JPH10193945A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
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- JPH10193945A JPH10193945A JP210697A JP210697A JPH10193945A JP H10193945 A JPH10193945 A JP H10193945A JP 210697 A JP210697 A JP 210697A JP 210697 A JP210697 A JP 210697A JP H10193945 A JPH10193945 A JP H10193945A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数の増加および組付工数の増加による
製品価格の増加を招くことなく、冷風バイパスドア26
により冷風バイパス通路25を開けない側の乗員の空調
フィーリングの低下を抑えることが可能な車両用空気調
和装置1を提供する。 【解決手段】 冷風バイパスドア26が動いた時に、第
1日射センサ54で検出したドライバー側の日射量と第
2日射センサ55で検出したパッセンジャー側の日射量
とを比較して、日射量の大きい方の乗員側が冷風バイパ
スドア26を動かしたと推測して、その動かした側と反
対側の乗員側の吹き出される空気の目標吹出温度を冷風
バイパスドア26の開度に応じて補正するようにした。
これにより、冷風バイパスドア26を動かさない側の乗
員の不快感が抑えられる。
製品価格の増加を招くことなく、冷風バイパスドア26
により冷風バイパス通路25を開けない側の乗員の空調
フィーリングの低下を抑えることが可能な車両用空気調
和装置1を提供する。 【解決手段】 冷風バイパスドア26が動いた時に、第
1日射センサ54で検出したドライバー側の日射量と第
2日射センサ55で検出したパッセンジャー側の日射量
とを比較して、日射量の大きい方の乗員側が冷風バイパ
スドア26を動かしたと推測して、その動かした側と反
対側の乗員側の吹き出される空気の目標吹出温度を冷風
バイパスドア26の開度に応じて補正するようにした。
これにより、冷風バイパスドア26を動かさない側の乗
員の不快感が抑えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の第1の乗員
側とこの第1の乗員と異なる第2の乗員側との温度調節
を互いに独立して行うことが可能な車両用空気調和装置
に関するものである。
側とこの第1の乗員と異なる第2の乗員側との温度調節
を互いに独立して行うことが可能な車両用空気調和装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の前席右側の乗員(以下
ドライバーと言う)と車両の前席左側の乗員(以下パッ
センジャーと言う)との温度調節を互いに独立して行う
ことが可能な車両用空気調和装置が知られている。この
ような車両用空気調和装置において、ドライバー側、パ
ッセンジャー側フェイス吹出口にそれぞれ空気を送るド
ライバー側、パッセンジャー側フェイス通風路に、エバ
ポレータで冷却された空気をヒータコアやエアミックス
ドア等の温度調節手段を迂回させて直接誘導する冷風バ
イパス通路を接続することが考えられる。
ドライバーと言う)と車両の前席左側の乗員(以下パッ
センジャーと言う)との温度調節を互いに独立して行う
ことが可能な車両用空気調和装置が知られている。この
ような車両用空気調和装置において、ドライバー側、パ
ッセンジャー側フェイス吹出口にそれぞれ空気を送るド
ライバー側、パッセンジャー側フェイス通風路に、エバ
ポレータで冷却された空気をヒータコアやエアミックス
ドア等の温度調節手段を迂回させて直接誘導する冷風バ
イパス通路を接続することが考えられる。
【0003】そして、例えばドライバー側に日射が当た
っておらず、パッセンジャー側に日射が当たっている時
に、パッセンジャーがレバーやスイッチ等の手動操作手
段を操作することにより冷風バイパスドアを動かしてエ
バポレータで冷却された空気を直接パッセンジャー側フ
ェイス吹出口から吹き出させることにより、パッセンジ
ャーが冷房感を得ることができる。
っておらず、パッセンジャー側に日射が当たっている時
に、パッセンジャーがレバーやスイッチ等の手動操作手
段を操作することにより冷風バイパスドアを動かしてエ
バポレータで冷却された空気を直接パッセンジャー側フ
ェイス吹出口から吹き出させることにより、パッセンジ
ャーが冷房感を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な車両用空気調和装置においては、日射が当たっていな
いドライバー側フェイス吹出口からもパッセンジャー側
と同様に、エバポレータで冷却された空気が直接吹き出
されるので、ドライバーが寒さを感じることによりドラ
イバーの空調フィーリングが低下するという問題が生じ
ている。
な車両用空気調和装置においては、日射が当たっていな
いドライバー側フェイス吹出口からもパッセンジャー側
と同様に、エバポレータで冷却された空気が直接吹き出
されるので、ドライバーが寒さを感じることによりドラ
イバーの空調フィーリングが低下するという問題が生じ
ている。
【0005】そこで、上記の問題を解決するために、冷
風バイパスドアを操作する手動操作手段をドライバー側
とパッセンジャー側とにそれぞれ設置し、冷風バイパス
通路とドライバー側、パッセンジャー側フェイス通風路
との間に1個または2個の開閉ドアを設けることによ
り、冷風バイパスドアを操作して動かした側のみにエバ
ポレータで冷却された空気を直接導くようにすることが
考えられる。ところが、手動操作手段が複数個必要とな
り、開閉ドアを追加する必要があるので、部品点数の増
加および組付工数の増加により製品価格を増加させてし
まうという問題が生じる。
風バイパスドアを操作する手動操作手段をドライバー側
とパッセンジャー側とにそれぞれ設置し、冷風バイパス
通路とドライバー側、パッセンジャー側フェイス通風路
との間に1個または2個の開閉ドアを設けることによ
り、冷風バイパスドアを操作して動かした側のみにエバ
ポレータで冷却された空気を直接導くようにすることが
考えられる。ところが、手動操作手段が複数個必要とな
り、開閉ドアを追加する必要があるので、部品点数の増
加および組付工数の増加により製品価格を増加させてし
まうという問題が生じる。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、部品点数の増加および
組付工数の増加による製品価格の増加を招くことなく、
バイパスドアを動かさない側の乗員の空調フィーリング
の低下を抑えることが可能な車両用空気調和装置を提供
することにある。
組付工数の増加による製品価格の増加を招くことなく、
バイパスドアを動かさない側の乗員の空調フィーリング
の低下を抑えることが可能な車両用空気調和装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、ドア開度検出手段で検出するバイパスドアの開
度が変化した時に、第1空気通路または第2空気通路か
ら車室内に吹き出される空気の吹出温度を補正すること
により、バイパスドアを動かさない側の乗員の空調フィ
ーリングの低下を抑えることができる。
よれば、ドア開度検出手段で検出するバイパスドアの開
度が変化した時に、第1空気通路または第2空気通路か
ら車室内に吹き出される空気の吹出温度を補正すること
により、バイパスドアを動かさない側の乗員の空調フィ
ーリングの低下を抑えることができる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、ドア開度
検出手段で検出するバイパスドアの開度が変化した時
に、第1空気通路および第2空気通路の両方から車室内
に吹き出される空気の吹出温度を、ドア開度検出手段で
検出したバイパスドアの開度の増大に応じて上昇させる
ことにより、バイパスドアを動かさない側の乗員の空調
フィーリングの低下を抑えることができる。
検出手段で検出するバイパスドアの開度が変化した時
に、第1空気通路および第2空気通路の両方から車室内
に吹き出される空気の吹出温度を、ドア開度検出手段で
検出したバイパスドアの開度の増大に応じて上昇させる
ことにより、バイパスドアを動かさない側の乗員の空調
フィーリングの低下を抑えることができる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、ドア開度
検出手段で検出するバイパスドアの開度が変化した時
に、第1日射検出手段で検出した第1の乗員側の日射量
と第2日射検出手段で検出した第2の乗員側の日射量と
を比較して、日射量の大きい側の乗員がバイパスドアを
操作して動かしたと推測して、その動かした側と逆の乗
員側に吹き出される空気の吹出温度を、ドア開度検出手
段で検出したバイパスドアの開度の増大に応じて上昇さ
せることにより、バイパスドアを動かした側の乗員に向
けて比較的に低温の空気が吹き出され、バイパスドアを
動かさない側の乗員に向けて比較的に高温の空気が吹き
出される。したがって、バイパスドアを動かさない側の
乗員の空調フィーリングの低下を抑えることができる。
検出手段で検出するバイパスドアの開度が変化した時
に、第1日射検出手段で検出した第1の乗員側の日射量
と第2日射検出手段で検出した第2の乗員側の日射量と
を比較して、日射量の大きい側の乗員がバイパスドアを
操作して動かしたと推測して、その動かした側と逆の乗
員側に吹き出される空気の吹出温度を、ドア開度検出手
段で検出したバイパスドアの開度の増大に応じて上昇さ
せることにより、バイパスドアを動かした側の乗員に向
けて比較的に低温の空気が吹き出され、バイパスドアを
動かさない側の乗員に向けて比較的に高温の空気が吹き
出される。したがって、バイパスドアを動かさない側の
乗員の空調フィーリングの低下を抑えることができる。
【0010】
〔第1実施例の構成〕図1ないし図5は本発明を適用し
た第1実施形態を示したもので、図1は車両用空気調和
装置の全体構成を示した図で、図2は車両のインストル
メントパネルを示した図である。
た第1実施形態を示したもので、図1は車両用空気調和
装置の全体構成を示した図で、図2は車両のインストル
メントパネルを示した図である。
【0011】本実施形態の車両用空気調和装置1は、車
両の前席右(運転席)側の乗員(第1の乗員:以下ドラ
イバーと言う)と車両の前席左(助手席)側の乗員(第
2の乗員:以下パッセンジャーと言う)との温度調節を
互いに独立して行うことが可能なカーエアコンである。
両の前席右(運転席)側の乗員(第1の乗員:以下ドラ
イバーと言う)と車両の前席左(助手席)側の乗員(第
2の乗員:以下パッセンジャーと言う)との温度調節を
互いに独立して行うことが可能なカーエアコンである。
【0012】その車両用空気調和装置1は、車両の車室
内の前方に配置された空調ダクト2を備えている。この
空調ダクト2の上流側には、内外気切替ドア3および送
風機4とが設けられている。内外気切替ドア3は、車室
内の空気(内気)を吸い込む内気吸込口3aと、車室外
の空気(外気)を吸い込む外気吸込口3bとの開度を変
更する吸込口切替手段である。送風機4は、空調ダクト
2内において車室内に向かう空気流を発生させる送風手
段である。
内の前方に配置された空調ダクト2を備えている。この
空調ダクト2の上流側には、内外気切替ドア3および送
風機4とが設けられている。内外気切替ドア3は、車室
内の空気(内気)を吸い込む内気吸込口3aと、車室外
の空気(外気)を吸い込む外気吸込口3bとの開度を変
更する吸込口切替手段である。送風機4は、空調ダクト
2内において車室内に向かう空気流を発生させる送風手
段である。
【0013】空調ダクト2の中央部には、空調ダクト2
内を通過する空気を冷却する冷凍サイクルのエバポレー
タ(空気冷却手段)5が、空調ダクト2の全面に渡って
設けられている。また、そのエバポレータ5の下流側に
は、仕切り板6により区画された第1空気通路7および
第2空気通路8を通過する空気を加熱するエンジンの冷
却水を熱源としたヒータコア(空気加熱手段)9が仕切
り板6を貫通して設けられている。
内を通過する空気を冷却する冷凍サイクルのエバポレー
タ(空気冷却手段)5が、空調ダクト2の全面に渡って
設けられている。また、そのエバポレータ5の下流側に
は、仕切り板6により区画された第1空気通路7および
第2空気通路8を通過する空気を加熱するエンジンの冷
却水を熱源としたヒータコア(空気加熱手段)9が仕切
り板6を貫通して設けられている。
【0014】そして、ヒータコア9の下流側には、車両
の車室内のドライバー側とパッセンジャー側との温度調
節を互いに独立して行うドライバー側、パッセンジャー
側吹出温度調節手段(第1、第2温度調節手段)が設け
られている。ドライバー側、パッセンジャー側吹出温度
調節手段としては、ヒータコア9を通過する空気量とヒ
ータコア9を迂回する空気量とを調節するドライバー
側、パッセンジャー側エアミックスドア11、12が利
用され、ドライバー側、パッセンジャー側エアミックス
ドア11、12には本例では板状ドアが使用されてい
る。
の車室内のドライバー側とパッセンジャー側との温度調
節を互いに独立して行うドライバー側、パッセンジャー
側吹出温度調節手段(第1、第2温度調節手段)が設け
られている。ドライバー側、パッセンジャー側吹出温度
調節手段としては、ヒータコア9を通過する空気量とヒ
ータコア9を迂回する空気量とを調節するドライバー
側、パッセンジャー側エアミックスドア11、12が利
用され、ドライバー側、パッセンジャー側エアミックス
ドア11、12には本例では板状ドアが使用されてい
る。
【0015】そして、ドライバー側、パッセンジャー側
エアミックスドア11、12は、アクチュエータ13、
14により駆動されてドライバー側、パッセンジャー側
に向けて吹き出す空気の吹出温度を調節する。なお、ア
クチュエータ13、14は、後記するマイクロコンピュ
ータ30により通電制御される。ここで、ヒータコア9
のドライバー側熱交換部(第1空気加熱手段)およびド
ライバー側エアミックスドア11により本発明の第1温
度可変手段が構成される。また、ヒータコア9のパッセ
ンジャー側熱交換部(第2空気加熱手段)およびパッセ
ンジャー側エアミックスドア12により本発明の第2温
度可変手段が構成される。
エアミックスドア11、12は、アクチュエータ13、
14により駆動されてドライバー側、パッセンジャー側
に向けて吹き出す空気の吹出温度を調節する。なお、ア
クチュエータ13、14は、後記するマイクロコンピュ
ータ30により通電制御される。ここで、ヒータコア9
のドライバー側熱交換部(第1空気加熱手段)およびド
ライバー側エアミックスドア11により本発明の第1温
度可変手段が構成される。また、ヒータコア9のパッセ
ンジャー側熱交換部(第2空気加熱手段)およびパッセ
ンジャー側エアミックスドア12により本発明の第2温
度可変手段が構成される。
【0016】第1空気通路7は、ドライバー側の空調空
間に向けて空気を吹き出す通風路である。第1空気通路
7の下流側では、ドライバーの頭胸部に向けて主に冷風
を吹き出すドライバー側フェイス(FACE)吹出口
(本発明の第1吹出口に相当する)15、およびドライ
バーの足元部に向けて主に温風を吹き出すドライバー側
フット(FOOT)吹出口(本発明の第1吹出口に相当
する)16が開口している。
間に向けて空気を吹き出す通風路である。第1空気通路
7の下流側では、ドライバーの頭胸部に向けて主に冷風
を吹き出すドライバー側フェイス(FACE)吹出口
(本発明の第1吹出口に相当する)15、およびドライ
バーの足元部に向けて主に温風を吹き出すドライバー側
フット(FOOT)吹出口(本発明の第1吹出口に相当
する)16が開口している。
【0017】第2空気通路8は、パッセンジャー側の空
調空間に向けて空気を吹き出す通風路である。第2空気
通路8の下流側では、パッセンジャーの頭胸部に向けて
主に冷風を吹き出すパッセンジャー側フェイス(FAC
E)吹出口(本発明の第2吹出口に相当する)17、お
よびパッセンジャーの足元部に向けて主に温風を吹き出
すパッセンジャー側フット(FOOT)吹出口(本発明
の第2吹出口に相当する)18が開口している。
調空間に向けて空気を吹き出す通風路である。第2空気
通路8の下流側では、パッセンジャーの頭胸部に向けて
主に冷風を吹き出すパッセンジャー側フェイス(FAC
E)吹出口(本発明の第2吹出口に相当する)17、お
よびパッセンジャーの足元部に向けて主に温風を吹き出
すパッセンジャー側フット(FOOT)吹出口(本発明
の第2吹出口に相当する)18が開口している。
【0018】そして、第1、第2空気通路7、8内に
は、車室内のドライバー側とパッセンジャー側との吹出
口モードの設定を互いに独立して行うドライバー側、パ
ッセンジャー側吹出口切替手段が設けられている。ドラ
イバー側、パッセンジャー側吹出口切替手段としては、
ドライバー側、パッセンジャー側吹出口切替ドア21、
22が利用され、ドライバー側、パッセンジャー側吹出
口切替ドア21、22には本例では板状ドアが使用され
ている。
は、車室内のドライバー側とパッセンジャー側との吹出
口モードの設定を互いに独立して行うドライバー側、パ
ッセンジャー側吹出口切替手段が設けられている。ドラ
イバー側、パッセンジャー側吹出口切替手段としては、
ドライバー側、パッセンジャー側吹出口切替ドア21、
22が利用され、ドライバー側、パッセンジャー側吹出
口切替ドア21、22には本例では板状ドアが使用され
ている。
【0019】そして、ドライバー側、パッセンジャー側
吹出口切替ドア21、22は、吹出口切替アクチュエー
タ23、24により駆動されてドライバー側、パッセン
ジャー側の吹出口モードをそれぞれ切り替える。なお、
吹出口切替アクチュエータ23、24は、マイクロコン
ピュータ30により通電制御される。ここで、ドライバ
ー側、パッセンジャー側の吹出口モードとしては、フェ
イス(FACE)モード、バイレベル(B/L)モー
ド、フット(FOOT)モード等がある。
吹出口切替ドア21、22は、吹出口切替アクチュエー
タ23、24により駆動されてドライバー側、パッセン
ジャー側の吹出口モードをそれぞれ切り替える。なお、
吹出口切替アクチュエータ23、24は、マイクロコン
ピュータ30により通電制御される。ここで、ドライバ
ー側、パッセンジャー側の吹出口モードとしては、フェ
イス(FACE)モード、バイレベル(B/L)モー
ド、フット(FOOT)モード等がある。
【0020】さらに、空調ダクト2は、エバポレータ5
の手前の冷風、あるいはエバポレータ5を通過した冷風
を、ヒータコア9をバイパスして直接第1、第2空気通
路7、8の下流部に導くための冷風バイパス通路25を
備える。この冷風バイパス通路25の上流には、冷風バ
イパス通路25の開閉を行う冷風バイパスドア26が設
けられている。
の手前の冷風、あるいはエバポレータ5を通過した冷風
を、ヒータコア9をバイパスして直接第1、第2空気通
路7、8の下流部に導くための冷風バイパス通路25を
備える。この冷風バイパス通路25の上流には、冷風バ
イパス通路25の開閉を行う冷風バイパスドア26が設
けられている。
【0021】この冷風バイパスドア26は、インストル
メントパネル27のドライバー側、パッセンジャー側F
ACE吹出口15、17間に設けられた手動操作スイッ
チ(手動操作手段)28にリンク機構等を介して連結さ
れ、ドライバーまたはパッセンジャーの操作による手動
操作スイッチ28の操作量に応じて冷風バイパス通路2
5の開度調節を行う。
メントパネル27のドライバー側、パッセンジャー側F
ACE吹出口15、17間に設けられた手動操作スイッ
チ(手動操作手段)28にリンク機構等を介して連結さ
れ、ドライバーまたはパッセンジャーの操作による手動
操作スイッチ28の操作量に応じて冷風バイパス通路2
5の開度調節を行う。
【0022】マイクロコンピュータ30は、本発明の吹
出温度制御手段であって、ROM、RAM、CPUを含
み、水晶振動子29を伴って演算処理の基準クロックパ
ルスを生じるタイミング回路を備えた1チップのLSI
(大規模集積回路)からなる。そして、マイクロコンピ
ュータ30は、各種の入力信号と記憶された制御プログ
ラムによって各種アクチュエータ13、14、23、2
4をドア駆動回路31〜34を介して通電制御すること
により、車室内の空調状態を制御する。ドア駆動回路3
1〜34は、マイクロコンピュータ30からの信号によ
りそれぞれアクチュエータ13、14および吹出口切替
アクチュエータ23、24の停止位置を指令する信号を
生ずる。
出温度制御手段であって、ROM、RAM、CPUを含
み、水晶振動子29を伴って演算処理の基準クロックパ
ルスを生じるタイミング回路を備えた1チップのLSI
(大規模集積回路)からなる。そして、マイクロコンピ
ュータ30は、各種の入力信号と記憶された制御プログ
ラムによって各種アクチュエータ13、14、23、2
4をドア駆動回路31〜34を介して通電制御すること
により、車室内の空調状態を制御する。ドア駆動回路3
1〜34は、マイクロコンピュータ30からの信号によ
りそれぞれアクチュエータ13、14および吹出口切替
アクチュエータ23、24の停止位置を指令する信号を
生ずる。
【0023】そして、マイクロコンピュータ30の入力
部には、図1および図2に示したように、オートスイッ
チ41と、エアコンスイッチ42と、オフスイッチ(図
示せず)と、風量設定スイッチ(風量設定手段)43
と、ドライバー側、パッセンジャー側マニュアルモード
スイッチ(ドライバー側、パッセンジャー側吹出口設定
手段)44、45と、ドライバー側、パッセンジャー側
温度設定スイッチ(ドライバー側、パッセンジャー側温
度設定手段)46、47とが接続されている。これらの
各スイッチ41〜47は、車両の車室内前面に設置され
たインストルメントパネル27のエアコン操作パネル4
0、あるいはリモートコントローラ(図示せず)等に設
置されている。
部には、図1および図2に示したように、オートスイッ
チ41と、エアコンスイッチ42と、オフスイッチ(図
示せず)と、風量設定スイッチ(風量設定手段)43
と、ドライバー側、パッセンジャー側マニュアルモード
スイッチ(ドライバー側、パッセンジャー側吹出口設定
手段)44、45と、ドライバー側、パッセンジャー側
温度設定スイッチ(ドライバー側、パッセンジャー側温
度設定手段)46、47とが接続されている。これらの
各スイッチ41〜47は、車両の車室内前面に設置され
たインストルメントパネル27のエアコン操作パネル4
0、あるいはリモートコントローラ(図示せず)等に設
置されている。
【0024】さらに、マイクロコンピュータ30の入力
部および出力部には、A/D変換器50が接続されてい
る。このA/D変換器50には、ドア開度センサ51
と、内気温センサ(内気温検出手段)52と、外気温セ
ンサ(外気温検出手段)53と、第1、第2日射センサ
54、55と、エバ出口温センサ(エバ後温度検出手
段)56と、水温センサ(水温検出手段)57とが接続
されている。
部および出力部には、A/D変換器50が接続されてい
る。このA/D変換器50には、ドア開度センサ51
と、内気温センサ(内気温検出手段)52と、外気温セ
ンサ(外気温検出手段)53と、第1、第2日射センサ
54、55と、エバ出口温センサ(エバ後温度検出手
段)56と、水温センサ(水温検出手段)57とが接続
されている。
【0025】ドア開度センサ51は、本発明のドア開度
検出手段であって、冷風バイパスドア26による冷風バ
イパス通路25の開度(0%〜100%)を検出するポ
テンショメータで、その検出値に応じた信号をA/D変
換器50を介してマイクロコンピュータ30に送る。
検出手段であって、冷風バイパスドア26による冷風バ
イパス通路25の開度(0%〜100%)を検出するポ
テンショメータで、その検出値に応じた信号をA/D変
換器50を介してマイクロコンピュータ30に送る。
【0026】また、第1日射センサ54は、本発明の第
1日射検出手段であって、ドライバー側の日射量を検出
して、その検出値に応じた信号をA/D変換器50を介
してマイクロコンピュータ30に送る。第2日射センサ
55は、本発明の第2日射検出手段であって、パッセン
ジャー側の日射量を検出して、その検出値に応じた信号
をA/D変換器50を介してマイクロコンピュータ30
に送る。
1日射検出手段であって、ドライバー側の日射量を検出
して、その検出値に応じた信号をA/D変換器50を介
してマイクロコンピュータ30に送る。第2日射センサ
55は、本発明の第2日射検出手段であって、パッセン
ジャー側の日射量を検出して、その検出値に応じた信号
をA/D変換器50を介してマイクロコンピュータ30
に送る。
【0027】〔第1実施形態の作用〕次に、本実施形態
のマイクロコンピュータ30による空調制御を、図1な
いし図5に基づいて説明する。ここで、図3ないし図5
はマイクロコンピュータ30の制御プログラムの一例を
示したフローチャートである。
のマイクロコンピュータ30による空調制御を、図1な
いし図5に基づいて説明する。ここで、図3ないし図5
はマイクロコンピュータ30の制御プログラムの一例を
示したフローチャートである。
【0028】初めに、初期設定を行う(ステップS
1)。続いて、オートスイッチ41や各種センサ52〜
57からの入力信号を読み込む(ステップS2)。続い
て、第1空気通路7からドライバー側に吹き出される空
気のドライバー側の目標吹出温度TAO1、および第2
空気通路8からパッセンジャー側に吹き出される空気の
パッセンジャー側の目標吹出温度TAO2を下記の数1
の式および数2の式に基づいて算出する(ステップS
3)。
1)。続いて、オートスイッチ41や各種センサ52〜
57からの入力信号を読み込む(ステップS2)。続い
て、第1空気通路7からドライバー側に吹き出される空
気のドライバー側の目標吹出温度TAO1、および第2
空気通路8からパッセンジャー側に吹き出される空気の
パッセンジャー側の目標吹出温度TAO2を下記の数1
の式および数2の式に基づいて算出する(ステップS
3)。
【0029】
【数1】TAO1=Kset1・Tset1−Kr ・Tr −Kam
・Tam−Ks1・Ts1+C1 ここで、Tset1はドライバー側温度設定スイッチ46の
ドライバー側の設定温度、Tr は内気温センサ52の内
気温、Tamは外気温センサ53の外気温、Ts1は第1日
射センサ54の日射量、Kset1は温度設定ゲイン、Kr
は内気温ゲイン、Kamは外気温ゲイン、Ks1は日射ゲイ
ン、C1 は補正定数である。
・Tam−Ks1・Ts1+C1 ここで、Tset1はドライバー側温度設定スイッチ46の
ドライバー側の設定温度、Tr は内気温センサ52の内
気温、Tamは外気温センサ53の外気温、Ts1は第1日
射センサ54の日射量、Kset1は温度設定ゲイン、Kr
は内気温ゲイン、Kamは外気温ゲイン、Ks1は日射ゲイ
ン、C1 は補正定数である。
【0030】
【数2】TAO2=Kset2・Tset2−Kr ・Tr −Kam
・Tam−Ks2・Ts2+C2 ここで、Tset2はパッセンジャー側温度設定スイッチ4
7のドライバー側の設定温度、Tr は内気温センサ52
の内気温、Tamは外気温センサ53の外気温、Ts2は第
2日射センサ55の日射量、Kset2は温度設定ゲイン、
Kr は内気温ゲイン、Kamは外気温ゲイン、Ks2は日射
ゲイン、C2 は補正定数である。
・Tam−Ks2・Ts2+C2 ここで、Tset2はパッセンジャー側温度設定スイッチ4
7のドライバー側の設定温度、Tr は内気温センサ52
の内気温、Tamは外気温センサ53の外気温、Ts2は第
2日射センサ55の日射量、Kset2は温度設定ゲイン、
Kr は内気温ゲイン、Kamは外気温ゲイン、Ks2は日射
ゲイン、C2 は補正定数である。
【0031】続いて、第1日射センサ54の日射量Ts1
と第2日射センサ55の日射量Ts2との差が所定の日射
量差ΔTs 以内であるか否かを判断する(日射量判定手
段:ステップS4)。この判断結果がYESの場合に
は、ドライバー側の日射量とパッセンジャー側の日射量
との差は大きくないので吹出温度補正を行わない。そし
て、ドライバー側の目標吹出温度TAO1をTAODr
として読み込み、パッセンジャー側の目標吹出温度TA
O2をTAOPaとして読み込む(ステップS5)。そ
の後に、ステップS11の処理に移行する。
と第2日射センサ55の日射量Ts2との差が所定の日射
量差ΔTs 以内であるか否かを判断する(日射量判定手
段:ステップS4)。この判断結果がYESの場合に
は、ドライバー側の日射量とパッセンジャー側の日射量
との差は大きくないので吹出温度補正を行わない。そし
て、ドライバー側の目標吹出温度TAO1をTAODr
として読み込み、パッセンジャー側の目標吹出温度TA
O2をTAOPaとして読み込む(ステップS5)。そ
の後に、ステップS11の処理に移行する。
【0032】また、ステップS4の判断結果がNOの場
合には、第1日射センサ54の日射量Ts1の方が第2日
射センサ55の日射量Ts2と所定の日射量差ΔTs との
和よりも大きい(YES)か、あるいは第2日射センサ
55の日射量Ts2の方が第1日射センサ54の日射量T
s1と所定の日射量差ΔTs との和よりも大きい(NO)
かを判断する(ステップS6)。
合には、第1日射センサ54の日射量Ts1の方が第2日
射センサ55の日射量Ts2と所定の日射量差ΔTs との
和よりも大きい(YES)か、あるいは第2日射センサ
55の日射量Ts2の方が第1日射センサ54の日射量T
s1と所定の日射量差ΔTs との和よりも大きい(NO)
かを判断する(ステップS6)。
【0033】このステップS6の判断結果がYESの場
合には、ドライバー側の日射量がパッセンジャー側の日
射量より大きいので、ドライバーが冷風バイパスドア2
6を動かす手動操作スイッチ28を操作したと判定す
る。そして、冷風バイパスドア26を手動操作したドラ
イバーに対して反対側のパッセンジャー側の吹出温度を
高めに補正するため、ドライバー側の目標吹出温度TA
O1をTAODrとして読み込み、パッセンジャー側の
目標吹出温度TAO2を下記の数3の式に応じてTAO
Paとして読み込む(吹出温度補正手段:ステップS
7)。
合には、ドライバー側の日射量がパッセンジャー側の日
射量より大きいので、ドライバーが冷風バイパスドア2
6を動かす手動操作スイッチ28を操作したと判定す
る。そして、冷風バイパスドア26を手動操作したドラ
イバーに対して反対側のパッセンジャー側の吹出温度を
高めに補正するため、ドライバー側の目標吹出温度TA
O1をTAODrとして読み込み、パッセンジャー側の
目標吹出温度TAO2を下記の数3の式に応じてTAO
Paとして読み込む(吹出温度補正手段:ステップS
7)。
【0034】
【数3】TAOPa=TAO2+αPa ここで、αPaはパッセンジャー側の目標吹出温度の補
正量である。
正量である。
【0035】続いて、図4のフローチャートに基づいて
上記の補正量αPaを算出する(ステップS8)。図4
のフローチャートでは、先ずドア開度センサ51で検出
した冷風バイパス開度を読み込む(ドア開度検出手段:
ステップS21)。続いて、図中の特性図(図4の実
線)に基づいて冷風バイパス開度に応じた補正量αPa
(例えば0℃〜2℃)を算出する(補正量算出手段:ス
テップS22)。その後に、ステップS11の処理に移
行する。
上記の補正量αPaを算出する(ステップS8)。図4
のフローチャートでは、先ずドア開度センサ51で検出
した冷風バイパス開度を読み込む(ドア開度検出手段:
ステップS21)。続いて、図中の特性図(図4の実
線)に基づいて冷風バイパス開度に応じた補正量αPa
(例えば0℃〜2℃)を算出する(補正量算出手段:ス
テップS22)。その後に、ステップS11の処理に移
行する。
【0036】また、ステップS6の判断結果がNOの場
合には、パッセンジャー側の日射量がドライバー側の日
射量より大きいので、パッセンジャーが冷風バイパスド
ア26を動かす手動操作スイッチ28を操作したと判定
する。そして、冷風バイパスドア26を手動操作したパ
ッセンジャーに対して反対側のドライバー側の吹出温度
を高めに補正するため、パッセンジャー側の目標吹出温
度TAO2をTAOPaとして読み込み、ドライバー側
の目標吹出温度TAO1を下記の数4の式に応じてTA
ODrとして読み込む(吹出温度補正手段:ステップS
9)。
合には、パッセンジャー側の日射量がドライバー側の日
射量より大きいので、パッセンジャーが冷風バイパスド
ア26を動かす手動操作スイッチ28を操作したと判定
する。そして、冷風バイパスドア26を手動操作したパ
ッセンジャーに対して反対側のドライバー側の吹出温度
を高めに補正するため、パッセンジャー側の目標吹出温
度TAO2をTAOPaとして読み込み、ドライバー側
の目標吹出温度TAO1を下記の数4の式に応じてTA
ODrとして読み込む(吹出温度補正手段:ステップS
9)。
【0037】
【数4】TAODr=TAO1+αDr ここで、αDrはドライバー側の目標吹出温度の補正量
である。
である。
【0038】続いて、図5のフローチャートに基づいて
上記の補正量αDrを算出する(ステップ10)。図5
のフローチャートでは、先ずドア開度センサ51で検出
した冷風バイパス開度を読み込む(ドア開度検出手段:
ステップS31)。続いて、図中の特性図(図5の実
線)に基づいて冷風バイパス開度に応じた補正量αDr
(例えば0℃〜2℃)を算出する(補正量算出手段:ス
テップS32)。
上記の補正量αDrを算出する(ステップ10)。図5
のフローチャートでは、先ずドア開度センサ51で検出
した冷風バイパス開度を読み込む(ドア開度検出手段:
ステップS31)。続いて、図中の特性図(図5の実
線)に基づいて冷風バイパス開度に応じた補正量αDr
(例えば0℃〜2℃)を算出する(補正量算出手段:ス
テップS32)。
【0039】続いて、ドライバー側、パッセンジャー側
目標吹出温度TAODr、TAOPaをそれぞれ実現す
るために、ドライバー側、パッセンジャー側エアミック
スドア11、12の目標ドア開度SWDr、SWPaを
下記の数5の式および数6の式に基づいて算出する(ド
ア開度補正手段:ステップS11)。
目標吹出温度TAODr、TAOPaをそれぞれ実現す
るために、ドライバー側、パッセンジャー側エアミック
スドア11、12の目標ドア開度SWDr、SWPaを
下記の数5の式および数6の式に基づいて算出する(ド
ア開度補正手段:ステップS11)。
【0040】
【数5】SWDr={(TAODr−TE)/(TW−
TE)}×100(%) ここで、TAODrはドライバー側の目標吹出温度、T
Eはエバ出口温センサ56のエバ後温度、TWは水温セ
ンサ57の水温である。
TE)}×100(%) ここで、TAODrはドライバー側の目標吹出温度、T
Eはエバ出口温センサ56のエバ後温度、TWは水温セ
ンサ57の水温である。
【0041】
【数6】SWPa={(TAOPa−TE)/(TW−
TE)}×100(%) ここで、TAOPaはパッセンジャー側の目標吹出温
度、TEはエバ出口温センサ56のエバ後温度、TWは
水温センサ57の水温である。
TE)}×100(%) ここで、TAOPaはパッセンジャー側の目標吹出温
度、TEはエバ出口温センサ56のエバ後温度、TWは
水温センサ57の水温である。
【0042】続いて、決定されたドライバー側、パッセ
ンジャー側エアミックスドア11、12の目標ドア開度
SWDr、SWPaとなるようにアクチュエータ13、
14を通電制御する(吹出温度制御手段:ステップS1
2)。続いて、所定の制御周期時間が経過した後に、ス
テップS2の処理に移行する。
ンジャー側エアミックスドア11、12の目標ドア開度
SWDr、SWPaとなるようにアクチュエータ13、
14を通電制御する(吹出温度制御手段:ステップS1
2)。続いて、所定の制御周期時間が経過した後に、ス
テップS2の処理に移行する。
【0043】〔第1実施形態の効果〕以上のように、車
両用空気調和装置1は、第1日射センサ54で検出した
ドライバー側の日射量と第2日射センサ55で検出した
パッセンジャー側の日射量とを比較して、日射量の大き
い方の乗員が手動操作スイッチ28を操作して冷風バイ
パスドア26を動かしたと推測する。そして、その動か
した側と反対側の乗員の頭胸部に向けて吹き出される空
気の吹出温度を、ドア開度センサ51で検出した冷風バ
イパス開度に応じて上昇させるようにしている。
両用空気調和装置1は、第1日射センサ54で検出した
ドライバー側の日射量と第2日射センサ55で検出した
パッセンジャー側の日射量とを比較して、日射量の大き
い方の乗員が手動操作スイッチ28を操作して冷風バイ
パスドア26を動かしたと推測する。そして、その動か
した側と反対側の乗員の頭胸部に向けて吹き出される空
気の吹出温度を、ドア開度センサ51で検出した冷風バ
イパス開度に応じて上昇させるようにしている。
【0044】したがって、例えば吹出口モードがB/L
モードの時に、ドライバーに日射が当たり、パッセンジ
ャーに日射が当たらない場合には、手動操作スイッチ2
8をドライバーが操作して冷風感を受けようとする。こ
のため、送風機4の作用によって冷風バイパス通路25
内に流入した空気は、ヒータコア9を迂回して第1空気
通路7に直接導入されて、ドライバー側エアミックスド
ア11により適度な温度とされた空気と混ざり合ってド
ライバー側FACE吹出口15からドライバーの頭胸部
に向けて吹き出される。これにより、日射の当たってい
るドライバーは冷風を感じる。逆に、冷風バイパス通路
25からヒータコア9を迂回して第2空気通路8に直接
導入された空気は、パッセンジャー側エアミックスドア
12のドア開度の補正により温度が上昇した空気と混ざ
り合ってパッセンジャー側FACE吹出口17からパッ
センジャーの頭胸部に向けて吹き出される。
モードの時に、ドライバーに日射が当たり、パッセンジ
ャーに日射が当たらない場合には、手動操作スイッチ2
8をドライバーが操作して冷風感を受けようとする。こ
のため、送風機4の作用によって冷風バイパス通路25
内に流入した空気は、ヒータコア9を迂回して第1空気
通路7に直接導入されて、ドライバー側エアミックスド
ア11により適度な温度とされた空気と混ざり合ってド
ライバー側FACE吹出口15からドライバーの頭胸部
に向けて吹き出される。これにより、日射の当たってい
るドライバーは冷風を感じる。逆に、冷風バイパス通路
25からヒータコア9を迂回して第2空気通路8に直接
導入された空気は、パッセンジャー側エアミックスドア
12のドア開度の補正により温度が上昇した空気と混ざ
り合ってパッセンジャー側FACE吹出口17からパッ
センジャーの頭胸部に向けて吹き出される。
【0045】これにより、パッセンジャーに冷たい空気
が吹き付けられることはなく、パッセンジャーの不快感
を抑えることができる。また、パッセンジャーに日射が
当たり、ドライバーに日射が当たらない場合でも、同様
に、ドライバーに冷たい空気が吹き付けられることはな
く、ドライバーの不快感を抑えることができる。
が吹き付けられることはなく、パッセンジャーの不快感
を抑えることができる。また、パッセンジャーに日射が
当たり、ドライバーに日射が当たらない場合でも、同様
に、ドライバーに冷たい空気が吹き付けられることはな
く、ドライバーの不快感を抑えることができる。
【0046】さらに、冷風バイパスドアや手動操作スイ
ッチを2個以上設けることなく、1個の冷風バイパスド
ア26およびこれを操作する1個の手動操作スイッチ2
8によって、冷風バイパスドア26を動かさない側の乗
員の不快感を抑えることができる。これにより、部品点
数を減少できるので、組付工数を減少できることによ
り、車両用空気調和装置1の製品価格を低減できる。
ッチを2個以上設けることなく、1個の冷風バイパスド
ア26およびこれを操作する1個の手動操作スイッチ2
8によって、冷風バイパスドア26を動かさない側の乗
員の不快感を抑えることができる。これにより、部品点
数を減少できるので、組付工数を減少できることによ
り、車両用空気調和装置1の製品価格を低減できる。
【0047】〔第2実施形態〕図6は本発明の第2実施
形態を示したもので、マイクロコンピュータの制御プロ
グラムの一例を示したフローチャートである。図3のフ
ローチャートと同一の符号は同一の処理を示す。
形態を示したもので、マイクロコンピュータの制御プロ
グラムの一例を示したフローチャートである。図3のフ
ローチャートと同一の符号は同一の処理を示す。
【0048】ステップS3で、第1空気通路7からドラ
イバー側に吹き出される空気のドライバー側の目標吹出
温度TAO1、および第2空気通路8からパッセンジャ
ー側に吹き出される空気のパッセンジャー側の目標吹出
温度TAO2を算出した後に、目標吹出温度の補正量α
を算出するため、先ずドア開度センサ51で検出した冷
風バイパス開度を読み込む(ドア開度検出手段:ステッ
プS13)。続いて、図中の特性図(図6の実線)に基
づいて冷風バイパス開度に応じた補正量α(例えば0℃
〜2℃)を算出する(補正量算出手段:ステップS1
4)。
イバー側に吹き出される空気のドライバー側の目標吹出
温度TAO1、および第2空気通路8からパッセンジャ
ー側に吹き出される空気のパッセンジャー側の目標吹出
温度TAO2を算出した後に、目標吹出温度の補正量α
を算出するため、先ずドア開度センサ51で検出した冷
風バイパス開度を読み込む(ドア開度検出手段:ステッ
プS13)。続いて、図中の特性図(図6の実線)に基
づいて冷風バイパス開度に応じた補正量α(例えば0℃
〜2℃)を算出する(補正量算出手段:ステップS1
4)。
【0049】続いて、ドライバー側、パッセンジャー側
の吹出温度を高めに補正するため、ドライバー側の目標
吹出温度TAO1を下記の数7の式に応じてTAODr
として読み込み、パッセンジャー側の目標吹出温度TA
O2を下記の数8の式に応じてTAOPaとして読み込
む(吹出温度補正手段:ステップS15)。
の吹出温度を高めに補正するため、ドライバー側の目標
吹出温度TAO1を下記の数7の式に応じてTAODr
として読み込み、パッセンジャー側の目標吹出温度TA
O2を下記の数8の式に応じてTAOPaとして読み込
む(吹出温度補正手段:ステップS15)。
【0050】
【数7】TAODr=TAO1+α ここで、αはドライバー側の目標吹出温度の補正量であ
る。
る。
【数8】TAOPa=TAO2+α ここで、αはパッセンジャー側の目標吹出温度の補正量
である。
である。
【0051】続いて、ドライバー側、パッセンジャー側
目標吹出温度TAODr、TAOPaをそれぞれ実現す
るために、ドライバー側、パッセンジャー側エアミック
スドア11、12の目標ドア開度SWDr、SWPaを
上記の数5の式および数6の式に基づいて算出する(ド
ア開度補正手段:ステップS16)。
目標吹出温度TAODr、TAOPaをそれぞれ実現す
るために、ドライバー側、パッセンジャー側エアミック
スドア11、12の目標ドア開度SWDr、SWPaを
上記の数5の式および数6の式に基づいて算出する(ド
ア開度補正手段:ステップS16)。
【0052】続いて、決定されたドライバー側、パッセ
ンジャー側エアミックスドア11、12の目標ドア開度
SWDr、SWPaとなるようにアクチュエータ13、
14を通電制御する(吹出温度制御手段:ステップS1
7)。続いて、所定の制御周期時間が経過した後に、ス
テップS2の処理に移行する。
ンジャー側エアミックスドア11、12の目標ドア開度
SWDr、SWPaとなるようにアクチュエータ13、
14を通電制御する(吹出温度制御手段:ステップS1
7)。続いて、所定の制御周期時間が経過した後に、ス
テップS2の処理に移行する。
【0053】本実施形態では、仮に冷風バイパスドア2
6を動かさない側の乗員(ドライバーまたはパッセンジ
ャー)の頭胸部に向けて空気が吹き出す第1、第2空気
通路7、8内に冷風が混ざっても、ドライバー側、パッ
センジャー側に吹き出す空気の目標吹出温度を、冷風バ
イパス開度に応じて上昇させるようにしている。これに
より、冷風バイパスドア26を動かさない側の乗員に低
温の空気が当たることはなく、その冷風バイパスドア2
6を動かさない側の乗員の不快感を抑えることができ
る。
6を動かさない側の乗員(ドライバーまたはパッセンジ
ャー)の頭胸部に向けて空気が吹き出す第1、第2空気
通路7、8内に冷風が混ざっても、ドライバー側、パッ
センジャー側に吹き出す空気の目標吹出温度を、冷風バ
イパス開度に応じて上昇させるようにしている。これに
より、冷風バイパスドア26を動かさない側の乗員に低
温の空気が当たることはなく、その冷風バイパスドア2
6を動かさない側の乗員の不快感を抑えることができ
る。
【0054】〔他の実施形態〕本実施形態では、本発明
を車室内の左右の温度調節を互いに独立して行うことが
可能な車両用空気調和装置1に適用したが、本発明を車
室内の前後の温度調節を互いに独立して行うことが可能
な車両用空気調和装置に適用しても良い。
を車室内の左右の温度調節を互いに独立して行うことが
可能な車両用空気調和装置1に適用したが、本発明を車
室内の前後の温度調節を互いに独立して行うことが可能
な車両用空気調和装置に適用しても良い。
【0055】また、冷風バイパス開度(バイパスドアの
開度)と目標吹出温度の補正量との関係を、図4、図5
および図6に破線で示した特性図のようにリニアなもの
としても良い。そして、第1温度可変手段にエバポレー
タ5のドライバー側熱交換部(第1空気冷却手段)を含
めても良い。また、第2温度可変手段にエバポレータ5
のパッセンジャー側熱交換部(第2空気冷却手段)を含
めても良い。
開度)と目標吹出温度の補正量との関係を、図4、図5
および図6に破線で示した特性図のようにリニアなもの
としても良い。そして、第1温度可変手段にエバポレー
タ5のドライバー側熱交換部(第1空気冷却手段)を含
めても良い。また、第2温度可変手段にエバポレータ5
のパッセンジャー側熱交換部(第2空気冷却手段)を含
めても良い。
【0056】本実施形態では、ドライバー側、パッセン
ジャー側エアミックスドア11、12およびドライバー
側、パッセンジャー側吹出口切替ドア21、22として
板状ドアを使用したが、膜状ドア(フィルムドア)を使
用しても良い。
ジャー側エアミックスドア11、12およびドライバー
側、パッセンジャー側吹出口切替ドア21、22として
板状ドアを使用したが、膜状ドア(フィルムドア)を使
用しても良い。
【図1】車両用空気調和装置の全体構成を示した構成図
である(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
【図2】車両のインストルメントパネルを示した正面図
である(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
【図3】制御プログラムの一例を示したフローチャート
である(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
【図4】制御プログラムの一例を示したフローチャート
である(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
【図5】制御プログラムの一例を示したフローチャート
である(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
【図6】制御プログラムの一例を示したフローチャート
である(第2実施形態)。
である(第2実施形態)。
1 車両用空気調和装置 2 空調ダクト 3 送風機 5 エバポレータ 6 仕切り板 7 第1空気通路 8 第2空気通路 9 ヒータコア(第1、第2温度可変手段) 11 ドライバー側エアミックスドア(第1温度可変手
段) 12 パッセンジャー側エアミックスドア(第2温度可
変手段) 15 ドライバー側FACE吹出口(第1吹出口) 16 ドライバー側FOOT吹出口(第1吹出口) 17 パッセンジャー側FACE吹出口(第2吹出口) 18 パッセンジャー側FOOT吹出口(第2吹出口) 25 冷風バイパス通路 26 冷風バイパスドア 28 手動操作スイッチ(手動操作手段) 30 マイクロコンピュータ(吹出温度制御手段) 51 ドア開度センサ(ドア開度検出手段) 54 第1日射センサ(第1日射検出手段) 55 第2日射センサ(第2日射検出手段)
段) 12 パッセンジャー側エアミックスドア(第2温度可
変手段) 15 ドライバー側FACE吹出口(第1吹出口) 16 ドライバー側FOOT吹出口(第1吹出口) 17 パッセンジャー側FACE吹出口(第2吹出口) 18 パッセンジャー側FOOT吹出口(第2吹出口) 25 冷風バイパス通路 26 冷風バイパスドア 28 手動操作スイッチ(手動操作手段) 30 マイクロコンピュータ(吹出温度制御手段) 51 ドア開度センサ(ドア開度検出手段) 54 第1日射センサ(第1日射検出手段) 55 第2日射センサ(第2日射検出手段)
Claims (3)
- 【請求項1】(a)車両の第1の乗員に向けて空気を吹
き出すための第1吹出口を有する第1空気通路と、 (b)前記第1の乗員とは異なった第2の乗員に向けて
空気を吹き出すための第2吹出口を有する第2空気通路
と、 (c)前記第1空気通路に設けられ、前記第1空気通路
から吹き出される空気の吹出温度を可変する第1温度可
変手段と、 (d)前記第2空気通路に設けられ、前記第2空気通路
から吹き出される空気の吹出温度を可変する第2温度可
変手段と、 (e)前記第1空気通路および前記第2空気通路の上流
側の冷風を、前記第1温度可変手段および前記第2温度
可変手段を迂回させて、前記第1吹出口および前記第2
吹出口の両方に送るためのバイパス通路と、 (f)前記第1の乗員または前記第2の乗員に操作され
ることにより前記バイパス通路の開度を可変するバイパ
スドアと、 (g)このバイパスドアの開度を検出するドア開度検出
手段を有し、 前記ドア開度検出手段で検出する前記バイパスドアの開
度が変化した時に、前記第1吹出口または前記第2吹出
口から車室内に吹き出す空気の吹出温度を補正するよう
に、前記第1温度可変手段または前記第2温度可変手段
を制御する吹出温度制御手段とを備えた車両用空気調和
装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の車両用空気調和装置にお
いて、 前記吹出温度制御手段は、前記第1吹出口および前記第
2吹出口の両方から車室内に吹き出す空気の吹出温度
を、前記ドア開度検出手段で検出した前記バイパスドア
の開度の増大に応じて上昇するように、前記第1温度可
変手段および前記第2温度可変手段の両方を制御するこ
とを特徴とする車両用空気調和装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の車両用空気調和装置にお
いて、 前記吹出温度制御手段は、前記第1の乗員側の日射量を
検出する第1日射検出手段、および前記第2の乗員側の
日射量を検出する第2日射検出手段を有し、 前記第1日射検出手段で検出した前記第1の乗員側の日
射量と前記第2日射検出手段で検出した前記第2の乗員
側の日射量との大きい方が前記バイパスドアを操作して
動かした側であると推測して、その動かした側と逆の乗
員側に吹き出される空気の吹出温度を、前記ドア開度検
出手段で検出した前記バイパスドアの開度の増大に応じ
て上昇するように、前記第1温度可変手段または前記第
2温度可変手段のうちの動かした側と逆の乗員側の温度
可変手段を制御することを特徴とする車両用空気調和装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00210697A JP3690026B2 (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00210697A JP3690026B2 (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 車両用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10193945A true JPH10193945A (ja) | 1998-07-28 |
| JP3690026B2 JP3690026B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
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