JPH10193385A - 移動体を抱持する部品の製法 - Google Patents

移動体を抱持する部品の製法

Info

Publication number
JPH10193385A
JPH10193385A JP35661996A JP35661996A JPH10193385A JP H10193385 A JPH10193385 A JP H10193385A JP 35661996 A JP35661996 A JP 35661996A JP 35661996 A JP35661996 A JP 35661996A JP H10193385 A JPH10193385 A JP H10193385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
injection molding
molding
resin
hot water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35661996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3787201B2 (ja
Inventor
Tetsuo Yumoto
哲男 湯本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Kasei Co Ltd filed Critical Sankyo Kasei Co Ltd
Priority to JP35661996A priority Critical patent/JP3787201B2/ja
Publication of JPH10193385A publication Critical patent/JPH10193385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3787201B2 publication Critical patent/JP3787201B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/44Removing or ejecting moulded articles for undercut articles
    • B29C45/4457Removing or ejecting moulded articles for undercut articles using fusible, soluble or destructible cores
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/0079Liquid crystals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体を移動自在に抱持している成形品を複
数の部分に分割することなく一体として射出成形によっ
て成形でき、製造コストを大巾に低減する。 【解決手段】 中空部を有し複数の部品に分割してある
射出成形用中子をオキシアルキレン基含有ポリビニルア
ルコール系樹脂を射出して成形し、上記中子の中空部内
に移動体を収納し、上記中子をキャビティの中に入れ、
上記キャビティ内に芳香族系ポリエステル液晶ポリマー
を射出して、上記中子がインサートされた二次成形品を
成形し、この二次成形品を湯中にて加熱して上記中子を
湯中に溶出させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠体内部に移動体
を移動自在かつ離脱不能に抱持している部品の製法に関
するもので、この部品としては、例えばコンピュータ操
作用のマウス、電子部品、玩具などがある。
【0002】
【従来の技術】従来より、内部に移動体、例えば球体を
遊動自在に内包する玩具を製造するには、先ず内部に中
空部を有する枠体を形成し、この枠体を中空部と一緒に
2つに分割する。または、枠体をその内部の中空部が複
数に分割してある2つの枠体を成形する。その後、この
枠体の中空部内に移動体を挿入し、これら枠体の複数の
部分の接合端面を当接させた後で、この当接端面を熱や
高周波または接着剤によって接合して1つの部品として
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの様な従来の
製造方法によると、枠体の当接端面を接合させるための
製造工程数が多くなり、煩雑であるばかりでなく、接合
部の強度が劣って部品全体の強度を均一に作ることが困
難である等の多くの問題点があった。
【0004】そこで本発明の目的は、移動体を移動自在
に抱持している枠体を複数の部分に分割することなく一
体として射出成形によって成形できるようにし、製造コ
ストを大巾に低減し、接合部を無くすることにより高品
質の部品の製法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明の特徴は、中空部
を有し複数の部品に分割して形成してある中子をオキシ
アルキレン基含有ポリビニルアルコール系樹脂を射出し
て成形する射出成形用中子を形成する第一次成形工程
と、上記射出成形用中子の中空部内に移動体を収納しこ
の中子を合体させる収納工程と、上記移動体を収納した
上記射出成形用中子をキャビティの中にインサートし、
上記キャビティ内に上記オキシアルキレン基含有ポリビ
ニルアルコール系樹脂よりも溶融温度の高い溶融樹脂を
射出して、上記射出成形用中子がインサートされた二次
成形品を成形する第二次成形工程と、上記の第二次成形
工程により成形された二次成形品を湯中にて加熱して上
記射出成形用中子を湯中に溶出させる溶出工程とを含ん
でいる。
【0006】上記第一次成形工程によって成形される射
出成形用中子は、第二次成形工程後の溶出工程で溶出さ
せるものであるから、部品を成形すべきプラスチック材
料よりも低い融点を持ち、しかも水溶性で容易に溶出で
きる材料である。本発明で用いているオキシアルキレン
基含有ポリビニルアルコール系樹脂は、例えば、日本合
成化学工業株式会社製の商品名「エコマティAX」であ
って、溶融成形性に優れているので射出成形に適してお
り、融点が190〜200℃で水溶性であるので溶出工
程に適しており、その上に生分解性があるので環境を汚
染することなく自然に還元する点で極めて望ましいもの
である。
【0007】第二次成形工程によって成形される射出成
形用中子がインサートされた二次成形品は、第一次成形
品の中子を溶融させることなく成形できる素材であるこ
とが必要であり、溶出工程において二次成形品の素材の
「エコマティAX」と一緒に溶出しないように、この
「エコマティAX」の溶融温度よりも高い溶融温度のも
のが必要である。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明の特徴は、
中空軸部を形成しこの中空軸部の外周を囲むように移動
体を埋設してある構造の中子をオキシアルキレン基含有
ポリビニルアルコール系樹脂を射出して成形する一次成
形品の射出成形用中子を形成する第一次成形工程と、上
記上記射出成形用中子をキャビティの中にインサート
し、上記キャビティ内に上記オキシアルキレン基含有ポ
リビニルアルコール系樹脂よりも溶融温度の高い溶融樹
脂を射出して、上記射出成形用中子がインサートされた
二次成形品を成形する第二次成形工程と、上記の第二次
成形工程により成形された二次成形品を湯中にて加熱し
て上記射出成形用中子を湯中に溶出させる溶出工程とを
含むところにある。
【0009】上記移動体は、球体状、円筒状、リング状
などの形状のもので、最終成形品の中空部内を遊動自
在、または回転自在のものである。
【0010】また、本発明の部品を電子部品として利用
する場合に、電子部品の用途は一般に半田リフローに耐
え得る半田耐熱性が要求される。一般に、その炉内温度
240〜280℃の雰囲気に10〜30秒間曝されるこ
とから、それに耐え得る熱可塑性樹脂として芳香族系ポ
リエステル液晶ポリマー(以下単に「液晶ポリマー」と
いう)が多く用いられている。
【0011】そうしたことから、本発明においても第二
次成形工程に液晶ポリマーを用いることを考えたが、こ
こでの問題点は、中子になるポリビニルアルコール系樹
脂の融点190〜200℃を遥かに上回る樹脂温度29
0〜350℃で射出されることに伴い、中子の表面が溶
融、変形或いは液晶ポリマーとの相溶により融着し、そ
の結果に二次成形品として精密な形状が得られないこと
が予想されたことにあった。
【0012】しかし本発明者による種々の実験の結果、
そうした予想に反して溶融、変形、融着が見られず、十
分実用に耐え得る方法であることが判明した。このこと
は、推論ではあるが、液晶ポリマーは溶融状態でありな
がら結晶の性質を示し、更に、成形時の流動方向に伸長
分子構造を示し、その表面はスキン層と呼ばれる特異な
構造を示すことに加え、冷却固化速度が一般の樹脂に比
べ非常に早く、また、流動性も非常に高いことから射出
充填速度が高速で行われる。そうした組み合わせの結果
から発生した特異な相互作用と思われる。
【0013】本発明者はこの点に着目し、請求項3,4
に記載している発明では、第二次成形工程でこの液晶ポ
リマーを用いることとしたもので、インサートされた射
出成形用中子を溶融、変形させることなく成形できて精
密な射出成形品を作るのに優れており、第二次成形工程
後にインサートされた射出成形用中子を溶出させる工程
に際しても、スキン層の存在により射出成形用中子との
離型性に優れている点で極めて望ましいものである。
【0014】更に、溶出工程は湯中で行って射出成形用
中子を溶出させるので、溶出が容易であるばかりでな
く、「エコマティAX」が生分解性がある点で環境を汚
染することなく自然に還元できるので極めて望ましいも
のである。
【0015】本発明は、上記の「エコマティAX」中に
無機系フィラーの補強材が分散させてもよい。無機系フ
ィラーの補強材は、ガラス繊維等からなる粉粒状のもの
で、これを分散させることにより第二次成形工程中に中
子の形状を補強して、複雑な内面形状を精密に保って高
品質の電子部品を製造するのに好適である。
【0016】本発明のうち請求項4記載の発明は、溶出
工程の後に、その表面に導電性回路を形成する工程を含
むことを特徴としている。このために上記液晶ポリマー
としては、導電性回路を形成する際の熱処理に耐え得る
ような高い熱変形温度を有するものであることが望まし
い。そこで本発明においてはめっきグレードの液晶ポリ
マーを用い、高温の炉の中を安全に通過可能にして、表
面に導電性回路を形成するのが容易である。このように
して製造された電子部品は、複雑な内面形状を精密に保
って高品質の部品の表面に回路を形成することとしてい
るので、信頼性に優れた電子部品を低コストで提供する
のに好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施例1 本発明の第1の実施例を図5に示した最終部品として玩
具1を製造する製造方法について、図1から図4の工程
毎に詳細に説明する。
【0018】(a)先ず第1の工程を説明すると、図1
において、球体の移動体10はガラス、樹脂を素材とす
るものである。第一次成形工程は、2つに分割された射
出成形用中子11,11を成形するもので、この中子
は、後で中空部を形成可能な内面半球状の凹部11a,
11aを一体的に形成した同一形状のもので、これはオ
キシアルキレン基含有ポリビニルアルコール系樹脂(日
本合成化学工業株式会社製の商品名「エコマティA
X」)(以下単に「エコマティ」という)を射出して成
形するものである。
【0019】この射出成形用中子11,11は、図示し
ないが通常の上下の金型の対向面に形成されているキャ
ビティ内に、エコマティを、所定の射出圧力で射出して
成形したものである。射出成形条件の一例は以下に示す
通りである。
【0020】 シリンダー温度 210℃、 金型温度 25℃、 射出圧力 900Kg/cm2 として、エコマティを射出し、 冷却時間 20秒間 である。
【0021】(b)次の第2の収納工程は、図2に示す
ように、射出成形用中子11,11の中空部を形成する
凹部11a,11a内に移動体10を収納するもので、
収納後、この中子の接合面を当接させるものである。
【0022】(c)次に、第3の工程として、図3に射
出成形用中子11,11がインサートされた二次成形品
12を示しており、これは第二次成形工程により成形さ
れたものである。この二次成形品12は、図示しないが
通常の上下の金型の対向面に、玩具1の外形形状に合致
する形状のキャビティが形成してあり、このキャビティ
内に、合体した射出成形用中子11,11をインサート
し、この射出成形用中子の周囲のキャビティ内に、液晶
ポリマーを所定の射出圧力で射出して成形したものであ
る。射出成形条件の一例を以下に示す。
【0023】 シリンダー温度 320℃、 金型温度を 110℃、 射出圧力 1200Kg/cm2 として液晶ポリマーを射出し、 冷却時間 15秒間 である。
【0024】このように、第二次成形工程は移動体10
を収納した射出成形用中子11,11をキャビティの中
にインサートし、キャビティ内にエコマティよりも溶融
温度の高い溶融樹脂、例えば前記した液晶ポリマーを射
出して、射出成形用中子がインサートされた二次成形品
12を成形するものである。
【0025】(c)次に、第4の工程として図4を参照
して射出成形用中子11,11を溶出させる溶出工程に
ついて説明する。これは、第二次成形工程により成形さ
れた二次成形品12を湯中にて加熱して射出成形用中子
11,11、つまりエコマティを湯中に溶出させる溶出
させるものである。具体的に説明すると、第二次成形工
程により成形された二次成形品12を湯中に入れて、8
0〜100℃まで加熱する。液晶ポリマー(ポリプラス
チック株式会社製の商品名「ベクトラ」のグレードC8
10では、熱変形温度は200℃以上であるので、上記
の80〜100℃まで加熱することによって、この中子
11の素材のエコマティを湯中に溶出させることができ
るが、液晶ポリマーには何の変化も与えることはなく、
図5に示すような内部に移動体10を遊動自在に収納し
た玩具1を製造することができる。
【0026】実施例2 次に図6〜8を参照して、第2の実施例について説明す
る。これは図8に示すように移動体20を回転自在な状
態で内動している製品2を製造する方法であって、次の
工程により製造される。
【0027】(a)第1の工程は、一次成形品の射出成
形用中子21を形成する第一次成形工程であって、この
中子は図6に示すように上下に貫通している貫通孔21
aを形成したもので、この貫通孔の外周を囲むように円
筒状の移動体20を埋設してある構造である。この工程
は、前記実施例1と同様にエコマティを射出して成形す
る一次成形品の射出成形用中子21を成形するものであ
る。この場合の射出成形条件は、前記実施例1と同一で
ある。
【0028】(b)第2の工程は、図7に示すように二
次成形品22を成形する第二次成形工程であって、これ
は射出成形用中子21をキャビティの中にインサート
し、このキャビティ内にエコマティよりも溶融温度の高
い溶融樹脂を射出して、この射出成形用中子がインサー
トされた二次成形品22を成形するものである。このエ
コマティよりも溶融温度の高い溶融樹脂として、液晶ポ
リマーが使用されるのは前記第1実施例と同様である。
二次成形品22を形成する際に液晶ポリマーは射出成形
用中子21の貫通孔21a内にも充填されている。この
場合の射出成形条件は、前記実施例1と同様である。
【0029】(c)第3の工程は溶出工程であって、こ
れは図8に示すようにこの第二次成形工程により成形さ
れた二次成形品22を湯中にて加熱して射出成形用中子
21を湯中に溶出させるものである。そのため、貫通孔
21a内に充填された液晶ポリマーにより二次成形品2
2には柱部22aが一体的に形成され、その結果、円筒
状の移動体20はこの柱部の周囲を回転または移動自在
である。
【0030】実施例3 前記の実施例2では射出成形用中子21は、図6に示す
ように全体が一体的に形成されたものであるが、この実
施例では、図9(A)、(B)に示すように2分割され
た射出成形用中子211,212を形成し、一方の中子
211には、その中心部に貫通孔211aが貫通し、こ
の貫通孔を中心として円形の溝部211bが形成してあ
る。他方の中子212には、一方の中子211の貫通孔
211aに対応する中心位置に貫通孔212aが形成し
てある。したがって、一方の中子211の溝部211b
内に移動体20をセットし、他方の中子212を、貫通
孔211a,212a相互の位置が一致した状態で重ね
ると、図6と同一の状態になる。その後の工程は前記実
施例2の第2,第3の工程と同一工程に入る。
【0031】実施例4 実施例1〜3と同様にして第一次成形工程を行って射出
成形用中子を作成し、第二次成形工程では、液晶ポリマ
ーとしてめっきグレードのものを用いた。そして同様の
工程によって電子部品を成形した後で、その表面に導電
性回路を形成した。
【0032】導電性回路を形成する工程の一例として、
エッチング処理した上で触媒付与処理を行い、その上に
無電解銅めっきし、その上面をレーザを照射するなどし
てパターン加工をする。この加工の後で電解銅めっきを
更に厚付し、回路形成のために、回路とならない不要部
分をエッチング処理して除去する。その後で電解ニッケ
ルめっきを施し、ニッケルを硬化させるための熱処理を
行う。次に表面めっきを施してから、最後に熱処理を施
して内部の水分を除去して導電性回路の工程を終了す
る。この製造方法によって、表面に導電性回路を有する
複雑な内面形状の電子部品が製造できた。
【0033】なお、上記のエコマティの中に、無機系フ
ィラーの補強材としてガラス繊維等からなる粉粒状を分
散させ、これを材料として第一次成形工程を行って射出
成形用中子を作成した。以下の工程については実施例1
と同様であり、必要とする電子部品が製造できる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、移動体を移動自在に抱持して
いる成形品を複数の部分に分割することなく一体として
射出成形によって成形でき、製造コストを大巾に低減
し、接合部を無くすることにより高品質の部品を製造で
きる。特に、射出成形用中子の材料にオキシアルキレン
基含有ポリビニルアルコール系樹脂を用い、部品の材料
に芳香族系ポリエステル液晶ポリマーを用いる場合は、
中子を溶融させることなく部品を一体として成形でき
る。液晶ポリマーの表層には、流動方向への強い配向層
を生じるので、射出成形用中子との離型性に優れている
と共にバリが出にくく、かつ耐熱性に優れているので射
出成形用中子を安全に溶出でき、複雑な内面形状の射出
成形品を精密に製造するのに極めて優れている。
【0035】射出成形用中子を湯中に溶出させるので、
溶出が容易であるばかりでなく、この材料は生分解性が
あるので環境を汚染することなく自然に還元できる点か
ら極めて優れたものである。
【0036】更に、芳香族系ポリエステル液晶ポリマー
としてめっきグレードのものを用いると、電子部品の表
面に導電性回路を形成する場合の熱処理を安全に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における第1の工程によ
って成形された射出成形用中子を示す斜視図である。
【図2】第1実施例の移動体を収納する収納工程を示す
斜視図である。
【図3】第1実施例における第2の工程によって成形さ
れた射出成形用中子がインサートされている二次成形品
を示す斜視図である。
【図4】第1実施例における第3工程である溶出工程を
説明する斜視図である。
【図5】第1実施例により製造された部品を示す斜視図
である。
【図6】第2実施例における第1の工程によって成形さ
れた射出成形用中子を示す斜視図である。
【図7】第2実施例における第2の工程によって成形さ
れた射出成形用中子がインサートされている二次成形品
を示す斜視図である。
【図8】第2実施例により製造された部品を示す斜視図
である。
【図9】第3の実施例における第1の工程によって成形
された射出成形用中子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 部品(玩具) 10 移動体 11 射出成形用中子 11a 中空部を形成する凹部 12 二次成形品 2 部品 20 移動体 21 射出成形用中子 21a 貫通孔 22 二次成形品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部を有し複数の部品に分割して形成
    してある中子をオキシアルキレン基含有ポリビニルアル
    コール系樹脂を射出して成形する射出成形用中子を形成
    する第一次成形工程と、 上記射出成形用中子の中空部内に移動体を収納しこの中
    子を合体させる収納工程と、 上記移動体を収納した上記射出成形用中子をキャビティ
    の中にインサートし、上記キャビティ内に上記オキシア
    ルキレン基含有ポリビニルアルコール系樹脂よりも溶融
    温度の高い溶融樹脂を射出して、上記射出成形用中子が
    インサートされた二次成形品を成形する第二次成形工程
    と、 上記の第二次成形工程により成形された二次成形品を湯
    中にて加熱して上記射出成形用中子を湯中に溶出させる
    溶出工程とを含む移動体を抱持する部品の製法。
  2. 【請求項2】 中空軸部を形成しこの中空軸部の外周を
    囲むように移動体を埋設してある構造の中子をオキシア
    ルキレン基含有ポリビニルアルコール系樹脂を射出して
    成形する一次成形品の射出成形用中子を形成する第一次
    成形工程と、 上記射出成形用中子をキャビティの中にインサートし、
    上記キャビティ内に上記オキシアルキレン基含有ポリビ
    ニルアルコール系樹脂よりも溶融温度の高い溶融樹脂を
    射出して、上記射出成形用中子がインサートされた二次
    成形品を成形する第二次成形工程と、 上記の第二次成形工程により成形された二次成形品を湯
    中にて加熱して上記射出成形用中子を湯中に溶出させる
    溶出工程とを含む移動体を抱持する部品の製法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記二次成
    形品の樹脂は芳香族系ポリエステル液晶ポリマーである
    ことを特徴とする移動体を抱持する部品の製法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、上記二次成
    形品の樹脂は芳香族系ポリエステル液晶ポリマーとして
    めっきグレードのものを用い、上記溶出後に、その表面
    に導電性回路を成形することを特徴とする移動体を抱持
    する部品の製法。
JP35661996A 1996-12-27 1996-12-27 移動体を抱持する部品の製法 Expired - Fee Related JP3787201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35661996A JP3787201B2 (ja) 1996-12-27 1996-12-27 移動体を抱持する部品の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35661996A JP3787201B2 (ja) 1996-12-27 1996-12-27 移動体を抱持する部品の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10193385A true JPH10193385A (ja) 1998-07-28
JP3787201B2 JP3787201B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=18449936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35661996A Expired - Fee Related JP3787201B2 (ja) 1996-12-27 1996-12-27 移動体を抱持する部品の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3787201B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049575A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Matsushita Electric Works Ltd 立体回路板の製造方法及び立体回路板
JP2019505010A (ja) * 2015-11-11 2019-02-21 ワンフォーカス ビジョン, インコーポレイテッド キャビティを有する遠近調節型レンズ
US11982880B2 (en) 2016-11-11 2024-05-14 Onefocus Vision, Inc. Accommodating cavity lens shaped with photocleavable insert

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049575A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Matsushita Electric Works Ltd 立体回路板の製造方法及び立体回路板
JP2019505010A (ja) * 2015-11-11 2019-02-21 ワンフォーカス ビジョン, インコーポレイテッド キャビティを有する遠近調節型レンズ
US12174463B2 (en) 2015-11-11 2024-12-24 Onefocus Vision, Inc. Accommodating lens with cavity
US11982880B2 (en) 2016-11-11 2024-05-14 Onefocus Vision, Inc. Accommodating cavity lens shaped with photocleavable insert

Also Published As

Publication number Publication date
JP3787201B2 (ja) 2006-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0712111B2 (ja) 電気回路埋設方法及びプラスチック製品
KR20030045137A (ko) 조립물체의 몰딩과 조립을 위한 절차와 기계장치
JPH10193385A (ja) 移動体を抱持する部品の製法
CN1185089C (zh) 注塑方法
JP3994683B2 (ja) メモリーカードの製造方法
CN101530919A (zh) 金属射出成型品及其制造方法
JP3730738B2 (ja) 電子部品の製造方法
JPH11145583A (ja) 成形回路部品の製造方法
JPH10180799A (ja) 電子部品などの製造方法およびこの方法によって製造された電子部品
JPH10175223A (ja) 電子部品などの製造方法およびこの方法によって製造された電子部品
JP2000071291A (ja) 誘電体レンズの製造方法
JP2001062925A (ja) 成形品及びその製造方法
JPH10193386A (ja) 電子部品などの製造方法およびこの方法によって製造された電子部品
JP3371206B2 (ja) モールド樹脂による端子の基板への接続固定方法及び接続固定構造
JPH041011A (ja) 樹脂成形品の製造方法
JPH10193387A (ja) 電子部品などの製造方法およびこの方法によって製造された電子部品
JP2006192836A (ja) インサート成形品の製造方法
JP2835974B2 (ja) 厚肉補強部付中空成形体及びその製造方法
JPH10180800A (ja) 電子部品などの製造方法およびこの方法によって製造された電子部品
JP2931254B2 (ja) 回動可能な連結部を有するプラスチック射出成形品の製造方法
CN102427926B (zh) 注射成形方法
JP3388429B2 (ja) 成形品内における部材の導電パターンへの金属板接続方法
JPH04246518A (ja) フィルター部を有する筒状体の製造方法
JPH06104565A (ja) プリント回路基板の製造方法
JPH0847939A (ja) 回路成形品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060324

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees