JPH1019172A - 長尺高圧ホース及びその製造方法 - Google Patents

長尺高圧ホース及びその製造方法

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JPH1019172A
JPH1019172A JP17491996A JP17491996A JPH1019172A JP H1019172 A JPH1019172 A JP H1019172A JP 17491996 A JP17491996 A JP 17491996A JP 17491996 A JP17491996 A JP 17491996A JP H1019172 A JPH1019172 A JP H1019172A
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JP
Japan
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layer
pressure hose
rubber
steel wire
auxiliary layer
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Pending
Application number
JP17491996A
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English (en)
Inventor
Norio Kimura
憲雄 木村
Takashi Sato
孝志 佐藤
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長さが40mを超える長尺高圧ホースを製造
することが出来ると共に、加硫成形時のゴム流出を防止
して偏肉を防止し、更に補助層と鋼線補強層との接着性
を良好にした長尺高圧ホース及びその製造方法を提供す
ることを目的とするものである。 【解決手段】 ゴム等の可撓性材からなる内面層1の外
周面に、無撚りまたは甘撚り繊維からなる補助層10を
編組密度が100%以上で編組して形成してある。そし
て、前記補助層10の外周面には、ゴム等の可撓性材か
らなる複数の中間層11a,11b,11c,11d
と、スパイラル構造の鋼線補強層12a,12b,12
c,12dとで、複数層(この実施形態では4層)の補
強層12を形成し、その最外層の鋼線補強層12dの外
側には、ゴム等の可撓性材からなる外面層2を形成し
て、長尺高圧ホース本体Xを構成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は油圧用配管等に用
いられ、長尺高圧ホース及びその製造方法にかかわり、
更に詳しくは定径の巻取りドラムに、一定以上の呼び径
の長尺状のホース本体を巻取って加硫成形する際、内面
層のゴムが補助層の隙間から鋼線補強層側へ流出して偏
肉するのを有効に防止すると共に、長尺高圧ホースの製
造を容易にした長尺高圧ホース及びその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧用配管等に用いられるスパイ
ラル構造の鋼線補強層を設けた高圧ホ─スとしては、例
えば、図2に示すように、ゴム等の可撓性材からなる内
面層1および外面層2の間にスパイラル構造の鋼線補強
層3、4、5、6を構成し、各鋼線補強層の間には中間
層7、8、9を配し、内面層1と鋼線補強層3の間に繊
維編組または織布からなる補助層11を設けた高圧ホー
スAが知られている。
【0003】また、他の実施形態としては、図3に示す
ように、高圧ホースAの補助層11と鋼線補強層3の間
に接着層12を設けた高圧ホースBが知られている。更
に、図4の特開昭61ー192988号には、前記従来
の高圧ホースA、Bの補助層11および接着層12に代
えて短繊維を配合した高分子材料からなる層13を設け
た高圧ホースCが開示されている。
【0004】また、従来のスパイラル構造の鋼線補強層
を有する高圧ホースを製造する場合、鉄マンドレル等の
芯体に、内面ゴムを被覆し、その外周面にスパイラル状
に巻付ける補強ワイヤと中間ゴムとを交互に複数回(4
回〜6回)形成し、更にその上に外面層を被覆すること
で高圧ホース本体を成形し、この高圧ホース本体の外周
面に熱収縮のある布をラッピングして加硫缶に入れ加硫
成形するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の高圧ホースの製造方法は、芯体が鉄マンドレル
であるため、その長さが制約され、一般的には得られる
製品の長さは最大40mであって、それ以上の長さの高
圧ホースの要望がある場合には、金具によりホース本体
を連結して長尺化し、使用するのが一般的であった。
【0006】更に、上記高圧ホースの構造から、ホース
本体を巻取りドラムに巻付けると、外側のスパイラル状
に巻付けた補助層は間隔が開き、内側は密になって、加
硫成形した際に、内面ゴムが外側の補助層間から鋼線補
強層側に流出し、ホース本体の肉厚に偏り、即ち、偏肉
が生じてきてホース本体の性能に影響を与えると言う問
題があった。
【0007】このような問題は、従来からの定径の巻取
りドラムで、ホース本体の呼び径が大きくなるほど影響
が大きくなる。この発明は、このような問題を解決する
ためになされたもので、従来の巻取りドラムで高圧ホー
スを巻取る際に、加硫成形時のゴム流出を防止して偏肉
を防止し、更に補助層と鋼線補強層との接着性を良好に
した長尺高圧ホース及びその製造方法を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、ゴム等の可撓性材からなる内面層と鋼線
補強層の間に、編組密度が100%以上で、かつ無撚り
または甘よりの繊維,好ましくは甘よりの繊維からなる
補助層を設けると共に、補助層と鋼線補強層との間にゴ
ム等の可撓性材からなる中間層を設けたことを要旨とす
るものである。
【0009】また、前記補助層を構成する無撚りまたは
甘よりの繊維の撚り数は、長さ10cm当たりに10回
以下の撚りであると効果が大きい。また、補助層を構成
する無撚りまたは甘よりの繊維の切断伸度は、10%な
いし20%であるとより好ましい。更にまた、この補助
層の繊維密度は、100%以上,好ましくは120%が
良い。
【0010】この補助層を構成する繊維は特に特定しな
いが、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維、または、
綿等の天然繊維混紡糸で構成することができる。なお、
繊維密度は、補助層の周長に対し形成された繊維が占め
る比率(%)である。この発明は、上記のように構成さ
れ、定径の巻取りドラムに、長さが40mを超える長尺
高圧ホースを巻取り、加硫成形する長尺高圧ホースの製
造方法であって、ゴム等の可撓性材からなる内面層の外
周面に、編組密度が100%以上で、かつ無撚りまたは
甘よりの繊維からなる補助層をスパイラル構造または編
組構造で形成し、この補助層の外周面に、ゴム等の可撓
性材からなる中間層と鋼線補強層とを交互に、少なくと
も2層以上積層し、最外層側の鋼線補強層にゴム等の可
撓性材からなる外面層を形成してホース本体を形成し、
このホース本体を定径の巻取りドラムに巻取った後、加
硫缶に入れて加硫成形することにより、加硫成形時のゴ
ム流れを防止して偏肉を防止し、更に補助層と鋼線補強
層との接着性を良好にすることが出来るものである。な
お、長さが40m以下の高圧ホースであっても、補助層
をスパイラル構造としたホースの製造を巻取りドラムに
巻取った状態で行うことも可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づきこの発明
の実施の形態を説明する。なお、従来例と同一の構成要
素には、従来例と同一の符号を付す。図1は、この発明
の一実施形態を示す長尺高圧ホース本体Xの一部切欠し
た正面図を示し、ゴム等の可撓性材からなる内面層1の
外周面に、無撚りまたは甘撚り繊維からなる補助層10
を編組密度が100%以上で編組して形成してある。
【0012】そして、前記補助層10の外周面には、ゴ
ム等の可撓性材からなる複数の中間層11a,11b,
11c,11dと、スパイラル構造の鋼線補強層12
a,12b,12c,12dとで、複数層(この実施形
態では4層)の補強層12を形成し、その最外層の鋼線
補強層12dの外側には、ゴム等の可撓性材からなる外
面層2を形成して、長尺高圧ホース本体Xを構成するも
のである。
【0013】前記内面層1は、耐油性のゴム等の可撓性
材からなり、外面層2は耐候性、耐油性、耐磨性等のゴ
ム等の可撓性材からなっており、それぞれの使用条件に
適する材料が使用される。また、鋼線補強層12a,1
2b,12c,12dを構成する鋼線は、ブラスメッキ
され、また、補助層10,鋼線補強層12a,12b,
12c,12d間及び外面層2との接着性を良好とする
ため、また鋼線補強層12a,12b,12c,12d
が互いに擦れ合うのを防止するため、ゴムシート等の中
間層11a,11b,11c,11dが介在させてあ
る。
【0014】上記中間層11a,11b,11c,11
dに使用するゴムは、耐水接着性を有するゴム組成物を
厚さ0.2mm〜0.4mmで、サルファー等の打粉したも
のを使用するのが好ましい。即ち、加硫可能な原料ゴム
100重量部に対して、シリカ、レゾルシン供与体及び
メチレン供与体を配合し、更に有機含硫黄化合物を、
0.1〜15重量部配合したゴム組成物を使用するもの
である。
【0015】前記補助層10は、無撚りまたは甘よりの
繊維からなり、スパイラルまたは編組により形成され、
繊維の撚り数は、10回/10cm以下が好ましく、補
助層を構成する無撚りまたは甘よりの繊維の切断伸度
は、10%ないし20%が好ましく、繊維密度は、10
0%以上、好ましくは、120%が良い。また補助層1
0は、製造工程において、未硬化の内面層1の上に鋼線
補強層12a,12b,12c,12dをスパイラルに
巻きつける時に鋼線が内面層1に食い込むのを防止し、
同時に、長尺高圧ホースを巻取りドラムに巻取り、加硫
成形する際に内面層1を構成する内面ゴムが補助層10
の隙間から補強層12側に流出して編肉するのを防止す
るため、編組密度は、上述したように、100%以上、
好ましくは、120%に設定して無撚りの繊維を編組す
るものである。
【0016】即ち、内面層1にスパイラルまたは編組に
より補助層10を形成し、その外周面に複数の中間層1
1a,11b,11c,11dと、スパイラル構造の鋼
線補強層12a,12b,12c,12dとを形成し、
更に外面層2を形成した長尺の高圧ホースを巻取りドラ
ムに巻取ると、スパイラル構造の鋼線補強層12a,1
2b,12c,12dは、巻径の内側では、鋼線のピッ
チが密になり、外側では粗となり、加硫成形時に内面層
1のゴムが外面層2側に逃げて編肉が生じため、この発
明の実施形態では、編組密度が100%以上、好ましく
は、120%の補助層10を無撚りまたは甘よりにより
形成して、ゴムの流出を防止している。
【0017】なお、この補助層10の編組密度の上限
は、上記のように120%に限定されず、それ以上の編
組密度に設計することも可能であり、この補助層10の
編組密度は、加硫成形時に内面層1のゴム材料が補助層
10を透過しない密度であれば特に限定されるものでは
ない。次に、図示しない定径の巻取りドラムに、長さが
40mを超える長尺高圧ホースを巻取り、加硫成形する
長尺高圧ホースの製造方法について説明する。
【0018】まず、ゴム等の可撓性材からなる内面層1
の外周面に、編組密度が100%以上,好ましくは12
0%で、かつ無撚りまたは甘よりの繊維からなる補助層
10をスパイラル構造または編組構造で形成する。次
に、この補助層10の外周面に、中間層11a,11
b,11c,11dと鋼線補強層12a,12b,12
c,12dとを交互に、4層積層し、最外層側の鋼線補
強層12dにゴム等の可撓性材からなる外面層2を形成
して長尺高圧ホース本体Xを形成し、この長尺高圧ホー
ス本体Xを定径の巻取りドラムに巻取った後、加硫缶に
入れて加硫成形する。
【0019】この際、内面層1のゴム材料は、編組密度
が100%以上の補助層10で被覆されているため、鋼
線補強層12a,12b,12c,12d側へ流出する
こともなく、従って、成形された長尺高圧ホース本体X
の偏肉等の問題も生じないのである。また、補助層10
と鋼線補強層12aとの接着性についても、ゴムシート
等の中間層11aが介在させてあるので、補助層10と
鋼線補強層12aの接着性を良好にすることが出来る。
なお、長さが40m以下の高圧ホースであっても、補助
層をスパイラル構造としたホースの製造を巻取りドラム
に巻取った状態で行うことも可能である。
【0020】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、従来の巻取りドラムで高圧ホースを巻取
り、加硫成形時のゴム流出を防止して偏肉を防止し、更
に補助層と鋼線補強層との接着性を良好にすることが出
来る効果があり、更にホース本体に柔軟性が良好であ
り、生産性も向上させることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である長尺高圧ホースの一
部切欠した斜視図である。
【図2】従来の高圧ホースの一例を示す一部切欠した斜
視図である。
【図3】従来の高圧ホースの他の例を示す一部切欠した
斜視図である。
【図4】従来の高圧ホースの他の例を示す一部切欠した
斜視図である。
【符号の説明】
1 内面層 2 外面層 10 補助層 11a,11b,11c,11d 中間層 12a,12b,12c,12d 鋼線補強層 12 補強層 X 長尺高圧ホー
ス本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 11/04 F16L 11/04 // B29K 21:00 B29L 9:00 23:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム等の可撓性材からなる内面層および
    外面層の間にスパイラル構造の鋼線補強層を設けた長尺
    高圧ホースにおいて、前記内面層と鋼線補強層の間に、
    編組密度が100%以上で、かつ無撚りまたは甘よりの
    繊維からなる補助層を設けると共に、補助層と鋼線補強
    層との間にゴム等の可撓性材からなる中間層を設けたこ
    とを特徴とする高圧ホース。
  2. 【請求項2】 前記補助層が、スパイラル構造または編
    組構造である請求項1記載の長尺高圧ホース。
  3. 【請求項3】 前記補助層を構成する無撚りまたは甘よ
    りの繊維の撚り数が、10回/10cm以下である請求
    項1または2記載の長尺高圧ホース。
  4. 【請求項4】 前記補助層を構成する無撚りまたは甘よ
    りの繊維の切断伸度が、10%〜20%である請求項
    1,請求項2または請求項3に記載の長尺高圧ホース。
  5. 【請求項5】 定径の巻取りドラムに、長さが40mを
    超える長尺高圧ホースを巻取り、加硫成形する長尺高圧
    ホースの製造方法であって、ゴム等の可撓性材からなる
    内面層の外周面に、編組密度が100%以上で、かつ無
    撚りまたは甘よりの繊維からなる補助層をスパイラル構
    造または編組構造で形成し、この補助層の外周面に、ゴ
    ム等の可撓性材からなる中間層と鋼線補強層とを交互
    に、少なくとも2層以上積層し、最外層側の鋼線補強層
    にゴム等の可撓性材からなる外面層を形成して長尺のホ
    ース本体を形成し、このホース本体を定径の巻取りドラ
    ムに巻取った後、加硫缶に入れて加硫成形することを特
    徴とする長尺高圧ホース製造方法。
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