JPH10192208A - 電気掃除機 - Google Patents
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- JPH10192208A JPH10192208A JP36297A JP36297A JPH10192208A JP H10192208 A JPH10192208 A JP H10192208A JP 36297 A JP36297 A JP 36297A JP 36297 A JP36297 A JP 36297A JP H10192208 A JPH10192208 A JP H10192208A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】より高い吸込仕事率を得るためには、電動送風
機入力の向上が必須であるが、電動送風機入力の法的規
定値の上限を超えないようにするためには、電流検出手
段の精度向上、すなわち、電動送風機の入力一定制御の
精度向上が必要である。 【解決手段】本発明の主たる構成は、電動送風機の検出
電流をレベル信号に変換する信号変換手段として、電流
検出手段の出力を増幅する第一増幅手段と、前記第一増
幅手段の出力をレベルシフトすることで電流検出範囲を
限定するためのレベルシフト手段と、前記レベルシフト
手段の出力を再増幅する第二増幅手段とを有し、前記信
号変換手段の出力により前記電動送風機の入力を制御す
る位相制御手段は、前記信号変換手段の信号レベルが一
定になるように点弧位相角を増減することにより、電動
送風機の入力をほぼ一定に保つように制御する。
機入力の向上が必須であるが、電動送風機入力の法的規
定値の上限を超えないようにするためには、電流検出手
段の精度向上、すなわち、電動送風機の入力一定制御の
精度向上が必要である。 【解決手段】本発明の主たる構成は、電動送風機の検出
電流をレベル信号に変換する信号変換手段として、電流
検出手段の出力を増幅する第一増幅手段と、前記第一増
幅手段の出力をレベルシフトすることで電流検出範囲を
限定するためのレベルシフト手段と、前記レベルシフト
手段の出力を再増幅する第二増幅手段とを有し、前記信
号変換手段の出力により前記電動送風機の入力を制御す
る位相制御手段は、前記信号変換手段の信号レベルが一
定になるように点弧位相角を増減することにより、電動
送風機の入力をほぼ一定に保つように制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機、さらに
詳細には、電動送風機の入力を一定に保つように制御す
る電気掃除機の制御装置に関する。
詳細には、電動送風機の入力を一定に保つように制御す
る電気掃除機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機は、一般に、電動送風機の吸
引力により掃除機本体内を負圧にして、ごみや埃を吸い
取るものである。
引力により掃除機本体内を負圧にして、ごみや埃を吸い
取るものである。
【0003】最近では、特開平5-95877や特開平7-21346
8号公報に記載のごとく、電動送風機の電流を検出する
電流検出手段と、電流検出手段の出力を増幅する増幅手
段と、増幅手段の出力により電動送風機の回転数を制御
する位相制御手段とを備え、位相制御手段は、増幅手段
からの信号レベルが一定になるように制御するものがあ
る。
8号公報に記載のごとく、電動送風機の電流を検出する
電流検出手段と、電流検出手段の出力を増幅する増幅手
段と、増幅手段の出力により電動送風機の回転数を制御
する位相制御手段とを備え、位相制御手段は、増幅手段
からの信号レベルが一定になるように制御するものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したご
とき従来形電気掃除機において、電動送風機の入力を一
定に保つように制御するためには、実際に入力一定制御
を行うのが吸込仕事率ピーク点付近のみ、すなわち電動
送風機に流れる電流値が比較的中〜大のときであるのに
対して、入力一定制御に必要でない範囲も含めて電流検
出をしている。そのため、実際に制御に必要な範囲の精
度が限られてしまっている。
とき従来形電気掃除機において、電動送風機の入力を一
定に保つように制御するためには、実際に入力一定制御
を行うのが吸込仕事率ピーク点付近のみ、すなわち電動
送風機に流れる電流値が比較的中〜大のときであるのに
対して、入力一定制御に必要でない範囲も含めて電流検
出をしている。そのため、実際に制御に必要な範囲の精
度が限られてしまっている。
【0005】また、最近では、より高い吸込仕事率を得
るために、吸込仕事率ピーク点付近における電動送風機
入力を高める制御を行っているが、法的規定値の上限を
越えないようにする必要があるため、電動送風機の入力
を監視し、位相制御を行う必要がある。電動送風機の入
力は、電動送風機に流れる電流と、電動送風機端子間の
印加電圧との積によって求めることができるが、電流検
出精度が低いと、その演算によって得られる電動送風機
の入力値の誤差が大きくなる。つまり、精度の低い演算
で得られた入力値を基に、電動送風機の入力を一定にす
る制御を行った場合、その誤差により電動送風機の入力
値が法的規定値の上限を超えてしまう恐れがあるため、
入力の最大レベルを法的規定値の上限付近まで上げるこ
とは難しい。これを換言すると、電動送風機の入力が法
的規定値の上限を超えることなく、吸込仕事率ピーク点
付近での電動送風機の入力を上げるためには、電流検出
回路の精度向上、すなわち、吸込仕事率ピーク点付近に
おける電動送風機の入力一定制御の精度向上が必要であ
る。
るために、吸込仕事率ピーク点付近における電動送風機
入力を高める制御を行っているが、法的規定値の上限を
越えないようにする必要があるため、電動送風機の入力
を監視し、位相制御を行う必要がある。電動送風機の入
力は、電動送風機に流れる電流と、電動送風機端子間の
印加電圧との積によって求めることができるが、電流検
出精度が低いと、その演算によって得られる電動送風機
の入力値の誤差が大きくなる。つまり、精度の低い演算
で得られた入力値を基に、電動送風機の入力を一定にす
る制御を行った場合、その誤差により電動送風機の入力
値が法的規定値の上限を超えてしまう恐れがあるため、
入力の最大レベルを法的規定値の上限付近まで上げるこ
とは難しい。これを換言すると、電動送風機の入力が法
的規定値の上限を超えることなく、吸込仕事率ピーク点
付近での電動送風機の入力を上げるためには、電流検出
回路の精度向上、すなわち、吸込仕事率ピーク点付近に
おける電動送風機の入力一定制御の精度向上が必要であ
る。
【0006】本発明は前記課題を解決するものであり、
電流検出回路の電流検出範囲を、吸込仕事率ピーク点付
近における電動送風機の入力を一定に保つように制御を
行う上で必要な範囲に限定することで、その制御の精度
を向上させることを目的とする。
電流検出回路の電流検出範囲を、吸込仕事率ピーク点付
近における電動送風機の入力を一定に保つように制御を
行う上で必要な範囲に限定することで、その制御の精度
を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の主たる構成は、
電動送風機の電流を検出する電流検出手段と、前記電流
検出手段の出力をレベル信号に変換する信号変換手段
と、前記信号変換手段の出力により前記電動送風機の入
力を制御する位相制御手段とを備え、前記信号変換手段
は、前記電流検出手段の出力を増幅する第一増幅手段
と、前記第一増幅手段の出力をレベルシフトすることで
電流検出範囲を限定するためのレベルシフト手段と、前
記レベルシフト手段の出力を再増幅する第二増幅手段と
を有し、前記位相制御手段は、前記信号変換手段の信号
レベルが一定になるように点弧位相角を増減することに
より、電動送風機の入力をほぼ一定に保つことにある。
電動送風機の電流を検出する電流検出手段と、前記電流
検出手段の出力をレベル信号に変換する信号変換手段
と、前記信号変換手段の出力により前記電動送風機の入
力を制御する位相制御手段とを備え、前記信号変換手段
は、前記電流検出手段の出力を増幅する第一増幅手段
と、前記第一増幅手段の出力をレベルシフトすることで
電流検出範囲を限定するためのレベルシフト手段と、前
記レベルシフト手段の出力を再増幅する第二増幅手段と
を有し、前記位相制御手段は、前記信号変換手段の信号
レベルが一定になるように点弧位相角を増減することに
より、電動送風機の入力をほぼ一定に保つことにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、添付の図面を参照して説明する。
を、添付の図面を参照して説明する。
【0009】電気掃除機は図2に示すような構成となっ
ている。
ている。
【0010】掃除機本体1の内部に集塵室11と電動送
風機2とを有しており、ホース12が掃除機本体1に接
続されている。ホース12と延長管13との接続部に
は、電動送風機2の吸込力等を設定するための手元操作
部15が設けられており、ここで設定された吸込力とな
るように本体制御部3で制御を行う。延長管13の先端
部には吸口14が接続されている。
風機2とを有しており、ホース12が掃除機本体1に接
続されている。ホース12と延長管13との接続部に
は、電動送風機2の吸込力等を設定するための手元操作
部15が設けられており、ここで設定された吸込力とな
るように本体制御部3で制御を行う。延長管13の先端
部には吸口14が接続されている。
【0011】掃除機本体1に内蔵されている本体制御部
3は、図1に示すような回路構成となっており、電動送
風機2の電流を検出する電流検出手段30と、電流検出
手段30の出力を全波整流する全波整流回路31、全波
整流回路31の出力を増幅する第一増幅手段32、第一
増幅手段32の出力をレベルシフトすることで電流検出
範囲を限定するためのレベルシフト手段33、レベルシ
フト手段33の出力を再増幅する第二増幅手段34、第
二増幅手段34の出力を平滑する平滑回路35からなる
信号変換手段36と、図2における集塵室11内の真空
度を検出する圧力センサ回路42と、交流商用電源4を
直流電源に変換し、制御回路全体に供給する電源回路4
3と、電源周波数信号を発生するHz信号回路44と、
演算処理を行い、制御回路の中心となるマイクロコンピ
ュータ(以下マイコンと称す)38と、マイコン動作用
のクロック周波数信号を発生するクロック発振回路45
と、電気掃除機の運転状態を発光ダイオード等により外
部に表示する表示回路46と、電動送風機2のスイッチ
ングのための双方向性半導体素子(以下トライアックと
称す)41と、トライアック41をマイコン38からの
トリガ信号によりON−OFFさせるモータ駆動回路4
0とからなる。
3は、図1に示すような回路構成となっており、電動送
風機2の電流を検出する電流検出手段30と、電流検出
手段30の出力を全波整流する全波整流回路31、全波
整流回路31の出力を増幅する第一増幅手段32、第一
増幅手段32の出力をレベルシフトすることで電流検出
範囲を限定するためのレベルシフト手段33、レベルシ
フト手段33の出力を再増幅する第二増幅手段34、第
二増幅手段34の出力を平滑する平滑回路35からなる
信号変換手段36と、図2における集塵室11内の真空
度を検出する圧力センサ回路42と、交流商用電源4を
直流電源に変換し、制御回路全体に供給する電源回路4
3と、電源周波数信号を発生するHz信号回路44と、
演算処理を行い、制御回路の中心となるマイクロコンピ
ュータ(以下マイコンと称す)38と、マイコン動作用
のクロック周波数信号を発生するクロック発振回路45
と、電気掃除機の運転状態を発光ダイオード等により外
部に表示する表示回路46と、電動送風機2のスイッチ
ングのための双方向性半導体素子(以下トライアックと
称す)41と、トライアック41をマイコン38からの
トリガ信号によりON−OFFさせるモータ駆動回路4
0とからなる。
【0012】図1をもとに、本発明の実施の形態の一例
による制御回路の構成を説明する。
による制御回路の構成を説明する。
【0013】図2の本体制御部3は、マイコン38を中
心に構成される。
心に構成される。
【0014】掃除機本体1に吸引力を与える電動送風機
2は、マイコン38からのトリガ信号の点弧位相角の増
減により、すなわち、トライアック41の導通時間をモ
ータ駆動回路40を介して制御することによって入力制
御される。
2は、マイコン38からのトリガ信号の点弧位相角の増
減により、すなわち、トライアック41の導通時間をモ
ータ駆動回路40を介して制御することによって入力制
御される。
【0015】Hz信号回路44では位相制御の基準とな
る電源周波数信号を発生させる。
る電源周波数信号を発生させる。
【0016】また、本体制御部3の電源は、交流商用電
源4から電源回路43により直流電源に変換され、制御
回路全体に供給される。
源4から電源回路43により直流電源に変換され、制御
回路全体に供給される。
【0017】電流検出手段30は、電動送風機2の電流
を検出し、交流信号を出力する。電流検出手段30から
出力された交流信号は、全波整流回路31で整流され、
その出力信号は第一増幅手段32で増幅される。第一増
幅手段32の出力は、レベルシフト手段33で一定電圧
レベルシフトされる。レベルシフト手段33の出力は、
第二増幅手段34と平滑回路35とにより増幅・平滑さ
れて所定の値のレベル信号に変換される。変換されたレ
ベル信号は、マイコン38のAD変換入力ポートに入力
される。
を検出し、交流信号を出力する。電流検出手段30から
出力された交流信号は、全波整流回路31で整流され、
その出力信号は第一増幅手段32で増幅される。第一増
幅手段32の出力は、レベルシフト手段33で一定電圧
レベルシフトされる。レベルシフト手段33の出力は、
第二増幅手段34と平滑回路35とにより増幅・平滑さ
れて所定の値のレベル信号に変換される。変換されたレ
ベル信号は、マイコン38のAD変換入力ポートに入力
される。
【0018】また、圧力センサ回路42は集塵室11内
の真空度を検出し、レベル信号に変換してマイコン38
のAD変換入力ポートに出力する。マイコン38はその
値から現在の風量を認識することができる。以下、本構
成における動作を説明する。
の真空度を検出し、レベル信号に変換してマイコン38
のAD変換入力ポートに出力する。マイコン38はその
値から現在の風量を認識することができる。以下、本構
成における動作を説明する。
【0019】ここで、図3は従来の電流検出回路を使っ
たときの電動送風機2の電流値と電流検出回路出力電圧
との関係を示したものである。この出力電圧は、図1の
A点における出力電圧と同等である。
たときの電動送風機2の電流値と電流検出回路出力電圧
との関係を示したものである。この出力電圧は、図1の
A点における出力電圧と同等である。
【0020】Iは電動送風機2を流れる電流値、V1は
電流検出回路の出力電圧、Imは電動送風機2を流れる
電流の最大値、Vmは電流検出回路の出力電圧の最大値
である。
電流検出回路の出力電圧、Imは電動送風機2を流れる
電流の最大値、Vmは電流検出回路の出力電圧の最大値
である。
【0021】図3に入力一定制御に必要な電流検出範囲
を示すが、図3の場合、入力一定制御に必要な電流検出
範囲として全電流範囲にわたって検出しているため、実
際に入力一定制御に必要な電流検出範囲に対する電流検
出回路出力電圧の範囲が狭い。
を示すが、図3の場合、入力一定制御に必要な電流検出
範囲として全電流範囲にわたって検出しているため、実
際に入力一定制御に必要な電流検出範囲に対する電流検
出回路出力電圧の範囲が狭い。
【0022】これに対し、図4は、電動送風機2の電流
値とレベルシフト手段33を用いた場合の電流検出回路
の出力電圧、すなわち図1におけるB点での出力電圧と
の関係を示している。
値とレベルシフト手段33を用いた場合の電流検出回路
の出力電圧、すなわち図1におけるB点での出力電圧と
の関係を示している。
【0023】Iは電動送風機2を流れる電流値、V2は
レベルシフト手段33を用いた場合の電流検出回路出力
電圧である。つまり、図4は、図3と同範囲の入力一定
制御に必要な電流検出範囲を示すが、この段階では、入
力一定制御に必要な電流検出範囲に対する電流検出回路
出力電圧の範囲は図3と同様である。
レベルシフト手段33を用いた場合の電流検出回路出力
電圧である。つまり、図4は、図3と同範囲の入力一定
制御に必要な電流検出範囲を示すが、この段階では、入
力一定制御に必要な電流検出範囲に対する電流検出回路
出力電圧の範囲は図3と同様である。
【0024】図5は本実施例による電流検出回路を使っ
たときの電動送風機2の電流値と電流検出回路出力電
圧、すなわち図1のC点における出力電圧との関係を示
したものである。
たときの電動送風機2の電流値と電流検出回路出力電
圧、すなわち図1のC点における出力電圧との関係を示
したものである。
【0025】Iは電動送風機2を流れる電流値、V3は
電流検出回路の出力電圧である。つまり、図5は、図
3、図4と同範囲の入力一定制御に必要な電流検出範囲
を図示するが、図3、図4と比較して、同一の入力一定
制御に必要な電流範囲に対して、電流検出回路出力電圧
の範囲が広くなっている。
電流検出回路の出力電圧である。つまり、図5は、図
3、図4と同範囲の入力一定制御に必要な電流検出範囲
を図示するが、図3、図4と比較して、同一の入力一定
制御に必要な電流範囲に対して、電流検出回路出力電圧
の範囲が広くなっている。
【0026】以上の点をさらに詳述すると、電流検出手
段30により出力される交流信号は、全波整流回路31
で全波整流された後、第一増幅手段32で図3の値まで
増幅される。図3において、電動送風機2の電流値がI
oのときの電流検出回路の出力をVoとする。電流検出
範囲をIo≦I≦Imに設定すると、レベルシフト手段
33での一定降下電圧の値はVoとなる。第一増幅手段
32の出力をレベルシフト手段33に入力し、一定電圧
Voを電圧降下させると、電流値I≦Ioのとき、レベ
ルシフト手段の出力電圧V2=0となり、電流値I>I
oのとき、V2=V1−Voとなる。つまり、電動送風
機2の電流値とレベルシフト手段33の出力電圧との関
係は図4のようになる。レベルシフト手段の具体例とし
ては、トランジスタ等による定電流源を用いたレベルシ
フト回路などがある。レベルシフト手段33の出力を第
二増幅手段34で再増幅すると、電動送風機2の電流値
と電流検出手段出力電圧との関係は図5のようになる。
第二増幅手段34の出力は、平滑回路35で平滑され
て、マイコンAD変換ポートに入力される。
段30により出力される交流信号は、全波整流回路31
で全波整流された後、第一増幅手段32で図3の値まで
増幅される。図3において、電動送風機2の電流値がI
oのときの電流検出回路の出力をVoとする。電流検出
範囲をIo≦I≦Imに設定すると、レベルシフト手段
33での一定降下電圧の値はVoとなる。第一増幅手段
32の出力をレベルシフト手段33に入力し、一定電圧
Voを電圧降下させると、電流値I≦Ioのとき、レベ
ルシフト手段の出力電圧V2=0となり、電流値I>I
oのとき、V2=V1−Voとなる。つまり、電動送風
機2の電流値とレベルシフト手段33の出力電圧との関
係は図4のようになる。レベルシフト手段の具体例とし
ては、トランジスタ等による定電流源を用いたレベルシ
フト回路などがある。レベルシフト手段33の出力を第
二増幅手段34で再増幅すると、電動送風機2の電流値
と電流検出手段出力電圧との関係は図5のようになる。
第二増幅手段34の出力は、平滑回路35で平滑され
て、マイコンAD変換ポートに入力される。
【0027】ここで、電流検出回路出力電圧単位当たり
の電流値を考える。従来の方式の場合は、図3より、I
m/Vmである。本実施例の場合は、図5より、(Im
−Io)/Vmとなる。したがって、電流検出回路出力
電圧単位当たりの検出電流値が細かくなるので、電流検
出精度は向上する。例えば、Io=Im/2とし、電流
検出範囲を従来の半分にした場合、電流検出回路出力電
圧単位当たりの電流値は、Im/2Vmとなる。これに
対して、従来の場合の電流検出回路出力電圧単位当たり
の電流値は、Im/Vmである。すなわち、マイコン3
8のAD変換入力変換ポートに入力される電圧に0.1
Vの誤差があった場合、従来の回路では電流値で0.1
Im/Vmの誤差が出るのに対して、本例の場合の電流
値の誤差は0.1Im/2Vmとなり、誤差は半減す
る。この例からも分かるように、電流検出範囲を半分に
することにより、電流検出精度は2倍になる。
の電流値を考える。従来の方式の場合は、図3より、I
m/Vmである。本実施例の場合は、図5より、(Im
−Io)/Vmとなる。したがって、電流検出回路出力
電圧単位当たりの検出電流値が細かくなるので、電流検
出精度は向上する。例えば、Io=Im/2とし、電流
検出範囲を従来の半分にした場合、電流検出回路出力電
圧単位当たりの電流値は、Im/2Vmとなる。これに
対して、従来の場合の電流検出回路出力電圧単位当たり
の電流値は、Im/Vmである。すなわち、マイコン3
8のAD変換入力変換ポートに入力される電圧に0.1
Vの誤差があった場合、従来の回路では電流値で0.1
Im/Vmの誤差が出るのに対して、本例の場合の電流
値の誤差は0.1Im/2Vmとなり、誤差は半減す
る。この例からも分かるように、電流検出範囲を半分に
することにより、電流検出精度は2倍になる。
【0028】次に、本発明による電気掃除機の実施形態
について述べる。
について述べる。
【0029】図6に、電力制御を行わない場合の風量Q
に対する真空度H、消費電力Wi、吸込仕事率Pの関係
の一例を二点鎖線で、および消費電力をWi'のように制
御したときの風量Qに対する真空度H'、吸込仕事率P'
の関係の一例を実線で示す。
に対する真空度H、消費電力Wi、吸込仕事率Pの関係
の一例を二点鎖線で、および消費電力をWi'のように制
御したときの風量Qに対する真空度H'、吸込仕事率P'
の関係の一例を実線で示す。
【0030】一般に、風量Qに対する消費電力Wiと真
空度Hとの関係は、図6の二点鎖線で示されるように、
大風量側(ゴミのたまっていない状態)では、真空度H
は低いが、電動送風機2の負荷(空気負荷)は大きくな
るため、電動送風機2に流れる電流も大きくなる。よっ
て、消費電力Wiも大きくなる。
空度Hとの関係は、図6の二点鎖線で示されるように、
大風量側(ゴミのたまっていない状態)では、真空度H
は低いが、電動送風機2の負荷(空気負荷)は大きくな
るため、電動送風機2に流れる電流も大きくなる。よっ
て、消費電力Wiも大きくなる。
【0031】これとは逆に、小風量側(ゴミのたまって
いる状態)では、真空度Hは高くなるが、電動送風機2
に流れる電流は小さくなり、消費電力Wiも小さくな
る。吸込仕事率Pは、P=Q×H×0.1634(W)
で求めることができ、図6のようなカーブとなる。
いる状態)では、真空度Hは高くなるが、電動送風機2
に流れる電流は小さくなり、消費電力Wiも小さくな
る。吸込仕事率Pは、P=Q×H×0.1634(W)
で求めることができ、図6のようなカーブとなる。
【0032】図6において、Qp'は吸込仕事率ピーク
点における風量であり、その付近のQ1≦Q≦Q2の範
囲でWi'の入力一定制御を行っている。本発明における
実施の形態の一例についての説明は、この吸込仕事率ピ
ーク点付近のQ1≦Q≦Q2の範囲について行う。
点における風量であり、その付近のQ1≦Q≦Q2の範
囲でWi'の入力一定制御を行っている。本発明における
実施の形態の一例についての説明は、この吸込仕事率ピ
ーク点付近のQ1≦Q≦Q2の範囲について行う。
【0033】初めに、手元操作部15からの信号をもと
に信号変換手段36の信号レベルを一定にするように制
御する基準値Wi'1を決定する。決定したWi'1をもと
に、電流検出回路37の出力レベルから計算によって求
まる消費電力Wi'が、一定の値Wi'1になるように電動
送風機2を制御する。
に信号変換手段36の信号レベルを一定にするように制
御する基準値Wi'1を決定する。決定したWi'1をもと
に、電流検出回路37の出力レベルから計算によって求
まる消費電力Wi'が、一定の値Wi'1になるように電動
送風機2を制御する。
【0034】例えば、集塵室11内にゴミがたまってく
ると、風量Qは低下する。風量Qが低下すると、電動送
風機2の負荷(空気負荷)が減るので、電流値が下が
り、電流検出手段30と信号変換手段36とが電流の変
化をとらえ、電流検出回路37の出力信号レベルが下が
り、それに伴って電流検出回路37の出力電圧によって
計算される消費電力の値が基準値Wi'1よりも低下す
る。すると、電動送風機2の電流値を上げるようにマイ
コン38が点弧位相角を早め、電動送風機2の電流値を
元の水準に戻すように、すなわち電流値と電動送風機2
への印加電圧との積によって求まる消費電力Wi'を増や
して基準値Wi'1に戻すように働く。
ると、風量Qは低下する。風量Qが低下すると、電動送
風機2の負荷(空気負荷)が減るので、電流値が下が
り、電流検出手段30と信号変換手段36とが電流の変
化をとらえ、電流検出回路37の出力信号レベルが下が
り、それに伴って電流検出回路37の出力電圧によって
計算される消費電力の値が基準値Wi'1よりも低下す
る。すると、電動送風機2の電流値を上げるようにマイ
コン38が点弧位相角を早め、電動送風機2の電流値を
元の水準に戻すように、すなわち電流値と電動送風機2
への印加電圧との積によって求まる消費電力Wi'を増や
して基準値Wi'1に戻すように働く。
【0035】一方、ゴミを取り除くと、風量Qは増加す
る。風量Qが増加すると、電動送風機2の負荷(空気負
荷)が増え、電流値が上がり、電流検出手段30と信号
変換手段36とにより電流の変化をとらえ、電流検出回
路37の出力信号レベルが上がり、それに伴って電流検
出回路37の出力電圧により計算される消費電力の値が
基準値Wi'1より上昇する。すると、電動送風機2の電
流値を下げるようにマイコン38が点弧位相角を遅く
し、電動送風機2の電流値を元の水準に戻すように、す
なわち電流値と電動送風機への印加電圧との積によって
求まる消費電力Wi'を減らして基準値Wi'1に戻すよう
に働く。
る。風量Qが増加すると、電動送風機2の負荷(空気負
荷)が増え、電流値が上がり、電流検出手段30と信号
変換手段36とにより電流の変化をとらえ、電流検出回
路37の出力信号レベルが上がり、それに伴って電流検
出回路37の出力電圧により計算される消費電力の値が
基準値Wi'1より上昇する。すると、電動送風機2の電
流値を下げるようにマイコン38が点弧位相角を遅く
し、電動送風機2の電流値を元の水準に戻すように、す
なわち電流値と電動送風機への印加電圧との積によって
求まる消費電力Wi'を減らして基準値Wi'1に戻すよう
に働く。
【0036】このように、電流検出回路の出力レベルに
よって、消費電力Wi'、すなわち電動送風機2の入力が
一定の基準値Wi'1に保たれるため、前記のように電流
検出範囲を限定することによって、電流検出精度を向上
させれば、電動送風機2の入力をほぼ一定に保つように
する制御の精度も向上する。
よって、消費電力Wi'、すなわち電動送風機2の入力が
一定の基準値Wi'1に保たれるため、前記のように電流
検出範囲を限定することによって、電流検出精度を向上
させれば、電動送風機2の入力をほぼ一定に保つように
する制御の精度も向上する。
【0037】
【発明の効果】以上の実施の形態の一例からもわかるよ
うに、本発明によれば、電動送風機の電流を検出する電
流検出手段と、前記電流検出手段の出力をレベル信号に
変換する信号変換手段と、前記信号変換手段の出力によ
り前記電動送風機の入力を制御する位相制御手段とを備
え、前記信号変換手段は、前記電流検出手段の出力を増
幅する第一増幅手段と、前記第一増幅手段の出力をレベ
ルシフトすることで電流検出範囲を限定するためのレベ
ルシフト手段と、前記レベルシフト手段の出力を再増幅
する第二増幅手段とを有し、前記位相制御手段は、前記
信号変換手段の信号レベルが一定になるように点弧位相
角を増減することにより、吸込仕事率ピーク点付近にお
いて、従来よりもより高精度に電動送風機の入力をほぼ
一定に保つように制御することができ、電動送風機の入
力の最大レベルを従来より上げられるようになったこと
で、より吸込仕事率の高い電気掃除機を提供することが
できる。
うに、本発明によれば、電動送風機の電流を検出する電
流検出手段と、前記電流検出手段の出力をレベル信号に
変換する信号変換手段と、前記信号変換手段の出力によ
り前記電動送風機の入力を制御する位相制御手段とを備
え、前記信号変換手段は、前記電流検出手段の出力を増
幅する第一増幅手段と、前記第一増幅手段の出力をレベ
ルシフトすることで電流検出範囲を限定するためのレベ
ルシフト手段と、前記レベルシフト手段の出力を再増幅
する第二増幅手段とを有し、前記位相制御手段は、前記
信号変換手段の信号レベルが一定になるように点弧位相
角を増減することにより、吸込仕事率ピーク点付近にお
いて、従来よりもより高精度に電動送風機の入力をほぼ
一定に保つように制御することができ、電動送風機の入
力の最大レベルを従来より上げられるようになったこと
で、より吸込仕事率の高い電気掃除機を提供することが
できる。
【図1】本発明の実施の形態の一例による制御回路のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例による電気掃除機の
構成図である。
構成図である。
【図3】従来の電動送風機の電流値と電流検出回路出力
電圧との関係を示す図である。
電圧との関係を示す図である。
【図4】レベルシフト手段を用いたときの電動送風機の
電流値と電流検出回路出力電圧との関係を示す図であ
る。
電流値と電流検出回路出力電圧との関係を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態の一例による電動送風機の
電流値と電流検出回路出力電圧との関係を示す図であ
る。
電流値と電流検出回路出力電圧との関係を示す図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態の一例による電気掃除機の
風量−真空度・消費電力・吸込仕事率の関係を示す図で
ある。
風量−真空度・消費電力・吸込仕事率の関係を示す図で
ある。
1…掃除機本体、2…電動送風機、3…本体制御部、4
…交流電源、30…電流検出手段、32…第一増幅手
段、33…レベルシフト手段、34…第二増幅手段、3
6…信号変換手段、39…位相制御手段。
…交流電源、30…電流検出手段、32…第一増幅手
段、33…レベルシフト手段、34…第二増幅手段、3
6…信号変換手段、39…位相制御手段。
Claims (4)
- 【請求項1】 電動送風機の電流を検出する電流検出回
路を備える電気掃除機において、電流検出手段と、前記
電流検出手段の出力をレベル信号に変換する信号変換手
段と、前記信号変換手段の出力により前記電動送風機の
入力を制御する位相制御手段とを備え、前記信号変換手
段は、前記電流検出手段の出力を増幅する第一増幅手段
と、前記第一増幅手段の出力をレベルシフトすることで
電流検出範囲を限定するためのレベルシフト手段と、前
記レベルシフト手段の出力を再増幅する第二増幅手段と
からなり、前記位相制御手段は、前記電流検出手段の信
号レベルが一定になるように点弧位相角を増減すること
により、電動送風機の入力をほぼ一定に保つように制御
することを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項2】 電動送風機の電流を検出する電流検出回
路を備える電気掃除機において、電流検出手段と、前記
電流検出手段の出力をレベル信号に変換する信号変換手
段と、前記信号変換手段の出力により前記電動送風機の
入力を制御する位相制御手段とを備え、前記信号変換手
段は、前記電流検出手段の出力を増幅する第一増幅手段
と、前記第一増幅手段の出力をレベルシフトすることで
電流検出範囲を限定するためのレベルシフト手段と、前
記レベルシフト手段の出力を再増幅する第二増幅手段と
からなり、前記位相制御手段は、前記電流検出手段の信
号レベルが一定になるように点弧位相角を増減すること
により、吸込仕事率ピーク点付近における電動送風機の
入力をほぼ一定に保つように制御することを特徴とする
電気掃除機。 - 【請求項3】 電動送風機の電流を検出する電流検出回
路を備える電気掃除機において、電流検出手段と、前記
電流検出手段の出力をレベル信号に変換する信号変換手
段と、前記信号変換手段の出力により前記電動送風機の
入力を制御する位相制御手段とを備え、前記信号変換手
段は、前記電流検出手段の出力を増幅する第一増幅手段
と、前記第一増幅手段の出力をレベルシフトすることで
電流検出範囲を限定するためのレベルシフト手段と、前
記レベルシフト手段の出力を再増幅する第二増幅手段と
からなり、前記信号変換手段内のレベルシフト手段を用
いて、電流検出範囲をほぼ最大入力付近に設定し、前記
位相制御手段は、前記電流検出手段の信号レベルが一定
になるように点弧位相角を増減することにより、電動送
風機の入力をほぼ一定に保つように制御することを特徴
とする電気掃除機。 - 【請求項4】 電動送風機の電流を検出する電流検出回
路を備える電気掃除機において、電流検出手段と、前記
電流検出手段の出力をレベル信号に変換する信号変換手
段と、前記信号変換手段の出力により前記電動送風機の
入力を制御する位相制御手段とを備え、前記信号変換手
段は、前記電流検出手段の出力を増幅する第一増幅手段
と、前記第一増幅手段の出力をレベルシフトすることで
電流検出範囲を限定するためのレベルシフト手段と、前
記レベルシフト手段の出力を再増幅する第二増幅手段と
からなり、前記信号変換手段内のレベルシフト手段を用
いて、電流検出範囲をほぼ最大入力付近に設定し、前記
位相制御手段は、前記電流検出手段の信号レベルが一定
になるように点弧位相角を増減することにより、吸込仕
事率ピーク点付近における電動送風機の入力をほぼ一定
に保つように制御することを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36297A JPH10192208A (ja) | 1997-01-06 | 1997-01-06 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36297A JPH10192208A (ja) | 1997-01-06 | 1997-01-06 | 電気掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10192208A true JPH10192208A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11471697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36297A Pending JPH10192208A (ja) | 1997-01-06 | 1997-01-06 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10192208A (ja) |
-
1997
- 1997-01-06 JP JP36297A patent/JPH10192208A/ja active Pending
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