜39で堰止める
ようにする。
【0034】これにより、逆流42によるシートキャビ
ティ40の崩壊が防止され、クラウドキャビティ41の
発生が阻止されることになる。
【0035】その結果、吸入される液体にクラウドキャ
ビテーションによる圧力変動が起こるのが防止され、液
体ポンプの性能低下や、インデューサ36の壊食や、騒
音の発生などが防止される。
【0036】又、棒状のクラウドキャビテーション防止
用バー37〜39の設置だけで良いので、製造・加工が
容易であり、且つ、インデューサ36の形状変化も少な
いので、インデューサ36による吸込み性能の低下も特
に問題とならないで済む。
【0037】尚、本発明は、上述の実施の形態にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインデュ
ーサ付き液体ポンプによれば、クラウドキャビテーショ
ンを防止することができるという優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例にかかるインデュー
サの正面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】インデューサの各羽根を2次元翼と仮定した場
合の、クラウドキャビテーションの発生原因を説明する
ための側面図である。
【図4】宇宙ロケットのエンジンサイクルの一例を示す
概略系統図である。
【図5】従来例にかかる液体酸素ポンプの一部破断した
側面図である。
【図6】液体酸素ポンプのインデューサを示す斜視図で
ある。
【図7】従来例にかかるウォータージェット推進装置と
呼ばれる液体ポンプの一部破断した側面図である。
【図8】ウォータージェット推進装置のインデューサを
示す斜視図である。
【符号の説明】
13,28 インペラ 33〜35 羽根 36 インデューサ 37〜39 クラウドキャビテーション防止用バー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インペラ(13)(28)の前段にイン
    デューサ(36)を備えたインデューサ付き液体ポンプ
    において、インデューサ(36)の各羽根(33)〜
    (35)の吸入側の面における、上流端を基準として全
    長の30〜50%程下流側へ進んだ位置に、液体の流れ
    (a)と直角の方向へ延びるクラウドキャビテーション
    防止用バー(37)〜(39)を設置したことを特徴と
    するインデューサ付き液体ポンプ。
JP17111596A 1996-07-01 1996-07-01 インデューサ付き液体ポンプ Pending JPH1018992A (ja)

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JP17111596A JPH1018992A (ja) 1996-07-01 1996-07-01 インデューサ付き液体ポンプ

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JPH1018992A true JPH1018992A (ja) 1998-01-20

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005139964A (ja) * 2003-11-05 2005-06-02 Ebara Corp インデューサ及びポンプ
WO2006061914A1 (ja) * 2004-12-08 2006-06-15 Ebara Corporation インデューサ及びポンプ
CN107142892A (zh) * 2017-06-21 2017-09-08 何水明 一种水利装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005139964A (ja) * 2003-11-05 2005-06-02 Ebara Corp インデューサ及びポンプ
WO2006061914A1 (ja) * 2004-12-08 2006-06-15 Ebara Corporation インデューサ及びポンプ
CN107142892A (zh) * 2017-06-21 2017-09-08 何水明 一种水利装置

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