JPH10191076A - 色変換対応テーブル構築方法および色変換装置および画像形成装置 - Google Patents

色変換対応テーブル構築方法および色変換装置および画像形成装置

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JPH10191076A
JPH10191076A JP8341764A JP34176496A JPH10191076A JP H10191076 A JPH10191076 A JP H10191076A JP 8341764 A JP8341764 A JP 8341764A JP 34176496 A JP34176496 A JP 34176496A JP H10191076 A JPH10191076 A JP H10191076A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速にしかも高精度に色変換対応テーブル(L
UT)を構築できる色変換対応テーブル構築方法および
色変換装置および画像形成装置を提供する。 【解決手段】前記第1の色空間内の注目格子点を中心と
した前記第1の色空間内の8つの象限のそれぞれから、
前記注目格子点からの距離が最小で、前記第1の色空間
内の座標値に対応する前記第2の色空間内の座標値が既
知の前記第1の色空間内の8つの参照格子点を抽出する
第1の抽出手段3と、この第1の抽出手段で抽出された
8つの参照格子点から、前記注目格子点との距離および
位置関係に関する所定の条件を満たす少なくとも2つの
参照格子点を抽出する第2の抽出手段6、7、8と、抽
出された参照格子点を基に補間演算を行う手段9、1
0、11とを具備して、その結果をLUT1dに登録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、入力カラ
ー画像の複製画像を形成して出力する際の色変換方法お
よびそれを用いた色変換装置および画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー画像処理システムでは、望ましい
色再現を得るためにカラーマネジメント(色管理)が行
われる。カラーマネジメントでは、画像入力機器からカ
ラー画像をシステムに取り込む際に、画像入力機器の特
性による影響を受けた色データ(デバイス依存色)を被
写体が持つ本来の色データ(デバイス独立色)に予測的
に変換する。また、画像を出力する際には、システム内
のデバイス独立色を再現するために、画像出力装置の特
性に合わせた色データ(デバイス依存色)に変換する。
【0003】カラーマネジメントにおける、このような
デバイス依存色とデバイス独立色の間の変換処理では、
異なる色空間の間で写像が行われる。写像には従来から
数種類の方式が提案、実現されているが、中でも色空間
の間の非線形な変換特性を反映できる方式として、ルッ
クアップテーブル(LUT)参照が有効である。
【0004】LUT、すなわち、色変換対応テーブル
は、変換元色空間における3次元(または4次元以上
の)座標値と変換先色空間における3次元(または4次
元以上の)座標値の対の集まりである。いま、変換元色
空間をデバイス独立であるCIE(国際照明委員会)R
GB表色系、変換先色空間をプリンタ依存であるCMY
系とし、色変換処理部への入力信号をカラー画素値TR
CB(RT、GT、BT)として、これをTCMY(C
T、MT、YT)に変換する場合を考える。もし、LU
Tに登録されている変換元画素値の中に(RT、GT、
BT)と等しい点があれば、LUTの参照のみによって
即座に変換結果(CT、MT、YT)を得ることができ
る。しかし、入力画素値に等しい点が存在しない場合に
は、LUTに存在する点を用いて補間または補外を行う
必要がある。
【0005】LUT補間にはいくつかの方法が提案され
ている。例えば、補間に用いる参照点として、立方体を
構成する8点を用いる方法、立方体を2分割した三角柱
を構成する6点を用いる方法、立方体を6分割した三角
錐を構成する4点を用いる方法がある。これらの方法は
いずれもLUTを構成する各点が変換元色空間内に一定
の間隔をもって規則的に分布していることを前提として
いる。したがって、例えばプリンタ出力におけるカラー
マネジメントのLUTを構築する際には、印刷結果の測
色値が所望の値となるようなCMY値の調整を、LUT
の各点について試行錯誤的に行う必要がある。
【0006】一方、LUTの各点が変換元空間内で不規
則な分布を許す方式も提案されている(特開平7−87
340号参照)。これは、LUTを構築する過程の前半
で、まず登録点を粗い間隔で抽出する。この際、登録点
の個数は要求精度に応じて適当に決めることができる
が、どの時点で抽出を打ち切っても、各点がなるべく均
等に分散するような順番で登録が行われる。次に後半で
は、前半で抽出した粗い間隔を演算によって補間し、L
UTを完成させている。補間演算には、前半で抽出した
全ての点が用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】LUT参照における従
来技術には次のような問題点がある。第1に、立方体の
8つの頂点(またはその一部である6点、4点)を参照
点に用いる方法では、LUT構築における測色および調
整に多大の労力と時間を要する。なぜなら、変換元色空
間(CIE測色値空間とする)内に規則的に分布した点
に対応する変換先空間の色信号を決定するためには、問
題としている画像出力機器が所望の変換元色信号に等し
い測色値の色を出力するように、測色と調整を試行錯誤
により繰り返さなければならないからである。
【0008】第2に、特開平7−87340号に開示さ
れている補間演算法は、LUT構築の前半過程で登録し
た要素全てを用いているため、演算量が多く処理時間が
かかる。
【0009】そこで本発明は、入力色空間での分布が不
規則な変換データ対の集合を基に、少ない参照点による
補間演算を用いて、高速にしかも高精度に規則的な格子
点配列をなす色変換LUTを構築できる色変換対応テー
ブル構築方法および色変換装置およびそれを用いた画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の色変換対応テー
ブル構築方法および色変換方法および画像形成装置(請
求項1、請求項5、請求項10)は、前記第1の色空間
内の注目格子点を中心として前記第1の色空間内を等方
向に8つの象限に分割し、その各象限から、前記注目格
子点からの距離が最小の前記第1の色空間内の表色情報
に対応する前記第2の色空間内の表色情報が既知の8つ
の参照格子点を抽出し、この8つの参照格子点から前記
注目格子点との距離および位置関係に基づき少なくとも
2つの参照格子点を抽出し、この少なくとも2つの参照
格子点の前記第1および第2の色空間内の表色情報に基
づき前記注目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間
演算して求め、この求められた第2の色空間内の表色情
報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
ることにより、注目格子点と参照点の間の距離を一定値
C以下となるように制限し、同一象限から2個以上の参
照点を選ばないようにしているため、LUT構築のため
の補間処理のために選択される参照点は、注目格子点の
近傍で3次元的に分布したものとなり、高速でしかも精
度の高い補間演算が可能となる。
【0011】また、本発明の色変換対応テーブル構築方
法および色変換方法および画像形成装置(請求項2、請
求項6、請求項11)は、前記第1の色空間内の注目格
子点を中心として前記第1の色空間内を等方向に8つの
象限に分割し、その各象限から、前記注目格子点からの
距離が最小の前記第1の色空間内の表色情報に対応する
前記第2の色空間内の表色情報が既知の8つの参照格子
点を抽出し、この8つの参照格子点から、前記注目格子
点からの距離が予め定められた値より小さい参照格子点
と前記注目格子点の位置を比較して前記注目格子点の周
囲に分散している4つの参照格子点を抽出し、この抽出
された4つの参照格子点の前記第1および第2の色空間
内の表色情報に基づき前記注目格子点の表色情報を補間
演算して求め、この求められた第2の色空間内の表色情
報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
ることにより、LUT構築の際の補間演算に用いる4つ
の参照点が注目格子点の周囲に3次元的に分布し、4点
補間の精度が向上する。
【0012】また、本発明の色変換対応テーブル構築方
法および色変換方法および画像形成装置(請求項3、請
求項7、請求項12)は、前記第1の色空間内の注目格
子点を中心として前記第1の色空間内を等方向に8つの
象限に分割し、その各象限から、前記注目格子点からの
距離が最小の前記第1の色空間内の表色情報に対応する
前記第2の色空間内の表色情報が既知の8つの参照格子
点を抽出し、この8つの参照格子点から、前記注目格子
点からの距離が予め定められた値より小さい参照格子点
と前記注目格子点の位置を比較して前記注目格子点の周
囲に分散している3つの参照格子点を抽出し、この抽出
された4つの参照格子点の前記第1および第2の色空間
内の表色情報に基づき前記注目格子点の表色情報を補間
演算して求め、この求められた第2の色空間内の表色情
報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
ることにより、LUT構築の際の補間演算のために選択
された3つの参照点の張る平面と注目格子点との距離が
近くなり、3点補間の精度劣化を抑制できる。
【0013】また、本発明の色変換対応テーブル構築方
法および色変換方法および画像形成装置(請求項4、請
求項8、請求項13)は、前記第1の色空間内の注目格
子点を中心として前記第1の色空間内を等方向に8つの
象限に分割し、その各象限から、前記注目格子点からの
距離が最小の前記第1の色空間内の表色情報に対応する
前記第2の色空間内の表色情報が既知の8つの参照格子
点を抽出し、この8つの参照格子点から、前記注目格子
点からの距離が予め定められた値より小さい2つの参照
格子点を抽出し、この抽出された2つの参照格子点の第
1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注目格
子点の表色情報を補間演算して求め、この求められた第
2の色空間内の表色情報と前記注目格子点の表色情報と
の対応を前記色変換対応テーブルに登録して前記色変換
対応テーブルを構築することにより、LUT構築の際の
補間演算のために選択される2つの参照格子点は注目格
子点の2つの最近傍参照点であるため、2点補間の精度
劣化を抑制する。
【0014】また、本発明の色変換装置および画像形成
装置(請求項9、請求項14)は、前記第1の色空間内
の注目格子点を中心として前記第1の色空間内を等方向
に8つの象限に分割し、その各象限から、前記注目格子
点からの距離が最小の前記第1の色空間内の表色情報に
対応する前記第2の色空間内の表色情報が既知の8つの
参照格子点を抽出する第1の抽出手段と、この第1の抽
出手段で抽出された8つの参照格子点から、前記注目格
子点からの距離が予め定められた値より小さい参照格子
点と前記注目格子点の位置を比較して前記注目格子点の
周囲に分散している4つの参照格子点を抽出する第2の
抽出手段と、この第2の抽出手段で抽出された4つの参
照格子点の前記第1および第2の色空間内の表色情報に
基づき前記注目格子点の第2の色空間内の表色情報を補
間演算して求める第1の補間演算手段と、前記第1の抽
出手段で抽出された8つの参照格子点から、前記注目格
子点からの距離が予め定められた値より小さい参照格子
点と前記注目格子点の位置を比較して前記注目格子点の
周囲に分散している3つの参照格子点を抽出する第3の
抽出手段と、この第3の抽出手段で抽出された3つの参
照格子点の前記第1および第2の色空間内の表色情報に
基づき前記注目格子点の第2の色空間内の表色情報を補
間演算して求める第2の補間演算手段と、前記第1の抽
出手段で抽出された8つの参照格子点から、前記注目格
子点からの距離が予め定められた値より小さい2つの参
照格子点を抽出する第4の抽出手段と、この第4の抽出
手段で抽出された2つの参照格子点の前記第1および第
2の色空間内の表色情報に基づき前記注目格子点の第2
の色空間内の表色情報を補間演算して求める第3の補間
演算手段と、前記第1および第2および第3の補間演算
手段いずれかで求められた前記注目格子点の表色情報の
うちの1つを選択する選択手段と、この選択手段で選択
された第2の色空間内の表色情報と前記注目格子点の表
色情報との対応を前記色変換対応テーブルに登録して前
記色変換対応テーブルを構築する構築手段と、を具備す
ることにより、LUT構築の際の補間演算に用いる参照
点を選択するとき、注目格子点と参照点間の距離および
注目格子点に対する参照点の位置関係を制限し、この条
件を満たす参照点の数が、規定された個数未満であった
場合、その少ない参照点だけを用いた補間方法に切り換
えることにより、この現象が現れやすい色再現域外の格
子点入力に対して適切な色変換が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本実施形態では、色変換にお
ける入力色空間(変換元色空間)としてCIERGB色
空間を、変換先色空間としてCMY色空間を扱うことを
想定する。ただし、本発明はその用途に応じて変換元色
空間および変換先色空間にどのような表色系を用いても
良い。なお、以下の説明において、「距離」、「点」、
座標」、「空間」等、位置に関連した用語は、特に断ら
ない場合は入力色空間に関するものである。また、入力
色空間、出力色空間内の表色情報として、ここでは、例
えば、各色空間内の任意の格子点の座標値等の位置情報
とするが、これに限ったものではない。
【0016】図1は、本実施形態に係る画像形成装置の
全体の構成を概略的に示したもので、大きく分けて画像
処理部1と、画像処理部1に具備される色変換対応テー
ブル(LUT:Look Up Table)を構築す
るための各種処理部から構成される。
【0017】画像処理部1は、カラー画像読取部1a、
色変換部1b、カラー画像記録部1c、色変換対応テー
ブル(以下、LUTと呼ぶ)1dから構成される。カラ
ー画像読取部1aは、例えば、CCDスキャナ等で原稿
となるカラー画像を縦横に分割した単位画像毎に物体光
をR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の光の
3原色に応じた電気信号に変換し、各画素毎に各々8ビ
ットのデジタルデータ、すなわち、それぞれ第1の色デ
ータR、G、Bとして出力するものである。
【0018】色変換部1bは、カラー画像読取部1aか
ら画素毎に入力されるRGB各8ビットの第1の色デー
タをインキの3原色であるC(シアン)、M(マゼン
ダ)、Y(イエロー)、およびK(ブラック)の色材
(記録材)の量に相当する、それぞれ8ビットのデータ
である第2の色データC、M、Y、Kに変換して出力す
るものである。
【0019】LUT1dは、RGB色データに対応する
CMYK色データが格納された色変換対応テーブルであ
る。色変換部1bは、入力されたRGB色データに応じ
て、色変換に用いるに適した複数の参照点データ(CM
YK色データ)が格納されている複数のLUT内アドレ
スを算出し、このアドレスに従ってLUT1dから複数
の参照点データを読み出す。そして、これら複数のアド
レスおよび参照点データと、変換すべき注目画素のRG
Bデータとから、注目画素のCMYKデータを算出し、
カラー画像記録部1cに供給する。
【0020】カラー画像記録部1cは、第2の色データ
Y、M、C、Kに応じた量のYMCK各色材を用紙に付
着させることにより画像形成し、出力するものである。
LUT1dは、画像処理部1で実際の画像処理を実行す
る際に予め構築されている必要がある。LUT1dに登
録される変換元色空間上の格子点と変換先色空間上の格
子点とが高精度に対応付けられていると、画像形成の
際、元の画像の色が正確に再現できる。
【0021】LUT1d構築のための処理部は、色変換
データベース2、近傍点テーブル抽出手段3、近傍点テ
ーブル4、近傍順位テーブル5、参照点選択手段6、参
照点選択手段7、参照点選択手段8、4点補間手段9、
3点補間手段10、2点補間手段11、および補間法選
択手段12から構成される。
【0022】色変換データベース2は、LUT1d構築
のために、変換後の色データが既知の変換データ対が格
納されているもので、入力色空間の座標値と変換後の色
データの対応表である。変換データ対の入力色空間座標
値は、空間内に不規則に分布していても良い。また、テ
ーブル内の格納順も任意の順番でよい。
【0023】近傍点テーブル抽出手段3は、変換後の色
データが未知の入力色空間内の注目格子点の近傍にある
参照点(変換データ対)を色変換データベース2から探
索して近傍点テーブル4に格納するようになっている。
【0024】このとき、探索する変換データ対の個数は
8個である。すなわち、注目格子点を中心として入力色
空間を図2のように分割して得られる8つの象限の各々
から1個ずつ、最も注目格子点に距離が近い変換データ
対を探索する。さらに、探索された8つの変換データ対
の入力色空間における点が注目格子点に近い順にソート
し、結果を近傍順位テーブル5に格納するようになって
いる。
【0025】参照点選択手段6〜8は、近傍点テーブル
4に格納された変換データ対の中から、注目格子点の色
変換に用いる参照点を選択するものである。参照点選択
手段6は、4点補間による色変換を行うための4個の参
照点を選択し、参照点選択手段7、8はそれぞれ3点補
間および2点補間のための参照点を選択する。参照点選
択手段6〜8には、選択された変換データ対を保持する
ための内部メモリおよび参照点選択手段6〜8にはそれ
ぞれ4点、3点、2点補間可能フラグビットを備えてい
る。
【0026】4点補間手段9は、参照点選択手段6で選
択された4つの参照点をもとに4点補間を行って、注目
格子点に対応する出力色空間内の座標値(変換先色空間
座標)を算出するものである。
【0027】3点補間手段10は、参照点選択手段7で
選択された3つの参照点をもとに3点補間を行って、注
目格子点に対応する出力色空間内の座標値を算出するも
のである。
【0028】2点補間手段11は、参照点選択手段8で
選択された2つの参照点をもとに2点補間を行って、注
目格子点に対応する出力色空間内の座標値を算出するも
のである。
【0029】補間法選択手段12は、参照点選択手段6
〜8のそれぞれから供給されるフラグ情報(4点補間可
能フラグ、3点補間可能フラグ、2点補間可能フラグ)
を基に、注目格子点の色変換結果(参照点選択手段6〜
8からの出力データ)を1つ選択し、注目格子点の座標
値とその出力色空間内の座標値との対をLUT1dに登
録するようになっている。
【0030】図3は、近傍点テーブル4および近傍順位
テーブル5の構成例を示したものである。両テーブルの
エントリ数は、図2で示したように注目格子点を中心に
分割された色空間の象限の数、すなわち8個である。
【0031】近傍点テーブル4は、象限番号(注目格子
点の成分座標との大小関係)、変換元色空間座標、変換
先色空間座標、象限内存在フラグ、座標値条件合致フラ
グ、注目格子点との距離といったフィールドから構成さ
れる。
【0032】象限番号のフィールドは、RGB各軸毎に
それぞれ注目格子点座標(BT、GT、RT)と8つの
参照点(変換データ対)の成分座標との大小関係を表
し、3つ全体で象限番号(0〜7)を表す。図3では、
上から第0象限(0)、第1象限(1)、…、第7象限
(7)の順となっている。
【0033】変換元色空間座標のフィールドには、変換
データ対の色変換データベース2から読み出された変換
元色空間座標、変換先色空間座標には、変換データ対の
色変換データベース2から読み出された変換先色空間座
標値がそれぞれ格納される。
【0034】象限内存在フラグは、色変換データベース
2を探索した結果、該象限内に変換データ対が存在した
か否かを表すフラグ情報である(例えば、存在するとき
「YES」、存在しないとき「NO」)。
【0035】座標値条件合致フラグは該変換データ対の
変換元色空間座標値と注目格子点との距離が予め設定し
ておいた一定の値C以下となっているか否かを表すフラ
グ情報である(例えば、所定値C以下のとき「YE
S」、大きいとき「NO」)。
【0036】近傍順位テーブル5は、近傍順位と象限番
号のフィールドから構成される。近傍順位とは注目格子
点に近い順位を示すものである。一方、象限番号は近傍
順位と対になり、近傍順位で示されたデータがどの象限
にあるのかを示すものである。さらに近傍点テーブル4
は、上から象限の番号順に並んでいる。従って、例え
ば、近傍順位「1」の変換データ対は第6象限にあり、
近傍点テーブル4の上から7つ目のデータが対応するこ
とになる。図3では、注目格子点に最も近い変換データ
対は、第6象限にあることを表しており、さらに、その
第6象限にある変換データ対に関する情報を格納した近
傍点テーブル4へのポインタが格納されている。
【0037】図4は、近傍点テーブル抽出手段3の色変
換データベース探索手順の一例を示したフローチャート
である。ここでは、1個の注目格子点について色変換デ
ータベースから最大8個の近傍点を探索する場合につい
て説明する。
【0038】まず、近傍点テーブル4の初期化として、
象限内存在フラグおよび座標値条件合致フラグを全て
「NO」にクリアし、注目格子点との距離には全て取り
得る値の最大値をセットする(ステップS1)。
【0039】次に、色変換データベース2から1個の変
換データ対を読み込み(ステップS2)、その存在する
象限番号を求める(ステップS3)。ここで、注目格子
点の座標を(RT、GT、BT)、読み込んだ変換デー
タ対の入力色空間座標を(R、G、B)とすると、2進
数「000(2)」 に対して、 R−RT<0ならば「001(2)」(1ビット目を
「1」とする) G−GT<0ならば「010(2)」(2ビット目を
「1」とする) B−BT<0ならば「100(2)」(3ビット目を
「1」とする) をそれぞれビット毎にOR演算することによって、象限
番号を求めることができる。
【0040】次に、変換データ対と注目格子点との距離
を求め、テーブル内の該象限のレコードに既に格納され
ている注目格子点との距離の値と比較する(ステップS
4〜ステップS5)。
【0041】現在処理中の変換データ対の方が前回の変
換データ対よりも遠くにある場合は(ステップS6)、
色変換データベース2から次の変換データ対を読み込
み、以上の処理を繰り返す(ステップS2〜ステップS
6)。
【0042】一方、現在処理中の変換データ対の方が近
くにある場合は、近傍点テーブル4の該象限のレコード
をこの変換対データで書き換える。その際、変換データ
対のRGB値およびCMY値を所定のフィールドに書き
込み、象限内存在フラグを「YES」にセットする。ま
た、座標値条件合致フラグは、
【0043】
【数1】 を満たす場合は「YES」をセットする。注目格子点と
の距離については、先に算出した結果を格納する(ステ
ップS7)。
【0044】次に、色変換データベース2に未検査の変
換データ対がある場合には、次の変換データ対を読み出
し、以上の処理を繰り返す(ステップS8)。色変換デ
ータベース2の探索が終了した場合には(ステップS
8)、近傍点テーブル4の象限内存在フラグが「YE
S」のレコードについて、注目格子点との距離が近い順
に象限番号をソートし、近傍順位テーブル5に格納する
(ステップS9〜ステップS10)。
【0045】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て参照点選択手段6の処理動作について説明する。ま
ず、初期化として選択済みの参照点数(SR)を「0」
にリセットし、内部メモリをクリアする。また、近傍点
テーブル4内の最近傍点から処理を行うため、近傍順位
番号を「1」にリセットする(ステップS21)。
【0046】次に、近傍順位テーブル5を参照し、近傍
順位に従って該当する象限の、近傍点テーブル4内の参
照点(レコード)を読み出す(ステップS22)。そし
て、読み出したレコード内の座標値条件合致フラグを検
査する(ステップS23)。
【0047】座標値条件合致フラグが「NO」のとき
は、4点補間可能フラグに「NO」をセットして、この
フラグを補間法選択手段12に供給する(ステップS2
4)。座標値条件合致フラグが「YES」のときは、選
択済み参照点数(SR)が「3」に到達しているか否か
で次のように条件分岐する(ステップS25)。
【0048】選択済み参照点数(SR)が「3」に到達
していない場合、現在処理中の参照点(現レコード)の
内容を内部メモリに追記し、選択済み参照点数(SR)
に「1」を加算する(ステップS26)。なお、参照点
選択手段6〜8のそれぞれには、所定のメモリが具備さ
れていて、後段の補間手段9〜11の処理で参照する点
の情報は、この内部メモリから読み出されて供給され
る。
【0049】さらに、近傍順位番号に「1」を加算し
(ステップS27)、近傍順位テーブル5を参照し、現
近傍順位に該当する象限の、近傍点テーブル4内のレコ
ードを読み出し、以上の処理を繰り返す(ステップS2
2〜ステップS25)。
【0050】選択済み参照点数(SR)が「3」に到達
していた場合には、入力色空間の全ての軸(S)、すな
わちS:R、G、Bにおいて、ステップS26で参照点
選択手段6の内部メモリに既に書き込まれている3点の
変換元色空間座標(RGB値)S0、S1、S2と現在
処理中の変換元空間座標(RGB値)S3、と注目格子
点の変換元空間座標(RGB値)STとの差、すなわ
ち、(S0 −ST)、(S1−ST)、(S2−S
T)、(S3−ST)を求めて、S:R、G、Bのいず
れにおいても(S0 −ST)、(S1−ST)、(S
2−ST)、(S3−ST)が同符号とならないことを
チェックする(ステップS28)。ここで、S0、S
1、S2、S3は4つの格子点のそれぞれのRGB各値
であり、例えば、Rが問題となっているときは4つの格
子点のRの値をR0、R1、R2、R3とすると、S0
=R0、S1=R1、S2=R2、S3=R3となる。
【0051】同符号となる場合、ステップS27に進
み、近傍順位番号に「1」を加算して、近傍順位テーブ
ル5を参照し、現近傍順位に該当する象限の、近傍点テ
ーブル4内のレコードを読み出し、以上の処理を繰り返
す。
【0052】同符号とならない場合、現在処理中の参照
点(現レコード)のRGB、CMY値および内部メモリ
内の3つの参照点のRGB、CMY値を4点補間手段9
に供給する(ステップS29)。また、4点補間可能フ
ラグに「YES」をセットして、このフラグを補間法選
択手段12に供給する(ステップS30)。
【0053】ここで、4点補間フラグとは、所定の条件
を満たす4点が探索できれば、4点補間は可能なので、
その旨を示すために生成される1ビットの信号であり、
このフラグは補間法選択手段12に供給される。
【0054】ステップS23およびステップS28のチ
ェックにより、注目格子点からの距離が所定値Cより小
さく、しかも注目格子点の周囲に散らばった4つの参照
点を選択するようになっている。
【0055】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て参照点選択手段6の他の処理動作について説明する。
まず、初期化として選択済みの参照点数(SR)を
「0」にリセットし、内部メモリをクリアする。また、
近傍点テーブル4内の最近傍点から処理を行うため、近
傍順位番号を「1」にリセットする(ステップS4
1)。
【0056】次に、近傍順位テーブル5を参照し、近傍
順位に従って、該当する象限の近傍点テーブル4内の参
照点(レコード)を読み出す(ステップS42)。そし
て、読み出したレコード内の座標値条件合致フラグを検
査する(ステップS43)。
【0057】座標値条件合致フラグが「NO」のとき
は、4点補間可能フラグに「NO」をセットして、この
フラグを補間法選択手段12に供給する(ステップS4
4)。座標値条件合致フラグが「YES」のときは、選
択済み参照点数(SR)が「3」に到達しているか否か
で次のように条件分岐する(ステップS45)。
【0058】選択済み参照点数(SR)が「3」に到達
していない場合は、現在処理中の参照点(現レコード)
の内容を内部メモリに追記し、選択済み参照点数(S
R)に「1」を加算する(ステップS46)。さらに、
近傍順位番号に「1」を加算し(ステップS47)、近
傍順位テーブル5を参照し、現近傍順位に該当する象限
の、近傍点テーブル4内のレコードを読み出し、以上の
処理を繰り返す(ステップS42〜ステップS45)。
【0059】選択済み参照点数(SR)が「3」に到達
していた場合には、入力色空間の全ての軸(S)、すな
わちS:R、G、Bにおいて、ステップS46で参照点
選択手段6の内部メモリに既に書き込まれている3点の
変換元空間座標(RGB値)S0、S1、S2、現在処
理中の参照点の変換元空間座標(RGB値)S3、と注
目格子点の変換元空間座標(RGB値)STとの差、す
なわち、(S0 −ST)、(S1−ST)、(S2−
ST)、(S3−ST)を求めて、S:R、G、Bのい
ずれにおいても(S0 −ST)、(S1−ST)、
(S2−ST)、(S3−ST)が同符号とならないこ
とをチェックする(ステップS48)。
【0060】同符号となる場合、ステップS47に進
み、近傍順位番号に「1」を加算して、近傍順位テーブ
ル5を参照し、現近傍順位に該当する象限の、近傍点テ
ーブル4内のレコードを読み出し、以上の処理を繰り返
す。同符号とならない場合、ステップS49に進み、入
力色空間の各成分方向S:R、G、Bのうち少なくとも
1つは、
【0061】
【数2】 を満たすことをチェックする。
【0062】式(2)を満たさない場合、ステップS4
7に進み、近傍順位番号に「1」を加算して、近傍順位
テーブル5を参照し、現近傍順位に該当する象限の、近
傍点テーブル4内のレコードを読み出し、以上の処理を
繰り返す。
【0063】式(2)を満たす場合、現レコードのRG
B、CMY値および内部メモリ内の3レコードのRG
B、CMY値を4点補間手段9に供給する(ステップS
50)。また、4点補間可能フラグに「YES」をセッ
トして、このフラグを補間法選択手段12に供給する
(ステップS51)。
【0064】ステップS43、ステップS48、ステッ
プS49のチェックにより、注目格子点からの距離が所
定値Cより小さく、しかも注目格子点の周囲に散らば
り、しかも、全ての点が同一平面上にないような4つの
参照点を選択するようになっている。
【0065】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て参照点選択手段7の処理動作について説明する。ま
ず、初期化として選択済みの参照点数(SR)を「0」
にリセットし、内部メモリをクリアする。また、近傍点
テーブル4内の最近傍点から処理を行うため、近傍順位
番号を「1」にリセットする(ステップS61) 次に、近傍順位テーブル5を参照し、近傍順位に従っ
て、該当する象限の近傍点テーブル4内の参照点(レコ
ード)を読み出す(ステップS62)。そして、読み出
したレコード内の座標値条件合致フラグを検査する(ス
テップS63)。
【0066】座標値条件合致フラグが「NO」のとき
は、3点補間可能フラグに「NO」をセットして、この
フラグを補間法選択手段12に供給する(ステップS6
4)。座標値条件合致フラグが「YES」のときは、選
択済み参照点数(SR)が「2」に到達しているか否か
で次のように条件分岐する(ステップS65)。
【0067】選択済み参照点数(SR)が「2」に到達
していない場合、現在処理中の参照点(現レコード)の
内容を内部メモリに追記し、選択済み参照点数(SR)
に「1」を加算する(ステップS66)。さらに、近傍
順位番号に「1」を加算し(ステップS67)、近傍順
位テーブル5を参照し、現近傍順位に該当する象限の近
傍点テーブル4内のレコードを読み出し、以上の処理を
繰り返す(ステップS62〜ステップS65)。
【0068】選択済み参照点数(SR)が「2」に到達
していた場合には、入力色空間の全ての軸、すなわち
S:R、G、Bにおいて、ステップS66で参照点選択
手段7の内部メモリに既に書き込まれている2点の変換
元空間座標(RGB値)S0、S1、現在処理中の参照
点の変換元空間座標(RGB値)S2、と注目格子点の
変換元空間座標(RGB値)STとの差、すなわち、
(S0 −ST)、(S1−ST)、(S2−ST)を
求めて、S:R、G、Bのいずれにおいても(S0−S
T)、(S1−ST)、(S2−ST)が同符号となら
ないことをチェックする(ステップS68)。
【0069】同符号となる場合、ステップS67に進
み、近傍順位番号に「1」を加算して、近傍順位テーブ
ル5を参照し、現近傍順位に該当する象限の近傍点テー
ブル4内のレコードを読み出し、以上の処理を繰り返
す。
【0070】同符号とならない場合、ステップS69に
進み、現レコードのRGB、CMY値および内部メモリ
内の2レコードのRGB、CMY値を3点補間手段10
に供給する(ステップS69)。また、3点補間可能フ
ラグに「YES」をセットして、このフラグを補間法選
択手段12に供給する(ステップS70)。
【0071】ステップS63およびステップS68のチ
ェックにより、注目格子点からの距離が所定値Cより小
さく、しかも注目格子点の周囲に散らばった3つの参照
点を選択するようになっている。
【0072】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て参照点選択手段8の処理動作について説明する。ま
ず、初期化として選択済みの参照点数(SR)を「0」
にリセットし、内部メモリをクリアする。また、近傍点
テーブル4内の最近傍点から処理を行うため、近傍順位
番号を「1」にリセットする(ステップS91)。
【0073】次に、近傍順位テーブル5を参照し、現在
の近傍順位に該当する象限の、近傍点テーブル4内の参
照点(レコード)を読み出す(ステップS92)。そし
て、読み出したレコード内の座標値条件合致フラグを検
査する(ステップS93)。
【0074】座標値条件合致フラグが「NO」のとき
は、2点補間可能フラグに「NO」をセットして、この
フラグを補間法選択手段12に供給する(ステップS9
4)。座標値条件合致フラグが「YES」のときは、選
択済み参照点数(SR)が「1」に到達しているか否か
で次のように条件分岐する(ステップS95)。
【0075】選択済み参照点数(SR)が「1」に到達
していない場合は、現在処理中の参照点(現レコード)
の内容を内部メモリに追記し、選択済み参照点数(S
R)に「1」を加算する(ステップS96)。さらに、
近傍順位番号に「1」を加算し(ステップS97)、近
傍順位テーブル5を参照し、現近傍順位に該当する象限
の、近傍点テーブル内のレコードを読み出し、以上の処
理を繰り返す(ステップS92〜ステップS95)。
【0076】選択済み参照点数(SR)が「1」に到達
していた場合には、現レコードのRGB、CMY値およ
び内部メモリ内の1レコードのRGB、CMY値を2点
補間手段11に供給する(ステップS98)。また、2
点補間可能フラグに「YES」をセットして、このフラ
グを補間法選択手段12に供給する(ステップS9
9)。
【0077】このように、参照点選択手段8では、ステ
ップS93のみのチェックにより、注目格子点からの距
離が所定値Cより小さい2つの参照点を選択するように
なっている。
【0078】次に、4点補間手段9の処理について説明
する。処理対象の変換すべき注目格子点座標を表す点を
T、参照点選択手段6で選択された4つの参照近傍点を
P0、P1、P2、P3、補助参照点をP1′、P2′
として、入力色空間における各点の分布を図9に示す。
【0079】P1′はP2 から線分P0、P1 また
はその延長線上へ下ろした垂線の足であり、P2′はP
3から3点P0、P1、P2の張る平面上へ下ろした垂
線の足である。本実施形態では、注目格子点Tに相当す
る変換先色空間座標値を次式
【0080】
【数3】 によって算出する。ただし、式(3)において、P0、
P1等の細字のベクトル記号は変換元色空間におけるベ
クトルを表し、太字の記号T、P0、P1、P2、P
3、P1′、P2′は変換先色空間における各点の座標
値ベクトル(C、M、Y)を表す。太字のP1′および
P2′はそれぞれ次式(4)、(5)
【0081】
【数4】 によって算出される。
【0082】ただし、式(4)、式(5)において、P
0、P1等の細字のベクトル記号は変換元色空間におけ
るベクトルを表し、太字の記号T、P0、P1、P2、
P3、P1′、P2′は変換先色空間における各点の座
標値ベクトル(C、M、Y)を表す。
【0083】なお、ベクトルT、P0、P1、P2、P
3、P1′、P2′は、変換元色空間における座標値ベ
クトル(R、G、B)として式(3)、(4)、(5)
に適用しても良い。
【0084】3点補間手段10では、例えば、図9にお
いて、入力色空間内の処理対象の変換すべき注目格子点
座標を表す点をT、参照点選択手段7で選択された3つ
の参照近傍点をP0、P1、P2、補助参照点をP1′
とすると、次式(6)に従った補間演算を行う。
【0085】
【数5】
【0086】2点補間手段11は、例えば、図9におい
て、入力色空間内の処理対象の変換すべき注目格子点座
標を表す点をT、参照点選択手段8で選択された2つの
参照近傍点をP0、P1、とすると、次式(7)に従っ
た補間演算を行う。
【0087】
【数6】
【0088】ただし、式(6)、(7)において、P
0、P1等の細字のベクトル記号は変換元色空間におけ
るベクトルを表し、太字の記号T、P0、P1、P2、
P1′、は変換先色空間における各点の座標値ベクトル
(C、M、Y)を表す。
【0089】また、太字のP1′は、式(4)によって
算出されるものである。図10は、補間法選択手段12
の構成例を示したものである。補間法選択手段12は3
段のセレクタ12a〜12cから構成される。セレクタ
12a〜12cのセレクト信号入力端子Sには、それぞ
れ4点補間可能フラグ、3点補間可能フラグ、2点補間
可能フラグがセレクト信号として入力される。
【0090】セレクタ12a〜12cのデータ入力端子
Yには、それぞれ4点補間手段9からの出力データ、3
点補間手段10からの出力データ、2点補間手段11か
らの出力データが入力される。
【0091】セレクタ12cの第2のデータ入力端子N
には、近傍点テーブル4に格納された最近傍点データ
(近傍順位番号が「1」の参照点のレコード)が入力さ
れ、セレクタ12cの出力端子Oは、セレクタ12bの
データ入力端子Nに入力される。
【0092】セレクタ12bの出力端子Oは、セレクタ
12aのデータ入力端子Nに入力され、最終的にセレク
タ12aの出力端子Oから出力されるデータが注目格子
点の変換先色空間座標(注目格子点データ)である。
【0093】セレクト信号が「YES」を表す信号であ
れば、各セレクタ12a〜12cの出力端子Oからは、
データ入力端子Yに入力された信号が出力され、セレク
ト信号が「NO」を表す信号であれば、出力端子Oから
はデータ入力端子Nに入力された信号が出力される。
【0094】したがって、4点補間可能フラグが「YE
S」であれば、3段目のセレクタ12aによって、注目
格子点の色変換結果として4点補間手段9からの出力が
最優先で選択される。
【0095】4点補間可能フラグが「NO」の場合、3
点補間可能フラグが「YES」であれば、2段目と3段
目のセレクタ12b、12cによって、注目格子点の色
変換結果として3点補間手段10からの出力が優先的に
選択される。
【0096】4点補間可能フラグと3点補間可能フラグ
が共に「NO」の場合、2点補間可能フラグが「YE
S」であれば、全段のセレクタ12a〜12cによっ
て、2点補間手段11からの出力が選択される。
【0097】4点補間可能フラグ、3点補間可能フラグ
および2点補間可能フラグが全て「NO」の場合、全段
のセレクタ12a〜12cによって、近傍点テーブル4
の中の最近傍点データが選択される。
【0098】最終的にセレクタ12aから出力された注
目格子点出力データは、LUT1dの所定のアドレスに
格納されて、LUTが構築される。以上説明したよう
に、上記実施形態によれば、近傍点テーブル抽出手段3
は、入力(変換元)色空間(例えば、RGB系)内の注
目格子点を中心とした入力色空間内の8つの象限のそれ
ぞれにおいて、色変換データベース2に格納されてい
る、入力色空間内の座標値に対応する出力(変換先)色
空間(例えば、YMCK系)内の座標値が既知の参照格
子点の中から、注目格子点からの距離が最小となる参照
格子点を抽出し、参照点選択手段6は、この8つの象限
のそれぞれについて抽出された参照格子点のうち、注目
格子点からの距離が予め定められた値より小さい参照格
子点の成分座標値と注目格子点の成分座標値との差分、
この差分の積を基に注目格子点を中心に三次元的に分散
している4つの参照格子点を抽出し、4点補間手段9
は、この抽出された4つの参照格子点の座標値および出
力色空間内の座標値と注目格子点の座標値を基に注目格
子点に対応する出力色空間内の座標値を算出する。
【0099】また、参照点選択手段7は、近傍点テーブ
ル抽出手段3で8つの象限のそれぞれについて抽出され
た参照格子点のうち、注目格子点からの距離が予め定め
られた値より小さい参照格子点の成分座標値と注目格子
点の成分座標値との差分を基に注目格子点の周囲に分散
している3つの参照格子点を抽出し、3点補間手段10
は、この抽出された3つの参照格子点の座標値および出
力色空間内の座標値と注目格子点の座標値を基に注目格
子点に対応する出力色空間内の座標値を算出する。
【0100】また、参照点算出手段8は、近傍点テーブ
ル抽出手段3で8つの象限のそれぞれについて抽出され
た参照格子点のうち、注目格子点からの距離が予め定め
られた値より小さい2つの参照格子点を抽出し、2点補
間手段11は、この抽出された2つの参照格子点の座標
値および出力色空間内の座標値と注目格子点の座標値を
基に注目格子点に対応する出力色空間内の座標値を算出
する。
【0101】そして、補間法選択手段12で、参照点選
択手段6〜8のそれぞれから出力される4点補間可能フ
ラグ、3点補間可能フラグ、2点補間可能フラグに基づ
き、各補間手段0〜11での算出結果および最近傍点デ
ータのうちのいずれか1つを選択し、その選択されたデ
ータをLUT1dに登録して、LUTを構築する。
【0102】これにより、高速にしかも高精度に色変換
LUTを構築できる。具体的には、 (a) 各参照点選択手段6、7、8は、注目格子点と
参照点の間の距離を一定値C以下となるように制限し、
同一象限から2個以上の参照点を選ばないようにしてい
るため、補間処理のために選択される参照点は、注目格
子点の近傍で3次元的に分布したものとなり、従って、
補間精度が向上する。
【0103】(b) 参照点選択手段6は、4点補間に
おける4つの最近傍参照点を、各成分座標と注目格子点
座標の差分(S0−ST)、(S1−ST)、(S2−
ST)、(S3−ST)が入力色空間の全ての座標軸に
おいて同符号とならないように探索することから、4つ
の参照点が注目格子点の周囲に3次元的に分布し、4点
補間の精度が向上する。
【0104】(c) 参照点選択手段6は、3つの入力
色空間の各成分方向のうち少なくとも1つは、 (S0−ST)(S1−ST)(S2−ST)(S3−
ST)<0 を満たす4つの最近傍参照点を探索することにより、4
つの参照点が注目格子点の周囲に3次元的に分布し、4
点補間の精度が向上する。
【0105】(d) 補間法選択手段12は、各参照点
選択手段6〜8から出力される補間可能フラグにより、
注目格子点と参照点間の距離および注目格子点に対する
参照点の位置関係を制限した際に、この条件を満たす参
照点の数が、規定された個数未満であった場合、その少
ない参照点だけを用いた補間方法に切り換えることによ
り、この現象が現れやすい色再現域外の格子点入力に対
して適切な色変換が可能となる。
【0106】(e) 参照点選択手段7は、3点補間に
おける3つの最近傍参照点を、各成分座標と注目格子点
座標の差分(S0−ST)、(S1−ST)、(S2−
ST)、が入力色空間の全ての座標軸において同符号と
ならないように探索することから、3つの参照点の張る
平面と注目格子点との距離が近くなり、3点補間の精度
劣化を抑制できる。
【0107】(f) 参照点選択手段8は、注目格子点
の2つの最近傍参照点を探索することにより、2つの参
照点を結ぶ線分と注目格子点との距離が近くなり、2点
補間の精度劣化を抑制する。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば、高速にしかも高精度に
色変換対応テーブル(LUT)を構築できる。よって、
このLUTを用いて色変換を行う画像形成装置は、入力
画像の色の再現が正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の
構成を概略的に示した図。
【図2】入力(変換元)色空間を注目格子点を中心に8
つの象限に分割した場合の一例を示した図。
【図3】近傍点テーブルおよび近傍順位テーブルの構成
例を示した図。
【図4】近傍点テーブル抽出手段の色変換データベース
探索手順の一例を示したフローチャート。
【図5】参照点選択手段6の処理動作について説明する
ためのフローチャート。
【図6】参照点選択手段6の他の処理動作について説明
するためのフローチャート。
【図7】参照点選択手段7の処理動作について説明する
ためのフローチャート。
【図8】参照点選択手段8の処理動作について説明する
ためのフローチャート。
【図9】4点補間手段の演算処理について説明するため
の図で、4点補間に用いられる参照点の入力空間におけ
る分布例を示したものである。
【図10】補間法選択手段の構成例を示した図。
【符号の説明】
1…画像処理部、1a…カラー画像読取部、1b…色変
換部、1c…カラー画像記録部、1d…色変換参照テー
ブル(LUT)、2…色変換データベース、3…近傍点
テーブル抽出手段、4…近傍点テーブル、5…近傍順位
テーブル、6、7、8…参照点選択手段、9…4点補間
手段、10…3点補間手段、11…2点補間手段、12
…補間法選択手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 Z

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報に変換するために参照される色変換対応テ
    ーブルを構築する色変換対応テーブル構築方法におい
    て、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出し、この8つの参
    照格子点から前記注目格子点との距離および位置関係に
    基づき少なくとも2つの参照格子点を抽出し、この少な
    くとも2つの参照格子点の前記第1および第2の色空間
    内の表色情報に基づき前記注目格子点の第2の色空間内
    の表色情報を補間演算して求め、この求められた第2の
    色空間内の表色情報と前記注目格子点の表色情報との対
    応を前記色変換対応テーブルに登録して前記色変換対応
    テーブルを構築することを特徴とする色変換対応テーブ
    ル構築方法。
  2. 【請求項2】 第1の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報に変換するために参照される色変換対応テ
    ーブルを構築する色変換対応テーブル構築方法におい
    て、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出し、この8つの参
    照格子点から、前記注目格子点からの距離が予め定めら
    れた値より小さい参照格子点と前記注目格子点の位置を
    比較して前記注目格子点の周囲に分散している4つの参
    照格子点を抽出し、この抽出された4つの参照格子点の
    前記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記
    注目格子点の表色情報を補間演算して求め、この求めら
    れた第2の色空間内の表色情報と前記注目格子点の表色
    情報との対応を前記色変換対応テーブルに登録して前記
    色変換対応テーブルを構築することを特徴とする色変換
    対応テーブル構築方法。
  3. 【請求項3】 第1の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報に変換するために参照される色変換対応テ
    ーブルを構築する色変換対応テーブル構築方法におい
    て、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出し、この8つの参
    照格子点から、前記注目格子点からの距離が予め定めら
    れた値より小さい参照格子点と前記注目格子点の位置を
    比較して前記注目格子点の周囲に分散している3つの参
    照格子点を抽出し、この抽出された4つの参照格子点の
    前記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記
    注目格子点の表色情報を補間演算して求め、この求めら
    れた第2の色空間内の表色情報と前記注目格子点の表色
    情報との対応を前記色変換対応テーブルに登録して前記
    色変換対応テーブルを構築することを特徴とする色変換
    対応テーブル構築方法。
  4. 【請求項4】 第1の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報に変換するために参照される色変換対応テ
    ーブルを構築する色変換対応テーブル構築方法におい
    て、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出し、この8つの参
    照格子点から、前記注目格子点からの距離が予め定めら
    れた値より小さい2つの参照格子点を抽出し、この抽出
    された2つの参照格子点の第1および第2の色空間内の
    表色情報に基づき前記注目格子点の表色情報を補間演算
    して求め、この求められた第2の色空間内の表色情報と
    前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対応テ
    ーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築するこ
    とを特徴とする色変換対応テーブル構築方法。
  5. 【請求項5】 第1の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報に変換するために参照される色変換対応テ
    ーブルを構築し、この構築された色変換対応テーブルを
    参照して、前記第1の色空間内の表色情報を前記第2の
    色空間内の表色情報に変換する色変換装置において、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出する第1の抽出手
    段と、 この第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点との距離および位置関係に関する所
    定の条件を満たす少なくとも2つの参照格子点を抽出す
    る第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段で抽出された少なくとも2つの参照
    格子点の前記第1および第2の色空間内の表色情報に基
    づき前記注目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間
    演算して求める補間演算手段と、 この補間演算手段で求められた第2の色空間内の表色情
    報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
    応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
    る構築手段と、 を具備し、前記構築手段で構築された色変換対応テーブ
    ルを参照して、前記第1の色空間内の表色情報を前記第
    2の色空間内の表色情報に変換することを特徴とする色
    変換装置。
  6. 【請求項6】 第1の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報に変換するために参照される色変換対応テ
    ーブルを構築し、この構築された色変換対応テーブルを
    参照して、前記第1の色空間内の表色情報を前記第2の
    色空間内の表色情報に変換する色変換装置において、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出する第1の抽出手
    段と、 この第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい参照格子点と前記注目格子点の位置を比較して前
    記注目格子点の周囲に分散している4つの参照格子点を
    抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段で抽出された4つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の表色情報を補間演算して求める補間演算手段
    と、 この補間演算手段で求められた第2の色空間内の表色情
    報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
    応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
    る構築手段と、 を具備し、前記構築手段で構築された色変換対応テーブ
    ルを参照して、前記第1の色空間内の表色情報を前記第
    2の色空間内の表色情報に変換することを特徴とする色
    変換装置。
  7. 【請求項7】 第1の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報に変換するために参照される色変換対応テ
    ーブルを構築し、この構築された色変換対応テーブルを
    参照して、前記第1の色空間内の表色情報を前記第2の
    色空間内の表色情報に変換する色変換装置において、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出する第1の抽出手
    段と、 この第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい参照格子点と前記注目格子点の位置を比較して前
    記注目格子点の周囲に分散している3つの参照格子点を
    抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段で抽出された3つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間演算して求
    める補間演算手段と、 この補間演算手段で求められた第2の色空間内の表色情
    報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
    応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
    る構築手段と、 を具備し、前記構築手段で構築された色変換対応テーブ
    ルを参照して、前記第1の色空間内の表色情報を前記第
    2の色空間内の表色情報に変換することを特徴とする色
    変換装置。
  8. 【請求項8】 第1の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報に変換するために参照される色変換対応テ
    ーブルを構築し、この構築された色変換対応テーブルを
    参照して、前記第1の色空間内の表色情報を前記第2の
    色空間内の表色情報に変換する色変換装置において、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出する第1の抽出手
    段と、 この第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい2つの参照格子点を抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段で抽出された2つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間演算して求
    める補間演算手段と、 この補間演算手段で求められた第2の色空間内の表色情
    報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
    応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
    る構築手段と、 を具備し、前記構築手段で構築された色変換対応テーブ
    ルを参照して、前記第1の色空間内の表色情報を前記第
    2の色空間内の表色情報に変換することを特徴とする色
    変換装置。
  9. 【請求項9】 第1の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表さ
    れる表色情報に変換するために参照される色変換対応テ
    ーブルを構築し、この構築された色変換対応テーブルを
    参照して、前記第1の色空間内の表色情報を前記第2の
    色空間内の表色情報に変換する色変換装置において、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出する第1の抽出手
    段と、 この第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい参照格子点と前記注目格子点の位置を比較して前
    記注目格子点の周囲に分散している4つの参照格子点を
    抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段で抽出された4つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間演算して求
    める第1の補間演算手段と、 前記第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい参照格子点と前記注目格子点の位置を比較して前
    記注目格子点の周囲に分散している3つの参照格子点を
    抽出する第3の抽出手段と、 この第3の抽出手段で抽出された3つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間演算して求
    める第2の補間演算手段と、 前記第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい2つの参照格子点を抽出する第4の抽出手段と、 この第4の抽出手段で抽出された2つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間演算して求
    める第3の補間演算手段と、 前記第1および第2および第3の補間演算手段いずれか
    で求められた前記注目格子点の表色情報のうちの1つを
    選択する選択手段と、 この選択手段で選択された第2の色空間内の表色情報と
    前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対応テ
    ーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築する構
    築手段と、 を具備し、前記構築手段で構築された色変換対応テーブ
    ルを参照して、前記第1の色空間内の表色情報を前記第
    2の色空間内の表色情報に変換することを特徴とする色
    変換装置。
  10. 【請求項10】 第1の色空間内の1つの格子点にて表
    される表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表
    される表色情報に変換するために参照される色変換対応
    テーブルを構築し、この構築された色変換対応テーブル
    を参照して、前記第1の色空間内の入力カラー画像の表
    色情報を前記第2の色空間内の表色情報に変換して前記
    入力カラー画像の複製画像を形成する画像形成装置にお
    いて、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出する第1の抽出手
    段と、 この第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点との距離および位置関係に関する所
    定の条件を満たす少なくとも2つの参照格子点を抽出す
    る第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段で抽出された少なくとも2つの参照
    格子点の前記第1および第2の色空間内の表色情報に基
    づき前記注目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間
    演算して求める補間演算手段と、 この補間演算手段で求められた第2の色空間内の表色情
    報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
    応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
    る構築手段と、 を具備し、前記構築手段で構築された色変換対応テーブ
    ルを参照して、前記第1の色空間内の入力カラー画像の
    表色情報を前記第2の色空間内の表色情報に変換して前
    記入力カラー画像の複製画像を形成することを特徴とす
    る画像形成装置。
  11. 【請求項11】 第1の色空間内の1つの格子点にて表
    される表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表
    される表色情報に変換するために参照される色変換対応
    テーブルを構築し、この構築された色変換対応テーブル
    を参照して、前記第1の色空間内の入力カラー画像の表
    色情報を前記第2の色空間内の表色情報に変換して前記
    入力カラー画像の複製画像を形成する画像形成装置にお
    いて、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出する第1の抽出手
    段と、 この第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい参照格子点と前記注目格子点の位置を比較して前
    記注目格子点の周囲に分散している4つの参照格子点を
    抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段で抽出された4つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の表色情報を補間演算して求める補間演算手段
    と、 この補間演算手段で求められた第2の色空間内の表色情
    報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
    応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
    る構築手段と、 を具備し、前記構築手段で構築された色変換対応テーブ
    ルを参照して、前記第1の色空間内の入力カラー画像の
    表色情報を前記第2の色空間内の表色情報に変換して前
    記入力カラー画像の複製画像を形成することを特徴とす
    る画像形成装置。
  12. 【請求項12】 第1の色空間内の1つの格子点にて表
    される表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表
    される表色情報に変換するために参照される色変換対応
    テーブルを構築し、この構築された色変換対応テーブル
    を参照して、前記第1の色空間内の入力カラー画像の表
    色情報を前記第2の色空間内の表色情報に変換して前記
    入力カラー画像の複製画像を形成する画像形成装置にお
    いて、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出する第1の抽出手
    段と、 この第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい参照格子点と前記注目格子点の位置を比較して前
    記注目格子点の周囲に分散している3つの参照格子点を
    抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段で抽出された3つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間演算して求
    める補間演算手段と、 この補間演算手段で求められた第2の色空間内の表色情
    報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
    応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
    る構築手段と、 を具備し、前記構築手段で構築された色変換対応テーブ
    ルを参照して、前記第1の色空間内の入力カラー画像の
    表色情報を前記第2の色空間内の表色情報に変換して前
    記入力カラー画像の複製画像を形成することを特徴とす
    る画像形成装置。
  13. 【請求項13】 第1の色空間内の1つの格子点にて表
    される表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表
    される表色情報に変換するために参照される色変換対応
    テーブルを構築し、この構築された色変換対応テーブル
    を参照して、前記第1の色空間内の入力カラー画像の表
    色情報を前記第2の色空間内の表色情報に変換して前記
    入力カラー画像の複製画像を形成する画像形成装置にお
    いて、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出する第1の抽出手
    段と、 この第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい2つの参照格子点を抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段で抽出された2つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間演算して求
    める補間演算手段と、 この補間演算手段で求められた第2の色空間内の表色情
    報と前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対
    応テーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築す
    る構築手段と、 を具備し、前記構築手段で構築された色変換対応テーブ
    ルを参照して、前記第1の色空間内の入力カラー画像の
    表色情報を前記第2の色空間内の表色情報に変換して前
    記入力カラー画像の複製画像を形成することを特徴とす
    る画像形成装置。
  14. 【請求項14】 第1の色空間内の1つの格子点にて表
    される表色情報を第2の色空間内の1つの格子点にて表
    される表色情報に変換するために参照される色変換対応
    テーブルを構築し、この構築された色変換対応テーブル
    を参照して、前記第1の色空間内の入力カラー画像の表
    色情報を前記第2の色空間内の表色情報に変換して前記
    入力カラー画像の複製画像を形成する画像形成装置にお
    いて、 前記第1の色空間内の注目格子点を中心として前記第1
    の色空間内を等方向に8つの象限に分割し、その各象限
    から、前記注目格子点からの距離が最小の前記第1の色
    空間内の表色情報に対応する前記第2の色空間内の表色
    情報が既知の8つの参照格子点を抽出する第1の抽出手
    段と、 この第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい参照格子点と前記注目格子点の位置を比較して前
    記注目格子点の周囲に分散している4つの参照格子点を
    抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段で抽出された4つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間演算して求
    める第1の補間演算手段と、 前記第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい参照格子点と前記注目格子点の位置を比較して前
    記注目格子点の周囲に分散している3つの参照格子点を
    抽出する第3の抽出手段と、 この第3の抽出手段で抽出された3つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間演算して求
    める第2の補間演算手段と、 前記第1の抽出手段で抽出された8つの参照格子点か
    ら、前記注目格子点からの距離が予め定められた値より
    小さい2つの参照格子点を抽出する第4の抽出手段と、 この第4の抽出手段で抽出された2つの参照格子点の前
    記第1および第2の色空間内の表色情報に基づき前記注
    目格子点の第2の色空間内の表色情報を補間演算して求
    める第3の補間演算手段と、 前記第1および第2および第3の補間演算手段いずれか
    で求められた前記注目格子点の表色情報のうちの1つを
    選択する選択手段と、 この選択手段で選択された第2の色空間内の表色情報と
    前記注目格子点の表色情報との対応を前記色変換対応テ
    ーブルに登録して前記色変換対応テーブルを構築する構
    築手段と、 を具備し、前記構築手段で構築された色変換対応テーブ
    ルを参照して、前記第1の色空間内の入力カラー画像の
    表色情報を前記第2の色空間内の表色情報に変換して前
    記入力カラー画像の複製画像を形成することを特徴とす
    る画像形成装置。
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JP2012249053A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Brother Ind Ltd 色変換テーブルの作成方法、作成装置およびコンピュータプログラム
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