JPH10194038A - 自動車のランプ取付構造 - Google Patents

自動車のランプ取付構造

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JPH10194038A
JPH10194038A JP163097A JP163097A JPH10194038A JP H10194038 A JPH10194038 A JP H10194038A JP 163097 A JP163097 A JP 163097A JP 163097 A JP163097 A JP 163097A JP H10194038 A JPH10194038 A JP H10194038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプハウジングに被着した泥水がランプユ
ニットの下側とランプ取付孔の下壁との間からバンパー
の前壁外面へ流出するのを回避して見栄えの向上を図
る。 【解決手段】 ランプユニット10のランプハウジング
11がスプラッシュを受けて泥水がその外面を伝って流
下すると、ランプハウジング11の前端部外周の顎部1
3の下側後縁に突設した庇部14で補捉され、ランプ取
付孔3の下壁4aの後端よりも後方に突出した庇部14
の後端から滴下,排水され、泥水がランプユニット10
の下側とランプ取付孔3の下壁4aとの間からバンパー
1の前壁2の外面へ流出するのを回避することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のランプ取付
構造に関し、とりわけ、ランプユニットをバンパーに組
込むようにしたランプ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のランプ取付構造の中に
は、例えば実開平6−75887号公報に示されている
ように、バンパーの前壁に後方へ折返し形成した周壁で
囲繞されたランプ取付孔を形成し、このランプ取付孔に
ランプユニットを挿入して取付けるようにしたものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ランプ取付孔の後側に
突出して露出したランプユニットのランプハウジングが
後方からスプラッシュを被水すると、ランプハウジング
の外面を伝って流下した泥水がランプハウジングの下壁
と、ランプ取付孔の周壁の下壁との間からバンパーの前
壁外面に流出して見栄えを悪化してしまう。
【0004】この対策としては、前記ランプハウジング
の下壁とランプ取付孔の周壁の下壁との間にシール材を
充填配置すればよいが、部品点数および組付作業工数が
嵩んでコスト的に不利となってしまう。
【0005】また、前記従来の構造にあっては、ランプ
ユニットのランプレンズとランプハウジング前端部外周
の顎部との接合部を、ランプ取付孔の周壁の下壁上面に
突設した前後方向リブに押し当ててランプユニットを固
定するようにしているため、ランプユニットの挿入時の
こじり荷重等によってこれらランプレンズとランプハウ
ジングとの接合部分のシール材を兼ねた接着剤の割れが
生じてシール性を損なってしまう恐れがある。
【0006】そこで、本発明はランプユニット取付部周
りに専用のシール部材を設けることなく、ランプハウジ
ング外面を伝って流下した泥水が該ランプハウジングの
下壁とランプ取付孔の周壁の下壁との間からバンパーの
前壁外面に流出するのを防止することができる自動車の
ランプ取付構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、バ
ンパーの前壁に後方へ折返し形成した周壁で囲繞された
ランプ取付孔を形成し、該ランプ取付孔にランプユニッ
トを挿入して取付けた構造において、前記ランプユニッ
トのランプレンズを接合したランプハウジング前端部外
周の顎部の下側後縁に、ランプハウジングの下壁から離
間して後端がランプ取付孔の周壁の下壁後端よりも後方
へ突出した庇部を設けたことを特徴としている。
【0008】請求項2にあっては、庇部はその底面をラ
ンプハウジングの下側の顎部底面と面一に整合して形成
したことを特徴としている。
【0009】請求項3にあっては、庇部はその両側に上
方へ弯曲して立上がるカーリング部を備えていることを
特徴としている。
【0010】請求項4にあっては、ランプ取付孔の周壁
の下壁上面には、庇部が摺接する複数個の前後方向リブ
を設けたことを特徴としている。
【0011】請求項5にあっては、前後方向リブの前縁
には後傾したガイドスロープ部を形成したことを特徴と
している。
【0012】請求項6にあっては、ランプハウジングの
側壁の一方に係止突片を設けると共に他方の側壁に固定
用のブラケット片を突設し、ランプ取付孔には、その周
壁の側壁の一方に前記係止突片を挿入係合するロケート
孔を形成し、ランプ取付孔の他方の側縁には前記ブラケ
ット片を定置する座部を凹設し、係止突片を斜め前方か
らロケート孔に挿入して、これら係止突片とロケート孔
との係合部を支点としてランプユニットを後方へ回動
し、ブラケット片を座部面に重合して締結固定したこと
を特徴としている。
【0013】請求項7にあっては、ロケート孔の後縁に
は係止突片を挿入ガイドするフランジを形成したことを
特徴としている。
【0014】
【発明の効果】請求項1によれば、ランプハウジングの
後方からスプラッシュが飛散してランプハウジングが被
水し、その外面を伝って泥水が流下すると、この流下し
た泥水は全て庇部で補捉されると共にランプ取付孔の周
壁の下壁後端よりも後方へ突出した該庇部の後端より滴
下して排水され、従って、泥水がランプハウジングの下
壁とランプ取付孔の周壁の下壁との間からバンパー前壁
の外面に流出するようなことはなく、見栄えを一段と向
上することができる。
【0015】また、ランプユニットをランプ取付孔に前
方から挿入して取付ける際に、庇部が挿入ガイドとなっ
てランプ取付孔への挿入作業を容易に行うことができ
る。
【0016】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、庇部の底面をランプハウジングの下側の顎部の底面
と一面に整合して形成してあるから、ランプユニットの
ランプ取付孔への挿入時に顎部による引掛かりを生じる
ことなくスムーズに挿入することができる。
【0017】請求項3によれば、請求項1,2の効果に
加えて、カーリング部によってランプハウジングの外面
を伝って流下する泥水を確実に補捉できると共に、庇部
側方から泥水が零れることなく庇部後端から確実に排水
することができる。
【0018】また、ランプユニットをランプ取付孔に前
方から挿入する際に、カーリング部によって庇部側縁が
ランプ取付孔の側縁に引掛かることがなく挿入性をより
一層向上することができる。
【0019】請求項4によれば、請求項1〜3の効果に
加えて、ランプユニットのランプ取付孔への挿入時に前
後方向リブによって庇部の摺動抵抗を小さくできて挿入
性をさらに向上することができる。
【0020】また、前後方向リブ上に庇部が当接するこ
とによって、ランプレンズとランプハウジングの顎部と
の接合部がランプ取付孔の周壁の下壁から離間して非接
触状態となるため、該接合部に外力が作用することがな
く接着剤の割れ等の問題を生じるのを回避することがで
きる。
【0021】請求項5によれば、請求項4の効果に加え
て、前後方向リブの前縁には後傾したガイドスロープ部
を形成してあるから、ランプユニットのランプ取付孔へ
の挿入時に庇部の後端が前後方向リブに引掛かることが
なく、挿入性を向上することができる。
【0022】請求項6によれば、請求項1〜5の効果に
加えて、ランプユニットの固定に際しては、ブラケット
片をランプ取付孔の斜め前方からロケート孔へ挿入,係
合することによって上下方向の位置決めを行え、そし
て、ブラケット片とロケート孔との係合部を支点として
ランプユニットを後方へ回動することによって、該ラン
プユニットをランプ取付孔にその周壁と干渉することな
くスムーズに挿入することができ、しかも、ランプユニ
ットの片側のブラケット片を締結固定するだけでよいか
ら組付作業を容易に行うことができる。
【0023】請求項7によれば、請求項6の効果に加え
て、係止突片の先端をフランジに突当てて摺動すること
によって、該係止突片をロケート孔にスムーズに挿入す
ることができ、ランプユニットの組付作業性を更に向上
することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0025】図1〜4において、1は樹脂等の弾性材か
らなるバンパーを示し、その前壁2の所要部位には後方
へ折返し形成した周壁4で囲繞されたランプ取付孔3を
形成してある。
【0026】周壁4の下壁4aには、その中央部分から
後端に亘って後述するランプハウジング11の庇部14
が摺接する複数個の前後方向リブ5をエンボス成形して
ある。
【0027】この前後方向リブ5の前後は後傾したガイ
ドスロープ部5aとして形成してある。
【0028】また、周壁4の一方の側壁4bの後端部に
は内側に向けてフランジ6を形成してあると共に、該側
壁4bのフランジ6を曲折した基部に上下複数個のロケ
ート孔7を形成してある。
【0029】更に、ランプ取付孔3の前記側壁4bと反
対側の側縁には上下複数個の座部8を凹設してある。
【0030】ランプユニット10はバルブを内装したラ
ンプハウジング11とランプレンズ12とを備えてい
る。
【0031】ランプハウジング11の前端部外周には顎
部13を形成してあり、ランプレンズ12の後端縁を該
顎部13の前端面に係合してシール材を兼ねた接着剤で
接合してある。
【0032】顎部11の下側後縁にはランプハウジング
11の下壁11aから離間して庇部14を一体成形して
ある。
【0033】この庇部14はランプユニット10をラン
プ取付孔3に挿入して取付けた状態で、ランプ取付孔3
の下壁4aの後端よりも後方へ突出する長さに形成して
ある。
【0034】また、庇部14はその底面を下側の顎部1
3の底面と面一に整合してあり、かつ、両側には上方へ
弯曲して立上がるカーリング部14aを形成してある。
【0035】ランプハウジング11の一方の側壁11b
にはランプ取付孔3の一方の側壁4bのロケート孔7に
挿入係合する上下一対の係止突片15を一体成形してあ
ると共に、他方の側壁11cにはランプ取付孔3の他方
の側縁に設けた座部8に重合して締結固定される上下1
対のブラケット片16を一体に突設してある。
【0036】ランプユニット10はランプ取付孔3に前
方から挿入して取付けられるが、この取付けに際しては
図2に示すようにランプユニット10の係止突片15を
備えた側部からランプ取付孔3に斜めに挿入して、該係
止突片15を斜め前方からフランジ6に突き当てると共
に側方へずらすように摺動することにより該係止突片1
5がロケート孔7に挿入,係合するようになるから、こ
れら係止突片15とロケート孔7との係合部を支点とし
てランプユニット10を後方へ回動し、ブラケット片1
6を座部8に重合してボルト17とナットプレート18
とによって締結固定する。
【0037】以上の実施形態の構造によれば、車両走行
時にランプハウジング11の後方からスプラッシュが飛
散してランプハウジング11が被水し、その外面を伝っ
て泥水が流下すると、この流下した泥水は全て庇部14
で補捉されると共に両側のカーリング部14aによって
側方からの零れが阻止され、ランプ取付孔3の下壁4a
の後端よりも後方へ突出した該庇部14の後端より滴下
して排水される。
【0038】従って、ランプハウジング11の外面を伝
って流下した泥水がランプユニット10とランプ取付孔
3の下壁4aとの間からバンパー1の前壁2の外面に流
出するようなことはなく、見栄えを一段と向上すること
ができる。
【0039】また、前述のようにランプハウジング11
の前端部外周の顎部13の下壁後縁に庇部14を形成し
てあって、しかも該庇部14はその底面を顎部13の底
面と面一に整合して形成してあると共に、両側にカーリ
ング部14aを備えているため、ランプユニット10を
ランプ取付孔3に前方から挿入して取付ける際には、こ
の庇部14が挿入ガイドとなってランプ取付孔3の下壁
4a上に引掛かりを生じることなくスムーズに摺動して
挿入することができるから、該ランプ取付孔3への挿入
作業を容易に行うことができる。
【0040】特に本実施形態では、ランプ取付孔3の下
壁4aには庇部14に摺接する複数個の前後方向リブ5
を突設してあるから、庇部14の摺動抵抗を小さくでき
て挿入性を向上することができ、しかも、該前後方向リ
ブ5の前縁は後傾したガイドスロープ部5aとして形成
してあるため、庇部14の後端が前後方向リブ5に引掛
かることがなくスムーズに該前後方向リブ5上に乗り上
がらせることができて挿入作業を容易に行うことができ
る。
【0041】また、この前後方向リブ5の存在により該
前後方向リブ5上に庇部14が当接することによって、
ランプレンズ12とランプハウジング11の前端部外周
の顎部13との接合部がランプ取付孔3の下壁4aから
離間して非接触状態となるため、該接合部に外力が作用
することがなく接着剤の割れ等の問題を生じるのを回避
することができる。
【0042】更に、この実施形態ではランプハウジング
11の一側に突設した上下一対の係止突片15を、ラン
プ取付孔3の一方の側壁4bに設けたロケート孔7に該
ランプ取付孔3の斜め前方より挿入,係合して、該係合
部を支点としてランプユニット10を後方へ回動してラ
ンプハウジング11の他側に突設した上下1対のブラケ
ット片16を、ランプ取付孔3の他側縁に凹設した座部
8に重合して締結固定するようにしてあるから、前記係
止突片15とロケート孔7との係合によりランプユニッ
ト10の上下方向の位置決めを行え、そして、該ランプ
ユニット10を後方へ回動させることでランプユニット
10を全体的にランプ取付孔3へ周壁4と干渉すること
なくスムーズに挿入することができ、しかも、ランプユ
ニット10の片側のブラケット片16を締結固定するだ
けでよいから組付作業を容易に行うことができる。
【0043】また、前記ロケート孔7の後縁部分にはフ
ランジ6を設けてあって、該フランジ6に係止突片15
の先端を突き当ててロケート孔7への挿入ガイドを行わ
せることができるから、ランプユニット10の組付作業
をより一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図4のA−A線に沿
う断面図。
【図2】図4のB−B線に沿う断面図。
【図3】ランプユニットの後方から見た斜視図。
【図4】バンパーのランプ取付孔形成部分を示す正面
図。
【符号の説明】
1 バンパー 2 前壁 3 ランプ取付孔 4 周壁 4a 下壁 4b 側壁 5 前後方向リブ 5a ガイドスローブ部 6 フランジ 7 ロケート孔 8 座部 10 ランプユニット 11 ランプハウジング 11a 下壁 11b,11c 側壁 12 ランプレンズ 13 顎部 14 庇部 14a カーリング部 15 係止突片 16 ブラケット片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパーの前壁に後方へ折返し形成した
    周壁で囲繞されたランプ取付孔を形成し、該ランプ取付
    孔にランプユニットを挿入して取付けた構造において、
    前記ランプユニットのランプレンズを接合したランプハ
    ウジング前端部外周の顎部の下側後縁に、ランプハウジ
    ングの下壁から離間して後端がランプ取付孔の周壁の下
    壁後端よりも後方へ突出した庇部を設けたことを特徴と
    する自動車のランプ取付構造。
  2. 【請求項2】 庇部はその底面をランプハウジングの下
    側の顎部底面と面一に整合して形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の自動車のランプ取付構造。
  3. 【請求項3】 庇部はその両側に上方へ弯曲して立上が
    るカーリング部を備えていることを特徴とする請求項
    1,2記載の自動車のランプ取付構造。
  4. 【請求項4】 ランプ取付孔の周壁の下壁上面には、庇
    部が摺接する複数個の前後方向リブを設けたことを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の自動車のランプ取
    付構造。
  5. 【請求項5】 前後方向リブの前縁には後傾したガイド
    スロープ部を形成したことを特徴とする請求項4記載の
    自動車のランプ取付構造。
  6. 【請求項6】 ランプハウジングの側壁の一方に係止突
    片を設けると共に他方の側壁に固定用のブラケット片を
    突設し、ランプ取付孔には、その周壁の側壁の一方に前
    記係止突片を挿入係合するロケート孔を形成し、ランプ
    取付孔の他方の側縁には前記ブラケット片を定置する座
    部を凹設し、係止突片を斜め前方からロケート孔に挿入
    して、これら係止突片とロケート孔との係合部を支点と
    してランプユニットを後方へ回動し、ブラケット片を座
    部面に重合して締結固定したことを特徴とする請求項1
    〜5の何れかに記載の自動車のランプ取付構造。
  7. 【請求項7】 ロケート孔の後縁には係止突片を挿入ガ
    イドするフランジを形成したことを特徴とする請求項6
    記載の自動車のランプ取付構造。
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