JPH10193080A - るつぼ形自動注湯炉 - Google Patents
るつぼ形自動注湯炉Info
- Publication number
- JPH10193080A JPH10193080A JP3697A JP3697A JPH10193080A JP H10193080 A JPH10193080 A JP H10193080A JP 3697 A JP3697 A JP 3697A JP 3697 A JP3697 A JP 3697A JP H10193080 A JPH10193080 A JP H10193080A
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- JP
- Japan
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- crucible
- hot water
- molten metal
- automatic pouring
- pouring furnace
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- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高温の溶湯を保温、または昇温して保持するる
つぼ形誘導炉を採用し、かつ傾動式出湯での定量出湯を
可能にする。 【解決手段】るつぼ1は、その湯室Tの横断面形状を略
四角形に形成するとともに、少なくとも、定格湯量から
傾動して最初に湯が流れ出る際のるつぼ後壁12の湯面
位置近辺から定格湯量が出湯された際の傾動状態におけ
るるつぼ後壁12の湯面位置近辺までの間のるつぼの後
壁12を円弧状に形成して、湯室Tの側断面形状を略扇
形に形成する。
つぼ形誘導炉を採用し、かつ傾動式出湯での定量出湯を
可能にする。 【解決手段】るつぼ1は、その湯室Tの横断面形状を略
四角形に形成するとともに、少なくとも、定格湯量から
傾動して最初に湯が流れ出る際のるつぼ後壁12の湯面
位置近辺から定格湯量が出湯された際の傾動状態におけ
るるつぼ後壁12の湯面位置近辺までの間のるつぼの後
壁12を円弧状に形成して、湯室Tの側断面形状を略扇
形に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、るつぼ形の誘導
炉を利用して鋳型に定量出湯する自動注湯炉に関する。
炉を利用して鋳型に定量出湯する自動注湯炉に関する。
【0002】
【従来の技術】高温(1500℃前後)の溶湯を保温し
ながら鋳型に定量出湯する自動注湯炉としては、底近く
の壁面に開口するU型の溝形インダクタを設けた密閉湯
室と、この湯室に開口し該湯室を形成する耐火物の中を
通って斜め上方に立ち上がる連通路の先端から略水平に
延び、その上面が開放し先端下部に出湯孔が開口するオ
ープンダクトでなる出湯口と、該出湯口の反対側で湯室
に開口して前記出湯孔より高い位置に設けた受湯部に耐
火物の中を通って連通する受湯口と、密閉湯室の上部に
圧縮ガスを給排する配管とで構成し、常時は前記密閉湯
室を大気圧にして密閉湯室、出湯口、および受湯口の湯
面を同じに保ち、出湯時は、先ずプリレベル圧と呼ばれ
るガス圧を前記ガス配管を通じて密閉湯室に供給して密
閉湯室の湯面を押し下げて、受湯口および出湯口の湯面
を出湯口のオープンダクトの入口のレベルにまで押し上
げ、次にショット圧と呼ばれる出湯量に相当するガス圧
を所定時間前記プリレベル圧に追加して溶湯をオープン
ダクト内に送り出し出湯孔から鋳型に注湯し、注湯完了
で前記ガス圧を放圧して密閉湯室内を大気圧に戻して注
湯サイクルを終了する加圧式溝形自動注湯炉が知られて
いる。
ながら鋳型に定量出湯する自動注湯炉としては、底近く
の壁面に開口するU型の溝形インダクタを設けた密閉湯
室と、この湯室に開口し該湯室を形成する耐火物の中を
通って斜め上方に立ち上がる連通路の先端から略水平に
延び、その上面が開放し先端下部に出湯孔が開口するオ
ープンダクトでなる出湯口と、該出湯口の反対側で湯室
に開口して前記出湯孔より高い位置に設けた受湯部に耐
火物の中を通って連通する受湯口と、密閉湯室の上部に
圧縮ガスを給排する配管とで構成し、常時は前記密閉湯
室を大気圧にして密閉湯室、出湯口、および受湯口の湯
面を同じに保ち、出湯時は、先ずプリレベル圧と呼ばれ
るガス圧を前記ガス配管を通じて密閉湯室に供給して密
閉湯室の湯面を押し下げて、受湯口および出湯口の湯面
を出湯口のオープンダクトの入口のレベルにまで押し上
げ、次にショット圧と呼ばれる出湯量に相当するガス圧
を所定時間前記プリレベル圧に追加して溶湯をオープン
ダクト内に送り出し出湯孔から鋳型に注湯し、注湯完了
で前記ガス圧を放圧して密閉湯室内を大気圧に戻して注
湯サイクルを終了する加圧式溝形自動注湯炉が知られて
いる。
【0003】また、別の自動注湯炉としては前記密閉湯
室にるつぼ上部を密閉する密閉炉蓋を有するるつぼ形誘
導炉を使用して、ストークと呼ばれる耐火物で成形した
2本の管のそれぞれの一端を湯室内の溶湯に漬けて、他
端を気密を保ちながら密閉炉蓋を貫通して出湯口と受湯
口とにそれぞれ連結して、さらに密閉炉蓋を通して密閉
湯室に圧縮ガスを給排する配管を接続して構成した加圧
式るつぼ形自動注湯炉が知られている。この加圧式るつ
ぼ形自動注湯炉の注湯動作は前記加圧式溝形自動注湯炉
の注湯動作と略同じである。
室にるつぼ上部を密閉する密閉炉蓋を有するるつぼ形誘
導炉を使用して、ストークと呼ばれる耐火物で成形した
2本の管のそれぞれの一端を湯室内の溶湯に漬けて、他
端を気密を保ちながら密閉炉蓋を貫通して出湯口と受湯
口とにそれぞれ連結して、さらに密閉炉蓋を通して密閉
湯室に圧縮ガスを給排する配管を接続して構成した加圧
式るつぼ形自動注湯炉が知られている。この加圧式るつ
ぼ形自動注湯炉の注湯動作は前記加圧式溝形自動注湯炉
の注湯動作と略同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の自動注
湯炉の構成では、何れも加圧制御を必要とする他、溝形
インダクタを使用する前者の場合は溝内の温度を湯室の
温度より高くして(50〜150℃)湯室内の溶湯をそ
の熱伝導で保温、または昇温しているので1600℃前
後の高温で注湯する炉には溝形インダクタの耐火物はさ
らに高温に晒されることにるので寿命が短くなり、その
点検および保守に手間とコストが掛かる問題があり、後
者のストークを使用する場合も溶湯に漬けっぱなしの部
分が短寿命になるのでその点検および保守に手間とコス
トが掛かる問題がある。
湯炉の構成では、何れも加圧制御を必要とする他、溝形
インダクタを使用する前者の場合は溝内の温度を湯室の
温度より高くして(50〜150℃)湯室内の溶湯をそ
の熱伝導で保温、または昇温しているので1600℃前
後の高温で注湯する炉には溝形インダクタの耐火物はさ
らに高温に晒されることにるので寿命が短くなり、その
点検および保守に手間とコストが掛かる問題があり、後
者のストークを使用する場合も溶湯に漬けっぱなしの部
分が短寿命になるのでその点検および保守に手間とコス
トが掛かる問題がある。
【0005】これらの問題がない注湯炉として傾動式の
るつぼ形誘導炉が知られるが、その従来の構成は、るつ
ぼの湯室が溶解炉の場合と同じ円筒形をして単位傾動角
度当たりの出湯量が一定しないため、定量出湯するには
その傾動制御が難しく、したがって自動注湯化が図り難
いという難点がある。この発明は上記課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、高温の
溶湯を保温、または昇温して保持するるつぼ形誘導炉を
採用し、かつ傾動式出湯での定量出湯が容易に行えるる
つぼ形自動注湯炉を提供することにある。
るつぼ形誘導炉が知られるが、その従来の構成は、るつ
ぼの湯室が溶解炉の場合と同じ円筒形をして単位傾動角
度当たりの出湯量が一定しないため、定量出湯するには
その傾動制御が難しく、したがって自動注湯化が図り難
いという難点がある。この発明は上記課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、高温の
溶湯を保温、または昇温して保持するるつぼ形誘導炉を
採用し、かつ傾動式出湯での定量出湯が容易に行えるる
つぼ形自動注湯炉を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、耐火物で形成されたるつぼと、るつぼ内
の溶湯を出湯するための出湯口と、るつぼの外側に卷回
されてるつぼ内の溶湯を電磁誘導加熱する加熱コイル
と、るつぼを傾動する傾動装置とを備え、るつぼを傾動
させて出湯口から定量出湯するようにしたるつぼ形自動
注湯炉において、るつぼは、その湯室の横断面形状を略
四角形に形成するとともに、少なくとも、定格湯量から
傾動して最初に湯が流れ出る際のるつぼ後壁の湯面位置
近辺から定格湯量が出湯された際の傾動状態におけるる
つぼ後壁の湯面位置近辺までの間のるつぼの後壁を円弧
状に形成して、湯室の側断面形状を略扇形に形成するこ
とにより、単位傾動角度当たりの出湯量を略一定にし
て、定量出湯制御が容易に行えるようにする。
にこの発明は、耐火物で形成されたるつぼと、るつぼ内
の溶湯を出湯するための出湯口と、るつぼの外側に卷回
されてるつぼ内の溶湯を電磁誘導加熱する加熱コイル
と、るつぼを傾動する傾動装置とを備え、るつぼを傾動
させて出湯口から定量出湯するようにしたるつぼ形自動
注湯炉において、るつぼは、その湯室の横断面形状を略
四角形に形成するとともに、少なくとも、定格湯量から
傾動して最初に湯が流れ出る際のるつぼ後壁の湯面位置
近辺から定格湯量が出湯された際の傾動状態におけるる
つぼ後壁の湯面位置近辺までの間のるつぼの後壁を円弧
状に形成して、湯室の側断面形状を略扇形に形成するこ
とにより、単位傾動角度当たりの出湯量を略一定にし
て、定量出湯制御が容易に行えるようにする。
【0007】また上記構成において、るつぼの後壁の円
弧状の部分は、出湯口先端からるつぼと出湯口との接点
までの間の一点を略中心とする円弧で形成することがで
きる。また、自動注湯炉と、該自動注湯炉から出湯され
た湯を鋳込む鋳型との間に誘導加熱式漏斗を設けること
により、るつぼを急速に傾動させて短時間で一回分の湯
量を出湯して出湯時間が長くなることによる湯温の低下
を少なくして、鋳型へは鋳型の湯の呑み込み速度に合わ
せて鋳込みその間を漏斗に滞留させて加熱保温すること
によりスムーズに、また鋳込み温度を略一定にして鋳込
むことが可能になる。
弧状の部分は、出湯口先端からるつぼと出湯口との接点
までの間の一点を略中心とする円弧で形成することがで
きる。また、自動注湯炉と、該自動注湯炉から出湯され
た湯を鋳込む鋳型との間に誘導加熱式漏斗を設けること
により、るつぼを急速に傾動させて短時間で一回分の湯
量を出湯して出湯時間が長くなることによる湯温の低下
を少なくして、鋳型へは鋳型の湯の呑み込み速度に合わ
せて鋳込みその間を漏斗に滞留させて加熱保温すること
によりスムーズに、また鋳込み温度を略一定にして鋳込
むことが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施例の主要部
の構成を示し、(a)は炉体の側断面図、(b)は
(a)のP─P矢視図に出湯口を仮想線で表示した図を
示す。この図1において、1は溶湯を保持し後述する図
示しない傾動装置によって傾動支点Oを中心として傾動
する耐火物で構成されたるつぼ、1aはるつぼ1の上部
前端に突出形成され、先端が傾動支点Oに一致する溶湯
を出湯するための出湯口、1bは出湯口1aとるつぼ1
の上面開口との接点、2はるつぼ1の外周に沿って角形
に卷回されて溶湯を誘導加熱する加熱コイル、3は加熱
コイル2の磁束を収束して構造物への磁束の漏洩を少な
くするための継鉄、4はるつぼ1、加熱コイル2、およ
び継鉄3を支持する炉殻、5はるつぼ1からの放熱損を
抑制する炉蓋、6は溶湯を示す。
の構成を示し、(a)は炉体の側断面図、(b)は
(a)のP─P矢視図に出湯口を仮想線で表示した図を
示す。この図1において、1は溶湯を保持し後述する図
示しない傾動装置によって傾動支点Oを中心として傾動
する耐火物で構成されたるつぼ、1aはるつぼ1の上部
前端に突出形成され、先端が傾動支点Oに一致する溶湯
を出湯するための出湯口、1bは出湯口1aとるつぼ1
の上面開口との接点、2はるつぼ1の外周に沿って角形
に卷回されて溶湯を誘導加熱する加熱コイル、3は加熱
コイル2の磁束を収束して構造物への磁束の漏洩を少な
くするための継鉄、4はるつぼ1、加熱コイル2、およ
び継鉄3を支持する炉殻、5はるつぼ1からの放熱損を
抑制する炉蓋、6は溶湯を示す。
【0009】るつぼ1は、傾動支点Oの軸心に対して、
平行な内壁面を持つ前壁11、後壁12および底壁13
と、直角な内壁面を持つ左側壁14および右側壁15と
からなる、湯室Tの横断面形状が四角形のるつぼであ
り、またこのるつぼ1の後壁12は、定格湯量から傾動
して最初に溶湯6が流れ出る際の湯面位置近辺から、定
格湯量が出湯された際の傾動状態における湯面位置近辺
までの間に位置する部分が、出湯口1aの先端すなわち
傾動支点Oを円弧中心とする円弧状部12aでなり、こ
の円弧状部12aとこの上端に繋がる直線部とで形成さ
れている。円弧状部12aの下端は底壁13に連続して
いる。この壁形状によって湯室Tは側断面形状が略扇形
に形成されている。
平行な内壁面を持つ前壁11、後壁12および底壁13
と、直角な内壁面を持つ左側壁14および右側壁15と
からなる、湯室Tの横断面形状が四角形のるつぼであ
り、またこのるつぼ1の後壁12は、定格湯量から傾動
して最初に溶湯6が流れ出る際の湯面位置近辺から、定
格湯量が出湯された際の傾動状態における湯面位置近辺
までの間に位置する部分が、出湯口1aの先端すなわち
傾動支点Oを円弧中心とする円弧状部12aでなり、こ
の円弧状部12aとこの上端に繋がる直線部とで形成さ
れている。円弧状部12aの下端は底壁13に連続して
いる。この壁形状によって湯室Tは側断面形状が略扇形
に形成されている。
【0010】そして、るつぼ1の外側には加熱コイル
2、加熱コイル2の外周に複数個に分割され、前記加熱
コイル2を外側から支持する継鉄3があり、継鉄3を支
持する炉殻4が最外周に配置されている。このようにし
て構成された炉体は、図示を省略するが、傾動支点Oに
その軸心が一致する傾動軸を有する炉枠に取付けられて
おり、この炉枠は前記傾動軸を受ける軸受を備える炉座
に支持され、この炉座には前記炉枠を左右から押し上げ
る油圧シリンダが設けられている。すなわちこれら、炉
枠、炉座、油圧シリンダ等でるつぼ1の傾動装置を構成
している。
2、加熱コイル2の外周に複数個に分割され、前記加熱
コイル2を外側から支持する継鉄3があり、継鉄3を支
持する炉殻4が最外周に配置されている。このようにし
て構成された炉体は、図示を省略するが、傾動支点Oに
その軸心が一致する傾動軸を有する炉枠に取付けられて
おり、この炉枠は前記傾動軸を受ける軸受を備える炉座
に支持され、この炉座には前記炉枠を左右から押し上げ
る油圧シリンダが設けられている。すなわちこれら、炉
枠、炉座、油圧シリンダ等でるつぼ1の傾動装置を構成
している。
【0011】なお、この実施例では、傾動支点Oを出湯
口1aの先端に一致させているので、図示しない鋳型へ
の定点出湯が可能になり、鋳型の湯口への注湯が容易に
なる。また、同じく、図1(b)に表されるように、る
つぼ1の前後左右の各壁の内面がコーナー部を除き平面
をなしているが、各壁面の内面を外向きに多少湾曲させ
る(膨らませる)ようにすると、耐火物によるるつぼの
成形が容易となる。
口1aの先端に一致させているので、図示しない鋳型へ
の定点出湯が可能になり、鋳型の湯口への注湯が容易に
なる。また、同じく、図1(b)に表されるように、る
つぼ1の前後左右の各壁の内面がコーナー部を除き平面
をなしているが、各壁面の内面を外向きに多少湾曲させ
る(膨らませる)ようにすると、耐火物によるるつぼの
成形が容易となる。
【0012】また、同じく、るつぼ1の外周の横断面形
状が湯室Tと相似形の四角形をしているが円形にしても
よく、この場合加熱コイル2もるつぼ1の外周に沿って
円形に巻回することができる。図2はこの発明の別の実
施例の主要部の構成図を示す。この図2において、7は
内部を尖端が下向きの円錐形にくり抜き下部に出湯孔を
穿孔して成形した耐火物製の漏斗、8は漏斗7の外周に
卷回した加熱コイル、9は溶湯を鋳込み冷却して鋳物に
する鋳型を示す。その他の構成は図1と同様である。
状が湯室Tと相似形の四角形をしているが円形にしても
よく、この場合加熱コイル2もるつぼ1の外周に沿って
円形に巻回することができる。図2はこの発明の別の実
施例の主要部の構成図を示す。この図2において、7は
内部を尖端が下向きの円錐形にくり抜き下部に出湯孔を
穿孔して成形した耐火物製の漏斗、8は漏斗7の外周に
卷回した加熱コイル、9は溶湯を鋳込み冷却して鋳物に
する鋳型を示す。その他の構成は図1と同様である。
【0013】この図2の構成では、るつぼ1の傾動によ
って出湯された溶湯を一旦漏斗7で受けつつかつ保温し
ながら鋳型9の湯呑み速度に合わせて注湯することがで
きる。すなわち、るつぼ1を急速に傾動させて短時間で
一回分の湯量を一旦漏斗7に出湯させて、出湯時間が長
くなることによる湯温の低下を抑える。また漏斗7は、
鋳型の湯の呑み込み速度に合わせて鋳型へ注湯するよう
になっており、鋳型への注湯の間に漏斗7に滞留してい
る溶湯の温度低下をその外周の加熱コイル8によって補
償するようになっている。したがって鋳型への出湯を湯
の呑み込み速度に合わせてスムースにかつ鋳込み温度を
略一定にして鋳込むことができる。
って出湯された溶湯を一旦漏斗7で受けつつかつ保温し
ながら鋳型9の湯呑み速度に合わせて注湯することがで
きる。すなわち、るつぼ1を急速に傾動させて短時間で
一回分の湯量を一旦漏斗7に出湯させて、出湯時間が長
くなることによる湯温の低下を抑える。また漏斗7は、
鋳型の湯の呑み込み速度に合わせて鋳型へ注湯するよう
になっており、鋳型への注湯の間に漏斗7に滞留してい
る溶湯の温度低下をその外周の加熱コイル8によって補
償するようになっている。したがって鋳型への出湯を湯
の呑み込み速度に合わせてスムースにかつ鋳込み温度を
略一定にして鋳込むことができる。
【0014】図3は図1(又は図2)のるつぼを傾動し
た際の湯面の変化図を示す。この図3において、符号
O,1b,A,B,Cにより囲われた部分は出湯口1a
(図1参照)を含めたるつぼ1の湯室T(図1参照)の
側断面を示す。また、Oは傾動支点、1bはるつぼと出
湯口1a(図1参照)との接点を示す。また、半径R1
の円弧はるつぼ1が傾動した際の接点1bの軌跡を、半
径R2 は同じくるつぼの後壁12の円弧状部12aの軌
跡を示し、傾動支点Oを支点としてるつぼを傾動して、
定格溶湯面が水平を保ちながら上昇してその湯面が接点
1bを越えると溶湯が出湯口1aを伝って出湯される。
た際の湯面の変化図を示す。この図3において、符号
O,1b,A,B,Cにより囲われた部分は出湯口1a
(図1参照)を含めたるつぼ1の湯室T(図1参照)の
側断面を示す。また、Oは傾動支点、1bはるつぼと出
湯口1a(図1参照)との接点を示す。また、半径R1
の円弧はるつぼ1が傾動した際の接点1bの軌跡を、半
径R2 は同じくるつぼの後壁12の円弧状部12aの軌
跡を示し、傾動支点Oを支点としてるつぼを傾動して、
定格溶湯面が水平を保ちながら上昇してその湯面が接点
1bを越えると溶湯が出湯口1aを伝って出湯される。
【0015】出湯口1aは、その先端からるつぼ1との
接点1bに向かって水平線に対してγ°の下り勾配にな
っており、前記定格溶湯面が水平を保ちながら上昇して
その湯面が接点1bを越えて溶湯6が出湯し始める傾動
角度はγ°以上に設定されるのが一般的である。前記湯
面が接点1bを越えて溶湯6が出湯し始める傾動角度を
γ°+σ°とし、前記湯面が接点1bを越えて一回の出
湯量以上の溶湯が出湯可能な角度、例えばα°+γ°+
σ°に傾動すると、るつぼと出湯口との接点1bは点P
1 に移動する。その時Oから点P1 を通る延長線から点
P1 を起点にしてσ°マイナスした線が半径R2 の円弧
と交わる点をP2 とし、P1 から水平に引いた線が半径
R2 の円弧と交わる点をP3 とするハッチングで囲われ
た面積S 1 (点P1 、P2 、P3 で囲われた扇形部の面
積)はα°+γ°+σ°傾動したことにより出湯された
溶湯量に比例する。すなわち、傾動角度α°+γ°+σ
°の内のγ°+σ°は溶湯が出湯しない角度であり、α
°に相当する部分(角度α°を挟む線P1 P3 =X
1 と、線P1 P2 =Z(図4参照)とで形成される扇形
部の面積S1 )が出湯量に比例する。
接点1bに向かって水平線に対してγ°の下り勾配にな
っており、前記定格溶湯面が水平を保ちながら上昇して
その湯面が接点1bを越えて溶湯6が出湯し始める傾動
角度はγ°以上に設定されるのが一般的である。前記湯
面が接点1bを越えて溶湯6が出湯し始める傾動角度を
γ°+σ°とし、前記湯面が接点1bを越えて一回の出
湯量以上の溶湯が出湯可能な角度、例えばα°+γ°+
σ°に傾動すると、るつぼと出湯口との接点1bは点P
1 に移動する。その時Oから点P1 を通る延長線から点
P1 を起点にしてσ°マイナスした線が半径R2 の円弧
と交わる点をP2 とし、P1 から水平に引いた線が半径
R2 の円弧と交わる点をP3 とするハッチングで囲われ
た面積S 1 (点P1 、P2 、P3 で囲われた扇形部の面
積)はα°+γ°+σ°傾動したことにより出湯された
溶湯量に比例する。すなわち、傾動角度α°+γ°+σ
°の内のγ°+σ°は溶湯が出湯しない角度であり、α
°に相当する部分(角度α°を挟む線P1 P3 =X
1 と、線P1 P2 =Z(図4参照)とで形成される扇形
部の面積S1 )が出湯量に比例する。
【0016】同様にして、傾動角度をα°+γ°+σ°
+Δα°にして点P11、P21、P31により囲われた扇形
部の面積S2 (図4(b)参照)を求めてS2 −S1 =
ΔSを求めると、該ΔSはα°+γ°+σ°においてΔ
α°追加傾動した際の溶湯の出湯量に比例する。なお、
扇形部の面積S1 、S2 を求める際にこの面積を三角形
P1 P2 P3 、またはP11P21P31の面積で代用しても
無視した弓形部分の面積はΔα°に関しては僅かであっ
て殆ど誤差は生じないためS1 、S2 を三角形の面積で
代用する。
+Δα°にして点P11、P21、P31により囲われた扇形
部の面積S2 (図4(b)参照)を求めてS2 −S1 =
ΔSを求めると、該ΔSはα°+γ°+σ°においてΔ
α°追加傾動した際の溶湯の出湯量に比例する。なお、
扇形部の面積S1 、S2 を求める際にこの面積を三角形
P1 P2 P3 、またはP11P21P31の面積で代用しても
無視した弓形部分の面積はΔα°に関しては僅かであっ
て殆ど誤差は生じないためS1 、S2 を三角形の面積で
代用する。
【0017】その三角形の面積S1 は、図4(a)に示
すように、OP1 間をR1 ,OP2間をR2 、傾動角度
の内の出湯量に関係する角度をα°、出湯口1aが水平
になってから定格湯面が接点1bを越える傾動角度をσ
°、線OP3 が水平線に対して成す角度をβ1 °とする
と、S1 はP2 から下ろした垂線が線P1 P3 に交わる
までの距離Y1 を高さとし線P1 P3 の長さX1 を底辺
とする三角形の面積になる。
すように、OP1 間をR1 ,OP2間をR2 、傾動角度
の内の出湯量に関係する角度をα°、出湯口1aが水平
になってから定格湯面が接点1bを越える傾動角度をσ
°、線OP3 が水平線に対して成す角度をβ1 °とする
と、S1 はP2 から下ろした垂線が線P1 P3 に交わる
までの距離Y1 を高さとし線P1 P3 の長さX1 を底辺
とする三角形の面積になる。
【0018】ここでX1 はX1 =R2 ×COS β1 °−R
1 ×COS (α°+γ°)として求められ、また、線P1
P2 の長さをZとすると、Y1 はY1 =Z×sinα°
として求められる。また、Zは、O点を通りZに平行な
線OQを引くと角P1 OQはσ°であるので、角P2 O
Qをε°とすると、
1 ×COS (α°+γ°)として求められ、また、線P1
P2 の長さをZとすると、Y1 はY1 =Z×sinα°
として求められる。また、Zは、O点を通りZに平行な
線OQを引くと角P1 OQはσ°であるので、角P2 O
Qをε°とすると、
【0019】
【数1】Z=R2 ×cosε°−R1 ×cosσ° となる。そして、R2 ×sinε°=R1 ×sinσ°
であることから、sinε°=R1 ×sinσ°/
R2 、したがってcosε°=[1−(R1 ×sinσ
°/R2 )]1/2 となり、これを前式に当てはめた次式
からZを求めることができる。
であることから、sinε°=R1 ×sinσ°/
R2 、したがってcosε°=[1−(R1 ×sinσ
°/R2 )]1/2 となり、これを前式に当てはめた次式
からZを求めることができる。
【0020】
【数2】Z=R2 ×[1−(R1 ×sinσ°/
R2 )]1/2 −R1 ×cosσ° なお、このZ、すなわち線P1 P2 の長さは、O点から
P1 を通り半径R2 の円弧に達する線からP1 点を起点
にしてσ°マイナスした線が半径R2 の円弧と交わる点
までの距離であるので傾動角度に関係なく一定である。
すなわち、図4(b)について後述する線P11P21の長
さに等しい。
R2 )]1/2 −R1 ×cosσ° なお、このZ、すなわち線P1 P2 の長さは、O点から
P1 を通り半径R2 の円弧に達する線からP1 点を起点
にしてσ°マイナスした線が半径R2 の円弧と交わる点
までの距離であるので傾動角度に関係なく一定である。
すなわち、図4(b)について後述する線P11P21の長
さに等しい。
【0021】したがって、三角形の面積S1 は、次式に
より求めることができる。
より求めることができる。
【0022】
【数3】 S1 =Y1 ×X1 /2 =Z×sinα° ×[R2 ×cosβ1 °−R1 ×cos(α°+σ°)]/2 次に同様に、三角形の面積S2 は、図4(b)に示すよ
うに、OP11間をR1,OP21間をR2 、傾動角度の内
の出湯量に関係する角度をα°+Δα°、出湯口1aが
水平になってから定格湯面が接点1bを越える傾動角度
をσ°、線OP 31が水平線に対して成す角度をβ2 °と
すると、S2 はP21から下ろした垂線が線P11P31に交
わるまでの距離Y2 を高さとし線P11P31の長さX2 を
底辺とする三角形の面積になる。
うに、OP11間をR1,OP21間をR2 、傾動角度の内
の出湯量に関係する角度をα°+Δα°、出湯口1aが
水平になってから定格湯面が接点1bを越える傾動角度
をσ°、線OP 31が水平線に対して成す角度をβ2 °と
すると、S2 はP21から下ろした垂線が線P11P31に交
わるまでの距離Y2 を高さとし線P11P31の長さX2 を
底辺とする三角形の面積になる。
【0023】ここでX2 はX2 =R2 ×COS β2 °−R
1 ×COS (α°+γ°+Δα°)として求められる。ま
た前述したように、線P11P21の長さは図4(a)中の
線P 1 P2 の長さと同じZであることから、Y2 はY2
=Z×sin(α°+Δα°)として求められる。した
がって、三角形の面積S2 は、次式により求めることが
できる。
1 ×COS (α°+γ°+Δα°)として求められる。ま
た前述したように、線P11P21の長さは図4(a)中の
線P 1 P2 の長さと同じZであることから、Y2 はY2
=Z×sin(α°+Δα°)として求められる。した
がって、三角形の面積S2 は、次式により求めることが
できる。
【0024】
【数4】S2 =Y2 ×X2 /2 =Z×sin(α°+Δα°)×[R2 ×cosβ2 ° −R1 ×cos(α°+γ°+Δα°)]/2 そして、R2 ×sinβ1 °がR1 ×sin(α°+σ
°)に等しいこと、あるいはR2 ×sinβ2 °がR1
×sin(α°+σ°+Δα°)に等しいことを利用し
てβ1 °あるいはβ2 °を求め、かつ、R1 =0.54
5m,R2 =1.251m,Δα°=1°、として定格
湯量が最初に出湯が開始される角度20°から定格湯量
が出湯されるまでの傾動角度60°の間の任意のα°に
対するΔα°=1°としたS2 −S1 =ΔSを求め、傾
動角20°のΔSを基準(1.0)にして他の傾動角度
におけるΔSを比率表示したものが表1である。
°)に等しいこと、あるいはR2 ×sinβ2 °がR1
×sin(α°+σ°+Δα°)に等しいことを利用し
てβ1 °あるいはβ2 °を求め、かつ、R1 =0.54
5m,R2 =1.251m,Δα°=1°、として定格
湯量が最初に出湯が開始される角度20°から定格湯量
が出湯されるまでの傾動角度60°の間の任意のα°に
対するΔα°=1°としたS2 −S1 =ΔSを求め、傾
動角20°のΔSを基準(1.0)にして他の傾動角度
におけるΔSを比率表示したものが表1である。
【0025】
【表1】 上記表1のように各傾動角度における単位傾動角度当た
りの出湯量の誤差は最大で±2.4%になり、鋳型に対
する出湯量が、通常要求される±3%の許容誤差範囲に
入る。これは実機でも確認されている。
りの出湯量の誤差は最大で±2.4%になり、鋳型に対
する出湯量が、通常要求される±3%の許容誤差範囲に
入る。これは実機でも確認されている。
【0026】一方、図5(a),(b)に示すように、
るつぼ後壁の円弧状部12aの円弧中心を、上記実施例
の出湯口1aの先端に変えて、るつぼと出湯口との接点
1bにすると、るつぼの後壁の円弧は、接点1b(=P
1 =P11)を中心とし半径R 3 =R2 −R1 とする円弧
になる。したがって、前記の面積S1 を形成する角α°
を挟む2辺P1 P2 とP1 P3 、あるいは面積S2 を形
成する角α°+Δα°を挟む2辺P11P21とP11P
31は、それぞれR3 となって長さが等しくなり、20〜
60°のいかなる傾動角度においても誤差は無くなる。
このことは下式より明らかである。
るつぼ後壁の円弧状部12aの円弧中心を、上記実施例
の出湯口1aの先端に変えて、るつぼと出湯口との接点
1bにすると、るつぼの後壁の円弧は、接点1b(=P
1 =P11)を中心とし半径R 3 =R2 −R1 とする円弧
になる。したがって、前記の面積S1 を形成する角α°
を挟む2辺P1 P2 とP1 P3 、あるいは面積S2 を形
成する角α°+Δα°を挟む2辺P11P21とP11P
31は、それぞれR3 となって長さが等しくなり、20〜
60°のいかなる傾動角度においても誤差は無くなる。
このことは下式より明らかである。
【0027】
【数5】 ΔS=π×R3 2×(α°+Δα°)/360−π×R3 2×α°/360 =π×R3 2×Δα°/360 すなわち、Δα°に対するΔSはα°に無関係であり、
全傾動範囲に渡って傾動角度による誤差は零になる。
全傾動範囲に渡って傾動角度による誤差は零になる。
【0028】上記から、円弧の支点を出湯口の先端から
出湯口とるつぼの接点までの間のどの一点に選んでも、
すべて前記許容誤差範囲±3%以内にできることがわか
る。すなわち、るつぼ1の後壁12を、出湯口1a先端
からるつぼと出湯口との接点1bまでの間の一点を略中
心とする円弧状に形成することにより、単位傾動角度当
たりの出湯量が略一定となり、傾動角度を制御して出湯
量を制御することがきわめて容易になる。
出湯口とるつぼの接点までの間のどの一点に選んでも、
すべて前記許容誤差範囲±3%以内にできることがわか
る。すなわち、るつぼ1の後壁12を、出湯口1a先端
からるつぼと出湯口との接点1bまでの間の一点を略中
心とする円弧状に形成することにより、単位傾動角度当
たりの出湯量が略一定となり、傾動角度を制御して出湯
量を制御することがきわめて容易になる。
【0029】ところで、図3を参照して、るつぼ後壁の
円弧状部12aの円弧中心を上記実施例(図1又は図
2)の出湯口1aの先端にした場合と、るつぼと出湯口
との接点1bにした場合とでは、両者の全出湯量すなわ
ち有効出湯量(α°=20〜60°の範囲)は、差SD
で示すように後者は前者の約6%減(すなわち有効出湯
量が94%に減少する)になり、また両者の有効出湯量
を出湯した後の傾動状態における残湯高さすなわちるつ
ぼ高さは、差CH で示すように後者は前者の約10%減
になる。したがって後者の場合、前者と同じ有効出湯量
を確保するためには、るつぼ幅を約6%広げるか、円弧
の半径を約3%大きくする必要がある。
円弧状部12aの円弧中心を上記実施例(図1又は図
2)の出湯口1aの先端にした場合と、るつぼと出湯口
との接点1bにした場合とでは、両者の全出湯量すなわ
ち有効出湯量(α°=20〜60°の範囲)は、差SD
で示すように後者は前者の約6%減(すなわち有効出湯
量が94%に減少する)になり、また両者の有効出湯量
を出湯した後の傾動状態における残湯高さすなわちるつ
ぼ高さは、差CH で示すように後者は前者の約10%減
になる。したがって後者の場合、前者と同じ有効出湯量
を確保するためには、るつぼ幅を約6%広げるか、円弧
の半径を約3%大きくする必要がある。
【0030】また、傾動状態で保温する際に、加熱コイ
ルと対向する溶湯の面積は後者は前者の約10%減少す
る。すなわち、ただ徒にるつぼ後壁の円弧の径を大きく
することは誤差の増大を招くので好ましくないが、許容
誤差範囲内にできる図1又は図2の実施例のように出湯
口先端を円弧中心とする大きな径の円弧で後壁12の円
弧状部を形成することにより、るつぼの底から定格湯面
までの高さを高くでき、また、傾動状態で保温する際の
加熱コイルと対向する溶湯の面積を大きくできるので、
同じ残湯量に対して保温電力が投入し易くなり、その分
加熱コイルの電気効率が改善され、ランニングコストを
下げることができる。また、るつぼの開口面積が小さく
でき、その分設置面積を縮小することができる。
ルと対向する溶湯の面積は後者は前者の約10%減少す
る。すなわち、ただ徒にるつぼ後壁の円弧の径を大きく
することは誤差の増大を招くので好ましくないが、許容
誤差範囲内にできる図1又は図2の実施例のように出湯
口先端を円弧中心とする大きな径の円弧で後壁12の円
弧状部を形成することにより、るつぼの底から定格湯面
までの高さを高くでき、また、傾動状態で保温する際の
加熱コイルと対向する溶湯の面積を大きくできるので、
同じ残湯量に対して保温電力が投入し易くなり、その分
加熱コイルの電気効率が改善され、ランニングコストを
下げることができる。また、るつぼの開口面積が小さく
でき、その分設置面積を縮小することができる。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、るつぼの湯室の横断
面形状を略四角形に形成するとともに側断面形状を略扇
形に形成することにより、傾動角度当たりの出湯量が略
一定になるので、出湯量の制御を傾動角度の制御に置き
換えて精度良く出湯でき、自動注湯に際して傾動制御が
きわめて容易となる効果があり、また炉形をるつぼ形と
したことにより溝形炉に比べて高温の溶湯を取り扱える
等の効果がある。
面形状を略四角形に形成するとともに側断面形状を略扇
形に形成することにより、傾動角度当たりの出湯量が略
一定になるので、出湯量の制御を傾動角度の制御に置き
換えて精度良く出湯でき、自動注湯に際して傾動制御が
きわめて容易となる効果があり、また炉形をるつぼ形と
したことにより溝形炉に比べて高温の溶湯を取り扱える
等の効果がある。
【図1】図1はこの発明の実施例の主要部の構成を示
し、(a)は炉体の側断面図、(b)は(a)のP−P
矢視図に出湯口を仮想線で表示した図
し、(a)は炉体の側断面図、(b)は(a)のP−P
矢視図に出湯口を仮想線で表示した図
【図2】図2はこの発明の別の実施例の主要部の構成図
【図3】図1のるつぼを傾動した際の湯面の変化図
【図4】図3の部分図を示し、(a)は傾動角度をα°
+γ°+σ°にした際の湯面の変化図、(b)は傾動角
度をα°+γ°+σ°+Δα°にした際の湯面の変化図
+γ°+σ°にした際の湯面の変化図、(b)は傾動角
度をα°+γ°+σ°+Δα°にした際の湯面の変化図
【図5】るつぼ後壁の円弧の中心をるつぼと出湯口との
接点1bにした場合の湯面の変化図を示し、(a)は傾
動角度をα°+γ°+σ°にした際の湯面の変化図、
(b)は傾動角度をα°+γ°+σ°+Δα°にした際
の湯面の変化図
接点1bにした場合の湯面の変化図を示し、(a)は傾
動角度をα°+γ°+σ°にした際の湯面の変化図、
(b)は傾動角度をα°+γ°+σ°+Δα°にした際
の湯面の変化図
1 るつぼ 1a 出湯口 1b るつぼと出湯口との接点 2 加熱コイル 3 継鉄 4 炉殻 5 炉蓋 6 溶湯 7 漏斗 8 加熱コイル 9 鋳型 11 前壁 12 後壁 12a 円弧状部 13 底壁 14 左側壁 15 右側壁 T 湯室
Claims (3)
- 【請求項1】耐火物で形成されたるつぼと、るつぼ内の
溶湯を出湯するための出湯口と、るつぼの外側に卷回さ
れてるつぼ内の溶湯を電磁誘導加熱する加熱コイルと、
るつぼを傾動する傾動装置とを備え、るつぼを傾動させ
て出湯口から定量出湯するようにしたるつぼ形自動注湯
炉において、るつぼは、その湯室の横断面形状を略四角
形に形成するとともに、少なくとも、定格湯量から傾動
して最初に湯が流れ出る際のるつぼ後壁の湯面位置近辺
から定格湯量が出湯された際の傾動状態におけるるつぼ
後壁の湯面位置近辺までの間のるつぼの後壁を円弧状に
形成して、湯室の側断面形状を略扇形に形成したことを
特徴とするるつぼ形自動注湯炉。 - 【請求項2】請求項1記載のるつぼ形自動注湯炉におい
て、るつぼの後壁の円弧状の部分を、出湯口先端からる
つぼと出湯口との接点までの間の一点を略中心とする円
弧で形成したことを特徴とするるつぼ形自動注湯炉。 - 【請求項3】請求項1又は2記載のるつぼ形自動注湯炉
において、自動注湯炉と、該自動注湯炉から出湯された
湯を鋳込む鋳型との間に誘導加熱式漏斗を設けたことを
特徴とするるつぼ形自動注湯炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3697A JPH10193080A (ja) | 1997-01-06 | 1997-01-06 | るつぼ形自動注湯炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3697A JPH10193080A (ja) | 1997-01-06 | 1997-01-06 | るつぼ形自動注湯炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10193080A true JPH10193080A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11463115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3697A Withdrawn JPH10193080A (ja) | 1997-01-06 | 1997-01-06 | るつぼ形自動注湯炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10193080A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006024899A1 (en) * | 2004-09-02 | 2006-03-09 | University Of Cape Town | Casting method and apparatus |
| JP2012180995A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Toyota Auto Body Co Ltd | シーリング剤の乾燥方法、及び加熱設備 |
| CN111790857A (zh) * | 2020-07-15 | 2020-10-20 | 国网上海市电力公司 | 一种用于输电高压电缆的浇注熔接装置和方法 |
-
1997
- 1997-01-06 JP JP3697A patent/JPH10193080A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006024899A1 (en) * | 2004-09-02 | 2006-03-09 | University Of Cape Town | Casting method and apparatus |
| US7775257B2 (en) | 2004-09-02 | 2010-08-17 | University Of Cape Town | Casting method and apparatus |
| JP2012180995A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Toyota Auto Body Co Ltd | シーリング剤の乾燥方法、及び加熱設備 |
| CN111790857A (zh) * | 2020-07-15 | 2020-10-20 | 国网上海市电力公司 | 一种用于输电高压电缆的浇注熔接装置和方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20031210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20031216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |