JPH10190703A - 時分割多重方式 - Google Patents

時分割多重方式

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JPH10190703A
JPH10190703A JP8356625A JP35662596A JPH10190703A JP H10190703 A JPH10190703 A JP H10190703A JP 8356625 A JP8356625 A JP 8356625A JP 35662596 A JP35662596 A JP 35662596A JP H10190703 A JPH10190703 A JP H10190703A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチポイント接続される構内有線通信装置
において、ディジタル化されたデータを低い伝送レート
においても複数多重させ、異なった通信装置間で同時に
通信する。 【解決手段】 マスター装置は網同期信号1を送信し、
その後各装置間の送信による衝突を避けるために送信休
止時間4を確保した後、予め許可されたマスター装置又
はスレーブ装置からのディジタルデータを時間軸で圧縮
したバーストデータ2−1が送信され、同様に送信休止
時間4が確保される。以降同様にしてバーストデータ2
−1乃至2−nまで送信される。最後にバーストデータ
の2−1乃至2−nまでのチャネルをマスター装置又は
スレーブ装置が確保する制御信号3をマスター装置又は
スレーブ装置が送信し、同様に送信休止時間4を確保す
る。バーストデータ2−1乃至2−nにデータ同期信号
6を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、1対のペア線を伝
送路とし、マルチポイントで複数接続される構内有線通
信装置における時分割多重方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のデータを周期的に時分割多
重する方式のトポロジーとして、ループ伝送路が知られ
ている。以下、その伝送方式について図6及び図7を参
照しながら説明する。
【0003】図7において、21は同期信号の発生とタ
イムスロットの管理を行う制御ノードであり、22乃至
24は同期信号の発生とタイムスロットの管理機能を有
しない通信ノードである。制御ノード21及び通信ノー
ド22乃至24は、図7に示すようにループ状に接続さ
れる。
【0004】図6において、14は多重された信号の1
フレームを示し、11はフレーム14を同期させるため
のフレーム同期信号、13−1乃至13−nは伝送され
るバーストデータであり、12はバーストデータ13−
1乃至13−nまでのデータのタイムスロット管理を行
うためのタイムスロット予約チャネルである。
【0005】図7の矢印に示すようにフレーム14は、
制御ノード21から送信された通信ノード22で受信さ
れる。受信した通信ノード22はタイムスロット予約チ
ャネル12を基にバーストデータ13−1乃至13−n
の中からデータを抽出し、または送信用に多重し、フレ
ーム14を通信ノード23に送信する。同様にして、通
信ノード23から通信ノード24、制御ノード21へと
送受信され、再び制御ノード21から通信ノード22へ
と送信されていく。
【0006】以上の様にして、例えば通信ノード24か
らバーストデータ13−2のタイムスロットを介して通
信ノード22へと定期的にデータを送信できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
時分割多重通信方式をマルチポイントで接続されるトポ
ロジーに適用した場合のフレームの伝送経路は図8に示
すようになる。以下、図8を参照しながら説明する。
【0008】図8において、31は前記制御ノード21
と同じ機能を有するマスター装置であり、32乃至34
は前記通信ノード22乃至24と同じ機能を有するスレ
ーブ装置である。
【0009】上記従来の時分割多重方式を図8に示すマ
ルチポイントのトポロジーに適用した場合、マスター装
置31がデータを多重送信したい時は、矢印に示すよう
に、フレーム14が各スレーブ装置を1周してマスター
装置31に戻るまで送信できない。このようにフレーム
14はマスター装置31からスレーブ装置34、スレー
ブ装置34からスレーブ装置33、スレーブ装置33か
らスレーブ装置32、スレーブ装置32からマスター装
置31というように一巡するため、1周の遅延時間とし
て、それぞれの装置間を経由する伝送路の遅延時間の和
分の遅延時間が発生する。更に各装置の送信による衝突
を回避するために、各装置はフレーム14を全て受信し
てからのみ送信可能となる。従って、少なくともフレー
ム14が各装置を一巡するのに要する遅延時間は、(そ
れぞれの装置間を経由する伝送路の遅延時間の和)と、
(各装置が一度フレーム14を取り込む時間)×装置数
の総和となる。つまり、装置数が増えるほど遅延時間は
比例して大きくなり、伝送効率を低下させてしまう。
【0010】また、上記従来の時分割多重通信方式で
は、伝送路の伝送レートが低く充分にタイムスロット予
約チャネル12のデータ長が確保できない場合に加え
て、更にタイムスロット予約チャネル12にタイムスロ
ット管理以外のシステム制御を行いたい場合、各装置間
の通信は前記タイムスロット予約チャネル12を複数回
送受信して初めて通信が確立するが、タイムスロット予
約チャネルは、フレーム14に1チャネルしかないた
め、フレーム14の周期が遅くなるほど、各装置間の通
信確立までの応答速度が長くなるという問題がある。
【0011】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、伝送路の使用効率を向上でき、かつ低い
クロック精度で各装置間の通信確立までの時間を短くで
きる時分割多重方式を提供することを目的とする
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、先頭に網全体の同期を行うために前記マス
ター装置が送信する網同期信号と、次に予め許可された
前記マスター装置または前記スレーブ装置が一定長のデ
ータを順次送信するバーストデータと、最後尾に前記バ
ーストデータのチャネルを前記マスター装置またはスレ
ーブ装置が確保することを主目的とする制御信号と、前
記網同期信号と前記複数のバーストデータと前記制御信
号のそれぞれの直後に全ての装置が送信を停止する時間
を確保するために付加した送信停止時間とを1周期とす
る多重フォーマットを構成し、更に前記複数のバースト
データ内と前記制御信号内にデータ同期信号を付加した
ものである。
【0013】これにより、装置の接続台数が増えること
による影響を受けることがなく、伝送路の使用効率を向
上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、1対のペア線を伝送路とし、マルチポイント接続さ
れる複数の構内有線通信装置であるマスター装置及びス
レーブ装置を有し、かつ同一周期で繰り返される時分割
多重方式において、先頭に網全体の同期を行うために前
記マスター装置が送信する網同期信号と、次に予め許可
された前記マスター装置または前記スレーブ装置が一定
長のデータを順次送信するバーストデータと、最後尾に
前記バーストデータのチャネルを前記マスター装置また
はスレーブ装置が確保することを主目的とする制御信号
と、前記網同期信号と前記複数のバーストデータと前記
制御信号のそれぞれの直後に全ての装置が送信を停止す
る時間を確保するために付加した送信停止時間とを1周
期とする多重フォーマットを構成し、更に前記複数のバ
ーストデータ内と前記制御信号内にデータ同期信号を付
加したものであり、マスター装置及びスレーブ装置は、
予め許可されたタイミングで直接全装置にバースとデー
タを周期的に送信可能となり、また直接目的の装置から
バースとデータを周期的に受信可能となり、伝送路の使
用効率を向上し得る。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、順次送
信される前記バーストデータの2番目以降の全てのバー
ストデータの前に網同期信号と送信停止時間を確保し、
前記バーストデータの最後のバーストデータよりも前の
バーストデータの全ての後ろに前記制御信号よりも短い
制御信号と送信停止時間とを付加したものであり、制御
信号が各バーストデータ直後に確保され、制御信号の周
期が短くなるという作用を有する。よって、低いクロッ
ク精度で各装置間の通信確立までの時間を短くできる本
発明の請求項3に記載の発明は、前記制御信号をスレー
ブ装置が送信する上り制御信号と、マスター装置が送信
する下り制御信号に分割し、前記上り制御信号と下り制
御信号の間に送信停止時間を付加したものであり、網全
体を管理するマスター装置が送信できる周期が、必ず1
バーストデータ周期ごとに確保されるという作用を有す
る。よって、通信確立までの時間を更に短くできる以
下、本発明の実施の形態について、図1から図5を用い
て説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態におけるバーストデータの伝送経路を示す配線形態
(トポロジー)の一例である。同図において、41はシ
ステムの基準クロックを生成しているマスター装置、4
2乃至44はマスター装置41のクロックにより同期し
ているスレーブ装置である。各装置41乃至44は1対
のペア線でマルチポイント接続されるトポロジーを構成
している。
【0017】図2は、本発明の実施の形態1における時
分割多重通信方式のフォーマットを示す。この図2にお
いて、1はマスター装置から送信される網同期信号、4
は網同期信号1の送信後、各装置間の送信による衝突を
避けるために確保された信号休止時間、2−1乃至2−
nは予め許可されたマスター装置又はスレーブ装置が送
信するバーストデータであり、このバーストデータ2−
1乃至2−nの送信後は、それぞれ前記網同期信号1と
同様に送信休止時間4が確保される構成になっている。
また3はバーストデータ2−nの送信後に前記各装置4
1乃至44のいずれかが送信する制御信号であり、この
制御信号3の送信後も前記網同期信号1と同様に送信休
止時間4が確保される構成になっている。5は以上の多
重フォーマットを1周期とする周期である。また6は前
記バーストデータ2−1乃至2−n及び前記制御信号3
が送信装置以外の装置で直接受信するためのデータ同期
信号である。
【0018】図3は、図2の時分割多重方式のフォーマ
ットを実現するためのブロック図である。
【0019】図3において、51はペア線上の多重デー
タを受信してディジタルデータに復調するための受信復
調部、52は送信データ多重部で生成されたデータを変
調してペア線上に送信するための送信変調部である。5
3はスレーブ装置側に付加されるもので、マスター装置
から送信された網同期信号からスレーブ装置内のマスタ
ークロックを生成するための網同期クロック生成部、5
4はスレーブ装置側に付加されるもので、マスター装置
から送信された網同期信号を検出するための網同期検出
部、55はバーストデータ2−1乃至2−n、及び制御
信号3に付加されたデータ同期信号を検出するためのデ
ータ同期信号検出部である。また、56は伝送路で多重
されている各データのタイミングを管理し、受信バース
トデータチャネルを制御するとともに各種送信データの
タイミングを管理制御するタイムスロット管理部、57
は目的のバーストデータを抽出するための受信データ抽
出部、58は送信用のバーストデータ及び制御信号を制
御するための送信データ制御部である。
【0020】また、59はマスター装置側に付加される
もので、網同期信号1を生成するための網同期信号生成
部、60はバーストデータ及び制御信号を送信する際に
付加するデータ同期信号を生成するためのデータ同期信
号生成部、61は網同期信号、データ同期信号、送信バ
ーストデータ、制御信号をタイムスロット管理部56に
従って多重する送信データ多重部であり、この送信デー
タ多重部61で生成されたデータは送信変調52に送出
される。62は装置全体を制御し、バーストデータチャ
ネルを確保するとともに、その他のシステム制御を行う
ための制御データを生成し、かつ受信した制御信号の解
析し、送受信チャネルを制御するための制御部である。
63はバーストデータ間隔で受信した音声などのデータ
を一時記憶し、同時に受信した伝送レートよりも低く一
定レートで送出するための受信記憶装置であり、64は
一定レートで生成された音声などのデータを一時記憶
し、同時に受信した伝送レートよりも高い伝送レートで
バーストデータ間隔によって送出するための送信記憶装
置である。
【0021】次に、上記のように構成された実施の形態
1についてスレーブ装置42と43の双方向通信を例に
説明する。
【0022】図1において、マスター装置41から送信
された網同期信号1により、スレーブ装置42乃至44
は網同期される。初期においては、その後順次確保され
ているバーストデータ2−1乃至2−nはどの装置も許
可されていないため未送信状態となる。次にマスター装
置からスレーブ装置の全てにポーリングするために制御
信号3を送信し、1周期5が終了する。スレーブ装置4
2乃至44は各周期5ごとに制御信号3を送信し、マス
ター装置に対して要求情報を伝達する。
【0023】このようにして、スレーブ装置42乃至4
4はマスター装置41との通信を繰り返し、マスター装
置を介してスレーブ装置42と43がそれぞれデータを
送受信することを認識する。加えてスレーブ装置42は
バーストデータ2−1を送信チャネルと認識し、かつバ
ーストデータ2−2を受信チャネルと認識する。同様に
スレーブ装置43はバーストデータ2−2を送信チャネ
ルと認識し、かつバーストデータ2−1を受信チャネル
と認識する。互いにバーストデータの送受信タイミング
を認識したそれぞれのスレーブ装置は、網同期信号を基
準としたバーストデータ2−1、2−2のタイミングで
送受信を繰り返す。
【0024】次に、上記時分割多重方式の信号処理につ
いて説明する。図3において、マスター装置41ではタ
イムスロット管理部56にて、自己の持つマスタークロ
ックを基準に多重フォーマットの全てを管理する。網同
期信号生成部59で生成された網同期信号1は送信デー
タ多重部61を介して送信変調部52により送信され
る。スレーブ装置42乃至44は、ほぼ同時に受信復調
部51で網同期信号1を受信する。網同期クロック生成
部53は網同期信号からスレーブ装置内のマスタークロ
ックを生成する。同時に網同期信号検出部54によって
網同期信号が検出される。スレーブ装置のタイムスロッ
ト管理部56は網同期検出信号とマスタークロックを基
に多重フォーマットを管理する。
【0025】制御信号3の送受信においては、マスター
装置41、スレーブ装置42乃至44まで全て同様の動
作であり、送信時には、制御部62から送信された制御
信号に送信データ制御部58、送信データ多重部61を
介してデータ同期信号生成部60により生成されたデー
タ同期信号6を付加して送信変調部52によりペア線上
に送信される。逆に受信時には、受信変調部51で受信
された信号からデータ同期信号検出部55によって受信
タイミングを検出し、タイムスロット管理部56を基に
受信データ抽出部57により制御信号を分離して制御部
62へ送出する。
【0026】このようにして送受信された制御信号によ
り前記スレーブ42と43の通信を確立され、バースト
データ2−1,2−2が送受信されるが、そのデータの
信号処理経路は、受信記憶装置63、送信記憶装置64
以外は同様である。異なるのは送信タイミング及びデー
タ長である。
【0027】以上のような構成により、スレーブ装置4
2と43はバーストデータ2−1、2−2により、他の
装置を介さずに直接双方向通信を行うことができる。
【0028】(実施の形態2)図4は、前記図1に示す
トポロジーに多重される本発明の実施の形態2による時
分割多重方式のフォーマットである。
【0029】図4において、71はマスター装置から送
信される網同期信号であり、72は網同期信号71を送
信した後、各装置間の送信による衝突を避けるために確
保された送信休止時間である。また、73−1は予め許
可されたマスター装置又はスレーブ装置が送信するバー
ストデータであり、このバーストデータ73−1の送信
後は、前記網同期信号71と同様に送信休止時間72が
確保される構成になっている。また、74はバーストデ
ータ73−1の送信後の送信休止時間72後に前記各装
置41乃至44のいずれかが送信する制御信号であり、
制御信号74の送信後も前記網同期信号71同様に送信
休止時間72が確保される構成になっている。78は以
上を1周期とするフォーマット周期である。更にフォー
マット周期78はバーストデータが多重されている数n
だけ繰り返され、データ周期75を構成する。更にバー
ストデータ73−1乃至73−n及び前記制御信号74
には、本発明の実施の形態1と同様に、送信装置以外の
装置で直接受信するためのデータ同期信号が付加され
る。
【0030】図4に示す時分割多重方式のフォーマット
を実現するためのブロック図は図3に示すブロック図と
同様に構成される。
【0031】次に、上記のように構成された実施の形態
2について、スレーブ装置42と43の双方向通信を例
に説明する。
【0032】図1において、スレーブ装置42乃至44
はマスター装置41から送信された図4に示す網同期信
号71により網同期される。ここでフォーマット周期7
8ごとに確保されているバーストデータ73−1乃至7
3−nは通信が確立されるまでは未送信状態となる。次
にマスター装置からスレーブ装置の全てにポーリングす
るために制御信号74を送信し、1フォーマット周期7
8が終了する。スレーブ装置42乃至44は各フォーマ
ット周期78ごとに制御信号74を送信しマスター装置
に対して要求情報を伝達する。
【0033】このようしてスレーブ装置42乃至44は
マスター装置41との通信を繰り返し、マスター装置を
介してスレーブ装置42と43がそれぞれデータを送受
信することを認識する。加えてスレーブ装置42はバー
ストデータ73−1を送信チャネルと認識し、かつバー
ストデータ73−2を受信チャネルと認識する。同様に
スレーブ装置43はバーストデータ73−2を送信チャ
ネルと認識し、かつバーストデータ73−1を受信チャ
ネルと認識する。互いにバーストデータの送受信タイミ
ングを認識したそれぞれのスレーブ装置は、それぞれ網
同期信号の後に続くバーストデータ73−1、73−2
のタイミングで送受信を繰り返す。
【0034】上記時分割多重方式の信号処理については
図3と同様である。異なるところはタイムスロット管理
部56で管理するタイムスロットを図4に示すような構
成になるようにした点である。
【0035】以上のような構成により、制御信号74の
データ長は本発明の実施の形態1の図2に示す制御信号
3よりも短くなるが、制御信号の周期を短くすることが
できる。
【0036】(実施の形態3)図5は、前記図1に示す
トポロジーに多重される本発明の実施の形態3による時
分割多重方式のフォーマットである。
【0037】図5において、図4と異なる点は、図4の
制御信号74の部分のみであり、その他は全く同様であ
る。すなわち、図4の制御信号74のデータ長を図5に
おいて、更に制御信号76と77との間に送信休止時間
72が確保される構成にした点が異なる。制御信号76
はスレーブ装置42から44のいずれかがマスター装置
41に送信するための上り制御信号であり、制御信号7
7はマスター装置41がスレーブ装置に対して送信する
下り制御信号である。上り制御信号76及び下り制御信
号77には、本発明の実施の形態1と同様に、送信装置
以外の装置で直接受信するためのデータ同期信号が付加
される。
【0038】図5の時分割多重方式のフォーマットを実
現するためのブロック図は図3に示すブロック図と同様
に構成される。
【0039】次に、上記のように構成された実施の形態
3について、スレーブ装置42と43の双方向通信を例
に説明する。
【0040】図1において、スレーブ装置42乃至44
はマスター装置41から送信された図5に示す網同期信
号71により網同期される。ここでフォーマット周期7
8ごとに確保されているバーストデータ73−1乃至7
3−nは通信が確立されるまでは未送信状態となる。ま
た、上り制御信号76もマスター装置から送信要求を受
信するまでは未送信状態となる。次にマスター装置から
スレーブ装置の全てにポーリングするために下り制御信
号77を送信し、1フォーマット周期78が終了する。
スレーブ装置42乃至44は各フォーマット周期78ご
とに上り制御信号76を送信しマスター装置に対して要
求情報を伝達する。マスター装置41は各スレーブ装置
からの上り制御信号76を受信しつつ、次の応答を各装
置に対して順次下り制御信号を送信していく。
【0041】このようにしてスレーブ装置42乃至44
はマスター装置41との通信を繰り返し、マスター装置
を介してスレーブ装置42と43がそれぞれデータを送
受信することを認識する。加えてスレーブ装置42はバ
ーストデータ73−1を送信チャネルと認識し、かつバ
ーストデータ73−2を受信チャネルと認識する。同様
にスレーブ装置43はバーストデータ73−2を送信チ
ャネルと認識し、かつバーストデータ73−1を受信チ
ャネルと認識する。互いにバーストデータの送受信タイ
ミングを認識したそれぞれのスレーブ装置は、それぞれ
網同期信号の後に続くバーストデータ73−1、73−
2のタイミングで送受信を繰り返す。
【0042】上記時分割多重方式の信号処理については
図3と同様である。異なるところはタイムスロット管理
部56で管理するタイムスロットにおいて制御信号を上
りと下りに分けて図5に示すように構成した点にある。
【0043】以上のような構成により、スレーブ装置が
送信する上り制御信号76、マスター装置が送信する下
り制御信号77のデータ長はそれぞれ本発明の実施の形
態2の図4に示す制御信号74よりも短くなるが、制御
信号の周期を更に短くすることができる。
【0044】なお、上記の実施の形態では、スレーブ装
置は3台を例にして説明した。本発明はこれに限らず、
3台以上の台数でも可能である。また、本発明の実現手
段としてハードウェアを例に上げて述べたが、ソフトウ
ェアによる処理も可能である。また、スレーブ装置間の
双方向通信を例に上げて述べたがマスター装置とスレー
ブ装置間の通信や、一つの装置から複数の他の装置への
一斉送信なども可能である。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マスター
装置及びスレーブ装置は、予め許可されたタイミングで
直接全装置にバーストデータを周期的に送信可能であ
り、また直接目的の装置からバーストデータを周期的に
受信可能であるため、音声などの連続データの送受信を
可能にすることは当然のこと、自己が送信したバースト
データが全装置を巡回することによる伝送遅延、つまり
(それぞれの装置間を経由する伝送路の遅延時間の和)
と、(各装置がフレーム全体取り込む時間)×装置数の
総和の遅延時間を回避できるため、装置の接続台数が増
えることによる影響を受けることがなく、伝送路の使用
効率を高く維持することができるという効果が得られ
る。
【0046】また、本発明によれば、バーストデータの
後ろに必ず制御信号を割り当てることにより、各制御信
号のデータ長は短くなるが、制御信号の周期が短くな
り、システムとしての応答速度を早めるという効果を有
する。加えてバーストデータの前に必ず網同期信号を割
り当てることにより、フォーマットはこれで1周期とな
るため、タイムスロット管理が単純になり、また網同期
信号により生成されたクロックの自走時間が短くなり、
精度の低い発振子を使用できるという効果が得られる。
【0047】更に、本発明によれば、制御信号を上り制
御信号と下り制御信号に分割することにより、マスター
装置、スレーブ装置間の通信間隔が短くなり、応答速度
を更に早めるという効果を有する。また、スレーブ装置
は上り制御信号を、マスター装置は下り制御信号を専用
に使用できるため、マスター装置、スレーブ装置間での
制御信号の衝突回避制御の必要がなくなり、容易に送受
信できるといった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における時分割多重方式を
マルチポイント接続のトポロジーにした場合のバースト
データの伝送経路
【図2】本発明の実施の形態1における時分割多重通信
方式のフォーマット
【図3】本発明の実施の形態における時分割多重方式の
信号処理の概略ブロック図
【図4】本発明の実施の形態2における時分割多重通信
方式のフォーマット
【図5】本発明の実施の形態3における時分割多重通信
方式のフォーマット
【図6】従来のループ伝送路をトポロジーとする時分割
多重方式のフォーマット
【図7】従来のループ伝送路をトポロジーとする配線形
態を示す図
【図8】従来のループ伝送路に使用される時分割多重方
式をマルチポイント接続のトポロジーにした場合のフレ
ームの伝送経路
【符号の説明】
1 網同期信号 2 バーストデータ 3 制御信号 4 送信休止時間 5 周期 6 データ同期信号 41 マスター装置 42〜43 スレーブ装置 51 受信復調部 52 送信変調部 53 網同期クロック生成部 54 網同期信号検出部 55 データ同期信号検出部 56 タイムスロット管理部 57 受信データ抽出部 58 送信データ制御部 59 網同期信号生成部 60 データ同期信号生成部 61 送信データ多重部 62 制御部 63 受信記憶装置 64 送信記憶装置 71 網同期信号 72 送信休止時間 73−1〜73−n バーストデータ 74 制御信号 75 データ周期 76 上り制御信号 77 下り制御信号 78 フォーマット周期

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対のペア線を伝送路とし、マルチポイ
    ント接続される複数の構内有線通信装置であるマスター
    装置及びスレーブ装置を有し、かつ同一周期で繰り返さ
    れる時分割多重方式において、 先頭に網全体の同期を行うために前記マスター装置が送
    信する網同期信号と、次に予め許可された前記マスター
    装置または前記スレーブ装置が一定長のデータを順次送
    信するバーストデータと、最後尾に前記バーストデータ
    のチャネルを前記マスター装置またはスレーブ装置が確
    保することを主目的とする制御信号と、前記網同期信号
    と前記複数のバーストデータと前記制御信号のそれぞれ
    の直後に全ての装置が送信を停止する時間を確保するた
    めに付加した送信停止時間とを1周期とする多重フォー
    マットを構成し、更に前記複数のバーストデータ内と前
    記制御信号内にデータ同期信号を付加したことを特徴と
    する時分割多重方式。
  2. 【請求項2】 順次送信される前記バーストデータの2
    番目以降の全てのバーストデータの前に網同期信号と送
    信停止時間を確保し、前記バーストデータの最後のバー
    ストデータよりも前のバーストデータの全ての後ろに前
    記制御信号よりも短い制御信号と送信停止時間とを付加
    したことを特徴とする請求項1記載の時分割多重方式。
  3. 【請求項3】 前記制御信号をスレーブ装置が送信する
    上り制御信号と、マスター装置が送信する下り制御信号
    に分割し、前記上り制御信号と下り制御信号の間に送信
    停止時間を付加したことを特徴とする請求項2記載の時
    分割多重方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100423498B1 (ko) * 2001-08-25 2004-03-18 삼성전자주식회사 일대다 무선통신에서 통신 간섭 및 끊김 현상을 방지할 수있는 무선통신방법

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