JPH10194782A - 漆加飾を施したガラス製品 - Google Patents

漆加飾を施したガラス製品

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JPH10194782A
JPH10194782A JP35767696A JP35767696A JPH10194782A JP H10194782 A JPH10194782 A JP H10194782A JP 35767696 A JP35767696 A JP 35767696A JP 35767696 A JP35767696 A JP 35767696A JP H10194782 A JPH10194782 A JP H10194782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規で優美な味わいを付与すると共に、漆加
飾部分の剥離がないことから、一般的な食器として実用
に供し得る、極めて加飾性に富んだ、漆加飾を施したガ
ラス製品を提供する。 【解決手段】 ガラス器表面を不透明な摺ガラスに加工
し、当該ガラス器の任意箇所に、アクリル樹脂塗料10
0部に対して、Xは無機質を示し、Rは有機基を示す場
合にX・Si・(OR)3より成るシランカップリング
剤を1〜5部混合して得た塗料により所望模様を描き、
次に当該所望模様を加熱ゲル化し有機顔料粉を蒔いて着
色し、更に朱合漆を塗布することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス製品に優美
な味わいが付与されると共に、一般的な食器としても実
用に供し得る、加飾性に富んだ、漆加飾を施したガラス
製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塗料として知られる漆は、耐熱
性、耐薬品性、耐水性等に優れ、しかも一般の合成樹脂
塗料にはない肌触り、優美さ等の特性を有するものであ
るところから、漆器に代表される種々の食器、美術工芸
品等に使用されている。ところが、漆塗膜はその密着性
が被塗装物の材質によって大幅に異なるものであり、実
用的な密着強度において塗膜を形成し得る被塗塗物の素
材範囲が大幅に制限されるものであった。即ち、漆は木
質製品のような吸水性素材には強力に密着塗装し得るも
のであるが、磁器等のセラミックス製品、ガラス製品、
非鉄金属製品等の非吸水性素材には密着性が悪いもので
あった。例えば、磁器等のセラミックス製品の表面には
無数のピンホール等による微視的な凹凸があり、硬いセ
ラミックス製品の表面を研磨してその凹凸を消失させる
ことは極めて困難である。ここで、漆を塗布し当該凹凸
表面に漆塗膜を形成しても漆がその表面張力によって表
面凹部に浸透せず、当該凹部に残存する空気を排除でき
ない状態で塗膜が形成されてしまい、この結果セラミッ
クス製品と漆塗膜の付着は弱く、漆塗膜の乾燥後空気が
抜けてしまうことにより漆塗膜表面の平滑さが失われ、
漆塗り特有の肌触りや光沢が得られないものとなってし
まう。更に、ガラス製品においては、表面研磨により被
塗装表面を平滑面となし得ることで、上記セラミックス
製品のような残存空気を介在せず塗膜を形成できるが、
漆と当該製品との密着性は極めて悪く、単に漆を塗布し
たガラス製品を水に漬けると、短時間に漆塗膜が剥離し
てしまうものであった。
【0003】一方、上記ガラス製品に対する漆塗膜の剥
離の問題を解決して、ガラス製品に漆による加飾を施す
方法については、既に種々の開示が見受けられる。例え
ば、特公平7−17408号の「ガラス器に色漆により
文様を施す方法」によれば、当該方法は、ガラス器に文
様を施すにおいて、所望の文様の下面をガラス器の表面
の任意箇所に従来法にて転写し、その文様下面転写部に
サンドブラスト法にて凹凸面をつくり、その上面に木地
呂色漆等の透明度の高い透漆に任意色の漆芸用顔料を調
合して得る色漆を蒔絵筆等にて塗布し、これを直ちにむ
りなく拭き上げ、或いは異った複数の色漆を同一箇所に
塗りこみ、その色の境界部分をぼかしながら拭き上げ
て、漆風呂により乾燥した後、コンパウンドで磨き上
げ、更に角粉又はチタン白にて油脂分を取り除き、水洗
いした後、布等で拭き仕上げることを要旨とするもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の項に
記載のように、ガラス製品と漆との密着性は極めて悪
く、単に漆を塗布したガラス製品を水に漬けると、短時
間に漆塗膜が剥離してしまうものであり、もはや一般実
用食器としての使用には供し得ないという欠点があっ
た。
【0005】更に、特公平7−17408号に係る発明
によれば、当該発明においては接着性を有する色漆をサ
ンドブラスト処理面に塗布して漆彩するのであるから、
日常使用の洗條において脱漆して模様が剥落するおそれ
は全くなく長期使用に耐えられ、かつ、その材質上衛生
的であると、その効果性を記載しているが、ここで、文
様下面転写部にサンドブラスト法にて金剛砂を吹きつけ
て凹凸面を形成させる技術的手段は、被塗装ガラス面と
色漆による漆塗膜との接着界面を増大させて密着性を高
めようとするものである。しかしながら、追試験の結
果、サンドブラスト処理したガラス面に透漆に適量の漆
用顔料を調合した色漆を拭き漆して乾燥し、磨き仕上げ
したガラス器にあっては、ガラス面の凹凸部と色漆塗膜
間に空気が残存し、さほど密着性が高いものではなく、
一方、一般食器と同様の用法により洗條を繰返すと、サ
ンドブラスト処理したガラス面の凹部に摺込まれていた
色漆部分が徐々に剥離し、全体的に漆彩模様の彩色が惚
けてしまうものと言わざるを得ない。
【0006】更にまた、特公平7−17408号に係る
発明によれば、文様下画転写部をサンドブラスト法にて
金剛砂を吹きつけて凹凸面を形成すると共に、当該凹凸
面部分に色漆を塗付し、拭き漆するものであるため、写
実的あるいは繊細な文様の転写には不向きであるという
欠点がある。
【0007】そこで、本発明は上記従来の技術の欠点な
どに鑑み成されたものであり、その目的とするところ
は、ガラス製品に新規な優美な味わいを付与すると共
に、漆加飾部分の剥離がないことから、一般的な食器と
して実用に供し得る、極めて加飾性に富んだ、漆加飾を
施したガラス製品を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る漆加飾を施したガラス製品は以下の構
成より成る。即ち、本発明に係る漆加飾を施したガラス
製品は、ガラス器表面をサンドブラスト処理して微細な
凹凸面を形成して不透明な摺ガラスに加工するか、ある
いは弗化水素処理によりガラス器表面を荒らして不透明
な摺ガラスに加工し、次に当該不透明に加工されたガラ
スの任意箇所に、朱合漆100部に対して、Xは無機質
を示し、Rは有機基を示す場合にX・Si・(OR)3
の化学構造より成るシランカップリング剤を1〜5部混
合して得た塗料により、刷毛、筆などを使用して手書き
で所望模様の透明部を形成するか、シルクスクリーンの
型置きによるスクリーン印刷により所望模様の透明部を
転写形成して得ることを第一の要旨とする。
【0009】そして、本発明に係る漆加飾を施したガラ
ス製品は、ガラス器表面をサンドブラスト処理して微細
な凹凸面を形成して不透明な摺ガラスに加工するか、あ
るいは弗化水素処理によりガラス器表面を荒らして不透
明な摺ガラスに加工し、次に当該不透明に加工されたガ
ラス器の任意箇所に、朱合漆100部に対して、Xは無
機質を示し、Rは有機基を示す場合にX・Si・(O
R)3の化学構造より成るシランカップリング剤を1〜
5部混合して得た塗料を下塗り塗料とし、刷毛、筆など
を使用して手書きで所望模様の下塗透明部を形成する
か、シルクスクリーンの型置きによるスクリーン印刷に
より所望模様の下塗透明部を転写形成し、続いて、当該
所望模様の下塗透明部に朱合漆を塗布して得るか、また
は、当該所望模様の下塗透明部に有機顔料粉を蒔いて着
色し、更に当該下塗透明着色部に朱合漆を塗布して得る
ことを第二の要旨とする。
【0010】また、本発明に係る漆加飾を施したガラス
製品は、ガラス器表面をサンドブラスト処理して微細な
凹凸面を形成して不透明な摺ガラスに加工するか、ある
いは弗化水素処理によりガラス器表面を荒らして不透明
な摺ガラスに加工し、次に当該不透明に加工されたガラ
ス器の任意箇所に、Xは無機質を示し、Rは有機基を示
す場合にX・Si・(OR)3の化学構造より成るシラ
ンカップリング剤を下塗り塗料とし、刷毛、筆などを使
用して手書きで所望模様の下塗透明部を形成するか、シ
ルクスクリーンの型置きによるスクリーン印刷により所
望模様の下塗透明部を転写形成し、続いて、当該所望模
様の下塗透明部に朱合漆を塗布して得るか、または、当
該所望模様の下塗透明部をゲル化すると共に当該下塗透
明部に有機顔料粉を蒔いて着色し、更に当該下塗透明着
色部に朱合漆を塗布して得ることを第三の要旨とする。
【0011】続いて、本発明に係る漆加飾を施したガラ
ス製品は、ガラス器表面をサンドブラスト処理して微細
な凹凸面を形成して不透明な摺ガラスに加工するか、あ
るいは弗化水素処理によりガラス器表面を荒らして不透
明な摺ガラスに加工し、次に当該不透明に加工されたガ
ラス器の任意箇所に、アクリル樹脂塗料100部に対し
て、Xは無機質を示し、Rは有機基を示す場合にX・S
i・(OR)3の化学構造より成るシランカップリング
剤を1〜5部混合して得た塗料を下塗り塗料とし、刷
毛、筆などを使用して手書きで所望模様の下塗透明部を
形成するか、シルクスクリーンの型置きによるスクリー
ン印刷により所望模様の下塗透明部を転写形成し、続い
て、当該所望模様の下塗透明部に朱合漆を塗布して得る
か、または、当該所望模様の下塗透明部を加熱ゲル化す
ると共に当該下塗透明部に有機顔料粉を蒔いて着色し、
更に当該下塗透明着色部に朱合漆を塗布して得ることを
第四の要旨とする。
【0012】ここで、本発明に使用できるシランカップ
リング剤としては、ビニルトリス(βメトキシエトキ
シ)シラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルメトキ
シシラン、γ−メタクリロキシプロピル−トリメトキシ
シラン、β(3,4−エポキシシクロヘキシルエチルト
リメトキシ)シラン、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、N−β(アミノエチルγ−ノアミノプロ
ピルトリメトキシ)シラン、N−β(アミノエチル)γ
−アミノプロピル(メチルジメトキシ)シラン、N−フ
ェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−
メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプ
ロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。
【0013】
【作用】本発明に係る漆加飾を施したガラス製品におい
て、サンドブラスト処理あるいは弗化水素処理したガラ
ス器表面は摺ガラス加工されることで不透明な状態であ
るが、シランカップリング剤、シランカップリング剤を
混合した朱合漆、又はシランカップリング剤を混合した
アクリル樹脂により、手書きやスクリーン印刷により形
成された所望模様部分においては、ガラス器表面の凹凸
が上記塗料の塗布によって平滑化されると共に当該塗料
による塗膜層の光の屈折率がガラス素材と近似している
ことから、繊細な透明模様として現出されるよう作用す
る。
【0014】また、本発明に係る漆加飾を施したガラス
製品において、シランカップリング剤はその化学構造か
らも明らかであるように、無機基と有機基を有してお
り、ガラス素材等の無機物と朱合漆等の有機性塗料との
間に化学的に介在し上記両者と強固に結合するものであ
り、ガラス素材に対する朱合漆による漆塗膜の密着性を
改善するよう作用する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、更に本発明に係る好適な実
施の形態を通し引続き本発明について詳説するものとす
る。
【0016】実施例1 透明なガラス製コップの表面を広知のサンドブラスト法
により不透明な摺ガラスに処理した。次に、朱合漆10
0部に対してシランカップリング剤(信越シリコーン
製、KBM−403)3部、及び増粘剤アエロジール1
0部を加えて攪拌調整して転写塗料を得た。そこで、当
該転写塗料を用い上記摺ガラス処理したコップ表面に#
200のナイロン紗で作った型紙を当てゴムスキージー
で孔版印刷加飾を施した。続いて、上記加飾が成された
コップを150℃の炉内で2時間加熱焼成して本発明に
係る漆加飾を施したガラス製コップを得た。これより得
られたガラス製コップは、不透明なガラス面に深み感の
ある透明模様を現出し、洗條を繰返してもコップ表面か
ら漆塗膜の剥離がなく密着性良好なものであった。
【0017】実施例2 透明なガラス製コップの表面を広知のサンドブラスト法
により不透明な摺ガラスに処理した。次に、朱合漆10
0部に対してシランカップリング剤(信超シリコーン
製、KBM−403)3部、及び増粘剤アエロジール1
0部を加えて攪拌調整して下塗り塗料を得た。そこで、
当該下塗り塗料を用い上記摺ガラス処理したコップ表面
に#200のナイロン紗で作った型紙を当てゴムスキー
ジーで孔版印刷加飾を施し下塗透明部を形成した。続い
て、当該下塗透明部表面に有機顔料粉を蒔いて着色し、
更に当該下塗透明着色部に筆を用いて手書きで朱合漆を
塗布した。更にまた、上記加飾が成されたコップを18
0℃の炉内で1時間加熱焼成して本発明に係る漆加飾を
施したガラス製コップを得た。これより得られたガラス
製コップは、不透明なガラス面に深み感のある透明蒔絵
模様を現出し、洗條を繰返してもコップ表面から漆塗膜
の剥離がなく漆塗膜の密着性が良好なものであった。
【0018】実施例3 透明なガラス製皿の表面を公知の弗化水素処理して不透
明な摺ガラスに処理した。次に、シランカップリング剤
(東芝シリコーン製、TSL−8340)を下塗り塗料
とし、筆を用いて手書きで模様を描き加飾を施し下塗透
明部を形成した。続いて、180℃の炉内で15分間加
熱して当該下塗透明部をゲル化させ、その表面に有機顔
料粉を蒔いて着色し、180℃の炉内で1時間の焼付乾
燥を行なった。更にその後、これを冷却し上記下塗透明
着色部に朱合漆を塗布の上漆室で常法通りの乾燥を行な
い、本発明に係る漆加飾を施したガラス製皿を得た。こ
れより得られたガラス製皿は、不透明なガラス面に深み
感のある透明蒔絵模様を現出し極めて優美であり、洗條
を繰返しも皿表面から漆塗膜の剥離がなく漆塗膜の密着
性が良好なものであった。
【0019】実施例4 透明なガラス製皿の表面を公知の弗化水素処理して不透
明な摺ガラスに処理した。次に、熱硬化性アクリル樹脂
塗料100部に対してシランカップリング剤(東芝シリ
コーン製、TSL−8340)3部、及び増粘剤アエロ
ジール10部を加えて攪拌調整して下塗り塗料を得た。
そこで、当該下塗り塗料を用い上記摺ガラス処理した皿
表面に#200のナイロン紗で作った型紙を当てゴムス
キージーで孔版印刷加飾を施し下塗透明部を形成した。
続いて、180℃の炉内で10分間加熱して当該下塗透
明部をゲル化させ、その表面に有機顔料粉を蒔いて着色
し、180℃の炉内で1時間の焼付乾燥を行なった。更
にその後、これを冷却し上記下塗透明着色部に朱合漆を
塗布の上漆室で常法通りの乾燥を行ない、本発明に係る
漆加飾を施したガラス製皿を得た。これより得られたガ
ラス製皿は、不透明なガラス面に深み感のある透明蒔絵
模様を現出し極めて優美であり、洗條を繰返しても皿表
面から漆塗膜の剥離がなく漆塗膜の密着性が良好なもの
であった。
【0020】
【本発明の効果】本発明は、上記記載のように構成され
ているので、以下の効果を奏す。
【0021】本発明に係る漆加飾を施したガラス製品
は、比較的簡易な方法によって得ることができ、不透明
なガラス面に深み感のある微細な透明模様あるいは透明
蒔絵模様を現出し得て、極めて優美な漆特有な色合と光
沢を呈した加飾性を有すことができるという効果があ
る。
【0022】また、本発明に係る漆加飾を施したガラス
製品は、洗條を繰返しても加飾面から漆塗膜の剥離がな
く漆塗膜の密着性が良好なものであるから、一般の食器
類同様の用法に耐えることができるという効果もある。
【0023】更に、本発明に係る漆加飾を施したガラス
製品は、当該製品の表面に漆加飾による密着塗膜層を有
しているので耐衝撃性が向上し、ガラス製品に対して補
強効果もある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス器表面をサンドブラスト処理して
    微細な凹凸面を形成して不透明な摺ガラスに加工する
    か、あるいは弗化水素処理によりガラス器表面を荒らし
    て不透明な摺ガラスに加工し、次に当該不透明に加工さ
    れたガラス器の任意箇所に、朱合漆100部に対して、
    Xは無機質を示し、Rは有機基を示す場合にX・Si・
    (OR)3の化学構造より成るシランカップリング剤を
    1〜5部混合して得た塗料により、刷毛、筆などを使用
    して手書きで所望模様の透明部を形成するか、シルクス
    クリーンの型置きによるスクリーン印刷により所望模様
    の透明部を転写形成して得ることを特徴とする、漆加飾
    を施したガラス製品。
  2. 【請求項2】 ガラス器表面をサンドブラスト処理して
    微細な凹凸面を形成して不透明な摺ガラスに加工する
    か、あるいは弗化水素処理によりガラス器表面を荒らし
    て不透明な摺ガラスに加工し、次に当該不透明に加工さ
    れたガラス器の任意箇所に、朱合漆100部に対して、
    Xは無機質を示し、Rは有機基を示す場合にX・Si・
    (OR)3の化学構造より成るシランカップリング剤を
    1〜5部混合して得た塗料を下塗り塗料とし、刷毛、筆
    などを使用して手書きで所望模様の下塗透明部を形成す
    るか、シルクスクリーンの型置きによるスクリーン印刷
    により所望模様の下塗透明部を転写形成し、続いて、当
    該所望模様の下塗透明部に朱合漆を塗布して得るか、ま
    たは、当該所望模様の下塗透明部に有機顔料粉を蒔いて
    着色し、更に当該下塗透明着色部に朱合漆を塗布して得
    ることを特徴とする、漆加飾を施したガラス製品。
  3. 【請求項3】 ガラス器表面をサンドブラスト処理して
    微細な凹凸面を形成して不透明な摺ガラスに加工する
    か、あるいは弗化水素処理によりガラス器表面を荒らし
    て不透明な摺ガラスに加工し、次に当該不透明に加工さ
    れたガラス器の任意箇所に、Xは無機質を示し、Rは有
    機基を示す場合にX・Si・(OR)3の化学構造より
    成るシランカップリング剤を下塗り塗料とし、刷毛、筆
    などを使用して手書きで所望模様の下塗透明部を形成す
    るか、シルクスクリーンの型置きによるスクリーン印刷
    により所望模様の下塗透明部を転写形成し、続いて、当
    該所望模様の下塗透明部に朱合漆を塗布して得るか、ま
    たは、当該所望模様の下塗透明部を加熱ゲル化すると共
    に当該下塗透明部に有機顔料粉を蒔いて着色し、更に当
    該下塗透明着色部に朱合漆を塗布して得ることを特徴と
    する、漆加飾を施したガラス製品。
  4. 【請求項4】 ガラス器表面をサンドブラスト処理して
    微細な凹凸面を形成して不透明な摺ガラスに加工する
    か、あるいは弗化水素処理によりガラス器表面を荒らし
    て不透明な摺ガラスに加工し、次に当該不透明に加工さ
    れたガラス器の任意箇所に、アクリル樹脂塗料100部
    に対して、Xは無機質を示し、Rは有機基を示す場合に
    X・Si・(OR)3の化学構造より成るシランカップ
    リング剤を1〜5部混合して得た塗料を下塗り塗料と
    し、刷毛、筆などを使用して手書きで所望模様の下塗透
    明部を形成するか、シルクスクリーンの型置きによるス
    クリーン印刷により所望模様の下塗透明部を転写形成
    し、続いて、当該所望模様の下塗透明部に朱合漆を塗布
    して得るか、または、当該所望模様の下塗透明部を加熱
    ゲル化すると共に当該下塗透明部に有機顔料粉を蒔いて
    着色し、更に当該下塗透明部に朱合漆を塗布して得るこ
    とを特徴とする、漆加飾を施したガラス製品。
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