JPH1019305A - 冷却システム - Google Patents
冷却システムInfo
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- JPH1019305A JPH1019305A JP16885096A JP16885096A JPH1019305A JP H1019305 A JPH1019305 A JP H1019305A JP 16885096 A JP16885096 A JP 16885096A JP 16885096 A JP16885096 A JP 16885096A JP H1019305 A JPH1019305 A JP H1019305A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子機器や各種機械装置が設置された発熱空
間の冷却を、冷凍サイクルのような強制的な冷熱源を用
いずに、わずかなエネルギーの使用で行うと共に、使用
者の経済的負担を抑え、機器の設置面積をコンパクトに
抑え、しかも切り替え弁を操作して流路を切り替えるな
どの複雑な制御を行わない冷却システムを提供するこ
と。 【解決手段】 少なくとも熱交換器21を有する一台以
上の空調機2と、空調機2よりも高所に設置された単一
の凝縮器3と、空調機2の冷媒出口と凝縮器3の冷媒入
口とを接続する蒸気管11と、空調機2の冷媒入口と凝
縮器31の冷媒出口とを接続する液管12と、空調機
2、蒸気管11、凝縮器3および液管12で構成された
閉鎖回路内を、自然循環する冷媒とを有し、凝縮器3の
冷却を外気により行う。
間の冷却を、冷凍サイクルのような強制的な冷熱源を用
いずに、わずかなエネルギーの使用で行うと共に、使用
者の経済的負担を抑え、機器の設置面積をコンパクトに
抑え、しかも切り替え弁を操作して流路を切り替えるな
どの複雑な制御を行わない冷却システムを提供するこ
と。 【解決手段】 少なくとも熱交換器21を有する一台以
上の空調機2と、空調機2よりも高所に設置された単一
の凝縮器3と、空調機2の冷媒出口と凝縮器3の冷媒入
口とを接続する蒸気管11と、空調機2の冷媒入口と凝
縮器31の冷媒出口とを接続する液管12と、空調機
2、蒸気管11、凝縮器3および液管12で構成された
閉鎖回路内を、自然循環する冷媒とを有し、凝縮器3の
冷却を外気により行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機が設置され
た空間または室内を冷却するための冷却システムに関す
るもので、さらに詳しくは、電子機器や機械装置等の発
熱機器が設置された室内あるいは空間を冷却するための
冷却システムに関する。
た空間または室内を冷却するための冷却システムに関す
るもので、さらに詳しくは、電子機器や機械装置等の発
熱機器が設置された室内あるいは空間を冷却するための
冷却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、電子機器が数多く設置された空間
あるいは機械室等などは、これらの装置からの発熱によ
り、周囲の空間あるいは外気温度に比べて高温(たとえ
ば40°C以上)となっている。このため、その空間は
人間にとって不快な状態となるだけでなく、その空間に
設置された各種機器の寿命を短くするなどの悪影響を及
ぼすことが多い。このような状況を緩和するための方法
としては、通常、冷凍サイクルを用いたエアコンディシ
ョニングシステムなどをその空間に設置して、室内で発
生した熱を外部に放出する方法が用いられる。
あるいは機械室等などは、これらの装置からの発熱によ
り、周囲の空間あるいは外気温度に比べて高温(たとえ
ば40°C以上)となっている。このため、その空間は
人間にとって不快な状態となるだけでなく、その空間に
設置された各種機器の寿命を短くするなどの悪影響を及
ぼすことが多い。このような状況を緩和するための方法
としては、通常、冷凍サイクルを用いたエアコンディシ
ョニングシステムなどをその空間に設置して、室内で発
生した熱を外部に放出する方法が用いられる。
【0003】しかし、このような冷凍サイクルを用いた
冷却方法は、コンプレッサを動かすために電力等のエネ
ルギーを多量に使用しなければならないため、好ましい
ものではない。特に複数の空間を冷却する場合には、使
用するエネルギー量が膨大となるだけでなく、数多くの
屋外機を設置するために多くの空間を必要とするなどの
欠点があった。また、ランニングコストが莫大なものと
なるため、使用者の経済的負担が大きくなってしまうと
いう欠点を有していた。
冷却方法は、コンプレッサを動かすために電力等のエネ
ルギーを多量に使用しなければならないため、好ましい
ものではない。特に複数の空間を冷却する場合には、使
用するエネルギー量が膨大となるだけでなく、数多くの
屋外機を設置するために多くの空間を必要とするなどの
欠点があった。また、ランニングコストが莫大なものと
なるため、使用者の経済的負担が大きくなってしまうと
いう欠点を有していた。
【0004】一方、上記欠点を解決するための手段とし
ては、例えば特公平8−6,940号公報に示されてい
るような、冷媒の自然循環作用を利用した空調システム
が提案されている。このシステムは、建物の高所に冷熱
源を設け、この冷熱源よりも低所に空調機を設け、前記
冷熱源と空調機との間を重力式ヒートパイプで接続する
空調システムにしてある。そして、前記冷熱源により冷
却される第1凝縮部と、外気により冷却される第2凝縮
部と、該第1凝縮部及び第2凝縮部を選択的に切り替え
て冷媒ガスの循環経路を変更する切り替え弁とを備えて
いる。
ては、例えば特公平8−6,940号公報に示されてい
るような、冷媒の自然循環作用を利用した空調システム
が提案されている。このシステムは、建物の高所に冷熱
源を設け、この冷熱源よりも低所に空調機を設け、前記
冷熱源と空調機との間を重力式ヒートパイプで接続する
空調システムにしてある。そして、前記冷熱源により冷
却される第1凝縮部と、外気により冷却される第2凝縮
部と、該第1凝縮部及び第2凝縮部を選択的に切り替え
て冷媒ガスの循環経路を変更する切り替え弁とを備えて
いる。
【0005】重力式ヒートパイプは、フロン等の冷媒を
用いることにより、被空調室側の熱負荷を空調機内の熱
交換器で吸収し、冷媒を液相から気相に変化させ、ヒー
トパイプ内を上昇させる。そして、気相の冷媒は、冷熱
源により冷却される第1凝縮部もしくは外気により冷却
される第2凝縮部に至る。気相の冷媒は、これら凝縮部
のいずれかにおいて冷却されて凝縮し、液相となり、重
力によりヒートパイプ内を下降して空調機へ戻る。冷媒
が第1凝縮部を通ってヒートパイプ内を循環するか、第
2凝縮部を通ってヒートパイプ内を循環するかは、切り
替え弁によって選択的に変更され、被空調室側の熱負荷
が十分に大きい場合には、冷媒は第1凝縮部を通り、熱
負荷がさほど大きくない場合には、冷媒は第2凝縮部を
通る。
用いることにより、被空調室側の熱負荷を空調機内の熱
交換器で吸収し、冷媒を液相から気相に変化させ、ヒー
トパイプ内を上昇させる。そして、気相の冷媒は、冷熱
源により冷却される第1凝縮部もしくは外気により冷却
される第2凝縮部に至る。気相の冷媒は、これら凝縮部
のいずれかにおいて冷却されて凝縮し、液相となり、重
力によりヒートパイプ内を下降して空調機へ戻る。冷媒
が第1凝縮部を通ってヒートパイプ内を循環するか、第
2凝縮部を通ってヒートパイプ内を循環するかは、切り
替え弁によって選択的に変更され、被空調室側の熱負荷
が十分に大きい場合には、冷媒は第1凝縮部を通り、熱
負荷がさほど大きくない場合には、冷媒は第2凝縮部を
通る。
【0006】上記空調システムは、被空調室側の運転が
冷媒の自然循環作用により行われるため、被空調室が複
数ある場合でも、冷熱源を屋上等の一ヶ所に設置でき省
スペース化が図れる。また、凝縮部における凝縮能力を
空調負荷に応じて選択的に切り替えできるため、空調負
荷が小さい場合には冷熱源を運転しないで冷却を行い省
エネルギー性が高くなるなどの特徴を有する。
冷媒の自然循環作用により行われるため、被空調室が複
数ある場合でも、冷熱源を屋上等の一ヶ所に設置でき省
スペース化が図れる。また、凝縮部における凝縮能力を
空調負荷に応じて選択的に切り替えできるため、空調負
荷が小さい場合には冷熱源を運転しないで冷却を行い省
エネルギー性が高くなるなどの特徴を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この空調シス
テムの場合も、部屋や空間内に設置された各種装置の発
生熱を放出する手段として考えた場合には、空調負荷が
大きな場合は、主として冷凍機等の冷熱源を運転しなけ
ればならないため、省エネルギー性が十分とは言えなか
った。さらに、室内機で蒸発した冷媒を冷却する凝縮器
が2つ必要なため、冷熱源である第2凝縮器を設置する
ための余分な空間を必要とすると共に、冷熱源冷却の場
合と空冷の場合とに選択的に切り替えるための切り替え
弁および制御手段が必要であった。
テムの場合も、部屋や空間内に設置された各種装置の発
生熱を放出する手段として考えた場合には、空調負荷が
大きな場合は、主として冷凍機等の冷熱源を運転しなけ
ればならないため、省エネルギー性が十分とは言えなか
った。さらに、室内機で蒸発した冷媒を冷却する凝縮器
が2つ必要なため、冷熱源である第2凝縮器を設置する
ための余分な空間を必要とすると共に、冷熱源冷却の場
合と空冷の場合とに選択的に切り替えるための切り替え
弁および制御手段が必要であった。
【0008】本発明は、上記の問題点を有効に解決する
ために発明されたもので、その目的は、電子機器や各種
機械装置が設置された発熱空間の冷却を、冷凍サイクル
のような強制的な冷熱源を用いずに、わずかなエネルギ
ーの使用で行うと共に、使用者の経済的負担を抑え、機
器の設置面積をコンパクトに抑え、しかも切り替え弁を
操作して流路を切り替えるなどの複雑な制御を行わない
冷却システムを提供することにある。また、補助的に冷
熱源を用いることにより、省エネルギー性および経済性
に優れた効果的な冷却システムを提供することにある。
ために発明されたもので、その目的は、電子機器や各種
機械装置が設置された発熱空間の冷却を、冷凍サイクル
のような強制的な冷熱源を用いずに、わずかなエネルギ
ーの使用で行うと共に、使用者の経済的負担を抑え、機
器の設置面積をコンパクトに抑え、しかも切り替え弁を
操作して流路を切り替えるなどの複雑な制御を行わない
冷却システムを提供することにある。また、補助的に冷
熱源を用いることにより、省エネルギー性および経済性
に優れた効果的な冷却システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る冷却システムは、少なくとも熱交換器
を有する一台以上の空調機と、前記空調機よりも高所に
設置された単一の凝縮器と、前記空調機の冷媒出口と前
記凝縮器の冷媒入口とを接続する蒸気管と、前記空調機
の冷媒入口と前記凝縮器の冷媒出口とを接続する液管
と、前記空調機、蒸気管、凝縮器および液管で構成され
た閉鎖回路内を、自然循環する冷媒とを有し、前記凝縮
器の冷却を外気により行うことを特徴とする。
に、本発明に係る冷却システムは、少なくとも熱交換器
を有する一台以上の空調機と、前記空調機よりも高所に
設置された単一の凝縮器と、前記空調機の冷媒出口と前
記凝縮器の冷媒入口とを接続する蒸気管と、前記空調機
の冷媒入口と前記凝縮器の冷媒出口とを接続する液管
と、前記空調機、蒸気管、凝縮器および液管で構成され
た閉鎖回路内を、自然循環する冷媒とを有し、前記凝縮
器の冷却を外気により行うことを特徴とする。
【0010】前記凝縮器には、凝縮器用熱交換部に外気
を強制的に供給するためのファンと、冷却水を凝縮器用
熱交換部に供給するための冷却水循環機構とを備えるこ
とが好ましい。本発明に係る冷却システムは、フロン等
で構成された冷媒の相変化と重力の作用により、外部動
力を用いずに冷媒を自然循環させて熱輸送を行う。シス
テム内の冷媒は、外気よりも高温となった被空調室側の
熱負荷を空調機内の熱交換器で吸収して液相から気相に
変化する。気化した冷媒は、蒸気配管内を上昇して凝縮
器に送られる。凝縮器では気相の冷媒が外気により冷却
されて凝縮し、重力により液配管内を通って下降し空調
器へ戻る。
を強制的に供給するためのファンと、冷却水を凝縮器用
熱交換部に供給するための冷却水循環機構とを備えるこ
とが好ましい。本発明に係る冷却システムは、フロン等
で構成された冷媒の相変化と重力の作用により、外部動
力を用いずに冷媒を自然循環させて熱輸送を行う。シス
テム内の冷媒は、外気よりも高温となった被空調室側の
熱負荷を空調機内の熱交換器で吸収して液相から気相に
変化する。気化した冷媒は、蒸気配管内を上昇して凝縮
器に送られる。凝縮器では気相の冷媒が外気により冷却
されて凝縮し、重力により液配管内を通って下降し空調
器へ戻る。
【0011】冬季などの外気の温度が低い場合、あるい
は熱負荷が小さい場合には、凝縮器での冷媒の冷却は、
凝縮器に設置されたファンを運転することによって行わ
れる。夏期などのように外気の温度が高い場合、あるい
は熱負荷が大きい場合には、凝縮器に設置されたファン
を運転するとともに、ポンプなどの強制循環手段を用い
て凝縮器に冷却水を吹きかける。これにより、外気の冷
却作用と水の蒸発・冷却作用を用いて冷媒の冷却を行
う。
は熱負荷が小さい場合には、凝縮器での冷媒の冷却は、
凝縮器に設置されたファンを運転することによって行わ
れる。夏期などのように外気の温度が高い場合、あるい
は熱負荷が大きい場合には、凝縮器に設置されたファン
を運転するとともに、ポンプなどの強制循環手段を用い
て凝縮器に冷却水を吹きかける。これにより、外気の冷
却作用と水の蒸発・冷却作用を用いて冷媒の冷却を行
う。
【0012】本発明の冷却システムでは、冷媒の自然循
環作用により被空調室から外気へ熱を輸送するので、冷
凍サイクルを使用した場合に比べてわずかなエネルギー
で被空調室を外気温度付近まで効率的に低下させること
ができる。また、冷凍機や蓄熱システムなどのような強
制的な手段による冷熱源が不要なため、機器の設置面積
を小さくすることができる。さらに、冷熱源(凝縮器)
が一つしかないので、切り替え弁などを使用せずに簡単
な構成で冷却システムを構築できるとともに制御を簡素
化することができる。
環作用により被空調室から外気へ熱を輸送するので、冷
凍サイクルを使用した場合に比べてわずかなエネルギー
で被空調室を外気温度付近まで効率的に低下させること
ができる。また、冷凍機や蓄熱システムなどのような強
制的な手段による冷熱源が不要なため、機器の設置面積
を小さくすることができる。さらに、冷熱源(凝縮器)
が一つしかないので、切り替え弁などを使用せずに簡単
な構成で冷却システムを構築できるとともに制御を簡素
化することができる。
【0013】なお、本発明の冷却システムでは、凝縮器
での冷却効率を増加させるために、前記凝縮器と冷却塔
との間をポンプを介してループ状に配管し、前記冷却水
の温度をさらに低くするように構成することが可能であ
る。冷却塔では、冷却水が循環する冷却塔用熱交換部に
送風を行うことにより、冷却水の温度を下げる。
での冷却効率を増加させるために、前記凝縮器と冷却塔
との間をポンプを介してループ状に配管し、前記冷却水
の温度をさらに低くするように構成することが可能であ
る。冷却塔では、冷却水が循環する冷却塔用熱交換部に
送風を行うことにより、冷却水の温度を下げる。
【0014】また、本発明では、必要に応じて、前記凝
縮器の冷却水循環機構に、冷却水の温度を下げるために
補助的に冷水機を接続し、ポンプを介してループ状に配
管し、冷水機では、冷凍サイクルを用いて強制的に冷却
水の温度を下げても良い。冬季などの外気の温度が低い
場合、あるいは熱負荷が小さい場合には、凝縮器での冷
媒の冷却は、凝縮器に設置されたファンを運転すること
によって行われる。夏期など外気の温度が高い場合、あ
るいは熱負荷が大きい場合には、凝縮器に設置されたフ
ァンを運転すると共に、ポンプなどの強制循環手段を用
いて凝縮器に冷却水を吹きかけることにより、外気の冷
却作用との水の蒸発・冷却作用を用いて冷媒の冷却を行
う。このとき、冷却水循環機構に接続された冷却塔また
は冷水機を運転すると、冷却水の温度を低くすることが
できるため、夏期の昼間などの発熱負荷が特に大きい場
合にも効率よく被空調室内を冷却することが可能とな
る。
縮器の冷却水循環機構に、冷却水の温度を下げるために
補助的に冷水機を接続し、ポンプを介してループ状に配
管し、冷水機では、冷凍サイクルを用いて強制的に冷却
水の温度を下げても良い。冬季などの外気の温度が低い
場合、あるいは熱負荷が小さい場合には、凝縮器での冷
媒の冷却は、凝縮器に設置されたファンを運転すること
によって行われる。夏期など外気の温度が高い場合、あ
るいは熱負荷が大きい場合には、凝縮器に設置されたフ
ァンを運転すると共に、ポンプなどの強制循環手段を用
いて凝縮器に冷却水を吹きかけることにより、外気の冷
却作用との水の蒸発・冷却作用を用いて冷媒の冷却を行
う。このとき、冷却水循環機構に接続された冷却塔また
は冷水機を運転すると、冷却水の温度を低くすることが
できるため、夏期の昼間などの発熱負荷が特に大きい場
合にも効率よく被空調室内を冷却することが可能とな
る。
【0015】また、本発明では、外気温度を計測する外
気センサと、前記冷却システムの冷媒の温度を検出する
冷媒温度センサと、前記冷媒温度センサで検出した冷媒
温度から、前記外気センサで検出した外気温度を引き算
した値が、所定値以下である場合にのみ、前記冷却水循
環機構を作動させる制御手段とをさらに有しても良い。
気センサと、前記冷却システムの冷媒の温度を検出する
冷媒温度センサと、前記冷媒温度センサで検出した冷媒
温度から、前記外気センサで検出した外気温度を引き算
した値が、所定値以下である場合にのみ、前記冷却水循
環機構を作動させる制御手段とをさらに有しても良い。
【0016】さらに、本発明では、外気温度を計測する
外気センサと、前記凝縮器内の冷媒蒸気の圧力を検出す
る圧力センサと、前記圧力センサで検出された冷媒蒸気
の圧力に相当する飽和温度から、前記外気センサで検出
した外気温度を引き算した値が、所定値以下である場合
にのみ、前記冷却水循環機構を作動させる制御手段とを
有しても良い。
外気センサと、前記凝縮器内の冷媒蒸気の圧力を検出す
る圧力センサと、前記圧力センサで検出された冷媒蒸気
の圧力に相当する飽和温度から、前記外気センサで検出
した外気温度を引き算した値が、所定値以下である場合
にのみ、前記冷却水循環機構を作動させる制御手段とを
有しても良い。
【0017】このような制御手段を用いた本発明では、
冷却システムでの冷却水の使用の判断を、外気温度と冷
媒液の温度との差あるいは冷媒蒸気の圧力に相当する飽
和温度と外気温度との差が一定値よりも小さくなった場
合に、冷却水を使用するように行うことにより、より効
果的にシステムを運転することが可能となる。なお、温
度差、圧力差の設定値は、季節や内部負荷などに応じて
変化させてもよい。
冷却システムでの冷却水の使用の判断を、外気温度と冷
媒液の温度との差あるいは冷媒蒸気の圧力に相当する飽
和温度と外気温度との差が一定値よりも小さくなった場
合に、冷却水を使用するように行うことにより、より効
果的にシステムを運転することが可能となる。なお、温
度差、圧力差の設定値は、季節や内部負荷などに応じて
変化させてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る冷却システム
を、図面に示す実施形態に基づき、詳細に説明する。第1実施形態 図1は本発明の一実施形態に係る冷却システムの概略図
である。
を、図面に示す実施形態に基づき、詳細に説明する。第1実施形態 図1は本発明の一実施形態に係る冷却システムの概略図
である。
【0019】図1に示すように、本実施形態に係る冷却
システム1は、複数台の空調機2と、空調機2よりも高
所に設置された単一の凝縮器3と、空調機2の冷媒出口
と凝縮器3の冷媒入口とを接続する蒸気管11と、空調
機2の冷媒入口と凝縮器3の冷媒出口とを接続する液管
12とを有する。
システム1は、複数台の空調機2と、空調機2よりも高
所に設置された単一の凝縮器3と、空調機2の冷媒出口
と凝縮器3の冷媒入口とを接続する蒸気管11と、空調
機2の冷媒入口と凝縮器3の冷媒出口とを接続する液管
12とを有する。
【0020】これらの空調機2、蒸気管11、凝縮器3
および液管12で構成された閉鎖回路内を、たとえばフ
ロンガスなどの冷媒が自然循環するようになっている。
空調機2には熱交換器21およびファン22が備えられ
ており、複数の被空調室に1台以上設置されている。な
お、図1において、符号13は液管の途中に設置された
受液器を示し、符号14は各空調機2に設置された液状
冷媒のための液面調節器である。
および液管12で構成された閉鎖回路内を、たとえばフ
ロンガスなどの冷媒が自然循環するようになっている。
空調機2には熱交換器21およびファン22が備えられ
ており、複数の被空調室に1台以上設置されている。な
お、図1において、符号13は液管の途中に設置された
受液器を示し、符号14は各空調機2に設置された液状
冷媒のための液面調節器である。
【0021】ビルの屋上などの高所に配置された凝縮器
3には、熱交換部31を囲むように筒状のカバー32が
設置してある。しかも、熱交換部31に下から上へ外気
が流れるようにカバー32の上部にファン33が装着し
てあり、空気流入口34の下部には、冷却用の冷却水を
蓄えるための水溜め部35が具備してある。水溜め部3
5には、冷却水を循環するためのポンプ36と、冷却水
を熱交換部31の上部に送るための配管37が接続して
ある。配管37の上部には、冷却水を熱交換部31へ供
給するための吹き出し部38が装着してある。
3には、熱交換部31を囲むように筒状のカバー32が
設置してある。しかも、熱交換部31に下から上へ外気
が流れるようにカバー32の上部にファン33が装着し
てあり、空気流入口34の下部には、冷却用の冷却水を
蓄えるための水溜め部35が具備してある。水溜め部3
5には、冷却水を循環するためのポンプ36と、冷却水
を熱交換部31の上部に送るための配管37が接続して
ある。配管37の上部には、冷却水を熱交換部31へ供
給するための吹き出し部38が装着してある。
【0022】液管12には、電磁弁などのバルブ40が
装着してある。このバルブ40は、たとえば外気温度が
冷媒作動温度(飽和温度)よりも高くなったときに、バ
ルブ40を閉め、過剰な冷媒液が蒸発器2へ流れ込まな
いようにするためのものである。蒸発器が冷媒液で満た
されると、次の運転時に作動しなくなるおそれがあるた
め、これを防止するためである。
装着してある。このバルブ40は、たとえば外気温度が
冷媒作動温度(飽和温度)よりも高くなったときに、バ
ルブ40を閉め、過剰な冷媒液が蒸発器2へ流れ込まな
いようにするためのものである。蒸発器が冷媒液で満た
されると、次の運転時に作動しなくなるおそれがあるた
め、これを防止するためである。
【0023】この実施形態の冷却システム1によれば、
被空調室内部に設置された発熱機器から発生した熱は空
調機2が吸収する。空調機2では、熱交換器21内部の
冷媒が熱を吸収することにより蒸発気化し、蒸気管11
を通って高所に設置された凝縮器3へ至る。凝縮器3で
は、冷媒は外気により冷却され凝縮液化し、重力により
受液器13、液面調節器14を経由して再び空調機2へ
戻る。この一連の動作を繰り返すことにより被空調室で
の発生熱を外気へ放出する。
被空調室内部に設置された発熱機器から発生した熱は空
調機2が吸収する。空調機2では、熱交換器21内部の
冷媒が熱を吸収することにより蒸発気化し、蒸気管11
を通って高所に設置された凝縮器3へ至る。凝縮器3で
は、冷媒は外気により冷却され凝縮液化し、重力により
受液器13、液面調節器14を経由して再び空調機2へ
戻る。この一連の動作を繰り返すことにより被空調室で
の発生熱を外気へ放出する。
【0024】冬季のように、外気温度と被空調室の温度
差が大きい(被空調室の温度が外気温度よりも高い)場
合、あるいは被空調室の発生熱量が少ない場合には、凝
縮器3では、上部に設けられたファン33を運転するこ
とにより冷媒の冷却が行われる。これに対し、夏期のよ
うに外気温度と被空調室の温度差が小さい場合、あるい
は被空調室の発生熱量が大きい場合には、ファン33を
回すと同時にポンプ36を運転し、冷却水を熱交換部3
1に供給することにより冷媒の冷却を促進する。このと
き、一部の冷却水は冷媒から熱を奪って蒸発するが、そ
の場合には図示しない補給水供給口から、蒸発した水量
に相当した量の補給水を供給する。補給水供給口には、
水道水に直結したフロート弁等の簡単な機構を使用する
のが好ましい。
差が大きい(被空調室の温度が外気温度よりも高い)場
合、あるいは被空調室の発生熱量が少ない場合には、凝
縮器3では、上部に設けられたファン33を運転するこ
とにより冷媒の冷却が行われる。これに対し、夏期のよ
うに外気温度と被空調室の温度差が小さい場合、あるい
は被空調室の発生熱量が大きい場合には、ファン33を
回すと同時にポンプ36を運転し、冷却水を熱交換部3
1に供給することにより冷媒の冷却を促進する。このと
き、一部の冷却水は冷媒から熱を奪って蒸発するが、そ
の場合には図示しない補給水供給口から、蒸発した水量
に相当した量の補給水を供給する。補給水供給口には、
水道水に直結したフロート弁等の簡単な機構を使用する
のが好ましい。
【0025】この実施形態の冷却システムによれば、簡
単な構造にして被空調室よりも温度が低い外気あるいは
冷却水により被空調室の冷却を行うため、冷凍サイクル
等の多大なエネルギーを使用した冷熱源を使用せずに効
率的に冷却を行うことができる。したがって、被空調室
の設置機器の寿命低下を抑えることができるとともに、
使用者の経済的負担を軽くすることができる。
単な構造にして被空調室よりも温度が低い外気あるいは
冷却水により被空調室の冷却を行うため、冷凍サイクル
等の多大なエネルギーを使用した冷熱源を使用せずに効
率的に冷却を行うことができる。したがって、被空調室
の設置機器の寿命低下を抑えることができるとともに、
使用者の経済的負担を軽くすることができる。
【0026】第2実施形態 前記実施形態では、凝縮器3の冷却水の循環は水溜め部
35→ポンプ36→吹き出し部38→水溜め部35の順
に行われていたが、このような構成に代えて、たとえば
図2のように別の冷却塔4を設置しても良い。本実施形
態では、冷却水を水溜め部35→ポンプ36→冷却塔4
→吹き出し部38→水溜め部35の順に循環させる。冷
却塔4では、冷却水が循環する冷却塔用熱交換部50に
ファン52を用いて送風を行うことにより、冷却水の温
度を下げている。
35→ポンプ36→吹き出し部38→水溜め部35の順
に行われていたが、このような構成に代えて、たとえば
図2のように別の冷却塔4を設置しても良い。本実施形
態では、冷却水を水溜め部35→ポンプ36→冷却塔4
→吹き出し部38→水溜め部35の順に循環させる。冷
却塔4では、冷却水が循環する冷却塔用熱交換部50に
ファン52を用いて送風を行うことにより、冷却水の温
度を下げている。
【0027】この実施形態では、冷却水が熱交換部31
に供給される前に冷却塔4にて冷却されるため、被空調
室の発熱量がさらに大きい場合でも効果的に冷却を行う
ことが可能となる。なお、図2に示す実施形態の空調シ
ステム1aのその他の構成や作用は、図1の空調システ
ム1と同様であるので、同一部材には同一符号を付し、
それらの説明は省略する。
に供給される前に冷却塔4にて冷却されるため、被空調
室の発熱量がさらに大きい場合でも効果的に冷却を行う
ことが可能となる。なお、図2に示す実施形態の空調シ
ステム1aのその他の構成や作用は、図1の空調システ
ム1と同様であるので、同一部材には同一符号を付し、
それらの説明は省略する。
【0028】本実施形態では、たとえば外気温度を計測
する外気センサ60と、冷却システムの冷媒の温度を検
出する冷媒温度センサ62とを制御手段64に接続し、
以下のような制御を行っても良い。すなわち、冷媒温度
センサ62で検出した冷媒温度tr から、外気センサ6
0で検出した外気温度t0 を引き算した値(tr -t0 )
が、所定値x以下である場合にのみ、制御手段64から
信号を送り、ポンプ36およびファン52を作動させ、
冷却水循環機構を作動させる。なお、冷媒温度センサ6
2は、冷媒温度が計測できれば、空調機2、蒸気管1
1、凝縮器3および液管12で構成された閉鎖回路中の
どの位置に装着しても良いが、液相であることが好まし
い。制御手段64は、たとえばマイコンあるいはパーソ
ナルコンピュータあるいは汎用のコンピュータなどで構
成される。温度センサ60,62は、たとえば熱電対な
どで構成される。
する外気センサ60と、冷却システムの冷媒の温度を検
出する冷媒温度センサ62とを制御手段64に接続し、
以下のような制御を行っても良い。すなわち、冷媒温度
センサ62で検出した冷媒温度tr から、外気センサ6
0で検出した外気温度t0 を引き算した値(tr -t0 )
が、所定値x以下である場合にのみ、制御手段64から
信号を送り、ポンプ36およびファン52を作動させ、
冷却水循環機構を作動させる。なお、冷媒温度センサ6
2は、冷媒温度が計測できれば、空調機2、蒸気管1
1、凝縮器3および液管12で構成された閉鎖回路中の
どの位置に装着しても良いが、液相であることが好まし
い。制御手段64は、たとえばマイコンあるいはパーソ
ナルコンピュータあるいは汎用のコンピュータなどで構
成される。温度センサ60,62は、たとえば熱電対な
どで構成される。
【0029】このような制御手段64を用いた本実施形
態では、冷却システム1aでの冷却水の使用の判断を、
外気温度t0 と冷媒液の温度tr との差により行い、こ
の差が一定値よりも小さくなった場合にのみ冷却水を使
用することで、より効果的にシステムを運転することが
可能となる。なお、温度差の設定値は、季節や内部負荷
などに応じて変化させてもよい。たとえば、所定値x=
3〜10°Cである。
態では、冷却システム1aでの冷却水の使用の判断を、
外気温度t0 と冷媒液の温度tr との差により行い、こ
の差が一定値よりも小さくなった場合にのみ冷却水を使
用することで、より効果的にシステムを運転することが
可能となる。なお、温度差の設定値は、季節や内部負荷
などに応じて変化させてもよい。たとえば、所定値x=
3〜10°Cである。
【0030】なお、冷媒温度は、冷媒の飽和温度である
ことから、冷却システムの冷媒閉サイクル中の冷媒蒸気
圧力を圧力センサ66で検出することにより、その圧力
を制御手段64で飽和温度に換算し、前記と同様な制御
を行うこともできる。すなわち、圧力センサ66で検出
された冷媒蒸気の圧力に相当する飽和温度から、外気セ
ンサ60で検出した外気温度を引き算した値が、所定値
以下である場合にのみ、ポンプ36およびファン52を
駆動し、冷却水循環機構を作動させるのである。なお、
圧力センサ66は、たとえば圧電素子などで構成され、
冷媒蒸気圧力を検出できる位置であれば、冷媒閉回路中
の配管または機器のどの位置に装着しても良い。
ことから、冷却システムの冷媒閉サイクル中の冷媒蒸気
圧力を圧力センサ66で検出することにより、その圧力
を制御手段64で飽和温度に換算し、前記と同様な制御
を行うこともできる。すなわち、圧力センサ66で検出
された冷媒蒸気の圧力に相当する飽和温度から、外気セ
ンサ60で検出した外気温度を引き算した値が、所定値
以下である場合にのみ、ポンプ36およびファン52を
駆動し、冷却水循環機構を作動させるのである。なお、
圧力センサ66は、たとえば圧電素子などで構成され、
冷媒蒸気圧力を検出できる位置であれば、冷媒閉回路中
の配管または機器のどの位置に装着しても良い。
【0031】第3実施形態 図3は本発明の他の実施形態に係る冷却システムの概略
図である。図3に示す冷却システム1bは、図2に示す
冷却システム1bの変形例である。
図である。図3に示す冷却システム1bは、図2に示す
冷却システム1bの変形例である。
【0032】本実施形態では、図2に示す冷却塔4の代
わりに、冷水機4aを用いる。冷水機4aでは、冷凍サ
イクルを用いて強制的に冷却水の温度を下げることが可
能になっている。本実施形態に係る冷却システム1bに
おいて、図2に示す実施形態の冷却システム1bと共通
する部材には、共通する符号を付し、その説明は一部省
略する。
わりに、冷水機4aを用いる。冷水機4aでは、冷凍サ
イクルを用いて強制的に冷却水の温度を下げることが可
能になっている。本実施形態に係る冷却システム1bに
おいて、図2に示す実施形態の冷却システム1bと共通
する部材には、共通する符号を付し、その説明は一部省
略する。
【0033】本実施形態では、冬季のように外気温度と
被空調室の温度差が大きい場合、あるいは被空調室の発
生熱量が少ない場合には、凝縮器3では上部に設けられ
たファン33を運転することにより冷媒の冷却が行われ
る。これに対し、夏期のように外気温度と被空調室の温
度差が小さい場合、あるいは被空調室の発生熱量が大き
い場合には、ファン33を回すと同時にポンプ36を運
転し、冷却水を熱交換部31に供給することにより冷媒
の冷却を促進する。このとき、一部の冷却水は冷媒から
熱を奪って蒸発するが、その場合には図示しない補給水
供給口から蒸発した水量に相当した量の補給水を供給す
る。補給水供給口には、水道水に直結したフロート弁等
の簡単な機構を使用するのが好ましい。
被空調室の温度差が大きい場合、あるいは被空調室の発
生熱量が少ない場合には、凝縮器3では上部に設けられ
たファン33を運転することにより冷媒の冷却が行われ
る。これに対し、夏期のように外気温度と被空調室の温
度差が小さい場合、あるいは被空調室の発生熱量が大き
い場合には、ファン33を回すと同時にポンプ36を運
転し、冷却水を熱交換部31に供給することにより冷媒
の冷却を促進する。このとき、一部の冷却水は冷媒から
熱を奪って蒸発するが、その場合には図示しない補給水
供給口から蒸発した水量に相当した量の補給水を供給す
る。補給水供給口には、水道水に直結したフロート弁等
の簡単な機構を使用するのが好ましい。
【0034】さらに、夏期の昼間のように被空調室での
発生熱量が大きく、外気(および循環するだけの冷却
水)による冷却だけでは冷媒を十分に冷却しきれない場
合には、冷水機4aを用いて冷却水を冷却し、外気によ
る冷却能力の不足分を補うようにする。
発生熱量が大きく、外気(および循環するだけの冷却
水)による冷却だけでは冷媒を十分に冷却しきれない場
合には、冷水機4aを用いて冷却水を冷却し、外気によ
る冷却能力の不足分を補うようにする。
【0035】この実施形態の冷却システムによれば、簡
単な構造で、被空調室よりも温度が低い外気あるいは冷
却水により被空調室の冷却を行うため、設置スペースを
削減できるだけでなく、多大なエネルギーを使用せずに
効果的に冷却を行うことができる。したがって、被空調
室の設置機器の寿命低下を抑えることができると共に、
使用者の経済的負担を軽くすることができる。
単な構造で、被空調室よりも温度が低い外気あるいは冷
却水により被空調室の冷却を行うため、設置スペースを
削減できるだけでなく、多大なエネルギーを使用せずに
効果的に冷却を行うことができる。したがって、被空調
室の設置機器の寿命低下を抑えることができると共に、
使用者の経済的負担を軽くすることができる。
【0036】さらに、冷却水循環機構の途中に冷水機4
aを設けているので、被空調室の発熱量がさらに大きい
場合でも効果的に冷却を行うことが可能となる。本実施
形態においても、前記第2実施形態と同様に、たとえば
外気温度を計測する外気センサ60と、冷却システムの
冷媒の温度を検出する冷媒温度センサ62とを制御手段
64に接続し、以下のような制御を行っても良い。
aを設けているので、被空調室の発熱量がさらに大きい
場合でも効果的に冷却を行うことが可能となる。本実施
形態においても、前記第2実施形態と同様に、たとえば
外気温度を計測する外気センサ60と、冷却システムの
冷媒の温度を検出する冷媒温度センサ62とを制御手段
64に接続し、以下のような制御を行っても良い。
【0037】すなわち、冷媒温度センサ62で検出した
冷媒温度tr から、外気センサ60で検出した外気温度
t0 を引き算した値(tr -t0 )が、所定値x以下であ
る場合にのみ、制御手段64から信号を送り、ポンプ3
6および冷水機4aを作動させ、冷却水循環機構を作動
させる。なお、冷媒温度センサ62は、冷媒温度が計測
できれば、空調機2、蒸気管11、凝縮器3および液管
12で構成された閉鎖回路中のどの位置に装着しても良
い。制御手段64は、たとえばマイコンあるいはパーソ
ナルコンピュータあるいは汎用のコンピュータなどで構
成される。温度センサ60,62は、たとえば熱電対な
どで構成される。
冷媒温度tr から、外気センサ60で検出した外気温度
t0 を引き算した値(tr -t0 )が、所定値x以下であ
る場合にのみ、制御手段64から信号を送り、ポンプ3
6および冷水機4aを作動させ、冷却水循環機構を作動
させる。なお、冷媒温度センサ62は、冷媒温度が計測
できれば、空調機2、蒸気管11、凝縮器3および液管
12で構成された閉鎖回路中のどの位置に装着しても良
い。制御手段64は、たとえばマイコンあるいはパーソ
ナルコンピュータあるいは汎用のコンピュータなどで構
成される。温度センサ60,62は、たとえば熱電対な
どで構成される。
【0038】このような制御手段64を用いた本実施形
態では、冷却システム1bでの冷却水の使用の判断を、
外気温度t0 と冷媒液の温度tr との差により行い、こ
の差が一定値よりも小さくなった場合にのみ冷却水を使
用することで、より効果的にシステムを運転することが
可能となる。なお、温度差の設定値は、季節や内部負荷
などに応じて変化させてもよい。たとえば、所定値x=
3〜10°Cである。
態では、冷却システム1bでの冷却水の使用の判断を、
外気温度t0 と冷媒液の温度tr との差により行い、こ
の差が一定値よりも小さくなった場合にのみ冷却水を使
用することで、より効果的にシステムを運転することが
可能となる。なお、温度差の設定値は、季節や内部負荷
などに応じて変化させてもよい。たとえば、所定値x=
3〜10°Cである。
【0039】なお、冷媒温度は、冷媒の飽和温度である
ことから、冷却システムの冷媒閉サイクル中の冷媒蒸気
圧力を圧力センサ66で検出することにより、その圧力
を制御手段64で飽和温度に換算し、前記と同様な制御
を行うこともできる。すなわち、圧力センサ66で検出
された冷媒蒸気の圧力に相当する飽和温度から、外気セ
ンサ60で検出した外気温度を引き算した値が、所定値
以下である場合にのみ、ポンプ36および冷水機4aを
駆動し、冷却水循環機構を作動させるのである。なお、
圧力センサ66は、たとえば圧電素子などで構成され、
冷媒蒸気圧力を検出できる位置であれば、冷媒閉回路中
の配管または機器のどの位置に装着しても良い。
ことから、冷却システムの冷媒閉サイクル中の冷媒蒸気
圧力を圧力センサ66で検出することにより、その圧力
を制御手段64で飽和温度に換算し、前記と同様な制御
を行うこともできる。すなわち、圧力センサ66で検出
された冷媒蒸気の圧力に相当する飽和温度から、外気セ
ンサ60で検出した外気温度を引き算した値が、所定値
以下である場合にのみ、ポンプ36および冷水機4aを
駆動し、冷却水循環機構を作動させるのである。なお、
圧力センサ66は、たとえば圧電素子などで構成され、
冷媒蒸気圧力を検出できる位置であれば、冷媒閉回路中
の配管または機器のどの位置に装着しても良い。
【0040】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。たとえば、上記各実施形態では、空調機
への冷媒の供給量の調整を液面調節器14を用いて行っ
ているが、本発明では、空調機内部に熱交換器の冷媒液
位を検知するための液位検知手段を設けても良い。この
場合、液位検知手段からの信号により液管に設置した制
御源(バルブなど)の開度を調整する。また、本発明で
は、その他の方法により制御を行っても良い。また、建
物の高さや広さに対応して本システムを複数並設したシ
ステムを構築しても構わない。また、冷水機と冷却塔を
併設しても構わない。
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。たとえば、上記各実施形態では、空調機
への冷媒の供給量の調整を液面調節器14を用いて行っ
ているが、本発明では、空調機内部に熱交換器の冷媒液
位を検知するための液位検知手段を設けても良い。この
場合、液位検知手段からの信号により液管に設置した制
御源(バルブなど)の開度を調整する。また、本発明で
は、その他の方法により制御を行っても良い。また、建
物の高さや広さに対応して本システムを複数並設したシ
ステムを構築しても構わない。また、冷水機と冷却塔を
併設しても構わない。
【0041】また、冷却水循環機構も上記実形態に限定
されるものではなく、配管途中にタンクを設けるなど、
その機能を満たすものであればよいのはもちろんであ
る。
されるものではなく、配管途中にタンクを設けるなど、
その機能を満たすものであればよいのはもちろんであ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、冷媒の自然循環作用により被空調室から外気へ熱を
輸送するので、冷凍サイクルのような強制的な冷却手段
を必要としない。したがって、本発明では、わずかなエ
ネルギーの使用で被空調室の温度を下げることができる
と共に、被空調室の設置機器の寿命の低下を抑えること
ができる。しかも、上記の効果により、使用者の経済的
負担を軽減することが可能となる。また、機器の設置面
積を小さくできると共に、システム・制御の簡素化を図
ることができる。また、凝縮器に冷却水を吹きかけるこ
とにより、冷却性能をさらに向上させることが可能とな
る。
ば、冷媒の自然循環作用により被空調室から外気へ熱を
輸送するので、冷凍サイクルのような強制的な冷却手段
を必要としない。したがって、本発明では、わずかなエ
ネルギーの使用で被空調室の温度を下げることができる
と共に、被空調室の設置機器の寿命の低下を抑えること
ができる。しかも、上記の効果により、使用者の経済的
負担を軽減することが可能となる。また、機器の設置面
積を小さくできると共に、システム・制御の簡素化を図
ることができる。また、凝縮器に冷却水を吹きかけるこ
とにより、冷却性能をさらに向上させることが可能とな
る。
【0043】また、冷却水を冷水機で冷却して凝縮器に
吹きかける本発明によれば、冷却性能をさらに向上させ
ることが可能となる。
吹きかける本発明によれば、冷却性能をさらに向上させ
ることが可能となる。
【図1】図1は本発明の一実施形態に係る冷却システム
の概略図である。
の概略図である。
【図2】図2は本発明の他の実施形態に係る冷却システ
ムの概略図である。
ムの概略図である。
【図3】図3は本発明のさらにその他の実施形態に係る
冷却システムの概略図である。
冷却システムの概略図である。
1,1a,1b… 冷却システム 2… 空調機 3… 凝縮器 4… 冷却塔 4a… 冷水機 11… 蒸気管 12… 液管 21… 熱交換器 60… 外気センサ 62… 冷媒温度センサ 64… 制御手段 66… 圧力センサ
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも熱交換器を有する一台以上の
空調機と、 前記空調機よりも高所に設置された単一の凝縮器と、 前記空調機の冷媒出口と前記凝縮器の冷媒入口とを接続
する蒸気管と、 前記空調機の冷媒入口と前記凝縮器の冷媒出口とを接続
する液管と、 前記空調機、蒸気管、凝縮器および液管で構成された閉
鎖回路内を、自然循環する冷媒とを有し、 前記凝縮器の冷却を外気により行うことを特徴とする冷
却システム。 - 【請求項2】 前記凝縮器には、凝縮器用熱交換部に外
気を強制的に供給するためのファンと、冷却水を凝縮器
用熱交換部に供給するための冷却水循環機構とを備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。 - 【請求項3】 前記凝縮器の冷却水循環機構に、冷却水
の温度を下げるための冷却塔が接続してあり、冷却塔で
は、冷却水が循環する冷却塔用熱交換部に送風を行うこ
とにより、冷却水の温度を下げていることを特徴とする
請求項2に記載の冷却システム。 - 【請求項4】 前記凝縮器の冷却水循環機構に、冷却水
の温度を下げるための冷水機が接続してあり、冷水機で
は、冷凍サイクルを用いて強制的に冷却水の温度を下げ
ていることを特徴とする請求項2に記載の冷却システ
ム。 - 【請求項5】 外気温度を計測する外気センサと、 前記冷却システムの冷媒の温度を検出する冷媒温度セン
サと、 前記冷媒温度センサで検出した冷媒温度から、前記外気
センサで検出した外気温度を引き算した値が、所定値以
下である場合にのみ、前記冷却水循環機構を作動させる
制御手段とを有する請求項2〜4のいずれかに記載の冷
却システム。 - 【請求項6】 外気温度を計測する外気センサと、 前記凝縮器内の冷媒蒸気の圧力を検出する圧力センサ
と、 前記圧力センサで検出された冷媒蒸気の圧力に相当する
飽和温度から、前記外気センサで検出した外気温度を引
き算した値が、所定値以下である場合にのみ、前記冷却
水循環機構を作動させる制御手段とを有する請求項2〜
4のいずれかに記載の冷却システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16885096A JPH1019305A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 冷却システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16885096A JPH1019305A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 冷却システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1019305A true JPH1019305A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15875711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16885096A Pending JPH1019305A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 冷却システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1019305A (ja) |
Cited By (23)
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