JPH10191948A - ペレットミルにおける中空状粒状物の成形用ダイ - Google Patents
ペレットミルにおける中空状粒状物の成形用ダイInfo
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- JPH10191948A JPH10191948A JP8358814A JP35881496A JPH10191948A JP H10191948 A JPH10191948 A JP H10191948A JP 8358814 A JP8358814 A JP 8358814A JP 35881496 A JP35881496 A JP 35881496A JP H10191948 A JPH10191948 A JP H10191948A
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 飼料(配合用、原料用、養魚用)及び肥料並
びにきのこ培地となるペレット製品としての中空状粒状
物のペレットミルによる成形を可能とすること。 【解決手段】 原料が押し出される貫通孔25を有する
ダイチップ本体24と、該本体24の一方の開口部に固
着され、かつ貫通孔25と連通する原料送入口31を有
する中棒取着板29と、該中棒取着板29に一端が固着
されて貫通孔25内に遊挿された中棒33とによりダイ
チップ23が構成され、該多数のダイチップ23がダイ
本体22のダイ孔39内に固着されてペレットミルの成
形用ダイ18とされ、該成形用ダイ18のダイチップ2
3からの原料の押し出しにより中空状粒状物が成形され
る。
びにきのこ培地となるペレット製品としての中空状粒状
物のペレットミルによる成形を可能とすること。 【解決手段】 原料が押し出される貫通孔25を有する
ダイチップ本体24と、該本体24の一方の開口部に固
着され、かつ貫通孔25と連通する原料送入口31を有
する中棒取着板29と、該中棒取着板29に一端が固着
されて貫通孔25内に遊挿された中棒33とによりダイ
チップ23が構成され、該多数のダイチップ23がダイ
本体22のダイ孔39内に固着されてペレットミルの成
形用ダイ18とされ、該成形用ダイ18のダイチップ2
3からの原料の押し出しにより中空状粒状物が成形され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペレットミルにお
ける中空状粒状物の成形用ダイに関し、更に詳しくは、
投入された原料が蒸煮され、かつ撹拌されながら回転中
のダイ内に送入され、ダイ孔より押し出されてペレット
製品とされるペレットミルにより、牛、豚などの家畜飼
料(配合用、原料用を含む)、コイ、ウナギなどの養魚
飼料、しめじ、エノキタケなどのきのこ培地及び肥料と
される農林水産用基礎製品としての中空状粒状物を成形
するための成形用ダイの構造に関するものである。
ける中空状粒状物の成形用ダイに関し、更に詳しくは、
投入された原料が蒸煮され、かつ撹拌されながら回転中
のダイ内に送入され、ダイ孔より押し出されてペレット
製品とされるペレットミルにより、牛、豚などの家畜飼
料(配合用、原料用を含む)、コイ、ウナギなどの養魚
飼料、しめじ、エノキタケなどのきのこ培地及び肥料と
される農林水産用基礎製品としての中空状粒状物を成形
するための成形用ダイの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ペレットミルによるペレ
ット製品の製造は、原料がコンディショナーに投入さ
れ、該コンディショナー内で蒸煮され、かつ撹拌されな
がらシュートを経てスプレッダーで掻き寄せられなが
ら、ダイとローラーの強圧により、ダイ孔から押し出さ
れて強制成形され、これがカッターで切断されてペレッ
ト製品とされるものであるが、かかるペレットミルにお
けるダイは、多数のダイ孔を有するだけの構造であるた
め、各ダイ孔から押し出され、切断されたペレット製品
は、円柱状の無孔ペレットであった。
ット製品の製造は、原料がコンディショナーに投入さ
れ、該コンディショナー内で蒸煮され、かつ撹拌されな
がらシュートを経てスプレッダーで掻き寄せられなが
ら、ダイとローラーの強圧により、ダイ孔から押し出さ
れて強制成形され、これがカッターで切断されてペレッ
ト製品とされるものであるが、かかるペレットミルにお
けるダイは、多数のダイ孔を有するだけの構造であるた
め、各ダイ孔から押し出され、切断されたペレット製品
は、円柱状の無孔ペレットであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、牛、豚な
どの家畜飼料用ペレット(配合用、原料用を含む)は無
孔ペレットであるため、ペレット中心部までの乾燥に問
題点があって品質生に劣り、また、保管上に制限があり
大量生産による長期保管ができないという問題点があっ
た。また、コイ、イワナ、ウナギなどの養魚飼料用ペレ
ットにあっては、円柱状のため、沈降速度が一定であ
り、魚種によりその速度を調整するには、配合原料の構
成やペレット加工以外の加工方法(例えば、エクストル
ーダー製法)に頼らざるを得ない等の問題点があった。
また、しめじ、エノキタケなどのきのこ培地用ペレット
は、乾燥上小サイズであるため、二次粉砕による鋸屑、
コンコブミール等の粒度が細くなり、ビン詰時に通気性
や膨潤性に難点がある他、含浸時間にムラが発生すると
いう問題点があった。
どの家畜飼料用ペレット(配合用、原料用を含む)は無
孔ペレットであるため、ペレット中心部までの乾燥に問
題点があって品質生に劣り、また、保管上に制限があり
大量生産による長期保管ができないという問題点があっ
た。また、コイ、イワナ、ウナギなどの養魚飼料用ペレ
ットにあっては、円柱状のため、沈降速度が一定であ
り、魚種によりその速度を調整するには、配合原料の構
成やペレット加工以外の加工方法(例えば、エクストル
ーダー製法)に頼らざるを得ない等の問題点があった。
また、しめじ、エノキタケなどのきのこ培地用ペレット
は、乾燥上小サイズであるため、二次粉砕による鋸屑、
コンコブミール等の粒度が細くなり、ビン詰時に通気性
や膨潤性に難点がある他、含浸時間にムラが発生すると
いう問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来ペレット製品の
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、造粒直後の乾燥時及び保管時にペレット内外面から
乾燥が進んで良好な乾燥効果が得られるとともに、嗜好
性に富んだ高品質のペレット製品が得られ、また、湖底
への沈降速度の改善が得られ、更には、通気性や膨潤性
に優れた大サイズのペレット製品が得られるペレットミ
ルにおける中空状粒状物の成形用ダイを提供することに
ある。
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、造粒直後の乾燥時及び保管時にペレット内外面から
乾燥が進んで良好な乾燥効果が得られるとともに、嗜好
性に富んだ高品質のペレット製品が得られ、また、湖底
への沈降速度の改善が得られ、更には、通気性や膨潤性
に優れた大サイズのペレット製品が得られるペレットミ
ルにおける中空状粒状物の成形用ダイを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ため、本発明は、投入された原料が蒸煮され、かつ撹拌
されながら回転中の成形用ダイ内に送入されてペレット
製品とされるペレットミルにおいて、前記成形用ダイ
は、ダイ本体と多数のダイチップを含み、前記ダイチッ
プは、原料が押し出しされる貫通孔を有するダイチップ
本体と、該ダイチップ本体の一方の開口部に固着され、
かつ前記貫通孔と連通する原料送入口を有する中棒取着
板と、該中棒取着板に一端が固着されて前記貫通孔内に
遊挿の中棒とにより構成されるとともに、該ダイチップ
は、前記ダイ本体の外周面に穿設された多数のダイ孔内
に、それぞれその中棒取着板側を前記ダイ本体内側に向
けた状態で固着され、これら多数のダイチップにより飼
料及び肥料並びにきのこ培地となる中空状粒状物が成形
される構成を特徴とするものである。
ため、本発明は、投入された原料が蒸煮され、かつ撹拌
されながら回転中の成形用ダイ内に送入されてペレット
製品とされるペレットミルにおいて、前記成形用ダイ
は、ダイ本体と多数のダイチップを含み、前記ダイチッ
プは、原料が押し出しされる貫通孔を有するダイチップ
本体と、該ダイチップ本体の一方の開口部に固着され、
かつ前記貫通孔と連通する原料送入口を有する中棒取着
板と、該中棒取着板に一端が固着されて前記貫通孔内に
遊挿の中棒とにより構成されるとともに、該ダイチップ
は、前記ダイ本体の外周面に穿設された多数のダイ孔内
に、それぞれその中棒取着板側を前記ダイ本体内側に向
けた状態で固着され、これら多数のダイチップにより飼
料及び肥料並びにきのこ培地となる中空状粒状物が成形
される構成を特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照し、その作用と共に説明する。本発明に係るペレ
ットミルにおける成形用ダイは、ペレット製品としての
配合飼料用中空状粒状物、養魚飼料用中空状粒状物、原
料用中空状粒状物、きのこ培地用中空状粒状物及び肥料
用中空状粒状物を成形するためのダイである。そして、
本成形用ダイが用いられるペレットミルは、米国製のC
PM型、SW型等公知の全ての機種を含むものである。
を参照し、その作用と共に説明する。本発明に係るペレ
ットミルにおける成形用ダイは、ペレット製品としての
配合飼料用中空状粒状物、養魚飼料用中空状粒状物、原
料用中空状粒状物、きのこ培地用中空状粒状物及び肥料
用中空状粒状物を成形するためのダイである。そして、
本成形用ダイが用いられるペレットミルは、米国製のC
PM型、SW型等公知の全ての機種を含むものである。
【0007】そこで、概略的に示された図1を参照し
て、その一例の概要を説明すると、搬送されてきた原料
はその投入口2より上部フィーダ1内に投入される。な
お、ここで原料とは、配合飼料用としては、例えば、最
終製品の粗蛋白が15%以上、粗繊維が15%以下の成
分確保ができるべく穀類、植物性油粕類、そうこう類、
アルファルファ等の混合物をいい、原料用としては、例
えば、一般フスマをいい、養魚飼料用としては、例え
ば、コイ用として最終製品の粗蛋白が40%以上、粗灰
分が15%以下の成分確保ができるべく動物質性飼料、
穀類、そうこう類、植物性油粕、リン酸カルシュウム等
の混合物をいい、きのこ培地用としては、例えば、ほん
しめじ用としてスギオガコ、コーンコブミール、オイル
パーム粕の培養基用基材と生米糖、フスマ、豆皮の栄養
源の混合物をいい、また、肥料用としては、例えば、ナ
タネ油粕をいう。上部フィーダ1内に投入された原料
は、駆動モータ4により回転するスクリューフィーダー
3によってコンディショナー5に供給される。コンディ
ショナー5は、駆動モータ7により回転する多数の羽根
6をもった連続混合機で、ここで原料は、その加圧蒸気
下において充分に蒸煮されると共に、羽根6の回転によ
り撹拌されながらマグネット8の付いたシュート9を経
てペレットミル10内に送入される。
て、その一例の概要を説明すると、搬送されてきた原料
はその投入口2より上部フィーダ1内に投入される。な
お、ここで原料とは、配合飼料用としては、例えば、最
終製品の粗蛋白が15%以上、粗繊維が15%以下の成
分確保ができるべく穀類、植物性油粕類、そうこう類、
アルファルファ等の混合物をいい、原料用としては、例
えば、一般フスマをいい、養魚飼料用としては、例え
ば、コイ用として最終製品の粗蛋白が40%以上、粗灰
分が15%以下の成分確保ができるべく動物質性飼料、
穀類、そうこう類、植物性油粕、リン酸カルシュウム等
の混合物をいい、きのこ培地用としては、例えば、ほん
しめじ用としてスギオガコ、コーンコブミール、オイル
パーム粕の培養基用基材と生米糖、フスマ、豆皮の栄養
源の混合物をいい、また、肥料用としては、例えば、ナ
タネ油粕をいう。上部フィーダ1内に投入された原料
は、駆動モータ4により回転するスクリューフィーダー
3によってコンディショナー5に供給される。コンディ
ショナー5は、駆動モータ7により回転する多数の羽根
6をもった連続混合機で、ここで原料は、その加圧蒸気
下において充分に蒸煮されると共に、羽根6の回転によ
り撹拌されながらマグネット8の付いたシュート9を経
てペレットミル10内に送入される。
【0008】ペレットミル10は前記のように公知のも
ので、基台11上に固定の固定軸12、該固定軸12に
回転可能に設けられたダイホルダー13、該ダイホルダ
ー13を回転させるためのベベルギャー14、該ベベル
ギャー14を回転させるための基台11上の変速装置1
5と駆動モータ16、ダイホルダー13に接続リングク
ランプ17を介して取り外し可能に装着されたダイカバ
ー19を有する円筒状の成形用ダイ18、該成形用ダイ
18の内側に接触して回転自在に設けられ、かつ互いに
自転しながら公転する一対の転圧ローラー20とダイカ
バー19内に設けられたスプレッダー21等を備え、ペ
レットミル10内に送入された原料は、スプレッダー2
1で掻き寄せられながら、成形用ダイ18と転圧ローラ
ー20の強圧により後述のダイチップから押し出されて
強制成形され、これがカッター(図示しない)で切断さ
れてペレット製品としての中空状粒状物とされる。
ので、基台11上に固定の固定軸12、該固定軸12に
回転可能に設けられたダイホルダー13、該ダイホルダ
ー13を回転させるためのベベルギャー14、該ベベル
ギャー14を回転させるための基台11上の変速装置1
5と駆動モータ16、ダイホルダー13に接続リングク
ランプ17を介して取り外し可能に装着されたダイカバ
ー19を有する円筒状の成形用ダイ18、該成形用ダイ
18の内側に接触して回転自在に設けられ、かつ互いに
自転しながら公転する一対の転圧ローラー20とダイカ
バー19内に設けられたスプレッダー21等を備え、ペ
レットミル10内に送入された原料は、スプレッダー2
1で掻き寄せられながら、成形用ダイ18と転圧ローラ
ー20の強圧により後述のダイチップから押し出されて
強制成形され、これがカッター(図示しない)で切断さ
れてペレット製品としての中空状粒状物とされる。
【0009】中空状粒状物として押し出され成形される
成形用ダイ18は、本発明の要部であって、その一例が
図2から図5に示されている。これら図において、成形
用ダイ18は、円筒状のダイ本体22と多数のダイチッ
プ23を備えている。ダイチップ23は、ダイチップ本
体と中棒取着板及び中棒を含み、ダイチップ本体24は
原料が押し出される貫通孔25を有し、該貫通孔25は
同心状の一部ねじ部27を有する略漏斗状孔26と該孔
26よりも短く、かつ小径の直線状丸孔28とから形成
されて原料の押し出し抵抗が増すようになっている。中
棒取着板29は、その中央部位に肉厚の中棒取着部30
を有するとともに、該取着部30の外周部には略漏斗状
孔26と連通する複数の原料送入口31を有し、該中棒
取着板29はその外周ねじ部32のダイチップ本体ねじ
部27に対する螺合をもって一体的に固着されている。
中棒33は、ペレット製品としての粒状物に貫通中空状
部を形成するためのもので、該中棒33は、目的とする
大きさの貫通中空状部に対応した太さと長さを有し、該
中棒33は、その自由端34が貫通孔25(直線状丸孔
28)よりもやや突出した状態で貫通孔25内に遊挿せ
られ、かつ一端ねじ部35が中棒取着板29における中
央取着部30のねじ孔に螺着されることによって固着さ
れている。なお、中棒33の自由端34が貫通孔25よ
りもやや突出しているのは、孔つぶれのない良好な貫通
中空状部を成形するためである。また、中棒取着板29
と中棒33との固着及びダイチップ本体24と中棒取着
板29との固着は、螺着の他溶着等の公知の固着手段を
含むことは勿論である。中棒33は、その断面形状が円
形の他、中空状部を堅固にして、造粒後において空気、
熱、液体の接触面積を標準丸棒より大きくする構造とし
て、例えば、丸棒外周面に規則的または不規則的に多数
の凸部36を形成してもよく(図6及び図7参照)、ま
た、丸棒外周面にして、かつ軸方向との直交方向(原料
の流れ方向と略直角方向)に規則的または不規則的に周
溝37を形成してもよく(図8及び図9参照)、また、
丸棒外周面の軸方向(原料の流れ方向)に規則的または
不規則的に水平溝38を形成してもよく(図10及び図
11参照)、更には、図示しないが、丸棒外周面にスク
リュー状の溝を形成したり、断面六角形等の多角棒とし
てもよい。これらの変形態様により、原料のダイ通過抵
抗が増して中空状部が堅固になって中空状粒状物(中空
ペレット)の硬度、耐久力が増すとともに、中空状部の
表面積拡大により空気、熱(乾燥)と水、液体(吸水)
の接触面積が大きくなる。それ故、実用的には、澱粉質
等アルファー化が進みやすい配合内容や粗粒の少ないペ
レット製品を造粒する場合には、スクリュウー状の溝を
形成したものや多角状の中棒が好ましく、そうでないペ
レット製品を造粒する場合には、凸部36や周溝37、
水平溝38を有する中棒が好ましい。
成形用ダイ18は、本発明の要部であって、その一例が
図2から図5に示されている。これら図において、成形
用ダイ18は、円筒状のダイ本体22と多数のダイチッ
プ23を備えている。ダイチップ23は、ダイチップ本
体と中棒取着板及び中棒を含み、ダイチップ本体24は
原料が押し出される貫通孔25を有し、該貫通孔25は
同心状の一部ねじ部27を有する略漏斗状孔26と該孔
26よりも短く、かつ小径の直線状丸孔28とから形成
されて原料の押し出し抵抗が増すようになっている。中
棒取着板29は、その中央部位に肉厚の中棒取着部30
を有するとともに、該取着部30の外周部には略漏斗状
孔26と連通する複数の原料送入口31を有し、該中棒
取着板29はその外周ねじ部32のダイチップ本体ねじ
部27に対する螺合をもって一体的に固着されている。
中棒33は、ペレット製品としての粒状物に貫通中空状
部を形成するためのもので、該中棒33は、目的とする
大きさの貫通中空状部に対応した太さと長さを有し、該
中棒33は、その自由端34が貫通孔25(直線状丸孔
28)よりもやや突出した状態で貫通孔25内に遊挿せ
られ、かつ一端ねじ部35が中棒取着板29における中
央取着部30のねじ孔に螺着されることによって固着さ
れている。なお、中棒33の自由端34が貫通孔25よ
りもやや突出しているのは、孔つぶれのない良好な貫通
中空状部を成形するためである。また、中棒取着板29
と中棒33との固着及びダイチップ本体24と中棒取着
板29との固着は、螺着の他溶着等の公知の固着手段を
含むことは勿論である。中棒33は、その断面形状が円
形の他、中空状部を堅固にして、造粒後において空気、
熱、液体の接触面積を標準丸棒より大きくする構造とし
て、例えば、丸棒外周面に規則的または不規則的に多数
の凸部36を形成してもよく(図6及び図7参照)、ま
た、丸棒外周面にして、かつ軸方向との直交方向(原料
の流れ方向と略直角方向)に規則的または不規則的に周
溝37を形成してもよく(図8及び図9参照)、また、
丸棒外周面の軸方向(原料の流れ方向)に規則的または
不規則的に水平溝38を形成してもよく(図10及び図
11参照)、更には、図示しないが、丸棒外周面にスク
リュー状の溝を形成したり、断面六角形等の多角棒とし
てもよい。これらの変形態様により、原料のダイ通過抵
抗が増して中空状部が堅固になって中空状粒状物(中空
ペレット)の硬度、耐久力が増すとともに、中空状部の
表面積拡大により空気、熱(乾燥)と水、液体(吸水)
の接触面積が大きくなる。それ故、実用的には、澱粉質
等アルファー化が進みやすい配合内容や粗粒の少ないペ
レット製品を造粒する場合には、スクリュウー状の溝を
形成したものや多角状の中棒が好ましく、そうでないペ
レット製品を造粒する場合には、凸部36や周溝37、
水平溝38を有する中棒が好ましい。
【0010】そして、上記の構成に係るダイチップ23
は、図2及び図12から図14に省略された線図で示さ
れているように、好ましくは、ダイ本体22の強度上の
観点から、ダイ本体22の外周面に千鳥配列で穿設され
たダイ孔39内に、それぞれ中棒取着板29側がダイ本
体22の内側に向けられ、かつ中棒自由端34がダイ本
体外側面よりやや突出せられた状態で配列固着されてい
る。
は、図2及び図12から図14に省略された線図で示さ
れているように、好ましくは、ダイ本体22の強度上の
観点から、ダイ本体22の外周面に千鳥配列で穿設され
たダイ孔39内に、それぞれ中棒取着板29側がダイ本
体22の内側に向けられ、かつ中棒自由端34がダイ本
体外側面よりやや突出せられた状態で配列固着されてい
る。
【0011】以上の構成に係る本成形用ダイ18による
ペレット製品の製造は、公知の常法により行われるが、
本成形用ダイ18による場合には、スプレッダー21で
掻き寄せられながらダイ本体22とローラー20の強圧
により原料は各ダイチップ23の中棒取着板29におけ
る原料送入口31から貫通孔25を経て押し出されて強
制成形される。この時、貫通孔25の直線状丸孔28と
中棒33により中空状部41を有するペレット製品とし
ての中空状粒状物40が成形され、これがカッター(図
示しない)で切断されて製品とされる。
ペレット製品の製造は、公知の常法により行われるが、
本成形用ダイ18による場合には、スプレッダー21で
掻き寄せられながらダイ本体22とローラー20の強圧
により原料は各ダイチップ23の中棒取着板29におけ
る原料送入口31から貫通孔25を経て押し出されて強
制成形される。この時、貫通孔25の直線状丸孔28と
中棒33により中空状部41を有するペレット製品とし
ての中空状粒状物40が成形され、これがカッター(図
示しない)で切断されて製品とされる。
【0012】
【発明の効果】而して、本発明によれば、中空状部を有
するペレット製品(中空状粒状物)が得られるため、こ
れにより配合飼料用ペレット、原料用ペレット、養魚飼
料用ペレット、きのこ培地用ペレット、肥料用ペレット
を包含する農林水産用基礎製品を製造すれば、新規な中
空状ペレットとして、造粒直後の乾燥時及び保管時にペ
レット内外面からの乾燥が進んで、良好な乾燥効果が得
られるとともに、大サイズのペレット製造が可能とな
り、また、粗粒配合が可能となるばかりか、ダイ通過抵
抗の増大によって硬いペレットが得られて硬度耐久力に
優れるものである。また、配合飼料用とすれば、更にペ
レット外周面と内周面に糖蜜等の添加ができるため、嗜
好性に富んだ高品質のペレット製品が得られる。また、
原料用ペレットとすれば、更にペレットの中心部の自己
熱を保有して周辺環境により発熱し、酸敗酸臭カビ等の
品質劣化を起こすという従来の問題点は解消されるばか
りか、燻蒸ガスの浸透度が向上するという効果がある。
また、養魚飼料用とすれば、更にペレット外周面と内周
面から油脂が含浸せられて高品質のペレット製品が得ら
れるとともに、湖底等への沈降速度が改善されて摂取効
率が向上する。また、きのこ培地用とすれば、更にビン
詰時において、圧縮反発力による膨潤効果があるばかり
か、ペレット内外周面からの水の含浸が可能で含浸ムラ
が解消できる。
するペレット製品(中空状粒状物)が得られるため、こ
れにより配合飼料用ペレット、原料用ペレット、養魚飼
料用ペレット、きのこ培地用ペレット、肥料用ペレット
を包含する農林水産用基礎製品を製造すれば、新規な中
空状ペレットとして、造粒直後の乾燥時及び保管時にペ
レット内外面からの乾燥が進んで、良好な乾燥効果が得
られるとともに、大サイズのペレット製造が可能とな
り、また、粗粒配合が可能となるばかりか、ダイ通過抵
抗の増大によって硬いペレットが得られて硬度耐久力に
優れるものである。また、配合飼料用とすれば、更にペ
レット外周面と内周面に糖蜜等の添加ができるため、嗜
好性に富んだ高品質のペレット製品が得られる。また、
原料用ペレットとすれば、更にペレットの中心部の自己
熱を保有して周辺環境により発熱し、酸敗酸臭カビ等の
品質劣化を起こすという従来の問題点は解消されるばか
りか、燻蒸ガスの浸透度が向上するという効果がある。
また、養魚飼料用とすれば、更にペレット外周面と内周
面から油脂が含浸せられて高品質のペレット製品が得ら
れるとともに、湖底等への沈降速度が改善されて摂取効
率が向上する。また、きのこ培地用とすれば、更にビン
詰時において、圧縮反発力による膨潤効果があるばかり
か、ペレット内外周面からの水の含浸が可能で含浸ムラ
が解消できる。
【図1】本発明に係る中空状粒状物の成形用ダイを備え
たペレッミルの一例での一部断面の概略図である。
たペレッミルの一例での一部断面の概略図である。
【図2】本発明に係る中空状粒状物の成形用ダイの一例
での部分断面図である。
での部分断面図である。
【図3】ダイチップの一例での断面図である。
【図4】図3の4方向から見た端面図である。
【図5】図3における中棒の拡大断面図である。
【図6】中棒の他例を示す一部省略の平面図である。
【図7】同上の拡大断面図である。
【図8】中棒の第3の他例を示す一部省略の平面図であ
る。
る。
【図9】同上の拡大断面図である。
【図10】中棒の第4の他例を示す一部省略の平面図で
ある。
ある。
【図11】同上の拡大断面図である。
【図12】ダイチップの配列状態を示す一部省略の概略
側面図である。
側面図である。
【図13】同上の断面図である。
【図14】図12の14方向から見た一部断面の端面図
である。
である。
【図15】本発明により成形された中空状粒状物の一例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図16】同上の断面図である。
10 ペレットミル 18 成形用ダイ 22 ダイ本体 23 ダイチップ 24 ダイチップ本体 25 貫通孔 26 略漏斗状孔 28 直線状丸孔 29 中棒取着板 31 原料送入口 40 中空状粒状物 41 中空状部
Claims (3)
- 【請求項1】 投入された原料が蒸煮され、かつ撹拌さ
れながら回転中の成形用ダイ内に送入されてペレット製
品とされるペレットミルにおいて、 前記成形用ダイは、ダイ本体と多数のダイチップを含
み、 前記ダイチップは、原料が押し出しされる貫通孔を有す
るダイチップ本体と、該ダイチップ本体の一方の開口部
に固着され、かつ前記貫通孔と連通する原料送入口を有
する中棒取着板と、該中棒取着板に一端が固着されて前
記貫通孔内に遊挿の中棒とにより構成されるとともに、
該ダイチップは、前記ダイ本体の外周面に穿設された多
数のダイ孔内に、それぞれその中棒取着板側を前記ダイ
本体内側に向けた状態で固着され、 これら多数のダイチップにより飼料及び肥料並びにきの
こ培地となる中空状粒状物が成形される構成を特徴とす
るペレットミルにおける中空状粒状物の成形用ダイ。 - 【請求項2】 前記ダイチップ本体における貫通孔が同
心状の略漏斗状孔と直線状孔とから形成されている請求
項1のペレットミルにおける中空状粒状物の成形用ダ
イ。 - 【請求項3】 前記ダイチップが前記ダイ本体のダイ孔
内に千鳥配列をもって固着されている請求項1、または
2いずれかのペレットミルにおける中空状粒状物の成形
用ダイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8358814A JP2949084B2 (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | ペレットミルにおける中空状粒状物の成形用ダイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8358814A JP2949084B2 (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | ペレットミルにおける中空状粒状物の成形用ダイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10191948A true JPH10191948A (ja) | 1998-07-28 |
| JP2949084B2 JP2949084B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=18461249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8358814A Expired - Fee Related JP2949084B2 (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | ペレットミルにおける中空状粒状物の成形用ダイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2949084B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009140643A3 (en) * | 2008-05-16 | 2010-02-25 | Gala Industries, Inc. | Method and device for extrusion of hollow pellets |
| JP2017530877A (ja) * | 2014-09-15 | 2017-10-19 | ガラ・インダストリーズ・インコーポレイテッドGala Industries, Inc. | 中空ペレットの押出成形方法および装置 |
| US9815223B2 (en) | 2008-05-16 | 2017-11-14 | Gala Industries, Inc. | Method and device for extrusion of hollow pellets |
| US9908275B2 (en) | 2015-08-10 | 2018-03-06 | Wenger Manufacturing, Inc. | High capacity dual die assembly |
| CN115349651A (zh) * | 2022-09-01 | 2022-11-18 | 协同生物工程(扬州)有限公司 | 一种膨化猴粮的制备方法及其生产设备 |
| CN116021666A (zh) * | 2022-12-31 | 2023-04-28 | 张家港市美特高分子材料有限公司 | 一种水下切粒机 |
-
1996
- 1996-12-30 JP JP8358814A patent/JP2949084B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN105058616A (zh) * | 2008-05-16 | 2015-11-18 | 戈拉工业公司 | 空心颗粒的挤出方法和设备 |
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| CN116021666A (zh) * | 2022-12-31 | 2023-04-28 | 张家港市美特高分子材料有限公司 | 一种水下切粒机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2949084B2 (ja) | 1999-09-13 |
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