JPH10192079A - 椅子用ロッキング装置 - Google Patents

椅子用ロッキング装置

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JPH10192079A
JPH10192079A JP424297A JP424297A JPH10192079A JP H10192079 A JPH10192079 A JP H10192079A JP 424297 A JP424297 A JP 424297A JP 424297 A JP424297 A JP 424297A JP H10192079 A JPH10192079 A JP H10192079A
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Keiko Sato
圭子 佐藤
Shinichi Okubo
信一 大久保
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Toyo Kogei KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡素化・コスト低減化を図りつつ美観性
および安全性の向上を達成し、かつ座がシーソー運動す
るのを抑える。 【解決手段】 座受本体10を有底箱型形状とするとと
もに、この座受本体10に支軸40を脚柱1の縦軸線A
と整合させて設け、可動座受部材20に下方係止部26
を座受本体10内に収容されるように設け、可動背受部
材30にバネ保持軸60を座受本体10の底部12を貫
通させて上向きに突設し、座受本体10内に一端がバネ
保持軸60の上方係止部66と係止しかつ他端が可動座
受部材20の下方係止部26と係止したバネ50を収容
し、可動座受部材20の後方部25をバネ力によって座
受本体10に下向きに押圧して係止し、かつ可動背受部
材30の後方部35をバネ力によって座受本体10に上
向きに押圧して係止した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動座受部材
(座)を前傾可能かつ可動背受部材(背)を後傾可能な
椅子用ロッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】座を前傾可能かつ背を後傾可能な椅子用
ロッキング装置が公知である。かかる椅子用ロッキング
装置の従来構成を図5〜図7に示す。これらの図におい
て、1は脚柱,2は座受本体,3は可動座受部材,4は
可動背受部材,8はバネである。
【0003】脚柱1の上部には、座受本体2が設けられ
ている。座受本体2には、座3Aを保持する可動座受部
材3が支軸5を介して回動可能に装着されている。支軸
5は、脚柱1よりも後方に位置するように設けられてい
る。また、座受本体2には、背4Aをフレーム4Fを介
して保持する可動背受部材4が上記支軸5を介して回動
可能に装着されている。
【0004】可動座受部材3の後方部には、ボルト6が
下向きに突設されている。このボルト6は、座受本体2
の後部および可動背受部材4よりも下方に突出してお
り、その下部にはバネ受座金7が螺合している。このバ
ネ受座金7と可動座受本体2の下側に位置する可動背受
部材4との間には、バネ8が介装されている。
【0005】使用者が体重を座3Aの前方に掛けると、
図6に示す如く、可動座受部材3が前傾してバネ8の圧
縮による反力が得られ、図7に示す如く、背4Aを後方
に押すと、可動背受部材4が後方下向きに回動してバネ
8が圧縮され該バネ8による反力が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記椅子用
ロッキング装置においては、次のような問題点が指摘さ
れている。
【0007】.現今では、椅子は、その使用環境(例
えば、オフィス)にあった外観の美しさが一段と求めら
れるようになってきている。上記したロッキング装置付
き椅子は、座3Aと背4Aとをロッキングできるという
大変に優れた機能を有するものであるが、その構造上、
バネ8およびボルト6が座受本体2および可動背受部材
4から下方に突き出てしまい美観を損ねる欠点を有して
いる。また、下方に突き出たバネ8の隙間に使用者の衣
服(スカートの裾等)等が挟まってしまい,衣服を汚損
(破損)したり,使用者が足をとられて怪我をするおそ
れがある。そこで、上記不都合を解消する方策として、
筒状の蛇腹9でバネ8等を覆うことがなされることがあ
るが、周囲部分との違和感を完全に払拭することが困難
であるとともに蛇腹9を備える分だけコスト高となって
しまう。
【0008】.上記椅子用ロッキング装置では、座3
Aには使用者の体重が直接作用するために、体重の掛け
具合を前方に変えて座3Aを前傾する場合には、バネ8
には過大な力がかかりやすい。特に、使用者が太ってい
る場合には、バネ8に一段と過大な力がかかる。そのた
め、バネ8はもとよりバネ8と係合する構成部品(ボル
ト6等)も構造強度を格別大きくしなければならず、構
造複雑化・コスト高の原因となっている。
【0009】.使用者が背4Aに凭れ掛かるなどして
背4Aが後傾された状態では、座3Aが十分な反力が得
られないまま簡単にロッキング(いわゆるシーソー運
動)してしまうことがある。このように、座3Aがシー
ソー運動すると使用者に不快感を与えることになる。
【0010】本発明の目的は、構造簡素化・コスト低減
化を図りつつ美観性および安全性の向上を達成し、かつ
座がシーソー運動するのを抑えることができる椅子用ロ
ッキング装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、脚柱上部に設
けられた座受本体に、座を保持する可動座受部材と背を
保持する可動背受部材とが共通の支軸を介して回動可能
に装着され、可動座受部材がバネ力に抗しつつ前傾可能
かつ可動背受部材がバネ力に抗しつつ後傾可能に構成さ
れた椅子用ロッキング装置において、座受本体を有底箱
型形状とするとともに、この座受本体に支軸を脚柱の縦
軸線と整合させて設け、可動座受部材に座受本体内に収
容される下方係止部を設け、可動背受部材にバネ保持軸
を座受本体の底部を貫通させて上向きに突設し、座受本
体内に一端がバネ保持軸の上方係止部と係止しかつ他端
が可動座受部材の下方係止部と係止したバネを収容し、
可動座受部材の後方部をバネ力によって座受本体に下向
きに押圧して係止し、かつ可動背受部材の後方部をバネ
力によって座受本体に上向きに押圧して係止したことを
特徴とする。
【0012】かかる発明では、バネおよびバネ保持軸は
有底箱型形状の座受本体内に収容されているので外部か
らは目視不能となる。したがって、バネ等の露出によっ
て美観を損ねる従来欠点が解消される。また、下方に突
き出たバネの隙間に使用者の衣服(スカートの裾等)等
が挟まって汚損(破損)したり,使用者が足をとられて
怪我するおそれが一掃される。
【0013】また、使用者が座の前方部分(支軸よりも
前方部分)に体重が掛かるようにした場合、該体重の支
軸を中心とするモーメント[体重×腕の長さ(体重の作
用点から支軸までの距離)]が可動座受部材に作用す
る。すると、可動座受部材は、バネ力によって座受本体
に押圧されて係止されていた状態から前方下向きに回動
(前傾)する。
【0014】この際、下方係止部は可動座受部材ととも
に回動し、上方係止部との間隔が狭まってくる。そのた
め、上方係止部と下方係止部との間に介装されたバネは
縮められ、該バネの圧縮量に比例した力(バネ力)が可
動座受部材に作用する。
【0015】すなわち、可動座受部材には、上記した体
重のモーメントに抵抗してバネ力のモーメント[バネ力
×腕の長さ(バネ力の作用点から支軸までの距離)]が
作用する。このバネ力のモーメント(抵抗モーメント)
は、可動座受部材の前傾量の増大に応じて増大し、この
抵抗モーメントと体重のモーメントとが等しくなったと
ころで、可動座受部材(座)は停止する。このように、
座が前傾する際にはバネから適度な反力が得られる。
【0016】ここにおいて、支軸は脚柱の縦軸線に整合
する位置に設けてあるので、支軸が脚柱の後方に設けら
れた従来例に比べて体重のモーメントにおける腕が小さ
くなるとともにバネのモーメントにおける腕が大きくな
る。
【0017】したがって、従来例に比べて、可動座受部
材が前傾された場合にバネに作用する圧縮力が小さくな
る。そのため、バネやバネと係合する構成部品の構造強
度を格別大きくする必要はなくなり、従来例に比べて構
造簡素化・コスト低減を達成することができる。
【0018】また、使用者が背中で背を後方に押した場
合、可動背受部材はバネ力によって座受本体に押圧され
て係止された状態から後方下向きに回動(後傾)する。
そして、背に作用する力(押圧力)のモーメントとバネ
力のモーメント(抵抗モーメント)とが等しくなったと
ころで、可動背受部材(背)は停止する。このように、
背が後傾する際にも、バネから適度な反力が得られる。
【0019】ここにおいて、背が後傾した状態では、可
動背受部材の後方部は座受本体から下方に離れている。
そのため、背の後傾状態が保持されつつ可動座受部材と
可動背受部材とが同期して前傾されてしまうような場合
には、上方係止部と下方係止部とが同期して同一方向に
回動することになる。そのため、両係止部間のバネは圧
縮されず、その結果可動座受部材にはバネからの反力が
ほとんど作用しないことになる。いわゆる、シーソー運
動が起こってしまうことになる。
【0020】しかし、本発明では、支軸を脚柱の縦軸線
に整合する位置に設けてあるので、前傾のために体重を
かける部分(支軸よりも前方部分)と背とが従来例に比
べて大きく離れることになる。そのため、使用者が普通
の状態で椅子に腰をかけている場合には、背を後傾させ
た状態で背と座とが同期的に前傾するような事態は生じ
にくく、シーソー運動の発生は効果的に抑えられる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本椅子用ロッキング装置は、図1〜
図4に示す如く、座受本体10を有底箱型形状に形成す
るとともに、この座受本体10内にバネ50およびバネ
50と係合する構成部品(可動座受部材20の下方係止
部26,バネ保持軸60)を収容してバネ50等を外部
から目視不能に構成されている。
【0022】ここにおいて、座受本体10は、有底箱型
(例えば舟型)形状とされており,脚柱1の上部に設け
られている。この座受本体10には、座3Aを保持する
可動座受部材20と背4Aをフレーム4Fを介して保持
する可動背受部材30とが脚柱1の縦軸線Aと整合する
ように設けられた支軸40を介して回動可能に装着され
ている。
【0023】より具体的には、座受本体10は、底部1
2と,前後左右の側部11と,開口された上部19とか
ら形成されている。なお、各側部11のうち後側部は、
開口してあってもよい。また、底部12には、バネ保持
軸60通し用の小さな孔(図示省略)が貫通穿設されて
いる。座受本体10の先端部には、可動座受部材20の
前傾量を規制するためのストッパ部14が設けられてい
る。
【0024】支軸40は、脚柱1の延長上に位置するよ
うに配設されている。特に、この実施形態では、支軸4
0は、その軸線が脚柱1の縦軸線Aと直交するように配
設されている。
【0025】可動座受部材20には、座受本体10内に
収容されるように下方係止部26が設けられている。こ
の下方係止部26には、バネ保持軸60通し用の小さな
孔(図示省略)が貫通穿設されている。
【0026】可動背受部材30には、バネ保持軸60が
座受本体10の底部12および下方係止部26の各孔を
貫通させて上向きに突設されている。バネ保持軸60の
上部には、上方係止部66が可動座受部材20の上面以
下に位置するように設けられている。この実施形態で
は、上方係止部66は、バネ保持軸60の上部に溶接で
固定されている。この可動背受部材30の前方部には、
支軸40をワンタッチで被嵌可能な差込式の係合溝31
が設けられている。
【0027】バネ50は、その一端(上端)がバネ保持
軸60の上方係止部66と係止しかつその他端(他端)
が可動座受部材20の下方係止部26と係止した状態で
座受本体10内に収容されている。
【0028】この実施形態では、上方係止部66の下方
係止部26に対する距離を変えることによりバネ力を調
節可能としている。そのため、バネ保持軸60の下端部
には雄ネジ部61が形成されている。この雄ネジ部61
は、可動背受部材30の孔(図示省略)を介して下方に
突出され,バネ力調節部材70と螺合している。
【0029】このバネ力調節部材70を一方向に回動し
て上方係止部66を下方へ移動することによりバネ50
が押し縮められてバネ力が増大し、逆方向へ回動するこ
とによりバネ力が減小する。
【0030】そして、可動座受部材20の後方部25
は、バネ50の弾性力によって座受本体10の係止部
(例えば上方縁)に下向きに押圧して係止され、可動背
受部材30の後方部35はバネ50の弾性力によって座
受本体20の係止部(例えば、底部12)に上向きに押
圧して係止される構成とされている。
【0031】次に、この実施形態の作用・動作について
説明する。使用者が座3Aの前方部分(支軸40よりも
前方部分)に体重(W)が掛かるようにした場合、図4
に示す如く、該体重(W)の支軸40を中心とするモー
メント[体重×腕の長さ(体重の作用点から支軸までの
距離L1)]が可動座受部材20に作用する。すると、
可動座受部材20は、バネ50の弾性力によって座受本
体10の係止部(上方縁)に下向きに押圧されて係止さ
れていた状態から前方下向きに回動(前傾)する(図2
参照)。
【0032】この際、下方係止部26は、可動座受部材
20とともに回動し、上方係止部66との間隔が狭まっ
てくる。そのため、上方係止部66と下方係止部26と
の間に介装されたバネ50は縮められ、該バネ50の圧
縮量に比例した力(バネ力F)が可動座受部材20に作
用する。
【0033】すなわち、可動座受部材20には、図4に
示す如く、上記した体重(W)のモーメントに抵抗して
バネ力(F)の支軸40を中心とするモーメント[バネ
力×腕の長さ(バネ力の作用点から支軸までの距離L
0)]が作用する。このバネ力のモーメント(抵抗モー
メント)は、可動座受部材20の前傾量の増大に応じて
増大し、この抵抗モーメントと体重のモーメントとが等
しくなったところで、可動座受部材20は停止する。こ
のように、座3Aが前傾する際にはバネ50から適度な
反力が得られる。
【0034】ここにおいて、支軸40は脚柱1の縦軸線
Aに整合する位置に設けられているので、支軸40が脚
柱1の後方に設けられた従来例に比べて体重(W)のモ
ーメントにおける腕(L1)が小さくなる(すなわち、
L1<L1’)とともに、バネ50のモーメントにおけ
る腕(L0)が大きくなる(すなわち、L0>L
0’)。
【0035】したがって、従来例に比べて可動座受部材
20が前傾された場合にバネ50に作用する圧縮力
(F)が小さくなる。そのため、バネ50やバネ50と
係合する構成部品(26,60)の構造強度を格別大き
くする必要はなくなり、従来例に比べて構造簡素化・コ
スト低減を達成することができる。
【0036】また、使用者が背4Aに凭れ掛かるなどし
て背4Fを後方に押した場合、可動背受部材30は図3
で2点鎖線で示す如く座受本体底部12に押圧されて係
止された状態から後方下向きに回動(後傾)する。そし
て、背4Aに作用する力(押圧力P)のモーメント(P
×L2)とバネ力(F)のモーメント(F×L0)とが
等しくなったところで、可動背受部材30(背4A)は
停止する。このように、背4Aが後傾する際にも、バネ
50から適度な反力が得られる。
【0037】ここにおいて、背4Aが後傾した状態で
は、可動背受部材30の後方部35は座受本体10の底
部12から離れている。そのため、背4Aの後傾状態が
保持されつつ可動座受部材20と可動背受部材30とが
同期して前傾されてしまうような場合には、上方係止部
66と下方係止部26とが同期して同一方向に回動する
ことになる。そのため、両係止部(66,26)間のバ
ネ50は圧縮されず、その結果可動座受部材20にはバ
ネ50からの反力が作用しないことになる。いわゆる、
シーソー運動が起こってしまうことになる。
【0038】しかし、支軸40が脚柱1の縦軸線Aに整
合する位置に設けられているので、前傾のために体重を
かける部分(支軸40よりも前方の座3A部分)と背4
Aとが従来例に比べて大きく離れることになる。そのた
め、使用者が普通の状態で座3Aに腰かけている場合に
は、背4Aを後傾させた状態で背4Aと座3Aとが同期
的に前傾するような事態は生じにくく、シーソー運動の
発生は効果的に抑えられる。
【0039】しかして、この実施形態によれば、座受本
体10を有底箱型形状に形成するとともに、この座受本
体10内にバネ50およびバネ50と係合する構成部品
(可動座受部材20の下方係止部26,バネ保持軸6
0)を収容してバネ50等を外部から目視不能に構成し
たので、構造簡素化・コスト低減化を図りつつ美観性お
よび安全性の向上を達成し、かつ座3Aがシーソー運動
するのを抑えることができる。
【0040】また、座受本体10を箱型形状としてある
ので、薄型化を図りつつ構造強度を増大させることがで
き、この点からも一層の構造の簡素化・コスト低減を図
ることができる。
【0041】また、支軸40が脚柱1の縦軸線Aと整合
して設けられているので、座受本体と脚柱1との接合部
に作用する曲げモーメントは従来例に比べて大幅に小さ
くなる。そのため、座受本体10と脚柱1との接合構造
を従来例程には強固にしなくてすむ。また、支軸40を
介して脚柱1に作用する偏心荷重を大幅に減小させるこ
とができる。したがって、一層の構造の簡素化・コスト
低減を図ることができる。
【0042】また、支軸40に対応して可動背受部材3
0に差込式の係合溝31を設けたので、いわゆるワンタ
ッチで支軸40への装着を行うことができる。したがっ
て、一段と組立容易となり、一層コスト低減を図ること
ができる。このように、ワンタッチ方式としてもバネ保
持軸60を介して可動背受部材30は座受本体10に係
止されるので、支軸40から係合溝31が外れてしまう
ようなことはない。
【0043】また、組立時に、バネ50は、下方係止部
26上に載置した状態で、バネ保持軸60を当該下方係
止部26,座受本体10の底部12および可動背受部材
30を貫通させてバネ力調節部材70と螺合させればよ
いので、バネ(8)をボルト(6)に通した状態で保持
しつつバネ受座金(7)をボルト先端に係止させなけれ
ばならない従来例に比べて、より簡単に組立てることが
できる。
【0044】さらに、座受本体10は底部12を有する
ので、バネ50と下方係止部26との当接部に潤滑用の
グリス等を塗付しても該グリスが外部に漏洩するのを防
止することができる。これにより、可動座受部材20の
回動運動により、下方係止部26がバネ50の他端に対
して横ズレする際の抵抗を大幅に減小することができ
る。これにより、可動座受部材20の前傾動作および可
動背受部材30の後傾動作を一段と円滑に行える。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、座受本体を有底箱型形
状に形成するとともに、この座受本体内にバネやバネと
係合する可動座受部材の下方係止部およびバネ保持軸を
収容してバネ等を外部から目視不能に構成したので、構
造簡素化・コスト低減化を図りつつ美観性および安全性
の向上を達成し、かつ座がシーソー運動するのを抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、座(可動座受部材)の前傾動作を説明
するための図である。
【図3】同じく、背(可動背受部材)の後傾動作を説明
するための図である。
【図4】同じく、可動座受部材および可動背受部材に作
用する力の釣合を説明するための図である。
【図5】椅子用ロッキング装置の従来構成を説明するた
めの図である。
【図6】同じく、座(可動座受部材)の前傾動作を説明
するための図である。
【図7】同じく、背(可動背受部材)の後傾動作を説明
するための図である。
【符号の説明】
1 脚柱 3A 座 4A 背 10 座受本体 20 可動座受部材 25 後方部 26 下方係止部 30 可動背受部材 35 後方部 40 支軸 50 バネ 60 バネ保持軸 66 上方係止部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚柱上部に設けられた座受本体に、座を
    保持する可動座受部材と背を保持する可動背受部材とが
    共通の支軸を介して回動可能に装着され、可動座受部材
    がバネ力に抗しつつ前傾可能かつ可動背受部材がバネ力
    に抗しつつ後傾可能に構成された椅子用ロッキング装置
    において、 座受本体を有底箱型形状とするとともに、この座受本体
    に支軸を脚柱の縦軸線と整合させて設け、可動座受部材
    に下方係止部を座受本体内に収容されるように設け、可
    動背受部材にバネ保持軸を座受本体の底部を貫通させて
    上向きに突設し、座受本体内に一端がバネ保持軸の上方
    係止部と係止しかつ他端が可動座受部材の下方係止部と
    係止したバネを収容し、可動座受部材の後方部をバネ力
    によって座受本体に下向きに押圧して係止し、かつ可動
    背受部材の後方部をバネ力によって座受本体に上向きに
    押圧して係止したことを特徴とする椅子用ロッキング装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024884A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Kyuka Jitsugyo Kofun Yugenkoshi 運送の材積を低減でき且つ快速な組立を具する椅子
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